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JP2004087711A - 強制風冷式電力変換装置 - Google Patents

強制風冷式電力変換装置 Download PDF

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JP2004087711A
JP2004087711A JP2002245530A JP2002245530A JP2004087711A JP 2004087711 A JP2004087711 A JP 2004087711A JP 2002245530 A JP2002245530 A JP 2002245530A JP 2002245530 A JP2002245530 A JP 2002245530A JP 2004087711 A JP2004087711 A JP 2004087711A
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cooling
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air
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Takashi Hashimoto
橋本 隆
Yuji Ide
井手 勇治
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】複数群の独立した電力変換回路を単一の装置筐体内に収納し、複数個の半導体素子冷却ユニットのそれぞれで無駄のない適正な余裕をもたせるようにして、冷却効率を改善し、装置性能を向上させ、小形化が実現できる強制風冷式電力変換装置を提供する。
【解決手段】独立して運転可能な1群のインバータ回路5、コンバータ回路4毎に半導体素子冷却ユニット7,8を構成し、異なる群の半導体素子冷却ユニット7,8の冷却風洞10内での配列、配置を工夫することにより、万が一の故障によりある群がシステムから切り離された場合でも、残りの継続運転する群の半導体素子冷却ユニットに対して冷却風を有効に当て、冷却風を無駄にせずに効果的に冷却できる構成にする。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、強制風冷式電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電力変換装置は半導体素子のスイッチング動作により電力変換を行うが、そのスイッチング損失による発熱を放散させるために、電力変換装置を構成する半導体素子およびその周辺回路の電気部品を冷却器に取り付けて半導体素子冷却ユニットを構成し、この半導体素子冷却ユニットを装置内に収納している。
【0003】
半導体素子冷却ユニットは半導体素子から発生する熱損失を効率良く外気へ放出し、半導体素子温度を許容温度以下に冷却するもので、冷却器の受熱部分に半導体素子を取り付け、冷却器の放熱部分を装置の外部とか装置内に設けられた開放室部分(外気と通ずる部分)に置き、装置外へ熱放散する。
【0004】
半導体素子冷却ユニットの放熱部分の熱伝達率を向上させるためには、放熱部分を通過する冷却風の流速を速めることが有効である。そのために、一般に電動送風機で強制通風される冷却風洞を装置内に設け、そこに半導体素子冷却ユニットの放熱部を収納することが多い。
【0005】
半導体素子冷却ユニットは、ユニットの取り扱い性を考慮して大形化しすぎぬよう、電力変換回路の相毎にユニットにまとめたり、あるいは変換回路毎にユニットにまとめたりするのが一般的である。例えば、交流電源を直流に変換するコンバータ回路とそれを再び交流に変換するインバータ回路とが対になった電力変換回路では、コンバータ回路を構成する部品群をひとつのユニットに、インバータ回路を構成する部品群を別のひとつのユニットにまとめ、それぞれで半導体素子冷却ユニットを構成することが多い。このコンバータ回路、インバータ回路より成る電力変換回路が複数群ある場合は、さらに多くの半導体素子冷却ユニットが装置内に収納されることになる。
【0006】
図13の回路図は、従来の交流架線鉄道車両用の交流電動機駆動システムを示している。パンタグラフ1より集電された交流電源は主変圧器2の1次巻線に給電され、主変圧器2で変圧された交流はその2次巻線から電力変換回路3に入力される。この電力変換回路3はコンバータ回路4とインバータ回路5から構成されている。電力変換回路3に入力された交流は、この電力変換回路3内のコンバータ回路4により直流に変換され、それが再びインバータ回路5により所望電圧、電流の交流に変換される。インバータ回路5からの交流は鉄道車両駆動用の交流電動機6を駆動する。
【0007】
