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JP2003192366A - 板ガラスの強化方法 - Google Patents

板ガラスの強化方法

Info

Publication number
JP2003192366A
JP2003192366A JP2001393523A JP2001393523A JP2003192366A JP 2003192366 A JP2003192366 A JP 2003192366A JP 2001393523 A JP2001393523 A JP 2001393523A JP 2001393523 A JP2001393523 A JP 2001393523A JP 2003192366 A JP2003192366 A JP 2003192366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
cooling
sheet glass
sheet
jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001393523A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tamai
弘二 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP2001393523A priority Critical patent/JP2003192366A/ja
Publication of JP2003192366A publication Critical patent/JP2003192366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/0404Nozzles, blow heads, blowing units or their arrangements, specially adapted for flat or bent glass sheets

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建築および車両の窓ガラス等に用いられる板ガ
ラス、特に板厚が約2mm〜3mm程度の薄板ガラスの
強化方法を提供する。 【解決手段】加熱された板ガラスの面に、冷却ノズルの
断面積と板ガラスの面積との比率が2.5〜12%とな
るように規則的に冷却ノズルを配置し、該冷却ノズルか
ら冷却気体を吹き付て板ガラスを強化する。冷却気体は
亜音速以上の噴流で板ガラスに吹き付け、特に噴流を不
足膨張噴流とする。長さが70mm〜300mm、外径
が6〜10mm、内径が2mm以上の円筒形の冷却ノズ
ルを格子状に配置した場合は、対角に位置する冷却ノズ
ル間の距離を30〜40mmにする。また、冷却ノズル
の吹き出し口と板ガラスの距離は、20mm〜40mm
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築および車両の
窓ガラス等に用いられる板ガラス、特に板厚が約2mm
〜3mm程度の薄板ガラスの強化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、軟化点付近の温度まで加熱し
た板ガラスに気体の噴流を吹き付け、板ガラスの表面層
に永久圧縮応力を生じさせるという強化する方法の提案
がなされている。
【0003】例えば、特開昭52−121620号公報
には自動車の側方または後方窓として使用する厚さ2.
5〜3.5mmの板ガラスの製造方法が記載されてい
る。加熱した板ガラスを差別的に急冷して、強化程度の
高いガラスの領域に強化程度の低いガラスの領域を散在
させたものである。
【0004】また例えば、特開昭54−33517号公
報には板ガラス強化方法およびこの方法により作った強
化板ガラスが記載されており、急冷ガス流を少なくとも
1つの局部ガス流とし、局部ガス流は板ガラスを急冷ス
テ−シヨンに進行させる速度に関係する繰返し頻度で脈
動させて低く強化されたガラスの区域で散在したより高
く強化されたガラスの区域の分布を板ガラスに生じさせ
るようにすることが開示されている。また板ガラスの進
行方向を横切り離間して配列するガスジエツトを向け、
かつかかるガス流を脈動させ、多数の局部ガス流を作用
させることが記載されている。
【0005】また例えば、特開昭60−145921号
公報にはガラス強化方法および装置が記載されており、
板ガラスの両表面に冷却用ノズルで気体を吹き付けて板
ガラスを強化する方法において、気体の最大の圧力降下
が冷却用ノズルの自由末端で起きる方法が開示されてい
る。また気体を冷却用ノズルの出口でその流速が少なく
とも音速になるような圧力で冷却用ノズルに供給するこ
と、ならびに冷却用ノズルの末端を板ガラスから、冷却
用ノズルの出口における気体噴流の直径(幅)の6倍を
越えない短かい距離で配置すること、さらに板ガラスの
進行の長手方向において強化ステ−ションの最初の方が
最後の方よりも間隔がより短かくなるパタ−ンで冷却用
