JP2003516438A - 不飽和ポリマーを水素化する方法 - Google Patents
不飽和ポリマーを水素化する方法Info
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Abstract
Description
歴史的には、代表的な水素化触媒は低い反応性を有し、そして特に芳香族ポリマ
ーの水素化において、高い触媒対ポリマー比を要する。接触水素化における改良
は、種々の金属及び支持体を使用して達成してきている。元素の周期律表のVI
II族の金属は、米国特許第5612422号に記載されているように、不飽和
ポリマー特に芳香族ポリマーを水素化するのに特に有用である。しかし、これら
の触媒は、それらが極性不純物と接触すると失活する点で、比較的短い寿命を有
することが分かっている。これらの極性不純物は、重合方法と組み合わされ、そ
して極性化合物例えば停止剤すなわちアルコールを含む。そのため、触媒による
高い数の水素化サイクルを得るために、ポリマーは先ず別の精製工程で精製され
ねばならない。
して不飽和ポリマーを水素化する方法を提供することが非常に望まれている。
Re)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)及びニオ
ブ(Nb)からなる群から選ばれる少なくとも1種の成分を含むことを特徴とす
る混合水素化触媒の存在下ポリマーを水素化剤と接触させることからなる不飽和
ポリマーを水素化する方法である。
活に抵抗し、そのためポリマー水素化方法においてより高い数の再使用サイクル
を可能にする。
性の不飽和を含有する任意の不飽和ポリマーを含む。これらのポリマーは、任意
の無定形の飽和炭化水素の熱可塑性物を含む。用語飽和は、化学構造内のオレフ
ィン性結合の量を意味する。本明細書で使用されるとき、飽和は、10%より少
ない、一般に7.5%より少ない、代表的には5%より少ない、有利には2%よ
り少ない、さらに有利には1.5%より少ない、好ましくは1%より少ない、さ
らに好ましくは0.5%より少ないそして最も好ましくは0.2%より少ない炭
素−炭素結合が性質上オレフィン性または不飽和性であるポリマーをいう。これ
らのタイプのポリマーは、水素化芳香族ポリマー、水素化環状−オレフィン−(
コ)ポリマー及び水素化開環メタセシスポリマーを含む。特定の炭化水素ポリマ
ーは、オレフィン性モノマーから製造されるもの例えばブタジエンとイソプレン
とのホモポリマー、これらのコポリマーそして芳香族ポリマー及びコポリマーを
含む。本発明の方法で有用な芳香族ポリマーは、ペンダント芳香族官能基を含む
任意のポリマー性物質を含む。ペンダント芳香族は、芳香族基がポリマー骨格上
にあってその中に埋め込まれていない置換基である構造をいう。好ましい芳香族
基は、C6−20アリール基特にフェニルである。これらのポリマーは、また芳
香族基に加えて他のオレフィン性基を含むことができる。好ましくは、ポリマー
は、式 R | Ar−C=CH2 (式中、Rは水素またはアルキルであり、Arはフェニル、ハロフェニル、アル
キルフェニル、アルキルハロフェニル、ナフチル、ピリジニルまたはアンスラセ
ニルであり、但し任意のアルキル基は、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、カ
ルボニル及びカルボキシルのような官能基によりモノ置換または複数置換されて
もよい1−6個の炭素原子を含む) のモノマーから誘導される。さらに好ましくは、Arはフェニルまたはアルキル
フェニルであり、フェニルが最も好ましい。ホモポリマーは、シンジオタクチッ
ク、イソタクチックまたはアタクチックを含む任意の立体構造を有することがで
きるが、アタクチックポリマーが好ましい。さらに、ランダム、疑似ランダム、
ブロック及びグラフトコポリマーを含むこれらの芳香族モノマーを含むコポリマ
ーも使用できる。例えば、ビニル芳香族モノマーとニトリル、アクリレート、酸
、エチレン、プロピレン、無水マレイン酸、マレイミド、酢酸ビニル及び塩化ビ
