JP2003175534A - 射出装置 - Google Patents
射出装置Info
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
うにする。 【解決手段】射出枠と、該射出枠の径方向内方に取り付
けられたステータ25と、該ステータ25の径方向内方
に配設されたロータ26と、該ロータ26の径方向内方
において軸方向に進退させられる回転摺(しゅう)動部
材68とを有する。そして、前記ロータ26の側面に形
成される回転伝達部において、前記回転摺動部材68の
軸方向の動きが許容され、回転が拘束される。この場
合、前記ロータ26の側面に形成される回転伝達部にお
いて、回転伝達部の摩耗の進行を点検したり、回転伝達
部を交換したりするためのメンテナンス作業を簡素化す
ることができる。
Description
ものである。
の加熱シリンダ内にスクリューが回転自在に、かつ、進
退自在に配設され、駆動部を駆動することによって前記
スクリューを回転させたり、進退させたりすることがで
きるようになっている。そして、計量工程において、ス
クリューを回転させると、ホッパから加熱シリンダ内に
供給された樹脂が、加熱され、溶融させられて前進させ
られ、前記スクリューの前端に取り付けられたスクリュ
ーヘッドの前方に蓄えられる。また、射出工程におい
て、スクリューを前進させると、前記スクリューヘッド
の前方に蓄えられた樹脂が、射出ノズルから射出され、
金型装置のキャビティ空間に充填(てん)される。
該加熱シリンダ11内において、スクリュー12が回転
自在に、かつ、進退(図において左右方向に移動)自在
に配設される。また、前記加熱シリンダ11の前端(図
において左端)に図示されない射出ノズルが形成され、
該射出ノズルにノズル口が形成される。
右端)は、前方射出サポート61に取り付けられ、該前
方射出サポート61と所定の距離を置いて後方射出サポ
ート62が配設される。前記前方射出サポート61は、
箱状の本体61a及びカバー61bから成る。そして、
前記前方射出サポート61と後方射出サポート62との
間にロッド63が架設され、該ロッド63によって前記
前方射出サポート61と後方射出サポート62との間に
所定の距離が保持される。また、前方射出サポート6
1、後方射出サポート62及びロッド63によって射出
枠が構成される。
カプラ59を介して円形の形状を有する連結体64が一
体的に取り付けられ、該連結体64に筒状の支持体65
がボルトbt1を介して取り付けられる。なお、前記連
結体64及び支持体65によって、スクリュー12と一
体に回転又は移動させられる回転摺(しゅう)動部材6
8が構成される。前記支持体65の後端の外周面に雄ス
プライン92が形成される。
めに、前記回転摺動部材68を包囲して摺動自在に、か
つ、回転摺動部材68の外周面と対向させて筒状の回転
部材78が配設され、該回転部材78の内周面に軸方向
においてスクリュー12のストローク分の長さを有する
雌スプライン93が形成される。前記回転部材78は、
前記前方射出サポート61に対してベアリングb1、b
2によって回転自在に支持される。
れ、該計量用モータ70は、計量工程において駆動され
て回転摺動部材68を回転させ、射出工程において、前
記計量用モータ70によって発生させられた拘束力(逆
トルク)により回転摺動部材68の回転を停止させる。
前記計量用モータ70は、図示されないステータ、及び
該ステータの径方向内方に配設された図示されないロー
タ、出力軸74、及び該出力軸74に取り付けられ、計
量用モータ70の回転速度を検出するエンコーダ70a
を備える。また、前記ステータ及びロータには、それぞ
れ、コア及びコアに巻装されたコイルが配設される。
摺動部材68との間に、出力ギヤ75、カウンタドライ
ブギヤ76、カウンタドリブンギヤ77及び前記回転部
材78が配設され、前記出力軸74に出力ギヤ75が取
り付けられ、出力ギヤ75とカウンタドライブギヤ76
とが噛(し)合させられ、カウンタドライブギヤ76と
