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JP2003076458A - 電子フォーム入力装置および電子フォーム入力支援プログラム - Google Patents

電子フォーム入力装置および電子フォーム入力支援プログラム

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Publication number
JP2003076458A
JP2003076458A JP2001269059A JP2001269059A JP2003076458A JP 2003076458 A JP2003076458 A JP 2003076458A JP 2001269059 A JP2001269059 A JP 2001269059A JP 2001269059 A JP2001269059 A JP 2001269059A JP 2003076458 A JP2003076458 A JP 2003076458A
Authority
JP
Japan
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electronic form
input
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use environment
screen
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001269059A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Takahashi
伸幸 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2001269059A priority Critical patent/JP2003076458A/ja
Publication of JP2003076458A publication Critical patent/JP2003076458A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置毎に電子フォームのカスタマイズを可能
とし、利用者に対して利便性増した電子フォーム入力装
置ならびにそのプログラムを提供する。 【解決手段】 使用環境情報設定部23にあらかじめ装
置における電子フォームの画面仕様を含む入力インタフ
ェース仕様を設定しておき、電子フォームを使用する際
に、電子フォーム生成部26によって先に設定した画面
仕様を含む入力インタフェース仕様を読み出し、使用す
る電子フォームに反映させることにより装置毎に電子フ
ォームのカスタマイズを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信ネットワークを利用して各種申し込み、通知等の
手続きを行う手続システムに用いて好適な、電子フォー
ム入力装置ならびにそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、官公庁などへの申請、届出、企業
などへの申し込み、登録、契約などの各種手続きは、基
本的に紙の書類を利用して行なわれていた。即ち、予め
用意された書式の帳票に手続者が必要事項を記入し、更
に必要に応じて捺印し、必要書類を添付して提出先に提
出するという方法で手続きが行なわれていた。
【0003】一方、近年のネットワーク技術の進歩やペ
ーパレス化の流れに伴い、紙媒体の書類ではなく、電子
化された書類データをインターネット等の通信ネットワ
ーク上で授受することにより、上述のような各種手続き
を効率的に行うことが可能となりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した電
子フォームを利用者が持つ端末装置を介して読み出して
表示する際、その表示スタイルは、電子フォームが持つ
仕様、あるいは端末装置が持つ仕様によって固定的に表
示されるため、その電子フォームが縮小して表示され、
あるいは、入力フィールドが、行、頁渡りして表示され
ることがあり、スクロール、あるいは頁切替えしない限
り電子フォーム全体を見渡すことができず、従って、操
作性に悪影響を及ぼしていた。
【0005】また、例えば、誤入力に対して警告を発生
する機能を持つ電子フォームにおいて、装置にスピーカ
が装備されていない場合、警告に代わって利用者に誤入
力を通知するための手当てがなく、場合によっては誤入
