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JP2003042004A - 小型滑走艇の出力軸構造 - Google Patents

小型滑走艇の出力軸構造

Info

Publication number
JP2003042004A
JP2003042004A JP2001231355A JP2001231355A JP2003042004A JP 2003042004 A JP2003042004 A JP 2003042004A JP 2001231355 A JP2001231355 A JP 2001231355A JP 2001231355 A JP2001231355 A JP 2001231355A JP 2003042004 A JP2003042004 A JP 2003042004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupler
hull
cover
engine
jet pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001231355A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Gokan
祥次 後閑
Tomohiro Fuse
知洋 布施
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001231355A priority Critical patent/JP2003042004A/ja
Priority to CA002394400A priority patent/CA2394400C/en
Priority to US10/199,037 priority patent/US6612883B2/en
Publication of JP2003042004A publication Critical patent/JP2003042004A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B34/00Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
    • B63B34/10Power-driven personal watercraft, e.g. water scooters; Accessories therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H21/00Use of propulsion power plant or units on vessels
    • B63H21/24Use of propulsion power plant or units on vessels the vessels being small craft, e.g. racing boats
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/34Propeller shafts; Paddle-wheel shafts; Attachment of propellers on shafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H11/00Marine propulsion by water jets
    • B63H11/02Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water
    • B63H11/04Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water by means of pumps
    • B63H11/08Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water by means of pumps of rotary type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H21/00Use of propulsion power plant or units on vessels
    • B63H21/12Use of propulsion power plant or units on vessels the vessels being motor-driven
    • B63H21/14Use of propulsion power plant or units on vessels the vessels being motor-driven relating to internal-combustion engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 船体内における水の飛散を防止するとともに