カウンタドリブンギヤ77とが噛合させられ、カウンタ
ドリブンギヤ77が回転部材78にボルトbt3によっ
て取り付けられる。
76、カウンタドリブンギヤ77及び回転部材78は、
前記計量用モータ70が駆動されて発生させられた回転
を回転摺動部材68に伝達する。そのために、該回転摺
動部材68は、前記回転部材78に対して回転不能に、
かつ、軸方向に移動自在に配設され、前記連結体64の
外周面と回転部材78の内周面とが摺動自在に接触させ
られる。すなわち、前記雌スプライン93と前記雄スプ
ライン92とが摺動自在にスプライン係合させられる。
することによって出力軸74を回転させると、回転が出
力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76、カウンタドリ
ブンギヤ77及び回転部材78を介して前記回転摺動部
材68に伝達され、該回転摺動部材68が正方向、又
は、必要に応じて逆方向に回転させられ、スクリュー1
2が回転させられる。さらに、前記計量用モータ70の
駆動を停止させ、計量用モータ70による拘束力によっ
て出力軸74を停止させると、回転摺動部材68の回転
が停止させられ、スクリュー12の回転も停止させられ
る。
(図において右方)に、ボールナット82、及び該ボー
ルナット82と螺(ら)合させられ、ボールナット82
に対して回転自在に、かつ、軸方向に移動自在に支持さ
れたボールねじ軸81から成るボールねじ83が配設さ
れる。前記ボールねじ軸81は、前端から後端にかけて
順次形成された小径のシャフト部84、大径のねじ部8
5、電動の射出用モータ90と連結される連結部等から
成る。なお、前記シャフト部84とねじ部85との段部
に環状フランジ部材89が外嵌(かん)される。
サポート62にロードセル96を介して固定され、射出
工程において駆動され、それに伴って発生させられた回
転はボールねじ軸81に伝達される。そして、前記ボー
ルねじ83は、前記射出用モータ90によって発生させ
られた回転による回転運動を回転に伴う直進運動、すな
わち、回転直進運動に変換し、該回転直進運動を前記回
転摺動部材68に伝達する。
端部(図において左端部)において、ベアリングb7、
b8によって回転摺動部材68に対して回転自在に、か
つ、軸方向に移動不能に支持され、中央において、ボー
ルナット82に対して回転自在に螺合させて支持され
る。すなわち、前記回転摺動部材68は、前記ボールね
じ83に対して回転自在に、かつ、軸方向に移動不能に
配設される。また、前記シャフト部84の前端部に図示
されない雄ねじが形成され、該雄ねじと螺合させてベア
リングナット80が配設される。該ベアリングナット8
0は、支持体65の内周面に形成された突起65aと共
にベアリングb7を位置決めする。そして、前記ボール
ナット82はロードセル96を介して後方射出サポート
62に固定される。
向及び逆方向に駆動することによって発生させられた回
転力が、連結部を介してボールねじ軸81に伝達される
と、該ボールねじ軸81は、ねじ部85とボールナット
82とが螺合させられているので、回転しながら進退さ
せられる。
用モータ70の駆動の停止によって回転摺動部材68の
回転が停止させられ、この状態で前記射出用モータ90
が駆動されると、回転摺動部材68を回転させることな
く軸方向に前進(図において左方向に移動)させること
ができる。その結果、回転摺動部材68に取り付けられ
たスクリュー12に直進運動が伝達され、スクリュー1
2を前進させることができる。
いて説明する。
0を駆動すると、出力軸74に発生させられた回転が、
出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76、カウンタド
リブンギヤ77、回転部材78及び回転摺動部材68を
介してスクリュー12に伝達され、該スクリュー12を
正方向に回転させる。
設された図示されないホッパから落下した図示されない
樹脂がスクリュー12の外周面に形成された図示されな
い溝内を前進させられ、スクリュー12が後退(図にお
いて右方向に移動)させられ、樹脂がスクリュー12の
