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JP2003069216A - 導電接続部同士の接続方法 - Google Patents

導電接続部同士の接続方法

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JP2003069216A
JP2003069216A JP2001260009A JP2001260009A JP2003069216A JP 2003069216 A JP2003069216 A JP 2003069216A JP 2001260009 A JP2001260009 A JP 2001260009A JP 2001260009 A JP2001260009 A JP 2001260009A JP 2003069216 A JP2003069216 A JP 2003069216A
Authority
JP
Japan
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conductive
pattern
conductive connectors
chip mounting
connecting portions
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001260009A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Maruyama
徹 丸山
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ICチップ実装インターポーザとアンテナ所
持体の導電接続部同士を強固に導通接合して、接続用導
電部に外力が集中しても電気的接続が途切れない導電接
続部同士の接続方法の提供。 【解決手段】 少なくとも導電接続部3同士をパターン
状に形成した接着剤部6を介して対接させて導電接続部
同士を接続する。 【効果】導電接続部同士の十分な接着が得られるととも
に、導電接続部同士の十分な導通が得られ、導電接続部
に外力が集中して電気的接続が途切れることがなく、ま
た、基材が紙などの熱融着しないものであっても物理的
な接着が得られ、また短時間で加工できるため、コスト
ダウンを図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電接続部同士の
接続方法に関するものであり、さらに詳しくは非接触I
Cタグなどの薄形の情報送受信型記録メディアなどのR
F−ID(RadioFrequency IDent
ification)メデイア、ペーパーコンピュー
タ、使い捨て電気製品などの導電接続部同士の接続方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波を利用した従来の配線基板の導電
接続部同士の接合方法(特開2001−7511号公
報)を図4により説明する。この接合方法は、薄い樹脂
製基体104の表面に銅箔をエッチングして形成された
導体パターン102が被着された第1の配線基板100
と、薄い樹脂製基体204の表面にアルミ箔をエッチン
グして形成された導体パターン202が被着された第2
の配線基板200とを、第1の配線基板100と第2の
配線基板200とを導体パターン上の接合予定部位10
3、203同士が整合するようにして対面状態で重ね合
わせ、その状態で接合予定部位103、203を一対の
超音波溶接具40、41で挟みつけ、超音波溶接具に超
音波振動を与えて接合予定部位に位置する導体金属同
士、樹脂製基板同士を融着して電気的導通を図るもので
ある。40は超音波ホーン、41はアンビル、101、
201は電子部品、300は接触界面、Pは圧力負荷、
Vは超音波振動を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記接合方法(特開2
001−7511号公報)は、接着剤などの別部材を用
いず、加工時間も0.5秒程度の短時間であるため、コ
ストダウンを図れるなどの利点があるが、マット性表面
の金属、導電性銀ペーストを用いて印刷して形成した導
電パターンなどの場合は接合予定部位103、203同
士の接着が十分にできないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、従来の問題を解決し、マ
ット性表面の金属、導電性銀ペーストを用いて印刷して
