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JP2003145698A - 食品包装用積層体 - Google Patents

食品包装用積層体

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Publication number
JP2003145698A
JP2003145698A JP2001347372A JP2001347372A JP2003145698A JP 2003145698 A JP2003145698 A JP 2003145698A JP 2001347372 A JP2001347372 A JP 2001347372A JP 2001347372 A JP2001347372 A JP 2001347372A JP 2003145698 A JP2003145698 A JP 2003145698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propylene
ethylene
weight
component
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001347372A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunobu Ito
克伸 伊藤
Akiko Kanbara
明子 神原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2001347372A priority Critical patent/JP2003145698A/ja
Publication of JP2003145698A publication Critical patent/JP2003145698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bag Frames (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】直線カット性が非常に優れ、しかも、耐寒衝撃
性、ヒートシール強度に優れた食品包装用積層体を提供
する。 【解決手段】プロピレン−エチレンブロック共重合体樹
脂を主成分とする樹脂組成物によるヒートシール性フィ
ルム3と基材フィルム1とからなる積層体10を、前記
のヒートシール性フィルム3が内側となるように袋状に
形成した食品包装用袋において、ヒートシール性フィル
ム3が、ラミネート側の層31と食品に接する層32か
らなり、第1成分としてのプロピレン−エチレンブロッ
ク共重合体(1)と、第2成分としてのエチレン−ブテ
ン−1共重合体および/または低密度直鎖状ポリエチレ
ンとを成分とし、メルトフローレートを所定の範囲内と
する組成物からなる食品包装用積層体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品包装用積層体
に関し、更に詳しくは、プロピレン−エチレンブロック
共重合体を主体としたヒートシール性、及び、引き裂き
性を改良したヒートシール性フィルムと基材フィルムと
からなる積層体であって、レトルト食品包装用袋を製造
するのに有用な食品包装用積層体に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、プロピレン−エチレンブロック共重
合体よりなるヒートシール性フィルムとポリエチレンテ
レフタレートフィルム、ポリアミドフィルム等の基材フ
ィルムとからなる積層体を用いた積層フィルムは、レト
ルト食品包装用袋(以下「レトルトパウチ」ともい
う。)を作る包装用材料として知られている。一般に、
内容物を内封包装する時は、容器に内容物を充填し、そ
の後ヒートシールして密封する。その際、ヒートシール
温度が高温であると、容器が変形したり、ヒートシール
部が、肉薄になり、内容物の漏洩が起こるため、低温で
ヒートシールができるヒートシール性フィルムが求めら
れている。プロピレン−エチレンブロック共重合体は、
融点が160℃付近であるためレトルト殺菌におけるフ
ィルム同士の融着や変形が生じにくく、また内容物への
抽出移行成分も少ないので、レトルトパウチの内面に設
けられるヒートシール性フィルムとして広く知られてい
