JP2003201536A - 耐摩耗性に優れた熱間加工用非調質鋼及び熱間加工品 - Google Patents
耐摩耗性に優れた熱間加工用非調質鋼及び熱間加工品Info
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Abstract
非調質鋼において、フェライト面積率を0%としないで
も、所定レベルの被削性を確保しながら、耐摩耗性を高
める。 【解決手段】 熱間加工用非調質鋼において、C:0.
32〜0.6質量%、Si:0.05〜1.5質量%、
Mn:0.30〜2.0質量%、Al:0.01質量%
以下、Cr:1.5質量%以下、V:0.01〜0.5
質量%を含有させ、熱間加工後の組織をフェライト面積
率0%超、35%以下のフェライト−パーライト組織と
し、前記フェライト部の硬さを170〜270HVとす
る。
Description
めの高周波焼入を省略する用途に使用する鋼であって、
前記高周波焼入処理を省略しても耐摩耗性を確保できる
非調質鋼、及び高周波焼入処理を省略しても耐摩耗性に
優れる熱間加工品に関するものである。
摩耗性が要求される場合がある。特に、近年の自動車の
高出力化に対応して、クランクシャフトやカムシャフト
などのエンジン摺動部に使用される部品の耐摩耗性の向
上が強く求められるようになってきている。機械構造用
部品の耐摩耗性を高める場合、多くは、摺動部の表面硬
化処理を施しており、例えば、高周波焼入れ処理、窒化
処理、浸炭処理などを実施している。なお芯部の強度を
高めるためには、Vなどの強化元素を添加している。こ
のV添加鋼は、熱間鍛造後、制御冷却プロセスに従って
冷却することによって芯部の強度が高められている。
気燃料費によるコスト高の改善が求められており、省エ
ネルギーやコストダウンを目的に、表面硬化処理(高周
波焼入処理など)を省略する事も検討されている。高周
波焼入処理を省略できれば、エネルギーを大幅に節約で
きる利点がある。高周波焼入処理を省略しても高周波焼
入鋼並に耐摩耗性を向上させるためには、例えば、Cを
増量添加させることが考えられる。しかし、その場合、
被削性の低下が懸念され、部品の製造が困難となる。
める鋼として、例えば、特開2000−265242号
公報には、C:0.40〜0.70%、Si:0.50
%以下、Mn:0.90〜1.80%、Cr:0.05
〜1.00%、s−Al:0.01〜0.045%、お
よびN:0.005〜0.025%を含有し、残部がF
eおよび不純物からなり、熱間鍛造後の組織がフェライ
ト+パーライトであり、初析フェライト面積率が10%
以下であるVを含有しない熱間鍛造用非調質鋼が開示さ
れている。この公報開示の発明では、初析フェライト面
積率を10%以下に抑制することで耐摩耗性を高めてい
る。より詳細には、実施例の欄では7つの例の鋼が用い
られており、そのうち6例ではフェライト面積率を0%
にして耐摩耗性を高めており、1つの例ではフェライト
面積率を6.9%にして耐摩耗性を高めている。しかし
フェライト面積率を確実に0%にするのは困難である。
一方、フェライト面積率が0%ではない6.9%の例で
は、いまだ耐摩耗性が不十分である。しかもこの公報で
は「初析フェライト面積率を10%以下に止める条件
は、各合金成分の実際の添加量を、上記合金組成の範囲
内で組み合わせ、適切な組み合わせを実験的に求めるこ
とによって決定できる」と記載されているのみで、具体
的にどのようにすればよいかについては全く記載されて
いない。
情に着目してなされたものであって、その目的は、熱間
加工後の高周波焼入れを行わないような非調質鋼におい
て、フェライト面積率を0%としないでも、所定レベル
の被削性を確保しながら、耐摩耗性に優れるような非調
質鋼及び熱間加工品を提供することにある。
解決するために摩耗損傷の原因究明検討を行った。そし
て非調質鋼を用いて軸受形状の試験部材を製造し、4M
Paの荷重をかけながら18000回の回転摩耗試験を
行い、摺動部分の損傷状態を顕微鏡写真で観察したとこ
ろ、小さな亀裂がフェライト部を割って形成されている
ことを発見した。従って耐摩耗性の向上のためには、特
開2000−265242号公報が開示しているような
フェライト面積率の低減だけではなく、フェライト部を
硬くすることも重要であることを突き止めた。
Vを添加することが有効であると思われる。一方、フェ
ライト面積率を低減するためにはどのようにすればよい
かについては知られていないため、さらに検討を重ねた
結果、CやMnが多い程、フェライト面積率が小さくな
ることを突き止めた。
Vを添加してフェライト部を硬くすると共に、CやMn
を多くしてフェライト面積率を低減することが考えられ
たが、そのようにすると被削性が悪化し、所定レベルの
被削性を確保するのが困難となる。
抑制した場合にもフェライト面積率が小さくなることを
発見した。そしてSiやVを添加してフェライト部が硬
くなっていても、Al量の抑制によってフェライト面積
率を小さくすれば、CやMnの増大によってフェライト
面積率を小さくする場合に比べて被削性は悪化せず、所
定レベルの被削性を確保できることを見出し、本発明を
完成した。
調質鋼は、C:0.32〜0.6質量%、Si:0.0
5〜1.5質量%、Mn:0.30〜2.0質量%、A
l:0.01質量%以下、Cr:1.5質量%以下、
V:0.01〜0.5質量%を含有し、熱間加工後の組
織がフェライト面積率0%超、35%以下のフェライト
−パーライト組織であり、前記フェライト部の硬さが1
70〜270HVである点に要旨を有するものである。
前記非調質鋼は、更に他の元素として、S:0.1質量
%以下(0%を含まない)、Pb:0.3質量%以下
(0%を含まない)、Bi:0.3質量%以下(0%を
含まない)、Ca:0.01質量%以下(0%を含まな
い)、Mg:0.01質量%以下(0%を含まない)な
どを含有していてもよい。
Si:0.05〜1.5質量%、Mn:0.30〜2.
