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JP2003002801A - トイレット用水の処理剤 - Google Patents

トイレット用水の処理剤

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Publication number
JP2003002801A
JP2003002801A JP2001186944A JP2001186944A JP2003002801A JP 2003002801 A JP2003002801 A JP 2003002801A JP 2001186944 A JP2001186944 A JP 2001186944A JP 2001186944 A JP2001186944 A JP 2001186944A JP 2003002801 A JP2003002801 A JP 2003002801A
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Japan
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pigment
water
toilet water
weight
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JP2001186944A
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English (en)
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Toshiyuki Yamaguchi
俊幸 山口
Hitoshi Takahashi
等 高橋
Toshitsugu Tsujioka
登志嗣 辻岡
Nobuyuki Kokubo
信行 小窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumika Color Co Ltd
Permachem Asia Ltd
Original Assignee
Sumika Color Co Ltd
Permachem Asia Ltd
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Publication date
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Publication of JP2003002801A publication Critical patent/JP2003002801A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環式や吸引式等のトイレット用水を処理す
るに適した処理剤であって、優れた殺菌力、防臭性、持
続性、隠蔽力を有することに加え、繊維製品等に対する
染着による汚染のないトイレット用水の処理剤を提供す
る。 【解決手段】 非イオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、両性界面活性剤の1種以上で分散化された顔料、分
散染料、油溶性染料の1種以上からなる着色剤分散体
と、カチオン系殺菌剤を含有する。着色剤分散体が該分
散体中の顔料、分散染料、油溶性染料の1種以上からな
る着色剤の量で0.1〜25重量%、カチオン系殺菌剤
が0.5〜40重量%含まれ、着色剤分散体が水系での
分散状態において平均粒径5μm以下であることが好ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレット用水の
処理剤に関し、特に循環式あるいは吸引式等のトイレッ
ト用水を処理するに適した処理剤であって、優れた殺菌
力、防臭性、持続性、隠蔽力を有することに加え、繊維
製品等に対する染着による汚染のないトイレット用水の
処理剤に関する。
【0002】
【技術背景】航空機、鉄道車両、船舶、長距離バス等で
は、循環式トイレットや吸引式トイレットが使用されて
いる。循環式トイレットは、予め汚物タンクに適量の水
を入れ、これにトイレット用水の処理剤を溶解してお
き、使用の都度、循環ポンプにより洗浄水が循環して、
便器(一般に、ボールと称される)を洗浄する方式であ
る。従って、使用2回目以降は洗浄水とともに排泄物が
混入してくるので、循環式トイレット用水の処理剤は、
洗浄力、着色力(隠蔽力) 、防臭力、殺菌力等が要求
される。
【0003】吸引式トイレットは、集中汚物タンクを減
圧にし、各トイレットから汚物を吸引により集める方式
であって、使用の都度、新しい水(再利用しない)でボ
ールを洗浄するため、処理剤は特に着色力、防臭力を必
要としないが、末端の処理業者が作業時に不快感を持た
ないよう、これらの能力を持たせることが望ましい。
【0004】従来のトイレット用水の処理剤は、洗浄剤
(界面活性剤)、殺菌剤、着色剤、防臭剤の外に、必要
に応じて、消泡剤、防食剤等を含んでなる。上記の洗浄
剤(界面活性剤)としては非イオン界面活性剤、アニオ
ン界面活性剤等が、殺菌剤としては塩素化フェノールの
塩、塩素化シアヌール酸等の塩素系殺菌剤、2−ブロモ
