JP2004056195A - 送信回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】送信電力設定電圧が変更された場合にも、電力増幅器が、設定された以上に電力を出力しないようにして電力増幅器を保護し、また、他の受信機に妨害を与ず、加えて設定された送信電力に収束するまでの時間を短くする。
【解決手段】利得制御される電力増幅器5と、電力増幅器5から出力される送信信号を検出すると共にそのレベルに対応した検出電圧を出力する検出部10と、電力増幅器5から出力される送信信号のレベルを設定するための送信電力設定電圧と検出電圧とを比較すると共に電力増幅器5に利得制御電圧を供給する利得制御部7とを備え、送信電力設定電圧をローパスフィルタ9を介して利得制御部7に入力した。
【選択図】 図1
【解決手段】利得制御される電力増幅器5と、電力増幅器5から出力される送信信号を検出すると共にそのレベルに対応した検出電圧を出力する検出部10と、電力増幅器5から出力される送信信号のレベルを設定するための送信電力設定電圧と検出電圧とを比較すると共に電力増幅器5に利得制御電圧を供給する利得制御部7とを備え、送信電力設定電圧をローパスフィルタ9を介して利得制御部7に入力した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体電話機である携帯電話機や自動車電話機などの送信回路に関し、例えば、通信方式を、CDMA方式又はAMPS方式やGSM方式に切り替えて送信するデュアルモードの移動体電話機に好適な送信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
アメリカで採用されているCDMA(符号分割多元接続:Code Division Multiple Access)方式とAMPS(高度移動電話システム:Advanced MobilePhone Services)方式を1台で共用するデュアルモード携帯電話機の送信回路を図3に示す。
【0003】
変調器41にはCDMA方式に基づく送信データ又はAMPS方式に基づく送信データが入力される。発振器42から変調器41に入力された搬送波は送信データによって変調される。従って、変調器42からはCDMA方式の送信信号又はAMPS送信信号が出力される。これらの送信信号は前置増幅器43によって増幅される。前置増幅器43は可変利得増幅器によって構成される。
【0004】
前置増幅器43から出力された送信信号は第1の切替スイッチ44に入力される。第1の切替スイッチ44はCDMAモードとAMPSモードとを切り替えるためのものであり、単極双投型のスイッチ回路等によって構成される。そして、CDMA方式の送信信号は第1の電力増幅器45に入力され、AMPS方式の送信信号は第2の電力増幅器46に入力される。
【0005】
先ず、第1の電力増幅器45はCクラスで動作する可変利得増幅器で構成され、その利得は利得制御部47から出力される利得制御電圧によって設定される。利得制御部47には第1の電力増幅器45から出力される送信信号のレベルを決めるための送信電力設定電圧(図3では単に設定電圧と記す)が入力される。送信電力設定電圧は基地局からの制御信号によって作られる。また、第1の電力増幅器45から出力される送信信号が検出されてそのレベルに対応した電圧も入力される。すなわち、送信信号は図示しないアンテナに送出されると共に検出部48によって検出される。
【0006】
検出部48は結合器48aと検波器49bを有し、検出した信号のレベルに対応した検出電圧を出力する。検出電圧は利得制御部47に入力される。利得制御部47では検出電圧と送信電力設定電圧とを比較してその差に基づく利得制御電圧を第1の開閉スイッチ49を介して第1の電力増幅器45に供給する。これによって、第1の電力増幅器45は設定されたレベルの送信信号を出力し、しかもそのレベルが一定となるように制御される。なお、第1の開閉スイッチ49はパワーオン/オフ信号(図3ではON/OFF信号と記す)によって制御され、送信時にはオンとなり、受信時にはオフとなる。
【0007】
