JP2003153027A - カラーデバイスの線形色域幅拡張装置、および、その方法 - Google Patents
カラーデバイスの線形色域幅拡張装置、および、その方法Info
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- JP2003153027A JP2003153027A JP2002048652A JP2002048652A JP2003153027A JP 2003153027 A JP2003153027 A JP 2003153027A JP 2002048652 A JP2002048652 A JP 2002048652A JP 2002048652 A JP2002048652 A JP 2002048652A JP 2003153027 A JP2003153027 A JP 2003153027A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型カラー色域のディスプレイおよび印刷装
置の相対的に狭い色域が大型色域ディスプレイの広い色
域に変換して出力する際、色域幅を線形的に拡張して画
質の改善を図ること。 【解決手段】 小型カラー色域のデバイスから赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標を入力して輝度
(L*)、彩度(C*)、色相(h)の色座標に変換
し、変換された色座標を線形拡張式により輝度(L*)
及び彩度(C*)の色属性を拡張し、拡張された輝度お
よび彩度の色属性情報が大型カラー色域のデバイスで色
域外部に外れないように制御し、拡張された輝度、彩
度、および色相の色属性情報を、赤(R)、緑(G)、
青(B)の色座標に逆変換して大型カラー色域のデバイ
スに伝達する。
置の相対的に狭い色域が大型色域ディスプレイの広い色
域に変換して出力する際、色域幅を線形的に拡張して画
質の改善を図ること。 【解決手段】 小型カラー色域のデバイスから赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標を入力して輝度
(L*)、彩度(C*)、色相(h)の色座標に変換
し、変換された色座標を線形拡張式により輝度(L*)
及び彩度(C*)の色属性を拡張し、拡張された輝度お
よび彩度の色属性情報が大型カラー色域のデバイスで色
域外部に外れないように制御し、拡張された輝度、彩
度、および色相の色属性情報を、赤(R)、緑(G)、
青(B)の色座標に逆変換して大型カラー色域のデバイ
スに伝達する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーデバイスの
色変換装置に関し、特に、小型カラー色域(Color
Gamut)ディスプレイ及び印刷装置の相対的に狭
い色域が大型色域ディスプレイの広いカラー色域(Co
lor Gamut)に変換されて出力される場合、色
域幅の不一致を解消させて画質を改善することが可能
な、カラーデバイスの線形色域幅拡張装置、および、そ
の方法に関する。
色変換装置に関し、特に、小型カラー色域(Color
Gamut)ディスプレイ及び印刷装置の相対的に狭
い色域が大型色域ディスプレイの広いカラー色域(Co
lor Gamut)に変換されて出力される場合、色
域幅の不一致を解消させて画質を改善することが可能
な、カラーデバイスの線形色域幅拡張装置、および、そ
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー再現分野はカラースキャナー、モ
ニター、プリンターなどのカラーデバイスの需要が拡大
されることによってその活用の重要性が増大している。
ニター、プリンターなどのカラーデバイスの需要が拡大
されることによってその活用の重要性が増大している。
【0003】一方、本出願人により出願された韓国特許
公開公報第2001−64277号「多重収斂点を用い
た非線形色域幅圧縮装置及び方法」の技術が2001年
7月9日付で公開されている。この技術は、カラーディ
スプレイ及び入力装備と出力カラー印刷装置との間で、
カラー色域を変換する圧縮装置及び方法に関するもので
ある。
公開公報第2001−64277号「多重収斂点を用い
た非線形色域幅圧縮装置及び方法」の技術が2001年
7月9日付で公開されている。この技術は、カラーディ
スプレイ及び入力装備と出力カラー印刷装置との間で、
カラー色域を変換する圧縮装置及び方法に関するもので
ある。
【0004】図1は、従来技術によるカラーデバイスの
色変換装置を示す。この図1に示すように、従来の色変
換装置30は、大型カラー色域のデバイス、例えばディ
スプレイ10及び印刷装置20から赤(R)、緑
(G)、青(B)の色座標を入力し、これを変換して小
型カラー色域のデバイス、例えばディスプレイ40に出
力する。
色変換装置を示す。この図1に示すように、従来の色変
換装置30は、大型カラー色域のデバイス、例えばディ
スプレイ10及び印刷装置20から赤(R)、緑
(G)、青(B)の色座標を入力し、これを変換して小
型カラー色域のデバイス、例えばディスプレイ40に出
力する。
【0005】従って、従来の色変換装置30は、大型カ
ラー色域のディスプレイ10及び印刷装置20の相対的
に広い色域(Color Gamut)が多重収斂点を
用いて非線形圧縮メカニズムで小型カラー色域のディス
プレイ40の狭い色域(Color Gamut)に圧
縮して印刷される。これにより、デバイスの間での色域
の不一致を最も人間視感特性に適応するように補正す
る。
ラー色域のディスプレイ10及び印刷装置20の相対的
に広い色域(Color Gamut)が多重収斂点を
用いて非線形圧縮メカニズムで小型カラー色域のディス
プレイ40の狭い色域(Color Gamut)に圧
