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JP2003158180A - トレンチ分離を有する半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

トレンチ分離を有する半導体装置およびその製造方法

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Publication number
JP2003158180A
JP2003158180A JP2001359333A JP2001359333A JP2003158180A JP 2003158180 A JP2003158180 A JP 2003158180A JP 2001359333 A JP2001359333 A JP 2001359333A JP 2001359333 A JP2001359333 A JP 2001359333A JP 2003158180 A JP2003158180 A JP 2003158180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
trench
semiconductor device
mask
silicon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001359333A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tsutsumi
聡明 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to US10/153,625 priority patent/US20030098491A1/en
Priority to TW091112884A priority patent/TW544746B/zh
Priority to DE10233195A priority patent/DE10233195A1/de
Priority to KR1020020044161A priority patent/KR20030043597A/ko
Priority to CN02127067A priority patent/CN1421913A/zh
Publication of JP2003158180A publication Critical patent/JP2003158180A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 応力が緩和できるとともに、チャネルカット
層を制御よく形成でき、良好な分離特性を得ることがで
きるように改良された、トレンチ分離を有する半導体装
置を提供することを主要な目的とする。 【解決手段】 半導体基板1の表面にトレンチ6が設け
られている。トレンチ6内に空隙ができるように、その
一部がトレンチ6に嵌まり込み、かつ上方に延びる絶縁
膜8が設けられている。トレンチ6の上端の径は、絶縁
膜8の径よりも小さくされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般にトレンチ
分離を有する半導体装置に関するものであり、より特定
的には、応力緩和ができるとともに、良好な分離特性を
得ることができるように改良されたトレンチ分離を有す
る半導体装置に関する。この発明は、また、そのような
トレンチ分離を有する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化が進み、トランジス
タのような素子を分離するための素子分離に対する要請
も厳しくなってきた。近年、素子分離技術として、半導
体基板にトレンチを形成する、シャロウトレンチアイソ
レーションという技術が使われている。今後、分離領域
の幅は100nmもしくはそれ以下になることが予想さ
れる。基板に形成したトレンチ内には、分離絶縁膜とし
て、シリコン酸化膜が埋込まれているが、トレンチ幅の
縮小とともに高度な埋込技術が必要となってきた。分離
幅が狭くなるに従い、100nm以降のデバイスではト
レンチ内部への絶縁膜の埋込は益々困難になる。
【0003】以下、従来の製造方法について説明する。
図40を参照して、半導体基板101の上に、熱酸化法
またはCVD(Chemical Vapor Deposition)法によ
り、シリコン酸化膜102をたとえば10〜20nm形
成する。次に、CVD法によりシリコン窒化膜103を
たとえば100〜200nm形成する。その後、写真製
版およびエッチング法により、シリコン窒化膜103お
よびシリコン酸化膜102をパターニングする。
【0004】図41を参照して、シリコン窒化膜103
およびシリコン酸化膜102をマスクに、半導体基板1
01をエッチングし、トレンチ104を、たとえば深さ
100〜300nmに形成する。
【0005】図42を参照して、熱酸化法によりトレン
チ104の表面に熱酸化膜105を、たとえば10〜2
0nm厚、形成する。その後、CVD法たとえばHigh d
ensity plasma CVD法により、シリコン酸化膜106
をたとえば500〜1000nm形成し、トレンチ10
4を埋込む。このとき、トレンチ104の幅が微細化さ
れると、埋込が困難になり、たとえば、幅が100nm
