JP2004093781A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の液晶表示装置は、1つの画素領域内に反射表示領域33と透過表示領域34とが形成されており、前記反射領域33に反射層35が形成され、前記透過表示領域34を含む平面領域に色材層42が形成され、
前記画素領域内の画素電極23と、該画素電極23を駆動するためのTFT素子とが、両者間の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホール40,41を介して電気的に接続されており、前記コンタクトホール41が、前記色材層42より外側の画素領域内に配置されている。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半透過反射型のカラー液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半透過反射型の液晶表示装置としては、1つの画素領域内に部分的に反射層を形成することで反射表示領域を形成し、残部の光透過領域を透過表示領域としたものが知られている。この種の液晶表示装置においては、液晶表示装置を構成する2枚の基板のいずれかにカラーフィルタ(色材層)を設けることでカラー表示を行うようになっている。
また、アクティブマトリクス型の液晶装置をカラー表示可能にする技術として、前記液晶装置を構成する2枚の基板のうち、トランジスタ素子が形成されたアレイ基板上に色材層を形成する技術が知られており、特許2853656号公報や特開平9−311347号公報等において開示されている。この種のアクティブマトリクス型液晶装置は、アレイ基板側にカラーフィルタを形成し、対向基板側にはベタ状の対向電極や配向膜のみを形成することで、アレイ基板と対向基板とのアライメントずれを考慮せずに前記両基板の貼り合わせを行うことができるという利点を有している。また、反射型の液晶装置にこの技術を適用した場合には、反射表示時の色ずれを容易に防止することができるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の半透過反射型の液晶表示装置では、反射表示と透過表示のいずれにおいても高品位のカラー表示を得るために、反射表示用の色材層と、透過表示用の色材層をそれぞれの表示領域に形成することが成されている。この構成の液晶表示装置においてアレイ基板上に色材層を形成する場合には、2種類の色材層を画素領域内に形成するために高度な加工精度が要求され、液晶表示装置の精細度が高くなると表示領域の面積も減少するため、さらに製造が困難なものとなる。
また、アレイ基板上に色材層を形成するには、トランジスタ素子や保持容量、データ線や走査線等を形成した後、表示領域に色材層を形成し、その色材層上に画素電極を形成する。この場合、画素電極とトランジスタ素子との電気的導通をとるために前記色材層を貫通するコンタクトホールを設ける必要がある。ところが、この色材層は通常2〜3μm程度の厚さに形成されるため、この色材層を貫通するコンタクトホールの孔径を微細化するのは困難であり、その結果画素領域に対するコンタクトホールの面積率が高くなり、相対的に表示領域が狭くなる。
特に液晶表示装置の精細度を高くした場合には、前記コンタクトホールに起因する開口率の低下が著しく、色材層をアレイ基板上に設けるメリットが相殺されるという問題点があった。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであって、アレイ基板上に色材層が形成されたアクティブマトリクス型液晶表示装置であって、反射表示と透過表示のいずれにおいても高品位のカラー表示が得られ、かつ明るい表示が得られる半透過反射型のカラー液晶表示装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る液晶表示装置は、上記課題を解決するために、互いに対向して配置されたアレイ基板及び対向基板と、前記両基板間に挟持された液晶層と、前記アレイ基板上に形成された画素電極と、該画素電極を駆動するためのスイッチング素子とを備え、1つの画素領域内に反射表示領域と透過表示領域とが形成され、前記反射表示領域に反射層を備えた半透過反射型の液晶表示装置であって、前記アレイ基板内面側の透過表示領域と、前記反射表示領域の一部とを含む平面領域に色材層が形成され、前記画素領域内の前記画素電極と、前記スイッチング素子とが、両者間の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して電気的に接続されており、前記コンタクトホールが、前記色材層より外側の前記画素領域内に配置されていることを特徴としている。
