JP2003317920A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
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- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/06—Control, e.g. of temperature, of power
- H05B6/062—Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B2213/00—Aspects relating both to resistive heating and to induction heating, covered by H05B3/00 and H05B6/00
- H05B2213/07—Heating plates with temperature control means
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 誘導加熱調理器においては、トッププレート
に載せられた鍋の温度を精度良く検出することが課題で
ある。 【解決手段】 鍋20を加熱する加熱コイル21と、加
熱コイル21の上部で鍋20を載置するトッププレート
23と、トッププレート23下面に置かれ鍋底面から放
射される赤外線を検知する赤外線センサ22と、赤外線
センサ22の出力から鍋底面温度を算出する温度算出手
段24と、温度算出手段24の出力に応じて加熱コイル
に供給する電力を制御する制御手段25とを備え、トッ
ププレートに貫通穴を開け赤外線透過材料27を埋め込
み赤外線センサ22の受光面に鍋底からの赤外線を照射
させることで精度良く鍋の温度を測定する。
に載せられた鍋の温度を精度良く検出することが課題で
ある。 【解決手段】 鍋20を加熱する加熱コイル21と、加
熱コイル21の上部で鍋20を載置するトッププレート
23と、トッププレート23下面に置かれ鍋底面から放
射される赤外線を検知する赤外線センサ22と、赤外線
センサ22の出力から鍋底面温度を算出する温度算出手
段24と、温度算出手段24の出力に応じて加熱コイル
に供給する電力を制御する制御手段25とを備え、トッ
ププレートに貫通穴を開け赤外線透過材料27を埋め込
み赤外線センサ22の受光面に鍋底からの赤外線を照射
させることで精度良く鍋の温度を測定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トッププレート上
の鍋の温度を精度良く検出することができる誘導加熱調
理器に関するものである。
の鍋の温度を精度良く検出することができる誘導加熱調
理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鍋などの被加熱物を加熱する誘導加熱調
理器において、被加熱物の鍋の温度を検出する方式とし
て、鍋を載置するトッププレートを介してサーミスタで
温度を検出する方式がある。また、鍋から放射される赤
外線を検出して鍋底の温度を検知する方法も知られてい
る。この従来例を図3を用いて説明する。
理器において、被加熱物の鍋の温度を検出する方式とし
て、鍋を載置するトッププレートを介してサーミスタで
温度を検出する方式がある。また、鍋から放射される赤
外線を検出して鍋底の温度を検知する方法も知られてい
る。この従来例を図3を用いて説明する。
【0003】本体11に鍋12を加熱する磁気発生コイ
ル13と、温度を検出する赤外線センサ14とを設けて
いる。本体11上面に設けたトッププレート15は、
2.5ミクロン以下の波長の赤外線は良く透過し、2.
5〜4ミクロンの波長の赤外線は数10%程度透過し、
4ミクロンよりも長い波長の赤外線はほとんど通さな
い。したがって、鍋12から放射される赤外線の4ミク
ロン以下の波長成分は、トッププレート15を透過し
て、赤外線センサ14が鍋底の温度を測定する。
ル13と、温度を検出する赤外線センサ14とを設けて
いる。本体11上面に設けたトッププレート15は、
2.5ミクロン以下の波長の赤外線は良く透過し、2.
