JP2004011881A - 燃料タンク用継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐衝撃性が高く、燃料タンク外壁からの突出量が小さい燃料タンク用継手を提供することを課題とする。
【解決手段】燃料タンク用継手1は、燃料タンク9と相手側部材8との間に介設され、燃料タンク9に凹設され側壁21と底壁22とを持つカップ部2と、底壁22から突設され相手側部材8に挿入される挿入筒部3と、を備え、挿入筒部3および相手側部材8の揺動を側壁21により規制することを特徴とする。つまり、本発明の燃料タンク用継手1は、燃料タンク9の外壁90に対して、挿入筒部3の根本を陥没して配置するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】燃料タンク用継手1は、燃料タンク9と相手側部材8との間に介設され、燃料タンク9に凹設され側壁21と底壁22とを持つカップ部2と、底壁22から突設され相手側部材8に挿入される挿入筒部3と、を備え、挿入筒部3および相手側部材8の揺動を側壁21により規制することを特徴とする。つまり、本発明の燃料タンク用継手1は、燃料タンク9の外壁90に対して、挿入筒部3の根本を陥没して配置するものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料タンク用継手、より詳しくは耐衝撃性が高い燃料タンク用継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
このタイプの継手として、実開平6−40577号公報には、二重円筒状を呈する燃料配管用継手が紹介されている。図4に、同公報記載の燃料配管用継手の軸方向断面図を示す。図に示すように、燃料配管用継手100は、挿入筒部101と、保護筒部102とからなる。燃料配管用継手100は、金属製の車体パネル103に嵌挿されている。挿入筒部101は、円筒状であって、保護筒部102の内周側に配置されている。挿入筒部101は、ホース104に圧入されている。
【0003】
何らかの衝撃により、図中弧状矢印で示すように、ホース104が揺動すると、挿入筒部101の根本106に応力が集中する。このため、根本106に不具合が発生するおそれがある。
【0004】
この点、同公報記載の燃料配管用継手100は、保護筒部102を備えている。ホース104が揺動すると、ホース104は、保護筒部102の側壁の開口縁105に当接する。この当接により、ホース104の揺動は規制される。このように、同公報記載の燃料配管用継手100は、保護筒部102により、衝撃時における根本106への応力集中を抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同公報記載の燃料配管用継手100を、燃料タンク用継手として、直接燃料タンク外壁に適用すると、挿入筒部101の根本106が、燃料タンク(車体パネル103に相当)の外壁よりも外方に突出することになる。このため、過大な衝撃が加わると、挿入筒部101の根本106ではなく、燃料タンク用継手自体の根本107に応力が集中するおそれがある。
【0006】
また、同公報記載の燃料配管用継手100を、燃料タンク用継手として、直接燃料タンク外壁に適用すると、燃料タンクの外壁からの突出量が大きくなる。一方、燃料タンクの周囲には、車両ボディ構造体やフレーム構造体などの隣接部材108が配置されている。このため、燃料タンク用継手と隣接部材108とが干渉しやすくなる。干渉を避けるためには、ホース104を、挿入筒部101上方で急激に湾曲させる必要がある。すなわち、ホース104の経路は、燃料タンクと隣接部材108との間の比較的狭小なスペース形状に合うように、規制される。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、耐衝撃性が高く、燃料タンク外壁からの突出量が小さい燃料タンク用継手を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)上記課題を解決するため、本発明の燃料タンク用継手は、燃料タンクと相手側部材との間に介設される燃料タンク用継手であって、該燃料タンクに凹設され側壁と底壁とを持つカップ部と、該底壁から突設され該相手側部材に挿入される挿入筒部と、を備え、該挿入筒部および該相手側部材の揺動を該側壁により規制することを特徴とする。
【0009】
つまり、本発明の燃料タンク用継手は、燃料タンクの外壁に対して、挿入筒部の根本を陥没して配置するものである。そして、衝撃時における応力集中部位を挿入筒部の根本のみに設定するものである。
【0010】
