JP2003014376A - ローラハース式真空炉 - Google Patents
ローラハース式真空炉Info
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Landscapes
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローラハース式真空炉の搬送ローラを空冷冷
却し、簡単な構造で、気密性を保持し、空冷効率を良く
し、気密室強度を強化する。 【解決手段】 被処理物10の搬入搬出用の出入口を両
端に有する炉体1を断熱材2で形成された処理室3と、
外側に設けられた金属製の炉本体4で構成し、搬送用ロ
ーラ5を処理室と炉本体とを貫通して出入口方向に並設
したローラハース式真空炉において、炉本体の外壁6か
ら突出した搬送用ローラの突出部7を囲うように気密室
8を設け、突出部7を軸支する軸受9を気密室内に設
け、気密室の内外に空冷用のフィンを形成する。軸受と
外壁の間に外壁と離隔して遮蔽板13を設け軸受を空冷
フィン15を有するフランジを介してフランジ取付す
る。さらに、検出窓16を気密室8に取付パージ用ガス
を供給する。
却し、簡単な構造で、気密性を保持し、空冷効率を良く
し、気密室強度を強化する。 【解決手段】 被処理物10の搬入搬出用の出入口を両
端に有する炉体1を断熱材2で形成された処理室3と、
外側に設けられた金属製の炉本体4で構成し、搬送用ロ
ーラ5を処理室と炉本体とを貫通して出入口方向に並設
したローラハース式真空炉において、炉本体の外壁6か
ら突出した搬送用ローラの突出部7を囲うように気密室
8を設け、突出部7を軸支する軸受9を気密室内に設
け、気密室の内外に空冷用のフィンを形成する。軸受と
外壁の間に外壁と離隔して遮蔽板13を設け軸受を空冷
フィン15を有するフランジを介してフランジ取付す
る。さらに、検出窓16を気密室8に取付パージ用ガス
を供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、真空状態におい
て被熱処理物の加熱(昇温、保温、降温等)を行うロー
ラハース式真空炉に関する。
て被熱処理物の加熱(昇温、保温、降温等)を行うロー
ラハース式真空炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被処理物の搬入搬出用の出入口が
両端に設けられた炉体であって、炉体が断熱材で形成さ
れた処理室と、処理室の外側に設けられた金属製の炉本
体と、からなり、被処理物を出入口方向に搬送する複数
の搬送用ローラが前記処理室と炉本体とを貫通して出入
口方向に並設されたローラハース式真空炉においては、
炉内の熱が搬送用ローラを伝って、あるいは、炉本体の
外壁からの輻射熱で搬送用ローラを軸支する軸受や、軸
に接続され駆動部からの動力を伝達するスプロケット、
チェーン等が熱せられる。そこで、搬送ローラの冷却が
必要であった。また、真空を保持するために搬送ローラ
の端部の気密が必要であった。
両端に設けられた炉体であって、炉体が断熱材で形成さ
れた処理室と、処理室の外側に設けられた金属製の炉本
体と、からなり、被処理物を出入口方向に搬送する複数
の搬送用ローラが前記処理室と炉本体とを貫通して出入
口方向に並設されたローラハース式真空炉においては、
炉内の熱が搬送用ローラを伝って、あるいは、炉本体の
外壁からの輻射熱で搬送用ローラを軸支する軸受や、軸
に接続され駆動部からの動力を伝達するスプロケット、
チェーン等が熱せられる。そこで、搬送ローラの冷却が
必要であった。また、真空を保持するために搬送ローラ
の端部の気密が必要であった。
【0003】そこで、特開平2−89987号公報にお
いては、図3に示すように、被処理物装入用の入口およ
び被処理物取出用の出口を両端部にそなえた炉体1内
に、断熱壁2で囲繞され加熱装置40を内部に有する加
熱室3を設け、入口から出口にかけて被処理物を搬送す
る搬送用ローラ65を並設したローラハース式真空炉に
おいて、加熱室3を貫通する搬送用ローラ65の断熱壁
2及び炉本体4から突出した軸部66a,66bの各端
部を、真空を確保するための気密ケーシング68内に配
設した軸受67により回転自在に支持するとともに、断
熱壁2と軸受67との間において、軸部を内面円筒状の
水冷ジヤケツト69にすきまをもつて嵌合させ、この水
冷ジヤケツトを炉体4に固定して冷却用水を給排水する
ようにした。
いては、図3に示すように、被処理物装入用の入口およ