前置増幅器43にはCDMAモードのときには送信電力設定電圧が第2の切替スイッチ50を介して供給され、AMPSモードのときには第1のバイアス電源51で設定されている固定のバイアス電圧が第2の切替スイッチ50を介して供給される。これによって前置増幅器43の利得が設定される。第2の切替スイッチ50は第1の切替スイッチ44と連動する。
【0008】
次に、第2の電力増幅器46には第2のバイアス電源52によって設定された固定のバイアス電圧が第2の開閉スイッチ53を介して印加される。第2の電力増幅器46はAクラス動作をするように構成されている。これによって第2の電力増幅器46の利得は一定となる。第2の開閉スイッチ53もパワーオン/オフ信号によって制御され、送信時にはオンとなり、受信時にはオフとなる。パワーオン/オフ信号は第3の切替スイッチ54を介して第1の開閉スイッチ49又は第2の開閉スイッチ53とに供給される。第3の切替スイッチ54も第1の切替スイッチ44に連動する。
【0009】
以上の構成において、AMPSモードでは前置増幅器43には第1のバイアス電圧源51のバイアス電圧が印加され、前置増幅器43の利得は一定となる。前置増幅器43から出力された送信信号は第1の切替スイッチ44を介して第1の電力増幅器45に入力される。そして、送信時には第1の開閉スイッチ49がパワーオン/オフ信号によってONとなって利得制御部47からの利得制御電圧が第1の電力増幅器45に印加されて動作状態となる。第1の電力増幅器45は送信電力設定電圧によって設定されたレベルの送信信号を出力する。また、受信時には第1の開閉スイッチ49がオフとなるので、第1の電力増幅器45はカットオフとなって非動作状態となる。
【0010】
一方、CDMAモードでは、前置増幅器43には送信電力設定電圧が印加され可変利得増幅器として動作する。前置増幅器43から出力された送信信号は第1の切替スイッチ44を介して第2の電力増幅器46に入力される。この状態で、送信時には、第2の開閉スイッチ53がパワーオン/オフ信号によってONとなって第2のバイアス電源52からバイアス電圧が印加され、第2の電力増幅器46は動作状態となる。そして、送信電力設定電圧によって設定されたレベルの送信信号を出力する。また、受信時には第2の開閉スイッチ53がオフとなるので、第2の電力増幅器46はカットオフとなって非動作状態となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構成において、第1の電力増幅器をパワーオンとし、送信電力設定電圧が基地局からの指令によって変更された場合、検出電圧との間に急激な電圧差が生じて第1の電力増幅器の送信電力の時間的変化が急峻となり、設定されたレベルに落ち着くまでの間で振動してオーバーシュートが生じ、レベルが収束するまでの時間が長くなると共に一時的に過大な電力が出力される。最悪のケースでは第1の電力増幅器が破壊されるという問題が発生する。また、過大な送信電力が出力されると、他の受信機に妨害を与えるおそれもある。
【0012】
例えば、図4のカーブAに示すように、それまでの受信状態から、時刻T0で最大電力である36dBmで送信するように変更されると、送信電力が落ち着くまでの時間規格である2mS(ミリ秒)以内に36dBmを越えてピーク点まで達し、2mSを過ぎてから36dBmに落ち着く。同様に、同図Bに示すように、送信電力がそれよりも低い8dBmで送信するように変更されたとしても、ピーク点まではAと同じ奇跡をたどり、その後に8dBmに落ち着く。
【0013】
本発明は、送信電力設定電圧が変更された場合にも、電力増幅器が、設定された以上に電力を出力しないようにして電力増幅器を保護し、また、他の受信機に妨害を与えないようにすると共に送信電力の落ち着くまでの時間を短くすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための解決手段として本発明の送信回路は、利得制御される電力増幅器と、前記電力増幅器から出力される送信信号を検出すると共にそのレベルに対応した検出電圧を出力する検出部と、前記電力増幅器から出力される前記送信信号のレベルを設定するための送信電力設定電圧と前記検出電圧とを比較すると共に前記電力増幅器に利得制御電圧を供給する利得制御部とを備え、前記送信電力設定電圧をローパスフィルタを介して前記利得制御部に入力した。
【0015】