上記構成によれば、前記アレイ基板内面側の透過表示領域と、前記反射表示領域の一部とを含む平面領域に色材層が形成されていることで、各表示領域における色材層の形成面積を変えることにより反射表示と透過表示の色度を適切に調整することができるので、反射表示、透過表示の両方で高品位のカラー表示を得ることができる。また、前記構成により画素領域の全体に渡り色材層を形成する必要が無いため、アレイ基板において色材層より外側の領域にコンタクトホールを形成することができ、アレイ基板上の色材層を貫通して設けたコンタクトホールに比して大幅にコンタクトホールを小径化することが可能になる。これにより、液晶表示装置の開口率を向上させ、明るい表示を得ることができる。
【0006】
また、互いに対向して配置されたアレイ基板及び対向基板と、前記両基板間に挟持された液晶層と、前記アレイ基板上に形成された画素電極と、該画素電極を駆動するためのスイッチング素子とを備え、1つの画素領域内に反射表示領域と透過表示領域とが形成され、前記反射表示領域に反射層を備えた半透過反射型の液晶表示装置であって、前記アレイ基板内面側の透過表示領域を含む平面領域に第1の色材層が形成され、前記対向基板の反射表示領域を含む平面領域に第2の色材層が形成されており、前記画素領域内の前記画素電極と、前記スイッチング素子とが、両者間の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して電気的に接続されており、前記コンタクトホールが、前記第1の色材層より外側の前記画素領域内に配置されていることを特徴とする構成も適用できる。
上記の構成は、反射表示の色度と透過表示の色度を調整するために、アレイ基板と対向基板のそれぞれに色材層を設け、アレイ基板の第1の色材層は透過表示領域を含むように形成し、対向基板の第2の色材層は反射表示領域を含むように形成している。この構成により、アレイ基板において色材層が形成されていない領域を確保し、その領域にコンタクトホールを形成することで、先の構成の液晶表示装置と同様に開口率の向上効果を得るものである。
【0007】
また、上記構成の液晶表示装置では、前記第2の色材層が、前記対向基板の反射表示領域と透過表示領域を含む平面領域に形成された構成とすることができる。
上記構成によれば、前記第1の色材層と第2の色材層とが平面的に重なる領域と、第1の色材層のみが設けられた平面領域とで異なる色度の表示が可能な液晶表示装置が得られる。そして、前記第1の色材層と第2の色材層とが平面的に重なる領域が透過表示用の色材層として機能し、前記第2の色材層のみが設けられた平面領域が反射表示用の色材層として機能する液晶表示装置を構成することができる。このような構成とすることで、前記第2の色材層の縁端部が、前記異なる色度の領域同士の境界と一致するため、色度の異なる領域同士での突き合わせを考慮することなく色材層を形成することができるので、液晶表示装置の製造容易性を向上させることができる。
【0008】
次に、本発明に係る液晶表示装置においては、前記コンタクトホールが、前記透過表示領域と反対側の反射層外側の領域に配置されている構成とすることもできる。
あるいは、本発明に係る液晶表示装置は、前記コンタクトホールが、前記反射層に設けられた開口部の内側に形成されている構成とすることもできる。
上記各構成によれば、前記反射層の下側に画素電極の保持容量やスイッチング素子を配置した場合に、これらと画素電極との電気的接続を容易に行うことができる。
【0009】
次に、本発明に係る液晶表示装置は、前記スイッチング素子と画素電極とが、2層以上の層間絶縁膜を隔てて形成され、前記スイッチング素子と画素電極との間の層に1又は複数の中継層が形成されており、前記スイッチング素子と画素電極とが、両者間の前記各中継層を経由するように形成されたコンタクトホールを順次介して電気的に接続されている構成とすることもできる。
