JP2003248149A - 光コネクタのソケット - Google Patents
光コネクタのソケットInfo
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Abstract
る。 【構成】 プラグ100が挿入される挿入穴部220
と、挿入穴部220の入口側にヒンジ構造によって取り
付けられ、挿入穴部220を略閉塞するためのシャッタ
部210と、シャッタ部210を入口側へ付勢する弾性
体部230とを備え、挿入穴部は、シャッタ部210を
格納するスペース225を有し、前記シャッタ部210
の前面には、前記軸部240の軸芯に対して直交方向に
細長く延びる凹部212が設けられ、前記プラグ100
を挿入穴部220に挿入する際に、前記シャッタ部21
0は、プラグ100のプラグ先端部150によって押圧
されて挿入穴部220の内側へ入り込み、接続完了する
とスペース225に格納される。
Description
TV、STB(セットトップボックス:衛星放送のアダ
プタ装置)、CD、MD、アンプ等のデジタル信号を出
力または/および入力する装置に設けられている光コネ
クタのソケットであって、特に、角型の光コネクタのプ
ラグと接続する光コネクタのソケットに関する。
ケット」とも呼ぶ。)は、このソケットの挿入穴部に、
光コネクタのプラグが挿入されていないときに、埃等が
入り込むと、挿入穴部の奥側に設置されている光素子が
汚れる等して、光伝達効率が落ちて、所定の光信号伝達
ができなくなるおそれがある。そのため、従来の光コネ
クタのソケットの場合には、一般的に、挿入穴部の内部
構造に略等しい形状を有したキャップが別途準備されて
いて、プラグが挿入されていないときに、挿入穴部に嵌
め込まれることによって、埃等の侵入を防いでいる(例
えば、特許文献1参照)。
図3)
ャップは、ソケットとは分離したものであるため、使用
時にキャップをはずした後に紛失し易い。紛失して、そ
のままにしておくと、上述したように、光素子が汚れる
等して、所定の光信号伝達ができなくなるおそれが高く
なる。つまり誤動作する場合があり、光コネクタのソケ
ットの信頼性が低くなっていた。
ットの信頼性を高く維持することのできる光コネクタの
ソケットを提供することにある。より具体的には、埃等
の侵入を防止する手段を提供することにある。また、併
せて、光コネクタのソケットが設けられた装置の消費電
力の低減を図ることのできる光コネクタのソケットを提
供することにある。
に、本発明の請求項1に係る光コネクタのソケットは、
光コネクタのプラグと接続する光コネクタのソケットで
あって、前記プラグが挿入される挿入穴部と、この挿入
穴部の入口側に軸部を有するヒンジ構造によって取り付
けられ、この挿入穴部を略閉塞するためのシャッタ部
と、このシャッタ部を前記入口側へ付勢する弾性体部と
を備えており、前記挿入穴部は、前記シャッタ部を格納
するスペースを有し、前記シャッタ部の前面には、前記
軸部の軸芯に対して直交方向に細長く延びる凹部が設け
られ、前記プラグを挿入穴部に挿入する際に、前記シャ
ッタ部は、プラグのプラグ先端部によって押圧されて挿
入穴部の内側へ入り込み、接続完了するとスペースに格
納されるようになっている。
タのソケットは、信頼性を低下させる埃等の侵入を適切
に防止することができる。また、埃等よけのキャップを
抜き差しする手間もなく、キャップを紛失して埃等の侵
入を許す心配もない。
のソケットは、前記シャッタ部は、前記スペースに格納
された状態で、プラグの側面側を保持するようになって
いるので、挿入後のプラグの保持力をシャッタ部がプラ
グの保持に寄与することで補い、一般的なEIAJ規格
のソケットの場合に比較的近い保持力によって保持され
ていることとなる。
のソケットにおける凹部は、プラグが挿入された状態で
プラグの係合凸部の一方の凸部が嵌まり込むようになっ
ている。
ケットに接続された状態でのプラグの位置決めを確実に
する。
タのソケットは、DVD、TV、STB(セットトップ
ボックス)、CD、MD、アンプ等のデジタルオーディ
オ機器に設けられることで特に有益に機能する。
に係る光コネクタのソケットを図1〜図6を参照しつつ
説明する。尚、この本発明の第1の実施の形態に係る光
