JP2005259945A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基板へのダメージを抑えつつ、ゲート電極と拡散層とのオーバーラップ領域の大きさを調節する。
【解決手段】 まず、基板に、ダミーゲート絶縁膜、ダミーゲート電極を形成する。次に、ダミーゲート電極をマスクとして、不純物を注入し、拡散層を形成する。その後、全ての、あるいは、一部のダミーゲート絶縁膜の幅を、小さくする。次に、ダミーゲート絶縁膜及びダミーゲート電極を埋め込むように、基板上に絶縁膜を形成し、ダミーゲート絶縁膜及びダミーゲート電極を、絶縁膜から除去して、絶縁膜に開口を形成する。この開口の少なくとも底部に、ゲート絶縁膜を形成し、ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 まず、基板に、ダミーゲート絶縁膜、ダミーゲート電極を形成する。次に、ダミーゲート電極をマスクとして、不純物を注入し、拡散層を形成する。その後、全ての、あるいは、一部のダミーゲート絶縁膜の幅を、小さくする。次に、ダミーゲート絶縁膜及びダミーゲート電極を埋め込むように、基板上に絶縁膜を形成し、ダミーゲート絶縁膜及びダミーゲート電極を、絶縁膜から除去して、絶縁膜に開口を形成する。この開口の少なくとも底部に、ゲート絶縁膜を形成し、ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を形成する。
【選択図】 図1
Description
この発明は半導体装置の製造方法及び半導体装置に関する。更に、具体的には、ダマシンゲート構造を有する半導体装置の製造方法及び半導体装置として好適なものである。
近年、半導体装置の微細化に伴い、ゲート長の短縮化、ゲート絶縁膜の薄膜化が進み、多結晶シリコンゲートにおいては、電極の空乏化による、ゲート容量の低下が無視できなくなっている。このため、ゲート電極の材料として、金属を用いたメタルゲートの使用が検討されている。
ここで、メタルは、シリコン酸化膜、あるいは、Al2O3やHfO2等の高誘電率膜等のゲート絶縁膜と反応を起こしやすい。従って、メタルゲートを用いる場合、メタルゲートを形成した後は、例えば、ソース/ドレイン活性化のための熱処理等の、高温の熱処理を施すことを避ける必要がある。
このため、メタルゲートを形成する場合、メタルゲート形成前に、ソース/ドレイン領域を形成する方法が用いられている。このような方法により形成されたゲート電極を一般に、ダマシンゲートあるいはリプレイスメントゲートと称する。具体的には、まず、ゲート形成領域に、ダミーゲートパターンを形成する。次に、ダミーゲートパターンをマスクにして、エクステンションを形成し、サイドウォールを形成し、ソース/ドレインの形成を行う。次いで、エクステンション、ソース/ドレインの活性化のための熱処理を行う。その後、ダミーゲートパターンの側周に層間絶縁膜を形成し、ダミーゲートパターンを除去して、層間絶縁膜にゲート溝を形成する。そして、このゲート溝内に、ゲート絶縁膜を形成し、ゲート電極材料を埋め込むことにより、ダマシンゲートが形成される。
この方法によれば、活性化熱処理のために、エクステンション領域が、ダミーゲート端部よりも内側に拡散する場合がある。ここで、ダミーゲートの形成されている部分は、後に、ゲート電極に置き換わる。このため、ゲート電極と、エクステンションとの間で、オーバーラップし、寄生容量が発生する。このオーバーラップ容量は、トランジスタの特性に悪影響を与える場合がある。従って、オーバーラップ部分を小さくするために、ダミーゲート除去により絶縁膜に形成されたゲート溝の側面に、オフセットスペーサを形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法によれば、オフセットスペーサの分だけ、オーバーラップ部分を小さくすることができるため、オーバーラップ容量の増加による、トランジスタ特性の悪化を抑えることができる。
しかし、一般に、nMOSエクステンション形成においては、ヒ素等のイオンを注入し、pMOSエクステンションの形成においては、ボロン等のイオンを形成する。ここで、拡散速度は、注入するイオン種によって異なるため、上述のような方法により、ダマシンゲート構造を有するCMOSを形成する場合、nMOSとpMOSとで、エクステンションの拡散速度が異なることになる。従って、nMOSとpMOSとで、ゲート電極とエクステンションとのオーバーラップ領域の大きさは異なることとなる。
ここで、ゲート電極とエクステンションとのオーバーラップ領域は、大きいと、寄生容量を発生し、トランジスタの電気特性に悪影響を与えるが、逆に、小さすぎても、トランジスタの電流特性が悪化する。即ち、オーバーラップ領域には、最適値が存在する。しかし、上述のオフセットスペーサを用いる技術では、それぞれに、オーバーラップ領域の大きさを調整することができないため、nMOSあるいはpMOSのいずれかに一方にあわせるしかない。
