JP2002536157A - 試料容器を保持する保持装置を備えた気化装置及び試料容器内に保持された試料を気化させる方法 - Google Patents
試料容器を保持する保持装置を備えた気化装置及び試料容器内に保持された試料を気化させる方法Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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- G01N1/28—Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
- G01N1/40—Concentrating samples
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 ブロック6と試料容器2の上部部分との間の熱伝達を増加させるために、試料容器2の外壁と挿入孔3を形成するブロック6の内壁との間の中間スペースは、例えば水Wのような熱交換を改善する媒体で満たされている。この点を重視して、試料容器2の外径dは挿入孔3の内径Dよりも小さく選定されている。
Description
【0001】
本発明は、独立特許請求項の前提部分の特徴を備える、少なくとも1つの試料
容器を保持する保持装置を備えた気化装置、及び試料を気化させる方法に関する
。
容器を保持する保持装置を備えた気化装置、及び試料を気化させる方法に関する
。
【0002】
気化器内で試料を気化させるとき、試料を受け入れる作用を果たす試料容器の
下端にニップルを取り付けることが公知である。このニップルの目的は、気化中
、試料の画成可能な残留容積を実現することである。
下端にニップルを取り付けることが公知である。このニップルの目的は、気化中
、試料の画成可能な残留容積を実現することである。
【0003】 例えば、欧州特許第501 665号から、同時にセンサが設けられる容器部
が公知である。センサは、残留容積に達すると直ちに、気化を終了させる働きを
する。
が公知である。センサは、残留容積に達すると直ちに、気化を終了させる働きを
する。
【0004】 さらに、ラブコンコ(Labconco)という会社の「ラピッドヴァプ(R
apid Vap)」という名称ので、残留容積を画成するニップルを有する試
料容器を使用する気化器が公知である。この試料容器部は、ニップルの領域内に
て加熱されず、このため、気化量は少量である。
apid Vap)」という名称ので、残留容積を画成するニップルを有する試
料容器を使用する気化器が公知である。この試料容器部は、ニップルの領域内に
て加熱されず、このため、気化量は少量である。
【0005】 しかし、最初に記載した解決策は、その装置が作動するためには、センサ及び
相応する電子機器が必要であるという不利な点がある。このため、かかる気化器
は、製造及び動作が複雑となり、それに相応して高価となる。
相応する電子機器が必要であるという不利な点がある。このため、かかる気化器
は、製造及び動作が複雑となり、それに相応して高価となる。
【0006】 第2に述べた解決策は、試料容器の加熱した領域から加熱されないニップルへ
のある程度の熱伝導が常に生じるという不利な点がある。さらに、ニップルを取
り巻く空気は加熱される。また、この空気の加熱のため、ニップルが加熱される
。最後に、ニップルの温度は、周囲の空気の温度に依存し、このため、気化器の
作動時、常に同一の状態が存在するとは限らない。
のある程度の熱伝導が常に生じるという不利な点がある。さらに、ニップルを取
り巻く空気は加熱される。また、この空気の加熱のため、ニップルが加熱される
。最後に、ニップルの温度は、周囲の空気の温度に依存し、このため、気化器の
作動時、常に同一の状態が存在するとは限らない。
【0007】 試料容器は、通常、気化器内に取り付けることのできる取付け部をかいして保
持されている。いくつかの試料容器部を同時に受け入れることを可能にするラッ
ク式に取り付けることが公知である。
持されている。いくつかの試料容器部を同時に受け入れることを可能にするラッ
ク式に取り付けることが公知である。
【0008】
本発明の目的は、公知の不利な点を防止すること、特に、試料を正確に予め規
定された残留容積まで気化させることを許容する、気化器内にて試料容器部を保
持する保持装置を形成することである。この保持装置は、複雑な追加的な措置を
