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JP2003272572A - 電池用外装体と電池の包装方法 - Google Patents

電池用外装体と電池の包装方法

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Publication number
JP2003272572A
JP2003272572A JP2002078465A JP2002078465A JP2003272572A JP 2003272572 A JP2003272572 A JP 2003272572A JP 2002078465 A JP2002078465 A JP 2002078465A JP 2002078465 A JP2002078465 A JP 2002078465A JP 2003272572 A JP2003272572 A JP 2003272572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
layer
base material
heat
lead wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002078465A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Yamashita
孝典 山下
Rikiya Yamashita
力也 山下
Kazuki Yamada
一樹 山田
Masataka Okushita
正隆 奥下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2002078465A priority Critical patent/JP2003272572A/ja
Publication of JP2003272572A publication Critical patent/JP2003272572A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電池包装における外装体の積層体のバリア層断
面とリード線との短絡を防止する外装体とそれを用いた
電池の包装方法を提供する。 【解決手段】少なくとも基材層、接着層1、アルミニウ
ム、化成処理層、接着層2、ヒートシール層からなる積
層体により形成され、電池本体を挿入し周縁部をヒート
シールにより密封する電池の外装体であって、基材層同
士が接着できることを特徴とする電池用外装体に電池本
体を収納し、外装体のヒートシール層同士を対面させて
リード線部を含む周縁をヒートシールすることにより密
封する電池の包装において、リード線を挟持してヒート
シールする辺の両積層体を延長して延長端部とし、延長
端部の少なくとも片方の外端部を折り返して、折り返し
た部位の基材層同士を接着する。また、前記延長端部を
両側に折り返して、折り返した部位の基材層同士を接着
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防湿性、耐内容物
性を有する、固体有機電解質(高分子ポリマー電解質)
を持つリチウムイオン電池の包装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオン電池(以下、電池)と
は、リチウム2次電池ともいわれ、高分子ポリマー電解
質を持ち、リチウムイオンの移動で電流を発生する電池
であって、正極・負極活物質が高分子ポリマーからなる
ものを含むものである。リチウム2次電池の構成は、正
極集電材(アルミニウム、ニッケル)/正極活性物質層
(金属酸化物、カーボンブラック、金属硫化物、電解
液、ポリアクリロニトリル等の高分子正極材料)/電解
質層(プロピレンカーボネート、エチレンカーボネー
ト、炭酸ジメチル、エチレンメチルカーボネート等のカ
ーボネート系電解液、リチウム塩からなる無機固体電解
質、ゲル電解質)/負極活性物質(リチウム金属、合
金、カーボン、電解液、ポリアクリロニトリルなどの高
分子負極材料)/負極集電材(銅、ニッケル、ステンレ
ス)およびそれらを包装する外装体からなる。電池の用
途としては、パソコン、携帯端末装置(携帯電話、PD
A等)、ビデオカメラ、電気自動車、エネルギー貯蔵用
蓄電池、ロボット、衛星等に用いられる。前記電池の外
装体としては、金属をプレス加工して円筒状または直方
体状に容器化した金属製缶、あるいは、基材層、アルミ
