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JP2003004121A - プーリユニット - Google Patents

プーリユニット

Info

Publication number
JP2003004121A
JP2003004121A JP2001186255A JP2001186255A JP2003004121A JP 2003004121 A JP2003004121 A JP 2003004121A JP 2001186255 A JP2001186255 A JP 2001186255A JP 2001186255 A JP2001186255 A JP 2001186255A JP 2003004121 A JP2003004121 A JP 2003004121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
seal
groove
way clutch
rotor shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001186255A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Ichihara
隆弘 市原
Hideki Fujiwara
英樹 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2001186255A priority Critical patent/JP2003004121A/ja
Publication of JP2003004121A publication Critical patent/JP2003004121A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】環状シールのシールリップが十分な締め代で当
接できる周溝の形成スペースを確保したうえで、プーリ
ユニットの軸方向寸法を従来のそれよりも短縮可能とす
ること。 【解決手段】プーリ1と、ロータ軸2と、一方向クラッ
チ3と、玉軸受4と、ころ軸受5と、環状シール61と
を含み、ころ軸受5は、一方向クラッチ3側において径
方向内向きに突起52を形成した保持器51を有し、環
状シール61は、プーリの1内周面に固定され、かつ、
その先端にシールリップ61aを有し、ロータ軸2の外
周面に突起52が係入する抜け止め溝2dならびにシー
ルリップ61aが入り込むシール溝2fが形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方向クラッチを
備えるプーリユニットに関する。このプーリユニット
は、例えば自動車などのエンジンのクランクシャフトか
らベルトを介して駆動される補機に装備することができ
る。補機としては、例えば自動車のエアコンディショナ
用コンプレッサ、ウォーターポンプ、オルターネータ、
冷却ファンなどが挙げられる。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンに装着される各種の補機
は、エンジンのクランクシャフトによりベルトを介して
駆動されるようになっている。ここで、補機のうち、例
えばオルタネータの場合、エンジンのクランクシャフト
と同期回転するように連結していると、クランクシャフ
トの回転数が低下するとき、オルタネータの発電能力が
低下する。そこで、本願出願人は、オルタネータのプー
リ部分に上記一方向クラッチを内蔵し、クランクシャフ
トの回転数が低下するときに、オルタネータのロータの
回転をその慣性力により継続させるようにして、発電効
率を高められるようにしたプーリユニットのいくつかを
既に出願している。
【0003】図4は、本願出願人の出願に関連した公知
ではないプーリユニットの一つを示す。図4において、
1は、プーリ、2は、ロータ軸、3は、一方向クラッ
チ、4は、玉軸受、5は、ころ軸受、61,62は、環
状シール、7は、環状シールド板である。
【0004】なお、図中、軸方向一方(右側)はエンジ
ン側であり、ロータ軸2の内周にその右側からクランク
シャフトが挿入されるようになっている。
【0005】このプーリユニットは、プーリ1とロータ