上記構成によれば、画素電極とスイッチング素子とを隔てる複数の層間絶縁膜を一括に貫通するコンタクトホールを設ける場合に比して、画素電極側におけるコンタクトホール開口部の孔径を小さくすることができ、開口率を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態であるアクティブマトリクス型の液晶表示装置を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における配線構造を示す回路構成図であり、図2は、図1に示す1画素領域10の平面構成図であり、図3は、図2に示すA−A線に沿う部分断面構造図である。本実施形態の液晶表示装置は、図2及び図3に示すように、1つの画素領域内に反射表示領域33と透過表示領域34とを有し、前記表示領域33,34の間に傾斜領域18を有する液晶パネル1と、その背面側に配設されたバックライト(照明装置)2とを備えた半透過反射型の液晶表示装置である。
【0011】
図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置は、複数の走査線11と、走査線11に対して交差する方向に延びる複数のデータ線12と、各走査線11と並列に延びる容量線13とがそれぞれ配線された構成を有しており、走査線11とデータ線12との各交点付近に、画素領域10が設けられている。画素領域10の各々には、画素電極23と、画素スイッチング素子としてのTFT素子22とが形成されており、画像信号が供給されるデータ線12がTFT素子22のソース領域に電気的に接続されている。TFT素子22のゲート電極には、走査線11が電気的に接続されている。また、画素電極23はTFT素子22のドレインに電気的に接続されており、走査線11から供給される走査信号によりTFT素子22をスイッチングすることで、データ線12から供給される画像信号を所定のタイミングで画素電極23に書き込み、液晶層を挟持して対向する電極との間で画像信号を保持するようになっている。また、前記画素電極23に書き込まれた画像信号のリークを防止するために、上記画素電極23と並列に保持容量17が付加されており、保持容量17を構成する一方の電極は容量線13に電気的に接続されている。
【0012】
次に、図2及び図3を参照して図1に示す画素領域10の詳細な構成について説明する。
図2に示すように、画素領域10には、平面視矩形状の透光性の画素電極23と、この画素電極23の一部領域に平面的に重なるように矩形状の反射層35が形成されている。この反射層35が形成された領域が反射表示領域33とされており、この反射表示領域33の図示上側の透過表示領域34は、画素電極23が形成された領域のうち光を透過する領域とされている。また、透過表示領域34と反射表示領域33の一部を覆うようにカラーフィルタ(色材層)42が設けられている。反射層35の下層には、容量線13を構成する矩形状の電極部26が形成され、この電極部26の下層に形成された矩形状の容量電極27と互いに対向して配置され、保持容量17を構成している。また、平面視において電極部26は反射層35よりも透過表示領域34側に一部突出されており、容量電極27は前記電極部26よりもさらに透過表示領域34側に一部突出されている。そして、平面視において、これら反射表示領域33と、透過表示領域34との間の領域が後述する傾斜領域18と対応する。
【0013】
画素領域10において、前記画素電極23の縦横の境界に沿ってデータ線12及び走査線11が設けられており、データ線12と走査線11との交差部近傍に、TFT素子22が形成されている。TFT素子22は、半導体層の一部である平面視略U形のTFT形成部24に形成されており、このTFT形成部24のU形の一方の先端には矩形状の容量電極27が延設されて前記TFT形成部24とともに半導体層を構成している。
本実施形態に係るTFT素子22は、略U形のTFT形成部24と走査線11とが平面視において交差する2箇所にチャネル領域22a、22bが形成されたダブルゲート型のTFT素子とされている。TFT形成部24のデータ線12に沿う一方の腕部の先端にコンタクトホール25が形成され、このコンタクトホール25を介してデータ線12とTFT素子22のソース側とが電気的に接続されている。前記コンタクトホール25と反対側のTFT形成部24の腕部先端側がTFT素子22のドレイン側とされている。また、容量電極27の図示下端中央部に、コンタクトホール40が形成されており、このコンタクトホール40を介して反射層35と容量電極27との間の層に形成された中継層37に容量電極27が電気的に接続されている。前記中継層37には、コンタクトホール41を介して画素電極23が電気的に接続されており、コンタクトホール40,41及び中継層37を介してTFT素子22のドレインと画素電極23とが電気的に接続されている。また、前記コンタクトホール40,41を含む中継層37の平面領域は、反射層35に設けられた矩形状の開口部35aの平面領域と重なるように形成されている。