ー2−ニトロプロパンジオール−1,3等の臭素系殺菌
剤、塩化ベンザルコニウム、オクタデシルトリメチルア
ンモニウムクロライド等のカチオン系殺菌剤が、防臭剤
としては悪臭成分であるアンモニア、硫化水素等をマス
キングするための香料が用いられている。
【0005】着色剤としては直接染料、酸性染料、塩基
性染料、反応染料等の水溶性染料、分散染料、油溶性染
料等の水不溶性染料、顔料等が用いられているが、これ
らの染料や顔料では、繊維への染着の問題、安定性の問
題、殺菌剤との相溶性の問題等、種々問題があり、満足
されていない。
【0006】また、殺菌剤の中で塩素系のものを使用す
る場合には、塩素特有の刺激臭が鼻につき不快感がある
ばかりか、強い金属腐食の問題もある。臭素系殺菌剤
は、金属腐食が強く、しかも殺菌力が弱いため、カチオ
ン系殺菌剤を補助するために少量用いられている程度で
ある。このような理由から、従来、殺菌剤としては、主
にカチオン系殺菌剤が用いられている。
【0007】加えて、着色剤として水溶性染料を用いた
場合、衣服その他の繊維製品に染料が付着すると洗濯を
しても落ちないという問題があるため、処理剤はもとよ
り、処理剤を溶解した水の取り扱いは注意を必要とす
る。なお、殺菌剤としてカチオン系殺菌剤が用いられて
いる場合には、アニオン系の染料もしくはアニオン系の
助剤を含む染料は、殺菌剤と反応し、隠蔽力が低下した
り殺菌力が低下する問題を抱えている。これに対し、カ
チオン系の塩基性染料は、カチオン系殺菌剤と反応しな
いため、殺菌効果を落としたり隠蔽力が低下する問題は
ないが、水溶性染料であるため繊維製品への染着という
問題がある。
【0008】一方、水不溶性染料および顔料は、室温に
おいて繊維への染着は無いものの、水に溶解せず、また
水中で均一に分散しないため、時間の経過により沈殿
し、隠蔽力で十分な効果が得られないという問題があ
る。水不溶性染料または顔料を水系で分散させるため、
界面活性剤を用いて分散化し、水中で長時間分散するよ
うにしたものがあるが、これに用いられている界面活性
剤は、通常アニオン界面活性剤であるため、トイレット
処理剤の殺菌剤として主に用いられているカチオン系殺
菌剤と反応を起こし、水不溶性染料または顔料の凝集、
および殺菌力低下等を引き起こしてしまうため、使用で
きない。
【0009】
【発明の目的】本発明は、従来のトイレット処理剤の優
れた殺菌力、隠蔽力、防臭力を有することに加え、特に
繊維に対する染着がないトイレット用水の処理剤を提供
することを目的とする。
【0010】
【発明の概要】本発明者等は、前述のような繊維への染
着や殺菌力低下、染料および顔料の取扱いの不都合を解
消して、上記の目的を達成するために、種々検討した結
果、カチオン系殺菌剤を含有するトイレット処理剤に対
し、非イオン性、カチオン性、両性のいずれかの界面活
性剤で分散化された顔料や水不溶性染料からなる着色剤
分散体を用いることが極めて有効であるとの知見を得
た。
【0011】この知見を下に、本発明者らは、更に検討
を重ねた結果、殺菌剤としてカチオン系殺菌剤を使用し
ても、上記着色剤分散体を使用すれば、 a)上記着色剤が繊維へ付着した場合であっても、洗濯
することにより、容易に着色が落ちること、 b)着色剤および界面活性剤とカチオン系殺菌剤との凝
集は生じず、またこの殺菌剤の殺菌作用は消失しないこ
と、 c)界面活性剤で分散化された着色剤を使用しているた
め、長期間に渡って隠蔽力を保持できること、を見出
し、本発明を開発するに至った。
【0012】すなわち、本発明は、カチオン系殺菌剤を
殺菌剤とするトイレット用水の処理剤であって、非イオ
ン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤の
1種以上で分散化された顔料、分散染料、油溶性染料の
1種類以上からなる着色剤分散体を含むことを特徴とす
るトイレット用水処理剤を要旨とする。
【0013】本発明における着色分散体中の着色剤は、
トイレット用水中に存在する各種の物質(主として人の
排泄物)に対する優れた隠蔽力は有するが、室温で衣服
等の繊維製品への染着力が低いか全くないもの、あるい
はたとえ付着しても水洗いや通常の洗剤を使用した洗濯
により容易に落ちるものが好ましく、具体的には、顔
料、分散染料、油溶性染料が挙げられる。
【0014】この顔料としては、硫酸バリウム、亜鉛
華、硫酸鉛、酸化チタン、黄色鉛、ベンガラ、群青、紺
青、酸化クロム、カーボンブラック等の無機顔料、アゾ
顔料(モノアゾ、ジスアゾ、β−ナフトール、ナフトー
ルAS、ベンズイミダゾロン、ジスアゾ縮合物等)、金
属錯体顔料、イソインドリノンおよびイソインドリン顔
料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、ペリノン
およびペリレン顔料、アントラキノン顔料、ジケトピロ
ロピロール顔料、ジオキサジン顔料、キノフタロン顔料
等の有機顔料であり、例えば、C.I.(カラーイッデ
ックス)ピグメント ブルー 15、C.I.ピグメン
ト ブルー 15:1、C.I.ピグメント ブルー
15:2、C.I.ピグメント ブルー 15:3、
C.I.ピグメント ブルー 22、C.I.ピグメン
ト ブルー 60、C.I.ピグメント ブルー 6
4、C.I.ピグメント バイオレット 19、C.