カプラと配管との干渉を防止し、配管が劣化しにくくす
る。 【解決手段】 クランク軸20aが船体の長手方向に向
くように船体に搭載されたエンジン20のクランク軸2
0aの後端においてクランク軸の延長上にカプラ36を
介してジェットポンプの軸35を連結し、カプラ36を
覆うカプラカバー100を設けるとともに、ジェットポ
ンプに連通する冷却水の配管をカプラカバー上に固定し
た。カプラ36の上にターボチャージャ70が配置さ
れ、カプラカバーとターボチャージャとの間において配
管がカプラカバー上に固定されている。カプラカバー1
00は軸35回りに回動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型滑走艇の出力
軸構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図12に示すように、エンジン1
が、そのクランク軸1aが船体2の長手方向に向くよう
に船体2に搭載され、クランク軸1aの後端1bにおい
てクランク軸1aの延長上に、ジェットポンプ3の軸3
aがカプラ4で連結された小型滑走艇が知られている。
このような小型滑走艇は、エンジン1のクランク軸1a
による動力が軸3aを介してジェットポンプ3に伝わ
り、これによって船体2が推進される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような小型滑
走艇は、レジャーに利用されることが多いため、船体2
内に、ある程度の水が侵入するという事態がしばしば生
じる。このため、従来の小型滑走艇では、船体2内に侵
入した水がカプラ4に触れると、クランク軸1aや軸3
aよりも大径であるカプラ4の遠心力によって船体2内
において飛散するという問題があった。また、この種の
小型滑走艇においては、ジェットポンプにおけるインペ
ラよりも上流側に、冷却水取り出し用の配管を連結し、
この配管を通じてエンジン等に冷却水を供給するという
ことがなされるが、従来の小型滑走艇では、その配管が
大径であるカプラ4と干渉しやいという問題があるとと
もに、カプラ4の遠心力によって飛散した水(特に海
水)が配管にかかって配管が劣化しやすくなるという問
題があった。したがって、この発明の第1の目的は、以
上のような問題を解決し、船体内における水の飛散を防
止するとともにカプラと配管との干渉を防止し、しかも
配管が劣化しにくくした小型滑走艇の出力軸構造を提供
することにある。
【0004】一方、従来の一般的な小型滑走艇における
パワーソースは2サイクルエンジンであったが、昨今の
低公害化に対応すべく、パワーソースを4サイクルエン
ジンにしたものが前述したように提案されている(特許
第2880691号)。しかしながら、4サイクルエン
ジンの出力は、同排気量の2サイクルエンジンに比べて
少ないため、これを補うべくターボチャージャ付きのエ
ンジンを搭載することが検討されており、本件出願人
は、すでに特開2001−140641号として、ター
ボチャージャ付きエンジンを搭載した小型滑走艇を提案
している。ターボチャージャは、その重量が比較的大き
いので船艇の重量バランスを考慮するとエンジンの近く
に設けることが望ましく、かつ、すぐ後方に配置するこ
とが望ましい。上記特開2001−140641号にお
いてもターボチャージャはエンジン2のすぐ後方に配置
されており、結果として、ターボチャージャは上記カプ
ラのすぐ上方に配置された状態となる。しかしながら、
このようなターボチャージャ付き小型滑走艇において、
上述したようにカプラから水が飛散すると、この水が、
ターボチャージャに直接かかり、高温になっているター
ボチャージャのケーシングに熱疲労が生じやすくなると
いう不具合が生じていた。したがって、この発明の第2
の目的は、以上のような問題を解決し、ターボチャージ
ャのケーシングに熱疲労が生じにくくした小型滑走艇の
出力軸構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の小型滑走艇の出力軸構造は、ク
ランク軸が船体の長手方向に向くように船体に搭載され
たエンジンと、このエンジンのクランク軸の後端におい
てクランク軸の延長上にカプラを介して連結された、ジ
ェットポンプの軸とを備えた構造であって、前記カプラ
を覆うカプラカバーを設けるとともに、前記ジェットポ
ンプに連通する冷却水の配管を前記カプラカバー上に固
定したことを特徴とする。上記第1、第2の目的を同時
に達成するために請求項2記載の小型滑走艇の出力軸構
造は、請求項1記載の小型滑走艇の出力軸構造におい
て、前記カプラの上にターボチャージャが配置され、前
記カプラカバーとターボチャージャとの間において前記
配管が前記カプラカバー上に固定されていることを特徴
とする。上記第2の目的を達成するために請求項3記載
