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JP2003500299A - 多層冷凍保存バッグ - Google Patents

多層冷凍保存バッグ

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JP2003500299A
JP2003500299A JP2000620778A JP2000620778A JP2003500299A JP 2003500299 A JP2003500299 A JP 2003500299A JP 2000620778 A JP2000620778 A JP 2000620778A JP 2000620778 A JP2000620778 A JP 2000620778A JP 2003500299 A JP2003500299 A JP 2003500299A
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bag
film
film web
web
thermoplastic film
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JP2000620778A
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ザイン、 イー.、 エム. サード、
デイヴィッド、 エー. スミス、
ウィリアム、 ディー. プライス、
リチャード ドーキンズ、
ローレンス、 シー. スタノス、
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エス. シー. ジョンソン ホーム ストレージ インコーポレイテッド
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    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
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    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
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    • B31B2170/20Construction of flexible containers having multi-layered walls, e.g. laminated or lined

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも1つのライナーフィルム(14)と外側支持バッグ(12)とを有する多層バッグから成る、冷凍バッグ(10)を提供する。ライナーフィルムは、端部シールを形成する各横方向エッジ部(18,18')に沿って取り付けられた第1の側壁(32)と第2の側壁(32')とを有しており、各側壁は、上端部を有している。外側支持バッグは、端部シールを形成する各横方向エッジ部に沿って結合された2つの側壁(36,36')を有しており、各側壁は、多層バッグへの開口部を画定する上端部を有している。また、支持バッグは、多層バッグの底部を画定する折返し端部(20)を有している。少なくとも1つのライナーフィルムの上端部は、支持バッグの各側壁の内面に取り付けられており、このライナーフィルムは、熱可塑性である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、全体として食品の包装に関し、特には食肉を包装することに関する
。本発明は、最終消費者がいわゆる「冷凍焼け(freezer burn)」を軽減する方法
で生肉を再包装し、冷凍保存するための、改良された機能的な「冷凍バッグ」を
製造する試みの中で案出された。本発明の他の態様として、例えば冷凍バッグの
製造方法、材料、及びバッグの使用方法がある。
【0002】 再密閉可能なプラスチック製保存バッグは、当該技術では比較的古いものであ
る。今日では、プラスチック製バッグは特定の推奨された「最終用途」向けに指
定の紙箱に入れられて市販されていることが多い(例えば、保存バッグ、高耐久
性冷凍バッグ、野菜用バッグ、ゴミ袋)。バッグ自体に例えば「ZIPLOC(登録商
標)ブランド高耐久性冷凍バッグ」のような最終用途を表示していることも少な
くない。
【0003】 本明細書では、用語「冷凍バッグ」は、冷凍庫内で食品を保存するための、顕
著な機能的有用性を備えた袋をいう。一般的に「冷凍バッグ」には2ガロン(1
ガロンは3.785リットル)、1ガロン、プリーツ付き1/2ガロン、クオート(1/4
ガロン)、パイント(1/2クオート)のサイズがある。
【0004】 本明細書では、用語「冷凍焼け」は、無包装又は適切に包装されていない食品
を冷凍庫内で低湿度の雰囲気下にて保存したときに発生する脱水状態の名称とし
て定義する(詳しくはWilmer A. Jenkins、James P. Hamington著『Packaging F
oods With Plastics』(1991年刊、Technomic Publishing Co., In.,305頁)を
参照されたい)。一般に、消費者のいう冷凍焼けの視覚的特性としては、氷晶の
生成、製品の脱水、及び変色の3つが主に挙げられる。
【0005】 厚手のプラスチック製冷凍バッグは商業上成功を収めたが、依然として消費者
の間では冷凍焼けに対する不満が高い。短時間の冷凍焼けは、可逆過程である。
しかし、長時間の冷凍焼けは、不都合な組織変化、その後の色素の分解や脂質の
酸敗を含む化学変化等、食品品質に複合的な劣化をもたらし、風味、香気、口当
たり、色の全てが損なわれる。生肉の冷凍焼けについては、食肉の色に影響が出
るため、とりわけ深刻である。
【0006】 前掲の『Packaging Foods With Plastics』では、「第7章にまとめられた新
鮮な生肉の(市販の)包装」についてあらゆる情報が網羅され、優れた最先端技
術の大要が述べられている。妙なことに、この本では冷凍焼けについては用語解
説欄で定義しているだけである。
【0007】 更なる参考情報が、『Consumer Reports』(1994年3月号)の記事「Keeping Foo
d Fresh」(143-147頁)に記載されている。この記事は、食品保存用製品全般につ
いて概観したものである。詳しくは、この記事は、(1)食品の鮮度を「長距離輸
送のために」維持できる、(2)総コストを抑える、(3)環境への影響が最も少な
い、という点に関してどの包装用材料(プラスチック、アルミニウム、パラフィ
ン紙、袋、ラップ、再利用可能な容器)が最も優れているか、という質問に対す
る回答の形で書かれており、ZIPLOC(登録商標)プリーツ付き冷凍バッグに最も
高い評価を与えている(145頁)。この記事は、プラスチック製容器に保存された
食品は、その容器内に多量の空気が存在すれば冷凍焼けを起こすことを指摘して
いる。興味深いことに、この記事では「ラップ」(プラスチック製フィルム及び
冷凍ペーパー)について、コスト及び環境保全上の理由から二重にラップがけを
行わないよう勧めている。特に、「我々の行ったテストでは、二重にラップがけ
することで品質保護作用が高まることは認められなかった」と述べている。
【0008】 特許文献には、ライナ又は二重壁を有し、両壁の間にある程度の空間を設けた
色々なタイプのバッグに関する記述がある。これらの特許の中には、食品の輸送
及び保存に関するものもある。米国特許第4,211,091号(Campbell)は「断熱ラ
ンチバッグ」に関する。米国特許第4,211,267号(Skovgaard)は「帰宅するまで
冷凍食品が解凍しない」「キャリーバッグ」について記述している。米国特許第
4,797,010号(Nabisco Brandsに譲渡されている)は「再加熱可能、再密閉可能
な加熱食品用包装材料」としての2重の紙袋バッグを開示している。米国特許第
4,358,466号(The Dow Chemical Companyに譲渡されている)は、改良を施した
「冷凍保存から電子レンジ解凍まで使えるバッグ」に関する。このバッグは直立
の口の両側の2つの翼状の袋からなるものである。米国特許第5,005,679号(Hje
lle)は、「冷却室を備えるトートバッグ」に関する。これらの食品用バッグの
食品と接触する壁は、後述する本発明のものと比べ、非常に厚いと思われる。こ
れらの特許のうち冷凍焼けを重点的に扱ったものは見受けられないようである。
【0009】 当該技術で比較的最近開発された技術が米国特許第5,804,265号(S.C. Johnso
n Home Storage, Inc.に譲渡されている)に開示されている。当該特許は、用途
を限定したものではないが、特に冷凍焼けを抑制することを意図したバッグのデ
ザインの、独特のバッグを開示している。バッグ実施形態において、このバッグ
は他の既知の保存バッグと比べて明らかに大きな進歩であることはテストにより
証明されているものの、特に製造効率及び材料費用節減に関しては改良が望まれ
ている。
【0010】 最も広い範囲でいえば、本発明は外側支持バッグと内側ライナーを含む多層バ
ッグからなる冷凍バッグを提供する。外側支持バッグは、各々、エッジシールを
形成する側部エッジに沿って一緒に取り付けられた2つの側壁を含み、この側壁
は多層バッグの開口部を画定する上部エッジと、多層バッグの底部を画定する折
返しエッジとを有する。ふつう、内側ライナーは、少なくとも1つのエッジに沿
って外側支持バッグの各側壁の内側表面に取り付けられた少なくとも1つの側壁
を含む。更に、内側ライナーは、内側バッグの元となる全ての密閉されたエッジ