使用せずに従来の気化器内で使用可能である。本発明のさらなる目的は、試料容
器部内にて予め設定可能な残留容積までの気化を許容する、試料を気化させる方
法を提供することである。典型的に、この保持装置は、渦流型気化器内にて使用
することができる(例えば、CH第688 987号に記載されたように)。
定された残留容積まで気化させることを許容する、気化器内にて試料容器部を保
持する保持装置を形成することである。この保持装置は、複雑な追加的な措置を
使用せずに従来の気化器内で使用可能である。本発明のさらなる目的は、試料容
器部内にて予め設定可能な残留容積までの気化を許容する、試料を気化させる方
法を提供することである。典型的に、この保持装置は、渦流型気化器内にて使用
することができる(例えば、CH第688 987号に記載されたように)。
【0009】
本発明によれば、独立特許請求項の特徴部分の特徴を備える、保持装置を有す
る気化器及び方法により、これらの目的は実現される。
る気化器及び方法により、これらの目的は実現される。
【0010】 気化器内で少なくとも1つの試料容器を保持する保持装置には、少なくとも1
つの挿入孔が設けられている。この試料容器は、挿入孔内に挿入可能である。典
型的に、保持装置は、例えば、6又はより多くの試料容器を受け入れる働きをす
るラックとして設計される。
つの挿入孔が設けられている。この試料容器は、挿入孔内に挿入可能である。典
型的に、保持装置は、例えば、6又はより多くの試料容器を受け入れる働きをす
るラックとして設計される。
【0011】 任意の時点にて、正確に予め設定可能な残留容積までの気化を保証するため、
冷却部分内の挿入孔には、冷却手段が設けられている。この冷却手段のため、冷
却部分内の温度は、予め設定可能な値に設定される。このため、冷却部分内の試
料の気化は回避される。このように、冷却部分の領域内で、正確に予め設定可能
な残留容積は気化されない。
冷却部分内の挿入孔には、冷却手段が設けられている。この冷却手段のため、冷
却部分内の温度は、予め設定可能な値に設定される。このため、冷却部分内の試
料の気化は回避される。このように、冷却部分の領域内で、正確に予め設定可能
な残留容積は気化されない。
【0012】 能動的な冷却は、保持装置の加熱した部分から冷却部分の領域内への遷移が防
止されるという利点を有する。 冷却手段は、その周囲温度と独立的に、冷却部分を予め設定可能な温度まで冷
却することができるから、気化器の基本的な状態はさらに常に同一である。
止されるという利点を有する。 冷却手段は、その周囲温度と独立的に、冷却部分を予め設定可能な温度まで冷
却することができるから、気化器の基本的な状態はさらに常に同一である。
【0013】 好ましくは、冷却部分は、挿入孔の端部領域内に配置される。これにより、試
料容器の最下方部分は、試料容器の下方部分内に常に、残留容積が残るように冷
却される。
料容器の最下方部分は、試料容器の下方部分内に常に、残留容積が残るように冷
却される。
【0014】 挿入孔の断面は、その一端領域にてテーパーが付けられるようにすると都合が
よい。このテーパーは、ニップルを試料容器の下端にて受け入れる働きをする。
ニップを設けることは、本質的に、比較的大きい試料容器の断面積によって、小
さい残留容積を正確に設定することを可能にする。
よい。このテーパーは、ニップルを試料容器の下端にて受け入れる働きをする。
ニップを設けることは、本質的に、比較的大きい試料容器の断面積によって、小
さい残留容積を正確に設定することを可能にする。
【0015】 保持装置は、1つの好ましい実施の形態において、例えば、熱伝導性材料のブ
ロックから実質的に単一体として製造される。この挿入孔は、例えば、穿孔する
ことで、このブロックに形成される。このブロックは、例えば、アルミニウムで
できたものとすることができる。保持装置は、これにより、気化器内で加熱プレ
ートの上に直接、配置することができる。加熱プレートから保持装置への熱伝導
によって、試料容器内に保持された試料は、試料容器を挿入孔内に配置すること
により気化させる。
ロックから実質的に単一体として製造される。この挿入孔は、例えば、穿孔する
ことで、このブロックに形成される。このブロックは、例えば、アルミニウムで
できたものとすることができる。保持装置は、これにより、気化器内で加熱プレ
ートの上に直接、配置することができる。加熱プレートから保持装置への熱伝導
