JP2003276525A - タッチパネル複合スイッチ - Google Patents
タッチパネル複合スイッチInfo
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- JP2003276525A JP2003276525A JP2002080678A JP2002080678A JP2003276525A JP 2003276525 A JP2003276525 A JP 2003276525A JP 2002080678 A JP2002080678 A JP 2002080678A JP 2002080678 A JP2002080678 A JP 2002080678A JP 2003276525 A JP2003276525 A JP 2003276525A
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- switch
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- Position Input By Displaying (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 確実なタッチ操作を可能とすることにより、
車両への搭載適合性を向上させる。 【解決手段】 タッチパネル14の操作面14A上に表
示された機能スイッチ30、32、34、36、38、
40の何れかに触れることで、機能を選択し、その後、
例えば、選択した機能スイッチ30をさらに押込むこと
で機能を決定する際に、選択した機能スイッチ30から
指がずれて他の機能スイッチ、例えば、機能スイッチ3
6に接触してしまった場合においても、決定スイッチ1
6がオンとなる所定時間前に選択していた機能スイッチ
30を有効選択スイッチとする。このため、最初に選択
した機能スイッチ30を確実に決定することができる。
車両への搭載適合性を向上させる。 【解決手段】 タッチパネル14の操作面14A上に表
示された機能スイッチ30、32、34、36、38、
40の何れかに触れることで、機能を選択し、その後、
例えば、選択した機能スイッチ30をさらに押込むこと
で機能を決定する際に、選択した機能スイッチ30から
指がずれて他の機能スイッチ、例えば、機能スイッチ3
6に接触してしまった場合においても、決定スイッチ1
6がオンとなる所定時間前に選択していた機能スイッチ
30を有効選択スイッチとする。このため、最初に選択
した機能スイッチ30を確実に決定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチパネル複合
スイッチに関し、特に自動車等の車両への搭載適合性を
考慮したタッチパネル複合スイッチに関する。
スイッチに関し、特に自動車等の車両への搭載適合性を
考慮したタッチパネル複合スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多種多様な機能が搭載された自動
車が数多く生産されている。それに伴い、ドライバが操
作する車両用入力装置の開発が盛んに行われている。タ
ッチパネルを使った車両用入力装置もその一つといえ
る。この種のタッチパネル複合スイッチでは、車両走行
時におけるドライバの安全性を損なわず、しかも操作性
や利便性に優れたものであることが要求される。
車が数多く生産されている。それに伴い、ドライバが操
作する車両用入力装置の開発が盛んに行われている。タ
ッチパネルを使った車両用入力装置もその一つといえ
る。この種のタッチパネル複合スイッチでは、車両走行
時におけるドライバの安全性を損なわず、しかも操作性
や利便性に優れたものであることが要求される。
【0003】ここで、先行技術の一例について検討する
ことにする。特開2000−3652号公報に開示され
たタッチパネル複合スイッチでは、、ディスプレイ及び
タッチパネルを備えたタッチパネルディスプレイと、タ
ッチパネルに設けられ第1の所定値以上の接触圧力で触
れられたときに導通と非導通とが切替わる複数の第1の
スイッチと、タッチパネルが前記第1の所定値よりも高
い第2の所定値以上の接触圧力で触れられたときに導通
と非導通とが切替わる第2のスイッチと、複数の第1の
スイッチの中から前記第1の所定値以上の接触圧力で触
れられているスイッチを音声により案内する第1の音声
案内手段と、前記第2のスイッチの導通と非導通とが切
替わることによりオン状態とオフ状態とが切替えられる
装置の状態を音声により案内する第2の音声案内手段と
を有する構成となっている。
ことにする。特開2000−3652号公報に開示され