縮して印刷される。これにより、デバイスの間での色域
の不一致を最も人間視感特性に適応するように補正す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術は、大型カラー色域のデバイスを小型カラー色域
のデバイスに色変換することは可能であるが、小型カラ
ー色域のディスプレイ及び印刷装置を大型カラー色域の
デバイスに色変換することはできなかった。すなわち、
小型カラー色域のディスプレイ、および、印刷装置の相
対的に狭い色域が大型カラー色域ディスプレイの広い色
域に変換されて出力される場合は、色域幅の不一致が解
消できないため、画質不良になる欠点があった。
来技術は、大型カラー色域のデバイスを小型カラー色域
のデバイスに色変換することは可能であるが、小型カラ
ー色域のディスプレイ及び印刷装置を大型カラー色域の
デバイスに色変換することはできなかった。すなわち、
小型カラー色域のディスプレイ、および、印刷装置の相
対的に狭い色域が大型カラー色域ディスプレイの広い色
域に変換されて出力される場合は、色域幅の不一致が解
消できないため、画質不良になる欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、小型カラー色域のディスプレイ、および、印刷装置
の相対的に狭い色域を大型色域ディスプレイの広い色域
に変換して出力する場合において、その色域幅を線形的
に拡張させることによって画質の改善を図ることが可能
な、カラーデバイスの線形色域幅拡張装置を提供するこ
とにある。
は、小型カラー色域のディスプレイ、および、印刷装置
の相対的に狭い色域を大型色域ディスプレイの広い色域
に変換して出力する場合において、その色域幅を線形的
に拡張させることによって画質の改善を図ることが可能
な、カラーデバイスの線形色域幅拡張装置を提供するこ
とにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、小型色域ディ
スプレイ、又は、印刷装置の狭い色域幅から大型色域デ
ィスプレイの広い色域幅に線形拡張することによって、
カラーデバイス間の色域幅不一致のため色が表現できな
かった部分を、忠実に再現することが可能な、カラーデ
バイスの線形色域幅拡張方法を提供することにある。
スプレイ、又は、印刷装置の狭い色域幅から大型色域デ
ィスプレイの広い色域幅に線形拡張することによって、
カラーデバイス間の色域幅不一致のため色が表現できな
かった部分を、忠実に再現することが可能な、カラーデ
バイスの線形色域幅拡張方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、小型カラー色
域のデバイスから赤(R)、緑(G)、青(B)の色座
標が入力され、これを変換して大型カラー色域のデバイ
スに出力する色変換装置であって、前記小型カラー色域
のデバイスから赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標
が入力され、これを輝度(L*)、彩度(C*)、色相
(h)の色座標に変換する入力色座標変換部と、前記入
力色座標変換部から伝達された色座標を線形拡張式によ
り輝度(L*)及び彩度(C*)の色属性を拡張して変
換する色域幅拡張部と、前記色域幅拡張部で拡張された
輝度及び彩度の色属性情報が前記大型カラー色域のデバ
イスの色域外部に外れないように制御する色域幅保存部
と、前記色域幅拡張部で拡張された輝度、彩度、及び前
記色相の色属性情報を赤(R)、緑(G)、青(B)の
色座標に逆変換して前記大型カラー色域のデバイスに伝
達する出力色座標変換部とを具えることによって、カラ
ーデバイスの線形色域幅拡張装置を構成する。
域のデバイスから赤(R)、緑(G)、青(B)の色座
標が入力され、これを変換して大型カラー色域のデバイ
スに出力する色変換装置であって、前記小型カラー色域
のデバイスから赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標
が入力され、これを輝度(L*)、彩度(C*)、色相
(h)の色座標に変換する入力色座標変換部と、前記入
力色座標変換部から伝達された色座標を線形拡張式によ
り輝度(L*)及び彩度(C*)の色属性を拡張して変
換する色域幅拡張部と、前記色域幅拡張部で拡張された
輝度及び彩度の色属性情報が前記大型カラー色域のデバ
イスの色域外部に外れないように制御する色域幅保存部
と、前記色域幅拡張部で拡張された輝度、彩度、及び前
記色相の色属性情報を赤(R)、緑(G)、青(B)の
色座標に逆変換して前記大型カラー色域のデバイスに伝
達する出力色座標変換部とを具えることによって、カラ
ーデバイスの線形色域幅拡張装置を構成する。
【0010】本発明は、小型カラー色域のデバイスから
赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標を入力し、これ
を変換して大型カラー色域のデバイスに出力する色変換
方法であって、前記小型カラー色域のデバイスから赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標が入力されて輝度
(L*)、彩度(C*)、色相(h)の色座標に変換す
る工程と、前記色座標から線形拡張式により輝度(L
*)及び彩度(C*)の色属性を拡張して変換する工程
と、前記拡張された輝度、彩度、及び前記色相の色属性
情報を赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標に逆変換
して前記大型カラー色域のデバイスに伝達する工程とを
具えることによって、カラーデバイスの線形色域拡張方
法を提供する。
赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標を入力し、これ
を変換して大型カラー色域のデバイスに出力する色変換
方法であって、前記小型カラー色域のデバイスから赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標が入力されて輝度
(L*)、彩度(C*)、色相(h)の色座標に変換す
る工程と、前記色座標から線形拡張式により輝度(L
*)及び彩度(C*)の色属性を拡張して変換する工程
と、前記拡張された輝度、彩度、及び前記色相の色属性
情報を赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標に逆変換
して前記大型カラー色域のデバイスに伝達する工程とを
具えることによって、カラーデバイスの線形色域拡張方
法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態を詳細に説明する。
【0012】<構成>まず、本発明に係る装置の全体構
成について説明する。
成について説明する。
【0013】(線形色域幅拡張装置)図2は、本発明に
係るカラーデバイスの線形色域幅拡張装置の構成例を示
す。
係るカラーデバイスの線形色域幅拡張装置の構成例を示
す。
【0014】本例の装置は、小型カラー色域のデバイス
と、線形色域幅拡張装置200と、大型カラー色域のデ
バイスとに大別される。
と、線形色域幅拡張装置200と、大型カラー色域のデ
バイスとに大別される。
【0015】小型カラー色域のデバイスは、小型カラー
ディスプレイ100と、印刷装置110とからなり、ま
た、大型カラー色域のデバイスは、大型カラーディスプ
レイ300からなる。
ディスプレイ100と、印刷装置110とからなり、ま
た、大型カラー色域のデバイスは、大型カラーディスプ
レイ300からなる。
【0016】線形色域幅拡張装置200は、入力色座標
変換部210と、色域幅拡張部220と、色域幅保存部
230と、出力色座標変換部240とから構成される。
変換部210と、色域幅拡張部220と、色域幅保存部
230と、出力色座標変換部240とから構成される。
【0017】入力色座標変換部210は、ユーザーが使
用する小型カラーディスプレイ100及び印刷装置11
0のイメージである赤(R)、緑(G)、青(B)の色
座標入力変数を3つの極値(CIE X、Y、Z)及び
国際照明委員会(Commission Intern
ationale de I'Eclairage:以
下CIEと呼ぶ)のL*、a*、b*の色座標体系を通
じて輝度(L*)、彩度(C*)、色相(h)の色座標
に変換する機能をもつ。
用する小型カラーディスプレイ100及び印刷装置11
0のイメージである赤(R)、緑(G)、青(B)の色
座標入力変数を3つの極値(CIE X、Y、Z)及び
国際照明委員会(Commission Intern
ationale de I'Eclairage:以
下CIEと呼ぶ)のL*、a*、b*の色座標体系を通
じて輝度(L*)、彩度(C*)、色相(h)の色座標
に変換する機能をもつ。
【0018】色域幅拡張部220は、入力色座標変換部
210から伝達された色座標を線形拡張式により輝度
(L*)及び彩度(C*)の色属性を拡張して変換する
機能をもつ。
210から伝達された色座標を線形拡張式により輝度
(L*)及び彩度(C*)の色属性を拡張して変換する
機能をもつ。
【0019】色域幅保存部230は、色域幅拡張部22
0で拡張された輝度及び彩度の色属性情報が大型カラー
ディスプレイ300で色域外部に外れないように制御す
る機能をもつ。
0で拡張された輝度及び彩度の色属性情報が大型カラー
ディスプレイ300で色域外部に外れないように制御す
る機能をもつ。
【0020】出力色座標変換部240は、色域幅拡張部
220で拡張された輝度及び彩度の色属性情報を赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標に逆変換して大型
カラーディスプレイ300に伝達する機能をもつ。
220で拡張された輝度及び彩度の色属性情報を赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標に逆変換して大型
カラーディスプレイ300に伝達する機能をもつ。
【0021】(入力色座標変換部)図3は、図2に示し
た線形色域幅拡張装置200の入力色座標変換部210
の1例を示す。
た線形色域幅拡張装置200の入力色座標変換部210
の1例を示す。
【0022】入力色座標変換部210は、次のような3
つの参照用テーブル(Look−Up Table,L
UT)から構成される。
つの参照用テーブル(Look−Up Table,L
UT)から構成される。
【0023】すなわち、輝度(L*)参照用テーブル
(輝度_LUT)212、彩度(C*)参照用テーブル
(彩度_LUT)214、及び色相(h)参照用テーブ
ル(色相_LUT)216である。
(輝度_LUT)212、彩度(C*)参照用テーブル
(彩度_LUT)214、及び色相(h)参照用テーブ
ル(色相_LUT)216である。
【0024】これらのテーブル212,214,216
は、小型カラーディスプレイ100及び印刷装置110
から入力された赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標
を次の式を用いて、装備の色座標系であるCIE(Co
mmission Internationale d
e I'Eclairage)XYZ座標に変換し、こ
れを輝度(L*)、彩度(C*)、色相(h)情報に変
換させる。
は、小型カラーディスプレイ100及び印刷装置110
から入力された赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標