力を黙認することもありうる。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、電子フォームを処理する装置が持つ電子フォー
ムの画面仕様を含む入力インタフェース仕様をあらかじ
めファイルに設定しておき、電子フォームを使用する際
に先に設定した画面仕様を含む入力インタフェース仕様
を読み出して使用する電子フォームに反映させることに
より、装置毎に電子フォームのカスタマイズを可能とし
た、電子フォーム入力装置ならびにそのプログラムを提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、電子フォーム入力装置において、電子フォーム毎
に、電子フォームを処理する装置の使用環境情報を設定
し、保存する使用環境情報設定手段と、前記電子フォー
ムを使用するときに、当該電子フォームに対して設定さ
れた使用環境情報を前記使用環境情報設定手段から読み
出し、読み出した使用環境情報に従ってカスタマイズし
た電子フォームを生成する電子フォーム生成手段と、を
備える。
【0008】上記電子フォーム入力装置によれば、使用
環境情報設定手段にあらかじめ装置における電子フォー
ムの画面仕様を含む入力インタフェース仕様を設定して
おき、電子フォームを使用する際に、電子フォーム生成
手段によって先に設定した画面仕様を含む入力インタフ
ェース仕様を読み出し、使用する電子フォームに反映さ
せることにより、装置毎に電子フォームのカスタマイズ
が可能となる。従って、常に電子フォーム入力に使用さ
れる装置に対して最適化された電子フォームを提供で
き、操作性、利便性を向上させることができる。
【0009】上記電子フォーム入力装置の一態様では、
前記使用環境情報設定手段により設定される前記装置毎
の使用環境情報は、画面サイズ、スピーカ装備の有無、
通信速度、マウス装備の有無のうちの少なくとも一つで
ある。
【0010】この態様によれば、例えば、電子フォーム
の各入力フィールドに対する利用者のデータ入力に対し
誤入力を検出して警告を発する機能が付加されていた場
合、使用環境情報を参照してスピーカが装備されていれ
ば警告音を発し、スピーカが付属されていなければ警告
メッセージを表示することで代替できる。
【0011】上記電子フォーム入力装置の他の一態様で
は、前記使用環境情報設定手段は、前記使用環境情報
を、装置の識別情報及び電子フォームに付されたユニー
クな電子フォームIDと対応付けて保存する。
【0012】この態様によれば、ある装置である電子フ
ォームを使用する際には、必ず決まった仕様環境によっ
て電子フォームが提示されることになり、装置に適した
環境で電子書類の作成を効率的に行うことができる。
【0013】本発明の第2の観点によれば、通信ネット
ワークを介して接続されるサーバ、もしくは記録媒体に
格納された電子フォームを読み出し、当該電子フォーム
を画面上に表示して利用者によるデータ入力を取り込
み、所望の帳票を作成する電子フォーム入力装置に用い
られる電子フォーム入力支援プログラムであって、前記
電子フォーム毎に、電子フォームを処理する装置の使用
環境情報を設定し、保存する第1のステップと、前記電
子フォームの画面表示や入力インタフェースの仕様を前
記装置の仕様環境情報に従って変更されるようにプログ
ラムされ、もしくは設定された電子フォームを取得する
第2のステップと、前記電子フォームを使用するとき
に、前記使用環境情報を読み出し、その使用環境情報に
従う電子フォームを生成する第3のステップとをコンピ
ュータに実行させる。
【0014】上記のように構成された電子フォーム入力
支援プログラムによれば、それを電子フォーム入力装置
上で実行させることにより、あらかじめ利用者における
電子フォームの画面仕様を含む入力インタフェース仕様
を設定記憶しておき、電子フォームを使用する際に、先
に設定した画面仕様を含む入力インタフェース仕様を読
み出し、使用する電子フォームに反映させることによ
り、装置毎に電子フォームのカスタマイズが可能とな
る。従って、常に利用者インタフェースの好みに最適化
された電子フォームを提供でき、操作性、利便性が向上
する。
【0015】上記電子フォーム入力支援プログラムの一
態様では、前記第1のステップは、複数の入力フィール
ドを含む電子フォームを受信して画面に表示するステッ
プと、利用者による入力を取り込み、前記入力フィール
ドにデータを入力するステップと、前記データ入力時に
おける画面仕様を含む入力インタフェース仕様を前記電
子フォームに関連付けて設定記憶するステップとを有す
る。
【0016】この態様によれば、それを端末装置上で実
行させることにより、装置毎に、電子フォームと使用環
境設定情報が関連付けて設定記憶されるため、電子フォ
