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JP2003137109A - 電動パワーステアリング装置の制御方法 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の制御方法

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Publication number
JP2003137109A
JP2003137109A JP2001339301A JP2001339301A JP2003137109A JP 2003137109 A JP2003137109 A JP 2003137109A JP 2001339301 A JP2001339301 A JP 2001339301A JP 2001339301 A JP2001339301 A JP 2001339301A JP 2003137109 A JP2003137109 A JP 2003137109A
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JP
Japan
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current
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motor
correction
peak current
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JP2001339301A
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Shinji Hironaka
慎司 広中
Hiroyuki Koibuchi
宏之 鯉渕
Akihiro Tamaki
明宏 田巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Nidec Elesys Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Honda Elesys Co Ltd
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Publication date
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Priority to US10/391,057 priority patent/US6856872B2/en
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/03Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for controlling the direction of rotation of DC motors
    • H02P7/04Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for controlling the direction of rotation of DC motors by means of a H-bridge circuit
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current
    • H02P7/18Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power
    • H02P7/24Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02P7/28Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P7/281Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual DC dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices the DC motor being operated in four quadrants

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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標電流が小さい領域においても目標とする
アシスト電流との差を少なくし十分なアシストを得るこ
とができる電動パワーステアリング装置の制御方法を提
供する。 【解決手段】 目標電流信号ITに応じて生成されるP
WM信号で駆動制御するモータに流れるモータ電流のピ
ーク値ISPを検出し、この検出ピーク電流値ISPに
基づいてフィードバック制御を行う電動パワーステアリ
ング装置の制御方法において、検出ピーク電流値ISP
を補正し、この補正値IPMをフィードバック制御に用
いる。また、検出ピーク電流値ISPの補正は、電流補
正対応テーブル13に基づいて行う。さらに、電流補正
対応テーブル13は、モータ110を用いたときのモー
タ110に流れる電流の平均値Iaと検出ピーク電流値
ISPとの関係から得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動パワーステア
リング装置の制御方法に関し、特に、モータの動力をス
テアリング系に作用させて、運転者の操舵力を軽減する
電動パワーステアリング装置の制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電動パワーステアリング装置は、ステア
リング系にモータを備え、モータから供給する動力を、
制御装置を用いて制御することにより、運転者の操舵力
を軽減するものである。
【0003】図8は、電動パワーステアリング装置の模
式構造図である。電動パワーステアリング装置100で
は、ステアリング・ホイール(ハンドル)101に一体
的に設けられたステアリング軸102に、自在継手10
3a,103bを有する連結軸103を介して、ラック
・ピニオン機構105のピニオン105aに連結される
ことによって、手動操舵トルク発生機構106が構成さ
れている。
【0004】ピニオン105aに噛み合うラック歯10
7aを有し、これらの噛み合いにより軸方向に変換され
て往復動するラック軸107は、その両端にタイロッド
108を介して転動軸としての左右の前輪109に連結
されている。運転者は、ハンドル101を操作すること
により、手動操舵トルク発生機構106と通常のラック
・ピニオン式のステアリング装置を介して、前輪を揺動
させて車両の向きを変えることができる。
【0005】この手動操舵トルク発生機構106によっ
て発生する操舵トルクを軽減するために、アシストトル
ク(操舵補助トルク)を供給するモータ110が例えば
ラック軸107と同軸的に配設され、ラック軸107に
ほぼ平行に設けられたボールねじ機構111を介してモ
ータ110からの回転運動により供給されるアシストト
ルクが直進運動のための力に変換され、ラック軸107
に作用する。
【0006】モータ110のロータには、駆動側ヘリカ
ルギヤ110aが一体的に設けられている。このヘリカ
ルギヤ110aは、ボールねじ機構111のねじ軸11
1aの軸端に一体的に設けられたヘリカルギヤ111b
と噛み合っている。また、ボールねじ機構111のナッ
トは、ラック軸107に連結されている。
【0007】図9は、電動パワーステアリング装置の制
御装置を示す図である。図8において、図示しないステ
アリングギヤボックス内には、ピニオン105aに作用
する手動操舵トルクTを検出する手動操舵トルク検出部
112が設けられる。この手動操舵トルク検出部112
は、検出した手動操舵トルクTを手動操舵トルク検出信
号Tdに変換し、その変換された手動操舵トルク検出信
号Tdを制御装置114へ入力する。制御装置114
は、手動操舵トルク検出信号Tdを主信号として、モー
タ110の運転を行って、モータ110が出力する動力
(操舵補助トルク)を制御する。
【0008】制御装置114は、目標電流決定部115
と、制御部116とを備える。目標電流決定部115
は、手動操舵トルク検出信号Tdに基づいて目標補助ト
ルクを決定し、目標補助トルクをモータ110から供給
するために必要となる目標電流信号ITを出力する。
【0009】図10は、制御部116のブロック構成図
である。制御部116は、偏差演算部117とモータ運
転制御部118とモータ駆動部119とピーク電流値検
出部120を備えている。偏差演算部117は、目標電
流決定部115から出力された目標電流信号ITとピー
ク電流値検出部120からのピーク電流信号IMとの偏
差を求め、その値を偏差信号117aとして出力する。
【0010】モータ運転制御部118は、偏差電流制御
部121とPWM信号生成部122とを備えている。偏
差電流制御部121は、入力された偏差信号117aに
対して比例、積分、微分等の処理を施して偏差信号11
7aの値がゼロに近づくように、モータ110に供給す