軸2との回転差に応じて一方向クラッチ3を、動力を伝
達するロック状態と動力伝達を遮断するフリー状態とに
切り替え、プーリ1とロータ軸2との間で動力を伝達さ
せたり遮断させたりするようになっている。
【0006】そして、ロータ軸2の外周面には、ころ軸
受5の保持器51の内周面に設けられてある輪状突起5
2が係入され、保持器51を軸方向に抜け止めするため
の抜け止め溝2dと、環状シール61のシールリップ6
1aが入り込むシール溝2fとが、設けられている。
【0007】保持器51の輪状突起52は、保持器51
の環状シール61側に設けられているため、抜け止め溝
2dとシール溝2fはロータ軸2の軸方向に隣接して設
けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように両溝2
d,2fが隣接していると、ロータ軸2の強度低下を避
けるうえで、軸方向所要距離隔てて設ける必要がある
が、この場合、シール溝2f側を抜け止め溝2dに対し
て所要距離隔てた箇所に形成せざるを得ない。
【0009】一方、シールリップ61aは、径方向締め
代タイプであるため、ロータ軸2には、それに対応した
シール溝2fを形成するスペースが必要とされる。
【0010】このようなことから、従来のプーリユニッ
トでは、その軸方向寸法を長くして、シール溝2fの設
置スペースを確保しており、そのため、その軸方向寸法
が大型化する。
【0011】したがって、本発明は、プーリユニットに
おいて、環状シールのシールリップが十分な締め代で当
接できるシール溝の形成スペースを確保したうえで、プ
ーリユニットの軸方向寸法を従来のそれよりも短縮可能
とすることを解決しようとする課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、プーリと、こ
のプーリと互いに相対回転可能にかつこれの内側に同心
状に配設された軸体と、前記プーリと軸体との間の環状
空間に介装される一方向クラッチと、前記環状空間にお
いて一方向クラッチの両側に設けられる転がり軸受と、
自由端側の転がり軸受の外端面側を密封する環状シール
とを含むプーリユニットであって、前記自由端側の転が
り軸受は、前記一方向クラッチ側において径方向内向き
に突起を形成した保持器を有し、前記環状シールは、前
記プーリの内周面に固定され、かつ、その先端にシール
リップを有し、前記軸体の外周面に前記突起が係入する
抜け止め溝ならびに前記シールリップが入り込むシール
溝をそれぞれ形成したことを特徴とする。
【0013】なお、上記において、軸体は、自動車の補
機の入力軸そのものや入力軸の一部を含む。入力軸に
は、要するに、プーリと同心状にその内径側に配設さ
れ、プーリと互いに相対回転する軸体であれば、中空構
造、一部中空構造、中実構造、2重軸構造などそのすべ
てを含む。
【0014】本発明によると、軸体の外周面において抜
け止め溝とシール溝とが前記保持器を介して離れて形成
されているから、従来のように前記両溝が隣接して形成
されていた場合と比較してその強度が低下するようなこ
とが無い。そして、シール溝は、軸体の軸方向寸法を長
くしなくても軸体の外周面に対して十分なスペースをも
って設けることができるから、環状シールはそのシール
リップを十分な締め代でもってシール溝に当接させられ
るようになる。
【0015】したがって、本発明では、プーリユニット
において、環状シールのシールリップが十分な締め代で
当接できる周溝の形成スペースを確保したうえで、プー
リユニットの軸方向寸法を従来のそれよりも短縮可能と
することができる。
【0016】さらに、前記保持器は、前記抜け止め溝に
係入する径方向内向きの突起が設けられており、突起を
抜け止め溝に係入させることで当該保持器を軸方向に抜
け止めできる。
【0017】上記の場合、好ましくは、前記シール溝
が、径方向に沿う形状の第1内壁面と前記自由端側へ向
けて溝底が浅くなるテーパ形状の第2内壁面とを有す
る。そして、第1内壁面は、径方向に沿う形状に形成さ
れ、また、第2内壁面は、テーパ形状に形成されてい
る。こうすると、シールリップがシール溝の第1内壁面
に対して軸方向から接触するから、回転遠心力が作用し
たときにシールリップと第1内壁面との接触状態が変化
しにくく、また、環状シールを軸体に組み込むときに、