【0014】
一方、図3に示す断面構成図において、本実施形態の液晶表示装置は、互いに対向して配置されたアレイ基板20と、対向基板30と、これらの基板20,30に挟持された液晶層50とから概略構成された液晶パネル1と、この液晶パネル1の下基板20の外面側に配設されたバックライト2とを備えて構成されている。アレイ基板20は、ガラスやプラスチック、樹脂フィルムなどからなる透明基板20Aを有している。
前記基板20Aの内面側(液晶層50側)に、容量電極27と、容量電極27を覆う第1層間絶縁膜45と、電極部26(及び走査線11)と、電極部26を覆う第2層間絶縁膜46と、中継層37と、中継層37を覆う第3層間絶縁膜47と、反射層35及びカラーフィルタ42と、前記反射層35及びカラーフィルタ42とを覆う画素電極23と、が形成されている。
【0015】
前記容量電極27と電極部26とは液晶パネル垂直方向で互いに対向するように配置されており、第1層間絶縁膜45を絶縁層とする保持容量17を形成している。中継層37は、第1層間絶縁膜45及び第2層間絶縁膜46を貫通して形成されたコンタクトホール40を介して容量電極27に電気的に接続されており、この中継層37は、第3層間絶縁膜47を貫通して形成されたコンタクトホール41を介して画素電極23と電気的に接続されている。
【0016】
反射層35は、電極部26上方の第3層間絶縁膜47上に形成されており、この反射層35と同層に隣接してカラーフィルタ42が形成され、その側方部42aが反射層35の一部に平面的に重なっている。画素電極23は、これら反射層35及びカラーフィルタ42を覆って形成されている。反射層35が形成された領域の第3層間絶縁膜47表面には、微細な凹部32が複数形成されており、反射層35による反射光を散乱させるようになっている。また、基板20Aの外面側には、偏光板21が設けられている。
【0017】
対向基板30は、ガラスやプラスチック、樹脂フィルムなどからなる透明基板30Aを有しており、基板30Aの内面側(液晶層50側)には、画素領域10内で部分的に樹脂層36が設けられており、この樹脂層36を覆うようにITO等の透明導電材料からなる対向電極38が設けられている。基板30Aの外面側には、偏光板39が設けられている。
前記樹脂層36は、画素領域10の反射表示領域33に対応する位置に形成されており、この樹脂層36により反射表示領域33の液晶層厚drと、透過表示領域34の液晶層厚dtとを調整することで前記両表示領域における光路長を調整し、反射表示と透過表示のいずれにおいても高輝度の表示を可能にしている。
また樹脂層36は、その縁端部に、基板30Aに対して傾斜した傾斜部36aを有しており、本実施形態の液晶表示装置では、傾斜部36aは反射層35の平面領域から外側に配置されている。そして、傾斜部36aのうち、反射表示領域33と透過表示領域34との間に位置される部分の平面領域を傾斜領域18としている。尚、図示は省略したが、画素電極23及び対向電極38上には、これらの電極を覆って配向膜が設けられている。
【0018】
図3に示すように、本実施形態の液晶表示装置では、前記傾斜領域18まで容量電極27及び電極部26が延びて形成されており、容量電極27の縁端が、傾斜領域18と透過表示領域34との境界と平面視略同一位置となるように配置されている。この構成により、傾斜部36aにより液晶層厚が不均一になる傾斜領域18を、容量電極27(及び電極部26)が遮光するため、傾斜領域18の表示不良によるコントラストの低下を効果的に防止することができ、また前記容量電極27による遮光領域を必要最低限の領域に留めているため、必要以上に開口率を低下させることがない。
【0019】
上記構成の本実施形態の液晶表示装置は、明るい屋外等の外光を利用できる環境では反射表示領域33の反射層35により外光を反射させて反射表示を行い、外光の利用が困難な環境では、バックライト2から出射される光を透過させて透過表示を行うようになっている。