ニルから選ばれるコモノマーとのコポリマーは、また使用でき、例えばスチレン
アクリロニトリル、スチレン−アルファ−メチルスチレン及びスチレン−エチレ
ンがある。ビニル芳香族モノマーのブロックコポリマーは、また使用でき、例え
ばスチレン−アルファ−メチルスチレンブロックコポリマー、スチレン−ブタジ
エンまたはスチレン−イソプレンのブロックコポリマーなどがある。例は、スチ
レン−ブタジエン、スチレン−イソプレン、スチレン−ブタジエン−スチレン及
びスチレン−イソプレン−スチレンのブロックコポリマーを含む。ブロックコポ
リマーのさらなる例は、米国特許第4845173、4096203、4200
718、4201729、4205016、3652516、3734973、
3390207、3231635及び3030346号に見いだすことができる
。芳香族ポリマーを含む衝撃変性グラフトゴムを含むポリマーのブレンドも使用
できる。
クロマトグラフィーにより測定して、10000−3000000、さらに好ま
しくは30000−400000そして最も好ましくは50000−30000
0である。
と芳香族及び/またはオレフィン性不飽和を含む任意の他のモノマーとのコポリ
マーである。環状−オレフィンコポリマーは、米国特許第5115041、51
42007、5143979号に記載されたようなノルボルネンタイプポリマー
を含む。シクロオレフィン部分は、置換または未置換である。好適なシクロオレ
フィンモノマーは、置換及び未置換のノルボルネン、ジシクロペンタジエン、ジ
ヒドロジシクロペンタジエン、シクロペンタジエンのトリマー、テトラシクロド
デセン、ヘキサシクロヘプタデセン、エチリデニルノルボルネン及びビニルノル
ボルネンを含む。シクロオレフィンモノマー上の置換基は、水素、1−20個の
炭素原子のアルキル、アルケニル及びアリールそして3−12個の炭素原子の飽
和及び不飽和の環状基(1個以上好ましくは2個の環炭素原子により形成できる
)を含む。概して、シクロオレフィンモノマー上の置換基は、重合触媒に有毒で
ないかまたは失活させない任意のものである。好ましいモノマーの例は、ジシク
ロペンタジエン、メチルテトラシクロドデセン、2−ノルボルネンそして他のノ
ルボルネンモノマー例えば5−メチル−2−ノルボルネン、5、6−ジメチル−
2−ノルボルネン、5−エチル−2−ノルボルネン、5−エチリデニル−2−ノ
ルボルネン、5−ブチル−2−ノルボルネン、5−ヘキシル−2−ノルボルネン
、5−オクチル−2−ノルボルネン、5−フェニル−2−ノルボルネン、5−ド
デシル−2−ノルボルネン、5−イソブチル−2−ノルボルネン、5−オクタデ
シル−2−ノルボルネン、5−イソプロピル−2−ノルボルネン、5−p−トル
イル−2−ノルボルネン、5−α−ナフチル−2−ノルボルネン、5−シクロヘ
キシル−2−ノルボルネン、5−イソプロペニル−2−ノルボルネン、5−ビニ
ル−2−ノルボルネン、5、5−ジメチル−2−ノルボルネン、トリシクロペン
タジエン(またはシクロペンタジエントリマー)、テトラシクロペンタジエン(
またはシクロペンタジエンテトラマー)、ジヒドロジシクロペンタジエン(また
はシクロペンテン−シクロペンタジエンコダイマー)、メチルシクロペンタジエ
ンダイマー、エチル−シクロペンタジエンダイマー、テトラシクロドデセン9−
メチル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、(また
はメチル−テトラシクロドデセン)、9−エチル−テトラシクロ[6、2、1、
13、6O2、7]ドデセン−4、(またはエチル−テトラシクロドデセン)、
9−ヘキシル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]−ドデセン−4
、9−デシル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、
9−デシル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、9
