JP2004113781A - 浴室の洗浄システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 浴槽が設置された床及び浴槽の裏底部等の汚れを確実に除去して浴室を衛生的に保つことができる浴室の洗浄システムを提供すること。
【解決手段】 浴槽11と浴槽11が設置された床12との間に隙間13が設けられているとともに、浴槽11の排水口11cから排出される湯水を外部に排出する主排水口14が床12に設けられている浴室10の洗浄システムである。主排水口14を塞いで止水する止水材2と、主排水口14に配されて汚れの固形分を捕集するフィルター材3と、隙間13に供給されて浴槽11の裏底部11eを浸す洗浄液を調製する洗浄剤とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 浴槽11と浴槽11が設置された床12との間に隙間13が設けられているとともに、浴槽11の排水口11cから排出される湯水を外部に排出する主排水口14が床12に設けられている浴室10の洗浄システムである。主排水口14を塞いで止水する止水材2と、主排水口14に配されて汚れの固形分を捕集するフィルター材3と、隙間13に供給されて浴槽11の裏底部11eを浸す洗浄液を調製する洗浄剤とを備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、浴槽と該浴槽が設置された床との間に隙間が設けられているとともに、前記浴槽の湯水を排出する排水口が前記床に設けられている浴室の洗浄に用いられる洗浄システム及び止水材に関する。
アパート、マンション、団地等の集合住宅では、浴室の床に浴槽が設置され、該浴槽と該床との隙間に、該浴槽の排水口から該床に設けられた主排水口に配水管が配され、前記浴槽内の湯水の排水と洗い場で使用した湯水の排水とが共に該主排水口を通じて排出されるユニットタイプの浴室が多く使用されている。
このような浴室は、浴槽の側面部にパネル(エプロン)等が取り付けられて内部が見えなくなっていたりしている。このため、長期間使用していると、前記主排水口が詰まって浴槽から排出される湯水が溢れたり、洗い場で使用した湯水が浴槽裏底部に流れ込んだりし、前記浴槽と前記床の隙間に汚れた湯水が流れ込んで滞留してしまう場合があった。
そして、これらの湯水に含まれる石鹸カス、垢、皮脂、髪の毛等が、該床、該浴槽の裏底部、該浴槽の脚部等に付着して汚れとなり、異臭を発したり、該汚れにカビが生えたり細菌やコバエ等が繁殖したりする場合もあり、非常に不衛生であった。
そして、これらの湯水に含まれる石鹸カス、垢、皮脂、髪の毛等が、該床、該浴槽の裏底部、該浴槽の脚部等に付着して汚れとなり、異臭を発したり、該汚れにカビが生えたり細菌やコバエ等が繁殖したりする場合もあり、非常に不衛生であった。
また、このように長期間に亘って付着した汚れは、浴槽と床との隙間が狭いことも加わり、前記エプロン等を取り外し、シャワーやホース等を用いて該隙間から直接水を吹き付けたりしただけでは容易に除去できるものではなかった。
斯かる浴槽の床の洗浄方法に関する従来技術として、浴槽用防水床の排水口を止水蓋で塞いだ後、温水をそそぎ込み、2〜5cmの深さになるまで防水床を浸水させた後、これに過酸化水素あるいは水溶液中で過酸化水素を遊離する過酸化物を主成分とする洗浄剤組成物よりなる洗浄剤をそそぎ込み、浸水表面に汚れが浮き出してくるまで放置した後、該浸水液を排出するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、この技術では、浴槽の裏底部の汚れを効率よく且つ確実に除去する上で、長時間にわたり確実止水を行える必要がある。特許文献1には、排水口を塞ぐ止水蓋に関して何等記述されておらず、主排水口の止水性に優れ取り扱性にも優れる止水材及び洗浄手段が望まれていた。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、取り扱い性に優れ、浴槽が設置された床及び浴槽の裏底部等の汚れを効率よく確実に除去して浴室を衛生的に保つことができる浴室の洗浄システム及び該洗浄システムに用いて好適な止水材を提供することにある。
本発明は、浴槽と該浴槽が設置された床との間に隙間が設けられているとともに、湯水を外部に排出する主排水口が前記床に設けられている浴室の洗浄システムであって、前記主排水口を塞ぐ止水材と、前記主排水口に配されて汚れの固形分を捕集するフィルター材と、前記隙間に供給されて前記浴槽の裏底部を浸す洗浄液を調製する洗浄剤とからなる浴室の洗浄システムを提供することにより、前記目的を達成したものである。
また、本発明は、浴槽と該浴槽が設置された床との間に隙間が設けられているとともに、湯水を外部に排出する主排水口が前記床に設けられている浴室を、前記隙間に洗浄液を供給し、該洗浄液で前記浴槽の裏底部を浸して洗浄するときに用いるための止水材であって、
基面部の外縁部に平面部を有し、前記洗浄液の水圧がかかることによって、前記平面部が前記主排水口の開口周縁部と密接して該記主排水口を塞ぐように設けられている止水材を提供することにより、前記目的を達成したものである。