を次の式を用いて、装備の色座標系であるCIE(Co
mmission Internationale d
e I'Eclairage)XYZ座標に変換し、こ
れを輝度(L*)、彩度(C*)、色相(h)情報に変
換させる。
【0025】
【数1】
【0026】ここで、xr、yr、zrはディスプレイ
機器でレッドガン(Red Gun)に255、グリー
ンガン(Green Gun)に0、ブルーガン(Bl
ueGun)に0の信号が与えられた場合の色度(Ch
romaticity)であり、xg、yg、zgはデ
ィスプレイ装備でレッドガンに0、グリーンガンに25
5、ブルーガンに0の信号が与えられた場合の色度であ
り、xb、yb、zbはディスプレイ装備でレッドガン
に0、グリーンガンに0、ブルーガンに255の信号が
与えられた場合の色度である。
機器でレッドガン(Red Gun)に255、グリー
ンガン(Green Gun)に0、ブルーガン(Bl
ueGun)に0の信号が与えられた場合の色度(Ch
romaticity)であり、xg、yg、zgはデ
ィスプレイ装備でレッドガンに0、グリーンガンに25
5、ブルーガンに0の信号が与えられた場合の色度であ
り、xb、yb、zbはディスプレイ装備でレッドガン
に0、グリーンガンに0、ブルーガンに255の信号が
与えられた場合の色度である。
【0027】また、C1r、C2r、C1g、C2g、
C1b、C2bは該当するレッドガン、グリーンガン、
ブルーガンに関する関数の最適係数(Optimiza
tion Coefficients)である。
C1b、C2bは該当するレッドガン、グリーンガン、
ブルーガンに関する関数の最適係数(Optimiza
tion Coefficients)である。
【0028】(色域幅拡張部)図4は、図2に示した線
形色域幅拡張装置200の色域幅拡張部220の構成例
を示す。
形色域幅拡張装置200の色域幅拡張部220の構成例
を示す。
【0029】色域幅拡張部220は、輝度(L*)色域
幅拡張部222と、彩度(C*)色域幅拡張部224
と、色域幅情報記憶部226とを有する。
幅拡張部222と、彩度(C*)色域幅拡張部224
と、色域幅情報記憶部226とを有する。
【0030】ここで、輝度(L*)色域幅拡張部222
は、入力された輝度(L*)情報を、次の式2により拡
張する。
は、入力された輝度(L*)情報を、次の式2により拡
張する。
【0031】
bL*=(L*×1.02)−4.44 ・・・(式2)
ここで、bL*は拡張された輝度情報、L*は入力され
た輝度情報を示す。
た輝度情報を示す。
【0032】彩度(C*)色域幅拡張部224は、入力
された彩度(C*)情報を次の式3又は式4により拡張
する。このとき、彩度(C*)色域幅拡張部224は、
入力された彩度(C*)が基準値(t)以下であるか基
準値(t)超過であるかによって、それぞれ異って変換
する。
された彩度(C*)情報を次の式3又は式4により拡張
する。このとき、彩度(C*)色域幅拡張部224は、
入力された彩度(C*)が基準値(t)以下であるか基
準値(t)超過であるかによって、それぞれ異って変換
する。
【0033】
入力彩度(C*)が基準値(t)以下である場合は、
bC*=C* ・・・(式3)
入力彩度(C*)が基準値(t)超過である場合は、
bC*=1.48×(C*−t)+t ・・・(式4)
ここで、bC*は拡張された彩度、C*は入力された彩
度、tは基準値(例えば、23)である。
度、tは基準値(例えば、23)である。
【0034】また、色域幅情報記憶部226は、輝度
(L*)色域幅拡張部222及び彩度(C*)色域幅拡
張部224に必要な色域幅情報を提供し、色域幅情報は
大型カラーディスプレイ100及び印刷装置110で最
大に表現することができる色域幅のバイナリデータであ
る。
(L*)色域幅拡張部222及び彩度(C*)色域幅拡
張部224に必要な色域幅情報を提供し、色域幅情報は
大型カラーディスプレイ100及び印刷装置110で最
大に表現することができる色域幅のバイナリデータであ
る。
【0035】色域幅情報は、輝度色域幅拡張部222及
び彩度色域幅拡張部224に必要な色域の限界情報(M
arginal Gamut Boundary In
formation)である。
び彩度色域幅拡張部224に必要な色域の限界情報(M
arginal Gamut Boundary In
formation)である。
【0036】(出力色座標変換部)図8は、図2に示し
た線形色域幅拡張装置200の出力色座標変換部240
の構成例を示す。
た線形色域幅拡張装置200の出力色座標変換部240
の構成例を示す。
【0037】出力色座標変換部240は、赤参照用テー
ブル(R_LUT)242と、緑参照用テーブル(G_
LUT)244と、青参照用テーブル(B_LUT)2
46との3つの参照用テーブル(LUT)によって構成
される。
ブル(R_LUT)242と、緑参照用テーブル(G_
LUT)244と、青参照用テーブル(B_LUT)2
46との3つの参照用テーブル(LUT)によって構成
される。
【0038】<動作>次に、本発明に係る装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0039】図3、図4に示したように構成された本発
明に係る線形色域幅拡張装置200は、次のような方法
によって輝度(L*)及び彩度(C*)を線形的に拡張
する。ただし、色相(h)情報は拡張させない。これに
ついては図5〜図7を参照して詳細に説明する。
明に係る線形色域幅拡張装置200は、次のような方法
によって輝度(L*)及び彩度(C*)を線形的に拡張
する。ただし、色相(h)情報は拡張させない。これに
ついては図5〜図7を参照して詳細に説明する。
