JP2006120476A - 電子カードコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、異なるサイズの電子カードを1個のコネクタに円滑に差し込み接続可能にした電子カードコネクタを提供する。
【解決手段】 異なるサイズの電子カード1、3が差し込まれる開口を有するユニバーサルスロット13aが形成されたガイドケース12と、前記ユニバーサルスロット13aの奥に設けられ前記電子カード1、3と接続されるコネクタとを備えた電子カードコネクタ10において、前記ユニバーサルスロット13aには、その開口の長手方向の一側端に所定長の蓋体17を有するシャッター部材16を回動自在に装着し、このシャッター部材16の蓋体17により前記ユニバーサルスロット13の開口は、最小サイズの電子カード1が差し込まれる大きさの開口を開けて塞がれている。
【選択図】 図1
【解決手段】 異なるサイズの電子カード1、3が差し込まれる開口を有するユニバーサルスロット13aが形成されたガイドケース12と、前記ユニバーサルスロット13aの奥に設けられ前記電子カード1、3と接続されるコネクタとを備えた電子カードコネクタ10において、前記ユニバーサルスロット13aには、その開口の長手方向の一側端に所定長の蓋体17を有するシャッター部材16を回動自在に装着し、このシャッター部材16の蓋体17により前記ユニバーサルスロット13の開口は、最小サイズの電子カード1が差し込まれる大きさの開口を開けて塞がれている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子カードコネクタに係り、特に、サイズの異なる電子カードを1個のコネクタに差し込み接続可能にした電子カードコネクタに関する。
サイズの異なる2枚の電子カードを1個のコネクタに差し込み接続可能にした電子カードコネクタとして、例えば、エクスプレスカード(Express Card)用コネクタが知られている。
エクスプレスカードは、パーソナルコンピュータ周辺機器の標準規格団体PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association/Portable Computer Memory Card International Association)によって規格化されたもので、PCMCIAは、2003年9月に「エクスプレスカード・バージョン1.0」として、2種類のエクスプレスカード「34モジュール」及び「54モジュール」を発表し、同時に各モジュールを1個のコネクタに接続できるようにしたコネクタの規格を推奨している。(例えば、非特許文献1参照)。
エクスプレスカードは、パーソナルコンピュータ周辺機器の標準規格団体PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association/Portable Computer Memory Card International Association)によって規格化されたもので、PCMCIAは、2003年9月に「エクスプレスカード・バージョン1.0」として、2種類のエクスプレスカード「34モジュール」及び「54モジュール」を発表し、同時に各モジュールを1個のコネクタに接続できるようにしたコネクタの規格を推奨している。(例えば、非特許文献1参照)。
図5は、PCMCIA規格で開示された2種類のモジュールとコネクタとの接続を示す外観斜視図、図6は図5のコネクタを裏返し、1つのモジュールとの接続を示す外観斜視図である。
2種類のエクスプレスカード、すなわち「34モジュール」(以下、モジュール1という)と「54モジュール」(以下、モジュール3という)は、図5に示すように、それぞれ所定の長さの長辺及び短辺と、所定の厚さを有する長方形状の板状体で形成されている。
これらのモジュールのうち、モジュール1は、対向する長辺1a、1b及び短辺1cと、1d、所定の厚さを有し、短辺1dの部分にコネクタ2が装着されている。また、コネクタ2が装着された端部に細長な線条突起2aが形成されている。この突起2aは、モジュール1が表裏逆さまに差し込まれたときは、後述するコネクタ本体11との接続を阻止し、また、モジュール1が正常に差し込まれたときは、後述するサイドレール14に当接されてモジュール1をコネクタ本体11へ誘導する機能を有するものである。
なお、PCMCIA規格では、長辺の長さL1は75mm、短辺の長さW1は34mm、厚さは5mmとなっている。