によって、試料容器内に保持された試料は、試料容器を挿入孔内に配置すること
により気化させる。
【0016】 冷却部分は、この場合、挿入孔の下方部分内に配置された冷却部分により形成
することができる。 この冷却部分は、加熱されたブロックに対して熱的に絶縁されるのがよい。冷
却部分は、例えば、基本的に、外側部分と内側部分とにより形成し、これら部分
の間に、冷却媒体を受け入れるための第1の環状空隙が形成されるようにする。
この第1の環状空隙は、同時に、例えば、Oリングのような、密封手段にて挿入
孔に対して密封されることが都合良い。
することができる。 この冷却部分は、加熱されたブロックに対して熱的に絶縁されるのがよい。冷
却部分は、例えば、基本的に、外側部分と内側部分とにより形成し、これら部分
の間に、冷却媒体を受け入れるための第1の環状空隙が形成されるようにする。
この第1の環状空隙は、同時に、例えば、Oリングのような、密封手段にて挿入
孔に対して密封されることが都合良い。
【0017】 外側部分は、プラスチック材料にて製造すべき保持装置に対して冷却部分を熱
的に絶縁することができる。この内側部分は、第1の空隙内を流れる冷却媒体と
内側部分により取り巻かれた試料容器との間で良好な熱伝導が保証されるように
、金属にて製造することが都合良い。
的に絶縁することができる。この内側部分は、第1の空隙内を流れる冷却媒体と
内側部分により取り巻かれた試料容器との間で良好な熱伝導が保証されるように
、金属にて製造することが都合良い。
【0018】 冷却部分と加熱されたブロックとの間に、冷却媒体を受け入れる働きをする第
2の環状空隙が形成されることがさらに都合良い。典型的に、第2の環状空隙に
は、空気が充填される。このため、外側部分と内側部分との間を流れる冷却媒体
は、第2の環状空隙を提供することと、低熱伝導材料にて外側部分を形成するこ
ととにより保持装置の加熱された他の部分に対して熱的に絶縁される。
2の環状空隙が形成されることがさらに都合良い。典型的に、第2の環状空隙に
は、空気が充填される。このため、外側部分と内側部分との間を流れる冷却媒体
は、第2の環状空隙を提供することと、低熱伝導材料にて外側部分を形成するこ
ととにより保持装置の加熱された他の部分に対して熱的に絶縁される。
【0019】 冷却流体を通って伸びるためブロック及び外側部分に形成された通路をかいし
て、内側部分と外側部分との間の第1環状空隙内へ冷却媒体が供給されることが
好ましい。
て、内側部分と外側部分との間の第1環状空隙内へ冷却媒体が供給されることが
好ましい。
【0020】 典型的に、外側部分及びブロックには、互いに面一となりかつ冷却媒体に対す
る供給及び排出導管を形成する穴が設けられている。絶縁体を形成する第2の環
状空隙が形成される限り、この環状空隙は、接続管にて橋渡しすることができる
。
る供給及び排出導管を形成する穴が設けられている。絶縁体を形成する第2の環
状空隙が形成される限り、この環状空隙は、接続管にて橋渡しすることができる
。
【0021】 同様に、冷却部分とブロックとの間には、挿入孔に向けて任意の第2の環状空
隙を密封する密封手段を設けることができる。 試料容器の外径が挿入孔の自由内径よりも小さいように選ばれるとき、第1及
び第2の環状空隙を密封する密封手段は、特に、有益である。この場合、これに
より形成された第3の環状空隙内には、取付け部分の加熱部分と試料容器部分と
の間の熱伝導を増大させる媒体を追加することができる。典型的に、水を追加す
ることができる。
隙を密封する密封手段を設けることができる。 試料容器の外径が挿入孔の自由内径よりも小さいように選ばれるとき、第1及
び第2の環状空隙を密封する密封手段は、特に、有益である。この場合、これに
より形成された第3の環状空隙内には、取付け部分の加熱部分と試料容器部分と
の間の熱伝導を増大させる媒体を追加することができる。典型的に、水を追加す
ることができる。
【0022】 保持装置又は保持装置が設けられた気化器には、冷却媒体の温度を測定しかつ
設定する手段をさらに設けることができる。このようにして、冷却部分の領域内
の温度を所定の許容公差値内に保持することができる。この保持装置は、気化器
内に特に簡単に配置することができ、個別又は群として設けられたその充填開口
部を有する試料容器をこの保持装置により真空ポンプに直接、接続することがで
