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JP2003276940A - 定型外封筒封入封緘システム - Google Patents

定型外封筒封入封緘システム

Info

Publication number
JP2003276940A
JP2003276940A JP2002088134A JP2002088134A JP2003276940A JP 2003276940 A JP2003276940 A JP 2003276940A JP 2002088134 A JP2002088134 A JP 2002088134A JP 2002088134 A JP2002088134 A JP 2002088134A JP 2003276940 A JP2003276940 A JP 2003276940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
envelope
unit
enclosing
name
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002088134A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutaka Shimada
充孝 島田
Eiji Hayakawa
英治 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2002088134A priority Critical patent/JP2003276940A/ja
Publication of JP2003276940A publication Critical patent/JP2003276940A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不特定枚数からなる単位帳票を名寄せして製
本し、封筒に封入封緘し宛先印字するシステムを提供す
る。 【解決手段】 本発明の定型外封筒封入封緘システム
は、封入単位が不特定枚数からなる出力済み連続帳票を
単位帳票に断裁後、各宛先人毎に単位帳票を名寄せして
から製本し、定型外封筒に封入封緘して宛先印字し、郵
便送達報告書の貼付を行うシステムにおいて、各宛先人
毎に前記単位帳票に印字されている識別マークを手がか
りにして印字すべき宛先人情報をデータベース100d
に問い合わせて取得し、当該取得した情報に基づいて前
記定型外封筒表面に宛先人住所、氏名を印字し、さらに
郵便送達報告書面に当該住所・氏名を印字して前記封筒
に貼付すること、の一連の動作を行うことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定形外封筒封入封
緘システムに関する。詳しくは、連続フォームに予め印
字された識別マーク(バーコード等)情報をキーとし
て、名寄せ照合を行い、宛先人別に集めた単位帳票の丁
合物を定型外封筒に自動的に封入して封緘し、読み取っ
た識別マーク情報に基づいてデータベースに照会し宛先
人情報を封筒に印字すると共に郵便送達報告書に出力し
封筒に貼付する装置に関する。本発明システムの利用分
野は、個人別の書類を封筒に封緘封入等を行うことが多
い官公庁や運送、物流関係の分野に関する。
【0002】
【従来技術】各債務者毎に、大量の未払い請求書を一括
して出力し、送付するような業務を行う場合には、出力
枚数は債務者毎に不特定なランダム数となる。不特定枚
数といっても通常は10枚程度以上となるので、封筒も
大型の定型外封筒となる。このような不特定枚数の単位
帳票を所定順番で供給し重ね合わせ、表紙となる頁を表
出させて一単位毎に丁合させる場合、従来手法では表紙
となる単位帳票を最上位に表出させるため封入する一単
位毎の供給する用紙を最終頁から順に供給して重ねてい
る。実際には、所望情報を連続用紙にプリントアウトし
て供給し頁毎に裁断し、単位帳票を各宛先人別に名寄せ
することが行われている。
【0003】不特定枚数の単位帳票を所定の順番で供給
し、重ね合わせ、表紙となる用紙を表出させて一単位毎
に丁合させる場合、連続用紙から裁断した単位帳票を供
給する場合には、裁断する前の状態では最終頁からセッ
トしてもこれら用紙は頁毎に途中で切り離されない限
り、単位毎の供給処理を確実に行うことができる。ま
た、用紙をめくって確認する作業が伴っても連続状態な
