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JP2003175805A - 車両用エネルギー吸収ワイパー構造 - Google Patents

車両用エネルギー吸収ワイパー構造

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JP2003175805A
JP2003175805A JP2001379064A JP2001379064A JP2003175805A JP 2003175805 A JP2003175805 A JP 2003175805A JP 2001379064 A JP2001379064 A JP 2001379064A JP 2001379064 A JP2001379064 A JP 2001379064A JP 2003175805 A JP2003175805 A JP 2003175805A
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JP
Japan
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pivot shaft
energy absorbing
energy
absorbing member
shaft holder
Prior art date
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JP2001379064A
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Masakazu Kashiwagi
正和 柏木
Tomoaki Sakai
友明 坂井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US10/309,443 priority patent/US6941611B2/en
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    • B60S1/3445Joints between elements
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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    • F16B2200/63Frangible connections
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピボット軸の没入ストロークを無駄にするこ
となくエネルギー吸収特性を更に向上することができる
車両用エネルギー吸収ワイパー構造を提供する。 【解決手段】 ワイパーアーム14が固定されるピボッ
ト軸23をピボット軸ホルダ17内に回動自在に挿入
し、ピボット軸23とピボット軸ホルダ17との間に、
一定の荷重が作用すると破断してピボット軸23のピボ
ット軸ホルダ17に対する没入方向の移動を許容する係
止板30を設けた車両用エネルギー吸収ワイパー装置に
おいて、係止板30が破断した後ピボット軸23が没入
方向に移動する際に、このピボット軸23の移動エネル
ギーを吸収するエネルギー吸収部材20を設けたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用エネルギ
ー吸収ワイパー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用ワイパー装置の中には、外力が作
用するとこれを吸収して、自身や車体パネルの破損を最
小限に抑えるようにしたエネルギー吸収構造のワイパー
装置が知られている。これを図15、図16によって説
明すると、図において、車体パネル1には円筒状のピボ
ット軸ホルダ2が固定されている。このピボット軸ホル
ダ2内にはピボット軸3が回動可能に挿通され、ピボッ
ト軸3の下端は図示しない他のピボット軸とリンク部材
4により連結されている。一方、ピボット軸3の上端に
は先端に図示しないワイパーブレードを取り付けたワイ
パーアーム5の基端6が固定されている。
