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JP2003055248A - アンジオテンシン変換酵素阻害剤 - Google Patents

アンジオテンシン変換酵素阻害剤

Info

Publication number
JP2003055248A
JP2003055248A JP2002162983A JP2002162983A JP2003055248A JP 2003055248 A JP2003055248 A JP 2003055248A JP 2002162983 A JP2002162983 A JP 2002162983A JP 2002162983 A JP2002162983 A JP 2002162983A JP 2003055248 A JP2003055248 A JP 2003055248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noni
converting enzyme
fruit juice
juice
angiotensin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2002162983A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Yamaguchi
信也 山口
Takeshi Maru
勇史 丸
Yasuhiro Ota
泰弘 太田
Yoji Tsukada
陽二 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUKIN CHUYU CO Ltd
Original Assignee
MARUKIN CHUYU CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MARUKIN CHUYU CO Ltd filed Critical MARUKIN CHUYU CO Ltd
Priority to JP2002162983A priority Critical patent/JP2003055248A/ja
Publication of JP2003055248A publication Critical patent/JP2003055248A/ja
Ceased legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アンジオテンシン変換酵素阻害剤並びにノニ特
有の不快な匂いが除去され、かつアンジオテンシン変換
酵素阻害作用を保持した、アンジオテンシン変換酵素阻
害剤、食品、ノニ果汁の脱臭方法、ノニ果汁並びにニコ
チアナミンの製造方法に関する。 【解決手段】ノニにアンジオテンシン変換酵素阻害作用
が存在することを見出し、さらに、ノニを活性炭及び/
又はシリカゲルで処理することによって、アンジオテン
シン変換酵素阻害活性を失うことなく、ノニ特有の不快
な匂いを除去できることを見出し、ノニ(Morinda citr
ifolia)を含有するアンジオテンシン変換酵素阻害剤を
完成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノニ(Morinda ci
trifolia)を含有するアンジオテンシン変換酵素阻害
剤、食品、ノニ果汁の脱臭方法、ノニ果汁並びにニコチ
アナミンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ノニ(Morinda citrifolia)は、南太平
洋や東南アジアに生育する植物で、その果汁、果実、
葉、根及び茎が民間療法として、古くから用いられてい
る。その薬効は多岐にわたり、ガン、糖尿病、炎症やア
レルギーがその代表的なものであり、最近では、その果
汁を中心に健康食品としてアメリカや日本で販売される
ようになった。しかしながら、それらの薬効の科学的な
検証は十分とはいえなかった。また、特有の不快な匂い
が摂取の妨げとなる場合も少なくなく、有用な脱臭方法
の提供が待たれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アンジオテ
ンシン変換酵素阻害剤並びにノニ特有の不快な匂いが除
去され、かつアンジオテンシン変換酵素阻害作用を保持
したアンジオテンシン変換酵素阻害剤、食品、ノニ果汁
の脱臭方法、ノニ果汁並びにニコチアナミンの製造方法
の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ノニの成分
について鋭意検討を重ねた結果、ノニにアンジオテンシ
ン変換酵素阻害作用が存在することを見出した。さら
に、ノニを活性炭及び/又はシリカゲルで処理すること
によって、アンジオテンシン変換酵素阻害活性を失うこ
となく、ノニ特有の不快な匂いを除去できることを見出