コネクタのソケットは、本発明の請求項1に係る光コネ
クタのソケットの実施の形態を示すものである。
コネクタのソケットを示す一部透視した図であって、同
図(A)は正面図、同図(B)は側面図、同図(C)は
断面図、同図(D)は底面図、図2は本発明の第1の実
施の形態に係る光コネクタのソケットに用いられるハウ
ジング部を示す図であって、同図(A)は正面図、同図
(B)は側面図、同図(C)は断面図、同図(D)は底
面図、図3は本発明の第1の実施の形態に係る光コネク
タのソケットに用いられるシャッタ部を示す図であっ
て、同図(A)は背面図、同図(B)は同図(A)のA
−A線での断面図、同図(C)は側面図、同図(D)は
正面図、図4は本発明の第1の実施の形態に係る光コネ
クタのソケットに用いられる弾性体部と軸部とを示す図
であって、同図(A)は弾性体部の正面図、同図(B)
は弾性体部の側面図、同図(C)は軸部の正面図であ
る。
係る光コネクタのソケットに、EIAJ規格の角型プラ
グを挿入したときの状態を説明する側面視概略的説明図
であって、同図(A)は挿入直前の状態図、同図(B)
〜同図(D)は挿入途中の状態図、同図(E)は挿入完
了時の状態図、図6は本発明のすべての実施の形態に係
る光コネクタのソケットに接続させるEIAJ規格の角
型プラグを示す図であって、同図(A)は正面図、同図
(B)は一部破断した側面図である。
タのソケット200は、図6に示されるようなEIAJ
規格の角型プラグ100と接続するものである。
端部側に設けられており、略直方体状のプラグ本体部1
20と、このプラグ本体部120の先端側に突設された
係合凸部150とからなる。
ベースの下側をカットしたような略六角形状(以下、こ
の形状を「正面視略六角形状」と略す。)をしており、
全体が後述のソケット200等の挿入穴部220等に係
合される部分である。この係合凸部150は、プラグ本
体部120側の部分であり、その先端側に凹を有する係
合凸部本体151と、この係合凸部本体151の先端側
であって、前記凹の中心部分に突設され、後述のソケッ
ト200等のプラグ先端保持部229等(または突出部
900)と係合するプラグ先端部159とを有してい
る。前記凹内のプラグ先端部159の周囲は凹部152
となっている。
をしており、その両側面に、後述のソケット200等の
挿入穴部220等のプラグガイド用凹部221、221
と係合する挿入ガイド用凸部151a、151aが突設
されている。係合凸部本体151は、その上下面に、位
置決め用凸部151b、151bが突設されている。係
合凸部本体151は、下面側に、正面視略六角形状の2
つの斜辺部分の斜辺面151c、151cを有してい
る。係合凸部本体151は、その先端面にテーパ151
tが設けられている。
り、光ファイバ110の先端側部分の外周を保護樹脂部
159aで覆った部分である。この保護樹脂部159a
の先端には、テーパ159tが設けられている。尚、保
護樹脂部159aは、係合凸部本体151の延設部分で
ある。つまり、係合凸部本体151も樹脂製である。
タのソケット200は、図1に示されるように、プラグ
100が挿入される挿入穴部220を有したハウジング
部205と、この挿入穴部220の入口側にヒンジ構造
によって取り付けられ、この挿入穴部220を略閉塞す
るためのシャッタ部210と、このシャッタ部210を
前記入口側へ付勢する弾性体部230と、このシャッタ
部210と弾性体部230とを支え、前記ヒンジ構造の
ための部材となっている軸部240と、挿入穴部220
の奥側に設けられる光素子290とを備えている。
うに、略直方体であり、その正面下部側に、挿入穴部2
20が開口されている。その挿入穴部220の奥側に、
光素子290が設置される素子部屋部250が設けられ
ている。この挿入穴部220と素子部屋部250とを連
通するように、プラグ先端保持部229としての開口が
設けられている。ハウジング部205は、その上部側
に、固定用透孔280が設けられている。
おり、プラグ100の係合凸部150(ただし、プラグ
先端保持部229に嵌まり込むプラグ先端部159の先
端側部分を除く。)を挿入する空間220Hと、この空
間220Hに延設した、シャッタ部210を水平格納可
能なスペース225とを有している。挿入穴部220の
