JP2003246443A - 搬送装置、並びに、倉庫装置 - Google Patents
搬送装置、並びに、倉庫装置Info
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Abstract
を同時進行で搬送することが可能な搬送装置、並びに、
当該搬送装置を備えた倉庫装置の提供を目的とする。 【解決手段】 搬送装置2は、物品を搭載して搬送可能
な複数の搬送モジュール3が直列に配置されたものであ
る。搬送装置2は、物品格納棚6に隣接する位置に物品
の搬送面が上方を向くように配置されている。搬送モジ
ュール3は、物品を搬送する物品搬送部20と、物品搬
送部20を上下に揺動させる昇降部21とを具備してい
る。搬送装置2に搭載された物品が所定の載置部10に
隣接する位置まで移動すると昇降部21が作動し、物品
搬送部20が載置部10と水平になる。物品搬送部20
が水平となると、クロスコンベア25が作動し、物品を
物品格納棚6に移載する。
Description
ールが直列に配置された搬送装置、並びに、当該搬送装
置が設置された倉庫装置に関するものである。
庫装置として、上下方向に多層の物品収納棚を設けた立
体倉庫が公知である。この様な立体倉庫には、物品を物
品収納棚の所定の位置に効率よく収納すべく、特開20
00−168912号公報等に記載されているようなス
タッカークレーンが多用されている。前記倉庫装置は、
前後方向に移動可能なスタッカークレーンの両側に、前
後方向および上下方向に多数の棚を有する保管ラックを
配置したものである。物品や物品を搭載したパレット
は、スタッカークレーンにより保管ラックの所定の位置
まで搬送され、収納される。
レーンによれば、前後方向および上下方向に物品や物品
を搭載したパレットを移動し、所定位置の保管ラックに
収納することができる。しかし、スタッカークレーンの
設置には極めて大きなスペースを必要とするため、倉庫
全体に対するスタッカークレーンの占有スペースが大き
くなってしまう。従って、スタッカークレーンを採用し
た倉庫装置は、物品の収納密度が低下せざるを得ないと
いう問題がある。
を同時進行で搬送することができない。そのため、収納
すべき物品の数が多い場合や、物品の種類が多岐にわた
る場合などは、スタッカークレーンが倉庫内を何度も往
復する必要があり、作業効率が大幅に低下してしまうと
いう問題がある。
要するスペースが小さく、多数の物品を同時進行で搬送
することが可能な搬送装置、並びに、当該搬送装置を備
えた倉庫装置の提供を目的とした。
解決すべく提供される請求項1に記載の発明は、物品を
搭載して搬送する複数の搬送モジュールが直列に配置さ
れた搬送装置において、前記搬送モジュールのうち少な
くとも1基は、物品が搭載される物品搬送部と、当該物
品搬送部を搬送方向の上流側あるいは下流側の端部が、
上方側あるいは下方側を向くように昇降させる昇降手段
とを具備していることを特徴とする搬送装置である。
送モジュールの物品搬送部の端部を昇降させることによ
り、必要に応じて物品の搬送経路を立体的に編成するこ
とができる。そのため、本発明の搬送装置によれば、物
品を立体的に搬送することが可能であり、上下方向に複
数の棚を有する立体倉庫などに物品を搬出入する搬送装
置として好適に使用できる。
連続して搭載しても、物品毎に搬送経路を変更すること
により、的確な位置に物品を搬送することができる。従
って、本発明の搬送装置は、物品の搬出入を効率よく行
える。
搬送する複数の搬送モジュールが直列に配置された搬送
装置において、前記搬送モジュールのうち少なくとも1
基は、物品が搭載される物品搬送部と、当該物品搬送部
の姿勢を上方側あるいは下方側に向けて揺動させる揺動
手段とを具備していることを特徴とする搬送装置であ
る。
送モジュールが上下方向に向くように揺動させることに
より、物品の搬送経路を適宜立体的に編成することがで
きる。そのため、本発明の搬送装置によれば、物品を立
体的に搬送することが可能であり、上下方向に複数の棚
を有する立体倉庫などに物品を搬出入する搬送装置とし
て好適に使用できる。
連続して搭載しても、物品毎に搬送経路を変更すること
により、的確な位置に物品を搬送することができる。従
って、本発明の搬送装置は、物品の搬出入の作業効率が
高い。
て、物品搬送部は、固定軸に対して回転自在なローラが
複数、並列に配置されたローラコンベアであってもよ
い。(請求項3)
とも1つが、ローラ固定軸に対して回転自在に支持さ
れ、ローラ本体内にモータと減速機とが内蔵されたモー
タ内蔵ローラであることを特徴とする請求項3に記載の
搬送装置である。
れた物品をモータ内蔵ローラの回転動力により搬送する
ことができる。そのため本発明の搬送装置は、物品搬送
部のローラの駆動源を別途設ける必要がなく、搬送装置
全体を小型化できる。
水平方向の軸を中心として回転し、物品を搬送するロー
ラと、物品の搬送方向を変換する搬送方向変換手段によ
り構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のい
ずれかに記載の搬送装置である。
向を、搬送方向変換手段により変換することが可能であ
り、物品の搬送方向が多岐にわたっている。そのため、
本発明の搬送装置は、ローラおよび搬送方向変換手段を
制御することにより、物品を任意の方向へ搬送すること
ができる。
変換手段が、クロスコンベアであり、当該クロスコンベ
アは、内部にモータと減速機が内蔵された筒体と筒体か