る。一方で、内容物の摂取、使用時などには、内容物を
包んでいる積層フィルムを、手で簡単に引き裂いて内容
物を取り出すことができる易引き裂き性は、高齢化社会
に対する利便性、優しさという点で今後より一層、包装
用積層体材料に求められる重要な機能と考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
積層体材料として知られているポリエチレンテレフタレ
ートフィルム、ポリアミドフィルムは、一般的な積層体
材料と比較して、製造時に延伸加工工程を必要としてお
り、また、特殊材料を添加するため、経済性に劣る。ま
た、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミド
フィルムは配向がフィルム方向に完全に平行でない性質
を有することから、袋を引き裂いて開封する場合、横方
向に引き裂こうとしても、途中で引き裂き方向がずれ、
斜め方向に引き裂かれるという欠点がある。また、レト
ルト食品包装に用いるヒートシール性フィルムは、プロ
ピレン−エチレンブロック共重合体自身が、難引き裂き
性材料であるため、易引き裂き性フィルムであるポリエ
チレンテレフタレートフィルム、ポリアミドフィルムと
ヒートシール性フィルムと積層体にした場合でも、易引
き裂き性を充分に満足することはできないものである。
また、レトルト食品包装袋は、内容物を詰めて流通する
といった方法が用いられているため、さらに、内容物を
充填し、加熱殺菌後、内容物の漏洩が発生しないよう適
度なシール強度が求められている。このため、従来、プ
ロピレン−エチレンブロック共重合体よりなるヒートシ
ール性フィルムは、意図的に易引き裂き性を検討される
ことがないものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記の課題を解決するために、鋭意研究の結果、本発明を
見出したものである。本発明は、少なくともプロピレン
−エチレンブロック共重合体樹脂を主成分とする樹脂組
成物よりなるヒートシール性フィルムと耐熱性樹脂フィ
ルムとからなる積層体を、前記のヒートシール性フィル
ムが内側となるように袋状に形成した食品包装用積層体
において、前記のプロピレン−エチレンブロック共重合
体樹脂を主成分とする樹脂組成物は、ラミネート側の層
(A)と食品に接する層(B)からなり、ラミネート側
の層(A)は、第1成分としてのプロピレン−エチレン
ブロック共重合体(1)70〜90重量%と、第2成分
としてのブテン−1を15重量%以上含有するエチレン
−ブテン−1共重合体およびまたはLLDPEを10〜
30重量%とを成分とし、第1成分としてのプロピレン
−エチレンブロック共重合体(1)は、プロピレン単独
重合体またはエチレン含量が2重量%以下のプロピレン
−エチレン共重合体よりなるプロピレンブロック(I)
85〜95重量%と、エチレン含量が20〜95重量%
のエチレン−プロピレン共重合体ブロック(II)5〜
15重量%とからなり、メルトフローレート(230
℃、荷重2.16kg)が1.0〜4.0g/10分で
あり、食品に接する層(B)は、前記の第1成分として
のプロピレン−エチレンブロック共重合体(1)90〜
100重量%と、第2成分としてのブテン−1を15重
量%以上含有するエチレン−ブテン−1共重合体および
またはLLDPE0〜10重量%とを成分とすることを
特徴とする食品包装用積層体に係るものである。
【0005】上記において、前記のプロピレン−エチレ
ンブロック共重合体樹脂を主成分とする樹脂組成物は、
前記の食品に接する層(B)が、前記の第1成分として
のプロピレン−エチレンブロック共重合体(1)25〜
70重量%と、第2成分としてのブテン−1を15重量
%以上含有するエチレン−ブテン−1共重合体5〜30
重量%、第3成分としてのプロピレン−エチレンブロッ
ク共重合体(2)25〜50重量%とを成分とし、第3
成分としてのプロピレン−エチレンブロック共重合体
(2)は、プロピレン単独重合体またはエチレン含有が
2重量%以下のプロピレン−エチレン共重合体よりなる
プロピレンブロック(I)65〜85重量%と、エチレ
ン含有が20〜95重量%のエチレン−プロピレン共重
合体ブロック(II)15〜35重量%とからなり、メ
ルトフローレート(230℃、荷重2.16kg)が
0.5〜1.5g/10分であることを特徴とする食品
包装用積層体を提供することもできる。また、前記のプ
ロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂を主成分とす
る樹脂組成物によるヒートシール性フィルムは、50〜
100μmの全層厚みであり、かつ、前記のラミネート
側の層(A)と食品に接する層(B)の層厚み比率とし
て9:1〜3:7からなることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の食品包装用積層体を提供することも
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。
【0007】図1は、本発明の食品包装用積層体の一例
を示す断面図である。食品包装用積層体10は、基材フ
ィルム1と、プロピレン−エチレンブロック共重合体樹
脂を主成分とするポリプロピレンフィルムの未延伸フィ
ルムからなるヒートシール性フィルム3とを、接着層2
を介して積層したものである。そして、前記ヒートシー
ル性フィルム3は、易引き裂き性を有するラミネート側
の層31と、食品に接する層32とを積層した積層フィ
ルムによって構成されている。
【0008】図2は、本発明の別態様の食品包装用積層
体の一例を示す断面図である。積層体10は、二軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフィルム(基材フィルム
1)に、接着剤2を用いて、二軸延伸ナイロンフィルム
41(機能性フィルム)とを積層した。更に、図1で用
いたヒートシール性フィルム3と、二軸延伸ナイロンフ
ィルム41とを、接着剤2を介して積層した積層フィル
ムによって構成されている。
【0009】図3は、本発明の更に別態様の食品包装用
積層体の一例を示す断面図である。積層体10は、二軸
延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(基材フィル
ム1)に、接着剤2を用いて、アルミニウム箔42(機
能性フィルム)とを積層した。更に、図1で用いたヒー
トシール性フィルム3と、アルミニウム箔42とを、接
着剤2を介して積層した積層フィルムによって構成され
ている。
【0010】図4は、本発明の尚また別態様の食品包装
用積層体の一例を示す断面図である。積層体10は、二
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(基材フィ
ルム1)と、二軸延伸ナイロンフィルム41、及び、ア
ルミニウム箔42からなる機能性フィルム4とを順に接
着剤2を介して積層した。更に、図1で用いたヒートシ
ール性フィルム3と、機能性フィルム4とを、接着剤2
を介して積層した積層フィルムによって構成されてい
る。
【0011】本発明において、本発明に係る食品包装用
積層体を構成する基材フィルム1としては、ヒート―シ
ール時の熱に耐える耐熱性、及び、包装後外部からの物
理的衝撃から包装用フィルム及び内容物を保護するため
に必要な耐衝撃性、場合によってはバリア性を兼ね備え
たものを使用するものが好ましい。具体的には、この基
材フィルム1の材料としては、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(以下「PETフィルム」という。)、ポ
リブチレンテレフタレートフィルム等のポリエステルフ
ィルム、ポリプロピレンフィルム(以下「PPフィル
ム」という。)、6ナイロンフィルム、6,6ナイロン
フィルム等のポリアミドフィルムを好適に用いることが
できる。一般的には、2軸延伸加工を施すことにより、
耐熱性、耐衝撃性をさらに向上させたものが用いられ
る。基材フィルム1の厚さは、特に限定されないが、5
〜20μmのものが通常使用される。また、必要に応じ
てこれらの基材フィルム1に金属、または金属酸化物を
蒸着して使用してもよい。必要に応じて基材フィルム1
の表面および/または裏面に印刷を施してもよい。
【0012】本発明に係る食品包装用積層体を構成する
ヒートシール性フィルム3としては、プロピレン−エチ
レンブロック共重合体である無延伸ポリプロピレンフィ
ルム(以下「CCP」という。)を好適に用いることが
できる。 CCPとしては、後述するプロピレン−エチ
レンブロック共重合体の製造方法により、第1成分とし
てのプロピレン−エチレンブロック共重合体(1)(以
下「BPP(1)」ともいう。)を製造し、第2成分と
