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JP2003214639A - 床暖房パネルおよび暖房床構造 - Google Patents

床暖房パネルおよび暖房床構造

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Publication number
JP2003214639A
JP2003214639A JP2002016970A JP2002016970A JP2003214639A JP 2003214639 A JP2003214639 A JP 2003214639A JP 2002016970 A JP2002016970 A JP 2002016970A JP 2002016970 A JP2002016970 A JP 2002016970A JP 2003214639 A JP2003214639 A JP 2003214639A
Authority
JP
Japan
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hot water
water pipe
floor
heating panel
floor heating
Prior art date
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Application number
JP2002016970A
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English (en)
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Inventor
Hiroshi Mihashi
広志 三橋
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Asahi Woodtec Corp
Original Assignee
Asahi Woodtec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上面に温水パイプの位置を示す表示を印刷し
ておかなくても、施工時に内部の温水パイプを釘類・ね
じ類で破損させる恐れがない床暖房パネル、および該パ
ネルを用いた暖房床構造を提供する。 【解決手段】 本発明による床暖房パネル1は、温水パ
イプ2が収容された溝31を上面に有する基材3と、温水パ
イプ2を覆うように基材3上面に接合された被覆部材4と
を備え、被覆部材4は、その上方から温水パイプ2を視認
し得るような材料よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房パネル、お
よび該パネルを用いた暖房床構造に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の床暖房パネルとして、図7および8に示すように、温
水パイプ(102)が収容された溝(103a)を上面に有する基
材(103)と、温水パイプ(102)を覆うように基材(103)の
上面に接合された被覆部材(104)とを備えたものが知ら
れている。基材(103)は、木質材や硬質発泡体で構成さ
れ、被覆部材(104)は、アルミニウム等の金属板や木質
板で構成されている。
【0003】上記の床暖房パネル(101)は、床下地の上
に配されて、釘類・ねじ類によって接合される。更に、
該床暖房パネル(101)の上に、木質材等で構成された床
材が配されて、接着剤および/または釘類・ねじ類によ
って接合される。こうして、暖房床構造が形成される。
【0004】以上のように、暖房床構造の施工に際して
は釘類やねじ類が用いられるので、床暖房パネル(101)
内の温水パイプ(102)を釘類・ねじ類で損傷させないよ
うに細心の注意を払う必要がある。ところが、上記の床
暖房パネル(101)の場合、その上方から温水パイプ(102)
を視認することができない。そのため、図7および8に
示すように、床暖房パネル(101)の上面、即ち、被覆部
材(104)の上面に、内部の温水パイプ(102)の位置を示す
表示(105)がスクリーン印刷機等によって印刷されてい
