JP2003348875A - 電動機駆動装置 - Google Patents
電動機駆動装置Info
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Abstract
電流制御、起動を行い、信頼性の高い電動機の駆動を実
現する。 【解決手段】 電動機駆動装置は、負荷要素である電動
機4の電流を検出する電流検出器7a、7bと、検出さ
れた電流を所定の値に制御する電流制御部12と、電流
制御部12における制御ゲインを電動機4の電流の振幅
に応じて変更する電流制御ゲイン調整部16とを備え
る。
Description
ータなどの電動機を任意の回転数で駆動する電動機駆動
装置に関する。
電動機を駆動する装置においては、地球環境保護の観点
から消費電力を低減する必要性が大きくなっている。そ
の中の省電力技術の一つとして、ブラシレスDCモータ
のような効率の高い電動機を任意の周波数で駆動するイ
ンバータなどが広く一般に使用されている。
に流れる電流を電流センサにより検出し、検出された電
流値を用いて電動機のロータの位置を推定し(回転子の
位置の推定は電動機の誘起電圧を推定することにより行
う方法(特開2000−350489公報参照)等があ
る)、正弦波駆動する技術が開発されている。このよう
な方法では、効率が高く騒音も低い駆動が可能となる。
また、電動機の出力トルクを高速かつ確実に制御するた
めに、検出された電流値を用いて電動機に流れる電流を
制御する電流制御ループを持った駆動技術も実用化され
ている。
DCモータのような電動機を、電流制御ループにより制
御するような電動機駆動システムにおいては、電動機の
負荷の変化に対し、電動機の巻線に流れる電流値が大き
く変化し、ブラシレスDCモータのロータに埋め込まれ
た磁石の特性が変わり、電流制御が安定しないという問
題があった。例えば、負荷が低い場合には安定している
が、負荷が増大するにつれ電流が発振状態になる現象が
発生したり、負荷が高い場合には安定しているが、負荷
が減少するにつれ電流制御の精度が悪くなる現象が発生
したりしていた。
の磁束が増大し、磁気飽和を生じることにより、電動機
の動特性が変化するために発生するものである。図2、
図3は、ブラシレスDCモータの負荷電流に対するイン
ダクタンス値の変化の一例を示すものである。それぞ
れ、電動機の磁石による磁束方向のq軸と、それに直交
したd軸方向の電流に対するインダクタンス値の変化を
示す実測値である。このように負荷電流によりブラシレ
スDCモータの特性が変化し、さらに負荷電流が大きけ
れば大きいほど特性量の変化が増大することが分かる。
この特性量の変化により、電流制御の特性が影響を受け
る。
期運転を行う位置センサレス駆動方式においては、起動
時にキャリア周波数をあまり高くすると出力パルス幅が
小さくなり、起動トルクが充分に得られないといった問
題が発生する。特に、「デッドタイム」と呼ばれる、上
下アームのスイッチング素子の同時導通を回避するため
に上下スイッチング素子をともにオフする時間が大きい
ほど、キャリア周波数が増大することによる影響が大き
くなり、起動トルクが低下する。また、センサレス位置
推定においても、パルス幅が小さいことにより位置推定
が良好に実行されないといった問題点も生じる。つま
り、キャリア周波数を大きく設定すると、起動性能が低
下するという問題があった。
て、電流位相角を制御する場合、その電流位相角はモー
タ効率を最大にすべく最適な位相角に設定する方式が提
案され、実用化されている。例えば、特開2001−1
19978公報に示す方式においては、電動機の巻線電
流に対し、効率を最大にするための電流位相角を演算
し、最適化を実現していた。しかし、起動時には負荷電
流が大きく変動するため、最適な電流位相角を選択する
ことにより電流位相角が変動し、起動時の不安定性を招
いていた。また、電流位相角を最適値に設定する場合、
その電流位相角が大きく変化する場合には、トルク変動