してのブテン−1を含有するエチレン−ブテン−1共重
合体以下「EBM (1)」ともいう。)およびまたは
LLDPEを添加してなる樹脂組成物から製膜したフィ
ルムを用いることが必要である。
【0013】本発明の好ましい態様において、ヒートシ
ール性フィルム3は、ラミネート側の層31と食品に接
する層の32層構成とすることが必要であり、全層厚5
0〜100μmのものがよく、かつ、ラミネート側の層
31と食品に接する層32の層厚み比率9:1〜3:7
であることが必要で、好ましくは、9:1〜6:4のも
のが良い。食品に接する層32の比率が1未満では、内
容物を充填した前後のヒートシール強度が不充分にな
り、7を超えると易引き裂き性が不充分になり、また、
得られる積層体の柔軟性が乏しくなるため、耐衝撃性が
低下する。
【0014】必要に応じ、本発明に係る食品包装用積層
体においては、他の機能性フィルム4を積層することが
できる。上記フィルムとしては、例えば、酸素バリアー
層および衝撃吸収樹脂層の何れか一方または両方を設け
ることができる。また、これらの層を数層設けることも
できる。酸素バリアー層としては、厚さ5〜9μmのア
ルミニウム箔を用いるのが一般的であるが、塩化ビニリ
デン系樹脂を薄膜コーティングしたフィルム、アルミニ
ウム、酸化アルミナ、酸化珪素等の無機物を蒸着したフ
ィルムを用いることもできる。衝撃吸収樹脂層として
は、ナイロンフィルムが好適に用いられる。ナイロンフ
ィルムは、1軸延伸、2軸延伸または無延伸の何れのも
のであっても好適に用いることができる。衝撃吸収樹脂
層の厚さは、特に限定されないが、通常5〜40μm、
好ましくは10〜30μmの範囲である。
【0015】次に、プロピレン−エチレンブロック共重
合体の製造方法について説明する。
【0016】プロピレン−エチレンブロック共重合体を
製造するための原料としては、プロピレンとエチレンが
使用されるが、必要に応じて本発明の目的を損なわない
程度で他のオレフィン、例えば、ブテン−1、4−メチ
ル−ペンテン−1などを添加することができる。
【0017】重合工程の際に使用される触媒としては、
マグネシウム、ハロゲン、チタン、電子供与体を必須成
分とするマグネシウム担時難固体触媒、三塩化チタンを
主成分とする固体触媒成分と有機アルミニウムからなる
触媒、あるいはメタロセン触媒を使用することができ
る。
【0018】プロピレン−エチレンブロック共重合体を
製造するための重合工程は、プロピレンの単独重合体ま
たはエチレン含有量が2重量%以下のプロピレン−エチ
レン共重合体よりなるプロピレンブロックを形成する第
1の重合工程と、エチレン含有量20〜95重量%の範
囲であるエチレン−プロピレン共重合体ブロックを重合
する第2の重合工程とからなる。
【0019】第一の重合工程は、原材料であるプロピレ
ンまたはプロピレンとエチレンとの混合物に上述の触媒
を加え、プロピレン単独重合体またはエチレン含量が2
重量%以下のプロピレン−エチレン共重合体よりなるプ
ロピレンブロックを、最終的に得られる全重合体量の6
5〜95重量%に相当する量となるように形成させる工
程である。
【0020】第二の重合工程は、第一の重合工程に引き
続いて行われ、第一の重合工程で製造したプロピレンブ
ロックにプロピレンとエチレンの混合物をさらに導入し
て、エチレン含量が20〜95重量%のエチレン−プロ
ピレンブロック共重合を、全重合体量の5〜35重量%
に相当する量となるように形成させる工程である。
【0021】プロピレン−エチレンブロック共重合体の
製造は、回分式、連続式の何れの方法によっても実施可
能である。この際、ヘキサン、ヘプタンなどの不活性炭
化水素溶媒中で重合を行なう方法、実質的に不活性溶媒
を用いずにプロピレンを溶媒として使用する方法、実質
的に液体溶媒を用いずにガス上の単量体中で重合を行な
う方法、さらにこれらを組み合わせた方法を採択するこ
とができる。第一の重合工程と第二の重合工程は、同一
の重合槽を用いても、別の重合槽を用いてもよい。
【0022】本発明の易引き裂き性を有するヒートシー
ル性フィルム3を得るためには、プロピレン−エチレン
ブロック共重合体とエチレン−ブテン−1および/また
はLLDPEからなり、メルトフローレート前記の範囲
内とする樹脂2種類を、例えば、共押出しによるフィル
ム成形法にて製造してもよく、フィルムラミネーション
成形法にて製造してもよい。共押出しによるフィルム成