以下になると、最適化されない条件では、ボイド107
が形成される場合がある。
【0006】図42と図43を参照して、CMP(Chem
ical Mechanical Polish)法により、シリコン酸化膜1
06を平坦化しながら研磨し、シリコン窒化膜103の
表面を露出させる。この工程で、シリコン酸化膜106
は、トレンチ104の上部のみに形成される。
【0007】図44を参照して、シリコン酸化膜106
をエッチングし、その最表面が、半導体基板101の表
面と同一にする。
【0008】図45を参照して、シリコン窒化膜103
およびシリコン酸化膜102をエッチングし、トレンチ
104の内部のみに、シリコン酸化膜106を残置せし
めて、素子分離を形成する。
【0009】図46を参照して、以後、周知の方法によ
り、たとえば、熱酸化法により、ゲーム酸化膜108を
形成し、ゲート電極109を形成し、第1の不純物拡散
層110を形成し、サイドウォールスペーサ111を形
成し、第2の不純物拡散層112を形成し、MOSFE
Tを完成させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような方法で、
従来の半導体装置は製造されているが、図46を参照し
て、ボイド107が形成されると、素子分離のトレンチ
104に埋込まれたシリコン酸化膜106の表面に窪み
が発生し、この窪みにゲート電極形成時のエッチング残
渣113が発生する。このエッチング残渣113は、た
とえばゲート電極間の不要な短絡をもたらし、集積回路
の不良率を上げ、歩留まりを低下させるといった問題を
発生する。
【0011】また、トレンチに埋込まれたシリコン酸化
膜と半導体基板のシリコンとの熱膨張係数の違いによ
り、熱応力が発生し、電気特性を劣化させる。トレンチ
内部にボイドを形成し、応力緩和を行なう場合には、ボ
イドの形状を一定に制御することが困難であり、チャネ
ルカット注入層の形成が困難になる。
【0012】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、ゲート電極間の不要な短絡を
防止することができるように改良された、トレンチ分離
を有する半導体装置を提供することを目的とする。
【0013】この発明の他の目的は、応力緩和を行なう
ことができるように改良されたトレンチ分離を有する半
導体装置を提供することを目的とする。
【0014】この発明のさらに他の目的は、集積回路の
不良率を下げ、歩留まりを向上させるように改良され
た、トレンチ分離を有する半導体装置の製造方法を提供
することを目的とする。
【0015】この発明の他の目的は、ボイドの形状を一
定に制御することができるように改良されたトレンチ分
離を有する半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0016】この発明のさらに他の目的は、チャネルカ
ット注入層の形成が容易になるように改良されたトレン
チ分離を有する半導体装置の製造方法を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体装
置は、半導体基板を備える。上記半導体基板の表面にト
レンチが設けられている。上記トレンチ内に空隙ができ
るように、その一部が該トレンチに嵌まり込み、かつ上
方に延びる絶縁膜が設けられている。上記トレンチの上
端の径は、上記絶縁膜の径よりも小さくされている。
【0018】請求項2に係るトレンチ分離を有する半導
体装置は、請求項1に記載の半導体装置において、上記
絶縁膜は、シリコン酸化膜を含むことを特徴とする。
【0019】請求項3に係るトレンチ分離を有する半導
体装置は、請求項1に記載の半導体装置において、上記
絶縁膜は、上に向けて径が広がる第1の絶縁膜と、該第
1の絶縁膜を周囲から取り囲み、かつ上に向けて幅が狭
まる第2の絶縁膜とからなることを特徴とする。
【0020】請求項4に係るトレンチ分離を有する半導
体装置は、請求項3に記載の半導体装置において、上記
第1および第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜で形成され
ていることを特徴とする。
【0021】請求項5に記載のトレンチ分離を有する半
導体装置は、請求項1に記載の半導体装置において、上
記絶縁膜はシリコン窒化膜を含むことを特徴とする。
【0022】請求項6に記載のトレンチ分離を有する半
導体装置は、請求項3に記載の半導体装置において、上
記第1および第2の絶縁膜はシリコン窒化膜で形成され
ていることを特徴とする。
【0023】請求項7に記載のトレンチ分離を有する半
導体装置は、半導体基板を備える。上記半導体基板の表
面にトレンチが設けられている。上記トレンチの内壁に
シリコン酸化膜が形成されている。上記シリコン酸化膜
を介在させて、上記トレンチ内にシリコン膜が埋込まれ
ている。上記シリコン膜の表面に接触し、かつトレンチ
の上方に絶縁膜が延びている。
【0024】請求項8に係るトレンチ分離を有する半導
体装置の製造方法においては、まず半導体基板の上にマ
スク膜を形成する。上記マスク膜を所望の領域を残しエ
ッチングする。エッチング後に残ったマスク膜の側壁
に、サイドウォールスペーサを形成する。上記マスク膜
と上記サイドウォールスペーサをマスクにして、上記半
導体基板の表面をエッチングし、トレンチを形成する。