が大きくなり、駆動が不安定になるといった現象が発生
していた。
動機負荷が大きく変動するような場合であっても、安定
して電動機のトルクを制御し、さらに通常運転時のキャ
リア周波数を高く設定したい場合や、効率を最適にした
い場合においても、安定起動する電動機駆動装置を提供
することを目的とする。
機駆動装置は、電動機に流れる電流を検出する電流検出
手段と、検出された電流を参照しながら、電動機に流れ
る電流を所定値に制御する電流制御手段と、電流制御手
段における制御ゲインを電動機に流れる電流の振幅に応
じて変更する電流制御ゲイン調整手段とを備える。これ
により、負荷電流が大きく変動する場合でも、安定して
電動機の電流制御を実現することができる。
動機を駆動するための電圧を発生させる複数個のスイッ
チング素子と、複数個のスイッチング素子を駆動するベ
ースドライバと、スイッチング素子を駆動するためのオ
ン・オフ信号をベースドライバに出力する電圧出力手段
と、スイッチング素子のオン・オフを切り替えるための
キャリア周波数を前記電圧出力手段に出力するキャリア
周波数切替手段とを有する。キャリア周波数切替手段
は、電動機の起動後、所定時間の間はキャリア周波数を
第一の周波数に設定し、所定時間経過後は、キャリア周
波数を異なる第二の周波数に設定する。これにより、通
常運転時のキャリア周波数が高い場合でも、安定した起
動を実現することができる。
動機の電流を検出する電流検出手段と、電動機の電流位
相角の設定値を出力する電流位相角設定手段と、電流位
相角設定手段からの設定値に応じた電流位相角を実現す
べく電動機の電流の指令値を演算し出力する電流指令作
成手段と、検出された電流を参照しながら電動機の電流
を前記電流指令作成手段により演算された指令値に制御
する電流制御手段とを備える。電流位相角設定手段は、
電動機の起動後、所定時間の間は電流位相角を所定値に
固定する。これにより、効率を最大にするとともに、安
定した起動を実現することができる。
動機の電流を検出する電流検出手段と、電動機の電流位
相角の設定値を出力する電流位相角設定手段と、電流位
相角設定手段からの設定値に応じた電流位相角を実現す
べく電動機の電流の指令値を演算し出力する電流指令作
成手段と、検出された電流を参照しながら電動機の電流
を前記電流指令作成手段により演算された指令値に制御
する電流制御手段とを備える。電流位相角設定手段は、
電流位相角の設定値を、電動機の回転数に応じて設定
し、その際、回転数の変化に対して連続的に滑らかに変
更する。これにより、回転数変動時でも、安定した駆動
を実現することができる。
動機の電流を検出する電流検出手段と、電動機の電流位
相角の設定値を出力する電流位相角設定手段と、電流位
相角設定手段からの設定値に応じた電流位相角を実現す
べく電動機の電流の指令値を演算し出力する電流指令作
成手段と、検出された電流を参照しながら電動機の電流
を前記電流指令作成手段により演算された指令値に制御
する電流制御手段とを備える。電流位相角設定手段は電
流位相角の設定値を、電動機の負荷電流に応じて設定
し、その際、負荷電流の変化に対して連続的に滑らかに
変更する。これにより、電動機の負荷変動時でも、安定
した駆動を実現することができる。
動機の電流を検出する電流検出手段と、電動機の電流位
相角の設定値を出力する電流位相角設定手段と、電流位
相角設定手段からの設定値に応じた電流位相角を実現す
べく電動機の電流の指令値を演算し出力する電流指令作
成手段と、検出された電流を前記電流指令作成手段によ
り演算された指令値に制御する電流制御手段とを備え
る。電流位相角設定手段は、電流位相角の設定値を時間
経過に応じて切替え、その際、直線的に滑らかに切り替
わるよう設定値を変更する。これにより、電動機の回転
数、負荷変動時でも、安定した駆動を実現することがで
きる。
実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。