ニウム、ヒートシール層から構成される積層体を袋状に
したものが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、電池の外装
体として、次のような問題があった。金属製の缶におい
ては、容器外壁がリジッドであるため、電池自体の形状
が決められてしまう。そのため、ハード側を電池にあわ
せる設計をするため、該電池を用いるハードの寸法が電
池により決定されてしまい形状の自由度が少なくなる。
そこで、積層体を袋状にして電池本体を収納するパウチ
タイプまたは、前記積層体をプレス成形して凹部を形成
し、該凹部に電池本体を収納するエンボスタイプが開発
されている。エンボスタイプは、パウチタイプと比較し
て、よりコンパクトな包装体が得られる。いずれのタイ
プの外装体であっても、電池としての防湿性あるいは耐
突き刺し性等の強度、絶縁性等は、電池の外装体として
欠かせないものである。そして、電池用包装材料として
は、少なくとも、基材層、バリア層、ヒートシール層か
らなる積層体とする。バリア層としては、通常アルミニ
ウム箔が用いられる。図7(a)に示すような従来の電
池Bの包装において、リード線2を挟持してヒートシー
ルした辺の断面Fは、図7(b)に示すように外装体を
構成する積層体のバリア層が露出している。リード線2
が柔軟な金属箔であると、前記断面Fから延長されてい
る部分のリード線が湾曲して、図7(d)に示すよう
に、外装体の端面Fに露出したバリア層12の断面と接
触してショートSしてしまうことがあった。そこで、こ
のようなショートSを避ける方法として、図8(a)に
示すように、接着性フィルム3をリード線2に接着する
際に、外装体の断裁面から1〜5mm程度外側部分まで
接着性フィルムの皮膜層が存在(露出皮膜)するように
していた。このように、接着性フィルムの皮膜層が断裁
面より外側にまであれば、リード線が湾曲しても、図8
(b)に示すように、接着性フィルムが絶縁層として機
能するのでショートを避けることができるけれども、露
出皮膜を所定巾に設けることが極めて煩わしく生産性の
阻害要因となっていた。本発明の目的は、電池包装にお
ける外装体の積層体のバリア層断面とリード線との短絡
を防止する外装体とそれを用いた電池の包装方法を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。すなわち、請求項1
に記載した発明は、少なくとも基材層、接着層1、アル
ミニウム、化成処理層、接着層2、ヒートシール層から
なる積層体により形成され、電池本体を挿入し周縁部を
ヒートシールにより密封する電池の外装体であって、基
材層同士が接着できることを特徴とする電池用外装体か
らなる。請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の
電池用外装体に電池本体を収納し、外装体のヒートシー
ル層同士を対面させてリード線部を含む周縁をヒートシ
ールすることにより密封する電池の包装において、リー
ド線を挟持してヒートシールする辺の両積層体を延長し
て延長端部とし、延長端部の少なくとも片方の外端部を
折り返して、折り返した部位の基材層同士を接着するこ
とを特徴とする電池の包装方法からなる。請求項3に記
載した発明は、請求項2に記載の延長端部を両側に折り
返して、折り返した部位の基材層同士を接着することを
特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、リード線を挟持してヒ
ートシールされる外装体の端部の積層体を延長して、延
長端部とし、該延長端部を外側に折り返し接着するの
で、外装体を形成する積層体のバリア層の露出部とリー
ド線とが接触して短絡を起すことをさけるものであり、
電池用包装材料としての安定使用を可能とするものであ
る。以下、図面等を用いて具体的に説明する。
【0006】図1は、本発明の電池による包装方法の実
施例をパウチタイプにて示す図で、(a)電池を示す斜
視図、(b)G1からの矢視図(部分)(c)X1−X1
部折り返し前の断面図、(d)折り返し後の断面図であ
る。図2は、本発明のリチウムイオン電池による包装方
法の別の実施例を示す図で、(a)電池本体を示す斜視
図、(b)G2からの矢視図(部分)(c)X2−X2
折り返し前の断面図、(d)折り返し後の断面図であ
る。図3は、電池の外装体を構成する積層体の材質構成
例を示す断面図である。図4は、パウチタイプの外装体
を説明する斜視図である。図5は、エンボスタイプの外
