JP2003298450A - 無線機 - Google Patents
無線機Info
- Publication number
- JP2003298450A JP2003298450A JP2002103518A JP2002103518A JP2003298450A JP 2003298450 A JP2003298450 A JP 2003298450A JP 2002103518 A JP2002103518 A JP 2002103518A JP 2002103518 A JP2002103518 A JP 2002103518A JP 2003298450 A JP2003298450 A JP 2003298450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- circuit
- signal
- output
- variable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims abstract description 79
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 41
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 10
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 101100351264 Candida albicans (strain SC5314 / ATCC MYA-2876) PDC11 gene Proteins 0.000 description 1
- 101150050255 PDC1 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の局部発振周波数信号を出力する新規な
構成の無線機を提供する 【解決手段】 局部発振周波数信号を用いて無線周波数
帯域の信号と中間周波数帯域の信号との間の変換を行う
復調部ミキサ(2a)を有する無線機の受信部が、入力
された周波数信号を切り替え可能な所定の分周比で分周
して出力する可変分周回路5と、所定の周波数信号を出
力するPLL発振回路6aと、可変分周回路5の出力と
PLL発振回路6aの出力とを乗算することにより、局
部発振周波数信号を復調部ミキサ(2a)に出力する発
振部ミキサ7aとを備える。
構成の無線機を提供する 【解決手段】 局部発振周波数信号を用いて無線周波数
帯域の信号と中間周波数帯域の信号との間の変換を行う
復調部ミキサ(2a)を有する無線機の受信部が、入力
された周波数信号を切り替え可能な所定の分周比で分周
して出力する可変分周回路5と、所定の周波数信号を出
力するPLL発振回路6aと、可変分周回路5の出力と
PLL発振回路6aの出力とを乗算することにより、局
部発振周波数信号を復調部ミキサ(2a)に出力する発
振部ミキサ7aとを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数周波数帯域に
おいて使用される無線機に関するものである。
おいて使用される無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今の無線通信システムの普及により、
移動体通信、特にセルラー電話システムは全世界的に使
用されている。
移動体通信、特にセルラー電話システムは全世界的に使
用されている。
【0003】しかし、地域ごとに、あるいは同一地域内
においても、通信を提供する事業者によって採用される
通信システムが異なっているため、単一の無線機が複数
の通信システムに対応可能となることが望ましい。実
際、現在すでにデュアルモード無線機、トリプルモード
無線機など、2、3の通信システムに対応する無線機が
実現されている。
においても、通信を提供する事業者によって採用される
通信システムが異なっているため、単一の無線機が複数
の通信システムに対応可能となることが望ましい。実
際、現在すでにデュアルモード無線機、トリプルモード
無線機など、2、3の通信システムに対応する無線機が
実現されている。
【0004】図4に、従来の典型的な複数通信システム
対応の無線機における受信部の構成を示す。この受信部
は、増幅器であるRFアンプ1aと、2つの信号の乗算
および周波数フィルタリングを行う復調部ミキサ2a
と、増幅器であるIFアンプ3aとから成る受信系統を
N個有しており、これらの受信系統は復調回路4へ受信
信号を出力するようになっている。これらの受信系統は
それぞれ通信システム#1〜#Nの無線信号を受信し、
受信した信号を復調部ミキサ2aにおいて周波数変換
し、復調回路4が扱える受信信号として復調回路4に出
力する。
対応の無線機における受信部の構成を示す。この受信部
は、増幅器であるRFアンプ1aと、2つの信号の乗算
および周波数フィルタリングを行う復調部ミキサ2a
と、増幅器であるIFアンプ3aとから成る受信系統を
N個有しており、これらの受信系統は復調回路4へ受信
信号を出力するようになっている。これらの受信系統は
それぞれ通信システム#1〜#Nの無線信号を受信し、
受信した信号を復調部ミキサ2aにおいて周波数変換
し、復調回路4が扱える受信信号として復調回路4に出
力する。
【0005】復調部ミキサ2aにおける周波数変換は、
受信した信号と各通信システム毎に用意された局部周波
数信号発振回路の出力とを乗算し、不要な周波数成分を
除去することによって行われる。例えば、通信システム
#1における受信信号は、復調部ミキサ2aにて通信シ
ステム#1用局部周波数発振回路12から出力される局
部発振周波数信号とかけ合わされ、さらに不要な周波数
成分を除去されて復調回路4に出力される。同様に通信
システム#2の無線信号は通信システム#2用局部周波
数発振回路13の局部周波数信号によって変換され、通
信システム#Nの無線信号通信システム#N用局部周波
数発振回路14によって変換され、その後復調回路4に
よって受信されるようになっている。
受信した信号と各通信システム毎に用意された局部周波
数信号発振回路の出力とを乗算し、不要な周波数成分を
除去することによって行われる。例えば、通信システム
#1における受信信号は、復調部ミキサ2aにて通信シ
ステム#1用局部周波数発振回路12から出力される局
部発振周波数信号とかけ合わされ、さらに不要な周波数
成分を除去されて復調回路4に出力される。同様に通信
システム#2の無線信号は通信システム#2用局部周波