【0003】そして、ピボット軸3の上下方向略中央部
にはスナップリング7により上部への移動を規制された
ワッシャー8が取り付けられ、このワッシャー8が前記
ピボット軸ホルダ2の上端周縁部に取り付けられた係止
板9に係止している。尚、ピボット軸ホルダ2とピボッ
ト軸3との間には筒状のサポート部材10が上下に介装
されている。この構造は特開平11−301420号公
報に示されている。したがって、ピボット軸3に上部か
ら外力が作用し、この外力が前記係止板9の破断応力を
超えると、図15に示した状態にあるピボット軸3は、
係止板9が剪断破断することにより図16に示すように
ピボット軸ホルダ2内に没入することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、係止板9の強度・剛性を変更することで外力に対す
る破断荷重を所望に設定することができるが、係止板9
が破断した直後にピボット軸ホルダ2が底付きしないよ
うに、ピボット軸ホルダ2内にピボット軸3の没入スト
ロークを確保する必要があるため、その分のスペースが
無駄になるという問題がある。そこで、この発明はピボ
ット軸の没入ストロークを無駄にすることなくエネルギ
ー吸収特性を更に向上できる車両用エネルギー吸収ワイ
パー構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、ワイパーアーム(例え
ば、実施形態におけるワイパーアーム14)が固定され
るピボット軸(例えば、実施形態におけるピボット軸2
3)をピボット軸ホルダ(例えば、実施形態におけるピ
ボット軸ホルダ17)内に回動自在に挿入し、ピボット
軸とピボット軸ホルダとの間に、一定の荷重が作用する
と破断又は変形してピボット軸のピボット軸ホルダに対
する没入方向の移動を許容する衝撃吸収部(例えば、実
施形態における係止板30)を設けた車両用エネルギー
吸収ワイパー装置において、衝撃吸収部が破断又は変形
した後ピボット軸が没入方向に移動する際に、ワイパー
アームとピボット軸ホルダとの間に介装されピボット軸
の没入を許容しつつ破断又は変形してピボット軸の移動
エネルギーを吸収するエネルギー吸収部材(例えば、実
施形態における20,20A,20B,20C)を設け
たことを特徴とする。このように構成することで、ワイ
パーアームとピボット軸ホルダとの間の空間を利用して
エネルギー吸収部材を配置でき、ワイパーアームを介し
てピボット軸に一定の荷重が作用し、衝撃吸収部が破断
又は変形してピボット軸がピボット軸ホルダ内へ没入す
る没入動作に入ると、ワイパーアームがピボット軸ホル
ダに近接するように移動し、エネルギー吸収部材が破断
又は変形してピボット軸の移動エネルギーを吸収するこ
とができる。これにより、小型化できエネルギー吸収能
力の高いワイパー構造が得られる。
【0006】請求項2に記載した発明は、前記エネルギ
ー吸収部材が、屈曲変形可能な周面を備えた円筒状に形
成されていることを特徴とする。このように構成するこ
とで、衝撃吸収部が破断又は変形して円筒状のエネルギ
ー吸収部材が圧縮変形しつつエネルギーを吸収できると
共にその周面が屈曲変形すると、屈曲部はエネルギー吸
収部材の周面を移動しながらエネルギーを吸収すること
ができる。
【0007】請求項3に記載した発明は、前記エネルギ
ー吸収部材の上部周縁(例えば、実施形態における上部
周縁39,40)がピボット軸を支持していることを特
徴とする。このように構成することで、エネルギー吸収
部材にピボット軸の支持機能を併せ持たせることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。図6は車両前部の斜視図である。同図
に示すように、車両Sのワイパー装置11は運転席l、
及び、助手席の前方のフロントウインドシールド12に
左右一対設けられている。このワイパー装置11はフロ
ントウインドシールド12の表面に摺接するワイパーブ
レード13を左右に揺動するワイパーアーム14により
払拭動作するものである。
【0009】図1は図6のA−A線に沿う断面図であ
る。同図において、車体パネル15の取付開口部16に
はピボット軸ホルダ17のフランジ部18がボルト19
により裏側から固定されている。ピボット軸ホルダ17