の小型滑走艇の出力軸構造は、クランク軸が船体の長手
方向に向くように船体に搭載されたエンジンと、このエ
ンジンのクランク軸の後端においてクランク軸の延長上
にカプラを介して連結された、ジェットポンプの軸と、
前記カプラの上方に配置されたターボチャージャとを備
えた構造であって、前記カプラを覆う断面略逆U字形の
カプラカバーが設けられているとともに、このカプラカ
バーが前記ジェットポンプの軸回りに回動可能であるこ
とを特徴とする。請求項4記載の小型滑走艇の出力軸構
造は、請求項3記載の小型滑走艇の出力軸構造におい
て、前記カプラカバーの後部が、前記ジェットポンプの
軸を船体に対して回動可能に支持している軸受け部材に
連結されているとともに、この軸受け部材には、ブリー
ザホースおよび/またはグリース供給ホースが連結され
ており、かつ前記カプラカバーの後部には、前記ホース
との干渉を避けて前記回動を許す切り欠きが形成されて
いることを特徴とする。
【0006】
【作用効果】請求項1記載の小型滑走艇の出力軸構造
は、クランク軸が船体の長手方向に向くように船体に搭
載されたエンジンと、このエンジンのクランク軸の後端
においてクランク軸の延長上にカプラを介して連結され
た、ジェットポンプの軸とを備えた構造であって、前記
カプラを覆うカプラカバーを設けるとともに、前記ジェ
ットポンプに連通する冷却水の配管を前記カプラカバー
上に固定した構造となっているので、この構造によれ
ば、船体内に侵入した水がカプラに触れて飛散しようと
しても、その飛散はカプラを覆っているカプラカバーに
よって防止されることとなる。また、カプラがカプラカ
バーで覆われているので、冷却水の配管がカプラと干渉
しなくなる。さらに、水の飛散が防止される結果、水が
配管にかからなくなるので、配管が劣化しにくくなる。
しかも、この配管はカプラカバー上に固定されているの
で、船底から浮いた状態となり、船体内に侵入した水に
触れにくくなるので、劣化がより確実に防止される。請
求項2記載の小型滑走艇の出力軸構造によれば、請求項
1記載の小型滑走艇の出力軸構造において、前記カプラ
の上にターボチャージャが配置され、前記カプラカバー
とターボチャージャとの間において前記配管が前記カプ
ラカバー上に固定されているので、さらに次のような作
用効果が得られる。すなわち、この請求項2記載の小型
滑走艇の出力軸構造によれば、カプラによる水の飛散が
カプラカバーによって防止されるので、その水がターボ
チャージャにかかるということがなくなり、結果とし
て、ターボチャージャの耐久性が向上することとなる。
また、カプラカバーとターボチャージャとの間において
前記配管が前記カプラカバー上に固定されているので、
カプラとターボチャージャとの間の空間を有効に利用し
て、冷却水の配管を配置することができるとともに、配
管がカプラカバー上に固定されていることによって、配
管が、高温になっているターボチャージャに触れること
もなくなり、配管が劣化しにくくなる。請求項3記載の
小型滑走艇の出力軸構造は、クランク軸が船体の長手方
向に向くように船体に搭載されたエンジンと、このエン
ジンのクランク軸の後端においてクランク軸の延長上に
カプラを介して連結された、ジェットポンプの軸と、前
記カプラの上方に配置されたターボチャージャとを備え
た構造であって、前記カプラを覆う断面略逆U字形のカ
プラカバーが設けられているので、カプラによる水の飛
散がカプラカバーによって防止され、その水がターボチ
ャージャにかかるということがなくなるので、ターボチ
ャージャの耐久性が向上するそして、このカプラカバー
は、断面略逆U字形であり、かつ、前記ジェットポンプ
の軸回りに回動可能となっているので、ジェットポンプ
の軸回りに回動させ、この軸と直交する方向に抜き取る
ことができる。すなわち、このカプラカバーは、狭くて
限られた船体内空間において、ジェットポンプの軸方向
に移動させることなくかつターボチャージャを避けて取
り外すことが可能である。したがって、ターボチャージ
ャを取り外すことなくカプラカバーのみを取り外してカ
プラの点検、修理を行うことができる。請求項4記載の
小型滑走艇の出力軸構造によれば、請求項3記載の小型
滑走艇の出力軸構造において、前記カプラカバーの後部
が、前記ジェットポンプの軸を船体に対して回動可能に
支持している軸受け部材に連結されているので、カプラ
カバーを安定した状態で取り付けることができる。ま
た、前記軸受け部材には、ブリーザホースおよび/また
はグリース供給ホースが連結されているので、軸受け部
において生じた膨張エアをブリーザホースを通じて逃が
すことができ、および/またはグリース供給ホースを通
じて軸受け部にグリースを供給することができる。そし
て、カプラカバーの後部には、前記ホース(ブリーザホ
ースおよび/またはグリース供給ホース)との干渉を避
けて前記回動を許す切り欠きが形成されているので、前
記ホースを取り外すことなく、カプラカバーを上述した