図14は、この従来の電力変換回路を含む電力変換装置の正面図である。尚、図14では、内部の機器配置を示すため、正面カバーを取り外した状態を示している。図15は、図14におけるA−A線断面図である。
【0008】
半導体素子冷却ユニットとしてはコンバータ回路4を構成する部品群を集約したコンバータユニット7、インバータ回路5を構成する部品群を集約したインバータユニット8とがあり、電動送風機9により強制通風される冷却風洞10内に半導体素子から発生する熱損失を排出することになる。冷却風洞10は装置筐体11内を上下に貫通するよう構成されている。この冷却風洞10の上下端面は外気取り入れ、排出のために開口されており、冷却風洞10内の上部に設けられた電動送風機9により外気が下方より吸い込まれ、上方へ排出される。装置筐体11内のこの冷却風洞10部分以外のエリアは密閉室となっている。装置筐体11内の密閉室には、他の電気部品収納エリア12がある。
【0009】
コンバータユニット7、インバータユニット8の半導体素子冷却ユニットは、その前面側(装置収納時手前側)に半導体素子及びその周辺回路の電気部品群13が実装され、その背面側に冷却器の放熱部14が設けられている。この放熱部14は冷却風洞10内に収納され、強制通風により冷却されることになる。
【0010】
コンバータユニット7とインバータユニット8の配置に関しては、装置筐体11、その中に構成される冷却風洞10、コンバータユニット7、インバータユニット8のそれぞれの大きさ等にもよるが、冷却風洞10が比較的単純に構成できるよう冷却風の流れに対して直列に並べて配置する場合が多い。装置筐体11内にさらに多くの半導体素子冷却ユニットが収納される場合は、冷却風洞10内の冷却風の流れに対して直列に並べたうえに、並列にも並べた配置とすることが多い。
【0011】
これまではコンバータ回路4とインバータ回路5とが対になった1組の電力変換回路3を有する電力変換装置について述べてきたが、複数群の電力変換回路より成る電力変換装置が存在する。これについても概略説明する。
【0012】
図16は図13と同様、交流架線鉄道車両用の交流電動機駆動システムの回路図であるが、コンバータ回路4とインバータ回路5とが対になった電力変換回路3が2群で構成されたシステムである。
【0013】
このような複数群の電力変換回路3より成る電力変換装置では、電力変換回路のそれぞれが独立して運転可能としておくことで、万が一の故障の際に故障の発生した群だけをシステムより切り離し、残りの健全な群だけで運転を継続することができ、冗長性の高い電力変換装置が実現できる。
【0014】
一方の群のコンバータ回路4を「コンバータ1」、インバータ回路を「インバータ1」、もう一方の群のコンバータ回路4を「コンバータ2」、インバータ回路を「インバータ2」と呼び、以下説明を続けるが、つまり、「コンバータ1」または「インバータ1」が故障した際は、この群をシステムより切り離し、残りの「コンバータ2」、「インバータ2」側を継続運転することで、鉄道車両システムとして冗長度が高いシステムといえる。
【0015】
本システムを実現する電力変換装置は、図14、図15に示したのと同様の電力変換装置が2セット必要になるが、単一の装置筐体に2セットをまとめる、モータ制御容量に見合った定格の部品を見直して小形化をはかる等の工夫はこれまでもなされており、複数群の電力変換回路になって部品点数が増えることを補ってきた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように電動送風機等により強制通風される冷却風洞内に半導体素子冷却ユニットの放熱部を配置した強制風冷式電力変換装置では、冷却風洞内の冷却風の流れに対して直列に並べた半導体素子冷却ユニットの放熱部に吸い込まれる冷却風温度が異なってくる問題がある。
【0017】
図14、図15に示した電力変換装置で説明すれば、電動送風機9により冷却風洞10内が強制通風されることにより、風上側(入風側)に配置されているインバータユニット8ではその放熱部14に対して外気温度にほぼ等しい温度の空気が送り込まれるが、風下側(排風側)に配置されたコンバータユニット7の放熱部14に対しては、インバータユニット8の放熱部14を通過した冷却風が通風することになるので、インバータユニット8からの排熱により通風の空気温度は外気温度よりも上昇している。そのため、風下側に配置されるコンバータユニット7側の放熱部では冷却条件が厳しくなる。
【0018】
つまり、放熱部14の置かれる冷却風洞10は電動送風機9により下方から上方へ強制通風されており、この強制通風されている空気が放熱部14を通過することで熱交換が行われる。冷却風洞10へ吸い込まれる空気はほぼ外気温度と等しく、風上側に配置された放熱部14ではこのほぼ外気温度と等しい空気温度と放熱部14との温度差により熱が通風空気側へ排出される。風上側の放熱部14を通過した空気は風上側で排出された熱損失により温度上昇し、次に風下側に置かれた放熱部14へ向かう。