の上面は平坦に形成され、後述するエネルギー吸収部材
20の取付面21を構成している。
【0010】ピボット軸ホルダ17には、ピボット軸ホ
ルダ17を貫く挿入孔22が取付面21から鉛直方向に
向かって形成され、この挿入孔22にはピボット軸23
が挿入されている。挿入孔22とピボット軸23との間
には筒状のサポート部材24が上下に2つ介装され、ピ
ボット軸23をピボット軸ホルダ17に対して回動可能
に支持するようになっている。ピボット軸23の下端に
はリンク部材25の一端がボルト26により固定され、
このリンク部材25の他端は他のワイパー装置11の図
示しないピボット軸の下端に連係されている。このリン
ク部材25によりピボット軸23のピボット軸ホルダ1
7に対する上方向の抜けが防止されている。また、ピボ
ット軸23の上端には前記ワイパーブレード13を取り
付けたワイパーアーム14の基端上壁32が下に向かっ
て拡径したスプライン部27により貫通され回り止めさ
れた状態で固定されている。
【0011】ピボット軸23の上下方向略中央部にはス
ナップリング28により上方への移動を規制されたワッ
シャー29が取り付けられ、ピボット軸ホルダ17の挿
入孔22の上部周縁には例えば、金属製あるいは樹脂製
の係止板(衝撃吸収部)30が取り付けられ、ワッシャ
ー29を係止板30の内周縁に係止した状態で、ピボッ
ト軸23がピボット軸ホルダ17に対して没入方向への
移動を規制された状態で支持されている。したがって、
上記ピボット軸ホルダ17に回動自在に支持されたピボ
ット軸23に対して没入方向の一定以上の荷重が作用す
ると係止板30が破断して衝撃を吸収できる。
【0012】ここで、前記ワイパーアーム14の基端に
は、後述するエネルギー吸収部材20の上部を受け入れ
るために下方に向かって開口した袋状の受容部31が形
成されている。また、ワイパーアーム14の基端上壁3
2から突出したピボット軸23の上端部はワイパーアー
ム14の基端上壁32に取り付けられるキャップ33に
よって覆われている。そして、上記ピボット軸ホルダ1
7の取付面21と前記ワイパーアーム14の基端の受容
部31との間には、エネルギー吸収部材20が設けられ
ている。このエネルギー吸収部材20は、ピボット軸2
3が没入方向に荷重を受けて係止板30が破断し、ピボ
ット軸23がピボット軸ホルダ17の挿入孔22を没入
方向に移動した場合に変形して、ピボット軸23の移動
エネルギーを吸収するものである。
【0013】エネルギー吸収部材20は、例えば、金属
製の部材(樹脂製でもよい)で上側から順に小径部3
4、中径部35、大径部36を有しており、周面は断面
階段状に形成されている。したがって、小径部34から
大径部36に渡って、外側に第1屈曲部K1、第2屈曲
部K2が、内側に第3屈曲部K3、第4屈曲部K4が順
次形成され、エネルギー吸収部材20は各屈曲部K1〜
K4を起点として屈曲変形可能となっている。尚、小径
部34と中径部35との間には両者を繋ぐ平面H1が、
中径部35と大径部36との間には両者を繋ぐ平面H2
が各々設けられている。このように構成された、エネル
ギー吸収部材20の下部の周縁フランジ部37がピボッ
ト軸ホルダ17にビス38により固定されている。
【0014】上記実施形態によれば、キャップ33に障
害物が衝接し、係止板30の破断荷重を超えた衝撃荷重
がワイパーアーム14の基部を介してピボット軸23に
下向きに作用すると、係止板30がワッシャー29に衝
接して破断し衝撃エネルギーの一部が吸収される。そし
て、係止板30の破断により吸収しきれなかったエネル
ギーによりピボット軸23がピボット軸ホルダ17内へ
没入する没入動作に入ると、ワイパーアーム14の基部
の受容部31内に保持されたエネルギー吸収部材20が
ワイパーアーム14の基部上壁32に押圧されるため、
エネルギー吸収部材20は取付面21との間で圧縮変形
を始める。エネルギー吸収部材20の圧縮変形が始まる
と、図3に示すように小径部34が下方に変位すること
で、図1に示す第1屈曲部K1、第3屈曲部K3を起点
として図3に示すように大きく屈曲変形が始まり小径部
34と中径部35とを繋ぐ平面H1が下側に引き込まれ
るようにしてエネルギーが吸収される。
【0015】小径部34と中径部35とを繋ぐ水平面が
