JP2003283326A - レベルシフト回路 - Google Patents
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Abstract
も高速に動作させる。 【解決手段】 入力信号IN又は反転入力信号XINが
ゲート電極に入力される信号入力用のN型トランジスタ
1、2において、その基板にも基板バイアス用のP型ト
ランジスタ5、6を介して前記信号IN又はXINを与
える。信号IN又はXINの立上り変化時には、信号入
力用のN型トランジスタ1、2の各閾値電圧が基板バイ
アス効果により下がる。従って、信号IN又はXINが
低電圧レベルであっても、高速に動作する。また、出力
信号OUT又は反転出力信号XOUTが高電圧レベルに
変化すると、前記基板バイアス用のトランジスタ5、6
が非導通状態となるので、信号変化時以外は信号入力用
のN型トランジスタ1、2の基板には入力信号IN又は
反転入力信号XINは与えられない。従って、それらの
基板に常時貫通電流が流れることはない。
Description
回路相互間のインターフェイスに用いられるレベルシフ
ト回路に関する。
の信頼性の問題から、半導体集積回路の内部回路の電源
電圧は低電圧化の傾向にある。一方、電子機器などのシ
ステムにおいて使用される素子の中には従来の電源電圧
を継承しているものもある。これら電源電圧の異なる素
子と半導体集積回路との間のインターフェイスをとるた
めに、半導体集積回路内にレベルシフト回路を内蔵する
ことが一般的に行われている。
も、消費電力の削減化のために、回路ブロック毎に最適
な電源電圧を供給することが行われており、これら電源
電圧が異なる回路ブロック相互間のインターフェイスを
とるためにも、レベルシフト回路が使用されている。今
後、このレベルシフト回路の重要性は更に増していくと
考えられる。
す。同図において、1、2はNチャネル型トランジス
タ、3、4はPチャネル型トランジスタ、VDDは高電
圧電源、VSSは接地電源、INは入力信号、XINは
反転入力信号、OUTは出力信号、XOUTは反転出力
信号である。各Nチャネル型トランジスタ1、2のゲー
ト電極には前記入力信号IN及び反転入力信号XINが
各々入力され、それ等のソース電極は接地電源VSSに
接続される。また、Pチャネル型トランジスタ3、4
は、そのドレイン電極が前記Nチャネル型トランジスタ
1、2のドレイン電極に接続され、その各ソース電極は
高電圧電源VDDに接続される。この両Pチャネル型ト
ランジスタ3、4では、その一方のゲート電極が他方の
ドレイン電極に接続されたクロスカップル接続とされて
いる。Pチャネル型トランジスタ3とNチャネル型トラ
ンジスタ1との接続点から反転出力信号XOUTが出力
され、Pチャネル型トランジスタ4とNチャネル型トラ
ンジスタ2との接続点から出力信号OUTが出力され
る。
を説明する。一例として、入力信号IN及び反転入力信
号XINの振幅レベルが1.5V、高電圧電源VDDの
電源電位が3V、接地電源VSSの電位が0V、出力信
号OUT及び反転出力信号XOUTの振幅レベルが3V
として、動作を説明する。
V、反転入力信号XINが1.5V、出力信号OUTが
0V、反転出力信号XOUTが3Vであるとする。この
時、Nチャネル型トランジスタ1及びPチャネル型トラ
ンジスタ4は非導通状態、Nチャネル型トランジスタ2
及びPチャネル型トランジスタ3は導通状態である。
力信号XINが0Vに各々変化した場合を考える。この
変化により、Nチャネル型トランジスタ1は導通状態に
遷移し、Nチャネル型トランジスタ2は非導通状態に遷
移する。この時、Pチャネル型トランジスタ3は導通状
態であるので、反転出力信号XOUTの電位はNチャネ
ル型トランジスタ1とPチャネル型トランジスタ3との
導通抵抗値の比で決まる中間値まで低下する。この中間
値がPチャネル型トランジスタ4の閾値電圧を超える
と、Pチャネル型トランジスタ4が導通状態へと遷移し
て行き、出力信号OUTの電位を上昇させる。出力信号
OUTの電位が上昇すると、Pチャネル型トランジスタ
3が非導通状態へと遷移して行くため、Pチャネル型ト
ランジスタ3の導通抵抗値が上昇して、反転出力信号X
OUTの電位は更に低下する。
出力信号OUTは3Vに、反転出力信号XOUTは0V
に各々変化して、低振幅レベルの入力信号を大振幅レベ
ルの出力信号にシフトする動作が完了する。従って、例
えば半導体集積回路内部の電源電圧レベルの低い信号を
外部の電源電圧のレベルの高い信号にシフトすることが
できる。
来のレベルシフト回路では、電源電圧の低電圧化が進む
と、以下に示す問題点が顕著になることが判った。すな
わち、図13に示したレベルシフト回路において、Nチ
ャネル型トランジスタ1、2は、高電圧に耐え得るよう
にゲート酸化膜の厚い高耐圧のトランジスタが使用され
るが、この高耐圧のトランジスタは一般的に大きな閾値
電圧(例えば0.5V)を持っている。このため、入力
信号IN及び反転入力信号XINの電圧レベルがNチャ
ネル型トランジスタ1、2の閾値電圧近く(例えば0.