と対向する、少なくとも1つの自由エッジ又は非連続的なエッジを含む。
【0011】 本発明は、更に外側支持バッグと少なくとも1つの内側ライナーとを有する多
層バッグの製造工程に関する。この工程は、第1の厚さ及び第1の幅方向ウェブ
幅を有する第1の熱可塑性フィルムを前進させるステップと、第2の合計厚さ及
び第1の熱可塑性フィルムの幅よりも小さい第2の幅方向ウェブ幅を有する、2
つの別個のシートを含む第2の熱可塑性フィルムを前進させるステップと、第1
のフィルムの両エッジ間で第2の熱可塑性フィルムを第1の熱可塑性フィルムに
重ね合わせるステップと、第2の熱可塑性フィルムを第1の熱可塑性フィルムに
取り付けるステップと、これらのフィルムを幅方向に折り畳むステップと、多層
バッグを形成するためにこれらの折り畳まれたフィルムをシールカッティングす
るステップと、を含む。
【0012】 本発明は、更に外側支持バッグ及び少なくとも1つの内側ライナーを有する多
層バッグの製造工程に関する。この工程は、第1の厚さ及び第1の幅方向ウェブ
幅を有する第1の熱可塑性フィルムを前進させるステップと、好適には第2の厚
さ及び第1の熱可塑性フィルムの幅よりも小さい第2の幅方向ウェブ幅を有する
、2つの別個のシートを含む第2の熱可塑性フィルムを前進させるステップと、
第2の熱可塑性フィルムを穿孔するか又はスリットするステップと、第1のフィ
ルムの両エッジ間で第2の熱可塑性フィルムを第1の熱可塑性フィルムに重ね合
わせるステップと、第2の熱可塑性フィルムを第1の熱可塑性フィルムに取り付
けるステップと、これらのフィルムを幅方向に折り畳むステップと、多層バッグ
を形成するためにこれらの折り畳まれたフィルムをシールカッティングするステ
ップと、を含む。
【0013】 本発明の教示に従う別の工程は、少なくとも2つのフィルムウェブをヒートシ
ールする工程に関する。この工程は、前記ウェブが相互にヒートシールすること
ができ、少なくとも第1のフィルムと、少なくとも1枚のシートを含む第2のフ
ィルムとを供給するステップと、第2の熱可塑性フィルムを穿孔するか又はスリ
ットするステップと、第2のフィルムウェブを第1のフィルムウェブに重ね合わ
せるステップと、第2の熱可塑性フィルムを第1の熱可塑性フィルムにヒートシ
ールするに足る温度、質量、熱容量を有する材料で作られた少なくとも1つのシ
ーリングバンドを供給するステップと、前記シーリング材料で作られたバンドを
、重ね合わされたフィルムウェブに貼付するステップと、を含む。バンドシール
は貼付後にローラ間で押圧することが好ましい。
【0014】 本発明の更に別の工程は、少なくとも2つのフィルムウェブをヒートシールす
る工程に関する。この工程は、前記ウェブが相互にヒートシールすることができ
、少なくとも第1のフィルムと、複数のシートを含む第2のフィルムとを供給す
るステップと、第2の熱可塑性フィルムを穿孔するか又はスリットするステップ
と、第2のフィルムウェブの複数のシートを第1のフィルムウェブに重ね合わせ
るステップと、第2の熱可塑性フィルムを第1の熱可塑性フィルムにヒートシー
ルするに足る温度、質量、熱容量を有する材料で作られた少なくとも1つのシー
リングバンドを供給するステップと、前記シーリング材料で作られたバンドを、
重ね合わされたフィルムウェブに貼付するステップと、を含む。バンドシールは
貼付後にローラ間で押圧することが好ましい。
【0015】 本発明に従って更に、少なくとも2つのフィルムウェブを取り付ける工程が提
供される。この工程は、それぞれ第1及び第2の幅を有する少なくとも第1及び
第2のフィルムウェブを供給するステップと、第2のフィルムウェブを穿孔する
か又はスリットするステップと、第1のフィルムウェブの平行な両エッジ間で第
2のフィルムウェブを第1のフィルムウェブに重ね合わせるステップと、両フィ
ルムウェブの少なくとも一部にヒートシールすることができる材料で作られた少
なくとも1つのシーリングバンドを供給するステップと、前記シーリング材料で
作られたバンドを、第2のフィルムウェブの平行な両エッジに沿って重なるよう
に貼付するステップと、を含む。
【0016】 本発明の教示による更に別の方法は、少なくとも2つのフィルムウェブを取り
付ける工程に関する。この工程は、第1のウェブ幅を有する少なくとも第1のフ
ィルムウェブと、複数のシート幅の合計が第2のウェブ幅となっている複数のシ
ートを含む第2のフィルムウェブとを供給するステップと、第2のフィルムウェ
ブを穿孔するか又はスリットするステップと、第1のフィルムウェブの平行な両
エッジ間で、第2のフィルムウェブの複数のシートを第1のフィルムウェブに重
ね合わせるステップと、両フィルムウェブの少なくとも一部にヒートシールする
ことができる材料で作られた少なくとも1つのシーリングバンドを供給するステ
ップと、この材料で作られたシーリングバンドを第2のフィルムウェブの平行な
両エッジに沿って重なるように貼付するステップと、を含む。
【0017】 更に本発明に従って、外側支持バッグと少なくとも1つの内側ライナーを有す
る多層バッグを製造するための装置が提供される。この装置は、第1の厚さ及び
平行な両エッジ間に第1の幅方向ウェブ幅を有する第1の熱可塑性フィルムウェ
ブを前進させる手段と、第2の厚さ及び平行する両エッジ間に第2の幅方向ウェ
ブ幅を有する第2の熱可塑性フィルムウェブを前進させる手段と、第2の熱可塑
性フィルムを穿孔するか又はスリットし、必要に応じて第2のウェブの幅を第1
のウェブの幅よりも小さくなるよう調整する手段と、第1のフィルムウェブの平
行する両エッジ間で第2の熱可塑性フィルムウェブを第1の熱可塑性フィルムウ
ェブに重ね合わせる手段と、第2の熱可塑性フィルムの平行な両エッジに沿って
第2の熱可塑性フィルムウェブを第1の熱可塑性フィルムウェブに取り付ける手
段と、これらのフィルムを幅方向に折り畳む手段と、多層バッグを形成するため
にこれらの折り畳まれたフィルムをシールカッティングする手段と、を含む。
【0018】 更に本発明に従って、少なくとも2つのフィルムウェブを取り付ける装置が提
供される。この装置は、少なくとも、第1のウェブ幅を有する第1のフィルムウ
ェブと、複数のシート幅の合計が第2のウェブ幅を与え、それぞれ第1及び第2
の幅を有する、複数のシートを含む第2のフィルムウェブとを供給する手段と、
第2のフィルムウェブを第1のフィルムウェブに重ね合わせる手段と、両フィル
ムウェブの少なくとも一部にヒートシールすることができる材料で作られた少な
くとも1つのシーリングバンドを供給する手段と、前記材料で作られたシーリン
グバンドを第2のフィルムウェブの平行な両エッジに沿って重なるように貼付す
る手段と、を含む。
【0019】 図1a乃至1eを参照すると、本発明の教示に従った多層バッグが図示されて
いる。多層バッグ10は、全体として外側バッグ12と内側ライナー14から成
る。外側バッグ12は、側部のシールされたエッジ18及び18'、並びに外側
バッグの第1の端部(底部)22に沿って生じる折返されたエッジ20によって
画定されている。多層バッグを開放可能に閉じるために、例えば、かみ合わされ
る雄型及び雌型部材を備えた再使用可能な密閉部材(closure)16が、外側バッ
グの第2の端部(上部)24に沿って設けられている。図1aの実施形態による
と、内側ライナー14は、参照番号18及び18'で示されるような、外側バッ
グと共通のエッジシールを共有する側部エッジ26及び26'を有する。図1e
に示されるように、独立の(シールされていない)又は内側ライナーの側部エッ
ジ26及び26'は、必要により外側バッグの側部エッジとは別にシールされて
もよい。
【0020】 図1b及び1dを特に参照すると、内側ライナー14は、内側ライナー14を
スリットする際に形成される2つの側壁32及び32'を有し、2つの側壁32
及び32'の第1の端部30及び30'は外側バッグ12の内側表面34及び34
'に音波溶着されるか、別の方法で取付けられている。図示されているように、
必須ではないが、側壁32及び32'は概ね多層バッグ10のほぼ全長にわたっ
て延在しているのが好ましい。
【0021】 図1cを参照すると、内側ライナーはクロッチ40に沿って生じる側方線x及
びzで穿孔されて示されており、内側ライナーに十分な圧力が及ぼされると、ラ
イナーが穿孔線のうちの少なくとも一方に沿って切断され、図1dを参照すると
最も明瞭に示されるように側壁32及び32'が連続的でなくなる。
【0022】 様々な図で示されるように、共通のエッジシールが用いられている実施形態以
外では、内側ライナーは、通常外側バッグ12の側壁36及び36'から分離可
能である。本明細書に含まれる別の図に関して示されるように、開口部38を形
成するために密閉部材16が引き離されると、多層バッグの層32と32'との
間に食品が位置される。
【0023】 用いることができる数多くの密閉部材16のうち、再利用可能な密閉部材とそ
の製造についての情報の例は、米国特許第4,561,109号、第4,363
,345号、第4,528,224号、第5,070,854号、及び第5,8
04,265号に見出され、その全てが本明細書に参照によって採り入れられる
。その他のうち、他の可能な密閉システムとして、ヴェルクロ、機械的密閉部材
、スライドロック密閉部材、ストリング又はテープによるドローストリング、折
畳みロックトップ、磁気密閉部材、使い切り折れ目密閉部材(即ち、アルミ箔、
折り畳みワイヤ、テープ)、ヒートシール、ステープル、ハンドルストリング、
ケーブルタイ又はツイストタイが挙げられる。
【0024】 興味深いことに、以下に更に詳細に述べるように、穿孔部に沿って内側ライナ
ーを切断すること、内側ライナーを事前に切り離すこと、又は複数のシートから
内側ライナー又はウェブを形成することによって、米国特許第5,804,26
