JP2004063450A - プッシュレバースイッチ - Google Patents
プッシュレバースイッチ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004063450A JP2004063450A JP2003143342A JP2003143342A JP2004063450A JP 2004063450 A JP2004063450 A JP 2004063450A JP 2003143342 A JP2003143342 A JP 2003143342A JP 2003143342 A JP2003143342 A JP 2003143342A JP 2004063450 A JP2004063450 A JP 2004063450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring piece
- contact
- contact spring
- unit
- push lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 claims description 3
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 claims description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 claims description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
- Contacts (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
【課題】従来のU形接点ばね片を使用した極めて薄形のスイッチは、プッシュレバーに極めて小形で狭幅なばね片(例、1.0mm以下)を一体的に取付けて数10万回のスイッチ作用に耐久できるように安定的に構成することが困難な課題、及びU形接点ばね片にスイッチとして要求される弾力を付与することが困難な課題があった。
【解決手段】2重接点ばね片1a、1bを強固な金属製のばね片ホルダー5にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して設けた接点ばね片ユニットAをプッシュレバー10の下面に取付け両者を一体としたプッシュレバーユニットBを設け、該プッシュレバーユニットBをケース13内に挿入して、外側接点ばね片1aの接点aをケース13の固定接点15に接触(ON)し、内側接点ばね片1bの接点a´を固定接点16と離隔(OFF)した状態に各相対して備えると共に、操作部12をケース13外に突出して備えた、極めて小型かつ薄型で安定性、耐久性に優れたプッシュスイッチを提供して課題を解決した。
【選択図】
図2
【解決手段】2重接点ばね片1a、1bを強固な金属製のばね片ホルダー5にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して設けた接点ばね片ユニットAをプッシュレバー10の下面に取付け両者を一体としたプッシュレバーユニットBを設け、該プッシュレバーユニットBをケース13内に挿入して、外側接点ばね片1aの接点aをケース13の固定接点15に接触(ON)し、内側接点ばね片1bの接点a´を固定接点16と離隔(OFF)した状態に各相対して備えると共に、操作部12をケース13外に突出して備えた、極めて小型かつ薄型で安定性、耐久性に優れたプッシュスイッチを提供して課題を解決した。
【選択図】
図2
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
2重にした接点ばね片をばね片ホルダーにかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して設けた接点ばね片ユニットをプッシュレバーの下面に取付け両者を一体としたプッシュレバーユニットを設け、
該プッシュレバーユニットをケース内に挿入して、外側接点ばね片の接点をケースの固定接点に接触(ON)し、内側接点ばね片の接点を固定接点と離隔(OFF)した状態に各相対して備えると共に、操作部をケース外に突出して備えたプッシュレバースイッチに係り、極めて小型かつ薄型で安定性、耐久性に優れたプッシュレバースイッチを提供するものである。
【0002】
【先願発明】
横U字形ばね片(接点ばね片、ブラシ)とホルダー(プッシュレバー、作動子)を一体とした「接点ばね片」ユニットの構成は出願人がはじめて開発したものであり、これまで該接点ばね片ユニットに係る各種スイッチにつき多数件の特許出願を行っており、特開平5−211021号(特願平4−183002号)(特許第3118086号)「プッシュスイッチ」特開平6−124623号(特願平4−297666号)「プッシュスイッチ」特開平10−50174号(特願平8−216164号)「スイッチのU形接点ばね片」などがある。
【0003】
【従来の課題】
例えば、上記の特開平10−50174号に記載されたスイッチは極めて薄形に設けたものであり、そのU形接点ばね片は内外2重の狭長なばね片からなるものであるが、該U形接点ばね片をプッシュレバー(作動子)に一体的に取付けて接点ばね片ユニットを設けるにつき、その支持部(ばね接点作用上でばね性作用を行わない部分)を適宜取付けるようにしているが、極めて小形で狭長なばね片(例、幅1.0mm以下)をプッシュレバーに、数10万回のスイッチ作用に耐久できるように安定的に取付けることが困難な課題があり、また、ばね片が小形狭長で2重にしてもなお弾力が弱いため、該ばね片の接点と固定接点とのチャタリングを生じない十分な接触圧を得ること及びプッシュレバー(作動子)の原位置復元力等が不足する等の課題があって、従来以上に小形薄形なプッシュレバースイッチの構成を可能とするためには、U形接点ばね片とプッシュレバーの間に両者の強固安定的な連結取付けを媒介すると共にばね片の弾力を増大することが出来る有効な手段の開発提供が希求されてきた。
【0004】
【発明が解決した課題】
そこで、本発明は、上記の狭長な内外2重ばね片からなる接点ばね片をプッシュレバーに取付けるのに先立って、該2重接点ばね片を強固な金属製のU形部材であるばね片ホルダーにかしめ付け等の適宜の固着手段で強固一体的に固着して、耐久安定的構成でばね片の弾力を増大した「接点ばね片ユニット」を設け、該接点ばね片ユニットをプッシュレバーに取付けて「プッシュレバーユニット」を設けることによって、上記の課題を解決する一方、新たに上記の課題解決のために開発した接点ばね片ユニットを各種スイッチ用の可動接点部材(パーツ)として汎用することを開発て、将来に向かってU形接点ばね片の汎用性を格段に向上し得たものである。