また、前記ローパスフィルタを積分回路で構成した。
【0016】
また、前記電力増幅器を動作状態又は非動作状態に切り替えるための開閉スイッチを有し、前記送信電力設定電圧を前記開閉スイッチを介して前記ローパスフィルタに入力した。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の送信回路を図1及び図2によて説明する。先ず、図1において、変調器1にはCDMA方式に基づく送信データ又はAMPS方式に基づく送信データが入力される。発振器2から変調器1に入力された搬送波は送信データによって変調される。よって、変調器2からはCDMA方式の送信信号又はAMPS送信信号が出力される。これらの送信信号は前置増幅器3によって増幅される。前置増幅器3は可変利得増幅器によって構成されるが、CDMAモードでは可変利得増幅器として使用され、AMPSモードでは固定利得増幅器として使用される。
【0018】
前置増幅器3から出力された送信信号は第1の切替スイッチ4に入力される。第1の切替スイッチ4はCDMAモードとAMPSモードとを切り替えるためのものであり、単極双投型のスイッチ回路等によって構成される。そして、AMPS方式の送信信号は第1の電力増幅器5に入力され、CDMA方式の送信信号は第2の電力増幅器6に入力される。
【0019】
先ず、第1の電力増幅器5はCクラスで動作する可変利得増幅器で構成され、その利得は利得制御部7から出力される制御電圧によって設定される。利得制御部7には第1の電力増幅器5から出力される送信信号のレベル(送信電力)を決めるための送信電力設定電圧(図1では設定電圧と記す)が入力されるが、第1の開閉スイッチ8とローパスフィルタ9とを直列に介して入力される。第1の開閉スイッチ8は第1の電力増幅器5を動作状態にするときにONし、非動作状態にするときにオフする。ローパスフィルタ9は図示のように入力側が抵抗9a、出力側が容量素子9bとなる積分回路で構成されるのが望ましい。
【0020】
また、送信電力設定電圧は基地局からの制御信号によって作られ、AMPS方式の場合は8段階の送信電力を設定する。第1の電力増幅器5から出力される送信信号は図示しないアンテナに送出されると共に検出部10によって検出される。
【0021】
検出部10は結合器10aと検波器10bを有し、検出した信号のレベルに対応した検出電圧を出力する。検出電圧は利得制御部7に入力され、送信電力設定信号と比較される。利得制御部7では検出電圧と送信電力設定電圧とを比較してその差に基づく利得制御電圧を第1の電力増幅器5に供給する。これによって、第1の電力増幅器5は設定されたレベルの送信信号を出力し、しかもそのレベルが一定となるように制御される。なお、第1の開閉スイッチ8はパワーオン/オフ信号によって制御され、送信時にはオンとなり、受信時にはオフとなる。
【0022】
前置増幅器3にはCDMAモードのときに送信電力設定電圧が第2の切替スイッチ11を介して供給され、AMPSモードのときには第1のバイアス電源12で設定されている固定のバイアス電圧が第2の切替スイッチ11を介して供給される。これによって前置増幅器3の利得が設定される。第2の切替スイッチ11は第1の切替スイッチ4と連動する。
【0023】
次に、第2の電力増幅器6には第2のバイアス電源13によって設定された固定のバイアス電圧が第2の開閉スイッチ14を介して印加される。第2の電力増幅器6はAクラス動作をするように構成される。これによって第2の電力増幅器6の利得は一定となる。第2の開閉スイッチ14もパワーオン/オフ信号によって制御され、送信時にはオンとなり、受信時にはオフとなる。パワーオン/オフ信号は第3の切替スイッチ15を介して第1の開閉スイッチ8又は第2の開閉スイッチ14に供給される。第3の切替スイッチ15も第1の切替スイッチ4に連動する。
【0024】
以上の構成において、AMPSモードでは前置増幅器3には第1のバイアス電圧源12のバイアス電圧が印加され、前置増幅器3の利得は一定となる。前置増幅器3から出力された送信信号は第1の切替スイッチ4を介して第1の電力増幅器5に入力される。そして、送信時には第1の開閉スイッチ8がパワーオン/オフ信号によってONとなって利得制御部7からの制御電圧が第1の電力増幅器5に印加されて動作状態となる。第1の電力増幅器5は送信電力設定電圧によって設定されたレベルの送信信号を出力する。
