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JP2003129085A - 粒状洗剤組成物およびその製造方法 - Google Patents

粒状洗剤組成物およびその製造方法

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Publication number
JP2003129085A
JP2003129085A JP2001323211A JP2001323211A JP2003129085A JP 2003129085 A JP2003129085 A JP 2003129085A JP 2001323211 A JP2001323211 A JP 2001323211A JP 2001323211 A JP2001323211 A JP 2001323211A JP 2003129085 A JP2003129085 A JP 2003129085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detergent
manufactured
temperature
anhydrous
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001323211A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensuke Itakura
健介 板倉
Mayumi Hiratsuka
真由美 平塚
Shinichi Fukutome
信一 福留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2001323211A priority Critical patent/JP2003129085A/ja
Publication of JP2003129085A publication Critical patent/JP2003129085A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】少なくとも界面活性剤を含有する粒状洗剤
を製造するにあたり、10水和物を超える塩を形成する
ことが可能な無機物を1種以上含有することを特徴とす
る粒状洗浄剤組成物。 【効果】 本発明の粒状洗浄剤組成物により、流動性
に優れた、固化しにくい粒状洗剤組成物を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動性に優れた、
固化しにくい粒状洗剤の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、製造中における洗剤粒子の流動性、加圧固化性は造
粒工程中に表面改質剤やバインダーなどで洗剤粒子を被
覆したり、冷風の導入などにより粒子を冷却することで
改善してきた。例えば、特開昭61−69897では界
面活性剤とビルダ−を含有する洗剤の噴霧乾燥生成物
を,表面改質剤とバインダ−の存在下に撹拌造粒処理す
ることにより,高密度で流動性に優れた粒状洗剤を得る
ことが提案されている。また、特開平06−27979
2では洗剤成分の混合固形物の水分量を5〜15重量%に調
整し、粒径10μm以下の難溶性微粉末の存在下に20
℃以下の冷風を解砕される混合固形物に対して特定割合
で供給し、解砕処理することにより流動性が良好な合成
粒状洗剤を得ることが提案されている。更には、特開昭
60−96698では、粉砕された洗剤粒子表面に改質
剤(例えばゼオライト)をコーティングして粒子物性を改
善することを提案されている。しかしながら、上記提案
のごとく粒子表面に改質剤を被覆した場合においても夏
場など高温・高湿時には粒子が湿気を含んでしまうた
め、粒子の流動性、固化性は満足いくものではなかっ
た。また、造粒工程で導入されている冷風により被粉砕
物が急激に冷やされることにより過粉砕され、洗剤粒子
が微粉化し、製品規格外の洗剤粒子を多量に製造してし
まう場合があった。一方、特開平03−111498に
は炭素数が8〜22の脂肪酸低級アルキルエステルスル
ホン酸塩の洗剤粒子中での加水分解を抑制することを目
的として、無水炭酸ナトリウム、無水炭酸カリウム、無
水亜硫酸塩を捏和時に配合することが提案されている。
しかし、結晶水を取り得る量が10水塩未満であったた
め、加水分解抑制効果はあるものの、高湿度下での流動
性、加圧固化性については不十分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は高湿
度下においても流動性に優れ、加圧固化しにくい洗剤粒
子を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
鑑み、鋭意研究を重ねた結果、10水和物を超える塩を
形成することが可能な無機物を含有した洗剤粒子を造粒
することにより流動性に優れた、固化しにくい粒状洗剤
組成物を提供できることを見出し、本発明を成すに至っ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明で用いられる10
水和物を超える塩を形成することが可能な無機物とは洗
浄剤組成物由来の水分により10水和物を超える結晶水
塩を形成するものである。該無機物を無水物の状態で使
用することにより洗剤粒子中の水分を結合水として取り
込むため、洗剤粒子の硬さが増す。その結果として、高
湿度下においても流動性の良好な、かつ経時により固化
しにくい洗剤粒子を得ることが出来る。このような無機
物としては具体的に、第二リン酸ナトリウム(無水)
[結晶水塩:Na2HPO4・12H2O(Na2HPO4)]、第三リン酸ナ
トリウム(無水)[結晶水塩:Na 3PO4・12H20(Na3P
O4)]、ナトリウムみょうばん(無水)[結晶水塩:Na
Al(SO4) 2・11-12H20(Na Al(SO4)2)]、硫酸アルミニウム
(無水)[結晶水塩:Al(SO4)3・12、16、18H2O(Al(SO4)
3)]、アルミニウムみょうばん(無水)[結晶水塩:(N
H 4)2SO4・Al2(SO4)3・24H2O((NH4)2SO4・Al2(SO4)3)]、カ
リウムみょうばん(無水)[結晶水塩:K2SO4・Al2(SO4)
3・24H2O(K2SO4・Al2(SO4)3)、K Al (SO4)2・12H2O(K Al(S
O4)2)]、硫酸第二鉄(無水)[結晶水塩:Fe2(SO4)2・1