下側に引き込まれると第1屈曲部K1が形成されていた
部位は、内側に移動する(図3においてK1が鎖線で指
示する部位を参照)と共に屈曲状態から曲げ戻され、第
1屈曲部K1が形成されていた部位よりも外側に新たな
第1折れ点O1が形成される。したがって、あたかも第
1屈曲部K1が外側に移動しているかのような動きにな
る。このように第1屈曲部K1が曲げ戻されると共に新
たな第1折れ点O1が形成されるため、ここにおいても
エネルギー吸収がなされる。
【0016】そして、図4に示すように、更に小径部3
4が下方に変位すると今度は前記第1折れ点O1が形成
されていた部位は、内側に移動する(図4においてO1
が鎖線で指示する部位を参照)と共に屈曲状態から曲げ
戻され、第1折れ点O1が形成されていた部位よりも外
側に新たな第2折れ点O2が形成される。したがって、
あたかも第1折れ点O1が外側に移動しているかのよう
な動きになる。このように第1折れ点O1が曲げ戻され
ると共に新たな第2折れ点O2が形成されるため、更に
多くの大きなエネルギーが吸収される。
【0017】また、このとき小径部34の下方変位に引
き込まれるようにして中径部35も下方に変位するた
め、第2屈曲部K2、第4屈曲部K4を起点として大き
く屈曲変形が始まり中径部35と大径部36とを繋ぐ平
面H2が下側に引き込まれるようにしてエネルギーが吸
収される。中径部35と大径部36とを繋ぐ水平面が下
側に引き込まれると第2屈曲部K2が形成されていた部
位は、内側に移動する(図4においてK2が鎖線で指示
する部位を参照)と共に屈曲状態から曲げ戻され、第2
屈曲部K2が形成されていた部位よりも外側に新たな第
2折れ点O2が形成される。したがって、あたかも第2
屈曲部K2が外側に移動しているかのような動きにな
る。このように第2屈曲部K2が曲げ戻されると共に新
たな第3折れ点O3が形成されるため、ここにおいても
エネルギー吸収がなされる。
【0018】このようにして、係止板30が破断してピ
ークを迎えた衝撃力はピボット軸23がピボット軸ホル
ダ17内へ没入する没入動作に入ると、エネルギー吸収
部材20が各屈曲部K1〜K4において屈曲変形しつつ
エネルギーを吸収できると共に、周面の屈曲部、とりわ
け第1、第2屈曲部K1,K2がエネルギー吸収部材の
周面を移動するようにして、曲げ伸ばしを繰り返しなが
ら最終的に図2に示すように屈曲変形してエネルギーを
吸収するのである。したがって、図5に示すように、係
止板30の破断により一旦はピークを迎える衝撃力はピ
ボット軸23の下方へ移動する間低い値を維持し、長い
ストロークをかけてエネルギー吸収部材20によってそ
の大部分が吸収される。
【0019】上記実施形態によれば、障害物によりピボ
ット軸23が一定以上の荷重により下方に押圧され係止
板30が破断してピボット軸23がピボット軸ホルダ1
7内へ没入する没入動作に入ると、エネルギー吸収部材
20が変形してピボット軸23の移動エネルギーを吸収
することができるため、係止板30の破断のみならずピ
ボット軸23の没入の際にもエネルギー吸収を行うこと
ができ、したがって、ピボット軸23の没入方向への移
動ストロークを有効利用してエネルギー吸収能力を高め
ることができる。特に、エネルギー吸収部材20はピボ
ット軸23の没入を許容しつつ変形しながらエネルギー
を吸収できるため、ピボット軸23が移動をしている間
に多くの衝撃エネルギーを吸収することができる点で有
利となる。更に、ピボット軸23に作用する荷重が軸心
に対して傾いているような場合にでも、エネルギー吸収
特性に与える影響が少ないため好適である。
【0020】また、単にエネルギー吸収部材20の各屈
曲部K1〜K4が屈曲変形するだけではなく、変形が進
むにつれてとりわけ第1、第2屈曲部K1,K2はエネ
ルギー吸収部材20の周面を径方向に移動しながら曲げ
伸ばしを繰り返すため多くのエネルギーを吸収できる。
したがって、各屈曲部K1〜K4が屈曲変形すると共に
曲げ伸ばしを繰り返すことで吸収される衝撃荷重の分だ
け、係止板30を脆弱なものにすることができる。その
結果、係止板30の破断の際の衝撃力のピークをできる
だけ抑えることができ障害物に対するダメージを大幅に
軽減して衝突安全性を著しく向上することができる。