2種類のエクスプレスカード、すなわち「34モジュール」(以下、モジュール1という)と「54モジュール」(以下、モジュール3という)は、図5に示すように、それぞれ所定の長さの長辺及び短辺と、所定の厚さを有する長方形状の板状体で形成されている。
これらのモジュールのうち、モジュール1は、対向する長辺1a、1b及び短辺1cと、1d、所定の厚さを有し、短辺1dの部分にコネクタ2が装着されている。また、コネクタ2が装着された端部に細長な線条突起2aが形成されている。この突起2aは、モジュール1が表裏逆さまに差し込まれたときは、後述するコネクタ本体11との接続を阻止し、また、モジュール1が正常に差し込まれたときは、後述するサイドレール14に当接されてモジュール1をコネクタ本体11へ誘導する機能を有するものである。
なお、PCMCIA規格では、長辺の長さL1は75mm、短辺の長さW1は34mm、厚さは5mmとなっている。
また、モジュール3も、同様に対向する長辺3a、3b及び短辺3c、3dと、所定の厚さを有し、長辺3bと短辺3dの角部に、長辺3bのうち所定の長さL4、短辺3dのうちW3がそれぞれ短縮されて切欠き部4が形成され、短辺3dにコネクタ5が装着されている。
なお、PCMCIA規格では、長辺3aの長さL1は75mm、L4は22mm、短辺の長さW2は54mm、W3は20mm、厚さは5mmとなっている。
なお、PCMCIA規格では、長辺3aの長さL1は75mm、L4は22mm、短辺の長さW2は54mm、W3は20mm、厚さは5mmとなっている。
各モジュール1、3がそれぞれ差し込み接続されるコネクタ10Aは、図6に示すように、コネクタ本体11と、このコネクタ本体11の一端に連結されたガイドケース12とを備えた構成を有している。
ガイドケース12は、表板12aと、この表板の両側端を折り曲げて形成された両側板12b、12cと、一方の側板12bをさらに側板12c側へ折り曲げて形成された裏板12dとで構成されている。このケース12は、平板金属板を折曲加工することによって形成されている。また、両側板12b、12cの間に細溝の開口13a、13bが形成されている。各細溝の開口13a、13bのうち、一方の開口13aは、モジュール3が差し込まれる大きさに形成されている。また、他の開口13bには、コネクタ本体11が装着されている。
開口13aは、大型サイズのモジュール3が差し込まれる大きさを有していることから、モジュール3より小型サイズのモジュール1をも差し込むことができ、両モジュール1、3が差し込まれる共通の開口となっているので、この開口は、ユニバーサルスロットと言われている。以下、このユニバーサルスロットを単に「スロット」という。
また、裏板12dは、その一側縁にスロット13aから他の開口13bに向かって所定の角度で傾斜し、モジュール1の突起2aの側端と当接しながらコネクタ本体11へ誘導するガイド面、いわゆるサイドレール14が形成されている。
ガイドケース12は、表板12aと、この表板の両側端を折り曲げて形成された両側板12b、12cと、一方の側板12bをさらに側板12c側へ折り曲げて形成された裏板12dとで構成されている。このケース12は、平板金属板を折曲加工することによって形成されている。また、両側板12b、12cの間に細溝の開口13a、13bが形成されている。各細溝の開口13a、13bのうち、一方の開口13aは、モジュール3が差し込まれる大きさに形成されている。また、他の開口13bには、コネクタ本体11が装着されている。
開口13aは、大型サイズのモジュール3が差し込まれる大きさを有していることから、モジュール3より小型サイズのモジュール1をも差し込むことができ、両モジュール1、3が差し込まれる共通の開口となっているので、この開口は、ユニバーサルスロットと言われている。以下、このユニバーサルスロットを単に「スロット」という。
また、裏板12dは、その一側縁にスロット13aから他の開口13bに向かって所定の角度で傾斜し、モジュール1の突起2aの側端と当接しながらコネクタ本体11へ誘導するガイド面、いわゆるサイドレール14が形成されている。
各モジュール1、3は、それぞれコネクタ10Aに差し込み接続される。
モジュール3の差し込みは、コネクタ10Aのスロット13aの開口がモジュール3の外形より若干大きくなっているので、スムーズに行うことができる。すなわち、モジュール3をスロット13aに差し込むと、モジュールの側面3a、3bがガイドケースの側板12b、12cにガイドされてスムーズに押し込まれて、モジュール3のコネクタ5がコネクタ本体11に接続される。この接続状態では、モジュール3がスロット13a及び両側板12b、12cで囲まれて移動が規制されるので安定的な接続が維持される。