I.ピグメント バイオレット 23、C.I.ピグメ
ント バイオレット 29、C.I.ピグメント バイ
オレット 30、C.I.ピグメント バイオレット
37、C.I.ピグメント バイオレット 40、C.
I.ピグメント バイオレット 50、C.I.ピグメ
ント グリーン 7、C.I.ピグメント グリーン3
6等が挙げられる。
【0015】上記の分散染料や油溶性染料には、アゾ染
料、アントラキノン染料、キノフタロン染料、複素環染
料等があり、例えば、C.I.ディスパーズ ブルー
3、C.I.ディスパーズ ブルー 19、C.I.デ
ィスパーズ ブルー 27、C.I.ディスパーズ ブ
ルー 56、C.I.ディスパーズ ブルー 60、
C.I.ディスパーズ ブルー 79、C.I.ディス
パーズ ブルー 81、C.I.ディスパーズ ブルー
87、C.I.ディスパーズ ブルー 102、C.
I.ディスパーズ ブルー 125、C.I.ディスパ
ーズ ブルー 148、C.I.ディスパーズ ブルー
165、C.I.ディスパーズ ブルー183、C.
I.ディスパーズ ブルー 186、C.I.ディスパ
ーズ ブルー 301、C.I.ディスパーズ バイオ
レット 23、C.I.ディスパーズ バイオレット
26、C.I.ディスパーズ バイオレット 28
C.I.ディスパーズ バイオレット 35、C.I.
ディスパーズ バイオレット57、C.I.ディスパー
ズ バイオレット 77、C.I.ディスパーズグリー
ン 9、C.I.ソルベント ブルー 11、C.I.
ソルベント ブルー 14、C.I.ソルベント ブル
ー 19、C.I.ソルベント ブルー36、C.I.
ソルベント バイオレット 13、C.I.ソルベント
バイオレット 28、C.I.ソルベント グリーン
3、C.I.ソルベント グリーン 7等が挙げられ
る。
【0016】以上の顔料、分散染料、油溶性染料は、い
ずれかを単独で使用してもよく、また2種類以上を組み
合わせて用いてもよい。
【0017】これらの着色剤は、水に溶けないため、非
イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性
剤から選ばれる1種以上の界面活性剤で分散化される。
【0018】この非イオン界面活性剤としては、アルキ
ルポリオキシエチレンエーテル、アルキルポリオキシエ
チレン・ポリオキシプロピレンエーテル、脂肪酸ポリオ
キシエチレンエステル、脂肪酸ポリオキシエチレンソル
ビタンエステル、脂肪酸ポリオキシエチレンソルビトー
ルエステル、ポリオキシエチレンひまし油、アルキルポ
リオキシエチレンアミン、アルキルポリオキシエチレン
アミド、脂肪酸ソルビタンエステル、脂肪酸ポリグリセ
リンエステル、脂肪酸ショ糖エステル等が、カチオン界
面活性剤としては、第一級アミン塩、アシルアミノエチ
ルジエチルアミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム
塩、アルキルポリオキシエチレンアミン等が、両性界面
活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ソル
ビタンモノアルキレート、ソルビタンジアルキレート、
ソルビタントリアルキレート、オキシエチレンオキシプ
ロピレンブロックポリマー等が挙げられる。これら界面
活性剤は、何れかを単独で使用してもよく、また2種類
以上を組み合わせて用いてもよい。
【0019】上記の界面活性剤の量は、上記の着色剤を
分散化できる量であれば特に限定されないが、一般に
は、着色剤に対し1〜100重量%であり、これより多
いとトイレット用水の処理剤中に占める量が多くなり、
トイレット用水の処理剤における他の必要成分が入らな
くなり、少ないと良好な分散状態が保てなくなる。
【0020】上記の着色剤を上記の界面活性剤を用いて
分散化する方法は、着色剤を分散媒体中に均一に分散化
できればどのような方法でもよく、例えば界面活性剤と
着色剤と水の外に、必要に応じて消泡剤、防腐剤、乾燥
防止剤等を適宜含む状態で、3本ロールミル、ボールミ
ル、サンドミル、アトライター、ペイントシェーカー等