本発明の燃料タンク用継手によると、挿入筒部および相手側部材が揺動しても、相手側部材がカップ部側壁に当接することにより、揺動が規制される。このため、挿入筒部の根本への応力集中を抑制することができる。
【0011】
また、例えば相手側部材に過大な衝撃が加わり、挿入筒部および相手側部材が大きく揺動する場合も、やはり応力は挿入筒部の根本に集中するように設定されている。このため、過大な衝撃が加わる場合であっても、相手側部材がカップ部側壁に当接することにより、挿入筒部の根本への応力集中を抑制することができる。したがって、本発明の燃料タンク用継手は耐衝撃性が高い。
【0012】
また、本発明の燃料タンク用継手は、燃料タンク外壁からの突出量が比較的小さい。このため、燃料タンクと隣接部材との間のスペースが狭小でも、相手側部材の湾曲代を充分確保することができる。したがって、本発明の燃料タンク用継手は、相手側部材の経路選択の自由度が高い。
【0013】
(2)好ましくは、前記側壁は、前記相手側部材の側壁に当接している構成とする方がよい。つまり、本構成は、相手側部材の側壁をカップ部の側壁に当接させるものである。本構成によると、挿入筒部および相手側部材の揺動量が、極めて小さくなる。このため、燃料タンク用継手の耐衝撃性がさらに高くなる。
【0014】
また、相手側部材は、内周側において挿入筒部と、外周側においてカップ部と、それぞれ当接している。このため、本構成によると、相手側部材が挿入筒部から抜けにくい。
【0015】
(3)好ましくは、さらに、前記側壁と前記相手側部材の側壁との間に介挿され、両側の側壁に当接する筒部材を持つ構成とする方がよい。つまり、本構成は、カップ部の内周側に、筒部材を配置するものである。そして、この筒部材のさらに内周側に、挿入筒部および相手側部材を配置するものである。本構成によると、挿入筒部および相手側部材の揺動量が、極めて小さくなる。また、本構成によると、相手側部材が挿入筒部から抜けにくい。
【0016】
また、本構成によると、まず相手側部材を挿入筒部に装着し、次いで相手側部材とカップ部側壁との間に筒部材を介挿することで、筒部材を相手側部材に圧接させることができる。筒部材を相手側部材に圧接させると、さらに相手側部材および挿入筒部の揺動を規制することができる。また、さらに相手側部材が挿入筒部から抜けにくくなる。
【0017】
(4)好ましくは、さらに、前記挿入筒部と前記相手側部材との間に介挿され、該挿入筒部に対して脱着可能であるコネクタを持つ構成とする方がよい。つまり、本構成は、挿入筒部に対して脱着可能なコネクタを、挿入筒部外周面と相手側部材内周面との間に介挿するものである。本構成によると、挿入筒部と相手側部材との連結を、簡単に断続することができる。このため、本構成によると、例えば相手側部材の交換などが簡単である。すなわち、本構成は、取り扱い性に優れている。
【0018】
(5)好ましくは、前記側壁の深さは、前記相手側部材の外周径の1.5倍以上に設定されている構成とする方がよい。つまり、本構成は、カップ部側壁の深さ、つまり相手側部材の燃料タンク外壁に対する陥没代を、相手側部材の外周径の1.5倍以上に設定するものである。本構成によると、挿入筒部および相手側部材の揺動量が、さらに小さくなる。また、さらに相手側部材が挿入筒部から抜けにくくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(1)第一実施形態
本実施形態の燃料タンク用継手は、燃料タンクとエバポ配管との間に介設されている。まず、本実施形態の燃料タンク用継手の構成について説明する。図1に、本実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図を示す。図に示すように、燃料タンク用継手1は、カップ部2と挿入筒部3とを備えている。カップ部2は、フランジ20と側壁21と底壁22とからなる。フランジ20は、PE製であってリング状を呈している。燃料タンク9は、HDPE製であって箱状を呈している。燃料タンク9の上壁90には、開口91が穿設されている。フランジ20は、開口91の周縁に溶着されている。側壁21は、円筒状であって、フランジ20のリング内周縁から下方に向かって延在している。なお、側壁21の深さLは、後述するホース8の外周径Dの3.5倍に設定されている。底壁22は、PE製であって円板状を呈している。底壁22は、側壁21の下端周縁に溶着されている。底壁22のほぼ中央には、通孔23が穿設されている。挿入筒部3は、円筒状を呈している。挿入筒部3は、底壁22の通孔23の周縁から、上方に向かって突出している。挿入筒部3は底壁22と一体に形成されている。挿入筒部3の外周面には、断面ほぼ三角形状のリングリブ30が形成されている。リングリブ30は、合計三列配置されている。三列のリングリブ30は、ホース8が挿入筒部3から脱落するのを抑制している。挿入筒部3の内周側には、図中一点鎖線で示す管路31が形成されている。エバポ配管であるホース8は、樹脂製であって円筒状を呈している。ホース8は、本発明の相手側部材に含まれる。ホース8の一端の内周側には、挿入筒部3が圧入されている。一方、ホース8の他端はキャニスター(図略)に連通している。ホース8は、上壁90と隣接部材7との間のスペースに沿って延在している。気化燃料は、通孔23→管路31→ホース8の順に流れ、キャニスターに吸着される。