【0025】
ここで、送信電力設定信号が変更されたときの動作を説明する。今、時刻T0においてそれまでの受信状態から、例えば36dBmの送信電力をするように新しい送信電力設定電圧に変更された(大きく)とする。この設定電圧はローパスフィルタ9を介して利得制御部7に入力されるので、利得制御部7に実際に入力される設定電圧は徐々に立ち上がる。その過程で検出電圧と比較されるので第1の電力増幅器5から出力される送信信号のレベル変化は図2のAに示すように緩やかとなり、振動することなくオーバーシュートも現れず設定された送信電力に収束するまでの時間も短くなる。勿論、ローパスフィルタ9の時定数は設定電圧が所定の時間規格(2mS)以内に完全に立ち上がるように選ばなければならない。ローパスフィルタ9を積分回路とすることで時定数は簡単に設定できる。また、第1の開閉スイッチ8の動作による電圧変化はローパスフィルタ9によって緩衝されて利得制御部7に入力される。
【0026】
同様に、8dBmの送信電力をするように送信電力設定電圧が変更された場合でも設定電圧は徐々に立ち上がるので、送信信号のレベル変化は図2のBに示すように更に緩やかとなり、振動することなくオーバーシュートも現れず収束するまでの時間も短くなる。よって、第1の電力増幅器5からは過大なレベルの信号が出力されない。
なお、受信時には第1の開閉スイッチ8がオフとなるので、第1の電力増幅器5はカットオフとなって非動作状態となる。
【0027】
一方、CDMAモードでは、前置増幅器3には送信電力設定電圧が印加され可変利得増幅器として動作する。前置増幅器3から出力された送信信号は第1の切替スイッチ4を介して第2の電力増幅器6に入力される。この状態で、送信時には、第2の開閉スイッチ14がパワーオン/オフ信号によってONとなって第2のバイアス電源13からバイアス電圧が印加され、第2の電力増幅器6は動作状態となる。そして、送信電力設定電圧によって設定されたレベルの送信信号を出力する。また、受信時には第2の開閉スイッチ14がオフとなるので、第2の電力増幅器6はカットオフとなって非動作状態となる。
【0028】
なお、本発明はデュアルモードの移動体電話機に使用される送信回路に限らず、例えばAMPS方式だけの移動体電話機に使用される送信回路に適用できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の送信回路は、電力増幅器から出力される、送信信号のレベルを設定するための送信電力設定電圧と検出電圧とを比較すると共に電力増幅器に利得制御電圧を供給する利得制御部を備え、送信電力設定電圧をローパスフィルタを介して利得制御部に入力したので、利得制御部に実際に入力される設定電圧は徐々に立ち上がる。その過程で検出電圧と比較されるので第1の電力増幅器から出力される送信信号のレベル変化は緩やかとなり、振動することなくオーバーシュートも現れず設定された送信電力に収束するまでの時間も短くなる。よって、過大な送信信号が出力されず、電力増幅器が破壊されることがない。また、他の受信機に妨害も与えない。
【0030】
また、ローパスフィルタを積分回路で構成したので、構成が簡単となり、またその時定数の設定も簡単となる。
【0031】
また、電力増幅器を動作状態又は非動作状態に切り替えるための開閉スイッチを有し、送信電力設定電圧を開閉スイッチを介してローパスフィルタに入力したので、開閉スイッチのオン/オフによって電圧変動があってもローパスフィルタによって緩衝されるので利得制御電圧に影響を及ぼさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の送信回路における電力増幅器の送信電力変化図である。
【図3】従来の送信回路の構成を示す回路図である。
【図4】従来の送信回路における電力増幅器の送信電力変化図である。
【符号の説明】
1 変調器
2 発振器
3 前置増幅器
4 第1の切替スイッチ
5 第1の電力増幅器
6 第2の電力増幅器
7 利得制御部
8 第1の開閉スイッチ
9 ローパスフィルタ
9a 抵抗
9b 容量素子
10 検出部
10a 結合器