で分散、混合する方法を用いることができる。
【0021】以上のように、本発明における着色剤分散
体は、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性
界面活性剤の1種以上で分散化された顔料、分散染料、
油溶性染料の1種以上からなり、この着色分散体は、本
発明によるトイレット用水の処理剤中に均一に分散でき
るものであるならどのようなものでも使用できるが、殺
菌剤を含まない水系での分散状態が平均粒径で5μm以
下の微粒子状をなすものが好ましく使用できる。この分
散状態での平均粒径が5μmより大きい粒子状をなす着
色剤分散体を使用すると、該分散体中の着色剤は、界面
活性剤で処理されていても、トイレット用水に長時間に
渡って良好な分散状態を維持することが困難になり、例
えば長時間のフライトを要する航空機等に使用される場
合には、沈殿することが懸念される。なお、このような
分散状態での平均粒径が5μm以下の微粒子状をなす着
色剤分散体を得るには、どのような方法であってもよい
が、例えば、上記のような着色剤を、反応生成濾過後の
ウエット状態、あるいは一度乾燥した状態で、上記の界
面活性剤や水等と共に、上記のミル等で分散、混合する
方法等で得ることができる。
【0022】この着色剤分散体は、本発明におけるトイ
レット用水の処理剤に用いる場合には、着色剤分散体を
生成したままの液状品で用いてもよいし、この液状品を
乾燥して粉末状として用いてもよい。液状品として用い
る場合は、水分調整し、安定な濃度にしておけば、長期
間の保存が可能となる。乾燥し粉末状として用いる場合
は、スプレードライ等の手法が採用できる。
【0023】上記の着色剤分散体は、本発明のトイレッ
ト用水の処理剤全量に対し、該分散体中の顔料、分散染
料、油溶性染料の1種以上からなる着色剤の量が0.1
〜25重量%となるように配合するのが好ましい。これ
未満であると、着色剤による隠蔽効果が悪くなり、これ
より多いと、この隠蔽効果が飽和し、不経済となる。
【0024】上記の着色剤分散体と共に本発明のトイレ
ット用水の処理剤に配合されるカチオン系殺菌剤は、四
級アンモニウム塩系化合物であり、具体的には、塩化ベ
ンザルコニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロラ
イド、オクタデシルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、アルキル(牛脂)トリメチルアンモニウムクロライ
ド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド、アル
キル(ヤシ)トリメチルアンモニウムクロライド、ヘキ
サデシルトリメチルアンモニウムクロライド、アルキル
(ヤシ)アルキルベンジルアンモニウムクロライド、テ
トラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、
オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド、ジオレインジメチルアンモニウムクロライド、ポリ
オキシエチレンドデシルモノメチルアンモニウムクロラ
イド、アルキル(ヤシ)イソキノリウムブロマイド、セ
チルトリメチルアンモニウムブロライド、テトラデシル
トリメチルアンモニウムブロライド、1、6‐ヘキサメ
チレンビス(トリメチルアンモニウムブロマイド)、デ
カメチレン‐ビス‐(トリメチルアンモニウムブロマイ
ド)、トリメチル−3−クロロ−2−ヒドロキシ−プロ
ピルアンモニウムクロライド、トリメチル−2−オキシ
エチレンアンモニウムクロライド、モノメチルトリヒド
ロキシエチルアンモニウムクロライド、オクタデシルト
リ(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムクロライド、
テトラキス(ヒドロキシエチル)アンモニウムクロライ
ド、オクタデシルトリス(2−ヒドロキシエチル)アン
モニウムクロライド、オクタデシルトリス(2−ヒドロ