装体を説明する斜視図および断面図である。図6は、リ
チウムイオン電池用包装材料とリード線との接着におけ
る接着性フィルムの装着方法を説明する図である。
【0007】本発明者らは、外装体を構成している積層
体10バリア層12と包装の外側に延長されたリード線
2との接触によるショートSを防止できる包装方法につ
いて鋭意研究の結果、外装体を構成する積層体の構成を
少なくとも基材層、接着層1、アルミニウム、化成処理
層、接着層2、ヒートシール層とし、その基材層の外面
同士が接着できる材質として外装体を作成する。そし
て、この外装体に電池本体を収納し、外装体のヒートシ
ール層同士を対面させてリード線部を含む周縁をヒート
シールすることにより密封する電池の包装する際に、図
1(c)に示すように、リード線2を挟持してヒートシ
ールする辺の両積層体を延長して延長端部7とし、延長
端部7の片方あるいは両方の外端部を折り返して、折り
返した部位の基材層同士を接着7S(以下、折り返し接
着)することによって前記課題を解決しうることを見出
し本発明を完成するに到った。図1(d)の場合は、両
側を折り返し接着7Sした例である。
【0008】延長端部の折り返し接着は、図1(d)に
示すように両側ともに実施してもよいし、図2(d)に
示すように片側だけにしてもよい。尚、片側だけの場合
は、折り返さない延長端部は、電池のリード線と接触し
ない様、リード線より長くする必要がある。
【0009】本発明の電池の包装方法に用いる包装材料
は、少なくとも基材層、バリア層、ヒートシール層の積
層からなり、前記バリア層には化成処理を施し、各層間
は接着剤または接着樹脂によってラミネートされる。前
記各層は電池を長期にわたって正常に機能させるために
以下に述べるような材質を選択する。
【0010】本発明の電池の包装方法に用いる電池用包
装材料の積層体10の層構成は、図3に示すように、特
にバリア層とシーラント層とのラミネート方法によって
部分的に異なった層となるか、いずれも基材層、バリア
層およびシーラント層と層間に接着剤層または接着樹脂
層を介在した積層体からなり、バリア層の内側面には化
成処理層を形成する。
【0011】本発明においては、リード線2を挟持して
ヒートシールされている辺の積層体を延長して延長部7
とし、該延長部7を外側に折り返して基材層11の外面
同士を接着する包装方法であり、基材層は、その外面が
少なくとも用いられる接着方法に適した材質とする。接
着剤を用いる場合には、基材層としては、2軸延伸ポリ
エステルフィルムあるいは、2軸延伸ナイロンフィルム
等を用いてもよい。しかし、折返し接着の方法として
は、外装体の外面同士を熱接着することが好ましく、基
材層11の表面の材質を相互に熱接着可能な樹脂とし、
かつ、ヒートシール時の熱板への粘着防止等の耐熱性を
有する材料として、架橋したポリオレフィンが適してい
ることを見出した。少なくとも基材層の表面がポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体
等の樹脂を架橋した層とすることによってシーラント層
に対するヒートシール性、また、ヒートシール時の耐熱
性の相反する要求物性を満足することができた。また、
前記ポリオレフィンは、いずれも、不飽和カルボン酸グ
ラフト変性されたポリオレフィン樹脂であってもよい。
基材層の外面同士の接着は、接着剤を介しての接着法も
可能であるが、生産性のよいヒートシール、超音波、高
周波等の熱接着方式が好ましく、例えば、折り返しの直
前に折り返し部分の外面を加熱して熱接着可能状態にし
ながら折り返して加圧して熱接着する等の方法が可能で
ある。熱接着可能とする基材層11の外面の材質として
は、ポリオレフィン系樹脂層等が好ましいが、電池の密
封シールの際のヒートシール熱板への粘着防止等のため
に架橋したポリオレフィンとすることが望ましい。
【0012】電池用包装材料は電池本体を包装する外装
体であって、その外装体の形式によって、図3に示すよ
うなパウチタイプと、図4に示すようなエンボスタイプ
とがある。前記パウチタイプには、三方シール、四方シ
ール等およびピロータイプ等の袋形式があるが、図1
は、3方シールタイプとして例示している。また、前記
エンボスタイプとしては、図4(a)に示すように、片
面に凹部を形成してもよいし、図示はしないが、両面に
凹部を形成してリチウムイオン電池本体を収納して周縁
の四方をヒートシールして密封してもよい。
【0013】本発明におけるリチウムイオン電池用包装
材料の層構成は、図3に示すように、少なくとも基材層
