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JP2003304755A - 温室用外被フィルムの開閉装置及び温室 - Google Patents

温室用外被フィルムの開閉装置及び温室

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JP2003304755A
JP2003304755A JP2002111603A JP2002111603A JP2003304755A JP 2003304755 A JP2003304755 A JP 2003304755A JP 2002111603 A JP2002111603 A JP 2002111603A JP 2002111603 A JP2002111603 A JP 2002111603A JP 2003304755 A JP2003304755 A JP 2003304755A
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JP
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greenhouse
film
winding shaft
ceiling
ventilation
Prior art date
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JP2002111603A
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Makoto Kuroki
誠 黒木
Atsushi Oikawa
敦 及川
Motoi Higano
基 日向野
Takashi Emoto
崇司 江本
Sohei En
壮平 役
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Seiwa KK
Original Assignee
Seiwa KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラスチックフィルムを外被とした温室におい
て換気機能を向上させる。 【解決手段】 換気部材として機能させる天井換気用フ
ィルム21の基端21aと先端21bとの間に中間巻き
取り軸12を設け、天井換気用フィルム21を中途から
巻き付けていくことができる構成である。このため、換
気部材を構成する天井換気用フィルム21の基端21a
を固定した状態で設けることができ、プラスチックフィ
ルムを外被として用いていながら、従来と比較して余分
な隙間対策手段を必要とせずに、換気効率を考慮して天
井部A等の任意部位に換気用開口を形成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビニルフィルム、
ポリオレフィン系フィルム、フッ素系フィルムなどのプ
ラスチックフィルムを外被として用いる温室用外被フィ
ルムの開閉装置及び該温室用外被フィルムの開閉装置を
備えた温室に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した各種プラスチックフィルムを外
被として用いる温室は、通常、軽量なパイプ材を骨組み
材として用い、これをアーチ状に配置してプラスチック
フィルムを張設しており、外観上、略かまぼこ型をなし
ている。そして、この種のプラスチックフィルムは、強
風等に煽られることによるばたつき等をできるだけ小さ
くするために、所定の張力をかけて設けられている。
【0003】かかる温室において換気部材として開閉さ
れるのは、温室の側面部を形成している部分のみであ
る。側面部の下部には、設置面に対して固定配設される
固定フィルム(固定張り)が設けられており、該固定張
りに側面部下縁の一部が重なり合うように設けること
で、側面部下縁の所定の範囲を自由端として、巻き取り
軸を巻き付けて開閉可能としても、該巻き取り軸が重り
の役割を果たすことも相俟って、閉鎖時における固定フ
ィルムとの隙間を防ぐ手段を講じやすいことによる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、温室内
の換気効率の点を考慮すると、換気用の開口は、側面で
はなく、天井部に設けることが好ましい。ガラス温室の
場合には、ガラス窓を天井付近に設けることが行われて
いるが、プラスチックフィルムを外被として用いた温室
の場合には、換気用の開口は、上記した理由から側面部
のみに設けられているに過ぎない。