前端に取り付けられた図示されないスクリューヘッドの
前方に蓄えられる。このとき、スクリュー12に発生さ
せられる後退力に伴って、回転摺動部材68は回転部材
78に対して相対的に移動させられ、後退させられる。
また、回転摺動部材68の後退に伴って、ボールねじ軸
81も回転しながら後退させられる。
0が駆動され、このとき、射出用モータ90の図示され
ないロータに発生させられた回転は、連結部を介してボ
ールねじ軸81に伝達され、ボールねじ83によって回
転運動が回転直進運動に変換される。その結果、ボール
ねじ軸81が回転しながら前進させられる。そして、前
記回転摺動部材68が計量用モータ70によって停止さ
せられると、スクリュー12は、回転摺動部材68に一
体的に取り付けられているので、回転しない状態で前進
させられる。
来の射出装置においては、雄スプライン92の軸方向の
寸法が雌スプライン93の軸方向の寸法より小さいの
で、雄スプライン92と雌スプライン93とが摺動する
ときに、雄スプライン92の外周面に常に負荷が加わる
ことになり、雌スプライン93の内周面より雄スプライ
ン92の外周面の方が、摩耗の進行が早くなるが、支持
体65が回転部材78より径方向内方に配設されるの
で、摩耗の進行を点検したり、支持体65を交換したり
するためのメンテナンス作業が複雑になってしまう。
解決して、メンテナンス作業を簡素化することができる
射出装置を提供することを目的とする。
出装置においては、射出枠と、該射出枠の径方向内方に
取り付けられたステータと、該ステータの径方向内方に
配設されたロータと、該ロータの径方向内方において軸
方向に進退させられる回転摺動部材とを有する。
転伝達部において、前記回転摺動部材の軸方向の動きが
許容され、回転が拘束される。
に、前記回転摺動部材と前記ロータを構成する筒状体と
の間に潤滑剤収容室が形成される。
らに、前記回転摺動部材の外周に、前記ロータを構成す
る筒状体の内周面と接触する密封装置が配設される。
出枠とロータとの間に密封された第1の潤滑剤収容室が
形成される。そして、該第1の潤滑剤収容室と、前記ロ
ータの径方向内方に形成された第2の潤滑剤収容室とが
連通させられる。また、該第2の潤滑剤収容室に潤滑剤
が供給される。
らに、前記第1の潤滑剤収容室は、前記射出枠と回転伝
達部との間に密封装置を配設することによって形成され
る。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
置の概念図である。
加熱シリンダ、12は該加熱シリンダ11内において回
転自在に、かつ、進退(図において左右方向に移動)自
在に配設された射出部材としてのスクリューであり、前
記加熱シリンダ11の前端に図示されない射出ノズルが
形成され、該射出ノズルにノズル口が形成される。
及び該スクリュー本体の前端に取り付けられた図示され
ないスクリューヘッドを備え、スクリュー本体の外周面
に図示されないフライトが螺旋状に形成され、該フライ
トによって螺旋状の溝が形成される。
右端)は、前支持体としての前方射出サポート21に取
り付けられ、該前方射出サポート21と所定の距離を置
いて後支持体としての後方射出サポート62が配設され
る。そして、前記前方射出サポート21と後方射出サポ
ート62との間にロッド63が架設され、該ロッド63
によって前記前方射出サポート21と後方射出サポート
62との間に所定の距離が保持される。また、前方射出
サポート21、後方射出サポート62及びロッド63に
よって射出枠が構成される。
カプラ59を介して円形の形状を有する連結体64が一
体的に取り付けられ、該連結体64に筒状の支持体65
がボルトbt1を介して取り付けられる。なお、前記連
結体64及び支持体65によって、スクリュー12に一
体的に取り付けられ、スクリュー12と共に回転(又は
移動)させられる回転摺動部材68が構成される。前記
支持体65は軸方向においてスクリュー12のストロー
ク分の長さを有し、外周面に雄スプライン67が形成さ
れる。
