JP2003280785A - 画像表示処理装置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents
画像表示処理装置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・プログラムInfo
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易なコントローラ操作によるディスプレイ
表示画像のスクロールを実現する画像表示処理装置およ
び方法を提供する。 【解決手段】 ディスプレイに表示された画像のスクロ
ールを実現するために、コントローラの位置や姿勢情報
をセンサにより取得し、取得情報に基づいてスクロール
を実行する。例えば、コントローラの傾きの遷移状態を
検出し、検出遷移情報に基づいてスクロールを行なう構
成としたので、あたかもコントローラの歩行状態を反映
したスクロール処理が可能となる。また、コントローラ
の位置を検出し、検出位置情報に基づいてスクロールを
実行する構成としたので、複雑な操作を行なうことのな
い容易なスクロール処理が可能となる。
表示画像のスクロールを実現する画像表示処理装置およ
び方法を提供する。 【解決手段】 ディスプレイに表示された画像のスクロ
ールを実現するために、コントローラの位置や姿勢情報
をセンサにより取得し、取得情報に基づいてスクロール
を実行する。例えば、コントローラの傾きの遷移状態を
検出し、検出遷移情報に基づいてスクロールを行なう構
成としたので、あたかもコントローラの歩行状態を反映
したスクロール処理が可能となる。また、コントローラ
の位置を検出し、検出位置情報に基づいてスクロールを
実行する構成としたので、複雑な操作を行なうことのな
い容易なスクロール処理が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示処理装
置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・プ
ログラムに関する。さらに詳細には、LCD等のディス
プレイに表示された画像をコントローラの動きに応じて
スクロール処理を実行する画像表示処理装置、および画
像表示処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関
する。
置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・プ
ログラムに関する。さらに詳細には、LCD等のディス
プレイに表示された画像をコントローラの動きに応じて
スクロール処理を実行する画像表示処理装置、および画
像表示処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】PCあるいはゲーム装置等のディスプレ
イに表示させた画像をスクロール、すなわち表示画像の
移動更新処理を実行するためには、キーボード、あるい
はコントローラに備えらた所定のスクロールスイッチ、
あるいはマウス等の操作によるのが一般的である。
イに表示させた画像をスクロール、すなわち表示画像の
移動更新処理を実行するためには、キーボード、あるい
はコントローラに備えらた所定のスクロールスイッチ、
あるいはマウス等の操作によるのが一般的である。
【0003】これらのスクロール処理は、所定の処理手
順に沿って実行すればよいものであり、PC等の装置に
熟知しているユーザにとっては、何ら問題なく処理する
ことが可能であるが、PC、あるいはゲーム機等の操作
に不慣れなユーザ、例えば幼児等の年少者にとっては、
決して分かりやすい操作ではない。
順に沿って実行すればよいものであり、PC等の装置に
熟知しているユーザにとっては、何ら問題なく処理する
ことが可能であるが、PC、あるいはゲーム機等の操作
に不慣れなユーザ、例えば幼児等の年少者にとっては、
決して分かりやすい操作ではない。
【0004】例えば幼児等の年少者を対象としたディス
プレイ表示システムとして図1に示す構成がある。図1
のシステムは、位置と姿勢を計測できるセンサが具備さ
れたコントローラ101を操作して画面102に表示さ
れている情報の処理を行なうシステムである。
プレイ表示システムとして図1に示す構成がある。図1
のシステムは、位置と姿勢を計測できるセンサが具備さ
れたコントローラ101を操作して画面102に表示さ
れている情報の処理を行なうシステムである。
【0005】図1のようなコントローラを用いたシステ
ムでは、センサとしてのコントローラ101の座標系と
画面の座標系、ひいては画面に表示されている地図や3
次元仮想空間などのモデルの座標系までを一致させ、コ
ントローラ101を操作して画面に表示されているオブ
ジェクトへ直接的にインタラクションすることで表示画
面102に対する各種の操作を実現する場合が多い。
ムでは、センサとしてのコントローラ101の座標系と
画面の座標系、ひいては画面に表示されている地図や3
次元仮想空間などのモデルの座標系までを一致させ、コ
ントローラ101を操作して画面に表示されているオブ
ジェクトへ直接的にインタラクションすることで表示画
面102に対する各種の操作を実現する場合が多い。
【0006】例えば図2(a)に示すように、画面10
2上に表示されたボタン103上にコントローラ101
を移動させるとボタンが押されるといった直接的なイン
タラクションが適用される。なお、汎用的なマウスのよ
うにマウスカーソルを介してではなく、コントローラそ
のもので画面上に表示されているオブジェクトに働きか
けることを「直接的なインタラクション」と呼ぶ。
2上に表示されたボタン103上にコントローラ101
を移動させるとボタンが押されるといった直接的なイン
タラクションが適用される。なお、汎用的なマウスのよ
うにマウスカーソルを介してではなく、コントローラそ
のもので画面上に表示されているオブジェクトに働きか
けることを「直接的なインタラクション」と呼ぶ。
【0007】また図2(b)に示すように、物理的なコ
ントローラ101の影104を画面102上に仮想的に
表示するのもセンサ座標系と画面座標系およびモデル座
標系を一致させることで可能になり、これも直接的なイ
ンタラクションの一種である。
ントローラ101の影104を画面102上に仮想的に
表示するのもセンサ座標系と画面座標系およびモデル座
標系を一致させることで可能になり、これも直接的なイ
ンタラクションの一種である。
【0008】地図や3次元仮想空間を画面に一度に表示
しきれないとき、画面外の情報にアクセスするにはそれ
らをスクロールさせる必要がある。上記のようなシステ
ムにおいて、スクロール処理を実行する方法としては、
例えば、上下左右の矢印を配したボタンなどを画面の任
意の位置に配置し、コントローラでそのボタンを押すこ
とによってそれぞれ対応した方向へスクロールする方法
が考えられる。
しきれないとき、画面外の情報にアクセスするにはそれ
らをスクロールさせる必要がある。上記のようなシステ
ムにおいて、スクロール処理を実行する方法としては、
例えば、上下左右の矢印を配したボタンなどを画面の任
意の位置に配置し、コントローラでそのボタンを押すこ
とによってそれぞれ対応した方向へスクロールする方法
が考えられる。
【0009】この構成は従来からよく利用されている構
成の一つではあるが、ボタンという間接的なオブジェク
トを介しており、ボタンを押すという煩わしい手順を踏
む必要がある。また、画面にボタンというオブジェクト
を配置することにより、表示画像の領域をボタンによっ
て狭めてしまい、また画面が煩雑になるという欠点もあ
る。また、画面端部にスクロールバーを配置した表示を
行ない、それをコントローラで操作することによってス
クロールさせる方法も考えられるが、上記と同様、画面
領域の占有、画面煩雑化等の問題がある。
成の一つではあるが、ボタンという間接的なオブジェク
トを介しており、ボタンを押すという煩わしい手順を踏
む必要がある。また、画面にボタンというオブジェクト
を配置することにより、表示画像の領域をボタンによっ
て狭めてしまい、また画面が煩雑になるという欠点もあ
る。また、画面端部にスクロールバーを配置した表示を
行ない、それをコントローラで操作することによってス
クロールさせる方法も考えられるが、上記と同様、画面
領域の占有、画面煩雑化等の問題がある。
【0010】スクロール用に例えばジョイスティックや
トラックボール、ボタン、ジョグダイアルなどの物理的
なデバイスを、ディスプレイ本体やコントローラなどに
追加する構成とする方法も考えられるが、コストアップ
にもつながり、スクロールを利用しない場面では冗長と
なる。
トラックボール、ボタン、ジョグダイアルなどの物理的
なデバイスを、ディスプレイ本体やコントローラなどに
追加する構成とする方法も考えられるが、コストアップ
にもつながり、スクロールを利用しない場面では冗長と
なる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、簡単なコントローラの操
作により、PC、あるいはゲーム機等の画面スクロール
処理を実行可能とした画像表示処理装置、および画像表
示処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供す
ることを目的とする。
に鑑みてなされたものであり、簡単なコントローラの操
作により、PC、あるいはゲーム機等の画面スクロール
処理を実行可能とした画像表示処理装置、および画像表
示処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供す
ることを目的とする。
【0012】具体的には、ユーザ、例えば子供の手に把
握可能なコントローラの姿勢、動き等を検出し、検出し
た姿勢や動き情報に基づいて、PC、あるいはゲーム機
等の画面スクロール処理を実行可能とした画像表示処理
装置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・
プログラムを提供することを目的とする。
握可能なコントローラの姿勢、動き等を検出し、検出し
た姿勢や動き情報に基づいて、PC、あるいはゲーム機
等の画面スクロール処理を実行可能とした画像表示処理
装置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・
プログラムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
ディスプレイに表示された画像データのスクロール処理
を実行する画像表示処理装置であり、ユーザによる操作
可能なコントローラであり、3次元空間における位置お
よび姿勢情報の少なくともいずれかの情報をセンサを介
して提供するコントローラ手段と、前記コントローラの
3次元空間における位置および姿勢情報の少なくともい
ずれかの情報に基づいて、ディスプレイに表示された画
像データのスクロール処理態様を決定するスクロール情
報生成手段と、前記スクロール情報生成手段の決定に従
ってディスプレイの表示画像のスクロール処理としての
画像更新処理を実行する画像表示制御手段と、を有する
ことを特徴とする画像表示処理装置にある。
ディスプレイに表示された画像データのスクロール処理
を実行する画像表示処理装置であり、ユーザによる操作
可能なコントローラであり、3次元空間における位置お
よび姿勢情報の少なくともいずれかの情報をセンサを介
して提供するコントローラ手段と、前記コントローラの
3次元空間における位置および姿勢情報の少なくともい
ずれかの情報に基づいて、ディスプレイに表示された画
像データのスクロール処理態様を決定するスクロール情
報生成手段と、前記スクロール情報生成手段の決定に従
ってディスプレイの表示画像のスクロール処理としての
画像更新処理を実行する画像表示制御手段と、を有する
ことを特徴とする画像表示処理装置にある。
【0014】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状態の
3状態の判別処理を実行し、該3状態の状態遷移の有無
に基づいてスクロール処理の実行の有無を決定する構成
であることを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状態の
3状態の判別処理を実行し、該3状態の状態遷移の有無
に基づいてスクロール処理の実行の有無を決定する構成
であることを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状態の
3状態の判別処理を実行し、右傾状態および左傾状態間
の状態遷移の有無に基づいてスクロール処理の実行の有
無を決定する構成であることを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状態の
3状態の判別処理を実行し、右傾状態および左傾状態間
の状態遷移の有無に基づいてスクロール処理の実行の有
無を決定する構成であることを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記画像表示処理装置は、さらに、前
記コントローラの位置および姿勢情報をディスプレイ面
を基準とした画面座標系に対応した情報に変換する変換
手段を有し、前記スクロール情報生成手段は、前記変換
手段により変換された画面座標系に対応した前記コント
ローラの姿勢情報に基づいて、ディスプレイに表示され
た画像データのスクロール処理態様を決定する構成であ
ることを特徴とする。
施態様において、前記画像表示処理装置は、さらに、前
記コントローラの位置および姿勢情報をディスプレイ面
を基準とした画面座標系に対応した情報に変換する変換
手段を有し、前記スクロール情報生成手段は、前記変換
手段により変換された画面座標系に対応した前記コント
ローラの姿勢情報に基づいて、ディスプレイに表示され
た画像データのスクロール処理態様を決定する構成であ
ることを特徴とする。
【0017】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの向きに応じて、スクロール方向を決定す
る処理を実行する構成であることを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの向きに応じて、スクロール方向を決定す
る処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの傾きの方向に応じて、スクロール方向を
決定する処理を実行する構成であることを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの傾きの方向に応じて、スクロール方向を
決定する処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0019】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラが予め定められた作用領域にあるか否かの
コントローラ位置判別処理を実行し、前記コントローラ
が予め定められた作用領域内である場合にスクロール処
理の実行を決定する構成であることを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラが予め定められた作用領域にあるか否かの
コントローラ位置判別処理を実行し、前記コントローラ
が予め定められた作用領域内である場合にスクロール処
理の実行を決定する構成であることを特徴とする。
【0020】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ平面か
ら垂直方向に一定距離以上離間した領域として設定され
た構成であることを特徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ平面か
ら垂直方向に一定距離以上離間した領域として設定され
た構成であることを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ平面か
ら該平面に並行方向に一定距離以上離間した領域として
設定された構成であることを特徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ平面か
ら該平面に並行方向に一定距離以上離間した領域として
設定された構成であることを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ中心点
から一定距離以上離間した領域として設定された構成で
あることを特徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ中心点
から一定距離以上離間した領域として設定された構成で
あることを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイから一
定距離以内の領域として設定された構成であることを特
徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイから一
定距離以内の領域として設定された構成であることを特
徴とする。
【0024】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイに表示
された画像データに対応付けられた3次元空間領域とし