るモータ電流を制御するための駆動電流信号121aを
生成・出力する。
【0011】PWM信号生成部122は、駆動電流信号
121aに基づいてモータ110をPWM運転するため
のPWM(パルス幅変調)信号を生成し、生成したPW
M信号を駆動制御信号122aとして出力する。
【0012】モータ駆動部119は、ゲート駆動回路部
123と4個の電力用電界効果トランジスタをH型ブリ
ッジ回路の構成で接続したモータ駆動回路124とを備
える。ゲート駆動回路部123は、駆動制御信号(PW
M信号)122aに基づいて、ハンドル101の操舵方
向に応じて2つの電界効果トランジスタを選択し、選択
した2つの電界効果トランジスタのゲートを駆動してこ
れらの電界効果トランジスタをスイッチング動作させ
る。
【0013】ピーク電流値検出部120は、モータ11
0に流れるモータ電流(電機子電流)のピーク値を検出
してピーク電流信号IMを出力する。
【0014】以上により、制御装置114は、手動操舵
トルク検出部112によって検出された手動操舵トルク
Tに基づいてバッテリ電源126からモータ110へ供
給する電流をPWM制御し、モータ110が出力する動
力(操舵補助トルク)を制御する。
【0015】また、図10に示すように、制御装置11
4は、制御部116においてモータ110に実際に流れ
るモータ電流のピーク値をピーク電流信号IMとして検
出し、ピーク電流信号IMに基づくフィードバック制御
を行うことで、モータ110の制御特性を向上させてい
る。
【0016】以上のようにして、運転者の手動操舵トル
クTは、手動操舵トルク発生機構106の手動操舵トル
ク検出部112により検出されて、制御装置114によ
り、モータ110の出力を駆動制御してステアリングギ
ヤボックスのラック軸107が直進運動するための力を
アシストする。
【0017】次に、従来の制御装置114において行わ
れている制御方法について説明する。図10に示すよう
に、この制御方法においては、フィードバック制御を行
っており、制御対象であるモータ110を制御装置11
4で制御することによって駆動させる。このときのモー
タ110に流れるモータ電流のうち、H型ブリッジ回路
で接続した電力用電界効果トランジスタの対角する2つ
のトランジスタがONのときにモータ110に流れるモ
ータ電流がピーク電流値検出部120により検出され
る。
【0018】図11は、ピーク電流値検出部120とモ
ータ駆動回路124とモータ110とバッテリ126の
回路構成を示す図である。ピーク電流値検出部120
は、モータ駆動回路124に直列に接続されたシャント
抵抗125の両端に生じる電圧VS(t)からピーク電
流信号IMを生成し出力するピーク電流値検出部120
には、入力電圧VS(t)のピーク値VPを一定時間保
持するピークホールド回路を用いたピークホールド式を
用いている。ピーク電流値検出部120から出力される
ピーク電流信号IMの値はモータ電流のピーク値(検出
ピーク電流値)ISPである。なお、車両運転時にはス
イッチ127は閉じた状態にある。このときバッテリ1
26の電圧はコンデンサ128に印加されている。コン
デンサ128はモータ駆動回路124に印加されるバッ
テリ電圧を安定化させるためのコンデンサである。
【0019】ピーク電流値検出部120により検出され
た検出ピーク電流値ISP(ピーク電流信号IM)をフ
ィードバックすることによって偏差演算部117で目標
電流信号ITと検出ピーク電流値ISPとの偏差を求
め、その偏差がゼロになるようにモータ駆動を制御す
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ピークホールド式のピ
ーク電流値検出部を用いたフィードバック制御系を備え
た電動パワーステアリング装置では、次のような問題が
提起される。ピーク電流値検出部120では、ピークホ
ールド回路で電流検出を行っていることから、PWM信
号のデューティー比に応じて変動するモータ電流におい
てピーク値を読み取るため、PWM信号のデューティー
比が50%より小さいときのモータ電流が小さい値をと
る領域においては、実際のモータ電流の平均値と検出ピ
ーク電流値との差はかなり大きくなる。以下にPWM信
号のデューティー比と検出ピーク電流値との関係および
その問題点を指摘する。
【0021】図12と図13は、PWM信号に対する各
電流値(モータ電流、モータ電流平均値、シャント電
流、検出ピーク電流値)の時間変化を示すタイミングチ
ャートである。図12は、PWM信号のデューティー比
が50%より大きくモータ電流が大きい場合のタイミン
グチャートである。図12で、(a)はPWM信号生成