7V)まで低下してくると、これら信号IN、XINを
ゲート電極に受けるNチャネル型トランジスタ1、2は
急激に能力が低下する。その結果、これら信号IN、X
INが0Vから所定電圧レベル(0.7V)に変化する
際には、導通状態へ遷移する側のNチャネル型トランジ
スタ1、2の動作が遅く、レベルシフト回路全体として
動作速度の劣化が生じるという不具合が生じる。
導体集積回路の内部の電源電圧は低電圧化の傾向にある
ため、低電圧レベル化がより進展すると、この低電圧レ
ベルの信号を如何に高速度で高電圧レベルの信号にシフ
トするかが重要な課題となっている。
であり、その目的は、電圧レベルの低い入力信号を電圧
レベルの高い出力信号にシフトするレベルシフト回路に
おいて、入力信号の低電圧レベル化が進展しても、その
信号のレベルシフトを高速度で且つ低消費電力で行い得
るようにすることにある。
め、本発明では、トランジスタの基板バイアス効果を利
用し、入力信号がゲート電極に入力されるトランジスタ
において、その入力信号が電源電圧レベルに立ち上がる
信号変化時にのみ、そのトランジスタの基板に正の電圧
を与えて閾値電圧を下げ、その高速動作化を図ることと
する。
回路は、入力信号及び前記入力信号を反転した反転入力
信号が入力され、前記入力信号及び反転入力信号の振幅
レベルを、この振幅レベルよりも大きい振幅レベルにシ
フトし、このシフト後の振幅レベルを持つ出力信号及び
この出力信号を反転した反転出力信号の少なくとも一方
を出力するレベルシフト回路であって、ゲート電極に前
記入力信号が入力される信号入力用の第1のN型トラン
ジスタと、ゲート電極に前記反転入力信号が入力される
信号入力用の第2のN型トランジスタと、ソース電極に
前記入力信号が入力され、ドレイン電極が前記信号入力
用の第1のN型トランジスタの基板に接続され、ゲート
電極に前記出力信号が入力される基板バイアス用の第1
のP型トランジスタと、ソース電極に前記反転入力信号
が入力され、ドレイン電極が前記信号入力用の第2のN
型トランジスタの基板に接続され、ゲート電極に前記反
転出力信号が入力される基板バイアス用の第2のP型ト
ランジスタとを備えたことを特徴とする。
1記載のレベルシフト回路において、ソース電極が低電
圧電源に接続され、ドレイン電極が前記信号入力用の第
1のN型トランジスタの基板に接続され、ゲート電極に
前記出力信号が入力されるリセット用の第1のN型トラ
ンジスタと、ソース電極が前記低電圧電源に接続され、
ドレイン電極が前記信号入力用の第2のN型トランジス
タの基板に接続され、ゲート電極に前記反転出力信号が
入力されるリセット用の第2のN型トランジスタとを備
えたことを特徴とする。
2記載のレベルシフト回路において、前記リセット用の
第1のN型トランジスタのゲート電極に接続され、この
ゲート電極への前記出力信号の入力を遅延させる第1の
遅延素子と、前記リセット用の第2のN型トランジスタ
のゲート電極に接続され、このゲート電極への前記反転
出力信号の入力を遅延させる第2の遅延素子とを備えた
ことを特徴とする。
項1、2又は3記載のレベルシフト回路において、前記
信号入力用の第1及び第2のN型トランジスタは、その
ドレイン電極に前記反転出力信号及び出力信号を各々受
け、更に、高電圧電源を前記信号入力用の第1及び第2
のN型トランジスタのドレイン電極に接続する経路に配
置され、前記入力信号及び反転入力信号を出力する回路
の電源のシャットダウン時に制御信号をゲート電極に受
けて非導通状態となる遮断用のP型トランジスタと、前
記信号入力用の第1及び第2のN型トランジスタのドレ
イン電極と低電圧電源との間に各々配置され、前記シャ
ットダウン時にゲート電極に前記制御信号を受けて各々
導通状態となるシャットダウン用の第1及び第2のN型
トランジスタとを備えたことを特徴とする。
1、2、3又は4記載のレベルシフト回路において、少
なくとも信号入力用の第1及び第2のN型トランジスタ
は、絶縁基板上に形成されることを特徴とする。
1、2、3、4又は5記載のレベルシフト回路におい
て、前記信号入力用の第1及び第2のN型トランジスタ
の何れか一方のドレイン電極には信号線が接続され、こ
の信号線により前記出力信号及び前記反転出力信号のう
ち何れか一方のみを出力することを特徴とする。
ト回路は、入力信号及び前記入力信号を反転した反転入
力信号が入力され、前記入力信号及び反転入力信号の振
幅レベルを、この振幅レベルよりも大きい振幅レベルに
シフトし、このシフト後の振幅レベルを持つ出力信号及
びこの出力信号を反転した反転出力信号の少なくとも一
方を出力するレベルシフト回路であって、ゲート電極に
前記入力信号が入力される信号入力用の第1のN型トラ
ンジスタと、ゲート電極に前記反転入力信号が入力され
る信号入力用の第2のN型トランジスタと、ソース電極
に前記入力信号が入力され、ドレイン電極が前記信号入
力用の第1のN型トランジスタの基板に接続され、ゲー
ト電極に前記反転出力信号が入力される基板バイアス用
の第1のN型トランジスタと、ソース電極に前記反転入
力信号が入力され、ドレイン電極が前記信号入力用の第
2のN型トランジスタの基板に接続され、ゲート電極に
前記出力信号が入力される基板バイアス用の第2のN型
トランジスタとを備えたことを特徴とする。
請求項7記載のレベルシフト回路において、ソース電極
が低電圧電源に接続され、ドレイン電極が前記信号入力
用の第1のN型トランジスタの基板に接続され、ゲート
電極に前記出力信号が入力されるリセット用の第1のN
型トランジスタと、ソース電極が前記低電圧電源に接続
され、ドレイン電極が前記信号入力用の第2のN型トラ
ンジスタの基板に接続され、ゲート電極に前記反転出力
信号が入力されるリセット用の第2のN型トランジスタ
とを備えたことを特徴とする。
8記載のレベルシフト回路において、前記リセット用の
第1のN型トランジスタのゲート電極に接続され、この
ゲート電極への前記出力信号の入力を遅延させる第1の
遅延素子と、前記リセット用の第2のN型トランジスタ
のゲート電極に接続され、このゲート電極への前記反転