び被処理物取出用の出口を両端部にそなえた炉体1内
に、断熱壁2で囲繞され加熱装置40を内部に有する加
熱室3を設け、入口から出口にかけて被処理物を搬送す
る搬送用ローラ65を並設したローラハース式真空炉に
おいて、加熱室3を貫通する搬送用ローラ65の断熱壁
2及び炉本体4から突出した軸部66a,66bの各端
部を、真空を確保するための気密ケーシング68内に配
設した軸受67により回転自在に支持するとともに、断
熱壁2と軸受67との間において、軸部を内面円筒状の
水冷ジヤケツト69にすきまをもつて嵌合させ、この水
冷ジヤケツトを炉体4に固定して冷却用水を給排水する
ようにした。
【0004】なお、搬送用ローラ65は、耐熱金属製で
公知の駆動機構により回転駆動される。53は軸部66
bに取付けたスプロケットで、複数本(たとえは5本)
の搬送用ローラ65を連動するためのものであり、気密
ケーシング68は出入口方向に沿ってこの複数の搬送用
ローラの端部66a,66bを囲むように設けられてい
る。また55は前記複数本の搬送用ローラ65につき1
本ずつ設けた駆動軸(アイドルローラ)で、シール装置
20を介して気密ケーシング68外へその一部が突出
し、公知の駆動機構により回転駆動され、前記複数本の
搬送用ローラ65をチェーン17によりチエーン駆動す
るものである。また、特開平3−50491号公報のも
のは気密室68から搬送ローラの一端をシールを介して
さらに突出させ外部より水を搬送ローラ内に供給してい
る。
公知の駆動機構により回転駆動される。53は軸部66
bに取付けたスプロケットで、複数本(たとえは5本)
の搬送用ローラ65を連動するためのものであり、気密
ケーシング68は出入口方向に沿ってこの複数の搬送用
ローラの端部66a,66bを囲むように設けられてい
る。また55は前記複数本の搬送用ローラ65につき1
本ずつ設けた駆動軸(アイドルローラ)で、シール装置
20を介して気密ケーシング68外へその一部が突出
し、公知の駆動機構により回転駆動され、前記複数本の
搬送用ローラ65をチェーン17によりチエーン駆動す
るものである。また、特開平3−50491号公報のも
のは気密室68から搬送ローラの一端をシールを介して
さらに突出させ外部より水を搬送ローラ内に供給してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのもの
は水冷式のため、水漏れの懸念や、構造が複雑であると
いう問題があった。そこで、特開平3−96347,特
開平5−214432号公報においては炉外壁と軸受と
の間に放熱フィンを設け空冷するようにしているが、真
空炉の外壁に設けられた密閉室内での放熱については示
唆も開示もされていない。また、実開平4−11074
0号公報においては密閉室に冷却気体を供給し軸受部搬
送ロールを冷却している。しかしながら、冷却気体の利
用は冷却のみに限られている。
は水冷式のため、水漏れの懸念や、構造が複雑であると
いう問題があった。そこで、特開平3−96347,特
開平5−214432号公報においては炉外壁と軸受と
の間に放熱フィンを設け空冷するようにしているが、真
空炉の外壁に設けられた密閉室内での放熱については示
唆も開示もされていない。また、実開平4−11074
0号公報においては密閉室に冷却気体を供給し軸受部搬
送ロールを冷却している。しかしながら、冷却気体の利
用は冷却のみに限られている。
【0006】本発明の課題は 前述した問題点に鑑み
て、水漏れがなく、構造が簡単な空冷による搬送ローラ
の冷却及び気密性を保持したローラハース式真空炉を提
供するものである。さらには、空冷効率を高め、また、
気密室強度を強化することである。
て、水漏れがなく、構造が簡単な空冷による搬送ローラ
の冷却及び気密性を保持したローラハース式真空炉を提
供するものである。さらには、空冷効率を高め、また、
気密室強度を強化することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、被処
理物の搬入搬出用の出入口が両端に設けられた炉体であ
って、前記炉体は断熱材で形成された処理室と、前記処
理室の外側に設けられた金属製の炉本体と、からなり、
前記被処理物を出入口方向に搬送する複数の搬送用ロー
ラが前記処理室と炉本体とを貫通して出入口方向に並設
されたローラハース式真空炉において、前記炉本体の外
壁から突出した前記搬送用ローラの突出部を囲うように
前記外壁に形成された金属製の気密室を設け、前記搬送
用ローラの前記突出部を軸支する軸受を気密室内に設