【0019】
風下側の放熱部14でも同様に、放熱部14とそれへの通風の空気温度との温度差により熱が空気側へ排出されるが、こちらでは入側の空気温度が上昇している分、冷却は不利となる。例えば、もし風上側の放熱部14と同じ熱損失を排出するとなると入側空気温度が上昇している分だけ風下側の放熱部14では余計に温度上昇することになる。その結果、風下側の半導体素子温度は風上側のそれよりも高い温度となるのが避けられない。
【0020】
それぞれの半導体素子冷却ユニットの発生熱損失の違いに適した上下配置を工夫し、冷却器自体の大きさを上下の放熱部で変えることで半導体素子の温度上昇値が極端に相違しないようにする等の配慮をすることはあるが、通常、上述のように風下側に配置される半導体素子冷却ユニット側での温度上昇の方が高くなるので、風上側では温度上昇許容値に対して充分な余裕があり、風下側では余裕が少ないのが一般的である。
【0021】
さらに、複数群の電力変換回路より成る電力変換装置では、1群が故障によりシステムより切り離された場合に、残りの運転継続する群では通常の全群が健全に運転される場合よりも電流値を上げる等が必要となり、発生熱損失も大きくなる。冷却能力の設計においては、このような場合を想定して冷却能力を設定しているため、通常運転時には温度上昇許容値に対して充分すぎる余裕を有することになる。
【0022】
以上のように、従来の強制風冷式電力変換装置では、冷却風洞内に冷却風の流れに沿って直列に配置される2個の半導体素子冷却ユニット間の温度上昇の違い、全群の健全運転時と片群だけでの運転時とで生ずる温度上昇の違いがあり、半導体素子の温度上昇許容値に対して全てが同等の余裕となっていないことが、半導体素子冷却ユニットの小形化、装置全体の小形化を阻害する要因となっていた。
【0023】
本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、複数群の独立した電力変換回路を単一の装置筐体内に収納し、複数個の半導体素子冷却ユニットのそれぞれで無駄のない適正な余裕をもたせるようにして、冷却効率を改善し、装置性能を向上させ、小形化が実現できる強制風冷式電力変換装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、電動送風機等により強制通風される冷却風洞内に半導体素子冷却ユニットの放熱部を配置した強制風冷式電力変換装置であって、複数群の独立して運転可能な電力変換回路を単一の装置筐体内に収納し、前記電力変換回路の各々1群分を複数個の前記半導体素子冷却ユニットで構成し、前記冷却風洞内に前記複数個の半導体素子冷却ユニットをそれらの放熱部が冷却風の流れに対し複数列に並ぶように配置し、前記冷却風洞内で冷却風の流れに沿って直列に配置される前記複数個の半導体素子冷却ユニットには、少なくとも2群の前記電力変換回路それぞれを構成する半導体素子冷却ユニットを含めたことを特徴とするものである。
【0025】
請求項2の発明は、電動送風機等により強制通風される冷却風洞内に半導体素子冷却ユニットの放熱部を配置した強制風冷式電力変換装置であって、交流電源を直流に変換するコンバータ回路と変換された直流を再び交流に変換するインバータ回路とが対になった電力変換回路の複数群を、単一の装置筐体内に収納し、独立して運転可能である1群分のコンバータ回路毎またはそれを分割した相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、独立して運転可能である1群分のインバータ回路毎またはそれを分割した相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、異なる群に属する前記コンバータ回路側の半導体素子冷却ユニットとインバータ回路側の半導体素子冷却ユニットとを前記冷却風洞内の冷却風の流れに沿って直列に配置したことを特徴とするものである。
【0026】
請求項3の発明は、電動送風機等により強制通風される冷却風洞内に半導体素子冷却ユニットの放熱部を配置した強制風冷式電力変換装置であって、交流電源を直流に変換するコンバータ回路と変換された直流を再び交流に変換するインバータ回路とが対になった電力変換回路の複数群を、単一の装置筐体内に収納し、独立して運転可能である1群分のコンバータ回路毎またはそれを分割した相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、独立して運転可能である1群分のインバータ回路毎またはそれを分割した相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、異なる群のコンバータ回路を構成する半導体素子冷却ユニット同士を前記冷却風洞内の冷却風の流れに沿って直列に配置し、かつ異なる群のインバータ回路を構成する半導体素子冷却ユニット同士を前記冷却風の流れに沿って直列に配置したことを特徴とするものである。
