JP2003258604A - フィルタを搭載した半導体集積回路 - Google Patents
フィルタを搭載した半導体集積回路Info
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 6
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- H03H2210/043—Filter calibration method by measuring time constant
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カットオフ周波数を調整することによりフィ
ルタを構成する抵抗素子および容量素子の製造ばらつき
があっても歩留まり低下をできる限り抑えることができ
るフィルタを搭載した半導体集積回路を得ることを目的
とする。 【解決手段】 フィルタ30を構成する抵抗素子12〜
17、容量素子24〜27およびオペアンプ6,7と、
容量素子の容量値を変更する容量値切り替え回路(図
2)と、容量素子および抵抗素子の時定数を検出する時
定数検出回路(図6)とを有し、検出された時定数に基
づいて容量素子の容量値を変更する。
ルタを構成する抵抗素子および容量素子の製造ばらつき
があっても歩留まり低下をできる限り抑えることができ
るフィルタを搭載した半導体集積回路を得ることを目的
とする。 【解決手段】 フィルタ30を構成する抵抗素子12〜
17、容量素子24〜27およびオペアンプ6,7と、
容量素子の容量値を変更する容量値切り替え回路(図
2)と、容量素子および抵抗素子の時定数を検出する時
定数検出回路(図6)とを有し、検出された時定数に基
づいて容量素子の容量値を変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルタを搭載
した半導体集積回路に関し、カットオフ周波数を調整す
ることによりフィルタを構成する抵抗素子および容量素
子の製造ばらつきがあっても歩留まり低下をできる限り
抑えることができるフィルタを搭載した半導体集積回路
に関するものである。
した半導体集積回路に関し、カットオフ周波数を調整す
ることによりフィルタを構成する抵抗素子および容量素
子の製造ばらつきがあっても歩留まり低下をできる限り
抑えることができるフィルタを搭載した半導体集積回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開昭61−18971
8号公報に記載された従来のフィルタを搭載した半導体
集積回路を示す図であり、図7において、201は差動
オペアンプであり、202は差動オペアンプ201の反
転入力端子に接続された抵抗素子である。203は差動
オペアンプ210の反転入力端子と出力端子との間に接
続された抵抗素子であり、204は抵抗203と並列接
続された容量素子である。
8号公報に記載された従来のフィルタを搭載した半導体
集積回路を示す図であり、図7において、201は差動
オペアンプであり、202は差動オペアンプ201の反
転入力端子に接続された抵抗素子である。203は差動
オペアンプ210の反転入力端子と出力端子との間に接
続された抵抗素子であり、204は抵抗203と並列接
続された容量素子である。
【0003】次に、動作について説明する。図7に示さ
れたフィルタは周知の一次アクティブフィルタであり、
そのカットオフ周波数は、 fc=1/2π(Rf Cf)0.5 (式1) によって与えられ、ここでRfは抵抗素子203の抵抗
値であり、Cfは容量素子204の容量値である。
れたフィルタは周知の一次アクティブフィルタであり、
そのカットオフ周波数は、 fc=1/2π(Rf Cf)0.5 (式1) によって与えられ、ここでRfは抵抗素子203の抵抗
値であり、Cfは容量素子204の容量値である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルタを搭載
した半導体集積回路は以上のように構成されているの
で、フィルタを構成する抵抗素子および容量素子の製造
ばらつきによりカットオフ周波数がずれ、カットオフ周
波数規格を満足せずに不良品となる場合があるという課
題があった。
した半導体集積回路は以上のように構成されているの
で、フィルタを構成する抵抗素子および容量素子の製造
ばらつきによりカットオフ周波数がずれ、カットオフ周
波数規格を満足せずに不良品となる場合があるという課
題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、カットオフ周波数を調整すること
によりフィルタを構成する抵抗素子および容量素子の製
造ばらつきがあっても歩留まり低下をできる限り抑える
ことができるフィルタを搭載した半導体集積回路を得る
ことを目的とする。
めになされたもので、カットオフ周波数を調整すること
によりフィルタを構成する抵抗素子および容量素子の製
造ばらつきがあっても歩留まり低下をできる限り抑える
ことができるフィルタを搭載した半導体集積回路を得る
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフィルタ
を搭載した半導体集積回路は、フィルタを構成する抵抗
素子、容量素子およびオペアンプと、容量素子の容量値
を変更する容量値切り替え回路と、容量素子および抵抗
素子の時定数を検出する時定数検出回路とを有し、検出
された時定数に基づいて容量素子の容量値を変更するも
のである。
を搭載した半導体集積回路は、フィルタを構成する抵抗
素子、容量素子およびオペアンプと、容量素子の容量値
を変更する容量値切り替え回路と、容量素子および抵抗
素子の時定数を検出する時定数検出回路とを有し、検出
された時定数に基づいて容量素子の容量値を変更するも
のである。
【0007】この発明に係るフィルタを搭載した半導体
集積回路は、オペアンプのGB積を変更するオペアンプ
用バイアス回路をさらに有し、検出された時定数に基づ
いてGB積を変更するものである。
集積回路は、オペアンプのGB積を変更するオペアンプ
用バイアス回路をさらに有し、検出された時定数に基づ
いてGB積を変更するものである。
【0008】この発明に係るフィルタを搭載した半導体
集積回路は、時定数をヒューズに記憶させるものであ
る。
集積回路は、時定数をヒューズに記憶させるものであ
る。
【0009】この発明に係るフィルタを搭載した半導体
集積回路は、容量素子が長方形のレイアウトを有するも
のである。
集積回路は、容量素子が長方形のレイアウトを有するも
のである。
【0010】この発明に係るフィルタを搭載した半導体
集積回路は、抵抗素子の配置をフィルタの特性を考慮し
た配置としたものである。
集積回路は、抵抗素子の配置をフィルタの特性を考慮し
た配置としたものである。
【0011】この発明に係るフィルタを搭載した半導体
集積回路は、時定数検出回路の寄生容量を低減するよう
に時定数検出回路を構成する容量素子、抵抗素子および
トランジスタ間の配線が行なわれ、トランジスタの寸法
が設定されているものである。
集積回路は、時定数検出回路の寄生容量を低減するよう
に時定数検出回路を構成する容量素子、抵抗素子および
トランジスタ間の配線が行なわれ、トランジスタの寸法
が設定されているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
5次バタワース差動フィルタ回路を示す図である。図1
において、30および31は各々2次フィルタであり、
2次フィルタ31は2次フィルタ30と同様の構成を有
する。1(VIP)および2(VIN)は差動入力信号
が入力される入力端子である。3(OUTM)および4
(OUTP)は差動出力信号が出力される出力端子であ
る。18〜21は抵抗素子であり、28および29は容
量素子であり、抵抗素子18、抵抗素子20および容量
素子28が1次フィルタを構成し、抵抗素子19、抵抗
素子21および容量素子29が1次フィルタを構成して
いる。5はバイアス電圧の入力端子であり、6および7
は差動オペアンプであり、8〜17は抵抗素子であり、
22〜27は容量素子である。カットオフ周波数の調整
は、22〜29の容量素子の容量値を切り替えることに
より実施する。
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
5次バタワース差動フィルタ回路を示す図である。図1
において、30および31は各々2次フィルタであり、
2次フィルタ31は2次フィルタ30と同様の構成を有
する。1(VIP)および2(VIN)は差動入力信号
が入力される入力端子である。3(OUTM)および4
(OUTP)は差動出力信号が出力される出力端子であ
る。18〜21は抵抗素子であり、28および29は容
量素子であり、抵抗素子18、抵抗素子20および容量
素子28が1次フィルタを構成し、抵抗素子19、抵抗
素子21および容量素子29が1次フィルタを構成して
いる。5はバイアス電圧の入力端子であり、6および7
は差動オペアンプであり、8〜17は抵抗素子であり、
22〜27は容量素子である。カットオフ周波数の調整
は、22〜29の容量素子の容量値を切り替えることに
より実施する。
【0013】次に接続について説明する。入力端子1
(VIP)は容量素子22、抵抗素子8および抵抗素子
10の一方の端子に接続されている。容量素子22およ
び抵抗素子8の他方の端子はGNDに接続されている。
抵抗素子10の他方の端子は差動オペアンプ6の非反転
入力に接続されている。入力端子2(VIN)は容量素
子23、抵抗素子9および抵抗素子11の一方の端子に
接続されている。容量素子23および抵抗素子9の他方
の端子はGNDに接続されている。抵抗素子11の他方
の端子は差動オペアンプ6の反転入力に接続されてい
る。
(VIP)は容量素子22、抵抗素子8および抵抗素子
10の一方の端子に接続されている。容量素子22およ
び抵抗素子8の他方の端子はGNDに接続されている。
抵抗素子10の他方の端子は差動オペアンプ6の非反転
入力に接続されている。入力端子2(VIN)は容量素
子23、抵抗素子9および抵抗素子11の一方の端子に
接続されている。容量素子23および抵抗素子9の他方
の端子はGNDに接続されている。抵抗素子11の他方
の端子は差動オペアンプ6の反転入力に接続されてい
る。
【0014】抵抗素子12および容量素子24の一方の
端子は差動オペアンプ6の非反転入力に接続され、抵抗
素子12の他方の端子は差動オペアンプ7の非反転出力
に接続され、容量素子24の他方の端子は差動オペアン
プ6の反転出力に接続されている。抵抗素子13および
容量素子25の一方の端子は差動オペアンプ6の反転入
力に接続され、抵抗素子13の他方の端子は差動オペア
ンプ7の反転出力に接続され、容量素子25の他方の端
子は差動オペアンプ6の非反転出力に接続されている。
端子は差動オペアンプ6の非反転入力に接続され、抵抗
素子12の他方の端子は差動オペアンプ7の非反転出力