ーム使用時、これを読み出して生成される電子フォーム
に反映させることにより、装置の能力に適した環境で電
子フォームが提供される。
【0017】上記電子フォーム入力支援プログラムの他
の一態様では、前記第2のステップは、前記電子フォー
ムを使用する際に認証を行なうと共に、前記画面仕様を
含む入力インタフェース仕様を読み取るステップと、前
記画面仕様に従って表示しようとする電子フォームを前
記読み取った入力インタフェース仕様に従って生成する
ステップと、を有する。
【0018】この態様によれば、電子フォームを使用す
る際に、先に設定した画面仕様を含む入力インタフェー
ス仕様を読み出し、使用する電子フォームに反映させる
ことにより、装置毎に電子フォームのカスタマイズが可
能となる。従って、常に利用者インタフェースの好みに
最適化された電子フォームを提供でき、操作性、利便性
が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0020】図1は、本発明の電子フォーム入力装置が
採用される手続システムの構成を概念的に示した図であ
る。
【0021】ここに示される手続システムは、例えば、
保険契約、商品購入などを含む各種手続をオンラインで
実行し、さらに完了した手続についての各種関連情報を
ユーザに提供する機能を有するものである。
【0022】図1に示すように、手続主体2、手続先
3、フォーム製作会社5、外部機能提供者10、及び申
込・通知プラットフォーム15(以下、単に「プラットフ
ォーム」と呼ぶ。)がインターネット等の通信ネットワ
ーク1を介して接続されている。
【0023】手続主体2は、申込などの各種手続を行う
者であり、個人及び企業を含む。手続とは、例えば官公
庁に対して個人や企業が行う各種申請、届出、登録など
の他、私企業に対して個人や企業が行う申込、登録、契
約なども含む。
【0024】手続先3は、手続主体2が所定の手続を行
う相手であり、官公庁などの他に、銀行、保険会社など
の私企業も含まれる。また、図1では手続先3を1つの
み示しているが、実際には複数の手続3が通信ネットワ
ーク1に接続される。
【0025】フォーム製作会社5は、手続主体2が手続
先3に対して行う各種手続において必要とされる書類の
電子フォームを作成し、提供する会社である。従来の申
請などの手続は紙書類を使用して行われてきたが、ここ
に示される手続システムにおいては、電子フォームを利
用して手続が実行される。
【0026】ここで、「電子フォーム」とは、手続主体2
が必要事項を記入する前の状態の申込書などに対する電
子データである。電子フォームには、書類名、入力項目
名、入力フィールドなどが予め含まれており、手続主体
2が自身の端末装置に表示される入力画面を利用し、入
力フィールドに必要項目を入力する。手続主体2が電子
フォームを利用して必要項目を入力し、手続先へ提出で
きる状態としたデータを、未入力状態の電子フォームと
区別する意味で以下に「電子書類」と呼ぶことがある。
【0027】フォーム製作会社5は、手続先3などの要
求に応じて各種手続に使用する電子フォームを作成し、
プラットフォーム15に提供、登録する役割を有する。
【0028】プラットフォーム15は、企業Aにより運
営され、手続主体2と手続先3の間に入って手続の実行
に伴う種々の処理を行う。
【0029】また、外部機能提供者6は、プラットフォ
ーム15による手続の実行に関連して、種々の専門的処
理、サービスなどを提供する企業、機関などである。こ
のような構成で、手続主体2と手続先3との間で手続が
実行される。
【0030】なお、本実施形態においては、通信ネット
ワーク1としてインターネットを利用し、手続主体2は
端末装置としての電子フォーム入力装置20、手続先3
は送信先サーバ、プラットフォーム15あるいはフォー
ム製作会社5に電子フォーム提供サーバが設置されてい
るものとして以下に説明を行う。
【0031】図2は、本発明の電子フォーム入力装置の
内部構成を機能的に示すブロック図である。
【0032】以下に示す各ブロックは、具体的には、C
PU及びメモリを含むハードウェアで構成され、CPU
がメモリに記録された電子フォーム入力支援プログラム
を読み出し逐次実行することにより、各ブロックが持つ
機能を実現するものである。
【0033】本発明の電子フォーム入力装置20は、通
信インタフェース部21と、電子フォーム取得部22
と、使用環境情報設定部23と、電子フォーム生成部2
4と、入出力インタフェース部25と、表示データ生成
部26と、入力データ取込部27で構成される。
【0034】通信インタフェース部21は、フォーム製
