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JP2003219608A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

Info

Publication number
JP2003219608A
JP2003219608A JP2002010621A JP2002010621A JP2003219608A JP 2003219608 A JP2003219608 A JP 2003219608A JP 2002010621 A JP2002010621 A JP 2002010621A JP 2002010621 A JP2002010621 A JP 2002010621A JP 2003219608 A JP2003219608 A JP 2003219608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
stator core
rotor
ventilation
electric blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002010621A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunki Miyoshi
順基 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Tec Corp
Original Assignee
Toshiba Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Tec Corp filed Critical Toshiba Tec Corp
Priority to JP2002010621A priority Critical patent/JP2003219608A/ja
Publication of JP2003219608A publication Critical patent/JP2003219608A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量化を図りつつコストの増加と使用に伴う性
能低下とを抑制できる電動送風機を得ることにある。 【解決手段】回転子通孔28の内周面に一対の界磁磁石
26、27が装着された略四角な外形形状の固定子鉄心
25の有効磁路Tから外れた領域25eに、この鉄心2
5を厚み方向に貫通する複数の通気部29a〜29dを
設ける。それにより、固定子14の固定子鉄心25の外
形を大きくすることなく放熱面積を増やし、かつ、固定
子鉄心25を軽くする。各通気部29a〜29dに電動
機部が備える送風部から放出された風を通して、固定子
14を効率良く空冷できるようにしたことを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定子鉄心が有し
た回転子通孔の内周面に一対の界磁磁石が装着された固
定子の内側に回転子を回転自在に配置した内転型の電動
機部に、送風部を連結して構成され、電気掃除機の真空
吸引源等として使用される電動送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばバッテリー駆動式電気掃除機の電
動送風機は、ブラシ装置付きDCモータを電動機部に使
用している。この電動機部が備える固定子は、略四角形
状の固定子鉄心が有する回転子通孔の内周面に、一対の
円弧状界磁磁石を取付けて形成されている。界磁磁石に
は、予め円弧状のセグメントとして形成された磁石、又
は磁性粉を混入した合成樹脂を円弧状に成形してなるプ
ラスチック磁石が用いられている。
【0003】電動送風機は、その送風部から放出される
風を電動機部に流すことによって、電動機部の各部で発
生する熱を排出させて、電動機部各部の温度上昇を抑制
している。ところで、電動機部の固定子が備える固定子
鉄心の外形形状は略四角形状に形成されている。この形
状は、帯状の金属素材から鉄心板を打抜く場合の材料取
りが良いために採用されている。
【0004】従来、固定子鉄心の四周の面はいずれも略
平坦に形成されていて、この四周の面に放熱面積が制限
されている。そのため、これらの平坦面に沿って送風部
からの風が流されて、固定子鉄心の空冷がなされるにも
拘わらず、この鉄心の放熱面積が小さいことに起因し
て、固定子鉄心を充分に冷却できない場合があって、固
定子鉄心に装着されている界磁磁石の温度が上がり易
い。
【0005】界磁磁石は温度上昇をすると減磁するの
で、それに伴い電動送風機の送風性能が低下し易い。し