11、化成処理層15、バリア層12、化成処理層1
5、ヒートシール層14からなる積層体であり、前記ヒ
ートシール層14は、ドライラミネート法、熱ラミネー
ト法、サンドイッチラミネート法等により積層するもの
である。そして、前記ヒートシール性フィルムは、未延
伸のポリエチレンまたはポリプロピレンからなるもので
ある。そして、エンボスタイプの外装体の場合には、リ
チウムイオン電池本体を包装する収納部となる凹部を形
成するために成形性の優れた積層体であることが要求さ
れる。次に、積層体の各層を構成する材料および貼り合
わせについて説明する。
【0014】一般的に、従来の外装体においては前記基
材層は、延伸ポリエステルまたはナイロンフィルムから
なるが、この時、ポリエステル樹脂としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、
共重合ポリエステル、ポリカーボネート等が挙げられ
る。またナイロンとしては、ポリアミド樹脂、すなわ
ち、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6とナイロ
ン6,6との共重合体、ナイロン6,10、ポリメタキ
シリレンアジパミド(MXD6)等が挙げられる。
【0015】しかし、本発明における基材層は、折り返
しシール部において、シーラント層が基材層表面にヒー
トシール可能とするために、少なくともその表面層を架
橋ポリオレフィンとする。
【0016】前記基材層11は、リチウムイオン電池と
して用いられる場合、ハードと直接接触する部位である
ため、基本的に絶縁性を有する樹脂層がよい。フィルム
単体でのピンホールの存在、および加工時のピンホール
の発生等を考慮すると、基材層は6μm以上の厚さが必
要であり、好ましい厚さとしては12〜50μmであ
る。
【0017】本発明においては、好ましくは、折り返し
部において積層体の外面同士がヒートシールが可能であ
り、耐ピンホール性および電池の外装体とした時の絶縁
性を向上させるために、積層化することも可能である。
基材層11を積層化する場合、基材層が2層以上の樹脂
層を少なくとも一つを含み、各層の厚みが6μm以上、
好ましくは、12〜50μmである。本発明の電池の包
装体において、基材層同士での熱接着の可能な基材層と
しては、前記架橋ポリオレフィン層が好適に用いられ
る。例としては、 1)架橋した酸変性ポリプロピレン/延伸ナイロン 2)架橋したポリエチレン/延伸ポリエチレンテレフタ
レート 等である。また、架橋方法としては、有機化酸化物を用
いる化学架橋法、放射線エネルギーを用いる電子線架橋
法、活性シラン基を用いた架橋法等がある。
【0018】外装体を形成する積層体10の前記バリア
層12は、外部からリチウムイオン電池の内部に特に水
蒸気が浸入することを防止するための層で、バリア層1
2単体のピンホール、および加工適性(パウチ化、エン
ボス成形性)を安定化し、かつ耐ピンホールをもたせる
ために厚さ15μm以上のアルミニウム、ニッケルなど
の金属、または、無機化合物、例えば、酸化珪素、アル
ミナ等を蒸着したフィルムなども挙げられるが、バリア
層12として好ましくは厚さが20〜80μmのアルミ
ニウムとする。ピンホールの発生をさらに改善し、リチ
ウムイオン電池の外装体のタイプをエンボスタイプとす
る場合、エンボス成形におけるクラックなどの発生のな
いものとするために、バリア層12として用いるアルミ
ニウムの材質は、鉄含有量が0.3〜9.0重量%、好
ましくは0.7〜2.0重量%とすることによって、鉄
を含有していないアルミニウムと比較して、アルミニウ
ムの展延性がよく、積層体10として折り曲げによるピ
ンホールの発生が少なくなり、かつ前記エンボスタイプ
の外装体を成形する時に側壁の形成も容易にできる。前
記鉄含有量が、0.3重量%未満の場合は、ピンホール
の発生の防止、エンボス成形性の改善等の効果が認めら
れず、前記アルミニウムの鉄含有量が9.0重量%を超
える場合は、アルミニウムとしての柔軟性が阻害され、
積層体として製袋性が悪くなる。
【0019】また、冷間圧延で製造されるアルミニウム
は焼きなまし(いわゆる焼鈍処理)条件でその柔軟性・
腰の強さ・硬さが変化するが、本発明において用いるア
ルミニウムは焼きなましをしていない硬質処理品より、
多少または完全に焼きなまし処理をした軟質傾向にある
アルミニウムがよい。前記、アルミニウムの柔軟性・腰
の強さ・硬さの度合い、すなわち焼きなましの条件は、
加工適性(パウチ化、エンボス成形)に合わせ適宜選定