めに、前記前方射出サポート21の後端に隣接させて、
前方射出サポート21と一体に、かつ、前記回転摺動部
材68を包囲して、第1の駆動部及び回転力拘束部とし
ての電動の計量用モータ22が配設され、該計量用モー
タ22は、計量工程において第1の駆動状態に、射出工
程において第2の駆動状態に置かれ、第1の駆動状態に
おいて前記回転摺動部材68を回転させ、第2の駆動状
態において前記回転摺動部材68に伝達される回転を拘
束する。
ト21に固定されたスリーブ23、該スリーブ23の後
端に取り付けられた後環状体24、前記スリーブ23を
介して前方射出サポート21の径方向内方に取り付けら
れたステータ25、及び該ステータ25の径方向内方に
おいて、前記回転摺動部材68の外周面と対向させて配
設された筒状のロータ26を備え、該ロータ26の側面
である後端にボルトbt2によって回転伝達部としての
スプラインナット27が取り付けられる。
付けられたコア25a、及び該コア25aに巻装された
コイル25bを備える。また、前記ロータ26は、回転
摺動部材68と同一軸線上に、かつ、回転摺動部材68
の径方向外方において相対的に移動自在に配設された回
転部材としての中空の筒状体29、及び該筒状体29の
外周面における前記ステータ25と対応する箇所に配設
された永久磁石28を備え、前記筒状体29は、計量用
モータ22の出力軸として機能し、前記前方射出サポー
ト21に対してベアリングb1によって、後環状体24
に対してベアリングb2によって回転自在に支持され
る。
24によって、前記前方射出サポート21と一体に形成
されたケースが構成される。したがって、前方射出サポ
ート21及び計量用モータ22を一体化することができ
るので、射出装置を小型化することができる。
材68の軸方向における相対的な移動を許容しながら、
前記計量用モータ22の第1の駆動状態において発生さ
せられた回転を回転摺動部材68に伝達し、前記計量用
モータ22の第2の駆動状態において発生させられた拘
束力を回転摺動部材68に伝達し、回転摺動部材68が
回転するのを拘束する。そのために、該回転摺動部材6
8は、前記スプラインナット27に対して回転不能に、
かつ、ロータ26及びスプラインナット27に対して軸
方向に移動自在に配設され、前記連結体64の外周面と
ロータ26の内周面とが摺動自在に接触させられる。す
なわち、前記筒状体29の前端(図において左端)にお
いて、連結体64の外周面と筒状体29の内周面とが第
1の密封装置としてのシール30を介して摺動自在に接
触させられ、前記筒状体29の後端において、スプライ
ンナット27の内周面に形成された雌スプラインと雄ス
プライン67とが摺動自在にスプライン係合させられ
る。
周面との間においてシール30によってシール部が形成
され、前記スプラインナット27の雌スプライン及び雄
スプライン67によって係合部が形成される。なお、前
記回転摺動部材68の前端、例えば、前記連結体64の
外周面の所定の箇所に前記シール30を収容するための
環状溝が形成される。本実施の形態においては、連結体
64の外周面に環状溝が形成され、該環状溝にシール3
0が収容されるようになっているが、筒状体29の内周
面の所定の箇所に環状溝を形成し、該環状溝にシールを
収容することもできる。なお、前記スプラインナット2
7の雌スプラインによって第1の伝達要素が、雄スプラ
イン67によって第2の伝達要素が構成される。
の寸法が小さく、雄スプライン67の軸方向の寸法が大
きくされるので、スプラインナット27の雌スプライン
と雄スプライン67とが摺動するときに、スプラインナ
ット27の内周面に常に負荷が加わることになり、雄ス
プライン67の外周面よりスプラインナット27の雌ス
プラインの内周面の方が、摩耗の進行が早いが、スプラ
インナット27はボルトbt2によって計量用モータ2
2の端部、すなわち、筒状体29の後端に取り付けられ
るので、摩耗の進行を点検したり、スプラインナット2
7を交換したりするためのメンテナンス作業を簡素化す
ることができる。
インを形成しようとすると、筒状体29の径方向の寸法