基面部の外縁部に平面部を有し、前記洗浄液の水圧がかかることによって、前記平面部が前記主排水口の開口周縁部と密接して該記主排水口を塞ぐように設けられている止水材を提供することにより、前記目的を達成したものである。
また、本発明は、浴槽と該浴槽が設置された床との間に隙間が設けられているとともに、湯水を外部に排出する主排水口が前記床に設けられている浴室の洗浄システムであって、
上記本発明の止水材と、前記隙間に供給されて前記浴槽の裏底部を浸す洗浄液を調製する洗浄剤とからなる浴室の洗浄システムを提供することにより、前記目的を達成したものである。
上記本発明の止水材と、前記隙間に供給されて前記浴槽の裏底部を浸す洗浄液を調製する洗浄剤とからなる浴室の洗浄システムを提供することにより、前記目的を達成したものである。
本発明の浴室の洗浄システムによれば、浴槽が設置された床及び浴槽の裏底部等の汚れを浸水液もれを抑えて効率よく確実に除去して浴室や排水口を衛生的に保つことができる。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
図1(a)は、本発明の浴室の洗浄システム(以下、単にシステムともいう。)の第1実施形態が適用される浴室の一形態を模式的に示すものであり、図1(a)において、符号1はシステム、10は浴室、15は洗い場を示している。
図1(a)に示すように、浴室10は、浴槽11と、浴槽11が設置された床12との間に隙間13が設けられているとともに、浴槽11の湯水を外部に排出する主排水口14が床12に設けられている。浴室10は主排水口14が浴槽11及び洗い場15の排水に兼用されている。
浴槽11は、脚部11aを有し、洗い場15側の側面部には、取り外しが可能なパネル11bが取り付けられている。また、浴槽11の底の排水口11cには、前記主排水口14に浴槽11内の湯水を導く配管11dが配されている。浴槽11と洗い場15との間には、通常の使用時には仮想線で示す床パネル16が配されている。
第1実施形態のシステム1は、前記主排水口14を塞ぐ止水材2と、前記主排水口14に配されて汚れの固形分を捕集するフィルター材3と、前記隙間13に供給されて前記浴槽11の裏底部11eを浸す洗浄液(図示せず)を調製する洗浄剤とを備えている。
図2に示すように、止水材2は、前記浴室10の床に設けられた主排水口14を塞ぐ非透水性の円形状の粘着ラベルであり、基材シート20の片面に粘着剤層21を有している。止水材2は、粘着剤層21を有していない摘み部22を備えており、その取り外しが容易に行えるようになっている。
基材シート20は、水が浸み込まない材質であれば特に制限はないが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸等のポリエステル等の材質からなるものを用いることが好ましい。また、粘着剤層21に用いられる粘着剤には、アクリル系、ウレタン系の粘着剤、天然又は合成ゴム系の粘着剤等の粘着剤を用いることが好ましい。
基材シート20は、水が浸み込まない材質であれば特に制限はないが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸等のポリエステル等の材質からなるものを用いることが好ましい。また、粘着剤層21に用いられる粘着剤には、アクリル系、ウレタン系の粘着剤、天然又は合成ゴム系の粘着剤等の粘着剤を用いることが好ましい。
止水材2は、たわみが40gf以上であることが好ましく、50gf以上であることがより好ましい。止水材のたわみが40gf未満であると排水口に止水剤を貼り付ける際に粘着面どうしが付着してしまったり、しわになったりしてしまう。止水材2は、たわみが高い程このましいが、その上限は、排水口の凹凸に追従するため、若干のたわみを必要とする点から200gf程度である。ここで、止水材のたわみは、ハンドロメーターF360A(ユニプラス社製)を用い、15cm×15cmの試験片をスリット幅20mmとして柔軟性を測定し、たわみを数値化したものである。
また、止水材2は、剥離強度が10N以下であることが好ましく、8N以下であることがより好ましい。止水材の剥離強度が10Nを超えると接着力が強すぎて簡単に止水材を剥離することができない。剥離強度は、ユニットバスの浴室排水口(丸一社製)に止水材を貼り付け、その後クリップを取り付けたプッシュブルゲージを用い、止水材の端部をクリップで挟み、排水口から剥がす力の最大値を測定して剥離強度とした。
止水材2は、未使用状態では、粘着剤層21を被覆する台紙(図示せず)とともに提供される。
図3(a)に示すように、フィルター材3は、液透過性の袋状のフィルター30と、フィルター30を開口状態で主排水口14の開口部に固定する固定具31とから構成されている。
フィルター30は、その通気度が100m/(kPa・s)以上であることが好ましく、m/(kPa・s)以上であることがより好ましい。フィルター30の通気度が100m/(kPa・s)未満であると排水に時間がかかるほか、浴槽裏側にあった汚れが排水によって水と一緒に流れて出てこない。逆に、通気度が大きくなるとフィルターの目が大きくなり、固形物が排水口に流れ込んでしまう。ここで、通気度は、通気性試験機KES−F8−AP1(カトーテック社製)を用いて測定した。