【0027】
請求項4の発明は、電動送風機等により強制通風される冷却風洞内に半導体素子冷却ユニットの放熱部を配置した強制風冷式電力変換装置であって、直流電源を交流に変換する複数群のインバータ回路を単一の装置筐体内に収納し、独立して運転可能な各群のインバータ回路を構成する相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、異なる群のインバータ回路に属する前記半導体素子冷却ユニットを冷却風の流れに沿って直列に配置したことを特徴とするものである。
【0028】
請求項1〜4の発明の強制風冷式電力変換装置では、独立して運転可能な1群のインバータ回路、コンバータ回路あるいはそれらを分割した相毎に半導体素子冷却ユニットを構成し、異なる群の半導体素子冷却ユニットの冷却風洞内での配列、配置を工夫することにより、万が一の故障によりある群がシステムから切り離された場合でも、残りの継続運転する群の半導体素子冷却ユニットに対して冷却風を効果的に当て、冷却風を無駄にせずに有効に利用する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
【0030】
(第1の実施の形態)
(構成)本発明の第1の実施の形態の強制風冷式電力変換装置を図1〜図4を用いて説明する。図1は第1の実施の形態の強制風冷式電力変換装置が適用された交流架線鉄道車両用の交流電動機駆動システムの回路構成を示している。図2は第1の実施の形態の電力変換装置の正面図である(ただし、内部の機器配置を示すため、正面カバーを取り外した状態を示している)。図3は図2におけるB−B線断面図で、側方から見た冷却風洞部分を示している。図4は図3におけるC−C線断面図で、装置背面の冷却風洞内部の断面を示しており、半導体素子冷却ユニットの放熱部が冷却風洞内に収納されている様子を示している。
【0031】
図1に示すように、本実施の形態の電力変換装置3は、図16に示した従来装置と同様、コンバータ回路4とインバータ回路5とが対になった電力変換回路の2群で構成されているが、それらが単一の装置筐体内に収納されている。その他の回路構成は、従来例と共通である。
【0032】
本実施の形態の電力変換装置3では、各群において、パンタグラフ1より集電された交流電源は主変圧器2の1次巻線に給電され、この主変圧器2で変圧される。主変圧器2で変圧され、2次巻線から出力される交流はコンバータ回路4により直流に変換され、それが再びインバータ回路5により交流に変換され、鉄道車両駆動用の交流電動機6に供給され、この交流電動機6を駆動する。
【0033】
コンバータ回路4とインバータ回路5の組で1群を構成する2群の電力変換回路は、それぞれが独立して運転可能であり、万が一の故障の際には、故障の発生した群だけをシステムより切り離し、残りの群で運転を継続することができる。
【0034】
以下の説明では、一方の群のコンバータ回路4を「コンバータ1」、インバータ回路を「インバータ1」、もう一方の群のコンバータ回路4を「コンバータ2」、インバータ回路を「インバータ2」と呼び区別する。
【0035】
次に図2〜図4を用いて、第1の実施の形態を示す電力変換装置の機械的な構成を説明する。装置筐体11内には冷却風洞10が設けられており、この冷却風洞10は電動送風機9により強制通風される。
【0036】
冷却風洞10は装置筐体11内を上下に貫通するよう構成されており、この冷却風洞10の上下端面は外気取り入れ、排出のために開口されており、冷却風洞10内の上部に設けられた電動送風機9により外気が下方開口より取り入れられ、上方開口から排出される。装置筐体11内における冷却風洞10の部分以外のエリアは密閉室となっている。装置筐体11内のこの密閉室は、半導体素子冷却ユニット以外の他の電気部品収納エリア12にしてある。
【0037】
半導体素子冷却ユニットとしては、コンバータ回路4を構成する部品群を集約したコンバータユニット7、インバータ回路5を構成する部品群を集約したインバータユニット8とがあるが、2群の電力変換回路としてそれぞれのユニットが各2個、計4個収納されることになる。
【0038】
これら半導体素子冷却ユニットは、ユニットの前面側(装置収納時手前側)に半導体素子及びその周辺回路の電気部品群13が実装され、ユニットの背面側に冷却器の放熱部14が構成されていて、この放熱部14が冷却風洞10内に収納される。
【0039】
半導体素子冷却ユニット4個(コンバータユニット7が2個、インバータユニット8が2個)の配置は、冷却風洞10内の冷却風の流れに対し直列に2個並べ、それがまた並列に2組並ぶ構成としてある。そして、直列に並べた2個の組合せは、一方では風下側に「コンバータ1」を風上側には「インバータ2」を並べた組合せとし、もう一方では逆に、風下側に「コンバータ2」を風上側には「インバータ1」を並べた組合せとしており、それぞれ他群のユニット同士が直列に並んだ構成としてある。