ように回動させてカプラカバーのみを取り外してカプラ
の点検、修理を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る小型滑
走艇の出力軸構の一実施の形態を用いた小型滑走艇の一
例を示す概略側面図、図2は同じく平面図、図3は図1
におけるIII−III部分拡大断面図(部分省略断面
図)である。
【0008】これらの図(主として図1)に示すよう
に、この小型滑走艇10は、鞍乗り型小型船舶であり、
船体11上のシート12に乗員が座り、スロットルレバ
ー付きの操舵ハンドル13を握って操行可能である。船
体11は、ハル14とデッキ15とを接合して内部に空
間16を形成した浮体構造となっている。空間16内に
おいて、ハル14上には、エンジン20が搭載され、こ
のエンジン20で駆動される推進手段としてのジェット
ポンプ(ジェット推進ポンプ)30がハル14後部に設
けられている。船体11には、船体内(空間16)に吸
気を供給する吸気ダクト18,19が設けられている。
【0009】ジェットポンプ30(図9参照)は、船底
に開口した取水口17から船体後端に開口した噴流口3
1およびノズル32に至る流路33と、この流路33内
に配置されたインペラ34とを有しており、インペラ3
4のシャフト35がエンジン20の出力軸20aにカプ
ラ36を介して連結されている。したがって、エンジン
20によりインペラ34が回転駆動されると、取水口1
7から取り入れられた水が噴流口31からノズル32を
経て噴出され、これによって船体11が推進される。エ
ンジン20の駆動回転数、すなわちジェットポンプ30
による推進力は、前記操作ハンドル13のスロットルレ
バー13a(図2参照)の回動操作によって操作され
る。ノズル32は、図示しない操作ワイヤーで操作ハン
ドル13と連係されていて、ハンドル13の操作で回動
操作され、これによって進路を変更することができる。
なお、40は燃料タンク、41は収容室である。また、
42は牽引対象(ゴムボート等)を牽引する際に利用さ
れるトウイングフックであり、船体11の後部に固定さ
れている。
【0010】図4は主としてエンジン20を示す図で、
図1におけるIV−IV部分拡大断面図(部分省略断面
図)である。図5はエンジン20を斜め後方から見た概
略斜視図、図6は右側面図である。このエンジン20は
DOHC型で直列4気筒の4サイクルエンジンであり、
図1に示すように、そのクランクシャフト(出力軸20
a1参照)が船体11の前後方向に沿うように配置され
ている。また、図4から明らかなように、エンジン20
は、その縦軸(中心軸)を正面視(図4)で反時計方向
へ傾斜させた状態で船体11に搭載してある。
【0011】図4に示すように、船体11の進行方向に
向かってエンジン20の左側に吸気口(吸気ポート)2
1が配置され、右側に排気口(排気ポート)24が配置
されている。
【0012】吸気口21には、これに連通するスロット
ルボディ22とサージタンク(インテークチャンバ)2
3とが連結され、このサージタンク23に対し、その直
下において、インタークーラ50が接続配置されてい
る。52,53はインタークーラ50のエンジン20へ
の取付ブラケットである。インタークーラ50は、図
4,図5に示すように、エンジン20のすぐ後方に配置
された過給機(ターボチャージャ)70のコンプレッサ
部71に配管72で接続されて連通する吸気入り口51
iと、前記サージタンク23の吸気入り口23aにチュ
ーブ51cで接続された出口51oとを有するケース5
1と、このケース51内に収容された熱交換ユニットで
ある冷却ユニット60(図4参照)とを備えている。図
5において、91,92はインタークーラー50に接続
された冷却水ホースである。
【0013】一方、図4に示すようにエンジン20の排
気口24には、排気マニホルド25が設けられており、
この排気マニホルド25における排気出口25o(図5
参照)が、ターボチャージャ70のタービン部73に接
続されている。なお、タービン部73にてタービンを回
転させた排気は、図1、図2に示すように、排気管7
4,転覆時の水の逆流(ターボチャージャ70等への水
の侵入)を防止するための逆流防止室75,ウォーター
マフラー76,および排気・排水管77を経てジェット
ポンプ30による水流内へと排出される。
【0014】図4,図5に示すように、サージタンク2
3の上部には、過給機70からインタークーラ50を経
て供給される空気のセンサ80が設けられている。スロ
ットルボディ22とサージタンク23とでエンジン上部
において前後方向に伸びかつ略水平方向に伸びる水平仕
切組立体Aが構成されており、この水平仕切組立体Aよ
り上方にセンサ80が配置されている。このセンサ80
は、パイプ80aでサージタンク23内に連通している
とともに、エンジンの制御回路(図示せず)に電気的に
接続されている。このセンサ80は、サージタンク23