入口開口面の正面形状は、図2(A)等に示されるよう
に、その下部側の形状が係合凸部150の正面外形形状
であり、この下部側の形状を、後述のシャッタ部210
の上部側形状分延設した形状となっている。
のシャッタ部210の高さ方向寸法よりも若干大きい程
度である。また、挿入穴部220の奥行き方向寸法は、
挿入穴部220に挿入されたプラグ100の係合凸部1
50の先端面が、プラグ先端保持部229の開口を経由
して、光素子290の前面から所定の微小寸法手前の位
置に配置されうる寸法である。
びそれに連なる底面の形状が、プラグ100の係合凸部
150を水平に挿入することができるように形成されて
いる。よって、挿入穴部220の両側面には、係合凸部
150の挿入ガイド用凸部151a、151aと係合す
るプラグガイド用凹部221、221が設けられてい
る。また、係合凸部150の斜辺面151c、151c
に対応する部分として、挿入穴部220の下部側両側面
に、傾斜面部222、222が設けられている。更に、
挿入穴部220の底面には、下側の位置決め用凸部15
1bが挿入される位置決め用透孔223が設けられてい
る。
10の係止用凸部211aの通過と係止(この係止と
は、シャッタ部210が垂直状態よりも前面側に回動さ
せないがための係止をいう。)のため、貫通している長
孔222aが形成されている。
211aが入り込む寸法である。また、その長手方向寸
法は、挿入穴部220の入口側にヒンジ構造によって取
り付けられたシャッタ部210が、挿入穴部220の奥
側に回動させられたときに、係止用凸部211aが挿入
穴部220の内面に引っ掛からないような長さに形成さ
れている。長孔222aの前面側の端部の位置は、シャ
ッタ部210が、挿入穴部220の入口側を略閉塞した
状態、つまり、シャッタ部210が垂直状態となってい
る状態において、係止用凸部211aが配置されている
所である。よって、シャッタ部210の下部側は、垂直
状態よりも前方に回動しない。
は、軸部240の両端部分を支えるための透孔226、
226が開口されている。
口に嵌まり込むことが可能(もちろん入口から奥側にも
嵌まり込むことが可能)な、正面視略六角形状に形成さ
れている。この正面視形状は、挿入穴部220の入口開
口面の形状から、プラグガイド用凹部221、221の
形状部分を取り除いた形状に、係止用凸部211a、2
11aを突設した形状となっている。
れ、挿入穴部220の傾斜面部222、222に対応す
る斜辺面211、211に突設されている。シャッタ部
210の正面側には、図3(D)に示されるように、プ
ラグ100の挿入時にプラグ100のプラグ先端部15
9が接触する部分である。この凹部212にプラグ10
0のプラグ先端部159が接触すると、プラグ100の
挿入の際に、プラグ先端部159が凹部212の外側に
移動しようとすることを阻止するので、この凹部212
は、プラグ先端部159を確実に挿入穴部220の内部
に案内するという役割を有している。また、プラグ10
0の係合凸部150の一方の凸部151bが嵌まり込む
ようにして位置決めを兼ねる構成としてもよい。
(B)に示されるように、軸部240を保持するための
透孔214を有した突出部213が設けられている。突
出部213の中央部分には、図3(A)に示されるよう
に、後述の弾性体部230の本体部230aが挿入され
る凹部215が形成されている。
(B)に示されるように、ねじりコイルバネである。弾
性体部230は、コイル状のバネ本体部230aと、こ
のバネ本体部230aの一端から延設された逆L字状延
設部230bと、バネ本体部230aの他端から延設さ
れた棒状延設部230cとを有している。バネ本体部2
30aの透孔230a1 には、軸部240が嵌め込まれ
るようになっている。逆L字状延設部230bと棒状延
設部230cとの角度は、シャッタ部210に付勢力を
与えることができるように、少なくとも90°以上とさ
れている。
に、円柱状の棒である。軸部240の長さ寸法は、シャ
ッタ部210の横幅寸法よりも大きく、且つ、挿入穴部
220の両側面に設けられている透孔226の両端間寸
法程度である。軸部240の太さは、シャッタ部210
の透孔214に係合可能な大きさである。