出力信号の入力を遅延させる第2の遅延素子とを備えた
ことを特徴とする。
項7、8又は9記載のレベルシフト回路において、前記
信号入力用の第1及び第2のN型トランジスタは、その
ドレイン電極に前記反転出力信号及び出力信号を各々受
け、更に、高電圧電源を前記信号入力用の第1及び第2
のN型トランジスタのドレイン電極に接続する経路に配
置され、前記入力信号及び反転入力信号を出力する回路
の電源のシャットダウン時に制御信号をゲート電極に受
けて非導通状態となる遮断用のP型トランジスタと、前
記信号入力用の第1及び第2のN型トランジスタのドレ
イン電極と低電圧電源との間に各々配置され、前記シャ
ットダウン時にゲート電極に前記制御信号を受けて各々
導通状態となるシャットダウン用の第1及び第2のN型
トランジスタとを備えたことを特徴とする。
記請求項7、8、9又は10記載のレベルシフト回路に
おいて、少なくとも信号入力用の第1及び第2のN型ト
ランジスタは、絶縁基板上に形成されることを特徴とす
る。
項7、8、9、10又は11記載のレベルシフト回路に
おいて、前記信号入力用の第1及び第2のN型トランジ
スタの何れか一方のドレイン電極には信号線が接続さ
れ、この信号線により前記出力信号及び前記反転出力信
号のうち何れか一方のみを出力することを特徴とする。
は、入力信号又は反転入力信号が高電圧レベル側に立上
る信号変化時には、その信号がこれをゲート電極に受け
る信号入力用の第1又は第2のN型トランジスタの基板
にも与えられる。その結果、この信号入力用の第1又は
第2のN型トランジスタは、基板バイアス効果によりそ
の閾値電圧が下がるので、その入力信号又は反転入力信
号の電圧レベルが低電圧化されていても、高速に導通状
態に動作することになる。
圧レベルに立上った後は、出力信号又は反転出力信号の
電位が高電圧レベルになって、対応する基板バイアス用
の第1又は第2のP型又はN型のトランジスタが非導通
状態に遷移するので、それら信号の立上り変化時以外で
は、それら信号が信号入力用の第1又は第2のN型トラ
ンジスタの基板に与えられることが禁止される。従っ
て、この信号入力用の第1又は第2のN型トランジスタ
の基板に貫通電流が常時流れることが防止されて、低消
費電力となる。
は、例えば、入力信号の立上りにより出力信号が高電圧
レベルに立上った時には、この出力信号によりリセット
用の第1のN型トランジスタが導通状態となって、前記
入力信号をゲート電極に受ける信号入力用の第1のN型
トランジスタの基板が低電圧電源の電位にリセットさ
れ、次回の入力信号の立上り時に備えるので、信号入力
用の第1のN型トランジスタの動作の履歴効果が抑制さ
れて、その動作遅延のバラツキが有効に抑制される。
は、リセット用の第1及び第2のN型トランジスタのリ
セット動作が、対応する第1及び第2の遅延素子で遅延
するので、信号入力用の第1及び第2のN型トランジス
タの基板バイアス効果に基づく高速動作が信号変化の完
了まで維持されることになる。
明では、入力信号及び反転入力信号を出力する回路の電
源のシャットダウン時には、その入力信号及び反転入力
信号の電位レベルが不定となるのに伴い、信号入力用の
第1及び第2のN型トランジスタが導通状態となって、
レベルシフト回路内で貫通電流が流れる懸念が生じる
が、この際には、遮断用のP型トランジスタが非導通状
態に、シャットダウン用の第1及び第2のN型トランジ
スタが導通状態となって、レベルシフト回路の高電圧電
源から信号入力用の第1及び第2のN型トランジスタを
経る貫通電流経路が遮断されるので、シャットダウン時
に貫通電流が流れることが阻止される。また、出力信号
及び反転出力信号が接地電位に固定されるので、後段の
回路に貫通電流が流れることも阻止される。
の発明では、信号入力用の第1及び第2のN型トランジ
スタが絶縁基板上に形成されるので、この両トランジス
タの基板同士を分離する分離領域が不要となって、レイ
アウト面積が少なくなる。
に基づいて説明する。
の実施の形態のレベルシフト回路を示す。同図におい
て、VDDは高電圧電源、VSSは接地電源、INは入
力信号、XINは反転入力信号、OUTは出力信号、X
OUTは反転出力信号である。
に入力される信号入力用の第1のNチャネル型トランジ
スタ、2は前記反転入力信号XINがゲート電極に入力
される信号入力用の第2のNチャネル型トランジスタで
あり、この両トランジスタ1、2のソース電極は接地電
源VSSに接続される。3及び4は前記高電圧電源VD
Dにソース電極が接続された第1及び第2のPチャネル
型トランジスタであって、その2つのPチャネル型トラ
ンジスタ3、4間では、その一方のPチャネル型トラン
ジスタのゲート電極が他方のPチャネル型トランジスタ
のドレイン電極に接続されたクロスカップル接続となっ
ている。前記第2のPチャネル型トランジスタ4のドレ
イン電極は信号入力用の第2のNチャネル型トランジス
タ2のドレイン電極に接続され、この両トランジスタ
2、4の接続点に信号線15が接続されて、この信号線
15から出力信号OUTが出力される。同様に、第1の
Pチャネル型トランジスタ3のドレイン電極は信号入力
用の第1のNチャネル型トランジスタ1のドレイン電極
に接続され、この両トランジスタ1、3の接続点に信号
線16が接続されて、この信号線16から反転出力信号
XOUTが出力される。
ス用の第1及び第2のPチャネル型トランジスタ5及び
6が備えられる。基板バイアス用の第1のPチャネル型
トランジスタ5は、そのソース電極に入力信号INが入
力され、ドレイン電極が前記信号入力用の第1のNチャ
ネル型トランジスタ1の基板に接続され、ゲート電極に
前記信号線15の出力信号OUTが入力される。一方、
基板バイアス用の第2のPチャネル型トランジスタ6
は、そのソース電極に反転入力信号XINが入力され、
ドレイン電極が前記信号入力用の第2のNチャネル型ト
ランジスタ2の基板に接続され、ゲート電極に前記信号
線16の反転出力信号XOUTが入力されている。
動作を説明する。一例として、入力信号IN及び反転入