また、近年のLSIにおいては、nMOSあるいはpMOSのそれぞれにおいても、種々のトランジスタが存在する。従って、ゲート電極とエクステンション領域のオーバーラップ領域の最適値は、nMOSあるいはpMOSのそれぞれにおいても、様々である。しかし、上述のオフセットスペーサを用いる技術では、全トランジスタにおいて、同じオフセット量となるため、トランジスタ毎の、オーバーラップ領域の最適化は困難である。
更に、オフセットスペーサは、シリコン窒化膜等を形成した後、異方性エッチングを行うことにより形成するが、この時のドライエッチングにより、ゲート溝底部の基板にダメージが残る場合がある。このため、その後に形成されるゲート絶縁膜の信頼性にも、悪影響を及ぼす可能性が考えられる。
従って、この発明は、以上の問題を解決し、基板へのダメージを抑えつつ、かつ、複数の異なるトランジスタを形成する場合にも、各トランジスタに応じて、オーバーラップ領域を適切に調整することができるように改良した半導体装置の製造方法及び半導体装置を提案するものである。
この発明の半導体装置の製造方法は、基板に、ダミーゲート絶縁膜を形成するダミーゲート絶縁膜形成工程と、前記ダミーゲート絶縁膜上に、ダミーゲート電極を形成するダミーゲート電極形成工程と、前記ダミーゲート電極をマスクとして、不純物を注入し、拡散層を形成する拡散層形成工程と、前記ダミーゲート絶縁膜の幅を、小さくする縮小化工程と、前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を埋め込むように、前記基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜工程と、前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を、前記絶縁膜から除去して、前記絶縁膜に開口を形成する開口工程と、前記開口の少なくとも底部に、ゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、前記ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、を備えるものである。
あるいは、この発明の半導体装置の製造方法は、基板上の2以上の領域に、それぞれ、ダミーゲート絶縁膜を形成するダミーゲート絶縁膜形成工程と、前記各ダミーゲート絶縁膜の上に、それぞれ、ダミーゲート電極を形成するダミーゲート電極形成工程と、前記ダミーゲート電極をマスクとして、不純物を注入し、拡散層を形成する拡散層形成工程と、前記ダミーゲート絶縁膜のうち、少なくとも1のダミーゲート絶縁膜の幅を、小さくする縮小化工程と、前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を埋め込むように、前記基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を、前記絶縁膜から除去して、前記絶縁膜に開口を形成する開口工程と、前記開口の少なくとも底部に、ゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、前記ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、を備えるものである。
あるいは、この発明の半導体装置の製造方法は、基板上の2以上の領域に、ダミーゲート絶縁膜を形成するダミーゲート絶縁膜形成工程と、前記各ダミーゲート絶縁膜の上に、それぞれ、ダミーゲート電極を形成するダミーゲート電極形成工程と、前記2以上の領域のうち、少なくとも1の領域を覆い、かつ、他の領域を露出する第1のマスクを形成する第1のマスク形成工程と、前記第1のマスク及び前記他の領域の前記ゲート電極をマスクとして、第1の不純物を注入する第1の不純物注入工程と、前記第1のマスクを除去する工程と、前記他の領域を覆い、かつ、前記1の領域を露出する第2のマスクを形成する第2のマスク形成工程と、前記第2のマスク及び前記1の領域の前記ゲート電極をマスクとして、第2の不純物を注入する第2の不純物注入工程と、前記第2のマスクを除去する工程と、前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を埋め込んで、絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、前記ダミーゲート電極のうち、少なくとも1のダミーゲート電極の一部を、側面に残すようにして、前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を、前記絶縁膜から除去し、前記絶縁膜に開口を形成する開口工程と、前記開口の少なくとも底部に、ゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、前記ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、を備えるものである。