け、前記気密室の外側に空冷用のフィンを形成したこと
を特徴とするローラハース式真空炉を提供することによ
り上記課題を解決した。
理物の搬入搬出用の出入口が両端に設けられた炉体であ
って、前記炉体は断熱材で形成された処理室と、前記処
理室の外側に設けられた金属製の炉本体と、からなり、
前記被処理物を出入口方向に搬送する複数の搬送用ロー
ラが前記処理室と炉本体とを貫通して出入口方向に並設
されたローラハース式真空炉において、前記炉本体の外
壁から突出した前記搬送用ローラの突出部を囲うように
前記外壁に形成された金属製の気密室を設け、前記搬送
用ローラの前記突出部を軸支する軸受を気密室内に設
け、前記気密室の外側に空冷用のフィンを形成したこと
を特徴とするローラハース式真空炉を提供することによ
り上記課題を解決した。
【0008】気密室は炉本体の外壁に設けて、気密室内
に軸受等を設けるので、比較的気密室内の空間体積が大
きく、さらに気密室の外側に冷却フィンを設けるだけ
で、冷却効果を発揮することができる。冷却効率を上げ
るためには、前記フィンをさらに気密室の内側に形成す
ればよい(請求項2)。
に軸受等を設けるので、比較的気密室内の空間体積が大
きく、さらに気密室の外側に冷却フィンを設けるだけ
で、冷却効果を発揮することができる。冷却効率を上げ
るためには、前記フィンをさらに気密室の内側に形成す
ればよい(請求項2)。
【0009】さらに、前記軸受と前記外壁の間に前記外
壁とは離隔して前記気密室の少なくとも上側面及び下側
面と接合された遮蔽板が設けられ、前記遮蔽板に前記軸
受がフランジ取付するのがよい(請求項3)。遮蔽板は
外壁と離隔しており、さらに気密室の冷却フィンにつな
がる上下側面に接合されているので搬送ローラ及び炉か
らの輻射熱を効果的に冷却フィンに伝達する。また、遮
蔽板も気密室に強固に接合できるので軸受をフランジ取
付できるので軸受強度が強くなり、また、芯あわせも容
易である。
壁とは離隔して前記気密室の少なくとも上側面及び下側
面と接合された遮蔽板が設けられ、前記遮蔽板に前記軸
受がフランジ取付するのがよい(請求項3)。遮蔽板は
外壁と離隔しており、さらに気密室の冷却フィンにつな
がる上下側面に接合されているので搬送ローラ及び炉か
らの輻射熱を効果的に冷却フィンに伝達する。また、遮
蔽板も気密室に強固に接合できるので軸受をフランジ取
付できるので軸受強度が強くなり、また、芯あわせも容
易である。
【0010】従来のように、前記遮蔽板に空冷用フィン
を設けるとより効果的である(請求項4)。また、従来
と同様に、前記気密室は複数の搬送用ローラに沿って出
入口方向に沿って設けることにより一体にでき、構造も
より簡単である(請求項5)。さらに、筒状の本体を有
し、前記筒状本体の一端が前記気密室内に開放され、他
端に検出窓用ガラスが設けられた検出窓を前記気密室に
取付、前記筒状本体部にパージ用ガスを供給可能にする
ことにより、検出窓の掃除と気密室内の冷却と兼ねてガ
ス等を有効活用できる(請求項5)。
を設けるとより効果的である(請求項4)。また、従来
と同様に、前記気密室は複数の搬送用ローラに沿って出
入口方向に沿って設けることにより一体にでき、構造も
より簡単である(請求項5)。さらに、筒状の本体を有
し、前記筒状本体の一端が前記気密室内に開放され、他
端に検出窓用ガラスが設けられた検出窓を前記気密室に
取付、前記筒状本体部にパージ用ガスを供給可能にする
ことにより、検出窓の掃除と気密室内の冷却と兼ねてガ
ス等を有効活用できる(請求項5)。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例とし
て、装入室、昇温室、浸炭拡散室、降温・保持室、焼入
室、抽出室からなり、鉄合金部品を搭載したトレイを搬
送ローラにより搬送しながら、鉄合金部品の浸炭焼入を
行うローラハース式真空炉の一例である連続真空浸炭炉
に本発明を適用した場合について、図面に基づいて説明
する。各図面において、図1は連続真空浸炭炉の縦断面
概念図、図2(a)は図1の昇温室のA−A線断面図、
(b)は気密室の部分拡大断面図である。なお、前述し
た従来例である図3と同様の部分については同じ符号を
付し説明の一部を省略する。図1において、連続真空浸
炭炉21は左より装入室22、昇温室23、浸炭拡散室
24、降温・保持室25、焼入室26、抽出室27が順
次配設され、それぞれの室間は真空シール扉28〜32
で仕切られている。各室及び各室間には被処理物である