きる。冷却媒体に対する導管の接続は、この場合、特に容易に実現することがで
きる。かかる気化器は、当該出願人の欧州特許出願第99810109.1号に
記載されている。
設定する手段をさらに設けることができる。このようにして、冷却部分の領域内
の温度を所定の許容公差値内に保持することができる。この保持装置は、気化器
内に特に簡単に配置することができ、個別又は群として設けられたその充填開口
部を有する試料容器をこの保持装置により真空ポンプに直接、接続することがで
きる。冷却媒体に対する導管の接続は、この場合、特に容易に実現することがで
きる。かかる気化器は、当該出願人の欧州特許出願第99810109.1号に
記載されている。
【0023】 本発明による方法は、気化中、気化すべき試料を保持する試料容器は残留容積
を画成する領域内で選択的に冷却されることを特徴とする。
を画成する領域内で選択的に冷却されることを特徴とする。
【0024】
図1には保持装置1が横断面図で示される。保持装置1は実施的にブロック6
からなり、ブロック6は例えばアルミニウムでつくられる。ブロック6には、挿
入孔3が収納されている。挿入孔3は、サンプル容器2を挿入するときに役立つ
。気化のために、サンプルがサンプル容器2内に入れられる。サンプル容器2は
、挿入孔3内に挿入される。
からなり、ブロック6は例えばアルミニウムでつくられる。ブロック6には、挿
入孔3が収納されている。挿入孔3は、サンプル容器2を挿入するときに役立つ
。気化のために、サンプルがサンプル容器2内に入れられる。サンプル容器2は
、挿入孔3内に挿入される。
【0025】 サンプル容器2内に保持されたサンプルを気化させるため、ブロック6は気化
装置の加熱板の上に置かれ(図5参照)、該加熱板によって加熱される。 挿入孔3の端部領域5には、冷却区域4がある。冷却区域4では、挿入孔3の
断面がテーパ状になっている。テーパ状にしたことにより、サンプル容器2の下
端に取り付けられたニップル18が受け入れられやすくなっている。ニップル1
8には、気化作用の間、サンプルの一部が、ある容積の気化されない残留物Rと
して残る。
装置の加熱板の上に置かれ(図5参照)、該加熱板によって加熱される。 挿入孔3の端部領域5には、冷却区域4がある。冷却区域4では、挿入孔3の
断面がテーパ状になっている。テーパ状にしたことにより、サンプル容器2の下
端に取り付けられたニップル18が受け入れられやすくなっている。ニップル1
8には、気化作用の間、サンプルの一部が、ある容積の気化されない残留物Rと
して残る。
【0026】 冷却部4は、挿入孔3内に挿入されかつ冷却部4とニップル18とを冷却する
ように機能する冷却部材7によって形成されている。 冷却部品7は、基本的には、外側部品8と内側部品9とから構成されている。
ように機能する冷却部材7によって形成されている。 冷却部品7は、基本的には、外側部品8と内側部品9とから構成されている。
【0027】 外側部品は、プラスチック材料、例えば、ポリプロピレンによってつくられる
。内側部品9は、金属、例えば、アルミニウムによってつくられる。 外側部品8と内側部品9との間には、第1の環状のギャップ10が形成されて
いる。環状のギャップ10は、冷却液Fを受け入れるように機能する。冷却液F
は、内側部品9及び同内側部品内へと突出しているサンプル容器のニップル18
を冷却する。
。内側部品9は、金属、例えば、アルミニウムによってつくられる。 外側部品8と内側部品9との間には、第1の環状のギャップ10が形成されて
いる。環状のギャップ10は、冷却液Fを受け入れるように機能する。冷却液F
は、内側部品9及び同内側部品内へと突出しているサンプル容器のニップル18
を冷却する。
【0028】 外側部品8と内側部品9とは、例えば、ねじ20によって相互にねじ止めされ
ている。外側部品8とブロック6との間には、第2の環状のギャップ12が設け
られている。第2環状のギャップ12には、空気1が満たされている。第2環状
のギャップ12内の空気1は、冷却部材7のブロック6に対する熱絶縁の機能を
果たす。プラスチック材料からなるこの外側部品の設計は、同様に、熱絶縁の機
能を果たす。
ている。外側部品8とブロック6との間には、第2の環状のギャップ12が設け
られている。第2環状のギャップ12には、空気1が満たされている。第2環状
のギャップ12内の空気1は、冷却部材7のブロック6に対する熱絶縁の機能を