形法としては、さらに具体的には、共押出Tダイ法、共
押出インフレーション法、共押出ラミネーション法等が
挙げられ、フィルムラミネーション成形法としては、更
に具体的にはドライラミネーション法が挙げられる。
【0023】これらの成形法のうちでは、共押出による
フィルム成形法が好ましい。この共押出成形法では、フ
ィルムラミネーション法のように、加工時に使用される
接着剤中の溶剤を乾燥させる必要がなく、溶媒乾燥工程
が不要であり、フィルムラミネーションと比較して生産
性に優れる。
【0024】食品包装用積層袋の各層を形成する樹脂に
は、本発明の目的の達成を阻害しない範囲で、滑剤、酸
化防止剤、帯電防止剤、着色剤のような公知の添加剤を
随時添加することができる。各々のフィルムを貼合する
接着剤は、ウレタン系接着剤が好適に使用されるが、公
知のもので衛生的に支障のないものであればそれ以外の
使用も可能である。
【0025】以上に説明した積層体10を、ヒートシー
ル性フィルムが向かい合うように重ね合わせ、所望の周
縁部をヒートシールすることによって、本発明の食品包
装用積層体を製造することができる。ヒートシールの方
法は、従来公知の方法を使用でき、例えば、加熱バー、
加熱ナイフ、加熱ワイヤ、インパルスシールのような外
部加熱方式、または超音波シール、誘電加熱シールのよ
うな内部加熱方式を使用できる。
【0026】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を説明する。
【0027】( BPP(1)の製造例)先ず、第1成
分であるBPP(1)を製造する。内容量200リット
ルの攪拌式オートクレーブをプロピレンで充分置換した
後、充分に脱水および脱酸素したn−ヘプタンを63リ
ットル導入し、ジエチルアルミニウムクロライド27g
および三塩化チタン触媒(丸紅ソルベイ社製)9.0g
をプロピレン雰囲気下で導入した。
【0028】第一の重合工程は、オートクレーブを65
℃に昇温した後、水素濃度を1.8vol%に保ちなが
らプロピレンを9.0kg/時間の流量で導入すること
により開始した。240分後、プロピレンの導入を停止
し、さらに90分間継続重合させた後、気相部を0.6
kg/cm2Gとなるまでパージし、プロピレン単独重
合体よりなるプロピレンブロック(I)を得た。
【0029】第二の重合工程は、オートクレーブを60
℃に降温した後、プロピレンを2.0kg/時間の流量
で、エチレンを2.0kg/時間の流量で60分間導入
して共重合を行い、プロピレン−エチレンブロック共重
合体(1)のスラリーを得た。
【0030】このようにして得られたスラリーを、ろ過
および乾燥して35.9kg のBPP(1)のパウダ
ーを得た。得られたBPP(1)の230℃、2.16
kg荷重でのMFR(1)は、2.1g/10分であ
り、第一の重合工程で得られたプロピレン単独重合より
なるプロピレンブロック(I)のMFR(I)は、3.
4g/10分であった。また、第2の重合工程において
BPP(1)中に導入されたエチレン−プロピレン共重
合体ブロック(II)は、全重合体の10重量%であっ
た。
【0031】( BPP(2)の製造例)次いで、 BP
P(2)を製造する。内容量200リットルの攪拌式オ
ートクレーブをプロピレンで充分置換した後、充分に脱
水および脱酸素したn−ヘプタンを63リットル導入
し、ジエチルアルミニウムクロライド27gおよび三塩
化チタン触媒(丸紅ソルベイ社製)9.0gをプロピレ
ン雰囲気下で導入した。
【0032】第一の重合工程は、オートクレーブを65
℃に昇温した後、水素濃度を3.5vol%に保ちなが
らプロピレンを9.0kg/時間の流量で導入すること
により開始した。180分後、プロピレンの導入を停止
し、さらに90分間継続重合させた後、気相部を0.2
kg/cm2Gとなるまでパージし、プロピレン単独重
合体よりなるプロピレンブロック(I)を得た。
【0033】第二の重合工程は、オートクレーブを60
℃に降温した後、プロピレンを1.5kg/時間の流量
で、エチレンを1.5kg/時間の流量で180分間導
入して共重合を行い、プロピレン−エチレンブロック共
重合体(2)のスラリーを得た。
【0034】このようにして得られたスラリーを、ろ過
および乾燥して31.6kg のBPP(2)のパウダ
ー(以下「BPP(2)」という。)を得た。得られた
BPP(2)の230℃、2.16kg荷重でのMFR