キシエチル)アンモニウムクロライド、ポリヘキサメチ
レンビグアニジン塩酸塩、グルコン酸クロルヘキサジン
等が使用でき、これらは単独で使用してもよいし、2種
以上を組み合わせて使用することもできる。
【0025】これらのカチオン系殺菌剤は、本発明のト
イレット用水処理剤全量に対し、0.5〜40重量%と
なるように配合される。これ未満であると、殺菌効果が
十分発現せず、これより多くても、殺菌効果が飽和し、
不経済となる。
【0026】本発明のトレット用水の処理剤において
は、上記の殺菌剤、着色剤分散体の他に、必要に応じ
て、洗浄剤として非イオン界面活性剤、両性界面活性剤
が、脱臭剤として硫酸アルミニウム、硫酸第一鉄等が、
芳香剤として香料等が配合でき、これらの他にも、増量
剤、溶解速度調整剤、抗菌剤、金属腐食防止剤(金属防
食剤)、その他各種の添加剤を、適宜の量で配合するこ
とができる。
【0027】本発明のトイレット用水の処理剤は、上記
の液状品あるいは粉末状の着色剤分散体、カチオン系殺
菌剤、洗浄剤としての界面活性剤、水、その他上記のよ
うな成分を混合、攪拌することにより調製することがで
きる。このトイレット用水の処理剤の形状は、液剤、粉
剤、粒剤、錠剤等であり、液剤の場合は、着色剤分散体
と、殺菌剤と、界面活性剤と、水、その他の成分を混
合、攪拌することで調製することができ、粉剤、粒剤、
錠剤の場合は、これらの成分に、食塩、芒硝、硫酸マグ
ネシウム等の無機塩、高分子量のポリエチレングリコー
ル等、ブドウ糖、乳糖等の糖類、セルロース粉、パルプ
粉、古紙粉等の天然繊維等の基材を配合して調製する。
これら基材の量は、以上の各成分を固化し、粉末状にす
る量であり、特に限定されないが、少なすぎれば固化せ
ず、多すぎても無駄となるため、一般には、本発明のト
イレット用水の処理剤全量に対し50〜90重量%程度
である。
【0028】
【実施例】実施例1 スミトーン シアニンブルー HBA−2(C.I.ピ
グメント ブルー 15《青色顔料》:住化カラー社製
《製造した顔料を濾過して得られるウエット状態のもの
を使用し、このウエット状態中の顔料の量で》)30重
量部、ノイゲンEA−167(ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル《非イオン界面活性剤》:第一工業
製薬社製)10重量部と、水60重量部をビーズミルで
分散処理した後、スプレー乾燥機で乾燥し、水系での分
散状態において平均粒径5μm以下の粉末青色顔料分散
体(SP−1)を作成した。ブレンダーに、カチオン系
殺菌剤としてカチオーゲンDDM(ジデシルジメチルア
ンモニウムクロライド濃度80重量%:第一工業製薬社
製)を15重量部、上記粉末青色顔料分散体(SP−
1)を5重量部、洗浄剤としてポリオキシエチレンラウ
リルエーテルを3重量部、抗菌剤として2−ブロモ−2
−ニトロプロパンジオール−1,3を1重量部、香料を
2重量部、金属防食剤としてベンゾトリアゾールを5重
量部、基材として硫酸マグネシウムを47重量部、硫酸
ナトリウムを10重量部、セルロース粉を12重量部入
れ、混練し、乾燥して、粉末のトイレット用水の処理剤
を得た。この粉末のトイレット用水の処理剤を50倍に
希釈し、循環式トイレットに使用したところ、し尿色は
隠蔽された。また、この希釈したトイレット用水の処理
剤を繊維に付着させた後、洗濯したところ、繊維への染
着は認められなかった。
【0029】実施例2〜4および比較例1〜3 配合組成を表1に示すものとした以外は、実施例1と同
様にして、水系での分散状態において平均粒径5μm以
下の粉末着色剤分散体SP−2,SP−3,SP−4を
作成した。
【0030】
【表1】 *1非イオン界面活性剤:ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル (第一工業製薬社製) *2カチオン界面活性剤:第四級アンモニウム(第一工業製薬社製) *3非イオン界面活性剤:ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル (第一工業製薬社製) *4非イオン界面活性剤:ポリオキシエチレン誘導体(花王社製)