果たす。プラスチック材料からなるこの外側部品の設計は、同様に、熱絶縁の機
能を果たす。
【0029】 冷却液Fは、穴13aをかいしてブロック6内に導かれ、外側部品内の穴14
aを通って第1の環状のギャップ10内へと導かれる。第2環状のギャップ12
は、穴13aを穴14aに結合している接続管15aによって架橋されている。
aを通って第1の環状のギャップ10内へと導かれる。第2環状のギャップ12
は、穴13aを穴14aに結合している接続管15aによって架橋されている。
【0030】 第1環状のギャップ10からの冷却液の逃がしは、類似したやり方で、外側部
品8、接続管15b及びブロック6内の穴13bをかいして行われる。 環状のギャップ10を通る冷却媒体Fの連続的な循環によって、サンプル容器
2は、ニップル18の領域内で冷却される。従って、この領域においては、気化
が起こらず、その結果、正確に規定された容積Rのサンプルが残ったままとなる
。
品8、接続管15b及びブロック6内の穴13bをかいして行われる。 環状のギャップ10を通る冷却媒体Fの連続的な循環によって、サンプル容器
2は、ニップル18の領域内で冷却される。従って、この領域においては、気化
が起こらず、その結果、正確に規定された容積Rのサンプルが残ったままとなる
。
【0031】 ブロック6と試料容器2の上部部分との間の熱伝達を増加させるために、試料
容器2の外壁と受け挿入孔3を形成するブロック6の内壁との間の中間スペース
は、例えば水Wのような熱交換を改善する媒体で満たされている。この点を重視
して、試料容器2の外径dは挿入孔3の内径Dよりも小さく選定されている。
容器2の外壁と受け挿入孔3を形成するブロック6の内壁との間の中間スペース
は、例えば水Wのような熱交換を改善する媒体で満たされている。この点を重視
して、試料容器2の外径dは挿入孔3の内径Dよりも小さく選定されている。
【0032】 水Wが第1の環状間隙10又は第2の環状間隙12内に流入するのを防止する
ため、シール手段が設けられている。 挿入孔3に対して第1の環状間隙10を封止するために第1Oリング11が設
けられている。第2Oリング16は、挿入孔3に対して、特に試料容器2と挿入
孔3の内壁の間に形成された第3環状間隙17に対して第2環状間隙12を封止
する。
ため、シール手段が設けられている。 挿入孔3に対して第1の環状間隙10を封止するために第1Oリング11が設
けられている。第2Oリング16は、挿入孔3に対して、特に試料容器2と挿入
孔3の内壁の間に形成された第3環状間隙17に対して第2環状間隙12を封止
する。
【0033】 冷却媒体として水のようなものを使用することが好ましい。冷却のため、保持
装置の外側に循環ポンプが付いた、市場にて入手可能な冷却ユニットが使用され
る。作動中、10°Cの温度を有する冷却流体が典型的に一時間当たり1000
ml循環する。保持装置1は、図1に示された挿入孔3と同様に構成された試料
容器2を受け入れるように、いくつかの挿入孔3を備えている。
装置の外側に循環ポンプが付いた、市場にて入手可能な冷却ユニットが使用され
る。作動中、10°Cの温度を有する冷却流体が典型的に一時間当たり1000
ml循環する。保持装置1は、図1に示された挿入孔3と同様に構成された試料
容器2を受け入れるように、いくつかの挿入孔3を備えている。
【0034】 図2には保持装置1が図解的に示されており、この保持装置1は試料容器2を
受け入れる多数の挿入孔3を備えている。個々の試料容器2は開口部に挿入され
た状態で示されている。冷却媒体Fは接続部19a,19bをそれぞれかいして
供給されかつ排出される。
受け入れる多数の挿入孔3を備えている。個々の試料容器2は開口部に挿入され
た状態で示されている。冷却媒体Fは接続部19a,19bをそれぞれかいして
供給されかつ排出される。
【0035】 図3は、図1の表示の部分拡大図、特に冷却部分7の領域の部分拡大図である
。冷却部分7は、挿入孔3の端部領域5に配置される冷却区域4を画成する。冷
媒Fは、第1の環状隙間10を通って流れ、これにより内部部分9を冷却し、内
部部分9に囲まれたニップル18を冷却する。これにより残りの体積Rの気化が
避けられる。
。冷却部分7は、挿入孔3の端部領域5に配置される冷却区域4を画成する。冷
媒Fは、第1の環状隙間10を通って流れ、これにより内部部分9を冷却し、内
部部分9に囲まれたニップル18を冷却する。これにより残りの体積Rの気化が