【0005】
【課題を解決する手段】
「プッシュスイッチ」
本発明は、支持部とU形部と先端を接点とした接点部からなる狭長な2枚のU形の接点ばね片を、外側接点ばね片の接点を内側接点ばね片の接点の前方にずらして重合して2重接点ばね片とし、
【0006】
該2重接点ばね片の支持部を固着する取付部と、U形部及び接点部をカバーするU形部カバー及び接点部カバーからなり、U形部カバーの両側面に小支軸を突設したばね片ホルダーを金属片を曲成して設け、
【0007】
該ばね片ホルダーの内側に上記2重接点ばね片を、その支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して接点ばね片ユニットを設け、
【0008】
一方端の支軸と他方端の山形の操作部からなり、ケース等に枢支した該支軸を中心として操作部を設定角度回動自在に備えたプッシュレバーを設け、
【0009】
該プッシュレバーの下面に上記接点ばね片ユニットの取付部を連係すると共に、同プッシュレバーの支軸の中心孔に接点ばね片ユニットの小支軸を同心軸状に嵌合して、プッシュレバーと接点ばね片ユニットを組合せたプッシュレバーユニットを設け、
【0010】
該プッシュレバーユニットをケース内に挿入し、その支軸をケースの軸孔に枢支して設定角度回動自在に取付け、2重接点ばね片の外側接点ばね片の接点をケースの固定接点に接触(ON)し、内側接点ばね片の接点をケースの固定接点と離隔(OFF)相対して備えると共に、該プッシュレバーユニットを2重接点ばね片の復元弾力で支軸を中心として上方付勢回動してその操作部をケース外に突出して備えたものである、プッシュレバースイッチによって課題を解決したものである。
【0011】
【課題を解決する手段】
「押ボタンスイッチ」
また、本発明は、接点ばね片ユニットをケース内に挿入し、そのU形部カバーの支軸をケースの軸孔に軸架して設定角度回動自在に枢支すると共に外側接点ばね片の接点をケースの固定接点に接触(ON)し、該接点ばね片ユニットの取付部上に押ボタンの支持部を位置せしめ、外側接点ばね片の復元弾力で接点ばね片ユニットを上方付勢回動すると共に押ボタンのボタン部をケース外に突出して備え、また、内側接点ばね片の接点をケースの固定接点と離隔(OFF)して備えた、押ボタンスイッチによって課題を解決したものである。
【0012】
【課題を解決する手段】
「各種スイッチ用の接点ばね片ユニット」
更に、本発明は、支持部とU形部と先端を接点とした接点部からなる2枚のU形の接点ばね片を、外側接点ばね片の接点を内側接点ばね片の接点の前方にずらして重合して2重接点ばね片とし、
該2重接点ばね片の支持部、U形部及び接点部をカバーする取付部、U形部カバー及び接点部カバーからなり、U形部カバーの両側面に小支軸を突設したばね片ホルダーを金属片を曲成して設け、該ばね片ホルダーのU形部カバー内に上記2重接点ばね片を、その支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して備えたものである、各種スイッチ用の接点ばね片ユニットによって課題を解決したものである。
【0013】
【実施例】
「プッシュレバースイッチ」(図1〜図12を参照)
支持部2とU形部3と先端を接点a、a´とした接点部4からなる狭長な2枚のU形の接点ばね片1a、1bを、外側接点ばね片1aの接点aを内側接点ばね片1bの接点a´の前方にずらして重合して2重接点ばね片1a、1bとし、
【0014】
該2重接点ばね片1a、1bの支持部2を固着する取付部6と、U形部3及び接点部4をカバーするU形部カバー7及び接点部カバー8からなり、U形部カバー7の両側面に小支軸9を突設したばね片ホルダー5を金属片を曲成して設け、
【0015】
該ばね片ホルダー5の内側に上記2重接点ばね片1a、1bを、その支持部2、2と接点部4、4を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部2、2を取付部6にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して接点ばね片ユニットAを設け、
【0016】
一方端の支軸11と他方端の山形の操作部12からなり、ケース13等に枢支した該支軸11を中心として操作部12を設定角度回動自在に備えたプッシュレバー10を設け、
【0017】
該プッシュレバー10の下面に上記接点ばね片ユニットAの取付部6を連係すると共に、同プッシュレバー10の支軸11の中心孔11aに接点ばね片ユニットAの小支軸9を同心軸状に嵌合して、プッシュレバー10と接点ばね片ユニットAを組合せたプッシュレバーユニットBを設け、
【0018】
該プッシュレバーユニットBをケース13内に挿入し、その支軸11をケース13の軸孔14に枢支して設定角度回動自在に取付け、2重接点ばね片1a、1bの外側接点ばね片1aの接点aをケース13の固定接点15に接触(ON)し、内側接点ばね片1bの接点a´をケース13の固定接点16と離隔(OFF)相対して備えると共に、該プッシュレバーユニットBを2重接点ばね片1a、1bの復元弾力で支軸11を中心として上方付勢回動してその操作部12をケース13外に突出して備えて、プッシュレバースイッチを設けたものである。
【0019】
接点ばね片ユニットAの、2重接点ばね片1a、1bの支持部2とばね片ホルダー5の取付部6を固着する手段は、外側接点ばね片1aの支持部2の両側に突設した小突片2aを内側接点ばね片1bの支持部2及びばね片ホルダー5の取付部6に巻き付けかしめ付けて一体的に固着するなど、3者を一体的に固着する手段であれば、かしめ付け、溶接、ハンダ付け、若しくは接着剤接着など適宜である。
【0020】
接点ばね片ユニットAの図示実施例(図4〜図7)につき説明すると、外側接点ばね片1aは支持部2とU形部3と先端を接点aとした接点部4からなり、支持部2の両側に小突片2aを突設すると共に支持部2の先端をく形に曲げて設け(図5)、内側接点ばね片1bは支持部2とU形部3と先端を接点bとした接点部4からなり、支持部2の先端にコ形部2bを形成すると共に接点部4を外側接点ばね片1aの接点部4より短く形成して設け(図6)、ばね片ホルダー5は取付部6とU形部カバー7と接点部カバー8からなり、U形部カバー7の両側面に小支軸9を突設して設け(図7)、
【0021】