【0040】(線形色域拡張処理)図5は、本発明に係
るカラーデバイスの線形色域拡張方法を示すフローチャ
ートである。図6は、その線形的輝度拡張処理を説明す
るためのグラフである。図7は、その線形的彩度拡張処
理を説明するためのグラフである。
るカラーデバイスの線形色域拡張方法を示すフローチャ
ートである。図6は、その線形的輝度拡張処理を説明す
るためのグラフである。図7は、その線形的彩度拡張処
理を説明するためのグラフである。
【0041】まず、入力色座標変換部210は、小型カ
ラーディスプレイ100および印刷装置110から赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標を入力し、輝度/
彩度/色相参照用テーブルを通じてそれぞれ輝度(L
*)、彩度(C*)、色相(h)の色座標に変換する
(ステップS100)。
ラーディスプレイ100および印刷装置110から赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標を入力し、輝度/
彩度/色相参照用テーブルを通じてそれぞれ輝度(L
*)、彩度(C*)、色相(h)の色座標に変換する
(ステップS100)。
【0042】まず、色域幅拡張部220は、輝度色域幅
拡張部222を通じて、式2のbL*=(L*×1.0
2)−4.44のように輝度(L*)の色属性を線形的
に拡張(bL*)する(ステップS102)。
拡張部222を通じて、式2のbL*=(L*×1.0
2)−4.44のように輝度(L*)の色属性を線形的
に拡張(bL*)する(ステップS102)。
【0043】図6のグラフを参照して、横軸は入力され
た輝度(L*)であり、縦軸は拡張された輝度(bL
*)を示す。従って、拡張された輝度(bL*)は、等
価直線(細線)のように線形的に増加(太線)されるこ
とがわかる。
た輝度(L*)であり、縦軸は拡張された輝度(bL
*)を示す。従って、拡張された輝度(bL*)は、等
価直線(細線)のように線形的に増加(太線)されるこ
とがわかる。
【0044】そして、色域幅拡張部220は、彩度色域
幅拡張部224を通じて彩度(C*)の色属性が0.5
より大きいか否かを判断する(ステップS104)。
幅拡張部224を通じて彩度(C*)の色属性が0.5
より大きいか否かを判断する(ステップS104)。
【0045】もし、彩度(C*)の色属性が0.5より
大きければ、彩度色域幅拡張部224は、色域幅情報記
憶部226から大型カラー色域のディスプレイ300の
色域幅情報が伝達される(ステップS106)。
大きければ、彩度色域幅拡張部224は、色域幅情報記
憶部226から大型カラー色域のディスプレイ300の
色域幅情報が伝達される(ステップS106)。
【0046】一方、彩度(C*)が0.5以下である場
合は、拡張された輝度(bL*)情報(式2参照)およ
び入力彩度(C*)と同じ拡張された彩度(bL*)情
報(式3参照)が出力色座標変換部240に伝達され
る。
合は、拡張された輝度(bL*)情報(式2参照)およ
び入力彩度(C*)と同じ拡張された彩度(bL*)情
報(式3参照)が出力色座標変換部240に伝達され
る。
【0047】彩度色域幅拡張部224は、彩度(C*)
が色域幅情報記憶部226から伝達された大型カラーデ
ィスプレイ300で最大に示すことができる色域の90
%以下であるか否かを判断する(ステップS108)。
が色域幅情報記憶部226から伝達された大型カラーデ
ィスプレイ300で最大に示すことができる色域の90
%以下であるか否かを判断する(ステップS108)。
【0048】ステップS108の判断結果、彩度(C
*)が大型カラーディスプレイ300用色域の90%以
下であれば、式4のbC*=1.48×(C*−t)+
tのように、線形的に拡張(bC*)する(ステップS
110)。
*)が大型カラーディスプレイ300用色域の90%以
下であれば、式4のbC*=1.48×(C*−t)+
tのように、線形的に拡張(bC*)する(ステップS
110)。
【0049】図7に示すグラフを参照して、横軸は入力
された彩度であり、縦軸は拡張された彩度を示す。従っ
て、拡張された彩度(bL*)値は等価直線(細線)の
ように、線形的に増加(太線)されることがわかる。
された彩度であり、縦軸は拡張された彩度を示す。従っ
て、拡張された彩度(bL*)値は等価直線(細線)の
ように、線形的に増加(太線)されることがわかる。
【0050】一方、ステップS108の判断結果、彩度
(C*)が大型カラーディスプレイ300用色域幅の9
0%超過である場合は、拡張された輝度(bL*)情報
(式2参照)および入力彩度(C*)と同じ拡張された
彩度(bL*)情報(式3参照)が、出力色座標変換部
240に伝達される。
(C*)が大型カラーディスプレイ300用色域幅の9
0%超過である場合は、拡張された輝度(bL*)情報
(式2参照)および入力彩度(C*)と同じ拡張された
彩度(bL*)情報(式3参照)が、出力色座標変換部
240に伝達される。
【0051】ステップS102およびステップS110
で色域幅拡張部220を通じて拡張された輝度(bL
*)および拡張された彩度(bC*)情報は、出力色座
標変換部240に伝達される(ステップS112)。
で色域幅拡張部220を通じて拡張された輝度(bL
*)および拡張された彩度(bC*)情報は、出力色座
標変換部240に伝達される(ステップS112)。
【0052】出力色座標変換部240は、図8に示した
ように3つの参照用テーブル(LUT)242,24
4,246から構成されており、これら3つの参照用テ
ーブル242,244,246を通じて拡張された輝度
(bL*)、彩度(bC*)、および色相(h)の色属
性情報を赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標に逆変