電動機駆動装置の構成を示すブロック図である。電動機
駆動装置は、交流電源1からの交流電圧を直流電圧に変
換する整流回路2と、整流回路2からの直流電圧を所望
の交流電圧に変換して電動機4の駆動電圧として出力す
るインバータ回路6と、インバータ回路6を制御するた
めの制御回路30とからなる。
〜5fと環流ダイオード6a〜6fとが対になって構成さ
れる。
弦波電圧出力部11、電流制御部12、電流指令作成部
13、速度制御部14、キャリア周波数切替部15、電
流制御ゲイン調整部16、電流位相各設定部17、2軸
電流変換手段8及び回転子位置速度検出部9を含む。
に構成される電動機駆動装置の動作を説明する。交流電
源1からの交流電圧は整流回路2により直流電圧に整流
される。整流された直流電圧はインバータ回路6により
3相の交流電圧に変換され、ブラシレスDCモータであ
る電動機4に出力される。
る。制御回路30に対して外部から電動機の制御におけ
る目標速度が入力される。その入力した目標速度を実現
するための電流指令が電流指令作成部13により生成さ
れる。このとき、電流位相角については電流位相角設定
部17により設定され、その設定情報は電流指令作成部
13に送られる。電流制御部12は電流指令作成部13
で作成された電流指令Id*、Iq*と、電流制御ゲイン
調整部16からの制御信号とに基いて出力電圧値Vd、
Vqを生成する。この出力電圧値Vd、Vqと、回転子
位置検出部9からの位置情報とに基いて、正弦波電圧出
力部11が出力電圧情報を生成し、ベースドライバ10
に出力する。ベースドライバ10は正弦波電圧出力部1
1からの出力電圧情報に基いて、所望の出力電圧を得る
ためのインバータ回路6のスイッチング素子5a〜5f
のオン・オフを制御するための制御信号を生成する。
下、電動機駆動装置の各部の動作を詳細に説明する。
における目標速度を入力し、その目標速度を実現すべ
く、目標速度と現在の速度の誤差から次式により電流指
令値I *を演算する。演算方法は一般的なPI制御方式
に基く。 I*=Gpω×(ω*−ω)+Giω×Σ(ω*−ω) …(1) ここで、ω*は目標速度、ωは現在の速度、Gpωは速度
制御比例ゲイン、Giωは積分ゲインである。
て演算された電流指令値I*と、電流位相角設定部17
により設定された電流位相角βとから、d軸電流指令I
d*、q軸電流指令Iq*をそれぞれ次式により演算す
る。 Id*=I*×sin(β) …(2) Iq*=I*×cos(β) …(3) ここで、βは電流位相角である。
電動機4の各相の巻線に流れる相電流(iu、iv)を
検出する。2軸電流変換部8は、電流検出部7a、7bに
より検出された電動機4の相電流iu、ivを、次式
(4)により電動機4のマグネットトルクに寄与するq
軸電流Iqと、磁束に寄与するd軸電流Idの2軸電流
に変換する。
と、2軸電流変換部8からの検出電流値Id、Iqとを
用いて、電流指令を実現すべく以下の式により制御演算
を行い、出力電圧Vd、Vqを出力する。 Vd=Gpd×(Id*−Id)+Gid×Σ(Id*−Id) …(5) Vq=Gpq×(Iq*−Iq)+Giq×Σ(Iq*−Iq) …(6) ここで、Vd、Vqはそれぞれd軸電圧、q軸電圧、G
pd、Gidはそれぞれd軸電流制御比例ゲイン、積分ゲイ
ン、Gpq、Giqはそれぞれq軸電流制御比例ゲイン、積
分ゲインである。
6において出力電圧Vd、Vqが出力されるように、回
転子位置速度検出部9により推定された回転子磁極位置
の情報に基づいて、電動機4を駆動するためのドライブ
信号をベースドライバ10に出力する。ベースドライバ
10は、そのドライブ信号に従って、スイッチング素子
を駆動するための信号を、各スイッチング素子5a〜5f
に出力する。これにより、電動機4が目標速度にて駆動
される。
転子の位置、速度を推定して検出する。電流検出部7a
〜7bにより検出された電流から電動機4の各相の巻線