内の空気圧(過給圧)を検出する過給圧センサとしても
構成することもできるし、サージタンク23内の空気温
度を検出する温度センサとしても構成できる。さらに、
サージタンク23内の空気圧(過給圧)を検出するとと
もに、空気温度も検出する過給圧・温度センサとしても
構成することができる。また、図においては1つのセン
サ80を描いてあるが、サージタンク23の上部には、
サージタンク23内の空気圧(過給圧)を検出する過給
圧センサと、サージタンク23内の空気温度を検出する
温度センサとを別々に(計2つ)設けることもできる。
【0015】また、エンジン20のヘッドカバー26と
サージタンク23との間において、スロットルボディ2
2におけるスロットル(スロットルバルブ)22aより
も下流側の吸気圧を検知する吸気圧センサ81が、ヘッ
ドカバー26寄りに配置されている。このセンサ81
は、ヘッドカバー26に取付部材82で取り付けられて
おり、図4,図5から明らかなように、スロットルボデ
ィ22よりも上方(したがって水平仕切組立体Aよりも
上方)に配置されている。また、このセンサ81は、取
付部材82により、スロットルボディ22の上面から浮
かせた状態で取り付けられている。このセンサ81は、
パイプ81aで、スロットルボディ22のスロットル2
2aよりも下流側において吸気経路内に連通していると
ともに、エンジンの制御回路(図示せず)に電気的に接
続されている。
【0016】以上のようなエンジン制御用のセンサ8
0,81は、図1からも明らかなように、前記吸気ダク
ト18,19の船体内側開口18a、19aよりも高い
位置に設けられている。また、図4に示すように、デッ
キ15の上部には開口15aが設けられており、この開
口15aに上記センサ80,81が臨んでいる。デッキ
15の開口15aは、船体11に対して着脱可能に構成
されている蓋部材としてのシート12を船体11から取
り外すことによって開放されるので、センサ80,81
およびエンジン上部のメンテナンスを容易に行うことが
できる。
【0017】前述したように、また、図6に示すよう
に、エンジン20のクランク軸20aの後端には、クラ
ンク軸20aの延長上にカプラ36を介して、ジェット
ポンプ30の軸(シャフト)35が連結されている。な
お、この実施の形態では、クランク軸20aの後端に、
クランク軸20aと別体の出力軸20a1を連結管20
a2で連結し、出力軸20a1の後端に前記カプラ36
を介してジェットポンプ30のシャフト35を連結して
ある。図6から明らかなように、カプラ36の上方にタ
ーボチャージャ70が位置している。
【0018】図6に示すように、エンジン20の後部に
は、前記カプラ36を覆うカプラカバー100が設けて
ある。なお、図の煩雑をさけるため、図1〜図5におい
てはカプラカバー100の図示を省略してある。図7は
カプラカバー100の詳細を示す図で、(a)は正面
図、(b)は部分切り欠き右側面図、(c)は図(a)
における部分省略c矢視図である。また、図8は背面図
(船体後方から見た図)である。これらの図に示すよう
に、カプラカバー100は、正面視(正断面)逆U字形
のカプラカバー部101と、このカプラカバー部101
の後方に連なるシャフトカバー部102と、前記カプラ
カバー部101の前部に一体に形成されたフランジ部1
03と、このフランジ部103の上部に一体的に形成さ
れたパイプ保持部104とを有している。フランジ部1
03には、ボルト(図示せず)の挿通穴103a、10
3bが設けられている。シャフトカバー部102の後部
には、その内壁面下部を部分的に内方に突出させること
により、その突出部102a、102aで狭隘部102
bを形成してある。また、シャフトカバー部102の後
部には、その上部に部分的な切り欠き部102cが形成
されている。この切り欠き102cは、後述するブリー
ザホース118(および/またはグリース供給ホース1
16)との干渉を避けてカプラカバー100をシャフト
35回りに回動させるための切り欠きである。
【0019】図9はジェットポンプ30、およびその軸
(シャフト)35の船体11への軸受け構造を示す断面
図(図1の部分拡大断面図)、図10は図9の部分拡大
図でカプラカバー100も同時に示した図、図11は図
10におけるXI−XI断面図である。これらの図に示
すように、ハル14には、軸受けカバー43が固定され
ており、この軸受けカバー43に、軸受け部材110が
固定されている。軸受け部材110は、ゴム製の本体1
11と、この本体111内に収容されたベアリング11
2,112と、これらベアリング112よりもエンジン
側に組み込まれたシール部材(オイルシール)113
と、ベアリング112よりもジェットポンプ30側(流
路33側)に組み込まれたシール部材(ウォーターシー
ル)114とを備えている。本体111は、筒状部11
1aと、この筒状部111aと一体のフランジ部111
bとを有しており、筒状部111a内に上記ベアリング