た。印刷表示(105)は、図7および8のように温水パイ
プ(102)に対応しない部分に形成されるいわゆる中抜き
の場合の他、温水パイプ(102)に対応する部分に形成さ
れる場合もある。
【0005】ところで、温水パイプ(102)の配管パター
ンは一律ではなく、諸条件に応じて適宜に設計されるも
のである。したがって、床暖房パネル(101)の上面に
は、それぞれの温水パイプ(102)の配管パターンに応じ
た印刷表示(105)を形成する必要がある。
【0006】しかし、スクリーン印刷機等の版を温水パ
イプ(102)の配管パターンが変わる毎に交換するのは面
倒であり、版の交換作業が頻繁になれば、その作業中に
版を傷付ける等して印刷に支障を来す恐れもある。
【0007】また、床暖房パネル(101)上面への温水パ
イプ(102)の配管パターンの表示(105)の印刷は最終工程
で行われるが、その印刷前の状態では配管パターンがわ
からない。従って、温水パイプ(102)の配管パターンが
多くなれば、温水パイプ(102)の配管パターンと床暖房
パネル(101)上面の印刷表示(105)とが合致しないミスマ
ッチを起こす可能性が高くなる。しかし、上記のような
ミスマッチに気付かずに、施工時に温水パイプ(102)を
釘類・ねじ類で破損させる恐れがあった。
【0008】本発明の目的は、上面に温水パイプの位置
を示す印刷表示を形成しておかなくても、施工時に内部
の温水パイプを釘類・ねじ類で破損させる恐れがない床
暖房パネル、および該パネルを用いた暖房床構造を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による床暖房パネ
ルは、温水パイプが収容された溝を上面に有する基材
と、温水パイプを覆うように基材の上面に接合された被
覆部材とを備え、被覆部材が、その上方から温水パイプ
を視認し得るような材料よりなるものである。上方から
温水パイプを視認し得るような被覆部材の材料は、例え
ば、透光性を有するシート、ネット、多孔シート、また
はこれらの少なくとも2つを組み合わせたもの等であ
る。
【0010】上記のように、被覆部材をその上方から温
水パイプを視認し得るような材料で構成すれば、従来技
術のように被覆部材の上面に所要の印刷表示を形成して
おかなくても、床暖房パネルや床材の施工時に床暖房パ
ネル内の温水パイプを釘類やねじ類で破損させる恐れが
ない。また、製造工程の削減によるコストダウンも期待
できる。
【0011】本発明による床暖房パネルにおいて、基材
の上面および温水パイプの外面が互いに異なる色を有す
る材料で構成されているのが好ましい。
【0012】上記によれば、基材上面および温水パイプ
外面の構成材料の色の相違によって、被覆部材の上方か
らの温水パイプの視認が容易となり、施工時に温水パイ
プを釘類やねじ類で破損させる恐れが更に小さくなる。
【0013】また、本発明による床暖房パネルにおい
て、基材の上面および温水パイプの外面のうち少なくと
も一方に同他方の色と異なる色が付された着色部が設け
られている場合がある。
【0014】上記の場合、基材上面および温水パイプ外
面のうち少なくとも一方に設けられた着色部と同他方
(着色部の場合もある)との色の相違によって、被覆部
材の上方からの温水パイプの視認が容易となり、施工時
に温水パイプを釘類やねじ類で破損させる恐れが更に小
さくなる。
【0015】上記の場合において、着色部は、製造の手
間を考慮すると、基材上面および温水パイプ外面のうち
いずれか一方のみに設けられるのが好ましい。着色部
は、基材上面および/または温水パイプ外面に全面的に
設けられる他、温水パイプの視認が容易になるのであれ
ば、部分的に設けられていても良い。後者の具体例とし
ては、基材の上面に着色部を縞状に設けるものや、温水
パイプの外面に着色部を直線状または螺旋状に設けるも
の等が挙げられる。
【0016】本発明による床暖房パネルにおいて、温水
パイプが透光性を有する材料よりなる場合には、基材の
上面および溝の内面が互いに異なる色を有する材料で構
成されているのが好ましい。
【0017】上記によれば、基材上面および透光性を有
する温水パイプを通して見える溝内面の構成材料の色の
相違によって、被覆部材の上方からの温水パイプの視認
が容易となり、施工時に温水パイプを釘類やねじ類で破