また、この発明の半導体装置は、基板上の少なくとも2以上の領域に、それぞれ形成された、拡散層と、前記2以上の領域に、それぞれ形成されたゲート絶縁膜と、前記各ゲート絶縁膜上に、それぞれ形成されたゲート電極と、を備える。また、前記2以上の領域のうち、1の領域における前記拡散層と、これに対応して形成された前記ゲート電極とのオーバーラップ領域は、前記2以上の領域のうち、1の領域とは異なる他の領域における前記拡散層と、これに対応して形成された前記ゲート電極とのオーバーラップ領域と、異なる。
この発明においては、拡散層形成後、絶縁膜形成前に、ダミーゲート絶縁膜の幅を小さくし、その後、絶縁膜を形成し、ダミーゲート絶縁膜及びダミーゲート電極を除去して、ゲート絶縁膜とゲート電極等を形成する。従って、選択的に、ゲート電極を形成する領域を、予め細らせることができる。これにより、基板へのダメージを抑えつつ、オーバーラップ領域を調整し、ゲート電極を形成することができる。
あるいは、この発明においては、ダミーゲート電極を除去する際に、エッチング選択比の違いを利用して、ゲート溝の側面に、選択的に、ダミーゲート電極の一部を残す。その後、ゲート絶縁膜、ゲート電極等を形成する。従って、基板へのダメージを抑えつつ、選択的にオーバーラップ領域を調整してゲート電極を形成することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における半導体装置について説明するための断面模式図である。
図1に示すように、半導体装置は、CMOSであり、図1においては、簡略化のため、nMOSとpMOSとを1ずつ表している。また、図1において、左側がnMOS、右側がpMOSを表す。
なお、この明細書において、nMOSを形成する領域をnMOS領域、pMOSを形成する領域をpMOS領域と称するものとする。また、この明細書において、ゲート長方向、即ち、各図においては、左右方向の幅を「長さ」と称するものとする。
図1は、この発明の実施の形態1における半導体装置について説明するための断面模式図である。
図1に示すように、半導体装置は、CMOSであり、図1においては、簡略化のため、nMOSとpMOSとを1ずつ表している。また、図1において、左側がnMOS、右側がpMOSを表す。
なお、この明細書において、nMOSを形成する領域をnMOS領域、pMOSを形成する領域をpMOS領域と称するものとする。また、この明細書において、ゲート長方向、即ち、各図においては、左右方向の幅を「長さ」と称するものとする。
半導体装置において、基板2には、STI(素子分離領域;Shallow Trench Isolation)4が形成され、STI4により、基板2は、nMOS領域、pMOS領域に分離されている。nMOS領域、pMOS領域には、それぞれ、pWELL6、nWELL8が形成されている。pWELL6、nWELL8の基板2表面付近には、チャネル領域を挟んで両側に、ソース/ドレイン10が形成され、その内側にエクステンション12が形成されている。また、エクステンション12の下側を囲んでHalo14が形成されている。
nMOS領域において、基板2のチャネル領域上には、ゲート酸化膜20が形成され、ゲート酸化膜20上には、TiN膜22を介して、ゲート電極24が形成されている。ゲート電極24側面には、TiN膜22を挟んで、サイドウォール26が形成されている。
pMOS領域において、基板2のチャネル領域上には、ゲート酸化膜30が形成され、ゲート酸化膜30上には、TiN膜32を介してゲート電極34が形成されている。ゲート電極34の側面には、TiN膜32を挟んで、サイドウォール36が形成されている。
ここで、nMOS領域とpMOS領域とでは、ゲート底部において、ゲート酸化膜20とゲート酸化膜30との長さ、あるいは、ゲート電極24とゲート電極34との長さが異なっており、pMOS領域側のほうが短くなっている。
一方、各領域において、エクステンション12間の長さ、即ち、チャネル領域の長さは、同じものとなっている。従って、ゲート電極34の長さが底部において短くなっているpMOS領域では、ゲート電極34とエクステンション12とのオーバーラップ領域が、nMOS領域に比して、小さくなっている。
また、nMOS領域、pMOS領域において、サイドウォール26、36の側周には、ゲート酸化膜20、30、TiN膜22、32、ゲート電極24、34及びサイドウォール26、36を埋め込んで、それぞれ、SiN膜40が形成され、更に、層間絶縁膜42が形成されている。
図2は、この発明の実施の形態1における半導体装置の製造方法について説明するためのフロー図である。また、図3〜図11は、実施の形態1における半導体装置の各製造過程における状態を説明するための断面模式図である。
以下、図2〜図11を用いて、この発明の実施の形態1における半導体装置の製造方法について説明する。
以下、図2〜図11を用いて、この発明の実施の形態1における半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図3に示すように、基板2上に、STI4を形成した後、STI4により分離された領域に、それぞれ、pWELL6、nWELL8を形成する(ステップS102)。その後、ダミーゲート酸化膜46を形成する(ステップS104)。ダミーゲート酸化膜46は、熱酸化により、通常より厚く、膜厚約30nmに形成する。その後、ダミーゲート酸化膜46上に、ダミーゲート電極48の材料膜として、ポリシリコン膜を形成する(ステップS106)。ポリシリコン膜は、CVD法により、膜厚約120nmに形成する。