本実施形態の液晶表示装置では、図3に示すように、透過表示領域34側から反射表示領域33の一部まで延在するようにカラーフィルタ42が設けられており、画素電極23とTFT素子22とを電気的に接続するためのコンタクトホール40,41は、カラーフィルタ42が存在しない領域に設けられている。このような構成としたことで、層間絶縁膜45〜47の膜厚(0.5〜0.8μm程度)に比して厚く形成されたカラーフィルタ42(1〜2μm程度)にコンタクトホールを設けずに、TFT素子22と画素電極23との導通をとることができる。また、膜厚の薄い層間絶縁膜にコンタクトホールを形成することで、コンタクトホールの孔径をより小さくすることが可能になり、画素領域10内における表示領域の割合を増加させ、明るい表示が得られるようになっている。
さらに、本実施形態の液晶表示装置では、画素電極23とTFT素子22との間に中継層37を設け、2つのコンタクトホール40,41を順次介して電気的接続を行っているため、層間絶縁膜45〜47を貫通するコンタクトホールを設ける場合に比して、最上層のコンタクトホール41の孔径を小さくすることができ、この構成も開口率の向上に寄与している。
【0020】
上記実施の形態では、反射層35に開口部35aを設け、その内側の領域にコンタクトホール41が形成された構成について説明したが、画素電極23と中継層37(TFT素子22)を電気的に接続するためのコンタクトホール41は、カラーフィルタ42より外側の画素領域内であれば任意の位置に設けることができ、例えば図2に示す反射層35の図示左下又は図示右下の頂部に切欠部を形成し、その切欠部の内側の領域にコンタクトホール41を形成しても良い。
【0021】
本実施形態の液晶表示装置は、アレイ基板20の透過表示領域34と反射表示領域33の一部とを含む領域にカラーフィルタ42が設けられていることで、透過表示領域34においては、カラーフィルタ42のうち当該領域に含まれる部分を利用してカラー表示を行い、反射表示領域33においては、反射層35上に形成されたカラーフィルタ42の側方部42aを用いてカラー表示を行うようになっている。すなわち、反射表示と透過表示の色度の差異を、カラーフィルタを透過する面積により調整している。
従って、反射表示の色度と透過表示の色度との相対関係を、反射層35と重なるカラーフィルタ42の側方部42aの面積により調整することができる。また、反射表示領域33と透過表示領域34とでカラーフィルタ42は共有されているため、反射表示と透過表示の色度を調整するために別々のカラーフィルタを各表示領域に設ける場合のようにカラーフィルタの位置精度が大幅に緩和されるため、製造の容易性が大幅に向上する。従って、本実施形態の構成は、特に画素領域10がより微細な高精細の液晶表示装置に好適な構成である。
【0022】
また、各表示領域のそれぞれにカラーフィルタを設ける場合には、反射表示領域のカラーフィルタと透過表示領域のカラーフィルタとの境界部に隙間が生じたり、あるいはカラーフィルタ同士の重なりにより液晶層厚が不均一になるといった問題が生じるおそれがあるが、本実施形態では、前記両表示領域33,34に跨ってカラーフィルタ42が形成されているため、上記のような不具合が生じることがなく、表示領域33,34の境界における表示不良部の面積を極力小さくして開口率を高くすることができる。
【0023】
また、上記実施の形態では、反射表示領域33の液晶層厚drと、透過表示領域34の液晶層厚dtとを異ならせるために対向基板30の内面側に部分的に樹脂層36を設けた構成としたが、この液晶層厚を調整する構造は、アレイ基板20側に設けられていても良い。図4は、アレイ基板20の第3層間絶縁膜47に各表示領域33,34の液晶層厚を調整するための構造が備えられた液晶表示装置の形態を示す断面構成図である。図4に断面構造を示す液晶表示装置は、平面視においては図2に示す上記実施の形態の液晶表示装置と同一の構成を備えており、図2及び図3に示す符号と同一の符号が付された構成要素は、図2及び図3と同一の構成要素である。
【0024】
図4に示す液晶表示装置では、アレイ基板20の第3層間絶縁膜の反射表示領域33を含む部分が、透過表示領域34よりも液晶層50側に突出して形成されており、反射表示領域33と透過表示領域34との間に、基板20Aに対して傾斜している傾斜部47aを有している。そして、第3層間絶縁膜47の前記突出部分に反射層35が形成され、透過表示領域34側から反射層35の一部を覆うようにカラーフィルタ42が形成されており、これら反射層35とカラーフィルタ42とを覆って画素電極23が形成されている。また、対向基板30の基板30A内面には、ベタ状の対向電極38が形成されている。
【0025】