鉄合金部品10をトレイ又はバスケットで搬送する搬送
用ローラ5,33〜36が設けられ、トレイ等を図でみ
て左から右へ移動可能にされている。また、各室間は真
空シール扉28〜32が上下するので、扉が閉じている
場合に搬送ローラが邪魔にならないように室間の搬送ロ
ーラ36はシリンダ37で上下移動するようにされてい
る。
て、装入室、昇温室、浸炭拡散室、降温・保持室、焼入
室、抽出室からなり、鉄合金部品を搭載したトレイを搬
送ローラにより搬送しながら、鉄合金部品の浸炭焼入を
行うローラハース式真空炉の一例である連続真空浸炭炉
に本発明を適用した場合について、図面に基づいて説明
する。各図面において、図1は連続真空浸炭炉の縦断面
概念図、図2(a)は図1の昇温室のA−A線断面図、
(b)は気密室の部分拡大断面図である。なお、前述し
た従来例である図3と同様の部分については同じ符号を
付し説明の一部を省略する。図1において、連続真空浸
炭炉21は左より装入室22、昇温室23、浸炭拡散室
24、降温・保持室25、焼入室26、抽出室27が順
次配設され、それぞれの室間は真空シール扉28〜32
で仕切られている。各室及び各室間には被処理物である
鉄合金部品10をトレイ又はバスケットで搬送する搬送
用ローラ5,33〜36が設けられ、トレイ等を図でみ
て左から右へ移動可能にされている。また、各室間は真
空シール扉28〜32が上下するので、扉が閉じている
場合に搬送ローラが邪魔にならないように室間の搬送ロ
ーラ36はシリンダ37で上下移動するようにされてい
る。
【0012】装入室22は次の昇温室23で処理の完了
をまって、次のトレイ等を昇温室に装入する準備をする
ための室であり、リフタ38により上下させ、外部から
トレイを搬入容易にし、また、昇温室への装入を容易に
する。昇温室23、浸炭拡散室24、降温・保持室25
は、被処理物10の搬入搬出用の出入口11が両端に設
けられた炉体1であって、金属製の炉本体4の内部に断
熱材2で囲まれた処理室3が設けられている。図1及び
図2に示す昇温室23は被処理物10を真空中で昇温す
るもので、処理室3内に給排気口(図示せず)及び、上
下左右に加熱をするための加熱装置40(例えば輻射管
(チューブバーナ))等が設けられている。浸炭拡散室
24は処理室3内に被処理物10を真空浸炭処理及び拡
散処理を行うための浸炭ガス給排気口(図示せず)及び
上下に主として保温を目的とした真空用電気ヒータ等の
加熱装置40が設けられている。降温・保持室25は処
理室3内に浸炭処理された被処理物10の後処理のた
め、酸化防止用の窒素ガスを給排するための給排気口
(図示せず)、降温・保持のための、冷却ファン43、
電熱ヒータ等の加熱装置40が設けられている。焼入室
26は下方に冷却油槽45が設けられエレベータ46に
より被処理物10を油槽に浸し油焼入が可能にされてい
る。抽出室27はリフタ47が設けられトレイが搬出容
易になるように設けられている。
をまって、次のトレイ等を昇温室に装入する準備をする
ための室であり、リフタ38により上下させ、外部から
トレイを搬入容易にし、また、昇温室への装入を容易に
する。昇温室23、浸炭拡散室24、降温・保持室25
は、被処理物10の搬入搬出用の出入口11が両端に設
けられた炉体1であって、金属製の炉本体4の内部に断
熱材2で囲まれた処理室3が設けられている。図1及び
図2に示す昇温室23は被処理物10を真空中で昇温す
るもので、処理室3内に給排気口(図示せず)及び、上
下左右に加熱をするための加熱装置40(例えば輻射管
(チューブバーナ))等が設けられている。浸炭拡散室
24は処理室3内に被処理物10を真空浸炭処理及び拡
散処理を行うための浸炭ガス給排気口(図示せず)及び
上下に主として保温を目的とした真空用電気ヒータ等の
加熱装置40が設けられている。降温・保持室25は処
理室3内に浸炭処理された被処理物10の後処理のた
め、酸化防止用の窒素ガスを給排するための給排気口
(図示せず)、降温・保持のための、冷却ファン43、
電熱ヒータ等の加熱装置40が設けられている。焼入室
26は下方に冷却油槽45が設けられエレベータ46に
より被処理物10を油槽に浸し油焼入が可能にされてい
る。抽出室27はリフタ47が設けられトレイが搬出容
易になるように設けられている。
【0013】搬送ローラ5は装入室22から抽出室27
に渡って出入口方向に並設されているが、加熱され、ま
た、大気圧から真空状態に変化する昇温室23、浸炭拡
散室24、降温・保持室25においては、高温にさらさ