をその分大きくする必要があるが、本実施の形態におい
て、スプラインナット27は筒状体29の後端に取り付
けられているので、筒状体29の径方向の寸法を小さく
することができる。したがって、ロータ26の径が必要
以上に大きくなるのを防止することができ、計量用モー
タ22の径方向の寸法を小さくすることができる。その
結果、ロッド63を一層内側に配置することができるよ
うになるので、射出装置を小型化することができる。
時等において、運動方向変換部としてのボールねじ83
は、支持体65及びベアリングb7、b8とともに射出
装置に組み込まれるまれるようになっているが、このと
きの組込み作業は、まず、スプラインナット27を外し
た状態でボールねじ83、支持体65及びベアリングb
7、b8を射出装置に組み込み、その後、スプラインナ
ット27の雌スプラインと雄スプライン67とを噛
(か)み合わせ、続いて、スプラインナット27を筒状
体29の後端にボルトbt2によって取り付ける。
びベアリングb7、b8を射出装置に組み込む際に、雌
スプラインと雄スプライン67との噛(かみ)合わせに
配慮しながら組み込む必要がなくなるので、組込み作業
に必要となる時間を短くすることができ、組立て性、メ
ンテナンス性等を良くすることができる。
動状態において駆動することによってロータ26を回転
させると、回転がスプラインナット27を介して前記回
転摺動部材68に伝達され、該回転摺動部材68が正方
向、又は、必要に応じて逆方向に回転させられる。さら
に、前記計量用モータ22を第2の駆動状態に置き、拘
束力を発生させ、ロータ26を停止させると、回転摺動
部材68に伝達される回転が拘束され、スクリュー12
の回転も拘束される。
後端とスプラインナット27の外周面とが第2の密封装
置としてのシール31を介して摺動自在に接触させら
れ、該シール31を配設することによって前記後環状体
24、筒状体29、ベアリングb2及びシール31間
に、密封された第1の潤滑剤収容室32が形成され、該
第1の潤滑剤収容室32内に例えば、潤滑剤としての図
示されないグリスが充填される。なお、前記筒状体29
を後方(図において右方)に延ばし、筒状体29とシー
ル31とを接触させることもできる。この場合、筒状体
29とシール31との間のシール性を向上させることが
できる。
8、シール30及び係合部間に、密封された第2の潤滑
剤収容室33が形成され、該第2の潤滑剤収容室33内
に例えば、前記グリスが充填される。また、前記後環状
体24には、図示されない潤滑剤供給源と前記第1の潤
滑剤収容室32とを連通させて第1の潤滑剤供給路34
が形成され、前記筒状体29には、前記第1の潤滑剤収
容室32と第2の潤滑剤収容室32とを連通させて第2
の潤滑剤供給路35が形成される。
スプラインと雄スプライン67とが摺動させられるとき
に、シール30は筒状体29の滑らかな内周面に対して
摺動させられる。したがって、第2の潤滑剤収容室33
を確実に密閉することができるので、スクリュー12側
にグリスが漏れ出すのを防止することができる。さら
に、前記筒状体29の一方の端部、すなわち、前端にシ
ール30が、後端にスプラインナット27が配設される
ので、第2の潤滑剤収容室33の許容容量を大きくする
ことができ、前記第2の潤滑剤収容室33内に十分な量
のグリスを収容することができる。したがって、スプラ
インナット27の雌スプラインと雄スプライン67との
間に確実に給脂することができるので、安定した成形を
行うことができる。
方に、ボールナット82、及び該ボールナット82と螺
合させられ、ボールナット82に対して回転自在に、か
つ、軸方向に移動自在に支持されたボールねじ軸81か
ら成る前記ボールねじ83が配設される。前記ボールね
じ軸81は、前端から後端にかけて順次形成された小径
のシャフト部84、大径のねじ部85、第2の駆動部と
しての電動の射出用モータ90と連結される連結部等か
ら成る。なお、前記シャフト部84とねじ部85との段
部に環状フランジ部材89が外嵌される。
ることによって射出用モータ90の図示されないロータ