力信号XINの振幅レベルが0.7V、高電圧電源VD
Dの電源電位が3V、接地電源VSSの電位が0V、出
力信号OUT及び反転出力信号XOUTの振幅レベルが
3Vであるとして、動作を説明する。
V、反転入力信号XINが0.7V、出力信号OUTが
0V、反転出力信号XOUTが3Vであるとする。この
時、信号入力用の第1のNチャネル型トランジスタ1、
Pチャネル型トランジスタ4、及び基板バイアス用の第
2のPチャネル型トランジスタ6は非導通状態である。
一方、信号入力用の第2のNチャネル型トランジスタ
2、Pチャネル型トランジスタ3、及び基板バイアス用
の第1のPチャネル型トランジスタ5は導通状態であ
る。
力信号XINが0Vに変化する場合を考える。この電位
変化により、信号入力用の第1のNチャネル型トランジ
スタ1は導通状態に、信号入力用の第2のNチャネル型
トランジスタ2は非導通状態に各々遷移する。この時、
基板バイアス用の第1のPチャネル型トランジスタ5が
導通状態であるので、入力信号INの電圧がこの基板バ
イアス用のトランジスタ5を経て信号入力用の第1のN
チャネル型トランジスタ1の基板に与えられる。これに
より、信号入力用の第1のNチャネル型トランジスタ1
には基板バイアス効果が生じて、その閾値電圧が下り、
その導通状態への遷移は高速に行われる。従って、入力
信号INの低電圧化が進展しても、本実施の形態のレベ
ルシフト回路では高速動作を確保することができる。
る。つまり、既述のように信号入力用の第1のNチャネ
ル型トランジスタ1が導通状態となると、Pチャネル型
トランジスタ3が導通状態であるので、反転出力信号X
OUTの電位はNチャネル型トランジスタ1とPチャネ
ル型トランジスタ3との導通抵抗値の比で決まる中間値
まで低下する。この中間値がPチャネル型トランジスタ
4の閾値電圧を超えると、Pチャネル型トランジスタ4
が導通状態へと遷移して行くので、出力信号OUTの電
位は上昇する。出力信号OUTの電位が上昇すると、P
チャネル型トランジスタ3が非導通状態へと遷移して行
くので、Pチャネル型トランジスタ3の導通抵抗値が上
昇し、反転出力信号XOUTの電位は更に低下すること
になる。以上のような正帰還がかかることにより、出力
信号OUTは3Vに、反転出力信号XOUTは0Vに変
化し、低振幅レベル(0.7V)の入力信号IN、XI
Nを大振幅レベル(3V)の出力信号OUT、XOUT
にシフトする動作が完了する。
が3Vになると、基板バイアス用の第1のPチャネル型
トランジスタ5が非導通状態となって、入力信号INが
信号入力用の第1のNチャネル型トランジスタ1の基板
に流れる経路が遮断されるので、基板への貫通電流が阻
止され、不必要な電力消費を削減することができる。以
上、入力信号INの立上り変化時を例に挙げて説明した
が、反転入力信号XINの立上り変化時も既述の説明と
同様であるので、その説明を省略する。
では、入力信号IN、XINの立上り変化時のみ信号入
力用の第1及び第2のNチャネル型トランジスタ1、2
に基板バイアス効果を生じさせることができるので、入
力信号IN、XINの電圧レベルの低電圧化が進展して
も、高速且つ低消費電力な動作を実現することができ
る。
型トランジスタ1のレイアウト構造を図3に示す。同図
(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線断
面図、同図(c)は同図(a)のB−B線断面図であ
る。同図(a)〜(c)において、信号入力用の第1の
Nチャネル型トランジスタ1は、SOI(Silico
n On Insulator)構造を持つ。即ち、信号
入力用の第1のNチャネル型トランジスタ1は、絶縁板
(絶縁基板)1aに、P-層より成るバックゲート電極
(基板)1bと、その左右側方に位置するソース電極及
びドレイン電極となる2つのN+ 領域1c、1dと、P
-層1bの上方に形成されたゲート電極1eとを有す
る。更に、このNチャネル型トランジスタ1は、既述の
ように入力信号INをバックゲート電極(基板)1bに
入力するように、バックゲート電極1bが同図(a)で
下方に延設され、その側端部にP+層1fが接して形成
され、このP+層1fに入力信号INを入力するための
コンタクト1gが接続されている。以上、信号入力用の
第1のNチャネル型トランジスタ1のレイアウト構造を
説明したが、信号入力用の第2のNチャネル型トランジ
スタ2のレイアウト構造も同様であるので、その説明を
省略する。
の第1及び第2のNチャネル型トランジスタ1、2を並
べて配置したレイアウト構造を示す。同図(a)は断面
図、同図(b)は平面図である。同図(a)及び(b)
において、信号入力用の第1及び第2のNチャネル型ト
ランジスタ1、2は、ゲート電極が並行に延びるように
配置されており、同図(a)から判るように、信号入力
用の第1のNチャネル型トランジスタ1、2の隣接する
N+領域1d、2d間は、絶縁層17で絶縁されてい
る。
に、バルクCMOSトランジスタの構成を説明する。図
14(a)、(b)は1つのトランジスタ30のレイア
ウト構造を示す。同図(a)、(b)において、トラン
ジスタ30は、P-層で形成された基板30aの上端部
に所定間隔隔てて形成されたソース電極及びドレイン電
極となる2つのN+ 領域30b、30cと、その両領域
の間に位置するP-領域の上方に形成されたゲート電極
30dとを有する。更に、このような構造において、P
-基板30aに入力信号INを入力するためには、ゲー
ト電極30dの延長線上に所定間隔を隔ててP+領域3
0eをP-基板30aの上端部に形成し、このP+領域3
0eに入力信号INを入力するコンタクト30fを接続
する。尚、図中、30gは絶縁層である。図15
(a)、(b)はこのようなトランジスタ30を2つ並
行に配置したレイアウト構造を示す。同図(a)及び
(b)では、各トランジスタ30、30のP-基板30
a、30aの下方にN-層で形成された基板30hを配
置したトリプルウェル構造とし、両トランジスタ30、
30間にこのN-基板30hの一部領域30iを位置さ