部122から出力されるPWM信号122aの時間変化
を示し、(b)はモータ110に流れるモータ電流IM
Mの時間変化、モータ電流の平均値Ia、シャント電流
Ish、ピーク電流値検出部120で検出されるピーク
電流信号IM(検出ピーク電流値ISP)を示す。この
場合には、モータ電流の平均値Iaとモータ電流のピー
ク値、すなわち検出ピーク電流値ISPの比ISP/I
aは、1に近い値となっている。すなわち、モータ電流
の平均値Iaと検出ピーク電流値ISPは、近い値とな
っている。
【0022】図13は、PWM信号のデューティー比が
50%より小さくモータ電流が小さい場合のタイミング
チャートである。図13で(a)はPWM信号生成部1
22から出力されるPWM信号122aの時間変化を示
し、(b)はモータ110に流れるモータ電流IMMの
時間変化、モータ電流の平均値Ia、シャント電流Is
h、ピーク電流値検出部120で検出されるピーク電流
信号IM(検出ピーク電流値ISP)を示す。この場合
には、モータ電流の平均値Iaとモータ電流のピーク
値、すなわち検出ピーク電流値ISPの比ISP/Ia
は、1よりかなり大きい値となっている。すなわち、モ
ータ電流の平均値Iaと検出ピーク電流値ISPは、大
きく異なった値となっている。
【0023】それ故、PWM信号のデューティー比が5
0%より小さくモータ電流が小さい場合には、フィード
バック制御に用いる検出ピーク電流値ISPがモータ電
流の平均値Iaと大きく異なった値であるため、最適な
フィードバック制御が行えなくなる。
【0024】図14は、実際のモータ電流の平均値Ia
に対する検出ピーク電流値ISPを示すグラフである。
図14において、横軸はモータ電流の平均値Iaであ
り、縦軸は検出ピーク電流値ISPである。この特性
は、モータ電流の平均値Iaの小さいところでは、IS
P/Iaが1より大きく、また、非線型な特性となる。
【0025】それ故、ピークホールド式のピーク電流値
検出部120を用いたフィードバック制御系の制御装置
114における従来の制御方法では、実際の制御特性
は、図15に示すようになる。図15では、横軸は目標
電流信号ITであり、縦軸は実際に流れるモータ電流の
平均値Iaである。このように、モータ電流の平均値I
aは、目標電流信号ITと一致せず小さい値となってし
まう。そのため、目標電流信号ITの小さいハンドルの
切り始めでは、モータ電流の平均値Iaが不足し狙いの
目標電流信号IT通りに出力できないため、フィーリン
グが思うようにセッティングできない。
【0026】すなわち、上記のように従来の制御装置1
14においては、ピーク電流値検出部120によりモー
タ電流のピーク値、すなわち検出ピーク電流値ISPを
フィードバックして制御しているため、図15で示した
ような目標電流信号の小さい電流領域においては、実際
のアシスト電流(モータ電流の平均値)が目標とするア
シスト電流(モータ電流の平均値)よりも少なくなり、
アシストが不足するという問題がある。
【0027】本発明の目的は、上記問題を解決するた
め、目標電流信号が小さい領域においても目標とするア
シスト電流との差を少なくし十分な操舵力アシストを得
ることができる電動パワーステアリング装置の制御方法
を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
電動パワーステアリング装置の制御方法は、上記の目的
を達成するために、次のように構成される。
【0029】第1の電動パワーステアリング装置の制御
方法(請求項1に対応)は、目標電流信号に応じて生成
されたPWM信号で駆動制御するモータに流れるモータ
電流のピーク値を検出し、この検出ピーク電流値に基づ
いてフィードバック制御を行う電動パワーステアリング
装置の制御方法において、検出ピーク電流値を補正し、
この補正値をフィードバック制御に用いることで特徴づ
けられる。
【0030】第1の電動パワーステアリング装置の制御
方法によれば、検出ピーク電流値を補正し、この補正値
をフィードバック制御に用いるため、モータ電流の平均
値に近い値をフィードバック値として制御するので、電
流が小さい領域、すなわち、直進時ゆっくり操舵する切
り始め時のアシスト電流が、ねらい通りの目標電流で制
御できるようになり、アシストフィールが向上する。
【0031】第2の電動パワーステアリング装置の制御
方法(請求項2に対応)は、目標電流信号に応じて生成
されたPWM信号で駆動制御するモータに流れるモータ
電流のピーク値を検出し、この検出ピーク電流値に基づ
いてフィードバック制御を行う電動パワーステアリング
装置の制御方法において、モータに流れるモータ電流の
平均値に対する検出ピーク電流値の比が所定値より大き