に接続され、容量素子24の他方の端子は差動オペアン
プ6の反転出力に接続されている。抵抗素子13および
容量素子25の一方の端子は差動オペアンプ6の反転入
力に接続され、抵抗素子13の他方の端子は差動オペア
ンプ7の反転出力に接続され、容量素子25の他方の端
子は差動オペアンプ6の非反転出力に接続されている。
【0015】抵抗素子14の一方の端子は差動オペアン
プ6の反転出力に接続され、抵抗素子14の他方の端子
は差動オペアンプ7の非反転入力に接続されている。抵
抗素子15の一方の端子は差動オペアンプ6の非反転出
力に接続され、抵抗素子15の他方の端子は差動オペア
ンプ7の反転入力に接続されている。
プ6の反転出力に接続され、抵抗素子14の他方の端子
は差動オペアンプ7の非反転入力に接続されている。抵
抗素子15の一方の端子は差動オペアンプ6の非反転出
力に接続され、抵抗素子15の他方の端子は差動オペア
ンプ7の反転入力に接続されている。
【0016】抵抗素子16および容量素子26の一方の
端子は差動オペアンプ7の非反転入力に接続され、抵抗
素子16および容量素子26の他方の端子は差動オペア
ンプ7の反転出力に接続されている。抵抗素子17およ
び容量素子27の一方の端子は差動オペアンプ7の反転
入力に接続され、抵抗素子17および容量素子27の他
方の端子は差動オペアンプ7の非反転出力に接続されて
いる。
端子は差動オペアンプ7の非反転入力に接続され、抵抗
素子16および容量素子26の他方の端子は差動オペア
ンプ7の反転出力に接続されている。抵抗素子17およ
び容量素子27の一方の端子は差動オペアンプ7の反転
入力に接続され、抵抗素子17および容量素子27の他
方の端子は差動オペアンプ7の非反転出力に接続されて
いる。
【0017】入力端子5(GBI)は差動オペアンプ
6,7のバイアス電圧入力に接続されている。抵抗素子
18の一方の端子は差動オペアンプ7の反転出力に接続
されている。抵抗素子19の一方の端子は差動オペアン
プ7の非反転出力に接続されている。抵抗素子18の他
方の端子は容量素子28の一方の端子に接続されてい
る。抵抗素子19の他方の端子は容量素子29の一方の
端子に接続されている。容量素子28の他方の端子はG
NDに接続され、容量素子29の他方の端子はGNDに
接続されている。
6,7のバイアス電圧入力に接続されている。抵抗素子
18の一方の端子は差動オペアンプ7の反転出力に接続
されている。抵抗素子19の一方の端子は差動オペアン
プ7の非反転出力に接続されている。抵抗素子18の他
方の端子は容量素子28の一方の端子に接続されてい
る。抵抗素子19の他方の端子は容量素子29の一方の
端子に接続されている。容量素子28の他方の端子はG
NDに接続され、容量素子29の他方の端子はGNDに
接続されている。
【0018】抵抗素子20の一方の端子は容量素子28
の一方の端子に接続され、抵抗素子20の他方の端子は
2次フィルタ31の一方の入力端子に接続されている。
抵抗素子21の一方の端子は容量素子29の一方の端子
に接続され、抵抗素子21の他方の端子は2次フィルタ
31の他方の入力端子に接続されている。2次フィルタ
31の一方の出力端子は出力端子3(OUTM)に接続
され、2次フィルタ31の他方の出力端子は出力端子4
(OUTP)に接続されている。
の一方の端子に接続され、抵抗素子20の他方の端子は
2次フィルタ31の一方の入力端子に接続されている。
抵抗素子21の一方の端子は容量素子29の一方の端子
に接続され、抵抗素子21の他方の端子は2次フィルタ
31の他方の入力端子に接続されている。2次フィルタ
31の一方の出力端子は出力端子3(OUTM)に接続
され、2次フィルタ31の他方の出力端子は出力端子4
(OUTP)に接続されている。
【0019】次に動作について説明する。ここでは、図
1の2次フィルタ30にてカットオフ周波数の調整動作
について説明する。図1の2次フィルタ30において、
容量素子22および容量素子23は安定化容量であり、
抵抗素子8および抵抗素子9は入力信号振幅調整用抵抗
素子であり、2次フィルタとして動作する回路は、容量
素子22、容量素子23、抵抗素子8および抵抗素子9
以外の回路である。ここで、抵抗素子10〜13の抵抗
値をR1、抵抗素子16,17の抵抗値をR2、抵抗素
子14,15の抵抗値をR4、容量素子24,25の容
量値をC1、容量素子26,27の容量値をC2とした
場合、カットオフ周波数fc は fc=1/(2π(C1×C2×R1×R4)0.5) (式2) で与えられる。したがって、カットオフ周波数fcは容
量値C1,C2を切り替えることにより調整することが
できる。
1の2次フィルタ30にてカットオフ周波数の調整動作
について説明する。図1の2次フィルタ30において、
容量素子22および容量素子23は安定化容量であり、
抵抗素子8および抵抗素子9は入力信号振幅調整用抵抗
素子であり、2次フィルタとして動作する回路は、容量
素子22、容量素子23、抵抗素子8および抵抗素子9
以外の回路である。ここで、抵抗素子10〜13の抵抗
値をR1、抵抗素子16,17の抵抗値をR2、抵抗素
子14,15の抵抗値をR4、容量素子24,25の容
量値をC1、容量素子26,27の容量値をC2とした
場合、カットオフ周波数fc は fc=1/(2π(C1×C2×R1×R4)0.5) (式2) で与えられる。したがって、カットオフ周波数fcは容
量値C1,C2を切り替えることにより調整することが
できる。
【0020】図2はこの発明の実施の形態1による容量
値を変更するための容量値切り替え回路を示す図であ
る。図2の容量切り替え回路は図1の容量素子24〜2
9の各々を構成している。図2において、40(IN)
は容量素子24〜29の入力端子であり、41(OU
T)は容量素子24〜29(図1)の出力端子である。
42(C0)〜46(C4)は容量切り替え用入力端子
である。52〜56はPチャネルトランジスタであり、
57〜61はNチャネルトランジスタであり、対応する
PチャネルトランジスタおよびNチャネルトランジスタ
によって容量値を切り替えるためのスイッチが構成され
ている。62〜67は容量素子である。47〜51はイ
ンバータである。
値を変更するための容量値切り替え回路を示す図であ
る。図2の容量切り替え回路は図1の容量素子24〜2
9の各々を構成している。図2において、40(IN)
は容量素子24〜29の入力端子であり、41(OU
T)は容量素子24〜29(図1)の出力端子である。
42(C0)〜46(C4)は容量切り替え用入力端子
である。52〜56はPチャネルトランジスタであり、
57〜61はNチャネルトランジスタであり、対応する
PチャネルトランジスタおよびNチャネルトランジスタ
によって容量値を切り替えるためのスイッチが構成され
ている。62〜67は容量素子である。47〜51はイ
ンバータである。
【0021】次に接続について説明する。入力端子40
(IN)は容量素子62の一方の端子に接続され、出力
端子41(OUT)は容量素子62の他方の端子に接続
されている。
(IN)は容量素子62の一方の端子に接続され、出力
端子41(OUT)は容量素子62の他方の端子に接続
されている。
【0022】スイッチを構成する一組のPチャネルトラ
ンジスタ52およびNチャネルトランジスタ57は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子63の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子42(C0)はNチャネルトラ
ンジスタ57のゲートおよびインバータ47の入力端子
に接続されている。インバータ47の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ52のゲートに接続されている。容量
素子63の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
ンジスタ52およびNチャネルトランジスタ57は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子63の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子42(C0)はNチャネルトラ
ンジスタ57のゲートおよびインバータ47の入力端子
に接続されている。インバータ47の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ52のゲートに接続されている。容量
素子63の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
【0023】スイッチを構成する一組のPチャネルトラ
ンジスタ53およびNチャネルトランジスタ58は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子64の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子43(C1)はNチャネルトラ
ンジスタ58のゲートおよびインバータ48の入力端子
に接続されている。インバータ48の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ53のゲートに接続されている。容量
素子64の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
ンジスタ53およびNチャネルトランジスタ58は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子64の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子43(C1)はNチャネルトラ
ンジスタ58のゲートおよびインバータ48の入力端子
に接続されている。インバータ48の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ53のゲートに接続されている。容量
素子64の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
【0024】スイッチを構成する一組のPチャネルトラ
ンジスタ54およびNチャネルトランジスタ59は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子65の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子44(C2)はNチャネルトラ
ンジスタ59のゲートおよびインバータ49の入力端子
に接続されている。インバータ49の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ54のゲートに接続されている。容量
素子65の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