上記トレンチの内部に空隙を残しながら該トレンチの上
端部を覆うように、上記半導体基板の上に絶縁膜を形成
する。上記絶縁膜をマスク膜の表面が露出するまでエッ
チバックする。上記マスク膜を除去する。上記半導体基
板の表面にイオン注入する。
【0025】請求項9に記載のトレンチ分離を有する半
導体装置の製造方法は、請求項8に記載の方法におい
て、上記マスク膜を除去した後、上記サイドウォールス
ペーサの下であって、かつ上記トレンチの底部とほぼ同
一の深さに不純物拡散層を形成する工程をさらに備える
ことを特徴とする。
【0026】請求項10に記載のトレンチ分離を有する
半導体装置の製造方法は、請求項8に記載の方法におい
て、上記マスク膜はシリコン酸化膜とシリコン膜とシリ
コン窒化膜の積層膜であることを特徴とする。
【0027】請求項11に記載のトレンチ分離を有する
半導体装置の製造方法は、請求項8に記載の方法におい
て、上記マスク膜はシリコン酸化膜とシリコン窒化膜の
積層膜であることを特徴とする。
【0028】請求項12に記載のトレンチ分離を有する
半導体装置の製造方法においては、まず、半導体基板の
上にマスク膜を形成する。上記マスク膜を、所望の領域
を残しエッチングする。上記エッチング後に残ったマス
ク膜の側壁にサイドウォールスペーサを形成する。上記
マスク膜とサイドウォールスペーサをマスクにして、上
記半導体基板の表面をエッチングし、トレンチを形成す
る。上記サイドウォールスペーサを除去する。上記トレ
ンチの内部に空隙を残しながら該トレンチの上端部を覆
うように、上記半導体基板の上に絶縁膜を形成する。上
記絶縁膜を上記マスク膜の表面が露出するまでエッチバ
ックする。上記マスク膜を除去する。上記半導体基板の
表面にイオン注入する。
【0029】請求項13に係るトレンチ分離を有する半
導体装置の製造方法においては、まずシリコン基板の上
にマスク膜を形成する。上記マスク膜を、所望の領域を
残しエッチングする。上記エッチング後に残ったマスク
膜の側壁に、シリコンで形成されたサイドウォールスペ
ーサを形成する。上記マスク膜をマスクにし、上記サイ
ドウォールスペーサと上記シリコン基板をエッチング
し、上記シリコン基板の表面にトレンチを形成すると同
時にサイドウォールスペーサを除去する。上記トレンチ
の内部に空隙を残しながら該トレンチの上端部を覆うよ
うに、上記半導体基板の上に絶縁膜を形成する。上記絶
縁膜を上記マスク膜の表面が露出するまでエッチバック
する。上記マスク膜を除去する。上記半導体基板の表面
にイオン注入する。
【0030】この発明によれば、分離領域にオフセット
領域を設け、このオフセット領域に囲まれた領域に溝を
形成し、溝内部に空洞を形成する。溝内部に空洞を設け
ることで、応力緩和ができるとともに、オフセット領域
を設けることで、チャネルカット層を制御よく形成で
き、良好な分離特性を得ることができる。
【0031】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を用いて説明す
る。
【0032】実施例1 図1を参照して、半導体基板1の上に、熱酸化法やCV
D法により、シリコン酸化膜2を、たとえば5〜10n
m形成する。その後、CVD法により、第1のマスク膜
3、たとえばシリコン膜を、たとえば100〜300n
m形成する。その後、第2のマスク膜4、たとえばシリ
コン窒化膜を膜厚50〜150nm形成する。マスク膜
3はシリコン膜の代わりに、シリコンゲルマニウム膜で
もよい。
【0033】図2を参照して、CVD法により、第2の
マスク膜4と異なる材質である、シリコン酸化膜を、た
とえば10〜50nm形成する。次に、このシリコン酸
化膜を、異方性エッチングし、サイドウォールスペーサ
5を形成する。このとき形成する膜厚は、トレンチ幅の
半分以下とする。
【0034】図3を参照して、サイドウォールスペーサ
5、第2のマスク膜4、第1のマスク膜3をマスクに
し、半導体基板1をエッチングし、トレンチ6を、たと
えば200〜400nm深さ、形成する。
【0035】図4を参照して、熱酸化法により、トレン
チ6の表面に熱酸化膜7を、たとえば5〜20nm厚、
形成する。その後、CVD法またはスパッタ法またはゾ
ルゲル法等により、絶縁膜8をたとえば300〜800
nm厚、形成し、トレンチ6の上部を埋める。このと
き、トレンチ6の内部を完全に埋込む必要はなく、トレ
ンチ6の上端部が覆われればよい。図中では、ボイド1
07が形成されている。このボイドを形成することによ
り、応力の緩和が可能となる。
【0036】図5を参照して、第2のマスク膜4の表面
が露出するまで、エッチバック法やCMP法により絶縁
膜8の膜厚を減じ、トレンチ6の上端部を塞ぐ。その
後、表面よりイオン注入法により、チャネルカット9を
形成する。トレンチ6にボイドが形成されているが、サ
イドウォールスペーサ5の下部には、半導体基板が存在
し、注入プロファイルが正確に予測できる。つまり、チ
ャネルカット9をトレンチ6の内部のボイド107の影
響を受けることなく形成することができる。
【0037】以上の工程で、トレンチ分離は完成する。
この後、トランジスタを形成する。以下では、この分離
を用いたトランジスタを形成する工程について説明す
る。
【0038】図6を参照して、リソグラフィ法で、ゲー
トパターンを画定するフォトレジスト10を形成する。