5号によって好ましいとして認められた通気穴をなくすことができる。このよう
に、上記特許の内側と外側バッグとの間に閉じ込められることがある空気はもは
や問題ではなくなる。
【0025】 図2a乃至2eを参照すると、本発明の教示に従った代替的多層バッグが図示
されている。なお、図1a乃至1e、及び2a乃至2eの実施形態において述べ
られる同一の構成要素には同じ参照番号がそれぞれ用いられていることに注意す
べきである。
【0026】 本質的に、図1a乃至1eの実施形態と図2a乃至2eの実施形態との唯一の
相違点は各実施形態のクロッチ40の構造にある。図2b及び2cを参照して示
されるように、クロッチ40'は単一の側方穿孔線xを有する。これとは逆に、
図1a乃至1eのクロッチ40は、内側ライナー材の余剰部分に沿って設けられ
た複数の側方穿孔線x及びzをそれぞれ有する。図2a及び2eに図示されるよ
うに、外側バッグと内側ライナーとの間の側方サイドシールは(もしあれば)共
通でもよいし、離間していてもよい。
【0027】 図2dに最も明瞭に図示されるように、開口部38を通って食品44をを挿し
入れることにより、穿孔線xが切断されると内側ライナー14の分離された側壁
32と32'とができる。食品の形状に応じて、多層バッグ10の第1の端部2
2は概ね食品の形状になる。(即ち、より丸みを帯びる。)
【0028】 図3a乃至3cを参照すると、本発明の教示に従った他の多層バッグが更に示
されている。外側バッグ12は先に論じた実施形態に関して開示されたものと本
質的に同様である。しかしながら、内側ライナー14の第1の端部30は外側バ
ッグの内側表面34に取付けられる唯一の部分である。第2の端部30'は離れ
て独立している。内側ライナーの長さは十分に長く、そのため、内側ライナーの
第2の端部30'は多層バッグの第2の端部24に接近している。図3cに最も
明瞭に図示されるように、長尺状の連続した内側ライナー14を設けることによ
り、複数の食品片44及び44'をバッグに入れることができ、これらの食品片
は側壁32'によって分けられる。本実施形態において、外側バッグの第1の側
壁36が冷蔵庫又はフリーザ底部(図示されず)に接して置かれ、バッグが水平
になって食品が保存されるのが好ましい。図3a乃至3cの多層バッグをこのよ
うにして置くことにより、内側ライナー14は実質的に食品の形状にならって、
それにより例えば冷凍焼けなどの望ましくない状態から(食品を)保護すること
ができる。
【0029】 図4a乃至4cを参照すると、多層バッグの別の実施形態が図示されている。
外側バッグ12内には、第1の端部30に沿って外側バッグの内壁34に取付け
られ、切り取られた内側ライナー14が配置されている。内側ライナーの自由端
30'は、外側バッグの第1の端部(底部)22に近接して終わっている。ここ
でも、水平な姿勢でバッグを置くことにより、内側ライナー14は概ね食品44
の形状にならうことができ、これは非常に望ましい。図4aは、内側ライナー1
4が一方又は双方の側壁に沿って外側バッグと共通の側部シールを共有してもよ
いことを示すが、内側ライナー14を取付部分30を除いては外側バッグ内で自
由に動くように吊り下げるようにすることも可能である。
【0030】 図5a及び5bを参照すると、本発明の教示に従った多層バッグの好ましい実
施形態が図示されている。本実施形態によると、内側ライナー14は織り目加工
表面50を有するのが好ましい。内側ライナーのフィルムに織目加工即ち型付(
エンボス加工)することにより、ライナーはフィルムの表面積の増大によって改
良された性能を示し、滑らかなフィルムによって示されるよりも食品表面への付
き易さが大きくなる。更に、この織目加工即ち型付は、内側ライナーの全体的な
剛性を効果的に低下させ、付き易さも向上する。入手できる数多くのパターンと
形状のうち、図6a乃至6fを参照して示されるようにダイヤモンド型、ハニカ
ム型、四角形、球形、三角形、円錐形、角錐形等が良好な性能を示した。更に、
ここで述べられた織目加工即ち型付されたパターンは、内側ライナーが食品に接
触する際に、食品から空気を遠ざける径路も与え、そのため、更に(内側ライナ
ーを)食品の形状に従わせる。特定のパターンで代表的な織目加工をされた要素
の密度は、約6〜50ユニット/内側ライナー表面の直線インチであってよく、
好ましくは約10〜約20ユニット/内側ライナー表面の直線インチである。織
目加工された表面は内方に延出する複数の突起を有するのが一般的である。様々
な幾何学的形状の突起が図6a乃至6fを参照して更に示されている。
【0031】 内側ライナーを外側バッグに取付ける方法は当該技術において公知のいかなる
方法でもよく、即ち、例えば機械的方法及び/又は接着剤であってよい。内側ラ
イナーは、例えば頂部エッジに沿って連続的かつ均一に取付けられるか、又は頂
部エッジに沿って非連続的即ち断続的な様式で取付けることができる。内側ライ
ナーの取付けに関する有用な例として、ホットエアシームシ−リング、押出積層
、加熱バーヒートシーリング、超音波シーリング、加熱ローラ又はベルト、粘着
性フィルム・ストリップ、赤外線スケーリング、無線周波数シーリング、振動溶
着が挙げられるが、これらに限定されない。製造に際しては、内側ライナーは、
密閉プロフィールを内側ライナーのエッジの上でかつ該エッジを覆って後付けで
取付けることにより、支持バッグに取付けることもできる。ヒンジタイプブラン
ケットシールが図5c乃至5dを参照して示される。いわゆるヒンジタイプブラ
ンケットシールは、参照によって採り入れられている米国特許第5,804,2
65号に詳述されている。
【0032】 本発明の多層バッグの外側支持バッグ及び内側ライナーは、熱可塑性材料又は
熱可塑性材料の混合物から作られ、同じか又は異なった材料から成る。フィルム
は従来の注型又は吹込成形フィルム工程によって作ることができる。有用な熱可
塑材の例としては、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(L
DPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、及びポリプロピレン(PP
)などのポリオレフィン、スチレンブロック共重合体、ポリオレフィン混合物、
エラストマー合金類、熱可塑性ポリウレタン類、熱可塑性共重合体類、及び熱可
塑性ポリアミド類などの熱可塑性エラストマー類、ポリ塩化ビニル(PVC)の
重合体及び共重合体、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、サラン重合体類、エチ
レン/酢酸ビニル共重合体類、酢酸セルロース類、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、イオノマー(Surlyn)、ポリスチレン、ポリカーボネート類、スチ
レンアクリロニトリル、芳香族ポリエステル類、線状ポリエステル類、熱可塑性
ポリビニルアルコール類、及び内側フィルム層を作るために用いることができる
先に列挙した有用な材料が挙げられる。外側支持バッグとライナーバッグは、共
に、ポリエチレンでできているのが好ましく、低密度ポリエチレン(LDPE)
(密度約0.92)と線状低密度ポリエチレン(LLDPE)(密度約0.92
5)との混合物でできているのがより好ましい。内側ライナーフィルムは密度0
.930g/cc未満であるのが好ましい。
【0033】 内側ライナーのフィルムは、4インチのジョーギャップ、幅1インチの試料、
初期ひずみ率0.25インチ/インチ/分、クロスヘッド速度1インチ/分で、
ASTM(アメリカ材料検査協会)D 832−83の方法Aに従って決定され
、40,000ポンド/平方インチ(psi)(2.75×108pa)未満、
好ましくは27,000psi(1.86×108pa)未満の横方向2%割線
弾性係数(secant modulus(TDSM))を有するのが一般的である。フィルム
の横又は縦方向の何れかの弾性係数は、ほぼフィルムの剛性の測定値である。代
表的には、当該技術において公知の注型フィルム工程によって作られた熱可塑性
ポリオレフィンフィルムは、約20,000から約40,000psiのTDS
Mを有する。このような引張特性を有する注型又は吹込成形フィルムを作る市販
の樹脂の例として、ダウ化学社(The Dow Chemical Company)によるLDPE74
8及びLDPE690が挙げられる。
【0034】 内側ライナーのフィルムの他の有用な特性は、tがミル単位のフィルム厚さで
、TDSMが先に定義したような横方向弾性係数である場合の、式P×TDSM
によって規定されるZ数である。Z数は、フィルムの相対的剛性をフィルムの厚
さと弾性係数の関数として示したものである。内側ライナーは、一般に60,0
00ミル3psi未満のZ数を有する。内側ライナーは、好ましくは20,00
0ミル3psi未満、より好ましくは約2,000〜約10,000ミル3psi
,更に好ましくは約3,000〜約6,000ミル3psiのZ数を有する。
【0035】 外側支持バッグは、約50,000〜約150,0003psi、5.6〜1
6.9mm3.kPaの範囲のZ値を有することが好ましい。
【0036】 通常、外側支持バッグは、約1〜約4ミル、好ましくは約1.3〜約3.0ミ
ル、更に好ましくは約1.5〜約2.0ミルの呼び側壁厚さを有するであろう。
呼び厚さとは、スコーリング、織目加工、型付などの何れかの表面処理前のフィ
ルム厚さのことである。
【0037】 通常、内側ライナーは、約0.3〜約1.0ミルの呼び側壁厚さを有し、約0
.5〜約0.7ミルの呼び側壁厚さを有するのが好ましい。
【0038】 内側ライナーの内表面は、例えばラメハート(Rame-Hart)から入手可能なモデ
ル第A−100などの接触角測角計を用いた前進接触角測定によって測定された
