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JP2003225886A - 連続紙の切断装置及び該連続紙の切断装置を備える記録装置 - Google Patents

連続紙の切断装置及び該連続紙の切断装置を備える記録装置

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Publication number
JP2003225886A
JP2003225886A JP2002027587A JP2002027587A JP2003225886A JP 2003225886 A JP2003225886 A JP 2003225886A JP 2002027587 A JP2002027587 A JP 2002027587A JP 2002027587 A JP2002027587 A JP 2002027587A JP 2003225886 A JP2003225886 A JP 2003225886A
Authority
JP
Japan
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cutter
continuous paper
scanning direction
sub
cutting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002027587A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Anami
彰 阿南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2002027587A priority Critical patent/JP2003225886A/ja
Publication of JP2003225886A publication Critical patent/JP2003225886A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 副走査方向(紙送り方向)でのロール紙のカ
ット位置を変更することができる連続紙の切断装置を提
供すること。 【解決手段】印刷用のヘッド21を備えるキャリッジ2
3が主走査方向に往復動することにより連続紙Pへの記
録を行う記録装置1において、キャリッジ23が連続紙
Pの切断時に連続紙Pの搬送経路までカッター33を突
出させるカッター作動装置31を備え、カッター33は
副走査方向Yへの移動及び固定が可能である。本印刷を
開始する前のテスト印刷において、カッターにより連続
紙のどの位置で切断されるかを知り、その結果に応じて
カッターを副走査方向に位置ずれ分だけ移動することが
できるから、本印刷時には連続紙を正確な位置で切断す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続紙に記録を行
うプリンタ等の記録装置に係り、特に記録が完了した連
続紙の部分を切断する切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ロール紙の様な連続紙に印刷した
ものを適切な長さに切断して印刷物とするロール紙用プ
リンタが開発されている。この種の従来のプリンタで
は、カッターがプリンタの排紙部付近に設置されてお
り、記録ヘッドで印刷された部分の終端付近をカッター
の位置まで送り出して切断していた。そのため再びロー
ル紙に印刷を行う場合には、ロール紙の前端を記録ヘッ
ド側へ送り戻して印刷開始端を検出した後に印刷を開始
しなければならなかった。
【0003】しかし、このような制御は、複雑であるば
かりか、ロール紙を送り出したり戻したりするのに時間
が掛かり、スループットが低下するという問題点があっ
た。更に、このような構造では、カッターを主走査方向
に走査するための構造が必要であり、その分コスト高に
もなっていた。
【0004】そこで、従来の新たな構造として、記録ヘ
ッドを主走査方向に駆動するキャリッジに対してカッタ
ーを取付け、ロール紙を切断するときにだけ電磁プラン
ジャ等を作動してカッターを下方へ突出させることによ
り、ロール紙の印刷部分を切断する手法が提案されてい
る。この手法によれば、印刷後、僅かに前方へロール紙
を送り出すだけでロール紙をカットすることが可能であ
るから、高いスループットで印刷及びカットを実現する
ことができ、またカッターを主走査方向に走査するため
に新たな構造を付け加える必要もない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、ロール紙はその
種類や湿度等の種々の条件により、その長手方向に微妙
に延び縮みすることがある。上記の新たな構造ではカッ
ターの位置が副走査方向に固定されているため、ロール
紙が長手方向で伸び縮みしたときやロール紙の種類が変
わったときなどに、常に同じ位置で印刷部分を切断する
ことは困難であった。
【0006】そこで本発明の課題は、キャリッジにカッ
ターを取り付けてロール紙を切断するという上記手法を
前提として、副走査方向でのロール紙のカット位置を変