作会社5あるいはプラットフォーム15に設置された電
子フォーム提供サーバ40から、電子フォームの画面仕
様や入力インタフェース仕様を外部から読み取ったデー
タに従って変更できるように構成されたプログラムが添
付された電子フォーム、又はそのように変更できるよう
に構成された電子フォームを受信して電子フォーム取得
部22へ提供する機能を持つ。また、通信インタフェー
ス部21は、外部接続されるキーボード、マウス、ディ
スプレイなど利用して作成される電子書類を手続先3の
送信先サーバ30へ送信する機能を有し、ここでは、通
信ネットワーク1としてインターネットを用いるため、
TCP/IP(Transport Control Protocol/Intern
et Protocol)をサポートするものとする。
【0035】使用環境情報設定部23には、それぞれの
電子フォームに対して装置毎の使用環境情報が設定され
る。この使用環境情報は、図2中に、拡大して示される
ように、装置IDと、電子フォームに付されたユニーク
な電子フォームIDと、使用環境情報とを組とするデー
タから成り、これらの情報は使用環境設定情報テーブル
(TBL)230として電子フォーム支援装置20内に
格納されるものとする。
【0036】なお、使用環境設定情報TBL230は、
電子フォーム入力装置20の他に、電子フォーム入力装
置20とは通信ネットワーク1を介して接続される電子
フォーム提供サーバに格納されていてもよく、あるいは
電子フォーム入力装置20によりアクセス可能なICカ
ードなどの記憶媒体に格納されていても構わない。
【0037】また、使用環境情報は、図4に装置の使用
環境情報として示されるように、例えば、画面サイズ、
スピーカ装備の有無、装置が対応できる通信速度、マウ
ス装備の有無の情報などから成るものとする。
【0038】一方、電子フォーム生成部24は、電子フ
ォームを使用するときに、装置IDを利用して使用環境
情報TBL230から使用環境情報を読み出し、その使
用環境情報に従う電子フォームを生成する機能を持ち、
その具体的な処理手順は、図3以降に示されている。
【0039】また、入出力インタフェース部25は、入
出力デバイスとして本発明の電子フォーム入力装置20
に接続されるキーボード、マウス、ディスプレイのため
の入力あるいは表示のためのインタフェースとなり、表
示データ生成部26により生成される表示データをディ
スプレイ画面に表示し、また、利用者によりキーボード
あるいはマウスを介して入力され、入力データ取り込み
部27によって取り込まれた入力データを表示データ生
成部26あるいは使用環境情報設定部23に供給するた
めのパスとなる。
【0040】図3及び図4は、図2に示す本実施形態の
動作を説明するために引用した図である。図3は本発明
の電子フォーム入力支援プログラムの処理手順をフロー
チャートで示し、図3(a)は使用環境情報の取得方法
の例を示し、図3(b)は電子フォームの生成方法の例
を示す。また、図4は本発明の電子フォーム入力装置の
動作を模式的に示す。
【0041】以下、図3及び図4を参照しながら、本実
施形態の動作について詳細に説明する。
【0042】なお、以下に説明する動作時には、あらか
じめ装置の使用環境情報は、使用環境情報設定部23に
設定記憶されてあるものとする。例えば、図4に示され
るように、ある電子フォームに対し、画面サイズは80
0×600ドット、スピーカは装備有り、通信速度は3
400bps、マウスは装備有りとして定義し、これを
装置IDと共に使用環境情報TBL230としてファイ
ルしておく。
【0043】まず、使用環境情報を取得する方法の一例
を、図3(a)を参照して説明する。利用者は、電子フ
ォーム提供サーバにログイン後(ステップS31)、所
望の電子フォームを取得し(ステップS32)、その電
子フォームを利用して申請書等の帳票を作成する(ステ
ップS33)。そのときに装置により提供された使用環
境情報は、その装置の装置ID及びそのときに使用され
た電子フォームIDとともに、電子フォーム入力装置2
0の任意の記憶領域にセーブしておき、使用環境情報T
BL230に自動的に設定保持される(ステップS3
4)。これにより、その装置で一回使用した電子フォー
ムについては、使用環境情報が記憶される。よって、同
一の装置で同一の電子フォームを使用する際には、記憶
された使用環境情報により電子フォームを利用すること
ができる。
【0044】また、使用環境情報を取得する別の方法と
しては、利用者が電子フォームを使用するときに電子フ
ォーム提供サーバとの間で利用者が希望する仕様につき
利用者が予め指定し、こうして利用者が指定したデータ
を使用環境情報TBL230に設定記憶する形態をとる