ンジスタ54およびNチャネルトランジスタ59は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子65の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子44(C2)はNチャネルトラ
ンジスタ59のゲートおよびインバータ49の入力端子
に接続されている。インバータ49の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ54のゲートに接続されている。容量
素子65の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
【0025】スイッチを構成する一組のPチャネルトラ
ンジスタ55およびNチャネルトランジスタ60は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子66の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子45(C3)はNチャネルトラ
ンジスタ60のゲートおよびインバータ50の入力端子
に接続されている。インバータ50の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ55のゲートに接続されている。容量
素子66の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
ンジスタ55およびNチャネルトランジスタ60は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子66の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子45(C3)はNチャネルトラ
ンジスタ60のゲートおよびインバータ50の入力端子
に接続されている。インバータ50の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ55のゲートに接続されている。容量
素子66の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
【0026】スイッチを構成する一組のPチャネルトラ
ンジスタ56およびNチャネルトランジスタ61は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子67の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子46(C4)はNチャネルトラ
ンジスタ61のゲートおよびインバータ51の入力端子
に接続されている。インバータ51の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ56のゲートに接続されている。容量
素子67の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
ンジスタ56およびNチャネルトランジスタ61は各々
のソース同士およびドレイン同士が接続されていて、ソ
ースは容量素子の入力端子40(IN)に接続され、ド
レインは容量素子67の一方の端子に接続されている。
容量切り替え用入力端子46(C4)はNチャネルトラ
ンジスタ61のゲートおよびインバータ51の入力端子
に接続されている。インバータ51の出力端子はPチャ
ネルトランジスタ56のゲートに接続されている。容量
素子67の他方の端子は出力端子41(OUT)に接続
されている。
【0027】次に容量素子24〜29(図1)の容量切
り替え動作について説明する。図2において、容量切り
替え用入力端子42(C0)〜46(C4)の各々に容
量切り替え用の制御信号を入力して、容量切り替え用入
力端子42(C0)〜46(C4)に接続されたスイッ
チを構成するPチャネルトランジスタおよびNチャネル
トランジスタの組を導通状態および非導通状態のいずれ
かにすることにより、導通状態となったスイッチに接続
された容量素子(63〜67)が容量素子62に並列に
接続されて、容量素子24〜29(図1)の容量値を変
更する。
り替え動作について説明する。図2において、容量切り
替え用入力端子42(C0)〜46(C4)の各々に容
量切り替え用の制御信号を入力して、容量切り替え用入
力端子42(C0)〜46(C4)に接続されたスイッ
チを構成するPチャネルトランジスタおよびNチャネル
トランジスタの組を導通状態および非導通状態のいずれ
かにすることにより、導通状態となったスイッチに接続
された容量素子(63〜67)が容量素子62に並列に
接続されて、容量素子24〜29(図1)の容量値を変
更する。
【0028】以上のように、この実施の形態1によるフ
ィルタを搭載した半導体集積回路は、フィルタ30を構
成する抵抗素子12〜17、容量素子24〜27および
オペアンプ6,7と、容量素子の容量値を変更する容量
値切り替え回路(図2)とを有するものである。
ィルタを搭載した半導体集積回路は、フィルタ30を構
成する抵抗素子12〜17、容量素子24〜27および
オペアンプ6,7と、容量素子の容量値を変更する容量
値切り替え回路(図2)とを有するものである。
【0029】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、容量値切り替え回路を用いてフィルタを構成する容
量素子の容量値を変更するように構成したので、カット
オフ周波数を調整することができる効果が得られる。
ば、容量値切り替え回路を用いてフィルタを構成する容
量素子の容量値を変更するように構成したので、カット
オフ周波数を調整することができる効果が得られる。
【0030】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による容量値切り替え回路(図2)のレイアウト
を示す図である。図3において、52〜56はPチャネ
ルトランジスタであり、57〜61はNチャネルトラン
ジスタである。62〜67は容量値切り替え用の容量素
子である。40は入力端子であり、41は出力端子であ
る。容量値切り替えるためのスイッチは、Pチャネルト
ランジスタ52〜56およびNチャネルトランジスタ5
7〜61によって構成される。
形態2による容量値切り替え回路(図2)のレイアウト
を示す図である。図3において、52〜56はPチャネ
ルトランジスタであり、57〜61はNチャネルトラン
ジスタである。62〜67は容量値切り替え用の容量素
子である。40は入力端子であり、41は出力端子であ
る。容量値切り替えるためのスイッチは、Pチャネルト
ランジスタ52〜56およびNチャネルトランジスタ5
7〜61によって構成される。
【0031】次に、容量素子62〜67の形状について
説明する。図3において、容量素子62〜67の入力側
は入力端子40(IN)(図2参照)に接続され、容量
素子62〜67の出力側は出力端子41(OUT)(図
2参照)に接続される。ここで、容量素子62〜67の
入力−出力間抵抗は所望のフィルタ特性のずれの原因と
なるので、容量素子62〜67の入力−出力間抵抗を低
減するために、容量素子62〜67の形状を長方形にす
る。例えば、MOS容量を容量素子62〜67に使用し
た場合、シート抵抗値は数百Ω程度である。なお、図3
において、長方形の形状を有する容量素子62〜67
は、図3の紙面に垂直な方向に沿って厚みを有する。
説明する。図3において、容量素子62〜67の入力側
は入力端子40(IN)(図2参照)に接続され、容量
素子62〜67の出力側は出力端子41(OUT)(図
2参照)に接続される。ここで、容量素子62〜67の
入力−出力間抵抗は所望のフィルタ特性のずれの原因と
なるので、容量素子62〜67の入力−出力間抵抗を低
減するために、容量素子62〜67の形状を長方形にす
る。例えば、MOS容量を容量素子62〜67に使用し
た場合、シート抵抗値は数百Ω程度である。なお、図3
において、長方形の形状を有する容量素子62〜67
は、図3の紙面に垂直な方向に沿って厚みを有する。
【0032】以上、この実施の形態2を、実施の形態1
の容量値切り替え回路(図2)のレイアウトとして説明
したが、この実施の形態2は後述する実施の形態3〜実
施の形態10の容量値切り替え回路のレイアウトであっ
てもよい。
の容量値切り替え回路(図2)のレイアウトとして説明
したが、この実施の形態2は後述する実施の形態3〜実
施の形態10の容量値切り替え回路のレイアウトであっ
てもよい。
【0033】以上のように、この実施の形態2によるフ
ィルタを搭載した半導体集積回路は、容量素子62〜6
7が長方形のレイアウトを有するものである。
ィルタを搭載した半導体集積回路は、容量素子62〜6
7が長方形のレイアウトを有するものである。
【0034】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、フィルタを構成する容量素子の形状を長方形にした
ので、容量素子の入力−出力間抵抗を低減して、フィル
タ特性のずれを防止できる効果が得られる。
ば、フィルタを構成する容量素子の形状を長方形にした
ので、容量素子の入力−出力間抵抗を低減して、フィル
タ特性のずれを防止できる効果が得られる。
【0035】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3によるフィルタ回路(図1)のレイアウトを示す
図である。図4において、6,7は差動オペアンプであ
り、8〜21は抵抗素子であり、22〜29は容量素子
である。差動オペアンプ6,7を中央付近に配置し、差
動オペアンプ6,7の周辺に抵抗素子8〜21を配置
し、抵抗素子8〜21の周辺に容量素子22〜29を配
置してフィルタ回路を構成する。
形態3によるフィルタ回路(図1)のレイアウトを示す
図である。図4において、6,7は差動オペアンプであ
り、8〜21は抵抗素子であり、22〜29は容量素子
である。差動オペアンプ6,7を中央付近に配置し、差
動オペアンプ6,7の周辺に抵抗素子8〜21を配置
し、抵抗素子8〜21の周辺に容量素子22〜29を配
置してフィルタ回路を構成する。
【0036】次に抵抗素子8〜21の配置について説明
する。図1のフィルタ回路は、2次フィルタ30および
2次フィルタ31、および、抵抗素子18〜21と容量
素子28、29で構成された1次フィルタを有してい
る。図4において、2次フィルタ30を構成する抵抗素
子10,12,14,16を互いに近傍に配置し、2次
フィルタ30を構成する抵抗素子11,13,15,1
7を互いに近傍に配置し、1次フィルタを構成する抵抗
素子18,20を互いに近傍に配置し、1次フィルタを
構成する抵抗素子19,21を互いに近傍に配置するこ
とにより、所望のフィルタ特性を得る。
する。図1のフィルタ回路は、2次フィルタ30および
2次フィルタ31、および、抵抗素子18〜21と容量
素子28、29で構成された1次フィルタを有してい
る。図4において、2次フィルタ30を構成する抵抗素