せて両トランジスタ30、30の基板30a、30a同
士を分離する構造が必要となる。
I構造でトランジスタを形成する場合には、トランジス
タ1、2間は1つの絶縁層17でのみ分離されるのに対
し、図15に示したトリプルウェル構造では、両トラン
ジスタ30、30を分離するための領域30iと2つの
絶縁領域30g、30gとを必要とする。よって、本実
施の形態では、図1で示した信号入力用の第1及び第2
のNチャネル型トランジスタ1、2をSOI構造で形成
するので、図15に示した分離領域30i及び1つの絶
縁層30gとを設ける必要がなく、その分、レイアウト
面積を少なくすることができ、より高集積なレベルシフ
ト回路を実現できる。
を接続して出力信号OUT及び反転出力信号XOUTの
双方を出力するようにしたが、本発明はこれに限定され
ず、その他、図2に示すように、出力信号OUT及び反
転出力信号XOUTのうち何れか一方の信号のみを出力
する構成(同図では信号線15のみを接続して出力信号
OUTのみを出力する構成)を採用しても良いのは勿論
である。
1に示した第1の実施の形態のレベルシフト回路の変形
例を示す。図5のレベルシフト回路では、図1のレベル
シフト回路が有する基板バイアス用の第1及び第2のP
チャネル型トランジスタ5、6に代えて、基板バイアス
用の第1及び第2のトランジスタ55、56の双方をN
チャネル型のトランジスタで構成している。また、トラ
ンジスタの極性をPチャネル型からNチャネル型に変更
したのに伴い、基板バイアス用の第1のNチャネル型ト
ランジスタ55のゲート電極には、出力信号OUTに代
えて反転出力信号XOUTを入力し、基板バイアス用の
第2のNチャネル型トランジスタ56のゲート電極に
は、反転出力信号XOUTに代えて出力信号OUTを入
力している。
ャネル型トランジスタ55は、そのソース電極に入力信
号INが入力され、ドレイン電極が信号入力用の第1の
Nチャネル型トランジスタ1の基板に接続され、ゲート
電極には反転出力信号XOUTが入力される。また、基
板バイアス用の第2のNチャネル型トランジスタ56
は、そのソース電極に反転入力信号XINが入力され、
ドレイン電極が前記信号入力用の第2のNチャネル型ト
ランジスタ2の基板に接続され、ゲート電極には出力信
号OUTが入力される。
ス用の第1及び第2のNチャネル型トランジスタ55、
56は、図1に示した基板バイアス用の第1及び第2の
Pチャネル型トランジスタ5、6と同一の動作をして、
第1の実施の形態のレベルシフト回路と同一の効果を奏
する。
第1及び第2のNチャネル型トランジスタ55、56
は、そのソース電極には入力信号IN、反転入力信号X
INである低電圧が入力され、そのゲート電極には反転
出力信号XOUT、出力信号OUTである高電圧が入力
されるので、ソース電極の入力信号IN、反転入力信号
XINの電圧がNチャネル型トランジスタ55、56に
おいてその閾値電圧分の低下を招くことなく、基板に伝
達される。更に、これら基板バイアス用のNチャネル型
トランジスタ55、56は、図1に示した基板バイアス
用のPチャネル型トランジスタ5、6と比較して、同一
ゲート幅の条件下では駆動力が高いので、これらPチャ
ネル型トランジスタ5、6よりもゲート幅の狭いNチャ
ネル型トランジスタで構成することができ、その分、小
型化が可能である。
路に備える基板バイアス用の第1及び第2のPチャネル
型トランジスタ5、6を、基板バイアス用のNチャネル
型のトランジスタ55、56により構成したものであ
る。
の実施の形態のレベルシフト回路を示す。
施の形態のレベルシフト回路の構成に、リセット用の第
1及び第2のNチャネル型トランジスタ7、8を付加し
た構成に特徴を有する。前記リセット用の第1のNチャ
ネル型トランジスタ7は、ソース電極が接地電源(低電
圧電源)VSSに接続され、ドレイン電極が信号入力用
の第1のNチャネル型トランジスタ1の基板に接続さ
れ、ゲート電極に信号線15の出力信号OUTが入力さ
れる。同様に、リセット用の第2のNチャネル型トラン
ジスタ8は、ソース電極が接地電源VSSに接続され、
ドレイン電極が信号入力用の第2のNチャネル型トラン
ジスタ2の基板に接続され、ゲート電極に信号線16の
反転出力信号XOUTが入力される。
実施の形態と同一であるので、入力信号IN又は反転入
力信号XINの立上り変化時にのみ、信号入力用の第1
又は第2のNチャネル型トランジスタ1、2に基板バイ
アス効果を生じさせて、これら信号IN、XINの電圧
レベルの低電圧化が進展しても、これら信号をゲート電
極に受ける信号入力用の第1又は第2のNチャネル型ト
ランジスタ1、2の導通状態への遷移を高速に行って、
高速にレベルシフトできるレベルシフト回路を得ること
ができると共に、これら信号IN、XINが信号入力用
の第1又は第2のNチャネル型トランジスタ1、2の基
板に流れる経路を基板バイアス用の第1及び第2のP型
トランジスタ5、6により遮断して、貫通電流が常時流
れることを防止でき、低消費電力化を図ることができる
効果を奏するのは、前記第1の実施の形態と同様であ
る。
号INが高電圧レベル(0.7V)に立上って出力信号
OUTが高電圧レベル(3V)に変化した後は、この高
電圧レベルの出力信号OUTによりリセット用の第1の
Nチャネル型トランジスタ7が導通状態となって、信号
入力用の第1のNチャネル型トランジスタ1の基板の電
位を接地電源VSSの電位にリセットする。従って、次
に、入力信号INが高電圧レベル(0.7V)から低電
圧レベル(0V)に立下って信号入力用の第1のNチャ
ネル型トランジスタ1が非導通状態となった後、続いて
入力信号INが低電圧レベル(0V)から高電圧レベル
(0.7V)に立ち上る際に、この入力信号INが基板
バイアス用の第1のPチャネル型トランジスタ5を経て
信号入力用の第1のNチャネル型トランジスタ1の基板
に流れると、その基板電位は必ず接地電源VSSの電位
から上昇するので、信号入力用の第1のNチャネル型ト
ランジスタ1の動作の履歴効果が抑制されて、その動作