て設定された構成であることを特徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイに表示
された画像データに対応付けられた3次元空間領域とし
て設定された構成であることを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの作用領域内の位置情報に基づいて、スク
ロール速度またはスクロール距離を決定する構成である
ことを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成手段は、前記
コントローラの作用領域内の位置情報に基づいて、スク
ロール速度またはスクロール距離を決定する構成である
ことを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の画像表示処理装置の一実
施態様において、前記コントローラは、3次元空間にお
ける位置および姿勢情報を、画像撮像装置、または磁気
センサ、または超音波センサのいずれを用いた構成によ
り提供する構成であることを特徴とする。
施態様において、前記コントローラは、3次元空間にお
ける位置および姿勢情報を、画像撮像装置、または磁気
センサ、または超音波センサのいずれを用いた構成によ
り提供する構成であることを特徴とする。
【0027】さらに、本発明の第2の側面は、ディスプ
レイに表示された画像データのスクロール処理を実行す
る画像表示処理方法であり、ユーザの操作するコントロ
ーラの3次元空間における位置および姿勢情報の少なく
ともいずれかの情報をセンサを介して提供するステップ
と、前記コントローラの3次元空間における位置および
姿勢情報の少なくともいずれかの情報に基づいて、ディ
スプレイに表示された画像データのスクロール処理態様
を決定するスクロール情報生成ステップと、前記スクロ
ール情報生成ステップにおける決定に従ってディスプレ
イに表示された画像データのスクロール処理としての画
像更新処理を実行する画像表示制御ステップと、を有す
ることを特徴とする画像表示処理方法にある。
レイに表示された画像データのスクロール処理を実行す
る画像表示処理方法であり、ユーザの操作するコントロ
ーラの3次元空間における位置および姿勢情報の少なく
ともいずれかの情報をセンサを介して提供するステップ
と、前記コントローラの3次元空間における位置および
姿勢情報の少なくともいずれかの情報に基づいて、ディ
スプレイに表示された画像データのスクロール処理態様
を決定するスクロール情報生成ステップと、前記スクロ
ール情報生成ステップにおける決定に従ってディスプレ
イに表示された画像データのスクロール処理としての画
像更新処理を実行する画像表示制御ステップと、を有す
ることを特徴とする画像表示処理方法にある。
【0028】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状
態の3状態の判別処理を実行し、該3状態の状態遷移の
有無に基づいてスクロール処理の実行の有無を決定する
ステップを含むことを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状
態の3状態の判別処理を実行し、該3状態の状態遷移の
有無に基づいてスクロール処理の実行の有無を決定する
ステップを含むことを特徴とする。
【0029】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状
態の3状態の判別処理を実行し、右傾状態および左傾状
態間の状態遷移の有無に基づいてスクロール処理の実行
の有無を決定するステップを含むことを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状
態の3状態の判別処理を実行し、右傾状態および左傾状
態間の状態遷移の有無に基づいてスクロール処理の実行
の有無を決定するステップを含むことを特徴とする。
【0030】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記画像表示処理方法は、さらに、前
記コントローラの位置および姿勢情報をディスプレイ面
を基準とした画面座標系に対応した情報に変換する変換
ステップを有し、前記スクロール情報生成ステップは、
前記変換ステップにおいて変換された画面座標系に対応
した前記コントローラの姿勢情報に基づいて、ディスプ
レイに表示された画像データのスクロール処理態様を決
定することを特徴とする。
施態様において、前記画像表示処理方法は、さらに、前
記コントローラの位置および姿勢情報をディスプレイ面
を基準とした画面座標系に対応した情報に変換する変換
ステップを有し、前記スクロール情報生成ステップは、
前記変換ステップにおいて変換された画面座標系に対応
した前記コントローラの姿勢情報に基づいて、ディスプ
レイに表示された画像データのスクロール処理態様を決
定することを特徴とする。
【0031】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの向きに応じて、スクロール方向を決
定する処理を実行するステップを含むことを特徴とす
る。
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの向きに応じて、スクロール方向を決
定する処理を実行するステップを含むことを特徴とす
る。
【0032】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの傾きの方向に応じて、スクロール方
向を決定する処理を実行するステップを含むことを特徴
とする。
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの傾きの方向に応じて、スクロール方
向を決定する処理を実行するステップを含むことを特徴
とする。
【0033】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラが予め定められた作用領域にあるか否
かのコントローラ位置判別処理を実行し、前記コントロ
ーラが予め定められた作用領域内である場合にスクロー
ル処理の実行を決定することを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラが予め定められた作用領域にあるか否
かのコントローラ位置判別処理を実行し、前記コントロ
ーラが予め定められた作用領域内である場合にスクロー
ル処理の実行を決定することを特徴とする。
【0034】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ平面か
ら垂直方向に一定距離以上離間した領域として設定する
ことを特徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ平面か
ら垂直方向に一定距離以上離間した領域として設定する
ことを特徴とする。
【0035】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ平面か
ら該平面に並行方向に一定距離以上離間した領域として
設定することを特徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ平面か
ら該平面に並行方向に一定距離以上離間した領域として
設定することを特徴とする。
【0036】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ中心点
から一定距離以上離間した領域として設定することを特
徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイ中心点
から一定距離以上離間した領域として設定することを特
徴とする。
【0037】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイから一
定距離以内の領域として設定することを特徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイから一
定距離以内の領域として設定することを特徴とする。
【0038】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイに表示
された画像データに対応付けられた3次元空間領域とし
て設定することを特徴とする。
施態様において、前記作用領域は、ディスプレイに表示
された画像データに対応付けられた3次元空間領域とし
て設定することを特徴とする。
【0039】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの作用領域内の位置情報に基づいて、
スクロール速度またはスクロール距離を決定するステッ
プを含むことを特徴とする。
施態様において、前記スクロール情報生成ステップは、
前記コントローラの作用領域内の位置情報に基づいて、
スクロール速度またはスクロール距離を決定するステッ
プを含むことを特徴とする。
【0040】さらに、本発明の画像表示処理方法の一実
施態様において、前記コントローラは、3次元空間にお
ける位置および姿勢情報を、画像撮像装置、または磁気
センサ、または超音波センサのいずれを用いた構成によ
り提供することを特徴とする。
施態様において、前記コントローラは、3次元空間にお
ける位置および姿勢情報を、画像撮像装置、または磁気
センサ、または超音波センサのいずれを用いた構成によ
り提供することを特徴とする。
【0041】さらに、本発明の第3の側面は、ディスプ
レイに表示された画像データのスクロール処理をコンピ
ュータ・システム上で実行せしめるコンピュータ・プロ
グラムであって、ユーザの操作するコントローラの3次
元空間における位置および姿勢情報の少なくともいずれ
かの情報をセンサを介して提供するステップと、前記コ
ントローラの3次元空間における位置および姿勢情報の
少なくともいずれかの情報に基づいて、ディスプレイに
表示された画像データのスクロール処理態様を決定する
スクロール情報生成ステップと、前記スクロール情報生
成ステップにおける決定に従ってディスプレイに表示さ
れた画像データのスクロール処理としての画像更新処理
を実行する画像表示制御ステップと、を有することを特
徴とするコンピュータ・プログラムにある。
レイに表示された画像データのスクロール処理をコンピ
ュータ・システム上で実行せしめるコンピュータ・プロ
グラムであって、ユーザの操作するコントローラの3次
元空間における位置および姿勢情報の少なくともいずれ
かの情報をセンサを介して提供するステップと、前記コ
ントローラの3次元空間における位置および姿勢情報の
少なくともいずれかの情報に基づいて、ディスプレイに
表示された画像データのスクロール処理態様を決定する
スクロール情報生成ステップと、前記スクロール情報生
成ステップにおける決定に従ってディスプレイに表示さ
れた画像データのスクロール処理としての画像更新処理
を実行する画像表示制御ステップと、を有することを特
徴とするコンピュータ・プログラムにある。
【0042】
【作用】本発明は、ディスプレイに表示された画像のス
クロールを実現する画像表示処理装置および方法であ
り、ボタンやスクロールバーなどのGUIコンポーネン
トを画面に配置する必要や、ジョイスティックやトラッ
クボールなどのデバイスを本体やコントローラ自体に追
加する必要がなく、コントローラの位置や姿勢情報に基
づいて、容易にスクロールが実行され、PC、ゲーム機
の操作について熟知していないユーザにとって、操作の
簡単な画面スクロール構成が実現される。
クロールを実現する画像表示処理装置および方法であ
り、ボタンやスクロールバーなどのGUIコンポーネン
トを画面に配置する必要や、ジョイスティックやトラッ
クボールなどのデバイスを本体やコントローラ自体に追
加する必要がなく、コントローラの位置や姿勢情報に基
づいて、容易にスクロールが実行され、PC、ゲーム機
の操作について熟知していないユーザにとって、操作の
簡単な画面スクロール構成が実現される。
【0043】また、本発明の構成では、ディスプレイに
表示された画像のスクロール実行において、コントロー
ラの傾きの遷移状態を検出し、検出遷移情報に基づいて
スクロールを行なう構成としたので、あたかもコントロ
ーラの歩行状態を反映したスクロール処理が可能とな
る。
表示された画像のスクロール実行において、コントロー
ラの傾きの遷移状態を検出し、検出遷移情報に基づいて
スクロールを行なう構成としたので、あたかもコントロ
ーラの歩行状態を反映したスクロール処理が可能とな
る。
【0044】また、本発明の構成によれば、ディスプレ
イに表示された画像のスクロール実行において、コント
ローラの位置を検出し、検出位置情報に基づいてスクロ
ールを実行する構成としたので、複雑な操作を行なうこ
とのない容易なスクロール処理が可能となる。
イに表示された画像のスクロール実行において、コント
ローラの位置を検出し、検出位置情報に基づいてスクロ
ールを実行する構成としたので、複雑な操作を行なうこ
とのない容易なスクロール処理が可能となる。
【0045】さらに、本発明の構成によれば、コントロ
ーラの動き、または位置に応じて、スクロール方向ある
いはスクロール距離や速度を決定する構成としたので、
直感的かつ簡単で楽しい画面のスクロールが可能にな
る。
ーラの動き、または位置に応じて、スクロール方向ある
いはスクロール距離や速度を決定する構成としたので、
直感的かつ簡単で楽しい画面のスクロールが可能にな
る。
【0046】なお、本発明のコンピュータ・プログラム
は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎
用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読
な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDや
FD、MOなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークな
どの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログ
ラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読
な形式で提供することにより、コンピュータ・システム
上でプログラムに応じた処理が実現される。
は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎
用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読
な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDや
FD、MOなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークな
どの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログ
ラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読
な形式で提供することにより、コンピュータ・システム
上でプログラムに応じた処理が実現される。
【0047】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細
書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成
であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限ら
ない。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細
書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成
であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限ら
ない。
【0048】
【発明の実施の形態】図3に、本発明の画像表示処理装
置構成例を示す。図3に示す画像表示処理装置は、ユー
ザが直接操作するコントローラ201、コントローラ2
01の位置および姿勢を計測するためのセンサ202、
情報を表示するための例えばLCD等のディスプレイ装
置203、およびセンサ202の取得したコントローラ
201の位置または姿勢情報に対応する値をもとにスク
ロール処理を行ないディスプレイ装置に表示する画像を
生成する制御部204とを有する構成である。
置構成例を示す。図3に示す画像表示処理装置は、ユー
ザが直接操作するコントローラ201、コントローラ2
01の位置および姿勢を計測するためのセンサ202、
情報を表示するための例えばLCD等のディスプレイ装
置203、およびセンサ202の取得したコントローラ
201の位置または姿勢情報に対応する値をもとにスク
ロール処理を行ないディスプレイ装置に表示する画像を
生成する制御部204とを有する構成である。
【0049】なお、この画像表示処理装置例では制御部
204はディスプレイ装置203の内部に構成され、デ
ィスプレイ装置203と一体化しているが、制御部20
4をディスプレイ装置203とは別の制御装置として構
成してもよい。その場合、センサやディスプレイ装置と
制御部とは、ケーブル接続、あるいは無線LANやbl