した。
【0005】すなわち、本発明は、以下のアンジオテン
シン変換酵素阻害剤、食品、ノニ果汁の脱臭方法、ノニ
果汁並びにニコチアナミンの製造方法を提供するもので
ある。
【0006】項1. ノニ(Morinda citrifolia)を含
有するアンジオテンシン変換酵素阻害剤。
【0007】項2. ノニ(Morinda citrifolia)抽出
物を含有するアンジオテンシン変換酵素阻害剤。
【0008】項3. ノニ(Morinda citrifolia)果汁
及び/又は該果汁を乾燥させた固体を含有するアンジオ
テンシン変換酵素阻害剤。
【0009】項4. 脱臭処理をしたノニ(Morinda ci
trifolia)果汁及び/又は脱臭処理をした該果汁を乾燥
させた固体を含有するアンジオテンシン変換酵素阻害
剤。
【0010】項5. 脱臭処理をしたノニ(Morinda ci
trifolia)果汁及び/又は脱臭処理をした該果汁を乾燥
させた固体を含有するアンジオテンシン変換酵素阻害作
用を有する食品。
【0011】項6. 脱臭処理をしたノニ(Morinda ci
trifolia)果汁及び/又は脱臭処理をした該果汁を乾燥
させた固体を含有し、アンジオテンシン変換酵素阻害作
用に基づく血圧降下作用を有する食品。
【0012】項7. ノニ(Morinda citrifolia)抽出
物を含有するアンジオテンシン変換酵素阻害作用を有す
る食品。
【0013】項8. ノニ(Morinda citrifolia)抽出
物を含有し、アンジオテンシン変換酵素阻害作用に基づ
く血圧降下作用を有する食品。
【0014】項9. 脱臭処理が活性炭及び/又はシリ
カゲルによるものであることを特徴とする項4に記載の
アンジオテンシン変換酵素阻害剤。
【0015】項10. 脱臭処理が活性炭及び/又はシ
リカゲルによるものであることを特徴とする項5に記載
のアンジオテンシン変換酵素阻害作用を有する食品。
【0016】項11. 脱臭処理が活性炭及び/又はシ
リカゲルによるものであることを特徴とする項6に記載
のアンジオテンシン変換酵素阻害作用に基づく血圧降下
作用を有する食品。
【0017】項12. 活性炭及び/又はシリカゲルを
用いてノニ(Morinda citrifolia)果汁を脱臭する方
法。
【0018】項13.ヘキサン酸濃度が100ppm以
下であるノニ(Morinda citrifolia)果汁。
【0019】項14.オクタン酸濃度が50ppm以下
であるノニ(Morinda citrifolia)果汁。
【0020】項15.ノニ(Morinda citrifolia)を溶
媒で抽出して得られる抽出液及び/又はノニ(Morinda
citrifolia)果汁を精製してニコチアナミンを製造する
方法。
【0021】項16.活性炭及び/又はシリカゲルを用
いてノニ(Morinda citrifolia)果汁を脱臭及び脱色す
る方法。
【0022】
【発明の実施の形態】ノニ(Morinda citrifolia)は、
主として南太平洋や東南アジアに生育しており、地域に
よってはノヌ、ノノ等と称されているが、本明細書にお
いてはノニと統一する。また、南太平洋や東南アジア以
外の地域で生育しているノニも存在するが、これも本発
明において使用することができる。本発明において使用
されるノニは、その果実、根、茎、葉などをいい、ノニ
を構成する部分であれば特に制限されない。ノニ果汁
は、一般的に、ノニの果実を搾汁して得られ、果肉、果
皮の一部が混入する場合もある。このような果肉、果皮
が不要である場合にはろ過などによって除去できる。
【0023】本発明のアンジオテンシン変換酵素阻害剤
は、前記のノニを有効成分とし、薬学的に許容される担
体を含むことができる。その剤型は特に限定されない
が、経口投与に適した剤型が好ましい。その形態として
は、粉末剤、カプセル剤、顆粒剤、錠剤、水溶液、懸濁
液、ゼリー剤、飴状、ガム状等が例示される。阻害剤に
含有されるノニは、ノニの果実、葉、根が好ましい。阻
害剤に含有されるノニは、どのような形態でもよいが、
液状、粉末状、細片状などに加工したものが、製剤化や
服用者に異物感を与えない点で好ましい。例えば、果
汁、果汁を乾燥させた固体(粉末、顆粒など)、果肉の
乾燥粉末などである。さらに、該アンジオテンシン変換
酵素阻害剤を一般食品や保健機能食品(特定保健用食
品、栄養機能食品など)に含有させて摂取することも、
該アンジオテンシン変換酵素阻害剤の使用形態に包含さ
れる。
【0024】本発明のアンジオテンシン変換酵素阻害剤
に含有されるノニの量は、酵素阻害作用を示し、副作用
を示さない範囲で変更可能であるが、成人1日当たり、
例えばノニ果汁であれば、1〜1000ml、好ましく
は5〜500ml、さらに好ましくは30〜300ml
であり、ノニ果汁の乾燥粉末であれば、0.06〜60
g、好ましくは0.3〜30g、さらに好ましくは1.