10b 検波器
11 第2の切替スイッチ
12 第1のバイアス電圧源
13 第2のバイアス電圧源
14 第2の開閉スイッチ
15 第3の切替スイッチ
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体電話機である携帯電話機や自動車電話機などの送信回路に関し、例えば、通信方式を、CDMA方式又はAMPS方式やGSM方式に切り替えて送信するデュアルモードの移動体電話機に好適な送信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
アメリカで採用されているCDMA(符号分割多元接続:Code Division Multiple Access)方式とAMPS(高度移動電話システム:Advanced MobilePhone Services)方式を1台で共用するデュアルモード携帯電話機の送信回路を図3に示す。
【0003】
変調器41にはCDMA方式に基づく送信データ又はAMPS方式に基づく送信データが入力される。発振器42から変調器41に入力された搬送波は送信データによって変調される。従って、変調器42からはCDMA方式の送信信号又はAMPS送信信号が出力される。これらの送信信号は前置増幅器43によって増幅される。前置増幅器43は可変利得増幅器によって構成される。
【0004】
前置増幅器43から出力された送信信号は第1の切替スイッチ44に入力される。第1の切替スイッチ44はCDMAモードとAMPSモードとを切り替えるためのものであり、単極双投型のスイッチ回路等によって構成される。そして、CDMA方式の送信信号は第1の電力増幅器45に入力され、AMPS方式の送信信号は第2の電力増幅器46に入力される。
【0005】
先ず、第1の電力増幅器45はCクラスで動作する可変利得増幅器で構成され、その利得は利得制御部47から出力される利得制御電圧によって設定される。利得制御部47には第1の電力増幅器45から出力される送信信号のレベルを決めるための送信電力設定電圧(図3では単に設定電圧と記す)が入力される。送信電力設定電圧は基地局からの制御信号によって作られる。また、第1の電力増幅器45から出力される送信信号が検出されてそのレベルに対応した電圧も入力される。すなわち、送信信号は図示しないアンテナに送出されると共に検出部48によって検出される。
【0006】
検出部48は結合器48aと検波器49bを有し、検出した信号のレベルに対応した検出電圧を出力する。検出電圧は利得制御部47に入力される。利得制御部47では検出電圧と送信電力設定電圧とを比較してその差に基づく利得制御電圧を第1の開閉スイッチ49を介して第1の電力増幅器45に供給する。これによって、第1の電力増幅器45は設定されたレベルの送信信号を出力し、しかもそのレベルが一定となるように制御される。なお、第1の開閉スイッチ49はパワーオン/オフ信号(図3ではON/OFF信号と記す)によって制御され、送信時にはオンとなり、受信時にはオフとなる。
【0007】
前置増幅器43にはCDMAモードのときには送信電力設定電圧が第2の切替スイッチ50を介して供給され、AMPSモードのときには第1のバイアス電源51で設定されている固定のバイアス電圧が第2の切替スイッチ50を介して供給される。これによって前置増幅器43の利得が設定される。第2の切替スイッチ50は第1の切替スイッチ44と連動する。
【0008】
次に、第2の電力増幅器46には第2のバイアス電源52によって設定された固定のバイアス電圧が第2の開閉スイッチ53を介して印加される。第2の電力増幅器46はAクラス動作をするように構成されている。これによって第2の電力増幅器46の利得は一定となる。第2の開閉スイッチ53もパワーオン/オフ信号によって制御され、送信時にはオンとなり、受信時にはオフとなる。パワーオン/オフ信号は第3の切替スイッチ54を介して第1の開閉スイッチ49又は第2の開閉スイッチ53とに供給される。第3の切替スイッチ54も第1の切替スイッチ44に連動する。
【0009】