子10,12,14,16を互いに近傍に配置し、2次
フィルタ30を構成する抵抗素子11,13,15,1
7を互いに近傍に配置し、1次フィルタを構成する抵抗
素子18,20を互いに近傍に配置し、1次フィルタを
構成する抵抗素子19,21を互いに近傍に配置するこ
とにより、所望のフィルタ特性を得る。
【0037】これは、図1のフィルタ回路において、フ
ィルタ回路のQは抵抗素子の抵抗値と容量素子の容量値
との比で決まるので、フィルタを構成する抵抗素子を近
傍に配置することにより、差動オペアンプ、抵抗素子お
よび容量素子の間を接続するための配線素子を短くする
ことによって、配線素子に起因する抵抗値および容量値
をできるだけ少なくして、Qを所望の値にすることがで
きる。例えば、図1のフィルタ回路の2次フィルタ30
のQは、 Q=(C2/C1)0.5×R2/(R1×R4)0.5 (式3) で与えられる。
ィルタ回路のQは抵抗素子の抵抗値と容量素子の容量値
との比で決まるので、フィルタを構成する抵抗素子を近
傍に配置することにより、差動オペアンプ、抵抗素子お
よび容量素子の間を接続するための配線素子を短くする
ことによって、配線素子に起因する抵抗値および容量値
をできるだけ少なくして、Qを所望の値にすることがで
きる。例えば、図1のフィルタ回路の2次フィルタ30
のQは、 Q=(C2/C1)0.5×R2/(R1×R4)0.5 (式3) で与えられる。
【0038】以上この実施の形態3を実施の形態1のフ
ィルタ回路のレイアウトとして説明したが、この実施の
形態3は実施の形態2および後述する実施の形態4〜実
施の形態10のフィルタ回路のレイアウトであってもよ
い。
ィルタ回路のレイアウトとして説明したが、この実施の
形態3は実施の形態2および後述する実施の形態4〜実
施の形態10のフィルタ回路のレイアウトであってもよ
い。
【0039】以上のように、この実施の形態3によるフ
ィルタを搭載した半導体集積回路は、抵抗素子10〜2
1の配置をフィルタの特性を考慮した配置としたもので
ある。
ィルタを搭載した半導体集積回路は、抵抗素子10〜2
1の配置をフィルタの特性を考慮した配置としたもので
ある。
【0040】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、フィルタを構成する抵抗素子を近傍に配置すること
により、差動オペアンプ、抵抗素子および容量素子の間
を接続するための配線素子を短くすることによって、配
線素子に起因する抵抗値および容量値をできるだけ少な
くして、抵抗素子の抵抗値と容量素子の容量値との比で
決まるQを所望の値にすることができる効果が得られ
る。
ば、フィルタを構成する抵抗素子を近傍に配置すること
により、差動オペアンプ、抵抗素子および容量素子の間
を接続するための配線素子を短くすることによって、配
線素子に起因する抵抗値および容量値をできるだけ少な
くして、抵抗素子の抵抗値と容量素子の容量値との比で
決まるQを所望の値にすることができる効果が得られ
る。
【0041】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4によるオペアンプ用バイアス回路を示す図であ
る。図5において、80は出力端子であり、81は抵抗
素子であり、82,83は抵抗素子であり、84〜87
はPチャネルトランジスタであり、88〜90はNチャ
ネルトランジスタであり、91は容量素子である。93
は電源端子であり、94はGND端子である。
形態4によるオペアンプ用バイアス回路を示す図であ
る。図5において、80は出力端子であり、81は抵抗
素子であり、82,83は抵抗素子であり、84〜87
はPチャネルトランジスタであり、88〜90はNチャ
ネルトランジスタであり、91は容量素子である。93
は電源端子であり、94はGND端子である。
【0042】抵抗素子81の抵抗値を切り替えることよ
り、出力端子80(GBI)から出力される差動オペア
ンプ6,7用のバイアス電圧を調整することができる。
この図5に示すオペアンプ用バイアス回路は図1のフィ
ルタ回路を構成する差動オペアンプ6,7のGB積を調
整するための回路である。
り、出力端子80(GBI)から出力される差動オペア
ンプ6,7用のバイアス電圧を調整することができる。
この図5に示すオペアンプ用バイアス回路は図1のフィ
ルタ回路を構成する差動オペアンプ6,7のGB積を調
整するための回路である。
【0043】次に接続について説明する。抵抗素子82
の一方の端子は電源端子93に接続され、抵抗素子82
の他方の端子は抵抗素子83の一方の端子に接続されて
いる。抵抗素子83の他方の端子はGND端子94に接
続されている。Pチャネルトランジスタ84のドレイン
は電源端子93に接続され、Pチャネルトランジスタ8
4のソースはPチャネルトランジスタ86のドレインお
よび抵抗素子81の一方の端子に接続され、Pチャネル
トランジスタ84のゲートはPチャネルトランジスタ8
5のゲートおよびソースに接続されている。
の一方の端子は電源端子93に接続され、抵抗素子82
の他方の端子は抵抗素子83の一方の端子に接続されて
いる。抵抗素子83の他方の端子はGND端子94に接
続されている。Pチャネルトランジスタ84のドレイン
は電源端子93に接続され、Pチャネルトランジスタ8
4のソースはPチャネルトランジスタ86のドレインお
よび抵抗素子81の一方の端子に接続され、Pチャネル
トランジスタ84のゲートはPチャネルトランジスタ8
5のゲートおよびソースに接続されている。
【0044】Pチャネルトランジスタ86のソースはN
チャネルトランジスタ88のソースおよびゲートに接続
されている。Pチャネルトランジスタ86のゲートは抵
抗素子83の一方の端子に接続されている。Nチャネル
トランジスタ88のドレインはGND端子94に接続さ
れ、Nチャネルトランジスタ88のゲートはNチャネル
トランジスタ89のゲートに接続されている。
チャネルトランジスタ88のソースおよびゲートに接続
されている。Pチャネルトランジスタ86のゲートは抵
抗素子83の一方の端子に接続されている。Nチャネル
トランジスタ88のドレインはGND端子94に接続さ
れ、Nチャネルトランジスタ88のゲートはNチャネル
トランジスタ89のゲートに接続されている。
【0045】Pチャネルトランジスタ87のドレインは
抵抗素子81の他方の端子に接続され、Pチャネルトラ
ンジスタ87のソースはNチャネルトランジスタ89の
ソースおよび出力端子80(GBI)に接続され、Pチ
ャネルトランジスタ87のゲートは抵抗素子83の一方
の端子に接続されている。Nチャネルトランジスタ89
のドレインはGND端子94に接続されている。
抵抗素子81の他方の端子に接続され、Pチャネルトラ
ンジスタ87のソースはNチャネルトランジスタ89の
ソースおよび出力端子80(GBI)に接続され、Pチ
ャネルトランジスタ87のゲートは抵抗素子83の一方
の端子に接続されている。Nチャネルトランジスタ89
のドレインはGND端子94に接続されている。
【0046】Pチャネルトランジスタ85のドレインは
電源端子93に接続され、Pチャネルトランジスタ85
のソースはNチャネルトランジスタ90のソースに接続
されている。Pチャネルトランジスタ90のドレインは
GND端子94に接続され、Pチャネルトランジスタ9
0のゲートは出力端子80(GBI)に接続されてい
る。容量素子91の一方の端子は出力端子80(GB
I)に接続され、容量素子91の他方の端子はGND端
子94に接続されている。
電源端子93に接続され、Pチャネルトランジスタ85
のソースはNチャネルトランジスタ90のソースに接続
されている。Pチャネルトランジスタ90のドレインは
GND端子94に接続され、Pチャネルトランジスタ9
0のゲートは出力端子80(GBI)に接続されてい
る。容量素子91の一方の端子は出力端子80(GB
I)に接続され、容量素子91の他方の端子はGND端
子94に接続されている。
【0047】次に動作について説明する。実施の形態1
において、図1のフィルタ回路を構成する抵抗素子およ
び容量素子の製造ばらつきがあっても、容量素子の容量
値を変更することによりカットオフ周波数fcを調整す
るために、図5のオペアンプ用バイアス回路を使用す
る。
において、図1のフィルタ回路を構成する抵抗素子およ
び容量素子の製造ばらつきがあっても、容量素子の容量
値を変更することによりカットオフ周波数fcを調整す
るために、図5のオペアンプ用バイアス回路を使用す
る。
【0048】図1および図5において、カットオフ周波
数fc を調整するために容量素子の容量値を変更すると
同時に、図5の抵抗素子81の抵抗値を切り替えること
により、差動オペアンプ6,7のGB積を最適に調整す
る。
数fc を調整するために容量素子の容量値を変更すると
同時に、図5の抵抗素子81の抵抗値を切り替えること
により、差動オペアンプ6,7のGB積を最適に調整す
る。
【0049】具体的には、図1の差動オペアンプ6,7
のGB積を、1/(R×Cc)(R:抵抗素子81の抵
抗値、Cc:差動オペアンプ6,7に内蔵されている位
相補償容量(容量値は固定))に比例するように図5の
オペアンプ用バイアス回路を構成する。
のGB積を、1/(R×Cc)(R:抵抗素子81の抵
抗値、Cc:差動オペアンプ6,7に内蔵されている位
相補償容量(容量値は固定))に比例するように図5の
オペアンプ用バイアス回路を構成する。
【0050】以上のように、この実施の形態4によるフ
ィルタを搭載した半導体集積回路は、オペアンプのGB
積を変更するオペアンプ用バイアス回路(図5)をさら
に有するものである。
ィルタを搭載した半導体集積回路は、オペアンプのGB
積を変更するオペアンプ用バイアス回路(図5)をさら
に有するものである。
【0051】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、オペアンプ用バイアス回路を用いて差動オペアンプ
のGB積を最適に調整して、フィルタを構成する抵抗素
子および容量素子の製造ばらつきがあっても、容量素子
の容量値を変更することによりカットオフ周波数を調整
することができる効果が得られる。
ば、オペアンプ用バイアス回路を用いて差動オペアンプ
のGB積を最適に調整して、フィルタを構成する抵抗素
子および容量素子の製造ばらつきがあっても、容量素子
の容量値を変更することによりカットオフ周波数を調整
することができる効果が得られる。
【0052】実施の形態5.図6は、この発明の実施の
形態5による時定数検出回路を示す図である。図6にお
いて、100は入力端子であり、101は出力端子であ
り、102〜107は入力端子であり、108〜110
は抵抗素子であり、111〜113は容量素子であり、
114〜117はインバータであり、118〜124は
Pチャネルトランジスタであり、125〜130はNチ
ャネルトランジスタであり、131は電源端子であり、
132はGND端子であり、133は図2に示す容量値