uetoothなどの無線通信手段で接続する構成が可
能である。
204はディスプレイ装置203の内部に構成され、デ
ィスプレイ装置203と一体化しているが、制御部20
4をディスプレイ装置203とは別の制御装置として構
成してもよい。その場合、センサやディスプレイ装置と
制御部とは、ケーブル接続、あるいは無線LANやbl
uetoothなどの無線通信手段で接続する構成が可
能である。
【0050】センサ203は、コントローラ201の位
置と姿勢を計測する手段であり、コントローラ201の
画像を撮影するカメラ、あるいは、磁気センサ、超音波
センサ等が使用可能である。センサの配置や、センシン
グ領域、すなわち感知領域、およびセンシング情報等
は、設置するセンサによって異なる態様となる。
置と姿勢を計測する手段であり、コントローラ201の
画像を撮影するカメラ、あるいは、磁気センサ、超音波
センサ等が使用可能である。センサの配置や、センシン
グ領域、すなわち感知領域、およびセンシング情報等
は、設置するセンサによって異なる態様となる。
【0051】例えば、センサ202としてカメラを利用
した場合、カメラによってコントローラ201を撮影
し、その撮影画像情報からコントローラ201の位置と
姿勢を計測する。具体的には、コントローラ201の表
面にバーコード等、特定のパターンからなる識別情報を
描き、パターン画像をセンサ202としてのカメラによ
って撮影し、コンピュータビジョンのパターンマッチン
グ処理技術を用いることによって、コントローラ201
の位置と姿勢情報の取得が可能となる。
した場合、カメラによってコントローラ201を撮影
し、その撮影画像情報からコントローラ201の位置と
姿勢を計測する。具体的には、コントローラ201の表
面にバーコード等、特定のパターンからなる識別情報を
描き、パターン画像をセンサ202としてのカメラによ
って撮影し、コンピュータビジョンのパターンマッチン
グ処理技術を用いることによって、コントローラ201
の位置と姿勢情報の取得が可能となる。
【0052】あるいは、特定の識別情報(ID)を表わ
す点滅パターンで光る発光手段(例えばLED)をコン
トローラ201表面の各位置に設置し、カメラの撮影画
像に基づいて、それぞれの発光手段からの点滅信号を解
析することで、発光手段のIDと撮影画像上の位置を求
め、コントローラ201の3次元的な位置および姿勢を
計測する構成としてもよい。なお、カメラとしてのセン
サ202の位置は図に示す位置と異なる位置に配置して
もよい。
す点滅パターンで光る発光手段(例えばLED)をコン
トローラ201表面の各位置に設置し、カメラの撮影画
像に基づいて、それぞれの発光手段からの点滅信号を解
析することで、発光手段のIDと撮影画像上の位置を求
め、コントローラ201の3次元的な位置および姿勢を
計測する構成としてもよい。なお、カメラとしてのセン
サ202の位置は図に示す位置と異なる位置に配置して
もよい。
【0053】図4はコントローラ201の位置および姿
勢の計測手段として、磁気方式によるセンシング構成を
用いた例である。
勢の計測手段として、磁気方式によるセンシング構成を
用いた例である。
【0054】磁場発生装置212から発せられる磁場の
中でのコントローラ&センサ211の位置および姿勢
を、コントローラに具備された磁界検出用のセンサで検
出する。なお、磁場発生装置212は、センシング領域
に応じて配置され、図の位置とは異なってもよい。
中でのコントローラ&センサ211の位置および姿勢
を、コントローラに具備された磁界検出用のセンサで検
出する。なお、磁場発生装置212は、センシング領域
に応じて配置され、図の位置とは異なってもよい。
【0055】図5はコントローラの位置および姿勢の計
測手段として、超音波方式を用いた例である。コントロ
ーラ&超音波発生装置221に具備された超音波発生装
置から発せられる超音波を、ディスプレイ225に対し
てそれぞれ異なる位置に配置した超音波センサ222,
223,224が検出することにより、音波が到達する
のにかかった時間を利用したり、波の干渉を利用したり
して超音波発生源としてのコントローラの位置や姿勢を
検出する。なお、コントローラが複数の超音波を発生す
る構成とし、各超音波を識別して処理する構成としても
よい。超音波センサの設置数は、センシング態様、領域
に応じて決定し、超音波センサ222,223,224
の位置は図に示す位置とは異なってもよい。
測手段として、超音波方式を用いた例である。コントロ
ーラ&超音波発生装置221に具備された超音波発生装
置から発せられる超音波を、ディスプレイ225に対し
てそれぞれ異なる位置に配置した超音波センサ222,
223,224が検出することにより、音波が到達する
のにかかった時間を利用したり、波の干渉を利用したり
して超音波発生源としてのコントローラの位置や姿勢を
検出する。なお、コントローラが複数の超音波を発生す
る構成とし、各超音波を識別して処理する構成としても
よい。超音波センサの設置数は、センシング態様、領域
に応じて決定し、超音波センサ222,223,224
の位置は図に示す位置とは異なってもよい。
【0056】図3乃至図5を参照して、コントローラの
位置、姿勢の検出構成として、カメラによる撮影画像解
析、磁気センサ、および超音波センサの例を説明した
が、本発明の構成においては、コントローラの位置、姿
勢の検出が可能な構成であればよく、その他の手段を適
用したコントローラ位置、姿勢情報取得処理構成として
もよい。すなわち、本発明の画面スクロール処理装置で
はコントローラの位置および姿勢を計測する手段は問わ
ない。
位置、姿勢の検出構成として、カメラによる撮影画像解
析、磁気センサ、および超音波センサの例を説明した
が、本発明の構成においては、コントローラの位置、姿
勢の検出が可能な構成であればよく、その他の手段を適
用したコントローラ位置、姿勢情報取得処理構成として
もよい。すなわち、本発明の画面スクロール処理装置で
はコントローラの位置および姿勢を計測する手段は問わ
ない。
【0057】次に、図6を参照して、本発明の画像表示
処理装置のブロック図を示す。まずユーザが直接操作す
るコントローラ301の位置と姿勢をセンサ302で計
測する。センサは上述したように、カメラ、磁気セン
サ、超音波センサ等である。センサ302からのコント
ローラ位置および姿勢の計測値は、それぞれのセンサ独
自に定義されるセンサ座標系での位置および姿勢として
表わされるため、制御部310内のコントローラ位置姿
勢情報変換部311でコントローラの位置と姿勢をセン
サ座標系から画面座標系へ変換する。
処理装置のブロック図を示す。まずユーザが直接操作す
るコントローラ301の位置と姿勢をセンサ302で計
測する。センサは上述したように、カメラ、磁気セン
サ、超音波センサ等である。センサ302からのコント
ローラ位置および姿勢の計測値は、それぞれのセンサ独
自に定義されるセンサ座標系での位置および姿勢として
表わされるため、制御部310内のコントローラ位置姿
勢情報変換部311でコントローラの位置と姿勢をセン
サ座標系から画面座標系へ変換する。
【0058】次に画面座標系へ変換されたコントローラ
301の位置および姿勢情報を用いて、スクロールする
かどうかの判断や実際のスクロール処理態様などの決定
処理をスクロール情報生成部312で行なう。スクロー
ル情報生成部312において決定したスクロール処理の
有無および態様に基づいて、画面表示制御部313でデ
ィスプレイ303に表示すべき画像を生成、すなわちス
クロールする場合にはスクロール処理を実行し、画像を
更新してディスプレイ303に表示する。
301の位置および姿勢情報を用いて、スクロールする
かどうかの判断や実際のスクロール処理態様などの決定
処理をスクロール情報生成部312で行なう。スクロー
ル情報生成部312において決定したスクロール処理の
有無および態様に基づいて、画面表示制御部313でデ
ィスプレイ303に表示すべき画像を生成、すなわちス
クロールする場合にはスクロール処理を実行し、画像を
更新してディスプレイ303に表示する。
【0059】ディスプレイに対する画像表示アプリケー
ションの一例として、ディスプレイに一度に表示できな
いぐらい広い3次元仮想世界内を散策できるアプリケー
ションを考える。ユーザはコントローラを介して、3次
元仮想世界内に存在する様々なオブジェクトとインタラ
クションできる。例えば、画面に表示された3次元物体
上へコントローラを移動するとその3次元物体が何らか
のアクションを起こす、コントローラが3次元世界中の
どの位置にあるかに応じて音が鳴るなどの仕掛けがこの
3次元仮想世界の中には用意されている。しかし、画面
に一度に表示される範囲は限られているので、画面外の
オブジェクトとインタラクションするには、そのオブジ
ェクトが画面に表示されるように3次元仮想世界をスク
ロールさせる必要がある。本発明では、このコントロー
ラを介したスクロール方法について言及する。
ションの一例として、ディスプレイに一度に表示できな
いぐらい広い3次元仮想世界内を散策できるアプリケー
ションを考える。ユーザはコントローラを介して、3次
元仮想世界内に存在する様々なオブジェクトとインタラ
クションできる。例えば、画面に表示された3次元物体
上へコントローラを移動するとその3次元物体が何らか
のアクションを起こす、コントローラが3次元世界中の
どの位置にあるかに応じて音が鳴るなどの仕掛けがこの
3次元仮想世界の中には用意されている。しかし、画面
に一度に表示される範囲は限られているので、画面外の
オブジェクトとインタラクションするには、そのオブジ
ェクトが画面に表示されるように3次元仮想世界をスク
ロールさせる必要がある。本発明では、このコントロー
ラを介したスクロール方法について言及する。
【0060】スクロール方法によっては必要なコントロ
ーラの位置情報もしくは姿勢情報の次元数は異なる。し
たがって、場合によっては最低でもそれぞれのスクロー
ル方法に必要な次元数を計測できるセンサが具備されて
いれば良い。また必要ならばコントローラにボタンやダ
イアルなどの他の入力装置を組み合わせても良いが、本
発明のスクロール方法では利用しない。
ーラの位置情報もしくは姿勢情報の次元数は異なる。し
たがって、場合によっては最低でもそれぞれのスクロー
ル方法に必要な次元数を計測できるセンサが具備されて
いれば良い。また必要ならばコントローラにボタンやダ
イアルなどの他の入力装置を組み合わせても良いが、本
発明のスクロール方法では利用しない。
【0061】コントローラの物理的な形状は特に限定せ
ず、アプリケーションに応じて適当な形状にすれば良
い。ただしスクロール方向がコントローラの方向に依存
するようなスクロール方法の場合、動物や飛行機のよう
に正面方向や上方向が分かりやすい形状のほうが望まし
い。以下に示す例においては、コントローラは正面方向
を定義できる構成とする。例えば、図3乃至図5におい
て示したコントローラ201において、顔の方向が正面
(X軸方向)、右方向がY軸方向、上(頭)方向がZ軸
方向と定義できる。カメラ、磁気センサ、超音波センサ
は、コントローラの向きを把握可能な構成を持つ。
ず、アプリケーションに応じて適当な形状にすれば良
い。ただしスクロール方向がコントローラの方向に依存
するようなスクロール方法の場合、動物や飛行機のよう
に正面方向や上方向が分かりやすい形状のほうが望まし
い。以下に示す例においては、コントローラは正面方向
を定義できる構成とする。例えば、図3乃至図5におい
て示したコントローラ201において、顔の方向が正面
(X軸方向)、右方向がY軸方向、上(頭)方向がZ軸
方向と定義できる。カメラ、磁気センサ、超音波センサ
は、コントローラの向きを把握可能な構成を持つ。
【0062】本発明の画像表示処理装置の処理のメイン
ルーチンを説明したフローチャートを図7に示す。まず
始めにメインルーチンはステップS101で初期化され
る。システム状態の初期化や必要なファイルの読み込み
など様々な初期化処理が行なわれる。必要ならばコント
ローラの初期状態の設定もここで行なわれる。次にステ
ップS102において、センサの計測値として得られる
コントローラの位置および姿勢を画面座標系へ変換し、
現在のコントローラの位置および姿勢として更新する。
ルーチンを説明したフローチャートを図7に示す。まず
始めにメインルーチンはステップS101で初期化され
る。システム状態の初期化や必要なファイルの読み込み
など様々な初期化処理が行なわれる。必要ならばコント
ローラの初期状態の設定もここで行なわれる。次にステ
ップS102において、センサの計測値として得られる
コントローラの位置および姿勢を画面座標系へ変換し、
現在のコントローラの位置および姿勢として更新する。
【0063】ステップS103では以降の実施例で説明
されるスクロールサブルーチンのうち適切なものが呼ば
れる。場合によっては複数のスクロールサブルーチンが
呼ばれても良いし、また呼ばれるサブルーチンが状況に
応じて動的に変更されても良い。スクロールサブルーチ
ンについては、後段で詳細に説明する。
されるスクロールサブルーチンのうち適切なものが呼ば
れる。場合によっては複数のスクロールサブルーチンが
呼ばれても良いし、また呼ばれるサブルーチンが状況に
応じて動的に変更されても良い。スクロールサブルーチ
ンについては、後段で詳細に説明する。
【0064】さらにステップS104で、ユーザからの
終了要求や特定のイベント発生などの終了条件を満たし
ていればメインルーチンを終了する。S104で終了条
件を満たしていなければ、ステップS105で画面を更
新した後、ステップS102へ戻って上記の流れを繰り
返す。
終了要求や特定のイベント発生などの終了条件を満たし
ていればメインルーチンを終了する。S104で終了条
件を満たしていなければ、ステップS105で画面を更
新した後、ステップS102へ戻って上記の流れを繰り
返す。
【0065】メインルーチンはアニメーション処理やネ
ットワーク処理などのスクロールサブルーチン以外の処
理を、ステップS103のスクロールサブルーチンの前
後で行なっても良い。またスクロールサブルーチンが特
定のハードウェア割り込みの発生時や特定の時間毎など
にメインルーチンにより呼ばれるような構成にしても良
い。また以降で述べる実施例ではすべてコントローラは
1つだけであることを想定しているが、アプリケーショ
ンによっては2つ以上のコントローラの存在を許可する
こともある。その場合、ステップS103のスクロール
サブルーチンをコントローラの数だけ繰り返し呼び、繰
り返し処理を実行する。
ットワーク処理などのスクロールサブルーチン以外の処
理を、ステップS103のスクロールサブルーチンの前
後で行なっても良い。またスクロールサブルーチンが特
定のハードウェア割り込みの発生時や特定の時間毎など
にメインルーチンにより呼ばれるような構成にしても良
い。また以降で述べる実施例ではすべてコントローラは
1つだけであることを想定しているが、アプリケーショ
ンによっては2つ以上のコントローラの存在を許可する
こともある。その場合、ステップS103のスクロール
サブルーチンをコントローラの数だけ繰り返し呼び、繰
り返し処理を実行する。
【0066】以降、本発明の画像表示処理装置における
スクロールサブルーチンの具体的処理例について、複数
の態様を説明する。
スクロールサブルーチンの具体的処理例について、複数
の態様を説明する。
【0067】[スクロール処理例1]スクロール処理例
1は、ちょうど子供が人形遊びで歩く動作を模倣する時
のように、コントローラを左右交互に振る(ロール回
転)することによってスクロールできる方法である。コ
ントローラの形状を人型や動物型にすると、ちょうどコ
ントローラが画面上を歩いているような効果を得ること
ができる。このようなスクロール方法を「歩行型スクロ
ール」と呼ぶ。なお、本実施例のスクロール方法ではコ
ントローラの姿勢情報としての傾き情報を使用する。
1は、ちょうど子供が人形遊びで歩く動作を模倣する時
のように、コントローラを左右交互に振る(ロール回
転)することによってスクロールできる方法である。コ
ントローラの形状を人型や動物型にすると、ちょうどコ
ントローラが画面上を歩いているような効果を得ること
ができる。このようなスクロール方法を「歩行型スクロ
ール」と呼ぶ。なお、本実施例のスクロール方法ではコ
ントローラの姿勢情報としての傾き情報を使用する。
【0068】例えば図8のような正面方向(顔を描いた
面)が定義された人型のコントローラ501を操作して
画面502上で遊ぶアプリケーションを考える。まず図
8(a)のようにコントローラ501に向かって左に傾
いている状態があるとする。その後、図8(b)のよう
にコントローラ501をある角度(閾値)以上右へ傾け
ると、コントローラの正面方向511へ1歩進む。つま
り、本装置例では、制御部が、画面502上の表示情報
をコントローラ501の正面方向511へ特定の距離だ
けスクロールする制御を実行する。
面)が定義された人型のコントローラ501を操作して
画面502上で遊ぶアプリケーションを考える。まず図
8(a)のようにコントローラ501に向かって左に傾
いている状態があるとする。その後、図8(b)のよう
にコントローラ501をある角度(閾値)以上右へ傾け
ると、コントローラの正面方向511へ1歩進む。つま
り、本装置例では、制御部が、画面502上の表示情報
をコントローラ501の正面方向511へ特定の距離だ
けスクロールする制御を実行する。