モジュール3の差し込みは、コネクタ10Aのスロット13aの開口がモジュール3の外形より若干大きくなっているので、スムーズに行うことができる。すなわち、モジュール3をスロット13aに差し込むと、モジュールの側面3a、3bがガイドケースの側板12b、12cにガイドされてスムーズに押し込まれて、モジュール3のコネクタ5がコネクタ本体11に接続される。この接続状態では、モジュール3がスロット13a及び両側板12b、12cで囲まれて移動が規制されるので安定的な接続が維持される。
ところが、他方の小型サイズのモジュール1をコネクタ10Aのスロット13aに差し込むと、スロット13aの大きさがモジュール3に適合させた大きさになっているため、このスロット13aを形成する各側板12b、12c間にあって、モジュール1は、移動自在のいわゆる遊嵌状態となってしまい、スロット13aの何れの箇所から差し込んでいいのか分からなくなっている。
このため、モジュール1のコネクタ2とケース内のコネクタ本体11とが適切に接続できない恐れがある。
そこでPCMCIA規格では、図6に示すように、スロットの奥にサイドレールを付設することを推奨して、上記の不都合を回避できるようにしている。
このため、モジュール1のコネクタ2とケース内のコネクタ本体11とが適切に接続できない恐れがある。
そこでPCMCIA規格では、図6に示すように、スロットの奥にサイドレールを付設することを推奨して、上記の不都合を回避できるようにしている。
ホームページアドレス http://www.expresscard.org/
サイドレール14をスロット13aの奥に設けると、小型サイズのモジュール1がスロット13aの側板12bに近接したところから差し込まれれば、モジュール1は、モジュール1の突起2aの側端がサイドレール14に当接しながらコネクタ本体11へ誘導されて、両コネクタ2、11が互いに接続される。しかしながら、このようなサイドレール14を設けても、スロット13aの横幅が広いので、モジュール1は、このスロット内において遊嵌状態で差し込まれることになる。
このため、例えば、モジュール1が真っ直ぐ差し込まれず、傾斜した状態で差し込まれると、サイドレール14はうまく機能せず、モジュール1のコネクタ2がコネクタ本体11へ到達する前に途中で止まって挿入できなくなってしまう。また、この途中で止まった状態でモジュール1を無理に差し込むと、モジュールあるいはコネクタの破損事故の原因にもなる。
また、モジュール1は、コネクタ本体11に差し込まれた状態においては、両コネクタ2、11及び短い側板12e部分で支えられているだけであり、モジュール1の他端部、すなわち短辺1c部分はスロット13a内で移動自在となっている。
このため、モジュール1の支持力は極めて弱く、モジュール1は、その外へ飛び出した部分に触れるだけで両コネクタ2、11が外れる恐れがあり、また、振動、あるいは衝撃等で簡単に外れることがある。
本発明は、上記の従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、異なるサイズの電子カードを1個のコネクタに円滑に差し込み接続可能にした電子カードコネクタを提供することにある。
このため、例えば、モジュール1が真っ直ぐ差し込まれず、傾斜した状態で差し込まれると、サイドレール14はうまく機能せず、モジュール1のコネクタ2がコネクタ本体11へ到達する前に途中で止まって挿入できなくなってしまう。また、この途中で止まった状態でモジュール1を無理に差し込むと、モジュールあるいはコネクタの破損事故の原因にもなる。
また、モジュール1は、コネクタ本体11に差し込まれた状態においては、両コネクタ2、11及び短い側板12e部分で支えられているだけであり、モジュール1の他端部、すなわち短辺1c部分はスロット13a内で移動自在となっている。
このため、モジュール1の支持力は極めて弱く、モジュール1は、その外へ飛び出した部分に触れるだけで両コネクタ2、11が外れる恐れがあり、また、振動、あるいは衝撃等で簡単に外れることがある。
本発明は、上記の従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、異なるサイズの電子カードを1個のコネクタに円滑に差し込み接続可能にした電子カードコネクタを提供することにある。