2H2O(Fe2(SO4)2)]、ケイ酸ナトリウム(無水)[結晶
水塩:Na6Si2O7・11H2O(Na6Si2O7)]などが挙げられる
が、この限りではない(尚、[ ]括弧内は結晶水塩の
構造式を示す)。このうちナトリウムみょうばん[Na A
l(SO4)2・11-12H20(Na Al(SO4)2)]、硫酸アルミニウム
(無水)、アルミニウムみょうばん(無水)、硫酸第二
鉄(無水)、ケイ酸ナトリウム(無水)が好適に用いる
ことが出来る。
【0006】10水和物を超える塩を形成することが可
能な無機物を無水物の状態で0.1〜20質量%、好ま
しくは1〜10質量%、より好ましくは2〜5質量%を
含有せしめ洗剤粒子を造粒する。0.1質量%未満では
粒子物性改善の効果は得られず、また20質量%を超え
ると、洗剤粒子の溶解性及び洗浄力劣化の原因になるた
め好ましくない。
【0007】本発明の効果に加えて、加水分解による性
能/臭気劣化に結びつくような界面活性剤原料(例え
ば、α−SF(C14−16アルキル鎖をもつアルファ
スルホ脂肪酸ナトリウム及びカリウム及びマグネシウ
ム)、R1CO(OA)nOR2で示される脂肪酸アルキ
ルエステルアルコキシレート(R1CO:炭素数6〜2
2、好ましくは8〜18の脂肪酸残基、OA:アルキレ
ンオキシドなど)を使用した場合、加水分解の原因であ
る自由水が少なくなるために、その劣化を防ぐことが出
来る。
【0008】本発明においては、上記10水和物を超え
る塩を形成することが可能な無機物(無水塩)に加え、
ゼオライト及び/又は無水炭酸ナトリウム及び/又は無
水炭酸カリウムを洗剤粒子に含有せしめることにより、
その粒子物性および洗浄性能を更に向上させることが出
来る。ゼオライトは10〜40質量%を洗剤粒子に含有
させ、その一部を洗剤粒子に対し0.1〜5.0%コー
ティングさせることが好ましい。10質量%未満の場合
は洗浄力が低下し、40質量%を超えた場合は捏和性、
または造粒性が悪化する、即ち粒子状とはならずに粉の
ままとなってしまうため好ましくない。また、ゼオライ
トコーティングにおいては、0.1質量%未満の場合は
流動性や加圧固化性が悪化し、5質量%を超えた場合は
流動性が低下するために好ましくない。無水炭酸ナトリ
ウム及び又は無水炭酸カリウムはその合計が10〜50
質量%になるように洗剤粒子に含有させることが好まし
い。10質量%未満の場合は洗浄力が低下し、50質量
%を超えた場合は捏和性、または造粒性が悪化する即ち
粒子状とはならずに粉のままとなってしまうため好まし
くない。
【0009】本発明の高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方
法としては、少なくとも粉体状の洗剤原料を用い、一般
に結合剤(バインダー)を使用して造粒処理を行う。代
表的な造粒方法としては、捏和・粉砕法と撹拌造粒法が
ある。捏和・粉砕法においては噴霧乾燥品あるいは粉体
状の洗剤原料と結合剤、10水和物を超える塩を形成す
ることが可能な無機物(無水塩)とを混練押出し機に導
入し、圧密化処理を行う。混練機により押出された捏和
物はペレッターにより適当な長さに切断され、ついで粉
砕機により粉砕・造粒され洗剤粒子になる。10水和物
を超える塩を形成することが可能な無機物(無水塩)が
水分を結合水として取り込むのはある程度の時間が必要
である。そのため、粉砕直前のもの(例えば捏和直後の
ようなもの)は適度な柔らかさを有しており、過粉砕さ
れにくくなる。そのため、粉立ちや溶解性に悪影響を与
える粒子径の小さい微粉洗剤量が減少でき、更には目標
とする粒度の洗剤を得やすくなる。撹拌造粒法では、造
粒手段として撹拌造粒を用い、その後に粗粒子(粒子径
の大きいもの)について粉砕を行なって洗剤粒子とす
る。この造粒法においても、上記理由から目標とする粒
度の洗剤を得やすくなるのである。
【0010】本発明では10水和物を超える塩を形成す
ることが可能な無機物(無水塩)を捏和工程あるいは撹
拌造粒工程の前で配合することにより、更に流動性に優
れた、固化しにくい粒状洗剤組成物を提供できる。該無
機塩(無水塩)を捏和工程後あるいは撹拌造粒工程以後
に配合しても良いが、洗剤粒子表面上に該無機塩(無水
塩)が被覆された状態となり、粒子内部の自由水を結合
水として取り込みづらくなり、その効果は小さくなる可
能性がある。また、10水和物を超える塩を形成するこ
とが可能な無機物(無水塩)は、噴霧乾燥後に配合する
ことが望ましいが、噴霧乾燥前に配合してもその効果は
得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明について、実施例、比較例によ
り更に詳細に説明するが、本発明の範囲は、これらの例
によって何ら限定されるものではない。 <製造例1>以下表(表中、各組成は、質量部単位の数
値で表わされている。)に示す乾燥粉成分を、水道水
(東京都江戸川区)に溶解分散させ(回転数:60rp
m、ジャケット温度:70℃)、固形分濃度約60質量
%のスラリーを調製した。これを向流式乾燥塔を用い、
後記の条件でスプレー乾燥し、後記の物性の乾燥粒子を
得た。この乾燥粒子と共に、造粒工程添加成分及び水道
水(東京都江戸川区)を、連続ニーダー((株)栗本鐵
工所製、KRC−S4型)に投入し、捏和して(回転数
135rpm、ジャケット温度約50℃)不定形固形洗
剤を形成し、これをペレッターダブル(不二パウダル
(株)製、EXD−100型)に投入し、約10mmφ
のダイスから押し出すと同時に切断し、ペレット状固形
洗剤(直径約10mm、長さ70mm以下)を得た(ペ
レッター(カッター)のカッター周速は5m/s)。次
いで、得られたペレット状固形洗剤に、破砕助剤として
表1〜6に記載のものを添加し(助剤種・量は、表中に
記載)、温風(温度約30℃、風(気)と捏和物(固)
の比率は気/固=約3.0m3/kg、風速約20m/
s)共存下で3段直列に配置されたフィッツミル(ホソ
カワミクロン(株)製、DKSO−6型)を用いて粉砕
(破砕処理)した。最後に転動ドラム内(水平円筒型転
動造粒機[直径60cm高さ48cm]に投入し、2分間
撹拌[フルード数0.14])で1.0%相当分(対破砕
品)のゼオライトを加え表面被覆、洗浄剤粒子(平均粒
子径約500μm)を得た。 [スラリー調製条件] ・配合しない成分:酵素、香料、色素、漂白剤、漂白活
性化剤、ノニオン界面活性剤、層状シリケート、シリカ ・温度 :約70℃ ・pH :10〜11.5 [噴霧乾燥条件] ・噴霧乾燥装置 :向流式、塔径2.0m、有効長5.
