JP2004013733A - 非接触データキャリア及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造工程をより簡素化できる共に、機械的強度が改善された非接触データキャリアおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】インレット・シート12上に、銀ペーストでアンテナパターンを印刷する。続いて、アンテナパターンのICモジュール接続部18,20上にICモジュール24をマウントする。このとき、ICモジュール24のアンテナ接続端子部30,32に開設された貫通孔34,36から銀ペーストがはみ出す程度に、ICモジュール24をインレット・シート12に向かって押圧する(矢印46)。その後、銀ペーストを加熱硬化させることによって、印刷アンテナを完成させると共に、ICモジュール24と印刷アンテナとを機械的・電気的に接続させる。これにより、印刷アンテナとICモジュール24とが他の接合材を介さずに直接接合されてなる非接触ICカード(データキャリア)が製造される。
【選択図】 図4
【解決手段】インレット・シート12上に、銀ペーストでアンテナパターンを印刷する。続いて、アンテナパターンのICモジュール接続部18,20上にICモジュール24をマウントする。このとき、ICモジュール24のアンテナ接続端子部30,32に開設された貫通孔34,36から銀ペーストがはみ出す程度に、ICモジュール24をインレット・シート12に向かって押圧する(矢印46)。その後、銀ペーストを加熱硬化させることによって、印刷アンテナを完成させると共に、ICモジュール24と印刷アンテナとを機械的・電気的に接続させる。これにより、印刷アンテナとICモジュール24とが他の接合材を介さずに直接接合されてなる非接触ICカード(データキャリア)が製造される。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触データキャリア及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
非接触データキャリアの一種である非接触ICカードは、文字通り、端末装置との間でのデータのやり取りを電波を介して非接触で行うものである。そのため、非接触式ICカードは、端末装置との接点を有する接触式ICカードの当該接点に起因する欠点、例えば、接点の傷や汚れによる接触不良がないので信頼性が高く、また、ICカードを端末装置のスロットに挿入する手間が不要になるため利便性が高いといった理由から近年注目されている。
【0003】
非接触ICカードは、端末装置との間でデータの送・受信を行うためのコイルアンテナとデータの格納および処理を行うためのICチップ(いわゆる、ベアチップ)とを有している。そして、当該コイルアンテナとICチップとは、例えば、インレット・シートと称される樹脂シートに配され、当該インレット・シートの両面にオーバーレイ・シートと称される樹脂シートが積層されてカード形状に形成されている。
【0004】
上記の構成からなる非接触ICカードは、以下のような工程によって製造される。
先ず、インレット・シート表面に銀ペーストをコイル状に印刷する。
次に、銀ペーストが印刷されたインレット・シートを加熱炉中で加熱して、銀ペーストを硬化させる。これにより、コイルアンテナが完成する。
【0005】
コイルアンテナが形成されたインレット・シート上の、コイルアンテナ両端部(ICチップとの接合位置)に、接合材であるACF(Anisotropic ConductiveFilm)を配置する。
続いて、バンプが形成されているICチップを、当該バンプ側を下向きにし、ACFを介して、コイルアンテナ上に配置する。
【0006】
そして、ICチップをコイルアンテナに向けて加圧しつつ、インレット・シートの下から局部的に加熱・硬化することによりICチップとコイルアンテナとを接合させる。
その後、インレット・シート両面にオーバレイ・シートが加熱圧着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の製造方法によれば、アンテナ作製から当該アンテナとICチップの接続が終了するまでに、銀ペースト印刷→銀ペースト加熱硬化(コイルアンテナ完成)→ACF配置→ICチップ配置→ICチップ加圧・ACF加熱硬化と言ったように多数の工程を有している上、接合材としてACFが必要なため、コスト高になっている。また、上記従来の非接触ICカードは、ICチップをそのまま(ベアチップのまま)用いているので機械的強度が不十分であり、カード曲げ等によって破損しやすいといった問題もある。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑み、製造工程をより簡素化できると共に、機械的強度が改善された非接触データキャリアおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明に係る非接触データキャリアは、ICチップがリードフレームに実装されてなるICモジュールと、少なくとも前記ICモジュールとの接続部が印刷によって形成されてなるアンテナとを有し、前記リードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部と前記アンテナの前記接続部とが、他の接合材を介さずに直接接合されていることを特徴とする。