例えば、次のようにして組み立てられる。尚、この組み
立てには、図示しない組み立て専用棒と専用治具とを使
用する。組み立て専用棒は、軸部240と同様の形状の
棒であって、その長さ寸法が、シャッタ部210の横幅
寸法と同じまたは若干短いものである。専用治具は、シ
ャッタ部210を挿入穴部220内にて水平セット可能
とするためのものであって、側面視略L字状のシャッタ
部210搭載台と、この搭載台から延設している把手と
を有したものである。搭載台の大きさは、もちろん挿入
穴部220の大きさよりも小さい。
弾性体部230をセットしつつ、前記組み立て用専用棒
を、シャッタ部210の両端からはみ出さないように、
透孔214と透孔230a1 とに挿入しておく。この状
態のシャッタ部210を、その表側を下側にして、水平
状態とした上で、前記専用治具に載置する。
治具を挿入穴部220に挿入する。その際、シャッタ部
210の背面に保持されている弾性体部230は、その
両端ともに挿入穴部220内に納めるように押し曲げつ
つ、挿入穴部220の上部側のスペース225に挿入さ
れる。この状態において、シャッタ部210は、組み立
て後に回動されて水平となったときと同じ状態にされて
いる。
ウジング部205の透孔226に挿入する。これによ
り、前記組み立て用専用棒の代わりに、軸部240が所
定の組み立て後の位置に納まる。専用治具を挿入穴部2
20から抜き取り、その後に、ハウジング部205の素
子部屋部250に光素子290を設置すると、ソケット
200の組み立てが完了する。
よび図5等を参照しつつ説明する。ソケット200は、
プラグ100を挿入していない状態では、シャッタ部2
10が弾性体部230によって挿入穴部220の入口側
に付勢されているため、挿入穴部220の入口側がシャ
ッタ部210によって略閉塞されている〔図1および図
5(A)の状態〕。
0を挿入穴部220内に、前記付勢力以上の力で、挿入
し始めると、プラグ100のプラグ先端部159にシャ
ッタ部210の前面(おもての面)が押されて、軸部2
40を回動中心として回動し、シャッタ部210は、そ
の先端側が挿入穴部220内部に入り込んでくる。な
お、プラグ100のプラグ先端部159をシャッタ部2
10の前面に接触させると、プラグ先端部159はシャ
ッタ部200の凹部212の内側に接触することにな
り、プラグ先端部159が凹部212の外側に出ようと
することを阻止する。このため、プラグ先端部159
は、確実に挿入穴部220の内部に案内されることにな
る。
押し進めると、プラグ100の係合凸部本体151の下
側の端部が、挿入穴部220の入口側底面に摺接し、一
方、プラグ100の係合凸部本体151の上側の端部が
シャッタ部210の前面に当接するようになる〔図5
(C)の状態〕。ここまでの、シャッタ部210の回動
と前記係合凸部本体151の下側の端部の挿入穴部22
0の入口側底面への摺接開始とは、プラグ100のテー
パ151t、159tによって、滑らかにされる。
押し進めると、図5(D)に示されるように、シャッタ
部210は、挿入穴部220のスペース225において
水平状態に格納される。更に、プラグ100を挿入穴部
220内に圧入ぎみに押し進め、係合凸部本体151の
基端部まで、挿入穴部220内に挿入完了すると、図5
(E)に示される状態となる。
プラグ先端保持部229に保持されている。このプラグ
先端部159の先端面は、光素子290(図5では図示
省略しているので、図1参照)の前面の所定微小距離手
前に配置されていることとなる。また、係合凸部本体1
51は、挿入穴部220の両側面から底面にかけての面
と、シャッタ部210の前面(尚、付勢力も付加されて
いる。)とによって保持されていることとなる。
位置決め用凸部151b、151b(図6参照)の内、
下側の位置決め用凸部151bは、位置決め用透孔22
3に挿入されており、一方、上側の位置決め用凸部15
1bは、シャッタ部210の凹部212に挿入されてい
る。これらによって、プラグ100は、一般的なEIA
J規格のソケットの場合に比較的近い保持力によって保
持されていることとなる。
抜く場合には、図5の状態が全く逆となるだけである。
尚、シャッタ部210は、弾性体部230による付勢力
によって、挿入穴部220の入口側に自動復帰する。