【0039】図7を参照して、エッチング法によりゲー
トパターン11を形成する。その後、イオン注入法によ
り、たとえばPMOSの場合、ボロンを、NMOSの場
合は砒素またはリンを、1×1014〜1×1015cm-2
を注入し、第1の不純物拡散層12を形成する。
【0040】図8を参照して、CVD法により絶縁膜、
たとえばシリコン酸化膜もしくはシリコン窒化膜または
これらの積層膜を20〜60nm形成し、エッチバック
法によりサイドウォールスペーサ13を形成する。その
後、イオン注入法により、たとえばPMOSの場合ボロ
ンを、NMOSの場合は砒素またはリンを、1×10 15
〜1×1016cm-2注入し、第2の不純物拡散層14を
形成する。
【0041】図9を参照して、CVD法により絶縁膜1
5を、たとえばシリコン酸化膜を400〜1000nm
形成する。
【0042】図9と図10を参照して、CMP法、エッ
チバック法により、絶縁膜15をエッチングし、第2の
マスク膜4の表面を露出させる。
【0043】図11を参照して、ウェットエッチングま
たはドライエッチング法により、第2のマスク4、第1
のマスク3、および酸化膜2を除去する。
【0044】図12を参照して、CVD法または熱酸化
法によりゲート絶縁膜16、たとえば酸化アルミニウ
ム、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、シリコン酸化
膜、シリコン窒化膜を膜厚1〜20nm形成し、その後
導電性膜17、たとえば、多結晶シリコン、金属シリサ
イド、金属窒化膜、金属シリコン窒化膜、金属膜または
これらの積層膜を100〜500nm形成する。
【0045】図13を参照して、CMP法、エッチバッ
ク法により、ゲート電極領域にのみ導電性膜17を残置
せしめる。
【0046】図14は、図13工程における、ソース・
ゲート・ドレインが配置される方向と垂直方向の断面図
である。
【0047】図15を参照して、スパッタ法またはCV
D法により導電性膜、たとえば、TiN、W、AlCu
膜またはこれらの積層膜を50〜200nm形成し、こ
れを写真製版およびエッチング法によりパターニング
し、配線18を形成する。
【0048】図16は図15工程における、ソース・ゲ
ート・ドレインが配置される方向と垂直方向の断面図で
ある。以上の方法により、MISFETが完成する。
【0049】本実施例によれば、図2と図3と図4を参
照して、分離領域(6)にオフセット領域(サイドウォ
ール5の幅)を設け、このオフセット領域に囲まれた領
域に溝(6)を形成し、溝内部に空洞107を形成す
る。溝内部に空洞107を設けることで、応力緩和がで
きるとともに、オフセット領域を設けることで、チャネ
ルカット層9を制御よく形成でき、良好な分離特性を得
ることができる。
【0050】実施例2 実施例1では、第1のマスクとしてシリコン膜を用い
た。本実施例では、第1のマスク膜を省いている。
【0051】図17を参照して、半導体基板1上に、熱
酸化法またはCVD法により、シリコン酸化膜により下
敷膜21を、膜厚10〜20nm形成する。その後、C
VD法により、シリコン窒化膜22を形成する。その
後、写真製版およびエッチング法により、これらの所望
のパターンを形成する。
【0052】図18を参照して、CVD法によりシリコ
ン酸化膜をたとえば10〜50nm形成し、これを異方
性エッチングすることにより、サイドウォールスペーサ
23を形成する。
【0053】図19を参照して、シリコン窒化膜22、
サイドウォールスペーサ23をマスクに半導体基板1を
エッチングし、トレンチ6を形成する。
【0054】図20を参照して、熱酸化法によりトレン
チ6の表面に熱酸化膜7を、たとえば5〜20nm厚、
形成する。次に、CVD法により絶縁膜8を、たとえば
300〜800nm厚、形成し、トレンチ6の上部を埋
める。このとき、トレンチ6の内部を絶縁膜8で完全に
埋込む必要はなく、トレンチ6の上端部が覆われればよ
い。
【0055】図20と図21を参照して、シリコン窒化
膜22の表面が露出するまで、エッチバック法やCMP
法により絶縁膜8の膜厚を減じ、トレンチ6の上端部を
塞ぐ。その後、表面よりイオン注入法によりチャネルカ
ット9を形成する。
【0056】図22を参照して、熱燐酸によるウェット
エッチングにより、選択的にシリコン窒化膜22を除去
する。このとき、下敷膜21の一部が露出するが、弗酸
等の洗浄により除去してもよい。
【0057】その後、ゲート電極を形成するには、CV
D法でシリコン酸化膜やシリコン窒化膜や金属酸化膜の
ゲート絶縁膜を形成後、CVD法でシリコンまたはシリ
コンゲルマニウムまたは金属シリサイド等を形成しパタ
ーニングする。
【0058】このような実施例であっても、実施例1と
同様の効果を奏する。実施例3 トレンチ上に形成される絶縁膜として、シリコン窒化膜
を用いてもよい。トランジスタ上に形成する層間絶縁膜
をシリコン酸化膜で構成することにより、シリコン基板
とボーダレスコンタクトが可能になる。
【0059】図23を参照して、半導体基板1上にCV
D法によりシリコン酸化膜31を、たとえば200〜3
00nm形成する。その後、写真製版およびエッチング
法により、所望のパターンを形成する。
【0060】図24を参照して、CVD法によりシリコ
ン窒化膜を、たとえば10〜50nm形成し、これを異