【0020】
次に、本実施形態の燃料タンク用継手の組み付け方法について説明する。まず、挿入筒部3と底壁22との連結体、および側壁21とフランジ20との連結体をそれぞれ射出成形する。次いで、底壁22と側壁21とを溶着する。それから、挿入筒部3をホース8に圧入する。最後に、フランジ20を燃料タンク9の上壁90に溶着する。このようにして、本実施形態の燃料タンク用継手は組み付けられる。
【0021】
次に、本実施形態の燃料タンク用継手の衝撃時における動きについて説明する。何らかの衝撃が加わると、ホース8および挿入筒部3は、図中弧状矢印で示すように揺動する。しかしながら、ホース8の周囲には、側壁21が配置されている。このため、ホース8および挿入筒部3は、側壁21の開口縁210に当接する。この当接により、ホース8および挿入筒部3の揺動は規制される。
【0022】
次に、本実施形態の燃料タンク用継手の効果について説明する。本実施形態の燃料タンク用継手1によると、挿入筒部3およびホース8が揺動しても、ホース8が側壁21に当接することにより、揺動が規制される。このため、挿入筒部3の根本への応力集中を抑制することができる。したがって、本実施形態の燃料タンク用継手1は耐衝撃性が高い。
【0023】
また、本実施形態の燃料タンク用継手1は、燃料タンク9の上壁90からの突出量が比較的小さい(図4参照)。このため、燃料タンク9と隣接部材7との間のスペースに、ホース8の湾曲代が充分確保されている。したがって、ホース8の経路選択の自由度が高い。
【0024】
また、本実施形態の燃料タンク用継手1によると、側壁21の深さLは、ホース8の外周径Dの3.5倍に設定されている。このため、挿入筒部3およびホース8の揺動量は小さい。
【0025】
(2)第二実施形態
本実施形態の燃料タンク用継手は、インレットパイプと燃料タンクとの間に介設されている。本実施形態と、第一実施形態との相違点は、コネクタが配置されている点である。また、逆止弁が配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
【0026】
図2に、本実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図を示す。なお、図1と対応する部位については、同じ符号で示す。図に示すように、挿入筒部3外周面とインレットパイプ80内周面との間には、コネクタ4が介挿されている。なお、インレットパイプ80は、本発明の相手側部材に含まれる。また、インレットパイプ80は、給油口(図略)と連通している。コネクタ4は、コネクタ本体44とリングリブ40とスペーサ41とOリング42と嵌合リブ43とを備える。コネクタ本体44は、ポリアミド樹脂製であって円筒状を呈している。リングリブ40は、コネクタ本体44の外周面に形成されている。リングリブ40は、断面ほぼ三角形状を呈している。リングリブ40は、合計三列配置されている。三列のリングリブ40は、インレットパイプ80がコネクタ4から脱落するのを抑制している。嵌合リブ43は、コネクタ本体44の下端に形成されている。嵌合リブ43は、断面ほぼ台形状を呈している。スペーサ41は、ポリアミド樹脂製であってリング状を呈している。スペーサ41は、コネクタ本体44の内周面に固定されている。スペーサ41は、互いに離間して合計三列配置されている。ゴム製のOリング42は、スペーサ41同士の隙間に配置されている。Oリング42は、合計二列配置されている。
【0027】
カップ部2の側壁21内周面には、抜け止めリブ211が形成されている。一方、カップ部2の底壁22上面からは、薄板状のリテーナ止め具50が立設されている。リテーナ止め具50は、周方向に120゜ごと離間して、合計三つ配置されている。抜け止めリブ211とリテーナ止め具50との間には、樹脂製であってC字リング状のリテーナ5が介挿されている。リテーナ5の下面は、前記嵌合リブ43の上面と、係合している。この係合により、コネクタ4はカップ部2に対して固定されている。
【0028】
逆止弁6は、弁ホルダ60と弁体61とを備える。弁ホルダ60は、SUS製であってリング状を呈している。弁ホルダ60は、底壁22に固定されている。弁体61は、SUS製であって一部が弁ホルダ60に係止された円板状を呈している。弁体61は、弁ホルダ60に対して着離可能である。燃料は、給油口→インレットパイプ80→管路31→通孔23→逆止弁6の順に流れ、燃料タンク9に流入する。