数発振回路13の局部周波数信号によって変換され、通
信システム#Nの無線信号通信システム#N用局部周波
数発振回路14によって変換され、その後復調回路4に
よって受信されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような複数の通信
システムに対応する無線機を実現する場合の課題の1つ
として、送信または受信する信号を当該通信システムの
周波数に整合させる局部周波数信号発振回路の構成が挙
げられる。現状の無線機では、図4に示した無線機の様
に、この局部周波数信号発振回路が対応する通信システ
ム毎に必要となるので、更に多数のシステムに対応させ
ようとすると回路規模が肥大化してしまうという問題が
ある。
システムに対応する無線機を実現する場合の課題の1つ
として、送信または受信する信号を当該通信システムの
周波数に整合させる局部周波数信号発振回路の構成が挙
げられる。現状の無線機では、図4に示した無線機の様
に、この局部周波数信号発振回路が対応する通信システ
ム毎に必要となるので、更に多数のシステムに対応させ
ようとすると回路規模が肥大化してしまうという問題が
ある。
【0007】この問題を解決しようとする従来技術とし
ては、特開平8−223073号公報、特開平10−1
07676号公報、特開2000−134129号公
報、特開2001−44858号公報に記載の発明があ
る。これらの発明は、2つの通信システムにおいて当該
周波数発振回路を削減しようというもので、周波数の配
置を、対象となる個々の通信システムに特化して、個別
に無線機の構成の最適化を図る技術である。しかし、将
来の更なる複数システムの統合化という観点からは、こ
れらの技術では対応通信システム数が増えると、その発
明の効果を実現することが困難または事実上不可能であ
る。
ては、特開平8−223073号公報、特開平10−1
07676号公報、特開2000−134129号公
報、特開2001−44858号公報に記載の発明があ
る。これらの発明は、2つの通信システムにおいて当該
周波数発振回路を削減しようというもので、周波数の配
置を、対象となる個々の通信システムに特化して、個別
に無線機の構成の最適化を図る技術である。しかし、将
来の更なる複数システムの統合化という観点からは、こ
れらの技術では対応通信システム数が増えると、その発
明の効果を実現することが困難または事実上不可能であ
る。
【0008】また特開2001−186042号公報に
記載の発明は、3つの通信システム発振回路系の統合化
に関するもので、1つの周波数信号を複数の分周比で分
周したものを適宜対応するシステムの局部発振周波数信
号として直接用いる技術である。この発明においては、
分周を行う前段において通信帯域、通信チャンネルの切
り替えのための周波数調整を行うようになっている。
記載の発明は、3つの通信システム発振回路系の統合化
に関するもので、1つの周波数信号を複数の分周比で分
周したものを適宜対応するシステムの局部発振周波数信
号として直接用いる技術である。この発明においては、
分周を行う前段において通信帯域、通信チャンネルの切
り替えのための周波数調整を行うようになっている。
【0009】本発明は上記した背景に鑑みて、複数の局
部発振周波数信号を出力する新規な構成の無線機を提供
することを目的とする。
部発振周波数信号を出力する新規な構成の無線機を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、局部発振周波数信号を用い
て無線周波数帯域の信号と中間周波数帯域の信号との間
の変換を行う周波数変換手段(2a)を有する無線機で
あって、無線信号の変調と、無線信号の復調のいずれか
を行う回路であって、入力された周波数信号を切り替え
可能な所定の分周比で分周して出力する可変分周回路
(5)と、周波数調整可能な所定の周波数信号を出力す
る可変発振回路(6a)と、可変分周回路の出力と可変
発振回路の出力とを乗算することにより、局部発振周波
数信号を出力する乗算回路(7a)とを備えた無線機で
ある。
の請求項1に記載の発明は、局部発振周波数信号を用い
て無線周波数帯域の信号と中間周波数帯域の信号との間
の変換を行う周波数変換手段(2a)を有する無線機で
あって、無線信号の変調と、無線信号の復調のいずれか
を行う回路であって、入力された周波数信号を切り替え
可能な所定の分周比で分周して出力する可変分周回路
(5)と、周波数調整可能な所定の周波数信号を出力す
る可変発振回路(6a)と、可変分周回路の出力と可変
発振回路の出力とを乗算することにより、局部発振周波
数信号を出力する乗算回路(7a)とを備えた無線機で
ある。
【0011】これにより、可変分周回路が入力された周
波数信号を分周して出力し、乗算回路がこの出力と可変
発振回路の出力とを乗算することにより局部発振周波数
信号を出力する。この際、可変分周回路の分周比が切り
替え可能であることから周波数切り替えが行え、また可
変発振回路が周波数調整可能であることから周波数調整
が行えるので、複数の局部発振周波数信号を出力する無
線機を提供することが可能となる。
波数信号を分周して出力し、乗算回路がこの出力と可変
発振回路の出力とを乗算することにより局部発振周波数
信号を出力する。この際、可変分周回路の分周比が切り
替え可能であることから周波数切り替えが行え、また可
変発振回路が周波数調整可能であることから周波数調整
が行えるので、複数の局部発振周波数信号を出力する無
線機を提供することが可能となる。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の無線機において、可変発振回路(6a)が出力
する所定の周波数信号の周波数帯域が切り替え可能とな
っていることを特徴としている。
に記載の無線機において、可変発振回路(6a)が出力
する所定の周波数信号の周波数帯域が切り替え可能とな
っていることを特徴としている。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の無線機において、可変分周回路が行う
分周には、分数分周が含まれることを特徴としている。
または2に記載の無線機において、可変分周回路が行う
分周には、分数分周が含まれることを特徴としている。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれか1つに記載の無線機において、可変
分周回路は、入力された周波数信号を所定の複数の分周
比で分周して複数ポートから出力するマルチポート出力