たタッチパネル複合スイッチでは、、ディスプレイ及び
タッチパネルを備えたタッチパネルディスプレイと、タ
ッチパネルに設けられ第1の所定値以上の接触圧力で触
れられたときに導通と非導通とが切替わる複数の第1の
スイッチと、タッチパネルが前記第1の所定値よりも高
い第2の所定値以上の接触圧力で触れられたときに導通
と非導通とが切替わる第2のスイッチと、複数の第1の
スイッチの中から前記第1の所定値以上の接触圧力で触
れられているスイッチを音声により案内する第1の音声
案内手段と、前記第2のスイッチの導通と非導通とが切
替わることによりオン状態とオフ状態とが切替えられる
装置の状態を音声により案内する第2の音声案内手段と
を有する構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなタッチパネル複合スイッチのなかには、一つの機能
スイッチを選択した後に、更にこの機能スイッチを押込
むことで機能を決定する構成になっているものがある。
このような構成においては、タッチパネル上の機能スイ
ッチの数が多く、隣接する機能スイッチ間の間隔が狭い
場合などに、機能スイッチがオンするまでのストローク
間に、選択した機能スイッチから指がずれて他の機能ス
イッチを選択してしまうという不具合がある。また、機
能スイッチを押込むときにタッチパネルを押している指
の押圧範囲が広くなり、他の機能スイッチも同時に選択
してしまうという不具合もある。
うなタッチパネル複合スイッチのなかには、一つの機能
スイッチを選択した後に、更にこの機能スイッチを押込
むことで機能を決定する構成になっているものがある。
このような構成においては、タッチパネル上の機能スイ
ッチの数が多く、隣接する機能スイッチ間の間隔が狭い
場合などに、機能スイッチがオンするまでのストローク
間に、選択した機能スイッチから指がずれて他の機能ス
イッチを選択してしまうという不具合がある。また、機
能スイッチを押込むときにタッチパネルを押している指
の押圧範囲が広くなり、他の機能スイッチも同時に選択
してしまうという不具合もある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、確実なタッチ
操作を可能とすることにより、車両への搭載適合性を向
上させることができるタッチパネル複合スイッチを得る
ことが目的である。
操作を可能とすることにより、車両への搭載適合性を向
上させることができるタッチパネル複合スイッチを得る
ことが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、タッチパネル上に表示された機能スイッチに触れる
ことで、機能を選択し、前記機能スイッチをさらに押込
むことでオンし機能を決定するタッチパネル複合スイッ
チにおいて、前記オンとなる所定時間前に選択していた
機能スイッチを有効選択スイッチとすることを特徴とす
る。
は、タッチパネル上に表示された機能スイッチに触れる
ことで、機能を選択し、前記機能スイッチをさらに押込
むことでオンし機能を決定するタッチパネル複合スイッ
チにおいて、前記オンとなる所定時間前に選択していた
機能スイッチを有効選択スイッチとすることを特徴とす
る。
【0007】従って、タッチパネル上に表示された機能
スイッチに触れることで、機能を選択し、その後、機能
スイッチをさらに押込むことで機能を決定する際に、選
択した機能スイッチから指がずれて他の機能スイッチに
接触してしまった場合においても、機能が決定となる所
定時間前に選択していた機能スイッチを有効選択スイッ
チとする。このため、最初に選択した機能スイッチを確
実に決定することができる。この結果、確実なタッチ操
作を可能とすることにより、車両への搭載適合性を向上
させることができる。
スイッチに触れることで、機能を選択し、その後、機能
スイッチをさらに押込むことで機能を決定する際に、選
択した機能スイッチから指がずれて他の機能スイッチに
接触してしまった場合においても、機能が決定となる所
定時間前に選択していた機能スイッチを有効選択スイッ
チとする。このため、最初に選択した機能スイッチを確
実に決定することができる。この結果、確実なタッチ操
作を可能とすることにより、車両への搭載適合性を向上
させることができる。
【0008】請求項2記載の本発明は、タッチパネル上
に表示された機能スイッチに触れることで、機能を選択
し、前記機能スイッチをさらに押込むことでオンし機能
を決定するタッチパネル複合スイッチにおいて、前記オ
ンとなる前の所定時間内に複数の機能スイッチが触れら
れた場合には、前記複数の機能スイッチのうちの接触時
間が最も長かった機能スイッチを有効選択スイッチとす
