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JP2002540544A - メモリセルと参照セルとを有する集積メモリとその作動方法 - Google Patents

メモリセルと参照セルとを有する集積メモリとその作動方法

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Publication number
JP2002540544A
JP2002540544A JP2000607221A JP2000607221A JP2002540544A JP 2002540544 A JP2002540544 A JP 2002540544A JP 2000607221 A JP2000607221 A JP 2000607221A JP 2000607221 A JP2000607221 A JP 2000607221A JP 2002540544 A JP2002540544 A JP 2002540544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
bit line
switching element
bit lines
integrated memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000607221A
Other languages
English (en)
Inventor
ベーム トーマス
ブラウン ゲオルク
ヘーニヒシュミット ハインツ
マンヨーキ ゾルタン
レーア トーマス
Original Assignee
インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト filed Critical インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2002540544A publication Critical patent/JP2002540544A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/14Dummy cell management; Sense reference voltage generators
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明の集積メモリは、2つの第1スイッチング素子(S1)を有し、該第1スイッチング素子(S1)は、それぞれ第1のビット線対のビット線(BL0、bBL0)を第2のビット線対のビット線(BL1、bBL1)に接続させる。またこの集積メモリは、2つの第2スイッチング素子(S2)を有し、該第2スイッチング素子(S2)は、それぞれ一方のビット線対(BL0、bBL0)の参照セル(RC′)のうちの1つを、他方のビット線対のビット線(BL1、bBL1)に接続させる。この他方のビット線対のビット線(BL1、bBL1)は、相応する第1のスイッチング素子(S1)を介さずにこの参照セル(RC′)に配属するビット線に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、メモリセルと参照セルとを有する集積メモリと、そのようなメモリ
の作動方法に関する。
【0002】 このようなメモリは、例えば米国特許第5,572,459号や第5,844
,832号に記載されている。これらに記載されたメモリはFRAM型である。
これはDRAM(Dynamic Random Access Memory)と同様に構成されているが、
そのメモリキャパシタは強誘電体を有している、強誘電体メモリである。ビット
線対にはそれぞれ、差動センスアンプが配属されている。読み出しアクセスは、
2つのビット線対の各メモリセルに対し同時に行われる。各ビット線対のそれぞ
れ他方のビット線には参照電位が生成され、これはメモリの2つの給電電位の間
にある。各センスアンプは、その端子に印加される差分信号を増幅し、それによ
りこれらのメモリセルから読み出されるデータを増幅する。
【0003】 参照電位の生成は、以下のようにして行われる。まず各ビット線対の、ちょう
ど読み出されるべきメモリセルに接続されていないビット線で、参照セルの内容
が読み出される。この時、一方のビット線対の参照セルには高い論理レベルが、
他方のビット線対の参照セルには低い論理レベルが記憶される。次に、これらの
参照セルの内容が読み出された両ビット線が短絡される。このようにしてこの両
ビット線に参照電位が生じる。この参照電位の大体の平均値は、先に両ビット線