損させる恐れが更に小さくなる。具体例としては、基材
が複数の層よりなり、基材上面を構成する層と、溝内面
を構成する層とが、互いに異なる色を有する材料で構成
されている場合等が挙げられる。
【0018】また、本発明による床暖房パネルにおい
て、温水パイプが透光性を有する材料よりなり、基材の
上面および溝の内面のうち少なくとも一方に同他方の色
と異なる色が付された着色部が設けられている場合があ
る。
【0019】上記の場合、基材の上面および透光性を有
する温水パイプを通して見える溝の内面のうち少なくと
も一方に設けられた着色部と同他方(着色部の場合もあ
る)との色の相違によって、被覆部材の上方からの温水
パイプの視認が容易となり、施工時に温水パイプを釘類
やねじ類で破損させる恐れが更に小さくなる。
【0020】上記の場合において、着色部は、製造の手
間を考慮すると、基材上面および溝内面のうちいずれか
一方のみに設けられるのが好ましい。着色部は、基材上
面および/または溝内面に全面的に設けられる他、温水
パイプの視認が容易になるのであれば、部分的に設けら
れていても良い。後者の具体例としては、溝の内面のう
ち底面に着色部を設ける場合や、または溝の内面のうち
両側面の全体またはこれらの上端部に着色部を設ける場
合等が挙げられる。
【0021】次に、本発明による暖房床構造は、床下地
の上に本発明による上記床暖房パネルが配されて釘類お
よびねじ類のうち少なくとも一方によって接合され、床
暖房パネルの上に床材が敷設されているものである。床
材は、接着剤、粘着剤、両面粘着・接着テープによる接
着・粘着、釘類、ねじ類による機械的接合、または両者
の併用によって床暖房パネルの上に接合される場合の
他、隣接床材どうしが接合された状態で床暖房パネルの
上に置敷きされる場合もある。
【0022】上記の暖房床構造によれば、床暖房パネル
上面を構成する被覆部材がその上方から温水パイプを視
認し得るような材料よりなるので、床下地の上に床暖房
パネルを敷設する際や、更に床暖房パネルの上に床材を
敷設する際に、床暖房パネル内の温水パイプを釘類やね
じ類によって破損させる恐れがない。
【0023】
【発明の実施の形態】図1〜3には、本発明の第1の実
施形態が示されている。図1および2において、本発明
による床暖房パネル(1)は、温水パイプ(2)が収容された
溝(31)を上面に有する基材(3)と、温水パイプ(2)を覆う
ように基材(3)の上面に接合された被覆部材(4)とを備え
ている。被覆部材(4)は、その上方から温水パイプ(2)を
視認し得るような材料よりなる。
【0024】床暖房パネル(1)は、図1に示すように平
面より見て長方形や正方形のものが一般に用いられる。
なお、図示は省略したが、隣接パネル間にまたがるよう
に配管された温水パイプによって一体化された折り畳み
または巻回可能な複数の床暖房パネルの各々に本発明を
適用することも可能である。
【0025】温水パイプ(2)の材料としては、鉄、銅等
の金属製パイプや、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リブテンといったポリオレフィン系樹脂等の柔軟性を有
する合成樹脂製パイプ等が挙げられる。なお、接続性の
点からいえば、柔軟性に富んでいて、タケノコ継手やパ
イプバンドを使って容易に接続できる架橋ポリエチレン
樹脂製パイプによって温水パイプ(2)を構成するのが好
ましい。
【0026】基材(3)の材料としては、以下の2種類の
ものが挙げられる。まず第1は、それ自体が優れた釘類
・ねじ類保持力を有している材料である。具体的には、
木質材、木粉混入合成樹脂板、合成樹脂板、発泡倍率2
〜10倍程度の合成樹脂低発泡体が、単独でまたは複数
組み合わられて使用される。木質材としては、合板、パ
ーティクルボード、OSB、中質繊維板、高比重繊維板
等が挙げられる。木粉混入合成樹脂板、合成樹脂板、合
成樹脂低発泡体は、ポリエチレンやポリプロピレン等の
ポリオレフィン系、ポリスチレン系、ABS系、アクリ
ル系、ウレタン系、フェノール系、ポリ塩化ビニル系等
の合成樹脂から形成される。また、上記材料の裏側や厚
さ中間等に、インシュレーションボードや上記以外の合
成樹脂発泡体のような釘類・ねじ類保持力が弱いかまた