5〜4ミクロンの波長の赤外線は数10%程度透過し、
4ミクロンよりも長い波長の赤外線はほとんど通さな
い。したがって、鍋12から放射される赤外線の4ミク
ロン以下の波長成分は、トッププレート15を透過し
て、赤外線センサ14が鍋底の温度を測定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来構成
の誘導加熱調理器は、鍋12から放射される赤外線をト
ッププレート15を透過して検出している。一般的に調
理時の鍋12の温度は、約30℃〜230℃であり、こ
の温度のピーク波長はステファン・ボルツマンの法則よ
り6ミクロン〜10ミクロンの波長である。トッププレ
ート15が透過できる波長は4ミクロン以下の波長の赤
外線であり、この4ミクロン以下の波長成分だけでは、
鍋底からの赤外線放射エネルギーの10%程度にしかな
らず、鍋底からの赤外線放射エネルギーの大部分はトッ
ププレート15で吸収されてしまう。このため赤外線セ
ンサ14に届く赤外線エネルギーは微弱であり、赤外線
センサ14で電気信号に変換してもS/N比が悪く、調
理時の温度を測定するには、精度が良くない。また、赤
外線センサは一般的に周囲温度の影響を受けやすく、周
囲温度が大きく変化するようなところでは精度の良い放
射温度検知をすることは難しかった。
の誘導加熱調理器は、鍋12から放射される赤外線をト
ッププレート15を透過して検出している。一般的に調
理時の鍋12の温度は、約30℃〜230℃であり、こ
の温度のピーク波長はステファン・ボルツマンの法則よ
り6ミクロン〜10ミクロンの波長である。トッププレ
ート15が透過できる波長は4ミクロン以下の波長の赤
外線であり、この4ミクロン以下の波長成分だけでは、
鍋底からの赤外線放射エネルギーの10%程度にしかな
らず、鍋底からの赤外線放射エネルギーの大部分はトッ
ププレート15で吸収されてしまう。このため赤外線セ
ンサ14に届く赤外線エネルギーは微弱であり、赤外線
センサ14で電気信号に変換してもS/N比が悪く、調
理時の温度を測定するには、精度が良くない。また、赤
外線センサは一般的に周囲温度の影響を受けやすく、周
囲温度が大きく変化するようなところでは精度の良い放
射温度検知をすることは難しかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被加熱物を加
熱調理する鍋と、鍋を加熱する加熱コイルと、加熱コイ
ルの上部で鍋を載置するトッププレートと、トッププレ
ート下面に置かれ鍋底面から放射される赤外線を検知す
る赤外線センサと、赤外線センサの出力から鍋底面温度
を算出する温度算出手段と、温度算出手段の出力に応じ
て加熱コイルに供給する電力を制御する制御手段とを備
え、トッププレートに貫通穴を開け赤外線透過材料を埋
め込み赤外線センサの受光面に鍋底からの赤外線が照射
するような構成にし、高精度な鍋の温度が測定できる誘
導加熱調理器としているものである。
熱調理する鍋と、鍋を加熱する加熱コイルと、加熱コイ
ルの上部で鍋を載置するトッププレートと、トッププレ
ート下面に置かれ鍋底面から放射される赤外線を検知す
る赤外線センサと、赤外線センサの出力から鍋底面温度
を算出する温度算出手段と、温度算出手段の出力に応じ
て加熱コイルに供給する電力を制御する制御手段とを備
え、トッププレートに貫通穴を開け赤外線透過材料を埋
め込み赤外線センサの受光面に鍋底からの赤外線が照射
するような構成にし、高精度な鍋の温度が測定できる誘
導加熱調理器としているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、被加熱
物を加熱調理する鍋と、鍋を加熱する加熱コイルと、加
熱コイルの上部で鍋を載置するトッププレートと、トッ
ププレート下面に置かれ鍋底面から放射される赤外線を
検知する赤外線センサと、赤外線センサの出力から鍋底
面温度を算出する温度算出手段と、温度算出手段の出力
に応じて加熱コイルに供給する電力を制御する制御手段
とを備え、トッププレートに貫通穴を開け赤外線透過材
料を埋め込み赤外線センサの受光面に鍋底からの赤外線
が照射するような構成にしたことによって高精度に鍋の
温度測定ができる誘導加熱調理器としているものであ
る。
物を加熱調理する鍋と、鍋を加熱する加熱コイルと、加
熱コイルの上部で鍋を載置するトッププレートと、トッ
ププレート下面に置かれ鍋底面から放射される赤外線を
検知する赤外線センサと、赤外線センサの出力から鍋底
面温度を算出する温度算出手段と、温度算出手段の出力
に応じて加熱コイルに供給する電力を制御する制御手段
とを備え、トッププレートに貫通穴を開け赤外線透過材
料を埋め込み赤外線センサの受光面に鍋底からの赤外線
が照射するような構成にしたことによって高精度に鍋の
温度測定ができる誘導加熱調理器としているものであ