0m ・微粒化方式 :加圧ノズル方式 ・噴霧圧力 :約30kg/cm2 ・熱風入口温度 :260℃ ・熱風出口温度 :90℃ ・排出方法 :塔底部にゼオライトを冷風とともに
導入し、流動性改善を施した後に排出 [噴霧乾燥粒子の物性] ・平均粒子径 :約400μm ・目開き150μmの篩通過:約10質量% ・目開き1000μmの篩上:約3質量% ・嵩密度 :約300g/L ・安息角 :40度 ・水分 :約5.5質量% ・冷風 :導入されるエアーは、リサイクルエア
ーのみ、フレッシュエアーのみ、リサイクルエアーとフ
レッシュエアーの混合エアーいずれでも良く、いずれの
エアーを導入しても破砕機付着には影響しない。リサイ
クルエアーを使用した場合、そのエアー中の揮発分回収
率は0.1〜1.5%程度であり、フレッシュエアー投
入量としては、リサイクルエアーに対して0〜15%程
度である。(製造例1〜6共通) ・温風 :導入されるエアーは、リサイクルエア
ーのみ、フレッシュエアーのみ、リサイクルエアーとフ
レッシュエアーの混合エアーいずれでも良く、いずれの
エアーを導入しても破砕機付着には影響しない。リサイ
クルエアーを使用した場合、そのエアー中の揮発分回収
率は1.0〜3.5%程度であり、フレッシュエアー投
入量としては、リサイクルエアーに対して0〜15%程
度である。(製造例1〜6共通)
【0012】<製造法2>α−SF(アルファスルホ脂
肪酸メチルエステルナトリウム塩)スラリー水分約26
質量%、粘度7Pa・s(ブルックフィールド型(B
型)粘度計により測定))を能力約115kg/hr、
蒸発効率約17kg/hrの真空薄膜蒸発装置(エクセ
バ(神鋼パンテック製)、伝面(スラリーと接する面
積)0.5m2、クリアランス3mm、)に導入し、内
壁加熱温度約115℃、真空度約0.45MPa、回転
羽根周速11m/sの条件で濃縮を行った。得られた濃
縮物の物性は、水分約20%、粘度20Pa・s(ブル
ックフィールド型(B型)粘度計により測定)であっ
た。次いで、得られた濃縮物とその他造粒工程添加成分
および水道水(東京都江戸川区)を連続ニーダー((株)
栗本鐵工所製、KRC−S4型)に投入し、捏和して
(回転数135rpm、ジャケット温度約80℃)不定
形固形洗剤を形成し、これをペレッターダブル(不二パ
ウダル(株)製、EXD−100型)に投入し、約10
mmφのダイスから押し出すと同時に切断し、ペレット
状固形洗剤(直径約10mm、長さ70mm以下)を得
た(ペレッター(カッター)のカッター周速は5m/
s)。次いで、得られたペレット状固形洗剤に破砕助剤
として表1〜6記載のものを添加し(助剤種・量は、表
中に記載)、温風(温度:約35℃、風(気)と捏和物
(固)の比率は気/固=約4.0m3/kg、風速18m
/s)共存下で3段直列に配置されたフィッツミル(ホ
ソカワミクロン(株)製、DKSO−6型)を用いて粉砕
した。最後に転動ドラム内(水平円筒型転動造粒機[直径
60cm高さ48cm]に投入し、2分間撹拌[フルード
数0.14])で1.0%相当分(対破砕品)のゼオライ
トを加え表面被覆、洗浄剤粒子(平均粒子径約500μ
m)を得た。
【0013】<製造例3>以下表1〜6に示す乾燥粉成
分を、水道水(東京都江戸川区)に溶解分散させ(回転
数60rpm、ジャケット温度70℃)、固形分濃度約
60質量%のスラリーを調製した。これを向流式乾燥塔
を用いてスプレー乾燥し(条件は製造法1参照)、乾燥
粒子を得た(粒子物性は製造法1と同様)。この乾燥粒
子と共に、造粒工程添加成分および水道水(東京都江戸
川区)を連続ニーダー((株)栗本鐵工所製、KRC−S
4型)に投入し、捏和して(回転数135rpm、ジャ
ケット温度40〜60℃)不定形固形洗剤を形成し、こ
れをペレッターダブル(不二パウダル(株)製、EXD
−100型)に投入し、約10mmφのダイスから押し
出すと同時に切断し、ペレット状固形洗剤(直径約10
mm、長さ70mm以下)を得た(ペレッター(カッタ
ー)のカッター周速は5m/s)。次いで、得られたペ
レット状固形洗剤に破砕助剤として表1〜6に記載のも
のを添加し(助剤種・量は、表中に記載)、冷風(温度
約15℃、風(気)と捏和物(固)の比率は気/固=約
2.5m3/kg、風速20m/s)共存下で3段直列
に配置されたフィッツミル(ホソカワミクロン(株)
製、DKSO−6型)を用いて粉砕した。最後に転動ド
ラム内(水平円筒型転動造粒機[直径60cm高さ48
cm]に投入し、2分間撹拌[フルード数0.14])
で1.0%相当分(対破砕品)のゼオライトを加え表面
被覆、洗浄剤粒子(平均粒子径約500μm)を得た。
【0014】<製造例4>以下表1〜6に示す乾燥粉成
分を、水道水(東京都江戸川区)に溶解分散させ(回転
数60rpm、ジャケット温度70℃)、固形分濃度約
60質量%のスラリーを調製した。これを向流式乾燥塔
を用いてスプレー乾燥し(条件は製造法1参照)、乾燥
粒子を得た(粒子物性は製造法1と同様)。また、SF
はそのスラリー(水分約26質量%、粘度7Pa・s
(ブルックフィールド型(B型)粘度計により測定))
を能力約115kg/hr、蒸発効率約17kg/hr
の真空薄膜蒸発装置(エクセバ(神鋼パンテック製)、
伝面(スラリーと接する面積)0.5m2、クリアラン
ス3mm、)に導入し、内壁加熱温度約115℃、真空
度約0.45MPa、回転羽根周速11m/sの条件で