は無い材料を配したものを、基材(3)として用いてもよ
い。さらに、上記材料よりなる基材(3)の上面に、均熱
層を設けるようにしても良い。均熱層は、例えば、アル
ミニウム、鉄、銅等の金属製シートや、無機質材といっ
た熱伝導に優れた材料によって構成される。
【0027】基材(3)の材料として用いられる第2のも
のは、軽量であって、釘類・ねじ類保持力が弱いかまた
は無い材料である。具体的には、インシュレーションボ
ードや、密度が約350kg/m程度以下の合成樹脂
発泡体等が挙げられる。上記の材料は、比重が小さくて
軽いので、床暖房パネル(1)の軽量化に寄与する点で、
基材(3)の材料として望ましい。もっとも、上記材料は
釘類・ねじ類保持力に欠けるため、後述するように、こ
れと組み合わせて使用される被覆部材(4)を、釘類やね
じ類の頭部が貫通しないような材料から形成する必要が
ある。上記の合成樹脂発泡体としては、ポリエチレンや
ポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリスチレン
系、ABS系、アクリル系、ウレタン系、フェノール
系、ポリ塩化ビニル系等の合成樹脂の発泡体が挙げられ
る。また、これらが複数組み合わせられても良い。基材
(3)を構成する合成樹脂発泡体は、保形性に優れ、取り
扱いが容易である硬質のものが望ましい。具体的には、
ポリスチレン系、ABS系、ウレタン系、フェノール系
等の硬質合成樹脂発泡体が挙げられる。硬質合成樹脂発
泡体としては、その圧縮比例限が、好ましくは0.6M
Pa以上、より好ましくは0.7MPa以上、さらに好
ましくは0.8MPa以上のものが用いられる。これに
より、床暖房パネル(1)を釘類やねじ類で床下地上に接
合する際に該パネル(1)上面に窪みが生じ難くなる上、
該パネル(1)の上に床材を施工して得られる暖房床構造
を耐圧性に優れたものとすることができる。上記のよう
な硬質合成樹脂発泡体は、通常、発泡倍率を15倍程度
以下(好ましくは12.5倍程度以下)とすることによ
り得られる。
【0028】基材(3)上面の溝(31)は、温水パイプ(2)の
寸法や配管パターンに応じて適宜形成される。図1で
は、温水パイプ(2)が2重蛇行状に配管されるように、
基材(3)上面に溝(31)が2重蛇行状に形成されている。
溝(31)の横断面形状は、例えば図2に示すようにU形と
なされる。前記溝(31)は、通常、ルータ等を使用して基
材(3)に溝付け加工を施すことにより形成される。但
し、基材(3)の材料として合成樹脂発泡体を用いる場合
には、溝付け加工の他、型押し成形溝付け加工や型内発
泡成形によっても、前記溝(31)を形成することができ
る。
【0029】被覆部材(4)は、溝(31)に収容された温水
パイプ(2)を覆ってこれを溝(31)内に固定しかつ保護し
得るとともに、上方から温水パイプ(2)を視認し得るよ
うなものであればよい。また、被覆部材(4)は必ずしも
基材(3)上面に全面的に接合されていることを要せず、
上記のような機能を果たし得るのであれば、基材(3)上
面に部分的に接合されていても良い。上記被覆部材(4)
の材料としては、透光性を有するシート、ネット、多孔
シート等を例示することができる。図1〜3では、透光
性を有するシートよりなる被覆部材(4)が示されてい
る。なお、この明細書において、「シート」は、厚みが
薄い平面状素材を指し、通常フィルムと呼ばれるものも
含むこととする。
【0030】透光性を有するシートとしては、透明また
は半透明の合成樹脂製シート、より具体的には、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系、アクリ
ル系、ポリカーボネート、ポリスチレン系、ABS系等
の合成樹脂からなる透明または半透明の軟質発泡シート
または硬質発泡シートが挙げられる。また、上記の合成
樹脂に合成樹脂繊維、炭素繊維等を混入した透明または
半透明のFRP製シートであっても良い。同様に、上記
の合成樹脂に鉄、アルミニウム等の金属製繊維を透光性
を阻害しない程度に混入したものでもよく、この場合に
は均熱効果が期待できる。さらには、上記の合成樹脂を
紙または不織布に含浸硬化させてなる透明または半透明
のシートであっても良い。
【0031】被覆部材(4)を構成する透光性シートは、