【0005】プラスチックフィルムを外被として用いる
温室において、仮に、天井部に換気用の開口を形成する
に当たって、上記した側面部に形成する場合と同様に、
その下縁(一方の端縁)に巻き取り軸を巻き付け、換気
部材としてのプラスチックフィルムを巻き取り巻き戻し
して開閉する構成とすると、重力により常に巻き戻し方
向に付勢される側面部に設ける場合と異なり、プラスチ
ックフィルムに張力をかけるための付勢手段が別途必要
となる。このため、換気部材を構成するプラスチックフ
ィルムの一方の端縁に巻き取り軸を取り付けた場合に
は、他方の端縁を常時引っ張る方向に付勢する手段を設
ける必要が生じる。従って、かかる構造とした場合に
は、換気部材としてのプラスチックフィルムの一方の端
縁側と他方の端縁側の両方に、外被を構成しているプラ
スチックフィルムとの間の隙間対策手段が必要となり、
構造が複雑となる。
【0006】また、通常、側面部のみを開閉可能に設け
られるプラスチックフィルムを、さらに天井付近まで開
口するような構成とすることも考えられる。この場合に
は、隙間対策手段としては、従来と同様に、側面部を開
閉するプラスチックフィルムと固定張りとの間だけで済
む。しかしながら、かかる構成では、側面部の下縁から
順次巻き取り軸によってプラスチックフィルムが天井付
近まで巻き取られることにより初めて天井付近が開口す
ることになり、換気効率の優れた天井付近を最初に開口
させるという操作ができないという問題がある。また、
巻き取り軸によるプラスチックフィルムの巻き取り量及
び巻き戻し量が多くなるため、プラスチックフィルムの
開閉に時間がかかる。
【0007】本発明は上記した点に鑑みなされたもので
あり、プラスチックフィルムを外被として用いていなが
ら、換気効率を考慮して天井部等の任意部位に換気部材
を形成することができ、当該換気部を形成している外被
フィルムのみを最初に開閉したり、あるいは任意のタイ
ミングで選択的に開閉したりすることが可能になると共
に、換気部材を形成するプラスチックフィルムと他の部
位との隙間対策手段を施す箇所が少なくて済み、さら
に、換気部材としてのプラスチックフィルムの開閉時間
が長くなることがなく、室内温度や天候等の変化に合わ
せて迅速に開閉可能な応答性に優れた温室用外被フィル
ムの開閉装置及び温室を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、請求項1記載の本発明では、温室の外被を構成す
ると共に、開閉動作されることにより換気部材として機
能する温室用外被フィルムの開閉装置であって、基端が
固定された温室用外被フィルムの先端に連結される先導
部材と、前記温室用外被フィルムの基端と先端との間に
設けられ、温室用外被フィルムをその中途部から巻回可
能な中間巻き取り軸と、前記先導部材を牽引し、温室用
外被フィルムを展開する展開手段とを具備することを特
徴とする温室用外被フィルムの開閉装置を提供する。請
求項2記載の本発明では、前記先導部材が長尺な棒状部
材からなり、前記展開手段が、該棒状部材に連結される
牽引ベルトと、該牽引ベルトを巻回するベルト巻き取り
軸とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1
記載の温室用外被フィルムの開閉装置を提供する。請求
項3記載の本発明では、前記中間巻き取り軸は、前記展
開手段によって温室用外被フィルムが展開する際に、所
定の制動力を発揮する制動機構に連結されていることを
特徴とする請求項1記載の温室用外被フィルムの開閉装
置を提供する。請求項4記載の本発明では、前記展開手
段を構成するベルト巻き取り軸は、中間巻き取り軸によ
って温室用外被フィルムが巻き取られる際に、所定の制
動力を発揮する制動機構に連結されていることを特徴と
する請求項2又は3記載の温室用外被フィルムの開閉装
置を提供する。請求項5記載の本発明では、前記制動機
構により発揮される制動力が、5N・m〜20N・mの
範囲となるように設定されていることを特徴とする請求
項3又は4記載の温室用外被フィルムの開閉装置を提供
する。請求項6記載の本発明では、前記中間巻き取り軸
及びベルト巻き取り軸のいずれか少なくとも一方に、逆
転防止手段が設けられていることを特徴とする請求項2
〜5のいずれか1に記載の温室用外被フィルムの開閉装
置を提供する。請求項7記載の本発明では、温室の天井
部を挟んだ一方の側面部寄りに前記温室用外被フィルム
の基端が固定されており、前記展開手段を構成するベル
ト巻き取り軸が、他方の側面部寄りに設けられ、前記温
室用外被フィルムの動作により、温室の天井部を開閉可
能であることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1に
記載の温室用外被フィルムの開閉装置を提供する。請求
項8記載の本発明では、温室の外被を構成すると共に、
開閉動作されることにより換気部材として機能する温室
用外被フィルムと、請求項1〜7のいずれか1に記載の
温室用外被フィルムの開閉装置とを具備することを特徴
とする温室を提供する。請求項9記載の本発明では、温
室の天井部を形成する外被を構成すると共に、開閉動作
されることにより換気部材として機能する天井用の温室
用外被フィルムと、前記天井用の温室用外被フィルムの
少なくとも一方の端部に隣接して配設され、温室の各側
面部を形成する外被を構成すると共に、開閉動作される
ことにより換気部材として機能する側面用の温室用外被
フィルムとを備えてなり、前記天井用の温室用外被フィ
ルムが、基端が固定されて設けられ、その先端に連結さ
れる先導部材と、基端と先端との間に設けられ、中途部
から巻回可能な中間巻き取り軸と、前記先導部材を牽引
して展開する展開手段とを備えた温室用外被フィルムの
開閉装置により支持されていることを特徴とする温室を
提供する。
【0009】(作用)本発明によれば、換気部材となる
温室用外被フィルムの中途部に中間巻き取り軸が配設さ
れている。従って、展開手段により先導部材が牽引され
ることにより、中間巻き取り軸に巻回された温室用外被
フィルムが巻き戻され、換気部となる開口が閉じられて
いく。一方、中間巻き取り軸が上記と逆方向に回転する
ことにより、温室用外被フィルムが該中間巻き取り軸に
巻き取られ、換気部となる開口が開放されていく。この
際、中間巻き取り軸が、温室用外被フィルムの基端と先
端との間の中途部に設けられており、温室用外被フィル
ムにおける該中間巻き取り軸の前後に位置する部位が同
時に巻き取り又は巻き戻されるため、換気部材としての
温室用外被フィルムを速やかに開閉できる。また、換気
部材としての温室用外被フィルムは、基端を任意の骨組
み材等に固定して設けることができるため、換気部材と
して機能するかかる温室用外被フィルムの配設位置に拘
わらず、基端側においては温室の外被を形成している他
のフィルムとの間で隙間なく密閉的に設けることがで
き、温室の側面部を形成する側面フィルムとの間で隙間
対策手段を施す必要がない。従って、天井部を形成する
温室用外被フィルムを換気部材として機能させる際に本
発明は特に有効であり、また、従来の側面部を開閉する
構造と組み合わせることにより、温室用外被フィルム全
体を選択的に開閉できる温室を容易に提供することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づき本発明をさらに詳細に説明する。図1は本発明の一
の実施形態にかかる温室用外被フィルムの開閉装置10
を示す概略斜視図である。この図に示したように、本実
施形態の温室用外被フィルムの開閉装置10は、先導部
材11、中間巻き取り軸12、牽引ベルト13、ベルト
巻き取り軸14を有して構成される。本実施形態におい
ては、温室20の天井部Aが換気部として開口する構成
となっており、符号21が該天井部Aを形成すると共
に、換気部材として該天井部Aの開口を開閉する温室用
外被フィルム(天井換気用フィルム)である。なお、図
1においては省略しているが、温室の各側面部Bには、
温室用外被フィルム(側面フィルム)が固定的にあるい
は開閉可能に設けられる。
【0011】上記した天井換気用フィルム21は、温室
の一方の側面部Bとの境界付近に、長手方向に沿って配
設された骨組みの一つであるフィルム保持フレーム30
に、基端21aが固定されて配設される。フィルム保持
フレーム30又は該フィルム保持フレーム30に併設さ
れた他のフレームには、一方の側面部Bを形成する側面
フィルム(図示せず)の上端が固定されるため、天井換
気用フィルム21の基端21aと側面フィルムとの間に
は隙間が形成されず、密閉的に設けられる。従って、天
井換気用フィルム21を設けても、その基端21aに隣
接する側面フィルムとの間で、隙間対策手段を施す必要
がない。
【0012】天井換気用フィルム21の他端(先端)2
1bには、先導部材11が固定される。先導部材11
は、天井換気用フィルム21の先端を、開閉方向に直交
する方向に沿って大きく蛇行させることなく牽引するた
めに設けられるものであり、その構造は限定されるもの
ではないが、本実施形態では、温室の長手方向に沿って
配設されるパイプ材等の長尺な棒状部材を用いている。
【0013】天井換気用フィルム21の基端21aと先