方性エッチングすることにより、サイドウォールスペー
サ33を形成する。なお、シリコン窒化膜を形成する前
に、熱酸化法、CVD法により、シリコン酸化膜32
を、たとえば5〜10nm形成する。シリコン酸化膜3
2を形成することで、半導体基板との界面に不要な界面
順位の形成を防止し、分離特性の劣化を防止できる。
【0061】図25を参照して、サイドウォールスペー
サ33、シリコン酸化膜31をマスクにエッチングし、
トレンチ6を形成する。
【0062】図26を参照して、熱酸化法によりトレン
チ6の表面に熱酸化膜7を、たとえば5〜20nm厚、
形成する。その後、CVD法によりシリコン窒化膜34
を、たとえば300〜800nm厚、形成し、トレンチ
6の上部を埋める。
【0063】図27を参照して、CMP法またはエッチ
バック法により、シリコン窒化膜34をエッチングし、
シリコン酸化膜31を露出させ、平坦化させる。
【0064】図28を参照して、イオン注入法により、
チャネルカット9を形成する。その後、弗酸水溶液でシ
リコン酸化膜31を除去する。
【0065】このように、素子分離領域にシリコン窒化
膜を形成することで、セルフアラインコンタクトの形成
が可能である。
【0066】たとえば、イオン注入法およびアニール法
により不純物拡散層35を形成し、その後CVD法によ
りシリコン酸化膜36を形成する。その後、リソグラフ
ィ法およびエッチング法により、シリコン酸化膜36中
にコンタクトホール37を形成する。シリコン酸化膜3
6は、シリコン窒化膜34に対し選択的にエッチングで
きるため、図29に示すように、ホール開口部分が素子
分離絶縁膜側にずれても、トレンチ6にホールが到達す
ることはない。
【0067】このため、リソグラフィの重ね合わせマー
ジンを小さくでき、微細化が容易になる。
【0068】実施例4 図30を参照して、半導体基板1上に熱酸化法やCVD
法によりシリコン酸化膜2を、たとえば5〜10nm形
成する。その後、CVD法により、第1のマスク膜3、
たとえばシリコン膜を、100〜300nm形成する。
その後、第2のマスク膜4、たとえばシリコン窒化膜を
膜厚50〜150nm形成する。マスク膜3は、シリコ
ン膜の代わりに、シリコンゲルマニウム膜でもよい。次
に、CVD法により、第2のマスク膜4と異なる材質で
ある、シリコン酸化膜を、たとえば10〜50nm形成
する。次に、異方性エッチングにより、サイドウォール
スペーサ5を形成する。このとき形成する膜厚は、トレ
ンチ幅の半分以下とする。
【0069】図31を参照して、サイドウォールスペー
サ5、第2のマスク膜4、第1のマスク膜3をマスク
に、半導体基板1をエッチングし、トレンチ6を、たと
えば200〜400nm深さ形成する。
【0070】ここまでは、実施例1の図1から図3の工
程と同様である。図31と図32を参照して、次に、弗
酸等のウェットエッチングまたはドライエッチングによ
り、サイドウォールスペーサ5を選択的に除去する。
【0071】図33を参照して、熱酸化法によりトレン
チ6の表面に熱酸化膜7を、たとえば5〜20nm厚、
形成する。その後、CVD法またはスパッタ法またはゾ
ルゲル法等により、絶縁膜8を、たとえば300〜80
0nm厚、形成し、トレンチ6の上部を埋める。このと
き、トレンチ6の内部を完全に埋込む必要はなく、トレ
ンチ6の上端部が覆われればよい。図中では、ボイド1
07が形成されている。
【0072】図34を参照して、第2のマスク膜4の表
面が露出するまで、エッチバック法やCMP法により、
絶縁膜8の膜厚を減じ、トレンチ6の上端部を塞ぐ。そ
の後、表面よりイオンを注入し、チャネルカット9を形
成する。
【0073】本実施例によれば、サイドウォールスペー
サ5を除去するため、実施例1に比べて、絶縁膜8の埋
込は容易になる。
【0074】なお、変形例として、図17から図18の
工程を経由した後、サイドウォールスペーサを除去し、
その後、本実施例と同じ工程を経由してもよい。これに
より、マスク膜の構造が簡単になり、工程の簡略化が図
れる。
【0075】実施例5 実施例4では、トレンチ6を形成した後、サイドウォー
ル5を除去した。
【0076】本実施例では、トレンチ形成時にサイドウ
ォール5を除去し、工程の簡略化を可能にする方法を提
供する。
【0077】図35を参照して、実施例4の図30の工
程で、サイドウォールスペーサ5をCVD法により、た
とえば多結晶シリコンやアモルファスシリコンで形成す
る。その後、異方性エッチングでエッチングし、サイド
ウォールスペーサ5を形成する。
【0078】図35と図36を参照して、サイドウォー
ルスペーサ5と第2のマスク膜4をマスクにして、酸化
膜2をエッチングする。その後引続き、サイドウォール
スペーサ5とシリコン基板1とをエッチングし、トレン
チ6を形成するとともに、サイドウォールスペーサ5を
除去する。
【0079】以下、図33および図34工程と同様に、
絶縁膜8をトレンチ上に形成する。以上のように、サイ
ドウォールスペーサを基板と同じ材料により形成するこ
とで、トレンチ6を形成するとともにサイドウォールス
ペーサ5を除去でき、工程の削減が可能である。
【0080】また、変形例として、図17と図18の工
程を経由する時に、サイドウォールスペーサ5をシリコ
ン材で形成し、その後、本実施例と同じ工程を経由して
もよい。
【0081】実施例6 以上の工程では、絶縁膜8を平坦化し、トレンチ60に