くなるような目標電流信号の値が小さい領域でだけ、検
出ピーク電流値を補正し、この補正値をフィードバック
制御に用いることで特徴づけられる。
【0032】第2の電動パワーステアリング装置の制御
方法によれば、モータに流れるモータ電流の平均値に対
する検出ピーク電流値の比が所定値より大きくなるよう
な目標電流信号の値が小さい領域でだけ、検出ピーク電
流値を補正し、この補正値をフィードバック制御に用い
るため、補正を必要な領域でのみするようになるので、
適切な補正が行え、最適なフィードバック制御を行うこ
とができる。
【0033】第3の電動パワーステアリング装置の制御
方法(請求項3に対応)は、上記の方法において、好ま
しくは検出ピーク電流値の補正は、電流補正対応テーブ
ルに基づいて行うことで特徴づけられる。
【0034】第3の電動パワーステアリング装置の制御
方法によれば、検出ピーク電流値の補正は、電流補正対
応テーブルに基づいて行うため、この補正値がフィード
バック制御に用いる量として最適な値となり、最適なフ
ィードバック制御を行うことができる。
【0035】第4の電動パワーステアリング装置の制御
方法(請求項4に対応)は、上記の方法において、好ま
しくは電流補正対応テーブルは、モータを用いたときの
モータに流れる電流の平均値と検出ピーク電流値との関
係から得られることで特徴づけられる。
【0036】第4の電動パワーステアリング装置の制御
方法によれば、電流補正対応テーブルは、モータを用い
たときのモータに流れる電流の平均値と検出ピーク電流
値との関係から得られるため、その電流補正対応テーブ
ルを用いることによって得られる補正値は、最適な値と
なるので、最適なフィードバック制御を行うことができ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて説明する。
【0038】電動パワーステアリング装置の構造は、図
8に示したものと基本的に同じであり、その構造ならび
に動作については前述した通りである。
【0039】図1は、この発明に係る電動パワーステア
リング装置の制御方法を行うための制御装置における制
御部のブロック構成図である。図1に示す制御部1は、
図9と図10に示した従来の制御装置114の制御部1
16に対して、電流検出補正部10を追加したものであ
る。
【0040】電流検出補正部10は、入力されるピーク
電流値検出部120からの検出ピーク電流値ISPを減
算補正し、補正電流値(補正値)IPMを出力する。そ
して、その補正値IPMが偏差演算部117に入力さ
れ、フィードバック制御に用いられる。
【0041】図2は、電流検出補正部10の第1の具体
例を示す構成図である。電流検出補正部10には、CP
U11とメモリ12を備えており、メモリ12には、電
流補正対応テーブル13と補正プログラム14を記憶さ
せてある。
【0042】電流補正対応テーブル13は、減算補正に
必要なピーク電流値検出部120で検出される各検出ピ
ーク電流値ISPに対するモータ電流の平均値Iaの関
係を示すグラフから求められたテーブルである。具体的
には、例えば、図14におけるグラフの各検出ピーク電
流値ISPにおけるモータ電流の平均値Iaとの差を求
め、その差を電流補正量Dとして、各検出ピーク電流値
ISPと電流補正量Dの対応に関するテーブルである。
図3は、その電流補正対応テーブル13をグラフ化した
ものである。
【0043】補正プログラム14は、検出ピーク電流値
ISPから補正電流値IPMを求めるためのプログラム
であり、そのフローチャートを図4で示す。電流検出補
正部10にピーク電流値検出部120から検出ピーク電
流値ISPが入力されると(ステップST10)、CP
U11により、その検出ピーク電流ISPに対応する電
流補正量Dをメモリの補正対応テーブル13から検索し
(ステップST11)、次の(1)式で示した演算を行
うことにより(ステップST12)、補正電流値IPM
を求め出力する(ステップST13)。
【0044】
【数1】IPM=ISP−D (1)
【0045】次に、図1に示す制御部1を有する制御装
置での制御方法を説明する。図1で示される偏差演算部
117は、図9で示した目標電流決定部115から出力
される目標電流信号ITと電流検出補正部10からの補
正電流値IPMとの偏差を求め、その値を偏差信号11
7aとして出力する。その偏差信号117aが入力され
たモータ運転制御部118は、従来と同様にして駆動制
御信号122aをモータ駆動部119に出力する。それ
により、モータ駆動部119は従来と同様にモータを駆
動する。
【0046】そのときのモータに流れる電流は、図1で
