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JP2003111180A - ヘッドホン装置 - Google Patents

ヘッドホン装置

Info

Publication number
JP2003111180A
JP2003111180A JP2001299257A JP2001299257A JP2003111180A JP 2003111180 A JP2003111180 A JP 2003111180A JP 2001299257 A JP2001299257 A JP 2001299257A JP 2001299257 A JP2001299257 A JP 2001299257A JP 2003111180 A JP2003111180 A JP 2003111180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ear
ear hook
headphone
contact
cushion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001299257A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mikumo
健司 三雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Audio Technica KK
Original Assignee
Audio Technica KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Audio Technica KK filed Critical Audio Technica KK
Priority to JP2001299257A priority Critical patent/JP2003111180A/ja
Publication of JP2003111180A publication Critical patent/JP2003111180A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間装着しても耳が疲れず、圧迫による痛
みが少ないヘッドホン装置を提供する。 【解決手段】 ヘッドホン装置の耳かけ部2の一端側か
ら他端側にかけて弓弦状に張設された弾性材料からなる
ハンガー部4を設け、同ハンガー部4は、実質的に耳殻
の付け根E2に接触する接触部43と、接触部43を耳
かけ部2から浮いた状態で支持する支持部41,42と
を備え、接触部と支持部との間に変形を吸収するクッシ
ョン部44,45を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耳かけ式のヘッド
ホン装置であって、さらに詳しく言えば、長時間装着し
ても耳が疲れず、圧迫による痛みが少ないヘッドホン装
置である。
【0002】
【従来の技術】携帯型の音楽端末によく用いられるヘッ
ドホン装置は、現在のところインナーイヤー型と耳かけ
型とに大別される。前者は、ドライバユニットを内蔵す
るヘッドホン本体を耳穴と耳珠との間で保持するタイプ
であり、後者はヘッドホン本体を支持する耳かけ部を耳
殻の付け根に沿って引っ掛けて保持するタイプである。
【0003】とりわけ最近では、インナーイヤー型より
も耳かけ型の方がデザイン性、装着安定性などの良さか
ら注目されている。図3に耳かけ型のヘッドホン装置の
一例を示す。図3(a)に示すように、この耳かけ型ヘ
ッドホン装置1は、図示しないドライバユニットを内蔵
するヘッドホン本体3と、同ヘッドホン本体3を保持
し、耳殻の付け根に沿って引っ掛けられる耳かけ部2と
を有し、ヘッドホン本体3は耳かけ部2に対して回動自
在に取り付けられる。
【0004】図3(b)には、ヘッドホン本体3のハウ
ジング31を取り外した状態が示されている。通常、耳
かけ部2は、ABSやPPなどの硬質樹脂の成型品から
なり、耳殻の付け根にフィットしやすいように弓状に形
成されている。下端側には、耳からずり落ちないように
湾曲された凸部21が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヘッドホン装置には、次のような問題があった。すなわ
ち、従来のヘッドホン装置1は、耳かけ部2が硬質樹脂
によって成形されているため、長時間使用すると、装置
自体の自重によって耳かけ部2が耳を圧迫して耳が痛く
なることがあった。
【0006】そこで、本発明は上述した課題を解決する
ためになされたものであって、その目的は、長時間装着
しても耳が疲れず、圧迫による痛みを緩和する耳かけ部
を有するヘッドホン装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ドライバユニットを内蔵するヘッドホン
本体と、同ヘッドホン本体を保持するとともに、耳殻の
付け根に沿ってフィットするように弓状に形成された耳
かけ部とを有するヘッドホン装置において、上記耳かけ
部の上記耳殻側には、上記耳かけ部の一端側から他端側
にかけて弓弦状に張設された弾性材料からなるハンガー
部が設けられ、上記ハンガー部は、実質的に上記耳殻の
付け根に接触する接触部と、上記接触部を上記耳かけ部
から浮いた状態で支持する支持部とを備え、上記接触部
と上記支持部との間には、上記接触部にかかる力を吸収
するクッション部が設けられていることを特徴としてい
る。
【0008】これによれば、ハンガー部が接触部と支持
部の2部材によって構成され、それらがクッション部を
介して連結されていることにより、接触部にかかる力
(例えば衝撃力や変形力、押圧力など)をクッション部
で吸収することができ、圧迫による疲れや痛みを緩和す
ることができるととに、装着時のフィット性がよい。
【0009】本発明のいう弾性材料とは、少なくとも上
記耳かけ部を構成する材料よりも柔軟な材料からなり、
例えば各種エラストマーやゴム、ウレタンなどの発泡樹
脂、などが好適に用いられる。
【0010】上記クッション部は、上記接触部と上記支
持部とをU字状および/またはS字状に連結するように
形成されていることが好ましい。これによれば、複雑な
変形が生じても、変形を確実に吸収できる。
【0011】上記接触部は、上記支持部および/または
上記クッション部よりも幅広に形成されていることによ