以上の構成において、AMPSモードでは前置増幅器43には第1のバイアス電圧源51のバイアス電圧が印加され、前置増幅器43の利得は一定となる。前置増幅器43から出力された送信信号は第1の切替スイッチ44を介して第1の電力増幅器45に入力される。そして、送信時には第1の開閉スイッチ49がパワーオン/オフ信号によってONとなって利得制御部47からの利得制御電圧が第1の電力増幅器45に印加されて動作状態となる。第1の電力増幅器45は送信電力設定電圧によって設定されたレベルの送信信号を出力する。また、受信時には第1の開閉スイッチ49がオフとなるので、第1の電力増幅器45はカットオフとなって非動作状態となる。
【0010】
一方、CDMAモードでは、前置増幅器43には送信電力設定電圧が印加され可変利得増幅器として動作する。前置増幅器43から出力された送信信号は第1の切替スイッチ44を介して第2の電力増幅器46に入力される。この状態で、送信時には、第2の開閉スイッチ53がパワーオン/オフ信号によってONとなって第2のバイアス電源52からバイアス電圧が印加され、第2の電力増幅器46は動作状態となる。そして、送信電力設定電圧によって設定されたレベルの送信信号を出力する。また、受信時には第2の開閉スイッチ53がオフとなるので、第2の電力増幅器46はカットオフとなって非動作状態となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構成において、第1の電力増幅器をパワーオンとし、送信電力設定電圧が基地局からの指令によって変更された場合、検出電圧との間に急激な電圧差が生じて第1の電力増幅器の送信電力の時間的変化が急峻となり、設定されたレベルに落ち着くまでの間で振動してオーバーシュートが生じ、レベルが収束するまでの時間が長くなると共に一時的に過大な電力が出力される。最悪のケースでは第1の電力増幅器が破壊されるという問題が発生する。また、過大な送信電力が出力されると、他の受信機に妨害を与えるおそれもある。
【0012】
例えば、図4のカーブAに示すように、それまでの受信状態から、時刻T0で最大電力である36dBmで送信するように変更されると、送信電力が落ち着くまでの時間規格である2mS(ミリ秒)以内に36dBmを越えてピーク点まで達し、2mSを過ぎてから36dBmに落ち着く。同様に、同図Bに示すように、送信電力がそれよりも低い8dBmで送信するように変更されたとしても、ピーク点まではAと同じ奇跡をたどり、その後に8dBmに落ち着く。
【0013】
本発明は、送信電力設定電圧が変更された場合にも、電力増幅器が、設定された以上に電力を出力しないようにして電力増幅器を保護し、また、他の受信機に妨害を与えないようにすると共に送信電力の落ち着くまでの時間を短くすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための解決手段として本発明の送信回路は、利得制御される電力増幅器と、前記電力増幅器から出力される送信信号を検出すると共にそのレベルに対応した検出電圧を出力する検出部と、前記電力増幅器から出力される前記送信信号のレベルを設定するための送信電力設定電圧と前記検出電圧とを比較すると共に前記電力増幅器に利得制御電圧を供給する利得制御部とを備え、前記送信電力設定電圧をローパスフィルタを介して前記利得制御部に入力した。
【0015】
また、前記ローパスフィルタを積分回路で構成した。
【0016】
また、前記電力増幅器を動作状態又は非動作状態に切り替えるための開閉スイッチを有し、前記送信電力設定電圧を前記開閉スイッチを介して前記ローパスフィルタに入力した。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の送信回路を図1及び図2によて説明する。先ず、図1において、変調器1にはCDMA方式に基づく送信データ又はAMPS方式に基づく送信データが入力される。発振器2から変調器1に入力された搬送波は送信データによって変調される。よって、変調器2からはCDMA方式の送信信号又はAMPS送信信号が出力される。これらの送信信号は前置増幅器3によって増幅される。前置増幅器3は可変利得増幅器によって構成されるが、CDMAモードでは可変利得増幅器として使用され、AMPSモードでは固定利得増幅器として使用される。
【0018】