とき、20℃において生牛肉汁に対して65度〜75度の範囲の接触角を有する
ことが好ましい。接触角は、液滴の表面が水平基体に接触する点で、水平基体と
液滴表面に正接する線分との間に形成される角度として定義される。接触角は、
液体の表面張力の関数である。接触角が低いほど、液体の基体に対するぬれの程
度が大きい即ち付着性が高いことを示す。
【0039】 接触角の測定方法は以下の通りである。1)測定される液滴(約1μl)が接
触角測角計の測定面(ライナーバッグフィルム)に置かれる。2)5滴のそれぞ
れの液滴の両側面で接触角が測定される。3)内表面の異なった部分においてス
テップ2が繰り返され、平均接触角を決定するためにその結果を平均する。生牛
肉汁に関して20℃で65度〜75度の接触角を有するフィルムの例として、ダ
ウ化学社より入手可能なLDPEとLLDPEとの混合物が挙げられる。
【0040】 バッグ構造内のライナーを消費者に対して目立たせるために、本発明の多層バ
ッグは異なった色のフィルムでできていてもよい。例えば、内側ライナーと支持
バッグは異なった色又は色合いであってもよく、又はそれぞれ又は双方が不透明
又は透明であってもよい。
【0041】 本発明の多層バッグは、フィルムのぬれ特性を改良し、それにより肉の付着性
及び/又はフィルムの印刷特性を改良するためにコロナ処理されたフィルム又は
基体から成る内側ライナー及び/又は外側バッグを含んでもよい。内側ライナー
の内側表面即ち食品接触面は、コロナ処理されているのが好ましい。プラスチッ
クフィルムのコロナ処理工程を説明する有用な教示は、本明細書に参照として採
り入れられている米国特許第5,328,705号に記載されている。
【0042】 本発明の多層バッグは、さらに支持バッグ及び/又は内側ライナー上にプリン
ト領域を有してもよい。プリント領域は、袋の内容物に関する情報を記録するた
めの書きこみ面又は書きこみパッチとして用いられる。
【0043】 特に理論付けられてはいないが、本発明の多層バッグが肉の「冷凍やけ」を防
ぐ手段は、内側ライナーフィルムが肉の表面に張り付いてなじみ、その結果、肉
の表面からの水分損失を防ぎ、空気を遮断することによると考えられる。肉の表
面からの水分損失と空気を遮断することで、肉の「冷凍やけ」又は脱水につなが
る氷晶の形成を減少させる。
【0044】 図7を参照すると、本発明の教示に基づいて多層バッグの製造工程を実施する
ためのフローチャートが示されている。ボックス300に図示されたステップで
示されるように、内側ライナーフィルムすなわち第二のフィルム(単数シート又
は多重シートのどちらでも)は、巻出しスタンドから押出すか又は供給すること
ができる。ライナーフィルムの押出しは、当該技術においては公知のように、熱
可塑性材料の吹出し成形又は注型押出しによるものでもよい。ボックス310に
図示されたステップは、支持フィルムすなわち第一の熱可塑性フイルムが、個々
のフィルムの端部にジッパー型の密閉プロフィールを伴って押出されることを示
す。押出しは、従来の注型成形又はブロー成形フィルムのいずれでもよい。一体
型注型フィルム工程の例は、米国特許第4,263,079号において記載され
、参照として本明細書に取り入れられている。好ましくは、両方のフィルムは注
型押出しである。
【0045】 次に、ボックス320に図示されているように、内側フィルムが一枚のシート
からできている場合は、内側フィルムはスリットされても穿孔されてもよい。ボ
ックス330に図示されたステップにおいて、内側フィルムすなわち第二のフィ
ルムが第一のフィルム上に付加されるか又は重ね合わせられる。第二のフィルム
の端部が第一のフィルムの密閉プロフィールの間におさまるように、第二のフィ
ルムは位置合わせされる。第一のフィルム上への第二のフィルムの重ね合わせと
位置合わせは、複数のローラ又はニップロールのような従来のガイド手段を用い
て行われる。ボックス335に図示されたステップにおいて、ライナーすなわち
第二のフィルムの平行な端部は、支持すなわち第一のフィルムにヒートシールさ
れる。これらのフィルムは、加熱されたバーシーラー、ホットエアシーラー、押
出し積層又は加熱ローラ及びベルトなどのような従来のヒートシール手段を用い
て、一体にヒートシールされてもよい。ボックス340に図示されたステップに
おいて、接合されたフィルムのウェブは折りたたまれて、密閉プロフィールが接
合される。ウェブは、当該技術において公知の従来の折りたたみ手段によって折
りたたまれてもよい。ボックス350に図示されたステップにおいて、折りたた
まれたフィルムのウェブはバッグ成形のためにシールカットされ、バッグは重ね
られ、重ねられたバッグは容器詰めされる。取付けられたフィルムは、参照とし
て本明細書に取り入れられた米国特許5,062,825号に記載されているよ
うに折りたたまれ、バッグになるようにシールカットされてもよい。好ましくは
、雄雌の各密閉要素は、フィルムの折りたたみの後、シールカットに先だってか
み合わせられる。仕上げられたバッグは、参照として本明細書に取り入れられた
米国特許5,302,080号、第5,108,085号及び第5,185,9
87号に記載されているように重ねられ、配送され、次に容器詰めされる。
【0046】 第一と第二のフィルムのいずれか一方又は両方が、織目加工、例えばエンボス
加工されてもよい。フィルムウェブのいずれか又は両方が、一体に取付けられる
前か後に、コロナ処理されてもよい。好ましくは、第二の熱可塑性フィルムは、
第一の熱可塑性フィルム上に第二のフィルムを重ね合わせるのに先だって、コロ
ナ処理とエンボス加工が施される。
【0047】 第二のフィルムウェブすなわちライナーフィルムウェブは、第一のフィルムウ
ェブすなわち支持フィルムウェブ上に重ね合わせる前に、米国特許第5,405
,561号に記載されたものと類似した工程と装置を用いて、穿孔されるか又は
スリットされてもよい。
【0048】 本発明の多層バッグ製造に用いられるフィルムウェブの好ましい製造工程を実
施するために用いられる装置は図8に示され、二つのフィルムウェブを取付ける
装置は図9に示されている。図8はフィルムウェブ400を供給し、取付ける工
程の概略側面図であり、図9はバッグ成形に先立ってフィルムウェブを一体に取
付ける工程の等角図である。本発明の多層バッグを作るのに用いられる装置は高
度に類似しているため、以下では可能な限り同一の参照番号が同一の部品に対し
て用いられる。
【0049】 図9を参照すると、工程400は全体として、支持フィルムウェブすなわち第
一のフィルムウェブ410を供給する手段と、ライナーフィルムウェブすなわち
第二のフィルムウェブ430を供給する手段と、伸張制御手段440と、460
において第二のフィルムウェブを穿孔するか又はスリットする手段と、全体的に
450として示されるシール又は接合手段とから構成される。手段410は全体
として、支持フィルムウェブすなわち第一のフィルムウェブ414を成形するた
めの注型ロール416に押出が位置合わせされた、押出し手段412を含む。第
一のフィルムウェブを供給する手段は、当該技術において公知のどのような手段
であってもよく、米国特許第5,049,223号に記載された押出し工程であ
ってもよい。フィルムウェブ414は、従来型のゲージ制御手段418を通過し
てコロナ処理手段420へ進むが、ここで第一のフィルムウェブは上記に記載さ
れたようにコロナ処理され、この後の任意で行われる印刷のためのフィルムが用
意される。
【0050】 ライナーすなわち第二のフィルムのウェブ432は、ロール又は巻出しスタン
ド431によって供給される。第二のフィルム432は、当該技術において公知
の従来型のブロー又は注型フィルム工程によって供給されてもよい。第二のフィ
ルムウェブは、第一のフィルムウェブ414の横方向ウェブ幅より小さな横方向
のウェブ幅を有する。フィルムウェブ414及び432は、各フィルムのひずみ
を釣り合いをとるためにニップロール440のような伸張制御手段へと送り込ま
れる。フィルムのひずみの釣合わせは、以下にさらに詳細に説明される。
【0051】 第二のフィルムウェブは、図8に示される予め穿孔されたロールとして供給さ
れてもよいが、他の実施の形態に示されるようにロール472に接近する際に穿
孔するか又はスリットすることも可能である。第一及び第二のフィルムウェブ4
14及び432は、ウェブ436を形成するロール434において位置合わせさ
れ、重ね合わせられる。ウェブ436は、全体としては450で示されるシール
手段に送りこまれる。ウェブ436はロール438で向きを変え、シール手段4
50に送りこまれる。シール手段450は、全体として押出し手段すなわち押出
し機452、ロール454及び圧縮ロール456を含む。好ましいシール手段は
図8に示され、下記に説明される。押出し機452は、シーリングバンド458
を与える。シーリングバンド458は、ウェブ436上に送り込まれ、ライナー
すなわち第二のフィルム432の平行なエッジ部に重ねられる。ウェブ436上
のシーリングバンド458は、ロール454と圧縮ロール456との間を通過し
、ブランケットシールを形成する。押出し手段すなわち押出し機456は、密閉
プロフィール460を与える。密閉プロフィール460は、米国特許第5,04
9,223号に記載されたように第一のフィルム414の両側の平行なエッジ部
に取りつけられ、ブランケットシール及び密閉プロフィールを備えるウェブ46
2を形成する。密閉プロフィールを備えたウェブ462は次に、図7に示され、
説明されているように折りたたまれ、シール及びカットされて、重ねられ、詰め
られる。両方のフィルムのウェブのいずれか一方又は両方は、前記のように織目
加工又はコロナ処理されてもよい。
【0052】 第二の熱可塑性フィルムすなわちライナーフィルムは、ライナーフィルムの両