釘類・ねじ類保持力を有する前記第1の材料よりなる基
材(3)と組み合わせられる場合、通常0.04〜3mm
程度の厚み、好ましくは0.08〜1mm程度の厚みを
有するものとなされる。被覆部材(4)を構成する透光性
シートの厚みが上記範囲内のものであれば、釘類・ねじ
類が入り易い上、釘類・ねじ類による亀裂や割れが生じ
難く、また、基材(3)上面への接合時にシワが生じた
り、重くて接合作業に支障を来す恐れがない。
【0032】一方、釘類・ねじ類保持力に欠ける前記第
2の材料よりなる基材(3)と組み合わせられる場合、被
覆部材(4)を構成する透光性シートは、釘類・ねじ類に
よる床暖房パネル(1)の床下地への接合を可能にするた
めに、釘類やねじ類の頭部が貫通しないものであること
を要する。以上の点を考慮すると、この場合に被覆部材
(4)を構成する透光性シートとしては、通常0.2mm
程度以上の厚みを有するものが必要となる。但し、床暖
房パネル(1)を釘類やねじ類で床下地に接合する際に該
パネル(1)上面に窪みが生じ難くするためには、被覆部
材(4)を構成する透光性シートの厚みを0.3mm程度
以上とするのが好ましい。また、床暖房パネル(1)内の
温水パイプ(2)に温水を流した場合には該パイプ(2)が膨
張するが、床暖房パネル(1)上面に敷設する床材の材質
や厚みによっては、膨張に伴う温水パイプ(2)の上方へ
の動きを抑える必要が生じる。そのためには、被覆部材
(4)を構成する透光性シートの厚みを0.4mm程度以
上とするのが好ましい。
【0033】被覆部材(4)を構成するネットとしては、
金属製ネット、合成繊維製ネット等を挙げることができ
る。金属製ネットの場合、温水パイプ(2)からの熱を床
材に均一に伝える均熱効果が期待できる。このネット
は、通常、釘類・ねじ類保持力を有する前記第1の材料
よりなる基材(3)と組み合わせられる被覆部材(4)に適用
される。また、ネットと前記透光性シートとを組み合わ
せたものによって被覆部材(4)を構成してもよい。透光
性シートの上面または下面に金属製ネットが積層されて
なる被覆部材(4)の場合、均熱効果が期待できる。
【0034】被覆部材(4)を構成する多孔シートとして
は、打ち抜き等によって多数の貫通孔があけられた金属
製シート、合成樹脂製シート、FRP製シート等が挙げ
られる。多孔シートを構成する材料は、それ自体が透光
性を有するものであっても構わない。また、金属製多孔
シートの場合、温水パイプ(2)からの熱を床材に均一に
伝える均熱効果が期待できる。この多孔シートは、前記
第1の材料よりなる基材(3)と組み合わせられる被覆部
材(4)、および第2の材料よりなる基材(3)と組み合わせ
られる被覆部材(4)のいずれにも適用できるが、後者の
場合には、釘類やねじ類の頭部が貫通しないものである
ことを要する。また、多孔シートと前記透光性シートと
を組み合わせたものによって被覆部材(4)を構成しても
よい。透光性シートの上面または下面に金属製多孔シー
トが積層されてなる被覆部材(4)の場合、均熱効果が期
待できる。
【0035】基材(3)と被覆部材(4)との接合手段は、双
方の材料に応じて適宜に決めればよい。例えば、接着
剤、粘着剤または両面粘着・接着テープによる接着、熱
融着、ステープル止めが、単独でまたは複数組み合わさ
れて、両者の接合が行われる。なお、被覆部材(4)が水
や溶剤の吸収性に乏しい材料で構成されている場合、基
材(3)との接着に用いる接着剤は、無溶剤系のものが好
ましいが、ホットメルト型の形態のものでも良く、例え
ば、エポキシ系、アクリル系、ウレタン系、ウレタン変
性等の変性シリコン系、合成ゴム系、ポリエチレン系、
ポリプロピレン系等の接着剤を挙げることができる。ま
た、上記の場合において基材(3)との接着に用いる粘着
剤、両面粘着・接着テープとしては、アクリル系、ウレ
タン系、ウレタン変性等の変性シリコン系、合成ゴム系
等のものを例示することができる。透光性を有する合成
樹脂製シートよりなる被覆部材(4)については、その接
合面(即ち、下面)を透光性を阻害しない程度に研磨紙
等で研磨して粗面化し、接着剤や粘着剤の付着性を向上
させるようにしても良い。この場合の研磨は、被覆部材
(4)の接合面全面でもよいし部分的でもよい。また、透
光性を有する合成樹脂製シートよりなる被覆部材(4)の