ら突出した軸を有し、前記筒体と軸とが相対的に回転す
るモータ内蔵筒と、モータ内蔵筒の筒体に取り付けられ
たカムと、回転を当該回転軸と交わる軸を中心とする回
転に変更して伝達する回転軸変更機構と、無端長尺物
と、無端長尺物を駆動する駆動側回転物と、駆動側回転
物に対して近接・離反方向に移動可能な他端側部材を有
し、前記無端長尺物は駆動側回転物と他端側部材の間に
懸架され、前記モータ内蔵筒は、概ね無端長尺物に包囲
される位置にあり、モータ内蔵筒の軸は、回転軸変更機
構を介して駆動側回転物と係合し、さらにモータ内蔵筒
と無端長尺物の間であって前記カムと無端長尺物の双方
と接触可能な位置に支持部材が設けられ、前記軸が絶対
的に回転した時、軸の回転力が駆動側回転物に伝動され
て無端長尺物が走行し、筒体が絶対的に回転した時筒体
と共にカムが回転して支持部材を昇降し、無端長尺物の
一部を内外に移動させるものであることを特徴とする請
求項5に記載の搬送装置である。
方向変換手段は、無端長尺物によって包囲される位置
に、主要な構成部品が納まるものであり、極めて小型で
あるため、搬送装置全体を小型化できる。そのため、本
発明の搬送装置は、大きな設置スペースを必要とせず、
手狭な場所にも容易に設置することが可能である。
長はその幅の2倍以下であることを特徴とする請求項1
乃至6のいずれかに記載の搬送装置である。
その幅の2倍以下であり、全長が短い。そのため、本発
明の搬送装置は、装置全体の小型化可能である。また、
搬送モジュールの全長が短いため、限られた空間内にお
いて搬送経路を容易に調整できる。
手段および揺動手段は、モータおよび減速機が内蔵され
た昇降用ローラと、当該昇降用ローラに連動して回転可
能である昇降部材を有し、連結部材を介して物品搬送部
に対して回転自在に接続されており、前記昇降部材は、
摺動部材を介して前記物品搬送部に摺動自在に接続され
ており、前記物品搬送部には前記摺動部材の摺動方向を
規制する摺動方向規制手段が設けられていることを特徴
とするものとすることが可能である。
は、昇降用ローラおよび昇降部材が回転すると、摺動部
材は、摺動方向規制手段により摺動方向を規制されなが
ら摺動し、物品搬送部を昇降手段に対して上方あるいは
下方へと押し動かす。昇降手段と物品搬送部とは、連結
部材を介して回転自在に接続されているため、昇降用ロ
ーラの回転に伴い前記連結部材を中心として物品搬送部
が回転し、上下方向に傾斜する。従って、上記した構成
の昇降手段を備えた搬送装置は、昇降用ローラの回転を
制御することで物品の搬送経路を上下方向に自由に変更
することができる。
び揺動手段は、アクチュエータを具備していることを特
徴とするものとすることも可能である。
動させることにより、物品搬送部を所望の位置および角
度まで昇降させることができる。そのため、本発明の搬
送装置は、物品の搬送経路を上下方向に自由に変更する
ことができる。
段および揺動手段は、油圧シリンダあるいは空気圧シリ
ンダを具備しているものであってもよい。
側が開口した物品格納棚と、当該物品格納棚を上下方向
に分割し、物品を格納し載置する載置部とを有し、前記
物品格納棚の開口側には請求項1乃至7のいずれかに記
載の搬送装置が上下方向に傾斜するように配置されてお
り、当該搬送装置は、昇降手段または揺動手段が作動す
ると、物品搬送部が前記載置部に沿うように揺動するこ
とを特徴とする倉庫装置である。
載された物品を、格納すべき載置部の高さまで移動させ
ることができる。さらに、所定の高さまで物品を移動さ
せた後、当該物品が搭載された物品搬送部を、前記載置
部に沿うように揺動させることにより、前記物品を所望
の載置部に的確に移載することができる。
は、搬送装置がコンパクトな構成であるため、倉庫内に
大きな物品の保管スペースを確保することができ、物品
の収納密度を向上させることができる。
を搬送装置に搭載し同時進行で搬送することができる。
そのため、本発明の倉庫装置は、物品を連続して搬送す
ることができ、作業効率が極めて高い。
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本
発明の第1実施形態である倉庫装置および搬送装置を示
す斜視図である。図1において、1は倉庫装置であり、
2は搬送装置である。また、図2は、搬送装置2を構成
する搬送モジュールを示す斜視図である。図2におい
て、3は本実施形態の搬送モジュールである。
格納棚6と、物品格納棚6に対して上下方向に傾斜する
ように配置された搬送装置2とを具備している。物品格
納棚6は、搬送装置2と隣接しており、物品の搬入・搬
出のために搬送装置2側の前方側面7が開口している。
また、前方側面7に隣接する左方側面8も開口してお
り、左方側面8側から物品格納棚6のメンテナンスを行
える。また、物品格納棚6は、載置棚9により上下方向
に等間隔に5分割され、載置部10(以下、載置部10
a,10b,10c,10d,10eと称す)が形成さ
れている。
の搬送方向が前方側面7側から物品格納棚6の奥側に向
かうようにローラコンベア11が敷設されている。ロー
ラコンベア11は、平行したフレーム12,12の間に
支軸に対して自由に回転可能なフリーローラ13および
後述するモータ内蔵ローラ24が複数並設されたもので
ある。また、ローラコンベア11の中途で、物品の搬送
方向を変換すべき位置には、フリーローラ13およびモ
ータ内蔵ローラ24の間に後述するクロスコンベア25
が配置されている。
台の搬送モジュール3(以下、搬送モジュール3a,3