側エッジ部の上又は下の押出しブランケットシール、ホットエアヘムシーリング
、押出し積層(フィルム層の間に押出された熱可塑性フィルム)、ホットメルト
接着(上部フィルム層の端部の上又は下に置かれる)、超音波シーリング、加熱
ローラ又はベルト、接着フィルムストリップ、赤外線シーリング、無線周波シー
リング又は振動溶接によって、第一の熱可塑性すなわち支持フィルムに取付けら
れることができる。二つのフィルムウェブを取り付ける上記手段のいずれを使用
するかは、主にフィルムウェブの化学的及び物理的な特性によって変わる。好ま
しくは、図5(c)に示し後に説明するように、ライナーフィルムは押出しヒン
ジタイプのブランケットシール97を用いて、支持フィルムに取付けされる。図
7に示された工程は、連続工程であってもステップ工程であってもよい。好まし
くは、工程は連続的である。
【0053】 図10は、第二の熱可塑性フィルムのウェブ432を第一の熱可塑性フィルム
のウェブ414に取付ける工程を示し、全体として工程450aとして示される
。図10を参照すると、本発明に基づく第二の熱可塑性フィルムの平行な両エッ
ジ部470に沿って、第二の熱可塑性フィルム432を第一の熱可塑性フィルム
のウェブ414に、第二の熱可塑性フィルムのウェブ432の平行な両エッジ部
470に沿って第一の熱可塑性フィルムのウェブ414に取付ける際には、第二
の熱可塑性フィルムウェブ432は、第一の熱可塑性フィルムウェブ414と位
置合わせされ、重ね合わせられて、フィルムウェブ436を形成する。フィルム
ウェブはニップロール472の間を通過し、シーリングバンド押出し機452の
下を通る。溶融熱可塑性材料のシーリングバンド458は、長手方向へと前進す
るウェブ上に第二のフィルムウェブの端部470に重なるように押し出され、両
方のフィルムウェブに接触、接合してフィルムを一体に固定する。接合されたフ
ィルムウェブは、一組の圧縮又はピンチロール454及び456を通過して、ブ
ランケットシール459を形成する。従来型の第二のシーリングバンド押出し機
は、第二のフィルムウェブの両側の平行なエッジ部を、第一のフィルムウェブに
シールするために用いられる。ブランケットシール459を備えるフィルムウェ
ブ436は、次に従来型のガイドロール474及び476を通過し、ウェブ43
6を、バッグ成形のために折りたたんでシールカットする方向へ向ける。
【0054】 ブランケットシール459は、ヒンジタイプのブランケットシール97(図5
(c))又はヒートシールタイプブランケットシール110(図5(d))のい
ずれでもよい。ブランケットシール工程の利点のいくつかとして、フィルム同士
をかなり高い工程速度で連続的に接合できること、ブランケットシールが強靭で
あって消費者に魅力的な外観を備えること、この工程が工程の他の変動要因に対
して敏感でないこと、当該技術において公知の、別の工程で起こるようなフィル
ムテールを生じないことが含まれる。
【0055】 一般的に、シーリングバンドは、二つのフィルムを一体に接合するための、ど
のような形で付与されてもよい。好ましくは、第一の熱可塑性フィルムは、フィ
ルムウェブの両側エッジ部に沿って、はめ合わせ可能な雄雌密閉両要素を備え、
シーリングバンドは、これらのそれぞれの密閉プロフィールから等距離に付着さ
れる。さらに好ましくは、シーリングバンドは、フィルムウェブ同士が取付けら
れた後ではめ合わせ可能な雄雌密閉両要素は支持フィルムすなわち第一の熱可塑
性フィルムに付着させることができるように、第一の熱可塑性フィルムのそれぞ
れのエッジ部から等距離に付着される。
【0056】 一般的に、シーリングバンドは、いかなる適切な熱可塑性材料又は、少なくと
も熱可塑性フィルムの接合される部分にヒートシール可能な熱可塑性材料の組み
合わせでできていてもよい。好ましくは、シーリングバンドはポリエチレンであ
って、さらに好ましくは低密度ポリエチレン(LDPE)である。本発明に有用
であって適切な、市販のLDPEはLDPE748であって、ダウ・ケミカル・
カンパニーから市販品を入手可能である。
【0057】 ヒンジタイプのブランケットシールを成形する際、シーリングバンドの幅は一
般的に、約3ミリから支持フィルムウェブすなわち第一のフィルムウェブの幅ま
での範囲であってもよい。好ましくは、シーリングバンドの幅は約3〜約76ミ
リの範囲であり、さらに好ましくは約6〜約19ミリの幅を有する。
【0058】 一般的には、ヒンジタイプのブランケットシールを成形するために用いられる
シーリングバンドは、約13〜254ミクロン(0.5〜10ミル)の厚みを有
し、好ましくは、約25〜約51ミクロン(1〜2ミル)の厚みを有し、さらに
好ましくは、約25.5〜約38.2ミクロン(1.0〜1.5ミル)の厚みを
有する。
【0059】 シーリングバンドは、消費者に対してバッグ構造の中でライナーを目立たせる
ために、薄く色付けされたり、着色されたり、又は織目加工されていてもよい。
【0060】 シーリングバンドは通常、第二のフィルムを第一のフィルムにヒートシールす
るものではないため、他の方法では一体にヒートシールできないフィルム同士を
接合するのに有効に用いることができる。しかし、シーリングバンドの温度、加
熱容量及び質量が十分であって、ライナーフィルムが適切な厚みとシール温度を
有していれば、押出しシーリングバンドは、ライナーフィルムを介してライナー
フィルムを支持フィルムにヒートシールするのに十分な熱を伝達する。
【0061】 一般的に、ライナーフィルムウェブすなわち第二のフィルムウェブの幅は、第
一のフィルムのウェブの幅よりも少ないか小さく、シールバンドのいずれの部分
も、付着された後で第一のフィルムウェブの端部を越えない。好ましくは、ライ
ナーフィルムすなわち第二のフィルムの幅は、雄雌両密閉プロフィールを、第一
のフィルムのウェブの平行な両エッジ端部に沿って取りつけることができるよう
に、第一のフィルムの幅よりも小さい。
【0062】 一般的に、二つのウェブの接合は当該技術において公知であって、接合する点
における二つのウェブのパーセント伸び又はひずみを釣り合わせることが望まし
い。ひずみを釣り合わせることによって、引っ張りが緩められたときに起こる横
断方向カール(CD Curl)現象を防ぐことができる。長手方向においては
各ウェブの引っ張りは、以下のような関係がある。
【0063】 弾性領域においては、
【数1】 式中、 o=応力(psi) E=弾性率(psi) e=ひずみ(in/in) T=伸張(PLI) t=厚み(in) 上式を書き直すと以下のようになる。
【数2】 内側ライナーフィルムが外側フィルムに取付けされるときの、長手方向(MD)
のしわを防ぐためには、
【数3】
【0064】 弾性フィルムについては、長手方向に引っ張られている材料は、ポアソン比v
として知られる材料特性の関数として横方向に収縮するかすなわちネックイン(
neck in)することは、当該技術においては公知である。ポアソン比は横方向の
ひずみの軸方向のひずみに対する比を表し、ポリエチレンの場合は典型的には約
0.3である。横方向のひずみを軸方向のひずみに関連付けるためにポアソン比
を用い、上と類似の誘導を行うと、横断方向のひずみの釣り合いをとり、長手方
向のカールを避ける条件は、以下のようになる。
【数4】
【0065】 実際には、長手方向及び幅方向双方の歪みを釣り合わせることが一般に望まし
い。弾性係数の類似したウェブ同士の接合、及び/又はポアソン比の類似したウ
ェブ同士の接合を含む種々の手段により、しわを最小にすることができる。
【0066】 所定の組の材料については、復元率がより小さくなるように、フィルム同士が
接合される箇所を低張力で流すことによってしわを最小にすることができる。用
途によっては、幅方向のしわは長手方向に比べて重要ではないとみなされること
がある。
【0067】 従って、双方のウェブにおいて比較的低い張力を維持し、ウェブ同士が結合さ
れる点においてウェブの長手方向の歪みを釣り合わせることが望ましい。ウェブ
を効果的に搬送させるための長手方向範囲の推奨張力は、PLLフィルムで測定
した場合は降伏点張力の10〜25%にわたり、降伏点張力の10%未満の張力
ではトラッキング(tracking)の精度が低下しうることは、当該技術では一般に公
知である。各ウェブのMD張力を降伏点の0〜100%に維持することができる
が、降伏点の25%を上回った場合、フィルムの降伏点を実際に越えたウェブで
は局在するかすれが生ずる恐れがあり、弾性のない伸びを生じることがわかった
。押し出されたシーリングバンドをうまく接合させるためには、張力は長手方向
の降伏点張力の2〜15%の範囲に及ぶことが好ましいことがわかった。
【0068】 好適な実施の形態では、ライナーフィルム供給点とブランケットシールが付着
される点との間の抗力を最小にするために、低摩擦の軸受を有する軽量のアイド
ラロールの使用が有利であることがわかった。その場合でさえも供給点でのライ
ナーフィルムの張力が非常に低いことが多く、しわや伸びを避けるために十分低
い張力と、適切なトラッキングのために十分高い張力との間のかね合いがある。
その結果として、図9に示される実施の形態は、2つのウェブ供給点とブランケ
ットシールが付着される点との間に1セットのニップロールを有している。そう
すると、2つのウェブの張力をニップロールの前で幾分高くして、例えば降伏点
張力の15%で釣り合わせることができる。ニップロールにより、異なる張力制
御ゾーンが可能になる。供給点とニップロールとの間の適切な張力制御によって
、ウェブの歪みを釣り合わせることができる。圧縮ロールは、MD張力をある程
度緩め、ブランケットバンドのシーリングに望ましい2〜15%の範囲まで低下
させるように、ニップロールよりもわずかに低速で回転されている。各ウェブが