【0010】
また、前記アンテナ接続端子部は、前記アンテナの印刷部分となじみ性のよい金属でメッキされていることを特徴とする。
さらに、前記アンテナの印刷部分は、銀を配合した銀ペーストを加熱硬化して得られるものであり、前記アンテナ接続端子部には、銀メッキが施されていることを特徴とする。
【0011】
また、さらに、前記アンテナ接続端子部は、少なくとも1個の孔を有し、前記接続部を構成する材料の一部が前記孔に進入していることを特徴とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る非接触データキャリアの製造方法は、 導電性を有するペーストを印刷してアンテナパターンを形成する印刷工程と、前記アンテナパターンに対し、ICチップがリードフレームに実装されてなるICモジュールを、前記リードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部がアンテナパターンの対応する接続部に密着するように配置するICモジュール配置工程と、前記印刷されたアンテナパターンを加熱硬化処理する加熱工程とを有することを特徴とする。
【0012】
また、前記アンテナ接続端子部は、少なくとも1個の孔を有し、前記ICモジュール配置工程では、前記孔に前記ペーストが少なくとも進入する程度の力で、前記ICモジュールを前記アンテナパターンに押圧することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る非接触データキャリアの実施の形態について、非接触ICカードを例にとり、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態に係る非接触ICカード10についての、後述するオーバーレイ・シート38の一部を破断した斜視図である。
【0014】
非接触ICカード10は、樹脂シートからなるインレット・シート12を有している。なお、樹脂シートには、例えば、PET−G製のものが用いられる。
また、非接触ICカード10は、その大半がインレット・シート12表面に印刷されてなるアンテナ(以下、「印刷アンテナ」と言う。)14を有している。印刷アンテナ14の、インレット・シート12表面における印刷部分は、コイル状に印刷された部分(以下、「コイルパターン部」と言う。)16と短冊状に印刷された部分18とからなる。コイルパターン部16の一方端部20と短冊状に印刷された部分18とは、後述するICモジュール24との接続部になっている。以下、符号18と符号20とが指し示す部分をICモジュール接続部と言う。なお、ICモジュール接続部18とコイルパターン部16のもう一方の端部22とは、後述するように、インレット・シート12に開設されたスルーホール及びインレット・シート12裏面に形成されたジャンパー線44(図3)によって、電気的に接続されている。
【0015】
非接触ICカード10は、ICモジュール24を有しており、当該ICモジュール24は、印刷アンテナ14の両ICモジュール接続部18,20と接続されている。
図2は、ICモジュール24の拡大斜視図である。
ICモジュール24は、少なくとも、不図示のICチップ(いわゆる、ベアチップ)とリードフレーム26とから構成される。本実施の形態のICモジュール24は、ワイヤボンディング工法によってICチップをリードフレーム26に実装し、その後、トランスファーモールドによってICチップを合成樹脂でモールドすることにより作製されているものである。図2に現れているのは、当該モールド部分(28)である(ICチップはモールド28内部に隠れていて図には現われない。)。なお、使用するICモジュールは、ICチップのリードフレームへの実装がワイヤボンディング工法によるものに限らず、フリップチップ工法によるものでも構わない。すなわち、ICチップ表面にバンプを形成し、当該バンプ部分をACF等の接合材を介してリードフレームに接合(実装)する方法によるものでもよい。
【0016】
ICチップは、情報の処理や記憶を行う半導体集積回路で構成されており、前記情報の処理や記憶の他、外部端末装置との間での通信機能を有している。
当該通信は、前記印刷アンテナ14を介して行われる。また、前記半導体集積回路を駆動するための電力も、印刷アンテナ14を介して供給される。