フィルター30は、前記洗浄液とともに主排水口14から排出される汚れの固形分を分離して捕集できる透水性を有するものであれば、その素材、材質に特に制限はない。フィルター30には、不織布、織布、ネット、開孔フィルム等の素材で形成されたものを用いることができ、これらの中でも、加工性や安価な点からプラスチック製の不織布やネットが好ましい。フィルター30は、ネット素材で形成されている場合には、汚れの捕集性や汚れが洗浄液とともに流れるための流速をつくるため、目の大きさが0.5〜4mmであることが好ましい。特に、エコマーク商品類型No.4「台所流し台水切り用濾紙袋」においては、目の大きさ(メッシュ)が1.5mmより小さいことが記述されており、目の大きさは、1.5mmよりも小さいことが望ましい。また、汚れとともに地中に埋めて廃棄できる点からポリ乳酸等の生分解性プラスチック製のものを用いることが好ましい。
また、フィルター30の容量は、十分な汚れを捕集できる点から0.1〜1リットルであることが好ましい。
固定具31は、図3(b)及び(c)に示すように、前記フィルター30の開口部を前記主排水口14の口径に合わせて広げるバンド部31aと、バンド部31aの長さを調整するバックル部31bとを有している。固定具31は、バンド部31aの端部をバックル部31bに通してリングを形成し、このリングの径を主排水口14の開口部の径に合わせて調整することで、フィルター30を主排水口14の口径に合った開口状態で固定できるように設けられている。
前記洗浄液には、浴槽11と床12との隙間13に供給されて、隙間13に所定時間滞留し、浴槽11の脚部11a、裏底部11e、配管11dを浸すことができるものを用いる。
前記洗浄液を調製する前記洗浄剤は、洗浄成分として、水中で過酸化水素を放出する化合物を1〜99質量%含有していることが好ましい。
該過酸化水素を放出する化合物としては、過酸化水素、過炭酸ナトリウム、過硼酸ナトリウムが挙げられる。
また、酸素系漂白剤の漂白力を強化する上で前記化合物と各種有機過酸前駆体とを併用することが好ましい。該有機過酸前駆体は、また、前記洗浄剤中に0.05〜30質量%含有していることが好ましい。
有機過酸前駆体としては、アセトニトリル、マロンニトリル、フタロニトリル、ベンゾイルイミノジアセトニトリル等のニトリル、グルコースペンタアセテート、オクタアセチルシュクロース、トリアセチン、ソルビトールヘキサアテート、アセトキシベンゼンスルホン酸塩、又は、トリアセチルシアヌル酸、クロルギ酸メチル等のO−アセチル化物、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミン又はテトラアセチルグリコリルウリル、N−ベンジルイミダゾール、ジ−N−アセチルジメチルグリオキシム、1−フェニル−3−アセチルヒダントイン、N,N−ジアセチルアニリン、N−アセチルジグリコミド、ジアセチルメチルジフォルムアミド等のN−アシル化物、無水フタル酸、無水コハク酸、無水安息香酸、無水グルタル酸、アルキル硫酸無水物、カルボン酸と有機スルホン酸との無水物等の酸無水物、ジ−(メタンスルフォニル)ジメチルグリオキシムのようなスルフォニルオキシム、ジ−エチルベンゾイルリン酸塩等のアシル化燐酸塩、アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸又はカルボン酸および、それらのアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の塩、ジフェニルフォスフィニックアジド等の有機燐酸アジド、ジフェニルジスルフォン等のジスフォン、その他N−スルフォニルイミダゾール、ジアナミド、ハロゲン化トリアジン、N,N−ジメチル−N−オクチル−N−10−カルボフェノキシドデシルアンモニウムクロライド等の各種有機過酸前駆体が挙げられる。これらの有機過酸前駆体の内、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミン、アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸又はそれらのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩、及びアルカノイルオキシベンゼンカルボン酸又はそれらのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩、から選ばれる一種以上が好ましく、アルカノイル基の炭素数が6〜14のアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸又はそのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩がより好ましく、特に、炭素数8〜14の、より好ましくは炭素数10〜14の、最も好ましくは炭素数12のアルカノイル基を有するアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸又はそのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩が最も好適である。
