JP2004333831A - 光プラグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フェルール22が突出形成されているボディ前面20aの凹部21にフェルールカバー70を配設する。フェルールカバー70はフェルール22の延伸方向に移動可能とされ、かつバネ(コイルバネ)80により凹部21から突出する方向に付勢される。フェルールカバー70はその外周面に凹部21の周壁24の段部27と当接してフェルールカバー70の移動を阻止するストッパ76を備え、周壁24には凸部28aを備えたヒンジ28が設けられる。レセプタクルへの挿入により凸部28aが押されてヒンジ28が回動し、これによりストッパ76が押され、上記阻止が解除される。フェルールカバー70はレセプタクルのスリーブによって押し込まれ、フェルール22が突出する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は光ファイバ端末に取り付けられてレセプタクルと嵌合接続される光プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11はこの種の光プラグの従来構成の一例を示したものであり、光プラグ10はボディ20とボディ20の外側に摺動可能に装着された筒状のカバー30を備えている。
ボディ20の前面20aには凹部21が形成されており、この凹部21の底面からフェルール(筒状体)22が突出形成されている。フェルール22はこの例では並列して2つ設けられており、その先端22aはボディ20の前面20aより突出されている。
【0003】
光ファイバケーブル40はカバー30の後端開口を介してボディ20内に導入され、被覆41が除去された光ファイバ(光ファイバ心線)42はフェルール22に挿通され、その先端42aはフェルール22の先端22aに位置されて露出されている。図11B中、50は被覆41にくい込んで光ファイバ42を固定する止め具を示す。
【0004】
ボディ20の前端側上面には係止突起23が形成されており、この光プラグ10が相手方レセプタクルの開口に挿入されると、レセプタクルに設けられている係止片がこの係止突起23と係合し、これにより光プラグ10が抜け止めされてレセプタクルとの嵌合接続状態が維持されるものとなっている。
係止突起23の両側には、カバー30の前端から延長形成されてなる一対の操作片31が位置しており、これら操作片31の互いの内側部分には山状をなす突部32が形成されている。
【0005】
これら突部32は光プラグ10をレセプタクルから引き抜く際、レセプタクルの係止片とボディ20の係止突起23との係合を解除させる機能を有するもので、即ち光プラグ10をレセプタクルから引き抜こうとすると、まずボディ20の外側に装着されているカバー30がボディ20に対して後端側に、つまり引き抜く方向に移動し、これにより係止突起23より幅が大とされているレセプタクルの係止片が一対の突部32によって押し上げられて係止突起23との係合が解除され、光プラグ10をレセプタクルから引き抜くことができるものとなっている。
なお、レセプタクルに嵌合された際、一対のフェルール22はレセプタクルの開口内に設けられている一対のスリーブにそれぞれ挿入嵌合され、これにより光ファイバ42が位置決めされて良好な光接続状態が得られるものとなっている。
【0006】
このように従来の光プラグ10はレセプタクルのスリーブと嵌合するフェルール22を具備し、このフェルール22に光ファイバ42の端末が挿通保持されており、光ファイバ先端42aはフェルール先端22aに位置し、剥き出しになっていた(例えば、特許文献1参照)。
一方、このような光プラグにおいて、保護キャップを用意し、レセプタクルとの非嵌合状態において光ファイバ先端を保護すべく、保護キャップを被せるといったことも行われている(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−21767号公報
【特許文献2】
特開2001−290046号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の光プラグにおいては一般に光ファイバ先端が剥き出しになっているため、取り扱っている際に光ファイバ先端に傷等を付ける虞れがあり、それにより光の結合損失が増大し、性能劣化が生じ易いものとなっていた。
一方、光プラグとは別体の保護キャップを用意し、保護キャップを被せることによって傷付き等を防止するといったことも行われているが、レセプタクルに対して光プラグを抜き差しする際に、保護キャップの取り付け、取り外しといった作業が必要となり、例えば検査等の製造工程においても同様の作業を行わなくてはならず、そのような作業は面倒で手間のかかるものとなっていた。
さらに、保護キャップは光プラグと別体のため、紛失し易いといった問題もあった。
