JP2003091319A - 位置決め制御装置 - Google Patents
位置決め制御装置Info
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- JP2003091319A JP2003091319A JP2001285650A JP2001285650A JP2003091319A JP 2003091319 A JP2003091319 A JP 2003091319A JP 2001285650 A JP2001285650 A JP 2001285650A JP 2001285650 A JP2001285650 A JP 2001285650A JP 2003091319 A JP2003091319 A JP 2003091319A
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Abstract
置決めすることのできる位置決め制御装置を提供する。 【解決手段】回転駆動手段9により回転されてその回転
に伴い制御対象負荷11を直線移動させる駆動伝達手段
12と、回転駆動手段9の回転量を検出する回転量検出
手段10と、制御対象負荷11の移動量を検出する移動
量検出手段13と、移動量検出手段13から出力する移
動量検出信号S6の情報の間隔を回転量検出手段10か
らの回転量検出信号S5で補間して位置情報信号S8を
生成する位置情報合成手段23と、位置指令信号S1と
位置情報信号S8とに基づき回転駆動手段9の回転をフ
ィードバック制御して制御対象負荷11を位置指令信号
S1に設定された目標位置に位置決め停止させるフィー
ドバック制御系とを備えている。
Description
してのサーボモータなどによって駆動されるボールねじ
などの回転に伴い制御対象負荷を直線移動させて、この
制御対象負荷を所定位置に位置決め停止させる位置決め
制御装置に関するものである。
定位置に位置決め制御する位置決め制御装置としては、
図8に示すような構成を備えたものが存在する。この位
置決め制御装置は、制御対象負荷11を停止させるため
の目標位置を設定した位置指令信号S1を出力するメイ
ンコントローラ1と、上記位置指令信号S1と移動量検
出信号S6とに基づいて算出した速度指令信号S3を出
力する位置決め制御コントローラ2Aと、上記速度指令
信号S3に基づいて算出したトルク指令信号S4に対応
する電流を回転駆動手段としてのサーボモータ9に供給
してこのサーボモータ9を回転制御するサーボドライバ
8と、サーボモータ9の回転量を直線移動量に変換して
制御対象負荷11を直線移動させる駆動伝達手段として
のボールねじ12と、サーボモータ9から検出した回転
量検出信号S5をサーボドライバ8にフィードバックす
るロータリエンコーダ10と、制御対象負荷11に取り
付けられて制御対象負荷11の移動を検出するリニアス
ケール13と、このリニアスケール13に基づき制御対
象負荷11の移動量を検出して上記移動量検出信号S6
を出力する移動量検出手段7とを備えている。
コントローラ1から出力される目標位置の位置指令信号
S1に対し移動量検出手段7から出力される移動量検出
信号S6を減算してその差分である位置偏差量検出信号
S2を算出する減算器3と、位置偏差量検出信号S2に
位置ループゲインを乗算して速度指令信号S3を算出す
る乗算器4とを備えている。この位置決め制御コントロ
ーラ2Aは、サーボドライバ8を介してサーボモータ9
の回転位置を位置指令信号S1に設定された目標位置に
一致するようフィードバック制御する。
備えた位置決め制御装置も存在する。この位置決め制御
装置が図8の装置と相違するのは、図8のサーボドライ
バ8を削除し、これに代えて、位置決め制御コントロー
ラ2Bに、ロータリエンコーダ10からの回転量検出信
号S5に基づきサーボモータ9の位置検出信号S7を求
めて出力する位置情報検出手段14と、乗算器4からの
速度指令信号S3と位置検出信号S7との差分を求める
減算器17と、この減算器17からの差分信号に速度ル
ープゲインを乗算して算出したトルク指令信号S4に基
づく電流をサーボモータ9に供給する乗算器18とを備