すればよい。例えば、エンボス成形時のしわやピンホー
ルを防止するためには、成形の程度に応じた焼きなまし
された軟質アルミニウムを用いることができる。
【0020】電池用包装材料のバリア層12であるアル
ミニウム表、裏面に化成処理15を施すことによって、
前記包装材料として満足できる積層体とすることができ
る。前記化成処理15とは、具体的にはリン酸塩、クロ
ム酸塩、フッ化物、トリアジンチオール化合物等の耐酸
性皮膜を形成することによってエンボス成形時のアルミ
ニウム12と基材層11との間のデラミネーション防止
と、電池の電解質と水分とによる反応で生成するフッ化
水素により、アルミニウム表面の溶解、腐食、特にアル
ミニウムの表面に存在する酸化アルミが溶解、腐食する
ことを防止し、かつ、アルミニウム表面の接着性(濡れ
性)を向上させ、エンボス成形時、ヒートシール時の基
材層とアルミニウムとのデラミネーション防止、電解質
と水分との反応により生成するフッ化水素によるアルミ
ニウム内面側でのデラミネーション防止効果が得られ
る。前記耐酸性皮膜形成物質のなかでも、フェノール樹
脂、フッ化クロム(3)化合物、リン酸の3成分から構
成されたものを用いるリン酸クロメート処理が良好であ
る。
【0021】前記化成処理は、電池の外装体がパウチタ
イプの場合には、アルミニウムの最内層側の片面だけで
よい。電池の外装体がエンボスタイプの場合には、アル
ミニウムの両面に化成処理することによって、エンボス
成形の際のアルミニウムと基材層との間のデラミネーシ
ョンを防止することができる。アルミニウムの両面に化
成処理した積層体をパウチタイプに用いてもよい。
【0022】前記化成処理面に、酸変性ポリオレフィン
を接着樹脂として押出してポリオレフィンをサンドイッ
チラミネートすると、化成処理面への押出酸変性ポリオ
レフィン樹脂の接着性が悪く、その対策として、本発明
者らは、図3(a)または図3(b)に示すように、ヒ
ートシール層14となるポリオレフィンフィルムをドラ
イラミネート13dにより積層する方法、または、図3
(c)に示すように、前記化成処理面に、酸変性ポリオ
レフィンのエマルジョン液をロールコート法等により塗
布し、乾燥後、所定温度で焼付けを行った後、前述の酸
変性ポリオレフィンを熱ラミネート13hすると、その
接着強度はよくなることを確認している。しかし、前記
焼付けの加工速度は極めて遅く、生産性の悪いものであ
る。
【0023】酸変性ポリオレフィンの塗布、焼付けがな
くとも、安定した接着強度を示す積層方法としては、基
材層11と両面に化成処理したバリア層12の片面とを
ドライラミネートし、図3(d)に示すように、バリア
層12の他の面に酸変性ポリオレフィンの接着樹脂13
eにより、ヒートシール層14となるポリオレフィンフ
ィルムをサンドイッチラミネートして積層体とした後、
該積層体を前記接着樹脂がその軟化点以上になる条件に
加熱することによって、所定の接着強度を有する積層体
とすることができる。前記加熱の具体的な方法として
は、熱ロール接触式、熱風式、近または遠赤外線等の方
法があるが、本発明においてはいずれの加熱方法でもよ
く、前述のように、接着樹脂がその軟化点温度以上に加
熱できればよい。
【0024】また、別の方法としては、前記、サンドイ
ッチラミネートの際に、アルミニウムのヒートシール層
側の表面温度が酸変性ポリオレフィン樹脂の軟化点に到
達する条件に加熱することによっても接着強度の安定し
た積層体とすることができる。
【0025】本発明のリチウムイオン電池の包装方法の
積層体として、前記、基材層、バリア層、ヒートシール
層(ポリプロピレン)の他に、バリア層とヒートシール
層との間に中間層を設けてもよい。中間層は、リチウム
イオン電池用包装材料としての強度向上、ヒートシール
時のリード線とバリア層(AL)の短絡防止のために積
層されることがある。
【0026】本発明の積層体における前記の各層には、
適宜、製膜性、積層化加工、最終製品2次加工(パウチ
化、エンボス成形)適性を向上、安定化する目的のため
に、コロナ処理、ブラスト処理、酸化処理、オゾン処理
等の表面活性化処理をしてもよい。
【0027】本発明のリチウムイオン電池の包装方法に
おける積層体のヒートシール層には、ポリエチレン、ま
たは、ポリプロピレン等のポリオレフィンが好適に用い
られる。特に、ヒートシール層にポリプロピレンを用い
るのは、ポリプロピレン同士でのヒートシール性がよい
こと、防湿性、耐熱性等のリチウムイオン電池用包装材