8〜18gとなる量である。
【0025】また、ノニの抽出物もアンジオテンシン変
換酵素阻害作用を有する。従って、本発明の阻害剤は、
ノニ抽出物を含有する。ノニを抽出するための溶媒とし
ては、熱水、水、含水エタノール、エタノール、含水メ
タノール、メタノール、酢酸エチル、クロロホルム、エ
ーテル類、ヘキサン等の一般溶媒、炭酸ガス等の超臨界
流体などの溶媒が例示されるが、これらに限定されな
い。好ましい溶媒は、熱水、含水エタノール、エタノー
ルである。
【0026】ノニを、必要に応じて、溶媒抽出に適した
形態(例えば粉末状、細片状等)に加工し、これを慣用
の方法(例えばバッチ法、カラム法等)で抽出溶媒と接
触させることにより、ノニ抽出物を得ることができる。
【0027】本発明において使用されるノニ果汁は、独
特の強い匂いを有しており、これを脱臭する場合には、
活性炭、シリカゲル、イオン交換樹脂、吸着樹脂、活性
白土などを用いる方法が採用される。特に、活性炭、シ
リカゲルによる脱臭処理は、ノニ果汁の脱臭に加え、ア
ンジオテンシン変換酵素阻害活性をほぼ損なうことがな
いため、好ましく使用される。脱臭処理における活性炭
又はシリカゲルの使用量は、脱臭が達成される限り特に
制限されないが、例えばバッチ法であればノニ果汁10
00mlに対し、5〜500g、好ましくは20〜20
0gであり、カラム法であればノニ果汁1000mlに
対し、5g以上、好ましくは20〜1000gである。
【0028】また、活性炭、シリカゲルの使用量を多く
することによって、ノニ果汁の脱臭に加えて脱色も可能
となる。ここで脱色とは、ノニ果汁がほぼ清澄な淡色
(淡黄色など)になることをいう。この脱色は上記の脱
臭も兼ねているため、ノニ果汁独特の匂い及び色を気に
することなく、ノニ果汁を食品、製剤等の様々な摂取品
に添加することができるようになり、ノニ果汁の応用範
囲が広がる。さらに、活性炭、シリカゲルによるノニ果
汁の脱色処理は、ノニ果汁の脱色に加え、アンジオテン
シン変換酵素阻害作用をほぼ損なうことがないため、本
発明のアンジオテンシン変換酵素阻害剤及び食品には好
適な脱色方法である。脱色処理における活性炭又はシリ
カゲルの使用量は、脱色が達成される限り特に制限され
ないが、例えばバッチ法であればノニ果汁1000ml
に対し、30〜500g、好ましくは40〜200gで
あり、カラム法であればノニ果汁1000mlに対し、
30g以上、好ましくは40〜1000gである。
【0029】本発明の脱臭方法でノニ果汁を処理する
と、ノニ果汁中のヘキサン酸を低減することが可能であ
る。果実を搾汁して得られるノニ果汁には、通常、20
0ppm以上のヘキサン酸が含まれている。ヘキサン酸
は汗の臭いに似た臭気を有しており、ノニ果汁からヘキ
サン酸を除去することは、ノニ果汁を経口利用する場合
には有用である。本発明の脱臭方法は、ノニ果汁は、ヘ
キサン酸の濃度が100ppm以下、好ましくは75p
pm以下、より好ましくは50ppm以下、よりいっそ
う好ましくは30ppm以下に低減することができる。
【0030】また、ノニ果汁の臭気成分としては、ヘキ
サン酸以外にオクタン酸も存在する。本発明の脱臭方法
は、オクタン酸も低減することが可能である。果実を搾
汁して得られるノニ果汁には、通常、100ppm以上
のオクタン酸が含まれている。本発明の脱臭方法は果汁
中のオクタン酸を50ppm以下、好ましくは30pp
m以下、より好ましくは15ppm以下に低減すること
ができる。
【0031】本発明のノニ果汁は、ヘキサン酸の濃度が
100ppm以下、好ましくは75ppm以下、より好
ましくは50ppm以下、よりいっそう好ましくは30
ppm以下のものである。本発明のノニ果汁は、ヘキサ
ン酸濃度が低く抑えられているため、経口利用に適した
ものである。