112、オイルシール113、およびシール部材114
が組み込まれている。フランジ部111bには、金属製
の補強部材111cが一体的に埋設されている。
【0020】一方、軸受けカバー43の前壁43aに
は、軸受け部材110の筒状部111aを挿入する穴4
3bが設けられているとともに、この穴43bの回りに
金属製でリング状のベース44が接着されている。ベー
ス44には、ボルト44bが一体的に植設されている。
軸受け部材110は、その筒状部111aを軸受けカバ
ー43の穴43bに挿通するとともに、そのフランジ部
111bにおける補強部材111cに上記ボルト44b
を挿通し、このボルト44bにナット45を螺合させて
フランジ部111b(したがってその補強部材111
c)を締め付けることによって、軸受けカバー43に固
定されている。筒状部111aの後端111gは、ハル
14に対し、前記流路33側から装着されたジョイント
ラバー46の筒状部46aに対し、リング状のクランプ
47で連結されている。
【0021】軸受け部材110の筒状部111aには、
グリース供給孔111dと、ブリーザ孔111eとが形
成されている。グリース供給孔111dには、連結パイ
プ115を介してグリース供給ホース116が接続され
ており、その先端にはグリースニップル116aが設け
られている。グリースニップル116aは、取付金具1
16bで、デッキ15に対し、その開口15a近くにお
いて、前述したトウイングフック42(図1参照)と共
締めで固定されている。したがって、シート12を開け
ることにより、グリースニップル116aからグリース
供給ホース116を介して容易に、グリースを前記シー
ル部材114およびベアリング112に供給することが
できる。ブリーザ孔111eには、連結パイプ117を
介してブリーザホース118が接続されている。ブリー
ザホース118の先端118aは、取付金具118b
で、船体11(ハル14またはデッキ15)の適所に固
定されている。したがって、軸受け部(この場合筒状部
111a内)において生じた膨張エアは、ブリーザ孔1
11e、連結パイプ117、およびブリーザホース11
8を通じて船体11内に排出されることとなる。なお、
筒状部111a内において、グリース通路とブリーザ通
路とを適切に形成することにより、グリース供給ホース
116とブリーザホース118とを逆に取り付ける(す
なわちグリース供給ホース116をフランジ部111b
の前側に、ブリーザホース118をフランジ部111b
の後側に配置する)こともできるし、グリース供給ホー
ス116とブリーザホース118との両方をフランジ部
111bの前側に取り付けることもできる。また、軸受
け部材110に対しては、グリース供給ホース116,
ブリーザホース118のいずれか一方のみを取り付ける
場合もある。
【0022】図6,図10,および図11に示すよう
に、前述したカプラカバー100は、そのカプラカバー
部101をカプラ36に被せ、また、シャフト35、お
よび軸受け部材110における筒状部111aの前部1
11fをシャフトカバー部102の狭隘部102bを通
すようにしてクリック感を持ってシャフトカバー部10
2に入れ込んでシャフトカバー部102を軸受け部材1
10の前部111fに被せるようにして連結し、図示し
ないボルトをフランジ部103の挿通穴103a、10
3bに挿通してエンジン後部に締め付けることによっ
て、図6に仮想線で示すように、また図10に示すよう
にエンジン20の後部に固定される。
【0023】このようにして、エンジン20の後部にカ
プラカバー100が取り付けられた状態では、そのカプ
ラカバー部101がカプラ36を覆い、シャフトカバー
部102がシャフト35の前端部35aを覆う。また、
カプラカバー100の後部すなわちシャフトカバー部1
02の後部は軸受け部材110の前部111fに連結さ
れた状態となる。そして、パイプ保持部104には、こ
れに配管を嵌め込むことによって、配管を保持すること
ができる。パイプ保持部104で保持する配管は適宜選
択することができ、図5に示す、インタークーラ50と
ターボチャージャカバー70のウォータジャケットとを
連通する冷却水ホース92を保持することもできるし、
ジェットポンプ30からエンジン20に向かうメインの
冷却水ホース90を保持することもできる。また、カプ
ラカバー100は、そのエンジンへの取付ボルトを外す
ことによって、シャフト35回りに回動可能である。カ
プラカバー100の後部には、前記ブリーザホース11
8との干渉を避けてカプラカバー100の回動を許す切
り欠き102cが形成されているので、カプラカバー1
00は、図11において、切り欠き102cの端部10
2c1がブリーザホース118に当接しない範囲B内に
おいて回動可能である。なお、パイプ保持部104にホ
ースが保持されていることがカプラカバー100の回動
の妨げになる場合には、そのホースをパイプ保持部10
4から外せばよい。