、10−ジメチル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−
4、9−メチル−10−エチル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7
]ドデセン−4、9−シクロヘキシル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O
2、7]ドデセン−4、9−クロロ−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2
、7]ドデセン−4、9−ブロモ−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、
7]ドデセン−4、9−フルオロ−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、
7]ドデセン−4、9−イソブチル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2
、7]ドデセン−4、及び9、10−ジクロロテトラシクロ[6、2、1、13
、6O2、7]ドデセン−4を含むが、これらに限定されない。
えば、メチルテトラシクロドデカン(MTD)及びメチルノルボルネン(MNB
)のコポリマーが特に好適である。さらに好ましくは、ポリマーは、MTD、M
NB及びジシクロペンタジエン(DCPD)を含む、3種以上の異なるタイプの
モノマー性単位例えばターポリマーからなる。
53471号に記載されたもののようなノルボルネンまたはテトラシクロドデセ
ンのメタセシス開環(共)重合により製造されたポリマー及びコポリマーを含む
。
とする。第一の成分は、水素化の速度を早めることのできる任意の金属からなり
、そしてニッケル、コバルト、ロジウム、ルテニウム、パラジウム、白金、他の
周期律表VIII族の金属、またはこれらの組み合わせを含む。好ましくは、ロ
ジウム及び/または白金が使用される。しかし、白金は、ニトリルについて劣っ
た水素化触媒であることが知られており、そのため、白金は、ニトリルコポリマ
ーの水素化では好ましくない。混合水素化触媒に使用される第二の成分は、極性
物質に曝されたとき1種以上の周期律表VIII族の金属の失活を阻害する促進
剤からなり、そして本明細書では失活抵抗性成分とよばれる。これらの成分は、
好ましくはレニウム、モリブデン、タングステン、タンタルまたはニオブまたは
これらの混合物からなる。
律表VIII族の金属成分の失活を顕著に阻害する量以上であり、本明細書では
失活阻害量とよばれる。周期律表VIII族の金属の失活は、水素化反応速度に
おける顕著な低下により証明される。これは、極性不純物の存在下同様な条件下
で混合水素化触媒及び周期律表VIII族の金属成分のみを含む触媒の比較で例
示され、周期律表VIII族の金属成分のみを含む触媒は、混合水素化触媒によ
り達成される速度の75%より低い水素化反応速度を示す。
抗性成分の比が0.5:1−10:1、さらに好ましくは1:1−7:1そして
最も好ましくは1:1−5:1であるようなものである。
に成分が沈着される支持体を含む。1つの態様では、金属は、支持体例えばシリ
カ、アルミナまたは炭素の上に沈着される。さらに特定の態様では、狭い孔サイ
ズ分布及び1グラムあたり10平方メートルより大きい表面積(m2/g)を有
するシリカ支持体が使用される。
83の方法に従って水銀多孔度測定法により得ることができる。
この方法は、60オングストロームより大きい孔の測定のみに充分である。その
ため、追加の方法が使用されて60オングストロームより小さい孔を測定しなけ
ればならない。この方法の1つは、600オングストロームより小さい孔直径の
ためのASTM D−4641−87による窒素脱着である。それゆえ、狭い孔
サイズ分布は、孔体積の少なくとも98%が300オングストロームより大きい
孔直径を有する孔により規定されそして300オングストロームより小さい孔に
関する窒素脱着により測定される孔体積が水銀多孔度測定法により測定された全