【0040】
(作用)上記の構成の強制風冷式電力変換装置では、その運転時に半導体素子より熱損失が発生するが、この熱損失は半導体素子冷却ユニット7,8それぞれの放熱部14から外気へ熱放散することで、半導体素子の冷却を行う。放熱部14の置かれている冷却風洞10は、電動送風機9により下方から上方へ強制通風されており、この強制通風されている空気が各放熱部14を通過することで熱交換する。冷却風洞10へ入風される空気はほぼ外気温度と等しく、風上側に配置された放熱部14ではこの外気温度とほぼ等しい入風空気温度と放熱部14との温度差により熱が空気側へ放熱される。風上側の放熱部14を通過した空気は、風上側の放熱部14から受けた熱により温度上昇した状態で風下側に置かれた放熱部14へ向かう。
【0041】
風下側の放熱部14でも同様に、放熱部14とそれへの入風空気温度との温度差により熱が空気側へ放熱されるが、こちらでは入風空気温度が上昇している分、冷却は不利となっている。
【0042】
ここで、2群の電力変換回路のうち1群がシステムより切り離された場合の作用について述べる。いま、「コンバータ1」、「インバータ1」の1群側をシステムより切り離したとすると、残りの「コンバータ2」、「インバータ2」のみが運転されるので、当然、半導体素子より発生する熱損失、半導体素子の冷却も「コンバータ2」、「インバータ2」のみを考えればよい。冷却風洞10内の放熱部14が風下側にある「コンバータ2」の場合、その風上側にある「インバータ1」から熱損失が発生していないので、「コンバータ2」の放熱部14へはほぼ外気温度と等しい空気が入風されることになる。一方、「インバータ2」では入風温度の条件は変わらないが、この「インバータ2」の放熱部14を通過した空気の温度上昇が、次に直列に配置されている「コンバータ1」側に影響を与えることはない。
【0043】
以上の強制風冷機能により、冷却風の流れに対して直列に並べた半導体素子冷却ユニットが異なる群の組み合わせとなっているので、片群のみでの運転時に、直列に2列に並んで配置した双方に流れる冷却風は何れも残って運転される群側の半導体素子冷却ユニットに有効に送風されることになる。
【0044】
2群とも健全に運転されているときに比べ、片群のみの運転時には、直列に並んだ相手側のユニットは運転されていないことになるので、冷却が楽になる。つまり「コンバータ2」では半導体素子の温度上昇が小さくなり、さらにこの「コンバータ2」での熱損失を増大させることが可能になる。「インバータ2」でもその風下側に置かれた半導体素子冷却ユニットの放熱部14への入風温度上昇を考える必要がなくなるので、こちらもさらに熱損失を増大させることを許容できる。
【0045】
片群をシステムより切り離して残りの群で運転継続する際は、運転継続する群の負荷が大きくなり、全群健全運転時よりも電流を増やす等必要になってくるが、その際の半導体素子からの熱損失増大にも放熱部での冷却で対応可能となり、システム性能が向上する。また、放熱部を片群運転時を考慮して徒に大きくする必要がなくなるので、半導体素子冷却ユニットの放熱部を小形化することで電力変換装置全体の小形、軽量化が可能となる。
【0046】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態の強制風冷式電力変換装置について、図5〜図7を用いて説明する。図5は第2の実施の形態の電力変換装置の正面図である(ただし、正面カバーを取り外した状態を示している)。図6は図5におけるD−D線断面図で、側方から見た冷却風洞部分を示す。図7は図6におけるE−E線断面図で、装置背面の冷却風洞内部の断面を示しており、半導体素子冷却ユニットの放熱部が冷却風洞内に収納されている様子を示している。
【0047】
この第2の実施の形態の適用されるシステム回路の構成は、図1に示した第1の実施の形態と同じであり、2群の電力変換回路を備えている。ただし、第2の実施の形態の場合、第1の実施の形態に対して4個の半導体素子冷却ユニットの配置が異なる。
【0048】
以下の説明では、第1の実施の形態と同様、第1の群の電力変換回路に属するコンバータ回路4、インバータ回路5をそれぞれ「コンバータ1」、「インバータ1」とし、第2群の電力変換回路に属するコンバータ回路4、インバータ回路5をそれぞれ「コンバータ2」、「インバータ2」とする。
【0049】
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、異なる群の半導体素子冷却ユニットを2個、冷却風の流れに対して直列に並べて配置するが、「コンバータ1」と「コンバータ2」とを2個直列に並べ、「インバータ1」と「インバータ2」をも2個直列に並べ、これら2組を並列に並べた構成にしている。
