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JP2004088902A - 電機子及び直流モータ - Google Patents

電機子及び直流モータ Download PDF

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JP2004088902A
JP2004088902A JP2002246274A JP2002246274A JP2004088902A JP 2004088902 A JP2004088902 A JP 2004088902A JP 2002246274 A JP2002246274 A JP 2002246274A JP 2002246274 A JP2002246274 A JP 2002246274A JP 2004088902 A JP2004088902 A JP 2004088902A
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Abstract

【課題】軽量かつ軸方向のサイズの小さい電機子を提供すること。
【解決手段】整流子11を回転軸6に固定し、コア10の中心孔25内には、有底円筒形状の連結部材50を固定する。そして、連結部材50に回転軸6を固定することにより回転軸6とコア10とを連結し、短絡線42が配設された整流子11の絶縁体40の小径部40bを連結部材50の内部空間50aの内側に配置する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電機子及び直流モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ブラシ付き直流モータにおいては、整流子(コンミテータ)の同電位セグメント同士を短絡線にて短絡することによりブラシの本数を低減し、モータ回転ムラ、振動及び異音発生等の防止が図られている。例えば、6極(マグネット磁極数)8スロット24セグメントのブラシ付き直流モータの場合、同電位となる120°間隔の3セグメントを相互に短絡する短絡線を8本用いることで、ブラシの本数を2本に低減することができる。ところが、整流子と電機子コアとの間に前記短絡線を収納するスペースを設ける必要があるため、モータの短軸化及びモータの小型化を図るのが難しいという問題があった。
【0003】
そこで、例えば、特開平11−187622号公報に開示された第1の従来例では、整流子内部に設けられた短絡部材にて同電位セグメント同士を短絡させる方式が用いられている。
【0004】
また、特開2002−125350号公報に開示された第2の従来例では、電機子コアに巻装されるコイルの軸方向範囲内にブラシを配設し、整流子への給電点をコイルの軸方向範囲内とする方式が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記第1の従来例は、互いに対向する2つの同電位セグメント(対向セグメント)を短絡する方式であるため、前記6極8スロット24セグメントのような3つ以上の同電位セグメントを有するモータに適用するのが困難である。また、各短絡部材は全て異なる形状に形成する必要があるため、短絡部材の部品製造及び生産管理の簡素化を図る(つまり整流子のコスト低減を図る)上の問題点となっていた。更に、短絡部材の数が増えた場合には整流子自体が大型化してしまうので重量が増えるという問題がある。
【0006】
また、第2の従来例は、ブラシ自体をコイルの軸方向範囲内に配設するため、電機子コアの直径が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、軽量かつ軸方向のサイズの小さい電機子及び直流モータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転軸と、巻線が巻回されるティースを有するコアと、該コアに形成された中心孔内に配置され前記回転軸と前記コアとを連結する連結部材と、同電位セグメント同士を短絡する短絡線が配設された整流子と、を備えた電機子であって、前記連結部材は、中空部を有し、前記整流子は、前記短絡線が該中空部内に配置されるよう前記回転軸に固定されること、を要旨とする。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、前記連結部材は、有底筒状をなし、その底部は、前記連結部材の軸方向範囲内の何れかに設けられ、該底部と筒部とにより前記中空部が形成されていること、を要旨とする。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、前記底部は、前記連結部材の端部に設けられていること、を要旨とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記連結部材は、前記底部に前記回転軸を固定する固定部を有すること、を要旨とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、前記連結部材は、前記中心孔に圧入又は接着されることにより該コアに固定され、前記回転軸が前記固定部に形成された貫通孔に圧入されることにより、前記コアと前記回転軸とを連結すること、を要旨とする。