ICチップと印刷アンテナ14との電気的な接続はリードフレーム26を介して行われる。そのため、リードフレーム26は電気絶縁的に少なくとも2分割されており、分割された各々の、前記モールド28から突出している部分が、印刷アンテナ14と接続(接合)される端子部(以下、「アンテナ接続端子部」と言う。)30,32になっている。
【0017】
リードフレーム26は、少なくともアンテナ端子部30,32に銀メッキが施されたものであり、また、各アンテナ端子部30,32には貫通孔34,36が開設されている。もちろん、リードフレーム26は、その全体が銀メッキされたものであっても構わない。
図1に戻り、印刷アンテナ14とICモジュール24とが配されたインレット・シート12の両面には、同じく樹脂シートからなるオーバーレイ・シート38,40が貼り合わされている。
【0018】
以上の構成からなる非接触ICカード10の製造方法について、図3、図4及び製造工程を示す図5を参照しながら説明する。
先ず、スクリーン印刷装置により、銀ペーストを用いて、図3に示すように、インレット・シート12の表面にアンテナパターン42が印刷される。当該アンテナパターン42は、コイルパターン部16とICモジュール接続部18に相当するパターンである。銀ペーストは、導電性物質である銀の粉末と溶剤と合成樹脂とが混合されてなるペースト状のものである。なお、本工程に至る前に、インレット・シート12の、コイルパターン部16の一方端部22の形成予定領域とICモジュール接続部18の形成予定領域に対応する所定の位置には、それぞれ、スルーホール(不図示)が形成されている。また、両スルーホールを接続する形で、インレット・シート12裏面には、破線で示すように、短冊状にジャンパー線44が印刷されている。
【0019】
インレット・シート12表面にアンテナパターン42が印刷されると、ICモジュールマウント装置(不図示)によって、図4(a)に示すように、ICモジュール24がインレット・シート12上(アンテナパターン42上)にマウントされる。このとき、ICモジュール24を単にアンテナパターン42上に載置するだけでなく、インレット・シート12に対し、ひいてはアンテナパターン42に対して、所定の大きさの力で押圧する(矢印46)。所定の大きさは、粘性を有する銀ペーストが前記貫通孔34,36に少なくとも進入する程度の大きさである。このようにすることによって、インレット・シート12を次工程へ搬送する際の、ICモジュールの位置ずれの防止も図ることができる。また、図4(a)、図4(b)に示すように、銀ペーストが貫通孔34,36から横溢し、アンテナ接続端子部30,32表面(上面)にはみ出る程度の力で押圧することとしてもよい。図4(b)は、上記押圧後のICモジュール24におけるアンテナ端子接続部30又は32を、貫通孔34又は36を含む断面で切断した断面図である。
【0020】
ICモジュール24がマウントされたインレット・シート12は、加熱炉(不図示)に移され、当該加熱炉内で約110℃の温度で加熱される。当該加熱によって、銀ペーストが乾燥・硬化して印刷アンテナ14が完成すると共に、当該印刷アンテナ14のICモジュール接続部18,20とICモジュール24のアンテナ接続端子部32,30との機械的・電気的な接続がなされることとなる。
【0021】
このとき、アンテナ接続端子部30,32には、銀ペーストの主成分である銀と同じ材質である銀のメッキが施されているためより高い接合強度を得ることができる。また、銀ペースト(ICモジュール接続部18,20の一部)が、貫通孔34,36に進入した状態で、当該銀ペーストが硬化されるので、これによっても高い接合強度を得ることができる。さらに、銀ペーストがアンテナ接続端子部30,32表面(上面)にはみ出た状態で硬化させた場合には(図4(b))当該はみ出し部分が、ICモジュール24の脱落防止のためのストッパーの役割を果たすこととなり、一層接合強度が高まることとなる。
【0022】
ICモジュール24の接合(接続)が終了すると、ラミネート装置(不図示)によって、オーバーレイシート38,40(図1)が、インレット・シート12に熱圧着されて非接触ICカード10がほぼ完成する。
なお、上記スクリーン印刷に用いる印刷装置、ICモジュールをインレット・シート上(アンテナパターン上)に配置するマウント装置、銀ペーストを硬化させるための加熱炉、及びラミネート装置には、全て公知の装置を用いることが可能である。
【0023】
以上説明したように、本実施の形態によれば、銀ペーストの硬化と、ICモジュールと印刷アンテナの接続とが同一の工程でなされるため、これらを個別に行っていた従来の製造方法と比較して、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、印刷アンテナとなる銀ペーストが、ICモジュールとの接合材ともなるため、別途接合材(ACF等)が必要であった従来と比較して、安価に非接触ICカードを製造できる。さらに、当該ACF等を配置する工程も不要となる分、製造工程の簡素化が図れる。
【0024】