ので重ね合わせ順序が乱れることはない。しかし、既に
単片化されている枚葉単片用紙を使用する場合には、所
定情報が出力された枚葉単片用紙を丁合封緘封入装置に
セットする途中で用紙を紛失することが考えられ、オペ
レータは、供給する枚葉単片用紙が所定の順序で重ね合
わされているか否かの確認のため、非常に、煩わしく時
間のかかる作業を強制される場合が多い。
【0004】この種の業務を効率的に行うために、次の
ような先行技術が提案されているので、以下に検討す
る。特開平6- 80303号公報「丁合封入封緘方法」も同様
業務に係る方法を提案するものである。同公開公報の提
案する技術は、あらかじめ所定順序で所望情報がプリン
トアウトされた連続フォームにおいて、少なくとも丁合
時に、表紙となる単位帳票には機械読み取り用識別マ
ーク(バーコード等)がプリントアウトされており、同
様に、送り状、配送票にも識別マークがプリントア
ウトされていて、これら3つの機械読み取り用識別マー
クを手がかりとして、窓開き封筒内に印刷物を封入する
丁合封入封緘方法というものである。しかし、このよう
に、表紙、送り状、配送票、の3つに機械読み取
り用識別マークがあると、3種類の帳票に出力された識
別マーク(バーコード等)を読み取り照合する必要があ
り、いずれかの帳票にトラブルが生じ、ジャムが生じる
(紙詰まりすること)とシーケンス番号に狂いが生じ誤
封入の原因となる。そして、その都度に照合、貼り付け
の手作業が必要になることや、三種類の帳票を全て出力
してからでないと封入封緘作業ができないという問題が
ある。
【0005】特開平10-77155号「丁合封入封緘装置」
は、機械読み取り用識別マーク(バーコード)は、宛名
情報がプリントされた単片用紙が最初に出力され、これ
を基準に丁合封入封緘を行うが、当該装置の場合もホス
トコンピュータで生成されたデータベースを用いていな
いので、あらかじめ三種類の帳票を全て出力してからで
ないと封入封緘作業にかかれないという問題がある。ま
た、トラブルが生じた場合は上記と同様に作業が中断す
る問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
従来装置のように、トラブルによる障害を生じないシス
テムを構築すべく研究して完成したものである。すなわ
ち、従来装置と異なる本発明システムの特徴は、表紙
となる単位フォーム、送り状、郵便送達報告書
(「配送票」または「判取り伝票」ともいわれる。)の
三種類帳票の全部をあらかじめ準備するのではなく、印
字出力した単位帳票をバーコード等の識別マークを基準
に名寄せして製本し、封入封緘した後、窓開き部付き封
筒の本紙上のバーコード等を読み取りし、これに基づい
てホストコンピュータのデータベースに問い合わせし
て、住所、氏名の情報を取得し、これにより封筒表面に
直接、宛先人の住所、氏名を印字することと、郵便送達
報告書にも同様にすることを内容とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨は、封入単位が不特定枚数からなる出力
済み連続帳票を単位帳票に断裁後、各宛先人毎に単位帳
票を名寄せしてから製本し、定型外封筒に封入封緘して
宛先印字し、郵便送達報告書の貼付を行うシステムにお
いて、各宛先人毎に前記単位帳票に印字されている識別
マークを手がかりにして印字すべき宛先人情報をデータ
ベースに問い合わせして取得し、当該取得した情報に基
づいて前記定型外封筒表面に宛先人住所、氏名を印字
し、さらに郵便送達報告書面に当該住所・氏名を印字し
て前記封筒に貼付すること、の一連の動作を行うことを
特徴とする定型外封筒封入封緘システム、にある。
【0008】上記において、単位帳票に伝達情報の作成
部署または管理責任者の印を押印する、ようにしてもよ
く、単位帳票を集積し製本した後に契印をパーフォレー
トする、ようにしてもよく、封筒に後納、別納の押印を
する、ようにしても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明システムは、前記のように
連続フォームに予め印字された識別マークをキーとし
て、名寄せ照合を行い、個人別に集めた単位帳票の集合
体を定型外封筒に自動的に封入封緘を行い、封筒の窓開
き部から読み取った連続フォームの識別マークに基づい
て宛先人情報をデータベースに照会し、宛先人の住所、
氏名を封筒に印字すると共に受領印用の郵便送達報告書
を出力し封筒に貼り付ける一連の動作を行うシステムに