孔体積の2%より少ない要件として規定される。
表的には、10−100m2/g、好ましくは15−90m2/gそして最も好
ましくは50−85m2/gである。
依存する。より高い分子量を有するポリマーの水素化のためのより大きな平均孔
直径を有する支持体を使用して所望の量の水素化を得ることが好ましい。高分子
量のポリマー(例えばMn>200000)では、代表的な望ましい表面積は、
15−25m2/gに変化でき、そして望ましい平均孔直径は、3000−40
00オングストロームに変化できる。より低い分子量のポリマー(例えばMn<
100000)では、代表的な望ましい表面積は、45−85m2/gに変化で
き、そして所望の平均孔直径は300−700オングストロームに変化できる。
るように、水中の珪酸カリウムとゲル化剤例えばホルムアミドとを混合し、重合
しそして浸出することにより製造できる。シリカは、次にIler、R.K.、
「The Chemistry of Silica」John Wiley
and Sons、1979、539−544ページにあるように水熱的にか焼
され、それは、一般に600−850℃の温度で2時間以上シリカ上に水により
飽和された気体を通しつつ加熱することからなる。水熱か焼は、孔直径の分布を
狭くすること並びに平均孔直径を増大させることを生ずる。別の方法として、支
持体は、Iler、R.K.、「The Chemistry of Sili
ca」John Wiley and Sons、1979、510−581ペ
ージに開示されている方法により製造できる。
製造できる。適切な金属、金属成分、金属含有化合物またはこれらの混合物は、
蒸気相沈着、水性または非水性含浸次にか焼、昇華または任意の他の従来の方法
、例えば「Studies in Surface Science and
Catalysis」「Successful Design of Cata
lysts」V.44、146−158ページ、1989、及び「Applie
d Heterogeneous Catalysis」75−123ページ、
Institute Franais du Ptrole Publicat
ions、1987に例示されているものにより支持体上に沈着できる。含浸の
方法では、適切な金属含有化合物は、前記のような金属を含む任意の化合物であ
り、それらは失活に抵抗する使用可能な水素化触媒を生成できる。これらの化合
物は、塩、配位錯体、有機金属化合物または共有錯体である。
いて0.1−10重量%である。好ましい量は、全触媒重量に基づいて2−8重
量%、さらに好ましくは0.5−5重量%である。
応中の安定化またはシリカ支持体上への金属成分の分散における助けに使用でき
るが、それらの使用は好ましいものではない。
性のために、従来の不飽和ポリマーの水素化反応で必要な量より遥かに少ない。
一般に、不飽和ポリマーの1gあたり1gより少ない支持された触媒の量が使用
され、0.1gより少ない量が好ましくそして0.05gより少ない量がさらに
好ましい。使用される支持された触媒の量は、方法のタイプ、それが連続、半連
続またはバッチであるかどうか、そして方法の条件例えば温度、圧力及び反応時
間に依存し、代表的な反応時間は、5分から5時間に変化できる。連続的な操作
は、支持された触媒が連続操作の経過中何回も再使用されるために、代表的には
、200000部以上の不飽和ポリマーに対して1重量部の支持された触媒を含
むことができる。代表的なバッチ方法は、5000部の不飽和ポリマーに対して
1重量部の支持された触媒を使用できる。より高い温度及び圧力も、より少量の
支持された触媒を使用して可能である。
可溶でしかも水素化反応を妨げない炭化水素溶媒中で行われる。好ましくは、溶
媒は、飽和溶媒例えばシクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘ
キサン、シクロオクタン、シクロヘプタン、ドデカン、ジオキサン、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、イソペンタン、デカヒドロ