ボイドを形成した。このトレンチ内部に基板と同じ材料
であるシリコンを埋込んでもよい。
【0082】図37を参照して、図3に示す工程の後、
熱酸化法によりトレンチ側壁に熱酸化膜7を形成する。
その後、シリコン膜61をたとえば200〜300nm
形成する。この膜厚は、トレンチ6の幅で決定する。
【0083】次に、図38を参照して、エッチバック法
により、シリコン膜61の膜厚を減じ、トレンチ6の内
部にシリコン膜61を埋込む。基板と埋込んだ膜61が
同一材料であるため、熱膨張による応力の発生を防止で
きる。
【0084】図39を参照して、CVD法により絶縁膜
8、たとえばシリコン酸化膜を凹部を埋め込むように形
成し、その後、CMP法またはエッチバック法で、表面
を平坦化する。
【0085】シリコンのCVDはカバレッジがよいた
め、トレンチ内部の埋込が容易である。また、トレンチ
内部に埋込まれたシリコン膜61上に、絶縁膜8を形成
するため、凹部への埋込が容易になる。その後、チャネ
ルカット9を形成する。
【0086】また、本実施例でも、変形例として、図1
7から図18工程を経由した後、上記方法でシリコン膜
をトレンチ6の内部に埋込んでもよい。
【0087】また、上記実施例すべてにおいて、トレン
チの幅を一定量以下に設定してもよい。トレンチ幅が広
い場合、平坦化時に、トレンチ上部に絶縁膜を残置させ
るのが困難である。このような場合、また、トレンチに
ボイドを形成するためには、トレンチのアスペクト比を
大きく設定することが効果的である。たとえば、トレン
チが平面形状で長辺と短辺からなる長方形である場合、
短辺の長さを500nm以下とするのが好ましい。
【0088】今回開示された実施例はすべての点で例示
であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味およ
び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0089】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、良好な分離特性を実現でき、高集積な半導体回路を
提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順序
の第1の工程における半導体装置の断面図である。
【図2】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順序
の第2の工程における半導体装置の断面図である。
【図3】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順序
の第3の工程における半導体装置の断面図である。
【図4】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順序
の第4の工程における半導体装置の断面図である。
【図5】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順序
の第5の工程における半導体装置の断面図である。
【図6】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順序
の第6の工程における半導体装置の断面図である。
【図7】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順序
の第7の工程における半導体装置の断面図である。
【図8】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順序
の第8の工程における半導体装置の断面図である。
【図9】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順序
の第9の工程における半導体装置の断面図である。
【図10】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順
序の第10の工程における半導体装置の断面図である。
【図11】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順
序の第11の工程における半導体装置の断面図である。
【図12】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順
序の第12の工程における半導体装置の断面図である。
【図13】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順
序の第13の工程における半導体装置の断面図である。
【図14】 図13装置におけるソース・ゲート・ドレ
イン方向の断面図である。
【図15】 実施例1に係る半導体装置の製造方法の順
序の第14の工程における半導体装置の断面図である。
【図16】 図15装置におけるソース・ゲート・ドレ
イン方向の断面図である。
【図17】 実施例2に係る半導体装置の製造方法の順
序の第1の工程における半導体装置の断面図である。
【図18】 実施例2に係る半導体装置の製造方法の順
序の第2の工程における半導体装置の断面図である。
【図19】 実施例2に係る半導体装置の製造方法の順
序の第3の工程における半導体装置の断面図である。
【図20】 実施例2に係る半導体装置の製造方法の順