0質量%、Al:0.01質量%以下、Cr:1.5質
量%以下、V:0.01〜0.5質量%を含有し、フェ
ライト面積率0%超、35%以下のフェライト−パーラ
イト組織であり、前記フェライト部の硬さが170〜2
70HVであることを特徴とする耐摩耗性に優れた熱間
加工品も含まれる。
において、フェライト面積率0%超、35%以下のフェ
ライト−パーライト組織となり、フェライト部の硬さ
(ビッカース硬さ)が170〜270HVとなるように
している。フェライト面積率が小さいところでフェライ
ト部の硬さを硬くすれば、耐摩耗性をさらに高めること
ができる。
好ましくは175HV以上、さらに好ましくは180H
V以上である。フェライト部が硬いほど、より確実に耐
摩耗性を向上できる。ただし、フェライト部が硬すぎる
と被削性が低下する虞がある。従ってフェライト硬さ
は、270HV以下、好ましくは260HV以下、さら
に好ましくは250HV以下である。
さらに好ましくは10%超である。一方、フェライト面
積率が大きすぎると、フェライト硬さを硬くしても耐摩
耗性を十分に高めることができない。従ってフェライト
面積率は、35%以下、好ましくは30%以下、さらに
好ましくは25%以下である。
ト組織とパーライト組織との合計に対するフェライト組
織の面積基準の割合のことをいう。
ェライト−パーライト組織ではあるが、若干の他の組織
の存在を完全に否定するものではなく、フェライト組織
とパーライト組織との合計は、全組織に対して、例え
ば、95面積%以上、好ましくは99面積%以上、さら
に好ましくは100面積%程度である。
する場合、SiやVの量を調節するのが有効である。S
iやVの適切な量は、Cや他の元素によって異なってく
るものの、SiやVが多くなる程フェライト部が硬くな
る性質を考慮しながら、下記に示す範囲から選択するこ
とができる。
が不足する場合がある。従ってSiの量は、0.05質
量%以上、好ましくは0.10質量%以上、さらに好ま
しくは0.15質量%以上とする。一方、Siが過剰で
あると、被削性が不十分となる場合がある。また非調質
鋼の熱間加工時の脱炭が増加するといった不具合も生じ
る。従って本発明では、Si含有量は、1.5質量%以
下、好ましくは1.2質量%以下、さらに好ましくは
1.0質量%以下とする。
有効な元素である。Vの含有量は、0.01質量%以
上、好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは
0.08質量%以上とする。一方、Vを過剰にすると、
フェライト硬さが硬くなりすぎる場合がある。従って、
V含有量は、0.5質量%以下、好ましくは0.3質量
%以下、さらに好ましくは0.25質量%以下とする。
CやMnの含有量を多くしたり、Alの含有量を少なく
するのが有効である。しかし、本発明では上述したよう
に、フェライト硬さを硬くするためにSiやVを所定量
以上添加しており、さらなるCの増量やMnの増量は、
被削性を悪化させる。そこで本発明では、Alの含有量
(total-Alの量)を下記に示す範囲で抑制することに
よって、所定レベルの被削性を確保しながら、フェライ
ト面積率を低減している。
下、特に0.008質量%以下である。
記の範囲で含有している。
きるものの、靭延性が低下すると共に引張強度が高くな
って鋼の被削性が低下する。そこで本発明では、上述し
たようにAlの抑制によってフェライト面積率を小さく
することとし、Cを増量しないようにしている。Cの含
有量は、0.6質量%以下、好ましくは0.55質量%
以下、さらに好ましくは0.5質量%以下とする。一
方、Cの含有量が少なすぎると、Al量を抑制してもフ
ェライト面積率が十分に小さくならない場合があり、鋼
の強度や耐摩耗性が不足する場合がある。従ってCの含
有量は、0.32質量%以上、好ましくは0.35質量
%以上、さらに好ましくは0.4質量%以上とする。
できるものの、ベイナイトが生成して被削性が低下す
る。そこで本発明では、上述したようにAlの抑制によ
ってフェライト面積率を小さくすることとし、Mnも増
量しないようにしている。Mnの含有量は、2.0質量
%以下、好ましくは1.7質量%以下、さらに好ましく
は1.5質量%以下とする。一方、Mnの含有量が少な
すぎると、鋼の強度や靭性が不足する場合があるだけで
なく、Al量を抑制してもフェライト面積率が十分に小
さくならない場合がある。従ってMnの含有量は、0.