前記課題を解決するために、本願請求項1に係る発明は、異なるサイズの電子カードが差し込まれる開口を有するユニバーサルスロットが形成されたガイドケースと、前記ユニバーサルスロットの奥に設けられ前記電子カードと接続されるコネクタとを備えた電子カードコネクタにおいて、
前記ユニバーサルスロットには、その開口の長手方向の一側端に所定長の蓋体を有するシャッター部材を回動自在に装着し、このシャッター部材の蓋体により前記ユニバーサルスロットの開口は、最小サイズの電子カードが差し込まれる大きさの開口を開けて塞がれていることを特徴とする。
前記ユニバーサルスロットには、その開口の長手方向の一側端に所定長の蓋体を有するシャッター部材を回動自在に装着し、このシャッター部材の蓋体により前記ユニバーサルスロットの開口は、最小サイズの電子カードが差し込まれる大きさの開口を開けて塞がれていることを特徴とする。
また、本願請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電子カードコネクタにおいて、前記ガイドケースは、前記シャッター部材が装着された側部にこのシャッター部材の蓋体を待避収容させる収容部を形成し、前記ユニバーサルスロットに最大サイズの電子カードが差し込まれたとき、前記シャッター部材の蓋体が前記収容部へ収容されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ユニバーサルスロットは、最小サイズの電子カードが差し込まれる大きさの開口が開いているので、最小サイズの電子カードを差し込む際に迷うことなく、正確に電子カードをコネクタに接続することが可能になる。
また、最小サイズの電子カードがスロットに差し込まれると、電子カードの一側面がシャッター部材を構成する蓋体の自由端に当接され、スロット内での移動が規制されるので、電子カードとコネクタとの接続が安定し、振動等により接続が外れ接続不良等の障害発生を防止できる。
請求項2の発明によれば、ガイドケースの側部に、シャッター部材の蓋体を待避収容させる収容部を設けたので、最大サイズの電子カードがユニバーサルスロットに差し込まれると、シャッター部材の蓋体が収容部へ待避収容され、スムーズに最大サイズの電子カードを差し込み接続することができる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。この発明の電子カードコネクタは、エクスプレスカード(Express Card)に好適なものであるが、これに限定されるものではなく他の電子カードにも適用できるものである。
図1は、本発明の実施例1に係る電子カードコネクタ10を示し、図1(a)は、上面からみた外観斜視図、図1(b)は図1(a)を裏返した外観斜視図、図2は図1(b)の電子カードコネクタを分解した分解斜視図である。
本発明の実施例1に係る電子カードコネクタ10は、上記の電子カードコネクタ10Aと共通の構成を備えているので、この共通部分は、同一符号を付してその説明を援用して重複説明を省略し、異なる構成について詳述する。
本発明の実施例1に係る電子カードコネクタ10は、上記の電子カードコネクタ10Aと共通の構成を備えているので、この共通部分は、同一符号を付してその説明を援用して重複説明を省略し、異なる構成について詳述する。
電子カードコネクタ10は、図1、図2に示すように、コネクタ本体11と、このコネクタ本体11の一端に結合されたガイドケース12とを備え、スロット13aに、その開口の一部を塞ぐシャッター部材16が装着された構成を有している。
ガイドケース12は、図2に示すように、スロット13aの一端、すなわち一方の側板12b側にシャッター部材16を収容する収容部Bが形成される。
この収容部Bは、ガイドケース12の表板12aの一端が側板12bの外側へ延長された延長部12a'と、この延長部12a'を所定幅長W7の所から直角に折曲した側板15aと、この側板15aをさらに側板12c方向へ折曲した裏板15bとからなるほぼコ字状をなした細溝で構成され、このコ字状の収容部Bは、シャッター部材の蓋体17を収容できる大きさになっている。
この収容部Bは、ガイドケース12の表板12aの一端が側板12bの外側へ延長された延長部12a'と、この延長部12a'を所定幅長W7の所から直角に折曲した側板15aと、この側板15aをさらに側板12c方向へ折曲した裏板15bとからなるほぼコ字状をなした細溝で構成され、このコ字状の収容部Bは、シャッター部材の蓋体17を収容できる大きさになっている。