形成した導電パターンなどの場合にも十分な接着ができ
るような導電接続部同士の接着方法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、導電接続部同士をパ
ターン状に形成した接着剤部を介して対接させて接続す
ることにより十分な接着および導通が得られることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明の請求項1記載の導電接
続部同士の接続方法は、少なくとも導電接続部同士をパ
ターン状に形成した接着剤部を介して対接させて導電接
続部同士を接続させることを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2記載の導電接続部
同士の接続方法は、請求項1記載の接続方法において、
熱、圧力、超音波、光、電磁波あるいはそれらの組み合
わせを用いて導電接続部同士を接続させることを特徴と
する。
【0008】本発明の方法によれば、マット性表面の金
属、導電性銀ペーストを用いて印刷して形成した導電パ
ターンなどの場合にも導電接続部同士をパターン状に形
成した接着剤部を介して対接させて導電接続部同士を接
続するので、パターン状に形成した接着剤部により導電
接続部同士の十分な接着が得られるとともに、導電接続
部同士の直接接触による十分な導通が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の一形態を説明する。先ず、アンテナ回路体がICチッ
プ実装インターポーザとアンテナ所持体とに構成が区分
けされていて、このICチップ実装インターポーザとア
ンテナ所持体とが予め形成され、これらを用いてアンテ
ナ回路体を形成する場合の導電接続部同士の接続方法に
ついて説明する。
【0010】図1は一方のICチップ実装インターポー
ザの形成過程を示していて、まず後述するアンテナ所持
体の端子部分に亘るように所定の大きさとした基材1を
用意し(イ)、この基材1にICチップ実装用導電部2
と導電接続部3とが連続している一対の導電パターン4
を設ける(ロ)。この後、前記ICチップ実装用導電部
2に跨るようにしてICチップ5を実装してICチップ
実装インターポーザAを形成し(ハ)、少なくともIC
チップ5が実装されている導電接続部3(接合予定部
位)の上に接着剤をパターン状に塗布して接着剤部6を
形成する(ニ)。
【0011】図2は他方のアンテナ所持体Bの形成過程
を示していて、所定の大きさとした基材7を用意し
(イ)、この基材7にアンテナ導電部8とこのアンテナ
導電部8の端部に位置して端子部分である導電接続部9
(接合予定部位)とからなる導電パターン10を設け
(ロ)、これによってアンテナ所持体Bが形成される。
前記導電接続部9は上記ICチップ実装インターポーザ
Aの導電接続部3と対応するように設けられている。1
1は絶縁部である。
【0012】そして、ICチップ実装インターポーザA
とアンテナ所持体Bとをそれぞれの導電接続部3、9が
パターン状に形成された接着剤部6を介して相対するよ
うに重ね合わせて、その状態で前記図4に示したように
接合予定部位(導電接続部3、9)を一対の超音波溶接
具40、41で圧力負荷Pで挟みつけ、超音波溶接具に
超音波振動Vを与えて接合予定部位に位置する導電接続
部3、9をパターン状に形成された接着剤部6を介して
接着するとともに電気的導通を図り、ICチップ実装イ
ンターポーザAとアンテナ所持体Bとを接合すること
で、図3に示すRF−IDメデイアCが得られる。
【0013】これらの接合においては、接合予定部位に
マッチするように、図4に示した超音波溶接具の超音波
ホーン40および/またはアンビル41の形状、寸法、
接合予定部位への接触表面の形態などを適宜選定するこ
とが好ましい。
【0014】図示しないが、上記(ハ)でICチップ5
を実装した後、封止剤でICチップ5を封止してICチ
ップ実装インターポーザAを形成することもできる。
【0015】パターン状に形成した接着剤部6によりI
Cチップ実装インターポーザAとアンテナ所持体Bの導
電接続部3、9が導通接合されているので、接合が強固
になり、その結果、例え導電接続部3、9に外力が集中
しても電気的接続が途切れたり、基材1、7が薄紙など
の強度や剛性の低いものであってもインターポーザAが
剥がれてしまうことがない。
【0016】ICチップ実装インターポーザとアンテナ
所持体の導電接続部の相対する導電接続部を導電接続す
る方法は、導電接続部同志を位置合わせしておいてか
