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JP2003273165A - 電子部品実装装置および電子部品実装方法 - Google Patents

電子部品実装装置および電子部品実装方法

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JP2003273165A
JP2003273165A JP2002075757A JP2002075757A JP2003273165A JP 2003273165 A JP2003273165 A JP 2003273165A JP 2002075757 A JP2002075757 A JP 2002075757A JP 2002075757 A JP2002075757 A JP 2002075757A JP 2003273165 A JP2003273165 A JP 2003273165A
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JP
Japan
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electronic component
substrate
mounting
bonding material
pressing member
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JP2002075757A
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Tadahiko Sakai
忠彦 境
Toshikazu Matsuo
俊和 松尾
Ken Maeda
憲 前田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2003273165A publication Critical patent/JP2003273165A/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods
    • H01L2224/118Post-treatment of the bump connector
    • H01L2224/1182Applying permanent coating, e.g. in-situ coating
    • H01L2224/11822Applying permanent coating, e.g. in-situ coating by dipping, e.g. in a solder bath
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/83Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a layer connector
    • H01L2224/8319Arrangement of the layer connectors prior to mounting
    • H01L2224/83192Arrangement of the layer connectors prior to mounting wherein the layer connectors are disposed only on another item or body to be connected to the semiconductor or solid-state body

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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搭載後の部品位置精度を確保することができ
る電子部品実装装置および電子部品実装方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 基板3の回路電極3aに電子部品15の
半田バンプ15aを補強樹脂27を介して着地させるこ
とによりこの電子部品15を基板3に実装する電子部品
実装において、基板3上に補強樹脂27を塗布した後
に、電子部品15を基板3に搭載する。この部品搭載に
引き続いて電子部品15の上にこの電子部品15を自重
により基板3に対して押し付ける押付部材16を載置す
る。これにより、補強樹脂27の塗布状態が不均一であ
っても、表面張力による位置ずれを押し付け力によって
防止して、搭載後の部品位置精度を確保することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の回路電極に
電子部品の接続用電極を液状接合材を介して着地させる
ことによりこの電子部品を基板に実装する電子部品実装
装置および電子部品実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体チップなどの電子部品を基板に実
装する方法として、電子部品の接続用電極と基板の回路
電極を半田接合や導電性接着材によって接合する方法が
広く用いられている。これらの実装方法においては、い
ずれも電子部品の接続用電極と基板の回路電極との接合
部にクリーム半田、フラックス、導電性樹脂などの液状