更することができる連続紙の切断装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の連続紙の切断装置は、記録ヘ
ッドを備えるキャリッジが主走査方向に往復動すること
により連続紙への記録を行う記録装置であって、前記キ
ャリッジが前記連続紙の切断時に連続紙の搬送経路まで
カッターを突出させるカッター作動装置を備え、前記カ
ッターは副走査方向へ移動及び固定可能であることを特
徴とするものである。
【0008】本発明によれば、本印刷を開始する前のテ
スト印刷において、カッターにより連続紙のどの位置で
切断されるかを知り、その結果に応じてカッターを副走
査方向に位置ずれ分だけ移動することができるから、本
印刷時には連続紙を正確な位置で切断することができ
る。またこのような機能により、連続紙の種類や、湿度
の変化による連続紙の伸び縮みなどの条件に応じて、カ
ッターの副走査方向での位置を微妙に変更することによ
り常に所望とする位置での連続紙の切断が可能となる。
【0009】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載された連続紙の切断装置において、前記カッ
ター作動装置は前記カッターを支持する一端を有するア
ームを備え、該アームが他端または前記一端と他端との
間に位置する回動支点を中心に回動することで前記カッ
ターが円弧状に回動し、固定可能であることを特徴とす
るものである。
【0010】本発明によれば、アームが回動支点を中心
に回動することでカッターが円弧状に回動するため、カ
ッターの副走査方向での位置も変化する。尚、カッター
の円弧状の移動により主走査方向でのカッターの位置も
変化するが、通常キャリッジは連続紙の紙幅よりも余分
に主走査方向に駆動されるので、連続紙の全紙幅に亘っ
て切断できることに変わりはない。
【0011】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項1に記載された連続紙の切断装置において、前記カッ
ター作動装置は前記カッターを支持する一端を有するア
ームを備え、該アームが他端または前記一端と他端との
間の位置で副走査方向にスライドすることで前記カッタ
ーが副走査方向に移動し、固定可能であることを特徴と
するものである。
【0012】本発明によれば、アームをスライドさせた
分だけカッターも副走査方向に移動するので、例えばア
ームのスライド分を目盛などで認識することにより、カ
ッターの移動距離を数値的に把握することができる。
【0013】また、本願請求項4に記載の発明は、請求
項1に記載された連続紙の切断装置において、前記カッ
ター作動装置は前記カッターを支持する一端を有するア
ームを備え、該アームが前記一端と他端との間で副走査
方向に伸縮及び固定可能であることを特徴とするもので
ある。
【0014】本発明によれば、副走査方向に延びるアー
ムの長さを変えることによりカッターの副走査方向での
位置を変えることができる。この場合もアームに目盛を
付しておくことにより、上記同様にカッターの移動距離
を数値的に把握することができる。
【0015】また、本願請求項5に記載の発明は、請求
項1に記載された連続紙の切断装置において、前記カッ
ター作動装置全体が副走査方向へ移動することにより前
記カッターが副走査方向に移動し、固定可能であること
を特徴とするものである。
【0016】本発明によれば、カッター作動装置にカッ
ターが取り付けられているから、カッター作動装置全体
が副走査方向に移送すればカッターも副走査方向に移動
することができる。
【0017】また、本願請求項6に記載の発明は、請求
項1〜5のいずれか1項に記載された連続紙の切断装置
において、前記カッター作動装置は、バネ作用により常
時カッターを上方へ付勢しており、電磁プランジャの作
動により、前記バネ作用による付勢力に抗して前記カッ
ターを連続紙の搬送経路に突出可能にしていることを特
徴とするものである。
【0018】本発明によれば、電磁プランジャに電気が
流れて作動することにより、カッターがバネ作用による
付勢力に抗して下方へ押し下げられ、連続紙の搬送経路
に突出することができる。
【0019】また、本願請求項7に記載の記録装置は、
請求項1〜6のいずれか1項に記載された連続紙の切断
装置を備えることを特徴とするものである。本発明によ
れば、本印刷を開始する前のテスト印刷において、カッ
ターにより連続紙のどの位置で切断されるかを知り、そ
の結果に応じてカッターを副走査方向に位置ずれ分だけ
移動することができるから、本印刷時には連続紙を正確
な位置で切断することができる。また記録紙がこのよう
な機能を備えることで、連続紙の種類や、湿度の変化に
よる連続紙の伸び縮みなどの条件に応じて、カッターの
副走査方向での位置を微妙に変更することにより、常に
所望とする位置での連続紙の自動切断が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る連続紙の切
断装置を備えるインクジェットプリンタの斜視図であ
り、図2は同プリンタのキャリッジ周辺を示す側面図で
ある。
【0021】図1において、符号1は本発明に係る連続
紙の切断装置を備えるインクジェットプリンタを示す。
インクジェットプリンタ1は、プリンタ本体3と、該プ