ノズルを配置して、気体を板ガラスに強化の最初の方で
より多く吹き付けること、また音速の空気噴射を可能に
するスロットノズルを用いることが記載されている。
【0006】さらに例えば、特開昭60−103043
号公報にはガラス強化方法および装置が記載されてお
り、ガラスの少なくとも1表面に冷却用ノズルで噴流を
吹き付けるガラス強化方法において、冷却用ノズルの出
口で少なくとも音速を許容する圧力で気体を冷却用ノズ
ルに供給し、かつ前記噴流が該気体と噴霧状液体の混合
物からなることが開示されている。また液体を冷却用ノ
ズルの内側でつくり出した衝撃波に送ることによって霧
化することが記載されている。
【0007】また例えば、本出願人が既に出願提案して
いる特公昭62−50416号公報では板ガラスの強化
方法を記載しており、ブラストヘツドの冷却用ノズル取
付面上に、唯一点しかないように同心円状の中心部とな
り得る点を配し、かつ中心部より外方に向けて同心円状
で放射状にしかも冷却用ノズル取付間隔の距離が50m
mを超えることがないように冷却ノズルを配置し、該冷
却ノズルから冷却媒体を吹き付けて強化することを開示
した。
【0008】さらにまたこれらと同様の出願として例え
ば、特公昭62−38289号公報では一対のプレス型
の少なくとも一方に中心部より外方に向けて同心円状に
加熱素子を設けたこと、特公昭62−47819号公報
ではブラストヘツドの冷却用ノズル取付面上の中心部よ
り外方に向けて同心円状に複数個の邪魔板部材を配置し
たこと、特公昭62−51212号公報では一対のプレ
ス型の少なくとも一方に中心部より外方に向けて同心円
状に冷却素子を設けて予備冷却した後、冷却媒体を吹き
付け急冷却すること、特公昭63−43327号公報で
はブラストヘツドの冷却用ノズル取付面上の中心部より
外方に向けて同心円状に冷却用ノズルを配置して、かつ
冷却用ノズルのうち中心以外をブラストヘツド面の垂直
軸に対し、同心円の接線方向に3〜45°の傾きをもた
せ急冷却することをそれぞれ提案した。
【0009】また例えば、本出願人が既に出願提案して
いる特公平4−29615号公報では薄板ガラスの強化
方法を記載しており、例えば1.5〜3.0mm厚の板
ガラスにおいて、冷却エアの圧力を2〜8kg/cm2
のゲ−ジ圧から急激に0.05〜0.5kg/cm2
ゲ−ジ圧に減じてエアチヤンバ−に送り込み、エアチヤ
ンバ−内より冷却用ノズル先端までの間を衝撃波管的に
用いて急冷却すること、ならびにコンプレッサ−を用い
た冷却エアであることを開示した。
【0010】さらにまたこれらと同様の出願として、例
えば、特公平6−2593号公報ではガラス物品の熱処
理法を記載しており、冷却エアの圧力を1.5〜8kg
/cm2のゲ−ジ圧から急激に0.01〜0.2kg/
cm2のゲ−ジ圧に減じてエアチヤンバ−に送り込み、
エアチヤンバ−内より冷却用ノズル先端までの間を衝撃
波管的に用い、かつガラス物品の中央部より周辺部を逐
次遅らせて冷却すること、特公平6−23068公報で
は先ず熱伝達係数300〜1000kcal/m2・h
・℃の衝撃波を発生しているエアを吹き付けた後、続い
て熱伝達係数100〜300kcal/m2・h・℃の
エアを吹き付ける2段冷却を行うこと、特公平6−24
995号公報ではコンプレツサ−に繋がる冷却用ノズル
NCとブロワに繋がる冷却用ノズルNBとを併用し、冷
却用ノズルNCから強化する板ガラスに吹き付ける冷却
エアが衝撃波を発現したエアを伴い、かつ冷却用ノズル
NBの圧力PBと冷却用ノズルNCの圧力PCとが0<
(PB−PC)≦500mmAqであること、特開平3
−228841号公報では進行方向に対して45°<θ
≦90°の傾きを有する少なくとも縞状から成る予備冷
却を施した後、冷却媒体を吹き付けて急冷することをそ
れぞれ開示した。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の例えば、特開昭
52−121620号公報に記載のガラスシ−トおよび
その製造方法あるいは特開昭54−33517号公報に
記載のガラスシ−ト強化方法およびこの方法により作っ
た強化ガラスシ−トではまだ自動車用窓ガラスとして必
ずしも充分な薄板強化ガラス品とは言い難く、例えば破
砕強度テストにおける破砕個数や長さ100mm を超
えるシャ−プエッジが存在しないことをクリアしたとし
ても、例えば衝撃強度テストでその高さが2m以上とな
るまでには安定かつ確実にクリアし難い等であり、この
耐衝撃性については開示されていないものである。
【0012】また例えば、特開昭60−145921号
公報あるいは特開昭60−103043号公報に記載の
ガラス強化方法および装置では、音速の空気噴射あるい
は衝撃波を発現することで薄板ガラスの冷却速度を増加
するようにしているが、例えば衝撃強度テストでその高
さが2m以上となるまでには安定かつ確実にクリアし難
い等であり、この耐衝撃性については開示されていない
ものである。
【0013】さらに例えば、本出願人が出願提案した前
記特公昭62−38289号公報等に記載の同心円状に
冷却差を設ける板ガラスの強化方法、また特公平4−2