遅延のバラツキが有効に抑制される。リセット用の第2
のNチャネル型トランジスタ8の動作及び作用も同様で
あるので、その説明を省略する。
第1及び第2のNチャネル型トランジスタ7、8によっ
て、信号入力用の第1及び第2のNチャネル型トランジ
スタ1、2は毎回同一の基板状態で入力信号IN及び反
転入力信号XINの次の立上り変化に備えることができ
るので、これらNチャネル型トランジスタ1、2の動作
速度を毎回均一にできる効果を奏する。
ルシフト回路の基板バイアス用の第1及び第2のP型ト
ランジスタ5、6をN型トランジスタ55、56で構成
した変形例を示す図である。この変形例も、本実施の形
態のレベルシフト回路と同様の効果を奏する。
ンジスタ1、2を図4に示したSOI構造で形成すれ
ば、既述の通り各トランジスタ1、2の基板同士を分離
するのに必要なレイアウト面積を少なくでき、より高集
積なレベルシフト回路を実現できる。更に、本実施の形
態及びその変形例を示す図7及び図8のレベルシフト回
路においても、出力信号OUT及び反転出力信号XOU
Tの何れか一方のみを出力するようにしても良いのは言
うまでもない。
の実施の形態のレベルシフト回路を示す。同図のレベル
シフト回路は、前記図7に示した第2の実施の形態のレ
ベルシフト回路の構成に、第1及び第2の遅延素子9、
10を付加した構成に特徴を有する。前記第1の遅延素
子9は、出力信号OUTの信号線15とリセット用の第
1のNチャネル型トランジスタ7のゲート電極との間に
配置される。また、前記第2の遅延素子10は、反転出
力信号XOUTの信号線16とリセット用の第2のNチ
ャネル型トランジスタ8のゲート電極との間に配置され
る。
第2の実施の形態のレベルシフト回路の構成を有するの
で、既述のように、入力信号IN及び反転入力信号XI
Nの立上り変化時においてのみ、これら信号をゲート電
極に受けるNチャネル型トランジスタ1、2に基板バイ
アス効果を生じさせて、入力信号IN及び反転入力信号
XINが低電圧レベル化されても高速且つ低消費電力で
の動作を実現することができると共に、これらNチャネ
ル型トランジスタ1、2が導通動作する前に基板電位を
接地電源VSSの電位にリセットして、これら信号入力
用の第1及び第2のN型トランジスタ1、2の動作速度
のばらつきを有効に抑制できる効果を奏する。
1のNチャネル型トランジスタ7のゲート電極と出力信
号OUTの信号線15との間、及びリセット用の第2の
Nチャネル型トランジスタ8のゲート電極と反転出力信
号XOUTの信号線16との間には、第1及び第2の遅
延素子9、10が各々配置されているので、これらリセ
ット用のNチャネル型トランジスタ7、8は、前記第2
の実施の形態に比べて、第1及び第2の遅延素子9、1
0の遅延時間だけ遅れて導通状態となり、その遅延時間
分、信号入力用の第1及び第2のNチャネル型トランジ
スタ1、2の基板電位を接地電源VSSの電位にリセッ
トするタイミングが遅延する。従って、例えば、入力信
号INの立上りにより信号入力用の第1のNチャネル型
トランジスタ1が導通状態となって、反転出力信号XO
UTが低電圧レベル(0V)に向かい、出力信号OUT
が高電圧レベル(3V)に向かう際には、信号入力用の
第1のNチャネル型トランジスタ1が高い能力を維持し
て反転出力信号XOUTを素早く0Vに立下げて、その
信号変化が完了した後に、初めて、次の信号変化に備え
るようこの信号入力用の第1のNチャネル型トランジス
タ1の基板電位を0Vにリセットすることができる。よ
って、信号入力用の第1及び第2のNチャネル型トラン
ジスタ1、2の高速動作を信号変化の完了まで維持しつ
つ、その動作速度のバラツキを有効に抑制することがで
きる効果を奏する。
ベルシフト回路の基板バイアス用の第1及び第2のP型
トランジスタ5、6をN型トランジスタ55、56で構
成した変形例を示す図であり、本実施の形態のレベルシ
フト回路と同様の効果を奏する。
トランジスタ1、2を図4に示したSOI構造で形成す
れば、既述の通り各トランジスタ1、2の基板同士を分
離するのに必要なレイアウト面積を少なくでき、より高
集積なレベルシフト回路を実現できる。更に、本実施の
形態及びその変形例を示す図9及び図10のレベルシフ
ト回路においても、出力信号OUT及び反転出力信号X
OUTの何れか一方のみを出力するようにしても良いの
は言うまでもない。
4の実施の形態のレベルシフト回路を示す。同図のレベ
ルシフト回路はシャットダウン機能を持つものであっ
て、前記図1に示した第1の実施の形態のレベルシフト
回路の構成に、シャットダウン用の第1及び第2のNチ
ャネル型トランジスタ20、21と、遮断用のPチャネ
ル型トランジスタ22とを付加した構成に特徴を有して
いる。
及び第2のNチャネル型トランジスタ20、21は、共
に、ソース電極が接地電源VSSに接続され、ゲート電
極には制御信号Cが入力される。シャットダウン用の第
1のNチャネル型トランジスタ20のドレイン電極は、
信号入力用の第1のNチャネル型トランジスタ1のドレ
イン電極に接続され、シャットダウン用の第2のNチャ
ネル型トランジスタ21のドレイン電極は、信号入力用
の第2のNチャネル型トランジスタ2のドレイン電極に
接続される。前記制御信号Cは、入力信号IN及び反転
入力信号XINを出力する回路の電源のシャットダウン
時に"H"レベルとなり、それ以外の通常時には"L"にな
る信号である。また、遮断用のPチャネル型トランジス
タ22は、ソース電極が高電圧電源VDDに接続され、
ドレイン電極が第1及び第2のPチャネル型トランジス
タ3、4の各ソース電極に接続され、ゲート電極には前
記制御信号Cが入力される。
第1の実施の形態のレベルシフト回路の構成を有するの
で、既述のように、入力信号IN及び反転入力信号XI
Nの立上り変化時においてのみ、これら信号をゲート電
極に受ける信号入力用のNチャネル型トランジスタ1、
2に基板バイアス効果を生じさせて、入力信号IN及び
反転入力信号XINが低電圧レベル化されても高速且つ
低消費電力での動作を実現することができる。