切り替え回路であり、134はノードAである。容量値
切り替え回路133の容量値を順次切り替えることによ
り、容量値切り替え回路133と抵抗素子108の時定
数を判定して、出力端子101(CMPOUT)から出
力信号として出力する。図6に使用する容量値切り替え
回路133は図1のフィルタ回路を構成する容量素子と
同一回路である。
形態5による時定数検出回路を示す図である。図6にお
いて、100は入力端子であり、101は出力端子であ
り、102〜107は入力端子であり、108〜110
は抵抗素子であり、111〜113は容量素子であり、
114〜117はインバータであり、118〜124は
Pチャネルトランジスタであり、125〜130はNチ
ャネルトランジスタであり、131は電源端子であり、
132はGND端子であり、133は図2に示す容量値
切り替え回路であり、134はノードAである。容量値
切り替え回路133の容量値を順次切り替えることによ
り、容量値切り替え回路133と抵抗素子108の時定
数を判定して、出力端子101(CMPOUT)から出
力信号として出力する。図6に使用する容量値切り替え
回路133は図1のフィルタ回路を構成する容量素子と
同一回路である。
【0053】次に接続について説明する。抵抗素子10
8の一方の端子は電源端子131に接続され、抵抗素子
108の他方の端子はノードA134に接続されてい
る。ノードA134は容量値切り替え回路133の一方
の端子(図2の出力端子41(OUT))、Pチャネル
トランジスタ118のドレインに接続されている。容量
値切り替え回路133の他方の端子(図2の入力端子4
0(IN))はGND端子132に接続されている。
8の一方の端子は電源端子131に接続され、抵抗素子
108の他方の端子はノードA134に接続されてい
る。ノードA134は容量値切り替え回路133の一方
の端子(図2の出力端子41(OUT))、Pチャネル
トランジスタ118のドレインに接続されている。容量
値切り替え回路133の他方の端子(図2の入力端子4
0(IN))はGND端子132に接続されている。
【0054】Pチャネルトランジスタ118のソースは
GND端子132に接続され、Pチャネルトランジスタ
118のゲートは入力端子100(EDC)に接続され
ている。抵抗素子109の一方の端子は電源端子131
に接続され、抵抗素子109の他方の端子は抵抗素子1
10の一方の端子および容量素子111の一方の端子に
接続されている。抵抗素子110の他方の端子および容
量素子111の他方の端子はGND端子132に接続さ
れている。
GND端子132に接続され、Pチャネルトランジスタ
118のゲートは入力端子100(EDC)に接続され
ている。抵抗素子109の一方の端子は電源端子131
に接続され、抵抗素子109の他方の端子は抵抗素子1
10の一方の端子および容量素子111の一方の端子に
接続されている。抵抗素子110の他方の端子および容
量素子111の他方の端子はGND端子132に接続さ
れている。
【0055】Pチャネルトランジスタ119のソースお
よびNチャネルトランジスタ125のソースはノードA
134に接続されている。Pチャネルトランジスタ11
9のドレインおよびNチャネルトランジスタ125のド
レインは容量素子112の一方の端子に接続されてい
る。Pチャネルトランジスタ119のゲートは入力端子
102(CNI)に接続され、Nチャネルトランジスタ
125のゲートは入力端子103(CPI)に接続され
ている。
よびNチャネルトランジスタ125のソースはノードA
134に接続されている。Pチャネルトランジスタ11
9のドレインおよびNチャネルトランジスタ125のド
レインは容量素子112の一方の端子に接続されてい
る。Pチャネルトランジスタ119のゲートは入力端子
102(CNI)に接続され、Nチャネルトランジスタ
125のゲートは入力端子103(CPI)に接続され
ている。
【0056】Pチャネルトランジスタ120のソースお
よびNチャネルトランジスタ126のソースは抵抗素子
109の他方の端子に接続され、Pチャネルトランジス
タ120のドレインおよびNチャネルトランジスタ12
6のドレインは容量素子112の一方の端子に接続され
ている。Pチャネルトランジスタのゲートは入力端子1
04(RNI)に接続され、Nチャネルトランジスタの
ゲートは入力端子105(RPI)に接続されている。
よびNチャネルトランジスタ126のソースは抵抗素子
109の他方の端子に接続され、Pチャネルトランジス
タ120のドレインおよびNチャネルトランジスタ12
6のドレインは容量素子112の一方の端子に接続され
ている。Pチャネルトランジスタのゲートは入力端子1
04(RNI)に接続され、Nチャネルトランジスタの
ゲートは入力端子105(RPI)に接続されている。
【0057】Pチャネルトランジスタ121のソースお
よびNチャネルトランジスタ127のソースは容量素子
112の他方の端子に接続され、Pチャネルトランジス
タ121のドレインおよびNチャネルトランジスタ12
7のドレインは容量素子113の一方の端子に接続され
ている。Pチャネルトランジスタ121のゲートは入力
端子106(HNI)に接続され、Nチャネルトランジ
スタ127のゲートは入力端子107(HPI)に接続
されている。インバータ114の入力端子は容量素子1
12の他方の端子に接続され、インバータ114の出力
端子は容量素子113の一方の端子に接続されている。
よびNチャネルトランジスタ127のソースは容量素子
112の他方の端子に接続され、Pチャネルトランジス
タ121のドレインおよびNチャネルトランジスタ12
7のドレインは容量素子113の一方の端子に接続され
ている。Pチャネルトランジスタ121のゲートは入力
端子106(HNI)に接続され、Nチャネルトランジ
スタ127のゲートは入力端子107(HPI)に接続
されている。インバータ114の入力端子は容量素子1
12の他方の端子に接続され、インバータ114の出力
端子は容量素子113の一方の端子に接続されている。
【0058】Pチャネルトランジスタ122のソースお
よびNチャネルトランジスタ128のソースは容量素子
113の他方の端子に接続され、Pチャネルトランジス
タ122のドレインおよびNチャネルトランジスタ12
8のドレインはインバータ115の出力端子に接続され
ている。Pチャネルトランジスタ122のゲートは入力
端子106(HNI)に接続され、Nチャネルトランジ
スタ128のゲートは入力端子107(HPI)に接続
されている。インバータ115の入力端子は容量素子1
13の他方の端子に接続されている。
よびNチャネルトランジスタ128のソースは容量素子
113の他方の端子に接続され、Pチャネルトランジス
タ122のドレインおよびNチャネルトランジスタ12
8のドレインはインバータ115の出力端子に接続され
ている。Pチャネルトランジスタ122のゲートは入力
端子106(HNI)に接続され、Nチャネルトランジ
スタ128のゲートは入力端子107(HPI)に接続
されている。インバータ115の入力端子は容量素子1
13の他方の端子に接続されている。
【0059】Pチャネルトランジスタ123のソースお
よびNチャネルトランジスタ129のソースはインバー
タ115の出力端子に接続されている。Pチャネルトラ
ンジスタ123のドレインおよびNチャネルトランジス
タ129のドレインはインバータ116の入力端子に接
続されている。Pチャネルトランジスタ122のゲート
は入力端子102(CNI)に接続され、Nチャネルト
ランジスタ129のゲートは入力端子103(CPI)
に接続されている。
よびNチャネルトランジスタ129のソースはインバー
タ115の出力端子に接続されている。Pチャネルトラ
ンジスタ123のドレインおよびNチャネルトランジス
タ129のドレインはインバータ116の入力端子に接
続されている。Pチャネルトランジスタ122のゲート
は入力端子102(CNI)に接続され、Nチャネルト
ランジスタ129のゲートは入力端子103(CPI)
に接続されている。
【0060】Pチャネルトランジスタ124のソースお
よびNチャネルトランジスタ130のソースはインバー
タ116の入力端子に接続され、Pチャネルトランジス
タ124のドレインおよびNチャネルトランジスタ13
0のドレインは出力端子101(CMPOUT)に接続
されている。Pチャネルトランジスタ124のゲートは
入力端子103(CPI)に接続され、Nチャネルトラ
ンジスタ130のゲートは入力端子102(CNI)に
接続されている。インバータ117の入力端子はインバ
ータ116の出力端子に接続され、インバータ117の
出力端子は出力端子101(CMPOUT)に接続され
ている。
よびNチャネルトランジスタ130のソースはインバー
タ116の入力端子に接続され、Pチャネルトランジス
タ124のドレインおよびNチャネルトランジスタ13
0のドレインは出力端子101(CMPOUT)に接続
されている。Pチャネルトランジスタ124のゲートは
入力端子103(CPI)に接続され、Nチャネルトラ
ンジスタ130のゲートは入力端子102(CNI)に
接続されている。インバータ117の入力端子はインバ
ータ116の出力端子に接続され、インバータ117の
出力端子は出力端子101(CMPOUT)に接続され
ている。
【0061】次に動作について説明する。図6におい
て、容量値切り替え回路133の容量値の切り替えシー
ケンスは以下のとおりである。この場合、図2の容量素
子の容量値切り替え用端子は5端子あるので、時定数の
判定は5回行なう。容量値切り替え範囲をCmax〜Cmin
とする場合、1回目は容量切り替え範囲の中心容量値
(Cmax−Cmin)/2に設定して時定数の大小を判断
し、2回目は(Cmax−Cmin)/2とCmaxまたはCmin
との中心容量値に設定して時定数の大小を判断し、以下
これを5回まで行なう。ここで、設定される容量値は正
確に(Cmax−Cmin)/2の値である必要はなく、C
maxとCminとの間の適切な値であればよい。
て、容量値切り替え回路133の容量値の切り替えシー
ケンスは以下のとおりである。この場合、図2の容量素
子の容量値切り替え用端子は5端子あるので、時定数の
判定は5回行なう。容量値切り替え範囲をCmax〜Cmin
とする場合、1回目は容量切り替え範囲の中心容量値
(Cmax−Cmin)/2に設定して時定数の大小を判断
し、2回目は(Cmax−Cmin)/2とCmaxまたはCmin
との中心容量値に設定して時定数の大小を判断し、以下
これを5回まで行なう。ここで、設定される容量値は正
確に(Cmax−Cmin)/2の値である必要はなく、C
maxとCminとの間の適切な値であればよい。
【0062】図2の容量素子62〜67の容量値を、例
えば、容量素子62:5.5pF、容量素子63:0.
25pF、容量素子64:0.5pF、容量素子65:
1.0pF、容量素子66:2.0pF、容量素子6
7:3.0pFとする。
えば、容量素子62:5.5pF、容量素子63:0.