また、ICチップをそのまま(ベアチップのまま)用いるのではなく、モジュール化して用いているので、ICチップのまま用いたものと比較して、カード曲げなどに対する機械的強度が改善されている。
以上、発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記実施の形態に限らないのは勿論であり、例えば、以下のような形態とすることもできる。
(1)各アンテナ端子接続部に開設する貫通孔の数は1個に限らない。2個以上であってもよい。
(2)また、アンテナ端子接続部には、必ずしも、貫通孔を設けなくてもよい。貫通孔を設けない場合であっても、ICモジュールと印刷アンテナとが、ICカードとして用いた場合に問題のない十分な強度で接合できることが確認されている。なお、この場合においても、ICモジュールをアンテナパターン上にマウントする際、当該ICモジュールのリードフレーム(アンテナ接続端子部)が、銀ペーストに対し少なくとも沈み込む程度に、すなわち、アンテナ接続端子部がICモジュール接続部に密着するように、当該ICモジュールを押圧することが好ましい。
(3)アンテナの印刷に用いるのは銀ペーストに限らない。たとえば、銅を配合した銅ペーストでも構わない。要は、アンテナとして使用することができる導電性を有したペーストであって、印刷の後工程において硬化させて用いるものであれば構わないのである。
【0025】
また、銀ペースト以外の他のペーストを用いた場合には、当該他のペーストの主成分と同種の金属、すなわち、印刷アンテナの主成分となじみ性のよい金属でリードフレームの母材をメッキしておくことが好ましい。既述したように、リードフレームと印刷アンテナの接合強度をより高めるためである。もちろん、リードフレームの母材自体が、ペーストの主成分となじみ性のよい金属である場合には、メッキは必ずしも必要ではない。
(4)リードフレームの分割数は2分割に限らない。3分割以上であっても構わない。例えば、インレット・シートにコンデンサが設けられる場合があり、ICチップと当該コンデンサとを接続する場合には、当該コンデンサ接続用の端子部が増設されることとなる。この場合、リードフレームは4分割になる。
(5)上記実施の形態に係る非接触ICカードは、印刷アンテナを介して外部から駆動電力の供給を受けるタイプのものであったが、本発明は、電池内蔵型の非接触ICカードにも適用可能なことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る非接触データキャリアによれば、ICチップが実装されたリードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部と、アンテナの印刷によって形成された接続部とが、他の接合材を介さずに直接接合されているので、当該他の接合材の配置工程や硬化工程を省略できることとなり、製造工程をより簡素化することが可能となる。また、ICチップはリードフレームに実装された形で用いられるので、当該リードフレームがICチップに対する一種の補強材となって、非接触データキャリアの機械的強度が改善されることとなる。
【0027】
また、本発明に係る非接触データキャリアの製造方法によれば、導電性を有するペーストが印刷されてなるアンテナパターンの対応する接続部に対し、ICモジュールのリードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部を密着させて配置させた後、印刷されたアンテナパターンの加熱処理が行われ、当該加熱処理において、アンテナが完成すると同時に、アンテナとICモジュールとが他の接合材を介さずに直接接合されることとなる。したがって、上記したのと同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る非接触ICカードについての、オーバーレイ・シートの一部を破断した斜視図である。
【図2】ICモジュールの拡大斜視図である。
【図3】インレット・シートに印刷されたアンテナパターンを示す図である。
【図4】(a)は、インレット・シート上(アンテナパターン上)にマウントされたICモジュールを示す斜視図である。
(b)は、上記ICモジュールにおけるアンテナ端子接続部を、貫通孔を含む断面で切断した断面図である。
【図5】上記非接触ICカードの製造工程の一部を示す図である。
【符号の説明】
10 非接触ICカード
14 印刷アンテナ
18,20 ICモジュール接続部
24 ICモジュール
26 リードフレーム
34,36 貫通孔
42 アンテナパターン
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触データキャリア及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