その組み込み過程で環状シールのシールリップが傾いて
もシール溝に対して正しい姿勢に容易に復元されるな
ど、その密封性能を所期の密封性能が長期にわたり確保
できて好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0019】図1ないし図3は、本発明の実施形態にか
かり、図1は、プーリユニットの縦断面図、図2は、図
1の(2)−(2)線断面の矢視図、図3は、図1の要
部の拡大図である。
【0020】図例のプーリユニットAは、プーリ1、ロ
ータ軸2、一方向クラッチ3、玉軸受4、ころ軸受5、
環状シール61,62および環状シールド板7を有して
いる。
【0021】このプーリユニットAは、部品点数ならび
に製造コストを削減するために、一方向クラッチ3の内
・外輪、玉軸受4およびころ軸受5の各内・外輪を省略
し、これらの内輪についてプーリユニットAのロータ軸
2で兼用させて、外輪についてプーリ1で兼用させた構
成としている。
【0022】プーリ1は、例えば自動車エンジンのクラ
ンクシャフトによりVリブドベルトBを介して回転駆動
されるもので、その外周にはVリブドベルトBが巻き掛
けられる波状溝が形成されている。
【0023】プーリ1の内周面において軸方向固定側の
領域には、深溝玉軸受からなる玉軸受4の玉41が介装
される軌道溝が形成されている。
【0024】ロータ軸2は、中空の軸体として、プーリ
1内部に挿通されて、図示しないが自動車エンジンの補
機の入力軸(例えばオルタネータのロータ)に固定され
る。
【0025】ロータ軸2の外周面において軸方向中間領
域2aの円周数カ所には、一方向クラッチ3の平坦なカ
ム面31が形成され、その軸方向両側領域2b,2cに
は、玉軸受4およびころ軸受5の内輪軌道が確保されて
いる。
【0026】ロータ軸2の中間領域2aは八角形に、両
側領域2b,2cは円形に形成されている。
【0027】ロータ軸2において玉軸受4の内輪軌道と
なる領域2bの外径寸法が、ころ軸受5の内輪軌道とす
る領域2cの外径寸法よりも大きく設定されているが、
これは、プーリ1とロータ軸2との間に、一方向クラッ
チ3や玉軸受4およびころ軸受5を軸方向固定側から順
番に簡単に組み込めるようにするためである。このロー
タ軸2の領域2bには、深溝玉軸受からなる玉軸受4の
玉41が介装される軌道溝が形成されている。
【0028】一方向クラッチ3は、プーリ1とロータ軸
2との対向環状空間Sの軸方向中央に介装されており、
その内輪軌道はロータ軸2の外周面で、その外輪軌道は
プーリ1の内周面で構成されている。
【0029】一方向クラッチ3は、合成樹脂製の円環状
の保持器32、転動体としての複数のころ33、弾性部
材として楕円形のコイルバネ34を備えている。
【0030】この場合、一方向クラッチ3の保持器32
は、プーリ1とロータ軸2の対向環状空間Sに配設され
て周方向ならびに軸方向に位置決めされた状態で外装さ
れており、ロータ軸2の外周面においてその円周方向数
カ所のカム面31に対応する領域に径方向内外に貫通す
るポケット35が設けられている。このポケット35そ
れぞれの周方向間には軸方向の柱部36が存在してい
る。
【0031】一方向クラッチ3のころ33は、保持器3
2の各ポケット35に1つずつ周方向転動範囲が規制さ
れた状態で収納される。
【0032】一方向クラッチ3のコイルバネ34は、保
持器32の各柱部36の内壁面に突設される突起37に
対して装着されて、ころ33をカム面31とプーリ1の
内周面とで形成するくさび状空間の狭い側(ロック側)
へと押圧するものである。
【0033】一方向クラッチ3の保持器32の内周面
は、ロータ軸2の軸方向中間領域2aの八角形の外周面
形状に合致嵌合する形状に形成することにより、保持器
32をロータ軸2に対して周方向に回り止めさせてい
る。
【0034】また、一方向クラッチ3の保持器32は、
ロータ軸2における中間領域2aのカム面31と大径の
領域2bとを連接するテーパ状段差部2eによって、玉
軸受4側への動きが封じられ、ロータ軸2に対して軸方
向位置決めされたころ軸受5の保持器51によってころ
軸受5側への動きが封じられるようになっている。
【0035】玉軸受4ところ軸受5は、転がり軸受とし
て、プーリ1とロータ軸2との対向環状空間Sにおい