別個のニップを介して流れ、図8に示されるように個々のフィルムウェブの結合
直前で個々の張力制御を受けることができるように、第2セットのニップロール
を任意で追加することができる。
【0069】 図9に示される工程に戻ると、ライナー即ち第2の熱可塑性フィルムの張力は
、当該技術では公知のように、圧縮又はニップローラ440のセットを用いるこ
とにより、線形インチ幅(PLI)(0.6ミルのPE)当り概して約0.05
〜約1重量ポンドの範囲に制御されている。好適な実施の形態では、各フィルム
ウェブは、各フィルムの歪みを釣り合わせるようにニップロール間を通過する。
従って、各フィルムの歪みを釣り合わせるために、各フィルムウェブの張力はそ
れぞれ異なっていてもよい。ライナー即ち第2のフィルムの位置合わせは、従来
型のエッジガイドシステムを用いること及び/又はフィルムウェブの幅にエッジ
のトリミングを行うことにより達成することができる。
【0070】 再び図8を参照すると、シーリングバンドが付着された後、結合されたフィル
ムの張力は、温かい状態のバンドの伸びを避けるために概して約0.02〜約2
.0PLI(PEフィルム)の範囲に制御される。結合されたフィルムウェブの
張力を、従来型のニップローラ472によって制御することができる。ブランケ
ットバンドが伸びると、最終製品に「うねり」及び/又はしわを生じる場合があ
る。
【0071】 図10を参照すると、少なくとも2つのフィルムウェブをヒートシールするた
めの本発明の他の方法は、一緒にヒートシールされることが可能な少なくとも第
1及び第2のフィルムウェブを供給するステップと、第1のフィルムウェブの上
に第2のフィルムウェブを重ねるステップと、第2の熱可塑性フィルムを第1の
熱可塑性フィルムにヒートシールするのに十分な温度、質量及び熱容量を有する
材料からなる少なくとも1つのシーリングバンドを供給するステップと、重ねら
れたフィルムウェブにシーリング材からなるバンドを付着させるステップとを含
む。この方法は、ウェブを横切る任意の点でフィルムウェブ同士を一緒に長手方
向にヒートシールするように、シーリングバンド押出機452をフィルムウェブ
436の任意の部分の上方に配置することができる以外は、図8に示される方法
と同じである。シーリングバンドは、付着後にローラ454、456の間で圧縮
されることが好ましい。図5dに示されるような複数のヒートシールタイプのブ
ランケットバンドを形成するように、複数のシーリングバンド押出機452が用
いられ、複数のシーリングバンド458がフィルムウェブの長手方向に沿って供
給される。フィルムウェブは押し出しによって供給されてもよいし、巻出しスタ
ンドから供給されてもよい。ヒートシールされるフィルムウェブは、一緒にヒー
トシールすることのできる、前述の材料を含むいかなる熱可塑性材料でできてい
てもよい。フィルムウェブは同一の幅を有してもよいし、異なる幅を有してもよ
い。一般に、シーリングバンドはフィルムウェブに一緒にヒートシールすること
のできるいかなる押し出し可能な材料でできていてもよい。シーリングバンドは
、例えば、ダウケミカル社のLDPE748を含む熱可塑性材料から形成される
【0072】 一般に、シーリングバンドは2つのフィルムを一緒にヒートシールするのに十
分な温度、熱容量、及び質量を有する。一般に、シーリングバンドの温度は、特
定の材料を劣化させずに押し出すことのできる温度である。
【0073】 一般に、ヒートシールされるフィルムの厚さは、シーリングバンドからフィル
ムへの熱伝達によってフィルムを下層のフィルムウェブにヒートシールすること
のできる厚さである。一般に、ヒートシールタイプのブランケットシールを形成
するのに使用されるシーリングバンドの厚さは約0.5〜約10ミルの範囲であ
る。ヒートシールタイプのブランケットシールのシーリングバンドは厚さが約1
.5〜約3.0ミルであるのが好ましく、より好ましくは約1.5〜約2ミルで
ある。
【0074】 一般に、ヒートシールタイプのブランケットシールを形成するのに使用される
シーリングバンドの幅は、約3mm〜支持フィルムウェブ即ち第1のフィルムウ
ェブの幅にわたり、好ましくは、シーリングバンドの幅は約3〜約76mmにわ
たり、より好ましくは約6〜約19mmである。図8aの断面図に示されるよう
に、出来上ったパネルの第2のフィルム432は、各々のブランケットシール4
59の下で接合されている。
【0075】 図12を参照すると、少なくとも2つのフィルムウェブを接合させるための本
発明の別の方法は、それぞれ第1及び第2の幅を有する少なくとも第1及び第2
のフィルムウェブを供給するステップであって、第2の幅が第1の幅よりも小さ
い該ステップと、第2のフィルムに任意で穿孔するか又はスリットするステップ
と、第1のフィルムウェブの平行なエッジ間で第1のフィルムウェブの上に第2
のフィルムウェブを重ねるステップと、シーリング材からなる少なくとも1つの
バンドを供給するステップと、シーリング材料からなるこのバンドを第2のフィ
ルムウェブの平行なエッジに沿ってかつエッジの上に付着させるステップとを含
む。シーリングバンド458を、1つ以上の押出機452によってフィルムウェ
ブに付着させることが好ましい。ヒンジタイプのブランケットシールを長手方向
に形成することによってフィルムウェブ同士を一緒に接合させることができるよ
うに、押出機452をフィルムウェブ436の上方の任意の点に配置することが
できる。例えば、複数の押出機452を3つ以上のフィルムウェブの平行なエッ
ジの上に互い違いに配置し、フィルムウェブを順次一緒に接合させるようにする
ことができる。シーリングバンド452は、単数又は複数のフィルムウェブの平
行なエッジに付着された後にローラ454、456間で圧縮されることが好まし
い。
【0076】 ヒンジタイプのブランケットシールを形成するのに使用されるシーリングバン
ド458は、第1の熱可塑性フィルムの各エッジから等距離に付着されることが
好ましい。一般に、シーリングバンドはあらゆる好適な1つの熱可塑性材料、又
は結合されるフィルムウェブの少なくともいくつかの部分にヒートシール可能な
複数の熱可塑性材料の組み合わせから形成されてもよい。結合されるフィルムウ
ェブは、例えば前述のような熱可塑性のもの、非熱可塑性のもの、布、不織布、
共押出し成形フィルムなどとすることができる。フィルムの基体は、図5cに示
されるようにシーリングバンドによって一緒に接合されている。
【0077】 ヒンジタイプのブランケットシールを形成する際、シーリングバンドの幅は一
般に約3mm〜支持フィルムウェブ即ち第1のフィルムウェブの幅の範囲であり
、好ましくはシーリングバンドの幅は約3〜約76mmの範囲であり、より好ま
しくは約6〜約19mmである。
【0078】 一般に、ヒンジタイプのブランケットシールを形成するのに使用されるシーリ
ングバンドの厚さは約13〜約254ミクロン(0.5〜10ミル)であり、好
ましくは約25〜約51ミクロン(1〜2ミル)であり、より好ましくは約25
.5ミクロン〜約38.2ミクロン(1.0〜1.5ミル)である。
【0079】 図10、図10a、及び図10bを参照すると、多層バッグは、内側ライナー
432がウェブ幅を広くした単一の穿孔シートの形態である以外は、図8のもの
にほぼ類似している。別称フィルムと呼ばれるシートは、ローラ472を通って
進むときに折り重ねられ、その後で穿孔部に沿って裂かれる。
【0080】 図11、図11a、及び図11bを参照すると、示されるこの実施の形態と他
の実施の形態との主な違いは、内側ライナーが穿孔されるか又はスリットされた
単一シートではなく、2つの別個の異なるシートロールから形成されることにあ
る。2枚のシートが前進してローラ472を通ると、シートは図11bに最も明
瞭に示されるように重ね合わされる。
【0081】 最後に、図12及び図12aに示されるように、バッグの強度の点では好まし
いが、ブランケットシールがヒートシーリング技術又は以前に列挙した他のシー
リング技術の代わりに用いられる際に通常行われているように、ブランケットシ
ール459の内側表面480ではなく外側表面482に単数又は複数の内側シー
トを接着させることが全く可能である。
【0082】 開示された本発明の好適な実施の形態が、述べられた目的を達成するように念
入りに計算されていることは明白であるが、本発明はその趣意から逸脱せずに修
正、変形及び変更が可能であることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 再密閉可能な多層バッグの第一実施形態の正面図である。
【図1b】 有孔内側ライナーを有する図1aの多層バッグの断面図である
【図1c】 図1bに示す内側ライナーの拡大図である。
【図1d】 図1aに示す内側ライナーを、穿孔部に沿って裂いた後の断面
図である。
【図1e】 図1aに示す多層バッグの代替実施形態の第一正面図である。
【図2a】 再密閉可能な多層バッグの第二実施形態の正面図である。
【図2b】 有孔内側ライナーを有する図2aの多層バッグの断面図である
【図2c】 図2aに示す内側ライナーの拡大図である。
【図2d】 図2aに示す内側ライナーを、穿孔部に沿って裂いた後の断面
図である。
【図2e】 図2aに示す多層バッグの代替実施形態の正面図である。
【図3a】 再密閉可能な多層バッグの第三実施形態の正面図である。
【図3b】 図3aに示す多層バッグの断面図である。
【図3c】 二切れの食肉を内側ライナーにより隔てて入れた状態の、図3
aの多層バッグの側面断面図である。
【図4a】 再密閉可能な多層バッグの第四実施形態の正面図である。
【図4b】 図4aに示す多層バッグの断面図である。
【図4c】 一切れの食肉を入れた状態の、図4aの多層バッグの側面断面
図である。
【図5a】 織り目加工された内側ライナーを有する多層バッグの正面図で
ある。