【0029】
コネクタ4をカップ部2から外す場合は、図中白抜き矢印で示すように、まず、抜け止めリブ211の内周側に脱着具(図略)を挿入する。次いで、挿入した脱着具により、リテーナ5を拡径させる。リテーナ5が拡径すると、リテーナ5下面と嵌合リブ43上面との係合が外れる。最後に、この状態のまま、コネクタ4を、上方に引き抜く。
【0030】
燃料タンク用継手1を組み付ける場合は、まず、挿入筒部3と底壁22との連結体、および側壁21とフランジ20との連結体をそれぞれ射出成形する。次いで、底壁22に逆止弁6を固定する。それから、抜け止めリブ211の下方にリテーナ5を配置する。続いて、この状態で、底壁22と側壁21とを溶着する。溶着により、リテーナ5は、抜け止めリブ211とリテーナ止め具50との間に収納される。それから、コネクタ4をインレットパイプ80に圧入する。並びに、フランジ20を燃料タンク9の上壁90に溶着する。その後、嵌合リブ43をリテーナ5に係合させる。
【0031】
本実施形態の燃料タンク用継手1によると、挿入筒部3とインレットパイプ80との連結を、簡単に断続することができる。このため、取り扱い性に優れている。また、本実施形態の燃料タンク用継手1によると、側壁21の深さLは、インレットパイプ80の外周径Dの1.6倍に設定されている。このため、挿入筒部3およびインレットパイプ80の揺動量は小さい。
【0032】
(3)第三実施形態
本実施形態と、第一実施形態との相違点は、キャップが配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
【0033】
図3に、本実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図を示す。なお、図1と対応する部位については同じ符号で示す。図に示すように、カップ部2の側壁21とホース8の側壁との間には、キャップ10が圧入されている。キャップ10は、本発明の筒部材に含まれる。キャップ10は、ゴム製であって、円筒状を呈している。キャップ10の側壁は、カップ部2の側壁21とホース8の側壁とにより、挟持されている。
【0034】
本実施形態の燃料タンク用継手1を組み付ける場合は、まず、挿入筒部3と底壁22との連結体、および側壁21とフランジ20との連結体をそれぞれ射出成形する。次いで、底壁22と側壁21とを溶着する。それから、挿入筒部3をホース8に圧入する。その後、キャップ10を、カップ部2の側壁21とホース8の側壁との間に圧入する。最後に、フランジ20を燃料タンク9の上壁90に溶着する。
【0035】
本実施形態の燃料タンク用継手1によると、キャップ10が圧入されているため、挿入筒部3およびホース8の揺動量が、極めて小さくなる。また、本実施形態の燃料タンク用継手1によると、キャップ10が圧入されているため、ホース8が挿入筒部3から抜けにくい。
【0036】
(4)以上、本発明の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。例えば、燃料タンク用継手1の材質は特に限定しない。例えば、PAやPOMであってもよい。また、燃料タンク用継手1は、燃料透過性の低い材料からなる内周層と、耐衝撃性の高い材料からなる外周層と、を持つ複層状のものであってもよい。また、燃料タンク用継手1と燃料タンク9との接続機構も特に限定しない。例えば、接着や嵌合でもよい。また、燃料タンク9は金属製であってもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明によると、耐衝撃性が高く、燃料タンク外壁からの突出量が小さい燃料タンク用継手を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図である。
【図2】第二実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図である。
【図3】第三実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図である。
【図4】従来の燃料配管用継手の軸方向断面図である。
【符号の説明】