示したピークホールド式のピーク電流値検出部120で
検出される。その検出ピーク電流値ISPは、電流検出
補正部10に送られる。検出ピーク電流値ISPが入力
されると電流検出補正部10は、補正プログラム14に
従って動作し、CPU11により、その検出ピーク電流
値ISPに対応する電流補正量Dをメモリの電流補正対
応テーブル13から検索し、(1)式で示した演算を行
うことにより、補正電流値(補正値)IPMを求め出力
する。
【0047】その補正電流値IPMを偏差演算部117
に入力し、目標電流信号ITとの偏差を演算し、従来の
制御部116と同様、その偏差が小さくなるように、制
御部1により最終出力をモータ駆動部119に送信す
る。それにより、目標電流に対して、線形な電流出力特
性が得られる。
【0048】そのときの制御特性、すなわち、本実施形
態の制御方法を用いたときの目標電流に対するモータ電
流の特性を示すグラフを図5のL1により示す。横軸
は、目標電流値であり、縦軸は、モータ電流の平均値を
示す。目標電流値に対して、リニアな電流出力特性が得
られていることが分かる。L2は比較のための従来の制
御方法を用いたときの制御特性である。
【0049】このように、この制御方法により、目標電
流信号に対して、リニアな電流出力特性が得られるた
め、セッティングする際に、特にハンドルの切り始めの
初期領域で狙い通りの操舵力アシストがセッティングで
きるようになる。
【0050】図6は、電流検出補正部の第2の具体例を
示す構成図である。この第2の具体例では、モータに流
れる電流の平均値Iaに対する検出ピーク電流値ISP
の比が所定値より大きくなるような目標電流信号の値が
小さい領域でだけ、検出ピーク電流を減算補正し、この
補正電流値ISPをフィードバック制御に用いるように
したものである。
【0051】電流検出補正部20には、CPU21とメ
モリ22を備えており、メモリ22には、電流補正対応
テーブル23とピーク電流値−モータ電流平均値対応テ
ーブル24と補正プログラム25を記憶させてある。
【0052】電流補正対応テーブル23は、第1の具体
例で示した補正対応テーブルと同様のものである。ピー
ク電流値−モータ電流平均値対応テーブル24は、ピー
ク電流検出部120で検出される各検出ピーク電流値I
SPに対するモータ電流の平均値Iaのテーブルであ
る。
【0053】補正プログラム25は、図7で示すフロー
チャートに従って実行するプログラムである。電流検出
補正部20にピーク電流値検出部120から検出ピーク
電流値ISPが入力されると(ステップST20)、C
PU21により、その検出ピーク電流値ISPに対応す
るモータ電流の平均値Iaを検索し(ステップST2
1)、ISP/Iaを計算し(ステップST22)、も
し、その値が所定の値kより小さい場合は、検出ピーク
電流値ISPをそのまま出力する(ステップST2
3)。また、Ip/Iaが所定の値以上である場合、C
PU21により、その検出ピーク電流値ISPに対応す
る補正量Dをメモリ22の電流補正対応テーブル23か
ら検索し(ステップST24)、(1)式で示した演算
を行うことにより(ステップST25)、補正電流値I
PMを求め出力する(ステップST26)。ここで、所
定の値kとして、フィーリングを損なわない程度、1に
近い値、例えば1.1に設定する。
【0054】この電流検出補正部20を用いた場合、モ
ータに流れる電流の平均値Iaに対する検出ピーク電流
値ISPの比が所定値kより大きくなるような目標電流
信号が小さい領域でだけ、検出ピーク電流値ISPを減
算補正し、この補正電流値IPMをフィードバック制御
に用いるため、補正を必要な領域でのみするようになる
ので、適切な補正が行え、最適なフィードバック制御を
行うことができる。
【0055】なお、本実施形態では、検出ピーク電流値
からモータ電流の平均値を減じた値を電流補正量とした
電流補正対応テーブルに用いたことから、補正として減
算補正を行うように説明したが、補正として減算補正に
限らない。すなわち、モータ電流の平均値から検出ピー
ク電流値を減じた値を電流補正量とした電流補正対応テ
ーブルを用いた場合には、加算補正を行い、検出ピーク
電流値をモータ電流の平均値で割った値を電流補正量と
した電流補正対応テーブルを用いた場合には、除算補正
を行い、モータ電流の平均値を検出ピーク電流値で割っ
た値を電流補正量とした電流補正対応テーブルを用いた
場合には、乗算補正を行うようにすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、次の効果を奏する。
【0057】検出ピーク電流値を補正しモータ電流の平