【0009】
この発明の目的はこのような状況に鑑み、保護キャップをいちいち取り付けたり、あるいは取り外したりという面倒な作業を行うことなく、レセプタクルとの非嵌合時には光ファイバ先端が保護されるようにし、光ファイバ先端の傷付き等を防止できるようにした光プラグを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、レセプタクルの開口に挿入されるボディ前面に凹部が形成され、その凹部の底面から突出形成されたフェルールに光ファイバが挿通保持される光プラグは、フェルールの延伸方向に移動可能とされ、かつ抜け止めされて上記凹部に配されたフェルールカバーと、そのフェルールカバーを上記凹部から突出する方向に付勢するバネと、フェルールカバーの外周面に突設され、上記底面方向に延長された先端が上記凹部の周壁に設けられた段部と当接することにより、フェルールカバーの上記底面方向への移動を阻止するストッパと、そのストッパと対向して上記周壁に設けられ、周壁の外周面より突出する凸部を備えたヒンジとを具備し、上記挿入により上記開口の内壁によって上記凸部が押されてヒンジが回動し、その回動によりストッパが押され、上記阻止が解除されて、フェルールカバーが上記開口内に設けられているスリーブによって押されて上記底面方向に移動することにより、フェルールがフェルールカバーから突出する構造とされる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、ストッパはフェルールカバーと一体形成され、ヒンジはボディと一体形成されているものとされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面を参照して実施例により説明する。なお、図11と対応する部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0012】
図1はこの発明による光プラグの一実施例の外観を示したものであり、図1Aは光プラグを斜め上方から見た状態を示し、図1Bはそれを上下引っくり返した状態を示す。
この例では光プラグ60は図11に示した光プラグ10と同様、ボディ20とボディ20の外側に摺動可能に装着された筒状のカバー30を備え、さらにフェルールカバー70を備えたものとなっている。フェルールカバー70はボディ20の前面20aの凹部21に配されている。
【0013】
図2はこの光プラグ60の断面構造を示したものであり、図3はフェルールカバー70の外観形状を示したものである。まず、フェルールカバー70の構造について説明する。
フェルールカバー70は全体として略長円形の筒状をなし、その内部には図2Aに示したように一対の隔壁71が設けられ、各隔壁71と周壁とによって前後方向に開放された一対の収容孔72が形成されている。これら収容孔72はボディ20に形成されている一対のフェルール22に対応して構成され、フェルール22を収容可能とされる。
【0014】
フェルールカバー70の前面における一対の隔壁71間は前面板73によって蓋されており、このフェルールカバー70の前面中央に位置する前面板73の内面には突起74が形成されている。
フェルールカバー70の外周面における左右後端部には爪75がそれぞれ突設されており、また外周面の下面側には図2Bに示したようにストッパ76が突設されている。ストッパ76は短冊状をなすもので外周面から突出された後、後方に延長されており、その先端部は外側にわずかに折り曲げられている。
上記のような構造を有するフェルールカバー70は樹脂製とされ、ストッパ76は弾性変形可能とされる。
【0015】
フェルールカバー70のボディ20への取り付けは、フェルールカバー70を凹部21に押し込むことによって行われ、これにより一対の爪75が図2Aに示したように凹部21を囲む周壁24に形成されている係止部25に引っかかって抜け止めされる。この際、凹部21の底面と前面板73との間にコイルバネ80が挿入介在され、このコイルバネ80によってフェルールカバー70は凹部21から突出する方向に付勢される。なお、凹部21の底面には突起26が形成されており、この突起26と前面板73の内面の突起74とによってコイルバネ80は位置決めされる。
【0016】
フェルールカバー70に設けられているストッパ76はその凹部21の底面方向に延長されている先端が図2Bに示したように凹部21内に収容位置されており、凹部21の周壁24にはストッパ76の先端が突き当たる段部27が形成されている。従って、フェルールカバー70はフェルール22の延伸方向に移動可能とされているものの、単にフェルールカバー70の前面を押しても、つまりフェルールカバー70を凹部21に押し込もうとしても、ストッパ76の先端がこの段部27に当接するため、押し込めないものとなっている。
【0017】