1:燃料タンク用継手、2:カップ部、3:挿入筒部、20:フランジ、21:側壁、210:開口縁、211:抜け止めリブ、22:底壁、23:通孔、3:挿入筒部、30:リングリブ、31:管路、4:コネクタ、40:リングリブ、41:スペーサ、42:Oリング、43:嵌合リブ、44:コネクタ本体、5:リテーナ、50:リテーナ止め具、6:逆止弁、60:弁ホルダ、61:弁体、7:隣接部材、8:ホース(相手側部材)、80:インレットパイプ(相手側部材)、9:燃料タンク、90:上壁、91:開口、10:キャップ(筒部材)、D:外周径、L:深さ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料タンク用継手、より詳しくは耐衝撃性が高い燃料タンク用継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
このタイプの継手として、実開平6−40577号公報には、二重円筒状を呈する燃料配管用継手が紹介されている。図4に、同公報記載の燃料配管用継手の軸方向断面図を示す。図に示すように、燃料配管用継手100は、挿入筒部101と、保護筒部102とからなる。燃料配管用継手100は、金属製の車体パネル103に嵌挿されている。挿入筒部101は、円筒状であって、保護筒部102の内周側に配置されている。挿入筒部101は、ホース104に圧入されている。
【0003】
何らかの衝撃により、図中弧状矢印で示すように、ホース104が揺動すると、挿入筒部101の根本106に応力が集中する。このため、根本106に不具合が発生するおそれがある。
【0004】
この点、同公報記載の燃料配管用継手100は、保護筒部102を備えている。ホース104が揺動すると、ホース104は、保護筒部102の側壁の開口縁105に当接する。この当接により、ホース104の揺動は規制される。このように、同公報記載の燃料配管用継手100は、保護筒部102により、衝撃時における根本106への応力集中を抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同公報記載の燃料配管用継手100を、燃料タンク用継手として、直接燃料タンク外壁に適用すると、挿入筒部101の根本106が、燃料タンク(車体パネル103に相当)の外壁よりも外方に突出することになる。このため、過大な衝撃が加わると、挿入筒部101の根本106ではなく、燃料タンク用継手自体の根本107に応力が集中するおそれがある。
【0006】
また、同公報記載の燃料配管用継手100を、燃料タンク用継手として、直接燃料タンク外壁に適用すると、燃料タンクの外壁からの突出量が大きくなる。一方、燃料タンクの周囲には、車両ボディ構造体やフレーム構造体などの隣接部材108が配置されている。このため、燃料タンク用継手と隣接部材108とが干渉しやすくなる。干渉を避けるためには、ホース104を、挿入筒部101上方で急激に湾曲させる必要がある。すなわち、ホース104の経路は、燃料タンクと隣接部材108との間の比較的狭小なスペース形状に合うように、規制される。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、耐衝撃性が高く、燃料タンク外壁からの突出量が小さい燃料タンク用継手を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)上記課題を解決するため、本発明の燃料タンク用継手は、燃料タンクと相手側部材との間に介設される燃料タンク用継手であって、該燃料タンクに凹設され側壁と底壁とを持つカップ部と、該底壁から突設され該相手側部材に挿入される挿入筒部と、を備え、該挿入筒部および該相手側部材の揺動を該側壁により規制することを特徴とする。
【0009】
つまり、本発明の燃料タンク用継手は、燃料タンクの外壁に対して、挿入筒部の根本を陥没して配置するものである。そして、衝撃時における応力集中部位を挿入筒部の根本のみに設定するものである。
【0010】
本発明の燃料タンク用継手によると、挿入筒部および相手側部材が揺動しても、相手側部材がカップ部側壁に当接することにより、揺動が規制される。このため、挿入筒部の根本への応力集中を抑制することができる。
【0011】
また、例えば相手側部材に過大な衝撃が加わり、挿入筒部および相手側部材が大きく揺動する場合も、やはり応力は挿入筒部の根本に集中するように設定されている。このため、過大な衝撃が加わる場合であっても、相手側部材がカップ部側壁に当接することにより、挿入筒部の根本への応力集中を抑制することができる。したがって、本発明の燃料タンク用継手は耐衝撃性が高い。
【0012】
また、本発明の燃料タンク用継手は、燃料タンク外壁からの突出量が比較的小さい。このため、燃料タンクと隣接部材との間のスペースが狭小でも、相手側部材の湾曲代を充分確保することができる。したがって、本発明の燃料タンク用継手は、相手側部材の経路選択の自由度が高い。
【0013】
(2)好ましくは、前記側壁は、前記相手側部材の側壁に当接している構成とする方がよい。つまり、本構成は、相手側部材の側壁をカップ部の側壁に当接させるものである。本構成によると、挿入筒部および相手側部材の揺動量が、極めて小さくなる。このため、燃料タンク用継手の耐衝撃性がさらに高くなる。