【0032】また、本発明のノニ果汁は、オクタン酸の
濃度が50ppm以下、好ましくは30ppm以下、よ
り好ましくは15ppm以下のものである。本発明のノ
ニ果汁は、オクタン酸の濃度が低く抑えられているた
め、経口利用に適したものである。
【0033】本発明の食品は、上記の脱臭処理を施した
ノニ果汁及び/又は上記の脱臭処理をした該果汁を乾燥
させた固体を含有するため、アンジオテンシン変換酵素
阻害作用を示す。
【0034】さらに、アンジオテンシン変換酵素(AC
E)はアンジオテンシンIをアンジオテンシンIIに変換
する酵素であり、変換されたアンジオテンシンIIは、強
力な血圧上昇作用をもち、そのメカニズムは主として細
動脈の平滑筋を直接収縮させて血圧を上昇させるもので
ある。したがって、ACEを阻害することによって血圧
を降下させることができる。よって本発明の食品は、上
記の脱臭処理を施したノニ果汁及び/又は上記の脱臭処
理をした該果汁を乾燥させた固体を含有し、アンジオテ
ンシン変換酵素阻害作用に基づく血圧降下作用を有す
る。このようなACE阻害による血圧降下作用を示すも
のとしては、カプトプリル、ペプチド類などが知られて
いる。
【0035】本発明の食品は、固体、液体、半固形、流
動食などの形態は問わない。各食品の製造法の常法にお
いて、ノニ果汁及び/又はノニ果汁を乾燥させた固体、
あるいはノニ抽出物を添加すれば本発明の食品が得られ
る。本発明の食品とは、飲料においては、酒類、清涼
系、炭酸系、果汁系、濃縮系、粉末系、乳酸系飲料等が
例示される。冷菓においてはアイスクリーム、アイスシ
ャーベット、かき氷などが例示される。 麺類において
は、そば、うどん、はるさめ、餃子の皮、しゅうまいの
皮及び小麦粉、そば粉、澱粉類に水を加えてつくられる
生麺、干麺、ゆで麺、中華麺、蒸し麺、あげ麺、即席麺
などが例示される。菓子類においては、キャンディ、サ
ンドクリーム、ジャム、ゼリー、クリーム、ガム、チョ
コレート、焼き菓子などが例示される。蛋白質性食品に
おいては、かまぼこ、ハム、ソーセージ、その他の水畜
産加工品、牛乳、発酵乳、その他の乳製品などが例示さ
れる。油脂及び油脂加工食品類においては、サラダ油、
てんぷら油などの食用油やマーガリン、マヨネーズ、シ
ョートニング、ホイップクリーム、ドレッシング、パン
などの油脂加工食品類などが例示される。健康食品類に
おいては、ハードカプセル、ソフトカプセル、粉末、顆
粒、タブレット、ドリンク剤などが例示される。調味料
類においては、ソース、たれ、スープなどが例示され
る。好ましくは、ゼリー、酒類(酎ハイ等)、清涼系飲
料、果汁系飲料、乳酸系飲料、ハードカプセル、ソフト
カプセル、ドリンク剤等である。
【0036】本発明の食品に含まれるノニ果汁を乾燥さ
せた固体の形態としては、粉末状、顆粒状のものが食品
に混合する上で、食品の味、舌触り、のどごし等に違和
感を発生させにくいため、有用である。本発明の食品に
含まれるノニの量は、成人1日当たり、ノニ果汁であれ
ば、1〜1000ml、好ましくは5〜500ml、さ
らに好ましくは30〜300mlであり、ノニ果汁の乾
燥粉末であれば、0.06〜60g、好ましくは0.3
〜30g、さらに好ましくは1.8〜18gとなる量で
ある。
【0037】また、本発明は、ノニからニコチアナミン
を製造する方法を包含する。ノニを前記抽出溶媒で抽出
して得られる抽出液、又はノニ果汁を、アンジオテンシ
ン変換酵素阻害活性を指標として、吸着樹脂、イオン交
換、ゲル濾過、エタノール沈殿を行うことによりニコチ
アナミンを単離することができる。抽出溶媒としては、
熱水、水、エタノール、含水エタノールが好ましい。
【0038】
【発明の効果】本発明のアンジオテンシン変換酵素阻害
剤は、アンジオテンシン変換酵素を有意に阻害し、ひい
ては血圧降下作用を有する。また、脱臭処理によって、