濃縮を行った。得られた濃縮物の物性は、水分約20
%、粘度20Pa・s(ブルックフィールド型(B型)
粘度計により測定)であった。次いで、上記で得られた
乾燥粒子と共に、造粒工程添加成分(α−SFは上記製
造方法により得られた濃縮物として添加)および水道水
(東京都江戸川区)を連続ニーダー((株)栗本鐵工所
製、KRC−S4型)に投入し、捏和して(回転数13
5rpm、ジャケット温度40〜60℃)不定形固形洗
剤を形成し、これをペレッターダブル(不二パウダル
(株)製、EXD−100型)に投入し、約10mmφ
のダイスから押し出すと同時に切断し、ペレット状固形
洗剤(直径約10mm、長さ70mm以下)を得た(ペ
レッター(カッター)のカッター周速は5m/s)。次
いで、得られたペレット状固形洗剤に破砕助剤として表
1〜6に記載のものを添加し(助剤種・量は、表中に記
載)、冷風(温度約15℃、風(気)と捏和物(固)の
比率は気/固=約2.5m3/kg、風速20m/s)
共存下で3段直列に配置されたフィッツミル(ホソカワ
ミクロン(株)製、DKSO−6型)を用いて粉砕し
た。最後に転動ドラム内(水平円筒型転動造粒機[直径
60cm高さ48cm]に投入し、2分間撹拌[フルー
ド数0.14])で1.0%相当分(対破砕品)のゼオ
ライトを加え表面被覆、洗浄剤粒子(平均粒子径約50
0μm)を得た。
【0015】<製造例5>以下表1〜6に示す造粒工程
添加成分をレーディゲミキサー((株)マツボー製、M
−20型)に投入(充填率50%)し、主軸200rp
m、チョッパー6000rpmの条件で撹拌しながら
(撹拌温度:室温)、撹拌造粒を行った(撹拌温度室
温)。最後にゼオライト5%相当分(対造粒品)を添加
して30秒撹拌して表面被覆、洗浄剤粒子(平均粒子径
約500μm)を得た。
【0016】<製造例6>以下表1〜6に示す乾燥粉成
分を水道水(東京都江戸川区)に溶解分散させ(回転数
60rpm、ジャケット温度70℃)、固形分濃度約6
0質量%のスラリーを調製した。これを向流式乾燥塔を
用いてスプレー乾燥し(条件は製造法1参照)、乾燥粒
子を得た(粒子物性は製造法1と同様)。得られた乾燥
粒子をレーディゲミキサー((株)マツボー製、M−2
0型)に投入(充填率50%)し、主軸200rpm、
チョッパー6000rpmの条件で撹拌しながら(撹拌
温度:室温)、造粒工程添加成分と水道水(東京都江戸
川区)を添加し、撹拌造粒を行った(撹拌温度:室
温)。最後にゼオライト5%相当分(対造粒品)を添加
して30秒撹拌して表面被覆、洗浄剤粒子(平均粒子径
約500μm)を得た。
【0017】<製造例7>以下表1〜6に示す乾燥粉成
分を、水道水(東京都江戸川区)に溶解分散させ(回転
数60rpm、ジャケット温度70℃)、固形分濃度約
60質量%のスラリーを調製した。これを向流式乾燥塔
を用いてスプレー乾燥し(条件は製造法1参照)、乾燥
粒子を得た(粒子物性は製造法1と同様)。この乾燥粒
子と共に、造粒工程添加成分および水道水(東京都江戸
川区)を連続ニーダー((株)栗本鐵工所製、KRC−S
4型)に投入し、捏和して(回転数135rpm、ジャ
ケット温度40〜60℃)不定形固形洗剤を形成し、こ
れをペレッターダブル(不二パウダル(株)製、EXD
−100型)に投入し、約10mmφのダイスから押し
出すと同時に切断し、ペレット状固形洗剤(直径約10
mm、長さ70mm以下)を得た(ペレッター(カッタ
ー)のカッター周速は5m/s)。次いで、得られたペ
レット状固形洗剤に破砕助剤として表1〜6に記載のも
のを添加し(助剤種・量は、表中に記載)、冷風(温度
約15℃、風(気)と捏和物(固)の比率は気/固=約
2.5m3/kg、風速20m/s)共存下で3段直列
に配置されたフィッツミル(ホソカワミクロン(株)
製、DKSO−6型)を用いて粉砕した。最後に転動ド
ラム内(水平円筒型転動造粒機[直径60cm高さ48
cm]に投入し、2分間撹拌[フルード数0.14])
で1.0%相当分(対破砕品)のゼオライトおよび所定
量の無機物を加え表面被覆、洗浄剤粒子(平均粒子径約
500μm)を得た。 <製造例8>以下表1〜6に示す造粒工程添加成分をレ
ーディゲミキサー((株)マツボー製、M−20型)に
投入(充填率50%)し、主軸200rpm、チョッパ
ー6000rpmの条件で撹拌しながら(撹拌温度:室
温)、撹拌造粒を行った(撹拌温度室温)。最後にゼオ
ライト5%相当分(対造粒品)および所定量の無機物を
添加して30秒撹拌して表面被覆、洗浄剤粒子(平均粒
子径約500μm)を得た。 [評価方法] 流動性評価(安息角の測定) 35℃、85%RHの部屋に一週間放置した後、安息角
の測定を行ない、以下の基準にて評価した。 ◎:40°以下 ○:41°〜50° △:51°〜60° ×:61°以上 粒子硬度 表1の組成で得られた洗浄剤粒子を35℃、85%RH
の部屋に一週間放置した。その後、粉温を25℃の恒温
槽にて一定温度にしてから約15g測り取り、アグロボ
ット(ホソカワミクロン製)にて、圧縮崩壊強度を測定し
た。得られる値が大きいほど粒子の強度が硬いというこ
とになる。許容範囲は0.50以上で、0.50未満で
あると加圧固化性が悪化するため好ましくない。 加圧固化性 内径が60mmφの円筒状容器に表1の組成で得られた
洗浄剤粒子を深さ550mmまで入れ、上から2kgf
58mmφのおもりを載せ、35℃、85%RHの部屋
に一週間放置した。その後、固化したものを目開き3.