接合材が供給される。これらの液状接合材の供給は電子
部品の基板への搭載に先立って予め行われ、例えば基板
の回路電極に予め液状接合材を塗布しておく方法や、電
子部品の接続用電極に液状接合材を転写する方法などが
用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子機
器の小型化に伴って電子部品の部品サイズが微小化する
に伴い、上記電子部品の実装において部品位置ずれの不
具合が多発するようになっている。すなわち、部品搭載
動作においては電子部品の接続用電極は液状接合材を介
して着地することから、着地直後の電子部品はフローテ
ィング状態にあり、横方向の滑りを生じやすい。
【0004】このとき、液状接合材の塗布が不均一で塗
布量が部分的に偏っているような場合には、電子部品に
は液状接合材の表面張力によって横方向の力が作用す
る。そして、この力が電子部品の自重による移動抵抗よ
りも大きい場合には、電子部品が搭載時の着地位置から
横方向へスライド移動することによる位置ずれが生じ
る。前述のように近年電子部品の微細化によって部品の
自重が小さくなっていることから、搭載時の位置認識な
どの方法によって搭載位置精度を向上させても、液状接
合材の塗布状態のばらつきに起因する電子部品の位置ず
れによって搭載後の部品位置精度が確保されず、リフロ
ーなどの後工程において接合不良などの不具合を誘発す
る要因となっていた。
【0005】そこで本発明は、搭載後の部品位置精度を
確保することができる電子部品実装装置および電子部品
実装方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
実装装置は、基板の回路電極に電子部品の接続用電極を
液状接合材を介して着地させることによりこの電子部品
を基板に実装する電子部品実装装置であって、電子部品
を供給する部品供給部と、この部品供給部から電子部品
を取り出し前記基板へ移送搭載する部品搭載手段と、基
板に搭載された電子部品の上にこの電子部品を自重によ
り基板に対して押し付ける押付部材を載置する押付部材
搭載手段と、この押付部材搭載手段に押付部材を供給す
る押付部材供給部とを備えた。
【0007】請求項2記載の電子部品実装装置は、請求
項1記載の電子部品実装装置であって、前記液状接合材
を前記電子部品の接続用電極に転写により供給する液状
接合材転写手段を備えた。
【0008】請求項3記載の電子部品実装装置は、請求
項1記載の電子部品実装装置であって、前記液状接合材
を前記基板の回路電極に塗布する液状接合材塗布手段を
備えた。
【0009】請求項4記載の電子部品実装方法は、基板
の回路電極に電子部品の接続用電極を液状接合材を介し
て着地させることによりこの電子部品を基板に実装する
電子部品実装方法であって、部品供給部から電子部品を
取り出し基板へ移送搭載する部品搭載工程と、部品搭載
に引き続いて基板に搭載された電子部品の上にこの電子
部品を自重により基板に対して押し付ける押付部材を載
置する押付部材載置工程とを含む。
【0010】請求項5記載の電子部品実装方法は、請求
項4記載の電子部品実装方法であって、前記搭載ヘッド
による基板への電子部品の搭載に先立って、前記液状接
合材を前記電子部品の接続用電極に転写により供給す
る。
【0011】請求項6記載の電子部品実装方法は、請求
項4記載の電子部品実装方法であって、前記搭載ヘッド
による基板への電子部品の搭載に先立って、前記液状接
合材を前記基板の回路電極に塗布する。
【0012】本発明によれば、基板に搭載された電子部
品の上にこの電子部品を自重により基板に対して押し付
ける押付部材を載置することにより、液状接合材の塗布
状態の不均一に起因する位置ずれを防止して、搭載後の
部品位置精度を確保することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1の電子部品実装システムの構成図、図2は
本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の平面図、図
3は本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の押付部
材供給部の機能説明図、図4、図5、図6は本発明の実
施の形態1の電子部品実装方法の工程説明図である。
【0014】まず図1を参照して、基板に電子部品を半
田接合により実装して実装基板を製造する電子部品実装
システムについて説明する。図1において電子部品実装
システムは、電子部品実装装置M1、リフロー装置M2
より構成される。電子部品実装装置M1は、回路電極が
形成された基板を搬送路上で搬送し、搬送路に設けられ
た実装ステージにてこの基板に電子部品を搭載する。リ
フロー装置M2には電子部品実装装置M1の搬送路と連
結された搬送機構が設けられており、リフロー炉内で電
子部品が搭載された基板を搬送しながら加熱することに
より、電子部品の接続用電極と基板の回路電極との接合
部の半田を溶融させて半田接合する。
【0015】次に、図2を参照して電子部品実装装置M
1について説明する。図2において、基台1の中央部に
はX方向に搬送路2が配設されている。搬送路2は上流
側装置(図示省略)から受け渡された基板3を装置内に
おいて搬送し、搬送路2の途中に設けられた実装ステー