ナフタレンまたはこれらの混合物であり、シクロヘキサンが最も好ましい。
温度である。ポリマーの劣化は、水素化後のMnの低下、多分散性の増大または
ガラス転移温度の低下により検出できる。1.0−1.2の多分散性を有するポ
リマーの顕著な劣化は、水素化後の多分散性の30%以上の増大として規定でき
る。好ましくは、ポリマーの劣化は、多分散性の20%より小さいそして最も好
ましくは10%より小さい増大が水素化後生ずるようなものである。1.2より
大きい多分散性を有するポリマーでは、水素化後の分子量の顕著な増大は、劣化
が生じたことを示す。この場合の顕著な劣化は、20%以上のMnの低下として
規定される。好ましくは、水素化後のMnの低下は、10%より小さい。しかし
、ポリマーの劣化をさらに受けやすいポリマー例えばポリ−アルファ−メチルス
チレンまたは他のアルファ置換ビニル芳香族ポリマーは、30%までのMnの低
下を許容できる。
くは110℃からそして最も好ましくは120℃から250℃まで、好ましくは
200℃まで、さらに好ましくは180℃までそして最も好ましくは170℃ま
でである。
する。代表的な圧力範囲は、大気圧から70MPaに及び、0.7−10.3M
Paが好ましい。
素、ヘリウム及びアルゴンを含むがそれらに限定されず、窒素が好ましい。
る。水素化剤は、水素気体、ヒドラジン及び水素化硼素ナトリウムを含むが、こ
れらに限定されない。好ましい態様では、水素化剤は水素気体である。
できる。芳香族水素化の量は、UV−VISスペクトル分析を使用して測定でき
る。ポリスチレンのシクロヘキサン溶液は、260.5nmで芳香族環について
非常に明瞭な吸収バンドを与える。このバンドは、1cmのセル中で1Lあたり
0.004980モルの芳香族の溶液濃度で、1.000の吸収度を与える。濾
過(0.50ミクロメートル(μm)の「TEFLON(商標)」フィルター、
Millipore FHUP047を使用)により触媒を除いた後、反応混合
物をUVセルにいれそして吸収度を測定する。吸収度は、濃度に依存する。水素
化したポリマー生成物は、それらが吸収度が測定される前に希釈されないので、
代表的には、より高い濃度で測定される。反応溶液が標準物より15−30倍濃
いために、少量の残存不飽和は正確に測定される。
反応時間に依存する。例えばポリスチレン及びスチレン−ブタジエンコポリマー
のようなポリマーでは、代表的な芳香族水素化は、80%より大きい、好ましく
は99%より大きいそしてさらに好ましくは99.5%より大きい。これは、水
素化されたポリマーの吸収度を測定しそして非水素化の標準物の吸収度を比較す
ることにより決定できる。換言すれば、99.5%の水素化されたポリマーの吸
収度は、非水素化ポリマーの吸収度より99.5%より小さくなる。ポリアルフ
ァ−メチルスチレン、スチレン−アルファ−メチルスチレンコポリマー並びにビ
ニル芳香族モノマーとニトリル、アクリレート、酸、エチレン、プロピレン、無
水マレイン酸、マレイミド、酢酸ビニル及び塩化ビニルからなる群から選ばれる
コモノマーとのコポリマーのようなポリマーでは、水素化のレベルは低く、そし
て水素化されるポリマーに依存する。代表的には、少なくとも20%の芳香族水
素化が達成され、好ましくは少なくとも30%、さらに好ましくは少なくとも5
0%そして最も好ましくは少なくとも90%の芳香族水素化が達成される。
、90%より大きい、好ましくは95%より大きい、さらに好ましくは99%よ
り大きいそして最も好ましくは99.9%より大きい。
そして適切な量のシリカ支持混合水素化触媒とともに反応器に入れられる。反応
器は、密封され、不活性気体によりパージされ、水素により加圧され、そして不
飽和ポリマーを実質的に水素化するのに充分な時間所望の温度に加熱される。水
素化されたポリマーは取り出され、そして触媒が、任意の従来の触媒分離法例え
ば濾過または遠心分離により水素化されたポリマーから分離できる。
ときの失活に非常に抵抗することが、驚くべきことに見いだされた。代表的な不
純物は、水素化反応速度を遅くしそして不完全な転換に導く任意の物質を含む。