分周回路(9)と、この複数ポートからの出力を受信
し、それら受信したものの中から選択して出力するスイ
ッチ装置(10、11)と、から成ることを特徴として
いる。
ないし3のいずれか1つに記載の無線機において、可変
分周回路は、入力された周波数信号を所定の複数の分周
比で分周して複数ポートから出力するマルチポート出力
分周回路(9)と、この複数ポートからの出力を受信
し、それら受信したものの中から選択して出力するスイ
ッチ装置(10、11)と、から成ることを特徴として
いる。
【0015】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に、本発明
の第1実施形態に係る無線機における受信部の構成を示
す。この受信部は、RFアンプ1a、復調部ミキサ2
a、IFアンプ3a、復調回路4、可変分周回路5、P
LL発振回路6a、発振部ミキサ7a、および高周波発
振回路8から構成される。この無線機は、受信部におい
てPLL発振回路6aと可変分周回路5の作動が制御さ
れることにより、無線信号の受信のための局部発振周波
数信号を複数出力できるようになっている。具体的に
は、北米の通信システムPCS、セルラシステム、GP
S、およびPDC1.5等の通信システムの受信に必要
な局部発振周波数信号を出力できるようになっている。
以下、この受信部の構成および作動を詳細に説明する。
の第1実施形態に係る無線機における受信部の構成を示
す。この受信部は、RFアンプ1a、復調部ミキサ2
a、IFアンプ3a、復調回路4、可変分周回路5、P
LL発振回路6a、発振部ミキサ7a、および高周波発
振回路8から構成される。この無線機は、受信部におい
てPLL発振回路6aと可変分周回路5の作動が制御さ
れることにより、無線信号の受信のための局部発振周波
数信号を複数出力できるようになっている。具体的に
は、北米の通信システムPCS、セルラシステム、GP
S、およびPDC1.5等の通信システムの受信に必要
な局部発振周波数信号を出力できるようになっている。
以下、この受信部の構成および作動を詳細に説明する。
【0017】RFアンプ1aは、無線機のアンテナ(図
示せず)からの信号を増幅して復調部ミキサ2aに出力
する増幅器である。
示せず)からの信号を増幅して復調部ミキサ2aに出力
する増幅器である。
【0018】復調部ミキサ2aは、RFアンプ1aから
の出力と発振部ミキサ7aからの出力を乗算し、さらに
不要な周波数成分を除去してIFアンプ3aに出力する
ミキサ回路である。すなわち、局部発振周波数信号を用
いて無線周波数帯域の信号と中間周波数帯域の信号との
間の変換を行うものである。
の出力と発振部ミキサ7aからの出力を乗算し、さらに
不要な周波数成分を除去してIFアンプ3aに出力する
ミキサ回路である。すなわち、局部発振周波数信号を用
いて無線周波数帯域の信号と中間周波数帯域の信号との
間の変換を行うものである。
【0019】2つが直列に接続されるIFアンプ3a
は、復調部ミキサ2aからの出力を増幅して復調回路4
に出力する増幅器である。
は、復調部ミキサ2aからの出力を増幅して復調回路4
に出力する増幅器である。
【0020】復調回路4は、IFアンプ3aからの信号
をベースバンド信号に復調し、無線機の制御部等(図示
せず)に出力する回路である。
をベースバンド信号に復調し、無線機の制御部等(図示
せず)に出力する回路である。
【0021】高周波発振回路8は、所定の周波数の周波
数信号を出力する高周波発振回路である。この所定の周
波数は、この無線機の使用できる通信システムの周波数
に対して少なくとも高い周波数である。またこの所定の
周波数は、この無線機の使用できる通信システムの周波
数の2倍以上あることが望ましい。この本実施形態にお
いては、この所定の周波数は3960MHzである。
数信号を出力する高周波発振回路である。この所定の周
波数は、この無線機の使用できる通信システムの周波数
に対して少なくとも高い周波数である。またこの所定の
周波数は、この無線機の使用できる通信システムの周波
数の2倍以上あることが望ましい。この本実施形態にお
いては、この所定の周波数は3960MHzである。
【0022】可変分周回路5は、この高周波発振回路8
の出力を分周して出力する分周回路である。また可変分
周回路5は、外部、例えば無線機の制御部、から制御信
号として通信システム切替信号を受信するようになって
いる。可変分周回路5はこの制御信号に基づき、高周波
発振回路8の出力を分周する比率、すなわちの分周比を
切り替えるようになっている。なおこの分周は、整数分
周であっても分数分周であってもよい。
の出力を分周して出力する分周回路である。また可変分
周回路5は、外部、例えば無線機の制御部、から制御信
号として通信システム切替信号を受信するようになって
いる。可変分周回路5はこの制御信号に基づき、高周波
発振回路8の出力を分周する比率、すなわちの分周比を
切り替えるようになっている。なおこの分周は、整数分
周であっても分数分周であってもよい。
【0023】PLL発振回路6aは、周波数微調整用の
周波数信号を出力するオフセット用可変発振回路であ
る。またPLL発振回路6aは、外部、例えば無線機の
制御部、から制御信号としてチャンネル切替/微調整信
号、および発振周波数帯域切替信号を受信するようにな
っている。PLL発振回路6aはこれらの制御信号に基
づき、出力する周波数信号の周波数を微調整し、かつ受
信周波数帯域を切り替えるようになっている。
周波数信号を出力するオフセット用可変発振回路であ
る。またPLL発振回路6aは、外部、例えば無線機の
制御部、から制御信号としてチャンネル切替/微調整信
号、および発振周波数帯域切替信号を受信するようにな
っている。PLL発振回路6aはこれらの制御信号に基
づき、出力する周波数信号の周波数を微調整し、かつ受
信周波数帯域を切り替えるようになっている。
【0024】発振部ミキサ7aは、可変分周回路5から
の出力とPLL発振回路6aからの出力を乗算し、さら
に不要な周波数成分を除去し、それを局部発振周波数信
号として復調部ミキサ2aに出力するミキサ回路であ
る。
の出力とPLL発振回路6aからの出力を乗算し、さら
に不要な周波数成分を除去し、それを局部発振周波数信
号として復調部ミキサ2aに出力するミキサ回路であ
る。
【0025】以上のような構成の無線機の受信部が、上
述の通信システムの信号を受信するためには、PCSに
おいては2100.00〜2159.95MHz、セル
ラシステムにおいては699.04〜723.97MH
z、GPSにおいては1400MHz、またPDC1.