れる。そこで、本発明においては図2に示す昇温室を例
にとって説明する。トレイ等を出入口方向に搬送する複
数の搬送用ローラ5が処理室3と炉本体4とを貫通して
出入口方向に並設されている。炉本体4の外壁6から突
出した複数の搬送用ローラの突出部7a,7bを囲うよ
うに出入口方向に沿って炉本体の外壁に金属製の気密室
8が設けられ、気密室の外側8a及び内側8bに空冷用
のフィン12が形成されている。気密室8内には搬送用
ローラ5の突出部7a,7bを軸支する耐熱軸受9が設
けられている。耐熱軸受9と外壁6の間に外壁とは離隔
して気密室8の上側面8c及び下側面8dと接合された
遮蔽板13が設けられ、遮蔽板13にフランジ14を介
して軸受9がフランジ取付されている。なお、遮蔽板1
3と一体となるフランジ14に遮蔽板用の空冷用フィン
15を設け、遮蔽板の冷却を促すとよい。両気密室端8
eには筒状の本体16aを有し、筒状本体の一端16b
が気密室8内に開放され、他端16cに検出窓用ガラス
16dが設けられた検出窓16が取付られている。両側
の検出窓16の外側には光電スイッチのそれぞれ灯光
部、受光部が一直線上に配置され、この線上に明けられ
た断熱材2及び炉本体4の貫通穴50を通して、被処理
物10の検出を行う。筒状本体部16aにパージ用ガス
を供給する供給口16eが設けられている。
に渡って出入口方向に並設されているが、加熱され、ま
た、大気圧から真空状態に変化する昇温室23、浸炭拡
散室24、降温・保持室25においては、高温にさらさ
れる。そこで、本発明においては図2に示す昇温室を例
にとって説明する。トレイ等を出入口方向に搬送する複
数の搬送用ローラ5が処理室3と炉本体4とを貫通して
出入口方向に並設されている。炉本体4の外壁6から突
出した複数の搬送用ローラの突出部7a,7bを囲うよ
うに出入口方向に沿って炉本体の外壁に金属製の気密室
8が設けられ、気密室の外側8a及び内側8bに空冷用
のフィン12が形成されている。気密室8内には搬送用
ローラ5の突出部7a,7bを軸支する耐熱軸受9が設
けられている。耐熱軸受9と外壁6の間に外壁とは離隔
して気密室8の上側面8c及び下側面8dと接合された
遮蔽板13が設けられ、遮蔽板13にフランジ14を介
して軸受9がフランジ取付されている。なお、遮蔽板1
3と一体となるフランジ14に遮蔽板用の空冷用フィン
15を設け、遮蔽板の冷却を促すとよい。両気密室端8
eには筒状の本体16aを有し、筒状本体の一端16b
が気密室8内に開放され、他端16cに検出窓用ガラス
16dが設けられた検出窓16が取付られている。両側
の検出窓16の外側には光電スイッチのそれぞれ灯光
部、受光部が一直線上に配置され、この線上に明けられ
た断熱材2及び炉本体4の貫通穴50を通して、被処理
物10の検出を行う。筒状本体部16aにパージ用ガス
を供給する供給口16eが設けられている。
【0014】搬送用ローラ5の外周にはトレイ等が接触
する接触部5aとトレイ等の横方向位置を保持するカラ
ー5bを有する。断熱材2及び炉本体4には搬送用ロー
ラ5と隙間嵌合する貫通穴54が両側に空けられてい
る。図2(a)でみて右側端7aは耐熱軸受9に嵌合
し、耐熱軸受はフランジ部14で遮蔽板13に取り付け
られている。左側端7bは遮蔽板13を貫通し軸受9に
支承され、さらにスプロケット53が設けられている。
スプロケット53にはチェーン17が巻かれ他の搬送ロ
ーラのスプロケットと連動可能にされている。複数の搬
送ローラに巻かれたチェーンはさらに気密室をシール2
0を持って貫通するアイドルギヤ55に巻かれ、アイド
ルギヤ55は図示しない減速機、駆動モータに連結さ
れ、駆動モータによって、複数の搬送ローラが回転可能
にされている。
する接触部5aとトレイ等の横方向位置を保持するカラ
ー5bを有する。断熱材2及び炉本体4には搬送用ロー
ラ5と隙間嵌合する貫通穴54が両側に空けられてい
る。図2(a)でみて右側端7aは耐熱軸受9に嵌合
し、耐熱軸受はフランジ部14で遮蔽板13に取り付け
られている。左側端7bは遮蔽板13を貫通し軸受9に
支承され、さらにスプロケット53が設けられている。
スプロケット53にはチェーン17が巻かれ他の搬送ロ
ーラのスプロケットと連動可能にされている。複数の搬
送ローラに巻かれたチェーンはさらに気密室をシール2
0を持って貫通するアイドルギヤ55に巻かれ、アイド
ルギヤ55は図示しない減速機、駆動モータに連結さ
れ、駆動モータによって、複数の搬送ローラが回転可能
にされている。