【0014】
また、相手側部材は、内周側において挿入筒部と、外周側においてカップ部と、それぞれ当接している。このため、本構成によると、相手側部材が挿入筒部から抜けにくい。
【0015】
(3)好ましくは、さらに、前記側壁と前記相手側部材の側壁との間に介挿され、両側の側壁に当接する筒部材を持つ構成とする方がよい。つまり、本構成は、カップ部の内周側に、筒部材を配置するものである。そして、この筒部材のさらに内周側に、挿入筒部および相手側部材を配置するものである。本構成によると、挿入筒部および相手側部材の揺動量が、極めて小さくなる。また、本構成によると、相手側部材が挿入筒部から抜けにくい。
【0016】
また、本構成によると、まず相手側部材を挿入筒部に装着し、次いで相手側部材とカップ部側壁との間に筒部材を介挿することで、筒部材を相手側部材に圧接させることができる。筒部材を相手側部材に圧接させると、さらに相手側部材および挿入筒部の揺動を規制することができる。また、さらに相手側部材が挿入筒部から抜けにくくなる。
【0017】
(4)好ましくは、さらに、前記挿入筒部と前記相手側部材との間に介挿され、該挿入筒部に対して脱着可能であるコネクタを持つ構成とする方がよい。つまり、本構成は、挿入筒部に対して脱着可能なコネクタを、挿入筒部外周面と相手側部材内周面との間に介挿するものである。本構成によると、挿入筒部と相手側部材との連結を、簡単に断続することができる。このため、本構成によると、例えば相手側部材の交換などが簡単である。すなわち、本構成は、取り扱い性に優れている。
【0018】
(5)好ましくは、前記側壁の深さは、前記相手側部材の外周径の1.5倍以上に設定されている構成とする方がよい。つまり、本構成は、カップ部側壁の深さ、つまり相手側部材の燃料タンク外壁に対する陥没代を、相手側部材の外周径の1.5倍以上に設定するものである。本構成によると、挿入筒部および相手側部材の揺動量が、さらに小さくなる。また、さらに相手側部材が挿入筒部から抜けにくくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(1)第一実施形態
本実施形態の燃料タンク用継手は、燃料タンクとエバポ配管との間に介設されている。まず、本実施形態の燃料タンク用継手の構成について説明する。図1に、本実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図を示す。図に示すように、燃料タンク用継手1は、カップ部2と挿入筒部3とを備えている。カップ部2は、フランジ20と側壁21と底壁22とからなる。フランジ20は、PE製であってリング状を呈している。燃料タンク9は、HDPE製であって箱状を呈している。燃料タンク9の上壁90には、開口91が穿設されている。フランジ20は、開口91の周縁に溶着されている。側壁21は、円筒状であって、フランジ20のリング内周縁から下方に向かって延在している。なお、側壁21の深さLは、後述するホース8の外周径Dの3.5倍に設定されている。底壁22は、PE製であって円板状を呈している。底壁22は、側壁21の下端周縁に溶着されている。底壁22のほぼ中央には、通孔23が穿設されている。挿入筒部3は、円筒状を呈している。挿入筒部3は、底壁22の通孔23の周縁から、上方に向かって突出している。挿入筒部3は底壁22と一体に形成されている。挿入筒部3の外周面には、断面ほぼ三角形状のリングリブ30が形成されている。リングリブ30は、合計三列配置されている。三列のリングリブ30は、ホース8が挿入筒部3から脱落するのを抑制している。挿入筒部3の内周側には、図中一点鎖線で示す管路31が形成されている。エバポ配管であるホース8は、樹脂製であって円筒状を呈している。ホース8は、本発明の相手側部材に含まれる。ホース8の一端の内周側には、挿入筒部3が圧入されている。一方、ホース8の他端はキャニスター(図略)に連通している。ホース8は、上壁90と隣接部材7との間のスペースに沿って延在している。気化燃料は、通孔23→管路31→ホース8の順に流れ、キャニスターに吸着される。
【0020】
次に、本実施形態の燃料タンク用継手の組み付け方法について説明する。まず、挿入筒部3と底壁22との連結体、および側壁21とフランジ20との連結体をそれぞれ射出成形する。次いで、底壁22と側壁21とを溶着する。それから、挿入筒部3をホース8に圧入する。最後に、フランジ20を燃料タンク9の上壁90に溶着する。このようにして、本実施形態の燃料タンク用継手は組み付けられる。
【0021】