該過酸化水素を放出する化合物としては、過酸化水素、過炭酸ナトリウム、過硼酸ナトリウムが挙げられる。
また、酸素系漂白剤の漂白力を強化する上で前記化合物と各種有機過酸前駆体とを併用することが好ましい。該有機過酸前駆体は、また、前記洗浄剤中に0.05〜30質量%含有していることが好ましい。
有機過酸前駆体としては、アセトニトリル、マロンニトリル、フタロニトリル、ベンゾイルイミノジアセトニトリル等のニトリル、グルコースペンタアセテート、オクタアセチルシュクロース、トリアセチン、ソルビトールヘキサアテート、アセトキシベンゼンスルホン酸塩、又は、トリアセチルシアヌル酸、クロルギ酸メチル等のO−アセチル化物、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミン又はテトラアセチルグリコリルウリル、N−ベンジルイミダゾール、ジ−N−アセチルジメチルグリオキシム、1−フェニル−3−アセチルヒダントイン、N,N−ジアセチルアニリン、N−アセチルジグリコミド、ジアセチルメチルジフォルムアミド等のN−アシル化物、無水フタル酸、無水コハク酸、無水安息香酸、無水グルタル酸、アルキル硫酸無水物、カルボン酸と有機スルホン酸との無水物等の酸無水物、ジ−(メタンスルフォニル)ジメチルグリオキシムのようなスルフォニルオキシム、ジ−エチルベンゾイルリン酸塩等のアシル化燐酸塩、アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸又はカルボン酸および、それらのアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の塩、ジフェニルフォスフィニックアジド等の有機燐酸アジド、ジフェニルジスルフォン等のジスフォン、その他N−スルフォニルイミダゾール、ジアナミド、ハロゲン化トリアジン、N,N−ジメチル−N−オクチル−N−10−カルボフェノキシドデシルアンモニウムクロライド等の各種有機過酸前駆体が挙げられる。これらの有機過酸前駆体の内、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミン、アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸又はそれらのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩、及びアルカノイルオキシベンゼンカルボン酸又はそれらのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩、から選ばれる一種以上が好ましく、アルカノイル基の炭素数が6〜14のアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸又はそのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩がより好ましく、特に、炭素数8〜14の、より好ましくは炭素数10〜14の、最も好ましくは炭素数12のアルカノイル基を有するアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸又はそのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩が最も好適である。
前記洗浄剤には、塩素系漂白成分を含ませることもできる。該塩素系漂白成分としては、次亜塩素酸又は/及びそのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩、トリクロルイソシアヌール酸、ジクロルイソシアヌール酸又は/及びそれらのカリウム若しくはナトリウム塩が挙げられる。これら塩素系漂白成分のうち次亜塩素酸のアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩、ジクロルイソシアヌール酸及びこれらのカリウム若しくはナトリウム塩が好ましく、特に次亜塩素酸ナトリウム、ジクロルイソシアヌール酸のカリウム若しくはナトリウム塩が好ましい。
前記洗浄剤中の有効塩素濃度は、0.01〜5.0%が好ましく、0.02〜3.0%が好ましく、0.05〜1.5%が特に好ましい。
前記洗浄剤中の有効塩素濃度は、0.01〜5.0%が好ましく、0.02〜3.0%が好ましく、0.05〜1.5%が特に好ましい。
前記洗浄剤には、市販の循環式風呂釜用洗浄剤や排水口のパイプ洗浄剤等の湯垢やぬめり等の汚れをはぎ取るのに優れる発泡性洗浄剤、石鹸カスや皮脂等の分解に優れる浴槽用洗浄剤、或いはカビに対して除菌、虫に対して殺菌効果を有する漂白剤、漂白剤入りの洗浄剤を用いることもできる。
前記洗浄剤は、例えば、浴槽内にためた水やお湯、又は残り湯に投入して洗浄液を調製し、浴槽の排水口から浴槽裏側部に洗浄液を満たしたり、洗浄剤を直接浴槽裏側部に投入した後に水やお湯をかけて洗浄液としたり、浴室の排水口を止水して水やお湯を溜めた後に該洗浄剤を投入してもよい。