前置増幅器3から出力された送信信号は第1の切替スイッチ4に入力される。第1の切替スイッチ4はCDMAモードとAMPSモードとを切り替えるためのものであり、単極双投型のスイッチ回路等によって構成される。そして、AMPS方式の送信信号は第1の電力増幅器5に入力され、CDMA方式の送信信号は第2の電力増幅器6に入力される。
【0019】
先ず、第1の電力増幅器5はCクラスで動作する可変利得増幅器で構成され、その利得は利得制御部7から出力される制御電圧によって設定される。利得制御部7には第1の電力増幅器5から出力される送信信号のレベル(送信電力)を決めるための送信電力設定電圧(図1では設定電圧と記す)が入力されるが、第1の開閉スイッチ8とローパスフィルタ9とを直列に介して入力される。第1の開閉スイッチ8は第1の電力増幅器5を動作状態にするときにONし、非動作状態にするときにオフする。ローパスフィルタ9は図示のように入力側が抵抗9a、出力側が容量素子9bとなる積分回路で構成されるのが望ましい。
【0020】
また、送信電力設定電圧は基地局からの制御信号によって作られ、AMPS方式の場合は8段階の送信電力を設定する。第1の電力増幅器5から出力される送信信号は図示しないアンテナに送出されると共に検出部10によって検出される。
【0021】
検出部10は結合器10aと検波器10bを有し、検出した信号のレベルに対応した検出電圧を出力する。検出電圧は利得制御部7に入力され、送信電力設定信号と比較される。利得制御部7では検出電圧と送信電力設定電圧とを比較してその差に基づく利得制御電圧を第1の電力増幅器5に供給する。これによって、第1の電力増幅器5は設定されたレベルの送信信号を出力し、しかもそのレベルが一定となるように制御される。なお、第1の開閉スイッチ8はパワーオン/オフ信号によって制御され、送信時にはオンとなり、受信時にはオフとなる。
【0022】
前置増幅器3にはCDMAモードのときに送信電力設定電圧が第2の切替スイッチ11を介して供給され、AMPSモードのときには第1のバイアス電源12で設定されている固定のバイアス電圧が第2の切替スイッチ11を介して供給される。これによって前置増幅器3の利得が設定される。第2の切替スイッチ11は第1の切替スイッチ4と連動する。
【0023】
次に、第2の電力増幅器6には第2のバイアス電源13によって設定された固定のバイアス電圧が第2の開閉スイッチ14を介して印加される。第2の電力増幅器6はAクラス動作をするように構成される。これによって第2の電力増幅器6の利得は一定となる。第2の開閉スイッチ14もパワーオン/オフ信号によって制御され、送信時にはオンとなり、受信時にはオフとなる。パワーオン/オフ信号は第3の切替スイッチ15を介して第1の開閉スイッチ8又は第2の開閉スイッチ14に供給される。第3の切替スイッチ15も第1の切替スイッチ4に連動する。
【0024】
以上の構成において、AMPSモードでは前置増幅器3には第1のバイアス電圧源12のバイアス電圧が印加され、前置増幅器3の利得は一定となる。前置増幅器3から出力された送信信号は第1の切替スイッチ4を介して第1の電力増幅器5に入力される。そして、送信時には第1の開閉スイッチ8がパワーオン/オフ信号によってONとなって利得制御部7からの制御電圧が第1の電力増幅器5に印加されて動作状態となる。第1の電力増幅器5は送信電力設定電圧によって設定されたレベルの送信信号を出力する。
【0025】
ここで、送信電力設定信号が変更されたときの動作を説明する。今、時刻T0においてそれまでの受信状態から、例えば36dBmの送信電力をするように新しい送信電力設定電圧に変更された(大きく)とする。この設定電圧はローパスフィルタ9を介して利得制御部7に入力されるので、利得制御部7に実際に入力される設定電圧は徐々に立ち上がる。その過程で検出電圧と比較されるので第1の電力増幅器5から出力される送信信号のレベル変化は図2のAに示すように緩やかとなり、振動することなくオーバーシュートも現れず設定された送信電力に収束するまでの時間も短くなる。勿論、ローパスフィルタ9の時定数は設定電圧が所定の時間規格(2mS)以内に完全に立ち上がるように選ばなければならない。ローパスフィルタ9を積分回路とすることで時定数は簡単に設定できる。また、第1の開閉スイッチ8の動作による電圧変化はローパスフィルタ9によって緩衝されて利得制御部7に入力される。