【0015】本装置によれば、炉内3からの熱は炉本体
4からの輻射熱及び搬送ローラ5からの伝導熱である
が、炉本体4からの熱は遮蔽板13で遮蔽され、速やか
に気密室8の側面8c、8dに伝わり外側の空冷フィン
12によって放熱される。また、伝導熱は軸受9を伝っ
て遮蔽板13より放熱、あるいはフランジ14のフィン
15から放熱され気密室8内のフィンから気密室8の側
面に伝わり外側の空冷フィン12によって放熱される。
さらに、検出窓の汚れ防止に供給される窒素ガスは気密
室内を通って炉内に放出されるので気密室内の温度を下
げる。なお、本装置においては、炉内温度約1000℃
の状態で軸受部の温度は175℃であった。この温度は
耐熱軸受(耐熱温度400℃)で十分耐えうる温度であ
った。但し、遮蔽板の空冷用フィン15は設けていない
状態のもので測定した。
4からの輻射熱及び搬送ローラ5からの伝導熱である
が、炉本体4からの熱は遮蔽板13で遮蔽され、速やか
に気密室8の側面8c、8dに伝わり外側の空冷フィン
12によって放熱される。また、伝導熱は軸受9を伝っ
て遮蔽板13より放熱、あるいはフランジ14のフィン
15から放熱され気密室8内のフィンから気密室8の側
面に伝わり外側の空冷フィン12によって放熱される。
さらに、検出窓の汚れ防止に供給される窒素ガスは気密
室内を通って炉内に放出されるので気密室内の温度を下
げる。なお、本装置においては、炉内温度約1000℃
の状態で軸受部の温度は175℃であった。この温度は
耐熱軸受(耐熱温度400℃)で十分耐えうる温度であ
った。但し、遮蔽板の空冷用フィン15は設けていない
状態のもので測定した。
【0016】なお、上述の例では昇温室23の場合につ
いて述べたが、浸炭拡散室24、降温・保持室25にも
適宜適用できる。また、搬送ローラの軸端は気密室内に
閉じこめたが、例えば特開平3−50491号公報の如
くシールを介して気密室から突出するようにしてもよ
い。また、上述の各種の熱対策は所望の温度により適宜
選択されることはいうまでもない。また、浸炭拡散室は
複数設けてもよい。また、浸炭室と拡散室を別に設けて
もよい。さらには、連続真空浸炭炉に限らず発明の趣旨
を逸脱しない範囲で適宜に応用できることは勿論であ
る。
いて述べたが、浸炭拡散室24、降温・保持室25にも
適宜適用できる。また、搬送ローラの軸端は気密室内に
閉じこめたが、例えば特開平3−50491号公報の如
くシールを介して気密室から突出するようにしてもよ
い。また、上述の各種の熱対策は所望の温度により適宜
選択されることはいうまでもない。また、浸炭拡散室は
複数設けてもよい。また、浸炭室と拡散室を別に設けて
もよい。さらには、連続真空浸炭炉に限らず発明の趣旨
を逸脱しない範囲で適宜に応用できることは勿論であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
密封室の内外に空冷用のフィンや、遮蔽板等を設け、さ
らにはガスチャージの有効利用により密封室内の温度上
昇を防ぐようにしたので、水冷のような水漏れや、錆等
の心配のない簡単な構造の冷却装置を提供するものとな
った。さらに、遮蔽板によりフランジタイプの軸受とし
たので、軸支強度も強く、軸間距離を短くでき多数の搬
送ローラを並設でき、重量が大きなトレー、あるいは小
型のトレー等を搬送できるものとなった。
密封室の内外に空冷用のフィンや、遮蔽板等を設け、さ
らにはガスチャージの有効利用により密封室内の温度上
昇を防ぐようにしたので、水冷のような水漏れや、錆等
の心配のない簡単な構造の冷却装置を提供するものとな
った。さらに、遮蔽板によりフランジタイプの軸受とし
たので、軸支強度も強く、軸間距離を短くでき多数の搬
送ローラを並設でき、重量が大きなトレー、あるいは小
型のトレー等を搬送できるものとなった。
【図1】本発明の実施の形態の一例である連続真空浸炭
炉の縦断面概念図である。
炉の縦断面概念図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例である連続真空浸炭
炉の(a)は図1の昇温室のA−A線断面図、(b)は
気密室の部分拡大断面図である。
炉の(a)は図1の昇温室のA−A線断面図、(b)は
気密室の部分拡大断面図である。
【図3】従来のローラハース式真空炉の断面説明図であ
る。
る。
1 炉体、2 断熱材、3 処理室(加熱室)、4 炉
本体、5 搬送用ローラ、6 炉本体の外壁、7a、7
b ローラの突出部、8 気密室、8a 気密室の外