導部材11が固定される先端21bとの間には、中間巻
き取り軸12が設けられる。中間巻き取り軸12は、天
井換気用フィルム21の開閉方向に略直交する方向に沿
って、本実施形態では温室の長手方向に沿って設けら
れ、天井換気用フィルム21の中途部が巻き付けられて
いる。従って、該中間巻き取り軸12が一方向(図1に
おいてX方向)に回転した場合には、天井換気用フィル
ム21のうち、中間巻き取り軸12を挟んで両側に位置
する部位が同時に巻き取られていき、他方向(図1にお
いてY方向)に回転した場合には、中間巻き取り軸12
を挟んで両側に位置する部位が同時に巻き戻されてい
く。なお、天井換気用フィルム21は、中間巻き取り軸
12を挟んで両側に位置する部位が2枚に分割されてい
てもよいし、一枚物であってもよい。
【0014】先導部材11には、長手方向に沿って所定
間隔ごとに牽引ベルト13の一端13aが連結される。
牽引ベルト13の他端13bは、他方の側面部C寄り
に、長手方向に沿って設けられたベルト巻き取り軸14
に連結される。従って、ベルト巻き取り軸14が一方向
(図1においてX方向)に回転すると、牽引ベルト13
はベルト巻き取り軸14から引き出されていき、他方向
(図1においてY方向)に回転すると、牽引ベルト13
はベルト巻き取り軸14に巻き付けられていく。なお、
本実施形態では、上記した牽引ベルト13及びベルト巻
き取り軸14により、本発明の展開手段を構成してい
る。また、牽引ベルト13としては、図1に示したよう
に所定の幅のある平ベルトを用いると、左右に巻きぶれ
が生じても円滑に重ね巻きされるため好ましいが、これ
に限定されるものではなく、ワイヤ部材やチェーン等を
用いることも可能である。
【0015】中間巻き取り軸12及びベルト巻き取り軸
14は、いずれも制動機構12a,14aに支持されて
いることが好ましい。制動機構12a,14aは、天井
換気用フィルム21に所定の張力を付与し、ばたつきを
防止するために設けられ、かかる機能を果たすものであ
ればどのような構造のものであってもよい。例えば、軸
受け部回りに粘性液体が充填された回転ダンパや、バネ
やゴムの弾性力を利用した緩衝器などを用いることがで
きる。また、本実施形態では、中間巻き取り軸12をX
方向に回転させることによって、天井換気用フィルム2
1を巻き取り、牽引ベルト13がベルト巻き取り軸14
から引き出され、ベルト巻き取り軸14をY方向に回転
させることによって、牽引ベルト13を巻き取り、中間
巻き取り軸12から天井換気用フィルム21を引き出さ
せて展開する構成である。従って、中間巻き取り軸12
に設ける制動機構12aは、X方向に回転する際には、
制動力が機能しないようにワンウエイクラッチを介在さ
せ、ベルト巻き取り軸14に設ける制動機構14aは、
Y方向に回転する際に制動力が発揮しないようなワンウ
エイクラッチを介在させることが好ましい。これによ
り、中間巻き取り軸12をX方向に回転させた際には、
ベルト巻き取り軸14がX方向に回転するため、該ベル
ト巻き取り軸14に連結された制動機構14aの制動力
が機能し、ベルト巻き取り軸14をY方向に回転させた
際には、中間巻き取り軸12がY方向に回転するため、
該中間巻き取り軸12に連結された制動機構12aの制
動力が機能する。なお、制動機構12a,14aにより
発揮される制動力は、5N・m〜20N・mの範囲とな
るように設定されていることが好ましい。この範囲を下
回る場合には、天井換気用フィルム21の開閉動作時お
ける張力が不足してばたつきが生じやすく、この範囲を
上回る場合には、張力が高すぎて天井換気用フィルム2
1に亀裂等を生じる恐れがある。より好ましい制動力
は、8N・m〜15N・mの範囲である。
【0016】中間巻き取り軸12及びベルト巻き取り軸
14を回転動作させる駆動機構は、本実施形態では、各
端部に連結された滑車部材12b,14bと、各滑車部
材12b,14bに無端状に掛け回されたチェーン12
c,14cとにより構成されている。すなわち、チェー
ン12c,14cを任意の方向に引き下ろすことによ
り、滑車部材12b,14bをX方向又はY方向に回転
させて、中間巻き取り軸12又はベルト巻き取り軸14
を回転駆動させる構造である。もちろん、これはあくま
で一例であり、チェーンに代えてベルト部材を用いるこ
ともできるし、中間巻き取り軸12又はベルト巻き取り
軸14に駆動伝達軸(図示せず)を連結し、これに操作
ハンドルをさらに連結して駆動させる構造とすることも
できる。また、手動ではなくモータを用いた電動式とす
ることもできる。但し、いずれの場合でも、中間巻き取