9615号公報等に記載の衝撃波管的に冷却する薄板ガ
ラスの強化方法では、確かに薄板強化ガラスとしてかな
り改善されたものと成り、例えば破砕強度テストにおけ
る破砕個数や長さ100mm を超えるシャ−プエッジ
が存在しないこと、あるいは破片の面積が3cm2 以
上のものがないこと等をクリアしているものの、例えば
衝撃強度テストでその高さが1.5 〜2m未満程度と
なるまでには耐衝撃性が改善できているものの、2m以
上を常にクリアするまでには至っていない。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の板ガラスの強化
方法は、加熱された板ガラスの面に冷却ノズルを用いて
気体を吹き付る厚みが2〜3mmの板ガラスの強化方法
において、冷却ノズルの断面積(冷却ノズルの断面を板
ガラスに投影した面積)と板ガラスの面積との比率が
2.5〜12%となるように冷却ノズルを規則的に配置
し、該冷却ノズルから冷却気体を亜音速以上の噴流で板
ガラスに吹き付けることを特徴とする板ガラスの強化方
法である。噴流は、不足膨張噴流であることが望まし
い。
【0015】また、本発明の板ガラスの強化方法は、前
述の板ガラスの強化方法において、長さが70mm〜3
00mm、外径が6〜10mm、内径が2mm以上の円
筒形の冷却ノズルが格子状に配置され、対角に位置する
冷却ノズル間の距離を30〜40mmにしていることを
特徴とする板ガラスの強化方法である。
【0016】さらにまた、前述の板ガラスの強化方法に
おいて、冷却ノズルの吹き出し口と板ガラスの距離が2
0mm〜40mmであることを特徴とする板ガラスの強
化方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の板ガラスの強化方法は、
特に限定するものではないが、2〜3mmの板厚の板ガ
ラスを風冷強化する場合に用いることが好適である。本
発明の板ガラスの強化方法は、例えば図1(側面図)お
よび図2(平面図)に示すように、略水平姿勢の板ガラ
ス3の上側と下側に、互いに向かい合うように上下一対
のエアチャンバー1が配置され、該各エアチャンバー1
のそれぞれの対向面に格子状に設けられた複数本の円筒
形の冷却ノズル2より加熱された板ガラス3の面に向け
て、冷却用気体を亜音速以上の流速で吹き付け、板ガラ
ス3を冷却し強化する。図1および図2には、平坦な板
ガラスについて示しているが、板ガラスが2次元的ある
いは3次元的な曲面形状であっても、本発明の板ガラス
の強化方法を用いることができる。
【0018】図2において、板ガラス3の中にある冷却
ノズル2と板ガラス3のエッジにかかっている冷却ノズ
ル2の断面積を合計した面積Snと、板ガラス3の面積
Sgとの比Sn/Sg×100(%)(以後面積比と称
する)は、板ガラスの冷却に大きく影響し、図3は、E
CE規格に準拠する破壊試験で得られた面積比に対する
破砕個数の結果である。破壊試験によるの破砕個数を4
0個以上とするには、面積比Sn/Sgは、2.5〜1
2%であることが望ましい。面積比が2.5%未満ある
いは12%を超える場合、充分な破砕個数の強化ガラス
が得られず、強度が不十分となる。
【0019】冷却ノズルから板ガラスに吹き付けられる
噴流は、図4に示す過膨張噴流、図5に示す適正膨張噴
流、図6に示す不足膨張噴流のいずれかの状態にする
と、気流の流速が大きく、板ガラスの強化に適する気流
となり、好ましい。図4〜図6において、気流中の線
(写真で気流中の濃い部分)は、圧縮域を示している。
【0020】特に、不足膨張噴流は、気流が有する圧縮
域と膨張域の影響で板ガラス表面の温度境界層をかき乱
しやすく、冷却効率を増大させる働きがあので板ガラス
の表面を均一に冷却するのに望ましい。
【0021】冷却ノズルは、図8に示す、円筒形、
先端絞りノズル、先細りノズル(スロットノズル)、
先細り末広がりノズルなどを用いることができ、の
円筒形のノズルを使用すると、他のノズルの場合に比
べ、比較的低い圧力で不足膨張噴流などの望ましい気流
が得られるので好ましい。
【0022】円筒形の冷却ノズルを用いる場合、図7に
示すように、対角に位置する冷却ノズル間の距離a,b
を30〜40mmにして配置し、さらに、冷却ノズルの
形状については、図9に示すように、長さCが70mm
〜300mm、外径d2が6〜10mm、内径d1が2
mm以上の冷却ノズルを用いると、亜音速以上の気流が
不足膨張噴流となって、板ガラスを効率よく冷却するの
で、好ましい。特に、厚みが2mm程度の板ガラスに対
して、効率よく冷却ノズルが行えるので、冷却による板
ガラスの変形が小さく、透視歪みが問題となる前に、板
ガラスの強化を行うことが可能となる。
【0023】冷却ノズルから板ガラスに吹き付けられる
噴流の状態を、過膨張噴流、適正膨張噴流、不足膨張噴
流のいずれかにするには、圧力チャンバーの圧力あるい
は/および冷却ノズルの形状を変えることにより得られ
る。
【0024】また、噴流が過膨張噴流、適正膨張噴流あ
るいは不足膨張噴流の状態で板ガラスに到達することが
好ましく、図1の、冷却ノズルの先端と板ガラスの距離