b,3c,3d,3eと称す)が、直列に配置されたも
のである。搬送装置2は、物品格納棚6の前方側面7側
に配置されており、常時は物品の搬送面が上下方向に傾
斜している。図2に示すように、搬送装置2を構成する
搬送モジュール3は、物品が搭載される物品搬送部20
と、昇降部(昇降手段)21とを有する。
のフレーム22の間に、モータ内蔵ローラ24が複数並
設されたものであり、全長がその幅の2倍以下である。
また、物品搬送部20の隣接するモータ内蔵ローラ24
の間には、物品の搬送方向を変換するクロスコンベア
(搬送方向変換手段)25が設けられている。フレーム
22には、フレーム22の長尺方向に長い案内溝23a
(摺動方向規制手段)と、軸孔23bとが設けられてい
る。
あり、図4はその機構図である。モータ内蔵ローラ24
は、ローラ本体26内にモータ27と減速機28とが内
蔵されたものである。ローラ本体26は、両端が開口し
た金属製の筒体であり、両端に閉塞部材30,31が一
体的に取り付けられ閉塞されている。ローラ本体26の
両端からは、固定軸32,33が突出している。ローラ
本体26は、固定軸32,33に回転自在に支持されて
いる。固定軸32,33は、それぞれ物品搬送部20の
フレーム22に固定されている。即ち、モータ内蔵ロー
ラ24は、フレーム22に対して回動自在に固定されて
いる。
的に固定されている。モータ27は、内筒部材35内に
電磁石からなる複数の固定子36と、磁極を有する回転
子37と、位置検出子38とを備えたブラシレスモータ
である。回転子37の一端側は、軸受け40を介して固
定軸32に支持されている。また、回転子37の他端側
は、減速機28に軸受け41を介して固定されている。
位置検出子38は、回転子37の近傍に配置され、回転
子37の磁極の周方向の位置を検知し、磁極検知信号を
発信するものである。
御するモータ駆動制御装置(図示せず)に接続されてい
る。モータ内蔵ローラ24は、モータ27の回転動力に
より回転駆動するものであるため、モータ駆動制御装置
は、モータ内蔵ローラ24のローラ駆動制御装置として
機能する。モータ駆動制御装置は、倉庫装置1全体の駆
動を司るプログラマブルコントローラなどの上位の制御
システムからの制御信号に基づき各固定子36へ電力を
供給し、モータ内蔵ローラ24の回転駆動を制御する。
成されるものであり、モータ27の回転子37に接続さ
れている。モータ27において発生した回転動力は、減
速機28により所定の減速比で減速され、減速機28か
ら突出した中心軸45を回転させる。減速機28の中心
軸45は、連結部材46を介して閉塞部材31に連結さ
れている。よって、モータ27の回転動力は、減速機2
8において減速された後、連結部材40を介して閉塞部
材31へと伝播される。閉塞部材31は、ピン47によ
ってローラ本体26と一体化されているため、ローラ本
体26は、閉塞部材31に伝播された回転動力により回
転駆動する。
向変換手段として機能するクロスコンベア25の分解斜
視図である。クロスコンベア25は、モータ内蔵筒5
0、カム51、回転軸変更機構52、駆動側プーリ(駆
動側回転物)53と、従動側プーリ(他端側部材)5
5、無端ベルト56、支持部材57及びバネ58がフレ
ーム(図示せず)の内部に収容された構成である。モー
タ内蔵筒50は、物品搬送部20のモータ内蔵ローラ2
4とほぼ同様の構造を有する。モータ内蔵筒50は、両
端から突出した軸に対して相対的に回転する構造であ
る。クロスコンベア25において、モータ内蔵筒50の
ローラ本体61は、ブラケット62により図示しないフ
レームに固定されている。また、カム51は、ローラ本
体61上にカム51の中心がローラ本体61の中心に対
して偏心した位置になるように取り付けられている。
と中間摩擦車64および駆動側プーリ53の表面に設け
られた溝65により構成され、駆動側プーリ53とモー
タ内蔵筒50の中間に配置されている。摩擦車63は、
前記したモータ内蔵筒50の軸に接続されている。ま
た、中間摩擦車64は、摩擦車63および駆動側プーリ
53の表面に設けられた溝65に係合する構造である。
また、支持部材57は天面66と左右の側面67,68
により構成される箱状の部材である。天面66は、下向
きに湾曲したそり状の部材であり、モータ内蔵筒50を
覆う構成である。
53と従動側プーリ55が、共に回転軸がモータ内蔵筒
50の回転軸に直行する向きに、フレーム(図示せず)
に取り付けられる。なお、従動側プーリ55は、駆動側
プーリ53との軸間距離が変化できるようにフレームに
取り付けられる。さらに従動側プーリ55にはバネ58
が当接している。従動側プーリ55は、バネ58により
駆動側回転物53から離れる方向に押圧されている。無
端ベルト56は、無端ベルト56の裏面が支持部材57
の天面に覆い被さる形態で、駆動側プーリ53と従動側
プーリ55とに懸架されている。
させる昇降部21は、平行に配置された長尺のフレーム
70,70の間に、昇降用ローラ71が回転自在に取り
付けられたものである。フレーム70,70の間隔は、
物品搬送部20のフレーム22,22の間隔よりも大き
い。昇降用ローラ71は、ローラ本体72内にモータ
(図示せず)と減速機(図示せず)とを内蔵したもので
ある。昇降用ローラ71は、ローラ本体72の両端から
突出した軸73に対して相対的に回転する。
2よりも大径のリング75が一体的に取り付けられてい
る。リング75には、長尺の昇降ロッド76(昇降部
材)が一体的に設けられている。昇降ロッド76の他端