25pF、容量素子64:0.5pF、容量素子65:
1.0pF、容量素子66:2.0pF、容量素子6
7:3.0pFとする。
【0063】図6の時定数検出回路において、入力端子
106に入力される信号がH(入力端子107に入力さ
れる信号がL)でオフセットがキャンセルされ、入力端
子104に入力される信号がH(入力端子105に入力
される信号がL)で、比較する電圧(図6の抵抗素子1
09とPチャネルトランジスタ120の間の電圧)を図
6の容量素子112に充電し、入力端子102に入力さ
れる信号がH(入力端子103に入力される信号がL)
で比較動作が開始される。出力端子101から出力され
る信号は、ノードA134の電圧が容量素子112に充
電された比較する電圧(基準電圧)より高い場合には
H、ノードA134の電圧が容量素子112に充電され
た比較する電圧(基準電圧)より低い場合にはLとな
る。容量切り替え時は、入力端子102に入力される信
号がL(入力端子103に入力される信号がH)、入力
端子104に入力される信号がL(入力端子105に入
力される信号がH)、入力端子106に入力される信号
はL(入力端子107に入力される信号がH)となる。
106に入力される信号がH(入力端子107に入力さ
れる信号がL)でオフセットがキャンセルされ、入力端
子104に入力される信号がH(入力端子105に入力
される信号がL)で、比較する電圧(図6の抵抗素子1
09とPチャネルトランジスタ120の間の電圧)を図
6の容量素子112に充電し、入力端子102に入力さ
れる信号がH(入力端子103に入力される信号がL)
で比較動作が開始される。出力端子101から出力され
る信号は、ノードA134の電圧が容量素子112に充
電された比較する電圧(基準電圧)より高い場合には
H、ノードA134の電圧が容量素子112に充電され
た比較する電圧(基準電圧)より低い場合にはLとな
る。容量切り替え時は、入力端子102に入力される信
号がL(入力端子103に入力される信号がH)、入力
端子104に入力される信号がL(入力端子105に入
力される信号がH)、入力端子106に入力される信号
はL(入力端子107に入力される信号がH)となる。
【0064】1回目の判定で選択され容量素子を例えば
容量素子62と容量素子67(5.5pF+3.0pF
=8.5pF)とする。そして、ノードA134の電圧
と基準電圧を比較した結果、ノードA134の電圧が基
準電圧より低く出力端子101から出力され信号がLで
あるとする。
容量素子62と容量素子67(5.5pF+3.0pF
=8.5pF)とする。そして、ノードA134の電圧
と基準電圧を比較した結果、ノードA134の電圧が基
準電圧より低く出力端子101から出力され信号がLで
あるとする。
【0065】1回目の判定結果である出力端子101か
らの信号がLなので、2回目の判定で選択される容量素
子が、容量素子62と容量素子65(5.5pF+1.
0pF=6.5pF)となる。そして、ノードA134
の電圧と基準電圧を比較した結果、ノードA134の電
圧が基準電圧より高く出力端子101から出力され信号
がHであるとする。
らの信号がLなので、2回目の判定で選択される容量素
子が、容量素子62と容量素子65(5.5pF+1.
0pF=6.5pF)となる。そして、ノードA134
の電圧と基準電圧を比較した結果、ノードA134の電
圧が基準電圧より高く出力端子101から出力され信号
がHであるとする。
【0066】2回目の判定結果である出力端子101か
らの信号がHなので、3回目の判定で選択される容量素
子が、容量素子62と容量素子66(5.5pF+2.
0pF=7.5pF)となる。そして、ノードA134
の電圧と基準電圧を比較した結果、ノードA134の電
圧が基準電圧より低く出力端子101から出力され信号
がLであるとする。
らの信号がHなので、3回目の判定で選択される容量素
子が、容量素子62と容量素子66(5.5pF+2.
0pF=7.5pF)となる。そして、ノードA134
の電圧と基準電圧を比較した結果、ノードA134の電
圧が基準電圧より低く出力端子101から出力され信号
がLであるとする。
【0067】3回目の判定結果である出力端子101か
らの信号がLなので、4回目の判定で選択される容量素
子が、容量素子62、容量素子64および容量素子65
(5.5pF+0.5pF+1.0pF=7.0pF)
となる。そして、ノードA134の電圧と基準電圧を比
較した結果、ノードA134の電圧が基準電圧より高く
出力端子101から出力され信号がHであるとする。
らの信号がLなので、4回目の判定で選択される容量素
子が、容量素子62、容量素子64および容量素子65
(5.5pF+0.5pF+1.0pF=7.0pF)
となる。そして、ノードA134の電圧と基準電圧を比
較した結果、ノードA134の電圧が基準電圧より高く
出力端子101から出力され信号がHであるとする。
【0068】4回目の判定結果である出力端子101か
らの信号がHなので、5回目の判定で選択される容量素
子が、容量素子62、容量素子63、容量素子64およ
び容量素子65(5.5pF+0.5pF+1.0pF
+0.25pF=7.25pF)となる。
らの信号がHなので、5回目の判定で選択される容量素
子が、容量素子62、容量素子63、容量素子64およ
び容量素子65(5.5pF+0.5pF+1.0pF
+0.25pF=7.25pF)となる。
【0069】1回目〜5回目の判定は、図6の容量値切
り替え回路133内の選択された容量素子(図2)と図
6の抵抗素子108の時定数をもとに判断するので、図
6の容量値切り替え回路133内の選択された容量素子
の容量値は上述したように、変化して、最終的に7.2
5pFとなり、抵抗値のずれ分−10%を容量値を−1
0%に設定することにより補正している。
り替え回路133内の選択された容量素子(図2)と図
6の抵抗素子108の時定数をもとに判断するので、図
6の容量値切り替え回路133内の選択された容量素子
の容量値は上述したように、変化して、最終的に7.2
5pFとなり、抵抗値のずれ分−10%を容量値を−1
0%に設定することにより補正している。
【0070】5回の判定の各々の判定結果(大小判定結
果)として出力される出力端子101(CMPOUT)
の出力を、外部の論理回路(ヒューズなど)にて5回記
憶して、その記憶したコードを図1のフィルタ回路の容
量素子の容量値切り替えコードとして使用することによ
り、カットオフ周波数fcを調整することができる。
果)として出力される出力端子101(CMPOUT)
の出力を、外部の論理回路(ヒューズなど)にて5回記
憶して、その記憶したコードを図1のフィルタ回路の容
量素子の容量値切り替えコードとして使用することによ
り、カットオフ周波数fcを調整することができる。
【0071】以上のように、この実施の形態5によるフ
ィルタを搭載した半導体集積回路は、フィルタ30を構
成する抵抗素子12〜17、容量素子24〜27および
オペアンプ6,7と、容量素子の容量値を変更する容量
値切り替え回路(図2)と、容量素子および抵抗素子の
時定数を検出する時定数検出回路(図6)とを有し、検
出された時定数に基づいて容量素子の容量値を変更する
ものである。
ィルタを搭載した半導体集積回路は、フィルタ30を構
成する抵抗素子12〜17、容量素子24〜27および
オペアンプ6,7と、容量素子の容量値を変更する容量
値切り替え回路(図2)と、容量素子および抵抗素子の
時定数を検出する時定数検出回路(図6)とを有し、検
出された時定数に基づいて容量素子の容量値を変更する
ものである。
【0072】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、時定数検出回路を用いて時定数を検出するようにし
たので、カットオフ周波数のずれを容易に検出できる効
果が得られる。
ば、時定数検出回路を用いて時定数を検出するようにし
たので、カットオフ周波数のずれを容易に検出できる効
果が得られる。
【0073】実施の形態6.図6の時定数検出回路で検
出した時定数情報を図1のフィルタ回路の容量素子の容
量値切り替えコードおよび図5の抵抗素子81の抵抗値
切り替えコードに使用することにより、カットオフ周波
数fcと差動オペアンプのGB積を最適値に調整するこ
とができる。
出した時定数情報を図1のフィルタ回路の容量素子の容
量値切り替えコードおよび図5の抵抗素子81の抵抗値
切り替えコードに使用することにより、カットオフ周波
数fcと差動オペアンプのGB積を最適値に調整するこ
とができる。
【0074】以上のように、この実施の形態6によるフ
ィルタを搭載した半導体集積回路は、オペアンプのGB
積を変更するオペアンプ用バイアス回路(図5)をさら
に有し、検出された時定数に基づいてGB積を変更する
ものである。
ィルタを搭載した半導体集積回路は、オペアンプのGB
積を変更するオペアンプ用バイアス回路(図5)をさら
に有し、検出された時定数に基づいてGB積を変更する
ものである。
【0075】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、時定数検出回路を用いて時定数を検出するようにし
たので、カットオフ周波数のずれを容易に検出でき、検
出された時定数に応じて差動オペアンプのGB積を調整
することができる効果が得られる。
ば、時定数検出回路を用いて時定数を検出するようにし
たので、カットオフ周波数のずれを容易に検出でき、検
出された時定数に応じて差動オペアンプのGB積を調整
することができる効果が得られる。
【0076】実施の形態7.実施の形態5において図6
にて時定数を検出する場合、ノードAの寄生容量が時定
数の検出誤差となる。このため、極力寄生容量がつかな
いように容量値切り替え回路133の容量素子、Pチャ
ネルトランジスタ118,119、Nチャネルトランジ
スタ125および抵抗素子108の間の配線を短くし、
細くし、なおかつ、Pチャネルトランジスタ118,1
19、Nチャネルトランジスタ125のLサイズを細く
して、寄生容量を減らした。以上より、誤差の少ない時
定数検出回路を得ることができる。
にて時定数を検出する場合、ノードAの寄生容量が時定
数の検出誤差となる。このため、極力寄生容量がつかな
いように容量値切り替え回路133の容量素子、Pチャ
ネルトランジスタ118,119、Nチャネルトランジ
スタ125および抵抗素子108の間の配線を短くし、
細くし、なおかつ、Pチャネルトランジスタ118,1
19、Nチャネルトランジスタ125のLサイズを細く
して、寄生容量を減らした。以上より、誤差の少ない時
定数検出回路を得ることができる。
【0077】以上、この実施の形態7を実施の形態5の
時定数検出回路に適用するものとして説明したが、この
実施の形態7は後述する実施の形態9において時定数検
出回路に適用してもよい。
時定数検出回路に適用するものとして説明したが、この
実施の形態7は後述する実施の形態9において時定数検
出回路に適用してもよい。
【0078】以上のように、この実施の形態7によるフ
ィルタを搭載した半導体集積回路は、時定数検出回路の
寄生容量を低減するように時定数検出回路を構成する容
量素子111〜113、抵抗素子108〜110および
トランジスタ118〜130間の配線が行なわれ、トラ
ンジスタの寸法が設定されているものである。
ィルタを搭載した半導体集積回路は、時定数検出回路の
寄生容量を低減するように時定数検出回路を構成する容
量素子111〜113、抵抗素子108〜110および
トランジスタ118〜130間の配線が行なわれ、トラ
ンジスタの寸法が設定されているものである。
【0079】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、容量素子、トランジスタおよび抵抗素子間の配線を
短くし、細くし、なおかつ、トランジスタのLサイズを