上記の外側接点ばね片1aと内側接点ばね片1bを重合して2重接点ばね片1a、1bとし、該2重接点ばね片1a、1bをばね片ホルダー5の内側にその支持部2、2と接点部4、4を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に、外側接点ばね片1aの支持部2の両側に突設した小突片2aを内側接点ばね片1bの支持部2及びばね片ホルダー5の取付部6に巻き付け両先端を取付部6にかしめ付けて、3者2、2、6を一体的に固着し、また外側接点ばね片1aの支持部2のく形曲げ端を内側接点ばね片1bの支持部2下面に圧接せしめて、接点ばね片ユニットA(図4)を設けたものである。
【0022】
接点ばね片ユニットAをプッシュレバー10に取付けてプッシュレバーユニットBを設ける手段は適宜であるが、例えば、図示例(図1、図2を参照)のように、プッシュレバー10(図8、図9を参照)の一方端下部に接点ばね片ユニットAのU形部カバー7を挿入する凹部17を形成し、該凹部17の左右側に支軸11を突設し、該支軸11の中心に中心孔11aをあけると共に該中心孔11aと支軸11下面の間にスリット11bをあけて備え、接点ばね片ユニットAを上記凹部17に嵌挿してその両側の小支軸9を上記スリット11bを通して該中心孔11aに嵌合して両軸を同心軸状に取付ける一方、プッシュレバー10の下面に突設したリブ18に接点ばね片ユニットAの内側接点ばね片1bの支持部2の先端に形成したコ形部2bを、該接点ばね片ユニットA先端の左右振れを防止する状態に嵌合して両者を取付けるするように備えたものである。
【0023】
【実施例】
「押ボタンスイッチ」(図13を参照)
【請求項5】
接点ばね片ユニットAをケース内13に挿入し、そのU形部カバー7の支軸9をケース13の軸孔14に軸架して設定角度回動自在に枢支すると共に外側接点ばね片1aの接点aをケース13の固定接点15に接触(ON)し、該接点ばね片ユニットAの取付部6上に押ボタンCの支持部を位置せしめ、外側接点ばね片1aの復元弾力で接点ばね片ユニットAを上方付勢回動すると共に押ボタンCのボタン部をケース外13に突出して備え、また、内側接点ばね片1bの接点a´をケース13の固定接点16と離隔(OFF)して備えて設けた、押ボタンスイッチである。
【0024】
【実施例】(図4、図2、図13等を参照)
「各種スイッチ用の接点ばね片ユニット」
更に、本発明は、支持部2とU形部3と先端を接点a、a´とした接点部4からなる2枚のU形の接点ばね片1a、1bを、外側接点ばね片1aの接点aを内側接点ばね片1bの接点a´の前方にずらして重合して2重接点ばね片1a、1bとし、
該2重接点ばね片1a、1bの支持部2、U形部3及び接点部4をカバーする取付部6、U形部カバー7及び接点部カバー8からなり、U形部カバー7の両側面に小支軸9を突設したばね片ホルダー5を金属片を曲成して設け、該ばね片ホルダー5のU形部カバー7内に上記2重接点ばね片1a、1bを、その支持部2、2と接点部4、4を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部2、2を取付部6にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して備えて、各種スイッチ用の接点ばね片ユニットAを設けたものである。
【0025】
【作用】
プッシュレバーの操作部12若しくは押ボタンC等を押下するなどによって、接点ばね片ユニットAを支軸11若しくは9を支点として回動すると、その2重接点ばね片1a、1bが同時回動し、コモン回路として当初から接触していた外側接点ばね片1aの接点aがより強く固定接点15に圧接すると同時に内側接点ばね片1bの接点a´が固定接点16に圧接してスイッチONする。
【0026】
操作部12若しくは押ボタンC等の押下を解くと、2重接点ばね片1a、1bの復元弾力によって、接点ばね片ユニットAが支軸11若しくは9を支点として復元回動して、内側接点ばね片1bの接点a´が固定接点16から離隔してスイッチOFF(外側接点ばね片1aの接点aは固定接点15に接触したまま) すると同時に、プッシュレバーの操作部12若しくは押ボタンCも原状に復帰する。
【0027】
【効果】
接点ばね片ユニットを、2重接点ばね片を強固な金属製のばね片ホルダーにその支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して設けるようにしたので、各接点ばね片の接点部が強い弾力を保有し得て接点ばね片の幅(ばね片ホルダーと略同幅に設定)を極めて小さく設定した場合でもスイッチとしての作用、効果、即ち接点ばね片の可動接点とケースの固定接点の設定接触圧の維持、チャタリング防止、及び圧接こじりによるクリーニング等の作用、効果を発揮するのに充分なばね弾力が得られる。
【0028】
同じく、接点ばね片ユニットを2重接点ばね片を強固な金属製のばね片ホルダーにその支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して設けるようにしたので、極めて強固安定的で耐久性に優れたな構成の接点ばね片ユニットを設けることができる。
【0029】
上記の特性によって、強固な基幹となるばね片ホルダーの幅と合わせて接点ばね片の幅及びプッシュレバーの幅(厚さ)を設定でき、よって、極めて小型かつ薄形のプッシュレバースイッチを構成できる革新的な特徴がある。
【0030】
接点ばね片ユニットのばね片ホルダーのU形部カバーに小支軸を突設して、該小支軸をプッシュレバーの支軸と同心軸状に取付けたので、プッシュレバーの支軸を支点とした回動操作時に接点ばねユニットも同支点、同軌道回転することになって、操作用のアンバランスを生じない特徴がある。
【0031】
プッシュレバーユニットを、プッシュレバーの支軸のスリットに接点ばね片ユニットの小支軸を通して両支軸を同心軸状に取付けると共に、プッシュレバーの下面に突設したリブに接点ばね片ユニットの内側接点ばね片のコ形部を嵌合するだけで、極めて簡単かつ迅速に組立て及び取外しができる利点があり、また、ケースに装着後は組立方向の外れを2重接点ばね片の弾力で有効に防止し得る特徴がある。
【0032】
接点ばねユニットはそれを操作するプッシュレバー、押ボタン等の形状、寸法等に関係なくケース内等に設置してその作用、効果を発揮できる特性を有するので、該接点ばね片ユニットを独立した部材(パーツ)として、種々のスイッチに汎用し得る多大な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例プッシュスイッチの正面図、平面図、右側面図、及び背面図。
【図2】図1の平面図のD−D線断面矢視図。
【図3】図2の作用説明図。
【図4】接点ばね片ユニットの正面図、平面図、及びE方向矢視図。
【図5】外側接点ばね片の正面図、平面図、及び左側面図。