避けられる。
【0036】 図4に、冷却部分7内の保持具1を通る図1の平面B−Bに沿う断面を示す。
ブロック6の挿入孔3の端部領域5に、冷却部分7が取付けられる(図1及び図
3参照)。第2の環状隙間12が、端部領域5へ先細になる挿入孔3と出口部分
8の間に形成される。連結管片15bをかいし通路14bと連結されるブロック
6の通路13bを通り、冷却流体Fが第1の環状隙間10の外へ導出される。冷
却流体Fにより、内部部分9及び内部部分9の内面に触れるニップル18が冷却
される。第2の環状隙間12は、断熱のための空気で満たされる。図4において
破線により先細部分上方の挿入孔3の内面21が示される。
ブロック6の挿入孔3の端部領域5に、冷却部分7が取付けられる(図1及び図
3参照)。第2の環状隙間12が、端部領域5へ先細になる挿入孔3と出口部分
8の間に形成される。連結管片15bをかいし通路14bと連結されるブロック
6の通路13bを通り、冷却流体Fが第1の環状隙間10の外へ導出される。冷
却流体Fにより、内部部分9及び内部部分9の内面に触れるニップル18が冷却
される。第2の環状隙間12は、断熱のための空気で満たされる。図4において
破線により先細部分上方の挿入孔3の内面21が示される。
【0037】 図5は、本発明の気化器装置29を示す。気化器装置29は加熱板30を備え
る。加熱板30の上に保持具1が置かれる。保持具1は、前述の図面に示すよう
に設計される。保持具1は、数個のサンプル容器を受け入れるための挿入孔3を
備える。受入れ開口の端部領域5に冷却区域4が設けられる。冷却区域4は、サ
ンプル容器2のニップル18を冷却するように作用する。各冷却区域4は、冷媒
Fのための通路13a、13bにより相互に結合される。気化器装置29は、冷
媒導管32a、32bを含む。冷媒導管32a、32bは、保持具1の連結具1
9a、19bへ接続可能である。
る。加熱板30の上に保持具1が置かれる。保持具1は、前述の図面に示すよう
に設計される。保持具1は、数個のサンプル容器を受け入れるための挿入孔3を
備える。受入れ開口の端部領域5に冷却区域4が設けられる。冷却区域4は、サ
ンプル容器2のニップル18を冷却するように作用する。各冷却区域4は、冷媒
Fのための通路13a、13bにより相互に結合される。気化器装置29は、冷
媒導管32a、32bを含む。冷媒導管32a、32bは、保持具1の連結具1
9a、19bへ接続可能である。
【0038】 加えて気化装置29は、加熱板30を移動させるモータを備える。渦巻き気化
装置それ自体は、知られている。気化装置29は、サンプル容器2の開口上に置
かれ得る連結板33を備える。連結板33は、連結具31をかいし真空ポンプ(
図示しない)へ連結される。このようにしてサンプル容器2は、単純に空にされ
る。同時に保持具1上への冷媒Fの供給は、問題を生じることなく可能である。
装置それ自体は、知られている。気化装置29は、サンプル容器2の開口上に置
かれ得る連結板33を備える。連結板33は、連結具31をかいし真空ポンプ(
図示しない)へ連結される。このようにしてサンプル容器2は、単純に空にされ
る。同時に保持具1上への冷媒Fの供給は、問題を生じることなく可能である。
【図1】 本発明による保持装置を、挿入されたサンプル容器とともに示す横断
面図。
面図。
【図2】 いくつかのサンプル容器を受けるための保持装置を示す概略図。
【図3】 図1の保持装置の冷却区域を拡大して示す横断面図。
【図4】 図1における線B−Bに沿った保持装置の断面図。
【図5】 本発明による気化装置を示す概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ツィオルコ,トーマス スイス国ツェーハー−9325 ロッグビル, エッサービル Fターム(参考) 2G052 AD02 AD21 DA02 DA24 EB01 EB11 EB13 JA03 4D076 BA21 DA12 HA14 4G057 AD01 AD05 AE08
Claims (14)
- 【請求項1】 少なくとも1つのサンプル容器2を保持すると共に該サンプ
ル容器を挿入可能な少なくとも1つの挿入孔3を有する保持装置1を備え、該サ
ンプル容器内に保持されたサンプルを気化させる気化装置29であって、冷却区
4内の前記挿入孔に冷却手段7、8、9、10を設けたことを特徴とする気化装