関する。
【0010】以下、図面等を参照しながら、本発明の実
施の形態について説明する。図1は、定型外封筒封入封
緘システムのブロック構成を示す平面図、図2は、本発
明システムで封入封緘を行う場合のフローチャートを示
す図である。図3は、断裁部と名寄せ部を示す図、図4
は、製本部と封入封緘部を示す平面図、図5は、後納・
別納押印部、ラベルプリンタ部、宛名印字部、スタック
部を示す平面図である。
【0011】図1のように、本発明の定型外封筒封入封
緘システムは、断裁部20および名寄せ部30、製本部
40、封入封緘部50、後納、別納押印部60、ラベル
プリンタ部70、宛名印字部80、スタック部90、と
から構成されている。名寄せ部30以降の各工程では、
搬送ベルト、コンベア等の平面搬送機構により単位帳票
や封入済み封筒が搬送されるが、周知の機構であるため
搬送機構の詳細な説明を省略する。コントローラ(ホス
トコンピュータ)100はパーソナルコンピュータ等か
らなり、宛先人情報を蓄積したデータベース100dを
保有し宛先人情報をラベルプリンタ部、宛名印字部等に
提供する他、システム全体の制御を行う。なお、図中の
矢印Yは、単位帳票または単位帳票封入封緘済の封筒の
流れ方向を示している。
【0012】理解の容易のため、まず図2に基づいて封
入封緘システムのフローを説明する。最初に連続フォー
ムを単位帳票1にするための断裁を行う(S1)。連続
フォームには各宛先人毎に所定枚数の単位帳票が前工程
で印字されている。各宛先人毎に最後のページから先に
印字されていて、断裁して積み重ねた場合に最初のペー
ジとなる単位帳票が最上段となるようにされているが、
それに限定されるものではない。最初のページには、受
け取り人の住所、氏名と共に、識別マーク1mがバーコ
ード等により印字されている。識別マーク1mは各単位
帳票に設けるようにしてもよい。単位帳票の枚数は宛先
人により不特定(ランダム)であるが、通常は平均10
枚〜最大30枚程度のものである。
【0013】単位帳票は断裁直後、最初のページ(1枚
目)に押印がされる(S2)。これは、伝達情報の作成
部署または管理責任者の印を押すためのものである。識
別マーク1mの情報に基づいて該当印が押印される。な
お、図2のフローチャートにおてバーコードマーク1m
がある部分では、当該マークがバーコードリーダ(BC
R)等で読み取られ参照されることを意味している。次
に、工程S3では、マーク1mを参照して単位帳票の名
寄せが行われる。名寄せとは宛先人毎の帳票ブロックに
丁合する操作であり、名寄せが完了すると間欠送りされ
て次工程に進む。
【0014】宛先人毎に丁合された帳票ブロックは次に
製本される(S4)。通常は、ステイプラによりステッ
チして製本されるが、その方法は問わない。その後、パ
ーフォレータにより打ち抜いて契印パーフォレートがさ
れる(S5)。製本状態(ステッチ形状等)および契
印、押印を検査して(S6)、不適合製本はスタックに
ダイバイド(分離)される(S7,S8)。一方、封筒
供給部には定型外封筒2がフィードされていて、一枚毎
に取り出されて封筒内に単位帳票の丁合物を封入し封緘
する(S9)。この際、封筒2の窓部から封入した丁合
物のマーク1mが見えるようにしておく。後納・別納押
印部では、識別マークを認識し封筒の所定位置に「後納
・別納」印の押印を行う(S10)。
【0015】識別マークを照合した後(S11)、郵便
送達報告書3を裁断し(S12)、受取り人住所、氏名
を印字(S13)し、封筒裏面に貼付する(S14)。
郵便送達報告書は郵送物を受け取り人が受領した際に、
確認印を押印するための書類である。次に、封筒表面に
宛先人の住所、氏名を直接印字する(S15)。必要に
より製品ログ管理を行い(S16)、印字済みの封筒は
スタッカにスタッキングし(S17)、封入封緘作業が
完了する。製品ログ管理は、完成スタッカ積載直前に正
品の画像を撮影して保存管理することをいう。そのため
にはCCDカメラ等の設置が必要になる。
【0016】以下、各構成ブロック毎に、さらに詳細に
説明することとする。図3は断裁部20と名寄せ部30
を示す図であるが、図3(A)は平面図、図3(B)は
断裁部20に連続フォーム1Rを供給する斜視図を示し
ている。断裁部20は、あらかじめ印字した連続フォー
ム1Rを単位帳票1に断裁する装置であり、名寄せ部3
0は断裁した単位帳票を識別マーク(バーコード)1m
を手がかりに同一宛先人単位に集める部分である。連続