【0011】
また、請求項6に記載の発明は、前記連結部材は、前記中心孔内に固定されることにより前記コアと一体的となるよう軸方向の長さが前記中心孔の軸方向の長さと略同一に成形されたものであって、前記短絡線は、前記コアの軸方向範囲内に配置されること、を要旨とする。
【0012】
また、請求項7に記載の発明は、前記コアは、磁性粉体を成形してなること、を要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の電機子を備えた直流モータであること、を要旨とする。
【0013】
また、請求項9に記載の発明は、6個の永久磁石を備え、前記コアは、8本の前記ティースを有し該各ティースにより形成される8つにスロットを備え、前記巻線は、各ティースに集中巻きにて巻回され、前記整流子は、24個のセグメントを備えること、を要旨とする。
【0014】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、前記整流子の短絡線が前記連結部材の中空部内に収容される。これにより、電機子の軸方向のサイズが小さくなる。また、連結部材は中空部を有し、コアの中心孔を大きく設計しコア自体を軽くすることができるので、電機子が軽量化される。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、前記連結部材は有底筒状をなすので、前記短絡線が、筒内に収容される。また、前記連結部材の底部に前記整流子を当接させることにより位置決めが容易になる。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、前記底部が連結部材の端部に設けられているので中空部が大きい。従って、電機子の軸方向のサイズがより小さくなる。
請求項4,5に記載の発明によれば、前記底部に固定部を設け、該固定部にて前記回転軸を固定するので、回転軸との接触面積が大きいため確実にコアと回転軸とが連結される。
【0017】
請求項6に記載の発明によれば、前記短絡線は、前記コアの軸方向範囲内に配置されるので、電機子の軸方向のサイズがより小さくなる。
請求項7に記載の発明によれば、加えて、コアがシュレッダによって粉砕可能なため巻線の回収が容易になるので、リサイクル性を向上する。
【0018】
請求項8に記載の発明によれば、軽量かつ軸方向のサイズが小さい電機子を備えるので、モータの軽量化及び小型化が容易になる。
請求項9に記載の発明によれば、6極8スロット24セグメントの直流モータであるため、加えて振動が小さくなる。また、2つのブラシで給電するときは所望のセグメント幅が得られるので、電流を多く入力することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を6極8スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第1の実施形態を図1〜図9に従って説明する。
【0020】
図1及び図2に示すように、本実施形態の直流モータ1は、固定子2と電機子3を備えている。固定子2は、ヨーク4と該ヨーク4内に配設された複数の磁極としてのマグネット5から構成されている。本実施形態では、6個のマグネット5が、ヨーク4の内周面に等角度間隔にて配置固定されている。
【0021】
電機子3は、回転軸6と、回転軸6の中央部に固定されるコア10と、回転軸6の一端に固定される整流子(コンミテータ)11とを備えている。そして、回転軸6はヨーク4に配設された図示しない軸受けにより軸支され、電機子3は、前記マグネット5に囲まれるように回転可能にヨーク4内に支持収容されている。
【0022】
図3は、コア10の斜視図である。コア10には、複数のティース23が設けられている。本実施形態では、8個のティース23が等角度間隔にて設けられている。各ティース23間には、8個のスロット24が形成されている。そして、コア10には、中心孔25が形成されている。
【0023】
コア10は、図4及び図5に示す第1コア部21と、図6及び図7に示す第2コア部22とから構成されている。図4は第1コア部21の上面図、図5は第1コア部21の断面図、図6は第2コア部22の上面図、そして、図7は第2コア部22の断面図である。
【0024】
コア10は、第1コア部21と第2コア部22を互いに組み付けることにより形成されている。詳述すると、図4及び図5に示すように、第1コア部21は、中心孔25aを有するリング部26aと、該リング部26aの外周から外方へ等角度間隔(90°)で放射状に延設された4個のティース部28aとを備えている。また、図6及び図7に示すように、第2コア部22も、第1コア部21と同様に、中心孔25bを有するリング部26bと、該リング部26bの外周から外方へ等角度間隔(90°)で放射状に延設された4個のティース部28bとを備えている。
【0025】