35mmの篩上に容器から取り出して10回タッピング
し、篩上に残った固化物の重量を測定した。仕込み重量
を100%として、その固化率%を求めた。許容範囲は
35%未満であり、35%以上であると、長期放置した
製品の固化の原因となるため好ましくない。 加水分解率 [α−SFの加水分解率]全アニオン界面活性剤量をメ
チレンブルー逆滴定法(JIS番号:3362)によっ
て求め、あらかじめ設定したアニオン界面活性剤の配合
比率からα−スルホ脂肪酸エステル塩とα−スルホ酸ジ
塩との合計量Mを求める。次に、洗剤組成物(2.0
g)をpH11、50℃の90%エタノール溶液(50
ml)で処理(50℃のウォーターバスで10分間撹
拌)し、α−スルホ酸ジ塩を不溶分として分離し、メチ
レンブルー逆滴定法によりジ塩の量Sを求め、次式より
加水分解率Dを求める。 D=(S/M)×100% 上記操作により、洗剤組成物の製造直後及び35℃、8
5%RHで密閉容器内に1ヶ月放置の加水分解率を求
め、次式より加水分解増加率を算出する。 加水分解率=(1ヶ月後の加水分解率)−(製造直後の
加水分解率) 許容範囲は30%未満であり、30%以上であると加水
分解が起こり、洗剤の性能及び臭気劣化の原因となるた
め好ましくない。 [ポリオキシアルキレン脂肪酸アルキルエステルの加水
分解率]ポリオキシアルキレン脂肪酸アルキルエステル
が加水分解すると石鹸が生成することを利用し、その石
鹸を評品としてHPLCにて加水分解率を求める。上記
測定により、洗剤組成物の製造直後及び35℃、85%
RHで密閉容器内に1ヶ月放置の加水分解率を求め、次
式より加水分解増加率を算出する。 加水分解率=(1ヶ月後の加水分解率)−(製造直後の
加水分解率) 許容範囲は35%未満であり、30%以上であると加水
分解が起こり、洗剤の性能及び臭気劣化の原因となるた
め好ましくない。
【0018】[使用原料]以下、本発明において使用した
原料を示す。尚、「%」は質量%を意味する。 ○α−SF−Na:下記製造方法によって得られた、C
14−16アルキル鎖をもつアルファスルホ脂肪酸ナト
リウム(純分65.6%とその他、メチルサルフェート
3.28%、硫酸ナトリウム1.31%、アルファスル
ホ脂肪酸ナトリウムのジ塩3.08%、メタノール1.
51%、未反応メチルエステル1.21%、水24.0
1%)、但し、このアルファスルホ脂肪酸ナトリウムは
洗剤組成物の製造工程中で7%相当分が、さらに洗剤組
成物の長期保存において25%相当分がアルファスルホ
脂肪酸ナトリウムのジ塩に変化することがある。 (製造方法)薄膜式反応装置(単管式、内径=10m
m、リアクター長さ=2.5m)により原料化合物とし
てミリスチン酸メチル(ライオン(株)製、パステルM−
14)とパルミチン酸メチル(ライオン(株)製、パステ
ルM−16)を重量比で2:8で混合した脂肪酸メチル
エステル(ヨウ素価0.40、分子量264)を用い、
SO3ガス系設備としては液体SO3を用い、希釈ガスと
しては窒素ガスを用い8%SO3含有不活性ガスとし、
反応モル比(SO3/メチルエステル)=1.2でガス
吸収反応を薄膜式反応装置で行ない、気液分離後、80
℃、60分熟成反応を行ない反応率=97%のスルホン
酸を得た。次いでメタノール20重量%対スルホン酸、
35%過酸化水素水(過酸化水素純分として2%対スル
ホン酸)を添加、均一混合後、80℃―180分漂白反
応を行った。次いで水酸化ナトリウム水溶液により中和
反応を行ない47%濃度(界面活性剤濃度)の中和物を
得、リサイクルフラッシュ濃縮によりメタノール(後工
程で精留により再利用)、水を蒸発させ65.6%濃度
(界面活性剤濃度)の濃縮中和物を得た。色調(5重量
%エタノール溶液を40mm光路長、No.42ブルー
フィルターを用いてクレット光電光度計で測定)は30
であった。 ○LAS:ライポンLH−200(ライオン(株)社
製:2001年2月購入) ○AOS−K:下記の製造方法によって得られた、炭素
数14:16:18=15:50:35のα−オレフィ
ンスルホン酸カリウムとヒドロキシアルキルスルホン酸
カリウムの混合物(純分70%、αオレフィンスルホン
酸カリウム:ヒドロキシアルキルスルホン酸カリウムの
比率は7:3、残部は未反応α-オレフィン、硫酸ナト
リウム、サルトン、水酸化ナトリウム、水など) (製造方法)25℃のα―オレフィン(ダイアレン14
8、三菱化学(株)製)を970kg/hrの能力で連
続的にTOリアクター(TO―500、ライオン(株)
製、フィルム型反応器)内に投入し、内部でSO3ガス
と接触させることでスルホン化反応を行い、約35℃の
α−オレフィンスルホン酸と不純物(主にサルトン)を
含むスルホン化物を得た。このスルホン化物1370k
g/hrに対し苛性カリ630kg/hr(水分52%
水溶液)を添加して中和反応を行い、不純物を含むα−
オレフィンスルホン酸カリウムを得た。この不純物中の
サルトンを加水分解させるためシェルアンドチューブ型
熱交換器を通して温度を140℃まで加熱、更に、反応
蛇管中に1.4MPaのスチームを通して170℃に保
ち、加水分解を促進させた。その後、圧力1MPaでフ
ラッシュ濃縮・脱水を行い、水分を約27%にした。こ
うして得られたAOS−Kの純分は通常66〜74%
で、主成分はα−オレフィンスルホン酸カリウム(約7
0%)とヒドロキシアルキルスルホン酸カリウム(約3
0%)から成り、カラーは(10%溶液LK値)70、
遊離アルカリ分(KOH)1.8%(対AOS−K純
分)である。 ○石鹸:以下の製造方法により得られた石鹸は、AIが
66〜67%であり、不純物として、約0.01%の脂
肪酸、約0.2%の未反応脂肪酸エステル、約0.2%
のNaOH、約0.4%のメタノールを含む。 (製造方法)40〜60℃の脂肪酸メチルエステル(パ
ステルM−C*O、ライオンオレオケミカル(株)製)
1576kg/h、40〜60℃の48%NaOH水溶
液445kg/h、水(ライオン千葉工場中水)336
kg/hを連続的にミキシングポンプに導入し、シェル
&チューブ型補熱器、及び予熱器で110〜130℃に
保ちながら、9〜10分間鹸化反応を進行させた(反応
率99.5〜99.8%)。ついで塔頂圧0.2〜0.