フォーム1Rは、図3(B)のように、単位帳票1が折
り兼切り用ミシン目5を介して連接されてなり、前記単
位帳票1の左右には切り用ミシン目6を境としてマージ
ナル部7が設けられ、ここには等間隔に移送孔12,1
3が設けられている。連続フォーム1Rは、折り兼切り
用ミシン目5でジグザグ状に折り畳まれた状態で所定位
置に載置され、上方に引き出されてバースタ装置21の
ピントラクタ22にセットされる。
【0017】前記単位帳票1には、丁合時に一単位とし
て重ね合わされるものに、図示しない宛先人情報と伝達
情報があらかじめ所定様式でプリントアウトされるとと
もに、宛先人情報がプリントされた丁合時に最上位とな
って表紙となるべき単位帳票1aには識別マーク1mと
ともに、ページ数、書類の作成部署、管理責任者名等が
併せてプリントされている。ただし、識別マーク1mを
各単位帳票に設けることもできる。
【0018】断裁部20には、連続フォーム1Rをその
移送孔12,13を利用して移送するピントラクタ22
が備えられていて、バースタ装置21に対して前工程で
印字済みの連続フォーム1Rを供給する。それにより、
連続フォーム1Rは各単位帳票1に断裁される。その間
において連続フォームのマージナル部7はマージナルス
リッター26により切り用ミシン目6から切断除去され
る。
【0019】バースタ装置21は、前後各一対の組のロ
ーラの周速度の違いにより、各単位帳票1毎に折り兼切
り用ミシン目5で切断する周知の装置である。切断時に
は断裁部材27が折り兼切り用ミシン目5に軽く接触す
ることにより容易に分断することができる。前記バース
タ装置21に続いて上下一対の供給ローラー(不図示)
が設けられ、バーコードリーダ23が最後の単位帳票
(最上位となる単位帳票1a)のバーコード1mを読み
取った際には、押印機24により単位帳票1aの所定位
置に伝達情報の作成部署または管理責任者印の押印8が
される。
【0020】押印機の前方には、前記供給ローラーによ
って送り込まれた各単位帳票1,1aを受ける名寄せテ
ーブル25が配置されている。各単位帳票1,1aは、
供給ローラーによって名寄せテーブル25上に、最下位
に重ね合わせる単位帳票1から供給され、表紙となる単
位帳票1aが最上位に重ね合わされると、丁合された一
単位の丁合物10となる。名寄せテーブル25はダブル
テーブル構造となっていて、最後の単位帳票が積み重ね
られるまでは停止していて、最上位となる最後の単位帳
票1aが排出された際に、単位帳票の丁合物10を製本
部40側に搬送する構造になっている。単位帳票の丁合
物10が、間欠駆動して1区画分だけ移動すると次に丁
合されるべき各単位帳票1,1aを別の名寄せテーブル
上に受け得る状態となる。
【0021】図4は、製本部と封入封緘部を示す平面図
である。製本部40には製本装置として、第1ステイプ
ラ41,第2ステイプラ42、パーフォレータ43、検
査装置44が備えられている。ステイプラを2台設置す
るのは、ステッチの補充等の予備のためであるが、1台
であっても良い。製本のトラブルを警告するパトライト
47を設置するのも好ましい。丁合物10は綴じ合わせ
される際に移送経路に沿って設けたたジョガー46によ
り辺の揃え合わせがされる。製本方法はステイプラによ
るものに限られないが、薄い単位帳票1,1aのブロッ
クの場合は当該方法で十分である。製本後、パーフォレ
ータ43で一単位の丁合物10を打ち抜いて契印9を入
れる。
【0022】契印後、検査装置44でステッチ11、契
印9、押印8の品質検査が行われる。これには画像処理
装置を使用するのが適切である。品質不良の丁合物10
は不適合製本スタッカ45にダイバイドされる。検査に
適合した欠陥の無い丁合物10は搬送コンベアにより、
間欠的に駆動されて、封入封緘部50側(図4左側)に
搬送される。検査装置44には管理用パソコン48とバ
ーコードリーダ49が接続していて、識別マーク1mを
読み取り、スタッカ45に分離された不適合製本で補充
の必要のある封筒を把握することができる。
【0023】封入封緘部50の封入封緘装置51は、図
示しない封筒ホッパーから封筒2を1枚ずつ引き出して
窓開き部付き封筒2内に、供給された丁合物10を封入
し封緘する。封入封緘装置51は、識別マーク1mが窓
部2mに対応するよう封入したうえ、封緘片を折り曲げ
て接着し封緘する機構を備えている。なお、通常良く知
られるように、前記窓開き部付き封筒2の窓部2mは、
矩形状の切り抜き部分に、透明フィルムを接着して表面