リンタ本体3の後方上部に設けられる給紙部5と、プリ
ンタ本体3の前方に形成される排紙部7とを備えて成
る。
【0022】給紙部5には、複数枚の単票紙を積載する
ための給紙トレイ9が設けられており、給紙トレイ9の
後方にはロール紙ホルダ11が設けられている。ロール
紙ホルダ11には、ロール紙Pがセットされ、そこから
繰り出されたロール紙Pは給紙トレイ9の下側を通って
プリンタ本体3内に給紙される構造となっている。
【0023】図2に示す如く、給紙トレイ9の直ぐ下流
側には給紙ローラ13が設けられている。給紙ローラ1
3は、対向する分離パッド(図示せず)との間で給紙ト
レイ9の最上部に位置する単票紙を挟圧して、前方へ送
り出す作用をする。尚、本発明は単票紙よりもロール紙
Pに関係するものであるから、以下ロール紙Pの搬送経
路に沿って説明する。
【0024】ロール紙ホルダ11から繰り出されたロー
ル紙Pは、下側の紙送り駆動ローラ15及び上側の紙送
り従動ローラ17から構成される紙送りローラ19に至
り、そこで図示しない紙送り駆動モータが紙送り駆動ロ
ーラ15を正確に回転駆動することにより、ロール紙P
は印刷工程における精密な紙送り動作を受けながら、紙
送りローラ19の下流側に位置する印刷ヘッド21へ給
紙されるようになっている。
【0025】印刷ヘッド21は、キャリッジ23に支持
されており、キャリッジ23は給紙方向と直交する方向
へ往復運動できるようになっている。尚、本明細書では
給紙方向と直交する方向を主走査方向Xとし、給紙方向
及びその反対方向を副走査方向Yとする。印刷ヘッド2
1と対向する位置にはプラテン25が設けられており、
該プラテン25は、印刷ヘッド21によってロール紙P
に印刷を行う際に、ロール紙Pを下側から支持する作用
をなす。印刷ヘッド21で印刷されたロール紙Pは、排
紙部7に設けられる排紙ローラ27によって順次送り出
される。
【0026】次に、本発明の連続紙の切断装置について
図3〜図6を参照しながら説明する。図3は、キャリッ
ジ23に設けられたカッター作動装置31の作動状態お
よび非作動状態を前方側から見た様子を模式的に示した
図である。図4はカッター作動装置の構造を示す側断面
図であり、図5はカッター作動装置の平面図である。ま
た図6はカッターを副走査方向に移動させる他の構造を
示す平面図である。図3に示す如く、キャリッジ23は
支持バー29に沿って主走査方向Xに走査可能であり、
キャリッジ23の側面にはカッター作動装置31が設け
られている。
【0027】カッター作動装置31は、ロール紙Pを切
断するときにだけカッター33の先端を連続紙の搬送経
路まで下方へ突出させるように作動する装置であり、例
えば図4に示す如く電磁プランジャ41を適用してこの
ような機能を達成することができる。即ち、図4におい
てキャリッジ23にはキッカー35が取り付けられ、該
キッカー35の連係部37にはアーム39が取り付けら
れている。アーム39の下方には電磁プランジャ41が
配置され、アーム39の基端側から下方へ延びる電磁プ
ランジャの作動子43が、この電磁プランジャ41内に
挿入され、コイルバネ45の作用により常時上方へ突出
するように支持されている。
【0028】また、電磁プランジャ41を収納するプラ
ンジャ取付部47には、カッター33を支持するカッタ
ーホルダ51が一体的に設けられており、カッターホル
ダ51にはカッター33を取り付けるためのカッター取
付軸53を支持する軸受け55が設けられている。カッ
ターホルダ51の上部には、スプリング受け部57が形
成され、このスプリング受け部57とカッターホルダ5
1内の肩部59との間に圧縮スプリング61が介在し、
カッター33をカッターホルダ51側へ常時引っ込める
ように付勢している。
【0029】そして、電磁プランジャ41に通電される
と、作動子43がコイルバネ45の付勢力に抗して下方
へ下がる。これに伴いカッター33がロール紙Pの搬送
経路を横切るように下降して、この状態でキャリッジ2
3が主走査方向Xに移動することでロール紙Pを切断す
ることができる。
【0030】そしてこのようなカッター作動装置31に
おいて、アーム39の基端と連係部37とは、ボルト6
3とナット65とを締めたり緩めたりすることによって
アームの位置を固定及び固定解除ができるようになって
いる。ナット65を緩めた状態では、図5に示す如くボ
ルト63を回動軸としてアーム39を回動させることが
可能であり、従ってカッター33を副操作方向Yに所望
とする距離だけ移動して、その位置で固定することが可
能である。
【0031】上記カッター作動装置31において、カッ
ター33を副走査方向Yに移動させるためには、上記構
造の他に、例えばアーム39の先端側の位置(例えば図
4中符号Aで示す位置)で、2つのアームが上記同様に
ボルト及びナットで接続されているようにし、先端側に
位置するアームがボルトを回動軸として回動できるよう
にしてもよい。
【0032】また図6に示す如く、キッカー35の連係
部37に副走査方向Yに延びる長溝67を形成し、アー
ム39の基端69が該長溝67に沿って平行に移動でき
るようにすると共に、固定具70を使用して長溝67の
所定位置で固定できるようにすることもできる。この場
合、長溝67に沿って目盛68を付しておき、アーム3