【0024】以上のような小型滑走艇の出力軸構造によ
れば、次のような作用効果が得られる。 (a)クランク軸20aが船体11の長手方向に向くよ
うに船体11に搭載されたエンジン20と、このエンジ
ン20のクランク軸20aの後端においてクランク軸2
0aの延長上にカプラ36を介して連結された、ジェッ
トポンプ30の軸35とを備え、カプラ36を覆うカプ
ラカバー100を設けるとともに、ジェットポンプ30
に連通する冷却水の配管90(あるいは92等)をカプ
ラカバー100上に固定(保持)した構造となっている
ので、船体11内に侵入した水がカプラ36に触れて飛
散しようとしても、その飛散はカプラ36を覆っている
カプラカバー100によって防止されることとなる。ま
た、カプラ36がカプラカバー100で覆われているの
で、冷却水の配管90(あるいは92等)がカプラ36
と干渉しなくなる。さらに、水の飛散が防止される結
果、水が配管90(あるいは92等)にかからなくなる
ので、配管が劣化しにくくなる。しかも、この配管90
(あるいは92等)はカプラカバー100上に固定され
ているので、船底11a(図4参照)から浮いた状態と
なり、船体11内に侵入した水に触れにくくなるので、
劣化がより確実に防止される。 (b)カプラ36の上にターボチャージャ70が配置さ
れ、カプラカバー100とターボチャージャ70との間
において配管90(あるいは92等)がカプラカバー1
00上に固定されているので、さらに次のような作用効
果が得られる。すなわち、カプラ36による水の飛散が
カプラカバー100によって防止されるので、その水が
ターボチャージャ70にかかるということがなくなり、
結果として、ターボチャージャ70の耐久性が向上する
こととなる。また、カプラカバー100とターボチャー
ジャ70との間において配管90(あるいは92等)が
カプラカバー100上に固定されているので、カプラ3
6とターボチャージャ70との間の空間を有効に利用し
て、冷却水の配管90(あるいは92等)を配置するこ
とができるとともに、配管がカプラカバー100上に固
定されていることによって、配管90(あるいは92
等)が、高温になっているターボチャージャ70に触れ
ることもなくなり、配管が劣化しにくくなる。 (c)カプラカバー100は、断面略逆U字形であり、
かつ、ジェットポンプ30の軸35回りに回動可能とな
っているので、ジェットポンプの軸35回りに回動さ
せ、この軸35と直交する方向に抜き取ることができ
る。この実施の形態では図11において、カプラカバー
100を矢印C方向(ターボチャージャ70を避ける方
向)へ回動させ、軸35と直交する、矢印D方向へ抜き
取ることができる。すなわち、このカプラカバー100
は、狭くて限られた船体内空間16において、ジェット
ポンプの軸35方向に移動させることなくかつターボチ
ャージャ70を避けて取り外すことが可能である。した
がって、ターボチャージャ70を取り外すことなくカプ
ラカバー100のみを取り外してカプラ36の点検、修
理を行うことができる。 (d)カプラカバー100の後部が、ジェットポンプの
軸35を船体11に対して回動可能に支持している軸受
け部材110に連結されているので、カプラカバー10
0を安定した状態で取り付けることができる。また、軸
受け部材110には、ブリーザホース118とグリース
供給ホース116とが連結されているので、軸受け部に
おいて生じた膨張エアをブリーザホース118を通じて
逃がすことができ、グリース供給ホース116を通じて
軸受け部にグリースを供給することができる。そして、
カプラカバー100の後部には、ブリーザホース118
との干渉を避けて前記回動を許す切り欠き102cが形
成されているので、ブリーザホース118を取り外すこ
となく、カプラカバー100を上述したように回動させ
てカプラカバー100のみを取り外してカプラ36の点
検、修理を行うことができる。また、前述したように、
フランジ部111bの前側に、ブリーザホース118に
代えてグリース供給ホース116を取り付けた場合、あ
るいはブリーザホース118とグリース供給ホース11
6とを取り付けた場合にも、同様に、上記切り欠き10
2cにより、グリース供給ホース116および/または
ブリーザホース118を取り外すことなく、カプラカバ
ー100を上述したように回動させてカプラカバー10
0のみを取り外してカプラ36の点検、修理を行うこと
ができる。
【0025】(e)スロットルボディ22とサージタン
ク23とでエンジン20上部において前後方向に伸びか
つ略水平方向に伸びる水平仕切組立体Aを構成し、この
水平仕切組立体Aより上方にエンジン制御用のセンサ8
0,81を配置してあるので、船体11内にある程度の
水が侵入した状態で小型滑走艇10が急速旋回したり激
しくローリングし、これによって船体11内の水が揺れ
て上記センサ80,81に向かおうとしたとしても、こ
の水は、上記スロットルボディ22とサージタンク23