側、8b 気密室の内側、8c 気密室の上側面、8d
気密室の下側面、9 軸受、10 被処理物、11
出入口、12 空冷用のフィン、13 遮蔽板、14
フランジ、15 遮蔽板の空冷用フィン、16 検出
窓、16a 筒状の本体、16b 筒状本体の一端、1
6c 筒状本体の他端、16d 出窓用ガラス、16e
パージ用ガス供給口、21 連続真空浸炭炉(ローラ
ハース式真空炉)
本体、5 搬送用ローラ、6 炉本体の外壁、7a、7
b ローラの突出部、8 気密室、8a 気密室の外
側、8b 気密室の内側、8c 気密室の上側面、8d
気密室の下側面、9 軸受、10 被処理物、11
出入口、12 空冷用のフィン、13 遮蔽板、14
フランジ、15 遮蔽板の空冷用フィン、16 検出
窓、16a 筒状の本体、16b 筒状本体の一端、1
6c 筒状本体の他端、16d 出窓用ガラス、16e
パージ用ガス供給口、21 連続真空浸炭炉(ローラ
ハース式真空炉)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 村上 茂
富山県富山市不二越本町一丁目1番1号株
式会社不二越内
(72)発明者 高島 末雄
富山県富山市不二越本町一丁目1番1号株
式会社不二越内
(72)発明者 岩上 良行
富山県富山市不二越本町一丁目1番1号株
式会社不二越内
(72)発明者 福田 耕一
愛知県豊田市トヨタ町1番地トヨタ自動車
株式会社内
(72)発明者 田村 彰男
愛知県豊田市トヨタ町1番地トヨタ自動車
株式会社内
Fターム(参考) 4K050 AA02 CC02 CG05 EA04
Claims (6)
- 【請求項1】 被処理物の搬入搬出用の出入口が両端に
設けられた炉体であって、前記炉体は断熱材で形成され
た処理室と、前記処理室の外側に設けられた金属製の炉
本体と、からなり、前記被処理物を出入口方向に搬送す
る複数の搬送用ローラが前記処理室と炉本体とを貫通し
て出入口方向に並設されたローラハース式真空炉におい
て、前記炉本体の外壁から突出した前記搬送用ローラの
突出部を囲うように前記外壁に形成された金属製の気密
室を設け、前記突出部を軸支する軸受を気密室内に設
け、前記気密室の外側に空冷用のフィンを形成したこと
を特徴とするローラハース式真空炉。 - 【請求項2】 前記フィンはさらに気密室の内側に形成
されていることを特徴とする請求項1記載のローラハー
ス式真空炉。 - 【請求項3】 前記軸受と前記外壁の間に前記外壁とは
離隔して前記気密室の少なくとも上側面及び下側面と接
合された遮蔽板が設けられ、前記遮蔽板に前記軸受がフ
ランジ取付されていることを特徴とする請求項1又は2
記載のローラハース式真空炉。 - 【請求項4】 前記遮蔽板に空冷用フィンが設けられて
いることを特徴とする請求項3記載のローラハース式真
空炉。 - 【請求項5】 前記気密室は複数の搬送用ローラに沿っ
て出入口方向に沿って設けられていることを特徴とする
請求項1乃至4のいずれか一に記載のローラハース式真
空炉。 - 【請求項6】 筒状の本体を有し、前記筒状本体の一端
が前記気密室内に開放され、他端に検出窓用ガラスが設
けられた検出窓が前記気密室に取付られ、前記筒状本体
部にパージ用ガスが供給可能にされていることを特徴と
する請求項5記載のローラハース式真空炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001195641A JP2003014376A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | ローラハース式真空炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001195641A JP2003014376A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | ローラハース式真空炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003014376A true JP2003014376A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19033583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001195641A Withdrawn JP2003014376A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | ローラハース式真空炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003014376A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007086145A1 (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | International Customer Service | ガス雰囲気熱処理装置 |