り軸12は、天井換気用フィルム21の巻き取り又は巻
き戻しに伴ってその位置が変化するため、本実施形態の
ように滑車部材12bが中間巻き取り軸12と共に移動
する構成とするなど、中間巻き取り軸12の位置変化に
追随して駆動力を伝達できる機構とする必要がある。
【0017】次に、本実施形態にかかる温室用外被フィ
ルムの開閉装置10の作用を説明する。まず、図1に示
した状態から、天井換気用フィルム21を閉じる場合に
は、チェーン14cを操作してベルト巻き取り軸14を
Y方向に回転させる。これにより、牽引ベルト13がベ
ルト巻き取り軸14に巻き取られていき、先導部材11
がベルト巻き取り軸14に接近する方向に引っ張られ、
中間巻き取り軸12に巻き付けられている天井換気用フ
ィルム21が巻き戻されていき、展張されていく。この
際、中間巻き取り軸12に連結された制動機構12aの
制動力が機能するため、天井換気用フィルム21は所定
の張力が付与された状態で巻き戻されていき、展張時に
おけるばたつきが抑制される。
【0018】図2に示したように、先導部材11が、他
方の側面部Cを形成している側面フィルムを支持するフ
ィルム保持フレーム31付近に至ると、天井換気用フィ
ルム21によって天井部Aに形成された開口が全て閉じ
られる。但し、天井換気用フィルム21に固定された先
導部材11と他方の側面部Cを形成している側面フィル
ムとの間は、該天井換気用フィルム21の閉鎖時におい
て隙間が生じないような隙間対策手段を施す必要があ
る。かかる隙間対策手段は任意であるが、例えば、先導
部材11の閉鎖動作方向前端側に、先導部材11に庇状
の突片11aを一体的に設け、この突片11aが他方の
側面部Cの一部にオーバーラップする構造とすることに
より、両者間に生じる隙間を被覆することができる。先
導部材11がアルミニウム等の金属製や合成樹脂製であ
る場合には、突片11aを一体成形して設けてもよい
し、両者を別体に成形してネジ等により固定することも
できる。また、金属等の硬質の部材に限らず、プラスチ
ックフィルムを用いることも可能である。
【0019】一方、天井換気用フィルム21を閉鎖状態
から開放する場合には、チェーン12cを操作して中間
巻き取り軸12をX方向に回転させる。これにより、該
中間巻き取り軸12は、天井換気用フィルム21を、そ
の中途部から巻き付けていく。この結果、該天井換気用
フィルム21における中間巻き取り軸12を挟んだ部位
の両方が一緒に巻き付けられるため、迅速に巻き付けら
れ、天井部Aに形成された開口を開放していく。従っ
て、温室内において最も温度が高くなる領域である天井
付近に溜まる熱を迅速に外部に排出でき、応答性に優れ
た換気機能を発揮させることができる。なお、ベルト巻
き取り軸14には、X方向に回転する際に制動力を発揮
する制動機構14bが設けられているため、牽引ベルト
13を介して、天井換気用フィルム21には、中間巻き
取り軸12に巻き取られていく間、先導部材11をベル
ト巻き取り軸14に引きつける方向に張力が加わる。従
って、天井換気用フィルム21を巻き取る際におけるば
たつきも抑制することができる。
【0020】天井換気用フィルム21が中間巻き取り時
12に全て巻き取られると、該中間巻き取り軸12は、
一方の側面部Bとの境界であるフィルム保持フレーム3
0付近に至る。
【0021】ここで、中間巻き取り軸12及びベルト巻
き取り軸14は、本実施形態においては、上記した制動
機構12a,14aに支持されており、天井換気用フィ
ルム21の開閉時におけるばたつきが防止されるが、天
井換気用フィルム21の閉鎖時や開閉途中で停止させた
場合には、中間巻き取り軸12及びベルト巻き取り軸1
4のうちの少なくとも一方の逆転を防止する必要があ
る。かかる逆転防止手段としては、各滑車部材12b,
14bとの連結部に設けられる各種ギアの組み合わせ等
からなる減速機構(図示せず)のギア比を調整するなど
して、該減速機構に担わせることも可能であるが、その
場合には、滑車部材12b,14bを回転させる操作力
との兼ね合いが問題となる。従って、逆転防止手段は、
減速機構に担わせるのではなく、別途の機構として設け
ることが好ましく、本実施形態では、図3に示した逆転
防止手段を採用している。
【0022】この逆転防止手段は、中間巻き取り軸12
の端部及び滑車部材12bの減速機構との間に配設した
連結軸15の周囲に固定される外面角形の角形管部材1
6と、該角形管部材16に嵌合可能な角部を内周面に備
えたジョイント管17と、該ジョイント管17に連結さ
れた係合パイプ17aとを備えて構成されている。すな
わち、天井換気用フィルム21の開閉動作時には、係合