次に、図4に示すように、ダミーゲートの加工を行う(ステップS108)。ここでは、ダミーゲート電極48上に、ゲート電極を形成する領域に対応するように、レジストマスクを形成し、これをマスクとして、ダミーゲート電極48及びダミーゲート酸化膜46を順次エッチングする。その後レジストマスクを除去する。なお、この時点では、各領域のレジストマスク、及び、ダミーゲート電極48及びダミーゲート酸化膜46の長さは同じである。
次に、図5に示すように、nMOS領域側のエクステンション12及びHalo14の形成を行う(ステップS110)。ここでは、pMOS領域側を、レジスト50で覆ってレジスト50とゲート電極24とをマスクに、まず、エクステンション12形成用に、ヒ素を注入する。その後、続けて、Halo14を形成するため、ボロンを注入する。その後、レジスト50を除去する。
次に、図6に示すように、pMOS領域側に、エクステンション12及びHalo14の形成を行う(ステップS112)。ここでは、nMOS領域側をレジスト52で覆ってレジスト52とゲート電極34とをマスクに、ゲート電極34をマスクに、まず、エクステンション12を形成するため、ボロンを注入する。その後、続けて、Halo14を形成するため、ヒ素を注入する。
次に、図7に示すように、pMOS領域のダミーゲート酸化膜46のエッチングを行う(ステップS114)。ここでは、nMOS領域を覆うレジスト52をそのまま残した状態で、pMOS領域のゲート酸化膜46のみを選択的にエッチングする。ここでは、エッチング溶液として、濃度0.5%程度の希フッ酸を用いて、約180秒間の処理を行う。これにより、pMOS領域のダミーゲート酸化膜46のゲート長を、片側約10nm細めることができる。その後、レジスト52を除去する。
次に、図8に示すように、nMOS領域、pMOS領域共に、ダミーゲート酸化膜46及びダミーゲート電極48の側面に、サイドウォール26、36を形成する(ステップS116)。ここでは、シリコン窒化膜等の絶縁膜を形成し、エッチバックにより、ダミーゲート酸化膜46、ゲート電極48の側周にのみシリコン窒化膜を残すことにより、サイドウォール26、36が形成される。
その後、nMOS領域側にソース/ドレイン10を形成する(ステップS118)。ここでは、再び、pMOS領域側をレジストで覆った後、ヒ素イオンを注入する。その後、レジストを除去する。続けて、pMOS領域側に、ソース/ドレイン10を形成する(ステップS120)。nMOS領域のソース/ドレイン10形成の場合と同様に、nMOS領域をレジストで覆って、ボロンイオンを注入する。
次に、図9に示すように、基板2、サイドウォール26、36、及び、ゲート電極48の表面に露出している部分全面に、シリコン窒化膜40を形成する(ステップS122)。シリコン窒化膜は、エッチングストッパー膜として機能するものであり、CVD法により、形成する。その後、シリコン窒化膜40上に、層間絶縁膜42を、CVD法により形成する(ステップS124)。更に、層間絶縁膜42及びシリコン窒化膜40をCMP(Chemical Mechanical Polishing)により研磨する(ステップS126)。CMPは、少なくとも、ゲート電極48の表面が露出するまで行う。これにより、図9に示すように、サイドウォール26、36、及びダミーゲート酸化膜46及びダミーゲート電極48を埋め込むようにして、シリコン窒化膜及び層間絶縁膜42が形成される。
次に、図10に示すように、ダミーゲート電極48及びダミーゲート酸化膜46を除去する(ステップS128)。ここでは、ダミーゲート電極48をドライエッチングにより除去した後、エッチング溶液として希フッ酸を用いたウェットエッチングを行い、ダミーゲート酸化膜46を除去する。これにより、nMOS領域側には、一様なゲート長のゲート溝28が形成され、pMOS領域には、基板2と接する底部付近において、幅の狭くなっているゲート溝38が形成される。
次に、ゲート溝28、38の底部に、ゲート絶縁膜20、30をそれぞれ形成する(ステップS130)。ゲート絶縁膜20、30は、熱酸化により、膜厚約2nmに形成する。
次に、図11に示すように、基板表面に露出する部分全面に、TiN膜54を形成する(ステップS132)。TiN膜54は、CVD法あるいはALD法、スパッタ法により膜厚約10nmに形成する。その後、ゲート溝28、38内部を埋め込むようにして、TiN膜54上全面に、W膜56を、CVD法により形成する(ステップS134)。
次に、CMPを行う(ステップS136)。ここでは、少なくとも、層間絶縁膜42の表面が露出するまでおこなう。これにより、図1に示したような半導体装置が形成される。その後、必要に応じて、第2の層間絶縁膜の堆積、コンタクトプラグや配線等の形成を行う。