えている構成のみである。図8に示す位置決め装置およ
び図9に示す位置決め制御装置はいずれも制御対象負荷
11の位置をリニアスケール13により直接検出してい
るので、ボールねじ12の精度や熱膨張を補正して、制
御対象負荷11を高精度に位置決め制御することができ
る。
各位置決め制御装置では、ロータリエンコーダ10が検
出するサーボモータ9の回転量検出信号S5が制御対象
負荷11の位置決め制御に有効に利用されておらず、リ
ニアスケール13と移動量検出手段7とによって制御対
象負荷11の移動量を機械的に検出した移動量検出信号
S6をフィードバックして、位置指令信号S1から移動
量検出信号S6を減算した位置偏差量検出信号S2がゼ
ロになった時点で制御対象負荷11を移動停止させるよ
うに制御しているので、リニアスケール13による制御
対象負荷11の位置の検出精度がそのまま位置決め精度
となり、高精度な位置決め制御を行うことが困難であ
る。また、制御対象負荷11の直線移動の範囲が広くな
ると、それに伴ってリニアスケール13の長さが長くな
り、リニアスケール13が高価なものとなる問題があ
る。
てなされたもので、安価な構成によって制御対象負荷を
高精度に位置決めすることのできる位置決め制御装置を
提供することを目的とするものである。
に、本発明に係る位置決め制御装置は、回転駆動手段に
より回転されてその回転に伴い制御対象負荷を直線移動
させる駆動伝達手段と、前記回転駆動手段の回転量を検
出する回転量検出手段と、前記制御対象負荷の移動量を
検出する移動量検出手段と、前記移動量検出手段から出
力する移動量検出信号の情報の間隔を前記回転量検出手
段からの回転量検出信号で補間して位置情報信号を生成
する位置情報合成手段と、位置指令信号と前記位置情報
信号とに基づき前記回転駆動手段の回転をフィードバッ
ク制御して前記制御対象負荷を前記位置指令信号に設定
された目標位置に位置決め停止させるフィードバック制
御系とを備えて構成されていることを特徴としている。
号の情報の間隔を回転検出手段の回転量検出信号で補間
した位置情報信号をフィードバック制御信号として用い
ているので、移動量検出手段による移動量検出信号に加
えて、回転量検出手段の回転量検出信号をも利用して回
転駆動手段の回転をフィードバック制御することがで
き、移動量検出信号のみをフィードバック制御信号とし
て用いる従来装置に比較して、制御対象負荷を回転量検
出手段の回転量検出信号の精度と同等の高精度に位置決
め制御することができる。しかも、この位置決め制御装
置は、従来装置の構成に対して、位置情報合成手段など
の僅かな構成要素を新たに付設するだけであるのに加え
て、制御対象負荷の移動範囲が広くなった場合にも、移
動量検出信号の情報の間隔を回転量検出信号で補間する
ことから、移動量検出信号を、例えば間隔の広いパルス
信号として取り出すことができるので、安価な構成とす
ることができる。
動量検出手段からの移動量検出信号の入力毎にクリアさ
れながら回転駆動手段の回転量検出信号をカウントして
補間量信号を生成し、前記回転量検出信号とデジタル信
号の前記補間量信号とをシリアル伝送する機能を備え、
位置情報合成手段は、前記移動量検出信号のカウント値
と前記補間量信号を加算して位置情報信号を生成するよ
う構成されていることが好ましい。
の補間量信号を出力するので、配線数を減少させること
ができ、且つ回転量の検出精度が高くなるとともに、出
力情報の密度が高くなった場合にもノイズなどの外乱の
影響を殆ど受けることなく補間量信号を確実に伝送する
ことができる。
フィードバックして回転駆動手段を介し制御対象負荷を
位置決め制御するとともに、回転量検出信号または移動
量検出信号のいずれかをフィードバックして前記回転駆
動手段を速度制御するよう構成することもできる。
検出信号のいずれかをフィードバックして、制御対象負
荷が目標位置から比較的離れている場合に高速移動させ
るとともに、目標位置に近づくに従って減速するように
速度制御することができ、制御対象負荷を高速に且つ高
精度に位置決め制御できる。
部品供給部または回路基板の基板移動部を、上記の何れ