第1コア部21及び第2コア部22において、各ティース部28a,28bは、それぞれリング部26a,26bとほぼ同じ厚さ(軸方向の長さ)にて形成されている。そして、図5に示すように、第1コア部21において、その軸方向中心より下方側にリング部26aが設けられ、図7に示すように、第2コア部22において、その軸方向中心より上方側にリング部26bが設けられている。
【0026】
即ち、第1コア部21及び第2コア部22が互いに組み付けられることにより、これら第1コア部21及び第2コア部22の各ティース部28a,28bは、コア10の各ティース23を形成する。
【0027】
尚、本実施形態において、図7の第2コア部22を上下逆に配置すると、その構成(リング部26b及びティース部28bの形状等)は、図5の第1コア部21(リング部26a及びティース部28aの形状等)と同一となる。また、これら第1コア部21及び第2コア部22は、磁性粉体を圧縮成形することでリング部26aとティース部28a及びリング部26bとティース部28bとがそれぞれ一体に形成されている。
【0028】
図4〜図7に示すように、第1コア部21及び第2コア部22における各ティース部28a,28bは、それぞれ巻線巻回部29a,29bと、当該巻線巻回部29a,29bの一端(先端)に形成される先端部30a,30bとを備える。
【0029】
巻線巻回部29a,29bには、その形状に合わせて成形されたインシュレータ31a,31bが配設され、当該インシュレータ31a,31bを介して巻線32が巻回されている。ここで、巻線32は各ティース部28a,28bに集中巻にて巻回され、その巻線32の両端は、第1コア部21と第2コア部22が互いに組み付けられた場合に同一となる方向(図中の上側)に向かって引き出されている。具体的には、インシュレータ31a,31bにおいて、リング部26a,26b側には、巻線32を引っ掛ける係止部33a,33bが形成されており、同係止部33a,33bを通して巻線32を引き出すようにしている。
【0030】
そして、上記のように各ティース部28a,28bに巻線32を巻回した第1コア部21と第2コア部22とを互いに対向させて、各リング部26a,26bが重なるように軸線方向の位置を一致させる。さらに、各ティース部28a,28bの位置を円周方向に45°ずらした状態で、第1コア部21と第2コア部22とを互いに組み付ける。このとき、第1コア部21におけるリング部26aが第2コア部22におけるティース部28bの内側に嵌め込まれ、第2コア部22におけるリング部26bが第1コア部21におけるティース部28aの内側に嵌め込まれる。
【0031】
より詳しくは、第1コア部21におけるリング部26aの外周面34aと第2コア部22におけるティース部28bの内側面(図5ではティース部下側の内側面)35bとが当接され、その当接部位が接着剤等により固着されている。一方、第2コア部22におけるリング部26bの外周面34bと第1コア部21におけるティース部28aの内側面(図7ではティース部上側の内側面)35aとが当接され、その当接部位が接着剤等により固着されている。そして、これにより8本のティース23が等角度間隔に配設されたコア10が製造される。(図3参照)。
【0032】
図8に示すように、整流子11は、略円筒状に形成された絶縁体40と、その絶縁体40の外周面に複数配置されるセグメント41とを備える。尚、本実施形態では整流子11は、24個のセグメント41を有する。
【0033】
絶縁体40は、大径部40aと、当該大径部40aよりも径が小さな小径部40bとからなる。大径部40aの外周面には、各セグメント41が等角度間隔に固定されており、小径部40bの外周面には、同電位のセグメント41同士を短絡する短絡線42が配設されている。
【0034】
各セグメント41は、本体部44と、巻線接合部45とからなり、本体部44には、電機子3の一端に設けたブラシ43が摺接する(図2参照)。巻線接合部45は、本体部44の一端に設けられ、各ティース23を構成する前記ティース部28a,28bに巻回した巻線32を結線するとともに、前記短絡線42を各セグメント41に結線する。
【0035】
図9は、本実施形態の電機子3の巻線結線を示す展開図である。尚、図9では、セグメント41の順番を第1セグメント41a〜第24セグメント41xにて示している。また、8個のティース23、巻線32、短絡線42をそれぞれ区別するために番号「23」、「32」、「42」に「a」〜「h」の符号を付し、第1ティース23a〜第8ティース23h、第1巻線32a〜第8巻線32h、第1短絡線42a〜第8短絡線42hとして示している。
【0036】
本実施形態では、1本の短絡線42によって同電位となる3つのセグメント41が短絡されている。尚、本実施形態の直流電動機は6極8スロットであるので、24個のセグメント41において8個おきに配置されるセグメント41が同電位となる。
【0037】