00は、このソケット200を取り付ける装置のキャビ
ネットにその殆どの部分が覆われ、表側に露出するの
は、挿入穴部220付近のみとなっている。したがっ
て、ソケット200の光素子290の前面側を汚す原因
となる埃等の主たる侵入ルートとしては、挿入穴部22
0の入口側だけであり、その入口側は、その侵入を阻止
すべく設けられているシャッタ部210によってガード
されていることとなる。
タのソケット200において、プラグ先端保持部229
は、挿入穴部220側に突出していないとした。しか
し、図7に示されるように、シャッタ部210の回動に
よって接触しない範囲で、プラグ先端保持部229に円
形凸部229tを延設して、突出部229Tとしてもよ
い。図7は本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタ
のソケットのプラグ先端保持部に円形凸部を延設して突
出部とした状態、およびEIAJ規格の突出部とを説明
するための側面視概略的説明図である。この突出部22
9Tの奥行き寸法を長くできるほど、プラグ100の保
持力を増すことができる。
の突出部900の状況を破線で図示している。このよう
に、プラグ100がEIAJ規格の角型プラグである場
合には、ソケット200(または200A)のような構
造では、EIAJ規格に対応した奥行き寸法の突出部9
00を設けることはできない。上述したように、EIA
J規格の突出部900のように、突出した部分の奥行き
寸法を長くする方が、プラグ100の保持力を増すこと
ができる。そのため、プラグ100の抜け防止上、EI
AJ規格の突出部900をソケットに設けることが好ま
しい。
ット200′は、一般的に、前記ソケット200′等が
設けられる装置の基板の上面に設置されることが多い。
しかしながら、例えば、前記基板が前記装置の上部側に
設けられていると、ソケット200′等は、前記基板の
下面に設置される場合もある。ソケット200′等は、
このように前記基板の下面に設置されても、機能上、特
に問題はない。ただし、装置によって光コネクタのソケ
ット200′等の向きが異なることになる。即ち、装置
によってシャッタ部200′等のみならず、その奥側の
挿入穴部220′等が上下逆となる。よって、装置の使
用者が、光コネクタのソケット200′等に対するプラ
グ100の挿入方向を誤ったり、迷ったりするおそれが
ある。
板の下面に光コネクタのソケットを設置すると、前記光
コネクタのソケット200′等を基板の上面に設置した
のと、シャッタ部のみならず、その奥側の挿入穴部の状
態等が同様である光コネクタのソケットを本発明の第2
の実施の形態に係る光コネクタのソケットとして図8を
参照しつつ説明する。図8は本発明の第2の実施の形態
に係る光コネクタのソケットを示す図であって、同図
(A)は側面図、同図(B)は正面図、同図(C)は断
面図、同図(D)は背面図、同図(E)は底面図であ
る。
タのソケット200Dは、基本的に、本発明の第1の実
施の形態に係る光コネクタのソケット200′のシャッ
タ部210′、弾性体部230′、軸部240′および
挿入穴部220′を上下逆配置した状態を有するもので
あり、それぞれ、シャッタ部210D、弾性体部230
D、軸部240Dおよび挿入穴部220Dとなってい
る。
0D、軸部240Dは、上述のように上下逆配置しても
構造的にソケット200′のシャッタ部210′、弾性
体部230′、軸部240′と全く同じでよい。ただ
し、シャッタ部210Dは、その背面に凸部210DD
を設けている点がシャッタ部210′とは異なる。この
凸部210DDは後述する第2のハウジング部205D
Nに含まれる挿入穴部220Dの部分の底面に当接可能
になっている部分であり、シャッタ部210Dの背面側
に、弾性体部230Dを避けるように、その両側に設け
ている。この凸部210DDは、プラグ100の挿入時
の保持力を向上させるために機能する。
は、第1のハウジング部205DMと第2のハウジング
部205DNとからなり、ソケット200′のハウジン
グ部205′と略同様になっている。
ト200′の第1のハウジング部205M′と略上下対
称のものである。第2のハウジング部205DNは、ハ
ウジング部205Dから第1のハウジング部205DM