側に形成してあり、また、封緘片には通常では接着せ
ず、所定条件が付与されると接着可能となる再湿性、感
圧性あるいは感熱性の接着剤、例えば再湿性接着剤が塗
布されている。丁合物10を封入封緘した窓開き部付き
封筒2は、一時封筒ホッパー53に蓄えられた後、搬送
方向が直角に変換されて後納・別納押印部60に進行す
る。
【0024】図5は、後納・別納押印部、ラベルプリン
タ部、宛名印字部、スタック部を示す平面図である。後
納・別納押印部60には、バーコードリーダ62があっ
て封筒の窓部2mから識別マーク1mを読み取りする。
その後、押印機61により封筒表面へ後納・別納押印1
4を行う。ここで、マーク1mを読み取りして照合する
のはデータベースに有る封筒であることを確認すること
と、データベースに無い封筒を排除するためであるが通
常は排除する封筒は生じない。
【0025】ラベルプリンタ部70は、郵便送達報告書
に受け取り人の住所、氏名を印字して封筒2の裏面に貼
付する部分である。封筒2を反転機構71により反転し
て裏面を表出し、封筒の窓部2mとは反対側の面に印字
済みの郵便送達報告書をペースタ73と貼付装置74に
より貼付する。郵便送達報告書も連続帳票1Rと同様に
折り兼切り用ミシン目を介して連接された連続状態にあ
り、両端部に切り用ミシン目を境として設けたマージナ
ルにはそれぞれ移送孔が等間隔に設けられている。連続
状態にある送達報告書には、一方のマージナル部に沿っ
て保護紙が設けられ、この保護紙を剥離すると粘着面が
露出するよう構成されていてもよい。テープ剥離機構7
5は、当該テープを剥離する装置に関する。
【0026】送達報告書を貼付した封筒は次に、宛名印
字部80において、宛先人の住所、氏名が印字される。
封筒2は、反転機構71に一旦戻り表面側を表出した状
態で供給され、インクジェットプリンタ81により封筒
表面に直接、印字される。印字する宛先人の住所、氏名
は前記したコントローラのデータベース100dから取
得する。送達報告書にラベルプリンタ70で印字する受
取人についても同様である。従って、宛名印字部80に
は、インクジェットプリンタのインク制御部81cを制
御する目的も兼ねて管理用パソコン82を設置するのが
好ましく、管理用パソコン82が前記コントローラ10
0の役割をしていてもよい。宛先印字後の封筒2は、ス
タック部90にて、封筒スタッカー91、スタックコン
ベア92により搬送されて、封筒スタックテーブル93
に蓄積される。
【0027】
【実施例】以下の仕様で本発明システムに使用する定型
外封筒封緘装置を製作した。連続帳票を1枚毎に断裁
後、1枚目の所定位置に押印し、名寄せし(平均10
枚、最大30枚)製本し、パーフォレータによる契印を
した後、封入封緘し、封筒上の(窓開き部)内のバーコ
ードを読み取り、後納・別納印を押印し、別に用意した
郵便送達報告書伝票に封筒窓開き部のバーコードを読み
取り受取人の住所、氏名を印字する。さらに、封筒の
(窓開き部)内本紙上のバーコードを読み取り、封筒に
直接宛名を印字の上、スタッカーに順序正しくスタック
する作業を行う。また、封筒に封入する前に、製本のス
テッチ、押印の確認の品質検査をする機能と、完成品の
宛名部分を画像に残し製品ログ管理を行う、機能を持た
せた。
【0028】<各部の仕様> (1)本紙断裁;用紙幅10インチ×天地11インチの
連続フォームをA4近似値に仕上げる。本体は、バース
タ方式とし、40,000枚/時の処理能力とする。 (2)名寄せ製本;バーコード(NW−7)を読み名寄
せ製本する。 (3)管理責任者押印;バーコードを読み管理責任者印
を押印する。 (4)パーフォレータ;製本後、所定位置に契印を行
う。 (5)封入封緘;A4用和封筒、封入物の厚さ 12m
m (6)後納・別納押印;封筒の窓開き部のバーコードを
読み封筒に押印する。
【0029】(7)郵便送達報告書印字;あらかじめ用
意された郵便送達報告書(OCR90kg)連続帳票を
裂断しながらバーコードを読み(データと)照合して送
達書内容を印字し、封筒裏面に貼付する。 本体 ;バースタ方式糊テープ剥がし機構付き 印字方式;感熱印字方式 (8)宛名印字;封筒の(窓開き部)内本紙上のバーコ
ードを読み(データと)照合して封筒表面の所定位置に
印字する。 印字方式;非接触インクジェット印字方式 (9)検査装置;丁合物が封入封緘される前に検査を行
う。画像処理装置にてステッチの有無や形状、押印、契
印の有無について品質検査する。 (10)管理用パソコン;運転処理ログ(正常、異常処理