上記形態の液晶表示装置によれば、上記第1の実施形態の液晶表示装置と同様の効果に加え、アレイ基板20と対向基板30との貼り合わせに際して個々の画素領域10におけるアライメント調整が不要であるという利点が得られる。
【0026】
(第2の実施形態)
次に、図5及び図6を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態の液晶表示装置における1画素領域を示す平面構成図であり、図6は、図5に示すB−B線に沿う部分断面構成図である。これらの図に示す本実施形態の液晶表示装置と、図1ないし図3に示す液晶表示装置との異なる点は、対向基板30に第2のカラーフィルタ(第2の色材層)を備え、アレイ基板20側のカラーフィルタ(第1の色材層)42が反射層35と重ならないように形成されている点にある。従って、以下では、これらのカラーフィルタの構成についてのみ詳細に説明することとし、上記第1の実施形態と重複する説明については省略する。また、図5及び図6において、図1ないし図3に示すものと同一の符号は、同一の構成要素を示している。
【0027】
図5及び図6に示す本実施形態の液晶表示装置において、対向基板30の基板30A内面には、第2のカラーフィルタ(第2の色材層)48が形成され、この第2のカラーフィルタ48上に部分的に樹脂層36が形成され、前記第2のカラーフィルタ48及び樹脂層36を覆うように対向電極38が形成されている。上記第2のカラーフィルタ48は、透過表示領域34と傾斜領域18と反射表示領域33とに跨って形成されている。
また、アレイ基板20においては、カラーフィルタ(第1の色材層)42が透過表示領域34から反射層35の透過表示領域側の縁端まで延びて形成されている。すなわち、カラーフィルタ42は、透過表示領域34と傾斜領域18とに対応するアレイ基板20上の平面領域に形成されている。
【0028】
上記構成を備えた本実施形態の液晶表示装置においても、コンタクトホール41は、アレイ基板20側のカラーフィルタ42が形成された領域の外側に形成されており、上記第1の実施形態と同様に、コンタクトホール41の孔径を容易に微細化できることによる開口率の向上により、明るい表示を得ることができる。
本実施形態の液晶表示装置は、反射表示領域33においては、第2のカラーフィルタ48を用いたカラー表示を行い、透過表示領域においては、対向基板30の第2のカラーフィルタ48とアレイ基板20のカラーフィルタ42の両方を用いたカラー表示を行うようになっている。このような構成とすることで、反射表示と透過表示との色度が適切に調整されるとともに、第2のカラーフィルタ48とカラーフィルタ42との平面的な境界が、カラーフィルタ42の縁端部と一致するため、反射表示用のカラーフィルタと透過表示用のカラーフィルタを同一基板に形成する場合に比して、カラーフィルタの加工精度が緩和され、製造の容易性が向上する。
【0029】
また、アレイ基板20側のカラーフィルタ42は、傾斜領域18と平面的に重なる位置まで延在しており、傾斜領域18において第2のカラーフィルタ48とカラーフィルタ42とが平面的に重なって配置されているので、液晶層50の厚さが連続的に変化しているために表示領域として不適な傾斜領域18において、光が比較的透過し難くくなり、この傾斜領域18を覆うためのブラックマスクを設けなくとも表示のコントラストが低下するのを極力抑えることができ、開口率の向上による表示輝度の向上効果を得ることができる。
【0030】
尚、上記実施の形態では、カラーフィルタ42の反射表示領域33側の縁端と、反射層35の縁端とが突き合わされて形成され、両者の境界が傾斜部36aの反射表示領域33の縁端と平面視略同一位置とされた場合について説明したが、このカラーフィルタ42の縁端は、少なくとも傾斜領域18から外側(反射表示領域33)側に形成されていれば良く、図3に示す液晶表示装置のようにカラーフィルタ42の側方部42aが、反射層35の一部と重なる構成としてもよい。
このような構成であっても、反射表示の色度に若干の影響はあるものの、透過表示の色度には影響が無く、また開口率を低下させることもないので、高コントラストで明るい、高品位の表示を得ることができる。
【0031】
また、図6には、対向基板30側に樹脂層36を設け、反射表示領域33の液晶層厚drと透過表示領域34の液晶層厚dtとを調整する構成を図示しているが、図4に示すように第3層間絶縁膜47の反射表示領域33に対応する領域を液晶層50側へ突出させて形成し、前記液晶層厚dr、dtを調整した構成も適用できるのは勿論である。
【0032】
(第3の実施形態)