パイプ17aを操作してジョイント管17を角形管部材
16から離脱させておき、停止時においては、係合パイ
プ17aを任意の角度となるように上下に回動させた上
で、ジョイント管17を角形管部材16に嵌合させ、該
係合パイプ17aの端部等を任意の不動部に係止する構
成である。これにより、減速機構に負荷をかけることな
く、中間巻き取り軸12の逆転を防止できる。
【0023】また、ジョイント管17の角形管部材16
に対する離接操作を容易にするため、中間巻き取り軸1
2には固定環18を設けておき、該固定環18とジョイ
ント管17との間に、ジョイント管17を常態において
固定環18から離接する方向に付勢するコイルスプリン
グ18a等の付勢手段を設けておくことが好ましい。そ
して、該固定環18とジョイント管17との間には両者
を連結するリンク部材19を設けると共に、このリンク
部材19を構成する各リンクの接続部に連結される線材
19aと、該線材19aを引っ張ったり緩めたりする操
作レバー19bを上記係合パイプ17aに付設する。こ
れにより、操作レバー19bを一方に回動させた場合に
は、線材19aが緩み、コイルスプリング18aの弾性
力によって、ジョイント管17が角形管部材16に接近
していき嵌合する。一方、操作レバー19cを他方に回
動させた場合には、線材19bが引っ張られ、リンク部
材19の各リンクの接続部が手前に突出するため、ジョ
イント管17がコイルスプリング18の弾性力に抗し
て、固定環18に接近する方向にスライドし、角形管部
材16の外周から離脱する。
【0024】なお、このような逆転防止手段は、中間巻
き取り軸12の各端部付近、及びベルト巻き取り軸14
の各端部付近のうちのいずれか少なくとも1カ所に設け
られればよいが、1カ所のみとする場合には中間巻き取
り軸12に設けることが好ましい。
【0025】図4は、本発明の他の実施形態を示す概念
図であり、天井部Aを形成する外被フィルムを2分割
し、一方の天井換気用フィルム51の先端51bと他方
の天井換気用フィルム71の先端71bとが突き合わせ
られるようにし、両者を上記実施形態と同様の開閉装置
40,60で支持する構成としたものである。すなわ
ち、一方の天井換気用フィルム51を、先導部材41、
中間巻き取り軸42、牽引ベルト43、ベルト巻き取り
軸44を有する一方の開閉装置40により支持し、他方
の天井換気用フィルム71を、先導部材61、中間巻き
取り軸62、牽引ベルト63、ベルト巻き取り軸64を
有する他方の開閉装置60により支持した構成である。
【0026】この場合にも、一方の天井換気用フィルム
51の基端51aは、一方の側面部Bを形成する側面フ
ィルムとの間に隙間が形成されることなく固定され、他
方の天井換気用フィルム71の基端71aは、他方の側
面部Cを形成する側面フィルムとの間に隙間が形成され
ることなく固定される。従って、隙間対策手段として
は、各先導部材41,61が突き合った際に、両者間の
隙間を覆い隠す庇状の突片41aをいずれか少なくとも
一方に設けるだけで済み、温室内で最も高温となる天井
付近の熱を迅速に排出できるという上記実施形態と同様
の作用、効果を奏することができる。
【0027】なお、図4に示した態様では、一方の天井
換気用フィルム51の先端51bが温室の天井部頂部を
乗り越え、他方の側面部C寄りの位置で、他方の天井換
気用フィルム71の先端71bと突き合わせられるよう
になっているが、この突き合わせ位置は限定されるもの
ではない。
【0028】本発明は、換気部材として機能させる外被
フィルムの基端と先端との間に中間巻き取り軸を設け、
該外被フィルムを中途から巻き付けていく構成としたこ
とを特徴とする。このため、換気部材を構成する外被フ
ィルムの基端を固定した状態で配置でき、プラスチック
フィルムを外被として使用した温室において、換気用開
口の形成位置の自由度を増すことができる。従って、上
記各実施形態のように、温室の天井部Aに対応する外被
フィルム(天井換気用フィルム21,51,71)を開
閉可能な換気部材として構成することもできるし、天井
部Aの頂部よりもいずれかの側面部B,Cに偏った位置
のみに形成することもできる。さらに、上記実施形態で
は、天井部Aに対応する外被フィルムを一枚で形成する
か(図1及び図2の天井換気用フィルム21)、あるい
は二枚で形成している(図4の天井換気用フィルム5
1,71)が、もちろん、これらはあくまで一例であ
り、天井部Aに対応する外被フィルムを3分割以上で構
成して、そのそれぞれに本発明を適用することもでき
る。また、天井部Aの一部、例えば、頂部付近のみを固