5においては1347〜1371MHzの局部発振周波
数信号が出力できるようになっていなければならない。
述の通信システムの信号を受信するためには、PCSに
おいては2100.00〜2159.95MHz、セル
ラシステムにおいては699.04〜723.97MH
z、GPSにおいては1400MHz、またPDC1.
5においては1347〜1371MHzの局部発振周波
数信号が出力できるようになっていなければならない。
【0026】これを実現するために、PCSによる受信
を行うときは、可変分周回路5が通信システム切替信号
を受信し、それに基づいて分周比を1/2として作動す
る。分周比1/2で分周された可変分周回路5からの出
力は1980MHzの信号となる。またPLL発振回路
6aは、チャンネル切替/微調整信号および発振周波数
帯域切替信号を受信し、それに基づいて120.00〜
179.95MHzの範囲内の周波数信号を出力する。
を行うときは、可変分周回路5が通信システム切替信号
を受信し、それに基づいて分周比を1/2として作動す
る。分周比1/2で分周された可変分周回路5からの出
力は1980MHzの信号となる。またPLL発振回路
6aは、チャンネル切替/微調整信号および発振周波数
帯域切替信号を受信し、それに基づいて120.00〜
179.95MHzの範囲内の周波数信号を出力する。
【0027】またセルラシステムによる受信を行うとき
は、可変分周回路5が通信システム切替信号を受信し、
それに基づいて分周比を1/6として作動する。分周比
1/6で分周された可変分周回路5からの出力は660
MHzの信号となる。またPLL発振回路6aは、チャ
ンネル切替/微調整信号および発振周波数帯域切替信号
を受信し、それに基づいて39.04〜63.97MH
zの範囲内の周波数信号を出力する。
は、可変分周回路5が通信システム切替信号を受信し、
それに基づいて分周比を1/6として作動する。分周比
1/6で分周された可変分周回路5からの出力は660
MHzの信号となる。またPLL発振回路6aは、チャ
ンネル切替/微調整信号および発振周波数帯域切替信号
を受信し、それに基づいて39.04〜63.97MH
zの範囲内の周波数信号を出力する。
【0028】またGPSまたはPDC1.5による受信
を行うときは、可変分周回路5が通信システム切替信号
を受信し、それに基づいて分周比を1/3として作動す
る。分周比1/3で分周された可変分周回路5からの出
力は1320MHzの信号となる。またPLL発振回路
6aは、チャンネル切替/微調整信号および発振周波数
帯域切替信号を受信し、それに基づいてGPSにおいて
は80MHz、PDC1.5においては27〜51MH
zの範囲内の周波数信号を出力する。
を行うときは、可変分周回路5が通信システム切替信号
を受信し、それに基づいて分周比を1/3として作動す
る。分周比1/3で分周された可変分周回路5からの出
力は1320MHzの信号となる。またPLL発振回路
6aは、チャンネル切替/微調整信号および発振周波数
帯域切替信号を受信し、それに基づいてGPSにおいて
は80MHz、PDC1.5においては27〜51MH
zの範囲内の周波数信号を出力する。
【0029】これら可変分周回路5およびPLL発振回
路6aから出力された周波数信号は、発振部ミキサ7a
で乗算され不要な周波数成分を除去されることにより、
それぞれのシステムを受信するための局部発振周波数信
号となって復調部ミキサ2aに出力される。
路6aから出力された周波数信号は、発振部ミキサ7a
で乗算され不要な周波数成分を除去されることにより、
それぞれのシステムを受信するための局部発振周波数信
号となって復調部ミキサ2aに出力される。
【0030】このように、可変分周回路5が入力された
周波数信号を分周して出力し、発振部ミキサ7aがこの
出力とPLL発振回路6aの出力とを乗算し不要な周波
数成分を除去して局部発振周波数信号を出力する。この
際、可変分周回路5出力の分周比が切り替え可能となっ
ており、またPLL発振回路6aの周波数信号の周波数
が切替可能となっているのので、複数の局部発振周波数
信号を出力する無線機を提供することが可能となる。
周波数信号を分周して出力し、発振部ミキサ7aがこの
出力とPLL発振回路6aの出力とを乗算し不要な周波
数成分を除去して局部発振周波数信号を出力する。この
際、可変分周回路5出力の分周比が切り替え可能となっ
ており、またPLL発振回路6aの周波数信号の周波数
が切替可能となっているのので、複数の局部発振周波数
信号を出力する無線機を提供することが可能となる。
【0031】また、従来の技術による無線機である特開
2001−186042号公報に記載の発明は、分周を
行う前段において通信帯域、通信チャンネルの切り替え
のための周波数調整を行うようになっているのに対し、
本実施形態の無線機は分周後に周波数調整を行うように
なっているので新規な構成である。
2001−186042号公報に記載の発明は、分周を
行う前段において通信帯域、通信チャンネルの切り替え
のための周波数調整を行うようになっているのに対し、
本実施形態の無線機は分周後に周波数調整を行うように
なっているので新規な構成である。
【0032】(第2実施形態)図2に、本発明の第2実
施形態に係る無線機における受信部の構成を示す。本実
施形態は、第1実施形態の無線機の受信部において、可
変分周回路5をマルチポート出力分周回路9およびスイ
ッチ回路10に入れ替えたものである。従って、本実施
形態の構成は、マルチポート出力分周回路9およびスイ
ッチ回路10以外については第1実施形態の構成と同等
である。このため、本実施形態においてはマルチポート
出力分周回路9およびスイッチ回路10についてのみ説
明し、他の第1実施形態と同等の部分については、それ
ぞれ図1中に付された符号と同じものを図2中に付し、
それらについての説明は省略するものとする。
施形態に係る無線機における受信部の構成を示す。本実
施形態は、第1実施形態の無線機の受信部において、可