ることを特徴とする。
に表示された機能スイッチに触れることで、機能を選択
し、前記機能スイッチをさらに押込むことでオンし機能
を決定するタッチパネル複合スイッチにおいて、前記オ
ンとなる前の所定時間内に複数の機能スイッチが触れら
れた場合には、前記複数の機能スイッチのうちの接触時
間が最も長かった機能スイッチを有効選択スイッチとす
ることを特徴とする。
【0009】従って、タッチパネル上に表示された機能
スイッチに触れることで、機能を選択し、その後、機能
スイッチをさらに押込むことで機能を決定する際に、選
択した機能スイッチから指がずれて他の機能スイッチに
接触してしまった場合においても、接触した複数の機能
スイッチのうちの接触時間が最も長かった機能スイッチ
を有効選択スイッチとする。このため、意識的に選択し
た機能スイッチを確実に決定することができる。この結
果、確実なタッチ操作を可能とすることにより、車両へ
の搭載適合性を向上させることができる。
スイッチに触れることで、機能を選択し、その後、機能
スイッチをさらに押込むことで機能を決定する際に、選
択した機能スイッチから指がずれて他の機能スイッチに
接触してしまった場合においても、接触した複数の機能
スイッチのうちの接触時間が最も長かった機能スイッチ
を有効選択スイッチとする。このため、意識的に選択し
た機能スイッチを確実に決定することができる。この結
果、確実なタッチ操作を可能とすることにより、車両へ
の搭載適合性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るタッチパネル複合ス
イッチの第1実施形態について図1〜図4に従って説明
する。
イッチの第1実施形態について図1〜図4に従って説明
する。
【0011】図4には、本実施形態に係るタッチパネル
複合スイッチ10を搭載したインストルメントパネル1
2の全体構成が斜視図にて示されている。また、この図
4に示される如く、タッチパネル複合スイッチ10は、
操作者であるドライバがタッチ操作を行うための矩形状
のタッチパネル14を備えている。
複合スイッチ10を搭載したインストルメントパネル1
2の全体構成が斜視図にて示されている。また、この図
4に示される如く、タッチパネル複合スイッチ10は、
操作者であるドライバがタッチ操作を行うための矩形状
のタッチパネル14を備えている。
【0012】図3に示される如く、タッチパネル複合ス
イッチ10は、タッチパネル14と、タッチパネル14
の裏面側に配設された決定スイッチ16とを備えてお
り、制御装置(CPU)20に電気的に接続されてい
る。
イッチ10は、タッチパネル14と、タッチパネル14
の裏面側に配設された決定スイッチ16とを備えてお
り、制御装置(CPU)20に電気的に接続されてい
る。
【0013】図2に示される如く、タッチパネル複合ス
イッチ10のタッチパネル14は周知の入力デバイスで
あり、操作面14A上に複数の機能スイッチ30、3
2、34、36、38、40を表示し、操作者の指18
で選択された座標(X、Y)に位置する(表示されてい
る)機能スイッチをタッチパネル複合スイッチ10に内
蔵したロジック回路22に読込むようになっている。
イッチ10のタッチパネル14は周知の入力デバイスで
あり、操作面14A上に複数の機能スイッチ30、3
2、34、36、38、40を表示し、操作者の指18
で選択された座標(X、Y)に位置する(表示されてい
る)機能スイッチをタッチパネル複合スイッチ10に内
蔵したロジック回路22に読込むようになっている。
【0014】図3に示される如く、タッチパネル複合ス
イッチ10の決定スイッチ16は、タッチパネル14を
操作者の指18が押込んだときにオンし、オン信号をタ
ッチパネル複合スイッチ10に内蔵したロジック回路2
2に読込むようになっている。なお、決定スイッチ16
は、スイッチボタン16Aがストローク(L)移動した
ときオンするようになっている。
イッチ10の決定スイッチ16は、タッチパネル14を
操作者の指18が押込んだときにオンし、オン信号をタ
ッチパネル複合スイッチ10に内蔵したロジック回路2
2に読込むようになっている。なお、決定スイッチ16
は、スイッチボタン16Aがストローク(L)移動した
ときオンするようになっている。
【0015】次に、本実施形態の作用を図1に示す制御
説明図に従って説明する。
説明図に従って説明する。
【0016】本実施形態のタッチパネル複合スイッチ1
0では、内部に設けたロジック回路22により、先ず、
タッチパネル14の操作面14A上に入力があると(S
100)、タッチパネル14の操作面14A上におけ
る、操作者の指18で選択された座標(X、Y)、即
ち、選択された機能スイッチ30を読込み(S10