次に、本実施形態の燃料タンク用継手の衝撃時における動きについて説明する。何らかの衝撃が加わると、ホース8および挿入筒部3は、図中弧状矢印で示すように揺動する。しかしながら、ホース8の周囲には、側壁21が配置されている。このため、ホース8および挿入筒部3は、側壁21の開口縁210に当接する。この当接により、ホース8および挿入筒部3の揺動は規制される。
【0022】
次に、本実施形態の燃料タンク用継手の効果について説明する。本実施形態の燃料タンク用継手1によると、挿入筒部3およびホース8が揺動しても、ホース8が側壁21に当接することにより、揺動が規制される。このため、挿入筒部3の根本への応力集中を抑制することができる。したがって、本実施形態の燃料タンク用継手1は耐衝撃性が高い。
【0023】
また、本実施形態の燃料タンク用継手1は、燃料タンク9の上壁90からの突出量が比較的小さい(図4参照)。このため、燃料タンク9と隣接部材7との間のスペースに、ホース8の湾曲代が充分確保されている。したがって、ホース8の経路選択の自由度が高い。
【0024】
また、本実施形態の燃料タンク用継手1によると、側壁21の深さLは、ホース8の外周径Dの3.5倍に設定されている。このため、挿入筒部3およびホース8の揺動量は小さい。
【0025】
(2)第二実施形態
本実施形態の燃料タンク用継手は、インレットパイプと燃料タンクとの間に介設されている。本実施形態と、第一実施形態との相違点は、コネクタが配置されている点である。また、逆止弁が配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
【0026】
図2に、本実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図を示す。なお、図1と対応する部位については、同じ符号で示す。図に示すように、挿入筒部3外周面とインレットパイプ80内周面との間には、コネクタ4が介挿されている。なお、インレットパイプ80は、本発明の相手側部材に含まれる。また、インレットパイプ80は、給油口(図略)と連通している。コネクタ4は、コネクタ本体44とリングリブ40とスペーサ41とOリング42と嵌合リブ43とを備える。コネクタ本体44は、ポリアミド樹脂製であって円筒状を呈している。リングリブ40は、コネクタ本体44の外周面に形成されている。リングリブ40は、断面ほぼ三角形状を呈している。リングリブ40は、合計三列配置されている。三列のリングリブ40は、インレットパイプ80がコネクタ4から脱落するのを抑制している。嵌合リブ43は、コネクタ本体44の下端に形成されている。嵌合リブ43は、断面ほぼ台形状を呈している。スペーサ41は、ポリアミド樹脂製であってリング状を呈している。スペーサ41は、コネクタ本体44の内周面に固定されている。スペーサ41は、互いに離間して合計三列配置されている。ゴム製のOリング42は、スペーサ41同士の隙間に配置されている。Oリング42は、合計二列配置されている。
【0027】
カップ部2の側壁21内周面には、抜け止めリブ211が形成されている。一方、カップ部2の底壁22上面からは、薄板状のリテーナ止め具50が立設されている。リテーナ止め具50は、周方向に120゜ごと離間して、合計三つ配置されている。抜け止めリブ211とリテーナ止め具50との間には、樹脂製であってC字リング状のリテーナ5が介挿されている。リテーナ5の下面は、前記嵌合リブ43の上面と、係合している。この係合により、コネクタ4はカップ部2に対して固定されている。
【0028】
逆止弁6は、弁ホルダ60と弁体61とを備える。弁ホルダ60は、SUS製であってリング状を呈している。弁ホルダ60は、底壁22に固定されている。弁体61は、SUS製であって一部が弁ホルダ60に係止された円板状を呈している。弁体61は、弁ホルダ60に対して着離可能である。燃料は、給油口→インレットパイプ80→管路31→通孔23→逆止弁6の順に流れ、燃料タンク9に流入する。
【0029】
コネクタ4をカップ部2から外す場合は、図中白抜き矢印で示すように、まず、抜け止めリブ211の内周側に脱着具(図略)を挿入する。次いで、挿入した脱着具により、リテーナ5を拡径させる。リテーナ5が拡径すると、リテーナ5下面と嵌合リブ43上面との係合が外れる。最後に、この状態のまま、コネクタ4を、上方に引き抜く。
【0030】
燃料タンク用継手1を組み付ける場合は、まず、挿入筒部3と底壁22との連結体、および側壁21とフランジ20との連結体をそれぞれ射出成形する。次いで、底壁22に逆止弁6を固定する。それから、抜け止めリブ211の下方にリテーナ5を配置する。続いて、この状態で、底壁22と側壁21とを溶着する。溶着により、リテーナ5は、抜け止めリブ211とリテーナ止め具50との間に収納される。それから、コネクタ4をインレットパイプ80に圧入する。並びに、フランジ20を燃料タンク9の上壁90に溶着する。その後、嵌合リブ43をリテーナ5に係合させる。