6kPa、塔頂温度98〜100℃にしたフラッシュ蒸
発装置に導入し、滞留時間40分で反応生成物であるメ
タノールを蒸発させた。最後にメタノールを取り除いた
石鹸をパドル型撹拌羽根を有する撹拌槽に導入し、滞留
時間140分で撹拌しながら98℃に保ちつつ80℃温
水を添加して、石鹸濃度が66〜67%になるように濃
度調整を行った。 ○ノニオン1:ダイアドール13(三菱化学(株)製)
の酸化エチレン平均12〜15モル付加体は以下の製造
方法により得られた。 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)社製)中にダイヤドール13(三菱化学(株)
社製)400gおよび30%NaOH水溶液2.3gを
仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら
昇温した(途中、温度100℃で30分間脱水をす
る)。次いで、温度を180℃、圧力を300kPaに
維持しながらエチレンオキサイド(EO:三菱化学
(株)社製)1056g(平均付加モル数:12)〜1
320g(平均付加モル数:15)を導入し、ダイヤド
ール13とEOとの反応を行った。最後に30分熟成
し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン界面活性剤中
の不純物はPEG約2.0%、未反応アルコール約0.
9%であった。 ○ノニオン2:ダイアドール13(三菱化学(株)製)
の酸化エチレン平均25モル付加体は以下の製造方法に
より得られた。 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)社製)中にダイヤドール13(三菱化学(株)
社製)400gおよび30%NaOH水溶液2.3gを
仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら
昇温した(途中、温度100℃で30分間脱水をす
る)。次いで、温度を180℃、圧力を300kPaに
維持しながらエチレンオキサイド(EO:三菱化学
(株)社製)2200g(平均付加モル数:25)を導
入し、ダイヤドール13とEOとの反応を行った。最後
に30分熟成し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン
界面活性剤中の不純物はPEG約2.0%、未反応アル
コール約0.4%であった。 ○ノニオン3:ダイアドール13(三菱化学(株)製)
の酸化エチレン平均15モル、酸化プロピレン3モル付
加体は以下の製造方法により得られた。 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)社製)中にダイヤドール13(三菱化学(株)
社製)400gおよび30%NaOH水溶液2.3gを
仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら
昇温した(途中、温度100℃で30分間脱水をす
る)。次いで、温度を180℃、圧力を3atmに維持
しながらエチレンオキサイド(EO:三菱化学(株)社
製)1320g(平均付加モル数:15)を導入し、ダ
イヤドール13とEOとの反応を行い、30分熟成し
た。その後反応液を温度120℃まで冷却し、温度12
0℃圧力300kPaを維持しながらプロピレンオキサ
イド(PO:旭硝子(株)社製)350g(平均付加モ
ル数:3)を導入し、反応を行なった。最後に30分熟
成し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン界面活性剤
中の不純物はPEG約2.0%、未反応アルコール約
0.7%であった。 ○ノニオン4:エマレックス705(ラウリルアルコー
ルに酸化エチレン平均5モル付加体:日本エマルジョン
(株)社製:1999年10月購入) ○ノニオン5:パステルM−181(オレイン酸メチル
エステル:ライオン(株)社製)の酸化エチレン平均1
5モル付加体は以下の製造方法により得られた。 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)社製)中にパステルM−181(ライオン
(株)社製)400gおよび触媒(マグネシウム・アル
ミニウム・マンガンの複合水酸化物を窒素雰囲気下80
0℃で3時間熟成し、Mg/Al/Mnの複合酸化物にせし
めたもの)1.2gと40%KOH水溶液0.12gを
仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら
昇温した(途中、温度100℃で30分間脱水をす
る)。次いで、温度を180℃、圧力を3atmに維持
しながらエチレンオキサイド(EO:三菱化学(株)社
製)899g(平均付加モル数:15)を導入し、パス
テルM−181とEOとの反応を行なった。最後に30
分熟成し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン界面活
性剤中の不純物はPEG約2.0%、未反応アルコール
約0.7%であった。 ○ゼオライト:4A型ゼオライト(水沢化学(株)製:
2001年2月購入) ○炭酸カリウム:食添グレード(旭硝子(株)製:20
01年1月購入) ○亜硫酸ナトリウム:無水亜硫酸曹達(神洲化学(株)
製:2001年1月購入) ○炭酸ナトリウム:粒灰(旭硝子(株)製:2001年
1月購入) ○MA剤(マレイン酸、アクリル酸の共重合体):アク
アリックTL−400(日本触媒製:2001年2月購
入) ○芒硝:中性無水芒硝(四国化成工業(株)製:199
9年2月購入) ○PAA(アクリル酸の重合体):ジュンロンPW−1
11、平均分子量400万(日本純薬(株)製) ○珪酸ナトリウム:JIS1号珪酸ナトリウム(日本化
学工業製:2000年4月購入) ○モンモリロナイト:ラウンドロジル(SUDCHEM
IE社製:2000年8月購入) ○ホワイトカーボン:トクシールN((株)トクヤマ
製:2001年2月購入) ○硫酸アルミニウム(無水):純正化学(株)社製試薬
(2001年3月購入) ○硫酸第二鉄(無水):純正化学(株)社製試薬(20
01年3月購入) ○第二リン酸ナトリウム(無水):純正化学(株)社製
試薬(2001年3月購入) ○珪酸ナトリウム(無水):純正化学(株)社製試薬
(2001年3月購入) ○第三リン酸ナトリウム(無水):純正化学(株)社製
試薬(2001年3月購入) ○アルミニウムみょうばん(無水):純正化学(株)社
製試薬(2001年3月購入) ○蛍光剤:チノパールCBS−X(チバスペシャリティ
ケミカルズ:1999年12月購入)または/あるいは