ノニ果汁中に存在するヘキサン酸及びオクタン酸の濃度
を大きく減少させることができ、摂取の妨げとなるノニ
独特の匂いを脱臭することが可能である。また、脱臭処
理によってノニ果汁の有するアンジオテンシン変換酵素
阻害作用を損なうことがないため、血圧降下作用を保持
し、かつ匂いのないアンジオテンシン変換酵素阻害剤、
食品を提供することができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0040】実施例1 アンジオテンシン変換酵素阻害
活性の測定 ノニ果汁試料0.03mlに、合成基質Bz-Gly-His-Leu(株式
会社ペプチド研究所製)溶液(7.6mM、608mMのNaClを含
むホウ酸緩衝液pH8.3)0.25ml及びアンジオテンシン変
換酵素(Sigma社製、うさぎ肺由来、0.06units/ml)0.1
mlを添加し、37℃で反応させた。30分後、0.5NのHClを
0.25ml添加し、反応を停止した。反応停止後、Kolthoff
buffer(0.1Mリン酸水素二ナトリウムと1N NaOHの比率
が1:2)を0.2ml、0.1Mの2,4,6-トリニトロベンゼン
スルホン酸ナトリウム(0.1Mリン酸水素二ナトリウムに
溶解)を0.025ml加え、37℃で20分間反応した。4mM亜硫
酸ナトリウム(0.2Mリン酸二水素ナトリウムに溶解)を
4.5ml加えて反応を停止させ、吸光度(416nm)を測定し
た。試料に代えて水を使用したものをコントロールとし
た。酵素添加前に0.5NのHClを加えたものを試料ブラン
クとした。各試料の阻害率は以下のように算出した。
【0041】阻害率(%)=100−((試料の測定値−試料
ブランクの測定値)÷(コントロールの測定値−コントロ
ールブランクの測定値)×100) 50%阻害濃度(IC50)は、希釈した試料の阻害率から、
反応液1ml当たりの試料濃度として算出した。IC50を表
1に示す。
【0042】比較例1 ノニ果汁を、アンジオテンシン変換酵素阻害が知られて
いるペプチド類を有効成分として含有する特定保健用食
品ラピスサポート(常盤薬品工業株式会社製)に代えた
以外は、実施例1と同様にしてIC50を算出した。結果を
表1に示す。表1から明らかなようにノニ果汁はラピス
サポートの約10倍の阻害活性を有する。
【0043】
【表1】
【0044】実施例2 活性炭によるノニ果汁の脱臭処
理 ノニ果汁1Lに活性炭白鷺P(武田薬品工業株式会社
製)100gを加え、室温で30分間撹拌した。0.2μm孔のフ
ィルターでろ過し、活性炭を除去した。ろ液は無色透明
であり、ノニ果汁特有の不快な匂いが除去されていた。
また、活性炭の量を20g又は50gに変更した以外は同様に
してノニ果汁の脱臭処理を行った。いずれの量の活性炭
を用いた場合にも不快な臭いが実質的に除去されてい
た。また、活性炭使用量が50g及び100gの場合にはろ液
が無色透明であった。
【0045】さらに、ろ液のアンジオテンシン変換酵素
阻害活性を実施例1と同様にして測定した結果を表2に
示す。表2から明らかなように脱臭処理された果汁は、
脱臭処理を行っていない果汁と同等の阻害活性を示し
た。
【0046】実施例3 シリカゲルによるノニ果汁の脱
臭処理 ノニ果汁10mlをSep-pak C18カラム(Waters社製)35ml
に供し、水で洗浄後、25%エタノール、50%エタノー
ル、100%エタノール各100mlで溶出した。各溶出液をエ
バポレーターで10mlに濃縮し、アンジオテンシン変換酵
素阻害活性を測定した結果、阻害活性は水洗浄画分にの
み認められた。水洗浄画分の阻害活性を表2に示す。水
洗浄画分は無色透明であり、果汁特有の匂いは除去され
ていた。
【0047】
【表2】
【0048】実施例4 アンジオテンシン変換酵素阻害