に発生させられた回転はボールねじ軸81に伝達される
が、前記ボールねじ83は、ボールねじ軸81に伝達さ
れた回転による回転運動を回転直進運動に変換し、ボー
ルねじ軸81を回転させ、かつ、進退させる。
端において、ベアリングb7、b8によって回転摺動部
材68に対して回転自在に、かつ、軸方向に移動不能に
支持され、後端において、ボールナット82に対して回
転自在に螺合させて支持される。すなわち、前記回転摺
動部材68は、前記ボールねじ83に対して回転自在
に、かつ、軸方向に移動不能に配設される。また、前記
シャフト部84の前端部(図において左端部)に図示さ
れない雄ねじが形成され、該雄ねじに螺合させてベアリ
ングナット80が配設される。該ベアリングナット80
は、筒状体65の内周面に形成された突起65aと共に
ベアリングb7を位置決めする。そして、前記ボールナ
ット82はロードセル96を介して後方射出サポート6
2に固定される。前記ロードセル96は、加熱シリンダ
11内の溶融させられた樹脂の圧力を検出する圧力検出
装置を構成する。
向及び逆方向に駆動することによって発生させられた回
転が、連結部を介してボールねじ軸81に伝達される
と、該ボールねじ軸81は、ねじ部85とボールナット
82とが螺合させられているので、回転しながら進退さ
せられる。
は、ボールねじ軸81を進退させる直進運動成分、及び
ボールねじ軸81を回転させる回転運動成分から成り、
前記直進運動成分及び回転運動成分は、ベアリングb
7、b8を介して回転摺動部材68に伝達される。
用モータ22を第2の駆動状態、すなわち、回転拘束状
態に置き、前記射出用モータ90を駆動状態に置くこと
によって、回転摺動部材68に伝達される回転を拘束
し、回転摺動部材68を回転させることなく軸方向に移
動させることができる。その結果、回転摺動部材68に
一体的に取り付けられたスクリュー12に直進運動が伝
達され、スクリュー12を前進(図において左方向に移
動)させることができる。
いて説明する。
の計量処理手段は、計量処理を行い、前記計量用モータ
22を第1の駆動状態に置いて駆動する。このとき、ロ
ータ26に発生させられた回転力は、スプラインナット
27及び回転摺動部材68を介してスクリュー12に伝
達され、該スクリュー12を正方向に回転させる。
設された図示されないホッパから供給された樹脂が前記
溝内を前進させられ、それに伴ってスクリュー12が後
退(図において右方向に移動)させられ、樹脂が前記ス
クリューヘッドの前方に蓄えられる。このとき、スクリ
ュー12に発生させられる後退力に伴って、回転摺動部
材68はスプラインナット27に対して相対的に移動さ
せられ、後退させられる。また、回転摺動部材68の後
退に伴って、ボールねじ軸81も回転しながら後退させ
られる。
理手段は、射出処理を行い、前記射出用モータ90を駆
動する。このとき、射出用モータ90によって発生させ
られた回転は、ボールねじ軸81に伝達され、ボールね
じ83によって回転運動が回転直進運動に変換される。
その結果、ボールねじ軸81が回転しながら前進させら
れる。また、前記射出処理手段は、前記計量用モータ2
2を回転拘束状態に置いて駆動し、ロータ26の回転速
度を制御して0〔rpm〕にすることによって拘束力を
発生させる。そして、該拘束力が前記スプラインナット
27を介して回転摺動部材68に伝達され、ボールねじ
軸81を介して回転摺動部材68に伝達された回転が拘
束される。その結果、回転摺動部材68に一体的に取り
付けられたスクリュー12は回転しない状態で前進させ
られる。
進させられると、スクリューヘッドの前方に蓄えられた
樹脂は、射出ノズルから射出され、図示されない金型装
置のキャビティ空間に充填される。このとき、スクリュ
ーヘッドの前方に蓄えられた樹脂が逆流しないように、
スクリューヘッドの周囲に図示されない逆流防止装置が
配設される。
体29、シール30及び係合部間に第2の潤滑剤収容室
33が形成されるので、シール部及び係合部において潤
滑が十分に行われる。したがって、射出用モータ90を