ら、前記のように接合予定部位を一対の超音波溶接具で
挟みつけ、超音波溶接具に超音波振動を与えてパターン
状に形成した接着剤部を介して接着するとともに電気的
導通を図り、ICチップ実装インターポーザとアンテナ
所持体とを接合するが、必要に応じて熱あるいは電磁波
エネルギーなどを適用してもよい。
【0017】この実施形態では超音波により熱圧着する
例を示したが、導電接続部を固定して導電接続する方法
はこれに限定されるものではなく、プレスによる圧着方
法などの公知の方法で行うことができ、さらに光、電磁
波、電子線などを用いる方法やこれらの組み合わせも用
いることができる。
【0018】この実施形態ではパターン状に形成した接
着剤部6をICチップ実装インターポーザAの導電接続
部3に形成した例を示したが、接着部層6はアンテナ所
持体B2側の対応する箇所(接合予定部位)にパターン
状に形成してもよく、あるいはICチップ実装インター
ポーザA側とアンテナ所持体B側の両方に形成してもよ
い。
【0019】また、接着剤部6はICチップ実装インタ
ーポーザA側の全面にパターン状に形成してもよく、ま
たアンテナ所持体B側の対応する箇所(接合予定部位)
にパターン状に形成してもよく、あるいはICチップ実
装インターポーザA側の全面とアンテナ所持体B側の対
応する箇所の両方にパターン状に形成してもよい。
【0020】また、接着剤部6の接着剤の量はあまり少
ないと十分な接着が得られず、逆にあまり多いと電気的
導通が不十分となるので、十分な接着が得られかつ電気
的導通が十分に得られる量を選定することが望ましい。
接着剤部6のパターンは、特に限定されないが、線、
点、格子状、櫛状などのパターンが好ましい。
【0021】本発明で用いる基材1あるいは基材7の素
材としては、ガラス繊維、アルミナ繊維、ポリエステル
繊維、ポリアミド繊維などの無機または有機繊維からな
る織布、不織布、マット、紙あるいはこれらを組み合わ
せたもの、あるいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成
形した複合基材、ポリアミド系樹脂基材、ポリエステル
系樹脂基材、ポリオレフィン系樹脂基材、ポリイミド系
樹脂基材、エチレン・ビニルアルコール共重合体基材、
ポリビニルアルコール系樹脂基材、ポリ塩化ビニル系樹
脂基材、ポリ塩化ビニリデン系樹脂基材、ポリスチレン
系樹脂基材、ポリカーボネート系樹脂基材、アクリロニ
トリルブタジエンスチレン共重合系樹脂基材、ポリエー
テルスルホン系樹脂基材などのプラスチック基材、ある
いはこれらにコロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照
射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理および
オゾン処理などの表面処理を施したもの、などの公知の
ものから選択して用いることができる。
【0022】ICチップ実装インターポーザとアンテナ
所持体とは同じ素材からなる基材を用いて形成してもよ
いし、異なる基材でもよい。またICチップ実装インタ
ーポーザ、アンテナ所持体それぞれに関する形成は1個
ずつでなくともよく、それぞれ複数個(しかも同種でも
異種でもよい)でも構わない。
【0023】上記ICチップ実装インターポーザでの導
電パターン4の形成、アンテナ所持体での導電パターン
10の形成は、それぞれ公知の方法で行うことができ
る。例えば、導電ペーストをスクリーン印刷やインクジ
ェット方式印刷により印刷して乾燥固定化する方法、被
覆あるいは非被覆金属線の貼り付け、エッチング、デイ
スペンス、金属箔貼り付け、金属の直接蒸着、金属蒸着
膜転写、導電高分子層形成などが挙げられるがこの限り
でない。
【0024】またアンテナ所持体において、導電パター
ン10は必ずしも片面に限られることはなく、裏面に
も、さらに最終的にアンテナとして働く接続が保証され
るならば内層に形成されてもよい。またそれらを多重に
複合させたアンテナでもよい。さらに必要に応じてジャ
ンパー線によって他の線を跨いだパターンでもよい。形
成したアンテナを保護するためにコーティングしてもよ
い。
【0025】ICチップ実装インターポーザを形成する
プロセスでのICチップの実装は、ワイヤーボンデイン
グ(WB)を始めとして、異方性導電フィルム(AC
F)、導電ペースト(ACP)、絶縁樹脂(NCP)、
絶縁フィルム(NCF)、クリーム半田ボールを用いた
ものなど、公知の方法で接続できる。必要であれば、公