JP2010043816A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Noritake Co Ltd | 加熱炉用搬送ローラ支持装置 |
KR101110245B1 (ko) | 2004-08-12 | 2012-02-15 | 주식회사 포스코 | 고온소둔로의 허스롤 지지블럭 내부 밀폐방법 |
CN104121774A (zh) * | 2013-04-24 | 2014-10-29 | 日本碍子株式会社 | 热处理方法及热处理装置 |
KR101560890B1 (ko) | 2013-11-15 | 2015-10-15 | 주식회사 포스코 | 지지대의 열변형 방지구조 |
CN105202910A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-12-30 | 苏州博涛机电设备有限公司 | 一种高功率低耗能辊道炉 |
JP2018025370A (ja) * | 2016-08-12 | 2018-02-15 | 光洋サーモシステム株式会社 | 熱処理装置 |
JP2020118446A (ja) * | 2020-05-15 | 2020-08-06 | 光洋サーモシステム株式会社 | 熱処理装置 |
JP2021073423A (ja) * | 2020-12-25 | 2021-05-13 | 光洋サーモシステム株式会社 | 熱処理装置 |
-
2001
- 2001-06-28 JP JP2001195641A patent/JP2003014376A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101110245B1 (ko) | 2004-08-12 | 2012-02-15 | 주식회사 포스코 | 고온소둔로의 허스롤 지지블럭 내부 밀폐방법 |
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CN104121774B (zh) * | 2013-04-24 | 2017-04-05 | 日本碍子株式会社 | 热处理方法及热处理装置 |
CN104121774A (zh) * | 2013-04-24 | 2014-10-29 | 日本碍子株式会社 | 热处理方法及热处理装置 |
KR101560890B1 (ko) | 2013-11-15 | 2015-10-15 | 주식회사 포스코 | 지지대의 열변형 방지구조 |
CN105202910A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-12-30 | 苏州博涛机电设备有限公司 | 一种高功率低耗能辊道炉 |
CN105202910B (zh) * | 2015-09-08 | 2017-09-29 | 苏州博涛机电设备有限公司 | 一种高功率低耗能辊道炉 |
JP2018025370A (ja) * | 2016-08-12 | 2018-02-15 | 光洋サーモシステム株式会社 | 熱処理装置 |
JP2020118446A (ja) * | 2020-05-15 | 2020-08-06 | 光洋サーモシステム株式会社 | 熱処理装置 |
JP2022074158A (ja) * | 2020-05-15 | 2022-05-17 | 光洋サーモシステム株式会社 | 熱処理装置 |
JP2021073423A (ja) * | 2020-12-25 | 2021-05-13 | 光洋サーモシステム株式会社 | 熱処理装置 |
JP7245219B2 (ja) | 2020-12-25 | 2023-03-23 | 株式会社ジェイテクトサーモシステム | 熱処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080902 |