ジにこの基板3を位置決めする。搬送路2の両側には、
上流側(図2において左側)から部品供給部4、押付部
材供給部6がそれぞれ配設されている。
【0016】基台1のX方向の両端部には2つのY軸テ
ーブル8が配設されており、Y軸テーブル8にはX軸テ
ーブル9が架設されている。X軸テーブル9には移載ヘ
ッド10が装着されており、X軸テーブル9およびY軸
テーブル8を駆動することにより、移載ヘッド10はX
方向、Y方向に水平移動する。
【0017】部品供給部4には複数のテープフィーダ5
が並設されている。テープフィーダ5はテープに保持さ
れた電子部品を収納し、このテープをピッチ送りするこ
とにより移載ヘッド10によるピックアップ位置5aに
電子部品を供給する。電子部品15には、下面に接続用
電極としての半田バンプ15aが形成されており、移載
ヘッド10は吸着ノズル10aによりテープフィーダ5
のピックアップ位置5aから電子部品15を真空吸着し
てピックアップし、基板3上に移載搭載する。X軸テー
ブル9、Y軸テーブル8および移載ヘッド10は、部品
供給部4から電子部品を取り出して基板3へ移送搭載す
る部品搭載手段となっている。
【0018】部品供給部4の下流に配置された押付部材
供給部6には、複数のバルクフィーダ7が並設されてい
る。図3に示すように、バルクフィーダ7は、バルク状
の押付部材16をホッパー状の収納容器7b内に収納
し、これらの押付部材16を搬送部7cによって順送り
することにより移載ヘッドによるピックアップ位置7a
に供給する。押付部材16は後述するように、基板3に
搭載された電子部品15の上に載置して用いる重り部材
であり、電子部品15上に載置することによりこの電子
部品15を自重により基板3に対して押し付ける機能を
有する。
【0019】移載ヘッド10はバルクフィーダ7のピッ
クアップ位置7aから吸着ノズル10aによりこの押付
部材16を真空吸着してピックアップし、基板3に搭載
された電子部品15上に押付部材16を載置する。X軸
テーブル9、Y軸テーブル8および移載ヘッド10は、
押付部材供給部6から押付部材16を取り出して、基板
3に搭載された電子部品15上に載置する押付部材載置
手段となっている。
【0020】搬送路2と部品供給部4の間の移載ヘッド
10の移動経路には、ペースト供給部11、部品認識カ
メラ12が配設されている。ペースト供給部11は、回
転テーブル状のペースト貯溜容器を備えており、回転テ
ーブルの底面に所定膜厚のペースト塗膜を形成する。こ
こで用いられる液状接合材であるペーストは、熱硬化性
樹脂中に活性成分を含有させ、半田酸化膜の除去能力を
付与したものが用いられる。このペースト塗膜に対し
て、移載ヘッド10に保持された電子部品15を下降さ
せることにより、電子部品15の半田バンプ15aには
ペースト14(図4参照)が転写塗布により供給され
る。
【0021】従って、ペースト供給部11は、移載ヘッ
ド10による基板3への電子部品15の搭載に先立っ
て、電子部品15の接続用電極である半田バンプ15a
に液状接合材であるペースト14を転写により供給する
液状接合材転写手段となっている。なお、半田バンプ1
5aと基板3の回路電極3aとの接合部にペースト14
を供給する方法として、ペースト14を吐出するディス
ペンサ(図示省略)を用い、電子部品15の搭載に先立
って基板3の回路電極3a上に予めペースト14を塗布
するようにしても良い。この場合には、ディスペンサが
液状接合材塗布手段となる。
【0022】部品認識カメラ12は、部品供給部4から
電子部品15をピックアップした移載ヘッド10が上方
を通過する際に、吸着ノズル10aに保持された状態の
電子部品15を下方から撮像する。そして撮像結果を認
識処理することにより電子部品15の識別や位置検出が
行われる。
【0023】この電子部品実装装置は上記のように構成
されており、以下この電子部品実装装置を用いた電子部
品実装方法について、図4、図5、図6を参照して説明
する。移載ヘッド10は部品供給部4から吸着ノズル1
0aによって電子部品15をピックアップして取り出
し、図4(a)に示すように、ペースト供給部11上に
位置している。ペースト供給部11のペースト貯溜容器
11aの底面には、ペースト14が貯溜されている。ス
キージ11bに対してペースト貯溜容器11aが相対回
転することにより、ペースト貯溜容器11aの底面に
は、ペースト14の塗膜が形成されている。
【0024】吸着ノズル10aをペースト貯溜容器11
aに対して上下動させることにより、図4(b)に示す
ように、電子部品15の半田バンプ15aの下面には液
状接合材であるペースト14が転写塗布により供給され
る(液状接合材供給工程)。なお、ペースト14の供給
において、ペースト14を吐出するディスペンサを用
い、電子部品15の搭載に先立って、基板3の回路電極
3a上に予めペースト14を供給するようにしても良
い。
【0025】この後、ペースト塗布後の電子部品15を
基板3へ移送搭載する(部品搭載工程)。すなわち、移
載ヘッド10は部品認識カメラ12の上方を通過してこ
こで電子部品15の認識を行った後、基板3上に移動す
る。そして図4(c)に示すように、半田バンプ15a
を基板3に形成された回路電極3aに位置合わせした上
で、基板3に対して吸着ノズル10aを昇降させる。こ