非接触データキャリアの一種である非接触ICカードは、文字通り、端末装置との間でのデータのやり取りを電波を介して非接触で行うものである。そのため、非接触式ICカードは、端末装置との接点を有する接触式ICカードの当該接点に起因する欠点、例えば、接点の傷や汚れによる接触不良がないので信頼性が高く、また、ICカードを端末装置のスロットに挿入する手間が不要になるため利便性が高いといった理由から近年注目されている。
【0003】
非接触ICカードは、端末装置との間でデータの送・受信を行うためのコイルアンテナとデータの格納および処理を行うためのICチップ(いわゆる、ベアチップ)とを有している。そして、当該コイルアンテナとICチップとは、例えば、インレット・シートと称される樹脂シートに配され、当該インレット・シートの両面にオーバーレイ・シートと称される樹脂シートが積層されてカード形状に形成されている。
【0004】
上記の構成からなる非接触ICカードは、以下のような工程によって製造される。
先ず、インレット・シート表面に銀ペーストをコイル状に印刷する。
次に、銀ペーストが印刷されたインレット・シートを加熱炉中で加熱して、銀ペーストを硬化させる。これにより、コイルアンテナが完成する。
【0005】
コイルアンテナが形成されたインレット・シート上の、コイルアンテナ両端部(ICチップとの接合位置)に、接合材であるACF(Anisotropic ConductiveFilm)を配置する。
続いて、バンプが形成されているICチップを、当該バンプ側を下向きにし、ACFを介して、コイルアンテナ上に配置する。
【0006】
そして、ICチップをコイルアンテナに向けて加圧しつつ、インレット・シートの下から局部的に加熱・硬化することによりICチップとコイルアンテナとを接合させる。
その後、インレット・シート両面にオーバレイ・シートが加熱圧着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の製造方法によれば、アンテナ作製から当該アンテナとICチップの接続が終了するまでに、銀ペースト印刷→銀ペースト加熱硬化(コイルアンテナ完成)→ACF配置→ICチップ配置→ICチップ加圧・ACF加熱硬化と言ったように多数の工程を有している上、接合材としてACFが必要なため、コスト高になっている。また、上記従来の非接触ICカードは、ICチップをそのまま(ベアチップのまま)用いているので機械的強度が不十分であり、カード曲げ等によって破損しやすいといった問題もある。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑み、製造工程をより簡素化できると共に、機械的強度が改善された非接触データキャリアおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明に係る非接触データキャリアは、ICチップがリードフレームに実装されてなるICモジュールと、少なくとも前記ICモジュールとの接続部が印刷によって形成されてなるアンテナとを有し、前記リードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部と前記アンテナの前記接続部とが、他の接合材を介さずに直接接合されていることを特徴とする。
【0010】
また、前記アンテナ接続端子部は、前記アンテナの印刷部分となじみ性のよい金属でメッキされていることを特徴とする。
さらに、前記アンテナの印刷部分は、銀を配合した銀ペーストを加熱硬化して得られるものであり、前記アンテナ接続端子部には、銀メッキが施されていることを特徴とする。
【0011】
また、さらに、前記アンテナ接続端子部は、少なくとも1個の孔を有し、前記接続部を構成する材料の一部が前記孔に進入していることを特徴とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る非接触データキャリアの製造方法は、 導電性を有するペーストを印刷してアンテナパターンを形成する印刷工程と、前記アンテナパターンに対し、ICチップがリードフレームに実装されてなるICモジュールを、前記リードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部がアンテナパターンの対応する接続部に密着するように配置するICモジュール配置工程と、前記印刷されたアンテナパターンを加熱硬化処理する加熱工程とを有することを特徴とする。
【0012】
また、前記アンテナ接続端子部は、少なくとも1個の孔を有し、前記ICモジュール配置工程では、前記孔に前記ペーストが少なくとも進入する程度の力で、前記ICモジュールを前記アンテナパターンに押圧することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る非接触データキャリアの実施の形態について、非接触ICカードを例にとり、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態に係る非接触ICカード10についての、後述するオーバーレイ・シート38の一部を破断した斜視図である。