こともできる。これらの制御は、使用環境情報設定部2
3が行う。
【0045】次に、本発明の電子フォーム入力装置を使
用して利用者が電子フォームを使用する際の処理を図3
(b)を参照して説明する。なお、電子フォーム提供サ
ーバ40側では、提供する電子フォームの画面仕様や入
力インタフェース仕様を、外部から読み取ったデータに
対して変更できるようにプログラムされた電子フォー
ム、あるいはそのような変更ができるように設定された
電子フォームを提供するものとする。
【0046】電子フォーム入力装置20は、上記のよう
な電子フォームを通信インタフェース部21を介し電子
フォーム取得部22で受信すると(ステップS40)、
使用環境情報設定部23を介して使用環境情報TBL2
30を参照し、受信した電子フォームの電子フォームI
Dに対応する使用環境情報が設定されているか否かを判
定する(ステップS41)。対応する使用環境情報が設
定されている場合、電子フォーム生成部24を起動し、
使用環境情報TBL230に設定された使用環境情報に
従った形態で電子フォームをカスタマイズする(ステッ
プS42)。
【0047】すなわち、例えば、電子フォームの各入力
フィールドに対する利用者のデータ入力に対し誤入力を
検出して警告を発する機能が付加されていた場合、使用
環境情報TBL230を参照してスピーカが装備されて
いれば警告音を発し、スピーカが付属されていなければ
警告メッセージを表示するように電子フォームを改変す
る。
【0048】一方、その電子フォームIDに相当する使
用環境情報が使用環境情報TBL230に設定されてい
なかった場合、電子フォーム生成部24は、受信した電
子フォームをデフォルトの仕様に従った態様で生成する
(ステップS43)。
【0049】図4において、装置の使用環境情報は図に
示す通りとし、この使用環境情報は使用環境情報TBL
230に格納される。そして、画面設定や入力インタフ
ェースを可変とした電子フォームデータを取得し、その
電子フォームを表示する際に使用環境情報TBL230
を読み取り、電子フォームの画面設定や入力インタフェ
ースを装置毎に設定する。
【0050】こうすることにより、例えば、電子フォー
ムの各入力フィールドに対する利用者のデータ入力に対
し誤入力を検出して警告を発する場合、使用環境情報T
BL230を参照してスピーカが装備されていれば警告
音を発し、スピーカが付属されていなければ警告メッセ
ージを表示することで代替できる。また、マウス付属の
電子フォームの場合、画面上からマウスにより数値入力
できるキーパッド画面を表示することができる。更に、
画面サイズが小さい装置であれば、表示される電子フォ
ームの幅が短くなり、横スクロールを不要とすることが
できる。
【0051】以上のようにして、装置毎にカスタマイズ
された電子フォーム又はデフォルトの電子フォームが生
成され(ステップS42又はS43)、利用者は入出力
デバイスとして接続されるキーボード、マウス、ディス
プレイなどを操作することにより、当該電子フォームに
従って順次入力フィールドにデータを埋めていき、所望
の申請書等の電子書類を作成する(ステップS44)。
【0052】以上の説明のように、本発明は、使用環境
情報設定部23にあらかじめ装置における電子フォーム
の画面仕様を含む入力インタフェース仕様を設定してお
き、電子フォームを使用する際に、その電子フォームに
対応して設定されている入力インタフェース仕様を読み
出し、使用する電子フォームに反映させることにより、
装置毎に電子フォームのカスタマイズが可能となる。従
って、常に装置の能力に適合した電子フォームを提供で
きる。
【0053】なお、本発明実施形態によれば、電子フォ
ーム提供サーバ40から電子フォームを入手し、装置に
応じて電子フォームをカスタマイズする例についてのみ
説明したが、記録媒体に記録された電子フォームをカス
タマイズする場合も同様である。即ち、電子フォームの
画面仕様や入力インタフェース仕様を外部から読み取っ
たデータに対して変更できるようにプログラムされた電
子フォーム、あるいはそのような変更ができるように設
定された電子フォームであれば、電子フォームのソース
(入手源)を問わず同様に本発明を適用できるものであ
る。
【0054】また、氏名、名称等、頻繁に入力される個
人情報の自動読み込みの設定の有無について、あるいは
どこから読むか等についてもあらかじめ仕様として設定
しておくことにより、利用者にとって常に最適化された
電子フォームを提供できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子フォームを使用する際に装置の使用環境情報に従って