る。
【0007】請求項2に記載した発明は、貫通穴に埋め
込んだ赤外線透過材料はトッププレートの下面よりもさ
らに下に突き出すような長さにすることによって高精度
に鍋の温度測定ができる誘導加熱調理器としているもの
である。
込んだ赤外線透過材料はトッププレートの下面よりもさ
らに下に突き出すような長さにすることによって高精度
に鍋の温度測定ができる誘導加熱調理器としているもの
である。
【0008】請求項3に記載した発明は、赤外線を通す
光ファイバーの先端を貫通穴に埋め込んだことによって
高精度に鍋の温度測定ができる誘導加熱調理器としてい
るものである。
光ファイバーの先端を貫通穴に埋め込んだことによって
高精度に鍋の温度測定ができる誘導加熱調理器としてい
るものである。
【0009】請求項4に記載した発明は、複数の光ファ
イバーを貫通穴に埋め込みこのファイバーの一部から光
を鍋底に照射し残りの光ファイバーで鍋底から反射して
くる光と鍋底から放射されてくる赤外線を受ける構成に
したことによって高精度に鍋の温度測定ができる誘導加
熱調理器としているものである。
イバーを貫通穴に埋め込みこのファイバーの一部から光
を鍋底に照射し残りの光ファイバーで鍋底から反射して
くる光と鍋底から放射されてくる赤外線を受ける構成に
したことによって高精度に鍋の温度測定ができる誘導加
熱調理器としているものである。
【0010】請求項5に記載した発明は、複数の光ファ
イバーを貫通穴に埋め込み第1の光ファイバーから光を
鍋底に照射し第2の光ファイバーで鍋底から反射してく
る光を受け第3の光ファイバーで鍋底から放射されてく
る赤外線を受け第4の光ファイバーで鍋底に照射する光
の光量を測定する構成としたことによって高精度に鍋の
温度測定ができる誘導加熱調理器としているものであ
る。
イバーを貫通穴に埋め込み第1の光ファイバーから光を
鍋底に照射し第2の光ファイバーで鍋底から反射してく
る光を受け第3の光ファイバーで鍋底から放射されてく
る赤外線を受け第4の光ファイバーで鍋底に照射する光
の光量を測定する構成としたことによって高精度に鍋の
温度測定ができる誘導加熱調理器としているものであ
る。
【0011】請求項6に記載した発明は、複数の光ファ
イバーの先端をそれぞれトッププレートに開けられた別
々の貫通穴に埋め込んだ構成にすることによって鍋底に
温度分布が生じていても高精度に鍋の温度測定ができる
誘導加熱調理器としているものである。
イバーの先端をそれぞれトッププレートに開けられた別
々の貫通穴に埋め込んだ構成にすることによって鍋底に
温度分布が生じていても高精度に鍋の温度測定ができる
誘導加熱調理器としているものである。
【0012】請求項7に記載した発明は、トッププレー
トに開けた貫通穴はトッププレート上面からみて加熱コ
イルの中心から外周方向に向けて配置された構成にする
ことによって鍋底に温度分布が生じていても鍋底の中心
から半径方向に温度の高低を検知することが可能となり
高精度に鍋の温度測定ができる誘導加熱調理器としてい
るものである。
トに開けた貫通穴はトッププレート上面からみて加熱コ
イルの中心から外周方向に向けて配置された構成にする
ことによって鍋底に温度分布が生じていても鍋底の中心
から半径方向に温度の高低を検知することが可能となり
高精度に鍋の温度測定ができる誘導加熱調理器としてい
るものである。
【0013】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック
図である。本実施例の誘導加熱調理器は、被加熱物を加
熱調理する鍋20と、鍋20を加熱する加熱コイル21
と、鍋20の底から放射される赤外線を受光する赤外線
センサ22と、中央部に赤外線を通すように穴を開け赤
外線を良く透過する透過材料26を埋め込んだトッププ
レート23と、赤外線センサ22の出力信号から鍋20
の温度を算出する温度算出手段24と、この温度算出手
段24の出力に応じて加熱コイル21に供給する電力を
制御する制御手段25とを備えたものである。
ついて説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック
図である。本実施例の誘導加熱調理器は、被加熱物を加
熱調理する鍋20と、鍋20を加熱する加熱コイル21
と、鍋20の底から放射される赤外線を受光する赤外線
センサ22と、中央部に赤外線を通すように穴を開け赤
外線を良く透過する透過材料26を埋め込んだトッププ
レート23と、赤外線センサ22の出力信号から鍋20
の温度を算出する温度算出手段24と、この温度算出手
段24の出力に応じて加熱コイル21に供給する電力を
制御する制御手段25とを備えたものである。
【0014】上記実施例1において、図示していない電
源を投入し、操作スイッチで所定の温度を設定すると、