知のアンダーフィル材あるいはポッティング材による接
続部の保護・補強を行ってもよい。
【0026】本発明で用いる接着剤は、前記ICチップ
実装インターポーザとアンテナ所持体を強固に導通接合
できるものであれば特に限定されるものではなく、具体
的には、例えば、ホットメルト接着剤、粘着剤、熱可塑
性樹脂接着剤あるいは熱硬化性樹脂接着剤あるいは紫外
線、電子線などにより硬化する接着剤、天然ゴム系接着
剤、合成ゴム系接着剤など、あるいはこれらの組み合わ
せからなる接着剤などに対して導電性粉末を配合したも
のを挙げることができる。粘着剤としては天然ゴムや合
成ゴムに粘着付与剤(ロジンおよびロジン誘導体、ポリ
テルベン樹脂、テルペンフェノール樹脂、石油樹脂)、
軟化剤(液状ポリブテン、鉱油、液状ポリイソブチレ
ン、液状ポリアクリル酸エステル)、老化防止剤などの
公知の添加剤を混合したゴム系、ガラス転移温度の異な
る複数のアクリル酸エステルと他種官能性単量体とを共
重合したアクリル系、シリコーンゴムと樹脂からなるシ
リコーン系、ポリエーテルやポリウレタン系粘着剤など
は好ましく使用できる。これらの接着剤や粘着剤は、溶
液に溶かした溶液型のほか、水系エマルジョン型、加熱
溶融塗布後冷却で固化するホットメルト型、液状オリゴ
マーや単量体などを塗布後、加熱や紫外線、電子線など
の放射線の照射により硬化するものなどがあるが、いず
れも使用できる。
【0027】本発明で用いる接着剤は、絶縁性・導電性
を問わない。この場合、導電性接着剤に配合される導電
性粉末としては、以下のa〜jのものなどを例示するこ
とができる。 a.銀粉 同和鉱業株式会社製 G−10,11,12,13,1
5−H,15H,18,ケミカルフレーク 株式会社徳力本店製 TCG−1,1A,5、7,11
N,7V、TC−12,20E,20V,25A、J−
20、E−20、G−1、H−1、AgF−5S、Ag
F−10S 田中貴金属工業株式会社製 AY−6010,6080 b.導電性カーボンブラック 三菱化学株式会社製 ケッチェンブラックEC,EC−
600JD 電気化学工業社製 アセチレンブラック キャボット社製 Vulcan XC−72 コロンビア・ケミカル社製 Conductex−97
5, Conductex−SC c.銅粉 同和鉱業株式会社製 DC−50,100,200,3
00 d.ニッケル粉 同和鉱業株式会社製 DNI−20,50 e.金粉 株式会社徳力本店製 TA−1,2 f.白金粉 株式会社徳力本店製 TP−1,2 田中貴金属工業株式会社製 AY−1010,1020 g.パラジウム粉 株式会社徳力本店製 TPd−1 田中貴金属工業株式会社製 AY−4010,4030 h.銀・パラジウム合金粉 株式会社徳力本店製 AP−10,30 i.亜鉛粉 j.アルミニウム粉
【0028】導電性粉末の混合比率は特に限定されな
い。しかし上記導電性粉末100質量部に対して上記の
接着剤(固形分)を10〜100質量部が混合されてい
るものが好ましく使用できる。
【0029】本発明で用いる接着剤に、必要に応じて、
シリカ、アルミナ、ガラス、タルク、各種ゴムなどの絶
縁性粉末、あるいは離型剤、表面処理剤、充填剤、顔
料、染料などの公知の添加剤を添加したりすることがで
きる。
【0030】上記ICチップ実装インターポーザとアン
テナ所持体との導電接続部は、設計上製造加工し易い任
意の方法でつくればよく、ICチップ実装用導電部ほど
の精密さが必要ない加工許容度の高い構造でよい。
【0031】上記実施形態では非接触ICタグなどの薄
形の情報送受信型記録メディアなどに用いられるRF−
IDメデイアの導電接続部同士の接続方法について説明
したが、本発明の接続方法は他の導電接続部同士の接続
にも適用することができ、具体的には、例えば、ペーパ
ーコンピュータ、使い捨て電気製品などの導電接続部同
士の接続などにも適用して導電接続部同志をパターン状
に形成した接着剤部を介して接着するとともに電気的導
通を図ることができる。
【0032】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0033】
【実施例】以下実施例および比較例によって、本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。 (実施例1)図1〜3に示したようにして、光沢のある
金属同士やマット性表面の金属同士、導電性銀ペースト
を用いて印刷して形成した導電パターン同士などからな