接合面にコロナ放電処理等を施して、接着性や粘着性を
向上させてもよい。
【0036】基材(3)と被覆部材(4)とを接着剤、粘着剤
または両面粘着・接着テープによって接合する際には、
接着剤等を基材(3)上面および被覆部材(4)下面のいずれ
に塗布・貼付しておいても構わない。もっとも、溝(31)
に収容された温水パイプ(2)と被覆部材(4)との間に接着
剤等の層が介在されていると、歩行に伴い、通湯時の温
水パイプ(2)からの熱によって軟化し或いは粘着性を帯
びた接着剤等と、温水パイプ(2)とが、接触したり離れ
たりし、それによって、いわゆる踏み鳴り音が発生する
ことがある。特に、床材としてクッションシートや厚さ
3mm程度の木質床材といった薄い材料が用いられてい
る場合には、床面の浮沈によって上記のような踏み鳴り
音が発生し易い。したがって、上記のような踏み鳴り音
の発生を防止するため、特に床暖房パネル(1)の上に敷
設される床材の厚さが薄い場合には、接着剤等を基材
(3)上面に塗布・貼付して、温水パイプ(2)と被覆部材
(4)との間に接着剤等の層が介在されないようにしてお
くのが好ましい。なお、接着剤等として、硬化または固
化した状態において軟質または粘着性のあるものを使用
する場合も、上記と同様に、温水パイプ(2)と被覆部材
(4)との間に接着剤等の層が介在されないようにしてお
くのが好ましい。
【0037】上記の床暖房パネル(1)において、基材(3)
の上面および温水パイプ(2)の外面が互いに異なる色を
有する材料で構成されているのが好ましい。これによ
り、被覆部材(4)の上方からの温水パイプ(2)の視認が容
易となる。なお、ここにいう「異なる色」とは、色の三
属性である色相、あざやかさ、明るさのうち少なくとも
いずれか1つが異なる色であればよい(以下、同様であ
る。)。例えば、温水パイプ(2)が合成樹脂製パイプよ
りなり、基材(3)が前記第1の材料(木質板等)よりな
る場合、通常、温水パイプ(2)外面が半透明の白色系で
あるのに対して、基材(3)上面は温水パイプ(2)外面の色
とは明らかに異なる色となる。よって、この場合、両者
の色の相違によって、被覆部材(4)の上方からの温水パ
イプ(2)の視認が容易となる。また、温水パイプ(2)が合
成樹脂製パイプよりなり、基材(3)が前記第2の材料の
うちインシュレーションボードよりなる場合、通常、温
水パイプ(2)外面が半透明の白色系であるのに対して、
基材(3)上面は褐色系である。よって、この場合にも、
被覆部材(4)の上方からの温水パイプ(2)の視認が容易と
なる。さらに、温水パイプ(2)が合成樹脂製パイプより
なり、基材(3)が前記第2の材料のうち硬質合成樹脂発
泡体よりなる場合、通常、温水パイプ(2)外面が半透明
の白色系であるのに対して、基材(3)上面は不透明の白
色系であり、比較的似通った色となる。但し、温水パイ
プ(2)の外面が平滑であるのに対して、基材(3)上面は凹
凸があるので、両者は光の反射態様が異なる。したがっ
て、光の反射態様の相違によって、被覆部材(4)の上方
から両者を判別して、温水パイプ(2)の位置を目視で確
認することができる。もっとも、より明確に温水パイプ
(2)を視認できるようにするためには、例えば、被覆部
材(4)を構成する硬質合成樹脂発泡体として、顔料・染
料の添加混合や、発泡時の加熱操作によって、温水パイ
プ(2)外面と異なる色が付されたものを用いればよい。
【0038】図3には、上記床暖房パネル(1)を用いた
暖房床構造が示されている。この暖房床構造は、床下地
(5)の上に床暖房パネル(1)が配されて釘類および/また
はねじ類(7)によって接合され、床暖房パネル(1)の上に
床材(6)が敷設されているものである。
【0039】床下地(5)は、コンクリートスラブや木質
板よりなるフラット下地、および根太組下地のいずれで
あってもよい。もっとも、基材(3)が釘類・ねじ類保持
力に欠ける前記第2の材料よりなる床暖房パネル(1)の
場合、根太組下地への施工は困難である。リフォーム用
として上記床暖房パネル(1)が用いられる場合には、木
質床材等が敷設された既設の床面がフラット下地とな
る。
【0040】床暖房パネル(1)の施工に用いられる釘類
としては、釘、スクリュー釘等が挙げられ、また、ねじ