に生じた電位に相当する。
【0004】 つまりこの参照電位を生成するためには、この両参照セルに前もってそれぞれ
異なる電位が記憶されていることが重要である。このため上記の2つの米国特許
においては、異なる電位を参照セルに書き込むための特殊な装置が設けられてい
る。
【0005】 本発明の課題は、上述の形式の集積メモリにおいて、既存の構成要素を利用し
て2つのビット線対の参照セル中に2つの異なる電位を生成することである。
【0006】 この課題は、請求項1記載の集積メモリによって解決される。請求項5は、こ
のようなメモリの有利な作動方法に関する。
【0007】 本発明によるメモリは、ワード線と、少なくとも4本の参照ワード線と、2つ
のビット線対とを有する。さらにこのメモリは、各ワード線と各ビット線対のそ
れぞれのビット線との交点に配置されるメモリセルを有している。さらにこのメ
モリは、各参照ワード線とビット線のうちの1本との交点に配置される参照セル
を有している。2つの差動センスアンプは、それぞれのビット線対に接続されて
いる。このメモリは2つの第1スイッチング素子を有し、これはそれぞれ、ビッ
ト線対のうちの1つの参照セルのうちの1つを、もう一方の対のビット線に接続
させる。このもう一方の対のビット線は、相応する第1スイッチング素子を介さ
ずに、この参照セルに配属されたビット線に接続されている。
【0008】 この時、センスアンプによる差分信号の評価に必要な参照電位を、米国特許第
5,572,459号や第5,844,832号に基づく上記の方法で生成する
ために、これらの第1スイッチング素子は、それに接続されているビット線の短
絡に用いられる。第2スイッチング素子は、これらのセンスアンプにより行われ
た評価、若しくは、これらのセンスアンプに印加される差分信号の増幅に応じて
、適切な電位を参照セルに再書き込みするために用いられる。これらの第2スイ
ッチング素子により、いずれにせよ存在するセンスアンプを用いた再書き込みが
可能となる。
【0009】 従って本発明には、読み出しの際に内容が破壊されるため読み出し後に再構成
されなくてはならない参照セルを有する集積メモリへの使用に適するという利点
がある。このようなメモリには、例えばDRAMやFRAMなどがある。これら
の第2スイッチング素子を用いれば、この再書き込みの際に、先に読み出された
両参照セルを同一のセンスアンプに接続させることができる。作動している各セ
ンスアンプはその端子において相補的な電位を形成するので、これにより、確実
に両参照セルに相補的な電位が書き込まれる。
【0010】 これらの第2スイッチング素子なしで、センスアンプにより電位を参照セルに
再書き込みすると、これらの電位は先にセンスアンプから読み出された、通常の
メモリセルのデータに左右されてしまう。従って、そうなると共通の短絡素子が
第1スイッチング素子の形で設けられている両参照セルに、同じような電位が書
き込まれてしまう可能性がある。しかし先に説明したように、所望の参照電位を
形成するために、これらの両参照セルには異なる電位が書き込まれなくてはなら
ないため、これは認められない。
【0011】 これらの第2スイッチング素子の存在に基づき情報を参照セルに書き込むため
にこれらのセンスアンプを使用することにより、2つの異なる電位(論理値「1
」と論理値「0」)が、相応する書き込まれるべきデータが通常のメモリセルに
供給されるのと同じ方法で参照セルに供給される。どちらの場合も書き込むべき
情報はセンスアンプから送出されるので、上に述べた参照電位の生成は、通常の
メモリセルへの書き込み過程に適合するように行われる。
【0012】 本発明の作動方法によれば、読み出しアクセスの際に、同時に、各ビット線対
の通常の各メモリセルの読み出しを行う。次に、第2スイッチング素子のうちの
1つを介して、先に読み出された両参照セルを、同じセンスアンプに接続する。
その後、このセンスアンプによって増幅された差分信号を、読み出されたメモリ
セルのうちの1つに、またこのセンスアンプに接続され読み出された両参照セル
に同時に再書き込みし、他方のセンスアンプにより増幅された参照信号を、他の
読み出されたメモリセルに再書き込みする。これらのメモリセルと参照セルへの
再書き込みは、その同時性に基づきかなり迅速に行われるという利点を有する。
【0013】 以下、本発明の実施例を示す図面に基づき、本発明を詳細に説明する。 図1は、本発明による集積メモリの第1実施例を示す。 図2は、第2実施例を示す。 図3は、図1及び図2に示されたメモリのメモリセル若しくは参照セルの実施例
を示す。
【0014】 図1は、本発明によるFRAM型集積メモリを示す。このメモリは、ビット線