に流れる相電流(iu、iv、iw)が得られる。ま
た、正弦波電圧出力部11により出力される電圧から、
各相の巻線に印加される相電圧(vu、vv、vw)が
求められる。原理的には、これらの値から、下記式
(7)、(8)、(9)の演算により、各相の巻線に誘
起される誘起電圧値eu、ev、ewが推定される。 eu=vu−R・iu−L・d/dt(iu) …(7) ev=vv−R・iv−L・d/dt(iv) …(8) ew=vw−R・iw−L・d/dt(iw) …(9) ここで、Rは抵抗、Lはインダクタンスである。また、
d/dtは時間微分を行なう演算子を示す。
ev、ewから、回転子の位置と速度を推定する。これ
は、電動機駆動装置が認識している推定角度θmを誘起
電圧の誤差を用いて補正することにより、真値に収束さ
せるものである。また、推定角度θmから、推定速度ω
mを得る。
evm、ewm)を以下の式で求める。 eum=em・sin(θm+βT) evm=em・sin(θm+βT−120°) …(10) ewm=em・sin(θm+βT−240°) ここで、em(誘起電圧振幅値)は、推定誘起電圧e
u、ev、ewの振幅値と一致させることにより求め
る。
um、evm、ewm)と推定誘起電圧値(eu、e
v、ew)との偏差εを求める。次式(11)のよう
に、推定誘起電圧値esから誘起電圧基準値esmを減
算したものを偏差εにする。 ε=es−esm (s:相 u/v/w) …(11)
になるので、偏差εを0に収斂させるように推定角度θ
mを偏差を用いてPI演算などを用いて補正する。ま
た、推定角度θmの変動値を演算することにより推定速
度ωmを得る。
説明する。電流制御部12の制御ゲイン(Gpd、Gid、
Gpq、Giq)の最適値(G~pd、G~id、G~pq、G~iq)
は、電流制御ループの応答性、安定性から電動機4の特
性値を用いて理論的に以下の式により得られる。 G~pd=2×ω×ζ×Ld−R …(12) G~id=Ld×ω2 …(13) G~pq=2×ω×ζ×Lq−R …(14) G~iq=Lq×ω2 …(15) ここで、ωは電流制御角周波数、Rはモータ抵抗、ζは
減衰係数を表す。
ブラシレスDCモータのインダクタンス値Ld、Lqに
比例すると考えられる。また、インダクタンス値Ld、
Lqはモータを流れる電流値Id、Iqに応じて変化す
る。すなわち、インダクタンス値Ld、Lqは図2、図
3に示すようにモータ電流が大きくなるにつれ磁気飽和
により減少していく。以上のことから、電流制御ゲイン
を、図2、図3に示すような電流値IdまたはIqに対
するインダクタンス値Ld、Lqの変化に対応させて同
様に変化させることにより、モータ電流をほぼ最適に制
御することが可能であると考えられる。電流制御ゲイン
調整部16は、この原理に基き電流制御ゲインGd、G
qをそれぞれ電流値Id、Iqに対して図4に示すよう
に直線的に変化させることにより、どのような負荷の場
合でも電流制御を最適に保持することを可能とする。
はIq)に対する電流制御ゲイン調整係数Kd(または
Kq)の変化を示している。ここで、電流制御ゲインG
dとその調整係数Kdは次の関係がある。電流制御ゲイ
ンGqとその調整係数Kqについても同様である。 Gd=Kd×Gd0 (Gd0はGdの最大値) …(16)
と次の様になる(Kqの場合も同様である。)。 I≦Idsのとき、 Kd=1.0 …(17a) Ids<I≦Ideのとき、 Kd=α・I+β …(17b) 但し、α=(Kdmin−1)/(Ide−Ids)、β=1−α・Ids I>Ideのとき、 Kd=Kdmin …(17c)
ついて説明する。キャリア周波数切替部15は、スイッ
チング素子5a〜5fのPWM制御におけるスイッチン
グパルス間隔を決定する周波数である「キャリア周波
数」Fcを制御する。パルスデューティDのパルスを出
力する場合、そのパルス幅Wは、以下の式で表される。 W=D/Fc …(18)