【図5b】 図5aの多層バッグを5b−5bに沿って切断した断面図であ
る。
【図5c】 サポートバッグの側壁に内側バッグの上部エッジを取り付ける
ためのブランケットシールを示す拡大断面図である。
【図5d】 サポートバッグの側壁に内側バッグの上部エッジを取り付ける
ためのブランケットシールの別の実施形態の拡大断面図である。
【図6a】 内側ライナーにエンボス加工を施すための種々の好適なエンボ
スパターンの拡大断面を示す平面図である。
【図6b】 内側ライナーにエンボス加工を施すための種々の好適なエンボ
スパターンの拡大断面を示す平面図である。
【図6c】 内側ライナーにエンボス加工を施すための種々の好適なエンボ
スパターンの拡大断面を示す平面図である。
【図6d】 内側ライナーにエンボス加工を施すための種々の好適なエンボ
スパターンの拡大断面を示す平面図である。
【図6e】 内側ライナーにエンボス加工を施すための種々の好適なエンボ
スパターンの拡大断面を示す平面図である。
【図6f】 内側ライナーにエンボス加工を施すための種々の好適なエンボ
スパターンの拡大断面を示す平面図である。
【図7】 内側ライナーと外側バッグとの間に共通のエッジシールを有する冷凍バッグを製
造するための本発明の工程の工程系統図である。
【図8】 本発明の多層バッグの一つの製造工程及びブランケットシーリング工程を示す等
角図である。
【図8a】 図8の装置で製造された多層バッグパネルの断面図である。
【図9】 本発明の多層バッグの製造装置の第一の装置の断面図である。
【図10】 本発明の多層バッグのもう一つの製造装置及びブランケットシ
ーリング装置の等角図である。
【図10a】 図10の装置で製造された多層バッグの第1及び第2ウェブ
の局部図である。
【図10b】 図10の装置で製造された多層バッグパネルの断面図である
【図11】 本発明の多層バッグの更にもう一つの製造及びブランケットシーリング用装置の
等角図である。
【図11a】 第2ウェブを2枚の別個のシートとして示した局部図である
【図11b】 図11の装置で製造された多層バッグパネルの断面図である
【図12】 本発明の多層バッグの更に別の製造及びブランケットシーリング用装置の等角図
である。
【図12a】 図12の装置で製造された多層バッグパネルの断面図である

【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月26日(2001.9.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B31B 23/10 B31B 23/10 23/14 23/14 23/26 23/26 23/64 23/64 B65D 30/02 B65D 30/02 81/18 81/18 A 85/50 85/50 B (72)発明者 プライス、 ウィリアム、 ディー. アメリカ合衆国 48640 ミシガン州 ミ ッドランド ナコマ ドライヴ 5200 (72)発明者 ドーキンズ、 リチャード アメリカ合衆国 48604 ミシガン州 サ ギノー、 サヴォイ レーン 1383 (72)発明者 スタノス、 ローレンス、 シー. アメリカ合衆国 48640 ミシガン州 ミ ッドランド ナタリー コート 5119 Fターム(参考) 3E035 AA04 BA08 BB01 BC02 BD05 CA02 3E064 AE14 BA25 BB04 BC18 HN05 HN12 3E067 AA11 AB04 AC03 BA12B BA12C BB14B BB14C EA22 EB17 FA04 FC01 GA01 GD01 GD02 3E075 AA07 BA42 CA02 DA03 DA04 DA05 DA14 DA33 DB16 DC01 DC44 DD11 DD45 GA04

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側バッグと、少なくとも1つの内側ライナーとを備える、
    多層バッグであって、 前記外側バッグが、内面及び外面を含む2つの側壁であって、前記多層バッグ
    への開口部を画定する各横方向エッジ部と前記多層バッグの底部を画定する折返
    し端部とに沿って結合された2つの側壁を有し、 前記内側ライナーが、前記外側バッグの内面に取り付けられた上端部と、少な
    くとも1つの自由端部とを有する、少なくとも1つの側壁を含む、 前記多層バッグ。
  2. 【請求項2】 前記内側ライナーの先端部が、前記外側バッグの内面に取り
    付けられていると共に、前記多層バッグの開口部から離間している、請求項1に
    記載の多層バッグ。
  3. 【請求項3】 前記内側ライナーの側壁が、0.3〜1.0ミルの呼び厚さ
    を有する、請求項1に記載の多層バッグ。
  4. 【請求項4】 初期ひずみ率が0.25インチ/インチ/分でありクロスヘ
    ッド速度が1インチ/分であること以外は、幅1インチの試料に対しジョーギャ
    ップが4インチである、ASTM(アメリカ材料検査協会)D 832−83の
    方法Aによって決定され、前記内側ライナーが、40,000psi未満の横方
    向2%セカント係数(TDSM)を有する熱可塑性フィルムから成る、請求項3
    に記載の多層バッグ。
  5. 【請求項5】 tがミル単位のフィルム厚さであると共に、TDSMが、初
    期ひずみ率が0.25インチ/インチ/分でありクロスヘッド速度が1インチ/
    分であること以外は、幅1インチの試料に対しジョーギャップが4インチである
    、ASTM D 832−83の方法Aによる、横方向セカント係数である場合、
    前記内側ライナーが、Zが(t3)×(TDSM)である、60,000ミル3
    si未満のZ数を有する熱可塑性フィルムから成る、請求項4に記載の多層バッ
    グ。
  6. 【請求項6】 前記内側ライナーのZ数が20,000ミル3psi未満で
    ある、請求項4に記載の多層バッグ。
  7. 【請求項7】 前記外側バッグが、50,000〜150,000ミル3
    siの範囲のZ値を有するフィルムから成る、請求項3に記載の多層バッグ。
  8. 【請求項8】 前記内側ライナーが、エチレンのホモポリマー及びコポリマ
    ーを含む熱可塑性フィルムから成る、請求項7に記載の多層バッグ。
  9. 【請求項9】 前記内側ライナーの上端部が、ヒンジタイプのブランケット
    シール又はヒートシールタイプのブランケットシールによって、前記外側バッグ
    の側壁に取り付けられている、請求項1に記載の多層バッグ。
  10. 【請求項10】 前記内側ライナーが織目加工されている、請求項1に記載
    の多層バッグ。
  11. 【請求項11】 前記外側バッグが、対向する内面に沿ったはめ合わせ可能
    な雄雌密閉両要素を有する、請求項1に記載の多層バッグ。
  12. 【請求項12】 前記内側ライナーが、共通端部シールの横方向両エッジ部
    に沿って前記外側バッグにさらに取り付けられている、請求項11に記載の多層
    バッグ。
  13. 【請求項13】 前記内側ライナーの上端部が、ブランケットシールによっ
    て前記外側バッグの側壁に取り付けられている、請求項12に記載の多層バッグ
  14. 【請求項14】 前記内側ライナーの側壁の内面がコロナ処理されている、
    請求項13に記載の多層バッグ。
  15. 【請求項15】 前記内側ライナーの端部シールが前記外側バッグの端部シ
    ールと別である、請求項1に記載の多層バッグ。
  16. 【請求項16】 前記内側ライナーの上端部が、ホットメルトシール又はホ
    ットエアヘムシールによって、前記支持バッグの側壁に取り付けられている、請
    求項1に記載の多層バッグ。
  17. 【請求項17】 前記内側ライナーの色が、前記支持バッグの少なくとも一
    部の色と異なる、請求項1に記載の多層バッグ。
  18. 【請求項18】 前記内側ライナーが、第1の側壁の内面に沿って取り付け
    られた第1のシートと、第2の側壁の内面に沿って取り付けられた第2のシート
    とを含んでおり、該第1及び第2のシートが不連続である、請求項1に記載の多
    層バッグ。
  19. 【請求項19】 外側バッグと内側ライナーとを有する多層バッグの製造方
    法であって、 1ミルよりも大きな厚さと、平行な両エッジ部間に第1の横方向ウェブ幅とを
    有する、第1の熱可塑性フィルムウェブを前進させるステップと、 2ミルよりも小さな厚さと、前記第1の熱可塑性フィルムの幅よりも小さな、
    平行な両エッジ部間の第2の横方向ウェブ幅とを有する、少なくとも第2の熱可
    塑性フィルムウェブを前進させるステップと、 前記第2の熱可塑性フィルムを穿孔するか又は切込みを入れるステップと、 前記第2の熱可塑性フィルムウェブを、前記第1のフィルムウェブの前記平行
    な両エッジ部間で、前記第1の熱可塑性フィルムウェブ上に重ねるステップと、 前記第2の熱可塑性フィルムウェブを、前記第2の熱可塑性フィルムの平行な
    両エッジ部に沿って、前記第1の熱可塑性フィルムウェブに取り付けるステップ
    と、 前記フィルムを横方向に折りたたむステップと、 前記折りたたんだフィルムをシールカットして、多層バッグを形成するステッ
    プと、 から成る前記多層バッグの製造方法。
  20. 【請求項20】 はめ合わせ可能な雄雌密閉両要素を、前記第1の熱可塑性
    フィルムウェブの対向する平行な両エッジ部に沿って接合するステップを含む、
    請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記フィルムが、ヒンジタイプのブランケットシール又は