【0014】
非接触ICカード10は、樹脂シートからなるインレット・シート12を有している。なお、樹脂シートには、例えば、PET−G製のものが用いられる。
また、非接触ICカード10は、その大半がインレット・シート12表面に印刷されてなるアンテナ(以下、「印刷アンテナ」と言う。)14を有している。印刷アンテナ14の、インレット・シート12表面における印刷部分は、コイル状に印刷された部分(以下、「コイルパターン部」と言う。)16と短冊状に印刷された部分18とからなる。コイルパターン部16の一方端部20と短冊状に印刷された部分18とは、後述するICモジュール24との接続部になっている。以下、符号18と符号20とが指し示す部分をICモジュール接続部と言う。なお、ICモジュール接続部18とコイルパターン部16のもう一方の端部22とは、後述するように、インレット・シート12に開設されたスルーホール及びインレット・シート12裏面に形成されたジャンパー線44(図3)によって、電気的に接続されている。
【0015】
非接触ICカード10は、ICモジュール24を有しており、当該ICモジュール24は、印刷アンテナ14の両ICモジュール接続部18,20と接続されている。
図2は、ICモジュール24の拡大斜視図である。
ICモジュール24は、少なくとも、不図示のICチップ(いわゆる、ベアチップ)とリードフレーム26とから構成される。本実施の形態のICモジュール24は、ワイヤボンディング工法によってICチップをリードフレーム26に実装し、その後、トランスファーモールドによってICチップを合成樹脂でモールドすることにより作製されているものである。図2に現れているのは、当該モールド部分(28)である(ICチップはモールド28内部に隠れていて図には現われない。)。なお、使用するICモジュールは、ICチップのリードフレームへの実装がワイヤボンディング工法によるものに限らず、フリップチップ工法によるものでも構わない。すなわち、ICチップ表面にバンプを形成し、当該バンプ部分をACF等の接合材を介してリードフレームに接合(実装)する方法によるものでもよい。
【0016】
ICチップは、情報の処理や記憶を行う半導体集積回路で構成されており、前記情報の処理や記憶の他、外部端末装置との間での通信機能を有している。
当該通信は、前記印刷アンテナ14を介して行われる。また、前記半導体集積回路を駆動するための電力も、印刷アンテナ14を介して供給される。
ICチップと印刷アンテナ14との電気的な接続はリードフレーム26を介して行われる。そのため、リードフレーム26は電気絶縁的に少なくとも2分割されており、分割された各々の、前記モールド28から突出している部分が、印刷アンテナ14と接続(接合)される端子部(以下、「アンテナ接続端子部」と言う。)30,32になっている。
【0017】
リードフレーム26は、少なくともアンテナ端子部30,32に銀メッキが施されたものであり、また、各アンテナ端子部30,32には貫通孔34,36が開設されている。もちろん、リードフレーム26は、その全体が銀メッキされたものであっても構わない。
図1に戻り、印刷アンテナ14とICモジュール24とが配されたインレット・シート12の両面には、同じく樹脂シートからなるオーバーレイ・シート38,40が貼り合わされている。
【0018】
以上の構成からなる非接触ICカード10の製造方法について、図3、図4及び製造工程を示す図5を参照しながら説明する。
先ず、スクリーン印刷装置により、銀ペーストを用いて、図3に示すように、インレット・シート12の表面にアンテナパターン42が印刷される。当該アンテナパターン42は、コイルパターン部16とICモジュール接続部18に相当するパターンである。銀ペーストは、導電性物質である銀の粉末と溶剤と合成樹脂とが混合されてなるペースト状のものである。なお、本工程に至る前に、インレット・シート12の、コイルパターン部16の一方端部22の形成予定領域とICモジュール接続部18の形成予定領域に対応する所定の位置には、それぞれ、スルーホール(不図示)が形成されている。また、両スルーホールを接続する形で、インレット・シート12裏面には、破線で示すように、短冊状にジャンパー線44が印刷されている。
【0019】
インレット・シート12表面にアンテナパターン42が印刷されると、ICモジュールマウント装置(不図示)によって、図4(a)に示すように、ICモジュール24がインレット・シート12上(アンテナパターン42上)にマウントされる。このとき、ICモジュール24を単にアンテナパターン42上に載置するだけでなく、インレット・シート12に対し、ひいてはアンテナパターン42に対して、所定の大きさの力で押圧する(矢印46)。所定の大きさは、粘性を有する銀ペーストが前記貫通孔34,36に少なくとも進入する程度の大きさである。このようにすることによって、インレット・シート12を次工程へ搬送する際の、ICモジュールの位置ずれの防止も図ることができる。また、図4(a)、図4(b)に示すように、銀ペーストが貫通孔34,36から横溢し、アンテナ接続端子部30,32表面(上面)にはみ出る程度の力で押圧することとしてもよい。図4(b)は、上記押圧後のICモジュール24におけるアンテナ端子接続部30又は32を、貫通孔34又は36を含む断面で切断した断面図である。