【図6】内側接点ばね片の正面図、平面図、及び左側面図。
【図7】ばね片ホルダーの正面図、平面図、及び左側面図。
【図8】プッシュレバーの正面図、平面図、右側面図、及び底面図。
【図9】図8の平面図のF−F線断面矢視図。
【図10】ケースの正面図、平面図、右側面図、及び背面図。
【図11】図10の平面図のG−G線断面矢視図。
【図12】図10の平面図のH−H線断面矢視図。
【図13】本発明の実施例押ボタンスイッチの縦断正面図。
【符号の説明】
A 接点ばね片ユニット
B プッシュレバーユニット
C 押ボタン
a、a´ 接点
1a 外側接点ばね片
1b 内側接点ばね片
2 支持部
2a 小突片
2b コ形部
3 U形部
4 接点部
5 ばね片ホルダー
6 取付部
7 U形部カバー
8 接点部カバー
9 小支軸
10 プッシュレバー
11 支軸
11a 中心孔
11b スリット
12 操作部
13 ケース
14 軸孔
15 固定接点(コモン)
16 固定接点
17 凹部
18 リブ
【産業上の利用分野】
2重にした接点ばね片をばね片ホルダーにかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して設けた接点ばね片ユニットをプッシュレバーの下面に取付け両者を一体としたプッシュレバーユニットを設け、
該プッシュレバーユニットをケース内に挿入して、外側接点ばね片の接点をケースの固定接点に接触(ON)し、内側接点ばね片の接点を固定接点と離隔(OFF)した状態に各相対して備えると共に、操作部をケース外に突出して備えたプッシュレバースイッチに係り、極めて小型かつ薄型で安定性、耐久性に優れたプッシュレバースイッチを提供するものである。
【0002】
【先願発明】
横U字形ばね片(接点ばね片、ブラシ)とホルダー(プッシュレバー、作動子)を一体とした「接点ばね片」ユニットの構成は出願人がはじめて開発したものであり、これまで該接点ばね片ユニットに係る各種スイッチにつき多数件の特許出願を行っており、特開平5−211021号(特願平4−183002号)(特許第3118086号)「プッシュスイッチ」特開平6−124623号(特願平4−297666号)「プッシュスイッチ」特開平10−50174号(特願平8−216164号)「スイッチのU形接点ばね片」などがある。
【0003】
【従来の課題】
例えば、上記の特開平10−50174号に記載されたスイッチは極めて薄形に設けたものであり、そのU形接点ばね片は内外2重の狭長なばね片からなるものであるが、該U形接点ばね片をプッシュレバー(作動子)に一体的に取付けて接点ばね片ユニットを設けるにつき、その支持部(ばね接点作用上でばね性作用を行わない部分)を適宜取付けるようにしているが、極めて小形で狭長なばね片(例、幅1.0mm以下)をプッシュレバーに、数10万回のスイッチ作用に耐久できるように安定的に取付けることが困難な課題があり、また、ばね片が小形狭長で2重にしてもなお弾力が弱いため、該ばね片の接点と固定接点とのチャタリングを生じない十分な接触圧を得ること及びプッシュレバー(作動子)の原位置復元力等が不足する等の課題があって、従来以上に小形薄形なプッシュレバースイッチの構成を可能とするためには、U形接点ばね片とプッシュレバーの間に両者の強固安定的な連結取付けを媒介すると共にばね片の弾力を増大することが出来る有効な手段の開発提供が希求されてきた。
【0004】
【発明が解決した課題】
そこで、本発明は、上記の狭長な内外2重ばね片からなる接点ばね片をプッシュレバーに取付けるのに先立って、該2重接点ばね片を強固な金属製のU形部材であるばね片ホルダーにかしめ付け等の適宜の固着手段で強固一体的に固着して、耐久安定的構成でばね片の弾力を増大した「接点ばね片ユニット」を設け、該接点ばね片ユニットをプッシュレバーに取付けて「プッシュレバーユニット」を設けることによって、上記の課題を解決する一方、新たに上記の課題解決のために開発した接点ばね片ユニットを各種スイッチ用の可動接点部材(パーツ)として汎用することを開発て、将来に向かってU形接点ばね片の汎用性を格段に向上し得たものである。
【0005】
【課題を解決する手段】
「プッシュスイッチ」
本発明は、支持部とU形部と先端を接点とした接点部からなる狭長な2枚のU形の接点ばね片を、外側接点ばね片の接点を内側接点ばね片の接点の前方にずらして重合して2重接点ばね片とし、
【0006】
該2重接点ばね片の支持部を固着する取付部と、U形部及び接点部をカバーするU形部カバー及び接点部カバーからなり、U形部カバーの両側面に小支軸を突設したばね片ホルダーを金属片を曲成して設け、
【0007】
該ばね片ホルダーの内側に上記2重接点ばね片を、その支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して接点ばね片ユニットを設け、
【0008】
一方端の支軸と他方端の山形の操作部からなり、ケース等に枢支した該支軸を中心として操作部を設定角度回動自在に備えたプッシュレバーを設け、
【0009】
該プッシュレバーの下面に上記接点ばね片ユニットの取付部を連係すると共に、同プッシュレバーの支軸の中心孔に接点ばね片ユニットの小支軸を同心軸状に嵌合して、プッシュレバーと接点ばね片ユニットを組合せたプッシュレバーユニットを設け、
【0010】
該プッシュレバーユニットをケース内に挿入し、その支軸をケースの軸孔に枢支して設定角度回動自在に取付け、2重接点ばね片の外側接点ばね片の接点をケースの固定接点に接触(ON)し、内側接点ばね片の接点をケースの固定接点と離隔(OFF)相対して備えると共に、該プッシュレバーユニットを2重接点ばね片の復元弾力で支軸を中心として上方付勢回動してその操作部をケース外に突出して備えたものである、プッシュレバースイッチによって課題を解決したものである。
【0011】
【課題を解決する手段】
「押ボタンスイッチ」
また、本発明は、接点ばね片ユニットをケース内に挿入し、そのU形部カバーの支軸をケースの軸孔に軸架して設定角度回動自在に枢支すると共に外側接点ばね片の接点をケースの固定接点に接触(ON)し、該接点ばね片ユニットの取付部上に押ボタンの支持部を位置せしめ、外側接点ばね片の復元弾力で接点ばね片ユニットを上方付勢回動すると共に押ボタンのボタン部をケース外に突出して備え、また、内側接点ばね片の接点をケースの固定接点と離隔(OFF)して備えた、押ボタンスイッチによって課題を解決したものである。
【0012】
【課題を解決する手段】
「各種スイッチ用の接点ばね片ユニット」
更に、本発明は、支持部とU形部と先端を接点とした接点部からなる2枚のU形の接点ばね片を、外側接点ばね片の接点を内側接点ばね片の接点の前方にずらして重合して2重接点ばね片とし、