側には、摺動軸78(摺動部材)が取り付けられてい
る。摺動軸78は、物品搬送部20のフレーム22,2
2間の間隔と略同等の長さを有する。摺動軸78は、物
品搬送部20のフレーム22,22に設けられた案内溝
23a,23aに、モータ内蔵ローラ24と平行となる
ように挿通されており、これにより昇降ロッド76と物
品搬送部20とが接続されている。
一端側が固定されている。連結部材80の他端側には、
物品搬送部20のフレーム22に設けられた軸孔23b
に挿通された支持軸81が取り付けられている。支持軸
81は、物品搬送部20のフレーム22,22の間隔よ
り僅かに長く、端部が連結部材80から突出している。
昇降用ローラ71が回転し、摺動軸78が案内溝23a
に沿って摺動すると、物品搬送部20は摺動軸78によ
り押し動かされ、支持軸81を支軸として上下方向に回
動する。
同士をモジュール連結部材83により5基連結したもの
である。モジュール連結部材83は、隣接する搬送モジ
ュール3の昇降部21を構成するフレーム70の端部同
士を階段状に連結するものである。搬送装置2は、物品
格納棚6の前方側面7に隣接する位置に配置されてお
り、全体として物品搬送部20が搬送方向の下流側に向
かうに従って上方に向かうように傾斜している。また、
搬送装置2は、搬送モジュール3a,3b,3c,3
d,3eを支持軸81を中心として回動し、倉庫5の床
面に対して水平とした際に、それぞれの物品搬送部20
と、載置部10a,10b,10c,10d,10eの
底面とが略同一の高さとなるように配置されている。
ジュール3aに隣接する位置に、搬送モジュール3aの
搬送方向に対して交差する方向に、物品を搬送可能な長
尺の搬送装置85が配置されている。搬送装置85は、
長尺のフレーム86,86の間に上記したフリーローラ
13およびモータ内蔵ローラ24が並置され回転自在に
固定されたものである。また、搬送装置85の中途で、
搬送モジュール3aに面する位置は、分岐部87となっ
ている。分岐部87には、フリーローラ13およびモー
タ内蔵ローラ24の間に上記したクロスコンベア25が
配置されている。そのため、搬送装置85上を移動し、
分岐部87に至った物品は、必要に応じてクロスコンベ
ア25により搬送装置2側へと移載される。
搬送モジュール3eに隣接する位置には、搬送モジュー
ル3eの搬送方向に対して交差する方向に物品を搬送可
能な搬送装置90が配置されている。搬送装置90は、
搬送装置85と同様にフレーム91,91にフリーロー
ラ13およびモータ内蔵ローラ24を回転自在に固定し
たものである。搬送装置90の端部で、搬送モジュール
3eに面する位置には分岐部92が形成されている。分
岐部92には、分岐部87と同様にフリーローラ13お
よびモータ内蔵ローラ24の間に上記したクロスコンベ
ア25が配置されている。そのため、搬送装置2上を移
動した物品は、分岐部92において搬送方向を転換し、
搬送装置90上を移動する。
送装置2の動作を、物品の搬送手順を順次示すことによ
り説明する。図6,7,8は、それぞれ搬送モジュール
3の動作を模式的に示した側面図である。図6は、物品
が搬送装置2の下流側へと移動している際の搬送モジュ
ール3を示す側面図である。図8は、搬送装置2上の物
品を載置部10側へ移載する際における搬送モジュール
3を示す側面図である。図7は、図6と図8との中途の
状態における搬送モジュール3を示す側面図である。
示せず)からの制御信号に基づき、搬送装置85のモー
タ内蔵ローラ24が回転すると、搬送装置85上に搭載
された物品は、順次分岐部87側へと移動を開始する。
分岐部87に物品格納棚6に格納すべき物品が差し掛か
ると、制御システムの制御信号に基づき、分岐部87に
設けられたクロスコンベア25に電力が供給される。
と、モータ内蔵筒50のローラ本体61が回転し、ロー
ラ本体61に取り付けられたカム51が回動する。この
時、カム51は、支持部材57の天面66の内側と接
し、天面66を上方に押し上げる。その結果、支持部材
57が上昇し、そり状の天面66が無端ベルト56の走
行面を上方に押圧する。上方に押圧された無端ベルト5
6の走行面は、搬送装置85のフリーローラ13および
モータ内蔵ローラ24よりも上方に露出し、分岐部87
上の物品をすくい上げる。
1がそれ以上回転し得なくなり、モータ内蔵筒50のロ
ーラ本体61の回転が停止する。ここでモータ内蔵筒5
0は、ローラ本体61と軸60とが相対的に回転するも
のであるため、ローラ本体61の回転が停止すると、軸
60が絶対的に回転する。その結果、回転軸変更機構5
2を介して駆動側プーリ53が回転し、無端ベルト56
が走行を開始する。そのため分岐部87上の物品は、横
方向に移動し、搬送装置2側へと乗り移る。物品の移送
が完了すると、モータ内蔵筒50を逆方向に回転させ、
支持部材57を降下し、無端ベルト56の走行面を沈め
る。
載置部より下方側に位置する搬送モジュール3の物品搬
送部20に取り付けられたモータ内蔵ローラ24に順次
電力を供給する。さらに具体的には、例えば載置部10
cに物品を格納する場合は、搬送モジュール3a,3
b,3cのモータ内蔵ローラ24に通電し、搬送モジュ
ール3c上まで物品を移動させる。搬送モジュール3c
上に物品が到達すると、制御システムは、搬送モジュー
ル3cのモータ内蔵ローラ24への通電を停止し、搬送
モジュール3c上に物品を停止させる。
と、制御システムは、搬送モジュール3cの昇降部21
に設けられた昇降用ローラ71に通電する。それに伴