制御手段25が加熱コイル21に電力を供給する。加熱
コイル21に電力が供給されると、加熱コイル21から
誘導磁界が発せられ、トッププレート23上の鍋20が
誘導加熱される。この誘導加熱によって鍋20の温度が
上昇し、鍋20内の被加熱物が調理される。
源を投入し、操作スイッチで所定の温度を設定すると、
制御手段25が加熱コイル21に電力を供給する。加熱
コイル21に電力が供給されると、加熱コイル21から
誘導磁界が発せられ、トッププレート23上の鍋20が
誘導加熱される。この誘導加熱によって鍋20の温度が
上昇し、鍋20内の被加熱物が調理される。
【0015】一般に物体の放射する赤外線エネルギーは
その物体の絶対温度の4乗に比例するというステファン
・ボルツマンの法則があり、温度が高くなればなるほど
加速度的に大きなエネルギーを赤外線として放射する。
赤外線センサ22は受光した赤外線のエネルギーに比例
した電圧を出力するもので、焦電素子や熱電対を一点に
集めたサーモパイルなどを用いている。このため、鍋2
0の温度が上昇すると鍋底からの赤外線放射強度も強く
なり、赤外線センサ22が受光する赤外線エネルギー量
が増え、赤外線センサ22の出力信号電圧が高くなる。
その物体の絶対温度の4乗に比例するというステファン
・ボルツマンの法則があり、温度が高くなればなるほど
加速度的に大きなエネルギーを赤外線として放射する。
赤外線センサ22は受光した赤外線のエネルギーに比例
した電圧を出力するもので、焦電素子や熱電対を一点に
集めたサーモパイルなどを用いている。このため、鍋2
0の温度が上昇すると鍋底からの赤外線放射強度も強く
なり、赤外線センサ22が受光する赤外線エネルギー量
が増え、赤外線センサ22の出力信号電圧が高くなる。
【0016】温度算出手段24は赤外線センサ22の出
力信号電圧から鍋20の温度を算出し、制御手段25に
送る。制御手段25は、この温度信号に応じて加熱コイ
ル21に供給する電力を制御して、所定の鍋温度に制御
する。このように鍋20の温度をトッププレート23の
中央部に開けられた穴に埋め込まれた赤外線透過材料2
6を通過してくる赤外線を赤外線センサ22で受光する
ことにより鍋20の温度を精度良く検出でき、被加熱物
を最適な温度で調理できる。
力信号電圧から鍋20の温度を算出し、制御手段25に
送る。制御手段25は、この温度信号に応じて加熱コイ
ル21に供給する電力を制御して、所定の鍋温度に制御
する。このように鍋20の温度をトッププレート23の
中央部に開けられた穴に埋め込まれた赤外線透過材料2
6を通過してくる赤外線を赤外線センサ22で受光する
ことにより鍋20の温度を精度良く検出でき、被加熱物
を最適な温度で調理できる。
【0017】また、トッププレート23は4ミクロン以
下の波長の赤外線しか透過しないが、トッププレート2
3の中央部に穴を開け赤外線を良く通す赤外線透過材料
26を埋め込んでいる。この赤外線透過材料26はトッ
ププレート23の下面から下方向に赤外線センサ22の
受光面まで延びている。このため鍋20の鍋底から放射
された赤外線は赤外線透過材料26のトッププレート上
面から入射し、赤外線透過材料26の中を光ファイバー
の原理で下方向に伝わり、赤外線センサ22の受光面に
向かって出射する。このため調理をするときの温度であ
る30℃から200℃付近の温度を持つ物体が多く放射
する6ミクロンから10ミクロンの波長の赤外線をトッ
ププレート23の中央部で良く通し、赤外線センサ22
は鍋20の鍋底からの赤外線をほとんど減衰することな
く受光することができ、さらに、赤外線透過材料26は
トッププレート23の下面から下方向に延びているた
め、赤外線センサ22を熱源となる鍋20から離して配
置することが可能となり、赤外線センサ22の周囲温度
変化による影響を抑えることができ、より高精度な温度
計測が可能となる。
下の波長の赤外線しか透過しないが、トッププレート2
3の中央部に穴を開け赤外線を良く通す赤外線透過材料
26を埋め込んでいる。この赤外線透過材料26はトッ
ププレート23の下面から下方向に赤外線センサ22の
受光面まで延びている。このため鍋20の鍋底から放射
された赤外線は赤外線透過材料26のトッププレート上
面から入射し、赤外線透過材料26の中を光ファイバー
の原理で下方向に伝わり、赤外線センサ22の受光面に
向かって出射する。このため調理をするときの温度であ
る30℃から200℃付近の温度を持つ物体が多く放射
する6ミクロンから10ミクロンの波長の赤外線をトッ
ププレート23の中央部で良く通し、赤外線センサ22
は鍋20の鍋底からの赤外線をほとんど減衰することな
く受光することができ、さらに、赤外線透過材料26は
トッププレート23の下面から下方向に延びているた
め、赤外線センサ22を熱源となる鍋20から離して配
置することが可能となり、赤外線センサ22の周囲温度