換して大型カラーディスプレイ300に伝達する。
ように3つの参照用テーブル(LUT)242,24
4,246から構成されており、これら3つの参照用テ
ーブル242,244,246を通じて拡張された輝度
(bL*)、彩度(bC*)、および色相(h)の色属
性情報を赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標に逆変
換して大型カラーディスプレイ300に伝達する。
【0053】従って、本発明に係る小型色域のカラーデ
バイスと大型色域のカラーデバイスとの間でカラーイメ
ージの色域幅を線形的に拡張して変換することができる
ので、最も人間視感特性に適合するようにカラー色域を
ディスプレイすることが可能である。
バイスと大型色域のカラーデバイスとの間でカラーイメ
ージの色域幅を線形的に拡張して変換することができる
ので、最も人間視感特性に適合するようにカラー色域を
ディスプレイすることが可能である。
【0054】なお、上記例では、本発明の好適な実施の
形態について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱する
ことなく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
形態について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱する
ことなく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型カラー色域のデバイスから赤(R)、緑(G)、青
(B)の色座標を入力して輝度(L*)、彩度(C
*)、色相(h)の色座標に変換し、変換された色座標
を線形拡張式により輝度(L*)及び彩度(C*)の色
属性を拡張し、拡張された輝度及び彩度の色属性情報が
大型カラー色域のデバイスで色域外部に外れないように
制御し、拡張された輝度、彩度、および色相の色属性情
報を、赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標に逆変換
して大型カラー色域のデバイスに伝達するようにしたの
で、人間視感特性を基盤に、小型色域のカラーディスプ
レイや印刷装置の狭い色域と、大型色域のカラーディス
プレイの色域との不一致によって表現できない輝度およ
び彩度情報を、線形拡張式により拡張して、大型ディス
プレイ上で再現されるイメージ色が最も人間視感特性に
適合するように色変換することが可能となり、これによ
り、小型カラー色域のディスプレイおよび印刷装置の相
対的に狭い色域が大型色域ディスプレイの広い色域に変
換して出力する場合においても、色域幅を線形的に拡張
して大型ディスプレイの画質の改善を図ることができ
る。
小型カラー色域のデバイスから赤(R)、緑(G)、青
(B)の色座標を入力して輝度(L*)、彩度(C
*)、色相(h)の色座標に変換し、変換された色座標
を線形拡張式により輝度(L*)及び彩度(C*)の色
属性を拡張し、拡張された輝度及び彩度の色属性情報が
大型カラー色域のデバイスで色域外部に外れないように
制御し、拡張された輝度、彩度、および色相の色属性情
報を、赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標に逆変換
して大型カラー色域のデバイスに伝達するようにしたの
で、人間視感特性を基盤に、小型色域のカラーディスプ
レイや印刷装置の狭い色域と、大型色域のカラーディス
プレイの色域との不一致によって表現できない輝度およ
び彩度情報を、線形拡張式により拡張して、大型ディス
プレイ上で再現されるイメージ色が最も人間視感特性に
適合するように色変換することが可能となり、これによ
り、小型カラー色域のディスプレイおよび印刷装置の相
対的に狭い色域が大型色域ディスプレイの広い色域に変
換して出力する場合においても、色域幅を線形的に拡張
して大型ディスプレイの画質の改善を図ることができ
る。
【0056】また、本発明によれば、超高速情報通信網
において情報提供者と最終使用者との間のカラー情報の
色域不一致を最小化することが可能なカラー運営システ
ム(Color Management Syste
m)の応用ライブラリーとして適用することができる。
において情報提供者と最終使用者との間のカラー情報の
色域不一致を最小化することが可能なカラー運営システ
ム(Color Management Syste
m)の応用ライブラリーとして適用することができる。
【図1】従来技術によるカラーデバイスの色変換装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明に係るカラーデバイスの線形色域幅拡張
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す線形色域幅拡張装置の入力色座標変
換部の1例を示すブロック図である。
換部の1例を示すブロック図である。
【図4】図2に示す線形色域幅拡張装置の色域幅拡張部
の1例を示すブロック図である。
の1例を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るカラーデバイスの線形色域拡張処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の線形的輝度拡張を説明するためのグラ
フである。
フである。
【図7】本発明の線形的彩度拡張を説明するためのグラ
フである。
フである。
【図8】図2に示す線形色域幅拡張装置の出力色座標変
換部の1例を示すブロック図である。
換部の1例を示すブロック図である。
100 小型カラーディスプレイ
110 小型カラー印刷装置
200 色変換装置