詳述すると、第1短絡線42aは、第1セグメント41aと、第9セグメント41iと、第17セグメント41qとを短絡し、第2短絡線42bは、第4セグメント41dと、第12セグメント41lと、第20セグメント41tとを短絡している。また、第3短絡線42cは、第7セグメント41gと、第15セグメント41oと、第23セグメント41wとを短絡し、第4短絡線42dは、第10セグメント41jと、第18セグメント41rと、第2セグメント41bとを短絡している。さらに、第5短絡線42eは、第13セグメント41mと、第21セグメント41uと、第5セグメント41eとを短絡し、第6短絡線42fは、第16セグメント41pと、第24セグメント41xと、第8セグメント41hとを短絡している。また、第7短絡線42gは、第19セグメント41sと、第3セグメント41cと、第11セグメント41kとを短絡し、第8短絡線42hは、第22セグメント41vと、第6セグメント41fと、第14セグメント41nとを短絡している。
【0038】
第1ティース23aに巻回した第1巻線32aは、第2セグメント41bと第3セグメント41cとに結線され、第2ティース23bに巻回した第2巻線32bは、第5セグメント41eと第6セグメント41fとに結線される。第3ティース23cに巻回した第3巻線32cは、第8セグメント41hと第9セグメント41iとに結線され、第4ティース23dに巻回した第4巻線32dは、第11セグメント41kと第12セグメント41lとに結線される。第5ティース23eに巻回した第5巻線32eは、第14セグメント41nと第15セグメント41oとに結線され、第6ティース23fに巻回した第6巻線32fは、第17セグメント41qと第18セグメント41rとに結線される。第7ティース23gに巻回した第7巻線32gは、第20セグメント41tと第21セグメント41uとに結線され、第8ティース23hに巻回した第8巻線32hは、第23セグメント41wと第24セグメント41xとに結線される。このように、各ティース23を巻回した巻線32の両端は、隣接する2つのセグメント41にそれぞれ接続されている。
【0039】
また、セグメント41において、第1セグメント41a、第4セグメント41d、第7セグメント41g、第10セグメント41j、第13セグメント41m、第16セグメント41p、第19セグメント41s、第22セグメント41vは、巻線32が非接続となっている。そして、これら巻線32が結線されないセグメント41には、各短絡線42の中央部分が結線されている。
【0040】
図2に示すように、電機子3は、回転軸6の一端に整流子11を固定し、当該回転軸6とコア10とを連結部材50にて連結することにより形成される。
詳述すると、連結部材50は有底円筒形状をなし、その筒部51に囲まれた内部空間50aに板状をなす底部としての中底部52を有する。中底部52は、当該中底部52が連結部材50の内部空間50aを略二分する位置に配設されており、連結部材50の断面の形状は、H型をなす。連結部材50の外径は、コア10の中心孔25の直径より所定寸法だけ大きく設定されており、連結部材50は、コア10の前記中心孔25内に圧入されることによりコア10に固定されている。尚、連結部材50の軸方向の長さは、中心孔25の内壁面の軸方向の長さと略同一となるように成形されており、中心孔25内に固定されることにより、コア10と一体的となっている。
【0041】
中底部52の整流子11と反対側の面の中心部には、略円柱状の固定部53が突設されている。固定部53は、連結部材50の開口部に向かって(図において左側に向かって)延設されている。そして、固定部53の中心には、固定部53及び前記中底部52を軸方向に貫通し、連結部材50の内部空間50aに連通する貫通孔54が形成されている。貫通孔54の直径は、回転軸6の直径より所定寸法だけ小さく形成されており、連結部材50と回転軸6とは、当該貫通孔54に回転軸6が圧入されることにより固定されている。即ち、コア10は、連結部材50を介して回転軸6に連結されている。
【0042】
整流子11の前記絶縁体40には、当該絶縁体40の中心部を軸方向(図において左右方向)に貫通する貫通孔57が形成されている。貫通孔57は、回転軸6に直径より所定寸法だけ小さく形成されており、整流子11と回転軸6とは、当該貫通孔57に回転軸6が圧入されることにより固定されている。
【0043】
回転軸6は、当該回転軸6に固定された整流子11の前記絶縁体40の小径部40bの一端を連結部材50の中底部52に当接させることにより位置決めされ、コア10と当該位置にて連結されている。そして、小径部40b及び当該小径部40bの外周面に配設された短絡線42は、連結部材50の筒部51と中底部52とにより形成される中空部としての内部空間50aの内側に配置されている。
【0044】
次に、上記第1の実施形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)本実施形態では、整流子11を回転軸6に固定し、コア10の中心孔25内には、有底円筒形状の連結部材50を固定することとした。そして、連結部材50にて回転軸6とコア10とを連結し、短絡線42が配設された整流子11の絶縁体40の小径部40bを連結部材50の内部空間50aの内側に配置することとした。
【0045】