て、一方向クラッチ3の軸方向両側に1つずつ介装され
る。
【0036】玉軸受4は、その内輪軌道がロータ軸2の
軸方向一方領域2bにおける外周面で、その外輪軌道が
プーリ1の内周面で構成されていて、転動体としての複
数の玉41およびそれを保持する冠形保持器42からな
る一般的な深溝型玉軸受とされている。
【0037】ころ軸受5は、その内輪軌道がロータ軸2
の軸方向他方領域2cにおける外周面で、その外輪軌道
がプーリ1の内周面で構成されていて、転動体としての
複数のころ53およびそれを保持する保持器51からな
るケージアンドローラとされている。
【0038】前記環状空間Sにおいて、玉軸受4および
ころ軸受5の軸方向外端側に環状シール61,62が装
着されている。各環状シール61,62は、環状芯金の
外周に被着した弾性体の一端側をプーリ1の内周面に固
着し、その他端側をシールリップ61a、62aとして
ロータ軸2の外周面に当接した接触形態のものである。
【0039】上記プーリユニットAの動作としては、要
するに、プーリ1とロータ軸2との回転速度差に応じ
て、一方向クラッチ3がロック状態またはフリー状態と
なり、プーリ1からロータ軸2へ動力を伝達したり、動
力伝達を遮断したりする。なお、一方向クラッチ3がフ
リー状態となったときは、ロータ軸2が自身の回転慣性
力により回転継続する。
【0040】以上の構成において、本実施の形態は、自
由端側となるころ軸受5に備える保持器51の一方向ク
ラッチ3側において径方向内向きに輪状突起52を設
け、ロータ軸2の外周面において輪状突起52を係入し
て保持器51を抜け止めする抜け止め溝2dが形成され
ている。また、ロータ軸2の外周面には、ころ軸受5の
外端面側を密封する環状シール61に備える主シールリ
ップ61aが入り込むシール溝2fが形成されている。
【0041】なお、環状シール6は、プーリ1の内周面
に固定され、かつ、その先端にシールリップ61aが形
成されている。
【0042】本実施の形態によると、ロータ軸2の外周
面において抜け止め溝2dとシール溝2fとが保持器5
1を介して軸方向に離れて形成されているから、従来の
ように前記両溝2d,2fが隣接して形成されていた場
合と比較してその強度が低下するようなことが無い。そ
して、シール溝2fは、ロータ軸2の軸方向寸法を長く
しなくてもロータ軸2の外周面に対して十分なスペース
をもって設けることができるから、環状シール61は主
シールリップ61aを十分な締め代でもってシール溝2
fに当接させられるようになる。
【0043】したがって、この実施形態では、環状シー
ル61の主シールリップ61aが十分な締め代で当接で
きるシール溝2fの形成スペースを確保したうえで、プ
ーリユニットAの軸方向寸法を従来のそれよりも短縮可
能とすることができる。
【0044】以上の特徴において、さらに詳しく説明す
ると、環状シール61は、環状芯金61cに対してゴム
などの弾性体61dが接着されており、この弾性体61
dの内周部分には、径方向に沿って中心側へ延びる主シ
ールリップ61aと、この主シールリップ61aの付け
根からころ軸受5内方へ向けて斜めに延びる補助シール
リップ61bとを備える。
【0045】また、シール溝2fは、第1内壁面2f1
と第2内壁面2f2とを有する。そして、第1内壁面2
f1は、径方向に沿う形状に形成され、また、第2内壁
面2f2は、前記自由端側へ向けて溝底が浅くなるテー
パ形状に形成されている。
【0046】環状シール61の主シールリップ61a
は、シール溝2fの第1内壁面2f1に対して軸方向か
ら接触されており、また、補助シールリップ61bは、
シール溝2fに入り込まずに、ロータ軸2の外周面に対
して微小隙間を介して対向させられている。
【0047】このような場合、主シールリップ61aが
シール溝2fの第1内壁面2f1に対して軸方向から接
触するから、回転遠心力が作用したときに主シールリッ
プ61aと第1内壁面2f1との接触状態が変化しにく
く、したがって、所期の密封性能が確保できる。
【0048】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、各種形態のものを適用することができ
ることは勿論である。
【0049】また、本発明は、玉軸受4、ころ軸受5の
内・外輪をプーリ1ならびにロータ軸2上に一体形成し