(1)は、0.8g/10分であり、第一の重合工程で
得られたプロピレン単独重合よりなるプロピレンブロッ
ク(I)のMFR(I)は、8.4g/10分であっ
た。また、第2の重合工程においてBPP(2)中に導
入されたエチレン−プロピレン共重合体ブロック(I
I)は、全重合体の25重量%であった。
【0035】( BPP(3)の製造例) 次いで、 B
PP(3)を製造する。 内容量200リットルの攪拌
式オートクレーブをプロピレンで充分置換した後、充分
に脱水および脱酸素したn−ヘプタンを63リットル導
入し、ジエチルアルミニウムクロライド27gおよび三
塩化チタン触媒(丸紅ソルベイ社製)9.0gをプロピ
レン雰囲気下で導入した。
【0036】第一の重合工程は、オートクレーブを65
℃に昇温した後、水素濃度を1.8vol%に保ちなが
らプロピレンを9.0kg/時間の流量で導入すること
により開始した。240分後、プロピレンの導入を停止
し、さらに90分間継続重合させた後、気相部を0.6
kg/cm2Gとなるまでパージし、プロピレン単独重
合体よりなるプロピレンブロック(I)を得た。
【0037】第二の重合工程は、オートクレーブを60
℃に降温した後、プロピレンを1.5kg/時間の流量
で、エチレンを1.5kg/時間の流量で20分間導入
して共重合を行い、プロピレン−エチレンブロック共重
合体(3)のスラリーを得た。
【0038】このようにして得られたスラリーを、ろ過
および乾燥して29.0kg のBPP(3)のパウダ
ー(以下「BPP(3)」という。)を得た。得られた
BPP(3)の230℃、2.16kg荷重でのMFR
(1)は、3.0g/10分でであり、第一の重合工程
で得られたプロピレン単独重合よりなるプロピレンブロ
ック(I)のMFR(I)は、3.4g/10分であっ
た。また、第2の重合工程においてBPP(3)中に導
入されたエチレン−プロピレン共重合体ブロック(I
I)は、全重合体の3重量%であった。
【0039】以下に表1に示す物性をもつ、本発明の実
施例で用いた樹脂の種類を示す。 エチレン−ブテン−1共重合体(以下「EBM」とい
う。):商品名「タフマー A−4085」(三井化学
(株)製) LLDPE:商品名「カーネル KC580S」(日本
ポリケム(株)製)
【0040】表中のMFRは、全て230℃、2.16
kg荷重で測定した値であり、単位はg/10分であ
る。
【0041】
【表1】
【0042】(実施例1〜3および比較例1〜4)押し
出し機(口径150φ、75φ)を用い、Tダイ部にお
ける温度250℃にて、表2におけるラミネート側の層
(A)の樹脂を150φ、食品に接する層(B)の樹脂
を75φで、表2の層厚比になるようTダイより溶融共
押し出しを行い、ヒートシール性フィルム3である厚さ
70μmのCPPを得た。
【0043】
【表2】
【0044】厚み12μmの二軸延伸PETフィルム
(基材フィルム1)と、厚み7μmのアルミニウム箔
(機能フィルム4)とを順に、二液硬化型ウレタン系の
接着剤層2を用いて、ドライラミネーションした。更
に、厚み70μmのCPPフィルム(ヒートシール性フ
ィルム3)をドライラミネーションで積層し、PETフ
ィルム/接着剤層/アルミニウム箔/接着剤層/ヒート
シール性フィルムからなる積層体10を得た。
【0045】以下に本発明の実施例で用いた樹脂の種類
を示す。 アルミニウム箔:商品名「JIS IN30」(日本製
箔(株)製) PETフィルム:商品名「ルミラー P60 」(東レ
(株)製) ウレタン接着剤:商品名「A515/A50」(三井武
田ケミカル(株)製)
【0046】(実験1:引き裂き性試験)実施例1〜3
および比較例1〜4で得られた積層体10を、130m
m×170mmの大きさに2枚切り取り、CPPを相対
向するように配置し、縦2辺、横1辺を10mm幅で熱
圧着(条件250℃、2kg/cm2、0.5秒)し、
食品包装様積層袋を得た。次いで、水道水150mlを
充填し、カットの方向性がMD方向となるよう、シール
部にノッチを入れ、120℃×30分のレトルト殺菌を
実施した。ここで、ここで、MD方向とは、プロピレン
−エチレンブロック共重合体を主成分とする樹脂組成物
を押出し成形する時のフィルムの送り方向である。ま
た、ノッチとはカットの切り口である。
【0047】レトルト殺菌を実施した後、ノッチ部の両
端を両手で持ち、前後に引っ張りながら引き裂くことに