AMS−GX(チバスペシャリティケミカルズ:199
9年12月購入) ○ゼオライト(粉砕助剤):ゼオライト(コスモ社製:
2000年1月購入) ○炭酸ナトリウム(粉砕助剤):粒灰(旭硝子(株)
製:2001年1月購入)を平均粒径10〜20μmに
粉砕(ACMパルベライザ ACM−10型 ホソカワ
ミクロン(株)社製)したもの ○酵素:ノボノルディスク社製、プロテアーゼ・リパー
ゼ混合酵素、2000年入手 ○色素:青色色素(群青)35%溶液(大日精化工業
(株)製)2000年入手 ○香料:下記表7に組成を示す。
【0019】
【表7】 香料組成 香料組成物 質量% アンブレット・シードオイル 0.001 ミモザコンクリート 0.002 アジョワンオイル 0.001 フェンネルオイル 0.002 アビエスオイル 0.030 カナンガオイル 1.000 イリスレジノイド 0.050 エレミオレオレジン 0.001 エレミアブソリュート 2.000 オークモスアブソリュート 0.100 オリバナムレジノイド 0.060 オレガノオイル 0.070 プチグレンオイル 0.200 オレンジオイル 1.400 クローブオイル 0.600 ガルバナムレジノイド 0.050 キャラウェーシードオイル 0.060 グァヤックウッドオイル 0.500 クラリセージオイル 0.300 コパイババルサム 0.900 コリアンダーオイル 0.200 シトロネラオイル 0.300 ジャスミンコンクリート 0.600 スチラックスオイル 0.700 ゼラニウムオイル 1.100 トルーバルサム 0.200 ナツメッグオイル 0.050 パインオイル 0.060 パチョリオイル 1.500 ハッカオイル 0.200 バニラアブソリュート 0.006 ベチバーオイル 0.050 ベルガモットオイル 0.020 ベンゾインレジノイド 0.050 ボアドローズオイル 0.010 マンダリンオイル 0.006 ユーカリオイル 0.010 ライムオイル 0.005 ラブダナムオイル 0.600 ラベンダーオイル 0.080 ラバンジンアブソリュート 0.200 レモンオイル 0.300 レモングラスオイル 0.050 ローズコンクリート 0.200 ローズマリーオイル 0.060 ファルネセン 0.002 セドレン 0.100 α−ピネン 0.060 β−ピネン 0.003 リモネン 0.100 3−カレン 0.002 β−カリオフィレン 0.060 ミルセン 0.003 p−サイメン 0.001 ジフェニルメタン 0.080 オレンジテルペン 0.100 ペパーミントテルペン 0.020 ローズワックス 0.050 ジャスミンワックス 0.030 ゲラニオール 3.000 セドロール 1.000 シトロネロール 2.000 ネロール 0.500 リナロール 5.000 テトラヒドロリナロール 1.000 ミルセノール 0.500 ジヒドロミルセノール 0.150 テトラヒドロミルセノール 0.022 テルピネオール 2.000 ファルネソール 0.030 ネロリドール 0.500 パチョン 0.500 メントール 0.300 1−オクタノール 0.030 1−ノナノール 0.020 リーフアルコール 0.500 マツタケオール 0.001 ロザルバ 0.500 オシロール 0.500 サンタリノール 2.000 ベンジルアルコール 0.500 アニスアルコール 0.550 β−フェニルエチルアルコール 2.000 スチラリルアルコール 0.500 シンナミックアルコール 1.000 ジメトール 0.005 バクダノール 2.000 サンダロール 0.500 マイヨール 0.002 アンブリノール 0.004 チンベロール 0.004 ボルネオール 0.030 イソボルネオール 0.030 ポリサントール 0.200 フェノキシエチルアルコール 0.030 シトロネラール 0.002 シトラール 0.008 ヒドロキシシトロネラール 0.005 ペリラアルデヒド 0.020 n−オクタナール 0.100 n−ノナナール 0.005 1−デカナール 0.200 ウンデカナール 0.070 ドデカナール 0.100 cis−3−ヘキセナール 0.100 アドキサール 0.150 ベルガマール 0.100 ミュゲアルデヒド 0.500 トリプラール 0.500 デュピカール 0.005 マイラックアルデヒド 0.400 ベンズアルデヒド 0.001 フェニルアセトアルデヒド 0.002 ジャスモランジ 0.050 ブルジェオナール 0.500 シクラメンアルデヒド 1.000 フロラロゾン 0.050 シンナミックアルデヒド 0.001 アニスアルデヒド 1.000 バニリン 0.200 エチルバニリン 0.200 ヘリオトロピン 0.800 ヘリオナール 0.050 リラール 2.000 リリアール 2.000 α−アミルシンナミックアルデヒド 1.000 α−ヘキシルシンナミックアルデヒド 2.000 カルボン 0.001 メントン 0.080 ショウ脳 0.007 ヌートカトン 0.001 メチルヘプテノン 0.001 コアボン 0.030 メチルラベンダーケトン 0.001 cis−ジャスモン 0.500 イソジャスモン 0.006 シクロテン 0.001 p−tert−ブチルシクロヘキサノン 0.001 オリボン 0.020 ネロン 0.010 マルトール 0.001 エチルマルトール 0.001 メチルナフチルケトン 0.200 4−ダマスコール 0.100 ラズベリーケトン 0.100 ダマセノン 0.020 ダマスコン 0.200 α−ダイナスコン 0.001 ヨノン 0.200 メチルヨノン 2.000 ベルトフィックス 1.000 カロン 0.001 カシュメラン 0.400 ムスコン 0.400 エキザルトン 0.100 ムスクTM−II 0.010 セレストリド 0.030 トラセオライド 0.700 トナリド 5.000 イソ・イー・スーパー 4.000 ギ酸シトロネリル 0.001 ギ酸ゲラニル 0.001 ギ酸ネリル 0.001 酢酸cis−3−ヘキセニル 0.030 エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート 0.002 アリルアミルグリコレート 0.200 酢酸エチル 0.050 酢酸リナリル 1.000 酢酸シトロネリル 0.400 酢酸ゲラニル 0.800 酢酸ネリル 0.050 酢酸ラバンジュリル 0.001 酢酸テルピニル 0.300 酢酸イソボルニル 0.002 酢酸セドリル 1.000 酢酸グアヤック 0.200 ベルテネックス 0.200 ベルドックス 0.100 