30質量%以上、好ましくは0.35質量%以上、さら
に好ましくは0.4質量%以上とする。
いは耐力を向上し、疲労強度を向上させるのに有用であ
るためである。Crの含有量は、例えば、0.10質量
%以上、好ましくは0.15質量%以上、さらに好まし
くは0.20質量%以上である。一方、Crが過剰とな
ればベイナイトが生成するため、被削性が不足する場合
がある。Crの含有量は、1.5質量%以下、好ましく
は1.3質量%以下、さらに好ましくは1.0質量%以
下である。
不純物であってもよく、必要に応じて、他の元素を含有
していてもよい。
(S、Pb、Bi、Ca、Mgなど)を含有していても
よい。これら快削性元素の添加量は、例えば、以下の通
りである。
めるのに有用である。Sの含有量は、例えば、0.03
質量%以上、好ましくは0.04質量%以上、さらに好
ましくは0.05質量%以上である。ただしSが過剰に
なると、熱間加工時に割れが発生しやすくなるため、S
の含有量は、0.1質量%以下、好ましくは0.08質
量%以下とするのが望ましい。
い) Pbは被削性を向上するのに有効な元素である。Pbの
含有量は、例えば、0.03質量%以上、好ましくは
0.04質量%以上、さらに好ましくは0.05質量%
以上である。ただしPbを過剰に添加してもその効果は
飽和するため、Pbの含有量は0.3質量%以下、好ま
しくは0.2質量%以下とするのが望ましい。
い) Biも被削性を向上するのに有効な元素である。Biの
含有量は、例えば、0.02質量%以上、好ましくは
0.03質量%以上、さらに好ましくは0.04質量%
以上である。ただしBiを過剰に添加してもその効果は
飽和するため、Biの含有量は0.3質量%以下、好ま
しくは0.2質量%以下とするのが望ましい。
い) Caも被削性を向上するのに有効な元素である。Caの
含有量は、例えば、0.0015質量%以上、好ましく
は0.0020質量%以上、さらに好ましくは0.00
30質量%以上である。ただしCaを過剰に添加しても
その効果は飽和するため、Caの含有量は0.01質量
%以下、好ましくは0.008質量%以下とするのが望
ましい。
い) Mgは被削性の向上、及びMnSによる異方性を改善す
るのに有効な元素である。Mgの含有量は、例えば、
0.0010質量%以上、好ましくは0.0015質量
%以上、さらに好ましくは0.0020質量%以上であ
る。ただしMgを過剰に添加してもその効果は飽和する
ため、Mgの含有量は、0.01質量%以下、好ましく
は0.005質量%以下とするのが望ましい。
上組み合わせて添加することができる。
鍛造など)した後、高周波焼入処理などの表面効果処理
をしない用途に極めて有用である。すなわち熱間加工後
の耐摩耗性に優れているため、高周波焼入処理を省略し
ても耐摩耗性に優れた製品(クランクシャフト、カムシ
ャフトなどのエンジン部摺動部品など)を得ることがで
きる。また熱間加工後の被削性も確保されているため、
前記製品を簡便に製造することができる。
説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限
を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範
囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であ
り、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含され
る。
物である)を真空炉によって溶製した後、温度1250
℃に加熱し、熱間鍛造によって直径60mmの丸棒に鍛
伸し、放冷した。得られた丸棒鋼のフェライト面積率、
フェライト硬さを測定するとともに、下記試験によって
耐摩耗性及び被削性を評価した。
験片を切り出した。この試験片とピン(JISSUJ2
鋼製)とを用い、周速:0.05m/s、面圧:0.0
5GPaの条件でピンオンディスク摩耗試験を行い、試
験片の摩耗減量を測定した。
SKH9鋼製)を使用し、切削速度30m/min、
送り0.21mm/rev、無潤滑の条件で前記丸棒鋼
を切削した。ドリルが溶損するまでに切削できた合計長
さを測定し、L30ドリル寿命とした。
イト部分を170HV以上にし、フェライト面積率を3
5%以下にすることによって耐摩耗性を高めることがで
きる。
1,13では、SiやVが比較的すくなく、Cなどの他
の元素の影響もあってフェライト硬さが柔らかくなって
しまっているため、フェライト面積率が小さくても耐摩
耗性が不十分である。一方、実験例18では、SiやV