かの位置決め制御装置によって位置決め制御するように
構成されている。
ブルなどの制御対象負荷を高速移動させながらも高精度
に位置決め停止させることができる。
態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の第1の実施の形態に係る位置決め制御装置を示すブロ
ック構成図であり、同図において、図8と同一若しくは
同等のものには同一の符号を付して、重複する説明を省
略する。この位置決め制御装置が図8の従来装置と相違
するのは、位置決め制御コントローラ19Aに、ロータ
リエンコーダ10から出力する回転量検出信号S5から
サーボモータ9の位置つまり制御対象負荷11の位置を
検出して位置検出信号S7を出力する位置情報検出手段
14と、移動量検出手段7から出力する移動量検出信号
S6のパルス数をカウントするカウンタ20と、上記移
動量検出信号S6のパルスが入力する毎にカウント値を
クリアされたのちに位置情報検出手段14から出力する
位置検出信号S7のパルス数をカウントするカウンタ2
1と、両カウンタ20,21の各カウント値を加算する
加算器22とを新たに設けた構成のみである。
とは位置情報合成手段23を構成する。この位置情報合
成手段23は、移動量検出信号S6のパルスのカウンタ
20によるカウント値と、移動量検出信号S6のパルス
が入力される毎にカウント値をクリアされて位置検出信
号S7のパルスをカウントしたカウンタ21によるカウ
ント値とを加算して、移動量検出信号S6の各パルス間
を位置検出信号S7で補間した位置情報信号S8を生成
して出力する。減算器3は、位置指令信号S1から上記
位置情報信号S8を減算して位置偏差量検出信号S2を
算出し、乗算器4が上記位置偏差量検出信号S2に位置
ループゲインを乗算して速度指令信号S3を算出し、さ
らに、サーボドライバ8が速度指令信号S3に基づきト
ルク指令信号S4を算出してそのトルク指令信号S4に
対応する電流をサーボモータ9に供給する。
移動量検出信号S6のパルス間をロータリエンコーダ1
0の回転量検出信号S5から求めた位置検出信号S7の
パルスで補間した位置情報信号S8をフィードバック制
御信号として用いているので、リニアスケール13によ
る移動量検出信号S6に加えて、ロータリエンコーダ1
0の回転量検出信号S5をも利用してサーボモータ9の
回転をフィードバック制御することができ、移動量検出
信号S6のみをフィードバック制御信号として用いる図
8の従来装置に比較して、制御対象負荷11をロータリ
エンコーダ10の回転量検出信号S5の精度と同等の高
精度に位置決め制御できる。
従来装置の構成に対して、位置情報検出手段14と位置
情報合成手段23とを新たに付設するだけであるのに加
えて、制御対象負荷11の移動範囲が広くなった場合に
も、移動量検出信号S6のパルス間を位置検出信号S7
で補間することから、移動量検出信号S6を間隔の広い
パルス信号として取り出すことができるので、安価な構
成とすることができる。
置決め制御装置を示すブロック構成図であり、同図にお
いて、図9と同一若しくは同等のものには同一の符号を
付して、重複する説明を省略する。この位置決め制御装
置が図9の従来装置と相違するのは、位置決め制御コー
ントローラ19Bに、第1の実施の形態で設けたと同一
構成の位置情報合成手段23を付設した構成のみであ
る。
態のサーボドライバ8を削減して、速度指令信号S3と
位置検出信号S7の差分に速度ループゲインを乗算して
トルク指令信号S4を算出するタイプのものにおいて
も、第1の実施の形態と同様に、制御対象負荷11をロ
ータリエンコーダ10の回転量検出信号S5の精度と同
等の高精度に位置決め制御することができ、位置情報合
成手段23を新たに付設するだけであるのに加えて、制
御対象負荷11の移動範囲が広くなった場合にも、移動
量検出信号S6のパルス間を位置検出信号S7で補間す
ることから、移動量検出信号S6を間隔の広いパルス信
号として取り出すことができるので、安価な構成とする
ことができる。
置決め制御装置を示すブロック構成図であり、同図にお
いて、図1と同一若しくは同等のものには同一の符号を
付して、重複する説明を省略する。この位置決め制御装