たがって、従来の電動送風機を組込んだ電気掃除機は、
吸塵性能が低下してしまうおそれがあるので、その改善
が求められている。又、バッテリー駆動式電気掃除機等
では、その取扱いの容易化のために軽量化の要請がある
が、固定子鉄心を大きくして前記固定子鉄心の放熱面積
を増やすことは、それに伴って電動送風機の重量が増
え、しかも、固定子鉄心の材料コストも嵩むので、実際
的には採用が難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、軽量化を図りつつコストの増加と使用に伴
う性能低下とを抑制できる電動送風機を得ることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、回転子通孔の内周面に一対の界磁磁石が
装着された略四角な外形形状の固定子鉄心の有効磁路か
ら外れた領域に、この鉄心を厚み方向に貫通する複数の
通気部を設け、これらの通気部に電動機部が備える送風
部から放出される風を通して、固定子を空冷するように
したことを特徴としている。
【0008】本発明において、通気部は、溝又は孔のい
ずれか、或いはこれらを混在させて形成することもでき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の第1実施形態を説明する。
【0010】図1〜図3に示す電動送風機1は、電動機
部2と、送風部3とを具備して構成されている。この電
動送風機1は、例えば図示しないニッケル水素電池等の
バッテリーを電源として駆動されるコードレス電気掃除
機の真空吸引源として使用される。
【0011】電動機部2は、前記バッテリーの電力が印
加される2極のDCモータとして構成され、図3に示す
ように一対のフレーム11、12、回転子13、固定子
14、及び一対のブラシ装置15を備えている。
【0012】硬質合成樹脂製のフレーム11、12は、
固定子14をその厚み方向両側から挟んで固定子14に
連結されている。つまり、4本のねじ21(代表して図
3に1本のみ示す)を、一方のフレーム11から挿入し
て固定子14の四隅に開けられたねじ通し部14aに通
すとともに、他方のフレーム12のねじ孔12bにねじ
込むことにより、前記連結がなされている。両フレーム
11、12には夫々軸受収容部11a、12aが形成さ
れている。
【0013】電機子としての回転子13は、図3に示す
ように回転子軸13a、アーマチャ鉄心13b、アーマ
チャ巻線13c、一対の軸受16、17、及び整流子1
8を備えている。アーマチャ鉄心13bは回転子軸13
aの中間部外周に装着され、これにアーマチャ巻線13
cが巻付けられている。転がり型の軸受16、17は回
転子軸13aの両端部に夫々取付けられており、回転子
軸13aの一端部は一方の軸受16を貫通している。整
流子18はアーマチャ鉄心13bと他方の軸受17との
間に位置して回転子軸13aの外周に装着されている。
整流子18がその外周部に有する各整流子片には夫々ア
ーマチャ巻線13cの端末部が接続されている。
【0014】この固定子13は、一方の軸受16を軸受
収容部11aに圧入して収容するとともに、他方の軸受
17を軸受収容部12aに圧入して収容することによ
り、両フレーム11、12にわたって回転自在に支持さ
れている。
【0015】図3及び図4に示すように固定子14は、
ヨークである固定子鉄心25と、フィールド(界磁)を
作る一対の界磁磁石26、27とを有する。この固定子
16は回転子13のアーマチャ鉄心13bを囲んで配置
される。
【0016】固定子鉄心25は、磁性金属板例えば珪素
鋼鈑等を同一形状に打ち抜いて得た鉄心板を多数枚積層
して形成されている。この鉄心25は、図4に示すよう
に互いに平行な短辺25c及びこれら短辺25c間に渡
る一対の長辺25dで区画されて平面視略四角形状の外
形をなし、中央部に回転子13が通る円形状の回転子通
孔28が開けられている。
【0017】界磁磁石26、27には、好適な例として
最大エネルギー積が高く、したがって回転トルクの増加
若しくは小形化の促進に有利なネオジウムのような希土
類のプラスチック磁石が用いられている。これらの界磁
磁石26、27は、円弧状をなすように回転子通孔28
の内周面に射出成形により装着され、非連続に設けられ
ている。なお、図示しないが回転子通孔28の内周面に
開放するあり溝を設けるとともに、この溝に界磁磁石2
6、27の裏面から突出して形成される突部を充填する
ことにより、界磁磁石26、27の剥れ止めをより確実
にするとよい。
【0018】界磁磁石26、27はその厚み方向に図4
に例示するように着磁されている。つまり、図4におい
て上側の界磁磁石26は、その表面(回転子通孔28の
内側に臨んだ面)がN極、回転子通孔28の内面に接着