類としては、木ねじ、タッピンねじ、コーススレッドビ
ス(商品名)等が挙げられる。図3では、床暖房パネル
(1)がタッピンねじ(7)によって床下地(5)に接合されて
いる。床暖房パネル(1)の床下地(5)への接合に際して
は、釘類およびねじ類のいずれを使用してもよいが、被
覆部材(4)に亀裂や割れが生じ難く、床下地(5)や床暖房
パネル(1)への保持力に優れている点で、ねじ類の方が
好ましく、その中でも、木ねじと比べてより優れた保持
力を有するタッピンねじ、またはこれと同様の形状を有
するねじが好ましい。
【0041】床材(6)は、図3に示すような木質フロー
リングの他、カーペット、コルク、合成樹脂製床材、ク
ッションフロア等であっても良い。床材(6)は、接着剤
や両面粘着・接着テープによる接着および/または釘類
(8)・ねじ類による機械的接合によって床暖房パネル(1)
に接合される場合の他、隣接床材どうしが接合された状
態で床暖房パネル(1)の上に置敷きされる場合もある。
図3では、木質フローリングよりなる床材(6)が、その
雄実(61)から斜めに打ち込まれた釘(8)によって、床暖
房パネル(1)に接合されている。なお、床材(6)の下面
に、鉄、銅、アルミニウム等の金属シートや金属箔等よ
りなる均熱層を形成しておいてもよい。
【0042】図示は省略したが、床下地(5)上のうち床
暖房が不要である床面に対応する箇所には、ダミーパネ
ルが配されている。ダミーパネルには、温水パイプ(2)
が内蔵されていないが、床暖房パネル(1)と同一の厚み
を有している。ダミーパネルとしては、通常、温水パイ
プ(2)が収容される基材(3)上面の溝(31)を除いて床暖房
パネル(1)と同一の構造を有するものが用いられる。
【0043】図3に示す暖房床構造を施工するにあたっ
ては、まず床下地(5)の上に床暖房パネル(1)を配置して
タッピンねじ(7)で固定するが、その際、床暖房パネル
(1)の被覆部材(4)を通して該パネル(1)内の温水パイプ
(2)を視認することができる。したがって、タッピンね
じ(7)で温水パイプ(2)を破損させる恐れがない。次い
で、敷設された床暖房パネル(1)の上に、床材(6)を配置
して釘(8)で固定するが、その際にも、床暖房パネル(1)
の被覆部材(4)を通して該パネル(1)内の温水パイプ(2)
を視認することができるので、釘(8)で温水パイプ(2)を
破損させる恐れがない。
【0044】図4には、本発明の第2の実施形態が示さ
れている。図4に示す床暖房パネル(1)にあっては、そ
の基材(3)の上面に、温水パイプ(2)の外面の色と異なる
色が付された着色部(32)が設けられている。これによ
り、被覆部材(4)の上方からの温水パイプ(2)の視認が容
易となる。着色部(32)の形成に際しては、平坦な状態の
基材(3)の上面全面に着色剤を塗布して乾燥後、基材(3)
上面に溝付け加工を行うようにしてもよいし、あるい
は、溝付け加工された基材(3)の上面に着色剤を塗布し
て乾燥させるようにしてもよい。なお、図4では、着色
部(32)が、基材(3)の上面全面に設けられているが、例
えば斜め縞状のように基材(3)の上面に部分的に設けら
れていても構わない。
【0045】図5には、本発明の第3の実施形態が示さ
れている。図5に示す床暖房パネル(1)にあっては、そ
の温水パイプ(2)の外面に、基材(3)の上面の色と異なる
色が付された着色部(21)が設けられている。これによ
り、被覆部材(4)の上方からの温水パイプ(2)の視認が容
易となる。図5(a)では、着色部(21)が、温水パイプ
(2)の外面全面に設けられている。図5(b)では、着
色部(21)が、温水パイプ(2)の外面の上側に直線状に設
けられている。また、図5(c)では、着色部(21)が、
温水パイプ(2)の外面に螺旋状に設けられている。着色
部(21)は、温水パイプ(2)外面に着色剤を塗布して乾燥
させることにより形成することができる。
【0046】図6には、本発明の第4の実施形態が示さ
れている。図6に示す床暖房パネル(1)にあっては、温
水パイプ(2)が透光性を有する材料よりなり、溝(31)の
内面に基材(3)の上面の色と異なる色が付された着色部
(311)が設けられている。これにより、被覆部材(4)の上
方からの温水パイプ(2)の視認が容易となる。図6