【0069】本実施例では、図6に示す制御部310の
コントローラ位置,姿勢情報変換部311の変換情報に
基づいて、スクロール情報生成部が、コントローラ50
1が左に傾いている状態にあるか、右に傾いている状態
にあるか、どちらにも傾いていない状態にあるかの3つ
の傾き状態を識別する。それぞれ左傾状態、右傾状態、
無傾状態と呼ぶこととする。
コントローラ位置,姿勢情報変換部311の変換情報に
基づいて、スクロール情報生成部が、コントローラ50
1が左に傾いている状態にあるか、右に傾いている状態
にあるか、どちらにも傾いていない状態にあるかの3つ
の傾き状態を識別する。それぞれ左傾状態、右傾状態、
無傾状態と呼ぶこととする。
【0070】コントローラ位置,姿勢情報変換部311
の実行する変換処理としてのコントローラ501の傾き
の計算方法について説明する。まず、傾きの計算に必要
となる座標系について、図9を参照して説明する。画面
座標系を551は、図に示すようにxy平面を画面と平
行に、z軸を画面と垂直に定義する。このとき、コント
ローラの画面座標系での位置および姿勢を表わす座標系
をコントローラのローカル座標系552とする。以降で
は、コントローラの位置および姿勢とは、画面座標系で
の位置および姿勢を表わすものとする。
の実行する変換処理としてのコントローラ501の傾き
の計算方法について説明する。まず、傾きの計算に必要
となる座標系について、図9を参照して説明する。画面
座標系を551は、図に示すようにxy平面を画面と平
行に、z軸を画面と垂直に定義する。このとき、コント
ローラの画面座標系での位置および姿勢を表わす座標系
をコントローラのローカル座標系552とする。以降で
は、コントローラの位置および姿勢とは、画面座標系で
の位置および姿勢を表わすものとする。
【0071】コントローラのローカル座標系552は画
面座標系551におけるコントローラの位置および姿勢
を表わす。ここでコントローラのローカル座標系552
のXc軸を正面方向、Yc軸を左方向、Zc軸を上方向
とする。まず、Xcからコントローラの画面座標系のz
軸方向に対する回転各Zrotを計算する。
面座標系551におけるコントローラの位置および姿勢
を表わす。ここでコントローラのローカル座標系552
のXc軸を正面方向、Yc軸を左方向、Zc軸を上方向
とする。まず、Xcからコントローラの画面座標系のz
軸方向に対する回転各Zrotを計算する。
【0072】Xc方向の任意の長さのベクトルV1=
[V1x,V1y,V1z]を考えたとき、その回転角
Zrotは、 Zrot=tan-1(V1y/V1x)・・(式1) で求めることができる。
[V1x,V1y,V1z]を考えたとき、その回転角
Zrotは、 Zrot=tan-1(V1y/V1x)・・(式1) で求めることができる。
【0073】次にコントローラのローカル座標系を画面
座標系のz軸に対して−Zrot回転する。これによ
り、コントローラのローカル座標系のXc軸が画面座標
系のxz平面と平行になる。このときのコントローラの
ローカル座標系を新たに[Xc’,Yc’,Zc’]と
する。
座標系のz軸に対して−Zrot回転する。これによ
り、コントローラのローカル座標系のXc軸が画面座標
系のxz平面と平行になる。このときのコントローラの
ローカル座標系を新たに[Xc’,Yc’,Zc’]と
する。
【0074】次に、コントローラの新たな座標系のZ
c’と画面座標系のxz平面とのなす角度を計算する。
Zc’方向の任意の長さのベクトルV2=[V2x,V
2y,V2z]を考えたとき、その角度Xrotは、 Xrot=tan-1(V2y/V2x)・・(式2) で求めることができる。
c’と画面座標系のxz平面とのなす角度を計算する。
Zc’方向の任意の長さのベクトルV2=[V2x,V
2y,V2z]を考えたとき、その角度Xrotは、 Xrot=tan-1(V2y/V2x)・・(式2) で求めることができる。
【0075】上記(式2)で求めた回転角度:Xrot
をコントローラの傾きとし、この傾きがある閾値以上だ
と右傾状態、ある閾値以下だと左傾状態、どちらでもな
い場合を無傾状態として判別する。具体的には、例え
ば、回転角≧+30度であれば右傾き、回転角≦−30
度であれば左傾き、−30度<回転角<+30度であれ
ば無傾状態とするなどの設定である。
をコントローラの傾きとし、この傾きがある閾値以上だ
と右傾状態、ある閾値以下だと左傾状態、どちらでもな
い場合を無傾状態として判別する。具体的には、例え
ば、回転角≧+30度であれば右傾き、回転角≦−30
度であれば左傾き、−30度<回転角<+30度であれ
ば無傾状態とするなどの設定である。
【0076】図6に示す制御部310内のコントローラ
位置姿勢情報変換部311は、位置姿勢計測センサ30
2からの入力情報に基づいて、傾き角度を算出し、算出
結果に基づいて、スクロール情報生成部312が、コン
トローラが左に傾いている状態にあるか、右に傾いてい
る状態にあるか、どちらにも傾いていない状態、すなわ
ち左傾状態、右傾状態、無傾状態のいずれの状態にある
かを判定し、判定結果に従ってスクロールの有無、態様
を決定する。なお、傾きの有無の判定は、上述の例のよ
うに、特定の数値(例えば30度)を設定しても、ある
いは状況に応じて動的に変化させても良い。
位置姿勢情報変換部311は、位置姿勢計測センサ30
2からの入力情報に基づいて、傾き角度を算出し、算出
結果に基づいて、スクロール情報生成部312が、コン
トローラが左に傾いている状態にあるか、右に傾いてい
る状態にあるか、どちらにも傾いていない状態、すなわ
ち左傾状態、右傾状態、無傾状態のいずれの状態にある
かを判定し、判定結果に従ってスクロールの有無、態様
を決定する。なお、傾きの有無の判定は、上述の例のよ
うに、特定の数値(例えば30度)を設定しても、ある
いは状況に応じて動的に変化させても良い。
【0077】なお、上記の傾き状態の計算では、コント
ローラのXc軸(ロール)方向の回転度合いを求めてい
るが、Zc軸(ヨー)方向やYc軸(ピッチ)方向の回
転度合いを傾き状態の判別で用いても良く、コントロー
ラの傾き状態の求め方は、上述の方法に限らず、様々な
方法が適用可能である。
ローラのXc軸(ロール)方向の回転度合いを求めてい
るが、Zc軸(ヨー)方向やYc軸(ピッチ)方向の回
転度合いを傾き状態の判別で用いても良く、コントロー
ラの傾き状態の求め方は、上述の方法に限らず、様々な
方法が適用可能である。
【0078】図10に本実施例に係る画像表示処理装置
において実行するコントローラの傾きに基づくスクロー
ル処理の手順を説明したフローチャートを示す。図10
に示すフローチャートは、先に図7を参照して説明した
メインルーチン中のステップS103におけるスクロー
ルサブルーチンの1処理例に対応する。
において実行するコントローラの傾きに基づくスクロー
ル処理の手順を説明したフローチャートを示す。図10
に示すフローチャートは、先に図7を参照して説明した
メインルーチン中のステップS103におけるスクロー
ルサブルーチンの1処理例に対応する。
【0079】本サブルーチンでは前回実行されたサブル
ーチンでのコントローラの傾き状態を記録しておく必要
がある。ただし、前回処理がなく、初めて本サブルーチ
ンが呼ばれるときのために、メインルーチン(図7)の
初期化処理(S101)において、傾き状態は無傾状態
に初期化されているものとする。
ーチンでのコントローラの傾き状態を記録しておく必要
がある。ただし、前回処理がなく、初めて本サブルーチ
ンが呼ばれるときのために、メインルーチン(図7)の
初期化処理(S101)において、傾き状態は無傾状態
に初期化されているものとする。
【0080】図10に示すフローチャートについて説明
する。まずステップS201でコントローラの現在の姿
勢情報を取得する。次にその姿勢情報からステップS2
02でコントローラの現在の傾き状態を判定する。姿勢
情報からのコントローラ傾きの算出処理方法は、上記で
述べた通りである。
する。まずステップS201でコントローラの現在の姿
勢情報を取得する。次にその姿勢情報からステップS2
02でコントローラの現在の傾き状態を判定する。姿勢
情報からのコントローラ傾きの算出処理方法は、上記で
述べた通りである。
【0081】傾き状態は、右傾き、左傾き、無傾状態の
3状態のいずれかであると判定される。次に、ステップ
S203において、現在のコントローラ傾き状態と、前
回のサブルーチン実行時の記録情報、あるいは前回記録
がない場合は初期値との比較を実行する。
3状態のいずれかであると判定される。次に、ステップ
S203において、現在のコントローラ傾き状態と、前
回のサブルーチン実行時の記録情報、あるいは前回記録
がない場合は初期値との比較を実行する。
【0082】現在のコントローラ傾き状態と、記録され
ている傾き状態が同じ、すなわち状態遷移がなく、右傾
き→右傾き、左傾き→左傾き、無傾状態→無傾状態の同
一状態維持であれば本サブルーチンを終了する。それ以
外の場合、すなわち、現在のコントローラ傾き状態と、
記録されている傾き状態が異なれば、すなわち状態遷移
があれば、ステップS204へ進む。
ている傾き状態が同じ、すなわち状態遷移がなく、右傾
き→右傾き、左傾き→左傾き、無傾状態→無傾状態の同
一状態維持であれば本サブルーチンを終了する。それ以
外の場合、すなわち、現在のコントローラ傾き状態と、
記録されている傾き状態が異なれば、すなわち状態遷移
があれば、ステップS204へ進む。
【0083】さらにステップS204で、現在のコント
ローラ傾き状態が無傾状態、すなわち予め定めた閾値に
満たない傾きの範囲(例えば、−30度〜30度)内で
あると判定されると、ステップS206に進み、次回に
本サブルーチンが呼ばれたときのために現在の傾き状態
を記録して、本サブルーチンを終了する。ステップS2
04で左傾状態もしくは右傾状態であると判定される
と、ステップS205で、表示画像のスクロール処理を
行ない、さらに現在のコントローラの傾き状態をステッ
プS206で記録してから本サブルーチンを終了する。
ローラ傾き状態が無傾状態、すなわち予め定めた閾値に
満たない傾きの範囲(例えば、−30度〜30度)内で
あると判定されると、ステップS206に進み、次回に
本サブルーチンが呼ばれたときのために現在の傾き状態
を記録して、本サブルーチンを終了する。ステップS2
04で左傾状態もしくは右傾状態であると判定される
と、ステップS205で、表示画像のスクロール処理を
行ない、さらに現在のコントローラの傾き状態をステッ
プS206で記録してから本サブルーチンを終了する。
【0084】ステップS205のスクロール処理は、図
6における制御部310内のスクロール情報生成部31
2、および画面表示制御部313において実行される。
すなわち、スクロール情報生成部312において、スク
ロールの有無、態様が決定され、決定情報に従って、画
面表示制御部313が画面に表示されている情報を更新
し、スクロール表示する処理を実行する。
6における制御部310内のスクロール情報生成部31
2、および画面表示制御部313において実行される。
すなわち、スクロール情報生成部312において、スク
ロールの有無、態様が決定され、決定情報に従って、画
面表示制御部313が画面に表示されている情報を更新
し、スクロール表示する処理を実行する。
【0085】スクロール方向は、任意に設定可能である
が、一例としては、例えば、先に図8を参照して説明し
た例のようにコントローラの正面方向へスクロールさせ
る構成とすることができる。この場合のスクロール方向
は、コントローラの正面方向、すなわち、図9に示すコ
ントローラ座標系におけるXcの方向となる。例えば画
面に3次元画像を提示している場合には、Xcの方向を
そのまま使った3次元的なスクロールを行なえばよい。
が、一例としては、例えば、先に図8を参照して説明し
た例のようにコントローラの正面方向へスクロールさせ
る構成とすることができる。この場合のスクロール方向
は、コントローラの正面方向、すなわち、図9に示すコ
ントローラ座標系におけるXcの方向となる。例えば画
面に3次元画像を提示している場合には、Xcの方向を
そのまま使った3次元的なスクロールを行なえばよい。
【0086】あるいは、ディスプレイ表示画像がxy平
面2次元画像であり、2次元平面でのスクロールのみが
可能な場合等には、コントローラの正面方向、すなわ
ち、図9に示すコントローラ座標系におけるXcを画面
座標系のxy平面に投影した方向に対するスクロール、
すなわち、画面座標系のxy平面上の2次元方向のスク
ロールとしてもよい。この処理の場合、画面座標系にお
けるXc方向のベクトルをV3=[V3x,V3y,V
3z]としたときの[V3x,V3y,0]をスクロー
ル方向として設定する。どちらもコントローラが正面方
向へ進んでいるような効果が得られる。
面2次元画像であり、2次元平面でのスクロールのみが
可能な場合等には、コントローラの正面方向、すなわ
ち、図9に示すコントローラ座標系におけるXcを画面
座標系のxy平面に投影した方向に対するスクロール、
すなわち、画面座標系のxy平面上の2次元方向のスク
ロールとしてもよい。この処理の場合、画面座標系にお
けるXc方向のベクトルをV3=[V3x,V3y,V
3z]としたときの[V3x,V3y,0]をスクロー
ル方向として設定する。どちらもコントローラが正面方
向へ進んでいるような効果が得られる。
【0087】なお、1回のスクロール処理でスクロール
する距離、あるいはスクロール速度は経験的に与えても
良いし、固定的なデフォルト値を適用してもよいし、あ
るいは他の要素に応じて動的に変化させても良い。本実
施例のスクロール処理では、瞬時、例えば1回のサブル
ーチンの呼び出しだけで目的の距離だけスクロールさせ
てもよいし、ある程度の時間をかけて、例えば数回のサ
ブルーチンの呼び出しにまたいで滑らかにスクロールさ
せてもよい。通常、スクロール可能な範囲を予め定めて
おき、それを超えるスクロールは行なわない。
する距離、あるいはスクロール速度は経験的に与えても
良いし、固定的なデフォルト値を適用してもよいし、あ
るいは他の要素に応じて動的に変化させても良い。本実
施例のスクロール処理では、瞬時、例えば1回のサブル
ーチンの呼び出しだけで目的の距離だけスクロールさせ
てもよいし、ある程度の時間をかけて、例えば数回のサ
ブルーチンの呼び出しにまたいで滑らかにスクロールさ
せてもよい。通常、スクロール可能な範囲を予め定めて
おき、それを超えるスクロールは行なわない。
【0088】上述のスクロール方向の設定、さらにスク
ロール量、速度の設定は、図6の制御部310のスクロ
ール情報生成部が、コントローラ位置姿勢情報変換部3
11からの情報、すなわち、現在のコントローラ傾き状
態の入力データと、前回のコントローラの傾き状態との
比較処理情報に基づいて決定するか、あるいはデフォル
トで決定済みのデータを決定情報として適用し、画面表
示制御部313が決定情報に従ってディスプレイ上の画
像を更新する。
ロール量、速度の設定は、図6の制御部310のスクロ
ール情報生成部が、コントローラ位置姿勢情報変換部3
11からの情報、すなわち、現在のコントローラ傾き状
態の入力データと、前回のコントローラの傾き状態との
比較処理情報に基づいて決定するか、あるいはデフォル
トで決定済みのデータを決定情報として適用し、画面表
示制御部313が決定情報に従ってディスプレイ上の画
像を更新する。
【0089】なお、ステップS205のスクロール処理
において制御部内の画面表示制御部313で行なわれる
他の処理としては、3次元CGの場合は射影行列の変換
もしくはワールド座標系の変換など、2次元CGでは描
画位置のオフセットやスケールの変更などが挙げられ
る。
において制御部内の画面表示制御部313で行なわれる
他の処理としては、3次元CGの場合は射影行列の変換
もしくはワールド座標系の変換など、2次元CGでは描
画位置のオフセットやスケールの変更などが挙げられ
る。
【0090】上述したように、図10に示したサブルー
チンでは、コントローラの左傾状態以外から左傾状態
へ、または右傾状態以外から右傾状態に変わったときに
スクロール処理を行なう。つまり傾き状態が左傾→無傾
→左傾と変移したときもスクロールする。しかし、無傾
状態を記録しないでおくと、右傾状態から左傾状態へ、
または左傾状態から右傾状態へ変移したときのみスクロ
ール処理を行なう。これにより、センサの精度問題によ
り傾きの角度が閾値付近で振動してしまった場合にで
も、必要以上スクロールしてしまうのを防ぐことができ
る。そのサブルーチンを図11に示す。
チンでは、コントローラの左傾状態以外から左傾状態
へ、または右傾状態以外から右傾状態に変わったときに
スクロール処理を行なう。つまり傾き状態が左傾→無傾
→左傾と変移したときもスクロールする。しかし、無傾
状態を記録しないでおくと、右傾状態から左傾状態へ、
または左傾状態から右傾状態へ変移したときのみスクロ
ール処理を行なう。これにより、センサの精度問題によ
り傾きの角度が閾値付近で振動してしまった場合にで
も、必要以上スクロールしてしまうのを防ぐことができ
る。そのサブルーチンを図11に示す。
【0091】図11に示すフローチャートについて説明
する。まずステップS251でコントローラの現在の姿
勢情報を取得する。次にその姿勢情報からステップS2
52でコントローラの現在の傾き状態を判定する。姿勢
情報からのコントローラ傾きの算出処理方法は、上記で