大きいほど、パルス幅Wは小さくなる。キャリア周波数
を大きく設定し、パルス幅Wが小さくなることにより、
従来技術で説明したような起動性能の低下の問題があっ
た。
ャリア周波数切替部15は、図5に示すようにキャリア
周波数を切り替える。つまり、起動後、しばらくの間
は、低いキャリア周波数Fc1にて駆動を行い、所定の時
間(Tst)経過後に、目標速度に応じて求まる高いキャ
リア周波数Fc2に切り替える。これにより、安定した起
動を実現し、かつ、駆動が安定した後に通常運転にて使
用したいキャリア周波数での運転を実現する。
て説明する。電流位相角設定部17はモータ電流の位相
角(電流位相角)を設定する。電流位相角を変化させる
ことによりブラシレスDCモータのモータ効率が変化す
る。図6は、ブラシレスDCモータの電流位相角βに対
するモータ効率ηの変化の例を3つの電動機負荷L1、
L2、L3(L1<L2<L3)に対して示した図であ
る。同図より、ある負荷に対してモータ効率が最大とな
る電流位相角が存在し、そのモータ効率が最大となる電
流位相角の値は負荷の大きさによって変化することがわ
かる。例えば、負荷L1の場合には電流位相角β1でモ
ータ効率は最大値η1となるが、負荷L3の場合は、電
流位相角β3でモータ効率は最大値η3となる。このよ
うに負荷の大きさにより、最大モータ効率を与える電流
位相角は変化する。従って、通常運転時には、電流位相
角を、そのときの負荷に対して最大効率が得られるよう
な最適値に設定することが望ましい。
相角設定部17は、運転回転数ω(目標速度に対応)及
びモータ負荷電流I(速度指令I*に対応)に対し、以
下に示すように電流位相角βを設定する。
数ωに対して電流位相角βを図7に示すように設定す
る。つまり、低速域においては、電流位相角βを起動時
及び低負荷時に最適な値である電流位相角β1に設定
し、中速域においては、定常負荷時に最適な値である電
流位相角β2に設定し、高速域においては、最高回転数
を、弱め界磁制御により実現するための電流位相角β3
に設定する。
βを急激に変更すると、出力トルクが急激に変動する。
図9に電流位相角に対する出力トルクの変動の一例を示
す。同図に示すように電流位相角βが変化すると出力ト
ルクが変動するため、急激に電流位相角βを変動させる
と出力トルクが急激に変動し、駆動が不安定になるとい
う問題がある。図10は従来の電流位相角の設定方法を
示すものである。この方法では、電流位相角は効率向
上、最高回転数アップの目的のために設定されている
が、電流位相角は回転数に対して段階的に切替えられる
ため、回転数の変動時には電流位相角の変動によりトル
クが大きく変動し、駆動が不安定となっていた。そこ
で、そのような不安定現象を回避するために、本実施形
態による電流位相角設定部17は、電流位相角の回転数
による変更を充分滑らかに直線的に行い、加速時および
減速時にトルクが急変することなく、安定した加減速を
実現する。すなわち、図7に示すように、電流位相角β
1からβ2へ、β2からβ3へ切替える際は、ω1から
ω2へ、ω3からω4への移行期間を設け、その移行期
間の間、位相角を連続的に滑らかに変化させるようにし
ている。
追加角Δβを設定する。電流位相追加角Δβは図8に示
すようにモータ電流(負荷電流)Iの変化に対して直線
的に変化するよう設定される。電流位相追加角Δβと、
先に求めた電流位相角βとから次式(17)に従い、電
流位相角βを設定する。 β=β+Δβ …(19) (すなわち、β(ω,I)=β(ω)+Δβ(I))
応じて電流位相追加角Δβを設定することにより、電流
位相角βを、図6に示すような負荷に応じて変化する、
最大効率を与える位相角の値に設定することができる。
また、図8に示すように、電流位相追加角Δβをモータ
電流(負荷電流)に対して直線的に滑らかに変化するよ
う設定することにより、負荷変動時にもトルクが急変す
ることなく、安定した駆動が実現できる。
数及びモータ電流に応じて電流位相角βが、モータ効率