細くして寄生容量を減らしたので、誤差の少ない時定数
検出回路を得ることができる効果が得られる。
ば、容量素子、トランジスタおよび抵抗素子間の配線を
短くし、細くし、なおかつ、トランジスタのLサイズを
細くして寄生容量を減らしたので、誤差の少ない時定数
検出回路を得ることができる効果が得られる。
【0080】実施の形態8.実施の形態6において、図
6にて時定数を検出する場合、ノードAの寄生容量が時
定数の検出誤差となる。このため、極力寄生容量がつか
ないように、容量値切り替え回路133の容量素子、P
チャネルトランジスタ118,119、Nチャネルトラ
ンジスタ125および抵抗素子108の間の配線を短く
し、なおかつ、Pチャネルトランジスタ118,11
9、Nチャネルトランジスタ125のLサイズを細くし
て、寄生容量を減らした。以上より、誤差の少ない時定
数検出回路を得ることができる。
6にて時定数を検出する場合、ノードAの寄生容量が時
定数の検出誤差となる。このため、極力寄生容量がつか
ないように、容量値切り替え回路133の容量素子、P
チャネルトランジスタ118,119、Nチャネルトラ
ンジスタ125および抵抗素子108の間の配線を短く
し、なおかつ、Pチャネルトランジスタ118,11
9、Nチャネルトランジスタ125のLサイズを細くし
て、寄生容量を減らした。以上より、誤差の少ない時定
数検出回路を得ることができる。
【0081】以上、この実施の形態8を実施の形態6の
時定数検出回路に適用するものとして説明したが、この
実施の形態8は後述する実施の形態10において時定数
検出回路に適用してもよい。
時定数検出回路に適用するものとして説明したが、この
実施の形態8は後述する実施の形態10において時定数
検出回路に適用してもよい。
【0082】以上のように、この実施の形態8によるフ
ィルタを搭載した半導体集積回路は、時定数検出回路の
寄生容量を低減するように時定数検出回路を構成する容
量素子111〜113、抵抗素子108〜110および
トランジスタ118〜130間の配線が行なわれ、トラ
ンジスタの寸法が設定されているものである。
ィルタを搭載した半導体集積回路は、時定数検出回路の
寄生容量を低減するように時定数検出回路を構成する容
量素子111〜113、抵抗素子108〜110および
トランジスタ118〜130間の配線が行なわれ、トラ
ンジスタの寸法が設定されているものである。
【0083】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、容量素子、トランジスタおよび抵抗素子間の配線を
短くし、細くし、なおかつ、トランジスタのLサイズを
細くして寄生容量を減らしたので、誤差の少ない時定数
検出回路を得ることができる効果が得られる。
ば、容量素子、トランジスタおよび抵抗素子間の配線を
短くし、細くし、なおかつ、トランジスタのLサイズを
細くして寄生容量を減らしたので、誤差の少ない時定数
検出回路を得ることができる効果が得られる。
【0084】実施の形態9.実施の形態5において、図
6にて検出した時定数検出情報をヒューズに記憶させ
る。これは、時定数検出を出荷前テストのみ実施してヒ
ューズに記憶させることにより、実使用時に時定数検出
およびカットオフ周波数fc 調整、フィルタ回路を構成
する差動オペアンプのGB積調整を実施する必要がな
く、実使用時の時定数検出にかかる時間を省略すること
ができる。
6にて検出した時定数検出情報をヒューズに記憶させ
る。これは、時定数検出を出荷前テストのみ実施してヒ
ューズに記憶させることにより、実使用時に時定数検出
およびカットオフ周波数fc 調整、フィルタ回路を構成
する差動オペアンプのGB積調整を実施する必要がな
く、実使用時の時定数検出にかかる時間を省略すること
ができる。
【0085】以上のように、この実施の形態9によるフ
ィルタを搭載した半導体集積回路は、時定数をヒューズ
に記憶させるものである。
ィルタを搭載した半導体集積回路は、時定数をヒューズ
に記憶させるものである。
【0086】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、時定数検出情報をヒューズに記憶させるようにした
ので、実使用時に時定数検出およびカットオフ周波数調
整、フィルタ回路を構成する差動オペアンプのGB積調
整を実施する必要がなく、実使用時の時定数検出にかか
る時間を省略することができる効果が得られる。
ば、時定数検出情報をヒューズに記憶させるようにした
ので、実使用時に時定数検出およびカットオフ周波数調
整、フィルタ回路を構成する差動オペアンプのGB積調
整を実施する必要がなく、実使用時の時定数検出にかか
る時間を省略することができる効果が得られる。
【0087】実施の形態10.実施の形態6において、
図6にて検出した時定数検出情報をヒューズに記憶させ
る。これは、時定数検出を出荷前テストのみ実施してヒ
ューズに記憶させることにより、実使用時に時定数検出
およびカットオフ周波数fc調整、フィルタ回路を構成
する差動オペアンプのGB積調整を実施する必要がな
く、実使用時の時定数検出にかかる時間を省略すること
ができる。
図6にて検出した時定数検出情報をヒューズに記憶させ
る。これは、時定数検出を出荷前テストのみ実施してヒ
ューズに記憶させることにより、実使用時に時定数検出
およびカットオフ周波数fc調整、フィルタ回路を構成
する差動オペアンプのGB積調整を実施する必要がな
く、実使用時の時定数検出にかかる時間を省略すること
ができる。
【0088】以上のように、この実施の形態10による
フィルタを搭載した半導体集積回路は、時定数をヒュー
ズに記憶させるものである。
フィルタを搭載した半導体集積回路は、時定数をヒュー
ズに記憶させるものである。
【0089】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、時定数検出情報をヒューズに記憶させるようにした
ので、実使用時に時定数検出およびカットオフ周波数調
整、フィルタ回路を構成する差動オペアンプのGB積調
整を実施する必要がなく、実使用時の時定数検出にかか
る時間を省略することができる効果が得られる。
ば、時定数検出情報をヒューズに記憶させるようにした
ので、実使用時に時定数検出およびカットオフ周波数調
整、フィルタ回路を構成する差動オペアンプのGB積調
整を実施する必要がなく、実使用時の時定数検出にかか
る時間を省略することができる効果が得られる。
【0090】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、容量
値切り替え回路を用いてフィルタを構成する容量素子の
容量値を変更するように構成し、かつ時定数検出回路を
用いて時定数を検出するようにしたので、カットオフ周
波数のずれを容易に検出してカットオフ周波数を調整す
ることができる効果がある。
値切り替え回路を用いてフィルタを構成する容量素子の
容量値を変更するように構成し、かつ時定数検出回路を
用いて時定数を検出するようにしたので、カットオフ周
波数のずれを容易に検出してカットオフ周波数を調整す
ることができる効果がある。
【0091】この発明によれば、時定数検出回路を用い
て時定数を検出するようにしたので、カットオフ周波数
のずれを容易に検出でき、検出された時定数に応じて差
動オペアンプのGB積を最適に調整して、フィルタを構
成する抵抗素子および容量素子の製造ばらつきがあって
も、容量素子の容量値を変更することによりカットオフ
周波数を調整することができる効果がある。
て時定数を検出するようにしたので、カットオフ周波数
のずれを容易に検出でき、検出された時定数に応じて差
動オペアンプのGB積を最適に調整して、フィルタを構
成する抵抗素子および容量素子の製造ばらつきがあって
も、容量素子の容量値を変更することによりカットオフ
周波数を調整することができる効果がある。
【0092】この発明によれば、時定数検出情報をヒュ
ーズに記憶させるようにしたので、実使用時に時定数検
出およびカットオフ周波数調整、フィルタ回路を構成す
る差動オペアンプのGB積調整を実施する必要がなく、
実使用時の時定数検出にかかる時間を省略することがで
きる効果がある。
ーズに記憶させるようにしたので、実使用時に時定数検
出およびカットオフ周波数調整、フィルタ回路を構成す
る差動オペアンプのGB積調整を実施する必要がなく、
実使用時の時定数検出にかかる時間を省略することがで
きる効果がある。
【0093】この発明によれば、フィルタを構成する容
量素子の形状を長方形にしたので、容量素子の入力−出
力間抵抗を低減して、フィルタ特性のずれを防止できる
効果がある。
量素子の形状を長方形にしたので、容量素子の入力−出
力間抵抗を低減して、フィルタ特性のずれを防止できる
効果がある。
【0094】この発明によれば、フィルタを構成する抵
抗素子を近傍に配置することにより、差動オペアンプ、
抵抗素子および容量素子の間を接続するための配線素子
を短くすることによって、配線素子に起因する抵抗値お
よび容量値をできるだけ少なくして、抵抗素子の抵抗値
と容量素子の容量値との比で決まるQを所望の値にする
ことができる効果がある。
抗素子を近傍に配置することにより、差動オペアンプ、
抵抗素子および容量素子の間を接続するための配線素子
を短くすることによって、配線素子に起因する抵抗値お
よび容量値をできるだけ少なくして、抵抗素子の抵抗値
と容量素子の容量値との比で決まるQを所望の値にする
ことができる効果がある。
【0095】この発明によれば、容量素子、トランジス
タおよび抵抗素子間の配線を短くし、細くし、なおか
つ、トランジスタのLサイズを細くして寄生容量を減ら
したので、誤差の少ない時定数検出回路を得ることがで
きる効果がある。
タおよび抵抗素子間の配線を短くし、細くし、なおか
つ、トランジスタのLサイズを細くして寄生容量を減ら
したので、誤差の少ない時定数検出回路を得ることがで
きる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による5次バタワー
ス差動フィルタ回路を示す図である。
ス差動フィルタ回路を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による容量値を変更
するための容量値切り替え回路を示す図である。
するための容量値切り替え回路を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による容量値切り替
え回路のレイアウトを示す図である。
え回路のレイアウトを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるフィルタ回路
のレイアウトを示す図である。
のレイアウトを示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるオペアンプ用
バイアス回路を示す図である。
バイアス回路を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による時定数検出回
路を示す図である。
路を示す図である。
【図7】 従来のフィルタを搭載した半導体集積回路を
示す図である。
示す図である。
1,2 入力端子、3,4 出力端子、5 入力端子、
6,7 差動オペアンプ、8〜21 抵抗素子、22〜
29 容量素子、30,31 2次フィルタ、40 入
力端子、41 出力端子、42〜46 容量切り替え用
入力端子、47〜51 インバータ、52〜56 Pチ
ャネルトランジスタ、57〜61 Nチャネルトランジ
スタ、62〜67 容量素子、80 出力端子、81〜
83 抵抗素子、84〜87 Pチャネルトランジス
タ、88,89 Nチャネルトランジスタ、90 Nチ
ャネルトランジスタ、91 容量素子、93 電源端
子、94 GND端子、100 入力端子、101 出