該2重接点ばね片の支持部、U形部及び接点部をカバーする取付部、U形部カバー及び接点部カバーからなり、U形部カバーの両側面に小支軸を突設したばね片ホルダーを金属片を曲成して設け、該ばね片ホルダーのU形部カバー内に上記2重接点ばね片を、その支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して備えたものである、各種スイッチ用の接点ばね片ユニットによって課題を解決したものである。
【0013】
【実施例】
「プッシュレバースイッチ」(図1〜図12を参照)
支持部2とU形部3と先端を接点a、a´とした接点部4からなる狭長な2枚のU形の接点ばね片1a、1bを、外側接点ばね片1aの接点aを内側接点ばね片1bの接点a´の前方にずらして重合して2重接点ばね片1a、1bとし、
【0014】
該2重接点ばね片1a、1bの支持部2を固着する取付部6と、U形部3及び接点部4をカバーするU形部カバー7及び接点部カバー8からなり、U形部カバー7の両側面に小支軸9を突設したばね片ホルダー5を金属片を曲成して設け、
【0015】
該ばね片ホルダー5の内側に上記2重接点ばね片1a、1bを、その支持部2、2と接点部4、4を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部2、2を取付部6にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して接点ばね片ユニットAを設け、
【0016】
一方端の支軸11と他方端の山形の操作部12からなり、ケース13等に枢支した該支軸11を中心として操作部12を設定角度回動自在に備えたプッシュレバー10を設け、
【0017】
該プッシュレバー10の下面に上記接点ばね片ユニットAの取付部6を連係すると共に、同プッシュレバー10の支軸11の中心孔11aに接点ばね片ユニットAの小支軸9を同心軸状に嵌合して、プッシュレバー10と接点ばね片ユニットAを組合せたプッシュレバーユニットBを設け、
【0018】
該プッシュレバーユニットBをケース13内に挿入し、その支軸11をケース13の軸孔14に枢支して設定角度回動自在に取付け、2重接点ばね片1a、1bの外側接点ばね片1aの接点aをケース13の固定接点15に接触(ON)し、内側接点ばね片1bの接点a´をケース13の固定接点16と離隔(OFF)相対して備えると共に、該プッシュレバーユニットBを2重接点ばね片1a、1bの復元弾力で支軸11を中心として上方付勢回動してその操作部12をケース13外に突出して備えて、プッシュレバースイッチを設けたものである。
【0019】
接点ばね片ユニットAの、2重接点ばね片1a、1bの支持部2とばね片ホルダー5の取付部6を固着する手段は、外側接点ばね片1aの支持部2の両側に突設した小突片2aを内側接点ばね片1bの支持部2及びばね片ホルダー5の取付部6に巻き付けかしめ付けて一体的に固着するなど、3者を一体的に固着する手段であれば、かしめ付け、溶接、ハンダ付け、若しくは接着剤接着など適宜である。
【0020】
接点ばね片ユニットAの図示実施例(図4〜図7)につき説明すると、外側接点ばね片1aは支持部2とU形部3と先端を接点aとした接点部4からなり、支持部2の両側に小突片2aを突設すると共に支持部2の先端をく形に曲げて設け(図5)、内側接点ばね片1bは支持部2とU形部3と先端を接点bとした接点部4からなり、支持部2の先端にコ形部2bを形成すると共に接点部4を外側接点ばね片1aの接点部4より短く形成して設け(図6)、ばね片ホルダー5は取付部6とU形部カバー7と接点部カバー8からなり、U形部カバー7の両側面に小支軸9を突設して設け(図7)、
【0021】
上記の外側接点ばね片1aと内側接点ばね片1bを重合して2重接点ばね片1a、1bとし、該2重接点ばね片1a、1bをばね片ホルダー5の内側にその支持部2、2と接点部4、4を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に、外側接点ばね片1aの支持部2の両側に突設した小突片2aを内側接点ばね片1bの支持部2及びばね片ホルダー5の取付部6に巻き付け両先端を取付部6にかしめ付けて、3者2、2、6を一体的に固着し、また外側接点ばね片1aの支持部2のく形曲げ端を内側接点ばね片1bの支持部2下面に圧接せしめて、接点ばね片ユニットA(図4)を設けたものである。
【0022】
接点ばね片ユニットAをプッシュレバー10に取付けてプッシュレバーユニットBを設ける手段は適宜であるが、例えば、図示例(図1、図2を参照)のように、プッシュレバー10(図8、図9を参照)の一方端下部に接点ばね片ユニットAのU形部カバー7を挿入する凹部17を形成し、該凹部17の左右側に支軸11を突設し、該支軸11の中心に中心孔11aをあけると共に該中心孔11aと支軸11下面の間にスリット11bをあけて備え、接点ばね片ユニットAを上記凹部17に嵌挿してその両側の小支軸9を上記スリット11bを通して該中心孔11aに嵌合して両軸を同心軸状に取付ける一方、プッシュレバー10の下面に突設したリブ18に接点ばね片ユニットAの内側接点ばね片1bの支持部2の先端に形成したコ形部2bを、該接点ばね片ユニットA先端の左右振れを防止する状態に嵌合して両者を取付けるするように備えたものである。
【0023】
【実施例】
「押ボタンスイッチ」(図13を参照)
【請求項5】
接点ばね片ユニットAをケース内13に挿入し、そのU形部カバー7の支軸9をケース13の軸孔14に軸架して設定角度回動自在に枢支すると共に外側接点ばね片1aの接点aをケース13の固定接点15に接触(ON)し、該接点ばね片ユニットAの取付部6上に押ボタンCの支持部を位置せしめ、外側接点ばね片1aの復元弾力で接点ばね片ユニットAを上方付勢回動すると共に押ボタンCのボタン部をケース外13に突出して備え、また、内側接点ばね片1bの接点a´をケース13の固定接点16と離隔(OFF)して備えて設けた、押ボタンスイッチである。
【0024】
【実施例】(図4、図2、図13等を参照)
「各種スイッチ用の接点ばね片ユニット」
更に、本発明は、支持部2とU形部3と先端を接点a、a´とした接点部4からなる2枚のU形の接点ばね片1a、1bを、外側接点ばね片1aの接点aを内側接点ばね片1bの接点a´の前方にずらして重合して2重接点ばね片1a、1bとし、