【0031】表2に示す組成をニーダー、ブレンダー等
にて混練し、本発明および比較のトイレット用水の処理
剤を調製した。
【0032】
【表2】 *5:カチオン系殺菌剤:塩化ベンザルコニウム(濃度50重量%)(日華化 学社製商品名“ニッカノンBZ”を使用) *6:洗浄剤:ポリオキシエチレンラウリルエーテル *7:抗菌剤:2−ブロモ−2−ニトロプロパンジオール−1,3 *8:金属防食剤:ベンゾトリアゾール
【0033】〔試験例〕 (1)分散性、溶解性試験 バットに水20リットル(以下、リットルをLと記し、
ミリリットルをmLと記す)を入れ、上記の実施例1〜
4および比較例1〜3で調製した本発明および比較のト
イレット用水処理剤7種それぞれを12.5gづつ加
え、5分間攪拌した後、その分散性、溶解性を調べた。
この結果を表3に示す。
【0034】
【表3】
【0035】比較例1〜2で調製したトイレット用水処
理剤は、水に不溶の反応物(着色剤と殺菌剤等との反応
生成物等)があったのに対し、実施例1〜4のトイレッ
ト用水処理剤は、何れも水中に均一に分散した。
【0036】(2)繊維染着性試験 Douglas CDS No.3試験法に順じ繊維染
着試験を実施した。バットに20Lの水を入れ、実施例
1〜4、比較例1〜3で調製した本発明および比較のト
イレット用水処理剤5種それぞれを12.5g溶解(分
散)し、試験用液とした。先ず、2×2インチの四角い
試験片とした白色無地の木綿、ウール、ポリエステルの
各繊維それぞれに、上記バット内の溶液を染込ませた
後、60℃で乾燥させた。ついで、これらの各試験片
を、スーパーマーケット等で市販されている通常の洗剤
でもみ洗いし、各繊維への7種のトイレット用水処理剤
の染着性を調べた。この結果を表4に示す。
【0037】
【表4】
【0038】比較例1〜3のトイレット用水処理剤は木
綿、ウールを染めたのに対し、実施例1〜4のトイレッ
ト用水処理剤は木綿、ウール、ポリエステルを全く染め
なかった。
【0039】実施例5 スミトーン シアニンブルー RH−3(C.I.ピグ
メント ブルー 15:2:住化カラー社製《製造した
顔料を濾過後乾燥したものを使用》)30重量部、ツイ
ッター30(アルキルベタイン型両性界面活性剤:一方
社油脂社製)15重量部、水60重量部を使用し、スプ
レー乾燥機での乾燥をしない以外は、実施例1と同様に
して、液状の青色顔料分散体(分散体の平均粒径5μm
以下)(SP−5)を作成した。ブレンダーに、カチオ
ン系殺菌剤としてカチオーゲンDDM(ジデシルジメチ
ルアンモニウムクロライド濃度80重量%:第一工業製
薬社製)を20重量部、上記液状青色顔料分散体(SP
−5)を10重量部、洗浄剤としてポリオキシエチレン
ラウリルエーテルを5重量部、抗菌剤として2−ブロモ
−2−ニトロプロパンジオール−1,3を1重量部、香
料を2重量部、金属防食剤としてベンゾトリアゾールを
5重量部、水を57重量部入れ、混合し、液状のトイレ
ット用水の処理剤を得た。この液状のトイレット用水の
処理剤を50倍に希釈し、循環式トイレットに使用した
ところ、し尿色は隠蔽された。また、この希釈したトイ
レット用水の処理剤を繊維に付着させた後、洗濯したと
ころ、繊維への染着は認められなかった。
【0040】比較例4 液状青色顔料分散体(SP−5)の代わりにポルックス
ブルー PP−BB(アニオン分散剤使用水性顔料分
散体:住化カラー社製)を用いる以外は実施例5と同様
にしてトイレット用水処理剤を調製し、実施例5と同様
にして循環式トイレットに使用したところ、水不溶解分
が発生した。
【0041】実施例6 スミトーン シアニンブルー RH−3(C.I.ピグ
メント ブルー 15:2:住化カラー社製《製造した
顔料を濾過後乾燥したものを使用》)40重量部、ノイ
ゲンEA−167(ポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル:第一工業製薬社製)10重量部、水50重量
部を使用する以外は、実施例5と同様にして、液状青色