を取り除いたものであるから、ソケット200′の第2
のハウジング部205N′と略同様である。なお、ソケ
ット200Dにおいて、第2のハウジング部205DN
に設けられている素子部屋部250Dの背面側部250
Dbの位置が、前記上下逆配置したのに伴い、ソケット
200′の第2のハウジング部205N′に設けられて
いる素子部屋部250′の背面側部250b′の位置と
変更されている。
ているプラグ先端保持部229Dは、ソケット200′
のプラグ先端保持部229′よりも長めにしてプラグ1
00の挿入時の保持力を向上させる一方で、前記長めに
したためにシャッタ部210Dが接触しないように前面
下側に切欠229D1を設けている。このプラグ先端保
持部229Dと、前記シャッタ部210Dとの改良は、
プラグ100の挿入時の保持力を向上させるためのもの
であるから、ソケット200Dにおいて必ずしもこのよ
うにしなくてもよいことは言うまでもない。
を、前記装置の基板の下面に設置すれば、ソケット20
0′等が前記基板と同様の基板の上面に設置されたとき
と、シャッタ部210D、210′等の回動方向が同じ
になるとともに、挿入穴部220D、220′等の配置
も同じになるので、装置の使用者が、光コネクタのソケ
ット200D、200′等に対してプラグ100を挿入
する方向は一定の方向にできる。
に係る光コネクタのソケットは、光コネクタのプラグと
接続する光コネクタのソケットであって、前記プラグが
挿入される挿入穴部と、この挿入穴部の入口側に軸部を
有するヒンジ構造によって取り付けられ、この挿入穴部
を略閉塞するためのシャッタ部と、このシャッタ部を前
記入口側へ付勢する弾性体部とを備えており、前記挿入
穴部は、前記シャッタ部を格納するスペースを有し、前
記シャッタ部の前面には、前記軸部の軸芯に対して直交
方向に細長く延びる凹部が設けられ、前記プラグを挿入
穴部に挿入する際に、前記シャッタ部は、プラグのプラ
グ先端部によって押圧されて挿入穴部の内側へ入り込
み、接続完了するとスペースに格納されるようになって
いる。前記凹部は、プラグの挿入時にプラグのプラグ先
端部か接触して、前記プラグ先端部の案内を行うように
なっている。
タのソケットの場合には、埃等の侵入を防止する手段と
してのシャッタ部が、挿入穴部の入口側に開閉可能に一
体化されている。このシャッタ部は、弾性体部によっ
て、挿入穴部の入口側へ付勢されているので、プラグが
挿入穴部に挿入されていないときには、挿入穴部を略閉
塞している。プラグが挿入穴部に挿入されると、シャッ
タ部は、挿入穴部に格納される。また、この後、プラグ
が挿入穴部から抜かれると、シャッタ部は、弾性体部に
よって、基本的に、挿入穴部の入口側へ自動復帰する。
タのソケットは、信頼性を低下させる埃等の侵入を適切
に防止することができる。また、埃等よけのキャップを
抜き差しする手間もなく、キャップを紛失して埃等の侵
入を許す心配もない。
られており、この凹部は、プラグの挿入時にプラグのプ
ラグ先端部が接触して、前記プラグ先端部の案内を行う
ようになっているので、プラグ先端部を確実に挿入穴部
の内部に案内することができるという効果を有してい
る。
ットは、請求項1記載の光コネクタのソケットにおい
て、前記シャッタ部は、前記スペースに格納された状態
で、プラグの側面側を保持することを特徴とした。よっ
て、本発明の請求項2に係る光コネクタのソケットの場
合には、前記スペースが設けられたことによって、一般
的なEIAJ規格のソケットと比較して不足することと
なる、挿入後のプラグの保持力を、シャッタ部がプラグ
の保持に寄与することで補うようになっている。そのた
め、本発明の請求項4に係る光コネクタのソケットは、
一般的なEIAJ規格のソケットに比較的近い保持力を
有したものとすることができる。したがって、プラグの
保持性能も比較的高く、信頼性も比較的高くできる。
のソケットにおける凹部は、プラグが挿入された状態で
プラグの係合凸部の一方の凸部が嵌まり込むようになっ
ている。
ケットに接続された状態でのプラグの位置決めを確実に
する。
ットは、DVD、TV、STB(セットトップボック
ス)、CD、MD、アンプ等のデジタルオーディオ機器
に設けられることで、上述の効果を発揮し、有益に機能