【0020】
ICモジュール24がマウントされたインレット・シート12は、加熱炉(不図示)に移され、当該加熱炉内で約110℃の温度で加熱される。当該加熱によって、銀ペーストが乾燥・硬化して印刷アンテナ14が完成すると共に、当該印刷アンテナ14のICモジュール接続部18,20とICモジュール24のアンテナ接続端子部32,30との機械的・電気的な接続がなされることとなる。
【0021】
このとき、アンテナ接続端子部30,32には、銀ペーストの主成分である銀と同じ材質である銀のメッキが施されているためより高い接合強度を得ることができる。また、銀ペースト(ICモジュール接続部18,20の一部)が、貫通孔34,36に進入した状態で、当該銀ペーストが硬化されるので、これによっても高い接合強度を得ることができる。さらに、銀ペーストがアンテナ接続端子部30,32表面(上面)にはみ出た状態で硬化させた場合には(図4(b))当該はみ出し部分が、ICモジュール24の脱落防止のためのストッパーの役割を果たすこととなり、一層接合強度が高まることとなる。
【0022】
ICモジュール24の接合(接続)が終了すると、ラミネート装置(不図示)によって、オーバーレイシート38,40(図1)が、インレット・シート12に熱圧着されて非接触ICカード10がほぼ完成する。
なお、上記スクリーン印刷に用いる印刷装置、ICモジュールをインレット・シート上(アンテナパターン上)に配置するマウント装置、銀ペーストを硬化させるための加熱炉、及びラミネート装置には、全て公知の装置を用いることが可能である。
【0023】
以上説明したように、本実施の形態によれば、銀ペーストの硬化と、ICモジュールと印刷アンテナの接続とが同一の工程でなされるため、これらを個別に行っていた従来の製造方法と比較して、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、印刷アンテナとなる銀ペーストが、ICモジュールとの接合材ともなるため、別途接合材(ACF等)が必要であった従来と比較して、安価に非接触ICカードを製造できる。さらに、当該ACF等を配置する工程も不要となる分、製造工程の簡素化が図れる。
【0024】
また、ICチップをそのまま(ベアチップのまま)用いるのではなく、モジュール化して用いているので、ICチップのまま用いたものと比較して、カード曲げなどに対する機械的強度が改善されている。
以上、発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記実施の形態に限らないのは勿論であり、例えば、以下のような形態とすることもできる。
(1)各アンテナ端子接続部に開設する貫通孔の数は1個に限らない。2個以上であってもよい。
(2)また、アンテナ端子接続部には、必ずしも、貫通孔を設けなくてもよい。貫通孔を設けない場合であっても、ICモジュールと印刷アンテナとが、ICカードとして用いた場合に問題のない十分な強度で接合できることが確認されている。なお、この場合においても、ICモジュールをアンテナパターン上にマウントする際、当該ICモジュールのリードフレーム(アンテナ接続端子部)が、銀ペーストに対し少なくとも沈み込む程度に、すなわち、アンテナ接続端子部がICモジュール接続部に密着するように、当該ICモジュールを押圧することが好ましい。
(3)アンテナの印刷に用いるのは銀ペーストに限らない。たとえば、銅を配合した銅ペーストでも構わない。要は、アンテナとして使用することができる導電性を有したペーストであって、印刷の後工程において硬化させて用いるものであれば構わないのである。
【0025】
また、銀ペースト以外の他のペーストを用いた場合には、当該他のペーストの主成分と同種の金属、すなわち、印刷アンテナの主成分となじみ性のよい金属でリードフレームの母材をメッキしておくことが好ましい。既述したように、リードフレームと印刷アンテナの接合強度をより高めるためである。もちろん、リードフレームの母材自体が、ペーストの主成分となじみ性のよい金属である場合には、メッキは必ずしも必要ではない。
(4)リードフレームの分割数は2分割に限らない。3分割以上であっても構わない。例えば、インレット・シートにコンデンサが設けられる場合があり、ICチップと当該コンデンサとを接続する場合には、当該コンデンサ接続用の端子部が増設されることとなる。この場合、リードフレームは4分割になる。