が最大になるように設定される。
9によるロータの位置推定が収束するためにはある程度
の時間がかかる。このため、ロータの位置推定値は誤差
を含むことになる。また、起動時には、電動機4の電流
値も大きく変動する。従って、起動時に、電流位相角β
を通常運転時と同様に、回転数ωと負荷Iに応じて設定
していたのでは、電流位相角βが変動し、駆動トルクが
安定せず、起動が不安定になるという問題がある。
における電流位相角設定部17は、このような問題に対
応するため、図11に示すように電流位相角βを設定す
る。すなわち、起動後、所定時間(Tst)までは、電流
位相角βを所定の値(βs)に設定して固定する。そし
て、所定時間(Tst)経過後は、電流位相角βを、図
7、図8を参照して説明した原理に基き、最大効率を与
える位相角の値(最適値)β1、β2、β3、β4に順
次設定していく。その際、電流位相角は急激に変化させ
ないよう緩やかに切替える。すなわち、電流位相角の時
間に対する変化を充分滑らかにすなわち略直線的に変化
させる。例えば、電流位相角をβ1からβ2に切替える
際には、いきなりβ1からβ2に段階的に急激に変化さ
せるのではなく、β1からβ2に連続的に緩やかに変化
させる。これにより、電流位相角の急激な変化によるト
ルク変動を抑えて安定した駆動を実現する。
の相電流を検出する2つの電流検出器7a、7bを推定
に使用しているが、直流部に流れる電流を検出する等の
手段を用いてもよい。
ら与えられた目標速度に対して、電動機4の速度が追従
するように速度制御が行われているが、電動機4のトル
クを制御する等の制御を用いてもよい。
電流の大きさに対して電流制御のゲインを変更すること
により、負荷が大きく変動する場合でも、安定して電動
機の電流制御を実現するものである。
間経過までは予め与えられた第一の設定値に設定し、そ
の後は、異なる第二の設定値に設定することにより、通
常運転時のキャリア周波数が高い場合でも、安定した起
動を実現するものである。
予め与えられた第一の設定値に設定することにより、安
定した起動を実現するものである。
じた最適な設定値に設定するとともに、回転数の変化に
対して直線的に滑らかに変更することにより、回転数変
動時でも、安定した駆動を実現するものである。
応じた最適な設定値に設定するとともに、負荷電流の変
化に対し直線的に滑らかに変更することにより、負荷変
動時でも、安定した駆動を実現するものである。
最大効率を与える設定値に設定するとともに、時間に対
して直線的に滑らかに変更していくことにより、電動機
の回転数や負荷の変動時でも、安定した駆動を実現する
ものである。
示すブロック図
ンダクタンス値(q軸)の変化の一例を示す図
ンダクタンス値(d軸)の変化の一例を示す図
流制御ゲインの設定方法の一例を示す特性図
ャリア周波数の設定方法の一例を示す特性図
モータ効率の変化の一例を示す図
回転数に対する電流位相角の設定方法の一例を示す特性
図
流に対する電流位相角の設定方法の一例を示す特性図
出力トルクの変動の一例を示す図
法の一例を示す特性図
位相角の設定方法の一例を示す特性図
Claims (12)
- 【請求項1】 電動機に流れる電流を検出する電流検出
手段と、 検出された電流を参照しながら、電動機に流れる電流を
所定値に制御する電流制御手段と、 該電流制御手段における制御ゲインを電動機に流れる電
流の振幅に応じて変更する電流制御ゲイン調整手段とを
備えたことを特徴とする電動機駆動装置。 - 【請求項2】 前記電流制御ゲイン調整手段は、電流の
振幅値に対するゲインの値の関係を表す所定の近似式に
基づいて制御ゲインを演算することを特徴とする請求項
1記載の電動機駆動装置。 - 【請求項3】 前記電流制御ゲイン調整手段は、電流の
振幅が大きいほど制御ゲインを小さくし、電流の振幅が
小さいほど制御ゲインを大きくすることを特徴とする請
求項1または2に記載の電動機駆動装置。 - 【請求項4】 電動機を駆動するための電圧を発生させ