述べた通りである。
する。まずステップS251でコントローラの現在の姿
勢情報を取得する。次にその姿勢情報からステップS2
52でコントローラの現在の傾き状態を判定する。姿勢
情報からのコントローラ傾きの算出処理方法は、上記で
述べた通りである。
【0092】傾き状態は、右傾き、左傾き、無傾状態の
3状態のいずれかであると判定される。次に、ステップ
S253において、現在のコントローラ傾き状態と、前
回のサブルーチン実行時の記録情報、あるいは前回記録
がない場合は初期値との比較を実行する。
3状態のいずれかであると判定される。次に、ステップ
S253において、現在のコントローラ傾き状態と、前
回のサブルーチン実行時の記録情報、あるいは前回記録
がない場合は初期値との比較を実行する。
【0093】現在のコントローラ傾き状態と、記録され
ている傾き状態が同じ、すなわち、右傾き→右傾き、左
傾き→左傾き、無傾状態→無傾状態の同一状態維持であ
れば本サブルーチンを終了する。それ以外の場合、すな
わち、現在のコントローラ傾き状態と、記録されている
傾き状態が異なればステップS254へ進む。ステップ
S254で左傾状態もしくは右傾状態であると判定され
ると、ステップS255で、表示画像のスクロール処理
を行ない、さらに現在のコントローラの傾き状態をステ
ップS256で記録してから本サブルーチンを終了す
る。
ている傾き状態が同じ、すなわち、右傾き→右傾き、左
傾き→左傾き、無傾状態→無傾状態の同一状態維持であ
れば本サブルーチンを終了する。それ以外の場合、すな
わち、現在のコントローラ傾き状態と、記録されている
傾き状態が異なればステップS254へ進む。ステップ
S254で左傾状態もしくは右傾状態であると判定され
ると、ステップS255で、表示画像のスクロール処理
を行ない、さらに現在のコントローラの傾き状態をステ
ップS256で記録してから本サブルーチンを終了す
る。
【0094】さらにステップS254で、現在のコント
ローラ傾き状態が無傾状態、すなわち予め定めた閾値に
満たない傾きの範囲(例えば、−30度〜30度)内で
あると判定されると、このサブルーチンは終了する。
ローラ傾き状態が無傾状態、すなわち予め定めた閾値に
満たない傾きの範囲(例えば、−30度〜30度)内で
あると判定されると、このサブルーチンは終了する。
【0095】この点が先の図10を参照して説明したサ
ブルーチンと異なる点である。すなわち、先のサブルー
チンでは、無傾状態だったときにその状態を記録してい
たが、本サブルーチンでは、無傾状態だったときにその
状態を記録しない構成とした。本構成の如く無傾状態を
記録しないでおくと、右傾状態から左傾状態へ、または
左傾状態から右傾状態へ変移したときのみスクロール処
理を行なう。これにより、センサの精度問題により傾き
の角度が閾値付近で振動してしまった場合にでも、必要
以上スクロールしてしまうのを防ぐことができる。
ブルーチンと異なる点である。すなわち、先のサブルー
チンでは、無傾状態だったときにその状態を記録してい
たが、本サブルーチンでは、無傾状態だったときにその
状態を記録しない構成とした。本構成の如く無傾状態を
記録しないでおくと、右傾状態から左傾状態へ、または
左傾状態から右傾状態へ変移したときのみスクロール処
理を行なう。これにより、センサの精度問題により傾き
の角度が閾値付近で振動してしまった場合にでも、必要
以上スクロールしてしまうのを防ぐことができる。
【0096】[スクロール処理例2]スクロール処理例
2は、コントローラの位置が画面座標系での特定の領域
内に入っているときにスクロールを実行する方法であ
る。この特定の領域のことを「作用領域」と呼び、本実
施例のスクロール方法を「領域型スクロール方法」と呼
ぶ。本実施例では、スクロールするかどうかの判定には
コントローラの位置情報のみを用いるが、実際のスクロ
ール処理では姿勢情報も用い、姿勢情報に基づいてスク
ロール態様を決定してもよい。
2は、コントローラの位置が画面座標系での特定の領域
内に入っているときにスクロールを実行する方法であ
る。この特定の領域のことを「作用領域」と呼び、本実
施例のスクロール方法を「領域型スクロール方法」と呼
ぶ。本実施例では、スクロールするかどうかの判定には
コントローラの位置情報のみを用いるが、実際のスクロ
ール処理では姿勢情報も用い、姿勢情報に基づいてスク
ロール態様を決定してもよい。
【0097】例えば、このスクロール処理例2は、先の
スクロール処理例1で説明したスクロール処理と組み合
わせた構成とすることも可能である。組み合わせ構成の
場合は、スクロール処理を実行するか否かをコントロー
ラが作用領域にあるか否かを判定し、作用領域にある場
合にのみ、先の右傾き、左傾き、無傾きの状態遷移に基
づくスクロールを実行する構成としてもよい。
スクロール処理例1で説明したスクロール処理と組み合
わせた構成とすることも可能である。組み合わせ構成の
場合は、スクロール処理を実行するか否かをコントロー
ラが作用領域にあるか否かを判定し、作用領域にある場
合にのみ、先の右傾き、左傾き、無傾きの状態遷移に基
づくスクロールを実行する構成としてもよい。
【0098】図12は本スクロール処理例2におけるコ
ントローラの情報取得に基づくスクロール処理を説明す
るフローチャートである。図12に示すフローチャート
は、先に図7を参照して説明したメインルーチン中のス
テップS103におけるスクロールサブルーチンの1処
理例に対応する。まず、ステップS301でコントロー
ラの位置情報、および、必要に応じて姿勢情報を取得す
る。
ントローラの情報取得に基づくスクロール処理を説明す
るフローチャートである。図12に示すフローチャート
は、先に図7を参照して説明したメインルーチン中のス
テップS103におけるスクロールサブルーチンの1処
理例に対応する。まず、ステップS301でコントロー
ラの位置情報、および、必要に応じて姿勢情報を取得す
る。
【0099】次にステップS302において、ステップ
S301で取得したコントローラの位置が作用領域に入
っているかを判定する。ステップS302の判定は、図
6に示す制御部310のスクロール情報生成部312に
おいて実行する。スクロール情報生成部312は、予め
定義した作用領域情報を有し、コントローラ位置、姿勢
変換部311から入力されるコントローラ位置情報と、
作用領域情報とを比較してコントローラが作用領域内か
否かを判定する。コントローラが、作用領域に入ってい
なければそのまま本サブルーチンを終了する。ステップ
S302でコントローラが作用領域内にあると判定され
た場合、ステップS303のスクロール処理を行なう。
S301で取得したコントローラの位置が作用領域に入
っているかを判定する。ステップS302の判定は、図
6に示す制御部310のスクロール情報生成部312に
おいて実行する。スクロール情報生成部312は、予め
定義した作用領域情報を有し、コントローラ位置、姿勢
変換部311から入力されるコントローラ位置情報と、
作用領域情報とを比較してコントローラが作用領域内か
否かを判定する。コントローラが、作用領域に入ってい
なければそのまま本サブルーチンを終了する。ステップ
S302でコントローラが作用領域内にあると判定され
た場合、ステップS303のスクロール処理を行なう。
【0100】本スクロール処理例において、作用領域の
形状やサイズ、またスクロールの方向や速度は任意に設
定可能である。作用領域の形状やそれぞれのスクロール
方向や速度設定の具体例を、以下説明する。
形状やサイズ、またスクロールの方向や速度は任意に設
定可能である。作用領域の形状やそれぞれのスクロール
方向や速度設定の具体例を、以下説明する。
【0101】例えば、図13は作用領域の一設定例を示
す図であり、水平面(xy面に画面が表示され、垂直上
方(Z軸方向)に作用領域602を設定した例である。
コントローラ603の位置が画面604に対して垂直方
向へある距離α以上離れたときにスクロールを実行する
ように作用領域602を設定している。
す図であり、水平面(xy面に画面が表示され、垂直上
方(Z軸方向)に作用領域602を設定した例である。
コントローラ603の位置が画面604に対して垂直方
向へある距離α以上離れたときにスクロールを実行する
ように作用領域602を設定している。
【0102】作用領域と、非作用領域との境界である作
用領域境界601は図に示すように、画面604に対し
て垂直方向へ距離αの位置になる画面に並行な平面とな
る。ディスプレイ画面604に対して垂直方向へ距離α
以上離れた位置の空間が作用領域602として設定さ
れ、画面をスクロールしたい場合、ユーザは単純にコン
トローラを画面から距離α以上遠ざければ良い。
用領域境界601は図に示すように、画面604に対し
て垂直方向へ距離αの位置になる画面に並行な平面とな
る。ディスプレイ画面604に対して垂直方向へ距離α
以上離れた位置の空間が作用領域602として設定さ
れ、画面をスクロールしたい場合、ユーザは単純にコン
トローラを画面から距離α以上遠ざければ良い。
【0103】この作用領域の例の場合、スクロール方向
は例えば、コントローラの正面方向への3次元的なスク
ロールや、コントローラの正面方向を画面と平行な面、
すなわち図9に示すxy平面に投影した方向への2次元
的なスクロールなどとすればよい。またそのスクロール
速度は経験的な一定の値を与えてもよいし、コントロー
ラの位置や姿勢に応じて変化させても良い。
は例えば、コントローラの正面方向への3次元的なスク
ロールや、コントローラの正面方向を画面と平行な面、
すなわち図9に示すxy平面に投影した方向への2次元
的なスクロールなどとすればよい。またそのスクロール
速度は経験的な一定の値を与えてもよいし、コントロー
ラの位置や姿勢に応じて変化させても良い。
【0104】例えば、コントローラ位置が図に示すよう
に、作用領域境界601からの画面に対して垂直方向の
距離をβとしたとき、スクロール速度、すなわち、画面
の移動速度をk1β(k1は比例定数であり経験的な値と
して任意に設定可能である)とする。すなわち、スクロ
ール速度をVsとしたとき、 Vs=k1β として設定する。あるいはスクロール距離、すなわち1
回のスクロール処理において移動する画面の距離をk2
β(k2は比例定数であり経験的な値として任意に設定
可能である)とする。すなわちスクロール距離をVvと
したとき、 Vv=k2β として設定するなどの設定が可能である。
に、作用領域境界601からの画面に対して垂直方向の
距離をβとしたとき、スクロール速度、すなわち、画面
の移動速度をk1β(k1は比例定数であり経験的な値と
して任意に設定可能である)とする。すなわち、スクロ
ール速度をVsとしたとき、 Vs=k1β として設定する。あるいはスクロール距離、すなわち1
回のスクロール処理において移動する画面の距離をk2
β(k2は比例定数であり経験的な値として任意に設定
可能である)とする。すなわちスクロール距離をVvと
したとき、 Vv=k2β として設定するなどの設定が可能である。
【0105】あるいは、コントローラの正面方向が画面
と平行なほどスクロール速度を上げるといった構成とし
てもよい。つまり画面座標系のxy平面とコントローラ
のローカル座標系のXc軸とがなす角度をθとしたと
き、スクロール速度をk3cosθ(k3は比例定数であ
り経験的な値として任意に設定可能である)としてもよ
い。すなわちスクロール速度をVsとしたとき、 Vs=k3cosθ として設定する。同様に、スクロール距離をk4cos
θ(k4は比例定数であり経験的な値として任意に設定
可能である)とする設定とする。すなわちスクロール距
離をVvとしたとき、 Vv=k4cosθ として設定するなどの設定が可能である。
と平行なほどスクロール速度を上げるといった構成とし
てもよい。つまり画面座標系のxy平面とコントローラ
のローカル座標系のXc軸とがなす角度をθとしたと
き、スクロール速度をk3cosθ(k3は比例定数であ
り経験的な値として任意に設定可能である)としてもよ
い。すなわちスクロール速度をVsとしたとき、 Vs=k3cosθ として設定する。同様に、スクロール距離をk4cos
θ(k4は比例定数であり経験的な値として任意に設定
可能である)とする設定とする。すなわちスクロール距
離をVvとしたとき、 Vv=k4cosθ として設定するなどの設定が可能である。
【0106】領域型スクロール方法の具体例として、コ
ントローラを画面端付近や画面外へ持っていったときに
スクロールを実行する構成例について図14を参照して
説明する。図14は画面を上から見た図であるが、作用
領域境界611を画面枠612よりも一回り大きく設定
した例である。この例では作用領域613は、画面枠6
12の周囲に形成される。
ントローラを画面端付近や画面外へ持っていったときに
スクロールを実行する構成例について図14を参照して
説明する。図14は画面を上から見た図であるが、作用
領域境界611を画面枠612よりも一回り大きく設定
した例である。この例では作用領域613は、画面枠6
12の周囲に形成される。
【0107】もちろん、作用領域境界611を画面枠6
12と等しくしても、画面枠612よりも内側に設定し
ても良い。スクロールしたい場合、ユーザはコントロー
ラを作用領域境界611より外側へ移動させれば良い。
12と等しくしても、画面枠612よりも内側に設定し
ても良い。スクロールしたい場合、ユーザはコントロー
ラを作用領域境界611より外側へ移動させれば良い。
【0108】この作用領域設定構成におけるスクロール
方向は、図9の画面座標系551におけるx方向もしく
はy方向に限定しても良いし、画面中心からコントロー
ラへ向かう方向へスクロールしても良い。また、スクロ
ール速度は一定でも良いし、画面端からの距離や画面中
心からの距離に応じて変化させても良い。例えば、画面
端から離れるほどスクロール速度が上がるといった構成
が可能である。
方向は、図9の画面座標系551におけるx方向もしく
はy方向に限定しても良いし、画面中心からコントロー
ラへ向かう方向へスクロールしても良い。また、スクロ
ール速度は一定でも良いし、画面端からの距離や画面中
心からの距離に応じて変化させても良い。例えば、画面
端から離れるほどスクロール速度が上がるといった構成
が可能である。
【0109】さらに領域型スクロール方法における作用
領域設定処理構成の具体例として、図15に示すように
コントローラ位置の画面中心からの距離に応じて作用領
域を設定する構成がある。図15は、画面を上から見た
図であるが、画面中心を中心とするある半径の円を作用
領域境界621とし、それより外の領域を作用領域62
2として設定した構成である。
領域設定処理構成の具体例として、図15に示すように
コントローラ位置の画面中心からの距離に応じて作用領
域を設定する構成がある。図15は、画面を上から見た
図であるが、画面中心を中心とするある半径の円を作用
領域境界621とし、それより外の領域を作用領域62
2として設定した構成である。
【0110】このときのスクロール方法も、先の図14
の構成例と同様、図9の画面座標系551におけるx方
向もしくはy方向に限定しても良いし、画面中心からコ
ントローラへ向かう方向へスクロールさせる構成として
もよい。また、スクロール速度は一定でも良いし、画面
中心からの距離に応じて変化させても良い。例えば、画
面中心からの距離が離れるほどスクロール速度が上がる
といった構成が可能である。
の構成例と同様、図9の画面座標系551におけるx方
向もしくはy方向に限定しても良いし、画面中心からコ
ントローラへ向かう方向へスクロールさせる構成として
もよい。また、スクロール速度は一定でも良いし、画面
中心からの距離に応じて変化させても良い。例えば、画
面中心からの距離が離れるほどスクロール速度が上がる
といった構成が可能である。
【0111】また領域型スクロール方法の具体例とし
て、ちょうど画面をコントローラでドラッグするような
スクロール方法を実行可能とする構成が、作用領域を図
16のように設定することで実現される。
て、ちょうど画面をコントローラでドラッグするような
スクロール方法を実行可能とする構成が、作用領域を図
16のように設定することで実現される。
【0112】作用領域632をちょうど図13とは逆
に、図16に示すように画面から垂直方向へある距離α
以内に設定する。コントローラが作用領域境界631か
ら画面633内の作用領域632内に位置するとき、画
面はコントローラの位置に追従するように2次元的にス
クロールする。例えば、図17のように指輪型のコント
ローラ642を指にはめた状態でディスプレイ画面64
1をなぞると、実際の紙を移動しているかのように画面
をスクロールする処理とすることが作用領域の判定処理
により実現可能である。
に、図16に示すように画面から垂直方向へある距離α
以内に設定する。コントローラが作用領域境界631か
ら画面633内の作用領域632内に位置するとき、画
面はコントローラの位置に追従するように2次元的にス
クロールする。例えば、図17のように指輪型のコント
ローラ642を指にはめた状態でディスプレイ画面64
1をなぞると、実際の紙を移動しているかのように画面
をスクロールする処理とすることが作用領域の判定処理
により実現可能である。
【0113】[スクロール処理例3]スクロール処理例
3は、画面上に表示されたオブジェクトとの直接的なイ
ンタラクションの1つであり、車や飛行機といったディ
スプレイ画面に表示されているオブジェクトの位置や姿