表示しようとする電子フォームの画面表示や入力インタ
フェースを、使用環境毎にカスタマイズすることで、常
に利用者の扱いやすい最適化された電子フォームを得る
ことができ、操作性の向上による作業効率が改善され、
更に利用者に利便性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子フォーム入力装置が採用される手
続システムの構成を概念的に示した図である。
【図2】本発明の電子フォーム入力装置の内部構成を機
能的に示すブロック図である。
【図3】本発明の電子フォーム入力支援プログラムの処
理手順をフローチャートで示した図である。
【図4】本発明における電子フォーム入力装置の動作を
模式的に示した動作概念図である。
【符号の説明】
1…通信ネットワーク(インターネット) 2…手続主体 3…手続先 5…フォーム製作会社 10…外部機能提供者 15…申込・通知プラットフォーム 20…電子フォーム入力装置 21…通信インタフェース部 22…電子フォーム取得部 23…使用環境情報設定部 24…電子フォーム生成部 25…入出力インタフェース部 26…表示データ生成部 27…入力データ取り込み部 30…送信先サーバ30 40…電子フォーム提供サーバ 230…使用環境情報テーブル(TBL)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子フォーム毎に、電子フォームを処理
    する装置の使用環境情報を設定し、保存する使用環境情
    報設定手段と、 前記電子フォームを使用するときに、当該電子フォーム
    に対して設定された使用環境情報を前記使用環境情報設
    定手段から読み出し、読み出した使用環境情報に従って
    カスタマイズした電子フォームを生成する電子フォーム
    生成手段と、 を備えたことを特徴とする電子フォーム入力装置。
  2. 【請求項2】 前記使用環境情報設定手段により設定さ
    れる前記装置の使用環境情報は、画面サイズ、スピーカ
    装備の有無、通信速度、マウス装備の有無のうちの少な
    くとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の電
    子フォーム入力装置。
  3. 【請求項3】 前記使用環境情報設定手段は、前記使用
    環境情報を、装置の識別情報及び電子フォームに付され
    たユニークな電子フォームIDと対応付けて保存するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の電子フォーム入
    力装置。
  4. 【請求項4】 通信ネットワークを介して接続されるサ
    ーバ、もしくは記録媒体に格納された電子フォームを読
    み出し、当該電子フォームを画面上に表示して利用者に
    よるデータ入力を取り込み、所望の帳票を作成する電子
    フォーム入力装置に用いられる電子フォーム入力支援プ
    ログラムであって、 前記電子フォーム毎に、電子フォームを処理する装置の
    使用環境情報を設定し、保存する第1のステップと、 前記電子フォームの画面表示や入力インタフェースの仕
    様を前記装置の仕様環境情報に従って変更されるように
    プログラムされた、もしくは設定された電子フォームを
    取得する第2のステップと、 前記電子フォームを使用するときに、前記使用環境情報
    を読み出し、その使用環境情報に従う電子フォームを生
    成する第3のステップと、をコンピュータに実行させる
    電子フォーム入力支援プログラム。
  5. 【請求項5】 前記第1のステップは、 複数の入力フィールドを含む電子フォームを取得して画
    面に表示するステップと、 利用者による入力を取り込み、前記入力フィールドにデ
    ータを入力するステップと、 前記データ入力時における画面仕様を含む入力インタフ
    ェース仕様を前記電子フォームに関連付けて設定記憶す
    るステップと、を有することを特徴とする請求項4に記
    載の電子フォーム入力支援プログラム。
  6. 【請求項6】 前記第3のステップは、 前記画面仕様を含む入力インタフェース仕様を読み取る
    ステップと、 前記画面仕様に従って表示しようとする電子フォームを
    前記読み取った画面仕様を含む入力インタフェース仕様
    に従って生成するステップと、を有することを特徴とす
    る請求項4に記載の電子フォーム入力支援プログラム。
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