BLi、bBliと、ワード線WLiと、参照ワード線RWLiを有している。
さらにこのメモリは、ビット線とワード線WLiとの交点に配置されているメモ
リセルMCを有している。またこのメモリは、ビット線と参照ワード線RWLi
との交点に配置されている参照セルRCも有している。このメモリの数多くのビ
ット線BLi、bBLiのうち、図1においては2つのビット線対のみを示して
いる。各ビット線対にはセンスアンプSAiが配属されており、このセンスアン
プSAiは、各ビット線対に印加される差分信号の増幅に用いられると共に、こ
の増幅された差分信号をさらにデータ線LDQi、bLDQiに送出する。各ビ
ット線はトランジスタT1を介して固定電位におかれている。この固定電位は、
メモリセルに対し行われる読み出しアクセスの際の、ビット線のプリチャージに
用いられる。トランジスタT1の制御端子は、プリチャージ線PREに接続され
ている。
【0015】 図1及び図2には、メモリセルMCと参照セルRCのうちの2つとが、シンボ
リックに円で示唆されており、他方の2つの参照セルRC′が、図面に完全に示
されている。シンボリックにのみ記載したこれらのメモリセルMCと参照セルR
Cは、それぞれ図3に示す構成を有している。これは1トランジスタ・1キャパ
シタ型のメモリセルであり、それぞれ選択トランジスタTと、強誘電体を有する
メモリキャパシタCを有している。この選択トランジスタTは、メモリキャパシ
タCの電極をビット線BLiのうちの1本と接続させる。一方、選択トランジス
タTの制御端子は、ワード線WLi若しくは参照ワード線RWLiのうちの1本
と接続されている。このメモリキャパシタの第2の電極は、プレート電位V
おかれている。
【0016】 図1上部に明示したこの両参照セルRC′は、メモリセルMCやその他の参照
セルRCと同様に構成されている。つまりこれらは、図3に基づいて先に説明し
たものと同様に、選択トランジスタTとメモリキャパシタCを有している。しか
しこれらの参照セルRC′は他のセルMC、RCと異なり、各選択トランジスタ
Tに接続されたメモリキャパシタCの電極が、それぞれ第2スイッチング素子S
2を介し、それぞれ異なるビット線対のビット線のうちの1つと接続されている
【0017】 図1の左側にある第2スイッチング素子S2の制御端子は第1の制御線10と
、また、右側にある第2スイッチング素子S2の制御素子は第2の制御線11と
接続されている。
【0018】 図1に示したメモリはさらに、2つの第1スイッチング素子S1を有しており
、これを介して両ビット線対のビット線が各々互いに接続されている。以下にさ
らに説明するように、これらの第1スイッチング素子S1は、これに接続された
参照電位生成用のビット線の短絡のために用いられる。
【0019】 図1の左側にある第1スイッチング素子S1は、その制御端子において第1の
短絡線SHTに接続されており、右側にある第1スイッチング素子S1は、第2
の短絡線bSHTに接続されている。
【0020】 図1においては、左から右へ数えて1番目のビット線BL0が3番目のビット
線BL1に、2番目のビット線bBL0が4番目のビット線bBL1に、各々の
第1スイッチング素子S1を介して接続されている。この第1のビット線BL0
に配属する参照セルRC′は、その第2スイッチング素子S2を介して第4のビ
ット線bBL1に接続されている。この第4のビット線bBL1に選択トランジ
スタTを介して接続された参照セルRC′は、その第2スイッチング素子S2を
介して第1のビット線BL0に接続されている。
【0021】 つまりこれらの第2スイッチング素子S2はそれぞれ、これに配属する参照セ
ルRC′を、それぞれ異なるビット線対のビット線と接続させる。このビット線
には、この参照セルRC′に配属するビット線が、同時にではなく、第1スイッ
チング素子S1の1つを介しても接続されている。
【0022】 この第1及び第2スイッチング素子S1、S2とトランジスタT1と選択トラ
ンジスタTは、これらの実施例においてはnチャネルトランジスタである。
【0023】 ここで説明した実施例では、ビット線対が、第2スイッチング素子S2の特に
簡単な配置構成を可能にする「折り返し形ビット線コンセプト」に従って配置さ
れているが、これらのビット線対を「開放形ビット線コンセプト」に従って配置
する実施例も可能である。
【0024】 次に、図1に示したメモリに対する読み出しアクセスについて説明する。まず
、プリチャージ線PREがトランジスタT1を短時間導通させることにより、4
本のビット線が固定電位にプリチャージされる。次に、(図示しない)ワード線
デコーダを介してワード線WLiのうちの1つを高レベルに、残りのワード線を