れにより、半田バンプ15aは回路電極3aに着地す
る。
【0026】液状接合材供給工程における半田バンプ1
5aへのペースト14の供給状態は、必ずしも半田バン
プ15aの下端部にペースト14が均一に付着するとは
限らない。このため図6(a)に示すように、半田バン
プ15aが回路電極3aの上面に着地した状態における
ペースト14の量が片側に偏る場合がある。このように
ペースト14が偏在している場合には、半田バンプ15
aに対して作用する表面張力が均一とはならず、半田バ
ンプ15aに対して水平方向の力が働く。そしてファイ
ンピッチ部品のようにサイズが微小で重量が軽い電子部
品の場合には、この水平方向の力によって電子部品の位
置ずれが発生しやすい。そこで、本実施の形態では、以
下に説明する方法によってこの電子部品の位置ずれを防
止するようにしている。
【0027】図5(a)に示すように、基板3に搭載さ
れた電子部品15の上方には、搭載後速やかに押付部材
供給部6から吸着ノズル10aによって押付部材16を
取り出した移載ヘッド10が移動する。そして吸着ノズ
ル10aが昇降することにより、図5(b)に示すよう
に、電子部品15上に押付部材16を載置する(押付部
材載置工程)。この押付部材載置は、部品搭載後極力速
やかに(例えば60秒以内)行われる。
【0028】これにより、電子部品15は押付部材16
の自重Wにより基板3に対して押し付けられる。この押
し付けにより、図6(b)に示すように半田バンプ15
aには、回路電極3aの表面に対して押し付ける力fが
作用し、ペースト14の偏在によって水平方向の力が働
いている場合にあっても、この押し付け力fにより半田
バンプ15aの位置ずれが防止される。
【0029】このようにして電子部品15が搭載されさ
らにこの電子部品15上に押付部材16が載置された基
板3は、リフロー装置M2に送られる。そしてこの基板
3をを加熱することにより、図5(c)に示すように、
電子部品15の半田バンプ15aと基板3の回路電極3
aとの接合部の半田を溶融させて半田接合する(リフロ
ー工程)。
【0030】このリフロー工程においては、半田バンプ
15aが溶融した後に冷却されて固化することにより、
図6(c)に示すように、回路電極3aの上面と半田接
合された半田接合部15a*が形成されるとともに、回
路電極3aとの接合部の周囲は、ペースト14が熱硬化
した補強樹脂部14*が形成される。このリフロー過程
において、電子部品15は押付部材16の自重によって
押し付けられていることから、半田バンプ15aの位置
ずれが防止され、良好な半田接合が実現される。
【0031】この後、リフロー装置M2から排出されて
常温に冷却された基板3は、押付部材回収部(図示省
略)に送られ、ここで図5(d)に示すように基板3を
傾斜させることにより、押付部材16を電子部品15の
上から落下させ回収する。回収された押付部材16は、
再び電子部品実装装置M1の押付部材供給部6に送ら
れ、再使用される。これにより、押付部材16の数に限
りがある場合でもそれを有効利用することができ、経済
的である。なお、押付部材回収部においては、基板3を
傾斜させる代わりに、エアブローによって押付部材16
を電子部品15上から除去する方法を用いても良い。
【0032】(実施の形態2)図7(a)は本発明の実
施の形態2の電子部品実装装置の部分平面図、図7
(b)は本発明の実施の形態2の電子部品実装装置の樹
脂塗布部の正面図、図8は本発明の実施の形態2の電子
部品実装方法の工程説明図である。本実施の形態2は、
実施の形態1に示す電子部品実装装置M1の上流側に、
樹脂塗布部を付設し、電子部品の搭載に先立って基板に
補強樹脂を塗布するようにしたものである。
【0033】図7(a)、(b)において、電子部品実
装装置M1の上流には、基板3に補強樹脂を塗布する樹
脂塗布部20が連結されている。樹脂塗布部20の基台
21上には、基板3を搬送する搬送路22が設けられて
おり、搬送路22は電子部品実装装置M1の搬送路2と
連結されている。基台21上にはY軸テーブル24およ
びX軸テーブル25が設けられており、X軸テーブル2
5にはディスペンサ26が装着されている。Y軸テーブ
ル24およびX軸テーブル25を駆動することにより、
ディスペンサ26は水平移動し、内部に貯留された補強
樹脂を基板3上に塗布する。
【0034】次に図8を参照して、本発明の一実施の形
態の電子部品実装方法について説明する。図8(a)に
おいて、基板3は実施の形態1に示す基板3と同様であ
り、上面には回路電極3aが形成されている。基板3に
は、回路電極3aを覆って樹脂塗布部20のディスペン
サ26によって液状接合材である補強樹脂27が塗布さ
れる。本実施の形態2においては、樹脂塗布部20が基
板3の回路電極3aに液状接合材を塗布する液状接合材
塗布手段となっている。この樹脂塗布において、基板3
に塗布された補強樹脂27の分布は必ずしも均一とはな
らず、ここに示す例では、矢印a側に偏って塗布されて
いる。
【0035】この後、図8(b)に示すように、補強樹
脂27が塗布された基板3には、実施の形態1と同様の
方法(図4(a)、(b)参照)で半田バンプ15aに
ペースト14が塗布された電子部品15が搭載され、図
8(c)に示すように、半田バンプ15aが回路電極3
a上に着地する。このとき上述のように、基板3上の補