    ヒートシールタイプのブランケットシールを接合することによって取り付けられ
    る、請求項19に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記第1の熱可塑性フィルムウェブが、対向する平行な両
    エッジ部に沿ったはめ合わせ可能な雄雌密閉両要素を有すると共に、前記第2の
    熱可塑性フィルムウェブが、前記密閉両要素間で、前記第1の熱可塑性フィルム
    ウェブ上に重ねられる、請求項19に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記第2の熱可塑性フィルムウェブがコロナ処理されてい
    る、請求項19に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記第2の熱可塑性フィルムウェブがポリエチレンである
    、請求項19に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記内側ライナーが、第1の側壁の内面に沿って取り付け
    られた第1のシートと、第2の側壁の内面に沿って取り付けられた第2のシート
    とを含む、請求項19に記載の多層バッグ。
  26. 【請求項26】 外側バッグと内側ライナーとを有する多層バッグの製造方
    法であって、 1ミルよりも大きな厚さと、平行な両エッジ部間に第1の横方向ウェブ幅とを
    有する、第1の熱可塑性フィルムウェブを前進させるステップと、 2ミルよりも小さな厚さと、前記第1の熱可塑性フィルムの幅よりも小さな第
    2の横方向ウェブ全幅とを有する、第1及び第2のシートを含む、少なくとも第
    2の熱可塑性フィルムウェブを前進させるステップと、 前記第2の熱可塑性フィルムウェブを、前記第1のフィルムウェブの平行な両
    エッジ部間で、前記第1の熱可塑性フィルムウェブ上に重ねるステップと、 前記第2の熱可塑性フィルムウェブを、前記第2の熱可塑性フィルムの平行な
    両エッジ部に沿って、前記第1の熱可塑性フィルムウェブに取り付けるステップ
    と、 前記フィルムを横方向に折りたたむステップと、 前記折りたたんだフィルムをシールカットして、多層バッグを形成するステッ
    プと、 から成る前記多層バッグの製造方法。
  27. 【請求項27】 はめ合わせ可能な雄雌密閉両要素を、前記第1の熱可塑性
    フィルムウェブの対向する平行な両エッジ部に沿って接合するステップを含む、
    請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記フィルムが、ヒンジタイプのブランケットシール又は
    ヒートシールタイプのブランケットシールを接合することによって取り付けられ
    る、請求項26に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記第1の熱可塑性フィルムウェブが、対向する平行な両
    エッジ部に沿ったはめ合わせ可能な雄雌密閉両要素を有すると共に、前記第2の
    熱可塑性フィルムウェブが、前記密閉両要素間で、前記第1の熱可塑性フィルム
    ウェブ上に重ねられる、請求項26に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記第2の熱可塑性フィルムウェブがコロナ処理されてい
    る、請求項26に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記第2の熱可塑性フィルムウェブがポリエチレンである
    、請求項26に記載の方法。
  32. 【請求項32】 少なくとも2つのフィルムウェブをヒートシールする方法
    であって、 ヒートシールにより一緒に結合することのできる少なくとも第1及び第2のフ
    ィルムウェブを供給するステップと、 前記第2のフィルムウェブを穿孔するか又は切込みを入れるステップと、 前記第2のフィルムウェブを前記第1のフィルムウェブ上に重ねて、前記第2
    の熱可塑性フィルムを前記第1の熱可塑性フィルムにヒートシールするのに十分
    な温度、質量、及び熱容量を有する材料でできた少なくとも1つのシーリングバ
    ンドを供給するステップと、 両方のフィルムウェブの少なくとも一部にヒートシール可能な材料でできた、
    少なくとも1つのシーリングバンドを供給するステップと、 前記材料でできたシーリングバンドを、前記第2のフィルムウェブの平行な両
    エッジ部に沿い且つ上に接合するステップと、 から成る前記ヒートシール方法。
  33. 【請求項33】 前記シーリングバンドを圧縮ロールを通過させるステップ
    をさらに含む、請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 少なくとも2つのフィルムウェブを取り付ける方法であっ
    て、 第1の幅を有する第1のフィルムウェブと、第2の全幅を有する第1及び第2
    のシートを含む第2のフィルムウェブとを供給するステップと、 前記第2のフィルムウェブを、前記第1のフィルムウェブの平行な両エッジ部
    間で、前記第1のフィルムウェブ上に重ねるステップと、 両方のフィルムウェブの少なくとも一部にヒートシール可能な材料でできた、
    少なくとも1つのシーリングバンドを供給するステップと、 前記材料でできたシーリングバンドを、前記第2のフィルムウェブの平行な両
    エッジ部に沿い且つ上に接合するステップと、 から成る前記取り付け方法。
  35. 【請求項35】 前記シーリングバンドを圧縮ロールを通過させるステップ
    をさらに含む、請求項34に記載の方法。
  36. 【請求項36】 少なくとも1つの内側ライナーバッグと、外側支持バッグ
    とを有する、多層バッグの製造装置であって、 1ミルよりも大きな厚さと、平行な両エッジ部間に第1の横方向ウェブ幅とを
    有する、第1の熱可塑性フィルムウェブを前進させる手段と、 2ミルよりも小さな厚さと、前記第1の熱可塑性フィルムの幅よりも小さな、
    平行な両エッジ部間の第2の横方向ウェブ幅とを有する、少なくとも第2の熱可
    塑性フィルムウェブを前進させる手段と、 前記第2の横方向ウェブを穿孔するか又は切込みを入れる手段と、 前記第2の熱可塑性フィルムウェブを、前記第1の熱可塑性フィルムの平行な
    両エッジ部間で、前記第1の熱可塑性フィルムウェブ上に重ねる手段と、 前記フィルムを横方向に折りたたむ手段と、 前記折りたたんだフィルムをシールカットして、バッグを形成する手段と、 を備える前記多層バッグの製造装置。
  37. 【請求項37】 少なくとも1つの内側ライナーバッグと、外側支持バッグ
    とを有する、多層バッグの製造装置であって、 1ミルよりも大きな厚さと、平行な両エッジ部間に第1の横方向ウェブ幅とを
    有する、第1の熱可塑性フィルムウェブを前進させる手段と、 2ミルよりも小さな厚さを有する2つの不連続シートを含む、第2の熱可塑性
    フィルムウェブを前進させる手段と、 前記第2の熱可塑性フィルムウェブを、前記第1の熱可塑性フィルムウェブ上
    に重ねる手段と、 前記フィルムを横方向に折りたたむ手段と、 前記折りたたんだフィルムをシールカットして、バッグを形成する手段と、 を備える前記多層バッグの製造装置。
  38. 【請求項38】 少なくとも2つのフィルムウェブをヒートシールする方法
    であって、 ヒートシールにより一緒に結合することのできる少なくとも第1及び第2のフ
    ィルムウェブを供給するステップと、 前記第2のフィルムウェブを穿孔するか又は切込みを入れるステップと、 前記第2のフィルムウェブを前記第1のフィルムウェブ上に重ねて、前記第2
    の熱可塑性フィルムを前記第1の熱可塑性フィルムにヒートシールするのに十分
    な温度、質量、及び熱容量を有する材料でできた少なくとも1つのシーリングバ
    ンドを供給するステップと、 両方のフィルムウェブの少なくとも一部にヒートシール可能な材料でできた、
    少なくとも1つのシーリングバンドを供給するステップと、 前記材料でできたシーリングバンドを、前記第2のフィルムウェブの平行な両
    エッジ部に沿い且つ上に接合するステップと、 から成る前記ヒートシール方法。
  39. 【請求項39】 前記シーリングバンドを圧縮ロールを通過させるステップ
    をさらに含む、請求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 少なくとも2つのフィルムウェブをヒートシールする方法
    であって、 ヒートシールにより一緒に結合することのできる少なくとも第1及び第2のフ
    ィルムウェブを供給するステップと、 前記第1及び第2のフィルムウェブの少なくとも一部にヒートシール可能な材
    料でできた少なくとも1つのシーリングバンドを、前記第1のフィルムウェブに
    供給するステップと、 前記第2のフィルムウェブを前記第1のフィルムウェブ上に重ねるステップと
    、 前記材料でできたシーリングバンドを、前記第2のフィルムウェブの平行な両
    エッジ部に沿い且つ上に接合するステップと、 から成る前記ヒートシール方法。
  41. 【請求項41】 前記シーリングバンドを圧縮ロールを通過させるステップ
    をさらに含む、請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記第1のフィルムウェブに接合する前に前記第2のフィ
    ルムウェブを穿孔するか又は切込みを入れるステップをさらに含む、請求項40
    に記載の方法。
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