以上説明したように、実施の形態1においては、エクステンション12形成後に、レジスト52を残した状態で、pMOS領域のダミーゲート酸化膜46のみを細らせることができ、これによって、pMOS領域のゲート電極34と、エクステンション12とのオーバーラップ領域を小さくすることができる。これにより、必要に応じて、オーバーラップ領域の大きさの異なる複数のトランジスタを形成することができる。また、ここでは、エクステンション12形成時のマスクをそのまま利用することにより、選択的に、必要な場所のダミーゲート酸化膜46のみを細らせることができる。従って、製造工程を複雑にすることなく、簡単に、オーバーラップ領域の調整を行うことができる。
なお、実施の形態1においては、オーバーラップ領域の調整として、pMOS領域のダミーゲート酸化膜46の長さを短くする場合について説明した。しかし、この発明は、これに限るものではなく、nMOS領域、あるいは、両側のダミーゲート酸化膜の長さを、それぞれ調整することもできる。例えば、nMOS領域のダミーゲート酸化膜の長さを調整する場合には、nMOSエクステンション12及びHalo14を形成した後、レジスト50除去を行う前に、nMOS領域のゲート酸化膜46を、同様の方法で小さくすればよい。また、これらを組み合わせることで、nMOS領域、pMOS領域の、それぞれのゲート酸化膜46の長さを、独立して調整することができる。
また、実施の形態1では、pMOS領域、nMOS領域に、予め同じ長さのダミーゲート酸化膜及びダミーゲート電極を形成した。従って、pMOS領域のダミーゲート酸化膜は、希フッ酸処理により、細められるため、最終的に形成されるゲート電極のゲート長は、pMOS領域の方が小さいものとなる。しかし、この発明においては、これに限るものではなく、例えば、最終的に、同じゲート長のゲート電極が必要な場合には、予め、気フッ酸処理により細らせる長さ分、太くしたパターンを用いて、ダミーゲート酸化膜及びダミーゲート電極を形成すればよい。
また、この実施の形態1においては、ゲート溝28、38形成後に、オフセットスペーサを形成する方法を用いていない。従って、オフセットスペーサ形成のためのエッチングにおける、基板2のダメージを防止することができる。これにより、信頼性の高いデバイス特性を有する半導体装置を得ることができる。但し、この発明は、必ずしもオフセットスペーサを形成しない場合に限るものではなく、基板に与えるダメージ等を考慮すれば、この発明の、ダミーゲートを細らせる手法と、オフセットスペーサを用いる手法とを組み合わせて用いたものであってもよい。
また、実施の形態1においては、ダミーゲート酸化膜46を細らせるために、約180秒間、濃度約0.5%の希フッ酸による処理を行う場合について説明した。しかし、この発明はこれに限るものではない。希フッ酸による処理時間は、ダミーゲート酸化膜を細らせる量を考慮して決定すればよい。
図12は、0.5%濃度の希フッ酸を用いた場合の、エッチング時間と、シリコン酸化膜のエッチング量との関係を説明するためのグラフである。
図12に示すように、エッチング時間に比例するように、シリコン酸化膜のエッチング膜厚も大きくなる。従って、これを利用して、エッチング時間を調整することにより、細らせるダミーゲート酸化膜46の量を調整することができ、これにより、後に形成されるゲート電極34とエクステンション12とのオーバーラップ量を調整することができる。
図12に示すように、エッチング時間に比例するように、シリコン酸化膜のエッチング膜厚も大きくなる。従って、これを利用して、エッチング時間を調整することにより、細らせるダミーゲート酸化膜46の量を調整することができ、これにより、後に形成されるゲート電極34とエクステンション12とのオーバーラップ量を調整することができる。
また、希フッ酸の濃度についても、0.5%に限るものではなく、ダミーゲート酸化膜を細らせる長さ等を考慮して適宜決定すればよい。また、希フッ酸に限らず、他のエッチング溶液により、ダミーゲート酸化膜を選択的に細らせるものであってもよい。このようなエッチング溶液としては、希フッ酸の他に、例えば、BHF等、フッ素系溶液が考えられる。
また、実施の形態1においては、ゲート電極として、バリアメタルとしてTiN膜54を形成し、W膜56を埋め込んだものについて説明した。しかし、この発明において、ゲート電極は、これに限るものではない。TiN膜は、MOSFETの閾値等を決定するものであり、仕事関数や、下層の絶縁膜との反応を考慮して、適宜決定し得るものである。また、W膜56は、抵抗を下げるために堆積するものであるが、Wに代えて、例えば、Alや、Cu等、他の金属を用いたものであってもよい。
また、実施の形態1においては、ゲート酸化膜20、30として、シリコン酸化膜を用いる場合について説明した。しかし、この発明においてはこれに限るものではない。この発明においては、他のゲート絶縁膜を用いるものであってもよく、具体的に、例えば、Al2O3や、HfO2等の高誘電体膜や、シリコン窒化膜などを用いてもよく、また、高誘電体膜と、シリコン酸化膜又はシリコン窒化膜との積層膜としてもよい。
その他、成膜方法や、成膜材料、膜厚等を含めて半導体装置の構造は、必ずしも、この実施の形態1において説明したものに限るものではなく、この発明の範囲内で、適宜選択することができる。
実施の形態2.