る導電接続部3、9同士をパターン状に形成した接着剤
部6を介して対接させて超音波を用いた熱圧着法により
接着した結果、パターン状に形成した接着剤部6により
導電接続部3、9同士の十分な接着が得られるととも
に、導電接続部3、9同士の十分な導通が得られた。
【0034】(実施例2)図1〜3に示したようにし
て、光沢のある金属同士やマット性表面の金属同士、導
電性銀ペーストを用いて印刷して形成した導電パターン
同士などからなる導電接続部3、9同士をパターン状に
形成した接着剤部6を介して対接させてプレス法による
熱圧着により接着した結果、パターン状に形成した接着
剤部6により導電接続部3、9同士の十分な接着が得ら
れるとともに、導電接続部3、9同士の十分な導通が得
られた。
【0035】(比較例1)実施例1においてパターン状
に形成した接着剤部6を形成しなかった以外は実施例1
と同様にして超音波を用いた熱圧着法により接着した結
果、導電接続部3、9同士の接着および導通が不十分で
あった。
【0036】(比較例2)実施例2においてパターン状
に形成した接着剤部6を形成しなかった以外は実施例2
と同様にしてプレス法による圧着により接着した結果、
導電接続部3、9同士の接着および導通が不十分であっ
た。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の導電接続部同士
の接続方法によれば、少なくとも導電接続部同士をパタ
ーン状に形成した接着剤部を介して対接させて導電接続
部同士を接続させるので、マット性表面の金属、導電性
銀ペーストを用いて印刷して形成した導電パターンなど
の場合にも導電接続部同士をパターン状に形成した接着
剤部を介して導電接続部同士の十分な接着が得られると
ともに、導電接続部同士の十分な導通が得られ、導電接
続部に外力が集中して電気的接続が途切れることがな
く、また、基材が紙などの熱融着しないものであっても
物理的な接着が得られ、また短時間で加工できるため、
コストダウンを図れるなどという顕著な効果を奏する。
【0038】本発明の請求項2記載の導電接続部同士の
接続方法によれば、請求項1記載の接続方法において、
熱、圧力、超音波、光、電磁波あるいはそれらの組み合
わせを用いて導電接続部同士を接続させるので、請求項
1と同じ効果を奏する上、短時間で効率よく導電接続部
同士の十分な接着が得られるとともに、導電接続部同士
の十分な導通が得られ、よりコストダウンを図れるとい
うさらなる顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】導電接続部同士の接続方法の一実施形態におけ
るICチップ実装インターポーザの形成過程を示す説明
図である。
【図2】導電接続部同士の接続方法の一実施形態におけ
るアンテナ所持体の形成過程を示す説明図である。
【図3】導電接続部同士の接続方法の一実施形態におけ
るRF−IDメデイアを示す説明図である。
【図4】超音波を利用した従来の配線基板の導電接続部
同士の接合方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基材 2 ICチップ実装用導電部 3 導電接続部 4 導電パターン 5 ICチップ 7 基材 8 アンテナ導電部 9 導電接続部 10 導電パターン 11 絶縁部 A ICチップ実装インターポーザ B アンテナ所持体 C RF−IDメデイア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA19 MB06 NA09 5B035 BA03 BB09 CA01 CA23 5E319 AA03 AB01 AC03 BB16 CC12 CC61 CD26 GG15 GG20 5E344 AA01 AA22 BB02 BB05 BB10 BB13 CD02 DD10 EE06 EE17 EE21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも導電接続部同士をパターン状
    に形成した接着剤部を介して対接させて導電接続部同士
    を接続させることを特徴とする導電接続部同士の接続方
    法。
  2. 【請求項2】 熱、圧力、超音波、光、電磁波あるいは
    それらの組み合わせを用いて導電接続部同士を接続させ
    ることを特徴とする請求項1記載の導電接続部同士の接
    続方法。
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