の量が適切であってフェライト硬さが十分であっても、
Alが多いためにフェライト面積率が大きすぎ、耐摩耗
性が不十分である。
iやVの量が適切であってフェライト部が硬く、さらに
Al量が抑制されているためにフェライト面積率が小さ
いため、高い耐摩耗性を有している。しかもCの増量や
Mnの増量ではなく、Alの抑制によってフェライト面
積率を下げているため、十分なレベルの被削性を有して
いる。
また実験例15ではMnが少なすぎるため、Alを抑制
してもフェライト面積率を十分に下げることができず、
耐摩耗性が不十分となる。また実験例14ではSiが多
すぎ、実験例16ではMnが多すぎ、実験例17ではC
rが多すぎるため、被削性が悪くなる。実験例19で
は、Cや他の元素との関係において、SiやVが多すぎ
るためにフェライト硬さが硬すぎ、被削性が悪くなって
いる。
フェライト硬さを硬くし、そしてフェライト面積率を小
さくしているため、耐摩耗性を高めることができる。し
かもフェライト面積率の低下をAlの抑制によって行っ
ているため、CやMnを増大させる場合に比べて被削性
を良好なレベルに維持できる。そのため、熱間加工後の
高周波焼入れを行わないような非調質鋼において、フェ
ライト面積率を0%としないでも、所定レベルの被削性
を確保しながら耐摩耗性を高めることができる。
積率と摩耗量との関係を示すグラフである。
さと摩耗量との関係を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 C:0.32〜0.6質量%、Si:
0.05〜1.5質量%、Mn:0.30〜2.0質量
%、Al:0.01質量%以下、Cr:1.5質量%以
下、V:0.01〜0.5質量%を含有し、熱間加工後
の組織がフェライト面積率0%超、35%以下のフェラ
イト−パーライト組織であり、前記フェライト部の硬さ
が170〜270HVであることを特徴とする耐摩耗性
に優れた熱間加工用非調質鋼。 - 【請求項2】 更に他の元素として、 S :0.1質量%以下(0%を含まない)、 Pb:0.3質量%以下(0%を含まない)、 Bi:0.3質量%以下(0%を含まない)、 Ca:0.01質量%以下(0%を含まない)、及び Mg:0.01質量%以下(0%を含まない) から選択された少なくとも1種を含有する請求項1又は
2に記載の熱間加工用非調質鋼。 - 【請求項3】 C:0.32〜0.6質量%、Si:
0.05〜1.5質量%、Mn:0.30〜2.0質量
%、Al:0.01質量%以下、Cr:1.5質量%以
下、V:0.01〜0.5質量%を含有し、フェライト
面積率0%超、35%以下のフェライト−パーライト組
織であり、前記フェライト部の硬さが170〜270H
Vであることを特徴とする耐摩耗性に優れた熱間加工
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002000890A JP3992500B2 (ja) | 2002-01-07 | 2002-01-07 | 耐摩耗性に優れた熱間加工用非調質鋼及び熱間加工品 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008297571A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Jfe Steel Kk | 加工性に優れた耐磨耗鋼板およびその製造方法 |
WO2019038923A1 (ja) | 2017-08-25 | 2019-02-28 | 日新製鋼株式会社 | 靭性に優れる耐摩耗性鋼板 |
CN111304516A (zh) * | 2020-03-05 | 2020-06-19 | 中天钢铁集团有限公司 | 一种高强度高低温冲击韧性吊钩用非调质钢及生产工艺 |
WO2022209637A1 (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-06 | 日産自動車株式会社 | クランクシャフト用非調質鋼及び該非調質鋼を用いたクランクシャフト |
-
2002
- 2002-01-07 JP JP2002000890A patent/JP3992500B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20200044879A (ko) | 2017-08-25 | 2020-04-29 | 닛테츠 닛신 세이코 가부시키가이샤 | 인성이 우수한 내마모성 강판 및 제조법 |
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