低レベルのままにする。例えば、ワード線WL0を作動させる。これにより、こ
のワード線WL0に接続された両メモリセルMCの選択トランジスタTが開き、
これに属するメモリキャパシタCを各ビット線BL0、BL1に接続、導通させ
る。同時に、第2の参照ワード線RWL2と第4の参照ワード線RWL4を介し
てそれぞれ、他の両ビット線bBL0、bBL1に接続されている参照セルRC
、RC′が選択される。これによりこれらの両参照セルから、この中に記憶され
た情報が両ビット線bBL0、bBL1へ読み出される。この時、この読み出さ
れるべき両参照セルには、互いに逆の論理状態(論理値「0」と論理値「1」)
が記憶されていることが前提である。これらの情報がこれらの参照セルに、メモ
リの初期化の際か、既に以前メモリセルMCに対して行われた読み出しアクセス
の最後に、後に詳述する方法でセンスアンプSAiを介して書き込まれている。
【0025】 この読み出されるべき参照セルRC、RC′に接続された、読み出し後に異な
る電位を有する両ビット線bBLiは、これらの間に配置された第1スイッチン
グ素子S1を介して、第2短絡線bSHTが一時的に高レベルになることにより
短絡する。第1の短絡線SHTは、ビット線BL0及びBL1に接続されている
メモリセルMCへのアクセスの際、継続して低レベルを維持する。右側の第1ス
イッチング素子S1を介して短絡された両ビット線bBLiは、電荷平衡により
、これらのビット線が先に有していた両電位の算術平均値にほぼ相当する電位に
なる。この平均値は、センスアンプの適正な動作に必要な参照電位である。そし
てこの第1スイッチング素子S1は、第2短絡線bSTHを介して再び遮断され
る。次に両センスアンプSAiが作動される。この両センスアンプSAiは、そ
の後これらに接続されたビット線対に存在する差分信号を増幅し、さらにデータ
線LDQi、bLDQiに送出する。この時これらのセンスアンプの作動前に、
このセンスアンプのそれぞれの入力側に、先に生成された参照電位が印加される
。これらのセンスアンプSAiは、この印加した差分信号を完全な供給レベルに
まで増幅する。
【0026】 FRAMは、メモリセルの内容が読み出しアクセスの際に破壊されるメモリで
あるため、メモリセルMCから読み出された情報はそこに再書き込みされなくて
はならない。その上、参照セルRC、RC′から読み出された情報も再構成しな
くてはならない。このため、ワード線WL0に接続されている両メモリセルMC
に対する読み出しアクセスの最後に、第2参照ワード線RWL2を高電位にし、
一方第4の参照ワード線RWL4は低電位にする。それと同時に、第2の制御線
11は高電位にする(第1参照ワード線RWL1、第3の参照ワード線RWL3
、第1の制御線10は、この読み出しアクセスの際に低レベルを維持する)。こ
のようにして図1右側に示された参照セルRC′は第4のビット線bBL1から
電気的に分離され、第1のビット線BL0に電気的に接続される。
【0027】 ワード線WL0もまだ高レベルを有しているため、第1のセンスアンプSA0
の左側の端子は、ちょうど読み出されたメモリセルMCと右側の参照セルRC′
に同時に電気的に接続されている。センスアンプSA0の右側の端子は、第2参
照ワード線RWL2と接続されている参照セルRCに、電気的に導通するように
接続されている。第2のセンスアンプSA1の左側の端子は、もう1つのちょう
ど読み出されたメモリセルMCに電気的に導通するように接続されている。一方
、第2のセンスアンプSA1の右側の端子は、メモリセルMCや参照セルRC、
RC′のどちらにも、電気的に導通するように接続されていない。このようにし
て、ちょうどメモリセルMCから読み出されセンスアンプSAiにより増幅され
た情報若しくは差分信号が、この読み出しアクセス中に読み出された両メモリセ
ルMCと読み出された両参照セルRC、RC′へ、同時に再書き込みされる。こ
の時第1のセンスアンプSA0は、同時に3つのセル、即ち、第1のビット線B
L0の左側のメモリセルMCと、参照ワード線RWL2とRWL4が配属してい
る両参照セルRC、RC′へ情報を書き込む。この第2のセンスアンプSA1は
、第3のビット線BL1に接続された、先に読み出されたメモリセルMCにのみ
、ここから読み出され増幅された情報を再書き込みする。
【0028】 上記の方法により確実に、読み出しアクセス終了後に共通の第1のスイッチン
グ素子S1を介して接続された参照セルRC、RC′に、常に互いに逆の電位が
記憶されている。このようにして、次の新たな読み出しアクセスにおいて参照電
位の生成を再び上述の方法により行うことができる。