【0026】
同様に、8dBmの送信電力をするように送信電力設定電圧が変更された場合でも設定電圧は徐々に立ち上がるので、送信信号のレベル変化は図2のBに示すように更に緩やかとなり、振動することなくオーバーシュートも現れず収束するまでの時間も短くなる。よって、第1の電力増幅器5からは過大なレベルの信号が出力されない。
なお、受信時には第1の開閉スイッチ8がオフとなるので、第1の電力増幅器5はカットオフとなって非動作状態となる。
【0027】
一方、CDMAモードでは、前置増幅器3には送信電力設定電圧が印加され可変利得増幅器として動作する。前置増幅器3から出力された送信信号は第1の切替スイッチ4を介して第2の電力増幅器6に入力される。この状態で、送信時には、第2の開閉スイッチ14がパワーオン/オフ信号によってONとなって第2のバイアス電源13からバイアス電圧が印加され、第2の電力増幅器6は動作状態となる。そして、送信電力設定電圧によって設定されたレベルの送信信号を出力する。また、受信時には第2の開閉スイッチ14がオフとなるので、第2の電力増幅器6はカットオフとなって非動作状態となる。
【0028】
なお、本発明はデュアルモードの移動体電話機に使用される送信回路に限らず、例えばAMPS方式だけの移動体電話機に使用される送信回路に適用できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の送信回路は、電力増幅器から出力される、送信信号のレベルを設定するための送信電力設定電圧と検出電圧とを比較すると共に電力増幅器に利得制御電圧を供給する利得制御部を備え、送信電力設定電圧をローパスフィルタを介して利得制御部に入力したので、利得制御部に実際に入力される設定電圧は徐々に立ち上がる。その過程で検出電圧と比較されるので第1の電力増幅器から出力される送信信号のレベル変化は緩やかとなり、振動することなくオーバーシュートも現れず設定された送信電力に収束するまでの時間も短くなる。よって、過大な送信信号が出力されず、電力増幅器が破壊されることがない。また、他の受信機に妨害も与えない。
【0030】
また、ローパスフィルタを積分回路で構成したので、構成が簡単となり、またその時定数の設定も簡単となる。
【0031】
また、電力増幅器を動作状態又は非動作状態に切り替えるための開閉スイッチを有し、送信電力設定電圧を開閉スイッチを介してローパスフィルタに入力したので、開閉スイッチのオン/オフによって電圧変動があってもローパスフィルタによって緩衝されるので利得制御電圧に影響を及ぼさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の送信回路における電力増幅器の送信電力変化図である。
【図3】従来の送信回路の構成を示す回路図である。
【図4】従来の送信回路における電力増幅器の送信電力変化図である。
【符号の説明】
1 変調器
2 発振器
3 前置増幅器
4 第1の切替スイッチ
5 第1の電力増幅器
6 第2の電力増幅器
7 利得制御部
8 第1の開閉スイッチ
9 ローパスフィルタ
9a 抵抗
9b 容量素子
10 検出部
10a 結合器
10b 検波器
11 第2の切替スイッチ
12 第1のバイアス電圧源
13 第2のバイアス電圧源
14 第2の開閉スイッチ
15 第3の切替スイッチ
Claims (3)
- 利得制御される電力増幅器と、前記電力増幅器から出力される送信信号を検出すると共にそのレベルに対応した検出電圧を出力する検出部と、前記電力増幅器から出力される前記送信信号のレベルを設定するための送信電力設定電圧と前記検出電圧とを比較すると共に前記電力増幅器に利得制御電圧を供給する利得制御部とを備え、前記送信電力設定電圧をローパスフィルタを介して前記利得制御部に入力したことを特徴とする送信回路。
- 前記ローパスフィルタを積分回路で構成したことを特徴とする請求項1に記載の送信回路。
- 前記電力増幅器を動作状態又は非動作状態に切り替えるための開閉スイッチを有し、前記送信電力設定電圧を前記開閉スイッチを介して前記ローパスフィルタに入力したことを特徴とする請求項1又は2に記載の送信回路。
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