これにより、短絡線42は、連結部材50の内部空間50aに配設されるので整流子とコアとの間に前記短絡線42を収納するスペースを設ける必要がなくなる。従って、電機子3の回転軸6方向のサイズを小さくすることができ、結果として直流モータ1の軸方向のサイズを小さくすることができる。また、連結部材50は、中空部としての内部空間50aを有するので軽量となり、更にコア10の中心孔25の口径を大きく設計することができるので、コア10の重量が軽くなる。その結果、電機子3を軽量化することができ、直流モータ1を軽量化することができる。
【0046】
(2)本実施形態では、連結部材50は、中底部52を備え、当該中底部52は、連結部材50の内部空間50aを略二分する位置に配設することとした。これにより、回転軸6及び整流子11の位置決めが容易になる。従って、容易かつ確実に短絡線42を中空部としての内部空間50aの内側に配置することができる。
【0047】
(3)本実施形態では、中底部52には、略円柱状の固定部53を設けた。そして、当該固定部53に形成され固定部53及び前記中底部52を軸方向に貫通し連結部材50の内部空間50aに連通する貫通孔54に回転軸6を圧入することにより、コア10と回転軸6とを連結することとした。その結果、回転軸6と連結部材50との接触面が大きくなるので、より確実にコア10と回転軸6を連結することができる。
【0048】
(4)本実施形態では、磁性粉体を圧縮成形することによりコア10を形成することとした。従って、コア10の剛性が比較的に低いためにシュレッダによって粉砕可能となり巻線32の回収が容易になる。その結果、リサイクル性を向上させることができる。また、形状自在に成形可能となるため複雑な形状のコアを成形することができる。
【0049】
(5)本実施形態では、6個のマグネット5をヨーク4の内周面に等角度間隔にて配置固定され、コア10には、8個のティース23が等角度間隔にて設けられ、各ティース23間には、8個のスロット24が形成される。そして、整流子11の略円筒状に形成された絶縁体40の外周面には、24個のセグメント41が配置される。即ち、直流モータ1は、6極8スロット24セグメントの集中巻きブラシ付き直流モータとした。従って、軸対象の各スロット間においてトルクベクトルの大きさが等しく相反するため、回転子である電機子3の振動が防止される。その結果、振動の小さい直流モータを提供することができる。
【0050】
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。尚、説明の便宜上、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0051】
図10に示すように、連結部材60は有底円筒形状をなす。連結部材60の外径は、コア10の中心孔25の直径より所定寸法だけ大きく設定されており、連結部材60は、コア10の前記中心孔25内に圧入されることによりコア10に固定されている。尚、連結部材60の軸方向の長さは、中心孔25の内壁面の軸方向の長さと略同一となるように成形されており、中心孔25内に固定されることにより、コア10と一体的となっている。
【0052】
連結部材60の筒部61の端部には、底部62が設けられ、当該底部62の外側面の中心部には、略円柱状の固定部63が突設されている。固定部63は、整流子11と反対側に向かって延設されており、当該固定部63の端部は、コア10に配設されたインシュレータ31a(又はインシュレータ31b)の外側面と略面一となっている。そして、固定部63の中心には、固定部63及び前記底部62を軸方向に貫通し、連結部材60の中空部としての内部空間60aに連通する貫通孔64が形成されている。連結部材60の前記貫通孔64の直径は、回転軸6の直径より所定寸法だけ小さく形成されており、連結部材60と回転軸6とは、当該貫通孔64に回転軸6が圧入されることにより、回転軸6に固定されている。即ち、コア10は、連結部材60を介して回転軸6に連結されている。
【0053】
コア10と回転軸6とは、回転軸6に固定された整流子11の前記絶縁体40の小径部40b及び当該小径部40bの外周面に配設された短絡線42とが、連結部材60の筒部61と底部62とにより形成される中空部としての内部空間60aの内側に配置されるように固定されている。
【0054】
このような構成とすれば、整流子11のより多くの部分が連結部材60の内部空間60aの内側に配置されるので、電機子3の回転軸6方向のサイズをより小さくすることができ、結果として直流モータ1の軸方向のサイズを更に小さくすることができる。
【0055】
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、連結部材50(連結部材60)は、コア10の前記中心孔25内に圧入されることによりコア10に固定されることとしたが、連結部材50(連結部材60)は、中心孔25に接着されることによりコア10に固定されることとしてもよい。
【0056】
・連結部材の形状は、短絡線42がその外周面に配設された前記小径部40bを収容しうる中空部を有する形状であれば、その他の形状であってもよい。
・また、第1の実施形態では中底部52は、連結部材50の内部空間50aを略二分する位置に配設することとした。しかし、これに限らず、中底部52は、連結部材50の軸方向範囲内の何れかに配設することとしてもよい。