物質の単離 ノニ果汁20Lに活性炭白鷺P(武田薬品工業株式会社
製)を2 kg添加し、30分間撹拌した。ろ紙及び0.2 μm
孔フィルターにより活性炭を除去した後、エバポレータ
ーで4Lに濃縮した。濃縮液をCosmosil SL-II(ナカライ
テスク社製)カラム20Lに供し、3倍量の100%エタノール
で洗浄後、3倍量の70%エタノールで溶出した。70%エタ
ノール溶出画分をエバポレーターで500mlに濃縮し、Cos
mosil SL-IIカラム4Lに供した。100%エタノールで洗浄
後、70%エタノールで溶出し、溶出液をエバポレーター
で50mlに濃縮した。濃縮液をBio-gel P-2カラム(5L、
バイオラッド社製)に供し、水で溶出した。各画分につ
いて、アンジオテンシン変換酵素阻害活性を測定し、活
性画分をエバポレーターで50mlに濃縮した。濃縮液をCo
smosil SL-IIカラム(500ml)に供し、70%エタノール溶
出画分を5mlに濃縮した。濃縮液をBio-gel P-2カラム
(500ml)に供し、活性画分を5mlに濃縮した。濃縮液を
調製用HPLCカラムPA-43(YMC、移動相50%アセトニトリ
ル)に1mlずつ注入し、活性ピークを分取後、1mlに濃縮
した。濃縮液を分析用カラムTSK-gel OH-120(東ソー、
移動相60%アセトニトリル)に0.04mlずつ注入し、活性
ピークを分取後、0.5mlに濃縮した。濃縮液を凍結乾燥
し、5mgの白色粉末を得た。得られた精製物質につい
て、NMR分析及び質量分析を行った結果、ニコチアナミ
ンの文献値と完全に一致し、本物質はニコチアナミンで
あると同定した。
【0049】実施例5 脱臭処理されたノニ果汁の血圧
降下作用 ノニ果汁1Lに活性炭白鷺P(武田薬品工業株式会社
製)25gを添加し、30分間撹拌した。0.2μm孔
のフィルターでろ過し、活性炭を除去して脱臭ノニ果汁
を得た。
【0050】自然発症高血圧ラット(オス、12週齢)を
5匹毎の2群に分け、脱臭ノニ果汁群及びコントロール
群とし、それぞれ、脱臭ノニ果汁及び水(コントロー
ル)をラット体重1kg当たり0.6ml経口投与した。投与前
及び投与後2, 4及び6時間後の収縮期血圧を測定した。
測定結果を図1に示す。コントロール群の収縮期血圧変
化と比較して、脱臭ノニ果汁投与群では血圧の有意な低
下が認められた。
【0051】実施例6 ノニの葉及び根抽出物のアンジ
オテンシン変換酵素阻害作用 ノニの葉粉砕物1gに水10mlを加え、100℃で1時間
抽出した。また、ノニの根粉砕物1gに80%含水エタノ
ール10mlを加え、室温で一晩抽出した。各々のサンプル
について、抽出後、固形分を除去して得られた溶液につ
いて、実施例1と同様にしてアンジオテンシン変換酵素
阻害剤活性を測定した。その結果、葉の熱水抽出物及び
根のエタノール抽出物にアンジオテンシン変換酵素阻害
活性が認められた。
【0052】実施例7 脱臭処理によるヘキサン酸及び
オクタン酸の除去 ノニ果汁の香気成分を酢酸エチルで抽出し、ガスクロマ
トグラフィーで分析を行った。果汁5mlに酢酸エチル2m
l、塩化ナトリウム1gを添加して抽出後、酢酸エチル層
を得た。水層にさらに酢酸エチル1mlを添加し、再度抽
出を行った。この操作を4回行い、すべての酢酸エチル
層を集めて分析に供した。その結果、果汁の香気成分の
大部分(香気成分の内の76%)はヘキサン酸とオクタン
酸であり、それぞれ334ppm、152ppmであった。果汁1L
に活性炭100gを添加して得られた脱臭処理した果汁
についても、同様にして酢酸エチルで抽出してガスクロ
マトグラフィーで分析を行った結果、ヘキサン酸19ppm
(除去率94.4%)、オクタン酸6ppm(除去率96.3%)であ
った。
【0053】実施例8 脱臭処理をしたノニ果汁を配合