【0050】
この構成において、「コンバータ1」、「インバータ1」の1群側をシステムより切り離した際は、残りの「コンバータ2」、「インバータ2」のみが運転されるので、当然、半導体素子より発生する熱損失、半導体素子の冷却も「コンバータ2」、「インバータ2」のみを考えればよい。したがって、「コンバータ2」では、その風上側にある「コンバータ1」から熱損失が発生していないので、「コンバータ2」の放熱部14へはほぼ外気温度と等しい空気が入風されることになる。「インバータ2」でも同様に、その風上側にある「インバータ1」から熱損失が発生していないので、「インバータ2」の放熱部14へはほぼ外気温度と等しい空気が入風されることになる。
【0051】
他方、「コンバータ2」「インバータ2」の2群側をシステムより切り離した際は、「コンバータ1」、「インバータ1」のみの運転となり、それらの風下側に配置されている半導体素子冷却ユニットの放熱部14への入風温度上昇を考慮する必要がない。
【0052】
以上により、第2の実施の形態の電力変換装置においても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。加えて、第2の実施の形態の場合、同じ群のコンバータ回路とインバータ回路を並列に横に並べて配置しているので、これら回路間を接続する電気的接続が比較的容易になるメリットもある。
【0053】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態の強制風冷式電力変換装置について、図8及び図9を用いて説明する。図8は第3の実施の形態の電力変換装置の平面図である。図9は図8におけるF−F線断面図であり、冷却風洞部分を示している。
【0054】
第1、第2の実施の形態の強制風冷式電力変換装置は、鉄道車両の床上に設置される電力変換装置だったが、この第3の実施の形態の強制風冷式電力変換装置は、鉄道車両の床下に設置される電力変換装置である。
【0055】
本実施の形態の適用されるシステム回路は、図1に示した第1の実施の形態と同じであり、2群の電力変換回路で構成される。ただし、装置筐体11aは、鉄道車両の車体15の床下に設置されており、この装置筐体11a内に電動送風機9により強制通風される冷却風洞10aがあり、4個の半導体素子冷却ユニットそれぞれがそれらの放熱部14をこの冷却風洞10aに収納した形で実装されている。装置筐体11aにおける冷却風洞10a以外の密閉部分には、半導体素子冷却ユニットの電気部品群13が収容してあり、また他の電気部品収納エリア12a,12bがある。
【0056】
4個の半導体素子冷却ユニットは第1の実施の形態と同様、コンバータユニット7とインバータユニット8が2個ずつである。以下の説明では、前出の実施の形態と同様に、コンバータ回路4、インバータ回路5について、第1群側を「コンバータ1」、「インバータ1」と呼び、第2群側を「コンバータ2」、「インバータ2」と呼ぶ。
【0057】
冷却風洞10a内で冷却風の流れに対し、2個直列に並べたものを、2組並列に並べた構成としているが、これも第1の実施の形態と同様、直列に並べた2個の半導体素子冷却ユニットは異なる群の組み合わせにしている。つまり、「コンバータ1」と「インバータ2」を2個直列に配置し、もう片方には「コンバータ2」と「インバータ1」を2個直列に配置している。
【0058】
鉄道車両15の床下設置の装置であり、装置筐体11a内に設置された冷却風洞10a内を水平方向に冷却風が流れるが、半導体素子冷却ユニットそれぞれの放熱部14に対する冷却風の流れは第1の実施の形態で説明したと同じ関係にあり、同じ効果が得られる。
【0059】
本発明は、この第3の本実施の形態で示したように、鉄道車両の床上設置の盤形の装置に適用されるだけでなく、床下設置の装置にもそのまま適用できる。
【0060】
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態の強制風冷式電力変換装置を、図10及び図11を用いて説明する。図10は第4の実施の形態が適用される直流架線鉄道車両用の交流電動機駆動システムの回路図である。図11は、本実施の形態の電力変換装置の正面図である(ただし、内部の機器配置を示すため、正面カバーを取り外した状態を示している)。
【0061】
図10に示すように、本実施の形態の電力変換装置3aは、パンタグラフ1から取り込む直流電源を交流電源に変換するインバータ回路5が2群で構成されており、それを1個の装置筐体に収納したことを特徴としている。
【0062】
本実施の形態の電力変換装置3aの適用される交流電動機駆動システムでは、パンタグラフ1より集電した直流電源が各インバータ回路5により交流に変換され、鉄道車両駆動用の各交流電動機6に供給され、この交流により各交流電動機6が駆動される。