図13は、この発明の実施の形態2における半導体装置を説明するための断面模式図である。
図13に示すように、実施の形態2における半導体装置は、実施の形態1における半導体装置と類似し、nMOS、pMOSのそれぞれで、ゲート電極と、エクステンションとのオーバーラップ量を調整したものであるが、ゲート電極の構造において、実施の形態1における半導体装置とは異なっている。
図13は、この発明の実施の形態2における半導体装置を説明するための断面模式図である。
図13に示すように、実施の形態2における半導体装置は、実施の形態1における半導体装置と類似し、nMOS、pMOSのそれぞれで、ゲート電極と、エクステンションとのオーバーラップ量を調整したものであるが、ゲート電極の構造において、実施の形態1における半導体装置とは異なっている。
具体的には、nMOS領域、及び、pMOS領域のそれぞれのチャネル領域上には、絶縁膜42を貫通するゲート溝60、70が形成されている。ゲート溝60、70の幅は、nMOS領域、pMOS領域とも、同一である。また、各ゲート溝60、70底部には、ゲート酸化膜62、72が形成されている。pMOS領域のゲート酸化膜72上方のゲート溝70側面には、残留ダミーゲート74が、ゲート酸化膜72と接する部分において太く、ゲート溝70上方において細くなるように形成されている。
また、ゲート溝62内部には、TiN膜66を介してゲート電極68が埋め込まれている。ゲート溝63の側面、即ち、TiN膜64及びゲート絶縁膜62の側面にはサイドウォール26が形成されている。
一方、ゲート溝70の側面には、残留ダミーゲート74に接するようにして、TiN膜76が形成され、更に、ゲート溝70を埋め込むようにゲート電極78が形成されている。残留ダミーゲート74及びゲート絶縁膜72の側面の、ゲート電極と反対側には、サイドウォール36が形成されている。
その他の構造は、実施の形態1と同様である。
その他の構造は、実施の形態1と同様である。
図14は、この発明の実施の形態2における半導体装置の製造方法について説明するためのフロー図である。また、図15〜図20は、実施の形態2における半導体装置の各製造過程における状態を説明するための断面模式図である。
以下、図14〜図20を用いて、この発明の実施の形態2における半導体装置の製造工程について具体的に説明する。
以下、図14〜図20を用いて、この発明の実施の形態2における半導体装置の製造工程について具体的に説明する。
まず、図15に示すように、実施の形態1と同様に、基板2上に、STI4を形成し、nMOS、pMOS用の各領域に、pWELL6、nWELL8を形成する(ステップS202)。次に、ダミーゲート酸化膜80を形成し(ステップS204)、更にダミーゲート電極82用のポリシリコン膜を形成する(ステップS206)。ここでは、ダミーゲート酸化膜80は、熱酸化により、約5nmになるように形成する。また、ポリシリコン膜82は、CVD法により、膜厚約150nmに形成する。
次に、図16に示すように、ダミーゲートの加工を行う(ステップS208)。ここでは、実施の形態1と同様に、リソグラフィ技術により、ゲート電極用のパターンを用いて、露光、現像を行い、レジストマスクを形成し、これをマスクとしたエッチングにより、ポリシリコン膜をエッチングしダミーゲート電極82を形成する。
次に、nMOS領域側に、エクステンション12、Halo14を形成する。ここでは、実施の形態1と同様に、pMOS領域側をレジストで覆い、レジストと、ダミーゲート電極82とをマスクとして、注入量約6×1014個/cm2、また、注入エネルギーを約5keV程度として、ヒ素イオンの注入を行って、エクステンション12を形成した後、ボロンを注入し、Halo14の形成を行う。同様に、pMOS領域に、エクステンション12及びHalo14を形成する。ここでは、nMOS領域をレジストで覆い、レジストとゲート電極82とをマスクとして、注入量約6×1014個/cm2、また、注入エネルギーを約1keV程度として、ボロンイオンの注入を行って、エクステンション12を形成した後、ヒ素を注入し、Halo14の形成を行う。
次に、図17に示すように、実施の形態1と同様の方法により、サイドウォール26、36を形成する(ステップS214)。その後、図18に示すように、nMOS領域、pMOS領域のそれぞれに、ソース/ドレイン10を形成する(ステップS216、S218)。ここでも、実施の形態1と同様に、必要に応じて、pMOSあるいはnMOS領域の一方を覆うレジストを形成し、ゲート電極及びサイドウォールと、このレジストマスクをマスクとして、所定のイオンの注入を行う。具体的に、ここでは、nMOS領域には、ヒ素イオンを、注入量約5×1015個/cm2、注入エネルギー約40keV程度として注入し、一方、pMOS領域には、ボロンイオンを、注入量約3×1015個/cm2、注入エネルギー約4keV程度として、注入する。
ここで、ダミーゲート82には、エクステンション12、ソース/ドレイン10の形成時において、注入されたボロン、ヒ素等のイオンが注入されている。これによって、nMOS領域とPMOS領域とで、ダミーゲート電極82のエッチングレートが異なるようになっている。
次に、図19に示すように、実施の形態1と同様に、サイドウォール26、36及びゲート電極82表面を含めて、基板全面に、シリコン窒化膜を形成し(ステップS220)、更に、その上に、層間絶縁膜42を形成する(ステップS222)。また、ゲート電極82表面が露出するまで、CMPを行う(ステップS224)。