された裏面がS極となるように着磁され、図4において
下側の界磁磁石27は、その表面がS極、裏面がN極と
なるように着磁されている。これらの界磁磁石26、2
7の長手方向中央部は一般的に磁極中心Pと称されてい
る。
【0019】一対の界磁磁石26、27により固定子鉄
心25には、図4中1点鎖線で囲まれる領域で示す有効
磁路Tが形成される。これらの界磁磁石26、27の裏
面から出た磁力線は、磁極中心Pから夫々の界磁磁石2
6、27の磁極端部に行くにしたがって次第に合流され
て、一対の界磁磁石26、27の対応する磁極端部にわ
たって流れる。それによって、磁極中心Pに隣接した固
定子鉄心25の磁極中心隣接部25aでの有効磁路断面
積は最小となっており、ここから前記対応する磁極端部
相互間に隣接した固定子鉄心25aの磁石間隣接部25
bに行くにしたがって有効磁路断面積は次第に大きくな
っている。
【0020】そのため、略四角形状の外形を有した固定
子鉄心25の内で、図4中1点鎖線で囲まれる楕円形の
領域が有効磁路Tとして用いられ、その他の領域は磁路
としては有効に使用されない。一対の磁石間隣接部25
bにわたる最大寸法は、固定子鉄心25の互いに平行な
短辺25c間の寸法、つまり、長辺25dの長さLと一
致している。固定子鉄心25の有効磁路Tから外れた非
有効磁路領域の殆どは、互いに隣接した2辺25c、2
5dと有効磁路Tとの間に設けられていて、磁極中心隣
接部25aから固定子鉄心25の四隅に行くほど次第に
広がっている。
【0021】前記非有効磁路領域において少なくとも磁
極中心隣接部25aから固定子鉄心25の隣接する2辺
25c、25dで作られる四隅にわたる領域部分25e
の夫々には、複数の通気部29a〜29dが、固定子鉄
心25をその厚み方向に貫通して設けられている。各通
気部29a〜29dは固定子鉄心25の周面例えば長辺
25dに開放する溝で形成されている。これら通気部2
9a〜29dの奥行きはいずれも同じである。磁極中心
隣接部25aに最も近い位置の通気部29aと、界磁磁
石26、27の裏面での磁極中心Pとの間の最短距離A
は、磁極中心隣接部25aでの有効磁路を確保する寸法
に定められている。最も固定子鉄心25の四隅に寄って
設けられた通気部29dの例えば奥部は、多少広げられ
て前記ねじ通し部14aとして用いられるように形成さ
れている。
【0022】図3に示すように一対のブラシ装置15
は、そのコイルばね15aで付勢されたカーボンブラシ
15bを整流子18の外周面に押付け保持して、フレー
ム12に取付けられている。これらブラシ装置15が有
した端子15cは、図示しない前記バッテリーに電気的
に接続されるとともに、ピッグテール15dを介してカ
ーボンブラシ15bに接続されている。
【0023】前記フレーム11は送風整流体を兼ねて形
成されている。つまり、図2に示すようにフレーム11
は、円形をなし、その外周部に、周方向に等間隔に設け
られた複数の風入口11bを有しているとともに、図3
に示すように外側に張出す環状のフランジ11cを有し
ており、又、中央部には回転子軸13aが貫通する軸通
孔11dを有している。更に、図2に示すようにフレー
ム11の裏面には、夫々円弧状をなす複数の整流ブレー
ド11eが設けられていて、隣接する整流ブレード11
e相互間には整流風路31が形成されている。各整流風
路31の一端には風入口11bが夫々開口している。し
たがって、風入口11bから導入された風は、整流風路
31を通る間にディフューザ作用を受けて静圧化されな
がら、固定子14の周面に吹き付けられるように導かれ
る。
【0024】前記送風部3は、図3に示すように、金属
製の遠心型ファン35及びこれを覆う金属製ファンカバ
ー36を備えて構成されている。ファン35は回転子軸
13aの軸受16とフレーム11の軸通孔11dを貫通
した軸端部に、この軸端部に螺合して締付けられたナッ
ト37により連結されている。ファンカバー36は、そ
の円筒形の周壁部36bをフレーム11の外周面に嵌合
し、かつ、フランジ11cに当てることにより嵌め込み
深さを規制されて、フレーム11に取付けられている。
このファンカバー36はファン35の吸込み口に入り込
む吸込み口36aを有している。
【0025】前記構成を備えた電動送風機1は、図示し
ないバッテリーの電力を一対のブラシ装置15を介して
回転子13のアーマチャ巻線13cに印加して、アーマ
チャ鉄心13bを励磁することにより駆動される。この
駆動時には、アーマチャ鉄心13bと固定子14の界磁
磁石26、27との間に働く磁気吸引力及び斥力で、回
転子13及びこれに連結されたファン35が回転され
る。
【0026】それに伴い、空気がファンカバー36の吸
い口36aからファン35に吸込まれて、このファン3