【0063】
各インバータ回路5は3相インバータである。以下の説明では、第1群のインバータ回路5のU相を「U1」、V相を「V1」、W相を「W1」、同様に第2群の各相を「U2」、「V2」、「W2」と呼ぶ。
【0064】
これら2群のインバータ回路5で構成される電力変換回路は、それぞれが独立して運転可能であり、万が一の故障の際には、故障の発生した群だけをシステムより切り離し、残りの群で運転を継続することができる。
【0065】
次に、図11を用いて、このような回路構成の電力変換装置3aの強制風冷動作について説明する。装置筐体11内には冷却風洞10が設けられており、電動送風機9によりこの冷却風洞10内が強制通風される。
【0066】
半導体素子冷却ユニットはインバータ回路5のU,V,W相それぞれを相毎にまとめた構成としており、1群分のインバータ回路5で3個、それが2群で計6個の相単位ユニット16が単一の装置筐体11内に収納されている。
【0067】
これら相単位ユニット16の配置は、冷却風の流れに対し直列に3個並べ、それがまた並列に2組並ぶ構成にしてある。直列に上下に並べた3個の組合せは、インバータ回路5の一方の群の相単位ユニット16のみが並ぶのでなく、図11に示すように「U1」、「V2」、「W1」と「U2」、「V1」、「W2」といった組合せで、V相の相単位ユニット16がそれぞれ他方の群側と場所を交替させた組合せにしてある。
【0068】
このような相単位ユニット16の配置構成にすれば、第1群が故障によりシステムより切り離された際には、運転継続する第2群のインバータ回路5を構成する3個の相単位ユニット16は冷却風の流れに対して並列に分散した配置となり、冷却風を有効に利用することができる。この結果、第1、第2の実施の形態について説明した効果と同様の効果が得られる。
【0069】
なお、本実施の形態において、図11に示した配置の他にも、U相の相単位ユニットを他群のユニット群のものと場所を交替させた組合せ、あるいはW相の相単位ユニットを他群のユニット群のものと場所を交替させた組合せにすることも可能であり、同様の効果が得られる。
【0070】
次に、本発明の第5の実施の形態について、図12を用いて説明する。第5の実施の形態の強制風冷式電力変換装置は、回路構成は第4の実施の形態と同様、図10に示したものであるが、各群のインバータ回路5を構成する相単位ユニット16の配置が第4の実施の形態と異なる。
【0071】
すなわち、図12に示すように、冷却風の流れの方向に3個を直列に、かつそれを2組並列に並べた半導体素子冷却ユニット群のうち、下方側に第1群のインバータ回路5を構成する「U1」、「V1」、「W1」の3個の相単位ユニット16を2列にまたがって配置し、上方側に第2群のインバータ回路5を構成する「U2」、「V2」、「W2」の3個の相単位ユニット16をこれもまた2列にまたがって配置している。この第5の実施の形態の配置構成にしても、第4の実施の形態の配置構成と同様の効果が得られる。
【0072】
このように冷却風の流れに直列に並んだ複数個の半導体素子冷却ユニットが異なる電力変換回路を構成するユニットの組合せとなることで、何れも同じ効果が得られる。
【0073】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、複数群の独立して運転可能な電力変換回路のうち、ある1群が万が一の故障によりシステムから切り離された場合でも、残りの継続運転する群の半導体素子冷却ユニットに対して冷却風が必ず当たり、無駄にならずに有効に冷却することができ、温度上昇の低減が可能である。
【0074】
また、電流増加により通常運転時よりも熱損失が増えても、外気温度とほぼ同じ温度の冷却風が必ず継続運転中の群の半導体素子冷却ユニットに当たることにより、当該ユニットに対する冷却能力が増大することで対応可能であり、全群の健全運転時とある群を開放した運転時とで各半導体素子の温度上昇の違いを少なくでき、半導体素子の温度上昇許容値に対して全群の健全運転時に徒に余裕を持たせた設計をせずとも済み、バランスの良い冷却が実現できる。さらに、この結果として、適正な冷却マージンを持たせた設計ができるので、半導体素子冷却ユニットの小形化ひいては装置の小形化が可能となり、電動送風機の小形軽量化、冷却風洞の構成の簡素化等も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の強制風冷式電力変換装置を適用した交流架線鉄道車両用の交流電動機駆動システムの回路図。
【図2】上記第1の実施の形態の強制風冷式電力変換装置の正面図。
【図3】図2におけるB−B線断面図。
【図4】図3におけるC−C線断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の強制風冷式電力変換装置の正面図。