前記洗浄剤は、ボトル、パウチ、ピロー包装等の容器に充填されて提供される。
次に、前記システム1を用いた浴室10の洗浄方法について説明する。
先ず、図1(a)に示すように、前記床パネル16を取り外す。そして、前記固定具31のバンド部31aの長さ(バンド部のリングの径)をバックル部31bで調整し、主排水口14の口径に合わせる。さらに、リング状の固定具31内にフィルター30を通してその開口部を固定具31の外側に折り返し、固定具31を前記段部14aに載置してフィルター30を開口状態で主排水口14内に固定する。さらに、止水材2を台紙から剥がして排水口14の開口縁部に貼り付け、当該主排水口14を塞いで止水する。洗浄に当たっては、必要に応じて浴槽11の側面の前記エプロン11bを取り外しても良い。
次に、浴槽11の排水口11cを通じて前記洗浄液を前記隙間13に供給し、図1(b)に示すように、浴槽11の脚部11a、裏底部11e及び配管11dを当該洗浄液に浸す。供給する洗浄液の量は、浴槽の大きさ、浴槽が設置される床面積、洗浄液をためることのできる容積等に応じて適宜設定することができる。例えば、一般的に普及しているユニットバスの構造を考慮すると、供給する洗浄液の量は、5〜80リットルであることが好ましい。
そして、所定時間経過後、図1(c)に示すように、止水材2を主排水口14から取り外して主排水口14を開放し、浴槽11の脚部11a、裏底部11e、配管11d、床12、及び周壁17の汚れを前記洗浄液とともに主排水口14から排出する。前記洗浄液に浴槽11の脚部11a等を浸す時間は、汚れの度合い等に応じて適宜設定することができる。洗浄液に浸す時間は長ければ長い程良いが、目安としては、1〜2時間、場合によっては、入浴後の湯水を用いて一晩中浸しておけば十分である。
必要に応じ、水槽11の排水口11cを通じて水を供給するか、或いは隙間13にシャワーやホースで直接水を噴射し、浴槽11の脚部11a及び裏底部11e、配管11d、前記床12、並びに周壁17を洗浄する。そして、前記フィルター材3を取り外し、濾過された汚れの固形分を廃棄する。最後に、前記床パネル16(及びエプロン11b)をはめて浴室10の洗浄を終了する。
以上説明したように、本実施形態のシステム1及びこれを用いた浴室の洗浄方法によれば、浴槽11が設置された床12及び浴槽11の脚部11a、裏底部11e、配管11d、周壁部17の汚れを確実に落として浴室10を衛生的に保つことができる。また、フィルター材3で汚れの固形分を捕集するため、外部の配管の詰まりを防ぐことができる。
次に、本発明の止水材を、その好ましい実施形態に基づいて説明する。
図4は、本発明の止水材の一実施形態を模式的に示すものである。図4において、符号4は止水材を示している。
図4は、本発明の止水材の一実施形態を模式的に示すものである。図4において、符号4は止水材を示している。
止水材4は、前記システム1の止水材2と同様に、図1(a)に示すような、浴室10を、隙間13に洗浄液を供給し、該洗浄液で浴槽11の裏底部11eを浸して洗浄するために用いられる。
図4に示すように、本実施形態の止水材4は、基面部40の外縁部に、主排水口14の開口周縁部14bに密接する平面部41を有している。止水材4は、前記洗浄液の水圧がかかることによって、平面部41が主排水口14の開口周縁部14bに密接し、前記主排水口14を塞ぐように設けられている。
止水材4は、平面視して円形の外形形状の薄肉の樹脂成形体からなる。平面部41と開口周縁部14bとの重なり合う幅wは、水圧による主排水口14の開口周縁部14bへの確実な密着、主排水口14の開口周縁部14bの幅、髪の毛トラップ蓋の直径等を考慮すると、少なくとも3mm以上とすることが好ましい。また、止水材4の外形の最大寸法(本実施形態では止水材の直径)Lは、主排水口の開口幅、流通時のコンパクト性等を考慮すると、100〜150mmとすることが好ましい。
止水材4を構成する樹脂としては、一般的に公知の合成樹脂、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等が挙げられる。PETボトルの再生樹脂利用による環境配慮の点からは、PETが特に好ましい。
止水材4の肉厚は、水圧に耐える強度を維持する観点から0.1〜3mm、特に樹脂量削減による環境配慮の観点から0.1〜0.5mmが好ましい。
止水材4には、基面部40の中央部から上方に突出する周壁状の摘み部42が設けられている。摘み部42の高さ(基面部の上面からの高さ)は、汚れた洗浄液内に手を入れて止水材4を主排水口14から取り外すことを考慮すると、高いほど好ましいが、排水口の深さや流通時のコンパクト性の観点から2〜20mmが好ましい。
止水材4には、摘み部42の外側に同心円状に広がる二つの凸状の補強リブ43と、放射状に伸び互いにほぼ直交する二つの凸状の補強リブ44が設けられている。これらの補強リブ43、44により、主排水口14を塞いで洗浄液を止水し、浴槽裏側部等の洗浄を行っている際に、薄肉の止水材4のたわみが抑えられ、主排水口14の密閉が確実に行われる。補強リブ43の直径、数及び隣接する補強リブ43どうしの間隔や、補強リブ44の長さ、数及び隣り合う補強リブ44どうしの角度は、止水材4の肉厚、成形性、スタッキング性、止水に必要な強度等に応じて設定される。