2)。この座標(X、Y)、即ち、選択された機能スイ
ッチ30を記憶し保持する(S104)。
0では、内部に設けたロジック回路22により、先ず、
タッチパネル14の操作面14A上に入力があると(S
100)、タッチパネル14の操作面14A上におけ
る、操作者の指18で選択された座標(X、Y)、即
ち、選択された機能スイッチ30を読込み(S10
2)。この座標(X、Y)、即ち、選択された機能スイ
ッチ30を記憶し保持する(S104)。
【0017】なお、S102、S104は、所定の時間
毎に繰り返し行われ、各時間毎の座標(X、Y)が順次
保持されていく。
毎に繰り返し行われ、各時間毎の座標(X、Y)が順次
保持されていく。
【0018】次に、操作者の指18がタッチパネル14
を押込み、決定スイッチ16がオンすると(S10
6)、決定スイッチ16がオンとなる所定時間前、例え
ば、通常の押圧操作で決定スイッチ16のスイッチボタ
ン16Aがストローク(L)移動する時間前、に選択し
ていた機能スイッチの値としての座標(X、Y)、即
ち、機能スイッチ30、を保持しているゲータの中から
読み出す(S108)。
を押込み、決定スイッチ16がオンすると(S10
6)、決定スイッチ16がオンとなる所定時間前、例え
ば、通常の押圧操作で決定スイッチ16のスイッチボタ
ン16Aがストローク(L)移動する時間前、に選択し
ていた機能スイッチの値としての座標(X、Y)、即
ち、機能スイッチ30、を保持しているゲータの中から
読み出す(S108)。
【0019】次に、この読み出した座標(X、Y)が、
S106における座標(X1、Y1)と同じであれば、
即ち、保持しているゲータの中から読み出した機能スイ
ッチ30とS106において読込んだ機能スイッチとが
同じであれば、この座標(X、Y)、即ち、機能スイッ
チ30を有効と判断して制御装置20へ出力する。
S106における座標(X1、Y1)と同じであれば、
即ち、保持しているゲータの中から読み出した機能スイ
ッチ30とS106において読込んだ機能スイッチとが
同じであれば、この座標(X、Y)、即ち、機能スイッ
チ30を有効と判断して制御装置20へ出力する。
【0020】一方、決定操作がされる直前に、操作者の
指18がずれた場合には、S108において、読み出し
た座標(X、Y)が、S106における座標(X1、Y
1)と異なる。即ち、保持しているゲータの中から読み
出した機能スイッチ30とS106において読込んだ機
能スイッチとが異なる。
指18がずれた場合には、S108において、読み出し
た座標(X、Y)が、S106における座標(X1、Y
1)と異なる。即ち、保持しているゲータの中から読み
出した機能スイッチ30とS106において読込んだ機
能スイッチとが異なる。
【0021】この場合には、所定時間前の座標(X、
Y)を有効と判断して制御装置20へ出力する。即ち、
機能スイッチ30を有効選択スイッチとする(S11
0)。
Y)を有効と判断して制御装置20へ出力する。即ち、
機能スイッチ30を有効選択スイッチとする(S11
0)。
【0022】従って、本実施形態では、タッチパネル1
4の操作面14A上に表示された機能スイッチ30、3
2、34、36、38、40の何れかに触れることで、
機能を選択し、その後、例えば、選択した機能スイッチ
30をさらに押込むことで機能を決定する際に、選択し
た機能スイッチ30から指がずれて他の機能スイッチ、
例えば、機能スイッチ36に接触してしまった場合にお
いても、決定スイッチ16がオンとなる所定時間前に選
択していた機能スイッチ30を有効選択スイッチとす
る。このため、最初に選択した機能スイッチ30を確実
に決定することができる。
4の操作面14A上に表示された機能スイッチ30、3
2、34、36、38、40の何れかに触れることで、
機能を選択し、その後、例えば、選択した機能スイッチ
30をさらに押込むことで機能を決定する際に、選択し
た機能スイッチ30から指がずれて他の機能スイッチ、
例えば、機能スイッチ36に接触してしまった場合にお
いても、決定スイッチ16がオンとなる所定時間前に選
択していた機能スイッチ30を有効選択スイッチとす
る。このため、最初に選択した機能スイッチ30を確実
に決定することができる。
【0023】この結果、タッチパネル上の機能スイッチ
の数が多く、隣接する機能スイッチ間の間隔が狭い場合
などにも確実なタッチ操作を可能とすることにより、車
両への搭載適合性を向上させることができる。
の数が多く、隣接する機能スイッチ間の間隔が狭い場合
などにも確実なタッチ操作を可能とすることにより、車
両への搭載適合性を向上させることができる。
【0024】次に、本発明に係るタッチパネル複合スイ