した食品 以下に、脱臭ノニ果汁を配合した食品を示す。なお、以
下の食品例において使用した脱臭ノニ果汁は実施例5と
同様の脱臭方法で得られた果汁である。
【0054】食品例1 ゼリー グラニュー糖 235g 水飴(75%) 290g 脱臭ノニ果汁 180g ペクチン 9.7g 安定剤 1.8g クエン酸 2g クエン酸ナトリウム 0.75g 上記の成分を混合し、加熱溶解し、型に入れ、一夜静置
し、ゼリーを得た。また、脱臭ノニ果汁に代えて水を使
用したゼリーも同様にして得た。脱臭ノニ果汁を使用し
たゼリーは、ノニの不快な臭気を感じさせないものであ
り、脱臭ノニ果汁を使用しないゼリーと同様に摂取でき
るものであった。また、脱臭ノニ果汁の使用によるゼリ
ーの色調の変化も見られなかった。
【0055】食品例2 コンニャクゼリー 脱臭ノニ果汁300ml、水660gにコンニャク粉1
3gを加え、撹拌して2時間膨潤させた。これに、カー
ドラン5g及びコーンスターチ8gを加えて混合した。
これに水酸化カルシウム1.1gを水10gに懸濁させ
た懸濁液を添加混合し、約95℃の湯浴中に所望の形状
に押しだし、凝固させ、20分間加熱した。これを0.
04%クエン酸水溶液に一夜浸漬してコンニャクゼリー
を得た。また、脱臭ノニ果汁に代えて水を使用したコン
ニャクゼリーも同様にして得た。脱臭ノニ果汁を使用し
たコンニャクゼリーは、ノニの不快な臭気を感じさせな
いものであり、脱臭ノニ果汁を使用しないコンニャクゼ
リーと同様に摂取できるものであった。また、脱臭ノニ
果汁の使用によるコンニャクゼリーの色調の変化も見ら
れなかった。
【0056】食品例3 酎ハイ 市販の缶酎ハイ(350ml、宝酒造社製)に脱臭され
た脱臭ノニ果汁30mlを添加して、脱臭ノニ果汁添加
酎ハイを得た。脱臭ノニ果汁添加酎ハイは、ノニの不快
な臭気を感じさせないものであり、脱臭ノニ果汁を添加
する前の酎ハイと同様に摂取できるものであった。ま
た、脱臭ノニ果汁の添加による酎ハイの色調の変化も見
られないものであった。
【0057】食品例4 乳酸系飲料 脱臭ノニ果汁30.0g、発酵乳(乳固形分21%)1
4.7g、果糖ブドウ糖液糖9.3g、クエン酸0.0
8g、ペクチン0.5g、香料0.15g、及び残部水
を混合して全量100gとし、常法に従って乳酸系飲料
を得た。また、脱臭ノニ果汁を水に代えた以外は同様に
して乳酸系飲料を得た。脱臭ノニ果汁を使用した乳酸系
飲料は、ノニの不快な臭気を感じさせないものであり、
脱臭ノニ果汁を使用しない乳酸系飲料と同様に摂取でき
るものであった。また、脱臭ノニ果汁の使用による乳酸
系飲料の色調の変化も見られなかった。
【0058】食品例5 ドリンク剤 液糖80g、dl-酒石酸ナトリウム10mg、クエン酸
1.2g、コハク酸0.9mg、ビタミンCを1g、香
料1.5ml、塩化カリウム0.1g、アスパラギン酸
ナトリウム30mg及び硫酸マグネシウム50mgを精
製水700mlに溶解し、脱臭ノニ果汁300mlを添
加し、全量を1Lとした後、二酸化炭素を吹き込み、炭
酸入りドリンク剤を製造した。また、脱臭ノニ果汁を水
に代えた以外は同様にしてドリンク剤を得た。脱臭ノニ
果汁を使用したドリンク剤は、ノニの不快な臭気を感じ
させないものであり、脱臭ノニ果汁を使用しないドリン
ク剤と同様に摂取できるものであった。また、脱臭ノニ
果汁の使用によるドリンク剤の色調の変化も見られなか
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例5に記載の血圧降下作用を示すグラフで
ある。横軸は、投与後時間(時間)を示し、縦軸は収縮
期血圧の変化量(mmHg)を示す。Aは脱臭ノニ果汁投与