9をこの目盛68を基準に所定距離だけ移動するように
すれば、カッター33も同じ距離だけ移動させることが
できるから、カッター33の移動距離を数値的に把握す
ることができる。
【0033】以上、図4に示すようなカッター作動装置
31を前提にして、このカッター作動装置31に対して
カッター33を副走査方向Yに移動させる構造を設ける
手法について例示したが、反対にカッター33を副走査
方向Yに移動させる装置を主体とし、該装置にカッター
作動装置31を取り付けるようにしてもよい。即ちこの
ような構造では、カッター作動装置31全体が副走査方
向Yへ移動することによりカッター33が副走査方向に
移動可能となる。
【0034】また、図4に示すようなカッター作動装置
31は一例に過ぎず、ロール紙Pを切断するときにだけ
カッター33の先端を下方へ突出させるように作動する
他のカッター作動装置を適用してもよい。この場合でも
図4に示す構造と同様に、先端側にカッター33が取り
付けられたアームを、回動支点を中心に回動させてカッ
ター33を副走査方向Yに移動及び固定可能とする手
法、及び図6に示すように長溝を形成して、アームが該
長溝に沿って副走査方向Yに平行に移動できる手法を採
用することができる。
【0035】その他、図8(a)、(b)に示すような
種々の方法を、カッター作動装置と適宜組み合わせるこ
とにより、カッター33を副走査方向Yに移動可能にす
ることもできる。即ち図8(a)は、先端側にカッター
33が取り付けられたアーム71の他端側75を回動支
点73よりも反対側へ延ばし、該他端側75を回動させ
ることでカッター33を副走査方向Yに移動及び固定可
能とする方法である。また図8(b)は、副走査方向Y
に延びる伸縮及び固定可能なアーム71の先端側にカッ
ター33を取り付け、アーム71を伸縮することでカッ
ター33を副走査方向Yに移動及び固定可能にしたもの
である。
【0036】以下、図4に示すようなカッター作動装置
31を備える実施の形態に関して、ロール紙Pを切断す
る動作について説明する。図9はロール紙Pの所定の領
域にテスト印刷79を行った後に、該テスト印刷部分を
切断する直前の様子を示す平面図である。
【0037】インクジェットプリンタ1で本来の印刷を
行う前に、テスト印刷した部分79を所定ステップだけ
前方へ進め、カッター作動装置31を作動してカッター
33が下方へ突出した状態でキャリッジ23を主走査方
向Xに駆動する。
【0038】カッター33がロール紙Pに近づいた所ま
たはカッター33がロール紙Pの一部を切断した所でキ
ャリッジ23の駆動をストップして、図7に示す如く、
カッター33(図7では説明の都合上、カッター33を
右側へはみ出して描いている)の位置がロール紙Pを切
断すべき予定位置80と正確に整合しているかを目で確
認する。カッター33の位置が切断すべき予定位置80
と整合していない場合には、ナット65を緩めてアーム
39を適宜回動させて、カッター33の副操作方向Yで
の位置を調節する。
【0039】また、このような調節方法の他、カッター
33でテスト印刷した部分79を実際に切断し、このテ
スト用の印刷物のロール紙進行方向での長さ(またはマ
ージン長さ)を、予め決めたロール紙進行方向長さ(ま
たはマージン長さ)と比較して、テスト印刷物が基準長
さよりもどの程度長いかあるいは短いかを測定する方法
を採ることもできる。そして、この測定結果に基づいて
ナット65を緩めてアーム39を適宜回動させて、カッ
ター33の副操作方向Yでの位置を調節する。このよう
な方法を採る場合には、図6の実施の形態の目盛68が
有効となる。
【0040】上記のようにしてカッター位置の調整が完
了したら、本来の印刷を開始する。本来の印刷では、カ
ッター33の副操作方向Yでの位置の調節が終了してい
るから、カッター33により切断された印刷物は、所定
の寸法を有するものとなっている。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、本印刷を開始する前の
テスト印刷において、カッターにより連続紙のどの位置
で切断されるかを知り、その結果に応じてカッターを副
走査方向に位置ずれ分だけ移動することができるから、
本印刷時には連続紙を正確な位置で切断することができ
る。またこのような機能により、連続紙の種類や、湿度
の変化による連続紙の伸び縮みなどの条件に応じて、カ
ッターの副走査方向での位置を微妙に変更することによ
り常に所望とする位置での連続紙の切断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連続紙の切断装置を備えたインクジェ
ットプリンタを示す斜視図である。
【図2】本発明の連続紙の切断装置を備えたインクジェ
ットプリンタの側断面図である。
【図3】キャリッジに設けられたカッター作動装置の作
動状態および非作動状態を前方側から見た模式図であ
る。
【図4】カッター作動装置の構造を示す側断面図であ
る。
【図5】カッター作動装置の平面図である。
【図6】カッターを副走査方向に移動させる他の構造を
示す平面図である。
【図7】キャリッジに設けられたカッターが副走査方向
に移動可能である様子を上方から見た示す模式図であ
る。
【図8】カッターを副走査方向に移動させる他の種々の