不純物は、代表的には、極性物質例えば重合反応を停止するのに使用される芳香
族及び脂肪族アルコール例えばメタノール、イソプロパノール;エーテル例えば
テトラヒドロフラン、エステル及び窒素含有化合物例えばアミンを含む。
不純物を含む組成物を支持された混合水素化触媒の存在下水素化剤と接触させる
ことからなり、支持された混合水素化触媒は、周期律表VIII族の金属の成分
並びにレニウム、モリブデン、タングステン、タンタル及びニオブの成分からな
る群から選ばれる少なくとも1種の失活抵抗性成分を含む。
ものと考えてはならない。実施例中、すべての部及び%は、他に指示されていな
い限り、重量による。
る。 Mnは、他に指示されていない限り、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定
された絶対分子量である。 実施例で使用されたすべてのポリマーサンプルは、アタクチック立体構造を有
する。
H4ReO4の溶液を、15.55グラムの精製水に溶解する。この溶液を次に
5.0gのシリカに加え、次に1晩風乾し、さらに30分間空気をパージしたオ
ーブンで110℃で乾燥する。触媒を1時間150℃で流れる水素中で還元して
、S iO2上に3重量%のPt及び2重量%のReを有する触媒を得る。
化 1.0gの上述された還元されたPt/Re触媒を、撹拌するオートクレーブ
型の反応器中で、504ppmのメタノールを含むシクロヘキサン中のスチレン
ホモポリマー(Mn305000)の15重量%溶液240gに添加する。反応
器を密封し、そして蒸気空間を窒素によりパージしそして精製した水素で満たす
。温度を次に150℃に上げそして反応器を水素により10.3MPaに加圧す
る。ポリマーの分析は、芳香族領域の98%より高い水素化を示す。反応条件下
の水素化の消費は、100分間にわたって生ずる。
化 実施例1をメタノールの不存在下で繰り返す。反応速度及び水素化の程度は、
実施例1と同じである。 これらの実施例は、メタノール504ppmの存在がPt−Re触媒について
反応速度に影響しない。
るオートクレーブ型の反応器中で、シクロヘキサン中のポリスチレンホモポリマ
ー(305000のMn)の15重量%溶液225gに添加する。反応器を密封
し、蒸気の空間を窒素によりパージしそして精製した水素で満たす。温度を次に
155℃に上げそして反応器を、10.3Mpaに水素により加圧する。ポリマ
ーは急速な水素化を行い、そして分析は芳香族領域の100%飽和を示す。反応
条件下の水素化の消費は、90分間にわたって生ずる。
の存在下繰り返す。反応速度は、10倍遅く、そして6時間後の芳香族環の水素
化の程度は48%に過ぎない。 これらの比較例は、たとえ少量のメタノール(355ppm)でも、芳香族領
域の高い転換を与える「Ptのみ」の触媒の能力に著しい影響を有する。
マーの水素化 上記のようにして製造された還元されたPt/Re触媒1.0gを、撹拌する
オートクレーブ型反応器中で、540ppmのメタノールを含むシクロヘキサン
中のブロックコポリマー(60重量%のポリスチレン及び40重量%のブタジエ
ン、全Mn50000)の15重量%溶液240gに加える。反応器を密封し、
蒸気の空間を窒素によりパージし、そして精製した水素を満たす。温度を次に1
65℃に上げそして反応器を精製した水素で10.3MPaに加圧する。ポリマ
ーは、急速な水素化を行い、そして分析は、オレフィン領域の100%の飽和並
びに芳香族領域の99.96%より高い水素化を示す。反応条件下の水素化の消
費は、90分間にわたって生ずる。
ポリマーの水素化 メタノールなしで実施例3と同じ実験を繰り返す。反応速度は同じでありそし
て水素化の程度はメタノールが存在するそれと同じである。 これらの実験は、540ppmのメタノールの存在がPt−Re触媒に関する
反応速度に影響しないことを立証する。
マーの水素化 前述(Reの添加なしに)のようにして製造した還元触媒(5%Pt/SiO 2 )1.0gを、撹拌するオートクレーブ型反応器中で、シクロヘキサン中のブ