勢に基づいて定義される領域(これも作用領域と呼
ぶ。)内にコントローラが位置するときにスクロールを
実行する構成である。このスクロール方法を「乗り物型
スクロール方法」と呼ぶ。作用領域の形状はどんなもの
でも良い。なお本実施例では、スクロールするかどうか
の判定にはコントローラの位置情報のみを用いるが、実
際のスクロール処理では姿勢情報によりスクロール態様
を決定する構成としてもよい。
3は、画面上に表示されたオブジェクトとの直接的なイ
ンタラクションの1つであり、車や飛行機といったディ
スプレイ画面に表示されているオブジェクトの位置や姿
勢に基づいて定義される領域(これも作用領域と呼
ぶ。)内にコントローラが位置するときにスクロールを
実行する構成である。このスクロール方法を「乗り物型
スクロール方法」と呼ぶ。作用領域の形状はどんなもの
でも良い。なお本実施例では、スクロールするかどうか
の判定にはコントローラの位置情報のみを用いるが、実
際のスクロール処理では姿勢情報によりスクロール態様
を決定する構成としてもよい。
【0114】具体例の1つを図18に示す。画面702
に表示されている3次元仮想世界の中の仮想的な車70
3には、その車の画面上の位置と姿勢に基づいて直方体
の作用領域704が定義されている。車の表示位置や姿
勢が変更されるとその作用領域704もそれに追従す
る。ユーザがコントローラ701をその作用領域704
内に移動すると、画面702は、コントローラ701の
正面方向に2次元的にスクロールする。
に表示されている3次元仮想世界の中の仮想的な車70
3には、その車の画面上の位置と姿勢に基づいて直方体
の作用領域704が定義されている。車の表示位置や姿
勢が変更されるとその作用領域704もそれに追従す
る。ユーザがコントローラ701をその作用領域704
内に移動すると、画面702は、コントローラ701の
正面方向に2次元的にスクロールする。
【0115】スクロール中は車の位置や姿勢はコントロ
ーラ701の位置および姿勢に追従する。これによりあ
たかもコントローラ701が車に乗って移動しているか
のような効果が得られる。作用領域704の位置は車の
画面上の位置に基づいているので、作用領域704は画
面に垂直な方向へは移動しない。したがってスクロール
をやめたいとき、つまり乗り物から降りたいときはコン
トローラを画面から遠ざければよい。
ーラ701の位置および姿勢に追従する。これによりあ
たかもコントローラ701が車に乗って移動しているか
のような効果が得られる。作用領域704の位置は車の
画面上の位置に基づいているので、作用領域704は画
面に垂直な方向へは移動しない。したがってスクロール
をやめたいとき、つまり乗り物から降りたいときはコン
トローラを画面から遠ざければよい。
【0116】図19は本実施例のスクロール処理を説明
するフローチャートである。図19に示すフローチャー
トは、先に図7を参照して説明したメインルーチン中の
ステップS103におけるスクロールサブルーチンの1
処理例に対応する。
するフローチャートである。図19に示すフローチャー
トは、先に図7を参照して説明したメインルーチン中の
ステップS103におけるスクロールサブルーチンの1
処理例に対応する。
【0117】まずステップS401でコントローラの位
置および姿勢情報を取得する。次にS402でコントロ
ーラが作用領域内に位置するかを検査する。ステップS
402の判定は、図6に示す制御部310のスクロール
情報生成部312において実行する。スクロール情報生
成部312は、予め定義した作用領域情報を有し、コン
トローラ位置、姿勢変換部311から入力されるコント
ローラ位置情報と、作用領域情報とを比較してコントロ
ーラが作用領域内か否かを判定する。
置および姿勢情報を取得する。次にS402でコントロ
ーラが作用領域内に位置するかを検査する。ステップS
402の判定は、図6に示す制御部310のスクロール
情報生成部312において実行する。スクロール情報生
成部312は、予め定義した作用領域情報を有し、コン
トローラ位置、姿勢変換部311から入力されるコント
ローラ位置情報と、作用領域情報とを比較してコントロ
ーラが作用領域内か否かを判定する。
【0118】ステップS402において、コントローラ
が作用領域内に位置すると判定されるとステップS40
3へ進み、コントローラが作用領域内に位置しないと判
定されればそのまま本サブルーチンを終了する。
が作用領域内に位置すると判定されるとステップS40
3へ進み、コントローラが作用領域内に位置しないと判
定されればそのまま本サブルーチンを終了する。
【0119】ステップS403ではコントローラがあた
かも乗り物に乗っているように見せるために、乗り物の
位置および姿勢をコントローラの位置および姿勢に基づ
いて修正する画像表示処理を実行する。具体的には、コ
ントローラの位置および姿勢とまったく等しく乗り物の
位置および姿勢を表示する処理を実行しても良いし、そ
れぞれにオフセットをかけて表示する処理を実行する構
成としても良い。その後、ステップS404で実際にス
クロール処理を行なってから本サブルーチンを終了す
る。
かも乗り物に乗っているように見せるために、乗り物の
位置および姿勢をコントローラの位置および姿勢に基づ
いて修正する画像表示処理を実行する。具体的には、コ
ントローラの位置および姿勢とまったく等しく乗り物の
位置および姿勢を表示する処理を実行しても良いし、そ
れぞれにオフセットをかけて表示する処理を実行する構
成としても良い。その後、ステップS404で実際にス
クロール処理を行なってから本サブルーチンを終了す
る。
【0120】本実施例でのスクロール処理は、コントロ
ーラの正面方向への3次元的なスクロールや、コントロ
ーラの正面方向を画面と平行な面へ投影した方向への2
次元的なスクロールが考えられる。また、3次元仮想世
界の地形の起伏に沿った3次元的なスクロールも考えら
れる。スクロール速度も上記他の実施例同様、一定の適
当な値でも良いし、動的に変化させても良い。さらに、
例えばある港から別の港へ移動する船のように、予め決
められたパスに沿って特定の位置までスクロールさせて
も良い。
ーラの正面方向への3次元的なスクロールや、コントロ
ーラの正面方向を画面と平行な面へ投影した方向への2
次元的なスクロールが考えられる。また、3次元仮想世
界の地形の起伏に沿った3次元的なスクロールも考えら
れる。スクロール速度も上記他の実施例同様、一定の適
当な値でも良いし、動的に変化させても良い。さらに、
例えばある港から別の港へ移動する船のように、予め決
められたパスに沿って特定の位置までスクロールさせて
も良い。
【0121】[スクロール処理例4]スクロール処理例
4は、ちょうどジョイスティックを操作するようにコン
トローラを傾けることによってスクロールできる方法で
ある。図20に示すように、コントローラ801が傾い
ている方向802にスクロールする。この方法を「ジョ
イスティック型スクロール方法」と呼ぶ。本実施例では
コントローラの姿勢情報のみを使用し、2次元のスクロ
ールのみ可能である。
4は、ちょうどジョイスティックを操作するようにコン
トローラを傾けることによってスクロールできる方法で
ある。図20に示すように、コントローラ801が傾い
ている方向802にスクロールする。この方法を「ジョ
イスティック型スクロール方法」と呼ぶ。本実施例では
コントローラの姿勢情報のみを使用し、2次元のスクロ
ールのみ可能である。
【0122】本実施例ではコントローラの姿勢情報から
傾き情報を求める。本実施例での傾き情報とは、図9と
同様の座標系を考えたとき、コントローラのコントロー
ラ座標系におけるZc軸が画面座標系のz軸に対してど
の方向へどれぐらい傾いているかという情報である。こ
の情報はコントローラのZc軸方向の単位ベクトルを画
面座標系のxy平面へ投影したベクトルVから簡単に求
まる。傾きをθとしたとき、Vの長さがsinθとな
る。
傾き情報を求める。本実施例での傾き情報とは、図9と
同様の座標系を考えたとき、コントローラのコントロー
ラ座標系におけるZc軸が画面座標系のz軸に対してど
の方向へどれぐらい傾いているかという情報である。こ
の情報はコントローラのZc軸方向の単位ベクトルを画
面座標系のxy平面へ投影したベクトルVから簡単に求
まる。傾きをθとしたとき、Vの長さがsinθとな
る。
【0123】図21は本実施例のフローチャートであ
る。図21に示すフローチャートは、先に図7を参照し
て説明したメインルーチン中のステップS103におけ
るスクロールサブルーチンの1処理例に対応する。
る。図21に示すフローチャートは、先に図7を参照し
て説明したメインルーチン中のステップS103におけ
るスクロールサブルーチンの1処理例に対応する。
【0124】まず、ステップS501でコントローラの
姿勢情報を取得し、ステップS502でコントローラの
傾き情報を計算する。この傾き計算は、図6の制御部に
おけるコントローラ位置、姿勢情報変換部311におい
て実行される処理であり、先のスクロール処理例1にお
いて説明したと同様の処理によって実行可能である。
姿勢情報を取得し、ステップS502でコントローラの
傾き情報を計算する。この傾き計算は、図6の制御部に
おけるコントローラ位置、姿勢情報変換部311におい
て実行される処理であり、先のスクロール処理例1にお
いて説明したと同様の処理によって実行可能である。
【0125】ステップS503において、算出したコン
トローラの傾き角がある閾値以上であればステップS5
04で実際にスクロール処理し、閾値以下であればその
まま本サブルーチンを終了する。
トローラの傾き角がある閾値以上であればステップS5
04で実際にスクロール処理し、閾値以下であればその
まま本サブルーチンを終了する。
【0126】ステップS504のスクロール処理の態様
は、設定により様々な態様とすることが可能であるが、
例えばコントローラが傾いている方向にスクロールさせ
る構成とすることが可能である。これにより、コントロ
ーラが傾いている方向へ、画面上を進んでいるような効
果が得られる。スクロール量は適当な値を与えても良い
し、傾き角などに応じて動的に変化させても良い。例え
ば傾いているほどスクロールが速くなるなどが考えられ
る。またステップS503におけるコントローラの傾き
角のチェック処理を省いても良い。その場合、少しでも
コントローラが傾けばスクロールするようになる。
は、設定により様々な態様とすることが可能であるが、
例えばコントローラが傾いている方向にスクロールさせ
る構成とすることが可能である。これにより、コントロ
ーラが傾いている方向へ、画面上を進んでいるような効
果が得られる。スクロール量は適当な値を与えても良い
し、傾き角などに応じて動的に変化させても良い。例え
ば傾いているほどスクロールが速くなるなどが考えられ
る。またステップS503におけるコントローラの傾き
角のチェック処理を省いても良い。その場合、少しでも
コントローラが傾けばスクロールするようになる。
【0127】次に、図22を参照して、本発明に係る画
像表示処理装置の具体的なハード構成例について説明す
る。図22に示すCPU(Central processing Unit)9
01は、各種アプリケーションプログラムや、OS(Op
erating System)を実行するプロセッサである。ROM
(Read-Only-Memory)902は、CPU901が実行す
るプログラム、あるいは演算パラメータとしての固定デ
ータを格納する。RAM(Random Access Memory)90
3は、CPU901の処理において実行されるプログラ
ム、およびプログラム処理において適宜変化するパラメ
ータの格納エリア、ワーク領域として使用される。HD
D904はハードディスクの制御を実行し、ハードディ
スクに対する各種データ、プログラムの格納処理および
読み出し処理を実行する。
像表示処理装置の具体的なハード構成例について説明す
る。図22に示すCPU(Central processing Unit)9
01は、各種アプリケーションプログラムや、OS(Op
erating System)を実行するプロセッサである。ROM
(Read-Only-Memory)902は、CPU901が実行す
るプログラム、あるいは演算パラメータとしての固定デ
ータを格納する。RAM(Random Access Memory)90
3は、CPU901の処理において実行されるプログラ
ム、およびプログラム処理において適宜変化するパラメ
ータの格納エリア、ワーク領域として使用される。HD
D904はハードディスクの制御を実行し、ハードディ
スクに対する各種データ、プログラムの格納処理および
読み出し処理を実行する。
【0128】バス910はPCI(Peripheral Compone
nt Internet/Interface)バス等により構成され、各モ
ジュール、入出力インタフェース911を介した各入手
力装置とのデータ転送を可能にしている。
nt Internet/Interface)バス等により構成され、各モ
ジュール、入出力インタフェース911を介した各入手
力装置とのデータ転送を可能にしている。
【0129】入力部905は、例えば、キーボード、ポ
インティングデバイス等によって構成され、CPU90
1に各種のコマンド、データを入力するためにユーザに
より操作、あるいは入力される。出力部906は、上述
のスクロール処理された画像を表示する例えばCRT、
液晶ディスプレイ等であり、各種情報をテキストまたは
イメージ等により表示する。
インティングデバイス等によって構成され、CPU90
1に各種のコマンド、データを入力するためにユーザに
より操作、あるいは入力される。出力部906は、上述
のスクロール処理された画像を表示する例えばCRT、
液晶ディスプレイ等であり、各種情報をテキストまたは
イメージ等により表示する。
【0130】通信部907は他デバイスとの通信処理を
実行する。ドライブ908は、フレキシブルディスク、
CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO
(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatil
e Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバ
ブル記録媒体909の記録再生を実行するドライブであ
り、各リムーバブル記録媒体909からのプログラムま
たはデータ再生、リムーバブル記録媒体909に対する
プログラムまたはデータ格納を実行する。
実行する。ドライブ908は、フレキシブルディスク、
CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO
(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatil
e Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバ
ブル記録媒体909の記録再生を実行するドライブであ
り、各リムーバブル記録媒体909からのプログラムま
たはデータ再生、リムーバブル記録媒体909に対する
プログラムまたはデータ格納を実行する。
【0131】センサ921およびコントローラ922
は、上述した実施例において説明したように、カメラ、
磁気センサ、超音波センサ等によって構成され、コント
ローラの位置、姿勢情報を入力する。
は、上述した実施例において説明したように、カメラ、
磁気センサ、超音波センサ等によって構成され、コント
ローラの位置、姿勢情報を入力する。
【0132】スクロール処理の実行に際しては、ROM
他の記憶媒体に記録されたプログラムに従って、センサ
921およびコントローラ922の入力情報に基づい
て、CPU901において処理を決定し、その結果が出
力部906としての画像表示装置に表示される。
他の記憶媒体に記録されたプログラムに従って、センサ
921およびコントローラ922の入力情報に基づい
て、CPU901において処理を決定し、その結果が出
力部906としての画像表示装置に表示される。
【0133】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0134】なお、明細書中において説明した一連の処
理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者
の複合構成によって実行することが可能である。ソフト
ウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを
記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込ま
れたコンピュータ内のメモリにインストールして実行さ
せるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュ
ータにプログラムをインストールして実行させることが
可能である。
理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者
の複合構成によって実行することが可能である。ソフト
ウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを
記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込ま
れたコンピュータ内のメモリにインストールして実行さ
せるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュ
ータにプログラムをインストールして実行させることが
可能である。
【0135】例えば、プログラムは記憶媒体としてのハ
ードディスクやROM(Read OnlyMemory)に予め記録し
ておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシ
ブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only
Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Dig
ital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリな
どのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に
格納(記録)しておくことができる。このようなリムー
バブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアと
して提供することができる。
ードディスクやROM(Read OnlyMemory)に予め記録し
ておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシ
ブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only
Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Dig
ital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリな
どのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に
格納(記録)しておくことができる。このようなリムー
バブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアと
して提供することができる。
【0136】なお、プログラムは、上述したようなリム
ーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする
他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送
したり、LAN(Local Area Network)、インターネット
といったネットワークを介して、コンピュータに有線で
転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されて
くるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の
記憶媒体にインストールすることができる。
ーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする
他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送
したり、LAN(Local Area Network)、インターネット
といったネットワークを介して、コンピュータに有線で
転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されて
くるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の
記憶媒体にインストールすることができる。
【0137】なお、明細書に記載された各種の処理は、
記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実
行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあ
るいは個別に実行されてもよい。
記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実
行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあ
るいは個別に実行されてもよい。
【0138】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の構成に
よれば、ディスプレイに表示された画像のスクロールを
実現するために、ボタンやスクロールバーなどのGUI
コンポーネントを画面に配置する必要や、ジョイスティ
ックやトラックボールなどのデバイスを本体やコントロ
ーラ自体に追加する必要がなく、コントローラの位置や
姿勢情報に基づいて、容易にスクロールが実行され、P
C、ゲーム機の操作について熟知していないユーザにと
って、操作の簡単な画面スクロール構成が実現される。
よれば、ディスプレイに表示された画像のスクロールを
実現するために、ボタンやスクロールバーなどのGUI
コンポーネントを画面に配置する必要や、ジョイスティ
ックやトラックボールなどのデバイスを本体やコントロ
ーラ自体に追加する必要がなく、コントローラの位置や
姿勢情報に基づいて、容易にスクロールが実行され、P
C、ゲーム機の操作について熟知していないユーザにと
って、操作の簡単な画面スクロール構成が実現される。
【0139】また、本発明の構成によれば、ディスプレ
イに表示された画像のスクロール実行において、コント
ローラの傾きの遷移状態を検出し、検出遷移情報に基づ
いてスクロールを行なう構成としたので、あたかもコン
トローラの歩行状態を反映したスクロール処理が可能と
なる。
イに表示された画像のスクロール実行において、コント
ローラの傾きの遷移状態を検出し、検出遷移情報に基づ
いてスクロールを行なう構成としたので、あたかもコン
トローラの歩行状態を反映したスクロール処理が可能と
なる。
【0140】また、本発明の構成によれば、ディスプレ
イに表示された画像のスクロール実行において、コント
ローラの位置を検出し、検出位置情報に基づいてスクロ
ールを実行する構成としたので、複雑な操作を行なうこ
とのない容易なスクロール処理が可能となる。
イに表示された画像のスクロール実行において、コント
ローラの位置を検出し、検出位置情報に基づいてスクロ
ールを実行する構成としたので、複雑な操作を行なうこ
とのない容易なスクロール処理が可能となる。
【0141】さらに、本発明の構成によれば、コントロ
ーラの動き、または位置に応じて、スクロール方向ある
いはスクロール距離や速度を決定する構成としたので、
直感的かつ簡単で楽しい画面のスクロールが可能にな
る。
ーラの動き、または位置に応じて、スクロール方向ある
いはスクロール距離や速度を決定する構成としたので、
直感的かつ簡単で楽しい画面のスクロールが可能にな
る。
【図1】コントローラを用いたディスプレイ装置の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図2】コントローラを用いたディスプレイ装置の構成
例における操作処理例を示す図である。
例における操作処理例を示す図である。
【図3】本発明の画像表示処理装置の構成例を示す図で
ある。
ある。
【図4】本発明の画像表示処理装置の磁気センサを用い
た構成例を示す図である。
た構成例を示す図である。
【図5】本発明の画像表示処理装置の超音波センサを用
いた構成例を示す図である。
いた構成例を示す図である。
【図6】本発明の画像表示処理装置の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】本発明の画像表示処理装置の処理フローとして
のメインルーチンを示す図である。
のメインルーチンを示す図である。
【図8】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理例
1について説明する図である。
1について説明する図である。
【図9】本発明の画像表示処理装置において適用する座
標の対応について説明する図である。
標の対応について説明する図である。
【図10】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例1の処理手順(例1)を説明するフロー図である。
例1の処理手順(例1)を説明するフロー図である。
【図11】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例1の処理手順(例2)を説明するフロー図である。
例1の処理手順(例2)を説明するフロー図である。
【図12】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例2の処理手順を説明するフロー図である。
例2の処理手順を説明するフロー図である。
【図13】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例2における表示領域設定例を示す図である。
例2における表示領域設定例を示す図である。
【図14】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例2における表示領域設定例を示す図である。
例2における表示領域設定例を示す図である。
【図15】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例2における表示領域設定例を示す図である。
例2における表示領域設定例を示す図である。
【図16】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例2における表示領域設定例を示す図である。
例2における表示領域設定例を示す図である。
【図17】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例2における処理例を示す図である。
例2における処理例を示す図である。
【図18】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例3における表示領域設定例を示す図である。
例3における表示領域設定例を示す図である。
【図19】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例3における処理フローを示す図である。
例3における処理フローを示す図である。
【図20】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例4について説明する図である。
例4について説明する図である。
【図21】本発明の画像表示処理装置のスクロール処理
例4の処理手順を説明するフロー図である。
例4の処理手順を説明するフロー図である。
【図22】本発明の画像表示処理装置のハードウェア構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
101 コントローラ
102 ディスプレイ
103 ボタン
104 影
201 コントローラ
202 センサ
203 ディスプレイ
204 制御部
211 コントローラ&センサ
212 磁場発生装置
213 ディスプレイ
214 制御部
221 コントローラ&センサ
222,223,224 超音波センサ
225 ディスプレイ
226 制御部
501 コントローラ
502 画面
511 コントローラ正面およびスクロール方向
551 画面座標系
552 コントローラ・ローカル座標系
601 作用領域境界
602 作用領域
603 コントローラ
604 画面
611 作用領域境界
612 画面枠
613 作用領域
621 作用領域境界
622 作用領域
623 画面枠
631 作用領域境界
632 作用領域
633 画面
641 画面
642 コントローラ
701 コントローラ
702 画面
703 車
704 作用領域
801 コントローラ
802 傾き方向およびスクロール方向
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 HDD
905 入力部
906 出力部
907 通信部
908 ドライブ
909 リムーバブル記録媒体
910 バス
911 入出力インタフェース
921 センサ
922 コントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月20日(2003.2.2
0)
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】削除
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】なお、この画像表示処理装置例では制御部
204はディスプレイ装置203の内部に構成され、デ
ィスプレイ装置203と一体化しているが、制御部20
4をディスプレイ装置203とは別の制御装置として構
成してもよい。その場合、センサやディスプレイ装置と
制御部とは、ケーブル接続、あるいは無線LANやbl
uetoothなどの無線通信手段で接続する構成も可
能である。
204はディスプレイ装置203の内部に構成され、デ
ィスプレイ装置203と一体化しているが、制御部20
4をディスプレイ装置203とは別の制御装置として構
成してもよい。その場合、センサやディスプレイ装置と
制御部とは、ケーブル接続、あるいは無線LANやbl
uetoothなどの無線通信手段で接続する構成も可
能である。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】センサ202は、コントローラ201の位
置と姿勢を計測する手段であり、コントローラ201の
画像を撮影するカメラ、あるいは、磁気センサ、超音波
センサ等が使用可能である。センサの配置や、センシン
グ領域、すなわち感知領域、およびセンシング情報等
は、設置するセンサによって異なる態様となる。
置と姿勢を計測する手段であり、コントローラ201の
画像を撮影するカメラ、あるいは、磁気センサ、超音波
センサ等が使用可能である。センサの配置や、センシン
グ領域、すなわち感知領域、およびセンシング情報等
は、設置するセンサによって異なる態様となる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】図3乃至図5を参照して、コントローラの
位置、姿勢の検出構成として、カメラによる撮影画像解
析、磁気センサ、および超音波センサの例を説明した
が、本発明の構成においては、コントローラの位置、姿
勢の検出が可能な構成であればよく、その他の手段を適
用したコントローラ位置、姿勢情報取得処理構成として
もよい。すなわち、本発明の画面表示装置ではコントロ
ーラの位置および姿勢を計測する手段は問わない。
位置、姿勢の検出構成として、カメラによる撮影画像解
析、磁気センサ、および超音波センサの例を説明した
が、本発明の構成においては、コントローラの位置、姿
勢の検出が可能な構成であればよく、その他の手段を適
用したコントローラ位置、姿勢情報取得処理構成として
もよい。すなわち、本発明の画面表示装置ではコントロ
ーラの位置および姿勢を計測する手段は問わない。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】必要なコントローラの位置情報もしくは姿
勢情報の次元数はスクロール方法によって異なる。した
がって、場合によっては最低でもそれぞれのスクロール
方法に必要な次元数を計測できるセンサが具備されてい
れば良い。また必要ならばコントローラにボタンやダイ
アルなどの他の入力装置を組み合わせても良いが、本発
明のスクロール方法では利用しない。
勢情報の次元数はスクロール方法によって異なる。した
がって、場合によっては最低でもそれぞれのスクロール
方法に必要な次元数を計測できるセンサが具備されてい
れば良い。また必要ならばコントローラにボタンやダイ
アルなどの他の入力装置を組み合わせても良いが、本発
明のスクロール方法では利用しない。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】コントローラの物理的な形状は特に限定せ
ず、アプリケーションに応じて適当な形状にすれば良
い。ただしスクロール方向がコントローラの方向に依存
するようなスクロール方法の場合、例えば動物や飛行機
のように正面方向や上方向が分かりやすい形状のほうが
望ましい。以下に示す例においては、コントローラは正
面方向を定義できる構成とする。例えば、図3乃至図5
において示したコントローラ201において、顔の方向
が正面(X軸方向)、右方向がY軸方向、上(頭)方向
がZ軸方向と定義できる。カメラ、磁気センサ、超音波
センサは、コントローラの向きを把握可能な構成を持
つ。
ず、アプリケーションに応じて適当な形状にすれば良
い。ただしスクロール方向がコントローラの方向に依存
するようなスクロール方法の場合、例えば動物や飛行機
のように正面方向や上方向が分かりやすい形状のほうが
望ましい。以下に示す例においては、コントローラは正
面方向を定義できる構成とする。例えば、図3乃至図5
において示したコントローラ201において、顔の方向
が正面(X軸方向)、右方向がY軸方向、上(頭)方向
がZ軸方向と定義できる。カメラ、磁気センサ、超音波
センサは、コントローラの向きを把握可能な構成を持
つ。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】変更