強樹脂27の塗布量は矢印a側に偏っていることから、
図8(d)に示すように、電子部品15には補強樹脂2
7の表面張力によって水平方向の力が作用する。
【0036】このような場合にあっても、実施の形態1
と同様に、搭載後の電子部品15の上面には、押付部材
16が速やかに載置されることから、電子部品15は押
付部材16の自重Wにより基板3に対して押し付けられ
る。そしてこの押し付けにより、電子部品15の位置ず
れが防止される。なお上記実施の形態2においては、ペ
ースト14の供給を省略してもよい。
【0037】このように、上記実施の形態1,2によれ
ば、自重の小さい微小部品を液状接合材を介して搭載す
る場合において、液状接合材の塗布状態が不均一であっ
ても、押付部材の押し付け力によって横方向の位置ずれ
を防止することができ、搭載後の部品位置精度を確保し
て、リフローなどの後工程における不具合を防止するこ
とができる。
【0038】なお上記実施の形態では、接続用電極が電
子部品の下面に形成された半田バンプである例を示した
が、接続用電極の形態は半田バンプに限定されず、接続
用電極を液状接合材を介して搭載する形態であれば本発
明を適用することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、基板に搭載された電子
部品の上にこの電子部品を自重により基板に対して押し
付ける押付部材を載置することにより、液状接合材の塗
布状態の不均一に起因する位置ずれを防止して、搭載後
の部品位置精度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電子部品実装システム
の構成図
【図2】本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の平
面図
【図3】本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の押
付部材供給部の機能説明図
【図4】本発明の実施の形態1の電子部品実装方法の工
程説明図
【図5】本発明の実施の形態1の電子部品実装方法の工
程説明図
【図6】本発明の実施の形態1の電子部品実装方法の工
程説明図
【図7】(a)本発明の実施の形態2の電子部品実装装
置の部分平面図 (b)本発明の実施の形態2の電子部品実装装置の樹脂
塗布部の正面図
【図8】本発明の実施の形態2の電子部品実装方法の工
程説明図
【符号の説明】
M1 電子部品実装装置 M2 リフロー装置 3 基板 4 部品供給部 6 押付部材供給部 10 移載ヘッド 11 ペースト供給部 14 ペースト 15 電子部品 15a 半田バンプ 16 押付部材 20 樹脂塗布部
フロントページの続き (72)発明者 前田 憲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA03 AA11 CC03 EE24 EE38 FF24 FF28 FG05 5F044 KK02 LL01 PP17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の回路電極に電子部品の接続用電極を
    液状接合材を介して着地させることによりこの電子部品
    を基板に実装する電子部品実装装置であって、電子部品
    を供給する部品供給部と、この部品供給部から電子部品
    を取り出し前記基板へ移送搭載する部品搭載手段と、基
    板に搭載された電子部品の上にこの電子部品を自重によ
    り基板に対して押し付ける押付部材を載置する押付部材
    搭載手段と、この押付部材搭載手段に押付部材を供給す
    る押付部材供給部とを備えたことを特徴とする電子部品
    実装装置。
  2. 【請求項2】前記液状接合材を前記電子部品の接続用電
    極に転写により供給する液状接合材転写手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子部品実装装置。
  3. 【請求項3】前記液状接合材を前記基板の回路電極に塗
    布する液状接合材塗布手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の電子部品実装装置。
  4. 【請求項4】基板の回路電極に電子部品の接続用電極を
    液状接合材を介して着地させることによりこの電子部品
    を基板に実装する電子部品実装方法であって、部品供給
    部から電子部品を取り出し基板へ移送搭載する部品搭載
    工程と、部品搭載に引き続いて基板に搭載された電子部
    品の上にこの電子部品を自重により基板に対して押し付
    ける押付部材を載置する押付部材載置工程とを含むこと
    を特徴とする電子部品実装方法。
  5. 【請求項5】前記搭載ヘッドによる基板への電子部品の
    搭載に先立って、前記液状接合材を前記電子部品の接続
    用電極に転写により供給することを特徴とする請求項4
    記載の電子部品実装方法。
  6. 【請求項6】前記搭載ヘッドによる基板への電子部品の
    搭載に先立って、前記液状接合材を前記基板の回路電極
    に塗布することを特徴とする請求項4記載の電子部品実
    装方法。
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