(a)では、着色部(311)が、溝(31)の内面全面に設け
られている。図6(b)では、着色部(311)が、溝(31)
の内面のうち底面のみに設けらている。また、図6
(c)では、着色部(311)が、溝(31)の内面のうち両側
面のみに設けらている。着色部(311)は、基材(3)上面へ
の溝付け加工等によって形成された溝(31)の内面に着色
剤を塗布して乾燥させることにより形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すものであって、
床暖房パネルの全体斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う床暖房パネルの一部拡大
垂直断面図である。
【図3】図1の床暖房パネルを用いた暖房床構造を示す
一部拡大垂直断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すものであって、
床暖房パネルの一部を切り欠いて示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示すものであって、
床暖房パネルの一部を切り欠い
【図6】本発明の第4の実施形態を示すものであって、
床暖房パネルの一部を切り欠い
【図7】従来の床暖房パネルの全体斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う一部拡大垂直断面図
である。
【符号の説明】
(1):床暖房パネル (2):温水パイプ (21):着色部 (3):基材 (31):溝 (311):着色部 (4):被覆部材 (5):床下地 (6):床材 (7):タッピンねじ (8):釘

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水パイプが収容された溝を上面に有す
    る基材と、温水パイプを覆うように基材の上面に接合さ
    れた被覆部材とを備え、被覆部材が、その上方から温水
    パイプを視認し得るような材料よりなる、床暖房パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 上方から温水パイプを視認し得るような
    被覆部材の材料が、透光性を有するシート、ネット、多
    孔シート、またはこれらの少なくとも2つを組み合わせ
    たものである、請求項1記載の床暖房パネル。
  3. 【請求項3】 基材の上面および温水パイプの外面が互
    いに異なる色を有する材料で構成されている、請求項1
    または2記載の床暖房パネル。
  4. 【請求項4】 基材の上面および温水パイプの外面のう
    ち少なくとも一方に同他方の色と異なる色が付された着
    色部が設けられている、請求項1または2記載の床暖房
    パネル。
  5. 【請求項5】 温水パイプが透光性を有する材料よりな
    り、基材の上面および溝の内面が互いに異なる色を有す
    る材料で構成されている、請求項1または2記載の床暖
    房パネル。
  6. 【請求項6】 温水パイプが透光性を有する材料よりな
    り、基材の上面および溝の内面のうち少なくとも一方に
    同他方の色と異なる色が付された着色部が設けられてい
    る、請求項1または2記載の床暖房パネル。
  7. 【請求項7】 床下地の上に請求項1〜6のいずれか1
    つに記載の床暖房パネルが配されて釘類およびねじ類の
    うち少なくとも一方によって接合され、床暖房パネルの
    上に床材が敷設されている、暖房床構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009155993A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Organic Table Co Ltd 床構造
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CN105757761A (zh) * 2014-12-17 2016-07-13 住商美达力士株式会社 地板采暖用热水垫

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