該2重接点ばね片1a、1bの支持部2、U形部3及び接点部4をカバーする取付部6、U形部カバー7及び接点部カバー8からなり、U形部カバー7の両側面に小支軸9を突設したばね片ホルダー5を金属片を曲成して設け、該ばね片ホルダー5のU形部カバー7内に上記2重接点ばね片1a、1bを、その支持部2、2と接点部4、4を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部2、2を取付部6にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して備えて、各種スイッチ用の接点ばね片ユニットAを設けたものである。
【0025】
【作用】
プッシュレバーの操作部12若しくは押ボタンC等を押下するなどによって、接点ばね片ユニットAを支軸11若しくは9を支点として回動すると、その2重接点ばね片1a、1bが同時回動し、コモン回路として当初から接触していた外側接点ばね片1aの接点aがより強く固定接点15に圧接すると同時に内側接点ばね片1bの接点a´が固定接点16に圧接してスイッチONする。
【0026】
操作部12若しくは押ボタンC等の押下を解くと、2重接点ばね片1a、1bの復元弾力によって、接点ばね片ユニットAが支軸11若しくは9を支点として復元回動して、内側接点ばね片1bの接点a´が固定接点16から離隔してスイッチOFF(外側接点ばね片1aの接点aは固定接点15に接触したまま) すると同時に、プッシュレバーの操作部12若しくは押ボタンCも原状に復帰する。
【0027】
【効果】
接点ばね片ユニットを、2重接点ばね片を強固な金属製のばね片ホルダーにその支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して設けるようにしたので、各接点ばね片の接点部が強い弾力を保有し得て接点ばね片の幅(ばね片ホルダーと略同幅に設定)を極めて小さく設定した場合でもスイッチとしての作用、効果、即ち接点ばね片の可動接点とケースの固定接点の設定接触圧の維持、チャタリング防止、及び圧接こじりによるクリーニング等の作用、効果を発揮するのに充分なばね弾力が得られる。
【0028】
同じく、接点ばね片ユニットを2重接点ばね片を強固な金属製のばね片ホルダーにその支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して設けるようにしたので、極めて強固安定的で耐久性に優れたな構成の接点ばね片ユニットを設けることができる。
【0029】
上記の特性によって、強固な基幹となるばね片ホルダーの幅と合わせて接点ばね片の幅及びプッシュレバーの幅(厚さ)を設定でき、よって、極めて小型かつ薄形のプッシュレバースイッチを構成できる革新的な特徴がある。
【0030】
接点ばね片ユニットのばね片ホルダーのU形部カバーに小支軸を突設して、該小支軸をプッシュレバーの支軸と同心軸状に取付けたので、プッシュレバーの支軸を支点とした回動操作時に接点ばねユニットも同支点、同軌道回転することになって、操作用のアンバランスを生じない特徴がある。
【0031】
プッシュレバーユニットを、プッシュレバーの支軸のスリットに接点ばね片ユニットの小支軸を通して両支軸を同心軸状に取付けると共に、プッシュレバーの下面に突設したリブに接点ばね片ユニットの内側接点ばね片のコ形部を嵌合するだけで、極めて簡単かつ迅速に組立て及び取外しができる利点があり、また、ケースに装着後は組立方向の外れを2重接点ばね片の弾力で有効に防止し得る特徴がある。
【0032】
接点ばねユニットはそれを操作するプッシュレバー、押ボタン等の形状、寸法等に関係なくケース内等に設置してその作用、効果を発揮できる特性を有するので、該接点ばね片ユニットを独立した部材(パーツ)として、種々のスイッチに汎用し得る多大な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例プッシュスイッチの正面図、平面図、右側面図、及び背面図。
【図2】図1の平面図のD−D線断面矢視図。
【図3】図2の作用説明図。
【図4】接点ばね片ユニットの正面図、平面図、及びE方向矢視図。
【図5】外側接点ばね片の正面図、平面図、及び左側面図。
【図6】内側接点ばね片の正面図、平面図、及び左側面図。
【図7】ばね片ホルダーの正面図、平面図、及び左側面図。
【図8】プッシュレバーの正面図、平面図、右側面図、及び底面図。
【図9】図8の平面図のF−F線断面矢視図。
【図10】ケースの正面図、平面図、右側面図、及び背面図。
【図11】図10の平面図のG−G線断面矢視図。
【図12】図10の平面図のH−H線断面矢視図。
【図13】本発明の実施例押ボタンスイッチの縦断正面図。
【符号の説明】
A 接点ばね片ユニット
B プッシュレバーユニット
C 押ボタン
a、a´ 接点
1a 外側接点ばね片
1b 内側接点ばね片
2 支持部
2a 小突片
2b コ形部
3 U形部
4 接点部
5 ばね片ホルダー
6 取付部
7 U形部カバー
8 接点部カバー
9 小支軸
10 プッシュレバー
11 支軸
11a 中心孔
11b スリット
12 操作部
13 ケース
14 軸孔
15 固定接点(コモン)
16 固定接点
17 凹部
18 リブ
Claims (6)
- 支持部とU形部と先端を接点とした接点部からなる狭長な2枚のU形の接点ばね片を、外側接点ばね片の接点を内側接点ばね片の接点の前方にずらして重合して2重接点ばね片とし、
該2重接点ばね片の支持部を固着する取付部と、U形部及び接点部をカバーするU形部カバー及び接点部カバーからなり、U形部カバーの両側面に小支軸を突設したばね片ホルダーを金属片を曲成して設け、該ばね片ホルダーの内側に上記2重接点ばね片を、その支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して接点ばね片ユニットを設け、
一方端の支軸と他方端の山形の操作部からなり、ケース等に枢支した該支軸を中心として操作部を設定角度回動自在に備えたプッシュレバーを設け、
該プッシュレバーの下面に上記接点ばね片ユニットの取付部を連係すると共に、同プッシュレバーの支軸の中心孔に接点ばね片ユニットの小支軸を同心軸状に嵌合して、プッシュレバーと接点ばね片ユニットを組合せたプッシュレバーユニットを設け、
該プッシュレバーユニットをケース内に挿入し、その支軸をケースの軸孔に枢支して設定角度回動自在に取付け、2重接点ばね片の外側接点ばね片の接点をケースの固定接点に接触(ON)し、内側接点ばね片の接点をケースの固定接点と離隔(OFF)相対して備えると共に、該プッシュレバーユニットを2重接点ばね片の復元弾力で支軸を中心として上方付勢回動してその操作部をケース外に突出して備えたものである、
プッシュレバースイッチ。 - 接点ばね片ユニットの、2重接点ばね片の支持部とばね片ホルダーの取付部を固着する手段は、外側接点ばね片の支持部の両側に突設した小突片を内側接点ばね片の支持部及びばね片ホルダーの取付部に巻き付けかしめ付けて一体的に固着するなど、3者を一体的に固着する手段であればかしめ付け、溶接、ハンダ付け、接着剤接着など適宜である、