い、昇降用ローラ71およびリング75に取り付けられ
た昇降ロッド76は、図6中の矢印の方向に回転する。
昇降ロッド76が回転すると、摺動軸78は物品搬送部
20の案内溝23aに沿って連結部材80側へと摺動す
る。物品搬送部20は、摺動軸78によって押し動かさ
れ、図7に示すように支持軸81を支点として昇降部2
1側へと屈曲し始める。さらに昇降用ローラ71を回転
させると、図8に示すように物品搬送部20のフレーム
22が水平になる。
ると、倉庫装置1の制御システムの制御信号に基づき、
搬送モジュール3cに設けられたクロスコンベア25に
電力が供給される。クロスコンベア25は、搬送モジュ
ール3c上に停止している物品をすくい上げた後、無端
ベルト56を走行させ、物品を載置部10c側へと移動
させる。載置部10c側に移動した物品は、載置部10
c上に配置されたローラコンベア11上を移動し、所定
の位置に到達する。
物品を、物品格納棚6に収納しない場合、物品は搬送モ
ジュール3eから搬送装置90へと移載される。即ち、
物品が搬送モジュール3eの上端部に至ると、分岐部9
2のクロスコンベア25が駆動し、物品をすくい上げた
後にクロスコンベア25上に移動させる。物品が分岐部
92上に移動すると、制御システムは、クロスコンベア
25を下降させ、搬送装置90のモータ内蔵ローラ24
に電力を供給する。モータ内蔵ローラ24が回転を開始
すると、分岐部92上の物品は搬送装置90の下流側へ
と移動する。
ることにより、物品格納庫6よりも上方にある搬送装置
90に搭載された物品を物品格納庫6に収納することも
可能である。
は、搬送モジュール3を5基連結したものであったが、
物品格納庫6の大きさや載置棚9の段数に応じて適宜搬
送モジュール3の連結台数を設定できる。また、搬送モ
ジュール3の傾斜角度についても、倉庫5のスペースや
物品格納庫6の大きさ等に応じて適宜変更可能である。
ジュール3の昇降部21をモジュール連結部材83によ
り階段状に連結し上下方向に傾斜させたものであるが、
階段状の台座等を別途用意し、当該台座に各搬送モジュ
ール3を固定する構造としてもよい。
スタッカークレーンに代表される従来の搬送装置に比べ
てコンパクトな構成であり、倉庫に対する搬送装置2の
占有スペースが小さい。そのため、本実施形態の倉庫装
置1によれば、倉庫5内の物品の収納スペースを大きく
取り、物品の収納密度を向上できる。
多数の物品を搭載し、同時進行で搬送し、収納すべき載
置棚9上に的確に移載することができる。そのため、搬
送装置2によれば、物品を効率よく搬送することができ
る。
品を格納する場合を例示し、搬送装置2の動作を説明し
たが、載置部10a,10b,10d,10eに物品を
格納する場合についても同様にして物品を格納すること
ができる。
10にローラコンベア11並びにクロスコンベア25を
敷設した構成を例示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、特開2002−2932号公報に開示さ
れている搬送方向変換装置に代表されるあらゆる搬送装
置を敷設した構成とすることも可能である。
について説明する。なお、本実施形態の倉庫装置は、上
記第1実施形態の倉庫装置1とほぼ同様の構成を有する
ため、共通する部分には同一の符号を付し、詳細の説明
については省略する。
搬送装置97の側面図である。本実施形態の倉庫装置9
5は、物品格納庫96と、物品格納庫96に対して上下
方向に傾斜するように配置された搬送装置97とを有す
る。物品格納庫96は、上記した物品格納庫6と同様の
載置棚98により上下方向に6分割されており、これに
より載置部99(以下、物品格納庫96の下方より載置
部99a,99b,99c,99d,99e,99fと
称す)が形成されている。載置部99には、上記第1実
施形態と同様に、フリーローラ13およびモータ内蔵ロ
ーラ24を備えたローラコンベア11(図示せず)が設
けられている。また、ローラコンベア11の中途で、物
品の搬送方向を変換すべき位置には、フリーローラ13
およびモータ内蔵ローラ24の間にクロスコンベア25
が配置されている。
96に隣接する位置に設けられている搬送装置97が上
記第1実施形態と異なる。搬送装置97は、7基の搬送
モジュール100(以下、搬送モジュール100a,1
00b,100c,100d,100e,100f,1
00gと称す)を具備している。
ジュール3と同様の物品搬送部20と昇降部102とを
有する。昇降部102は、図10に示すように平行に配
置されたフレーム103に、油圧シリンダ105(アク
チュエータ)を設けたものである。油圧シリンダ105
のロッド106の突出長さは、倉庫装置95の制御シス
テムにより制御される。ロッド106の先端側は、物品
搬送部20のフレーム22に接続されている。一方、物
品搬送部20と昇降部102とは、搬送モジュール3と
同様に連結部材80により連結されており、物品搬送部
20は、物品搬送部20のフレーム22の軸孔82に挿
通された支持軸81を中心として昇降部102に対する
傾斜角を変更できる。
a,100b,100c,100e,100f,100
gは、昇降部102のフレーム103が載置部99a,
99b,99c,99e,99fの底面を構成する載置
棚9と同一の高さとなるように、ボルト108により支
柱107a,107b,107c,107dに水平に固
定されている。さらに詳細には、搬送モジュール100
a,100b,100c,100e,100f,100
gは、物品を物品格納庫96の下方側から上方側へ搬送