とでエンジン20上部において前後方向に伸びかつ略水
平方向に伸びた状態で構成されている前記水平仕切組立
体Aによって阻まれることが多くなり、上記センサ8
0,81にかかりにくくなる。また、吸気ダクト18,
19の船体内側開口18a、19aよりも高い位置にセ
ンサ80,81を設けてあるので、小型滑走艇10の走
行中に船体11外部の大気が吸気ダクト18,19を通
じて船体11内空間16に導入される際に、水を伴って
(例えば飛沫状に)導入されたとしても、その水がセン
サ80,81にかかってしまうという事態が生じにくく
なる。しかも、船体11内に侵入した水がカプラ36に
触れて飛散しようとしても、その飛散はカプラ36を覆
っているカプラカバー100によって防止されるので、
センサ80,81が水で濡れてしまうという事態が確実
に生じにくくなる。したがって、センサ80,81から
誤った信号がエンジン20の制御装置に入力されてしま
うという事態が生じにくくなり、エンジン20が適正に
作動することとなる。
【0026】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型滑走艇の出力軸構造の一実施
の形態を用いた小型滑走艇の一例を示す概略側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】図1におけるIII−III部分拡大断面図
(部分省略断面図)。
【図4】主としてエンジン20を示す図で、図1におけ
るIV−IV部分拡大断面図(部分省略断面図)。
【図5】エンジン20を斜め後方から見た概略斜視図。
【図6】エンジン20の右側面図。
【図7】カプラカバー100の詳細を示す図で、(a)
は正面図、(b)は一部切り欠き右側面図、(c)は図
(a)における部分省略c矢視図。
【図8】カプラカバー100の背面図(船体後方から見
た図)。
【図9】ジェットポンプ30、およびその軸(シャフ
ト)35の船体11への軸受け構造を示す断面図(図1
の部分拡大断面図)。
【図10】図9の部分拡大図でカプラカバー100も同
時に示した図。
【図11】図10におけるXI−XI断面図。
【図12】(a)(b)は従来技術の説明図。
【符号の説明】
10 小型滑走艇 11 船体 20 エンジン 20a クランク軸 30 ジェット推進ポンプ 35 シャフト(軸) 36 カプラ 70 ターボチャージャ 90,92 配管 100 カプラカバー 102c 切り欠き 110 軸受け部材 118 ブリーザホース
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B63H 23/32 B63H 23/32 Z F02B 67/00 F02B 67/00 G K N 77/00 77/00 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸が船体の長手方向に向くよう
    に船体に搭載されたエンジンと、このエンジンのクラン
    ク軸の後端においてクランク軸の延長上にカプラを介し
    て連結された、ジェットポンプの軸とを備えた構造であ
    って、 前記カプラを覆うカプラカバーを設けるとともに、前記
    ジェットポンプに連通する冷却水の配管を前記カプラカ
    バー上に固定したことを特徴とする小型滑走艇の出力軸
    構造。
  2. 【請求項2】 前記カプラの上にターボチャージャが配
    置され、前記カプラカバーとターボチャージャとの間に
    おいて前記配管が前記カプラカバー上に固定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の小型滑走艇の出力軸構
    造。
  3. 【請求項3】 クランク軸が船体の長手方向に向くよう
    に船体に搭載されたエンジンと、このエンジンのクラン
    ク軸の後端においてクランク軸の延長上にカプラを介し
    て連結された、ジェットポンプの軸と、前記カプラの上
    方に配置されたターボチャージャとを備えた構造であっ
    て、 前記カプラを覆う断面略逆U字形のカプラカバーが設け
    られているとともに、このカプラカバーが前記ジェット
    ポンプの軸回りに回動可能であることを特徴とする小型
    滑走艇の出力軸構造。
  4. 【請求項4】 前記カプラカバーの後部が、前記ジェッ
    トポンプの軸を船体に対して回動可能に支持している軸
    受け部材に連結されているとともに、この軸受け部材に
    は、ブリーザホースおよび/またはグリース供給ホース
    が連結されており、かつ前記カプラカバーの後部には、
    前記ホースとの干渉を避けて前記回動を許す切り欠きが
    形成されていることを特徴とする請求項3記載の小型滑
    走艇の出力軸構造。
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