一方、凹部21の周壁24にはストッパ76と対向する位置にヒンジ28が設けられており、このヒンジ28は図1Bに示したように周壁24に設けられた窓29内に位置し、前端側が支持端とされ、後端側が遊端とされて回動可能とされている。なお、ヒンジ28はその外側面に凸部28aを備えており、この凸部28aは凹部21の周壁24の外周面より突出されている。
【0018】
上記のような構成とされた光プラグ60はレセプタクルとの非嵌合状態においては、図1及び2に示したようにフェルールカバー70の収容孔72内にフェルール22は位置され、フェルール22の先端22aはフェルールカバー70の前面より奥まった位置に位置されて、光ファイバ42の先端42aが保護されているため、光ファイバ42の先端42aに傷等が付きにくいものとなる。
なお、図4A,Bはこの状態における断面構造を斜視図で示したものであり、図4Aは光ファイバ42部分の断面を示し、図4Bは図2Bと同様、光プラグ60の中央断面を示す。
【0019】
次に、この光プラグ60のレセプタクルとの嵌合について説明する。
図5A,Bは光プラグ60と光プラグ60が嵌合接続されるレセプタクル90とをそれぞれ2方向から見て示したものであり、レセプタクル90は一部省略し、光プラグ60が嵌合接続される部分のみを示している。
レセプタクル90は光プラグ60が挿入される開口91を有し、開口91内には図6Aに示したように、光プラグ60のボディ20に設けられている係止突起23と係合する係止片92が設けられ、さらにフェルール22が挿入嵌合されるスリーブ93が設けられている。
【0020】
図6Aに示したようにレセプタクル90の開口91に光プラグ60を対向位置させ、光プラグ60を開口91に挿入すると、ボディ20に設けられているヒンジ28の凸部28aがレセプタクル90の開口91の内壁91aと当たり、これによりヒンジ28は内壁91aによって押されて図6Bに示したように回動する。
このヒンジ28の回動により、フェルールカバー70に設けられているストッパ76は押され、その先端は図6Bに示したように内側に移動し、つまり段部27と当接する位置から外れた位置に移動する。
【0021】
一方、フェルールカバー70は挿入によりその先端がスリーブ93と突き当たり、スリーブ93によって押される。フェルールカバー70の押し込みを阻止していたストッパ76は上述したように段部27から外れ、つまりロックが解除されているため、フェルールカバー70はスリーブ93によって押されて押し込まれることになる。
【0022】
図7はこのようにしてフェルールカバー70が押し込まれ、ボディ20の凹部21の底面方向に移動して光プラグ60とレセプタクル90とが嵌合接続された状態を示したものであり、フェルール22はフェルールカバー70の移動によりフェルールカバー70の前面から突出し、スリーブ93内に挿入される。また、係止片92と係止突起23とが係合し、これにより光プラグ60は抜け止めされてレセプタクル90との嵌合接続状態が維持される。
【0023】
図8A,Bはこのように光プラグ60とレセプタクル90とが嵌合接続された状態の断面構造を斜視図で示したものであり、図8Aは図7と同様、光プラグ60・レセプタクル90の中央断面を示し、図8Bは光ファイバ42・スリーブ93部分の断面を示す。
また、図9はこの嵌合接続された状態において、フェルールカバー70が押し込まれてその前面から一対のフェルール22が突出している状態をレセプタクル90の図示を省略して示したものである。
なお、レセプタクル90から光プラグ60を引き抜くと、ストッパ76及びヒンジ28は共にその弾性復元力により元の位置(状態)に復帰し、フェルールカバー70もコイルバネ80の弾性復元力により元の位置に復帰する。
【0024】
以上述べたように、この例によれば、レセプタクル90との嵌合時にはフェルールカバー70がレセプタクル90のスリーブ93によって押し込まれて移動し、フェルール22が突出してスリーブ93への挿入が可能となる構造となっており、このようなフェルールカバー70の移動及びそれによるフェルール22の突出は光プラグ60のボディ20に設けられているヒンジ28がレセプタクル90の開口91の内壁91aによって押され、それによってストッパ76のロックが解除されることによって可能となっている。
【0025】
従って、レセプタクル90との嵌合時以外に、単にフェルールカバー70の前面が押されてもフェルールカバー70は移動せず(押し込まれず)、つまりフェルール22の保護状態が維持されるものとなっており、よって光ファイバ42の先端42aを確実に保護できるものとなっている。
【0026】
図10はこの発明の他の実施例の要部を示したものであり、この例ではヒンジ及びストッパを前述した例のようにそれぞれボディ20及びフェルールカバー70と一体形成せず、別部品とし、金属板で構成したものとなっている。