料のヒートシール層としての要求される保護物性を有
し、また、ラミネート加工性の良さ、エンボス成形性の
良さ等により、望ましい材質である。前記ポリプロピレ
ンとしては、(1)融点150℃以上のホモタイプ、
(2)融点130℃以上のエチレンープロピレンとの共
重合体(ランダム共重合タイプ)、(3)融点110℃
以上であるエチレンーブテンープロピレン共重合体(タ
ーポリマー)の単体またはブレンド物の単層あるいは多
層品が用いられる。
【0028】また、前記ポリプロピレンには、密度が9
00kg/m3以下の低結晶性のエチレンーブテン共重
合体、低結晶性のプロピレンーブテン共重合体、あるい
は、非晶性のエチレンープロピレン共重合体、非晶性の
プロピレンーエチレン共重合体等を5%以上添加して柔
軟性を付与し、耐折り曲げ性の向上、成形時でのクラッ
クや白化の防止を行ってもよい。
【0029】ただし、ポリオレフィンは金属に対するヒ
ートシール性がないため、リチウムイオン電池における
リード線部のヒートシールの際には、図6(a)、図6
(b)、図6(c)に示すように、リード線2と積層体
10のヒートシール層14との間に、金属とポリプロピ
レンとの双方に対してヒートシール性を有する接着性フ
ィルム3を介在させることにより、リード線部での密封
性も確実となる。前記接着フィルム3は、図6(d)、
図6(e)、図6(f)に示すように、リード線の所定
の位置に巻きつけてもよい。
【0030】前記接着性フィルム3としては、前記不飽
和カルボングラフトポリオレフィン、金属架橋ポリエチ
レン、エチレンまたはプロピレンとアクリル酸、または
メタクリル酸との共重合物からなるフィルムを用いるこ
とができる。
【0031】
【実施例】本発明のリチウムイオン電池の包装方法につ
いて、実施例によりさらに具体的に説明する。 1.外装体として用いた積層体の構成は 積層体A PEa−B30/DL/AL20/DL/LLD−PE
30 積層体B PEa−B30/DL/AL20/PEa−10/LL
D−PE30 積層体C PPa−B30/DL/AL20/DL/CPP30 積層体D PPa−B30/DL/AL20/PPa−10/CP
P30 [略号 PEa:酸変性ポリエチレン、PEa−B:酸
変性ポリエチレンに電子線架橋したもの、PPa−B:
酸変性ポリプロピレンに電子線架橋したもの、DL:ド
ライラミネート接着層、AL:アルミニウム箔、LLD
−PE:直鎖状低密度ポリエチレン、CPP:無延伸ポ
リプロピレン、なお、略号の後の数値は層の厚さμmを
示す] 2.アルミニウム箔の両面に化成処理を施した。化成処
理は、いずれも、処理液として、フェノール樹脂、フッ
化クロム(3)化合物、リン酸からなる水溶液を、ロー
ルコート法により、塗布し、皮膜温度が180℃以上と
なる条件において焼き付けた。クロムの塗布量は、10
mg/m2(乾燥重量)である。3.リード線は、いずれ
も、陽極がニッケル、陰極がアルミニウムとし、厚みが
200μm、巾5mm、外装体の折り返し部または断面
である端面から10mmの長さとした。 [実施例1]積層体Aを用いたパウチタイプの外装体と
し端部を両側に折り返して熱接着による4mmの折り返
し接着とした。接着性フィルムとして、厚さ50μmの
酸変性ポリエチレンをリード線に巻きつけた状態で密封
シールした。 [実施例2]積層体Bを用いたパウチタイプの外装体と
し片方の端部を外側に折り返して熱接着による4mmの
折り返し接着とした。他方の端部は、シール部より15
mm長くし、リード線と接触しないようにした。接着性
フィルムとして、厚さ50μmの酸変性ポリエチレンを
リード線に巻きつけた状態で密封シールした。 [実施例3]積層体Cを用いたパウチタイプの外装体と
し片方の端部を外側に折り返して熱接着による4mmの
折り返し接着とした。他方の端部は、シール部より15
mm長くし、リード線と接触しないようにした。接着性
フィルムとして、厚さ50μmの酸変性ポリプロピレン
をリード線に巻きつけた状態で密封シールした。 [実施例4]積層体Dを用いたパウチタイプの外装体と
し端部を両側に折り返して熱接着による4mmの折り返
し接着とした。接着性フィルムとして、厚さ50μmの
酸変性ポリプロピレンをリード線に巻きつけた状態で密
封シールした。
【0032】[比較例1]積層体Aを用いたパウチタイ
プの外装体とし折り返し無しとした。 [比較例2]積層体Bを用いたパウチタイプの外装体と
し折り返し無しとした。 [比較例3]積層体Cを用いたパウチタイプの外装体と