より、引き裂き時の直線引き裂き性を良好、不良の2段
階で評価した。
【0048】良好: MD方向は、抵抗感がなく、直線
的に引き裂くことができる。 MD方向と直角の方向へ
は、引き裂きを起こさない。 不良:抵抗感が強く、しかも直線的に引き裂くことがで
きない。
【0049】(実験2:ヒートシール強度試験)実施例
1〜3および比較例1〜4で得られた積層体を、130
mm×170mmの大きさに2枚切り取り、CPPを相
対向するように配置し、縦2辺、横1辺を10mm幅で
熱圧着(条件250℃、2kg/cm2、0.5秒)し
て食品包装用積層袋を得た。次いで、水道水150ml
を充填し、120℃×30分のレトルト殺菌を実施し
た。
【0050】レトルト殺菌を実施した後、MD方向およ
びTD方向のヒートシール強度をそれぞれ測定した。こ
こで、TD方向は、MD方向と直角の方向である。MD
方向のヒートシール強度は、食品包装用積層袋の縦辺の
ヒートシール部を含んだ試験片を幅15mmで切出し、
これをMD方向と平行に、引張ることによって測定され
る。また、TD方向のヒートシール強度は、横辺のヒー
トシール部を含んだ試験片を幅15mmで切り出し、こ
れをTD方向と平行に引張ることによって測定される。
したがって、長さ10mm、幅15mmのシール部を、
長さ方向に沿って引っ張った時のシール強度が測定され
る。
【0051】ヒートシール強度は、引張試験機(オリエ
ンテック社製)を用いて、300mm/分の引張速度で
測定した。結果を表3に示す。なお、表3中には、15
mm当たりのヒートシール強度(単位:g/15mm)
を記載した。
【0052】(実験3:落袋試験)実施例1〜3および
比較例1〜4で得られた積層体を、130mm×170
mmの大きさに2枚切り取り、CPPを相対向するよう
に配置し、縦2辺、横1辺を10mm幅で熱圧着(条件
250℃、2kg/cm2、0.5秒)して食品包装様
積層袋を得た。次いで、水道水150mlを充填し、1
20℃×30分のレトルト殺菌を実施した。
【0053】レトルト殺菌を実施した後、3℃にて一週
間冷蔵保存した。冷蔵保存後のサンプルを130mmの
面が下になるようにして、コンクリートの床上150c
mの高さから、連続で10回の垂直落下を行った後、破
袋の有無を確認した。結果を表3に示す。なお、表3中
には、破袋数/n(n:落袋試験に用いた袋の数)を記
載した。
【0054】
【表3】
【0055】表3に示した実験1〜3の結果から明らか
なように、本発明の食品包装用積層体から得られた袋
は、引き裂き性、ヒートシール適性、耐寒衝撃性、とも
に良好であり、産業上寄与すること大である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の食品包装
用積層体によれば、上述したような特定の樹脂組成を有
する2層からなるヒートシール性フィルムを使用してお
り、製膜時にMD方向に樹脂配列したラミネート側の層
をもつため、 MD方向の直線引き裂き性が非常に良好
となり、かつ、食品に接する層をもつため、ヒートシー
ル強度にも優れる。また、本発明のヒートシール性フィ
ルムを基材フィルムに積層して使用することにより、引
き裂き性が非常に良好であって、ヒートシール適性、耐
寒衝撃性に優れた積層体を提供することができる。しか
も、本発明の食品包装用積層体は、比較的簡単かつ安価
に製造できる。本発明の食品包装用積層体から得られた
袋を用いることによって、寒冷地での保存・流通におい
ても問題なく、直線カット性が非常に良好なレトルト食
品包装用積層体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品包装用積層体の一例を示す断面図
である。
【図2】本発明の別態様の食品包装用積層体の一例を示
す断面図である。
【図3】本発明の更に別態様の食品包装用積層体の一例
を示す断面図である。
【図4】本発明のなおまた別態様の食品包装用積層体の