変化による影響を抑えることができ、より高精度な温度
計測が可能となる。
【0018】特に本実施例1では鍋底の温度を熱伝導を
用いて温度センサに導いてくるのではなく、非接触で鍋
底の温度を検出することができるため、応答性が極めて
速く、調理時に必要な微妙な火加減を実現できるもので
ある。
用いて温度センサに導いてくるのではなく、非接触で鍋
底の温度を検出することができるため、応答性が極めて
速く、調理時に必要な微妙な火加減を実現できるもので
ある。
【0019】また、赤外線透過材料26にはシリコンや
ゲルマニウムの単結晶、あるいはポリエチレンなどの樹
脂材料を用いることができる。
ゲルマニウムの単結晶、あるいはポリエチレンなどの樹
脂材料を用いることができる。
【0020】(実施例2)図2は本発明の実施例2の構
成を示すブロック図である。本実施例の誘導加熱調理器
はトッププレートに空けた貫通穴に3系統の光ファイバ
ーの先端を埋め込んでいる。第1の光ファイバー30は
トッププレート23の上面から赤外線センサ22まで赤
外線を伝達するもので鍋20の鍋底から放射される赤外
線強度を測るためのものである。第2の光ファイバー3
1は発光ダイオード35からの光をトッププレート23
まで伝達し、トッププレート23の上面から鍋20の鍋
底へ光を照射するためのものである。第3の光ファイバ
ー32は発光ダイオード35からの光をフォトダイオー
ド34まで伝達し、フォトダイオード34に接続されて
いる光量検知部36でフォトダイオード34の発光量を
測定するためのものである。第4の光ファイバー33は
トッププレート23の上面からフォトダイオード34ま
で鍋20の鍋底で反射された発光ダイオード35からの
光を伝達するもので鍋20の鍋底で反射された光量を測
定するためのものである。
成を示すブロック図である。本実施例の誘導加熱調理器
はトッププレートに空けた貫通穴に3系統の光ファイバ
ーの先端を埋め込んでいる。第1の光ファイバー30は
トッププレート23の上面から赤外線センサ22まで赤
外線を伝達するもので鍋20の鍋底から放射される赤外
線強度を測るためのものである。第2の光ファイバー3
1は発光ダイオード35からの光をトッププレート23
まで伝達し、トッププレート23の上面から鍋20の鍋
底へ光を照射するためのものである。第3の光ファイバ
ー32は発光ダイオード35からの光をフォトダイオー
ド34まで伝達し、フォトダイオード34に接続されて
いる光量検知部36でフォトダイオード34の発光量を
測定するためのものである。第4の光ファイバー33は
トッププレート23の上面からフォトダイオード34ま
で鍋20の鍋底で反射された発光ダイオード35からの
光を伝達するもので鍋20の鍋底で反射された光量を測
定するためのものである。
【0021】前述したとおり、物体の放射する赤外線エ
ネルギーはその物体の絶対温度の4乗に比例するという
ステファン・ボルツマンの法則があり、温度が高くなれ
ばなるほど加速度的に大きなエネルギーを赤外線として
放射するが、物体の表面の放射率によって赤外線の放射
強度も左右される。黒体の放射率は1であるが、鏡面に
近くなればなるほど放射率は低下し、高い温度であって
も放射する赤外線のエネルギーは小さくなってしまう。
このため、赤外線センサで鍋底から放射された赤外線強
度を測定しても、鍋底の放射率が判らなければ、正確な
温度を算出することができない。
ネルギーはその物体の絶対温度の4乗に比例するという
ステファン・ボルツマンの法則があり、温度が高くなれ
ばなるほど加速度的に大きなエネルギーを赤外線として
放射するが、物体の表面の放射率によって赤外線の放射
強度も左右される。黒体の放射率は1であるが、鏡面に
近くなればなるほど放射率は低下し、高い温度であって
も放射する赤外線のエネルギーは小さくなってしまう。
このため、赤外線センサで鍋底から放射された赤外線強
度を測定しても、鍋底の放射率が判らなければ、正確な
温度を算出することができない。
【0022】本発明はまず、発光ダイオード35が発光
するとその光は第2の光ファイバーによってトッププレ
ート23の上面から鍋20の鍋底に向かって照射され
る。鍋底に当たった光は反射してまたトッププレート2
3上面にもどり一部の光は第4の光ファイバー33に入
射し、フォトダイオード34へ伝達される。このため光
量検知部36の出力を見ておれば、鍋底で反射された光
の光量を測定することができる。また、第3の光ファイ
バー32によて発光ダイオード35からの光の一部をフ
ォトダイオード34で受光し光量検知部36で光量を測
定できるため、鍋をトッププレート23の上に載せてい
ないときに発光ダイオード35の光量を測定しておき、
次に鍋がトッププレート23の上に載せられたときの光
量検知部36の出力と比較すれば、鍋20の鍋底の反射