ッチの第2実施形態について説明する。
ッチの第2実施形態について説明する。
【0025】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】本実施形態のタッチパネル複合スイッチ1
0では、内部に設けたロジック回路22により、先ず、
タッチパネル14の操作面14A上に入力があると(S
100)、タッチパネル14の操作面14A上におけ
る、操作者の指18で選択された座標(X、Y)、即
ち、選択された機能スイッチ30を読込み(S10
2)。この座標(X、Y)、即ち、選択された機能スイ
ッチ30を記憶し保持する(S104)。
0では、内部に設けたロジック回路22により、先ず、
タッチパネル14の操作面14A上に入力があると(S
100)、タッチパネル14の操作面14A上におけ
る、操作者の指18で選択された座標(X、Y)、即
ち、選択された機能スイッチ30を読込み(S10
2)。この座標(X、Y)、即ち、選択された機能スイ
ッチ30を記憶し保持する(S104)。
【0027】なお、S102、S104は、所定の時間
毎に繰り返し行われ、各時間毎の座標(X、Y)が順次
保持されると共に、同一座標(X、Y)の保持時間が演
算され保持される。
毎に繰り返し行われ、各時間毎の座標(X、Y)が順次
保持されると共に、同一座標(X、Y)の保持時間が演
算され保持される。
【0028】次に、操作者の指18がタッチパネル14
を押込み、決定スイッチ16がオンすると(S10
6)、決定スイッチ16がオンするまでの所定時間内、
例えば、通常の押圧操作で決定スイッチ16のスイッチ
ボタン16Aがストローク(L)移動する時間内、に複
数の座標が保持された場合には、保持された複数の座標
のうちの保持時間が最も長かった座標(X、Y)を有効
と判断して制御装置20へ出力する(S110)。即
ち、タッチパネル14の操作面14A上に位置する複数
の機能スイッチ、例えば、機能スイッチ30、32、3
8が触れられた場合には、これらの機能スイッチ30、
32、38のうちの接触時間が最も長かった機能スイッ
チ30を有効選択スイッチと判断して制御装置20へ出
力する。
を押込み、決定スイッチ16がオンすると(S10
6)、決定スイッチ16がオンするまでの所定時間内、
例えば、通常の押圧操作で決定スイッチ16のスイッチ
ボタン16Aがストローク(L)移動する時間内、に複
数の座標が保持された場合には、保持された複数の座標
のうちの保持時間が最も長かった座標(X、Y)を有効
と判断して制御装置20へ出力する(S110)。即
ち、タッチパネル14の操作面14A上に位置する複数
の機能スイッチ、例えば、機能スイッチ30、32、3
8が触れられた場合には、これらの機能スイッチ30、
32、38のうちの接触時間が最も長かった機能スイッ
チ30を有効選択スイッチと判断して制御装置20へ出
力する。
【0029】なお、通常、操作者が意識を持って押込ん
だ機能スイッチ30の接触時間が、偶然押込まれる他の
機能スイッチ32、38の接触時間に比べて最も長くな
ることを前提としている。
だ機能スイッチ30の接触時間が、偶然押込まれる他の
機能スイッチ32、38の接触時間に比べて最も長くな
ることを前提としている。
【0030】従って、本実施形態では、タッチパネル1
4の操作面14A上に表示された、例えば、機能スイッ
チ30に触れることで、機能を選択し、その後、機能ス
イッチ30をさらに押込むことで機能を決定する際に、
選択した機能スイッチ30から指がずれて他の機能スイ
ッチ、例えば、機能スイッチ32、38に接触してしま
った場合においても、接触した複数の機能スイッチ3
0、32、38のうちの接触時間が最も長かった機能ス
イッチ30を有効選択スイッチとする。このため、意識
的に選択した機能スイッチ30を確実に決定することが
できる。
4の操作面14A上に表示された、例えば、機能スイッ
チ30に触れることで、機能を選択し、その後、機能ス
イッチ30をさらに押込むことで機能を決定する際に、
選択した機能スイッチ30から指がずれて他の機能スイ
ッチ、例えば、機能スイッチ32、38に接触してしま
った場合においても、接触した複数の機能スイッチ3
0、32、38のうちの接触時間が最も長かった機能ス
イッチ30を有効選択スイッチとする。このため、意識
的に選択した機能スイッチ30を確実に決定することが
できる。
【0031】この結果、タッチパネル上の機能スイッチ
の数が多く、隣接する機能スイッチ間の間隔が狭い場合
などにも確実なタッチ操作を可能とすることにより、車
両への搭載適合性を向上させることができる。
の数が多く、隣接する機能スイッチ間の間隔が狭い場合