変分周回路5をマルチポート出力分周回路9およびスイ
ッチ回路10に入れ替えたものである。従って、本実施
形態の構成は、マルチポート出力分周回路9およびスイ
ッチ回路10以外については第1実施形態の構成と同等
である。このため、本実施形態においてはマルチポート
出力分周回路9およびスイッチ回路10についてのみ説
明し、他の第1実施形態と同等の部分については、それ
ぞれ図1中に付された符号と同じものを図2中に付し、
それらについての説明は省略するものとする。
【0033】マルチポート出力分周回路9は、高周波発
振回路8から入力された所定の周波数周波数信号を受信
し、この信号を所定の複数の分周比、例えば1/2、1
/3、2/3、1/6、…N/M(N、MはN<Mとな
る自然数)、で分周して、それぞれの分周比毎に複数ポ
ートから周波数信号出力する複数出力分周回路である。
なおこの分周は、整数分周であっても分数分周であって
もよい。
振回路8から入力された所定の周波数周波数信号を受信
し、この信号を所定の複数の分周比、例えば1/2、1
/3、2/3、1/6、…N/M(N、MはN<Mとな
る自然数)、で分周して、それぞれの分周比毎に複数ポ
ートから周波数信号出力する複数出力分周回路である。
なおこの分周は、整数分周であっても分数分周であって
もよい。
【0034】スイッチ回路10は、マルチポート出力分
周回路9の複数ポートからの出力を個々に受信し、それ
らのうちから1つを選んで発振部ミキサ7aに出力する
ためのスイッチを有する回路である。このスイッチ回路
10は、外部、例えば無線機の制御部、から制御信号と
して通信システム切替信号を受信するようになってい
る。またスイッチ回路10は、この制御信号に基づいて
スイッチを切り替え、受信した信号の中から発振部ミキ
サ7aに出力する信号を選ぶようになっている。
周回路9の複数ポートからの出力を個々に受信し、それ
らのうちから1つを選んで発振部ミキサ7aに出力する
ためのスイッチを有する回路である。このスイッチ回路
10は、外部、例えば無線機の制御部、から制御信号と
して通信システム切替信号を受信するようになってい
る。またスイッチ回路10は、この制御信号に基づいて
スイッチを切り替え、受信した信号の中から発振部ミキ
サ7aに出力する信号を選ぶようになっている。
【0035】このようなマルチポート出力分周回路9お
よびスイッチ回路10を有した受信部が、PCS、セル
ラシステム、GPS、PDC1.5の各システムを受信
する場合は、スイッチ回路10が通信システム切替信号
を受信して、それに基づいてマルチポート出力分周回路
9からの出力のうち、それぞれ1/2、1/6、1/
3、1/3の分周比の出力を選んで発振部ミキサ7aに
出力するようになっている。
よびスイッチ回路10を有した受信部が、PCS、セル
ラシステム、GPS、PDC1.5の各システムを受信
する場合は、スイッチ回路10が通信システム切替信号
を受信して、それに基づいてマルチポート出力分周回路
9からの出力のうち、それぞれ1/2、1/6、1/
3、1/3の分周比の出力を選んで発振部ミキサ7aに
出力するようになっている。
【0036】このように、マルチポート出力分周回路9
が入力された周波数信号を分周して複数出力し、スイッ
チ回路10がそれらのうちの1つを発振部ミキサ7aに
出力し、発振部ミキサ7aがこの出力とPLL発振回路
6aの出力とを乗算し不要な周波数成分を除去して局部
発振周波数信号を出力する。この際、マルチポート出力
分周回路9およびスイッチ回路10からの出力の分周比
が切り替え可能となっており、またPLL発振回路6a
の周波数信号の周波数が切替可能となっているいるの
で、複数の局部発振周波数信号を出力する無線機を提供
することが可能となる。
が入力された周波数信号を分周して複数出力し、スイッ
チ回路10がそれらのうちの1つを発振部ミキサ7aに
出力し、発振部ミキサ7aがこの出力とPLL発振回路
6aの出力とを乗算し不要な周波数成分を除去して局部
発振周波数信号を出力する。この際、マルチポート出力
分周回路9およびスイッチ回路10からの出力の分周比
が切り替え可能となっており、またPLL発振回路6a
の周波数信号の周波数が切替可能となっているいるの
で、複数の局部発振周波数信号を出力する無線機を提供
することが可能となる。
【0037】また、従来の技術による無線機である特開
2001−186042号公報に記載の発明は、分周を
行う前段において通信帯域、通信チャンネルの切り替え
のための周波数調整を行うようになっているのに対し、
本実施形態の無線機は分周後に周波数調整を行うように
なっているので新規な構成である。
2001−186042号公報に記載の発明は、分周を
行う前段において通信帯域、通信チャンネルの切り替え
のための周波数調整を行うようになっているのに対し、
本実施形態の無線機は分周後に周波数調整を行うように
なっているので新規な構成である。
【0038】(第3実施形態)図3に、本発明の第3実
施形態に係る無線機における受信部の構成を示す。この
受信部によって、無線機は2つのシステムにおける無線
信号を同時に受信することができるようになる。この受
信部は、RFアンプ1a、1b、復調部ミキサ2a、2
b、IFアンプ3a、3b、復調回路4、PLL発振回
路6a、6b、発振部ミキサ7a、7b、高周波発振回
路8、マルチポート出力分周回路9、スイッチマトリッ
クス回路11から構成される。
施形態に係る無線機における受信部の構成を示す。この
受信部によって、無線機は2つのシステムにおける無線
信号を同時に受信することができるようになる。この受
信部は、RFアンプ1a、1b、復調部ミキサ2a、2
b、IFアンプ3a、3b、復調回路4、PLL発振回
路6a、6b、発振部ミキサ7a、7b、高周波発振回
路8、マルチポート出力分周回路9、スイッチマトリッ
クス回路11から構成される。
【0039】なお、RFアンプ1a、1bは、第2実施