【0031】
本実施形態の燃料タンク用継手1によると、挿入筒部3とインレットパイプ80との連結を、簡単に断続することができる。このため、取り扱い性に優れている。また、本実施形態の燃料タンク用継手1によると、側壁21の深さLは、インレットパイプ80の外周径Dの1.6倍に設定されている。このため、挿入筒部3およびインレットパイプ80の揺動量は小さい。
【0032】
(3)第三実施形態
本実施形態と、第一実施形態との相違点は、キャップが配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
【0033】
図3に、本実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図を示す。なお、図1と対応する部位については同じ符号で示す。図に示すように、カップ部2の側壁21とホース8の側壁との間には、キャップ10が圧入されている。キャップ10は、本発明の筒部材に含まれる。キャップ10は、ゴム製であって、円筒状を呈している。キャップ10の側壁は、カップ部2の側壁21とホース8の側壁とにより、挟持されている。
【0034】
本実施形態の燃料タンク用継手1を組み付ける場合は、まず、挿入筒部3と底壁22との連結体、および側壁21とフランジ20との連結体をそれぞれ射出成形する。次いで、底壁22と側壁21とを溶着する。それから、挿入筒部3をホース8に圧入する。その後、キャップ10を、カップ部2の側壁21とホース8の側壁との間に圧入する。最後に、フランジ20を燃料タンク9の上壁90に溶着する。
【0035】
本実施形態の燃料タンク用継手1によると、キャップ10が圧入されているため、挿入筒部3およびホース8の揺動量が、極めて小さくなる。また、本実施形態の燃料タンク用継手1によると、キャップ10が圧入されているため、ホース8が挿入筒部3から抜けにくい。
【0036】
(4)以上、本発明の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。例えば、燃料タンク用継手1の材質は特に限定しない。例えば、PAやPOMであってもよい。また、燃料タンク用継手1は、燃料透過性の低い材料からなる内周層と、耐衝撃性の高い材料からなる外周層と、を持つ複層状のものであってもよい。また、燃料タンク用継手1と燃料タンク9との接続機構も特に限定しない。例えば、接着や嵌合でもよい。また、燃料タンク9は金属製であってもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明によると、耐衝撃性が高く、燃料タンク外壁からの突出量が小さい燃料タンク用継手を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図である。
【図2】第二実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図である。
【図3】第三実施形態の燃料タンク用継手の軸方向断面図である。
【図4】従来の燃料配管用継手の軸方向断面図である。
【符号の説明】
1:燃料タンク用継手、2:カップ部、3:挿入筒部、20:フランジ、21:側壁、210:開口縁、211:抜け止めリブ、22:底壁、23:通孔、3:挿入筒部、30:リングリブ、31:管路、4:コネクタ、40:リングリブ、41:スペーサ、42:Oリング、43:嵌合リブ、44:コネクタ本体、5:リテーナ、50:リテーナ止め具、6:逆止弁、60:弁ホルダ、61:弁体、7:隣接部材、8:ホース(相手側部材)、80:インレットパイプ(相手側部材)、9:燃料タンク、90:上壁、91:開口、10:キャップ(筒部材)、D:外周径、L:深さ。
Claims (5)
- 燃料タンクと相手側部材との間に介設される燃料タンク用継手であって、
該燃料タンクに凹設され側壁と底壁とを持つカップ部と、該底壁から突設され該相手側部材に挿入される挿入筒部と、を備え、該挿入筒部および該相手側部材の揺動を該側壁により規制することを特徴とする燃料タンク用継手。 - 前記側壁は、前記相手側部材の側壁に当接している請求項1に記載の燃料タンク用継手。
- さらに、前記側壁と前記相手側部材の側壁との間に介挿され、両側の側壁に当接する筒部材を持つ請求項1に記載の燃料タンク用継手。
- さらに、前記挿入筒部と前記相手側部材との間に介挿され、該挿入筒部に対して脱着可能であるコネクタを持つ請求項1に記載の燃料タンク用継手。
- 前記側壁の深さは、前記相手側部材の外周径の1.5倍以上に設定されている請求項1に記載の燃料タンク用継手。
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