率を簡単に測定することができる。放射率は反射率から
簡単に計算できるため赤外線センサ22で受けた鍋底か
らの赤外線量を放射率で補正して精度良く鍋底の温度を
算出できる。
するとその光は第2の光ファイバーによってトッププレ
ート23の上面から鍋20の鍋底に向かって照射され
る。鍋底に当たった光は反射してまたトッププレート2
3上面にもどり一部の光は第4の光ファイバー33に入
射し、フォトダイオード34へ伝達される。このため光
量検知部36の出力を見ておれば、鍋底で反射された光
の光量を測定することができる。また、第3の光ファイ
バー32によて発光ダイオード35からの光の一部をフ
ォトダイオード34で受光し光量検知部36で光量を測
定できるため、鍋をトッププレート23の上に載せてい
ないときに発光ダイオード35の光量を測定しておき、
次に鍋がトッププレート23の上に載せられたときの光
量検知部36の出力と比較すれば、鍋20の鍋底の反射
率を簡単に測定することができる。放射率は反射率から
簡単に計算できるため赤外線センサ22で受けた鍋底か
らの赤外線量を放射率で補正して精度良く鍋底の温度を
算出できる。
【0023】以上のように本実施例2によれば、赤外線
センサをさらに自由に温度の影響を受けにくいところに
配置でき、鍋20の鍋底の放射率を正確に把握した後、
トッププレート23の下中央部に設けられた赤外線セン
サ22で鍋20の鍋底からの赤外線を受光することによ
り鍋20の温度を精度良く算出でき、被加熱物を最適な
温度で調理できる誘導加熱調理器を実現できるものであ
る。
センサをさらに自由に温度の影響を受けにくいところに
配置でき、鍋20の鍋底の放射率を正確に把握した後、
トッププレート23の下中央部に設けられた赤外線セン
サ22で鍋20の鍋底からの赤外線を受光することによ
り鍋20の温度を精度良く算出でき、被加熱物を最適な
温度で調理できる誘導加熱調理器を実現できるものであ
る。
【0024】また、鍋底から放射された赤外線を受光し
赤外線センサ22へ伝達する第1の光ファイバー30は
トッププレート23に1カ所だけ配置するのでなく複数
箇所配置すれば、鍋底の温度に分布があっても各部の温
度を精度良く測定できる。
赤外線センサ22へ伝達する第1の光ファイバー30は
トッププレート23に1カ所だけ配置するのでなく複数
箇所配置すれば、鍋底の温度に分布があっても各部の温
度を精度良く測定できる。
【0025】また、第1の光ファイバー30をトッププ
レート23に鍋底の中心部から半径方向に複数個配置す
れば鍋底の中心部から外周部までの温度分布が検知でき
調理の火加減をより最適に制御することができる。
レート23に鍋底の中心部から半径方向に複数個配置す
れば鍋底の中心部から外周部までの温度分布が検知でき
調理の火加減をより最適に制御することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1〜7に記
載の発明によれば、高精度に鍋の温度測定ができるもの
である。そして、赤外線センサを鍋などの熱源から遠ざ
けることができより高精度に鍋の温度測定ができる。さ
らに温度の影響の少ないところに配置することができ高
精度に鍋の温度測定ができる。鍋底の放射率を自動的に
測定でき赤外線センサで受光した赤外線強度をこの放射
率で補正することで高精度に鍋の温度測定ができる。ま
た、発光ダイオードの発光量を毎回測定してから反射し
てきた光量を測定するため、電圧変動や温度変化の影響
で発光ダイオードの発光量が変化しても常に正確に鍋底
の放射率を自動的に測定でき赤外線センサで受光した赤
外線強度をこの放射率で補正することで高精度に鍋の温
度測定ができる。そして鍋底に温度分布が生じていても
高精度に鍋の温度測定ができ、鍋底に温度分布が生じて
いても鍋底の中心から半径方向に温度の高低を検知する
ことが可能となり高精度に鍋の温度測定ができる誘導加
熱調理器が実現できるものである。
載の発明によれば、高精度に鍋の温度測定ができるもの
である。そして、赤外線センサを鍋などの熱源から遠ざ
けることができより高精度に鍋の温度測定ができる。さ
らに温度の影響の少ないところに配置することができ高
精度に鍋の温度測定ができる。鍋底の放射率を自動的に
測定でき赤外線センサで受光した赤外線強度をこの放射
率で補正することで高精度に鍋の温度測定ができる。ま
た、発光ダイオードの発光量を毎回測定してから反射し
てきた光量を測定するため、電圧変動や温度変化の影響
で発光ダイオードの発光量が変化しても常に正確に鍋底
の放射率を自動的に測定でき赤外線センサで受光した赤
外線強度をこの放射率で補正することで高精度に鍋の温
度測定ができる。そして鍋底に温度分布が生じていても
高精度に鍋の温度測定ができ、鍋底に温度分布が生じて
いても鍋底の中心から半径方向に温度の高低を検知する
ことが可能となり高精度に鍋の温度測定ができる誘導加