顔料分散体(分散体の平均粒径5μm以下)(SP−
6)を作成した。ブレンダーに、カチオン系殺菌剤とし
てカチオーゲンDDM(ジデシルジメチルアンモニウム
クロライド濃度80重量%:第一工業製薬社製)を15
重量部、上記液状青色顔料分散体(SP−1)を12重
量部、洗浄剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテ
ルを3重量部、抗菌剤として2−ブロモ−2−ニトロプ
ロパンジオール−1,3を1重量部、香料を2重量部、
金属防食剤としてベンゾトリアゾールを5重量部、基材
として硫酸マグネシウムを40重量部、硫酸ナトリウム
を7重量部、セルロース粉を15重量部入れ、混練し、
粉末のトイレット用水の処理剤を得た。この粉末のトイ
レット用水の処理剤を50倍に希釈し、循環式トイレッ
トに使用したところ、し尿色は隠蔽された。また、この
希釈したトイレット用水の処理剤を繊維に付着させた
後、洗濯したところ、繊維への染着は認められなかっ
た。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のトイレッ
ト用水処理剤によれば、次ぎのような効果を奏すること
ができる。 (1)優れた殺菌力、防臭性、隠蔽性と、これらの優れ
た持続性とを有し、トイレット用水への溶解ないし分散
性が良好である。 (2)本発明で使用する着色剤分散体は、繊維製品への
付着(染着)力は少ないか全くないもの、あるいはたと
え付着しても水洗いや通常の洗剤を使用した洗濯により
容易に落ちるものであるため、本発明の処理剤が繊維製
品等に付着しても、通常の洗濯により簡単に落ちるた
め、本発明の処理剤による繊維製品等への染着汚染はな
い。 (3)分散性が良いことに加え、本発明で使用する着色
剤分散体は、トイレット用水中に存在する各種の物質
(主として人の排泄物)に対する優れた隠蔽性を有する
ため、本発明の処理剤は、長時間に渡って隠蔽力を保持
することができる。 (4)殺菌剤として使用するカチオン系殺菌剤と、隠蔽
性のために使用する着色剤分散体とが反応して凝集を生
じることはなく、分散状態が長時間保てるため、カチオ
ン系殺菌剤による優れた殺菌効果を持続させることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 540 C02F 1/50 540B C11D 3/40 C11D 3/40 3/48 3/48 (72)発明者 高橋 等 神奈川県横浜市金沢区鳥浜町14番地29 株 式会社パーマケム・アジアR&Dセンター 内 (72)発明者 辻岡 登志嗣 東京都足立区宮城1丁目1番25号 住化カ ラー株式会社東京工場内 (72)発明者 小窪 信行 東京都足立区宮城1丁目1番25号 住化カ ラー株式会社東京工場内 Fターム(参考) 4H003 AC08 AC11 AE05 DA06 DC01 EA12 EB42 FA12 FA16 FA27 FA32 FA34 4H011 AA02 BB03 BB04 BC03 BC09 BC18 BC19 DA02 DC05 DC08 DD01 DF03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非イオン界面活性剤、カチオン界面活性
    剤、両性界面活性剤の1種以上で分散化された顔料、分
    散染料、油溶性染料の1種以上からなる着色剤分散体
    と、カチオン系殺菌剤を含有することを特徴とするトイ
    レット用水の処理剤。
  2. 【請求項2】 着色剤分散体が、該分散体中の顔料、分
    散染料、油溶性染料の1種以上からなる着色剤の量で
    0.1〜25重量%、カチオン系殺菌剤が0.5〜40
    重量%含まれることを特徴とする請求項1記載のトイレ
    ット用水の処理剤。
  3. 【請求項3】 着色剤分散体が、水系での分散状態にお
    いて平均粒径5μm以下であることを特徴とする請求項
    1又は2記載のトイレット用水の処理剤。
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