び反転入力信号XINを出力する回路の電源のシャット
ダウン時には、制御信号Cが"H"レベルになって、遮断
用のPチャネル型トランジスタ22が非導通状態となる
と共に、シャットダウン用の第1及び第2のNチャネル
型トランジスタ20、21が導通状態となる。その結
果、高電圧電源VDDから信号入力用の第1又は第2の
Nチャネル型トランジスタ1、2を経て接地電源VSS
に至る貫通電流経路が遮断用のPチャネル型トランジス
タ22により遮断されると共に、入力信号IN又は反転
入力信号XINを受ける信号入力用の第1及び第2のN
チャネル型トランジスタ1、2のソース電極及びドレイ
ン電極が共に接地電極VSSに接続されるので、たとえ
このシャットダウン時に入力信号IN又は反転入力信号
XINの電位が不定となっても、直列接続されたNチャ
ネル型トランジスタ1及びPチャネル型トランジスタ3
同士、又はNチャネル型トランジスタ2及びPチャネル
型トランジスタ4同士が共に導通状態となることに起因
して貫通電流が流れることを確実に阻止することが可能
である。また、出力信号及び反転出力信号が接地電位に
固定されるので、後段の回路に貫通電流が流れることも
阻止される。
レベルシフト回路の基板バイアス用の第1及び第2のP
型トランジスタ5、6をN型トランジスタ55、56で
構成した変形例を示す図であり、本実施の形態のレベル
シフト回路と同様の効果を奏する。
のトランジスタ1、2を図4に示したSOI構造で形成
すれば、既述の通り各トランジスタ1、2の基板同士を
分離するのに必要なレイアウト面積を少なくでき、より
高集積なレベルシフト回路を実現できる。更に、更に、
本実施の形態及びその変形例を示す図11及び図12の
レベルシフト回路においても、出力信号OUT及び反転
出力信号XOUTの何れか一方のみを出力するようにし
ても良いのは言うまでもない。
1及び図12では、図1及び図5に示したレベルシフト
回路を基本構成としたが、図7、図8、図9又は図10
に示したレベルシフト回路を基本構成として、シャット
ダウン用のNチャネル型トランジスタ20、21及び遮
断用のPチャネル型トランジスタ22を設けても良いの
は勿論である。
は、レベルシフト回路としてPチャネル型トランジスタ
3、4を備えた構成のものを説明したが、本発明はこれ
に限定されず、その他種々の構成のレベルシフト回路に
適用可能であり、少なくとも信号入力用の第1及び第2
のNチャネル型トランジスタ1、2を備えれば良い。
12記載の発明のレベルシフト回路によれば、基板に常
時貫通電流が流れることを有効に防止しながら、入力信
号及び反転入力信号の立上り変化時に限り、信号入力用
のトランジスタに基板バイアス効果を生じさせてその閾
値電圧を低くしたので、入力信号及び反転入力信号の低
電圧レベル化が進展した場合であっても、これら信号入
力用のトランジスタの動作の高速化を低消費電力でもっ
て図ることができる。
よれば、信号入力用のトランジスタの動作の履歴効果を
抑制し、その動作遅延のバラツキを有効に抑制すること
が可能である。
よれば、信号入力用のトランジスタの基板バイアス効果
に基づく高速動作を入力信号及び反転入力信号の立上り
変化の完了まで維持することができる。
明によれば、入力信号及び反転入力信号を出力する回路
の電源のシャットダウン時であっても、レベルシフト回
路の電源から信号入力用のトランジスタを経る貫通電流
経路を遮断して、貫通電流が流れることを有効に阻止す
ることが可能である。
の発明によれば、信号入力用の2つのトランジスタの基
板同士を分離する分離領域を不要にして、レイアウト面
積が少なくでき、より集積度の高いレベルシフト回路を
実現できる。
の構成を示す図である。
す図である。
用のトランジスタのレイアウト構成を示す平面図、
(b)は同図(a)のA−A線断面図、(c)は同図
(a)のB−B線断面図である。
列に並べたレイアウト構成を示す断面図、(b)は同平
面図である。
回路の基板バイアス用の第1及び第2のP型トランジス
タをN型トランジスタで構成した変形例を示す図であ
る。
用の第1及び第2のP型トランジスタをN型トランジス
タで構成した変形例を示す図である。
の構成を示す図である。
用の第1及び第2のP型トランジスタをN型トランジス
タで構成した変形例を示す図である。
の構成を示す図である。
ス用の第1及び第2のP型トランジスタをN型トランジ
スタで構成した変形例を示す図である。
路の構成を示す図である。
アス用の第1及び第2のP型トランジスタをN型トラン
ジスタで構成した変形例を示す図である。
る。
成を示す平面図、(b)は同縦断面図、(c)は同横断
面図である。
ル構造で形成したレイアウト構造を示す断面図、(b)
は同平面図である。
タ 1a 絶縁板(絶縁基板) 1b バックゲート電極(基板) 2 信号入力用の第2のN型トランジス
タ 5 基板バイアス用の第1のP型トラン
ジスタ 6 基板バイアス用の第2のP型トラン
ジスタ 7 リセット用の第1のN型トランジス
タ 8 リセット用の第2のN型トランジス
タ 9 第1の遅延素子 10 第2の遅延素子 15、16 信号線 20 シャットダウン用の第1のN型トラ
ンジスタ 21 シャットダウン用の第2のN型トラ
ンジスタ 22 遮断用のP型トランジスタ 55 基板バイアス用の第1のN型トラン
ジスタ 56 基板バイアス用の第2のN型トラン
ジスタ VDD 高電圧電源 VSS 接地電源(低電圧電源) IN 入力信号 XIN 反転入力信号 OUT 出力信号 XOUT 反転出力信号 C 制御信号
Claims (12)
- 【請求項1】 入力信号及び前記入力信号を反転した反
転入力信号が入力され、前記入力信号及び反転入力信号
の振幅レベルを、この振幅レベルよりも大きい振幅レベ
ルにシフトし、このシフト後の振幅レベルを持つ出力信
号及びこの出力信号を反転した反転出力信号の少なくと
も一方を出力するレベルシフト回路であって、 ゲート電極に前記入力信号が入力される信号入力用の第
1のN型トランジスタと、 ゲート電極に前記反転入力信号が入力される信号入力用