次に、図7及び図8を参照して本発明の第3の実施形態について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態の液晶表示装置における1画素領域を示す平面構成図であり、図8は、図7に示すC−C線に沿う部分断面構成図である。これらの図に示す本実施形態の液晶表示装置と、図5及び図6に示す液晶表示装置との異なる点は、対向基板30に設けられた第2のカラーフィルタ(第2の色材層)の構成のみである。従って、以下では、このカラーフィルタの構成についてのみ詳細に説明することとし、上記第1,第2の実施形態と重複する説明については省略する。また、図7及び図8において、図1ないし図6に示すものと同一の符号は、同一の構成要素を示している。
【0033】
本実施形態の液晶表示装置では、図7及び図8に示すように、反射表示領域33に対応する領域の基板30A内面に第2のカラーフィルタ(第2の色材層)49が設けられており、このカラーフィルタ49上の略同一平面領域に樹脂層36が形成されている。また、樹脂層36を覆って対向電極38が形成されている。
第2のカラーフィルタ49の縁端部と樹脂層36の縁端部とは、平面視略同一位置とされ、前記樹脂層36の周縁部に形成された傾斜部36aは、上記第1の実施形態の液晶表示装置と同様に反射層35の平面領域から外側に配置されている。すなわち、アレイ基板20側の第1のカラーフィルタ(第1の色材層)42の反射表示領域33側の縁端と、反射層35の透過表示領域34側の縁端とが突き合わされて形成されているので、反射表示領域33、透過表示領域34間の傾斜部36aの傾斜領域18において、第2のカラーフィルタ49とアレイ基板20側のカラーフィルタ42とが平面的に重なるように配置されている。
【0034】
上記構成の本実施形態の液晶表示装置では、図7及び図8に示すように、第2のカラーフィルタ49とカラーフィルタ42とが、傾斜領域18のみで平面的に重なるようになっているため、反射表示では第2のカラーフィルタ49を介してカラー表示を行い、透過表示では第1のカラーフィルタ42を介してカラー表示を行うようになっている。このような構成とすることで、透過表示と反射表示の色度を独立かつ任意に設定することが可能になり、色度調整の自由度が向上する。
また、傾斜領域18においては、第2のカラーフィルタ49と第1のカラーフィルタ42とが平面的に重なっているので、液晶層50の厚さが変化しているために表示領域として不適な傾斜領域18において、光が比較的透過し難くくなり、この傾斜領域18を覆うためのブラックマスクを設けなくとも表示のコントラストが低下するのを極力抑えることができ、開口率の向上による表示輝度の向上効果を得ることができる。
【0035】
尚、本実施形態に係る液晶表示装置では、第2のカラーフィルタ49の透過表示領域34側の縁端が、樹脂層36の透過表示領域側の縁端と平面視略同一位置とされ、第1のカラーフィルタ42の反射表示領域33側の縁端と反射層35の透過表示領域34側の縁端とが平面視略同一位置とした場合について図示して説明したが、前記第2のカラーフィルタ49の透過表示領域側の縁端は、少なくとも樹脂層36の透過表示領域側の縁端から外側に配置されていれば良く、第1のカラーフィルタ42の反射表示領域33側の縁端は、少なくとも傾斜領域18の反射表示領域33側の縁端から外側(反射表示領域側)に配置されていればよい。すなわち、第2のカラーフィルタ49と第1のカラーフィルタ42とが平面的に重なる領域が、傾斜部36aの平面領域である傾斜領域18を含んでいれば、表示の色度に若干の影響はあるものの、開口率を低下させることなく傾斜領域18が視認され難くすることができる。
また、本実施形態の液晶表示装置においても、第2のカラーフィルタ49と第1のカラーフィルタ42とが別々の基板に設けられていることで、前記両カラーフィルタ49,42の平面的重なりが液晶層50の厚さに影響しないという利点を有している。
【0036】
また、図8には、対向基板30側に樹脂層36を設け、反射表示領域33の液晶層厚drと透過表示領域34の液晶層厚dtとを調整する構成を図示しているが、図4に示すように第3層間絶縁膜47の反射表示領域33に対応する領域を液晶層50側へ突出させて形成し、前記液晶層厚dr、dtを調整した構成も適用できるのは勿論である。その場合には、対向基板30は、基板30A内面の反射表示領域33に対応する領域に第2のカラーフィルタ49が形成され、この第2のカラーフィルタ49を覆うように対向電極38が形成された構成となる。