【0029】 図1の左側に示した第1スイッチング素子S1と第1の制御線10と、これに
接続された第2スイッチング素子S2は、同等の方法により参照電位の生成と、
他の両参照セルRC、RC′への情報の再書き込みに用いられる。この両参照セ
ルRC、RC′には、第2のビット線bBL0と第4のビット線bBL1とに接
続されているメモリセルMCが読み出されるならば、第1の参照ワード線RWL
1と第3の参照ワード線RWL3が配属される。
【0030】 図1とは相違して、この第1スイッチング素子S1は、ビット線BLi、bB
LiのセンスアンプSAiの方の端部ではなく、参照セルRC、RC′も配置さ
れているその対向する端部に配置することもできる。特にこれらの第1のスイッ
チング素子S1は、図1に示すように直接相応するビット線の間に配置する代わ
りに、相応するビット線に接続された参照セルRC、RC′の、各選択トランジ
スタTに接続されたメモリキャパシタCの電極を互いに接続させることもできる
【0031】 図2は図1に示した実施例の変形例を示す。この図はその構成と機能において
図1とほとんど一致しているので、以下図2と図1との相違点のみ説明する。こ
れらの相違は主に、この2つの第2スイッチング素子S2が、その制御端子が共
通の制御線12に接続されているため、同時に導通するか遮断することしかでき
ないという点にある。
【0032】 図2に示されたメモリにおける読み出しアクセスの第1の部分は、図1におけ
る場合と同様に実施される。相違は、読み出しアクセスの第2の部分、即ち参照
セルへの情報の再書き込みの際にのみ生じる。即ち図2のメモリにおいては、先
にどのメモリセルMCにアクセスされているかということに関係なく、同時に4
つ全ての参照セルRC、RC′への情報の再書き込みが行われる。これに対し、
この再書き込みの間、各ワード線WLiの隣で常に同時に第2参照ワード線RW
L2と第3参照ワード線RWL3と制御線12が高レベルにあり、一方、第1参
照ワード線RWL1と、第4の参照ワード線RWL4は低レベルを有している。
これにより第1のセンスアンプSA0の両端子が、第4の参照ワード線RWL4
に配属された参照セルRC′と第2参照ワード線RWL2に配属された参照セル
RCに接続され、第2のセンスアンプSA1の端子は第3参照ワード線RWL3
に配属された参照セルRCと、第1の参照ワード線RWL1に配属された参照セ
ルRC′とに接続されている。
【0033】 このようにして、各センスアンプにより増幅された情報が、ちょうど読み出さ
れたメモリセルMCと、参照セルRC、RC′のそれぞれの対に同時に書き込ま
れる。この時、これらのそれぞれの参照セル対の両セルに、それぞれ相補的な情
報若しくはレベルが書き込まれる。このようにして読み出しアクセスの最後に、
ビット線が第1スイッチング素子S1のうちの1つを介して互いに接続されてい
る参照セルRC、RC′に、相補的なレベルが記憶される。
【0034】 図2に示された実施例は、図1の実施例に対し、2つの制御線10、11の代
わりにただ1つの制御線12しか必要とせず、参照セルRC、RC′への再書き
込みが、それぞれ読み出されるべき位置に関係なく、常に同様の方法で行われる
という利点を有する。このため再書き込みの際には、本来の読み出しには4つ全
ての参照セルのうちの各2つだけが必要であるにも関わらず、4つ全ての参照セ
ルへのアクセスが行われなくてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による集積メモリの第1実施例を示す。
【図2】 図2は、本発明による集積メモリの第2実施例を示す。
【図3】 図3は、図1及び図2に示されたメモリのメモリセル若しくは参照セルの実施
例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハインツ ヘーニヒシュミット アメリカ合衆国 ニューヨーク イースト フィッシュキル ジェファソン ブルー ヴァード 819 (72)発明者 ゾルタン マンヨーキ カナダ国 オンタリオ カナタ タングエ イ コート 308 (72)発明者 トーマス レーア ドイツ連邦共和国 アッシュハイム ガウ スリング 8

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積メモリにおいて、 ワード線(WLi)と、4本の参照ワード線(RWLi)と、2つのビット線
    対(BLi、bBLi)と、 各ワード線(WLi)と各対のそれぞれ1つのビット線(BLi、bBLi)
    との交点に配置されているメモリセル(MC)と、 各参照ワード線(RWLi)とビット線(BLi、bBLi)のうちの1つと