熱調理器が実現できるものである。
【図1】本発明の実施例1における誘導加熱調理器を示
すブロック図
すブロック図
【図2】本発明の実施例2における誘導加熱調理器を示
すブロック図
すブロック図
【図3】従来における誘導加熱調理器を示すブロック図
20 鍋
21 加熱コイル
22 赤外線センサ
23 トッププレート
24 温度算出手段
25 制御手段
26 赤外線透過材料
30、31、32、33 光ファイバー
34 フォトダイオード
35 発光ダイオード
36 光量検知部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 財前 克徳
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 乾 弘文
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 3K051 AA08 AB02 AB04 AC09 AC32
AC33 AC42 AD04 AD28 AD29
CD03 CD42
Claims (7)
- 【請求項1】 鍋を加熱する加熱コイルと、加熱コイル
の上部で鍋を載置するトッププレートと、トッププレー
ト下面に置かれ鍋底面から放射される赤外線を検知する
赤外線センサと、赤外線センサの出力から鍋底面温度を
算出する温度算出手段と、温度算出手段の出力に応じて
加熱コイルに供給する電力を制御する制御手段とを備
え、前記赤外線センサは、前記トッププレートに貫通穴
を開け赤外線透過材料を埋め込み鍋底からの赤外線の照
射を赤外線センサの受光面で受光する誘導加熱調理器。 - 【請求項2】 貫通穴に埋め込んだ赤外線透過材料はト
ッププレートの下面よりもさらに下に突き出す長さにし
た請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項3】 赤外線を通す光ファイバーの先端を貫通
穴に埋め込んだ請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項4】 複数の光ファイバーを貫通穴に埋め込み
このファイバーの一部から光を鍋底に照射し残りの光フ
ァイバーで鍋底から反射してくる光と鍋底から放射され
てくる赤外線を受ける請求項3に記載の誘導加熱調理
器。 - 【請求項5】 複数の光ファイバーを貫通穴に埋め込み
第1の光ファイバーから光を鍋底に照射し第2の光ファ
イバーで鍋底から反射してくる光を受け第3の光ファイ
バーで鍋底から放射されてくる赤外線を受け第4の光フ
ァイバーで鍋底に照射する光の光量を測定する請求項4
に記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項6】 複数の光ファイバーの先端をそれぞれト
ッププレートに開けられた別々の貫通穴に埋め込んだ請
求項1から3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項7】 トッププレートに開けた貫通穴はトップ
プレート上面からみて加熱コイルの中心から外周方向に
向けて配置された請求項6に記載の誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002126804A JP2003317920A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002126804A JP2003317920A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 誘導加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003317920A true JP2003317920A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29541119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002126804A Withdrawn JP2003317920A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003317920A (ja) |
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-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002126804A patent/JP2003317920A/ja not_active Withdrawn
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