形態に記載のRFアンプ1aと同等の構成、作動を有す
る。また、復調部ミキサ2a、2bは、第2実施形態に
記載の復調部ミキサ2aと同等の構成、作動を有する。
また、IFアンプ3a、3bは、第2実施形態に記載の
IFアンプ3aと同等の構成、作動を有する。また、P
LL発振回路6a、6bは、第2実施形態に記載のPL
L発振回路6aと同等の構成、作動を有する。また、発
振部ミキサ7a、7bは、第2実施形態に記載の発振部
ミキサ7aと同等の構成、作動を有する。また、高周波
発振回路8は、第2実施形態に記載の高周波発振回路8
と同等の構成、作動を有する。また、マルチポート出力
分周回路9は、第2実施形態に記載のマルチポート出力
分周回路9と同等の構成、作動を有する。
形態に記載のRFアンプ1aと同等の構成、作動を有す
る。また、復調部ミキサ2a、2bは、第2実施形態に
記載の復調部ミキサ2aと同等の構成、作動を有する。
また、IFアンプ3a、3bは、第2実施形態に記載の
IFアンプ3aと同等の構成、作動を有する。また、P
LL発振回路6a、6bは、第2実施形態に記載のPL
L発振回路6aと同等の構成、作動を有する。また、発
振部ミキサ7a、7bは、第2実施形態に記載の発振部
ミキサ7aと同等の構成、作動を有する。また、高周波
発振回路8は、第2実施形態に記載の高周波発振回路8
と同等の構成、作動を有する。また、マルチポート出力
分周回路9は、第2実施形態に記載のマルチポート出力
分周回路9と同等の構成、作動を有する。
【0040】復調回路4は、IFアンプ3a、3bから
の信号をベースバンド信号に復調し、無線機の制御部等
(図示せず)に出力する回路である。
の信号をベースバンド信号に復調し、無線機の制御部等
(図示せず)に出力する回路である。
【0041】スイッチマトリックス回路11は、マルチ
ポート出力分周回路9の複数ポートからの出力を個々に
受信し、それらのうちの異なる、あるいは同じ2つを選
んで、それぞれを発振部ミキサ7aと発振部ミキサ7b
のそれぞれに出力するためのスイッチを有する回路であ
る。このスイッチマトリックス回路11は、外部、例え
ば無線機の制御部、から制御信号として通信システム切
替信号を受信するようになっている。またスイッチマト
リックス回路11は、この制御信号に基づいてスイッチ
を切り替え、受信した信号の中から発振部ミキサ7aお
よび発振部ミキサ7bに出力する信号を選ぶようになっ
ている。
ポート出力分周回路9の複数ポートからの出力を個々に
受信し、それらのうちの異なる、あるいは同じ2つを選
んで、それぞれを発振部ミキサ7aと発振部ミキサ7b
のそれぞれに出力するためのスイッチを有する回路であ
る。このスイッチマトリックス回路11は、外部、例え
ば無線機の制御部、から制御信号として通信システム切
替信号を受信するようになっている。またスイッチマト
リックス回路11は、この制御信号に基づいてスイッチ
を切り替え、受信した信号の中から発振部ミキサ7aお
よび発振部ミキサ7bに出力する信号を選ぶようになっ
ている。
【0042】このような構成の受信部においては、最終
的に復調回路4に出力される信号の系統が2つある。1
つは、RFアンプ1a、復調部ミキサ2a、IFアンプ
3a、PLL発振回路6a、発振部ミキサ7aから成る
系統であり、もう1つはRFアンプ1b、復調部ミキサ
2b、IFアンプ3b、PLL発振回路6b、発振部ミ
キサ7bから成る系統である。スイッチマトリックス回
路11から2つの出力がそれぞれ発振部ミキサ7a、お
よび発振部ミキサ7bに出力されることで、発振部ミキ
サ7aと発振部ミキサ7bが出力する周波数信号は、そ
れぞれの系統においてそれぞれの通信システムにおける
無線信号を受信するための局部発振周波数信号となる。
的に復調回路4に出力される信号の系統が2つある。1
つは、RFアンプ1a、復調部ミキサ2a、IFアンプ
3a、PLL発振回路6a、発振部ミキサ7aから成る
系統であり、もう1つはRFアンプ1b、復調部ミキサ
2b、IFアンプ3b、PLL発振回路6b、発振部ミ
キサ7bから成る系統である。スイッチマトリックス回
路11から2つの出力がそれぞれ発振部ミキサ7a、お
よび発振部ミキサ7bに出力されることで、発振部ミキ
サ7aと発振部ミキサ7bが出力する周波数信号は、そ
れぞれの系統においてそれぞれの通信システムにおける
無線信号を受信するための局部発振周波数信号となる。
【0043】このように、マルチポート出力分周回路9
が入力された周波数信号を分周して複数出力し、スイッ
チマトリックス回路11がそれらのうちの2つをそれぞ
れ発振部ミキサ7aおよび発振部ミキサ7bの2系統に
出力し、発振部ミキサ7a、7bがそれぞれ、この出力
とPLL発振回路6a、6bの出力とを乗算し不要な周
波数成分を除去して局部発振周波数信号を出力する。こ
の際、マルチポート出力分周回路9およびスイッチマト
リックス回路11からの出力の分周比が切り替え可能と
なっており、またPLL発振回路6a、6bの周波数信
号の周波数が切替可能となっているいるので、複数の局
部発振周波数信号を出力する無線機を提供することが可
能となる。
が入力された周波数信号を分周して複数出力し、スイッ
チマトリックス回路11がそれらのうちの2つをそれぞ
れ発振部ミキサ7aおよび発振部ミキサ7bの2系統に
出力し、発振部ミキサ7a、7bがそれぞれ、この出力
とPLL発振回路6a、6bの出力とを乗算し不要な周
波数成分を除去して局部発振周波数信号を出力する。こ
の際、マルチポート出力分周回路9およびスイッチマト
リックス回路11からの出力の分周比が切り替え可能と
なっており、またPLL発振回路6a、6bの周波数信
号の周波数が切替可能となっているいるので、複数の局
部発振周波数信号を出力する無線機を提供することが可
能となる。
【0044】また、従来の技術による無線機である特開
2001−186042号公報に記載の発明は、分周を
行う前段において通信帯域、通信チャンネルの切り替え
のための周波数調整を行うようになっているのに対し、