駆動したときに、回転摺動部材68及びスクリュー12
を円滑に前進させることができ、射出を良好に行うこと
ができる。
8、筒状体29、シール30及び係合部間に第2の潤滑
剤収容室33が形成されるようになっているが、従来の
技術における回転部材78(図2参照)と回転摺動部材
68との間にシールを配設することによって潤滑剤収容
室を形成することもできる。
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
れば、射出装置においては、射出枠と、該射出枠の径方
向内方に取り付けられたステータと、該ステータの径方
向内方に配設されたロータと、該ロータの径方向内方に
おいて軸方向に進退させられる回転摺動部材とを有す
る。
転伝達部において、前記回転摺動部材の軸方向の動きが
許容され、回転が拘束される。
回転伝達部において、回転伝達部の摩耗の進行を点検し
たり、回転伝達部を交換したりするためのメンテナンス
作業を簡素化することができる。
に、前記回転摺動部材と前記ロータを構成する筒状体と
の間に潤滑剤収容室が形成される。
を構成する筒状体との間に潤滑剤収容室が形成されるの
で、係合部において潤滑が十分に行われる。したがっ
て、射出部材を円滑に前進させることができ、射出を良
好に行うことができる。
出枠とロータとの間に密封された第1の潤滑剤収容室が
形成される。そして、該第1の潤滑剤収容室と、前記ロ
ータの径方向内方に形成された第2の潤滑剤収容室とが
連通させられる。また、該第2の潤滑剤収容室に潤滑剤
が供給される。
確実に供給することができるので、係合部の潤滑が途切
れることがなく、安定した成形を行うことができる。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 (a)射出枠と、(b)該射出枠の径方
向内方に取り付けられたステータと、(c)該ステータ
の径方向内方に配設されたロータと、(d)該ロータの
径方向内方において軸方向に進退させられる回転摺動部
材とを有するとともに、(e)前記ロータの側面に形成
される回転伝達部において、前記回転摺動部材の軸方向
の動きが許容され、回転が拘束されることを特徴とする
射出装置。 - 【請求項2】 前記回転摺動部材と前記ロータを構成す
る筒状体との間に潤滑剤収容室が形成される請求項1に
記載の射出装置。 - 【請求項3】 前記回転摺動部材の外周に、前記ロータ
を構成する筒状体の内周面と接触する密封装置が配設さ
れる請求項1に記載の射出装置。 - 【請求項4】 (a)射出枠とロータとの間に密封され
た第1の潤滑剤収容室が形成され、(b)該第1の潤滑
剤収容室と、前記ロータの径方向内方に形成された第2
の潤滑剤収容室とが連通させられ、(c)該第2の潤滑
剤収容室に潤滑剤が供給されることを特徴とする射出装
置。 - 【請求項5】 前記第1の潤滑剤収容室は、前記射出枠
と回転伝達部との間に密封装置を配設することによって
形成される請求項4に記載の射出装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006048436A1 (de) * | 2004-11-04 | 2006-05-11 | Demag Ergotech Gmbh | Spritzgiessmaschine mit mindestens einem direktantrieb |
JP2013010260A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出装置 |
CN114007834A (zh) * | 2019-05-17 | 2022-02-01 | 佳能弗吉尼亚股份有限公司 | 制造方法和注射成型系统 |
-
2002
- 2002-09-09 JP JP2002262466A patent/JP4338069B2/ja not_active Expired - Fee Related
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