定フィルム(固定張り)として、その両側又は片側を覆
う外被フィルムに本発明を適用し、該固定張りの下方に
先導部材が進入可能な構成とすることで、天井部Aを隙
間無く閉鎖できる構造を容易に形成することもできる。
但し、換気効率の点からは、頂部を固定張りで覆うので
はなく、上記各実施形態のように、頂部も含めて開放し
得る構成が好ましい。
【0029】また、側面部B,Cのいずれかを形成する
側面フィルムも含め、天井換気用フィルムと側面フィル
ムを実質的に一体物として取り扱うことで、本発明の開
閉装置を用いて温室の略半分を覆う外被フィルムの全て
を開閉可能な構成とすることもできる。さらには、側面
部B,Cを形成する両方の側面フィルムと天井換気用フ
ィルムとの全てを実質的に一体物として取り扱って本発
明の開閉装置を適用することにより、温室を被覆する外
被フィルムの全てを開閉可能な構成とすることもでき
る。但し、この場合には、天井付近を最初に開閉するこ
とができず、側面フィルムの下縁から順次開口していく
ことになるため、換気の迅速性を考慮すると上記各実施
形態のように天井換気用フィルムを側面フィルムと切り
離して別体にして本発明を適用する構成が好ましい。
【0030】また、上記各実施形態のように天井部Aを
形成する外被フィルム(天井換気用フィルム)を設けた
場合には、側面部B,Cのみが開閉する従来の温室と比
較して、換気効率の点で優れている。従って、側面部
B,Cを構成する側面フィルムを開閉可能とするか否か
は任意であり、該側面フィルムを開閉しない構成とする
こともできるが、換気効率をさらに上げるために、該側
面フィルムも開閉する構成とすることがより好ましい。
これにより、天井部の迅速な開閉という機能を保持した
まま、側面フィルムも併せて実質的に全面開放すること
ができると共に、温室内の温度に応じて、各フィルムを
選択的に開閉することにより、より細かな温度制御を行
うことができる。なお、この場合の側面フィルムを開閉
する手段は任意であり、例えば、従来と同様に、その下
縁から巻き取り軸により巻き取り巻き戻しする手段を採
用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、換気部材として機能させる温
室用外被フィルムの基端と先端との間に中間巻き取り軸
を設け、該外被フィルムを中途から巻き付けていくこと
ができる構成である。このため、換気部材を構成する外
被フィルムの基端を固定した状態で設けることができ、
プラスチックフィルムを外被として用いていながら、従
来と比較して余分な隙間対策手段を必要とせずに、換気
効率を考慮して天井部等の任意部位に換気用開口を形成
することができる。従って、例えば、天井部、側面部の
それぞれを覆う外被フィルムを、独立して動作する換気
部材として構成することができ、天井部を覆う外被フィ
ルムのみを最初に開閉したり、あるいは任意のタイミン
グで選択的に開閉したりすることが可能となり、温室内
外の温度環境等に考慮したよりきめ細やかな換気制御を
行うことができる。また、換気部材として機能させる外
被フィルムの中途に中間巻き取り軸を配置した構成であ
るため、換気部材としての該外被フィルムの開閉時間が
長くなることがなく、室内温度や天候等の変化に合わせ
て迅速に開閉可能で応答性に優れている。
【0032】また、中間巻き取り軸及び展開手段を構成
するベルト巻き取り軸に制動機構を設けることにより、
換気部材として機能する温室用外被フィルムの開閉時に
おいても所定の張力を付与でき、風等によるばたつきを
防止でき、安定した開閉動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一の実施形態にかかる温室用
外被フィルムの開閉装置を配置した温室を示す斜視図で
る。
【図2】図2は、上記実施形態にかかる温室用外被フィ
ルムの開閉装置の動作を説明するための図である。
【図3】図3は、上記実施形態で用いた逆転防止手段の
構造を説明するための図である。
【図4】図4は、本発明の温室用外被フィルムの開閉装
置を用いた温室の他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10,40,60 温室用外被フィルムの開閉装置 11,41,61 先導部材 12,42,62 中間巻き取り軸 13,43,63 牽引ベルト 14,44,64 ベルト巻き取り軸 20 温室 21,51,71 天井換気用フィルム A 天井部 B 一方の側面部 C 他方の側面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日向野 基 栃木県下都賀郡国分寺町柴262−10 株式 会社誠和小金井工場内 (72)発明者 江本 崇司 栃木県下都賀郡国分寺町柴262−10 株式 会社誠和小金井工場内 (72)発明者 役 壮平 栃木県下都賀郡国分寺町柴262−10 株式 会社誠和小金井工場内 Fターム(参考) 2B029 RA03 RB06 RB09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温室の外被を構成すると共に、開閉動作