請求項1のプッシュレバースイッチ。 - 外側接点ばね片は支持部とU形部と先端を接点とした接点部からなり、支持部の両側に小突片を突設すると共に内側接点ばね片は支持部とU形部と先端を接点とした接点部からなり、支持部の先端にコ形部を形成すると共に接点部を外側接点ばね片の接点部より短く形成して設け、ばね片ホルダーは取付部とU形部カバーと接点部カバーからなり、U形部カバーの両側面に小支軸を突設して設け、
上記の外側接点ばね片と内側接点ばね片を重合して2重接点ばね片とし、該2重接点ばね片をばね片ホルダーの内側にその支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に、外側接点ばね片の支持部の両側に突設した小突片を内側接点ばね片の支持部及びばね片ホルダーの取付部に巻き付け両先端を取付部にかしめ付けて3者を一体的に固着して、接点ばね片ユニットを設けたものである、請求項1のプッシュレバースイッチ。 - 接点ばね片ユニットをプッシュレバーに取付けてプッシュレバーユニットを設ける手段は、プッシュレバーの一方端下部に接点ばね片ユニットのU形部カバーを挿入する凹部を形成し、該凹部の左右側に支軸を突設し、該支軸の中心に中心孔をあけると共に該中心孔と支軸下面の間にスリットをあけて備え、接点ばね片ユニットを上記凹部に嵌挿してその両側の小支軸を上記スリットを通して該中心孔に嵌合して両軸を同心軸状に取付ける一方、プッシュレバーの下面に突設したリブに接点ばね片ユニットの内側接点ばね片のコ形部を、該接点ばね片ユニット先端の左右振れを防止する状態に嵌合するように備えたものである、
請求項1のプッシュレバースイッチ。 - 接点ばね片ユニットをケース内に挿入し、そのU形部カバーの支軸をケースの軸孔に軸架して設定角度回動自在に枢支すると共に外側接点ばね片の接点をケースの固定接点に接触(ON)し、該接点ばね片ユニットの取付部上に押ボタンの支持部を位置せしめ、外側接点ばね片の復元弾力で接点ばね片ユニットを上方付勢回動すると共に押ボタンのボタン部をケース外に突出して備え、また、内側接点ばね片の接点をケースの固定接点と離隔(OFF)して備えた、
押ボタンスイッチ。 - 支持部とU形部と先端を接点とした接点部からなる2枚のU形の接点ばね片を、外側接点ばね片の接点を内側接点ばね片の接点の前方にずらして重合して2重接点ばね片とし、
該2重接点ばね片の支持部、U形部及び接点部をカバーする取付部、U形部カバー及び接点部カバーからなり、U形部カバーの両側面に小支軸を突設したばね片ホルダーを金属片を曲成して設け、該ばね片ホルダーのU形部カバー内に上記2重接点ばね片を、その支持部と接点部を内方に圧縮した蓄力状態で嵌合すると共に支持部を取付部にかしめ付け等の固着手段で一体的に固着して備えたものである、
各種スイッチ用の接点ばね片ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003143342A JP2004063450A (ja) | 2002-06-07 | 2003-05-21 | プッシュレバースイッチ |
CNB03127496XA CN100472691C (zh) | 2002-06-07 | 2003-06-07 | 按压杆开关 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002167663 | 2002-06-07 | ||
JP2003143342A JP2004063450A (ja) | 2002-06-07 | 2003-05-21 | プッシュレバースイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004063450A true JP2004063450A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31949452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003143342A Pending JP2004063450A (ja) | 2002-06-07 | 2003-05-21 | プッシュレバースイッチ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004063450A (ja) |
CN (1) | CN100472691C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007220517A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レバースイッチ |
JP2008117548A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スイッチ |
CN113035641A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-06-25 | 佛山通宝华盛电热控制器有限公司 | 一种大电流压力式人工复位限温器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106981378B (zh) * | 2017-05-04 | 2019-01-04 | 宁波申菱机电科技股份有限公司 | 双触点开关 |
CN108281319B (zh) * | 2018-01-26 | 2020-12-04 | 宁波公牛电器有限公司 | 一种翘板开关 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0198423U (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | ||
JPH0442019U (ja) * | 1990-08-07 | 1992-04-09 | ||
JPH0684428A (ja) * | 1992-04-14 | 1994-03-25 | Mic Electron Co | プリント基板用プッシュスイッチ |
JPH1050174A (ja) * | 1996-07-29 | 1998-02-20 | Mic Electron Co | スイッチのu形接点ばね片 |
JPH113627A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Alps Electric Co Ltd | スイッチ |