酢酸トリシクロデセニル 0.500 酢酸ベンジル 1.000 酢酸フェニルエチル 0.500 酢酸スチラリル 0.020 ローズフェノン 0.010 酢酸シンナミル 0.100 酢酸ジメチルベンジルカルビニル 0.500 アセチルオイゲノール 0.010 アセチルイソオイゲノール 0.010 フルテート 0.030 ジャスマール 0.050 プロピオン酸トリシクロデセニル 0.100 プロピオン酸ベンジル 0.001 マンザネート 0.010 シクロガルバネート 0.001 ジャスモン酸メチル 0.002 ヘディオン 0.500 ベラモス 0.050 アルデヒドC−16 0.001 ケイ皮酸メチル 0.001 ケイ皮酸エチル 0.003 サリチル酸エチル 0.010 サリチル酸ベンジル 0.300 セドランバー 0.700 アンサー 0.001 リナロールオキサイド 0.001 ヘルボオキサイド 0.030 シクランバー 0.200 アンブロキサン 0.500 グリサルバ 0.010 1,8−シネオール 0.010 ガラクソリド50%ジプロピレングリコールDPG−FC溶液 6.500 ローズオキサイド 0.002 アネトール 0.050 β−ナフトールメチルエーテル 0.050 β−ナフトールエチルエーテル 0.010 メチルイソオイゲノール 0.001 メチルオイゲノール 0.004 ジフェニルオキサイド 0.010 ベンジルイソオイゲノール 0.050 ベンジルオイゲノール、 0.030 インドフロール 0.020 ヘルボキサン 0.030 ヘキサナールジエチルアセタール 0.001 ヘキサナールプロピレングリコールアセタール 0.001 cis−3−ヘキセナールジエチルアセタール 0.001 オクタナールジエチルアセタール 0.001 ノナナールジエチルアセタール 0.001 デカナールジエチルアセタール 0.001 2−メチルウンデカナールジメチルアセタール 0.001 シトラールジメチルアセタール 0.001 シトラールジエチルアセタール 0.500 シトラールプロピレングリコールアセタール 0.001 cis−3−ヘキセナールジエチルアセタール 0.001 フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール 0.050 フェニルアセトアルデヒドジエチルアセタール 0.050 バニリンプロピレングリコールアセタール 0.001 フレイストン 0.010 フラクトン 0.020 チャビコール 0.001 チモール 0.001 カルバクロール 0.001 グアヤコール 0.050 オイゲノール 0.100 イソオイゲノール 0.200 メチルオイゲノール 0.002 メチルイソオイゲノール 0.003 エチルイソオイゲノール 0.002 ベンジルオイゲノール 0.200 ベンジルイソオイゲノール 0.100 アントラニル酸 0.001 安息香酸 0.050 フェニル酢酸 0.001 ペンタリド 0.500 アンブレットリド 0.001 エチレンブラシレート 0.500 γ−ノナラクトン 0.005 γ−デカラクトン 0.002 γ−ウンデカラクトン 1.000 クマリン 1.000 アントラニル酸メチル 0.050 アントラニル酸cis−3−ヘキセニル 0.001 アントラニル酸フェニルエチル 0.001 アントラニル酸シンナミル 0.001 N−メチルアントラニル酸メチル 0.100 オーランチオール 0.100 リガントラール 0.070 インド−ル 0.005 クロナール 0.001 タンジェニール 0.001 シトラルバ 0.200 シトロネリルニトリル 0.200 レモニール 0.001 6−イソプロピルキノリン1%ジプロピレングリコール溶液 0.003 イソブチルキノリン1%エタノール溶液 0.001 2−イソブチルキノリン1%安息香酸ベンジル溶液 0.001 2−エチルピラジン1%エタノール溶液 0.001 2,3−ジエチルピラジン1%エタノール溶液 0.001 テトラメチルピラジン1%ジプロピレングリコール溶液 0.001 メトキシピラジン1%ジプロピレングリコール溶液 0.001 ムスクケトン 0.135 ムスクアンブレット 0.100 ムスクチベテン 0.050 モスケン 0.008 ベンゾチアゾール0.1%エタノール溶液 0.001 ミントスルフィド0.1%エタノール溶液 0.001 3−メチルチオプロピオン酸エチル0.1%エタノール溶液 0.001 ホワイトローズNo.4*1 0.200 エタノール 0.500 プロピレングリコール(旭硝子(株)) 0.300 フタル酸ジエチル(協和発酵(株)) 0.001 カルビトール(アルドリッチ(株)) 1.000 イソプロピルミリステート(ライオンオレオケミカル(株)) 1.000 ジプロピレングリコールDPG−FC(旭硝子(株)) 3.000 1,3−ブチレングリコール(ダイセル化学(株)) 1.000 安息香酸ベンジル 0.900 ハーコリン(ハーキュリーズ(株)) 0.300 ジブチルヒドロキシトルエン 0.001 *1:[FloweroilsandFloralCompoundsInPerfumery]DanuteLajaujisAnonis,Allured Pub.Co.
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H003 AB03 AB15 AB19 AB21 AB44 AC08 AC23 BA10 CA15 EA08 EA12 EA15 EA16 EA28 EB30 EB32 ED02 FA16 FA26 FA41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも界面活性剤を含有する粒状洗剤
    を製造するにあたり、10水和物を超える塩を形成する
    ことが可能な無機物を1種以上含有することを特徴とす
    る粒状洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】更にゼオライト、炭酸ナトリウム、無水炭
    酸カリウムから選ばれる1種または2種以上を含有する
    ことを特徴とする請求項1記載の粒状洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】10水和物を超える塩を形成することが可
    能な無機物を捏和工程あるいは撹拌造粒工程の前で配合
    することにより洗剤組成物を得る請求項1〜2記載の粒
    状洗浄剤組成物の製造方法。
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