【図6】図5におけるD−D線断面図。
【図7】図6におけるE−E線断面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の強制風冷式電力変換装置の平面図。
【図9】図8におけるF−F線断面図。
【図10】本発明の第4の実施の形態の強制風冷式電力変換装置を適用した直流架線鉄道車両用の交流電動機駆動システムの回路図。
【図11】上記第4の実施の形態の強制風冷式電力変換装置の正面図。
【図12】本発明の第5の実施の形態の強制風冷式電力変換装置の正面図。
【図13】従来例の電力変換装置を適用した交流架線鉄道車両用の交流電動機駆動システムの回路図。
【図14】従来例の強制風冷式電力変換装置の正面図。
【図15】図14におけるA−A線断面図。
【図16】他の従来例の強制風冷式電力変換装置を適用した交流架線鉄道車両用の交流電動機駆動システムの回路図。
【符号の説明】
1 パンタグラフ
2 主変圧器
3,3a 電力変換装置
4 コンバータ回路
5 インバータ回路
6 交流電動機
7 (半導体素子冷却ユニットとしての)コンバータユニット
8 (半導体素子冷却ユニットとしての)インバータユニット
9 電動送風機
10,10a 冷却風洞
11,11a 装置筐体
14 放熱部
16 (半導体素子冷却ユニットとしての)相単位ユニット

Claims (4)

  1. 電動送風機等により強制通風される冷却風洞内に半導体素子冷却ユニットの放熱部を配置した強制風冷式電力変換装置であって、
    複数群の独立して運転可能な電力変換回路を単一の装置筐体内に収納し、
    前記電力変換回路の各々1群分を複数個の前記半導体素子冷却ユニットで構成し、
    前記冷却風洞内に前記複数個の半導体素子冷却ユニットをそれらの放熱部が冷却風の流れに対し複数列に並ぶように配置し、
    前記冷却風洞内で冷却風の流れに沿って直列に配置される前記複数個の半導体素子冷却ユニットには、少なくとも2群の前記電力変換回路それぞれを構成する半導体素子冷却ユニットを含めたことを特徴とする強制風冷式電力変換装置。
  2. 電動送風機等により強制通風される冷却風洞内に半導体素子冷却ユニットの放熱部を配置した強制風冷式電力変換装置であって、
    交流電源を直流に変換するコンバータ回路と変換された直流を再び交流に変換するインバータ回路とが対になった電力変換回路の複数群を、単一の装置筐体内に収納し、
    独立して運転可能である1群分のコンバータ回路毎またはそれを分割した相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、
    独立して運転可能である1群分のインバータ回路毎またはそれを分割した相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、
    異なる群に属する前記コンバータ回路側の半導体素子冷却ユニットとインバータ回路側の半導体素子冷却ユニットとを前記冷却風洞内の冷却風の流れに沿って直列に配置したことを特徴とする強制風冷式電力変換装置。
  3. 電動送風機等により強制通風される冷却風洞内に半導体素子冷却ユニットの放熱部を配置した強制風冷式電力変換装置であって、
    交流電源を直流に変換するコンバータ回路と変換された直流を再び交流に変換するインバータ回路とが対になった電力変換回路の複数群を、単一の装置筐体内に収納し、
    独立して運転可能である1群分のコンバータ回路毎またはそれを分割した相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、
    独立して運転可能である1群分のインバータ回路毎またはそれを分割した相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、
    異なる群のコンバータ回路を構成する半導体素子冷却ユニット同士を前記冷却風洞内の冷却風の流れに沿って直列に配置し、かつ異なる群のインバータ回路を構成する半導体素子冷却ユニット同士を前記冷却風の流れに沿って直列に配置したことを特徴とする強制風冷式電力変換装置。
  4. 電動送風機等により強制通風される冷却風洞内に半導体素子冷却ユニットの放熱部を配置した強制風冷式電力変換装置であって、
    直流電源を交流に変換する複数群のインバータ回路を単一の装置筐体内に収納し、
    独立して運転可能な各群のインバータ回路を構成する相毎に前記半導体素子冷却ユニットを構成し、
    異なる群のインバータ回路に属する前記半導体素子冷却ユニットを冷却風の流れに沿って直列に配置したことを特徴とする強制風冷式電力変換装置。
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