置が第1の実施の形態のものと相違するのは、サーボモ
ータ9の回転検出に基づいてデジタル信号からなる回転
量検出信号S9と補間量信号S10とをシリアル伝送す
るロータリエンコーダ24を設け、位置決め制御コント
ローラ19Cに、ロータリエンコーダ24から補間量信
号S10が入力される補間量入力手段27と、補間量入
力手段27からの補間量信号S10と移動量検出手段7
からの移動量検出信号7とに基づき位置情報信号S8を
算出して出力する位置情報合成手段28とを設けた構成
のみである。
ライバ8に対し回転量検出信号S9を出力するととも
に、自体に内蔵したカウンタがリニアスケール13から
の出力パルスが入力する毎にクリアされながら回転量検
出信号S9のパルスをカウントして、そのカウント値で
ある補間量信号S10をデジタル値として出力するもの
である。したがって、位置決め制御コントローラ19の
位置情報合成手段28は、補間量入力手段27から補間
量信号S10が入力されることから、図1の第1の実施
の形態の位置情報合成手段23に設けた位置検出信号S
7をカウントするためのカウンタ21が割愛された構成
になっている。
形態と同様の効果を得られるのに加えて、ロータリエン
コーダ24がデジタル値の補間量信号S10を出力する
ので、配線数を減少させることができ、且つ回転量の検
出精度が高くなるとともに、出力情報の密度が高くなっ
た場合にもノイズなどの外乱の影響を殆ど受けることな
く補間量信号S10を位置決め制御コントローラ19C
に確実に伝送することができる。すなわち、パルス列の
回転量検出信号S5を出力するロータリエンコーダ10
の場合には、サーボモータ9の3相に対し個々に配線し
なければならないが、デジタル値の補間量信号S10の
場合には配線が2本でよい。また、パルス列信号では、
出力情報の密度が高くなるのに伴ってパルス間隔が小さ
くなっていくので、ノイズの影響を受け易いが、デジタ
ル値の場合には出力情報の密度が高くなってもノイズの
影響を殆ど受けない。そのため、出力情報の密度を高く
することが容易となり、これにより、回転量の検出精度
を高めることができる。
置決め制御装置を示すブロック構成図であり、同図にお
いて、図2および図3と同一若しくは同等のものには同
一の符号を付して、重複する説明を省略する。この位置
決め制御装置が図2の第2の実施の形態のものと相違す
るのは、図2のパルス列信号を出力するロータリエンコ
ーダ10に代えて、図3と同様のシリアル出力可能なロ
ータリエンコーダ24を設け、位置決め制御コントロー
ラ19Dに、図2の位置情報検出手段14および位置情
報合成手段23に代えて、補間量入力手段27と回転量
入力手段29と図3と同様の位置情報合成手段28とを
設けた構成のみである。
実施の形態と同様の効果を得られるのに加えて、図3の
第3の実施の形態と同様に、ロータリエンコーダ24が
デジタル値の補間量信号S10を出力するので、配線数
を減少させることができ、且つ回転量の検出精度が高く
なるとともに、出力情報の密度が高くなった場合にもノ
イズなどの外乱の影響を殆ど受けることなく補間量信号
S10を位置決め制御コントローラ19Dに確実に伝送
することができるという効果を得ることができる。
置決め制御装置を示すブロック構成図であり、同図にお
いて、図3と同一若しくは同等のものは同一の符号を付
して、重複する説明を省略する。この位置決め制御装置
が図3の第3の実施の形態のものと相違するのは、図3
においてロータリエンコーダ24からの回転量検出信号
S9をサーボドライバ8にフィドバックしていたのに代
えて、リニアスケール13の移動量検出情報をサーボド
ライバ8にフィードバックしている構成のみである。
移動量検出信号S6のパルス間をロータリエンコーダ2
4からの補間量信号S10で補間した位置情報信号S8
をフィードバックしてサーボモータ9の回転つまり制御
対象負荷11の停止位置を位置決め制御するとともに、
図3の第3の実施の形態においてロータリエンコーダ2
4の回転量検出信号S9をサーボドライバ8にフィード
バックして速度制御を行っているのに代えて、リニアス
ケール13の移動量情報に基づき速度制御を行うように