ヒンジ101は図10に示したように折り曲げられて凸部101aが形成されており、その凸部101a側の一端はボディ20の凹部21の周壁24に例えば軸・穴結合で回動可能に支持され、他端は周壁24の内面に当接されている。
【0027】
ストッパ102はその一端がフェルールカバー70の外周面に突設された支持部77にヒンジ101と同様、回動可能に支持されており、このストッパ102の中間部とフェルールカバー70の外周面との間にはコイルバネ103が配設され、このコイルバネ103によってストッパ102はその他端(遊端)がヒンジ101と当接する方向に付勢されている。
ヒンジ101及びストッパ102をこのような構造としても、前述した例と同様にこれらヒンジ101及びストッパ102は動作し、つまりフェルールカバー70のロック機構が構成される。なお、ヒンジ101及びストッパ102を構成する金属板には例えばステンレス板やリン青銅板が用いられる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明による光プラグによればフェルールカバーを具備し、レセプタクルとの非嵌合状態においてはこのフェルールカバー内にフェルールが位置しているため、光ファイバ先端が保護され、傷付き等を防止することができる。
また、この状態ではフェルールカバーに設けられているストッパによりフェルールカバーの移動が阻止され、つまりたとえフェルールカバーが押されても押し込まれない状態となっており、レセプタクルに挿入され、それによりストッパのロックが解除されることによってフェルールカバーが移動可能となり、スリーブによって押し込まれてフェルールが突出する構造となっているため、確実に光ファイバ先端を保護することができるものとなっている。
【0029】
よって、従来のように保護キャップをいちいち取り付けたり、あるいは取り外したりという面倒な作業を行わなくてもよいものとなり、その点で極めて取り扱い易いものとなる。
加えて、保護キャップを必要としないため、保護キャップを誤飲する虞れもなく、また保護キャップを紛失するといった問題も発生せず、この点でも取り扱い易いものとなり、このような取り扱い性の良さから例えば光ファイバケーブルを用いて信号の送受信を行う次世代の情報家電機器等に用いて極めて好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明による光プラグの一実施例を示す斜視図、Bはそれを上下引っくり返した状態の斜視図。
【図2】Aは図1に示した光プラグの中央横断面図、Bはその中央縦断面図。
【図3】図1におけるフェルールカバーの外観を示す斜視図。
【図4】図1に示した光プラグの断面構造を示す斜視図、Aは光ファイバ部分を示し、Bは中央部分(コイルバネ部分)を示す。
【図5】図1に示した光プラグと相手方レセプタクルを示す斜視図、Aは光プラグの前端方向から見た図、Bは光プラグの後端方向から見た図。
【図6】Aはレセプタクルに光プラグが挿入される状態を示す断面図、Bは挿入によるヒンジ及びストッパの動作を説明するための図。
【図7】レセプタクルと光プラグとが嵌合接続された状態を示す断面図。
【図8】レセプタクルと光プラグとが嵌合接続された状態の断面構造を示す斜視図、Aは中央部分を示し、Bは光ファイバ・スリーブ部分を示す。
【図9】レセプタクルと嵌合接続されている時の光プラグの状態をレセプタクルを省略して示した斜視図。
【図10】この発明による光プラグの他の実施例の要部を示す断面図。
【図11】従来の光プラグを示す図、Aは平面図、Bは部分断面図。
Claims (2)
- レセプタクルの開口に挿入されるボディ前面に凹部が形成され、その凹部の底面から突出形成されたフェルールに光ファイバが挿通保持される光プラグであって、
上記フェルールの延伸方向に移動可能とされ、かつ抜け止めされて上記凹部に配されたフェルールカバーと、
そのフェルールカバーを上記凹部から突出する方向に付勢するバネと、
上記フェルールカバーの外周面に突設され、上記底面方向に延長された先端が上記凹部の周壁に設けられた段部と当接することにより、上記フェルールカバーの上記底面方向への移動を阻止するストッパと、
そのストッパと対向して上記周壁に設けられ、周壁の外周面より突出する凸部を備えたヒンジとを具備し、
上記挿入により上記開口の内壁によって上記凸部が押されて上記ヒンジが回動し、
その回動により上記ストッパが押され、上記阻止が解除されて、上記フェルールカバーが上記開口内に設けられているスリーブによって押されて上記底面方向に移動することにより、上記フェルールが上記フェルールカバーから突出する構造とされていることを特徴とする光プラグ。 - 請求項1記載の光プラグにおいて、
上記ストッパは上記フェルールカバーと一体形成され、上記ヒンジは上記ボディと一体形成されていることを特徴とする光プラグ。
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