り、接触部は幅広のため比較的に剛性が高く耳へのフィ
ット感がよく、耳かかる力を広い面積で分散できる。さ
らに、接触抵抗が大きくなることによりずり落ちなどを
効果的に防止できる。また、支持部とクッション部は接
触部よりも細く脆弱であるため、変形や衝撃を吸収しや
すい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の一実
施形態に係るヘッドホン装置の耳かけ部が示されてお
り、図2には、耳かけ部を耳に装着した状態の模式図が
示されている。
【0013】なお、図1および図2には、説明の便宜上
ヘッドホン本体は省略されているが、実際には従来例の
図3と同じく耳かけ部に一体的に設けられている。本発
明において、このヘッドホン本体の構造とその取り付け
態様は任意的な構成要素であるため、その説明は省略す
る。
【0014】図1(a)を参照して、この耳かけ部2
は、ABS、PPなどの比較的硬質な補形性の高い合成
樹脂からなり、耳殻の付け根に沿ってフィットするよう
に一端側から他端側にかけて弓状に湾曲して形成されて
いる。耳かけ部2の前方の端部(図1(a)では左側)
には、図示しないヘッドホン本体が装着されるヒンジ部
22が設けられている。
【0015】耳かけ部2には、装着時に耳への圧迫を保
護するためのハンガー部4が設けられている。ハンガー
部4は、例えばエラストマーなどの弾性材料からなり、
耳かけ部2の一端側から他端側にかけて耳かけ部2から
所定間隔をもって弓弦状に張設されている。
【0016】この実施形態において、ハンガー部4はエ
ラストマーなどの弾性材料によって形成されているが、
これ以外ウレタンなどの発泡樹脂や各種ゴム材料などが
適用可能であり、少なくとも耳かけ部2よりも柔軟な材
料が好ましい。
【0017】ハンガー部4は、耳かけ部2の後端側(図
1(a)中では右側端部)から、耳かけ部2の頂部付近
にかけて架け渡されている。この実施形態において、頂
部は、図2に示すように装着時に耳殻の付け根の頂点E
2に相対的に接触する部分であり、これによれば、耳か
け部2の直接当たる部分がハンガー部4によって被覆さ
れているため、圧迫から確実に耳を保護することができ
る。
【0018】ハンガー部4は、それぞれ上述した耳かけ
部2の後端部および頂部に接続される支持部41,42
と、上記支持部41,42によって両端側が吊り持ちさ
れ、実質的に耳殻の付け根に沿って接触する接触部43
とを備えており、各支持部41,42と接触部43との
間には、装着時の変形や装着中の衝撃を吸収するクッシ
ョン部44,45が設けられている。
【0019】クッション部44,45は、変形および衝
撃を吸収しやすいようにU字状および/またはS字状に
形成されている。この実施形態において、支持部41側
のクッション部44は、接触部43に対してS字状に連
結されており、支持部42側のクッション部45は、接
触部43に対してU字状に連結されている。
【0020】図1(b)に示すように、接触部43は、
各支持部41,42およびクッション部44,45より
も幅広に形成されている。この実施形態において、接触
部43は、各支持部41,42の幅よりも約1.5〜
2.0倍の大きい幅で形成されている。
【0021】これによれば、接触部43の耳殻の付け根
に対する接触面積が大きくでき、耳にかかる圧迫を均一
に分散できるばかりでなく、接触抵抗の増加によってず
り落ちも防止できる。また、支持部41,42およびク
ッション部44,45が接触部43に比べて脆弱とな
り、より変形と衝撃に対する吸収能力が高まる。
【0022】この耳かけ部2を耳に装着すると、耳かけ
部2は、耳殻の付け根の裏側E1と頂部E2の2点によ
って2点支持され、いずれの点でもハンガー部4を介し
て接触するため、耳にかかる力を吸収、分散でき圧迫を
軽減することができる。また、接触部43は変形しやす
く形成されており、性別年齢を問わずに何人の耳にもフ
ィットさせることができ、長時間使用しても圧迫痛など
を引き起こすことはない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヘッドホン装置の耳かけ部の一端側から他端側にかけて
弓弦状に張設された弾性材料からなるハンガー部を設
け、同ハンガー部は実質的に耳殻の付け根に接触する接
触部と、接触部を上記耳かけ部から浮いた状態で支持す
る支持部とを備え、接触部と支持部との間に変形を吸収
するクッション部が設けられていることにより、長時間
使用しても耳が疲れず、圧迫痛などを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るヘッドホン装置の耳
かけ部の側面図および正面図。
【図2】上記実施形態の耳かけ部を耳に装着した状態を
示す模式図。
【図3】従来のヘッドホン装置の側面図およびヘッドホ
ン本体を省略した状態の模式図。
【符号の説明】
1 ヘッドホン装置 2 耳かけ部 3 ヘッドホン本体 4 ハンガー部 41,42 支持部 43 接触部 44,45 クッション部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライバユニットを内蔵するヘッドホン
    本体と、同ヘッドホン本体を保持するとともに、耳殻の
    付け根に沿ってフィットするように弓状に形成された耳
    かけ部とを有するヘッドホン装置において、 上記耳かけ部の上記耳殻側には、上記耳かけ部の一端側
    から他端側にかけて弓弦状に張設された弾性材料からな
    るハンガー部が設けられ、上記ハンガー部は、実質的に
    上記耳殻の付け根に接触する接触部と、上記接触部を上
    記耳かけ部から浮いた状態で支持する支持部とを備え、
    上記接触部と上記支持部との間には、上記接触部にかか
    る力を吸収するクッション部が設けられていることを特
    徴とするヘッドホン装置。
  2. 【請求項2】 上記クッション部は、上記接触部と上記
    支持部とをU字状および/またはS字状に連結するよう
    に形成されている請求項2に記載のヘッドホン装置。
  3. 【請求項3】 上記接触部は、上記支持部および/また
    は上記クッション部よりも幅広に形成されている請求項
    1、2ないし3のいずれか1項に記載のヘッドホン装
    置。
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