5の外周部の出口35bから吐出された風が、ファンカ
バー36の内周面に沿って旋回しながら固定子14側に
放出される。つまり、吐出風は送風整流体を兼ねるフレ
ーム11の各風入口11bに導入された後、フレーム1
1の各整流風路31を経て静圧化されながら固定子鉄心
25の外周に沿うように流出される。
【0027】このような送風作動により、この電動送風
機1が搭載されたコードレス式電気掃除機では真空吸引
式の掃除ができる。
【0028】既述の送風作動に伴って固定子鉄心25は
発熱するが、この固定子鉄心25に吹き付けられる風に
よって、固定子鉄心25は冷却されてその温度上昇が抑
制される。この場合、固定子鉄心25の周部に、この鉄
心25の厚み方向に貫通する複数の通風部29a〜29
dを設けたことで、固定子鉄心25での放熱面積が大き
く確保されている。そして、これらの通風部29a〜2
9dを固定子鉄心25に沿って流れる風が吹き抜けるの
で、効率良く固定子鉄心25からの放熱を促して、この
鉄心25の温度上昇を低く押えることができる。
【0029】そのため、固定子鉄心25の内周面に熱伝
導的に取付けられている一対の界磁磁石26、27の温
度上昇を充分に抑制できる。それに伴い、これら界磁磁
石26、27が固定子鉄心25の発熱によって減磁する
ことを抑制できるので、電動送風機1の送風性能の低下
を抑制できる。
【0030】しかも、複数の通気部29a〜29dは、
固定子鉄心25の四隅等のように有効磁路Tから外れた
領域部分25eに設けられていて、固定子鉄心25の有
効磁路Tを狭めるなど損うことがないので、当然のこと
ながら電動送風機1の送風性能の低下を抑制できる。
【0031】更に、以上のように固定子鉄心25の放熱
面積を増大させて空冷性能を向上するのに、固定子鉄心
25を大きくしないので、重量が増えることがないだけ
ではなく、放熱面積を増やす複数の通気部29a〜29
dによって固定子鉄心25が軽くなり、それに応じて電
動送風機1を軽くできる。したがって、掃除機本体を片
手で持ったり、肩に掛けて使用する掃除態様を採り得る
コードレス式電気掃除機の前記掃除態様などで取扱い
を、より容易にできる。しかも、既述のように固定子鉄
心25を大きくする必要がないので、この鉄心25のコ
ストが嵩むことがない。なお、通気部29a〜29d
は、鉄心板をプレス機械で打抜く時に同時に形成できる
ので、通気部29a〜29dを設けることによるコスト
増は無視できるほど少ない。
【0032】又、前記固定子鉄心25が複数の通気部2
9a〜29dを有しているにも拘わらず、固定子鉄心2
5の外形形状は略四角形状であるので、その材料取りが
良いことはもちろんである。
【0033】図5は本発明の第2実施形態を示してい
る。この実施形態は基本的には第1実施形態と同様な構
成であるので、同様構成部分には第1実施形態と同じ符
号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下
異なる部分について説明する。
【0034】第2実施形態では、固定子鉄心25の磁極
中心隣接部25aの最も短い部分の幅aを、磁極中心隣
接部25aでの有効磁路の幅と同じとし、これら一対の
磁極中心隣接部25a間の最大幅Wを、固定子鉄心25
の長辺25d間の寸法、つまり短辺25cの長さと同じ
としている。
【0035】しかも、長辺25dに開放する通気部29
a〜29cは、その奥端が有効磁路Tと非有効磁路領域
との境界に略達する長さに設けられている。具体的に
は、最も磁極中心隣接部25a寄りの通気部29aは最
も短く、固定子鉄心25の四隅部寄りの通気部29cは
最も長く、これらの間に設けられた通気部29bは、通
気部29aよりは長いが通気部29cよりは短く形成さ
れている。言い換えれば、通気部29a〜29cは固定
子鉄心25の隅部側の通気部ほど大きく形成されてい
る。
【0036】又、最も固定子鉄心25の隅部に寄って設
けられた通気部29cの例えば中間は、多少広げられて
前記ねじ通し部14aとして用いられるように形成され
ている。なお、以上説明した点以外の構成は、図5に図
示されない構成を含めて第1実施形態の電動送風機と同
じである。
【0037】したがって、この第2実施形態において
も、固定子鉄心25にその放熱面積を増やすための複数
の通気部29a〜29cを設けたことにより、第1実施
形態と同様に、コストの増加を抑制しつつ固定子鉄心2
5及び電動送風機1の軽量化を図ることができるととも
に、各通気部29a〜29cに送風部から放出される風
を通して固定子14を効率よく空冷して、その界磁磁石
26、27の温度上昇を充分に抑制できるに伴い、これ
ら界磁磁石26、27の減磁を抑制できるので、電動送
風機1の性能低下を抑制できる。