次に、図20に示すように、ダミーゲート電極82及びゲート酸化膜を除去する(ステップS226)。ここでは、上述のように、ソース/ドレイン形成時等に、ダミーゲート電極82内にも注入される。nMOS領域と、pMOS領域とでは、注入されたイオンが異なることから、エッチング条件の選択により、nMOS領域、nMOS領域とで、ダミーゲート電極82のエッチングレートを異なるものとすることができる。従って、エッチング条件を選択することにより、pMOS領域の、サイドウォール36側面に、残留ダミーゲート74を残留させることができる。具体的には、エッチングガスとしてHBrあるいはCl2を用いる。また、エッチング時間は、約60秒間とする。これにより、ゲート溝70底部付近の最も厚い部分の膜厚が、約10nmの、残留ダミーゲート74を残すことができる。その後、ダミーゲート絶縁膜80を除去する。
次に、絶縁膜42に形成されたゲート溝60、70底部に、ゲート酸化膜62、72を熱酸化により、膜厚約2nmに、形成する(ステップS228)。その後、実施の形態1と同様に、TiN膜の形成、W膜の埋め込み、CMPを行うことにより、図13のような半導体装置が形成される。
以上説明したように、実施の形態2においては、pMOS領域のゲート溝70形成の際、溝側部に、ダミーゲート電極82を残留させることにより、実際のゲート電極78の長さを、下方において小さくすることができる。従って、これにより、エクステンション12と、ゲート電極78とのオーバーラップ領域を、小さくすることができる。また、ここでは、pMOS領域とnMOS領域とで、異なる不純物が注入されるために生じるエッチングレートの差を利用して、ダミーゲート電極82のエッチングを行い、pMOS領域にのみ、残留ダミーゲート74を残すことができる。これにより、各トランジスタに応じた長さのゲート電極を形成し、オーバーラップ領域を調整することができ、デバイス特性の良好な半導体装置を得ることができる。
なお、実施の形態2においては、pMOS領域側にのみ、残留ダミーゲート74を残す場合について説明した。しかし、この発明においては、エッチング時間を調整することにより、pMOS領域に残す残留ダミーゲートの幅を調整することができ、また、pMIS、nMOS領域の両方に、異なる幅の残留ダミーゲートを残すこともできる。また、nMOS領域にのみ、また、nMOS領域側の残留量をより多くしたいような場合には、例えば、レジストマスクを用いて、nMOS領域、pMOS領域を別々にエッチングすることにより、それぞれの領域に置いて、適切な量の残留ダミーゲートを残すことができる。
また、実施の形態2においては、不純物として、ヒ素あるいはボロンを注入する場合について説明した。しかし、この発明においてはこれに限るものではなく、他のイオンを注入するものであってもよい。この場合にも、pMOS領域とnMOS領域とでは、異なるイオンを注入することから、ガスの選択により、エッチングレートを異なるものとすることができる。
また、実施の形態2においては、ダミーゲート電極82のエッチングの際、HBrあるいはCl2を用いて、約60秒間行う場合について説明した。しかし、この発明において、エッチングの条件は、これに限るものではない。例えば、用いるガスの種類、組成、圧力やRfパワーなどのエッチング条件や、エッチング時間は、ダミーゲート電極の材料や、これに注入されたイオン種、また、残留ダミーゲートの量などを考慮して、適宜決定することができる。
その他は、実施の形態1と同様であるから説明を省略する。
その他は、実施の形態1と同様であるから説明を省略する。
なお、例えば、実施の形態1における、ダミーゲート酸化膜46、ダミーゲート電極48は、それぞれ、この発明の「ダミーゲート絶縁膜」、「ダミーゲート電極」に該当し、エクステンション12及びソース/ドレイン10は、この発明の「拡散層」に該当する。また、例えば、実施の形態1における、層間絶縁膜42は、この発明の「絶縁膜」に該当し、ゲート溝28、38は、この発明の「開口」に該当し、ゲート酸化膜20、30は、この発明の「ゲート絶縁膜」に該当し、ゲート電極24、34は、この発明の「ゲート電極」に該当する。
また、例えば、実施の形態2における、ダミーゲート酸化膜80、ダミーゲート電極82は、それぞれ、この発明の「ダミーゲート絶縁膜」、「ダミーゲート電極」に該当し、実施の形態1における、層間絶縁膜42は、この発明の「絶縁膜」に該当する。また、ゲート溝60、70は、この発明の「開口」に該当し、ゲート酸化膜62、72は、この発明の「ゲート絶縁膜」に該当し、ゲート電極68、78は、この発明の「ゲート電極」に該当する。
2 基板
4 STI
6 nWELL
8 pWELL
10 ソース/ドレイン
12 エクステンション
14 Halo
20、30 ゲート酸化膜
22、32 TiN膜
24、34 ゲート電極
26、36 サイドウォール
28、38 ゲート溝
40 SiN膜
42 層間絶縁膜
46 ダミーゲート酸化膜
48 ダミーゲート電極
50 レジスト
52 レジスト
54 TiN膜
56 W膜
60、70 ゲート溝
62、72 ゲート酸化膜
74 残留ダミーゲート
66、76 TiN膜
68、78 ゲート電極
80 ダミーゲート酸化膜
82 ダミーゲート電極
4 STI
6 nWELL
8 pWELL
10 ソース/ドレイン
12 エクステンション
14 Halo
20、30 ゲート酸化膜
22、32 TiN膜
24、34 ゲート電極
26、36 サイドウォール
28、38 ゲート溝
40 SiN膜
42 層間絶縁膜
46 ダミーゲート酸化膜
48 ダミーゲート電極
50 レジスト
52 レジスト
54 TiN膜
56 W膜
60、70 ゲート溝
62、72 ゲート酸化膜
74 残留ダミーゲート
66、76 TiN膜
68、78 ゲート電極
80 ダミーゲート酸化膜