次に、本発明の浴室の洗浄システムの第2実施形態を、前記止水材4を用いた洗浄システムに基づいて説明する。
第2実施形態のシステムは、第1実施形態のシステム1と同様に、図1(a)に示すような、浴槽11と浴槽11が設置された床12との間に隙間13が設けられているとともに、湯水を外部に排出する主排水口14が床12に設けられている浴室10を洗浄するときに用いられ、前記止水材4と、前記隙間13に供給されて浴槽11の裏底部を浸す洗浄液を調製する洗浄剤とからなる。
前記洗浄剤は、第1実施形態のシステムにおける前記洗浄剤と同じである。
本実施形態のシステムを用いた浴室10の洗浄方法は、止水材2に代えて止水材4を用い、主排水口14を塞いで止水を行う以外は、第1実施形態のシステム1を用いた洗浄方法と同様にして行うことができる。
本実施形態の止水材4及びこれを用いたシステムでは、前記実施形態のシステム1と同様の効果が奏される。また、主排水口14の上に止水材4を配した後、洗浄液で浴槽11の裏底部11e及び床12を洗浄液で浸すと、当該洗浄液の水圧で前記鍔部41が主排水口14の開口周縁部14bに密着して止水が行えるので、簡単に止水を行うことができる。さらに、洗浄液に浸す所定時間の経過後、止水材4を主排水口14から取り外すときも、摘み部42をつまんで取り外すだけでよいため、その操作も簡単に行うことができる。止水材4は使い捨てとして、使用後にそのまま廃棄することもできるが、数回繰り返し使用することも可能である。
図5〜図10は、本発明の止水材のほかの実施形態を模式的に示したものである。これらの図において、符号4’は止水材を示している。また、前記実施形態の止水材4と共通する部分については、同一符号を付しその説明は省略する。従って、特に説明のない部分は前記実施形態の止水材4の説明が適宜適用される。
図5示す実施形態の止水材4’は、補強リブに、前記実施形態の止水材4における同心円状の補強リブ43のみ有している以外は、止水材4と同様の構成を有している。本実施形態の止水材4’は、補強リブが少ないので、樹脂量削減が必要な場合に好適である。
図6示す実施形態の止水材4’は、補強リブに、同心円状の補強リブ43を一つ有している以外は、止水材4と同様の構成を有している。本実施形態の止水材4’は、止水時に補強リブ内に溜まる空気量が少ないので、止水時の浮力を抑えたい場合に好適である。
図7に示す実施形態の止水材4’は、補強リブに、基面部40の中央部から略等角度をおいて放射状に伸びる8本の凸状の補強リブ44のみが設けられている以外は、前記止水材4と同様の構成を有している。補強リブ44は、止水材4’の止水性に影響を与えない範囲において、その外端部が主排水口14にかかるように設けることが高い補強効果を得る上で好ましい。本実施形態の止水材4’は、補強リブの数で強度を出せるので、補強リブの高さを低く抑えることができることから、排水口の深さが浅い場合に好適に使用される。
図8に示す実施形態の止水材4’は、基面部40の中央部から上方に突出する摘み部42の上面部にほぼ面一となるように、略等角度をおいて放射状に伸びる4本の凸状の補強リブ44のみが設けられている以外は、前記止水材4と同様の構成を有している。補強リブ44は、外側に進むにつれて幅が広げられている。補強リブ44は、止水材4’の止水性に影響を与えない範囲において、その外端部が主排水口14にかかるように設けることが高い補強効果を得る上で好ましい。本実施形態の止水材4’は、凸状の補強リブの中心部が指でつまみやすく把持性が高いので、止水材の高さを均一にしたい場合に好適である。
図9に示す実施形態の止水材4’は、基面部40の中央部から上方に突出する摘み部42に、略等角度をおいて放射状に伸びる4本の凹状の補強リブ44のみが設けられている以外は、前記止水材4と同様の構成を有している。補強リブ44は、外側に進むにつれて幅が広げられている。補強リブ44は、止水材4’の止水性に影響を与えない範囲において、その外端部が主排水口14にかかるように設けることが高い補強効果を得る上で好ましい。本実施形態の止水材4’は、凹状の補強リブの中心部側を指でつまみやすく把持性が高いので、止水材の高さを均一にしたい場合に好適である。
図10に示す実施形態の止水材4’は、肉厚で中実の基面部40の外縁部の一部が切り欠かれて摘み部42が設けられているとともに、主排水口14の開口周縁部14bに密接する平面部41が基面部40の外縁部の下面からなる。本実施形態の止水材4’は、材の厚みで強度をもたせているので、シンプルな外観を得るため補強リブを用いたくない場合に好適である。
本発明は、前記実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜変更することができる。
本発明の浴室の洗浄システムに用いられる止水材は、システム1の止水材2のようなラベル状の形態や、前記実施形態の止水材4、4’のような樹脂成形体からなる形態が好ましいが、これ以外の形態、例えば、ロール状に巻き取られたものを所定長さに切り取って使用する形態、主排水口にはめ込んで止水するゴム等の弾性体からなる栓状の形態として提供されるものであってもよい。