210 入力色座標変換部
220 色域幅拡張部
230 色域幅保存部
240 出力色座標変換部
300 大型カラーディスプレイ
フロントページの続き
(72)発明者 キム ジンソ
大韓民国 デジョン ソグ ウォルピョン
ドン ワンシル アパートメント 111−
401
(72)発明者 キム ジェチュル
大韓民国 テグ ナムグ デミョン2ドン
705−032 ガーデン アパートメント
1−505
(72)発明者 ホ テウク
大韓民国 デジョン ソグ サムチョンド
ン クッカ アパートメント 304−401
(72)発明者 ジュン ジェユン
大韓民国 テグ ブクグ クアンドン ク
ンビット アパートメント 101−1203
(72)発明者 キム デヒ
大韓民国 カンウォンド チュンチョンシ
オウイドン 533−6 23/1
(72)発明者 ホン サンギ
大韓民国 キュンサンナムド チャンウォ
ンシ バリムドン バンソン アパートメ
ント 21−107
(72)発明者 チョ メンス
大韓民国 デジョン ユソング ジョンミ
ンドン エキスポ アパートメント 404
−601
Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01
CB08 CB12 CB16 CE17 CE18
5C077 LL01 MP08 PP35 PP37 PQ12
PQ23 TT10
5C079 HB01 HB05 HB06 HB11 LB02
MA04 MA11 NA03 PA05
5C082 BA34 BA35 BB51 CA12 CA81
CB01 DA51 MM10
Claims (9)
- 【請求項1】 小型カラー色域のデバイスから赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標が入力され、これ
を変換して大型カラー色域のデバイスに出力する色変換
装置であって、 前記小型カラー色域のデバイスから赤(R)、緑
(G)、青(B)の色座標が入力され、これを輝度(L
*)、彩度(C*)、色相(h)の色座標に変換する入
力色座標変換部と、 前記入力色座標変換部から伝達された色座標を線形拡張
式により輝度(L*)及び彩度(C*)の色属性を拡張
して変換する色域幅拡張部と、 前記色域幅拡張部で拡張された輝度及び彩度の色属性情
報が前記大型カラー色域のデバイスの色域外部に外れな
いように制御する色域幅保存部と、 前記色域幅拡張部で拡張された輝度、彩度、及び前記色
相の色属性情報を赤(R)、緑(G)、青(B)の色座
標に逆変換して前記大型カラー色域のデバイスに伝達す
る出力色座標変換部とを具えたことを特徴とするカラー
デバイスの線形色域幅拡張装置。 - 【請求項2】 前記入力色座標変換部は、 輝度(L*)参照用テーブル、彩度(C*)参照用テー
ブル、及び色相(h)参照用テーブルを含むことを特徴
とする請求項1記載のカラーデバイスの線形色域幅拡張
装置。 - 【請求項3】 前記色域幅拡張部は、 入力された輝度(L*)情報を線形拡張式により拡張す
る輝度(L*)色域幅拡張部と、入力された彩度(C
*)情報を線形拡張式により拡張する彩度(C*)色域
幅拡張部と、前記輝度(L*)色域幅拡張部及び彩度
(C*)色域幅拡張部に必要な色域幅情報を提供する色
域幅情報記憶部とを含むことを特徴とする請求項1記載
のカラーデバイスの線形色域幅拡張装置。 - 【請求項4】 前記輝度(L*)色域幅拡張部は、入力
された輝度(L*)情報を次の式、 bL*=(L*×1.02)−4.44 ここで、bL*は拡張された輝度情報、L*は入力され
た輝度情報 により拡張することを特徴とする請求項3記載のカラー
デバイス線形色域幅拡張装置。 - 【請求項5】 前記彩度(C*)色域幅拡張部は、入力
された彩度(C*)が基準値(t)以下であるか、基準
値(t)超過であるかによって、次の各式、 入力彩度(C*)が基準値(t)以下である場合は、 bC*=C* 入力彩度(C*)が基準値(t)超過である場合は、 bC*=1.48×(C*−t)+t ここで、bC*は拡張された彩度、C*は入力された彩
度、tは基準値 により変換することを特徴とする請求項3記載のカラー
デバイスの線形色域幅拡張装置。 - 【請求項6】 前記色域幅情報記録部は、前記大型カラ
ー色域のデバイスで最大に表現できる色域幅のバイナリ
データが記憶し、前記輝度色域幅拡張部及び前記彩度色
域幅拡張部に必要な色域幅の限界情報(Margina
l Gamut Boundary Informat
ion)に伝達することを特徴とする請求項3記載のカ
ラーデバイスの線形色域幅拡張装置。 - 【請求項7】 小型カラー色域のデバイスから赤
(R)、緑(G)、青(B)の色座標を入力し、これを
変換して大型カラー色域のデバイスに出力する色変換方
法であって、 前記小型カラー色域のデバイスから赤(R)、緑
(G)、青(B)の色座標が入力されて輝度(L*)、
彩度(C*)、色相(h)の色座標に変換する工程と、 前記色座標から線形拡張式により輝度(L*)及び彩度
(C*)の色属性を拡張して変換する工程と、 前記拡張された輝度、彩度、及び前記色相の色属性情報
を赤(R)、緑(G)、青(B)の色座標に逆変換して
前記大型カラー色域のデバイスに伝達する工程とを具え
たことを特徴とするカラーデバイスの線形色域拡張方
法。 - 【請求項8】 前記輝度(L*)及び彩度(C*)の色
属性を拡張して変換する工程は、 前記輝度(L*)の色属性を次の式により拡張する工程
と、 前記彩度(C*)の色属性が0.5より大きいか否かを
判断する工程と、 前記彩度(C*)の色属性が0.5より大きければ、前
記大型カラー色域のデバイスの色域幅情報が入力されて
前記彩度(C*)が前記大型カラー色域のデバイスで最
大に表現することができる色域幅の90%以下であるか