【0021】この発明は上記実施形態に限られるもので
はなく、例えば、異なる形状のエネルギー吸収部材を用
いることができる。尚、説明にあたっては前記実施形態
の図1、図2を援用する。例えば、図7に示すように円
筒形のエネルギー吸収部材20Aを用いることができ
る。このエネルギー吸収部材20Aはピボット軸23の
外周に近接した位置に装着され上部周縁39でピボット
軸23を支持しており、エネルギー吸収部材20Aにピ
ボット軸23の支持機能を併せ持たせたものである。エ
ネルギー吸収部材20Aにピボット軸23の支持機能を
持たせた分だけ、負担が少なくなったピボット軸ホルダ
17を薄肉化して小型化できると共にピボット軸23の
周囲にエネルギー吸収部材20Aの変形許容空間を十分
に確保することができる。
【0022】このエネルギー吸収部材20Aが圧縮され
ると、内側への変形はピボット軸23の外周面によって
規制されるため、図8に示すように、周面が断面波形に
変形する。これにより、図9に示すように、徐々に吸収
幅は小さくなるものの係止板30により衝撃を吸収した
後に多くのエネルギーを効果的に吸収することができ
る。
【0023】また、図10に示すように円錐台形状のエ
ネルギー吸収部材20Bを用いることができる。このエ
ネルギー吸収部材20Bは上部周縁を構成するフランジ
部40が内側に形成され、このフランジ部40にピボッ
ト軸23を支持する機能を持たせたものである。この実
施形態においてもピボット軸ホルダ17を薄肉化して小
型化できると共にピボット軸23の周囲にエネルギー吸
収部材20Bの変形許容空間を十分に確保することがで
きる。このエネルギー吸収部材20Bが圧縮されると、
内側にも変形のための大きな空間が確保されているた
め、図11に示すように、周面は内外に向かって大きく
波形形状に屈曲変形する。したがって、図12に示すよ
うに、係止板30により衝撃を吸収した後に徐々に多く
のエネルギーを効果的に吸収することができる。
【0024】更に、図13に示すように、屈曲部41を
備えたエネルギー吸収部材20Cを用いることができ
る。このエネルギー吸収部材20Cも上部周縁39でピ
ボット軸23を支持するようになっており、上下方向中
央部には外側に折れ曲がる屈曲部41を備えている。こ
の実施形態においてもエネルギー吸収部材20Cの上部
周縁がピボット軸23を支持することにより、ピボット
軸ホルダ17の負担を軽減しピボット軸ホルダ17を薄
肉化して小型化できる。これにより、このエネルギー吸
収部材20Cが圧縮されると、図14に示すように、屈
曲部41の位置で外側に向かって大きく屈曲変形して衝
撃エネルギーを吸収することができる。
【0025】したがって、上記各実施形態によれば、係
止板30の破断によりエネルギーを吸収できると共に、
エネルギー吸収部材20,20A,20B,20Cの変
形によってもエネルギー吸収を行うことができ、かつ、
各エネルギー吸収部材20,20A,20B,20Cに
ピボット軸ホルダ17によるピボット軸23の支持機能
を併せ持たせることができる。その結果、障害物に対す
る衝突安全性を高めることができると共にピボット軸ホ
ルダ17の軽量化を図ることができる。
【0026】尚、この発明は上記実施形態に限られるも
のではなく、例えば、衝撃吸収部とし係止板30を設け
た場合を例にして説明したが、衝撃荷重の入力初期にお
いて破断することによりエネルギーを吸収することがで
きるものなら、係止板30に限られるものではない。ま
た、例えば、衝撃吸収部として、破断することによりエ
ネルギー吸収を行う係止板30を例に説明したが、ピボ
ット軸23の移動を許容できれば、変形によりエネルギ
ーを吸収できる衝撃吸収部を用いてもよい。同様にエネ
ルギー吸収部材20,20A,20B,20Cは共に変
形によりエネルギーを吸収する部材であるが、ピボット
軸の移動を許容しつつ破断する構造のものを採用しても
よく、変形と破断によりエネルギーをする構成としても
よい。また、係止板30、エネルギー吸収部材20等を
含む各部材の材質は、上述したものに限らず様々な材質
ものを採用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、ワイパーアームとピボット軸ホル
ダとの間の空間を利用してエネルギー吸収部材を配置で