均値に近い値をフィードバック値として制御するため、
目標電流が小さい電流領域、すなわち、直進時ゆっくり
操舵するハンドル切り始め時のアシスト電流が、ねらい
通りの目標電流で制御できるようになり、アシストフィ
ーリングが向上する。また、目標電流通りの電流が流れ
るようになるためセッティングが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動パワーステアリング装置の制
御方法を行うための制御装置における制御部のブロック
構成図である。
【図2】電流検出補正部の第1の具体例を示す構成図で
ある。
【図3】各検出ピーク電流と電流補正量との関係を示す
テーブルをグラフ化した図である。
【図4】補正プログラムのフローチャートである。
【図5】本実施形態の制御方法を用いたときの目標電流
に対するモータ電流の特性を示すグラフである。
【図6】電流検出補正部の第2の具体例を示す構成図で
ある。
【図7】補正プログラムのフローチャートである。
【図8】電動パワーステアリング装置の模式構造図であ
る。
【図9】従来の電動パワーステアリング装置の制御機構
を示す図である。
【図10】従来の制御部のブロック構成図である。
【図11】ピーク電流値検出部とモータ駆動回路とモー
タとバッテリ電源の回路構成を示す図である。
【図12】各電流値の時間変化を示すタイミングチャー
トである。
【図13】各電流値の時間変化を示すタイミングチャー
トである。
【図14】実際のモータ電流の平均値に対する検出ピー
ク電流値を示すグラフである。
【図15】従来の制御方法を用いたときの目標電流に対
するモータ電流の特性を示すグラフである。
【符号の説明】
10 電流検出補正部 11 CPU 12 メモリ 13 補正対応テーブル 14 補正プログラム 20 電流検出補正部 21 CPU 22 メモリ 23 電流補正対応テーブル 24 ピーク電流値−モータ電流平均値対応テ
ーブル 25 補正プログラム 110 モータ 112 手動操舵トルク検出部 114 制御装置 115 目標電流決定部 116 制御部 117 偏差演算部 118 モータ運転制御部 119 モータ駆動部 120 ピーク電流値検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鯉渕 宏之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 田巻 明宏 栃木県宇都宮市平出工業団地18−7 株式 会社ネステック内 Fターム(参考) 3D033 CA03 CA16 CA20 CA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標電流信号に応じて生成されたPWM
    信号で駆動制御するモータに流れるモータ電流のピーク
    値を検出し、この検出ピーク電流値に基づいてフィード
    バック制御を行う電動パワーステアリング装置の制御方
    法において、 前記検出ピーク電流値を補正し、この補正値を前記フィ
    ードバック制御に用いることを特徴とする電動パワース
    テアリング装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 目標電流信号に応じて生成されたPWM
    信号で駆動制御するモータに流れるモータ電流のピーク
    値を検出し、この検出ピーク電流値に基づいてフィード
    バック制御を行う電動パワーステアリング装置の制御方
    法において、 前記モータに流れるモータ電流の平均値に対する前記検
    出ピーク電流値の比が所定値より大きくなるような前記
    目標電流信号の値が小さい領域でだけ、前記検出ピーク
    電流値を補正し、この補正値を前記フィードバック制御
    に用いることを特徴とする電動パワーステアリング装置
    の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記検出ピーク電流値の補正は、電流補
    正対応テーブルに基づいて行うことを特徴とする請求項
    1または2記載の電動パワーステアリング装置の制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記電流補正対応テーブルは、前記モー
    タを用いたときの前記モータに流れる電流の平均値と前
    記検出ピーク電流値との関係から得られることを特徴と
    する請求項3記載の電動パワーステアリング装置の制御
    方法。
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