d3,d3’は20〜40mmの範囲であることが望ま
しい。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。なお、本発明の板ガラスの強化方法は、実施例
によって制約されるものではない。実施例において、圧
力チャンバーの形を8角形にしているが、これは様々な
形の板ガラスに合わせ安いためであり、圧力チャンバー
の形を4角形や板ガラスの形に相似形にしてもよい。ま
た、実施例において、冷却ノズルは、圧力チャンバーに
脱着が可能な構造にしてあり、圧力チャンバーの8角形
と合わせて、ノズルの間隔や面積比が変えられるように
した。
【0026】実施例1 厚み2.0mmの板ガラス(サイズ300mm×300
mm)を水平に保持して電気炉で600〜700℃に加
熱した。加熱した後、図1に示すように、エアーチャン
バー1に設けられている冷却用ノズル2から、冷却エア
ーを加熱した板ガラス3の上下から亜音速の流速で吹き
付けた。冷却用ノズルの先端と板ガラスの距離は、30
mmに設定した。
【0027】エアーチャンバーは、図2に示すような平
面形が8角形のものを用い、冷却用ノズル2は、格子状
に配置した。また、冷却用ノズルの間隔は、図7に示す
平面図において、a=b=40mmとした。さらに、冷
却用ノズルには、内径4mm、外径8mm、長さ150
mmの円筒形の管を用いた。
【0028】本実施例によって強化した板ガラスは、2
27gの鋼球落下試験で破壊する高さが2m以上の衝撃
強度を有し、破砕個数が40個/50mm×50mm以
上であり、ECE規格の破砕試験、耐衝撃試験等に対し
て十分満足するものであった。また、透視歪にもJAS
O規格を満たし、問題が無かった。
【0029】実施例2 板ガラスの厚みを2.3mmとした以外は全て実施例1
と同様にし、板ガラスの強化を行った。本実施例におい
ても、強度性能および透視歪みについて、実施例1と同
様の結果が得られた。
【0030】
【発明の効果】本発明の板ガラスの強化方法は、建物や
車両の窓に、歪みの無い透視性に優れた、厚みが2から
3mm程度の強化板ガラスを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス強化方法の冷却ノズルおよびエ
アーチャンバーを示す側面図である。
【図2】本発明のガラス強化方法の冷却ノズルおよびエ
アーチャンバーを示す平面図である。
【図3】面積比と強化ガラスの破砕個数の関係を示すグ
ラフである。
【図4】膨張噴流の状態を示す図である。
【図5】適正膨張噴流の状態を示す図である。
【図6】不足膨張噴流の状態を示す図である。
【図7】対角に位置する冷却ノズルの平面図である。
【図8】冷却ノズルのズルの断面図である。
【図9】円筒形の冷却ノズルの断面図である。
【符号の説明】
1 エアーチャンバー 2 冷却用ノズル 3 板ガラス 4 過膨張噴流 5 適正膨張噴流 6 不足膨張噴流

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱された板ガラスの面に冷却ノズルを用
    いて気体を吹き付る厚みが2〜3mmの板ガラスの強化
    方法において、該冷却ノズルの断面積(冷却ノズルの断
    面を板ガラスに投影した面積)と板ガラスの面積との比
    率が2.5〜12%となるように冷却ノズルを規則的に
    配置し、該冷却ノズルから冷却気体を亜音速以上の噴流
    で板ガラスに吹き付けることを特徴とする板ガラスの強
    化方法。
  2. 【請求項2】噴流が、不足膨張噴流であることを特徴と
    する請求項1に記載の板ガラスの強化方法。
  3. 【請求項3】長さが70mm〜300mm、外径が6〜
    10mm、内径が2mm以上の円筒形の冷却ノズルが格
    子状に配置され、対角に位置する冷却ノズル間の距離を
    30〜40mmにしていることを特徴とする請求項1あ
    るいは請求項2のいずれかに記載の板ガラスの強化方
    法。
  4. 【請求項4】冷却ノズルの吹き出し口と板ガラスの距離
    が20mm〜40mmであることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載の板ガラスの強化方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101367606B (zh) * 2008-09-26 2011-04-06 无锡海达安全玻璃有限公司 4.0mm钢化玻璃的钢化加工方法
CN107200467A (zh) * 2017-07-14 2017-09-26 洛阳名特智能设备股份有限公司 一种风栅及采用该风栅钢化玻璃时的低压淬冷工艺
US11702357B2 (en) 2016-07-21 2023-07-18 Saint-Gobain Glass France Nozzle strip for a blow box for thermally prestressing glass panes

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