群を示し、Bはコントロール群を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 2/52 A61P 9/12 A61K 31/397 43/00 111 A61P 9/12 A23L 2/00 B 43/00 111 F (72)発明者 塚田 陽二 京都府京都市伏見区深草出羽屋敷町23 フ ァミール伏見B904 Fターム(参考) 4B017 LC02 LC03 LE01 LG04 LP03 LP07 4B018 MD61 ME03 ME08 MF06 MF14 4C086 AA01 BC02 MA01 MA04 NA14 ZA42 ZC20 4C088 AB12 AC04 AC05 AC11 BA06 CA21 MA07 MA16 MA52 ZA42 ZC20

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノニ(Morinda citrifolia)を含有する
    アンジオテンシン変換酵素阻害剤。
  2. 【請求項2】 ノニ(Morinda citrifolia)抽出物を含
    有するアンジオテンシン変換酵素阻害剤。
  3. 【請求項3】 ノニ(Morinda citrifolia)果汁及び/
    又は該果汁を乾燥させた固体を含有するアンジオテンシ
    ン変換酵素阻害剤。
  4. 【請求項4】 脱臭処理をしたノニ(Morinda citrifol
    ia)果汁及び/又は脱臭処理をした該果汁を乾燥させた
    固体を含有するアンジオテンシン変換酵素阻害剤。
  5. 【請求項5】 脱臭処理をしたノニ(Morinda citrifol
    ia)果汁及び/又は脱臭処理をした該果汁を乾燥させた
    固体を含有するアンジオテンシン変換酵素阻害作用を有
    する食品。
  6. 【請求項6】 脱臭処理をしたノニ(Morinda citrifol
    ia)果汁及び/又は脱臭処理をした該果汁を乾燥させた
    固体を含有し、アンジオテンシン変換酵素阻害作用に基
    づく血圧降下作用を有する食品。
  7. 【請求項7】 ノニ(Morinda citrifolia)抽出物を含
    有するアンジオテンシン変換酵素阻害作用を有する食
    品。
  8. 【請求項8】 ノニ(Morinda citrifolia)抽出物を含
    有し、アンジオテンシン変換酵素阻害作用に基づく血圧
    降下作用を有する食品。
  9. 【請求項9】 脱臭処理が活性炭及び/又はシリカゲル
    によるものであることを特徴とする請求項4に記載のア
    ンジオテンシン変換酵素阻害剤。
  10. 【請求項10】 脱臭処理が活性炭及び/又はシリカゲ
    ルによるものであることを特徴とする請求項5に記載の
    アンジオテンシン変換酵素阻害作用を有する食品。
  11. 【請求項11】 脱臭処理が活性炭及び/又はシリカゲ
    ルによるものであることを特徴とする請求項6に記載の
    アンジオテンシン変換酵素阻害作用に基づく血圧降下作
    用を有する食品。
  12. 【請求項12】 活性炭及び/又はシリカゲルを用いて
    ノニ(Morinda citrifolia)果汁を脱臭する方法。
  13. 【請求項13】ヘキサン酸濃度が100ppm以下であ
    るノニ(Morinda citrifolia)果汁。
  14. 【請求項14】オクタン酸濃度が50ppm以下である
    ノニ(Morinda citrifolia)果汁。
  15. 【請求項15】ノニ(Morinda citrifolia)を溶媒で抽
    出して得られる抽出液及び/又はノニ(Morinda citrif
    olia)果汁を精製してニコチアナミンを製造する方法。
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