【0057】
・固定部53(固定部63)は略円柱状としたが、その他の形状であってもよく、短絡線42の収容を妨げるものでなければ、その一部が整流子11側の内部空間50a(内部空間60a)に突出するものであってもよく、内部空間に突出した固定部に前記小径部40bを当接させて位置決めするものであってもよい。
【0058】
・中底部52(底部62)は、必ずしも板状でなくともよく、筒部51(筒部61)と固定部53(固定部63)とを連結するものであれば、その他の形状でもよい。
【0059】
・中底部52(底部62)に貫通孔を形成するものであってもよい。
・コア10の中心孔25は、必ずしも円孔でなくともよく、連結部材50(60)の外周形状と略同一であれば、その断面形状は多角形等その他の形状であってもよい。
【0060】
・直流モータ1は、6極8スロット24セグメントのレイアウトと採用したが、その他のレイアウトを採用することとしてもよい。
・コア10は、第1コア部21と第2コア部22を互いに組み付けることにより形成される分割コアとしたが、一体成形により成形されるものであってもよい。
【0061】
・コア10には、磁性粉体を圧縮成形することにより形成される粉体コアを採用したが、その他、金属板を積層することにより形成される積層コアを採用することとしてもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1〜請求項9に記載の発明によれば、軽量かつ軸方向のサイズの小さい電機子及び直流モータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直流モータの断面図。
【図2】電機子の断面図。
【図3】コアの斜視図。
【図4】第1コア部の上面図。
【図5】第1コア部の断面図。
【図6】第2コア部22の上面図。
【図7】第2コア部22の断面図。
【図8】整流子の断面図。
【図9】電機子への巻線結線を示す展開図。
【図10】第2実施形態の電機子の断面図。
【符号の説明】
1…直流モータ、3…電機子、5…マグネット、6…回転軸、10…コア、11…整流子、23(23a〜23h)…ティース、24…スロット、25…中心孔、32…巻線、40…絶縁体、40b…小径部、41(41a〜41x)…セグメント、42(42a〜42h)…短絡線、50,60…連結部材、50a,60a…内部空間、51,61…筒部、52…中底部、53,63…固定部、54,64…貫通孔、57…貫通孔、62…底部。

Claims (9)

  1. 回転軸と、巻線が巻回されるティースを有するコアと、該コアに形成された中心孔内に配置され前記回転軸と前記コアとを連結する連結部材と、同電位セグメント同士を短絡する短絡線が配設された整流子と、を備えた電機子であって、
    前記連結部材は、中空部を有し、
    前記整流子は、前記短絡線が該中空部内に配置されるよう前記回転軸に固定されること、を特徴とする電機子。
  2. 請求項1に記載の電機子において、
    前記連結部材は、有底筒状をなし、その底部は、前記連結部材の軸方向範囲内の何れかに設けられ、該底部と筒部とにより前記中空部が形成されていること、を特徴とする電機子。
  3. 請求項2に記載の電機子において、
    前記底部は、前記連結部材の端部に設けられていること、を特徴とする電機子。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の電機子において、
    前記連結部材は、前記底部に前記回転軸を固定する固定部を有すること、を特徴とする電機子。
  5. 請求項4に記載の電機子において、
    前記連結部材は、前記中心孔に圧入又は接着されることにより該コアに固定され、前記回転軸が前記固定部に形成された貫通孔に圧入されることにより、前記コアと前記回転軸とを連結すること、を特徴とする電機子。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の電機子において、前記連結部材は、前記中心孔内に固定されることにより前記コアと一体的となるよう軸方向の長さが前記中心孔の軸方向の長さと略同一に成形されたものであって、前記短絡線は、前記コアの軸方向範囲内に配置されること、を特徴とする電機子。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の電機子において、
    前記コアは、磁性粉体を成形してなること、を特徴とする電機子。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の電機子を備えた直流モータ。
  9. 請求項8に記載の直流モータにおいて、
    6個の永久磁石を備え、
    前記コアは、8本の前記ティースを有し該各ティースにより形成される8つにスロットを備え、前記巻線は、各ティースに集中巻きにて巻回され、
    前記整流子は、24個のセグメントを備えること、を特徴とする直流モータ。
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