置。 - 【請求項2】 前記冷却区4を前記挿入孔3の端部5に設けた請求項1に記
載の気化装置。 - 【請求項3】 前記挿入孔3の断面形状を前記端部5に向けてテーパ状とし
た請求項2に記載の気化装置。 - 【請求項4】 前記保持装置1を熱伝導性材料で製造した単一のブロック6
で形成し、前記冷却区4を前記挿入孔に挿入した冷却部7で構成した請求項1〜
3のいずれか一項に記載の気化装置。 - 【請求項5】 前記冷却部7を前記ブロック6に対して断熱させた請求項4
に記載の気化装置。 - 【請求項6】 前記冷却部7は外側部分8と内側部分9とからなり、該外側
部分8と該内側部分9との間に冷媒を注入する第1環状隙間10を画成し、該第
1環状隙間を前記挿入孔3に対して密封手段11で封止した請求項4又は5に記
載の気化装置。 - 【請求項7】 前記冷却部7と前記ブロック6との間に空気等の断熱媒体I
を注入する第2環状隙間12で画成した請求項4〜6のいずれか一項に記載の気
化装置。 - 【請求項8】 前記保持装置Iに流路13a、13b、14a、14b、1
5a、15bを形成して冷却流体を導くようにした請求項1〜7のいずれか一項
に記載の気化装置。 - 【請求項9】 前記ブロック6と前記外側部分8に互いに連通する開孔13
a、13b、14a、14bを設け、該開孔をかいして前記冷媒Fを供給及び排
出し、請求項7に記載の第2環状隙間12を設けた場合は連通路15をかいして
連通する請求項6〜8のいずれか一項に記載の気化装置。 - 【請求項10】 前記冷却部7と前記ブロック6の間に密封手段16を設け
、該密封手段16は、前記第2環状隙間12を前記挿入孔3に対して封止する請
求項4〜9のいずれか一項に記載の気化装置。 - 【請求項11】 前記挿入孔3に挿入した又は挿入可能なサンプル容器2を
備え、該サンプル容器2と前記挿入孔3の内面21との間に第3環状隙間17が
画成できるように、該サンプル容器2の外径Dと前記挿入孔3の内径Sを設定し
、該第3環状隙間17に熱交換を高める媒体Wを注入する請求項1〜10のいず
れか一項に記載の気化装置。 - 【請求項12】 冷媒Fの温度を計測しかつ設定する手段を設けた請求項1
〜11のいずれか一項に記載の気化装置。 - 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか一項に記載の気化装置に設けた
サンプル容器2内のサンプルを気化する方法であって、気化中に前記サンプル容
器2を、残余容積Rを画成する領域において積極的に冷却することを特徴とする
サンプル気化方法。 - 【請求項14】 請求項1〜12のいずれか一項に記載の気化装置又は請求
項13に記載の方法に用いる保持装置1であって、サンプル容器2を挿入可能な
少なくとも1つの挿入孔3を有し、冷却区4において前記少なくとも1つの挿入
孔3に冷却手段7、8、9、10を設けたことを特徴とする保持装置。
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EP99810088.7 | 1999-02-03 | ||
PCT/EP2000/000652 WO2000045956A1 (de) | 1999-02-03 | 2000-01-28 | Verdampferanordnung mit einer probengefäss-haltevorrichtung und verfahren zum verdampfen einer probe |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000597065A Pending JP2002536157A (ja) | 1999-02-03 | 2000-01-28 | 試料容器を保持する保持装置を備えた気化装置及び試料容器内に保持された試料を気化させる方法 |
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WO (1) | WO2000045956A1 (ja) |
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DE102009038174B4 (de) * | 2009-08-20 | 2011-07-14 | Wilhelm, Richard, 86529 | Reaktionsvorrichtung zur Sublimation und/oder Thermodesorption und/oder Destillation und/oder Extraktion von Stoffen |