き、ワイパーアームを介してピボット軸に一定の荷重が
作用し、衝撃吸収部が破断又は変形してピボット軸がピ
ボット軸ホルダ内へ没入する没入動作に入ると、ワイパ
ーアームがピボット軸ホルダに近接するように移動し、
エネルギー吸収部材が破断又は変形してピボット軸の移
動エネルギーを吸収することができるため、衝撃吸収部
の破断又は変形のみならずピボット軸が没入動作に入り
移動している間にも多くの衝撃エネルギーを吸収でき、
したがって、ピボット軸の没入方向への移動ストローク
を有効利用してエネルギー吸収能力を高めることができ
る効果がある。その結果、小型化できエネルギー吸収能
力の高いワイパー構造が得られる。
【0028】請求項2に記載した発明によれば、衝撃吸
収部が破断又は変形して円筒状のエネルギー吸収部材が
圧縮変形しつつエネルギーを吸収できると共にその周面
が屈曲変形すると、屈曲部はエネルギー吸収部材の周面
を移動しながらエネルギーを吸収することができるた
め、エネルギー吸収部材は圧縮変形することと、屈曲部
が周面を移動することにより多くのエネルギーを吸収で
きるという効果がある。
【0029】請求項3に記載した発明によれば、エネル
ギー吸収部材にピボット軸の支持機能を併せ持たせるこ
とができるため、その分ピボット軸ホルダを小型軽量化
でき、したがって、ピボット軸ホルダを薄肉化してピボ
ット軸の周囲にエネルギー吸収部材の変形許容空間を十
分に確保することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の取付状態の図6のA−
A線に沿う断面図である。
【図2】 図1に対応するエネルギー吸収状態を示す断
面図である。
【図3】 エネルギー吸収部材の変形状況を示す断面図
である。
【図4】 エネルギー吸収部材の変形状況を示す断面図
である。
【図5】 エネルギー吸収部材の吸収特性を示すグラフ
図である。
【図6】 車両前部の斜視図である。
【図7】 他のエネルギー吸収部材の断面図である。
【図8】 図7の変形状態を示す断面図である。
【図9】 図7に対応するエネルギー吸収特性を示すグ
ラフ図である。
【図10】 更に他のエネルギー吸収部材の断面図であ
る。
【図11】 図10の変形状態を示す断面図である。
【図12】 図10に対応するエネルギー吸収特性を示
すグラフ図である。
【図13】 別のエネルギー吸収部材の断面図である。
【図14】 図10の変形状態を示す断面図である。
【図15】 従来技術の断面図である。
【図16】 従来技術の変形状態を示す断面図である
【符号の説明】
14 ワイパーアーム 17 ピボット軸ホルダ 20,20A,20B,20C エネルギー吸収部材 23 ピボット軸 30 係止板(衝撃吸収部) 39 上部周縁 40 フランジ部(上部周縁)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパーアームが固定されるピボット軸
    をピボット軸ホルダ内に回動自在に挿入し、ピボット軸
    とピボット軸ホルダとの間に、一定の荷重が作用すると
    破断又は変形してピボット軸のピボット軸ホルダに対す
    る没入方向の移動を許容する衝撃吸収部を設けた車両用
    エネルギー吸収ワイパー装置において、衝撃吸収部が破
    断又は変形した後ピボット軸が没入方向に移動する際
    に、ワイパーアームとピボット軸ホルダとの間に介装さ
    れピボット軸の没入を許容しつつ破断又は変形してピボ
    ット軸の移動エネルギーを吸収するエネルギー吸収部材
    を設けたことを特徴とする車両用エネルギー吸収ワイパ
    ー構造。
  2. 【請求項2】 前記エネルギー吸収部材が、屈曲変形可
    能な周面を備えた円筒状に形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の車両用エネルギー吸収ワイパー構
    造。
  3. 【請求項3】 前記エネルギー吸収部材の上部周縁がピ
    ボット軸を支持していることを特徴とする請求項2に記
    載の車両用エネルギー吸収ワイパー構造。
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