    の交点に配置されている参照セル(RC、RC′)と、 ビット線対の各1つと接続されている、2つの差動センスアンプ(SAi)と
    、 それぞれ第1の対のビット線(BL0、bBL0)を第2の対のビット線(B
    L1、bBL1)と接続させる、2つの第1スイッチング素子(S1)と、 2つの第2スイッチング素子(S2)とを有し、該第2スイッチング素子(S
    2)はそれぞれ1つのビット線対(BL0、bBL0)の参照セル(RC′)の
    うちの1つを、もう1つの対の、相応する第1スイッチング素子(S1)を介さ
    ずにこの参照セル(RC′)に配属されているビット線に接続されているビット
    線(BL1、bBL1)とを接続させることを特徴とする、集積メモリ。
  2. 【請求項2】 集積メモリの参照セル(RC、RC′)が選択スイッチング
    素子(T)を有し、該選択スイッチング素子(T)の制御端子は相応する参照ワ
    ード線(RWLi)に、該選択スイッチング素子(T)の制御可能な区間の第1
    の端子は、相応するビット線(BLi、bBLi)に接続されており、 第2のスイッチング素子(S2)を介して他方の対のビット線と接続されてい
    る両参照セル(RC′)において、該参照セル(RC′)の選択スイッチング素
    子(T)の制御可能な区間の第2の端子が、相応する第2のスイッチング素子(
    S2)に接続されている、請求項1記載の集積メモリ。
  3. 【請求項3】 集積メモリの第2スイッチング素子(S2)が、それぞれ異
    なる制御線(10、11)と接続されている制御端子を有している、請求項1記
    載の集積メモリ。
  4. 【請求項4】 集積メモリの第2スイッチング素子(S2)が、共通の制御
    線(12)に接続されている制御端子を有している、請求項1記載の集積メモリ
  5. 【請求項5】 それぞれ1つの差動センスアンプ(SAi)に接続されてい
    る2つのビット線対(BLi、bBLi)と、メモリセル(MC)と、参照セル
    (RC、RC′)とを有している集積メモリの作動方法において、 各対のビット線(BL0、BL1)のうちの1つに対し参照セル(RC、RC
    ′)のうちの各1つを読み出すステップと、 これらの両ビット線(BL0、BL1)を短絡させるステップと、 他の両ビット線(bBL0、bBL1)に対し各1つのメモリセル(MC)を
    読み出すステップと、 センスアンプ(SAi)により、ビット線に生じる差分信号を増幅するステッ
    プと、 読み出された両参照セル(RC′)の一方を、そのビット線に接続されたセン
    スアンプ(SAi)から切り離し、 この切り離された参照セル(RC′)を、他の対の、先にこの参照セルに配属
    されたビット線とは短絡しなかったビット線と接続させるステップと、 一方のセンスアンプ(SAi)により増幅された差分信号を、読み出されたメ
    モリセル(MC)の一方と、読み出された両参照セル(RC)へ、及び、他方の
    センスアンプ(SAi)により増幅された差分信号を、他の読み出されたメモリ
    セルへ同時に再書き込みするステップ を有することを特徴とする、集積メモリの作動方法。
JP2000607221A 1999-03-23 2000-03-10 メモリセルと参照セルとを有する集積メモリとその作動方法 Pending JP2002540544A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19913109A DE19913109C2 (de) 1999-03-23 1999-03-23 Integrierter Speicher mit Speicherzellen und Referenzzellen und entsprechendes Betriebsverfahren
DE19913109.0 1999-03-23
PCT/DE2000/000758 WO2000057424A1 (de) 1999-03-23 2000-03-10 Integrierter speicher mit speicherzellen und referenzzellen und entsprechendes betriebsverfahren

Publications (1)

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JP2002540544A true JP2002540544A (ja) 2002-11-26

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