序の第4の工程における半導体装置の断面図である。
【図21】 実施例2に係る半導体装置の製造方法の順
序の第5の工程における半導体装置の断面図である。
【図22】 実施例2に係る半導体装置の製造方法の順
序の第6の工程における半導体装置の断面図である。
【図23】 実施例3に係る半導体装置の製造方法の順
序の第1の工程における半導体装置の断面図である。
【図24】 実施例3に係る半導体装置の製造方法の順
序の第2の工程における半導体装置の断面図である。
【図25】 実施例3に係る半導体装置の製造方法の順
序の第3の工程における半導体装置の断面図である。
【図26】 実施例3に係る半導体装置の製造方法の順
序の第4の工程における半導体装置の断面図である。
【図27】 実施例3に係る半導体装置の製造方法の順
序の第5の工程における半導体装置の断面図である。
【図28】 実施例3に係る半導体装置の製造方法の順
序の第6の工程における半導体装置の断面図である。
【図29】 実施例3に係る半導体装置の製造方法の順
序の第7の工程における半導体装置の断面図である。
【図30】 実施例4に係る半導体装置の製造方法の順
序の第1の工程における半導体装置の断面図である。
【図31】 実施例4に係る半導体装置の製造方法の順
序の第2の工程における半導体装置の断面図である。
【図32】 実施例4に係る半導体装置の製造方法の順
序の第3の工程における半導体装置の断面図である。
【図33】 実施例4に係る半導体装置の製造方法の順
序の第4の工程における半導体装置の断面図である。
【図34】 実施例4に係る半導体装置の製造方法の順
序の第5の工程における半導体装置の断面図である。
【図35】 実施例5に係る半導体装置の製造方法の順
序の第1の工程における半導体装置の断面図である。
【図36】 実施例5に係る半導体装置の製造方法の順
序の第2の工程における半導体装置の断面図である。
【図37】 実施例6に係る半導体装置の製造方法の順
序の第1の工程における半導体装置の断面図である。
【図38】 実施例6に係る半導体装置の製造方法の順
序の第2の工程における半導体装置の断面図である。
【図39】 実施例6に係る半導体装置の製造方法の順
序の第3の工程における半導体装置の断面図である。
【図40】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第1
の工程における半導体装置の断面図である。
【図41】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第2
の工程における半導体装置の断面図である。
【図42】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第3
の工程における半導体装置の断面図である。
【図43】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第4
の工程における半導体装置の断面図である。
【図44】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第5
の工程における半導体装置の断面図である。
【図45】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第6
の工程における半導体装置の断面図である。
【図46】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第7
の工程における半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、6 トレンチ、8 絶縁膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 H01L 29/78 301R Fターム(参考) 5F032 AA35 AA44 AA45 AA46 AA77 AA78 AA82 AC01 BA01 BA05 CA17 DA02 DA23 DA24 DA25 DA44 5F048 AA04 AA07 AA09 AC01 BA01 BB01 BB05 BB08 BB09 BB11 BB12 BF04 BF06 BF07 BF15 BF16 BG14 BH07 DA25 5F140 AA14 AA24 AA34 BA01 BD05 BD07 BD11 BE07 BE10 BF01 BF04 BF05 BF08 BF10 BF11 BF14 BF15 BF18 BF58 BG03 BG04 BG12 BG14 BG36 BG40 BG52 BG53 BH15 BK01 BK02 BK05 BK13 CA03 CB02 CB04 CC03 CC08 CE20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の表面に設けられたトレンチと、 前記トレンチ内に空隙ができるように、その一部が該ト
    レンチに嵌まり込み、かつ上方に延びる絶縁膜と、 前記トレンチの上端の径は、前記絶縁膜の径よりも小さ
    くされている、トレンチ分離を有する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜は、シリコン酸化膜を含む、