JPH113637A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Hirose Electric Co Ltd | 高周波切換スイッチ |
JPH113633A (ja) * | 1997-06-11 | 1999-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レバースイッチ |
JPH1167004A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-09 | Mic Electron Co | スイッチのu形接点ばね片 |
-
2003
- 2003-05-21 JP JP2003143342A patent/JP2004063450A/ja active Pending
- 2003-06-07 CN CNB03127496XA patent/CN100472691C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0198423U (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | ||
JPH0442019U (ja) * | 1990-08-07 | 1992-04-09 | ||
JPH0684428A (ja) * | 1992-04-14 | 1994-03-25 | Mic Electron Co | プリント基板用プッシュスイッチ |
JPH1050174A (ja) * | 1996-07-29 | 1998-02-20 | Mic Electron Co | スイッチのu形接点ばね片 |
JPH113627A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Alps Electric Co Ltd | スイッチ |
JPH113637A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Hirose Electric Co Ltd | 高周波切換スイッチ |
JPH113633A (ja) * | 1997-06-11 | 1999-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レバースイッチ |
JPH1167004A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-09 | Mic Electron Co | スイッチのu形接点ばね片 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007220517A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レバースイッチ |
JP4618155B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2011-01-26 | パナソニック株式会社 | レバースイッチ |
JP2008117548A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スイッチ |
CN113035641A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-06-25 | 佛山通宝华盛电热控制器有限公司 | 一种大电流压力式人工复位限温器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN100472691C (zh) | 2009-03-25 |
CN1484265A (zh) | 2004-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3766207B2 (ja) | 複合操作型電気部品 | |
US9916944B2 (en) | Contact mechanism having movable contact pieces, trigger switch and electric tool with same | |
WO2018123223A1 (ja) | スイッチの接点構造、トリガースイッチ及び電動工具 | |
JP2004063450A (ja) | プッシュレバースイッチ | |
JP5802078B2 (ja) | プッシュスイッチ | |
US5200584A (en) | Lever switch | |
JPH08329783A (ja) | 2方向レバースイッチ | |
EP1445783A2 (en) | Switch gear | |
US4603242A (en) | Electrical snap switch | |
JP4553088B2 (ja) | スイッチ装置 | |
US1636678A (en) | Push and pull switch | |
JP4853171B2 (ja) | スイッチ | |
JP4715694B2 (ja) | スイッチ | |
JP2000306468A (ja) | 押釦スイッチ | |
JP4173490B2 (ja) | トリガスイッチ | |
JP3835982B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JP3975829B2 (ja) | 電線接続端子 | |
JP3807927B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JP3807928B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JPH0877876A (ja) | マイクロスイッチ | |
JPH04502Y2 (ja) | ||
JPH10208580A (ja) | プッシュスイッチ | |
JP6563356B2 (ja) | スライドスイッチ | |
JP4484693B2 (ja) | 電子部品の取付構造及び回転式電子部品 | |
JP3437814B2 (ja) | スイッチ用可動接片 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060522 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090407 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |