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JP2003077879A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理方法

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JP2003077879A
JP2003077879A JP2001268487A JP2001268487A JP2003077879A JP 2003077879 A JP2003077879 A JP 2003077879A JP 2001268487 A JP2001268487 A JP 2001268487A JP 2001268487 A JP2001268487 A JP 2001268487A JP 2003077879 A JP2003077879 A JP 2003077879A
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gas
liquid
etching
processing apparatus
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JP2001268487A
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Takayuki Saito
孝行 斉藤
Tsukuru Suzuki
作 鈴木
Yuji Makita
裕司 槙田
Kaoru Yamada
かおる 山田
Michihiko Shirakashi
充彦 白樫
Kenya Ito
賢也 伊藤
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Ebara Corp
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の周縁部の処理を比較的少量の気体を供
給して基板を保護しながら効率的に行なうことのできる
基板処理装置を提供する。 【解決手段】 基板Wを保持し回転させるチャック部1
a、1dと、チャック部1a、1dを格納する密閉可能
なチャンバーであって、気体を導入する気体導入口9、
3aが形成されたチャンバー14と、基板Wをチャック
部1a、1dで回転させながら、基板Wの周縁部をエッ
チングまたは洗浄する処理部2と、処理部2に第1の液
体を供給する第1の供給路3cとを備える基板処理装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板処理装置及び
基板処理方法に関し、特に半導体基板の周縁部及び裏面
の、高度の清浄度が要求されるエッチングや洗浄に好適
な基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、Cuダマシン配線に代表されるよ
うに、半導体基板のトレンチ内に配線材料を埋め込む技
術が注目されている。また、キャパシターの電極も高誘
電率のものが検討されている。いずれの場合にも、目的
の金属ないし金属化合物をスパッター等で半導体基板表
面に薄膜を形成するが、基板表面ばかりではなく基板の
周縁部のベベル部や裏面にも薄膜が形成されてしまう。
ベベル部や裏面のこうした金属汚染は、次工程への基板
の移送等で、例えば基板を保持して移動するロボット・
アームや基板を収納するカセットを汚染し、金属汚染が
LSI製造プロセス全体に広がる恐れがある。特に、C
uは基板上のシリコン酸化膜への拡散係数が大きいた
め、熱処理工程では極めて大きな問題となる。
【0003】従来から、このようなベベル部の洗浄に
は、回転する基板の裏面からフッ酸もしくは塩酸と過酸
化水素の混合液を供給し、基板表面には窒素ガスを吹き
付けることで薬液が基板表面に回り込むことを防止しな
がら、ベベル部のエッチング量を制御する方法がとられ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の方
法によれば、薬液が基板表面に回り込むことを防止する
ためには多量の窒素ガスを供給しなければならず、また
処理のための薬液の供給量も多量に必要とするという課
題があった。Cuは、水と酸素のある条件では即座に酸
化物を形成し、特に乾燥工程において顕著である。この
時生成するCuの酸化物は酸化第二銅と塩基性炭酸銅の
混合物が主であり、配線の比電気抵抗を著しく上昇する
原因となる。
【0005】そこで本発明は、基板の周縁部の処理を比
較的少量の気体を供給して基板を保護しながら効率的に
行なうことのできる処理装置を提供することを第1の目
的とする。
【0006】また本発明は、基板の表面または裏面の処
理を比較的少量の処理流体で効率的に行なうことのでき
る処理装置を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による基板処理装置は、例えば
図1に示すように、基板Wを保持し回転させるチャック
部1a、1dと;チャック部1a、1dを格納する密閉
可能なチャンバーであって、気体を導入する気体導入口
9、3a(図2)が形成されたチャンバー14と;基板
Wをチャック部1a、1dで回転させながら、基板Wの
周縁部をエッチングまたは洗浄する処理部2と;処理部
2に第1の液体を供給する第1の供給路3cとを備え
る。基板は典型的には円形である。
【0008】基板Wは、例えば半導体基板である。密閉
可能とは、典型的には外気に対して内部を密閉すること
が可能なことをいう。処理部2は、好ましくは、周縁部
を、表面側、外周側及び裏面側から同時に処理できるよ
うに構成されている。周縁部は典型的にはベベル部とし
て形成されている。液体は、典型的にはエッチング処理
液であるが、エッチング後の洗浄のための純水も含む概
念である。
【0009】このように構成すると、気体導入口を有す
る密閉可能なチャンバーを備えるので、チャンバー内を
該気体で満たすことができる。例えば気体として不活性
ガスを用いれば、チャンバー内から酸素をパージ(排
除)して、該不活性ガスに置き代えることができる。
【0010】上記目的を達成するために、請求項2に係
る発明による基板処理装置は、例えば図1に示すよう
に、基板Wを保持し回転させるチャック部1a、1d
と;基板Wをチャック部1a、1dで回転させながら、
基板Wの周縁部をエッチングまたは洗浄する処理部2
と;処理部2に第1の液体を供給する第1の供給路3c
(図2)と;基板Wの表面または裏面に沿って平行に置
かれた平板10、11と;平板10、11が沿う表面ま
たは裏面と平板10、11との隙間に、前記エッチング
または洗浄をするための第2の液体、または基板Wを保
護するための気体を供給する第2の供給路9、13とを
備える。基板は典型的には円形である。
【0011】平板10、11は、いずれか一方だけでも
よい。このように構成すると、平板10、11を備える
ので、第2の液体、または気体の供給量を比較的少量に
抑えることができる。また第2の液体または気体を基板
に均一に接触させることができる。
【0012】また請求項3に記載のように、請求項2に
記載の基板処理装置では、チャック部1a、1dを格納
する密閉可能なチャンバーであって、気体を導入する気
体導入口9、13が形成されたチャンバー14を備える
ようにしてもよい。
【0013】チャンバーは、排気ダクトへの導入管を備
え、基板の搬出入時にチャンバーの一部が自動的に開閉
可能な機能を有するようにするとよい。
【0014】このとき、処理部2で使用された液体を排
出する排液管と、基板Wと平板10、11との間に供給
された液体を排出する排液管とを備えるとよい。これら
排液管は共通の排液管15であってもよい。
【0015】また請求項4に記載のように、請求項1又
は請求項3に記載の基板処理装置では、気体導入口9、
13は基板の表面側及び裏面側にそれぞれ独立して形成
されており;基板Wの表面側の導入口9に配置された第
1の気体ノズル9aと;基板Wの裏面側の導入口に配置
された第2の気体ノズル13aとを備えるようにしても
よい。
【0016】また請求項5に記載のように、請求項1、
請求項3、請求項4のいずれか1項に記載の基板処理装
置では、基板Wの表面側に配置された第1の純水ノズル
9aと;基板Wの裏面側に、第1の純水ノズル9aとは
独立して配置された第2の純水ノズル13aとを備える
ようにしてもよい。これらの純水ノズルは、第1、第2
の気体ノズルと共通のノズル9a、13aとしてもよ
い。
【0017】また請求項6に記載のように、請求項1乃
至請求項5のいずれか1項に記載の基板処理装置では、
前記第1の液体は、鉱酸と有機酸のうち一方又は両方、
または酸化剤を含むようにするとよい。
【0018】また請求項7に記載のように、請求項2ま
たは請求項3に記載の基板処理装置では、前記第2の液
体は、鉱酸と有機酸のうち一方又は両方、または酸化剤
を含むようにするとよい。
【0019】また請求項8に記載のように、請求項1乃
至請求項5のいずれか1項に記載の基板処理装置では、
前記液体は、鉱酸と有機酸のうち一方又は両方と酸化剤
を交互に用いるように構成してもよい。
【0020】また請求項9に記載のように、請求項1乃
至請求項8のいずれか1項に記載の基板処理装置では、
前記気体は、不活性ガスであるのが好ましい。ここで、
不活性ガスは、窒素ガスあるいはアルゴン等の希ガスで
ある。不活性ガスが基板に接触することとなり、例えば
酸素は排除されるので、基板が保護される。
【0021】上記目的を達成するために、請求項10に
係る発明による基板処理方法は、基板Wを回転する回転
工程と;前記回転工程で基板Wを回転させながら、基板
Wの周縁部をエッチングまたは洗浄する処理工程と;基
板Wの周囲に気体を供給する気体供給工程と;前記気体
を供給しながら、基板Wを乾燥する乾燥工程とを備え
る。基板は典型的には円形である。
【0022】前記処理工程では、好ましくは、前記周縁
部を、表面側、外周側及び裏面側から同時に処理する。
また、前記気体供給工程では、好ましくは、基板の表面
側と裏面側に気体を供給する。基板処理工程では、鉱酸
と有機酸のうち一方又は両方を含む液体を供給するとよ
い。また、基板処理工程では、酸化剤を含む液体を供給
するとよい。酸化剤は、過酸化水素水、またはオゾン水
等であり、これらのうち少なくとも1つを含む。前記気
体は、不活性ガスとするとよい。不活性ガスは、例えば
窒素ガスまたはアルゴン等の希ガスである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符
号を付し、重複した説明は省略する。以下発明の詳細な
説明に含まれる実施の形態は、本発明を説明する目的の
ために記載されているものであり、本発明は以下の実施
の形態に限定されるものではない。
【0024】図1は、チャンバーとそれに内蔵されたウ
ェハーを洗浄するするための装置構成を示す断面図であ
る。チャンバー14は、円筒形のチャンバー本体14a
とその上端を覆うチャンバー・カバー8を含んで構成さ
れている。円筒形のチャンバー本体14aは、鉛直方向
に立設され、下側が底部14bでふさがれている。チャ
ンバー・カバー8は、伏せたお椀状に形成されており、
円筒形のチャンバー本体14aの上端を覆っている。円
筒状のチャンバー本体14aの上端部とチャンバー・カ
バー8の外周部とは密着して、チャンバー14の内部を
外気からシールできるように構成されている。
【0025】底部14bは、水平に対して僅かに傾斜し
ており、その傾斜の最低部であり底部14bとチャンバ
ー本体との接続部において、チャンバー本体14aには
排気と排水とを兼ねた排気/排水管15が接続されてい
る。
【0026】チャンバー・カバー8の中心部には、開口
が形成されており、その開口を鉛直方向に貫通して上部
シャフト6が設けられている。上部シャフト6は、その
上端に円板状の鍔部6aを有している。チャンバー・カ
バー8の開口と鍔部6aとは、ベローズ状(蛇腹状)の
フレキシブルジョイント7でシール接続されている。ま
た、上部シャフト6の中心には導管9が貫通して形成さ
れている。この導管9は、窒素ガス等の酸素をパージす
るためのガスやリンス用の超純水を基板表面に供給する
ものである。導管9の先端部は、ウエハーWに対向する
ノズル9aとして形成されている。
【0027】チャンバー・カバー8と上部シャフト6と
は、不図示の連結部材で連結されており、両者の鉛直方
向の相対的位置が調整可能に構成されている。該連結部
材は前記相対的位置を調整するために上部シャフト6を
チャンバー・カバー8に対して駆動する不図示の駆動装
置を備える。前述のように、フレキシブルジョイント7
が設けられているので、チャンバー・カバー8と上部シ
ャフト6との相対的位置関係の変化に対応可能である。
【0028】また、チャンバー上部シャフト6の下端に
は、円形の平板である上部ディスク10が、水平に形成
または取りつけられている。上部ディスク10の下面
が、処理対象の基板である円形のウェハーWの表面と平
行に対向するように構成されている。上部ディスク10
の下面とウェハーW表面との隙間はできる限り狭くする
のが好ましいが、例えば、0.5〜20mmの範囲で適
宜調整する。この隙間は、好ましくは0.8〜10mm
程度、さらに好ましくは1〜4mm程度とし、導管9を
介して供給される窒素ガスや超純水がウェハーWの表面
上を均一に流れるようにする。この隙間調整をすること
により比較的少量の流体で基板の処理あるいは保護とい
う目的を達することができる。該隙間調整は、上部シャ
フト6とチャンバー・カバー8との相対的位置調整をす
ることによって行うことができる。
【0029】底部14bには6個の開口が形成されてお
り(不図示)、その開口を貫通してウェハーWを水平に
保持する6個のロールチャック1a〜1fが立設されて
いる。6個のロールチャック1a〜1fは、それぞれ自
転することによりウェハーWを回転させる。水平を保持
しながら低速で均一な回転が得られれば良く、回転速度
は最大で300min−1である。
【0030】底部14bには、ロールチャック1a〜1
fで保持されるウェハーWの裏面側に位置するように、
チャンバー下部シャフト12が立設されている。チャン
バー下部シャフト12の中心には導管13が貫通して形
成されている。導管13の先端部は、ウエハーWに対向
するノズル13aとして形成されている。
【0031】更に、チャンバー下部シャフト12の上端
には、円形の平板である下部ディスク11が、ロールチ
ャック1a〜1fで保持されるウェハーWの裏面側に、
ウェハーWの裏面と平行に対向するように形成または取
りつけられている。下部ディスク11とウェハーWの裏
面との隙間は、上部ディスク10とウハーWとの関係と
同様に、できる限り狭いのが好ましいが、例えば、0.
5〜20mmの範囲で適宜調整する。この隙間は、好ま
しくは0.8〜10mm程度、さらに好ましくは1〜4
mm程度とし、導管13を介して供給される窒素ガスや
超純水がウェハーWの裏面と下部ディスク11との隙間
を均一に流れるようにする。やはり、この隙間調整をす
ることにより比較的少量の流体で基板の処理あるいは保
護をすることができる。
【0032】図2の斜視図、部分側面図、部分平面図を
参照して、円形の基板の周縁部であるベベル部をエッチ
ングするための、エッチング部2の実例を説明する。
(a)は、ロールチャック1a〜1fで保持されたウェ
ハーWとエッチング部2との関係を示す斜視図である。
(b)は、エッチング部2の側面図、(c)は、エッチ
ング部2の平面図である。(b)(c)では、ウエハー
Wは、エッチング部2の近傍のみ示してある。
【0033】ここで基板の周縁部とは、基板の周縁で回
路が形成されていない領域、または基板の周縁で、回路
が形成されていても最終的にチップとして使用されない
領域をいう。典型的には、基板の表面と裏面の角部は、
面取りされており、あるいはRがつけられている。この
ときは、周縁部はベベル状になっているので、ベベル部
と呼ぶ。
【0034】エッチング部2は、(b)に示すように、
ウエハーWの周縁部を、隙間をあけて表面側と裏面側か
ら挟むように形成された、コの字形状の部材である。す
なわち、コの字の上側水平部分に相当する部材である上
部片持ち梁部2a、下側水平部分に相当する部材である
下部片持ち梁2c、上部片持ち梁部2aと下部片持ち梁
2cとを連結する、コの字の垂直部分に相当する垂直部
2bを含んで構成されている。このように構成すると、
コの字が周縁部を挟むようになっているので、周縁部
を、表面側、外周側、裏面側から、同時にエッチング、
洗浄等や乾燥等の処理をすることができる。またコの字
の内側とウエハーWの隙間を小さく設定することによ
り、処理液を滲み出る程度に少量に抑えることも可能と
なる。
【0035】(a)(b)(c)に示すように、上部片
持ち梁部2aの反ウエハー側(コの字の外側)には、ウ
エハーWの回転方向に沿って下流側から順番に、ウエハ
ーWを乾燥するための窒素ガス等のガス導入管3a、ウ
エハーを洗浄するリンス用の超純水導入管3b、ベベル
部に形成された金属薄膜をエッチングするための第1の
液体としてのフッ酸等の薬液導入管3cが接続されてお
り、それぞれ上部片持ち梁部2aを貫通して、窒素ガ
ス、超純水、薬液をベベル部に供給するように構成され
ている。
【0036】薬液導入管3cから供給する薬液は、エッ
チング液としての鉱酸または有機酸、または酸化剤であ
る。鉱酸は、フッ酸(HF)、塩酸(HCl)、硝酸
(HNO)、硫酸(HSO)等であり、前記薬液
は、これらのうち少なくとも1つを含む。有機酸は、酢
酸、ぎ酸、シュウ酸等であり、前記薬液は、これらのう
ち少なくとも1つを含む。酸化剤は、過酸化水素(H
)水、またはオゾン(O)水等であり、これらの
うち少なくとも1つを含む。このような薬液を、前述の
ように滲み出るように供給する。後で説明する第2の液
体についても同様である。
【0037】金属膜が銅である場合、銅のエッチングが
生じる条件は、酸性で且つ酸化還元電位が+200mV
vs.SHE(Standard Hydrogen
Electrode)以上、好ましくは+500mVv
s.SHE以上である。酸溶液の酸化還元電位は+20
0mVvs.SHE前後であるため、酸のみではいくら
濃度を上げてもエッチングレートは増加しないが、酸化
剤を混合し酸化還元電位を上げると、エッチングレート
は大幅に増加する。したがってエッチング液としては、
酸と酸化剤の混合液が好ましいが、必ずしも混合状態で
ある必要はなく、金属薄膜上に酸と酸化剤とを交互に供
給することによっても、目的を達成することができる。
【0038】(a)の斜視図を参照して、液体としての
酸と酸化剤とを交互に供給するための構造を説明する。
薬液導入管3cの上流側には、酸を供給する開閉弁であ
るソレノイドバルブSV1と酸化剤を供給する開閉弁で
あるソレノイドバルブSV2とが並列に配置されてい
る。ソレノイドバルブSV1を介する酸の導管とソレノ
イドバルブSV2を介する酸化剤の導管とが、薬液導入
管3cに合流している。またソレノイドバルブSV1と
ソレノイドバルブSV2との開閉を制御するコントロー
ラ30が両バルブに電気的に接続されている。
【0039】コントローラ30は、ソレノイドバルブS
V1とソレノイドバルブSV2の開閉の時間と開閉の順
序とを制御する。金属薄膜の種類により、酸の種類と濃
度は適宜選択され、エッチング部2に供給する酸と酸化
剤の順序及びそれぞれの供給時間は、コントローラ30
で設定し、任意の条件で酸と酸化剤とを交互に供給する
ことができる。コントローラ30は、酸と酸化剤とを同
時に混合状態で供給するような選択も可能としている。
【0040】また全開と全閉とだけが可能なソレノイド
バルブSV1、SV2の代わりに、中間開度も可能な調
節弁を用いてもよい。このときは、コントローラ30
は、酸と酸化剤の流量を調節して、混合割合を任意の値
にすることができる。
【0041】超純水導入管3bから供給するのは、洗浄
用の超純水である。ガス導入管3aから供給するのは、
乾燥用の不活性ガス(NやAr)である。
【0042】(b)(c)に示すように、下部片持ち梁
2cの反ウエハー側(コの字の外側)には、コの字の内
側から下部片持ち梁2cを貫通して、薬液及び超純水の
廃液をチャンバー14の外に排出するための排水管4が
接続されている。
【0043】また、(b)に示すように、エッチング部
2の垂直部2bの反ウエハー側(コの字の外側)には、
水平方向に配設されたシャフトで接続されたエアーシリ
ンダ5が設置されている。エアーシリンダ5は、シャフ
トを介してエッチング部2をウエハーWに近づく方向、
遠ざかる方向(図中Aで示す方向)に駆動するように構
成されている。このようにして、エッチング部2は、ウ
ェハーWの搬出入時(ロールチャック1a〜1fへの載
置、とりはずし時)に待避できる構造となっている。
【0044】図3の斜視図を参照して、ロールチャック
の一例を説明する。ここではロールチャック1a〜1f
のうち、ロールチャック1a、1b、1cの部分だけを
抽出して示してある。3つのロールチャックのうち、中
央のロールチャック1bにモータMが直結されており、
モータMはベース27に固定されている。他のロールチ
ャック1a、1cはそれぞれを回転自在に支持する支持
シャフトがベース27に固定されている。これらのシャ
フトは図3には不図示のチャンバー底部14bの開口を
貫通して設けられている。
【0045】中央のロールチャック1bと他のロールチ
ャック1a、1cは、それぞれ駆動ベルト19a、19
bで繋がっている。このように構成されているので、中
央のロールチャック1bがモータMで回転することによ
り、ロールチャック1a及び1cも同じ方向に回転す
る。もう一組のロールチャック1d〜1fも同様の構造
となっている。なおモータMは、中央のロールチャック
1bに限らず、両側のロールチャック1a、1cのいず
れかに設けてもよい。
【0046】図4を参照して、別の実施の形態の基板処
理装置に用いるエッチング部の例を説明する。この例で
は、エッチング部20は、(a)の側面図に示すよう
に、ウエハーWの周縁部の上方に水平方向に配設された
上部片持ち梁20aとウエハーWの周縁部の下方に水平
方向に配設された下部片持ち梁20cとを含んで構成さ
れている。
【0047】(b)の斜視図に示すように、上部片持ち
梁部20aには、ウエハーWの回転方向に沿って下流側
から順番に、ウエハーWを乾燥するための窒素ガス等の
ガス(気体)導入管3a、ウエハーWを洗浄するリンス
用の超純水導入管3b、更にベベル部に形成された金属
薄膜をエッチングするためのフッ酸等の薬液導入管3c
が、それぞれ上部片持ち梁部20aを貫通して取りつけ
られている。それぞれの導入管の先端にはウエハーに向
くように、ガスノズル31a、超純水ノズル31b、薬
液ノズル31cが配置されている。
【0048】(a)に示すように、下部片持ち梁20c
の反ウエハー側には、コの字の内側から下部片持ち梁2
0cを貫通して、薬液及び超純水の廃液をチャンバー1
4の外に排出するための排水管4が接続されている。
【0049】上部片持ち梁部20a及び下部片持ち梁部
20cは、図2(b)に示したのと同様に、不図示の垂
直部20bで連結されており、不図示のシャフトで接続
されたエアーシリンダ5が設置され、エアーシリンダ5
を水平方向に前後に駆動してエッチング部2を動かし、
ウェハーWの搬出入時に待避できる構造となっている。
【0050】図5を参照して、さらに別の実施の形態の
基板処理装置に用いるエッチング部の例を説明する。こ
の例では、エッチング部の薬液供給部に多孔質ロール1
7を使用している。多孔質ロール17は、ロールチャッ
ク1a〜1fにより支持された円形のウエハーWのベベ
ル部に斜めに多孔質ロール17が接触するように設置さ
れている。多孔質ロール17の回転軸は、サーボモータ
16と直結しており、多孔質ロール17がベベル部に接
触しながら回転できるように構成されている。
【0051】多孔質ロール17の鉛直方向上方には、薬
液を供給する薬液ノズル18が配置されている。薬液ノ
ズル18からは、薬液が、多孔質ロール17に染み込む
ように供給される。
【0052】また、多孔質ロール17の、ウエハーWの
回転方向下流側には、超純水ノズル22、ガスノズル2
1が、この順番に配置されている。超純水ノズル22か
らはウエハーWに超純水が供給され、ウエハーWを洗浄
(リンス)する。また、ガスノズル21からは窒素ガス
が噴射され、ウエハーWの乾燥を行なうことができる。
【0053】図6の正面断面図を参照して、チャンバー
14の開閉機構の構造と作用を説明する。チャンバー本
体14aの底部14bには、鉛直方向下方に延伸するア
ーム26が取りつけられており、アーム26の下端には
水平部があり、該水平部には雌ネジが切られており、該
雌ネジには雄ネジの切られた駆動ネジ棒24が鉛直方向
に貫通、噛合している。駆動ネジ棒24の下端は、サー
ボモータ25で回転可能に支持されている。サーボモー
タ25はベース27に固定されている。
【0054】このような構造において、サーボモータ2
5で駆動ねじ棒24を回転することにより、アーム26
が上下に移動し、チャンバー本体14aが上下する。チ
ャンバー・カバー8は、不図示の支持機構により、ベー
ス27に対して固定されている。したがって、チャンバ
ー本体14aが下方へ動くと、チャンバー・カバー8と
チャンバー本体14aとの間に空間が生じ、この空間を
利用してウェハーWの搬出入が可能となる。
【0055】なお、ロールチャク1a〜1fのシャフト
は、前述のように、底部14bに各シャフトに対応して
形成された開口を貫通して、ベース27に支持されてい
るが、ロールチャク1a〜1fと底部14bとの間は、
ベローズ状(蛇腹状)のフレキシブルジョイント23で
接続されている。フレキシブルジョイント23は、チャ
ンバー14の内部を外部と遮断、シールしている。回転
するロールチャク1a〜1fと静止しているフレキシブ
ルジョイント23との間は、不図示のメカニカルシール
でシールされている。
【0056】このように構成されているので、チャンバ
ー本体14aが下方に動いても、ウエハーWはロールチ
ャク1a〜1fによりそのままの水平位置で保持され、
且つ、ロールチャク1a〜1fは、フレキシブルジョイ
ント23でチャンバー本体14aと接続されているた
め、外部からの汚染を受けることはない。
【0057】以上の例では、チャバー本体14aを下方
に動かす構成を説明したが、チャンバー本体14aは動
かさずに、チャンバー・カバー8及び上部シャフト9を
上方に動かす構造を採用してもよい。
【0058】周縁部のエッチング処理中には、エッチン
グ部2の導管3cから第1の液体としてのエッチング液
であるフッ酸や過酸化水素が供給されると共に、導管9
からはウエハーWの表面に向けて不活性ガス、典型的に
は窒素ガスが供給され、ウエハーWの表面をエッチング
液から保護する。また、導管13からは、エッチング処
理のためにウエハーWの裏面に向けて第2の液体として
のエッチング液であるフッ酸や過酸化水素が供給され
る。さらに、エッチング処理が終わると、エッチング部
2の導管3b及び前述の導管9と導管13からは、洗浄
用の超純水が供給される。その後の乾燥工程では、エッ
チング部2の導管3a及び前述の導管9及び導管13か
らは、不活性ガス、典型的には窒素ガスが供給される。
【0059】また、チャンバー・カバー8には酸素濃度
センサー32が取り付けられており、別途設けられた酸
素濃度計33に電気的に接続されている。チャンバー1
4内に不活性ガスを供給することにより酸素を排除する
が、チャンバー14内の酸素濃度をセンサー32により
検出し酸素濃度計33で測定することにより、低酸素状
態を担保する。
【0060】以上のように、本願発明の実施の形態によ
れば、ウェハーWの洗浄を密閉チャンバー14内で窒素
ガス(N)により大気中の酸素をパージした条件下
で、薬液をウェハーWのベベル部に供給することができ
るので、ベベル部の金属薄膜をエッチングし、連続して
超純水でリンスを行い、更に窒素ガス等でベベル部を窒
素(N)ブローして酸素のない状態で素早く乾燥す
ることにより、ウォターマークの生成やエロージョン及
びコロージョンの起らないベベル洗浄を実現することが
できる。
【0061】また下部ディスク11を備えるので、導管
13を通して供給される処理液、例えばフッ酸、過酸化
水素の供給量を比較的少量に抑えることができる。ま
た、導管13を通して窒素ガスを供給するときは、その
量を比較的少量に抑えながら乾燥という目的を効率的に
達成することができる。
【0062】また上部ディスク10を備えるので、エッ
チング部2でウエハーWのエッチングをする際、上部デ
ィスク10とウエハーWの表面との間に比較的少量の窒
素ガスを供給することにより、ウエハーWの表面をエッ
チング液から効果的に保護することができる。またベベ
ル部をエッチングした後にウエハーWの表面を洗浄する
際には、洗浄液であるIPA(イソプロピルアルコー
ル)やDIW(超純水)を上部ディスク10とウエハー
Wの表面との間に供給するので、その量を比較的少量に
抑えることができる。
【0063】以上説明したように、ベベル部及び裏面の
金属薄膜の除去には、薬液による化学的エッチングが基
本であり、使用した薬液のリンスが必要となる。薬液の
リンスには典型的には超純水を用いるが、対象となる金
属または金属化合物によっては、エロージョンやコロー
ジョンを起こしやすいものがある。特に、配線材料とし
てのCuは、比電気抵抗が極めて低いことと高エレクト
ロマイグレーション耐性であることから好んで使用され
るものの、リンスに超純水を用いたとしてもエロージョ
ンを起こすことがしばしば観察されていた。これは、ベ
ベル部及び裏面のエッチング中にわずかではあるが酸と
過酸化水素の混合液ミストが、基板表面のCu膜上まで
達しているためと、水と酸素の共存状態が避けにくいた
めであった。したがって、薬液がリンスに切り替わった
としても、ミストの付着したCu表面には所謂ウォター
・マークが形成されたりのトラブルの原因となってい
た。本発明の実施の形態によれば、このような問題を解
決することができる。
【0064】図7の装置全体平面図を参照して、以上説
明したような本発明の実施の形態である基板洗浄装置1
25を有する、半導体基板Wに銅めっきを施すめっき装
置を説明する。同図に示すように、このめっき装置は、
矩形状の設備110内に配置されて、半導体基板の銅め
っきを連続的に行うように構成されている。この設備1
10は、仕切壁111によってめっき空間112と清浄
空間113に仕切られ、これらの各めっき空間112と
清浄空間113は、それぞれ独自に給排気できるように
なっている。そして、前記仕切壁111には、開閉自在
なシャッタ(図示せず)が設けられている。また、清浄
空間113の圧力は、大気圧より低く、且つめっき空間
112の圧力よりも高くしてあり、これにより、清浄空
間113内の空気が設備110の外部に流出することが
なく、且つめっき空間112内の空気が清浄空間113
内に流入することがないようなっている。
【0065】前記清浄空間113内には、基板収納用カ
セットを載置する2つのカセットステージ115と、め
っき処理後の基板を純水で洗浄(リンス)し乾燥する2
基の洗浄・乾燥装置116が配置され、更に基板の搬送
を行う固定タイプで回転自在な第1搬送装置(4軸ロボ
ット)117が備えられている。この洗浄・乾燥装置1
16としては、例えば基板の表裏両面に超純水を供給す
る洗浄液供給ノズルを有し、基板を高速でスピンさせて
脱水、乾燥させる形式のものが用いられる。一方、めっ
き空間112内には、基板のめっきの前処理を行い、前
処理後の基板を反転機120で反転させる2基の前処理
ユニット121と、基板の表面に該表面を下向きにして
銅めっき処理を施す4基のめっき処理ユニット122
と、基板を載置保持する2基の第1基板ステージ123
a,123bが配置され、更に基板の搬送を行う自走タ
イプで回転自在な第2搬送装置(4軸ロボット)124
が備えられている。
【0066】清浄空間113内に位置して、めっき後の
基板を酸溶液、酸化剤溶液などの薬液で洗浄する2基の
基板洗浄装置125と、この基板洗浄装置125と前記
洗浄・乾燥装置116との間に位置して第2基板ステー
ジ126a,126bが配置され、更に2基の基板洗浄
装置125に挟まれた位置に基板の搬送を行う固定タイ
プで回転自在な第3搬送装置(4軸ロボット)127が
備えられている。前記一方の第1基板ステージ123b
及び第2基板ステージ126bは、基板を水洗い可能に
構成されているとともに、基板を反転させる反転機12
0が備えられている。
【0067】これにより、前記第1搬送装置117は、
前記カセットステージ115に載置されたカセット、洗
浄・乾燥装置116及び第2基板ステージ126a,1
26b間で基板を搬送し、第2搬送装置124は、前記
第1基板ステージ123a,123b、前処理ユニット
121及びめっき処理ユニット122間で基板を搬送
し、第3搬送装置127は、前記第1基板ステージ12
3a,123b、基板洗浄装置125及び第2基板ステ
ージ126a,126b間で基板を搬送するようになっ
ている。
【0068】更に、前記設備110の内部には、前記第
1基板ステージ123aの下方に位置して、調整運転用
基板を収納する容器128が内蔵され、第2搬送装置1
24は、調整運転用基板を容器128から取出し、調整
運転終了後に再び容器128に戻すようになっている。
このように、調整運転用基板を収容する容器128を設
備110の内部に内蔵することで、調整運転の際に調整
運転用基板を外部から導入することに伴う汚染やスルー
プットの低下を防止することができる。なお、容器12
8の配置位置は、いずれかの搬送装置で調整運転用基板
の取出し及び収納が可能な位置であれば、設備110内
の何処でも良いが、第1基板ステージ123aの近傍に
配置することで、調整運転用基板を使用した調整運転を
前処理からめっき処理と始め、洗浄し乾燥させた後に容
器128内に収容することができる。ここで、基板に対
するめっきの濡れ性を良くする前処理を施す前処理ユニ
ットを省略することもできる。また、めっきを施す前に
基板に付着されたシード層を補強するためのプレプレー
ティングを行うためのプレプレーティングユニットをめ
っきユニットの1つに代えて、または、前処理ユニット
の1つに代えて設置することもできる。この場合には、
前処理ユニットの代わりに、プレプレーティングとめっ
きの間に、及び/又は、めっき後に水洗が行われるため
の水洗ユニットが設置される。
【0069】ここで、前記搬送装置117として、落し
込みタイプの2本のハンドを有し、上側をドライハン
ド、下側をウェットハンドとしたものを使用し、搬送装
置124、127として、落し込みタイプの2本のハン
ドを有し、双方をウエットハンドとしたものを使用して
いるが、これに限定されないことは勿論である。
【0070】次に、この装置における基板の流れの概要
を説明する。基板は表面(素子形成面、処理面)を上に
向けてカセットに収納されてカセットステージ115に
載置される。そして、第1搬送装置117が基板をカセ
ットから取出し、第2基板ステージ126a上に移動し
て、基板を第2基板ステージ126a上に載置する。そ
して、第3搬送装置127が第2基板ステージ126a
上にあった基板を第1基板ステージ123aに移す。次
に、第2搬送装置124が第1基板ステージ123aか
ら基板を受け取って前処理ユニット121に渡し、前処
理ユニット121での前処理終了後、基板の表面が下に
向くように反転機120で基板を反転させ、再び第2搬
送装置124に渡す。そして、第2搬送装置124は基
板をめっき処理ユニット122のヘッド部に渡す。
【0071】めっき処理ユニット122で基板のめっき
処理及び液切りを行った後、基板を第2搬送装置124
に渡し、第2搬送装置124は基板を第1基板ステージ
123bへ渡す。基板は、第1基板ステージ123bの
反転機120によって、表面が上に向くように反転さ
れ、第3搬送装置127によって基板洗浄装置125に
移される。基板洗浄装置125において薬液洗浄、純水
リンス、スピン液切りされた基板は、第3搬送装置12
7により第1基板ステージ123bへ運ばれる。次に、
第1搬送装置117が第1基板ステージ123bから基
板を受取り、洗浄・乾燥装置116に基板を移送し、洗
浄・乾燥装置116で純水によるリンスとスピン乾燥を
行う。乾燥された基板は、第1搬送装置117によりカ
セットステージ115に載置された基板カセット内に収
納される。ここで、前処理ユニットでの前処理を省略す
ることもできる。プレプレーティングユニットを設置し
た場合は、カセットから取り出された基板は、プレプレ
ーティングユニットでプレプレーティングを施され、水
洗工程を経て、又は、水洗工程を経ずに、めっき処理ユ
ニットでめっき処理が施される。めっき後に水洗工程を
経て、または水洗工程を経ずに、第1の洗浄装置に搬送
される。
【0072】以上説明しためっき装置によれば、基板洗
浄装置125を備えるので、めっき処理のされた基板の
周縁部の洗浄を、基板を保護しながら効率的に行なうこ
とができる。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、チャッ
ク部を備えるので基板Wを保持し回転させることがで
き、気体を導入する気体導入口が形成された密閉可能な
チャンバーを備えるのでチャック部で保持された基板
を、導入した気体中に置くことができ、処理部を備える
ので基板をチャック部で回転させながら基板の周縁部を
エッチングまたは洗浄することができ、液体供給路を備
えるので処理部に液体を供給することができ、基板の周
縁部の処理を気体を供給して基板を保護しながら効率的
に行なうことのできる基板処理装置を提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である基板洗浄装置の正面
断面図である。
【図2】図1の基板洗浄装置に用いるロールチャックと
エッチング部を説明する斜視図、部分側面断面図、部分
平面図である。
【図3】図1の装置に用いるロールチャックの斜視図で
ある。
【図4】エッチング部の別の形態を説明する側面図、斜
視図である。
【図5】エッチング部のさらに別の形態を説明する斜視
図、側面図である。
【図6】図1の基板洗浄装置のチャンバー開閉機構を説
明する正面断面図である。
【図7】本発明の実施の形態である基板洗浄装置を有す
るめっき装置の全体平面図である。
【符号の説明】
1a〜1f ロールチャック 2 エッチング部 2a 上部片持梁部 2b 垂直部 2c 下部片持梁部 3a ガス導入管 3b 超純水導入管 3c 薬液導入管 4 排水管 5 エアシリンダ 6 上部シャフト 6a 鍔部 7 フレキシブルジョイント 8 チャンバーカバー 9 導管 9a ノズル 10 上部ディスク 11 下部ディスク 12 下部シャフト 13 導管 13a ノズル 14 チャンバー 14a チャンバー本体 14b チャンバー底部 15 排気/排水管 17 多孔質ロール 19 駆動ベルト 20a ガスノズル 20b 超純水ノズル 20c 薬液ノズル 21 ガスノズル 23 フレキシブルジョイント 24 駆動ネジ棒 30 コントローラ 110 設備 125 基板洗浄装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 槙田 裕司 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 山田 かおる 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 白樫 充彦 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 伊藤 賢也 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 5F043 AA22 EE07 EE08 EE35 EE40 GG10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持し回転させるチャック部と;
    前記チャック部を格納する密閉可能なチャンバーであっ
    て、気体を導入する気体導入口が形成されたチャンバー
    と;前記基板を前記チャック部で回転させながら、前記
    基板の周縁部をエッチングまたは洗浄する処理部と;前
    記処理部に第1の液体を供給する第1の供給路とを備え
    た;基板処理装置。
  2. 【請求項2】 基板を保持し回転させるチャック部と;
    前記基板を前記チャック部で回転させながら、前記基板
    の周縁部をエッチングまたは洗浄する処理部と;前記処
    理部に第1の液体を供給する第1の供給路と;前記基板
    の表面または裏面に沿って平行に置かれた平板と;前記
    平板が沿う表面または裏面と前記平板との隙間に、前記
    エッチングまたは洗浄をするための第2の液体、または
    前記基板を保護するための気体を供給する第2の供給路
    とを備える;基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記チャック部を格納する密閉可能なチ
    ャンバーであって、気体を導入する気体導入口が形成さ
    れたチャンバーを備える請求項2に記載の基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記気体導入口は基板の表面側及び裏面
    側にそれぞれ独立して形成されており;前記基板の表面
    側の導入口に配置された第1の気体ノズルと;前記基板
    の裏面側の導入口に配置された第2の気体ノズルとを備
    える;請求項1又は請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記基板の表面側に配置された第1の純
    水ノズルと;前記基板の裏面側に、前記第1の純水ノズ
    ルとは独立して配置された第2の純水ノズルとを備え
    る;請求項1、請求項3、請求項4のいずれか1項に記
    載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の液体は、鉱酸と有機酸のうち
    一方又は両方、または酸化剤を含むことを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の基板処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2の液体は、鉱酸と有機酸のうち
    一方又は両方、または酸化剤を含むことを特徴とする請
    求項2または請求項3に記載の基板処理装置。
  8. 【請求項8】 前記液体は、鉱酸と有機酸のうち一方又
    は両方と酸化剤を交互に用いるように構成された、請求
    項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の基板処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記気体は、不活性ガスであることを特
    徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の
    基板処理装置。
  10. 【請求項10】 基板を回転する回転工程と;前記回転
    工程で前記基板を回転させながら、前記基板の周縁部を
    エッチングまたは洗浄する処理工程と;前記基板の周囲
    に気体を供給する気体供給工程と;前記気体を供給しな
    がら、前記基板を乾燥する乾燥工程とを備える;基板処
    理方法。
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