【0037】
(電子機器)
図9は、本発明に係る液晶表示装置を表示部に備えた電子機器の一例である携帯電話の斜視構成図であり、この携帯電話1300は、本発明の液晶表示装置を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン1302、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。
上記実施の形態の液晶表示装置は、上記携帯電話に限らず、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等々の画像表示手段として好適に用いることができ、いずれの電子機器においても、高品位のカラー表示を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態の液晶表示装置の配線構造を示す回路構成図である。
【図2】図2は、図1に示す1画素領域10の平面構成図である。
【図3】図3は、図2に示すA−A線に沿う部分断面構造図である。
【図4】図4は、第1の実施形態における他の断面構成を示す図である。
【図5】図5は、本発明の第2の実施形態における1画素領域を示す平面構成図である。
【図6】図6は、図5に示すB−B線に沿う部分断面構成図である。
【図7】図7は、本発明の第3の実施形態における1画素領域を示す平面構成図である。
【図8】図8は、図7に示すC−C線に沿う部分断面構成図である。
【図9】図9は、本発明に係る液晶表示装置を備えた電子機器の一例を示す斜視構成図である。
【符号の説明】
10 画素領域、20A 基板、30A 基板、42 (第1の)カラーフィルタ((第1の)色材層)、48,49 第2のカラーフィルタ(第2の色材層)、35 反射層、33 反射表示領域、34 透過表示領域、40,41 コンタクトホール
Claims (5)
- 互いに対向して配置されたアレイ基板及び対向基板と、前記両基板間に挟持された液晶層と、前記アレイ基板上に形成された画素電極と、該画素電極を駆動するためのスイッチング素子とを備え、1つの画素領域内に反射表示領域と透過表示領域とが形成され、前記反射表示領域に反射層を備えた半透過反射型の液晶表示装置であって、
前記アレイ基板内面側の透過表示領域と、前記反射表示領域の一部とを含む平面領域に色材層が形成され、
前記画素領域内の前記画素電極と、前記スイッチング素子とが、両者間の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して電気的に接続されており、
前記コンタクトホールが、前記色材層より外側の前記画素領域内に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 互いに対向して配置されたアレイ基板及び対向基板と、前記両基板間に挟持された液晶層と、前記アレイ基板上に形成された画素電極と、該画素電極を駆動するためのスイッチング素子とを備え、1つの画素領域内に反射表示領域と透過表示領域とが形成され、前記反射表示領域に反射層を備えた半透過反射型の液晶表示装置であって、
前記アレイ基板内面側の透過表示領域を含む平面領域に第1の色材層が形成され、前記対向基板の反射表示領域を含む平面領域に第2の色材層が形成されており、
前記画素領域内の前記画素電極と、前記スイッチング素子とが、両者間の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して電気的に接続されており、
前記コンタクトホールが、前記第1の色材層より外側の前記画素領域内に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記第2の色材層が、前記対向基板の反射表示領域と透過表示領域を含む平面領域に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
- 前記コンタクトホールが、前記透過表示領域と反対側の反射層外側の領域に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 前記コンタクトホールが、前記反射層に設けられた開口部の内側に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
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