また、本発明の浴室の洗浄システムに用いられるフィルターは、洗浄液とともに排出される汚れの固形成分を分離して捕集できる形態であれば、その形態に特に制限はない、該フィルターとしては、前記実施形態のように、フィルター30と固定具31とで構成される形態のものが好ましいが、それ以外の形態、例えば、通水孔を有する基材シートの片面に前記フィルターを形成する材質のシートを貼り付けた形態等のものを用いることができる。また、固定リングには、ゴムなどの弾性体で形成されたものを用いることもできる。
また、前記実施形態では、浴槽11と床12の隙間13に洗浄液を供給して浴槽11の裏底部11e等が浸るようにしたが、洗い場15が浸るまで洗浄液を供給することで、洗い場15も合わせて洗浄することができる。
本発明は、浴槽と該浴槽が設置された床との間に隙間が設けられているとともに、前記浴槽の排水口から排出される湯水を外部に排出する主排水口が前記床に設けられている形態に特に好適であるが、それ以外の形態、例えば、図11に示すような、浴槽の排水管が直接床下に配されている形態にも適用することができる。また、浴槽と該浴槽が設置された床と、主排水口の設けられた床(洗い場)との間に所定の高さの堰が設けられているような形態の浴室であってもよい。
本発明は、前記実施形態のように、止水材、洗浄剤及びフィルターを用いることが好ましいが、主排水口に前記汚れの固形分を捕集可能なフィルターを備えている浴室の場合には、フィルターは用いなくても良い。
本発明の洗浄システムは、浴槽の洗浄に特に好適であるが、浴槽以外、例えば、洗面所の流し、キッチンの流し、洗濯機が設置される洗濯機用パン、トイレの便器等の洗浄にも適用することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
止水材、洗浄剤及びフィルター材を備えた下記洗浄システムを用い、下記ユニットバスの主排水口を該止水材で止水した。そして、浴槽の排水口を通じて該浴槽と前記床との隙間に該洗浄剤で調製した洗浄液を供給し、浴槽の脚部及び裏底部並びに配管を該洗浄液に約1時間浸した後、主排水口を開放して洗浄液を汚れと共に主排水口に導いた。さらに、浴槽の側面のパネルを取り外して、前記隙間にホースで水を直接流し込み、洗浄液とともに流れきれなかった汚れを主排水口に導いた。
止水材:ビニルテープ(セキスイ化学工業製、エスロン#360)を2枚重ねて150mm×150mmの大きさに切ったもの(止水材のたわみ:74gf、剥離強度:8.3N)。
洗浄液:花王(株)製「ワイドマジックリン」300gを40℃のお湯60リットルに溶解したもの
フィルター材:フィルター(ポリエチレンネット製、目の大きさ1mm×1mm、サイズ横18cm×縦25cmの袋状、固定時の容積0.3リットル、通気度476m/(Pa・s));固定具(プラスチック製)で主排水口に固定。
ユニットバス:TOTO社製、主排水口:内径100mm、外径140mm、家族構成4人、使用年数5年
設置床面積:1.3m2
洗浄液:花王(株)製「ワイドマジックリン」300gを40℃のお湯60リットルに溶解したもの
フィルター材:フィルター(ポリエチレンネット製、目の大きさ1mm×1mm、サイズ横18cm×縦25cmの袋状、固定時の容積0.3リットル、通気度476m/(Pa・s));固定具(プラスチック製)で主排水口に固定。
ユニットバス:TOTO社製、主排水口:内径100mm、外径140mm、家族構成4人、使用年数5年
設置床面積:1.3m2
主排水口を開放すると、洗浄液とともに汚れが主排水口内に流れ込み、フィルター材で固形分が捕集されることが確認された。また、浴槽の側面のエプロンを取り外して、前記隙間にホースで水を吹き付けると、洗浄液とともに流れずに残っていた汚れがほとんどすべてを主排水口に流れ込み、その固形分がフィルター材で捕集されることが確認された。
実施例1における止水材に代えて、図4の形態の下記止水材を用いた以外は、実施例1と同様にして洗浄を行った。
<止水材>
材質:PET
肉厚:0.5mm
鍔部の幅:5mm
外径L:140mm
材質:PET
肉厚:0.5mm
鍔部の幅:5mm
外径L:140mm
洗浄液を供給して浸すと、その水圧で止水材の鍔部が主排水口の開口周縁部に密着し、確実に止水できた。所定時間の浸漬した後の主排水口の開放は摘み部をつまんで止水材を主排水口から取り外すことで簡単に行えた。そして、実施例1と同様に、主排水口を開放すると、洗浄液とともに汚れが主排水口内に流れ込み、フィルター材で固形分が捕集されることが確認された。また、浴槽の側面のエプロンを取り外して、前記隙間にホースで水を吹き付けると、洗浄液とともに流れずに残っていた汚れがほとんどすべてを主排水口に流れ込み、その固形分がフィルター材で捕集されることが確認された。
1 浴室の洗浄システム
2 止水材
3 フィルター材
30 フィルター
31 固定具
4、4’ 止水材
40 基面部
41 平面部
42 摘み部
43、44 補強リブ
10 浴室
11 浴槽
12 床
13 隙間