また、延長部12a'及び裏板15bには、スロット13aの開口に近接した箇所に小穴12b'、15b'がそれぞれ形成される。これらの小穴12b'、15b'には、蓋体17の突起17a、17bが回動自在に挿入される。
さらに、側板15aは、一方端を所定の長さ延長し、この延長した側片15a'を折曲させて収容部Bの開口部を塞いでいる。この開口部は、スロット13aの一端と連通している。この側片15a'は、後述するシャッター部材16の蓋体17がスロット13aから飛び出さないようにするストッパーとして機能する。
また、収容部Bは、蓋体17が折り畳まれてこの収容部Bへ収容されたとしても、蓋体17の自由端17cと側板12cとの距離W4が、小型サイズのモジュール1の幅長W1より若干長くしてあるため、蓋体がスロット13aを一部塞いだ状態で小型サイズのモジュール1を差し込みできるようになっている。
シャッター部材16は、図2に示すように、スロット13aの一部を塞ぐ長さの蓋体17と、この蓋体17でスロット13aを塞ぐように付勢するバネ体18とで構成される。
蓋体17は、樹脂材で形成され、所定の長さW5と幅長W6、及び厚さを有し、厚さはスロット13aの長手方向と直交する高さより若干背低とする。
この蓋体17は、一端に円柱状の突起17a、17bが形成され、これらのうち突起17aが延長部12a'及び裏板15bの各小穴12b'、15b'に挿入される。これにより蓋体17は、突起17aを枢支点として回動される。なお、蓋体17の他端17cは自由端となっている。
また、突起17aに近接した位置に小突起17bが形成されている。この小突起17bには、バネ体18が装着される。
蓋体17は、樹脂材で形成され、所定の長さW5と幅長W6、及び厚さを有し、厚さはスロット13aの長手方向と直交する高さより若干背低とする。
この蓋体17は、一端に円柱状の突起17a、17bが形成され、これらのうち突起17aが延長部12a'及び裏板15bの各小穴12b'、15b'に挿入される。これにより蓋体17は、突起17aを枢支点として回動される。なお、蓋体17の他端17cは自由端となっている。
また、突起17aに近接した位置に小突起17bが形成されている。この小突起17bには、バネ体18が装着される。
蓋体17の長さW5は、蓋体17がスロット13aの一部を塞ぐようにして取付けたとき、蓋体17の自由端17cと側板12cとの間に距離W4が形成される長さに設定される。
この距離W4は、小型サイズのモジュール1の幅長W1より若干長くして、蓋体17がスロット13aを塞いだ状態でモジュール1がスロット13aに差し込みできるようになっている。また、蓋体17が折畳まれて収容部Bに収納されたとき、蓋体17の外表面と側板12cとの距離が大型サイズのモジュール3が収容できる長さに設定される。
この距離W4は、小型サイズのモジュール1の幅長W1より若干長くして、蓋体17がスロット13aを塞いだ状態でモジュール1がスロット13aに差し込みできるようになっている。また、蓋体17が折畳まれて収容部Bに収納されたとき、蓋体17の外表面と側板12cとの距離が大型サイズのモジュール3が収容できる長さに設定される。
これまで説明してきた各長さW1〜W7の関係を図1、図5を参照して整理すると、その関係は、以下のようになっている。
W4>W1、W2>(W4+W5−W7)、W7>W6
したがって、各モジュール1、3の長さW1、W2に対して、スロット13a及びシャッター部材16の長さW4〜W7を上記の関係に設定することにより、各モジュール1、3をスロット13aにスムーズに差し込み接続可能になる。
W4>W1、W2>(W4+W5−W7)、W7>W6
したがって、各モジュール1、3の長さW1、W2に対して、スロット13a及びシャッター部材16の長さW4〜W7を上記の関係に設定することにより、各モジュール1、3をスロット13aにスムーズに差し込み接続可能になる。
図3は、本発明の電子カードコネクタ10にモジュール1を差し込み接続した状態を示し、図3(a)は、上面からみた外観斜視図、図3(b)は図3(a)を裏返した外観斜視図、図4は、本発明の電子カードコネクタ10にモジュール3を差し込み接続した状態を示し、図4(a)は、上面からみた外観斜視図、図4(b)は図4(a)を裏返した外観斜視図である。
小型サイズのモジュール1をコネクタ10に差し込み接続する場合、図3に示すように、スロット13aは、その一部がシャッター部材16の蓋体17で塞がれているので、開いた部分からモジュール1を差し込む。