【補正内容】
【0088】図6の制御部310のスクロール情報生成
部が、コントローラ位置姿勢情報変換部311からの情
報、すなわち、現在のコントローラ傾き状態の入力デー
タと、前回のコントローラの傾き状態との比較処理情報
に基づいて上述のスクロール方向の設定、さらにスクロ
ール量、速度を決定するか、あるいはデフォルトで決定
済みのデータを決定情報として、画面表示制御部313
が決定情報に従ってディスプレイ上の画像を更新する。
部が、コントローラ位置姿勢情報変換部311からの情
報、すなわち、現在のコントローラ傾き状態の入力デー
タと、前回のコントローラの傾き状態との比較処理情報
に基づいて上述のスクロール方向の設定、さらにスクロ
ール量、速度を決定するか、あるいはデフォルトで決定
済みのデータを決定情報として、画面表示制御部313
が決定情報に従ってディスプレイ上の画像を更新する。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正内容】
【0089】なお、ステップS205のスクロール処理
において制御部内の画面表示制御部313で行なわれる
他の処理としては、3次元CGの場合は射影行列の変換
もしくはワールド座標系の変換などが、また2次元CG
では描画位置のオフセットやスケールの変更などが挙げ
られる。
において制御部内の画面表示制御部313で行なわれる
他の処理としては、3次元CGの場合は射影行列の変換
もしくはワールド座標系の変換などが、また2次元CG
では描画位置のオフセットやスケールの変更などが挙げ
られる。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】上述したように、図10に示したサブルー
チンでは、コントローラの左傾状態以外から左傾状態
へ、または右傾状態以外から右傾状態に変わったときに
スクロール処理を行なう。つまり傾き状態が左傾→無傾
→左傾と変移したときもスクロールする。しかし、無傾
状態を記録しないでおくと、右傾状態から左傾状態へ、
または左傾状態から右傾状態へ変移したときのみスクロ
ール処理を行なうこともできる。これにより、センサの
精度問題により傾きの角度が閾値付近で振動してしまっ
た場合にでも、必要以上スクロールしてしまうのを防ぐ
ことができる。そのサブルーチンを図11に示す。
チンでは、コントローラの左傾状態以外から左傾状態
へ、または右傾状態以外から右傾状態に変わったときに
スクロール処理を行なう。つまり傾き状態が左傾→無傾
→左傾と変移したときもスクロールする。しかし、無傾
状態を記録しないでおくと、右傾状態から左傾状態へ、
または左傾状態から右傾状態へ変移したときのみスクロ
ール処理を行なうこともできる。これにより、センサの
精度問題により傾きの角度が閾値付近で振動してしまっ
た場合にでも、必要以上スクロールしてしまうのを防ぐ
ことができる。そのサブルーチンを図11に示す。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正内容】
【0095】これが先の図10を参照して説明したサブ
ルーチンと異なる点である。すなわち、先のサブルーチ
ンでは、無傾状態だったときにその状態を記録していた
が、本サブルーチンでは、無傾状態だったときにその状
態を記録しない構成とした。本構成の如く無傾状態を記
録しないでおくと、右傾状態から左傾状態へ、または左
傾状態から右傾状態へ変移したときのみスクロール処理
を行なうことになる。これにより、センサの精度問題に
より傾きの角度が閾値付近で振動してしまった場合にで
も、必要以上スクロールしてしまうのを防ぐことができ
る。
ルーチンと異なる点である。すなわち、先のサブルーチ
ンでは、無傾状態だったときにその状態を記録していた
が、本サブルーチンでは、無傾状態だったときにその状
態を記録しない構成とした。本構成の如く無傾状態を記
録しないでおくと、右傾状態から左傾状態へ、または左
傾状態から右傾状態へ変移したときのみスクロール処理
を行なうことになる。これにより、センサの精度問題に
より傾きの角度が閾値付近で振動してしまった場合にで
も、必要以上スクロールしてしまうのを防ぐことができ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G09G 5/00 510 G09G 5/00 510H
550 550C
5/34 5/34 Z
Fターム(参考) 2C032 HB03 HC13 HC25
5B050 AA06 AA08 BA08 BA17 CA07
FA02 FA08
5B087 AA09 BC16 DE06
5C082 AA05 AA21 BA12 BA42 BB25
CA72 CB01 DA61 DA87 MM09
5E501 AA02 AA17 BA05 CB03 CB20
FB32
Claims (29)
- 【請求項1】ディスプレイに表示された画像データのス
クロール処理を実行する画像表示処理装置であり、 ユーザによる操作可能なコントローラであり、3次元空
間における位置および姿勢情報の少なくともいずれかの
情報をセンサを介して提供するコントローラ手段と、 前記コントローラの3次元空間における位置および姿勢
情報の少なくともいずれかの情報に基づいて、ディスプ
レイに表示された画像データのスクロール処理態様を決
定するスクロール情報生成手段と、 前記スクロール情報生成手段の決定に従ってディスプレ
イの表示画像のスクロール処理としての画像更新処理を
実行する画像表示制御手段と、 を有することを特徴とする画像表示処理装置。 - 【請求項2】前記スクロール情報生成手段は、 前記コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状
態の3状態の判別処理を実行し、該3状態の状態遷移の
有無に基づいてスクロール処理の実行の有無を決定する
構成であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示
処理装置。 - 【請求項3】前記スクロール情報生成手段は、 前記コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状
態の3状態の判別処理を実行し、右傾状態および左傾状
態間の状態遷移の有無に基づいてスクロール処理の実行
の有無を決定する構成であることを特徴とする請求項1
に記載の画像表示処理装置。 - 【請求項4】前記画像表示処理装置は、さらに、 前記コントローラの位置および姿勢情報をディスプレイ
面を基準とした画面座標系に対応した情報に変換する変
換手段を有し、 前記スクロール情報生成手段は、 前記変換手段により変換された画面座標系に対応した前
記コントローラの姿勢情報に基づいて、ディスプレイに
表示された画像データのスクロール処理態様を決定する
構成であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示
処理装置。 - 【請求項5】前記スクロール情報生成手段は、 前記コントローラの向きに応じて、スクロール方向を決
定する処理を実行する構成であることを特徴とする請求
項1に記載の画像表示処理装置。 - 【請求項6】前記スクロール情報生成手段は、 前記コントローラの傾きの方向に応じて、スクロール方
向を決定する処理を実行する構成であることを特徴とす
る請求項1に記載の画像表示処理装置。 - 【請求項7】前記スクロール情報生成手段は、 前記コントローラが予め定められた作用領域にあるか否
かのコントローラ位置判別処理を実行し、前記コントロ
ーラが予め定められた作用領域内である場合にスクロー
ル処理の実行を決定する構成であることを特徴とする請
求項1に記載の画像表示処理装置。 - 【請求項8】前記作用領域は、ディスプレイ平面から垂
直方向に一定距離以上離間した領域として設定された構
成であることを特徴とする請求項7に記載の画像表示処
理装置。 - 【請求項9】前記作用領域は、ディスプレイ平面から該
平面に並行方向に一定距離以上離間した領域として設定
された構成であることを特徴とする請求項7に記載の画
像表示処理装置。 - 【請求項10】前記作用領域は、ディスプレイ中心点か
ら一定距離以上離間した領域として設定された構成であ
ることを特徴とする請求項7に記載の画像表示処理装
置。 - 【請求項11】前記作用領域は、ディスプレイから一定
距離以内の領域として設定された構成であることを特徴
とする請求項7に記載の画像表示処理装置。 - 【請求項12】前記作用領域は、ディスプレイに表示さ
れた画像データに対応付けられた3次元空間領域として
設定された構成であることを特徴とする請求項7に記載
の画像表示処理装置。 - 【請求項13】前記スクロール情報生成手段は、 前記コントローラの作用領域内の位置情報に基づいて、
スクロール速度またはスクロール距離を決定する構成で
あることを特徴とする請求項7に記載の画像表示処理装
置。 - 【請求項14】前記コントローラは、3次元空間におけ
る位置および姿勢情報を、画像撮像装置、または磁気セ
ンサ、または超音波センサのいずれを用いた構成により
提供する構成であることを特徴とする請求項1に記載の
画像表示処理装置。 - 【請求項15】ディスプレイに表示された画像データの
スクロール処理を実行する画像表示処理方法であり、 ユーザの操作するコントローラの3次元空間における位
置および姿勢情報の少なくともいずれかの情報をセンサ
を介して提供するステップと、 前記コントローラの3次元空間における位置および姿勢
情報の少なくともいずれかの情報に基づいて、ディスプ
レイに表示された画像データのスクロール処理態様を決
定するスクロール情報生成ステップと、 前記スクロール情報生成ステップにおける決定に従って
ディスプレイに表示された画像データのスクロール処理
としての画像更新処理を実行する画像表示制御ステップ
と、 を有することを特徴とする画像表示処理方法。 - 【請求項16】前記スクロール情報生成ステップは、 前記コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状
態の3状態の判別処理を実行し、該3状態の状態遷移の
有無に基づいてスクロール処理の実行の有無を決定する
ステップを含むことを特徴とする請求項15に記載の画
像表示処理方法。 - 【請求項17】前記スクロール情報生成ステップは、 前記コントローラの右傾状態、左傾状態、および無傾状
態の3状態の判別処理を実行し、右傾状態および左傾状
態間の状態遷移の有無に基づいてスクロール処理の実行
の有無を決定するステップを含むことを特徴とする請求
項15に記載の画像表示処理方法。 - 【請求項18】前記画像表示処理方法は、さらに、 前記コントローラの位置および姿勢情報をディスプレイ
面を基準とした画面座標系に対応した情報に変換する変
換ステップを有し、 前記スクロール情報生成ステップは、 前記変換ステップにおいて変換された画面座標系に対応
した前記コントローラの姿勢情報に基づいて、ディスプ
レイに表示された画像データのスクロール処理態様を決
定することを特徴とする請求項15に記載の画像表示処
理方法。 - 【請求項19】前記スクロール情報生成ステップは、 前記コントローラの向きに応じて、スクロール方向を決
定する処理を実行するステップを含むことを特徴とする
請求項15に記載の画像表示処理方法。 - 【請求項20】前記スクロール情報生成ステップは、 前記コントローラの傾きの方向に応じて、スクロール方
向を決定する処理を実行するステップを含むことを特徴
とする請求項15に記載の画像表示処理方法。 - 【請求項21】前記スクロール情報生成ステップは、 前記コントローラが予め定められた作用領域にあるか否
かのコントローラ位置判別処理を実行し、前記コントロ
ーラが予め定められた作用領域内である場合にスクロー
ル処理の実行を決定することを特徴とする請求項15に
記載の画像表示処理方法。 - 【請求項22】前記作用領域は、ディスプレイ平面から
垂直方向に一定距離以上離間した領域として設定するこ
とを特徴とする請求項21に記載の画像表示処理方法。 - 【請求項23】前記作用領域は、ディスプレイ平面から
該平面に並行方向に一定距離以上離間した領域として設
定することを特徴とする請求項21に記載の画像表示処
理方法。 - 【請求項24】前記作用領域は、ディスプレイ中心点か
ら一定距離以上離間した領域として設定することを特徴
とする請求項21に記載の画像表示処理方法。 - 【請求項25】前記作用領域は、ディスプレイから一定
距離以内の領域として設定することを特徴とする請求項
21に記載の画像表示処理方法。 - 【請求項26】前記作用領域は、ディスプレイに表示さ
れた画像データに対応付けられた3次元空間領域として
設定することを特徴とする請求項21に記載の画像表示
処理方法。 - 【請求項27】前記スクロール情報生成ステップは、 前記コントローラの作用領域内の位置情報に基づいて、
スクロール速度またはスクロール距離を決定するステッ
プを含むことを特徴とする請求項21に記載の画像表示
処理方法。 - 【請求項28】前記コントローラは、3次元空間におけ
る位置および姿勢情報を、画像撮像装置、または磁気セ
ンサ、または超音波センサのいずれを用いた構成により
提供することを特徴とする請求項15に記載の画像表示
処理方法。 - 【請求項29】ディスプレイに表示された画像データの
スクロール処理をコンピュータ・システム上で実行せし
めるコンピュータ・プログラムであって、 ユーザの操作するコントローラの3次元空間における位
置および姿勢情報の少なくともいずれかの情報をセンサ
を介して提供するステップと、 前記コントローラの3次元空間における位置および姿勢
情報の少なくともいずれかの情報に基づいて、ディスプ
レイに表示された画像データのスクロール処理態様を決
定するスクロール情報生成ステップと、 前記スクロール情報生成ステップにおける決定に従って
ディスプレイに表示された画像データのスクロール処理
としての画像更新処理を実行する画像表示制御ステップ
と、 を有することを特徴とするコンピュータ・プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002086767A JP2003280785A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 画像表示処理装置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
US10/386,574 US20030210255A1 (en) | 2002-03-26 | 2003-03-13 | Image display processing apparatus, image display processing method, and computer program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002086767A JP2003280785A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 画像表示処理装置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003280785A true JP2003280785A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29233254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002086767A Abandoned JP2003280785A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 画像表示処理装置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030210255A1 (ja) |
JP (1) | JP2003280785A (ja) |
Cited By (11)
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---|---|---|---|---|
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JP2007075213A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Nintendo Co Ltd | 情報処理プログラム |
JP2008033190A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Sharp Corp | 表示装置、制御方法およびプログラム |
JP2008298946A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Kyocera Corp | 携帯端末、及び表示方法 |
WO2009072504A1 (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-11 | Sony Corporation | 制御装置、入力装置、制御システム、制御方法及びハンドヘルド装置 |
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