    されることにより換気部材として機能する温室用外被フ
    ィルムの開閉装置であって、 基端が固定された温室用外被フィルムの先端に連結され
    る先導部材と、 前記温室用外被フィルムの基端と先端との間に設けら
    れ、温室用外被フィルムをその中途部から巻回可能な中
    間巻き取り軸と、 前記先導部材を牽引し、温室用外被フィルムを展開する
    展開手段とを具備することを特徴とする温室用外被フィ
    ルムの開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記先導部材が長尺な棒状部材からな
    り、前記展開手段が、該棒状部材に連結される牽引ベル
    トと、該牽引ベルトを巻回するベルト巻き取り軸とを備
    えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の温
    室用外被フィルムの開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記中間巻き取り軸は、前記展開手段に
    よって温室用外被フィルムが展開する際に、所定の制動
    力を発揮する制動機構に連結されていることを特徴とす
    る請求項1記載の温室用外被フィルムの開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記展開手段を構成するベルト巻き取り
    軸は、中間巻き取り軸によって温室用外被フィルムが巻
    き取られる際に、所定の制動力を発揮する制動機構に連
    結されていることを特徴とする請求項2又は3記載の温
    室用外被フィルムの開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記制動機構により発揮される制動力
    が、5N・m〜20N・mの範囲となるように設定され
    ていることを特徴とする請求項3又は4記載の温室用外
    被フィルムの開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記中間巻き取り軸及びベルト巻き取り
    軸のいずれか少なくとも一方に、逆転防止手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1に
    記載の温室用外被フィルムの開閉装置。
  7. 【請求項7】 温室の天井部を挟んだ一方の側面部寄り
    に前記温室用外被フィルムの基端が固定されており、前
    記展開手段を構成するベルト巻き取り軸が、他方の側面
    部寄りに設けられ、前記温室用外被フィルムの動作によ
    り、温室の天井部を開閉可能であることを特徴とする請
    求項2〜6のいずれか1に記載の温室用外被フィルムの
    開閉装置。
  8. 【請求項8】 温室の外被を構成すると共に、開閉動作
    されることにより換気部材として機能する温室用外被フ
    ィルムと、 請求項1〜7のいずれか1に記載の温室用外被フィルム
    の開閉装置とを具備することを特徴とする温室。
  9. 【請求項9】 温室の天井部を形成する外被を構成する
    と共に、開閉動作されることにより換気部材として機能
    する天井用の温室用外被フィルムと、 前記天井用の温室用外被フィルムの少なくとも一方の端
    部に隣接して配設され、温室の各側面部を形成する外被
    を構成すると共に、開閉動作されることにより換気部材
    として機能する側面用の温室用外被フィルムとを備えて
    なり、 前記天井用の温室用外被フィルムが、 基端が固定されて設けられ、 その先端に連結される先導部材と、 基端と先端との間に設けられ、中途部から巻回可能な中
    間巻き取り軸と、 前記先導部材を牽引して展開する展開手段とを備えた温
    室用外被フィルムの開閉装置により支持されていること
    を特徴とする温室。
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