る複数個のスイッチング素子と、 前記複数個のスイッチング素子を駆動するベースドライ
バと、 前記スイッチング素子を駆動するためのオン・オフ信号
をベースドライバに出力する電圧出力手段と、 前記スイッチング素子のオン・オフを切り替えるための
キャリア周波数を前記電圧出力手段に出力するキャリア
周波数切替手段とを有し、 前記キャリア周波数切替手段は、前記電動機の起動後、
所定時間の間はキャリア周波数を第一の周波数に設定
し、所定時間経過後は、キャリア周波数を異なる第二の
周波数に設定することを特徴とする電動機駆動装置。 - 【請求項5】 前記キャリア周波数切替手段により設定
されるキャリア周波数の第一の周波数が第二の周波数よ
り小さいことを特徴とする請求項4記載の電動機駆動装
置。 - 【請求項6】 電動機の電流を検出する電流検出手段
と、 電動機の電流位相角の設定値を出力する電流位相角設定
手段と、 該電流位相角設定手段からの設定値に応じた電流位相角
を実現すべく電動機の電流の指令値を演算し出力する電
流指令作成手段と、 検出された電流を参照しながら電動機の電流を前記電流
指令作成手段により演算された指令値に制御する電流制
御手段とを備え、 前記電流位相角設定手段は、前記電動機の起動後、所定
時間の間は電流位相角を所定値に固定することを特徴と
する電動機駆動装置。 - 【請求項7】 電動機の電流を検出する電流検出手段
と、 電動機の電流位相角の設定値を出力する電流位相角設定
手段と、 該電流位相角設定手段からの設定値に応じた電流位相角
を実現すべく電動機の電流の指令値を演算し出力する電
流指令作成手段と、 検出された電流を参照しながら電動機の電流を前記電流
指令作成手段により演算された指令値に制御する電流制
御手段とを備え、 前記電流位相角設定手段は、電流位相角の設定値を、前
記電動機の回転数に応じて設定し、その際、回転数の変
化に対して連続的に滑らかに変更することを特徴とする
電動機駆動装置。 - 【請求項8】 前記電流位相角設定手段は電流位相角の
設定値を、前記電動機の回転数に応じた、電動機の効率
を最大にする電流位相角に設定することを特徴とする請
求項7記載の電動機駆動装置。 - 【請求項9】 電動機の電流を検出する電流検出手段
と、 電動機の電流位相角の設定値を出力する電流位相角設定
手段と、 該電流位相角設定手段からの設定値に応じた電流位相角
を実現すべく電動機の電流の指令値を演算し出力する電
流指令作成手段と、 検出された電流を参照しながら電動機の電流を前記電流
指令作成手段により演算された指令値に制御する電流制
御手段とを備え、 前記電流位相角設定手段は電流位相角の設定値を、前記
電動機の負荷電流に応じて設定し、その際、負荷電流の
変化に対して連続的に滑らかに変更することを特徴とす
る電動機駆動装置。 - 【請求項10】 前記電流位相角設定手段は電流位相角
の設定値を、前記電動機の負荷電流に応じた、電動機の
効率を最大にする電流位相角に設定することを特徴とす
る請求項9記載の電動機駆動装置。 - 【請求項11】 電動機の電流を検出する電流検出手段
と、 電動機の電流位相角の設定値を出力する電流位相角設定
手段と、 該電流位相角設定手段からの設定値に応じた電流位相角
を実現すべく電動機の電流の指令値を演算し出力する電
流指令作成手段と、 検出された電流を前記電流指令作成手段により演算され
た指令値に制御する電流制御手段とを備え、 前記電流位相角設定手段は、電流位相角の設定値を時間
経過に応じて切替え、その際、直線的に滑らかに切り替
わるよう設定値を変更することを特徴とする電動機駆動
装置。 - 【請求項12】 前記電動機はブラシレスDCモータで
あることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一
つに記載の電動機駆動装置。
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