力端子、102〜107 入力端子、108〜110
抵抗素子、111〜113 容量素子、114〜117
インバータ、118〜124 Pチャネルトランジス
タ、125〜130 Nチャネルトランジスタ、131
電源端子、132 GND端子、133 容量値切り
替え回路、134 ノードA、201 差動オペアン
プ、202,203抵抗素子、204 容量素子。
6,7 差動オペアンプ、8〜21 抵抗素子、22〜
29 容量素子、30,31 2次フィルタ、40 入
力端子、41 出力端子、42〜46 容量切り替え用
入力端子、47〜51 インバータ、52〜56 Pチ
ャネルトランジスタ、57〜61 Nチャネルトランジ
スタ、62〜67 容量素子、80 出力端子、81〜
83 抵抗素子、84〜87 Pチャネルトランジス
タ、88,89 Nチャネルトランジスタ、90 Nチ
ャネルトランジスタ、91 容量素子、93 電源端
子、94 GND端子、100 入力端子、101 出
力端子、102〜107 入力端子、108〜110
抵抗素子、111〜113 容量素子、114〜117
インバータ、118〜124 Pチャネルトランジス
タ、125〜130 Nチャネルトランジスタ、131
電源端子、132 GND端子、133 容量値切り
替え回路、134 ノードA、201 差動オペアン
プ、202,203抵抗素子、204 容量素子。
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フロントページの続き
Fターム(参考) 5F038 AC20 AV10 AV15 DF01 DF17
EZ08 EZ20
5J098 AA03 AA11 AA15 AB02 AB03
AB11 AB32 AC02 AC18 AD18
Claims (10)
- 【請求項1】 フィルタを構成する抵抗素子、容量素子
およびオペアンプと、 上記容量素子の容量値を変更する容量値切り替え回路
と、 上記容量素子および上記抵抗素子の時定数を検出する時
定数検出回路とを有し、 検出された上記時定数に基づいて上記容量素子の上記容
量値を変更することを特徴とするフィルタを搭載した半
導体集積回路。 - 【請求項2】 オペアンプのGB積を変更するオペアン
プ用バイアス回路をさらに有し、 検出された時定数に基づいて上記GB積を変更すること
を特徴とする請求項1記載のフィルタを搭載した半導体
集積回路。 - 【請求項3】 時定数をヒューズに記憶させることを特
徴とする請求項1記載のフィルタを搭載した半導体集積
回路。 - 【請求項4】 時定数をヒューズに記憶させることを特
徴とする請求項2記載のフィルタを搭載した半導体集積
回路。 - 【請求項5】 容量素子が長方形のレイアウトを有する
ことを特徴とする請求項3記載のフィルタを搭載した半
導体集積回路。 - 【請求項6】 容量素子が長方形のレイアウトを有する
ことを特徴とする請求項4記載のフィルタを搭載した半
導体集積回路。 - 【請求項7】 抵抗素子の配置をフィルタの特性を考慮
した配置としたことを特徴とする請求項3記載のフィル
タを搭載した半導体集積回路。 - 【請求項8】 抵抗素子の配置をフィルタの特性を考慮
した配置としたことを特徴とする請求項4記載のフィル
タを搭載した半導体集積回路。 - 【請求項9】 時定数検出回路の寄生容量を低減するよ
うに上記時定数検出回路を構成する容量素子、抵抗素子
およびトランジスタ間の配線が行なわれ、上記トランジ
スタの寸法が設定されていることを特徴とする請求項3
記載のフィルタを搭載した半導体集積回路。 - 【請求項10】 時定数検出回路の寄生容量を低減する
ように上記時定数検出回路を構成する容量素子、抵抗素
子およびトランジスタ間の配線が行なわれ、上記トラン
ジスタの寸法が設定されていることを特徴とする請求項
4記載のフィルタを搭載した半導体集積回路。
Priority Applications (4)
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JP2002060818A JP2003258604A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | フィルタを搭載した半導体集積回路 |
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DE10251093A DE10251093A1 (de) | 2002-03-06 | 2002-11-04 | Mit Filter ausgestattete integrierte Halbleiterschaltung |
KR10-2002-0068031A KR100486989B1 (ko) | 2002-03-06 | 2002-11-05 | 필터를 탑재한 반도체 집적 회로 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002060818A JP2003258604A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | フィルタを搭載した半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003258604A true JP2003258604A (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=27784819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002060818A Pending JP2003258604A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | フィルタを搭載した半導体集積回路 |
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JP (1) | JP2003258604A (ja) |
KR (1) | KR100486989B1 (ja) |
DE (1) | DE10251093A1 (ja) |
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JP2008177958A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Fujitsu Ltd | 半導体集積回路 |
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JP4159935B2 (ja) * | 2003-03-25 | 2008-10-01 | 三菱電機株式会社 | オフセット補償回路と、それを用いたオフセット補償機能付駆動回路および液晶表示装置 |
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GB2424806A (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-04 | Renesas Tech Corp | Calibration of string of filters and amplifiers in QAM receiver whose delay is tested against target to decide adjustment of filter capacitance |
DE102006005778A1 (de) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Atmel Germany Gmbh | Verfahren und Schaltung zum Ableichen eines RC-Gliedes |
KR100787172B1 (ko) * | 2006-12-01 | 2007-12-21 | (주)카이로넷 | 이진 검색 알고리즘을 이용한 필터 튜닝 시스템 및 필터튜닝 방법 |
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US9729126B2 (en) * | 2015-10-28 | 2017-08-08 | Futurewei Technologies, Inc. | Method and implementation for accurate gain-bandwidth product tuning |
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---|---|---|---|---|
EP0191529B1 (en) | 1985-02-13 | 1991-11-27 | Philips Electronics Uk Limited | Electrical filter |
JPS6351664A (ja) | 1986-08-21 | 1988-03-04 | Sony Corp | 半導体装置の製造方法 |
IT1208875B (it) | 1987-04-17 | 1989-07-10 | Cselt Centro Studi Lab Telecom | Circuito per il controllo automatico del prodotto guadagno banda di amplificatori operazionali |
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US6424209B1 (en) * | 2000-02-18 | 2002-07-23 | Lattice Semiconductor Corporation | Integrated programmable continuous time filter with programmable capacitor arrays |
JP4861566B2 (ja) * | 2001-05-08 | 2012-01-25 | 富士通セミコンダクター株式会社 | スイッチド・キャパシタ・フィルタ回路 |
US6452443B1 (en) * | 2001-08-08 | 2002-09-17 | Young Chang Company Limited | Stable, low-noise bimodal audio filter circuit |
DE10156027B4 (de) * | 2001-11-15 | 2012-02-09 | Globalfoundries Inc. | Abgleichbare Filterschaltung |
-
2002
- 2002-03-06 JP JP2002060818A patent/JP2003258604A/ja active Pending
- 2002-08-13 US US10/216,728 patent/US6670846B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-11-04 DE DE10251093A patent/DE10251093A1/de not_active Withdrawn
- 2002-11-05 KR KR10-2002-0068031A patent/KR100486989B1/ko not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
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KR20030074090A (ko) | 2003-09-19 |
KR100486989B1 (ko) | 2005-05-03 |
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