14 主排水口
14b 開口周縁部
2 止水材
3 フィルター材
30 フィルター
31 固定具
4、4’ 止水材
40 基面部
41 平面部
42 摘み部
43、44 補強リブ
10 浴室
11 浴槽
12 床
13 隙間
14 主排水口
14b 開口周縁部
Claims (10)
- 浴槽と該浴槽が設置された床との間に隙間が設けられているとともに、湯水を外部に排出する主排水口が前記床に設けられている浴室の洗浄システムであって、
前記主排水口を塞ぐ止水材と、前記主排水口に配されて汚れの固形分を捕集するフィルター材と、前記隙間に供給されて前記浴槽の裏底部を浸す洗浄液を調製する洗浄剤とからなる浴室の洗浄システム。 - 前記止水材は、基材フィルムの片面に粘着剤層が設けられており、たわみが40gf以上で且つ剥離強度が10N以下である請求項1記載の浴室の洗浄システム。
- 前記フィルター材は、袋状のフィルターと、該フィルターを開口状態で前記主排水口に固定する固定具とからなり、
前記フィルターは、通気度が100m/(kPa・s)以上であり、
前記固定具は、前記フィルターの開口部を前記主排水口の口径に合わせて広げるバンド部と、該バンド部の長さを調整するバックル部とを有している請求項1又は2記載の浴室の洗浄システム。 - 前記洗浄剤は、水中で過酸化水素を放出する化合物を1〜99質量%含有する請求項1〜3の何れかに記載の浴室の洗浄システム。
- 前記洗浄剤は、有機過酸前駆体を0.05〜30質量%含有する請求項1〜4の何れかに記載の浴室の洗浄システム。
- 浴槽と該浴槽が設置された床との間に隙間が設けられているとともに、湯水を外部に排出する主排水口が前記床に設けられている浴室を、前記隙間に洗浄液を供給し、該洗浄液で前記浴槽の裏底部を浸して洗浄するときに用いるための止水材であって、
基面部の外縁部に平面部を有し、前記洗浄液の水圧がかかることによって、前記平面部が前記主排水口の開口周縁部と密接して該記主排水口を塞ぐように設けられている止水材。 - 薄肉の樹脂成形体からなり、中央部に摘み部が設けられているとともに、同心状又は放射状の補強リブが設けられている請求項6記載の止水材。
- 浴槽と該浴槽が設置された床との間に隙間が設けられているとともに、湯水を外部に排出する主排水口が前記床に設けられている浴室の洗浄システムであって、
請求項6又は7記載の止水材と、前記隙間に供給されて前記浴槽の裏底部を浸す洗浄液を調製する洗浄剤とからなる浴室の洗浄システム。 - 前記洗浄剤は、水中で過酸化水素を放出する化合物を1〜99質量%含有する請求項8記載の浴室の洗浄システム。
- 前記洗浄剤は、有機過酸前駆体を0.05〜30質量%含有する請求項8又は9記載の浴室の洗浄システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003313195A JP2004113781A (ja) | 2002-09-05 | 2003-09-04 | 浴室の洗浄システム |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2002260297 | 2002-09-05 | ||
JP2003313195A JP2004113781A (ja) | 2002-09-05 | 2003-09-04 | 浴室の洗浄システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004113781A true JP2004113781A (ja) | 2004-04-15 |
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ID=32301467
Family Applications (1)
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JP2003313195A Pending JP2004113781A (ja) | 2002-09-05 | 2003-09-04 | 浴室の洗浄システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007061598A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-03-15 | Welco Butsuryu Kk | 残り湯供給用ホースの殺菌洗浄方法及びその殺菌洗浄方法に使用するホース用薬剤と洗濯機の洗浄方法及びその洗浄方法に使用する洗濯機の洗浄用薬剤 |
JP2008168002A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Toto Ltd | 浴室洗浄装置及び浴室ユニット |
-
2003
- 2003-09-04 JP JP2003313195A patent/JP2004113781A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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