82 ダミーゲート電極
Claims (6)
- 基板に、ダミーゲート絶縁膜を形成するダミーゲート絶縁膜形成工程と、
前記ダミーゲート絶縁膜上に、ダミーゲート電極を形成するダミーゲート電極形成工程と、
前記ダミーゲート電極をマスクとして、不純物を注入し、拡散層を形成する拡散層形成工程と、
前記ダミーゲート絶縁膜の幅を、小さくする縮小化工程と、
前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を埋め込むように、前記基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜工程と、
前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を、前記絶縁膜から除去して、前記絶縁膜に開口を形成する開口工程と、
前記開口の少なくとも底部に、ゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、
前記ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、
を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 基板上の2以上の領域に、それぞれ、ダミーゲート絶縁膜を形成するダミーゲート絶縁膜形成工程と、
前記各ダミーゲート絶縁膜の上に、それぞれ、ダミーゲート電極を形成するダミーゲート電極形成工程と、
前記ダミーゲート電極をマスクとして、不純物を注入し、拡散層を形成する拡散層形成工程と、
前記ダミーゲート絶縁膜のうち、少なくとも1のダミーゲート絶縁膜の幅を、小さくする縮小化工程と、
前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を埋め込むように、前記基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を、前記絶縁膜から除去して、前記絶縁膜に開口を形成する開口工程と、
前記開口の少なくとも底部に、ゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、
前記ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、
を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記拡散層形成工程は、
前記2以上の領域のうち、少なくとも1の領域を覆い、かつ、少なくとも1の領域を露出するマスクを形成するマスク形成工程と、
前記マスク及び前記露出する領域の前記ゲート電極をマスクとして、前記不純物を注入する不純物注入工程と、
を含み、
前記縮小化工程は、
前記不純物注入工程の後、前記マスクを形成したまま、前記露出する領域の前記ゲート絶縁膜の幅を、小さくする縮小処理工程と、
前記縮小処理工程の後、前記マスクを除去するマスク除去工程と、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記縮小化工程は、フッ酸系溶液を用いて行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 基板上の2以上の領域に、ダミーゲート絶縁膜を形成するダミーゲート絶縁膜形成工程と、
前記各ダミーゲート絶縁膜の上に、それぞれ、ダミーゲート電極を形成するダミーゲート電極形成工程と、
前記2以上の領域のうち、少なくとも1の領域を覆い、かつ、他の領域を露出する第1のマスクを形成する第1のマスク形成工程と、
前記第1のマスク及び前記他の領域の前記ゲート電極をマスクとして、第1の不純物を注入する第1の不純物注入工程と、
前記第1のマスクを除去する工程と、
前記他の領域を覆い、かつ、前記1の領域を露出する第2のマスクを形成する第2のマスク形成工程と、
前記第2のマスク及び前記1の領域の前記ゲート電極をマスクとして、第2の不純物を注入する第2の不純物注入工程と、
前記第2のマスクを除去する工程と、
前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を埋め込んで、絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
前記ダミーゲート電極のうち、少なくとも1のダミーゲート電極の一部を、側面に残すようにして、前記ダミーゲート絶縁膜及び前記ダミーゲート電極を、前記絶縁膜から除去し、前記絶縁膜に開口を形成する開口工程と、
前記開口の少なくとも底部に、ゲート絶縁膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、
前記ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、
を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 基板上の少なくとも2以上の領域に、それぞれ形成された、拡散層と、
前記2以上の領域に、それぞれ形成されたゲート絶縁膜と、
前記各ゲート絶縁膜上に、それぞれ形成されたゲート電極と、
を備え、
前記2以上の領域のうち、1の領域における前記拡散層と、これに対応して形成された前記ゲート電極とのオーバーラップ領域は、
前記2以上の領域のうち、1の領域とは異なる他の領域における前記拡散層と、これに対応して形成された前記ゲート電極とのオーバーラップ領域と、異なることを特徴とする半導体装置。
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