一例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 基材フィルム 2 接着剤層 3 ヒートシール性フィルム 31 ラミネート側の層 32 食品に接する層 4 機能性フィルム 41 二軸延伸ナイロンフィルム 42 アルミニウム箔 10 食品包装用積層体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 53/00 C08L 53/00 //(C08L 53/00 23:08 23:08) C08L 23:06 (C08L 53/00 23:06) Fターム(参考) 3E064 BA22 BB03 BC15 BC18 3E086 AA23 AC07 AD01 BA04 BA13 BA15 BA33 BB05 BB41 BB51 BB90 CA01 4F100 AK63A AK63B AK64A AK64B AK65A AK65B AL02A AL02B AL05A AL05B BA02 GB23 JA06A JA06B JK03 JL05 JL12 YY00A YY00B 4J002 BB032 BB05X BB052 BP02W BP02Y BP021 GF00 GG02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともプロピレン−エチレンブロッ
    ク共重合体樹脂を主成分とする樹脂組成物によるヒート
    シール性フィルムと基材フィルムとからなる積層体を、
    前記のヒートシール性フィルムが内側となるように袋状
    に形成した食品包装用積層袋において、前記のプロピレ
    ン−エチレンブロック共重合体樹脂を主成分とする樹脂
    組成物は、ラミネート側の層(A)と食品に接する層
    (B)からなり、ラミネート側の層(A)は、第1成分
    としてのプロピレン−エチレンブロック共重合体(1)
    70〜90重量%と、第2成分としてのブテン−1を1
    5重量%以上含有するエチレン−ブテン−1共重合体お
    よび/または低密度直鎖状ポリエチレン(以下「LLD
    PE」という。)を10〜30重量%とを成分とし、第
    1成分としてのプロピレン−エチレンブロック共重合体
    (1)は、プロピレン単独重合体またはエチレン含量が
    2重量%以下のプロピレン−エチレン共重合体よりなる
    プロピレンブロック(I)85〜95重量%と、エチレ
    ン含量が20〜95重量%のエチレン−プロピレン共重
    合体ブロック(II)5〜15重量%とからなり、メル
    トフローレート(230℃、荷重2.16kg)が1.
    0〜4.0g/10分であり、食品に接する層(B)
    は、前記の第1成分としてのプロピレン−エチレンブロ
    ック共重合体(1)90〜100重量%と、第2成分と
    してのブテン−1を15重量%以上含有するエチレン−
    ブテン−1共重合体およびまたはLLDPE0〜10重
    量%とを成分とすることを特徴とする食品包装用積層
    体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記の食品に接する
    層(B)が、前記の第1成分としてのプロピレン−エチ
    レンブロック共重合体(1)25〜70重量%と、第2
    成分としてのブテン−1を15重量%以上含有するエチ
    レン−ブテン−1共重合体5〜30重量%、第3成分と
    してのプロピレン−エチレンブロック共重合体(2)2
    5〜50重量%とを成分とし、第3成分としてのプロピ
    レン−エチレンブロック共重合体(2)は、プロピレン
    単独重合体またはエチレン含有が2重量%以下のプロピ
    レン−エチレン共重合体よりなるプロピレンブロック
    (I)65〜85重量%と、エチレン含有が20〜95
    重量%のエチレン−プロピレン共重合体ブロック(I
    I)15〜35重量%とからなり、メルトフローレート
    (230℃、荷重2.16kg)が0.5〜1.5g/
    10分であることを特徴とする請求項1記載の食品包装
    用積層体。
  3. 【請求項3】 前記のプロピレン−エチレンブロック共
    重合体樹脂を主成分とする樹脂組成物によるヒートシー
    ル性フィルムは、50〜100μmの全層厚みであり、
    かつ、前記のラミネート側の層(A)と食品に接する層
    (B)の層厚み比率として9:1〜3:7からなること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の食品包装用
    積層体。
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