ロックコポリマー(80重量%のポリスチレン及び20重量%のブタジエン)の
15重量%溶液225gに加える。反応器を密封し、蒸気の空間を窒素によりパ
ージし、そして精製した水素を満たす。温度を次に160℃に上げそして反応器
を精製した水素で10.3MPaに加圧する。ポリマーは、急速な水素化を行い
、そして分析は、ブタジエン部分の完全な水素化並びに芳香族領域の98.1%
より大きい飽和を示す。反応条件下の水素化の消費は、90分間にわたって生ず
る。
水素化 比較例3を、1024ppmのメタノール及び追加の触媒(1.0g)の存在
下繰り返す。芳香族の水素化の反応速度は、10倍より大きく遅く、そして6時
間後の芳香族領域の水素化の程度は25%より低い。 これらの比較例は、たとえ少量(1024ppm)のメタノールでも精製した
Pt触媒に甚大な失活作用を有することを立証する。
の水素化 前述のように製造されるがしかしSiO2上に4%のPt及び1%のReを含
む還元したPt/Re触媒1.0gを、撹拌するオートクレーブ型反応器中で、
2183ppmのテトラヒドロフラン(THF)を含むシクロヘキサン中のブロ
ックコポリマー(60重量%のポリスチレン及び40重量%のブタジエン、全M
n50000)の15重量%溶液240gに加える。反応器を密封し、蒸気の空
間を窒素によりパージし、そして精製した水素を満たす。温度を次に165℃に
上げそして反応器を精製した水素で10.3MPaに加圧する。ポリマーは、急
速な水素化を行い、そして分析は、オレフィン領域の100%の飽和並びに芳香
族領域の99.95%より高い水素化を示す。 この実施例は、THFは、たとえ2183ppmのレベルでも、Pt/Re触
媒を使用するとき、芳香族領域の水素化速度に影響しないことを立証する。
及び0.252gのタンタルテトラエトキシド2、4−ペンタンジオネート[T
a(OC2H5)4(C5H7O2)]を、55℃で21.06gのトルエンに
溶解する。この溶液を次に6.0gのシリカに添加する。過剰のトルエンを1晩
蒸発させ、そして得られる物質をさらに30分間空気をパージするオーブン中で
110℃で乾燥させる。触媒を次に1時間150℃で流れる水素中で還元する。
製造は、SiO2上3.66%のPt及び1.56%のTaである触媒を生ずる
。
マーの水素化 Pt/Ta還元触媒1.0gを、撹拌するオートクレーブ型反応器中で、10
83ppmのメタノールを含むシクロヘキサン中のブロックコポリマー(80重
量%のポリスチレン及び20重量%のブタジエン、Mn52000)の15重量
%溶液240gに加える。反応器を密封し、蒸気の空間を窒素によりパージし、
そして精製した水素を満たす。温度を次に165℃に上げそして反応器を精製し
た水素で10.3MPaに加圧する。ポリマーは、急速な水素化を行い、そして
分析は、オレフィン領域の100%飽和並びに芳香族領域の95%より高い水素
化を示す。反応条件下の水素化の消費は、90分間にわたって生ずる。
マーの水素化 実施例6をメタノールの不存在下に繰り返す。最初の水素消費速度は、メタノ
ールの不存在下で実際にやや遅い。分析は、オレフィン領域の100%飽和及び
芳香族領域の99.8%より高い水素化を示す。 これらの実施例は、1083ppmのメタノールの存在が、Pt−Ta触媒に
関する反応速度に非常に殆ど影響がないことを立証する。
4.49gのエタノールに溶解する。この溶液を4.0gのシリカに添加する。
過剰のエタノールを1晩蒸発させ、そして得られる物質を30分間空気をパージ
したオーブン中で110℃でさらに乾燥する。触媒を1時間150℃で流れる水
素で還元する。製造は、SiO2上3.0%のPt及び2.0%のMoである触
媒を生ずる。
マーの水素化 上記のPt/Mo還元触媒1.0gを、撹拌するオートクレーブ型反応器中で
、533ppmのメタノールを含むシクロヘキサン中のブロックコポリマー(7
5重量%のポリスチレン及び25重量%のブタジエン、Mn60000)の15
重量%溶液240gに加える。反応器を密封し、蒸気の空間を窒素によりパージ