否かを判断する工程と、 前記彩度(C*)が前記色域幅の90%以下であれば、
前記彩度(C*)の色属性を次の式、 輝度拡張は、 bL*=(L*×1.02)−4.44 彩度(C*)拡張は、 bC*=1.48×(C*−t)+t ここで、bL*は拡張された輝度情報、L*は入力され
た輝度情報、bC*は拡張された彩度、C*は入力され
る彩度、tは基準値 により拡張する工程とを含むことを特徴とする請求項7
記載のカラーデバイスの線形色域拡張方法。 - 【請求項9】 前記彩度(C*)が0.5以下である場
合または前記彩度(C*)が前記色域の90%超過であ
る場合、前記拡張された彩度(bC*)が前記入力彩度
(C*)と同一であることを特徴とする請求項8記載の
カラーデバイスの線形色域拡張方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2001-0069471A KR100416231B1 (ko) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | 칼라 디바이스의 선형 색역폭 확장장치 및 그 방법 |
KR2001-69471 | 2001-11-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003153027A true JP2003153027A (ja) | 2003-05-23 |
Family
ID=19715828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002048652A Pending JP2003153027A (ja) | 2001-11-08 | 2002-02-25 | カラーデバイスの線形色域幅拡張装置、および、その方法 |
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---|---|
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KR (1) | KR100416231B1 (ja) |
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WO2009093294A1 (ja) | 2008-01-24 | 2009-07-30 | Panasonic Corporation | 画像信号処理装置及び画像信号処理プログラム |
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JP2013207412A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 色調整装置、色調整システムおよびプログラム |
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KR100843088B1 (ko) | 2006-08-16 | 2008-07-02 | 삼성전자주식회사 | 광색역 공간의 영상을 출력하는 장치 및 방법 |
CN111679483A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-09-18 | Tcl华星光电技术有限公司 | 调整液晶显示面板之色域的方法 |
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US5574666A (en) * | 1994-05-13 | 1996-11-12 | Canon Information Systems, Inc. | Color printing method and apparatus using gamut mapping in Munsell space |
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JP4109802B2 (ja) * | 1999-07-27 | 2008-07-02 | キヤノン株式会社 | 色処理装置およびその方法 |
JP2000287096A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Sanyo Electric Co Ltd | カラープリンタにおけるガマット圧縮方法及びそれを用いた色再現処理装置 |
KR100362379B1 (ko) * | 1999-12-27 | 2002-11-23 | 한국전자통신연구원 | 다중 수렴점을 이용한 비선형 색역폭 압축 장치 및 방법 |
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2001
- 2001-11-08 KR KR10-2001-0069471A patent/KR100416231B1/ko not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-02-25 JP JP2002048652A patent/JP2003153027A/ja active Pending
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CN109324465A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 深圳光峰科技股份有限公司 | 显示设备及显示方法 |
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Publication number | Publication date |
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