する際の搬送経路の上流側に支持軸81側が位置するよ
うに各支柱に固定されている。
d,107eにより載置部99cの中間の高さで水平に
固定されている。搬送モジュール100dは、支持軸8
1側が支柱107e側となるように固定されている。搬
送モジュール100dは、搬送モジュール100a側か
ら流れてきた物品の搬送方向を転換し、搬送モジュール
100eへと移載する、物品移載装置として機能する。
換言すれば、搬送装置97の搬送経路は、搬送モジュー
ル100dを中心として扇状に広がっており、搬送モジ
ュール100dを境として物品が往き戻りする。即ち、
搬送装置97に搭載された物品は、搬送モジュール10
0dにおいて搬送方向が変換され、物品格納庫96の前
方側面7に沿う方向に往復動する。
搬送装置97の動作について説明する。本実施形態の搬
送装置97において、搬送モジュール3aに搭載された
物品が載置部99a,99b,99cのいずれか、即ち
搬送モジュール100dよりも上流側の載置部99に収
納するものである場合、倉庫装置95の制御システム
は、格納すべき載置部より下方側に位置する搬送モジュ
ール100のモータ内蔵ローラ24に順次電力を供給す
る。例えば、物品を載置部99bに収納する場合は、搬
送モジュール100a,100bのモータ内蔵ローラ2
4に電力を供給する。それに伴い、搬送モジュール10
0aに搭載された物品は、順次上方へと移送され、搬送
モジュール100bに至る。物品が搬送モジュール10
0bに到達すると、制御システムは、モータ内蔵ローラ
24への電力の供給を止め、物品を所定の搬送モジュー
ル100b上に停止させる。
100bの昇降部21を駆動させるべく、油圧シリンダ
ー105のロッド106を短縮する。それに伴い、搬送
モジュール3bの物品搬送部20が降下して水平となる
と、物品搬送部20の搬送面と載置部99bに設けられ
たローラコンベア11の搬送面とが面一となる。
ュール3bに設けられたクロスコンベア25が駆動を開
始し、搬送モジュール3b上の物品が載置部99b上の
ローラコンベア11へと移動する。ローラコンベア11
は、制御システムの制御信号に基づいて駆動し、物品を
所定の位置まで搬送する。
品が載置部99d,99e,99fのいずれか、即ち搬
送モジュール100dよりも下流側の載置部99に収納
されるものである場合について説明する。例えば、物品
を載置部99eに収納する場合、倉庫装置95の制御シ
ステムは、先ず搬送モジュール100dの物品搬送部2
0を水平位置まで降下した状態とする。また、制御シス
テムは、搬送モジュール100cのロッド106を突出
させ、搬送モジュール100cの物品搬送部20の昇降
側端部を搬送モジュール100dの物品搬送部20と同
一の高さにする。続いて、制御システムは、搬送モジュ
ール100a,100b,100cのモータ内蔵ローラ
24に順次電力を供給し、搬送モジュール100dの物
品搬送部20上まで物品を移送する。
れると、制御システムは、搬送モジュール100dのロ
ッド106を突出させ、搬送モジュール100dの昇降
側端部を移載部99dの底面とほぼ同一の高さとする。
続いて、制御システムは、搬送モジュール100dのモ
ータ内蔵ローラ24に電力を供給し、物品を搬送モジュ
ール100e側へと搬送する。
モジュール100fに至ると、制御システムは、搬送モ
ジュール100fのモータ内蔵ローラ24への電力の供
給を停止する。続いて、制御システムは、搬送モジュー
ル100fの物品搬送部20が水平になるまでロッド1
06を短縮させる。搬送モジュール100fの物品搬送
部20が水平となると、搬送モジュール100fのクロ
スコンベア25に電力が供給される。クロスコンベア2
5は、搬送モジュール100f上の物品をすくい上げた
後、無端ベルト56を走行させ、物品を載置部99eの
ローラコンベア11側へと移載する。倉庫装置95の制
御システムは、ローラコンベア11を駆動制御し、搬送
モジュール100fから移載された物品を所定の位置ま
で移動させる。
7が従来の搬送装置に比べてコンパクトな構成であり、
倉庫に対する搬送装置97の占有スペースが小さい。そ
のため、本実施形態の倉庫装置1によれば、倉庫5内の
物品の収納スペースを大きく取り、物品の収納密度を向
上できる。
経路の中途に、物品移載装置として搬送モジュール10
0dを設けているため、搬送装置97をコンパクトな構
成としつつ、搬送経路を緩やかに設定することができ
る。そのため、搬送装置97によれば、物品を落下させ
ることなく所定の位置まで安定して搬送することができ
る。
に多数の物品を搭載し、収納すべき載置棚9上まで同時
進行で的確に搬送することができる。そのため、本実施
形態の搬送装置97は、物品の搬送作業を効率よく行え
る。
品を格納する場合を例示し、搬送装置2の動作を説明し
たが、載置部99a,99b,99d,99eに物品を
格納する場合についても同様にして物品を格納すること
ができる。また、載置部99a,99b,99d,99
eから物品を搬出する場合についても、上記した動作手
順を逆に行うことによって容易に物品を搬出することが
できる。
0の物品搬送部20を昇降させる駆動源として、油圧シ
リンダ105を採用したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、空気圧シリンダ等あらゆるアクチュエー
タを駆動源として用いることができる。
の搬送方向を転換するための物品移載手段として、他の
搬送モジュール100と同一の搬送モジュール100d