【0038】しかも、第2実施形態では、固定子鉄心2
5の磁極中心隣接部25aの最も短い部分の幅aを、磁
極中心隣接部25aでの有効磁路Tの幅と同じとしたの
で、固定子鉄心25の短辺25cの長さWを、第1実施
形態の固定鉄心25(この鉄心25の外形形状を図5中
2点鎖線で示す。)での短辺25cの長さW1に比較し
て短くできる。したがって、固定子鉄心25を作る鉄心
板の材料取りがより良くなり、それに応じてコストダウ
ンを促進できる点で優れている。
【0039】又、こうした材料取りの向上に伴って非有
効磁路領域が減って通気部の数が減るにも拘わらず、各
通気部29a〜29cの大きさを変えたことにより、放
熱面積を増やすことができる。したがって、既述の空冷
性能が低下することはなく、所期の課題を解決できる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、固定子鉄心に通気部を
複数設けて放熱面積を増やしたことにより、コストの増
加を抑制しつつ軽量化を図ることができるとともに、こ
れらの通気部に送風部から放出される風を通し固定子を
効率よく空冷できるに伴い界磁磁石の減磁が抑制される
ので、性能低下を抑制し得る電動送風機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電動送風機を示す
側面図。
【図2】図1の電動送風機を図1中矢印Z方向から見て
示す矢視図。
【図3】図2中Y−Y線に沿う電動送風機の断面図。
【図4】図1の電動送風機が備える固定子を示す平面
図。
【図5】本発明の第2実施形態に係る電動送風機が備え
る固定子を示す平面図。
【符号の説明】
1…電動送風機 2…電動機部 3…送風部 11、12…フレーム 13…回転子 13a…回転子軸 14…固定子 25…固定子鉄心 25a…磁極中心隣接部 T…固定子鉄心の有効磁路 25c、25d…固定子鉄心の辺 25e…固定子鉄心の非有効磁路領域部分 26、27…界磁磁石 P…界磁磁石の磁極中心 28…回転子通孔 29a〜29d…通気部 35…ファン 36…ファンカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H022 AA02 BA07 CA50 DA03 3H035 AA03 AA06 5H002 AA06 AA10 AB01 AB06 AC08 AD08 AE08 5H609 BB01 BB15 BB18 PP02 PP06 QQ02 QQ13 RR03 RR20 RR73

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の円弧状の界磁磁石を略四角な外形
    形状の固定子鉄心が有した回転子通孔の内周面に装着し
    た固定子、回転子軸を有して前記回転子通孔を貫通して
    配置された回転子、及びこの回転子と前記固定子とを支
    持するフレームを備える電動機部と、前記フレーム外に
    突出された前記回転子軸の軸端部に連結されたファン及
    びこのファンを覆って前記フレームに連結されたファン
    カバーを備える送風部と、を具備する電動送風機におい
    て、 前記送風部から放出される風が通る複数の通気部が、前
    記固定子鉄心の有効磁路から外れた領域にこの鉄心を厚
    み方向に貫通して設けられている電動送風機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電動送風機において、
    前記通気部が、前記固定子鉄心の互いに隣接した2辺と
    前記有効磁路との間の領域部分であって、かつ、前記2
    辺で作られる隅部に少なくとも設けられている。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電動送風機にお
    いて、前記界磁磁石の磁極中心に隣接した前記固定子鉄
    心の磁極中心隣接部から前記固定子鉄心の四隅部にわた
    り夫々複数の通気部が設けられていて、これら通気部は
    前記隅部側の通気部ほど大きく形成されている。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107956743A (zh) * 2017-12-20 2018-04-24 莱克电气股份有限公司 一种风机的定叶轮

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CN107956743A (zh) * 2017-12-20 2018-04-24 莱克电气股份有限公司 一种风机的定叶轮
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