リスト等)を作成する。また、システムの運転管理を行
う。
【0030】なお、本発明は、上述した実施例に限ら
ず、例えば、押印や契印、丁合時の綴じ合わせは必ずし
も行う必要がないほか、使用する各装置のバースタ装置
21、封入封緘装置51等の構成も上述したものに限定
されない。また、照合のための読み取り用識別マークは
バーコードに限定されない。さらに、丁合の方法として
は、上述の実施例とは表裏反転したうえ、表紙となる単
位帳票1aを最上位にして重ね合わせることもできる。
さらにまた、窓部2mは、封筒2の材質によっては、切
り抜くことなく、透明化処理を施して構成してもよい。
加えて、郵便送達報告書の貼付位置も封筒2の裏面側に
限定されず、窓部2mを覆わない位置ならば表面側でも
よい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、従来装置のように、三種類の帳票(
表紙となる単位帳票、送り状、郵便送達報告書)を
あらかじめ全て準備する必要は無く、印字出力した連続
帳票の一種類に情報をバーコード等の識別マークとして
出力するだけで、他の帳票を出力しないため、従来の出
力時間を大幅に短縮することができる。出力時間のほ
か、ジャム発生時にも三種の帳票を改めて揃える必要が
無いので待ち時間が削減されるため、作業能率も大幅に
向上する。ジャムが発生した場合、どこの処理において
作業仕掛かり中なのか、未進行なのかの情報を即座に把
握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 定型外封筒封入封緘システムのブロック構成
を示す図である。
【図2】 本発明システムで封入封緘を行う場合のフロ
ーチャートを示す図である。
【図3】 断裁部と名寄せ部を示す図である。
【図4】 製本部と封入封緘部を示す平面図である。
【図5】 後納、別納押印部、ラベルプリンタ部、宛名
印字部、スタック部を示す平面図である。
【符号の説明】
1,1a 単位帳票 1m 識別マーク、バーコード 1R 連続フォーム 2 封筒 3 郵便送達報告書 4 宛名ラベル 5 折り兼切り用ミシン目 6 切り取り用ミシン目 7 マージナル部 8 押印 9 契印 10 丁合物 11 ステッチ 12,13 移送孔 14 後納・別納押印 20 断裁部 21 バースタ装置 22 ピントラクタ 23 バーコードリーダ 24 押印機 25 名寄せテーブル 26 マージナルスリッタ 30 名寄せ部 40 製本部 50 封入封緘部 51 封入封緘装置 60 後納・別納押印部 70 ラベルプリンタ部 80 宛名印字部 82 管理用パソコン 90 スタック部 100 コントローラ 100d データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E028 AA10 AB01 BB01 EA01 FA02 GA02 GA04 3F050 BB06 BC01 BD02 BD03 BD05 LA15 LB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封入単位が不特定枚数からなる出力済み
    連続帳票を単位帳票に断裁後、各宛先人毎に単位帳票を
    名寄せしてから製本し、定型外封筒に封入封緘して宛先
    印字し、郵便送達報告書の貼付を行うシステムにおい
    て、各宛先人毎に前記単位帳票に印字されている識別マ
    ークを手がかりにして印字すべき宛先人情報をデータベ
    ースに問い合わせして取得し、当該取得した情報に基づ
    いて前記定型外封筒表面に宛先人住所、氏名を印字し、
    さらに郵便送達報告書面に当該住所・氏名を印字して前
    記封筒に貼付すること、の一連の動作を行うことを特徴
    とする定型外封筒封入封緘システム。
  2. 【請求項2】 単位帳票に伝達情報の作成部署または管
    理責任者の印を押印することを特徴とする請求項1記載
    の定型外封筒封入封緘システム。
  3. 【請求項3】 単位帳票を集積し製本した後に契印をパ
    ーフォレートすることを特徴とする請求項1記載の定型
    外封筒封入封緘システム。
  4. 【請求項4】 封筒に後納、別納の押印をすることを特
    徴とする請求項1記載の定型外封筒封入封緘システム。
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