(5)上記実施の形態に係る非接触ICカードは、印刷アンテナを介して外部から駆動電力の供給を受けるタイプのものであったが、本発明は、電池内蔵型の非接触ICカードにも適用可能なことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る非接触データキャリアによれば、ICチップが実装されたリードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部と、アンテナの印刷によって形成された接続部とが、他の接合材を介さずに直接接合されているので、当該他の接合材の配置工程や硬化工程を省略できることとなり、製造工程をより簡素化することが可能となる。また、ICチップはリードフレームに実装された形で用いられるので、当該リードフレームがICチップに対する一種の補強材となって、非接触データキャリアの機械的強度が改善されることとなる。
【0027】
また、本発明に係る非接触データキャリアの製造方法によれば、導電性を有するペーストが印刷されてなるアンテナパターンの対応する接続部に対し、ICモジュールのリードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部を密着させて配置させた後、印刷されたアンテナパターンの加熱処理が行われ、当該加熱処理において、アンテナが完成すると同時に、アンテナとICモジュールとが他の接合材を介さずに直接接合されることとなる。したがって、上記したのと同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る非接触ICカードについての、オーバーレイ・シートの一部を破断した斜視図である。
【図2】ICモジュールの拡大斜視図である。
【図3】インレット・シートに印刷されたアンテナパターンを示す図である。
【図4】(a)は、インレット・シート上(アンテナパターン上)にマウントされたICモジュールを示す斜視図である。
(b)は、上記ICモジュールにおけるアンテナ端子接続部を、貫通孔を含む断面で切断した断面図である。
【図5】上記非接触ICカードの製造工程の一部を示す図である。
【符号の説明】
10 非接触ICカード
14 印刷アンテナ
18,20 ICモジュール接続部
24 ICモジュール
26 リードフレーム
34,36 貫通孔
42 アンテナパターン
Claims (6)
- ICチップがリードフレームに実装されてなるICモジュールと、
少なくとも前記ICモジュールとの接続部が印刷によって形成されてなるアンテナと、
を有し、
前記リードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部と前記アンテナの前記接続部とが、他の接合材を介さずに直接接合されていることを特徴とする非接触データキャリア。 - 前記アンテナ接続端子部は、前記アンテナの印刷部分となじみ性のよい金属でメッキされていることを特徴とする請求項1記載の非接触データキャリア。
- 前記アンテナの印刷部分は、銀を配合した銀ペーストを加熱硬化して得られるものであり、
前記アンテナ接続端子部には、銀メッキが施されていることを特徴とする請求項2記載の非接触データキャリア。 - 前記アンテナ接続端子部は、少なくとも1個の孔を有し、前記接続部を構成する材料の一部が前記孔に進入していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の非接触データキャリア。
- 導電性を有するペーストを印刷してアンテナパターンを形成する印刷工程と、
前記アンテナパターンに対し、ICチップがリードフレームに実装されてなるICモジュールを、前記リードフレームにおける一対のアンテナ接続端子部がアンテナパターンの対応する接続部に密着するように配置するICモジュール配置工程と、
前記印刷されたアンテナパターンを加熱硬化処理する加熱工程と、
を有することを特徴とする非接触データキャリアの製造方法。 - 前記アンテナ接続端子部は、少なくとも1個の孔を有し、
前記ICモジュール配置工程では、
前記孔に前記ペーストが少なくとも進入する程度の力で、前記ICモジュールを前記アンテナパターンに押圧することを特徴とする請求項5記載の非接触データキャリアの製造方法。
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---|---|---|---|
JP2002169112A JP2004013733A (ja) | 2002-06-10 | 2002-06-10 | 非接触データキャリア及びその製造方法 |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-06-10 JP JP2002169112A patent/JP2004013733A/ja active Pending
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