する。
ソケットを示す一部透視した図であって、同図(A)は
正面図、同図(B)は側面図、同図(C)は断面図、同
図(D)は底面図である。
ソケットに用いられるハウジング部を示す図であって、
同図(A)は正面図、同図(B)は側面図、同図(C)
は断面図、同図(D)は底面図である。
ソケットに用いられるシャッタ部を示す図であって、同
図(A)は背面図、同図(B)は同図(A)のA−A線
での断面図、同図(C)は側面図、同図(D)は正面図
である。
ソケットに用いられる弾性体部と軸部とを示す図であっ
て、同図(A)は弾性体部の正面図、同図(B)は弾性
体部の側面図、同図(C)は軸部の正面図である。
ソケットに、EIAJ規格の角型プラグを挿入したとき
の状態を説明する側面視概略的説明図であって、同図
(A)は挿入直前の状態図、同図(B)〜同図(D)は
挿入途中の状態図、同図(E)は挿入完了時の状態図で
ある。
のソケットに接続させるEIAJ規格の角型プラグを示
す図であって、同図(A)は正面図、同図(B)は一部
破断した側面図である。
ソケットのプラグ先端保持部に円形凸部を延設して突出
部とした状態、およびEIAJ規格の突出部とを説明す
るための側面視概略的説明図である。
ソケットを示す図であって、同図(A)は側面図、同図
(B)は正面図、同図(C)は断面図、同図(D)は背
面図、同図(E)は底面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 光コネクタのプラグと接続する光コネク
タのソケットであって、前記プラグが挿入される挿入穴
部と、この挿入穴部の入口側に軸部を有するヒンジ構造
によって取り付けられ、この挿入穴部を略閉塞するため
のシャッタ部と、このシャッタ部を前記入口側へ付勢す
る弾性体部とを具備しており、前記挿入穴部は、前記シ
ャッタ部を格納するスペースを有し、前記シャッタ部の
前面には、前記軸部の軸芯に対して直交方向に細長く延
びる凹部が設けられ、前記プラグを挿入穴部に挿入する
際に、前記シャッタ部は、プラグのプラグ先端部によっ
て押圧されて挿入穴部の内側へ入り込み、接続完了する
とスペースに格納されることを特徴とする光コネクタの
ソケット。 - 【請求項2】 前記シャッタ部は、前記スペースに格納
された状態で、プラグの側面側を保持することを特徴と
した請求項1記載の光コネクタのソケット。 - 【請求項3】 前記凹部は、プラグが挿入された状態で
プラグの係合凸部の一方の凸部が嵌まり込むようにした
ことを特徴とする請求項1又は2記載の光コネクタのソ
ケット。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の光コネクタの
ソケットはDVD、TV、STB(セットトップボック
ス)、CD、MD、アンプ等のデジタルオーディオ機器
に設けられることを特徴とする光コネクタのソケット。
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ID=28678623
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005260926A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-09-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信制御装置およびこれを用いたネットワーク管理システム |
JP2013210418A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光コネクタ、光コネクタ用雄型コネクタハウジング、及び光コネクタ用雌型コネクタハウジング |
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-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003022816A patent/JP3776404B2/ja not_active Expired - Lifetime
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