を採用したため、部品点数が少なくて済む。なお、本実
施形態においては、物品移載手段として上記した搬送モ
ジュール100dを採用したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、物品の搬送方向を変換できる機構を
有するものであればいかなるものであっても採用でき
る。
0は、物品搬送部20を水平面より上方側にのみ揺動さ
せるものであったが、物品搬送部20を水平面より下方
側にも揺動可能な構成とすることも可能である。即ち、
搬送モジュール100は、物品搬送部20を水平面より
上方側および下方側の双方に揺動可能なものとすること
ができる。かかる構成によれば、より少ない搬送モジュ
ールで、物品の搬送経路を立体的に構成することができ
る。また、前記した構成の搬送モジュールは、物品の搬
送方向を転換するための物品移載手段として用いること
もできる。この場合、前記した搬送モジュールは、上記
搬送装置97の3基の搬送モジュール100c,100
d,100eにとって代わることができ、倉庫5内のス
ペースをより一層有効に利用することができる。
および搬送装置について説明する。なお、本実施形態の
倉庫装置および搬送装置は、上記第1,2実施形態の倉
庫装置および搬送装置とほぼ同様の構成であるため、共
通する部分には同一の符号を付し、詳細の説明について
は省略する。
送装置を示す側面図である。図11において、110は
本実施形態の倉庫装置であり、111は搬送装置であ
る。なお、図11において、載置部10上に敷設されて
いるローラコンベア11は図示せず省略している。
置111とを備えている。搬送装置111は、4基の搬
送モジュール114(搬送モジュール114a,114
b,114c,114d)と3基の連接コンベア115
a,115b,115cとが支柱112a,112b,
112c,112dにより連結されたものである。搬送
モジュール114は、搬送モジュール3,100とほぼ
同様の構造を有し、物品搬送部20がクロスコンベア2
5を持たない点のみが異なる。連接コンベア115a,
115b,115cは、上記したローラコンベア11と
同様に、平行したフレームに複数のフリーローラ13お
よびモータ内蔵ローラ24を併置したものである。連接
コンベア115aは、搬送モジュール114aから載置
部10aへと物品を搬送するものである。同様に連接コ
ンベア115b,115cは、それぞれ搬送モジュール
114b,114cから載置部10b,10cへと物品
を搬送するものである。
4c,114dおよび連接コンベア115a,115
b,115cは、支柱112a,112b,112c,
112dに固定され、連結されている。搬送モジュール
114a,114b,114c,114dは、昇降部2
1のフレーム103が載置部10a,10b,10c,
10d,10eの底面を構成する載置棚9と同一の高さ
となるように、ボルト113により支柱112a,11
2b,112c,112dに水平に固定されている。
び搬送装置111の動作について説明する。搬送装置1
11は、常時において搬送モジュール114の物品搬送
部20が載置棚9に対して傾斜した状態となっている。
搬送モジュール114aに物品が搭載されると、倉庫装
置110の制御システムは、順次搬送モジュール114
のモータ内蔵ローラ24に電力を供給し、ローラ本体2
6を回転させる。
送モジュール114aに搭載された物品が載置部10c
に収納するものである場合、倉庫装置110の制御シス
テムは、格納すべき載置部より下方側に位置する搬送モ
ジュール114a,114b,114cのモータ内蔵ロ
ーラ24に順次電力を供給する。それに伴い、搬送モジ
ュール114aに搭載された物品は、順次上方へと移送
され、搬送モジュール114cに至る。物品が搬送モジ
ュール114cに到達すると、制御システムは、モータ
内蔵ローラ24への電力の供給を止め、物品を所定の搬
送モジュール114c上に停止させる。
114cの物品搬送部20を載置部10cの載置棚9と
水平とするために、昇降部21の昇降用ローラ71に通
電する。それに伴い、搬送モジュール114cの物品搬
送部20が、支持軸81を中心として下方に回転し、物
品搬送部20と載置棚9とが水平となる。
テムは、モータ内蔵ローラ24に再度電力を供給する。
搬送モジュール114c上に停止していた物品は、連接
コンベア115cへと移載される。連接コンベア115
cに搭載された物品は、物品格納棚6側へと移動し、載
置部10c上のローラコンベア11へと移載される。ロ
ーラコンベア11は、制御システムの制御信号に基づい
て駆動し、物品を所定の位置まで搬送する。
111がコンパクトな構成であり、倉庫5に対する占有
スペースが小さい。そのため、本実施形態の倉庫装置1
10を採用した倉庫5は、物品の収納スペースが大き
い。
度に多数の物品を搭載し、収納すべき載置棚9上まで同
時進行で的確に搬送することができる。そのため、本実
施形態の搬送装置97は、物品の搬送作業を効率よく行
える。
成する搬送モジュール114は、物品搬送部20にクロ
スコンベア25を設ける必要がない。よって、搬送装置
111は、部品点数が少なく製造コストが低い。
品を格納する場合を例示し、搬送装置2の動作を説明し
たが、載置部10a,10b,10d,10eに物品を
格納する場合についても同様にして物品を格納すること
ができる。また、載置部10a,10b,10d,10
eから物品を搬出する場合についても、上記した動作手