などにも確実なタッチ操作を可能とすることにより、車
両への搭載適合性を向上させることができる。
【0032】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、タッチパネル
上に表示された機能スイッチに触れることで、機能を選
択し、機能スイッチをさらに押込むことでオンし機能を
決定するタッチパネル複合スイッチにおいて、オンとな
る所定時間前に選択していた機能スイッチを有効選択ス
イッチとするため、確実なタッチ操作を可能とすること
により、車両への搭載適合性を向上させることができる
という優れた効果を有する。
上に表示された機能スイッチに触れることで、機能を選
択し、機能スイッチをさらに押込むことでオンし機能を
決定するタッチパネル複合スイッチにおいて、オンとな
る所定時間前に選択していた機能スイッチを有効選択ス
イッチとするため、確実なタッチ操作を可能とすること
により、車両への搭載適合性を向上させることができる
という優れた効果を有する。
【0034】また、請求項2記載の本発明は、タッチパ
ネル上に表示された機能スイッチに触れることで、機能
を選択し、機能スイッチをさらに押込むことでオンし機
能を決定するタッチパネル複合スイッチにおいて、オン
となる前の所定時間内に複数の機能スイッチが触れられ
た場合には、複数の機能スイッチのうちの接触時間が最
も長かった機能スイッチを有効選択スイッチとするた
め、確実なタッチ操作を可能とすることにより、車両へ
の搭載適合性を向上させることができるという優れた効
果を有する。
ネル上に表示された機能スイッチに触れることで、機能
を選択し、機能スイッチをさらに押込むことでオンし機
能を決定するタッチパネル複合スイッチにおいて、オン
となる前の所定時間内に複数の機能スイッチが触れられ
た場合には、複数の機能スイッチのうちの接触時間が最
も長かった機能スイッチを有効選択スイッチとするた
め、確実なタッチ操作を可能とすることにより、車両へ
の搭載適合性を向上させることができるという優れた効
果を有する。
【図1】本発明の実施形態に係るタッチパネル複合スイ
ッチの制御を示す説明図である。
ッチの制御を示す説明図である。
【図2】本発明の実施形態に係るタッチパネル複合スイ
ッチを示す平面図である。
ッチを示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るタッチパネル複合スイ
ッチを示す概略側断面図である。
ッチを示す概略側断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るタッチパネル複合スイ
ッチを搭載したインストルメントパネルの全体構成を示
す斜視図である。
ッチを搭載したインストルメントパネルの全体構成を示
す斜視図である。
10 タッチパネル複合スイッチ
14 タッチパネル
14A タッチパネルの操作面
16 決定スイッチ
16A 決定スイッチのスイッチボタン
22 ロジック回路
30 機能スイッチ
32 機能スイッチ
34 機能スイッチ
36 機能スイッチ
38 機能スイッチ
40 機能スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G09F 9/00 366 G09F 9/00 366A
H01H 13/64 H01H 13/64
36/00 36/00 Y
Fターム(参考) 5B068 AA05 AA22 AA23 BB00 CD00
5B087 AA09 AB00 AB01 AB11 CC01
CC11 DD04
5G006 AA04
5G046 AB02 AD23 AE05 AE11
5G435 EE49 LL11 LL17
Claims (2)
- 【請求項1】 タッチパネル上に表示された機能スイッ
チに触れることで、機能を選択し、前記機能スイッチを
さらに押込むことでオンし機能を決定するタッチパネル
複合スイッチにおいて、 前記オンとなる所定時間前に選択していた機能スイッチ
を有効選択スイッチとすることを特徴とするタッチパネ
ル複合スイッチ。 - 【請求項2】 タッチパネル上に表示された機能スイッ
チに触れることで、機能を選択し、前記機能スイッチを
さらに押込むことでオンし機能を決定するタッチパネル
複合スイッチにおいて、 前記オンとなる前の所定時間内に複数の機能スイッチが
触れられた場合には、前記複数の機能スイッチのうちの
接触時間が最も長かった機能スイッチを有効選択スイッ
チとすることを特徴とするタッチパネル複合スイッチ。
Priority Applications (1)
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