本実施形態の無線機は分周後に周波数調整を行うように
なっているので新規な構成である。
2001−186042号公報に記載の発明は、分周を
行う前段において通信帯域、通信チャンネルの切り替え
のための周波数調整を行うようになっているのに対し、
本実施形態の無線機は分周後に周波数調整を行うように
なっているので新規な構成である。
【0045】なお、本発明の第1〜第3実施形態におい
て、復調部ミキサ2aが、局部発振周波数信号を用いて
無線周波数帯域の信号と中間周波数帯域の信号との間の
変換を行う周波数変換手段を構成する。
て、復調部ミキサ2aが、局部発振周波数信号を用いて
無線周波数帯域の信号と中間周波数帯域の信号との間の
変換を行う周波数変換手段を構成する。
【0046】また、本発明の第1〜第3実施形態におい
て、PLL発振回路6a、PLL発振回路6bがそれぞ
れ、周波数調整可能な所定の周波数信号を出力する可変
発振回路を構成する。
て、PLL発振回路6a、PLL発振回路6bがそれぞ
れ、周波数調整可能な所定の周波数信号を出力する可変
発振回路を構成する。
【0047】また第2実施形態において、マルチポート
出力分周回路9およびスイッチ回路10が、入力された
周波数信号を切り替え可能な所定の分周比で分周して出
力する可変分周回路を構成する。また第3実施形態にお
いては、マルチポート出力分周回路9およびスイッチマ
トリックス回路11が可変分周回路を構成する。
出力分周回路9およびスイッチ回路10が、入力された
周波数信号を切り替え可能な所定の分周比で分周して出
力する可変分周回路を構成する。また第3実施形態にお
いては、マルチポート出力分周回路9およびスイッチマ
トリックス回路11が可変分周回路を構成する。
【0048】また、第1〜第3実施形態において、発振
部ミキサ7a、発振部ミキサ7bがそれぞれ、可変分周
回路の出力と発振回路の出力とを乗算することにより、
局部発振周波数信号を出力する乗算回路を構成する。
部ミキサ7a、発振部ミキサ7bがそれぞれ、可変分周
回路の出力と発振回路の出力とを乗算することにより、
局部発振周波数信号を出力する乗算回路を構成する。
【0049】また、第2および第3実施形態において
は、スイッチ回路10、スイッチマトリックス回路11
がそれぞれスイッチ装置に対応する。
は、スイッチ回路10、スイッチマトリックス回路11
がそれぞれスイッチ装置に対応する。
【0050】また、第1〜第3実施形態においては、無
線機の受信回路の構成および作動を示したが、受信回路
に限らず送信回路においても均等の構成をとることによ
り、本発明の無線機が複数システムの無線信号を送信す
るようにすることにしてもよい。
線機の受信回路の構成および作動を示したが、受信回路
に限らず送信回路においても均等の構成をとることによ
り、本発明の無線機が複数システムの無線信号を送信す
るようにすることにしてもよい。
【0051】また、第1〜第3実施形態においては、高
周波発振回路8の出力する周波数信号は固定である必要
はなく、可変であってもよい。
周波発振回路8の出力する周波数信号は固定である必要
はなく、可変であってもよい。
【0052】また、第1〜第3実施形態においては、発
振部ミキサ7a、7bは、乗算と不要な周波数成分の除
去を単体で行うものであったが、これは、乗算器とバン
ドバスフィルタという構成によって実現されていてもよ
い。
振部ミキサ7a、7bは、乗算と不要な周波数成分の除
去を単体で行うものであったが、これは、乗算器とバン
ドバスフィルタという構成によって実現されていてもよ
い。
【図1】本発明の第1実施形態に係る無線機における受
信部の構成を示す図である。
信部の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る無線機における受
信部の構成を示す図である。
信部の構成を示す図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る無線機における受
信部の構成を示す図である。
信部の構成を示す図である。
【図4】従来の無線機における受信部の構成を示す図で
ある。
ある。
1…RFアンプ1a、2a、2b…復調部ミキサ、3…
IFアンプ、4…復調回路、5…可変分周回路、6a、
6b…PLL発振回路、7a、7b…発振部ミキサ、8
…高周波発振回路、9…マルチポート出力分周回路、1
0…スイッチ回路、11…スイッチマトリックス回路。
IFアンプ、4…復調回路、5…可変分周回路、6a、
6b…PLL発振回路、7a、7b…発振部ミキサ、8
…高周波発振回路、9…マルチポート出力分周回路、1
0…スイッチ回路、11…スイッチマトリックス回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 局部発振周波数信号を用いて無線周波数
帯域の信号と中間周波数帯域の信号との間の変換を行う
周波数変換手段(2a)を有する無線機であって、 入力された周波数信号を切り替え可能な所定の分周比で
分周して出力する可変分周回路(5)と、 周波数調整可能な所定の周波数信号を出力する可変発振
回路(6a)と、 前記可変分周回路の出力と前記可変発振回路の出力とを
乗算することにより、前記周波数変換手段に前記局部発
振周波数信号を出力する乗算回路(7a)とを備えた無
線機。 - 【請求項2】 前記可変発振回路(6a)が出力する所
定の周波数信号の周波数帯域が切り替え可能となってい
ることを特徴とする請求項1に記載の無線機。 - 【請求項3】 前記可変分周回路が行う分周には、分数
分周が含まれることを特徴とする請求項1または2に記
載の無線機。 - 【請求項4】 前記可変分周回路は、前記入力された周
波数信号を所定の複数の分周比で分周して複数ポートか
ら出力するマルチポート出力分周回路(9)と、この複
数ポートからの出力を受信し、それら受信したものの中
から選択して出力するスイッチ装置(10、11)と、