この差し込みにより、スロット13aの開いた部分の奥にコネクタ本体11が位置しているので、モジュール1をさらに押し込むことにより、コネクタ本体11に適確に接続することができる。
また、このモジュール1がコネクタ本体11に接続された状態では、モジュール1の一側面1bが蓋体17の自由端17cと当接され、このモジュール1は、側板12c及び蓋体17の自由端17cでそれぞれ支持されているため、コネクタ本体11との接続が安定する。
この差し込みにより、スロット13aの開いた部分の奥にコネクタ本体11が位置しているので、モジュール1をさらに押し込むことにより、コネクタ本体11に適確に接続することができる。
また、このモジュール1がコネクタ本体11に接続された状態では、モジュール1の一側面1bが蓋体17の自由端17cと当接され、このモジュール1は、側板12c及び蓋体17の自由端17cでそれぞれ支持されているため、コネクタ本体11との接続が安定する。
また、モジュール3をコネクタ10に接続する場合、図4に示すように、スロット13aは、その一部がシャッター部材16の蓋体17で塞がれているが、モジュール3のコネクタ5部分を蓋体17に当接させながらさらに押し込む。この押し込みにより、蓋体17は、小穴12b'、15b'に回動自在に挿入された突起17aにより枢支されているので収容部Bに収容され、モジュール3は、その側面が側板12b、12cにガイドされて、コネクタ本体11に接続される。
この接続状態では、シャッター部材16の蓋体17は収容部Bに収容され退避状態になっている。
したがって、モジュール3を引き抜くと、蓋体17は、バネ体18の付勢力により、元の位置に戻り、スロット13aの一部を塞ぐことになる。
この接続状態では、シャッター部材16の蓋体17は収容部Bに収容され退避状態になっている。
したがって、モジュール3を引き抜くと、蓋体17は、バネ体18の付勢力により、元の位置に戻り、スロット13aの一部を塞ぐことになる。
この電子カードコネクタ10は、種々変更することができる。
上記実施例1の電子カードコネクタ10は、2枚のモジュールを対象にしたものであるが、2枚に限定されず、3枚以上にしてもよい。電子カードを3枚以上にすると、電子カードコネクタ、すなわちモジュールには、最小サイズと最大サイズとの間に中間サイズのものが存在することになる。そして、蓋体の長さは、それらのサイズに合わせて選択され、収容部の大きさも所定の大きさに形成される。
上記実施例1の電子カードコネクタ10は、2枚のモジュールを対象にしたものであるが、2枚に限定されず、3枚以上にしてもよい。電子カードを3枚以上にすると、電子カードコネクタ、すなわちモジュールには、最小サイズと最大サイズとの間に中間サイズのものが存在することになる。そして、蓋体の長さは、それらのサイズに合わせて選択され、収容部の大きさも所定の大きさに形成される。
1 モジュール(電子カード)
2 コネクタ
3 モジュール(電子カード)
10、10A 電子カードコネクタ
11 コネクタ本体
12 ガイドケース
13a ユニバーサルスロット
14 サイドレール
16 シャッター部材
17 蓋体
17c 蓋体の自由端
B シャッター部材収容部
2 コネクタ
3 モジュール(電子カード)
10、10A 電子カードコネクタ
11 コネクタ本体
12 ガイドケース
13a ユニバーサルスロット
14 サイドレール
16 シャッター部材
17 蓋体
17c 蓋体の自由端
B シャッター部材収容部
Claims (2)
- 異なるサイズの電子カードが差し込まれる開口を有するユニバーサルスロットが形成されたガイドケースと、前記ユニバーサルスロットの奥に設けられ前記電子カードと接続されるコネクタとを備えた電子カードコネクタにおいて、
前記ユニバーサルスロットには、その開口の長手方向の一側端に所定長の蓋体を有するシャッター部材を回動自在に装着し、このシャッター部材の蓋体により前記ユニバーサルスロットの開口は、最小サイズの電子カードが差し込まれる大きさの開口を開けて塞がれていることを特徴とする電子カードコネクタ。 - 前記ガイドケースは、前記シャッター部材が装着された側部にこのシャッター部材の蓋体を待避収容させる収容部を形成し、前記ユニバーサルスロットに最大サイズの電子カードが差し込まれたとき、前記シャッター部材の蓋体が前記収容部へ収容されることを特徴とする請求項1記載の電子カードコネクタ。
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