DE102010040685A1 (de) * | 2010-09-14 | 2012-03-15 | Hamilton Bonaduz Ag | Temperiervorrichtung zur thermischen Verfestigung von Wirkstoff-Beads |
CN103239880B (zh) * | 2013-04-22 | 2015-04-01 | 深圳市朗诚实业有限公司 | 样品架 |
DE102015103634A1 (de) * | 2015-03-12 | 2016-09-29 | Qiagen Gmbh | Behälter zum Trocknen und Aufbereiten biologischer Proben |
US10222312B2 (en) * | 2016-06-28 | 2019-03-05 | Anton Paar Quantatec, Inc. | Cryogenic temperature controller for volumetric sorption analyzers |
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US4693124A (en) * | 1986-02-25 | 1987-09-15 | Micromeritics Instrument Co. | Temperature controlling apparatus for use with pore volume and surface area analyzers |
US4933146A (en) * | 1986-07-11 | 1990-06-12 | Beckman Instruments, Inc. | Temperature control apparatus for automated clinical analyzer |
DE58906491D1 (de) * | 1988-10-21 | 1994-02-03 | Buechi Lab Tech | Rotationsverdampfer. |
US5514336A (en) * | 1993-03-09 | 1996-05-07 | University Of South Carolina | Automated evaporator for chemical analyses |
US6074610A (en) * | 1997-05-22 | 2000-06-13 | Exxonmobil Upstream Research Company | Multi-sample reactor |
DE19810833B4 (de) * | 1998-03-12 | 2004-08-12 | Herz, Helmut, Dr.-Ing. | Einrichtung zur thermischen Behandlung von Flüssigkeiten |
-
1999
- 1999-02-03 EP EP99810088A patent/EP1025905A1/de not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-01-28 WO PCT/EP2000/000652 patent/WO2000045956A1/de active IP Right Grant
- 2000-01-28 EP EP00903648A patent/EP1150773B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-01-28 JP JP2000597065A patent/JP2002536157A/ja active Pending
- 2000-01-28 DE DE50004067T patent/DE50004067D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-01-28 AT AT00903648T patent/ATE251947T1/de not_active IP Right Cessation
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