し折り返し無しとした。 [比較例4]積層体Dを用いたパウチタイプの外装体と
し折り返し無しとした。
【0033】<評価方法>と<結果> 短絡(ショート) 電池を実装した検体のリード線を湾曲させて外装体の端
面に押し付けて短絡を確認した。検体は各50ケとし
た。実施例1および実施例2、実施例3、実施例4全て
ともに短絡はなかったが比較例1、比較例2、比較例
3、比較例4全てともに30ケに短絡を生じた。
【0034】
【発明の効果】本発明の電池の包装方法を用いることに
よって、電池包装における外装体の積層体のバリア層断
面とリード線との短絡を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリチウムイオン電池による包装方法の
実施例をパウチタイプにて示す図で、(a)電池本体を
示す斜視図、(b)G1からの矢視図(部分)(c)X1
−X1部折り返し前の断面図、(d)折り返し後の断面
図である。
【図2】本発明のリチウムイオン電池による包装方法の
別の実施例を示す図で、(a)電池本体を示す斜視図、
(b)G2からの矢視図(部分)(c)X2−X2部折り
返し前の断面図、(d)折り返し後の断面図である。
【図3】リチウムイオン電池の外装体を構成する積層体
の材質構成例を示す断面図である。
【図4】パウチタイプの外装体を説明する斜視図であ
る。
【図5】エンボスタイプの外装体を説明する斜視図およ
び断面図である。
【図6】リチウムイオン電池用包装材料とリード線との
接着における接着性フィルムの装着方法を説明する図で
ある。
【図7】従来の外装体におけるバリア層とリード線との
ショートの状態を示す図で、(a)電池の斜視図、
(b)Gからの矢視図、(c)X−X部の断面図、
(d)ショートの瞬間を示す断面概念図である。
【図8】ショートを防止する従来技術を説明するリード
線部分の断面図である。
【符号の説明】
B 電池 B0 電池本体 P 外装体 Pf 蓋材 Pt トレイ F (外装体の)断面 S ショート部 1 セル(蓄電部) 2 リード線(電極) 3 接着フィルム 4 凹部 5 側壁部 6 ヒートシール部 7 延長端部 7s 折り返しシール部 8 フランジ部 10 積層体(リチウムイオン電池用包装材料) 11 基材層 12 アルミニウム(バリア層) 13 接着層(接着樹脂層) 14 シーラント層 15 化成処理層 16 接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 一樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 奥下 正隆 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA03 BB04 CC06 CC10 DD06 DD13 EE04 FF03 FF04 GG09 HH02 JJ25 JJ27 5H022 AA09 BB02 BB03 BB06 BB11 CC03 EE04 EE06 5H029 AJ00 AJ12 AK02 AK05 AK06 AK08 AK16 AL06 AL12 AL16 AM03 AM05 AM07 AM16 BJ04 CJ03 CJ05 DJ02 DJ05 EJ01 EJ12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも基材層、接着層1、アルミニウ
    ム、化成処理層、接着層2、ヒートシール層からなる積
    層体により形成され、電池本体を挿入し周縁部をヒート
    シールにより密封する電池の外装体であって、基材層同
    士が接着できることを特徴とする電池用外装体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電池用外装体に電池本体
    を収納し、外装体のヒートシール層同士を対面させてリ
    ード線部を含む周縁をヒートシールすることにより密封
    する電池の包装において、リード線を挟持してヒートシ
    ールする辺の両積層体を延長して延長端部とし、延長端
    部の少なくとも片方の外端部を折り返して、折り返した
    部位の基材層同士を接着することを特徴とする電池の包
    装方法。
  3. 【請求項3】延長端部を両側に折り返して、折り返した
    部位の基材層同士を接着することを特徴とする請求項2
    に記載した電池の包装方法。
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