から成ることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれ
か1つに記載の無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103518A JP2003298450A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103518A JP2003298450A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 無線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003298450A true JP2003298450A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29389296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002103518A Pending JP2003298450A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003298450A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012032659A1 (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | 富士通株式会社 | 無線通信装置及び無線通信装置制御方法 |
JP2012074797A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 多出力水晶発振器 |
-
2002
- 2002-04-05 JP JP2002103518A patent/JP2003298450A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012032659A1 (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | 富士通株式会社 | 無線通信装置及び無線通信装置制御方法 |
US8781422B2 (en) | 2010-09-10 | 2014-07-15 | Fujitsu Limited | Wireless communication device and control method for wireless communication device |
JP5617924B2 (ja) * | 2010-09-10 | 2014-11-05 | 富士通株式会社 | 無線通信装置及び無線通信装置制御方法 |
JP2012074797A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 多出力水晶発振器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USRE49903E1 (en) | Radio frequency receiver and receiving method | |
US8755834B2 (en) | Method and arrangement for transmitting and receiving RF signals through various radio interfaces of communication systems | |
US5974305A (en) | Dual band architectures for mobile stations | |
JP3848445B2 (ja) | 複数通信方式対応の無線機 | |
GB2310342A (en) | Dual mode radio transceiver front end | |
JP2002543658A (ja) | 共有機能ブロックcdma/gsm通信トランシーバ用システム及びプロセス | |
JPH09275358A (ja) | 複数帯域移動無線装置 | |
JP2000031861A (ja) | 無線通信用トランシ―バ | |
EP0963626B1 (en) | Apparatus in a communication system | |
JP3816356B2 (ja) | 無線送信機 | |
JP3672189B2 (ja) | 無線信号受信装置及び復調処理回路 | |
JP3382217B2 (ja) | Cdma方式の移動通信基地局システムの無線周波数受信装置 | |
JP2000101470A (ja) | 無線受信機 | |
JP3746209B2 (ja) | 無線送受信機 | |
JP2006186718A (ja) | 無線受信装置および無線送受信装置ならびに移動体端末装置 | |
JP3384723B2 (ja) | デュアルバンド無線通信装置 | |
JP3828077B2 (ja) | 周波数変換回路および通信装置 | |
EP1207627A1 (en) | An efficient GS;/DSC/UMTS (UTRA/FDD) RF transceiver architecture | |
JP2003298450A (ja) | 無線機 | |
KR20040032890A (ko) | 디지털 송신을 위해 감소된 주파수 소스를 갖는 다중대역송수신기 | |
JP4583210B2 (ja) | 無線通信装置及び携帯電話端末 | |
JP3530504B2 (ja) | 無線送受信装置およびそれを用いた携帯電話機 | |
JP2000049640A (ja) | デジタル受信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060530 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061219 |