し、そして精製した水素を満たす。温度を次に165℃に上げそして反応器を精
製した水素で10.3MPaに加圧する。ポリマーは、急速な水素化を行い、そ
して分析は、オレフィン領域の100%飽和並びに芳香族領域の99.8%より
高い水素化を示す。反応条件下の水素化の消費は、90分間にわたって生ずる。
マーの水素化 実施例8をメタノールの不存在下に繰り返す。最初の水素消費速度は、メタノ
ールの不存在下で実際にやや遅い。分析は、オレフィン領域の100%飽和及び
芳香族領域の99.95%より高い水素化を示す。 これらの実施例は、533ppmのメタノールの存在が、Pt−Ta触媒に関
する反応速度に非常に殆ど影響がないことを立証する。
れる周期律表VIII族の金属と比較したとき、不純物の存在下で予想されない
ほど優れている。
Claims (20)
- 【請求項1】 混合水素化触媒が、周期律表VIII族の金属の成分並びに
レニウム、モリブデン、タングステン、タンタル及びニオブの成分からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種の失活抵抗性成分を含み、周期律表VIIIの金属の
成分対失活抵抗性成分の比が1:1−10:1であることを特徴とする混合水素
化触媒。 - 【請求項2】 シリカ、アルミナまたは炭素の支持体をさらに含む請求項1
の触媒。 - 【請求項3】 支持体が、15−25m2/gの表面積及び3000−40
00オングストロームの平均孔直径を有する請求項2の触媒。 - 【請求項4】 支持体が、45−85m2/gの表面積及び300−700
オングストロームの平均孔直径を有する請求項2の触媒。 - 【請求項5】 支持体が、孔体積の少なくとも98%が300オングストロ
ームより大きい孔直径を有する孔により規定されそして300オングストローム
より小さい孔に関する窒素脱着により測定される孔体積が、水銀多孔度測定法に
より測定される全孔体積の2%より少ないような狭い孔サイズ分布を有する請求
項2の触媒。 - 【請求項6】 周期律表VIII族の金属が白金からなり、失活抵抗性成分
がレニウム成分からなりそして支持体がシリカからなる請求項5の触媒。 - 【請求項7】 不飽和ポリマーを、請求項1の混合水素化触媒の存在下水素
化剤と接触させることからなる不飽和ポリマーを水素化する方法。 - 【請求項8】 周期律表VIII族の金属が白金またはロジウムからなる請
求項7の方法。 - 【請求項9】 周期律表VIII族の金属が白金からなる請求項7の方法。
- 【請求項10】 失活抵抗性成分がレニウムの成分からなる請求項7の方法
。 - 【請求項11】 周期律表VIII族の金属が白金からなり、そして失活抵
抗性成分がレニウム、タンタルまたはモリブデンの成分からなる請求項7の方法
。 - 【請求項12】 周期律表VIII族の金属の成分対失活抵抗性成分の比が
1:1−10:1である請求項7の方法。 - 【請求項13】 触媒がシリカ、アルミナまたは炭素の支持体をさらに含む
請求項7の方法。 - 【請求項14】 支持体がシリカからなる請求項13の方法。
- 【請求項15】 水素化剤が、水素気体、ヒドラジン及び水素化硼素ナトリ
ウムからなる群から選ばれる請求項7の方法。 - 【請求項16】 不飽和ポリマーがオレフィン性ホモポリマーからなる請求
項7の方法。 - 【請求項17】 不飽和ポリマーが芳香族ポリマーからなる請求項7の方法
。 - 【請求項18】 不飽和ポリマーが、ビニル芳香族ポリマーと共役ジエンポ
リマーとのブロックコポリマーからなる請求項7の方法。 - 【請求項19】 水素化触媒が、シリカ支持体上の白金及びレニウムからな
り、そして不飽和ポリマーが、ビニル芳香族ポリマーと共役ジエンポリマーとの
ブロックコポリマーからなる請求項7の方法。 - 【請求項20】 不飽和ポリマーと少なくとも1つの極性不純物とからなる
組成物を、請求項1の触媒の存在下水素化剤と接触させることからなる不飽和ポ
リマーを水素化する方法。
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