の第2のN型トランジスタと、 ソース電極に前記入力信号が入力され、ドレイン電極が
前記信号入力用の第1のN型トランジスタの基板に接続
され、ゲート電極に前記出力信号が入力される基板バイ
アス用の第1のP型トランジスタと、 ソース電極に前記反転入力信号が入力され、ドレイン電
極が前記信号入力用の第2のN型トランジスタの基板に
接続され、ゲート電極に前記反転出力信号が入力される
基板バイアス用の第2のP型トランジスタとを備えたこ
とを特徴とするレベルシフト回路。 - 【請求項2】 ソース電極が低電圧電源に接続され、ド
レイン電極が前記信号入力用の第1のN型トランジスタ
の基板に接続され、ゲート電極に前記出力信号が入力さ
れるリセット用の第1のN型トランジスタと、 ソース電極が前記低電圧電源に接続され、ドレイン電極
が前記信号入力用の第2のN型トランジスタの基板に接
続され、ゲート電極に前記反転出力信号が入力されるリ
セット用の第2のN型トランジスタとを備えたことを特
徴とする請求項1記載のレベルシフト回路。 - 【請求項3】 前記リセット用の第1のN型トランジス
タのゲート電極に接続され、このゲート電極への前記出
力信号の入力を遅延させる第1の遅延素子と、 前記リセット用の第2のN型トランジスタのゲート電極
に接続され、このゲート電極への前記反転出力信号の入
力を遅延させる第2の遅延素子とを備えたことを特徴と
する請求項2記載のレベルシフト回路。 - 【請求項4】 前記信号入力用の第1及び第2のN型ト
ランジスタは、そのドレイン電極に前記反転出力信号及
び出力信号を各々受け、 更に、高電圧電源を前記信号入力用の第1及び第2のN
型トランジスタのドレイン電極に接続する経路に配置さ
れ、前記入力信号及び反転入力信号を出力する回路の電
源のシャットダウン時に制御信号をゲート電極に受けて
非導通状態となる遮断用のP型トランジスタと、 前記信号入力用の第1及び第2のN型トランジスタのド
レイン電極と低電圧電源との間に各々配置され、前記シ
ャットダウン時にゲート電極に前記制御信号を受けて各
々導通状態となるシャットダウン用の第1及び第2のN
型トランジスタとを備えたことを特徴とする請求項1、
2又は3記載のレベルシフト回路。 - 【請求項5】 少なくとも信号入力用の第1及び第2の
N型トランジスタは、絶縁基板上に形成されることを特
徴とする請求項1、2、3又は4記載のレベルシフト回
路。 - 【請求項6】 前記信号入力用の第1及び第2のN型ト
ランジスタの何れか一方のドレイン電極には信号線が接
続され、この信号線により前記出力信号及び前記反転出
力信号のうち何れか一方のみを出力することを特徴とす
る請求項1、2、3、4又は5記載のレベルシフト回
路。 - 【請求項7】 入力信号及び前記入力信号を反転した反
転入力信号が入力され、前記入力信号及び反転入力信号
の振幅レベルを、この振幅レベルよりも大きい振幅レベ
ルにシフトし、このシフト後の振幅レベルを持つ出力信
号及びこの出力信号を反転した反転出力信号の少なくと
も一方を出力するレベルシフト回路であって、 ゲート電極に前記入力信号が入力される信号入力用の第
1のN型トランジスタと、 ゲート電極に前記反転入力信号が入力される信号入力用
の第2のN型トランジスタと、 ソース電極に前記入力信号が入力され、ドレイン電極が
前記信号入力用の第1のN型トランジスタの基板に接続
され、ゲート電極に前記反転出力信号が入力される基板
バイアス用の第1のN型トランジスタと、 ソース電極に前記反転入力信号が入力され、ドレイン電
極が前記信号入力用の第2のN型トランジスタの基板に
接続され、ゲート電極に前記出力信号が入力される基板
バイアス用の第2のN型トランジスタとを備えたことを
特徴とするレベルシフト回路。 - 【請求項8】 ソース電極が低電圧電源に接続され、ド
レイン電極が前記信号入力用の第1のN型トランジスタ
の基板に接続され、ゲート電極に前記出力信号が入力さ
れるリセット用の第1のN型トランジスタと、 ソース電極が前記低電圧電源に接続され、ドレイン電極
が前記信号入力用の第2のN型トランジスタの基板に接
続され、ゲート電極に前記反転出力信号が入力されるリ
セット用の第2のN型トランジスタとを備えたことを特
徴とする請求項7記載のレベルシフト回路。 - 【請求項9】 前記リセット用の第1のN型トランジス
タのゲート電極に接続され、このゲート電極への前記出
力信号の入力を遅延させる第1の遅延素子と、 前記リセット用の第2のN型トランジスタのゲート電極
に接続され、このゲート電極への前記反転出力信号の入
力を遅延させる第2の遅延素子とを備えたことを特徴と
する請求項8記載のレベルシフト回路。 - 【請求項10】 前記信号入力用の第1及び第2のN型
トランジスタは、そのドレイン電極に前記反転出力信号
及び出力信号を各々受け、 更に、高電圧電源を前記信号入力用の第1及び第2のN
型トランジスタのドレイン電極に接続する経路に配置さ
れ、前記入力信号及び反転入力信号を出力する回路の電
源のシャットダウン時に制御信号をゲート電極に受けて
非導通状態となる遮断用のP型トランジスタと、 前記信号入力用の第1及び第2のN型トランジスタのド
レイン電極と低電圧電源との間に各々配置され、前記シ
ャットダウン時にゲート電極に前記制御信号を受けて各
々導通状態となるシャットダウン用の第1及び第2のN
型トランジスタとを備えたことを特徴とする請求項7、
8又は9記載のレベルシフト回路。 - 【請求項11】 少なくとも信号入力用の第1及び第2
のN型トランジスタは、絶縁基板上に形成されることを
特徴とする請求項7、8、9又は10記載のレベルシフ
ト回路。 - 【請求項12】 前記信号入力用の第1及び第2のN型
トランジスタの何れか一方のドレイン電極には信号線が
接続され、この信号線により前記出力信号及び前記反転
出力信号のうち何れか一方のみを出力することを特徴と
する請求項7、8、9、10又は11記載のレベルシフ
ト回路。
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