    請求項1に記載のトレンチ分離を有する半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記絶縁膜は、上に向けて径が広がる第
    1の絶縁膜と、該第1の絶縁膜を周囲から取り囲み、か
    つ上に向けて幅が狭まる第2の絶縁膜とからなる、請求
    項1に記載のトレンチ分離を有する半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の絶縁膜は、シリコ
    ン酸化膜で形成される、請求項3に記載のトレンチ分離
    を有する半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記絶縁膜は、シリコン窒化膜を含む、
    請求項1に記載のトレンチ分離を有する半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の絶縁膜は、シリコ
    ン窒化膜で形成される、請求項3に記載のトレンチ分離
    を有する半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板と、 前記半導体基板の表面に設けられたトレンチと、 前記トレンチの内壁に形成されたシリコン酸化膜と、 前記シリコン酸化膜を介在させて前記トレンチ内に埋込
    まれたシリコン膜と、 前記シリコン膜の表面に接触し、かつトレンチの上方に
    延びる絶縁膜と、を備えたトレンチ分離を有する半導体
    装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板の上にマスク膜を形成する工
    程と、 前記マスク膜を、所望の領域を残しエッチングする工程
    と、 前記エッチング後に残ったマスク膜の側壁に、サイドウ
    ォールスペーサを形成する工程と、 前記マスク膜と前記サイドウォールスペーサをマスクに
    して、前記半導体基板の表面をエッチングし、トレンチ
    を形成する工程と、 前記トレンチの内部に空隙を残しながら該トレンチの上
    端部を覆うように、前記半導体基板の上に絶縁膜を形成
    する工程と、 前記絶縁膜を前記マスク膜の表面が露出するまでエッチ
    バックする工程と、 前記マスク膜を除去する工程と、 前記半導体基板の表面にイオン注入する工程と、を備え
    たトレンチ分離を有する半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記マスク膜を除去した後、前記サイド
    ウォールスペーサの下であって、かつ前記トレンチの底
    部とほぼ同一の深さに不純物拡散層を形成する工程をさ
    らに備える、請求項8に記載のトレンチ分離を有する半
    導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記マスク膜はシリコン酸化膜とシリ
    コン膜とシリコン窒化膜の積層膜である、請求項8に記
    載のトレンチ分離を有する半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記マスク膜はシリコン酸化膜とシリ
    コン窒化膜の積層膜である、請求項8に記載のトレンチ
    分離を有する半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 半導体基板の上にマスク膜を形成する
    工程と、 前記マスク膜を、所望の領域を残しエッチングする工程
    と、 前記エッチング後に残ったマスク膜の側壁に、サイドウ
    ォールスペーサを形成する工程と、 前記マスク膜と前記サイドウォールスペーサをマスクに
    して、前記半導体基板の表面をエッチングし、トレンチ
    を形成する工程と、 前記サイドウォールスペーサを除去する工程と、 前記トレンチの内部に空隙を残しながら該トレンチの上
    端部を覆うように、前記半導体基板の上に絶縁膜を形成
    する工程と、 前記絶縁膜を前記マスク膜の表面が露出するまでエッチ
    バックする工程と、 前記マスク膜を除去する工程と、 前記半導体基板の表面にイオン注入する工程と、を備え
    たトレンチ分離を有する半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 シリコン基板の上にマスク膜を形成す
    る工程と、 前記マスク膜を、所望の領域を残しエッチングする工程
    と、 前記エッチング後に残ったマスク膜の側壁に、シリコン
    で形成されたサイドウォールスペーサを形成する工程
    と、 前記マスク膜をマスクにし、前記サイドウォールスペー
    サと前記シリコン基板をエッチングし、前記シリコン基
    板の表面にトレンチを形成すると同時にサイドウォール
    スペーサを除去する工程と、 前記トレンチの内部に空隙を残しながら該トレンチの上
    端部を覆うように、前記半導体基板の上に絶縁膜を形成
    する工程と、 前記絶縁膜を前記マスク膜の表面が露出するまでエッチ
    バックする工程と、 前記マスク膜を除去する工程と、 前記半導体基板の表面にイオン注入する工程と、を備え
    たトレンチ分離を有する半導体装置の製造方法。
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