なっている。
実施の形態と同様に、ロータリエンコーダ24がデジタ
ル値の補間量信号S10を出力するので、配線数を減少
させることができ、且つ回転量の検出精度が高くなると
ともに、出力情報の密度が高くなった場合にもノイズな
どの外乱の影響を殆ど受けることなく補間量信号S10
を位置決め制御コントローラ19Eに確実に伝送するこ
とができるという効果を得ることができる。
置決め制御装置を示すブロック構成図であり、同図にお
いて、図4と同一若しくは同等のものには同一の符号を
付して、その説明を省略する。この位置決め制御装置が
図4の第4の実施の形態のものと相違するのは、位置決
め制御コントローラ19Fにおいて、図4の回転量入力
手段29を削除し、これに代えて、移動量検出手段7か
ら出力する移動量検出信号S6を減算器17に入力する
ようにした構成のみである。
号S9をフィードバックして速度制御していたが、これ
に代えて、この実施の形態の位置決め制御装置では、移
動量検出信号S6をフィードバックして速度制御するよ
うにしている。この位置決め制御装置では、第4の実施
の形態と同様に、ロータリエンコーダ24がデジタル値
の補間量信号S10を出力するので、配線数を減少させ
ることができ、且つ回転量の検出精度が高くなるととも
に、出力情報の密度が高くなった場合にもノイズなどの
外乱の影響を殆ど受けることなく補間量信号S10を位
置決め制御コントローラ19Dに確実に伝送することが
できるという効果を得られる。
形態の位置決め制御装置のうちのいずれかを電子部品の
供給手段に適用して構成した電子部品実装装置を示す概
略平面図である。この電子部品実装装置は、部品装着機
構部59とこれの後方側に配置された部品供給機構部3
0とにより構成されている。部品装着機構部59は、電
子部品(図示せず)を実装すべき回路基板31を供給す
る基板供給手段32と、供給された回路基板31を所定
の部品実装位置に位置決めするX−Yテーブル33と、
部品供給機構部30から供給された電子部品をノズル3
4で吸着して取り出したのちに回転して、位置決め状態
の回路基板31の所定の部品装着位置に実装するロータ
リ方式の実装ヘッド37と、電子部品が実装済みの回路
基板31を排出する基板排出手段38とを備えている。
部品を収納した電子部品供給手段としての複数の部品供
給カセット39を並列配置で搭載した複数(この実施の
形態では2つ)の部品供給テーブル40が、個々のサー
ボモータ9によって回転駆動されるボールねじ12に沿
って各々独立して左右方向に直線移動するよう配設され
ている。この部品供給機構部30は、部品実装時に、い
ずれか一方の部品供給テーブル40を、実装ヘッド37
に対向する供給エリア内において部品供給カセット39
の並列方向に沿って移動させながら、装着する電子部品
の順序に従って部品供給カセット39を所定の部品供給
位置に順次位置決め停止させる。この一方の部品供給テ
ーブル40により電子部品を供給しているときには、他
方の部品供給テーブル40が左右何れかの側の待機エリ
ア内において部品供給カセット39の交換や部品供給カ
セット39への電子部品の補充が行われる。
形態の位置決め制御装置が適用されている。すなわち、
サーボモータ9は、上述の各実施の形態のようにフィー
ドバック制御されて、各実施の形態の制御対象負荷11
に相当する部品供給テーブル40を位置決め制御する。
この部品供給テーブル40の位置決め制御は一般に高速
移動によって行われるが、各実施の形態の位置決め制御
装置を適用することより、部品供給テーブル40を高速
移動させながらも高精度に位置決め停止させることがで
きるとともに、各実施の形態で各々説明したと同様の効
果を得ることができる。
は、特に、電子部品実装装置に適用して顕著な効果を得
られるものであるが、その制御対象負荷11は図7に示
した部品供給テーブル40に限らず、例えば、回路基板
31を移動させて位置決め制御するためのX−Yテーブ
ル33、電子部品を保持しながらX−Y方向に直線移動
して回路基板の所定の実装位置の上方に位置決めする実
装ヘッドまたはX−Yロボット方式の実装装置における
部品実装アームなどの位置決め制御に適用して顕著な効
果を得ることができる。
によれば、移動量検出信号の情報の間隔を回転検出手段
の回転量検出信号で補間した位置情報信号をフィードバ
ック制御信号として用いているので、移動量検出手段に
よる移動量検出信号に加えて、回転量検出手段の回転量
検出信号をも利用して回転駆動手段の回転をフィードバ
ック制御することができ、移動量検出信号のみをフィー
ドバック制御信号として用いる従来装置に比較して、制
御対象負荷を回転量検出手段の回転量検出信号の精度と
同等の高精度に位置決め制御することができる。しか
も、この位置決め制御装置は、従来装置の構成に対し
て、位置情報合成手段などの僅かな構成要素を新たに付
設するだけであるのに加えて、制御対象負荷の移動範囲
が広くなった場合にも、移動量検出信号の情報の間隔を
回転量検出信号で補間することから、移動量検出信号
を、例えば間隔の広いパルス信号として取り出すことが
できるので、安価な構成とすることができる。
装置を示すブロック構成図。
装置を示すブロック構成図。
装置を示すブロック構成図。
装置を示すブロック構成図。
装置を示すブロック構成図。
装置を示すブロック構成図。
実装装置を示す概略平面図。
図。
成図。
Claims (4)
- 【請求項1】 回転駆動手段により回転されてその回転
に伴い制御対象負荷を直線移動させる駆動伝達手段と、 前記回転駆動手段の回転量を検出する回転量検出手段
と、 前記制御対象負荷の移動量を検出する移動量検出手段
と、 前記移動量検出手段から出力する移動量検出信号の情報
の間隔を前記回転量検出手段からの回転量検出信号で補
間して位置情報信号を生成する位置情報合成手段と、 位置指令信号と前記位置情報信号とに基づき前記回転駆
動手段の回転をフィードバック制御して前記制御対象負
荷を前記位置指令信号に設定された目標位置に位置決め
停止させるフィードバック制御系とを備えて構成されて
いることを特徴とする位置決め制御装置。 - 【請求項2】 回転量検出手段は、移動量検出手段から
の移動量検出信号の入力毎にクリアされながら回転駆動
手段の回転量検出信号をカウントして補間量信号を生成
し、前記回転量検出信号とデジタル信号の前記補間量信
号とをシリアル伝送する機能を備え、 位置情報合成手段は、前記移動量検出信号のカウント値
と前記補間量信号を加算して位置情報信号を生成するよ
う構成されている請求項1に記載の位置決め制御装
置。、 - 【請求項3】 位置情報信号をフィードバックして回転
駆動手段を介し制御対象負荷を位置決め制御するととも
に、回転量検出信号または移動量検出信号のいずれかを
フィードバックして前記回転駆動手段を速度制御するよ
う構成されている請求項1または2に記載の位置決め制
御装置。 - 【請求項4】 部品の部品供給部または回路基板の基板
移動部を、請求項1〜3の何れかに記載の位置決め制御
装置によって位置決め制御するように構成されている部
品実装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001285650A JP4595271B2 (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 部品実装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001285650A JP4595271B2 (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 部品実装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003091319A true JP2003091319A (ja) | 2003-03-28 |
JP4595271B2 JP4595271B2 (ja) | 2010-12-08 |
Family
ID=19108769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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