たプーリユニットに限るものではなく、さらに一方向ク
ラッチ3の両側に設ける転がり軸受も上記実施形態に限
らず、各種形態のプーリユニットに適用することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、プーリ
と、このプーリと互いに相対回転可能にかつこれの内側
に同心状に配設された軸体と、前記プーリと軸体との間
の環状空間に介装される一方向クラッチと、前記環状空
間において一方向クラッチの両側に設けられる転がり軸
受と、自由端側の転がり軸受の外端面側を密封する環状
シールとを含むプーリユニットであって、前記自由端側
の転がり軸受は、前記一方向クラッチ側において径方向
内向きに突起を形成した保持器を有し、前記環状シール
は、前記プーリの内周面に固定され、かつ、その先端に
シールリップを有し、前記軸体の外周面に前記突起が係
入する抜け止め溝ならびに前記シールリップが入り込む
シール溝をそれぞれ形成したので、抜け止め溝とシール
溝とが前記保持器を介して離れて形成される結果、従来
のように前記両溝が隣接して形成されていた場合と比較
してその強度が低下するようなことが無い。そして、シ
ール溝は、軸体の軸方向寸法を長くしなくても軸体の外
周面に対して十分なスペースをもって設けることができ
るから、環状シールはそのシールリップを十分な締め代
でもってシール溝に当接させられるようになるから、環
状シールのシールリップが十分な締め代で当接できる周
溝の形成スペースを確保したうえで、プーリユニットの
軸方向寸法を従来のそれよりも短縮可能とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のプーリユニットの縦断面図
【図2】図1の(2)−(2)線断面の矢視図
【図3】図1の環状シールにおける周辺要部の拡大図
【図4】従来のプーリユニットの縦断面図
【符号の説明】
A プーリユニット B ベルト 1 プーリ 2 ロータ軸(軸体) 2d 抜け止め溝 2f シール溝 3 一方向クラッチ 4 玉軸受 5 ころ軸受(自由端側転がり軸受) 51 突起 6 環状シール 61a シールリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 33/78 F16C 33/78 D Fターム(参考) 3J016 AA02 BB03 CA02 CA07 3J031 AC06 AC10 BA04 BA08 BA19 CA03 CA10 3J101 AA13 AA24 AA32 AA42 AA52 AA62 AA72 AA77 AA83 BA22 BA53 BA54 BA55 BA56 BA73 BA77 EA01 EA49 FA13 FA15 FA53 GA01 GA21 GA24 GA29

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プーリと、このプーリと互いに相対回転可
    能にかつこれの内側に同心状に配設された軸体と、前記
    プーリと軸体との間の環状空間に介装される一方向クラ
    ッチと、前記環状空間において一方向クラッチの両側に
    設けられる転がり軸受と、自由端側の転がり軸受の外端
    面側を密封する環状シールとを含むプーリユニットであ
    って、 前記自由端側の転がり軸受は、前記一方向クラッチ側に
    おいて径方向内向きに突起を形成した保持器を有し、 前記環状シールは、前記プーリの内周面に固定され、か
    つ、その先端にシールリップを有し、 前記軸体の外周面に前記突起が係入する抜け止め溝なら
    びに前記シールリップが入り込むシール溝をそれぞれ形
    成した、ことを特徴とするプーリユニット。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプーリユニットにおいて、 前記シール溝が、径方向に沿う形状の第1内壁面と、前
    記自由端側へ向けて溝底が浅くなるテーパ形状の第2内
    壁面とを有しており、 前記シールリップは、前記第1内壁面に対して軸方向か
    ら接触する、ことを特徴とするプーリユニット。
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