順を逆に行うことによって容易に物品を搬出することが
できる。
ュール2,100,114は、いずれも物品搬送部20
を昇降させる昇降部21,102を具備するものであっ
たが、本発明はこれに限定されず、物品搬送部20の姿
勢を上方側あるいは下方側に向けて揺動させる揺動手段
を具備するものであっても良い。揺動手段を具備する搬
送モジュールの一例として、図12に示すような搬送モ
ジュール120が挙げられる。搬送モジュール120
は、揺動手段としてモータと減速機とを内蔵したギヤド
モータ121を有し、ギヤドモータ121の回転軸12
2が、物品搬送部20のフレーム22の略中央に垂直に
固定されたものである。物品搬送部20は、ギヤドモー
タ121が駆動すると回転軸122を中心として上下方
向に揺動する。なお、物品搬送部20を揺動させる揺動
手段は、ギヤドモータ121に限らずあらゆるアクチュ
エータ等を採用することができる。
クトな構成であるため、倉庫に対する占有スペースが小
さい。そのため、本発明の倉庫装置によれば、倉庫の収
納スペースを大きく取ることができる。
物品を搭載し、収納すべき位置まで同時進行で的確に搬
送することができる。そのため、本発明の搬送装置によ
れば、物品の搬送作業を効率よく行える。
である。
を示す斜視図である。
れるモータ内蔵ローラの断面図である。
れるクロスコンベアの分解斜視図である。
の動作の第1段階を示す模式図である。
の動作の第2段階を示す模式図である。
の動作の第3段階を示す模式図である。
である。
搬送モジュールを示す側面図である。
図である。
モジュールの変形実施例を示す斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 物品を搭載して搬送する複数の搬送モジ
ュールが直列に配置された搬送装置において、前記搬送
モジュールのうち少なくとも1基は、物品が搭載される
物品搬送部と、当該物品搬送部を搬送方向の上流側ある
いは下流側の端部が上方側あるいは下方側に向くように
昇降させる昇降手段とを具備していることを特徴とする
搬送装置。 - 【請求項2】 物品を搭載して搬送する複数の搬送モジ
ュールが直列に配置された搬送装置において、前記搬送
モジュールのうち少なくとも1基は、物品が搭載される
物品搬送部と、当該物品搬送部の姿勢を上方側あるいは
下方側に向けて揺動させる揺動手段とを具備しているこ
とを特徴とする搬送装置。 - 【請求項3】 物品搬送部は、固定軸に対して回転自在
なローラが複数、並列に配置されたローラコンベアであ
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送装置。 - 【請求項4】 ローラの少なくとも1つは、ローラ固定
軸に対して回転自在に支持され、ローラ本体内にモータ
と減速機とが内蔵されたモータ内蔵ローラであることを
特徴とする請求項3に記載の搬送装置。 - 【請求項5】 物品搬送部は、水平方向の軸を中心とし
て回転し、物品を搬送するローラと、物品の搬送方向を
変換する搬送方向変換手段により構成されていることを
特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の搬送装
置。 - 【請求項6】 搬送方向変換手段は、クロスコンベアで
あり、当該クロスコンベアは、内部にモータと減速機が
内蔵された筒体と筒体から突出した軸を有し、前記筒体
と軸とが相対的に回転するモータ内蔵筒と、モータ内蔵
筒の筒体に取り付けられたカムと、回転を当該回転軸と
交わる軸を中心とする回転に変更して伝達する回転軸変
更機構と、無端長尺物と、無端長尺物を駆動する駆動側
回転物と、駆動側回転物に対して近接・離反方向に移動
可能な他端側部材を有し、前記無端長尺物は駆動側回転
物と他端側部材の間に懸架され、前記モータ内蔵筒は、
概ね無端長尺物に包囲される位置にあり、モータ内蔵筒
の軸は、回転軸変更機構を介して駆動側回転物と係合
し、さらにモータ内蔵筒と無端長尺物の間であって前記
カムと無端長尺物の双方と接触可能な位置に支持部材が
設けられ、前記軸が絶対的に回転した時、軸の回転力が
駆動側回転物に伝動されて無端長尺物が走行し、筒体が
絶対的に回転した時筒体と共にカムが回転して支持部材
を昇降し、無端長尺物の一部を内外に移動させるもので
あることを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。 - 【請求項7】 物品搬送部の全長はその幅の2倍以下で
あることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載
の搬送装置。 - 【請求項8】 少なくとも一方側が開口した物品格納棚
と、当該物品格納棚を上下方向に分割し、物品を格納し
載置する載置部とを有し、前記物品格納棚の開口側には
請求項1乃至7のいずれかに記載の搬送装置が上下方向
に傾斜するように配置されており、当該搬送装置は、昇
降手段または揺動手段が作動すると、物品搬送部が前記
載置部に沿うように揺動することを特徴とする倉庫装
置。
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JP2002043745A JP3762974B2 (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 搬送装置、並びに、倉庫装置 |
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