構造を示す模式図であり、(a)は、先端側にカッター
が取り付けられたアームの他端側を回動支点よりも反対
側へ延ばし、該他端側を回動させることでカッターを副
走査方向に移動及び固定可能とする方法であり、(b)
は、副走査方向に延びる伸縮及び固定可能なアームの先
端側にカッターを取り付け、アームを伸縮することでカ
ッターを副走査方向に移動及び固定可能にしたものであ
る。
【図9】ロール紙の所定の領域にテスト印刷が完了後、
該テスト印刷部分を切断する直前の様子を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 19 紙送りローラ 21 記録ヘッド 23 キャリッジ 25 プラテン 27 排紙ローラ 31 カッター作動装置 33 カッター 35 キッカー 37 連係部 39 アーム 41 電磁プランジャ 43 電磁プランジャの作動子 45 コイルバネ 47 プランジャ取付部 51 カッターホルダ 53 カッター取付軸 55 軸受け 57 スプリング受け部 59 肩部 61 圧縮スプリング 63 ボルト 65 ナット 67 長溝 68 目盛 69 アームの基端 70 固定具 71 アーム 73 回動支点 75 他端側 77 アームの基端 79 テスト印刷 80 ロール紙を切断すべき予定位置 P ロール紙 X 主走査方向 Y 副走査方向

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを備えるキャリッジが主走査
    方向に往復動することにより連続紙への記録を行う記録
    装置であって、 前記キャリッジが前記連続紙の切断時に連続紙の搬送経
    路までカッターを突出させるカッター作動装置を備え、
    前記カッターは副走査方向へ移動及び固定可能であるこ
    とを特徴とする連続紙の切断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された連続紙の切断装置
    において、前記カッター作動装置は、前記カッターを支
    持する一端を有するアームを備え、該アームが他端また
    は前記一端と他端との間に位置する回動支点を中心に回
    動することで前記カッターが円弧状に回動し、固定可能
    であることを特徴とする連続紙の切断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された連続紙の切断装置
    において、前記カッター作動装置は、前記カッターを支
    持する一端を有するアームを備え、該アームが他端また
    は前記一端と他端との間の位置で副走査方向にスライド
    することで前記カッターが副走査方向に移動し、固定可
    能であることを特徴とする連続紙の切断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された連続紙の切断装置
    において、前記カッター作動装置は、前記カッターを支
    持する一端を有するアームを備え、該アームが前記一端
    と他端との間で副走査方向に伸縮及び固定可能であるこ
    とを特徴とする連続紙の切断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された連続紙の切断装置
    において、前記カッター作動装置全体が副走査方向へ移
    動することにより前記カッターが副走査方向に移動し、
    固定可能であることを特徴とする連続紙の切断装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載され
    た連続紙の切断装置において、前記カッター作動装置
    は、バネ作用により常時カッターを上方へ付勢してお
    り、電磁プランジャの作動により、前記バネ作用による
    付勢力に抗して前記カッターを連続紙の搬送経路に突出
    可能にしていることを特徴とする連続紙の切断装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載され
    た連続紙の切断装置を備えることを特徴とする記録装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015116668A (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 キヤノン株式会社 記録装置、制御方法及びプログラム
JP2017030230A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社リコー 画像形成装置
JP2018180228A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 コニカミノルタ株式会社 画像形成システムおよび画像検査方法
CN109502114A (zh) * 2018-12-22 2019-03-22 嘉兴市欧博特造纸设备科技有限公司 废纸包输送用链板机随动剪切机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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